平 成 26 年 2 月 19 日 政 策 総 務 財 政 委 員 会 配 付 資 料 財 政 局 平 成 26 年 度 制 改 正 ( 地 方 )の 概 要 について 平 成 26 年 度 制 改 正 のうち に 関 係 する 主 な 改 正 事 項 は 次 のとおりです なお これらの 事 項 について 地 方 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 が 可 決 された 場 合 には 横 浜 条 例 等 に 係 る 一 部 改 正 議 案 を 提 出 する 予 定 です 目 改 正 項 目 個 法 給 与 所 得 控 除 の 見 直 し < 条 例 改 正 不 要 > 給 与 所 得 者 は 約 149 万 うち 給 与 収 入 1,200 万 円 以 上 は 約 6.7 万 (H25) 法 割 の 率 の 引 下 げ 所 得 及 び 住 における 給 与 所 得 控 除 について 控 除 水 準 の 適 正 化 を 図 る 観 点 から 個 における 給 与 所 得 控 除 の 上 限 額 が 次 のとおり 引 き 下 げられます 控 除 の 上 限 額 が 適 用 される 給 与 収 入 ( 平 成 26~28 年 度 分 ) 平 成 29 年 度 分 の 個 平 成 30 年 度 分 以 後 の 個 1,500 万 円 1,200 万 円 1,000 万 円 給 与 所 得 控 除 の 上 限 額 245 万 円 230 万 円 220 万 円 適 用 平 成 29 年 度 分 から( 所 得 は 平 成 28 年 分 から) 地 域 間 の 源 の 偏 在 性 を 是 正 し 財 政 力 格 差 の 縮 小 を 図 るため 法 住 法 割 の 一 部 が 地 方 法 ( 仮 称 ) として 国 化 され 地 方 交 付 の 原 資 とされます これに 伴 い 法 については 法 割 の 標 準 率 及 び 制 限 率 が 次 のとおり 引 き 下 げられます 標 準 率 12.3% 9.7% 制 限 率 14.7% ( 2.6%) 12.1% 参 考 本 の 法 割 の 率 法 の 区 分 ( 資 本 金 の 額 若 しくは 出 資 金 の 額 等 ) 率 5 億 円 未 満 12.3% 5 億 円 以 上 10 億 円 未 満 13.5% 法 割 を 収 め ている 法 数 は 約 19,000 件 (H25) 10 億 円 以 上 14.7% 適 用 平 成 26 年 10 月 1 日 以 後 に 開 始 する 事 業 年 度 から ( 備 考 ) 地 方 法 課 の 是 正 については 消 費 率 10% 段 階 において 法 住 法 割 の 地 方 交 付 原 資 化 をさらに 進 めるとともに 他 の 偏 在 是 正 措 置 を 講 ずるなど 関 係 する 制 度 について 幅 広 く 検 討 することとされています 1
目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円 原 動 機 付 自 転 車 50cc 超 90cc 以 下 1,200 円 2,000 円 90cc 超 125cc 以 下 1,600 円 1.5 倍 2,400 円 ( 最 低 2,000 円 ) ミニカー 2,500 円 3,700 円 軽 二 輪 (125cc 超 250cc 以 下 ) 2,400 円 3,600 円 小 型 二 輪 (250cc 超 ) 4,000 円 6,000 円 三 輪 3,100 円 1.25 倍 3,900 円 四 輪 以 上 乗 用 貨 物 用 自 家 用 7,200 円 1.5 倍 10,800 円 営 業 用 自 家 用 5,500 円 4,000 円 1.25 倍 6,900 円 5,000 円 営 業 用 3,000 円 3,800 円 ただし 三 輪 以 上 の 軽 自 動 車 については 平 成 27 年 4 月 1 日 以 後 に 最 初 の 新 規 検 査 を 受 けるものから の 率 を 適 用 ( 平 成 26 年 度 までに 最 初 の 新 規 検 査 を 受 けたものは の 率 に 据 え 置 き) 三 輪 以 上 の 軽 自 動 車 に 係 る 重 課 の 導 入 〇 軽 自 動 車 のグリーン 化 を 進 める 観 点 から 最 初 の 新 規 検 査 から 13 年 を 経 過 した 三 輪 以 上 の 軽 自 動 車 について 次 のとおり 率 が 引 き 上 げられます 車 種 区 分 最 初 の 新 規 検 査 から13 年 を 経 過 したもの 三 輪 3,100 円 4,600 円 四 輪 以 上 乗 用 貨 物 用 自 家 用 7,200 円 12,900 円 営 業 用 5,500 円 8,200 円 自 家 用 4,000 円 6,000 円 営 業 用 3,000 円 4,500 円 適 用 平 成 28 年 度 分 から ( 備 考 ) 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しについては 消 費 率 10%への 引 上 げ 時 において 自 動 車 取 得 ( 県 )が 廃 止 されるとともに 自 動 車 ( 県 )の 見 直 しとして 自 動 車 取 得 のグリーン 化 機 能 を 維 持 強 化 する 環 境 性 能 課 を 自 動 車 の 取 得 時 の 課 として 実 施 し 平 成 27 年 度 制 改 正 で 具 体 的 な 結 論 を 得 ることとされています ( 収 規 模 は 他 に 確 保 した 安 定 的 な 財 源 と 合 わせて 地 方 財 政 への 影 響 を 及 ぼさない 規 模 を 確 保 ) 2
目 改 正 項 目 固 定 資 産 耐 震 改 修 が 行 われた 家 屋 に 係 る 減 額 措 置 の 創 設 償 却 資 産 に 係 る 課 標 準 の 特 例 措 置 の 創 設 拡 充 (わが まち 特 例 の 導 入 ) 〇 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 する 法 律 に 基 づき 耐 震 診 断 を 義 務 付 けられ その 結 果 が 所 管 行 政 庁 に 報 告 された 家 屋 のうち 政 府 の 補 助 を 受 けて 耐 震 改 修 を 行 った 既 存 家 屋 ( 住 宅 を 除 く)に 係 る 固 定 資 産 の 減 額 措 置 (2 年 度 分 )が 創 設 されます 減 額 割 合 の 耐 震 基 準 ( 昭 和 56 年 6 月 1 日 施 行 )に 適 合 させ 2 分 の1 るよう 改 修 工 事 が 行 われた 既 存 家 屋 ( 住 宅 を 除 く ) 耐 震 改 修 が 行 われた 住 宅 については 地 方 法 に 基 づく 固 定 資 産 の 減 額 措 置 および 条 例 に 基 づく 都 計 画 の 減 額 措 置 がある 水 防 法 に 基 づき 浸 水 想 定 区 域 内 の 一 定 の 地 下 街 等 の 所 有 者 又 は 管 理 者 が 浸 水 防 止 計 画 に 基 づき 取 得 した 浸 水 防 止 用 設 備 に 対 して 講 じ る 償 却 資 産 の 特 例 措 置 (5 年 度 分 )が 創 設 されます 浸 水 防 止 用 設 備 例 止 水 板 防 水 扉 排 水 ポンプ 及 び 換 気 口 浸 水 防 止 機 等 2/3を 参 酌 して 1/2 以 上 5/6 以 下 の 範 囲 内 におい て 条 例 で 定 める 割 合 フロン 類 の 使 用 の 合 理 化 及 び 管 理 の 適 正 化 に 関 する 法 律 に 規 定 され る 冷 蔵 機 器 及 び 冷 凍 機 器 であって 自 然 冷 媒 を 利 用 したものに 対 して 講 じる 償 却 資 産 の 特 例 措 置 (3 年 度 分 )が 創 設 されます ノンフロン 製 品 ( 自 然 冷 媒 を 利 用 した 一 定 の 業 務 用 冷 凍 冷 蔵 機 器 ) 例 CO2 ショーケース 空 気 冷 凍 システム 等 3/4を 参 酌 して 2/3 以 上 5/6 以 下 の 範 囲 内 におい て 条 例 で 定 める 割 合 水 質 汚 濁 防 止 法 等 に 基 づき 公 共 の 危 害 防 止 のために 設 置 された 施 設 又 は 設 備 に 対 して 講 じる 償 却 資 産 の 特 例 措 置 が わがまち 特 例 が 導 入 された 上 で 見 直 されます 水 質 汚 濁 防 止 法 の 特 定 施 設 に 係 る 汚 水 又 は 廃 液 の 処 理 施 設 例 沈 澱 又 は 浮 上 装 置 油 水 分 離 装 置 等 大 気 汚 染 防 止 法 の 指 定 物 質 排 出 抑 制 施 設 例 テトラクロロエチレン 溶 剤 を 使 用 するドラ イクリーニング 機 に 係 る 活 性 炭 吸 着 回 収 装 置 土 壌 汚 染 対 策 法 の 特 定 有 害 物 質 排 出 抑 制 施 設 例 フッ 素 系 溶 剤 を 使 用 するドライクリーニン グ 機 に 係 る 活 性 炭 吸 着 回 収 装 置 1/3 1/2 1/2 1/3を 参 酌 して 1/6 以 上 1/2 以 下 の 範 囲 内 にお 1/2を 参 酌 して 1/3 以 上 2/3 以 下 の 範 囲 内 にお 1/2を 参 酌 して 1/3 以 上 2/3 以 下 の 範 囲 内 にお 3
( 参 考 ) 総 務 省 資 料 平 成 26 年 度 地 方 制 改 正 ( 案 )について ( 抜 粋 ) 3 車 体 課 自 動 車 取 得 の 見 直 し 自 動 車 取 得 の 率 ( 一 定 率 )を 以 下 のとおり 引 下 げ( 平 成 26 年 4 月 1 日 以 降 ) 自 家 用 自 動 車 ( 軽 自 動 車 を 除 く) 5%( ) 3%( ) 営 業 用 自 動 車 軽 自 動 車 3%( ) 2%( ) いわゆる エコカー 減 について 環 境 性 能 に 優 れた 自 動 車 の 軽 減 割 合 を 拡 充 (75% 80% 50% 60%) 自 動 車 取 得 は 消 費 率 10%への 引 上 げ 時 ( 平 成 27 年 10 月 予 定 )に 廃 止 自 動 車 の 見 直 し 自 動 車 におけるグリーン 化 特 例 の 見 直 し( 平 成 27 年 度 分 平 成 28 年 度 分 ) 軽 課 について 対 象 を 重 点 化 した 上 で 強 化 し 重 課 について 新 車 新 規 登 録 から 13 年 ( )を 経 過 した 自 動 車 の 重 課 割 合 を 標 準 率 の 概 ね 15%( 概 ね 10%)と する ( ディーゼル 車 については 11 年 ) 自 動 車 取 得 のグリーン 化 機 能 を 維 持 強 化 する 環 境 性 能 課 を 自 動 車 の 取 得 時 の 課 として 消 費 率 10% 引 上 げ 時 から 実 施 することとし 平 成 27 年 度 制 改 正 で 具 体 的 な 結 論 を 得 る 課 標 準 は 取 得 価 額 を 基 本 とし 控 除 及 び 免 点 のあり 方 等 についても 検 討 率 は 省 エネ 法 の 燃 費 基 準 値 の 達 成 度 に 応 じ 0~3%の 間 で 変 動 する 仕 組 み 収 規 模 は 他 に 確 保 した 安 定 的 な 財 源 と 合 わせて 地 方 財 政 への 影 響 を 及 ぼ さない 規 模 を 確 保 軽 自 動 車 の 見 直 し 原 付 及 び 二 輪 車 の 標 準 率 を 約 1.5 倍 ( 最 低 2,000 円 )に 引 上 げ( 平 成 27 年 度 分 から) 軽 四 輪 車 等 及 び 小 型 特 殊 自 動 車 の 標 準 率 を 自 家 用 乗 用 車 は 1.5 倍 その 他 は 約 1.25 倍 に 引 上 げ( 平 成 27 年 度 分 から) 軽 四 輪 車 等 については 平 成 27 年 4 月 1 日 以 後 に 最 初 の 新 規 検 査 を 受 けるものから 新 率 を 適 用 グリーン 化 を 進 める 観 点 から 最 初 の 新 規 検 査 から 13 年 を 経 過 した 軽 四 輪 車 等 について 標 準 率 の 概 ね 20%の 重 課 を 導 入 ( 平 成 28 年 度 分 から) 4
( 参 考 ) 制 改 正 項 目 別 の 影 響 額 目 改 正 項 目 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 影 響 額 個 法 給 与 所 得 控 除 の 見 直 し 29 年 度 分 から 法 割 の 率 の 引 下 げ 26 年 10 月 1 日 以 後 に 開 始 する 事 業 年 度 から 6 億 円 100 億 円 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 三 輪 以 上 の 軽 自 動 車 に 係 る 重 課 の 導 入 28 年 度 分 から 5 億 円 固 定 資 産 耐 震 改 修 が 行 われた 家 屋 に 係 る 減 額 措 置 の 創 設 償 却 資 産 に 係 る 課 標 準 の 特 例 措 置 の 創 設 拡 充 0.2 億 円 が 限 定 的 であ るため 影 響 額 は 僅 少 と 見 込 んでいます 影 響 額 については 26 年 度 当 初 予 算 を 基 に 平 年 度 ベースの 影 響 額 を 試 算 したもの 5