2013 年 12 月 6 日 日 本 の 海 岸 線 を 歩 く 会 行 動 報 告 書 報 告 者 鹿 島 静 哉 1. 概 要 地 域 分 類 歩 行 区 間 実 施 期 間 全 歩 行 距 離 東 海 コース3 歩 行 後 半 スタート 地 点 : 南 伊 豆 雲 見 赤 井 浜 ゴール 地 点 : JR 沼 津 駅 2013 年 11 月 11 日 ~ 14 日 95.6 km 2.メンバー 表 No. 役 割 分 担 氏 名 年 齢 歩 行 日 数 備 考 1 リーダー 江 守 善 昭 75 歳 4 日 5 期 2 記 録 鹿 島 静 哉 73 歳 4 日 8 期 3 住 山 茂 68 歳 4 日 12 期 4 甲 田 征 三 68 歳 4 日 12 期 5 3. 歩 行 の 概 要 月 日 出 発 地 ~ 到 着 地 歩 行 距 離 歩 行 参 加 者 備 考 1 11 月 11 日 雲 見 赤 井 浜 ~ 安 楽 里 港 21.8 km 江 守 鹿 島 住 山 甲 田 2 11 月 12 日 安 楽 里 港 ~ 戸 田 32.1 km 江 守 鹿 島 住 山 甲 田 3 11 月 13 日 戸 田 ~ 西 浦 23.1 km 江 守 鹿 島 住 山 甲 田 4 11 月 14 日 西 浦 ~ JR 沼 津 駅 18.6 km 江 守 鹿 島 住 山 甲 田 5 6 7
4. 参 加 費 参 加 者 延 べ 日 数 16 日 参 加 費 合 計 1600 円 宿 泊 費 11 月 11 日 安 良 里 港 ふじなみ 丸 6500 円 釣 宿 宿 主 が 釣 の 説 明 黒 ムツ 煮 付 11 月 12 日 戸 田 新 造 7200 円 元 気 な 女 将 金 目 煮 付 魚 擂 身 揚 11 月 12 日 西 浦 平 沢 西 浦 荘 7350 円 部 屋 より 富 士 山 カサゴ 煮 付 ツフ 貝 ( 詳 細 は 東 海 コース 1,2,3 宿 泊 情 報 参 照 ) 5. 歩 行 の 詳 細 11 月 11 日 ( 月 ) 参 加 者 1 班 江 守 鹿 島 2 班 住 山 甲 田 天 候 晴 伊 東 線 熱 海 駅 9:06 発 伊 豆 急 蓮 台 寺 10:30 着 東 海 バス11 時 発 松 崎 着 11:51 着 1 班 東 海 バス 松 崎 発 11:52 雲 見 赤 井 浜 12:08 着 雲 見 赤 井 浜 松 崎 歩 行 8.9km 赤 井 浜 で 弁 当 の 昼 食 を 食 べ12:30 歩 行 開 始 国 道 136 号 を 歩 く 強 風 でスタート 時 点 は 追 い 風 だ ったが 入 江 のある 所 では 向 かい 風 になり 苦 労 する 追 い 風 と 向 かい 風 を 繰 り 返 しながら 一 路 松 崎 へ 歩 く 登 り 下 りもあり 平 坦 な 道 は 少 なかった 途 中 2 回 休 憩 し14:50 松 崎 のバス 停 に 到 着 東 海 バス 松 崎 15:00 発 安 良 里 港 15:30 着 (570 円 ) 民 宿 ふじなみ 丸 15:40 着 2 班 松 崎 のバス 停 近 くで 昼 食 をとり 12:50 歩 行 開 始 国 道 136 号 を 歩 くが 風 が 強 く 海 は 白 波 がた つ 状 況 向 かい 風 になったり 追 い 風 になったりと 変 わり 向 かい 風 の 時 は 頭 を 下 げて 歩 く 堂 ヶ 島 の 海 浜 公 園 では 波 しぶきがかかる 状 況 だったが 歩 行 は 順 調 に 進 み14:20には 田 子 港 着 更 に 歩 歩 を 続 け 安 良 里 に 到 着 江 守 鹿 島 組 と 合 流 し 民 宿 を 探 し 15:40に 着 2 班 歩 行 は12.9km ふじなみ 丸 の 宿 主 より 夕 食 時 色 々と 釣 の 話 を 聞 く くろむつの 煮 付 新 鮮 なイカの 刺 身 が 美 味 し かった 11 日 歩 行 計 21.8km 11 月 12 日 ( 火 ) 参 加 者 1 班 江 守 鹿 島 2 班 住 山 甲 田 天 候 晴 1 班 民 宿 を7:30 出 発 国 道 136 号 を 土 肥 に 向 かい 歩 く 風 は 弱 く 歩 き 易 い 波 の 穏 やかな 安 良 里 宇 久 須 湾 を 見 おろしながら 歩 く 8:25 深 田 で 休 憩 し 旧 道 と 思 われる 道 を 進 むが 行 きどまりとなり 引 き 返 す 約 30 分 のロス 小 峰 より 恋 人 岬 を 散 策 案 内 板 に 従 い 歩 くが 道 がいくつも 分 かれており 畑 仕 事 の 農 婦 に 聞 きながら 歩 く 漸 く 案 内 所 に 着 き 更 に 恋 人 の 鐘 を 鳴 らしに 行 く 若 からし 頃 鳴 らした のを 思 い 出 しながら 独 りで 鐘 を 鳴 らす 急 に 小 雨 が 降 ってきたので 雨 具 を 着 て 歩 くが 暫 くして 止 む 静 かな 海 を 見 ながら 順 調 に 歩 き12 時 過 ぎに 土 肥 の 港 に 着 く フェリー14:30 戸 田 行 きがあるが 波 がでてきたので 運 航 するか 不 明 との 事 慌 てて 海 沿 いにバス 停 に 向 かい13:00のバスに 乗 る 13:30 頃 戸 田 港 に 着 き 2 班 と 合 流 して 食 事 とする 1 班 歩 行 16.5km 2 班 8:20のバスで 土 肥 温 泉 に 向 かう コンビニで 食 糧 を 調 達 して8:50 土 肥 温 泉 より 県 道 17 号 を 戸 田 に 向 けて 歩 く 小 土 肥 からは 登 り 坂 になり ゆず 畑 に 行 くというおばあさんに 近 道 (きつい 登 り)を 教 え て 貰 い 一 緒 に 歩 く 舟 山 を 過 ぎて 本 日 の 最 高 地 点 (198.6m) 近 くから 遊 歩 道 があったが 荒 れてい る 感 じがあったので 県 道 を 歩 く 12 時 15 分 頃 御 浜 着 御 浜 崎 まで 行 き 戸 田 へは13:30に 到 着 途 中 1 時 間 程 雨 に 降 られたが その 後 天 気 は 良 くなり 風 もなく 順 調 に 歩 く 事 ができた 15.6km 1 2 班 合 流 して 食 事 とするが 名 物 の 高 足 ガニは1パイ1 万 円 と 高 額 なのでカニのコロッケを 戴 く 赤 ムツの 焼 きを 肴 にビールで 乾 杯 民 宿 新 造 は 戸 田 湾 に 面 しておりお 女 将 は 声 が 大 きくとても 元 気 湾 近 くの 離 れにある 風 呂 は 窓 より 御 浜 崎 が 見 える 景 観 で 岩 風 呂 で 素 晴 らしい シーズンは 多 くの 客 があるがこの 日 は 我 々4 人 のみ 昔 は 遠 洋 の 鰹 鮪 漁 の 網 元 で 当 時 の 船 の 模 型 が 飾 ってあった 本 マグロ 赤 海 老 イカの 刺 身 金 目 鯛 の 煮 付 け 女 将 手 作 りの 魚 すり 身 の 揚 げ 物 ズアイガニ 等 豪 華 な 料 理 にお 酒 が 一 段 と 美 味 しい 12 日 歩 行 計 32.1km
11 月 13 日 ( 水 ) 参 加 者 江 守 鹿 島 住 山 甲 田 天 候 晴 バスの 便 が 無 いので4 人 で 県 道 17 号 を 歩 く 宿 の 前 で 記 念 写 真 を 撮 った 後 8:40 出 発 今 日 のコースも 食 べる 所 が 無 いので コンビニで 昼 食 を 買 い 込 む 長 い 登 り 坂 が 続 いた 上 に 何 と 歯 科 クリニックがある 見 晴 抜 群 の 場 所 こんなに 人 里 離 れた 所 にどうしての 疑 問 を 開 店 準 備 の 看 護 婦 に 聞 くと 皆 車 を 持 っているので 問 題 ないとの 事 医 者 は 病 院 勤 務 医 だが 水 木 の2 日 だけここで 治 療 をされるとの 事 この 景 色 がお 気 に 入 りなのだろう 更 に 登 りが 続 き チョット 太 りの 甲 田 さん には 苦 戦 の 連 続 伊 豆 半 島 の 歩 行 では 平 坦 な 海 岸 線 を 歩 く 事 が 少 なく 登 り 下 りの 連 続 見 下 せる 駿 河 湾 の 眺 めが 素 晴 らしい 出 逢 い 岬 は 富 士 山 と 南 アルプスの 山 々を 眺 望 できる 景 観 スポット 更 に 煌 めきの 丘 は 大 きな 駐 車 場 もあり 花 壇 等 も 整 備 され 多 くの 観 光 客 が 訪 れる 様 な 広 い 見 晴 台 もある 素 晴 らしい 場 所 富 士 山 を 眺 めながら 暫 く 休 憩 この 辺 りから 下 りになり 順 調 な 歩 行 を 続 ける 海 の 神 様 を 祭 る 神 社 のある 大 瀬 崎 には11:30に 到 着 ここで 昼 食 とする この 神 社 の4 月 の 大 祭 で は 1000 隻 の 漁 船 が 集 積 するとの 事 またここは 日 本 一 のスキューバダイビングの 場 所 との 事 で 平 日 にも 関 わらず 大 勢 のダイバーがいた ここから 宿 のある 西 浦 に 向 かい 曲 折 の 多 い 海 岸 の 道 路 を 富 士 山 の 遠 望 を 楽 しみながら 歩 く この 辺 りは 平 坦 な 道 が 多 く 快 調 に 進 む 途 中 みかんの 集 荷 を している 人 に 西 浦 荘 を 聞 く Tシャツの 日 本 一 周 のロゴを 見 て 色 々 海 岸 線 一 周 の 話 をすると 若 い おねーさんより 頑 張 って 下 さい との 声 と 一 緒 に 採 りたての 葉 付 きのみかんを 沢 山 戴 いた 西 浦 荘 には14:50に 到 着 宿 に 荷 物 を 置 き 江 守 さんと 鹿 島 で 今 晩 のお 酒 の 買 い 出 しに 行 く この 町 には 酒 屋 がなく 隣 町 にあるとの 事 だったので 軽 く 考 えて 行 くが 隣 町 で 聞 くと 更 に 先 の 方 との 事 歩 いても 歩 いても 中 々 着 かない 何 回 も 聞 きながら 疲 れた 身 体 で 酒 を 目 指 して 歩 き 漸 く 辿 り 着 き 日 本 酒 と 焼 酎 を 購 入 往 復 1 時 間 の 買 い 出 しだった この 宿 では 我 々の 他 に6 人 と4 人 の2 組 の 相 客 があり 女 将 さんは 大 忙 し 風 呂 は 広 くゆったりと 入 れ 富 士 山 が 良 く 見 えとても 良 かった 食 事 の 大 広 間 の 舞 台 の 上 には カラオケセットの 脇 に 立 派 なドラムセットが 置 かれている 聞 くと 亡 くなった ご 主 人 が 好 きだったのでそのまま 置 いてあるとの 事 夕 食 のカサゴの 煮 付 けが 美 味 しかった ツフ 貝 の 身 を 取 り 出 すのは 楊 枝 でさして 左 手 を 廻 すときれいにとれる との 江 守 さんの 講 釈 を 聞 きながら やるが 中 々 難 しい 苦 労 して 買 ってきたお 酒 が 美 味 しい 女 将 は5 年 生 と6 年 生 の 二 人 の 男 の 子 の 母 親 で お 手 伝 いが 数 名 いたがとても 忙 しそうでゆっくり 話 す 事 は 出 来 なかったが 独 りで 子 供 を 育 てながら 宿 を 経 営 している 大 変 さが 良 く 分 かった この 日 の 歩 行 は23.1km 11 月 14 日 ( 木 ) 参 加 者 江 守 鹿 島 住 山 甲 田 天 候 晴 東 海 コース 3の 最 後 の 日 となった 宿 の 前 で 女 将 と 一 緒 に 記 念 写 真 を 撮 って7:45に 出 発 この 辺 りはみかんの 産 地 で 海 岸 沿 いにみかん 畑 が 沢 山 ある 木 負 (キショウ)みかん 集 積 場 はとても 大 きく みかんの 集 荷 発 送 が 行 われていた 県 道 17 号 を 左 に 駿 河 湾 を 見 ながら 歩 く この 木 負 の 様 に 読 み 方 の 難 しいとか 特 異 な 地 名 が 沢 山 でてくる 重 須 (オモス) 重 寺 (ジュウテラ) 淡 島 (アワシマ) 香 貫 (カヌキ) 等 々 海 岸 で 御 婆 さんが 何 か 作 業 を 行 っている 聞 くと 渋 柿 を 薄 く 切 り 干 している 海 風 で 干 すと 渋 がとれ 甘 くなるとの 事 味 見 をするととても 甘 く 美 味 しい 余 り 乾 燥 しすぎると 固 くなるので 生 かわきで 取 り 入 れ 雑 煮 とか 吸 い 物 に 入 れると 美 味 しいとの 事 シイタケも 干 していた 御 婆 さんの 言 われるにはこの 内 浦 辺 りから 撮 る 富 士 山 の 写 真 が 日 本 一 美 しいと 言 われているとの 事 内 浦 湾 越 しに 淡 島 も 入 る 富 士 の 光 景 は 素 晴 らしい 太 宰 治 ゆかりの 宿 もある 口 野 からは 国 道 414 号 を 歩 くが 急 に 車 が 多 くなった 大 久 保 の 鼻 を 過 ぎ10:40 獅 子 浜 近 くの そば 処 麓 屋 で 早 めの 昼 食
美 味 しいそばを 食 べながらゆっくり 休 憩 11:40 出 発 住 山 さんが 沼 津 駅 発 13:08の 電 車 に 乗 りた いとの 事 バスに 乗 る 予 定 だったが 何 とか 歩 いて 間 に 合 いそうだとの 事 でモーダシュで 歩 き 出 した 残 りの3 人 はそんなに 急 ぐ 必 要 はなかったが 住 山 さんを 追 いかけて 速 足 で 必 死 に 歩 く これが 分 か っていればそば 屋 であんなにゆっくりするのでは 無 かったのにと 悔 む 住 山 さんの 歩 くのが 早 い 事 に 驚 きながら 何 とか 沼 津 駅 に13:00に 到 着 駅 構 内 で 完 歩 の 記 念 写 真 を 撮 った 後 ホームに 駆 け 上 り13:08 発 の 電 車 に 乗 り 込 む 今 回 は 残 念 ながら 完 歩 記 念 の 祝 杯 を 挙 げる 事 は 出 来 なかった 江 守 さんと 住 山 さんは 三 島 より 新 幹 線 に 乗 り 換 えて 帰 られた 鹿 島 甲 田 は 熱 海 13:40 発 東 京 行 き に 乗 り 換 え 車 内 でビールで 完 歩 を 祝 し 乾 杯 した 最 終 日 の 歩 行 18.6km 以 上 12 日 安 良 里 港 民 宿 ふじなみ 丸 前 にて 12 日 小 峰 恋 人 岬 にて 13 日 戸 田 民 宿 新 造 元 気 女 将 と 一 緒 に 13 日 大 瀬 崎 にて
14 日 内 浦 渋 柿 を 薄 く 切 って 干 している 14 日 西 浦 荘 前 最 終 日 出 発 14 日 13:00 東 海 3 歩 行 のゴール 沼 津 駅 到 着