平 成 23 年 度 事 業 報 告 書 学 校 法 人 朴 沢 学 園 法 人 の 概 要 建 学 の 精 神 教 育 目 標 について 本 学 校 法 人 の 建 学 の 精 神 は 実 学 と 創 意 工 夫 であります そして 心 身 ともに 健 康 な 人 間 の 形 成 ということを 設 置 する 仙 台 大 学 明 成 高 校 共 通 の 教 育 目 標 としております 平 成 24 年 1 月 明 成 高 校 調 理 科 の 生 徒 による 地 産 地 消 型 の 食 育 活 動 であるリエゾ ン キッチンが 東 北 で 最 も 権 威 ある 河 北 文 化 賞 を 受 賞 しました 本 顕 彰 事 業 発 足 以 降 高 校 生 による 文 化 活 動 実 践 に 対 しては 初 めての 顕 彰 となりました これは 明 治 初 頭 の 本 学 校 法 人 創 設 者 が 企 図 した 建 学 の 精 神 を 見 事 に 継 承 した 現 代 の 青 少 年 の 実 践 活 動 に 対 する 顕 彰 であり 人 材 育 成 を 使 命 とする 学 校 法 人 としても 教 育 目 標 達 成 の 一 つの 証 左 として その 教 育 内 容 の 継 続 に 確 信 をもたらす 快 挙 となりました 設 置 する 学 校 学 部 学 科 等 について 設 置 する 学 校 開 校 年 月 学 部 学 科 等 仙 台 大 学 ( 所 在 地 ) 宮 城 県 柴 田 町 昭 和 42 年 4 月 体 育 学 部 体 育 学 科 健 康 福 祉 学 科 運 動 栄 養 学 科 スポーツ 情 報 マスメディア 学 科 現 代 武 道 学 科 大 学 院 スポーツ 科 学 研 究 科 明 成 高 等 学 校 ( 所 在 地 ) 仙 台 市 青 葉 区 昭 和 26 年 4 月 普 通 科 ( 全 日 制 ) 調 理 科 ( 全 日 制 ) 介 護 福 祉 科 ( 全 日 制 )
設 置 する 学 校 の 入 学 収 容 定 員 入 学 者 在 籍 者 数 仙 台 大 学 ( 平 成 23 年 5 月 1 日 現 在 ) 入 学 定 員 入 学 者 数 収 容 定 員 在 籍 者 数 体 育 学 科 250 385 1,000 1,372 健 康 福 祉 学 科 100 101 400 437 体 運 動 栄 養 学 科 80 82 260 322 育 スポーツ 情 報 マスメディア 学 科 40 41 160 164 学 現 代 武 道 学 科 30 38 30 38 部 編 入 学 除 き 学 部 計 500 647 1,850 2,333 学 部 編 入 学 38 10 76 17 学 部 合 計 538 657 1,926 2,350 大 学 院 スポーツ 科 学 研 究 科 23 18 46 34 仙 台 大 学 合 計 561 675 1,972 2,384 明 成 高 等 学 校 ( 平 成 23 年 5 月 1 日 現 在 ) 入 学 定 員 入 学 者 数 収 容 定 員 在 籍 者 数 普 通 科 240 216 720 583 調 理 科 120 80 360 281 介 護 福 祉 科 80 29 240 104 合 計 440 325 1 320 968 法 人 全 体 ( 平 成 23 年 5 月 1 日 現 在 ) 入 学 定 員 入 学 者 数 収 容 定 員 在 籍 者 数 学 校 法 人 全 体 1,001 1,000 3,292 3,352 学 校 法 人 の 沿 革 明 治 12 年 (1879 年 ) 1 月 明 治 17 年 (1884 年 ) 4 月 大 正 15 年 (1926 年 ) 3 月 昭 和 2 年 (1927 年 ) 昭 和 6 年 (1931 年 )10 月 創 設 者 初 代 朴 澤 三 代 治 仙 台 市 に 松 操 私 塾 を 開 設 私 立 松 操 学 校 に 校 名 を 改 称 米 国 教 育 博 覧 会 に 雛 形 など 一 斉 授 業 法 の 裁 縫 教 材 を 出 展 実 業 学 校 令 に 基 づき 師 範 科 増 設 宮 城 県 より 師 範 科 卒 業 生 に 対 し 小 学 校 裁 縫 専 科 正 教 員 無 試 験 検 定 認 定 校 として 許 可 を 受 ける 朴 沢 松 操 女 学 校 に 校 名 を 改 称 し 高 等 師 範 科 増 設
昭 和 12 年 (1937 年 ) 7 月 財 団 法 人 朴 沢 松 操 女 学 園 設 立 ( 財 団 法 人 化 ) 文 部 省 より 高 等 師 範 科 卒 業 生 に 対 し 裁 縫 科 中 等 教 員 無 試 験 検 定 認 定 校 として 許 可 を 受 ける 昭 和 23 年 (1948 年 ) 4 月 学 制 改 革 に 伴 い 朴 沢 女 子 高 等 学 校 ( 全 日 制 )に 校 名 を 改 称 昭 和 26 年 (1951 年 ) 3 月 私 立 学 校 法 制 定 に 伴 い 学 校 法 人 朴 沢 松 操 女 学 園 を 設 立 昭 和 42 年 (1967 年 ) 3 月 学 校 法 人 朴 沢 学 園 に 法 人 名 を 改 称 昭 和 42 年 (1967 年 ) 4 月 仙 台 大 学 を 開 設 ( 体 育 学 部 体 育 学 科 ) 昭 和 47 年 (1972 年 ) 4 月 朴 沢 女 子 高 等 学 校 に 調 理 科 開 設 ( 昭 和 50 年 食 物 科 に 改 称 ) 調 理 科 に 厚 生 省 調 理 師 養 成 施 設 併 設 昭 和 49 年 (1974 年 ) 7 月 朴 沢 女 子 高 等 学 校 が 仙 台 市 青 葉 区 川 平 に 移 転 昭 和 54 年 (1979 年 )10 月 学 校 法 人 朴 沢 学 園 創 立 100 周 年 記 念 式 典 を 挙 行 平 成 4 年 (1992 年 ) 4 月 朴 沢 女 子 高 等 学 校 を 明 成 高 等 学 校 に 校 名 を 改 称 平 成 7 年 (1995 年 ) 4 月 仙 台 大 学 体 育 学 部 に 健 康 福 祉 学 科 を 開 設 健 康 福 祉 学 科 に 厚 生 省 介 護 福 祉 士 養 成 施 設 を 併 設 平 成 8 年 (1996 年 ) 4 月 明 成 高 等 学 校 食 物 科 を 調 理 科 に 改 称 男 女 共 学 化 平 成 10 年 (1998 年 ) 4 月 仙 台 大 学 大 学 院 スポーツ 科 学 研 究 科 ( 修 士 課 程 ) 開 設 平 成 11 年 (1999 年 ) 1 月 学 校 法 人 朴 沢 学 園 が 河 北 文 化 賞 を 受 賞 平 成 11 年 (1999 年 )11 月 学 校 法 人 朴 沢 学 園 創 立 120 周 年 記 念 式 典 を 挙 行 平 成 14 年 (2002 年 ) 4 月 明 成 高 等 学 校 普 通 科 を 男 女 共 学 化 平 成 15 年 (2003 年 ) 4 月 仙 台 大 学 体 育 学 部 運 動 栄 養 学 科 を 開 設 運 動 栄 養 学 科 に 厚 労 省 栄 養 士 養 成 施 設 を 併 設 平 成 18 年 (2006 年 )12 月 仙 台 大 学 明 星 大 学 通 信 教 育 学 部 間 で 小 学 校 教 員 養 成 に 関 する 教 育 業 務 提 携 を 開 始 平 成 19 年 (2007 年 ) 4 月 仙 台 大 学 体 育 学 部 にスポーツ 情 報 マスメディア 学 科 を 開 設 平 成 20 年 (2008 年 ) 3 月 仙 台 大 学 が 財 団 法 人 日 本 高 等 教 育 評 価 機 構 より 機 関 別 認 証 評 価 の 認 定 を 受 ける ( 平 成 26 年 度 末 まで) 平 成 20 年 (2008 年 ) 4 月 仙 台 大 学 体 育 学 部 にスポーツ 情 報 マスメディア 研 究 所 を 設 置 平 成 21 年 (2009 年 ) 4 月 仙 台 大 学 大 学 院 に 修 士 課 程 1 年 コース 設 置 平 成 21 年 (2009 年 ) 4 月 明 成 高 等 学 校 に 介 護 福 祉 科 を 設 置 平 成 23 年 (2011 年 ) 4 月 仙 台 大 学 体 育 学 部 に 現 代 武 道 学 科 を 開 設 平 成 23 年 (2011 年 ) 7 月 学 校 法 人 朴 沢 学 園 教 育 歴 史 資 料 が 仙 台 市 有 形 文 化 財 として 指 定 を 受 ける
平 成 24 年 (2012 年 ) 1 月 明 成 高 等 学 校 調 理 科 リエゾン キッチン 活 動 が 河 北 文 化 賞 を 受 賞 理 事 評 議 員 監 事 について 理 事 会 評 議 員 会 開 催 状 況 理 事 会 年 5 回 開 催 評 議 員 会 年 4 回 開 催 ( 平 成 23 年 7 月 1 日 現 在 ) 寄 付 行 為 上 の 人 数 実 員 数 理 事 14 名 以 内 12 名 評 議 員 28 名 以 内 27 名 監 事 2 名 2 名 就 任 者 の 状 況 ( 平 成 23 年 7 月 1 日 現 在 ) 氏 名 選 任 区 分 勤 務 兼 職 名 理 事 (12 名 ) 評 議 員 (27 名 ) 朴 澤 泰 治 1 号 常 勤 理 事 長 仙 台 大 学 長 佐 藤 宏 3 号 常 勤 専 務 理 事 藤 田 努 3 号 常 勤 常 務 理 事 ( 総 務 ) 法 人 事 務 局 長 齋 泰 幸 3 号 常 勤 常 務 理 事 ( 財 務 ) 櫻 井 俊 夫 2 号 常 勤 理 事 ( 高 大 連 携 ) 加 藤 武 司 1 号 常 勤 明 成 高 等 学 校 長 鈴 木 三 雄 2 号 非 常 勤 前 常 務 理 事 吉 田 昌 一 3 号 非 常 勤 久 道 茂 3 号 非 常 勤 阿 部 芳 吉 3 号 非 常 勤 向 井 正 剛 3 号 非 常 勤 前 仙 台 大 学 長 滝 口 茂 3 号 非 常 勤 丸 山 富 雄 1 号 教 職 員 仙 台 大 学 教 授 橋 本 実 1 号 同 上 仙 台 大 学 教 授 土 生 英 則 1 号 同 上 明 成 高 等 学 校 教 頭 海 和 由 美 子 1 号 同 上 明 成 高 等 学 校 教 頭 鈴 木 省 三 2 号 同 窓 生 仙 台 大 学 教 授 ( 同 窓 会 会 長 ) 松 下 邦 雄 2 号 同 上 園 部 禮 子 2 号 同 上 ( 同 窓 会 ( 松 操 会 ) 幹 事 )
二 瓶 たけ 子 2 号 同 上 ( 同 窓 会 ( 松 操 会 ) 会 長 ) 朴 澤 泰 治 3 号 理 事 互 選 理 事 長 仙 台 大 学 長 藤 田 努 3 号 同 上 常 務 理 事 ( 総 務 ) 法 人 事 務 局 長 向 井 正 剛 3 号 同 上 前 仙 台 大 学 長 佐 藤 宏 3 号 同 上 専 務 理 事 長 田 達 雄 4 号 学 識 経 験 者 櫻 井 俊 夫 4 号 同 上 理 事 ( 高 大 連 携 ) 杉 本 輝 昭 4 号 同 上 田 中 正 人 4 号 同 上 齋 藤 進 4 号 同 上 鈴 木 三 雄 4 号 同 上 前 常 務 理 事 阿 部 佑 4 号 同 上 佐 藤 佑 4 号 同 上 仙 台 大 学 名 誉 教 授 加 藤 武 司 4 号 同 上 明 成 高 等 学 校 長 齋 泰 幸 4 号 同 上 常 務 理 事 ( 財 務 ) 佐 々 木 幸 夫 4 号 同 上 仙 台 大 学 事 務 局 長 吉 田 俊 司 4 号 同 上 明 成 高 等 学 校 事 務 長 高 橋 武 彦 5 号 保 護 者 宮 﨑 隆 明 5 号 同 上 監 事 (2 名 ) 大 平 文 5 号 同 上 岩 崎 悌 二 外 部 監 事 非 常 勤 恵 美 文 雄 外 部 監 事 非 常 勤 教 職 員 について ( 平 成 23 年 5 月 1 日 現 在 ) 教 員 新 助 手 職 員 専 任 非 常 勤 常 勤 常 勤 法 人 6 大 学 94 76 23 59 高 校 56 27 15 合 計 150 103 23 80
事 業 の 概 要 ( 主 な 事 業 の 目 的 計 画 計 画 の 進 捗 状 況 など) 明 成 高 等 学 校 経 営 改 善 計 画 の 遂 行 について 入 学 定 員 未 充 足 および 教 員 人 件 費 高 負 担 が 経 営 悪 化 要 因 となっている 高 校 部 門 について 私 立 学 校 運 営 費 補 助 事 業 に 基 づき 前 年 度 公 認 会 計 士 意 見 聴 取 ホームページ 公 開 教 職 員 に 対 する 説 明 その 他 所 要 手 続 を 経 て 獲 得 した 県 当 局 からの 事 業 採 択 承 認 のもと 策 定 した 経 営 改 善 計 画 の 実 施 初 年 度 に 当 たっていたが 事 業 開 始 直 前 の 東 日 本 大 震 災 発 生 により 内 容 の 再 検 討 を 実 施 せざるを 得 ない 状 況 となった 後 述 のとおり 震 災 復 旧 復 興 も 実 施 途 上 にある 一 方 入 学 定 員 未 充 足 その 他 計 画 策 定 の 基 本 要 因 それ 自 体 に 改 善 傾 向 は 見 られていないので 震 災 復 旧 などの 見 通 しが 立 った 段 階 で 計 画 係 数 など 所 要 事 項 を 改 定 することとしている なお 役 職 員 給 与 体 系 の 改 訂 措 置 および 入 学 定 員 の 是 正 措 置 は 所 定 時 期 に 計 画 通 り 実 施 することとしている 仙 台 大 学 の 経 営 規 模 に 関 する 計 画 について 単 一 学 部 形 態 の 大 学 において 経 営 安 定 化 の 一 つのメルクマールとされる 入 学 定 員 500 名 収 容 定 員 2,000 名 という 学 生 収 容 規 模 については 平 成 7 年 に 単 一 学 科 制 から 複 数 学 科 制 に 移 行 して 以 降 の 本 学 の 基 本 的 経 営 目 標 であったが 平 成 23 年 4 月 の 現 代 武 道 学 科 開 設 により 入 学 定 員 500 名 という 規 模 目 標 については 取 敢 えず 達 成 するところとなった しかし 国 内 外 の 大 学 の 取 組 みの 近 時 の 状 況 などを 概 観 しても 2 千 人 程 度 の 収 容 規 模 は 大 学 運 営 の 安 定 化 に 資 するものとは 到 底 言 えず 一 方 高 齢 かつ 人 口 減 少 という 日 本 社 会 に おいて 更 なる 規 模 拡 大 は 容 易 でないことは 自 明 のこととなっている この 観 点 から 国 際 化 の 動 向 需 要 と 供 給 のバランスを 目 指 した 統 合 再 編 成 など 繊 維 業 その 他 戦 後 の 産 業 界 の 生 残 りに 係 る 先 行 事 例 その 他 の 各 種 動 向 を 睨 みつつ 教 育 機 関 と しての 説 明 責 任 を 果 たせるような 教 育 内 容 充 実 化 の 実 現 を 計 画 目 標 として 当 面 取 り 組 ん でいくこととなる 仙 台 大 学 の 施 設 整 備 について 第 一 第 二 体 育 館 の 老 朽 化 等 を 踏 まえ 球 技 系 体 育 施 設 としての 第 五 体 育 館 の 整 備 につい ては 東 日 本 大 震 災 による 引 渡 時 期 の 遅 延 は 生 じたものの 予 定 どおり 完 成 竣 工 した また 地 元 柴 田 町 からの 要 請 であった 船 岡 南 土 地 の 取 得 事 業 も10 年 間 に 亘 る 支 払 手 続 が 今 年 度 で 完 了 した 一 方 東 日 本 大 震 災 により25mプールは 使 用 不 能 となり 平 成 23 年 度 中 の 復 旧 は 実 現 しなかった
( 入 試 状 況 教 員 組 織 等 教 育 状 況 卒 業 / 進 路 状 況 など) 入 試 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 入 学 者 数 ) 大 学 ( 人 ) 志 願 者 数 合 格 者 数 入 学 者 数 体 育 学 部 1,163 711 657 大 学 院 20 19 18 学 部 については 全 体 としては 定 員 を 充 足 したが 一 般 入 試 志 願 者 比 率 の 低 下 その 他 少 子 社 会 のなか 大 学 として 果 たすべき 説 明 責 任 に 向 けて 課 題 も 存 在 している 高 校 ( 人 ) 志 願 者 数 合 格 者 数 入 学 者 数 全 日 制 計 892 855 325 高 校 については 引 続 き 定 員 未 充 足 の 状 況 が 継 続 している なお 経 営 改 善 計 画 におい て 入 学 定 員 を440 名 から360 名 へと 順 次 逓 減 することとしている 教 員 組 織 など 大 学 学 校 教 育 法 に 基 づく 教 授 会 機 能 等 を 踏 まえた 運 営 を 基 本 に 学 校 法 人 としての 意 思 も 充 分 反 映 できるよう 組 織 体 制 に 関 する 従 来 からの 考 え 方 を 踏 襲 し 学 内 調 整 会 議 各 種 委 員 会 全 教 員 参 画 の 各 種 タスク フォース 等 を 設 置 し 十 全 なる 協 議 検 討 決 定 を 経 たうえで きめ 細 かく 学 生 のニーズに 応 えられるよう な 運 営 を 遂 行 した 特 に 専 任 教 員 については 帰 属 意 識 を 高 めることも 含 め 全 員 参 画 型 の 分 担 担 当 制 を 継 続 し 各 教 員 の 大 学 運 営 に 関 する 意 識 の 高 揚 に 努 めた ( 学 位 保 有 状 況 など) 専 任 教 員 のうち 博 士 号 取 得 者 数 22 名 専 任 事 務 職 員 のうち 修 士 号 取 得 者 数 10 名 高 校 校 長 のリーダーシップの 下 戦 後 日 本 社 会 の 経 済 成 長 過 程 における 学 生 紛 争 等 を 経 過 した 一 部 考 え 方 を 異 にする 立 場 との 意 見 の 相 違 を 内 在 しつつ 次 代 を 見 据 えた 人 材 育 成 という 社 会 的 使 命 の 遂 行 に 組 織 的 に 努 力 した
教 育 の 実 施 大 学 日 本 学 術 会 議 による 教 養 教 育 に 関 する 提 言 中 教 審 の 学 士 力 答 申 などを 踏 まえ 体 育 系 大 学 という 特 質 を 踏 まえた 教 養 教 育 を 展 開 することとし 体 育 系 大 学 の 基 礎 教 養 学 習 基 礎 演 習 および 仙 台 大 学 の 専 門 教 養 演 習 と いう 独 自 の 科 目 体 系 を 整 備 し 初 年 度 として 平 成 23 年 度 入 学 生 に 対 し 体 育 系 大 学 の 基 礎 教 養 および 学 習 基 礎 演 習 の 授 業 を 実 施 した 今 後 3 年 間 に 亘 って 体 系 化 を 図 るとともに 人 材 育 成 に 係 る 大 学 教 育 の 説 明 責 任 を 果 たすこととしている 高 校 社 会 的 要 請 が 現 に 存 在 するにも 拘 わらず 就 業 面 での 処 遇 制 度 の 不 備 その 他 か ら 人 材 供 給 体 制 が 所 期 の 目 標 に 達 していない 日 本 の 介 護 福 祉 分 野 について 専 門 学 科 として 介 護 福 祉 科 を 設 置 し 将 来 の 日 本 社 会 を 担 う 若 手 人 材 の 育 成 を 図 っているところであるが 生 徒 の 意 識 高 揚 その 他 教 育 内 容 をより 活 性 化 するため 所 定 の 手 続 を 経 て 社 会 人 にも 授 業 受 講 の 途 を 開 き 高 校 生 と 社 会 人 が 同 時 に 授 業 を 展 開 する 教 育 を 継 続 して 実 施 し 目 的 達 成 を 目 指 した 卒 業 進 路 状 況 ( 平 成 24 年 5 月 1 日 現 在 ) 大 学 高 校 学 部 卒 業 生 については 卒 業 者 数 508 名 うち 就 職 希 望 者 430 名 就 職 者 数 397 名 就 職 率 92.3%であった 就 職 先 別 人 数 は 企 業 関 係 284 名 公 務 員 等 50 名 教 員 63 名 であった 卒 業 生 については 卒 業 者 数 330 名 うち 就 職 希 望 者 数 112 名 就 職 内 定 者 者 数 110 名 就 職 率 98.2%であった また 進 学 者 数 は 186 名 で あった 国 際 交 流 地 域 交 流 など 大 学 高 校 別 の 国 際 交 流 地 域 交 流 の 状 況 は 各 部 門 のホームページに 掲 載 し ているとおりである ( 学 修 支 援 など) 大 学 学 生 支 援 センターによる 支 援 学 生 相 談 室 による 支 援 教 職 支 援 システムに よる 支 援 など 詳 細 はホームページに 掲 載 しているとおりである 高 校 県 補 助 事 業 である 私 立 学 校 等 教 育 現 場 正 常 化 促 進 事 業 による 支 援 ふるさと 雇 用 再 生 特 別 基 金 事 業 等 による 支 援 などを 実 施 した
(その 他 ) 東 日 本 大 震 災 からの 復 旧 復 興 について 損 壊 施 設 などの 復 旧 状 況 ( 激 甚 災 害 指 定 ) 単 位 百 万 円 仙 台 大 学 明 成 高 校 対 象 所 要 額 補 助 額 備 考 対 象 所 要 額 補 助 額 備 考 体 育 館 補 修 等 89 44 完 了 グランド 補 修 等 155 77 完 了 プール 復 旧 416 208 未 了 校 舎 一 部 取 壊 56 28 未 了 計 505 252 計 211 105 被 災 地 学 生 学 費 減 免 単 位 百 万 円 仙 台 大 学 明 成 高 校 減 免 規 模 補 助 金 減 免 規 模 補 助 金 270 181 46 46 施 設 関 係 平 成 24 年 5 月 4 日 の 大 雨 により 高 校 グランド 敷 地 擁 壁 の 一 部 が 再 び 崩 落 した 復 旧 工 事 施 工 業 者 によれば 昨 年 同 様 東 日 本 大 震 災 によるものとのことであるが 原 因 を 精 査 のうえ 助 成 申 請 などの 対 応 を 検 討 していく 学 費 減 免 関 係 平 成 24 年 度 も 減 免 措 置 を 継 続 する なお 大 学 については 一 部 損 壊 を 除 外 する など 助 成 対 象 を 縮 小 した 財 務 の 概 要 財 務 状 況 の 経 年 比 較 当 該 年 度 の 決 算 概 要 などは 別 途 決 算 議 案 で 説 明 のとおり 主 な 財 務 比 率 は 添 付 別 紙 資 料 のとおり 以 上
学 園 財 務 分 析 別 紙 1 % 350 300 250 299.5 流 動 資 産 流 動 負 債 流 動 比 率 200 150 平 均 100 50 0 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 年 度 流 動 負 債 に 対 する 流 動 資 産 の 割 合 短 期 的 な 支 払 能 力 を 判 断 200% 以 上 で 優 良 今 年 度 は 補 助 金 の 未 収 分 などで 上 昇 した 35 % 借 入 金 負 債 30 25 27.5 借 入 金 構 成 比 率 20 15 平 均 10 5 0 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 年 度 負 債 に 対 する 借 入 金 の 割 合 この 比 率 は 低 いほど 良 い 今 年 度 は 東 北 地 区 平 均 より 上 昇 した 平 均 : 平 成 22 年 度 東 北 地 区 25 大 学 法 人 平 均 ( 今 日 の 私 学 財 政 より)