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島 根 大 学 医 学 部 案 内 医 学 科 看 護 学 科 SHIMANE UNIVERSITY FACULTY OF MEDICINE 2016

地 域 か ら 世 界 へ 医 の 炎 を 燃 や し て 医 学 部 長 大 谷 浩 Hiroki Otani 島 根 大 学 医 学 部 は 生 命 の 尊 厳 と 患 者 さんの 権 利 人 格 の 尊 重 を 教 育 の 柱 とし 豊 かな 教 養 と 高 い 倫 理 観 を 備 え 科 学 的 な 探 求 心 と 総 合 的 な 判 断 能 力 を 培 った 地 域 の 医 療 と 人 類 の 福 祉 に 貢 献 する 医 療 人 を 養 成 することを 目 指 しています 大 学 は 真 理 を 追 究 し 学 生 教 職 員 を 含 めて 人 が 育 つところ です 学 生 教 職 員 が 如 何 にヒト 人 患 者 さん 生 命 に 肉 迫 し 真 摯 に 学 ぶかが 本 質 であり 本 医 学 部 は ここで 学 んだ 医 師 看 護 師 が 生 涯 医 の 炎 を 燃 やしつづけるため まず 入 学 された 全 ての 学 生 さんが 医 の 扉 を 開 き その 心 に 医 の 炎 を 灯 す 場 となることを 目 指 し 全 教 職 員 が 全 力 で 取 り 組 みます 私 見 ですが 師 ( 教 員 )は 自 分 を 越 える 弟 子 ( 学 生 )を 育 て るのが 使 命 であり 弟 子 ( 学 生 )は 自 分 の 師 ( 教 員 )を 越 え るのが 役 割 です 他 の 学 問 と 同 様 に 医 学 看 護 学 の 進 展 は 日 進 月 歩 であり その 意 味 で 大 げさでも 何 でもなく 学 生 さんと 教 員 は 医 学 看 護 学 を 目 指 す 同 志 であり ライバルとして 単 に 知 識 や 技 術 を 教 授 し 学 修 するのみでなく お 互 いに 日 々 謙 虚 に 真 摯 に 学 んでいくべきであると 考 えています 私 たち 教 職 員 一 同 は 学 生 さんや 市 民 の 皆 さんの 意 見 に 真 摯 に 耳 を 傾 け より 良 い 教 育 研 究 診 療 を 目 指 して 社 会 に 開 かれたより 良 い 医 学 部 を 柔 軟 に 創 っていきたいと 考 えていま す あなたも 全 国 から 集 まる 神 々とともにこの 出 雲 の 地 で 島 根 大 学 医 学 部 で 医 の 扉 を 開 け 私 たちと 一 緒 に 医 の 炎 を 生 涯 燃 やし 続 けて 地 域 から 世 界 へ 発 信 する 医 療 を 創 ってみ ませんか 島 根 大 学 学 章 総 合 大 学 として 飛 躍 し 発 展 する 島 根 大 学 を 日 本 海 の 青 色 のUで 知 性 を 愛 し 感 性 を 育 む 学 問 の 探 究 を 茜 色 の 扉 と 本 で 象 徴 しています 1

1-2 3-6 7 8 9-12 13 14 15-16 17-18 19 20 21-22 23 24 25-26 27-28 29-30 31-32 33 34 目 次 学 部 長 メッセージ 学 章 目 次 基 本 理 念 沿 革 シンボルマーク 学 科 紹 介 ( 医 学 科 ) 臨 床 実 習 地 域 医 療 実 習 ( 医 学 科 ) 先 輩 からのメッセージ( 医 学 科 ) 学 科 紹 介 ( 看 護 学 科 ) 臨 地 実 習 ( 看 護 学 科 ) 先 輩 からのメッセージ( 看 護 学 科 ) 大 学 院 ( 医 学 系 研 究 科 ) 医 学 部 附 属 病 院 卒 後 臨 床 研 修 センター クリニカルスキルアップセンター 研 究 先 端 医 療 医 学 英 語 教 育 国 際 交 流 海 外 研 修 の 推 進 学 生 生 活 課 外 活 動 学 内 行 事 入 試 情 報 各 種 データブック キャンパスガイド 昭 和 50 年 10 月 昭 和 51 年 4 月 昭 和 54 年 4 月 昭 和 54 年 10 月 昭 和 56 年 4 月 昭 和 57 年 3 月 昭 和 57 年 4 月 昭 和 57 年 4 月 昭 和 58 年 4 月 昭 和 60 年 10 月 昭 和 61 年 3 月 平 成 元 年 10 月 平 成 3 年 4 月 平 成 7 年 10 月 平 成 10 年 4 月 平 成 11 年 4 月 平 成 13 年 4 月 平 成 15 年 3 月 平 成 15 年 4 月 平 成 15 年 10 月 平 成 16 年 4 月 平 成 16 年 4 月 平 成 18 年 3 月 平 成 18 年 4 月 平 成 21 年 4 月 平 成 21 年 9 月 平 成 23 年 4 月 平 成 23 年 6 月 島 根 医 科 大 学 設 置 ( 医 学 部 医 学 科 ) 附 属 図 書 館 設 置 事 務 局 設 置 沿 革 医 学 部 第 1 回 入 学 式 医 学 部 附 属 病 院 設 置 医 学 部 附 属 病 院 診 療 開 始 医 学 部 附 属 動 物 実 験 施 設 設 置 医 学 部 第 1 回 卒 業 式 大 学 院 医 学 系 研 究 科 博 士 課 程 設 置 大 学 院 第 1 回 入 学 式 医 学 部 附 属 実 験 実 習 機 器 センター 設 置 開 学 10 周 年 記 念 式 典 第 1 回 学 位 授 与 式 医 学 部 附 属 病 院 開 院 10 周 年 記 念 式 典 保 健 管 理 センター 設 置 開 学 20 周 年 記 念 式 典 医 学 部 医 学 科 学 士 入 学 (3 年 次 編 入 学 ) 開 始 医 学 部 看 護 学 科 第 1 回 入 学 式 医 学 部 看 護 学 科 3 年 次 編 入 学 開 始 医 学 部 看 護 学 科 第 1 回 卒 業 式 大 学 院 医 学 系 研 究 科 修 士 課 程 ( 看 護 学 専 攻 ) 設 置 大 学 統 合 により 島 根 大 学 医 学 部 に 名 称 変 更 国 立 大 学 法 人 島 根 大 学 医 学 部 に 名 称 変 更 大 学 院 医 学 系 研 究 科 修 士 課 程 ( 医 科 学 専 攻 ) 設 置 医 学 部 創 立 30 周 年 記 念 式 典 医 学 部 医 学 科 地 域 枠 推 薦 入 学 開 始 医 学 部 医 学 科 緊 急 医 師 確 保 対 策 枠 推 薦 入 学 開 始 医 学 部 附 属 病 院 開 院 30 周 年 記 念 式 典 医 学 部 医 学 科 前 期 日 程 ( 県 内 定 着 枠 ) 開 始 医 学 部 看 護 学 科 推 薦 入 学 ( 地 域 枠 ) 開 始 医 学 部 附 属 病 院 新 病 棟 開 院 シンボルマーク 出 雲 には 大 昔 意 地 悪 な 神 に 毛 皮 を 剥 がれて 苦 しんで いた 因 幡 の 白 ウサギ を 大 国 主 命 がガマの 穂 を 使 っ て 治 したという 神 話 があります ガマの 穂 には 炎 症 を 抑 える 作 用 があり この 故 事 から 大 国 主 命 は 医 の 神 様 とも 云 われ 大 国 主 命 を 祭 神 とする 出 雲 大 社 がある 出 雲 市 は 古 来 より 医 療 発 祥 の 地 とも 云 われています この 神 話 にちなんで ウサギがガマの 穂 にくるまって いる 姿 を 本 学 部 附 属 病 院 のシンボルマークとし 開 設 時 より 使 用 しています 2

医 学 科 島 根 大 学 というフィールドを 拠 点 にして 新 しい 挑 戦 の 歴 史 を 築 いていこう 医 学 科 長 田 邊 一 明 医 学 科 では 高 い 倫 理 観 と 豊 かな 教 養 を 備 え 科 学 的 探 究 心 をもつ 医 療 人 の 育 成 を 目 指 しています 大 学 キャンパスに 留 まらず 広 く 学 外 での 学 びの 場 が 活 用 できる 体 制 を 用 意 し 高 い 問 題 解 決 能 力 を 育 成 することを 重 視 しています 現 在 の 限 りなく 専 門 化 している 医 療 の 分 野 でも 救 急 の 最 前 線 日 常 診 療 専 門 検 査 治 療 地 域 医 療 延 命 の 医 学 と 多 岐 にわたる 医 療 において 医 師 として 患 いに 触 れる 人 間 関 係 が 何 よりも 重 要 であり 全 人 的 な 医 療 を 心 がけることが 大 切 です また プラトンの 言 葉 に 医 師 は 言 葉 を 扱 うプロフェッション とあります チーム 医 療 の 実 践 に 必 要 なコ ミュニケーション 能 力 国 際 的 に 活 躍 できる 語 学 能 力 の 育 成 にも 力 を 入 れています 6 年 一 貫 医 学 英 語 教 育 による 高 い 英 語 能 力 の 習 得 地 域 の 医 療 施 設 での 臨 床 実 習 による 実 践 的 な 臨 床 教 育 など 様 々な 工 夫 がなされています また 海 外 医 療 施 設 での 研 修 も 用 意 し ています さらには 臨 床 医 療 の 分 野 のみならず 研 究 の 両 分 野 での 総 合 力 またその 両 方 をバランスよく 推 進 する 総 合 力 のある 医 療 人 を 目 指 してほしいと 思 います 医 師 となる 道 のりは 決 して 平 坦 ではないかもしれません 困 難 への 挑 戦 とは 一 人 だ けでがんばって 一 人 だけで 成 果 を 得 ることではなく 常 に 有 形 無 形 の 他 者 の 手 助 けと 共 にあるものだと 思 います 挑 戦 とは ときに 孤 独 なものですが 一 人 だけで 生 きてい る 人 間 はどこにも 存 在 しません 地 域 教 職 員 周 囲 の 仲 間 とのつながりが 支 えとなっ てくれるはずです 島 根 大 学 というフィールドを 拠 点 にして 新 しい 挑 戦 の 歴 史 を 築 い ていきましょう 3

教 育 方 針 医 学 科 では 高 い 倫 理 観 と 豊 かな 教 養 を 備 え 科 学 的 探 究 心 をもつ 医 療 人 の 育 成 を 目 指 しています このため 大 学 キャンパスに 留 まらず 広 く 学 外 での 学 びの 場 が 活 用 できる 体 制 を 用 意 し 高 い 問 題 解 決 能 力 を 育 成 することを 重 視 しています また チーム 医 療 の 実 践 に 必 要 なコミュニケーション 能 力 国 際 的 に 活 躍 できる 語 学 能 力 の 育 成 にも 力 を 入 れています 求 める 学 生 像 人 間 が 好 き 自 然 が 好 き 地 域 社 会 にも 関 心 があり 人 々から 求 められる 良 き 医 師 になりたいと 熱 望 する 学 生 を 求 めています すぐれた 医 学 知 識 とともに 人 の 心 のわかる 優 しさを 持 った 医 師 になるた めに 心 技 体 を 鍛 えることをいとわぬ チャレンジ 精 神 旺 盛 な 若 人 を 求 めています 医 学 科 の 教 育 の 特 徴 多 様 な 医 療 施 設 による 実 践 的 な 医 学 教 育 早 期 体 験 実 習 でモチベーションアップ! 1 年 次 から 医 学 部 附 属 病 院 で 体 験 実 習 を 行 う ため 学 習 に 対 するモチベーションが 高 まり ます 県 内 の 様 々な 医 療 施 設 が 学 習 の 舞 台 5 年 次 から6 年 次 の 臨 床 実 習 は 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 に 留 まらず 希 望 に 応 じて 県 内 の 多 くの 医 療 施 設 を 選 択 して 実 習 を 行 うことが できます 問 題 解 決 能 力 を 養 う 自 主 的 な 学 習 体 制 グループ 学 習 によるチュートリアル 教 育 臨 床 医 学 教 育 では 少 人 数 グループ 学 習 による 課 題 症 例 の 自 主 学 習 を 重 視 しています 学 生 同 士 による 屋 根 瓦 方 式 の 指 導 補 助 解 剖 学 実 習 や 少 人 数 グループ 学 習 では 上 級 生 によるチューター 指 導 により 学 習 効 率 を 高 めています 早 期 体 験 実 習 (ダ ヴィンチ シミュレータ) 臨 床 実 習 チュートリアル 教 育 4

教 育 課 程 の 概 要 6 年 間 の 一 貫 教 育 を 実 施 しており その 教 育 課 程 は [ 基 礎 科 目 ] [ 教 養 育 成 科 目 ] 及 び[ 専 門 教 育 科 目 ]で 構 成 されます [ 専 門 教 育 科 目 ]は 専 門 基 礎 科 目 基 礎 医 学 系 臨 床 基 礎 医 学 系 社 会 医 学 系 臨 床 医 学 系 および 特 別 系 に 分 類 されます 1 年 次 医 学 概 論 Ⅰ 医 学 概 論 Ⅱを 含 む 専 門 基 礎 科 目 を 履 修 するほか 週 1 日 は 松 江 キャンパ スにおいて 基 礎 科 目 教 養 育 成 科 目 を 履 修 します 2 年 次 基 礎 医 学 系 の 解 剖 学 や 生 理 学 の 履 修 が 始 まります 3 年 次 ~ 4 年 次 5 年 次 ~ 6 年 次 学 生 自 らが 希 望 する 講 座 で 研 究 の 基 本 を 学 び 研 究 に 参 加 したり 症 例 の 解 説 を 受 け たりすることができる 講 座 等 配 属 を 実 施 しています 3 年 次 の1 月 末 からは 自 学 自 習 と 実 践 的 能 力 を 身 につけるため 医 学 チュートリアル 教 育 を 実 施 しています 医 学 チュー トリアル 教 育 は 臓 器 別 系 統 別 の 26 コースと コースに 関 連 する 基 礎 医 学 臨 床 基 礎 医 学 社 会 医 学 も 組 み 込 んで 約 1 年 間 実 施 します 4 年 次 末 に 共 用 試 験 CBT(コンピュータを 活 用 した 知 識 問 題 解 決 能 力 試 験 )およ び OSCE( 客 観 的 臨 床 能 力 試 験 )を 実 施 し 臨 床 実 習 に 進 む 前 に 最 低 限 必 要 な 知 識 技 術 態 度 が 備 わっているかを 判 定 します 4 年 次 から6 年 次 にかけて Student Doctor として 70 週 にわたって 臨 床 実 習 を 行 います 附 属 病 院 関 連 教 育 病 院 並 びに 地 域 医 療 病 院 等 での 実 地 教 育 の 期 間 を 十 分 確 保 することによって 医 学 教 育 本 来 の 目 的 である 医 療 現 場 との 結 びつきを 密 にするととも に 生 命 の 尊 厳 と 患 者 さんの 権 利 および 人 格 尊 重 の 重 要 性 を 理 解 し 医 療 と 医 の 心 を 患 者 さんから 学 ぶ 姿 勢 を 身 につけるよう 教 育 を 行 っています なお 医 学 英 語 教 育 は1 年 次 から6 年 次 まで 6 年 間 一 貫 した 医 学 英 語 教 育 を 実 施 しています 学 士 入 学 ( 医 学 科 3 年 次 編 入 ) 趣 旨 目 的 医 学 の 急 速 な 進 歩 は 医 療 の 専 門 化 と 高 度 化 を 導 き 高 度 な 知 識 と 技 術 を 持 つ 医 師 が 求 められてお ります また 近 年 の 医 療 環 境 の 複 雑 化 に 伴 い 医 師 には 広 い 教 養 と 豊 かな 人 間 性 高 い 倫 理 性 が 要 求 されます このような 情 勢 に 対 応 して 医 学 以 外 の 分 野 を 専 攻 し 学 士 の 学 位 を 取 得 した 者 で 専 門 分 野 で 学 んだ 知 識 を 医 学 に 生 かすことのできる 優 秀 な 人 材 に 対 し 医 学 修 得 の 道 を 開 いています そ して 医 学 の 研 究 教 育 及 び 診 療 の 将 来 を 担 い 地 域 社 会 の 発 展 にも 寄 与 できる 医 師 の 育 成 を 目 的 と しています 特 に 専 門 分 野 で 学 んだ 知 識 を 生 かして 将 来 研 究 者 を 志 す 方 のために 医 学 研 究 の 基 礎 を 学 び 研 究 に 参 加 できる 支 援 体 制 も 用 意 し 科 学 的 探 究 心 の 涵 養 を 図 ります 地 域 枠 島 根 県 内 の 高 等 学 校 等 を 卒 業 し 或 いは 高 等 学 校 等 在 学 中 に 島 根 県 内 に 在 住 し 大 学 に 進 学 した 者 のうち 将 来 本 学 医 学 部 附 属 病 院 を 含 め 島 根 県 下 の 医 療 機 関 で 地 域 の 医 療 を 担 おうとする 熱 意 と 使 命 感 をもった 者 を 対 象 とした 地 域 枠 入 学 制 度 を 設 けています 5

カリキュラム 医 学 科 卒 業 後 の 進 路 を 選 択 することができる 6

臨 床 実 習 地 域 医 療 実 習 * 5 6 年 次 以 外 1 年 次 の 早 期 体 験 実 習 全 学 年 を 通 して 実 施 する 夏 季 春 季 地 域 医 療 実 習 3 4 年 次 の 環 境 保 健 実 習 での 地 域 体 験 など 入 学 後 の 早 期 から 地 域 を 基 盤 とした 臨 床 教 育 の 充 実 を 図 っております 高 度 先 進 医 療 から 地 域 でのプライマリケアを 学 ぶことで 将 来 の 医 学 医 療 を 担 う 医 師 として 必 要 な 幅 広 い 臨 床 能 力 と 高 い 倫 理 観 を 修 得 します 大 学 病 院 実 習 カンファレンス 地 域 医 療 実 習 先 地 域 診 療 所 実 習 シミュレーター 教 育 海 外 講 師 招 聘 海 外 での 臨 床 実 習 海 外 医 学 生 の 受 入 7

先 輩 からのメッセージ 自 分 の 可 能 性 を 広 げよう!!! 島 根 大 学 は 自 分 が 積 極 的 に 学 ぼうと 思 えば いくらでも 学 ぶことが できる 環 境 が 整 っている 大 学 だと 思 います 実 際 私 は 昨 年 1 年 間 まだ 医 学 の 知 識 についてほとんどありませんでしたが 研 究 室 に 通 わ せていただき 最 先 端 の 研 究 に 実 際 に 触 れることができました また クラブ 活 動 を 通 して 大 学 の 講 義 だけでは 学 べないことを 学 べたり 先 輩 方 と 話 すことでモチベーションのアップにもつながります 皆 さ んと 有 意 義 な 大 学 生 活 を 共 に 過 ごせる 日 を 楽 しみにしています 芦 田 美 緒 医 学 科 2 年 学 生 の 挑 戦 を 応 援 する 大 学 大 学 が 高 校 と 最 も 違 う 点 は 学 生 により 多 くの 選 択 肢 が 与 えられる ことです 授 業 サークル バイト 旅 行 研 究 地 域 活 動 など 学 生 は 高 校 の 時 に 比 べ とても 多 種 多 様 なことに 挑 戦 できるようになり ます 私 も 学 生 生 活 の 中 で 様 々なことを 体 験 しながら 自 分 の 人 生 を 模 索 しています この 大 学 は 新 しいことを 始 める 人 を 支 え 応 援 してくれる 大 学 です この 大 学 で 今 までの 自 分 から 一 歩 踏 み 出 して 新 しい 世 界 に 接 してみませんか? 松 岡 友 樹 医 学 科 4 年 島 根 の 医 療 てごしてごせ! こんにちは 研 修 医 2 年 目 の 中 寺 です 今 回 このような 機 会 を 設 けて 頂 きましたので 自 身 の 研 修 生 活 につ いてお 話 したいと 思 います 大 したことはお 話 はできませんが 少 しでも 参 考 になれば 幸 いです 私 は 大 学 病 院 コースを 選 択 し 初 期 研 修 2 年 間 を 大 学 で 過 ごしていま す コースを 選 択 するときに まず 最 初 の1 年 間 の 研 修 は 大 学 でやろう と 思 いました 頭 で 考 えることに 対 して 苦 手 意 識 が 強 かったので 大 学 病 院 ならではの 細 かいアセスメント 能 力 を 養 い 苦 手 意 識 を 克 服 しよう と 考 えたからです それなら 見 知 らぬ 土 地 の 大 学 に 行 くよりは 慣 れた 環 境 での 研 修 が 自 分 には 合 っているかなと 思 いました 研 修 1 年 目 が 終 わっ てみてアセスメント 能 力 が 身 についたかと 問 われると といった 感 じで すが 少 なくとも 考 え 調 べることを 面 白 いと 感 じるようにはなりました 中 寺 由 貴 枝 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 卒 後 臨 床 研 修 センター 医 科 研 修 医 2 年 目 しかし 2 年 間 同 じ 大 学 しかも 母 校 となると 正 直 だれてしまうのではないかなとも 思 ったので 研 修 医 1 年 目 の 救 急 研 修 で 12 月 1 月 の2ヶ 月 間 東 京 医 科 歯 科 大 学 病 院 での 研 修 を 選 択 しました 島 根 では 経 験 できないことが 詰 まった 刺 激 的 な 日 々になることは 保 証 します 何 よりも 鬼 形 先 生 や 石 橋 先 生 事 務 の 方 々をはじめ バックアップも 心 強 く 愉 快 な 研 修 仲 間 と 毎 日 楽 しく 研 修 できることが 一 番 の 魅 力 だと 私 は 思 います 島 根 の 医 療 てごしてごせ!( 訳 : 島 根 の 医 療 手 伝 って 下 さい!) 8

看 護 学 科 4 4 4 4 島 根 大 学 で 看 護 学 のホンモノ を 学 んで 自 律 した 看 護 職 になる! 看 護 学 科 長 三 瓶 まり 当 看 護 学 科 は 現 代 社 会 の 多 様 で 複 雑 な 健 康 ニーズに 応 え 地 域 の 看 護 をリードしていくことのできる 看 護 職 を 養 成 し 保 健 医 療 福 祉 の 充 実 と 発 展 に 貢 献 することを 教 育 理 念 として 平 成 11 年 に 開 学 しました 卒 業 生 は 島 根 県 内 の 主 要 な 病 院 で 副 師 長 や 専 門 看 護 師 になったり 大 学 教 員 として 教 育 に 携 わったりするなど 看 護 のリーダーとして 活 躍 しています 当 学 科 の 特 徴 は 次 の5つです 1. 大 学 人 としての 豊 かな 教 養 を 身 につけながら 病 気 を 患 う 人 の 看 護 はもちろん 地 域 で 暮 らす 人 々の 健 康 を 守 る 看 護 も 含 めてあらゆる 人 々を 対 象 とした 看 護 学 を4 年 間 かけて 学 び ます 卒 業 時 には 学 生 全 員 が 看 護 師 および 保 健 師 の 国 家 試 験 を 受 験 しています 2. 小 中 高 等 学 校 において 児 童 生 徒 の 健 康 管 理 と 保 持 増 進 を 仕 事 とする 養 護 教 諭 (Ⅰ 種 免 許 ) の 養 成 をしています 3. 産 科 医 師 が 不 足 し 助 産 師 の 役 割 が 重 要 になってきています 正 常 な 妊 産 婦 に 対 しては 助 産 師 だけでも 自 らの 責 任 で 分 娩 を 取 り 扱 うことができるからです そのため 当 学 科 では 平 成 24 年 度 に 助 産 師 課 程 を 新 設 しました 4. 現 代 医 療 における 看 護 職 は 医 師 や 薬 剤 師 など 他 の 医 療 職 と 協 力 しながら 患 者 の 治 療 や 看 護 を 行 います 医 学 科 との 合 同 授 業 やサークル 活 動 を 通 して 多 くの 人 と 知 り 合 い 医 療 につい て 語 り 合 うことによって 医 療 チームとして 患 者 に 関 わる 態 度 を 身 につけることができます 5. 看 護 学 科 は 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 に 隣 接 し 臨 床 実 習 のほとんどを 附 属 病 院 で 行 います 病 院 看 護 部 と 連 携 して 教 育 を 行 い 最 先 端 の 医 療 や 看 護 を 学 ぶことができます 少 子 高 齢 化 が 進 行 する 日 本 においては 在 宅 療 養 者 が 増 え その 人 の 療 養 生 活 を 支 えると いう 看 護 力 が 重 要 となってくるでしょう 看 護 の 素 晴 らしさを 皆 さんとともに 学 び 考 え 社 会 に 発 信 していきたいと 思 います 皆 さんと 大 学 でお 会 いできることを 楽 しみにしております 9

教 育 方 針 看 護 学 科 では 自 律 した 看 護 専 門 職 として 生 涯 にわたってキャリアを 積 み 上 げていくための 基 盤 となる 看 護 実 践 能 力 の 育 成 に 力 を 注 いでいます 病 院 在 宅 地 域 のあらゆる 生 活 の 場 において 健 康 の 保 持 増 進 病 気 からの 回 復 死 に 至 る 過 程 等 様 々な 健 康 レベルの 人 々に 科 学 的 根 拠 に 基 づく 適 切 な 看 護 を 提 供 できる 能 力 医 師 をはじめとする 保 健 医 療 福 祉 教 育 の 専 門 職 と 協 働 し 連 携 と 調 整 を 行 う 能 力 の 基 礎 を 修 得 することを 目 指 しています 求 める 学 生 像 他 者 に 関 心 を 持 ち 人 を 尊 重 し ささえ 合 い ともに 歩 むことのできる 人 間 性 豊 かな 人 を 求 めます 知 的 探 究 心 にあふれ 社 会 の 人 々の 命 と 生 活 を 支 える 自 律 した 看 護 専 門 職 となるために 志 を 高 く 持 ち 夢 の 実 現 に 向 けて 弛 まぬ 努 力 のできる 人 を 求 めます 看 護 学 科 の 教 育 の 特 徴 Ⅰ 基 礎 から 応 用 へ 系 統 的 に 学 ぶ Ⅱ 講 義 - 演 習 - 実 習 で 知 識 と 実 践 を 統 合 する Ⅲ 科 学 的 根 拠 に 基 づく 確 かな 技 術 を 修 得 する Ⅳ 附 属 病 院 で 高 度 先 進 医 療 を 直 に 経 験 し 急 性 期 の 患 者 のニーズに 対 応 した 高 度 な 看 護 とチーム 医 療 を 学 ぶ Ⅴ 島 根 県 全 域 の 市 町 村 に 出 かけ 地 域 住 民 の 健 康 ニーズに 対 応 した 看 護 と 保 健 医 療 福 祉 の 連 携 と 協 働 を 学 ぶ Ⅵ 学 習 を 支 援 する 整 備 された IT システムを 活 用 し て 学 ぶ Ⅶ 授 業 やサークル 活 動 など 医 学 科 学 生 と 対 等 な 関 係 の 中 で 学 ぶ Ⅷ 優 れた 教 育 スタッフの 手 厚 いサポートのもとで 学 ぶ 基 礎 演 習 専 門 教 育 の 特 色 グループワーク Ⅰ Ⅱ Ⅲ 多 様 で 複 雑 な 健 康 問 題 に 対 応 できる 人 材 将 来 地 域 の 看 護 をリードでき 得 る 人 材 を 育 成 する 必 要 から いわゆる 統 合 教 育 を 基 盤 とし 看 護 師 保 健 師 の 両 国 家 試 験 受 験 資 格 に 係 る 科 目 を 必 修 としています 保 健 医 療 と 連 携 協 働 できる 養 護 教 諭 を 育 成 するため 選 抜 制 で 養 護 教 諭 1 種 免 許 を 取 得 で きる 課 程 を 設 けています 危 機 的 状 況 にある 産 科 医 療 への 対 応 および 将 来 のリーダー 養 成 の 必 要 から 選 抜 制 で 助 産 師 養 成 課 程 を 設 けています 10

教 育 課 程 の 概 要 看 護 専 門 職 に 求 められる 基 本 的 能 力 を 育 成 するために 以 下 のような 構 造 化 された 教 育 課 程 を 編 成 しています Ⅰ 学 年 進 行 に 伴 って 一 般 教 養 専 門 基 礎 専 門 ( 講 義 - 演 習 - 実 習 ) の3 分 野 を 連 動 させな がら 系 統 的 に 配 置 し 知 識 技 術 を 積 み 上 げていけるよう 構 造 化 しています Ⅱ 問 題 解 決 能 力 及 び 協 働 力 の 涵 養 のため 看 護 学 専 門 分 野 の 演 習 科 目 には 1 年 次 より チュート リアル システムと PBL(Problem Based Learning)を 取 り 入 れたグループ 学 習 に 力 を 入 れています Ⅲ 看 護 学 の 専 門 分 野 の 教 育 は 講 義 - 演 習 - 実 習 - 演 習 により 知 識 と 技 術 の 統 合 を 図 るとともに リフレクションによる 経 験 の 意 味 づけをとおして 看 護 観 の 育 成 を 図 っています Ⅳ 事 前 事 後 の 課 題 学 習 により 科 学 的 根 拠 の 追 及 と 科 学 的 知 見 の 定 着 を 図 っています Ⅴ 看 護 の 対 象 となる 人 に 対 する 全 人 的 ケアの 実 際 をリアルに 学 ぶために 学 習 段 階 に 応 じて 模 擬 患 者 を 活 用 しています Ⅵ 看 護 実 践 能 力 が 順 当 に 培 われているかを 査 定 するために 臨 地 実 習 前 に 看 護 版 OSCE( 客 観 的 臨 床 能 力 試 験 )を 行 っています Ⅶ 多 様 な 健 康 問 題 への 対 応 を 学 ぶため 医 学 部 附 属 病 院 はもとより 地 域 の 保 育 所 老 人 保 健 施 設 訪 問 看 護 ステーション 等 で 実 習 を 行 っています Ⅷ 地 域 固 有 の 健 康 問 題 への 対 応 を 学 ぶため 島 根 県 全 域 の 保 健 所 市 町 村 において 地 域 看 護 学 実 習 を 展 開 しています Ⅸ 個 々の 学 生 が 自 由 に 自 律 して 実 習 計 画 を 立 てて 実 行 する 看 護 学 総 合 実 習 Ⅱ を4 年 次 後 期 に 実 施 し 積 み 上 げてきた 看 護 実 践 能 力 の 統 合 を 図 っています Ⅹ 研 究 マインドの 育 成 のため 4 年 次 に 通 年 で 卒 業 研 究 に 取 り 組 んでいます Ⅺ 国 際 的 視 点 の 涵 養 をめざし 英 語 アドバンストコース 海 外 研 修 を 自 由 科 目 として 設 定 しています 進 路 セミナー 基 礎 演 習 11

カリキュラム 取 得 できる 資 格 免 許 看 護 師 保 健 師 国 家 試 験 受 験 資 格 ( 全 員 ) 助 産 師 国 家 試 験 受 験 資 格 (2 年 次 終 了 時 に 選 抜 :6 名 程 度 ) 養 護 教 諭 1 種 免 許 (2 年 次 終 了 時 に 選 抜 :10 名 程 度 ) 資 格 免 許 が 支 える 看 護 専 門 職 としてのキャリア 12

臨 地 実 習 看 護 学 の 知 識 と 技 を 統 合 して 看 護 実 践 能 力 を 発 展 させる 対 象 者 に 学 び 自 らも 成 長 し 人 間 観 看 護 観 を 構 築 する! 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 基 礎 看 護 学 実 習 (1 2 年 次 ) 看 護 の 援 助 課 程 の 基 本 を 実 践 をとおして 学 ぶ 成 人 老 年 小 児 母 性 精 神 の 各 看 護 学 実 習 (3 年 次 ) 看 護 学 の 専 門 分 野 別 に 健 康 への 回 復 を 支 援 する 看 護 を 実 践 的 に 学 ぶ その 他 の 地 域 施 設 等 小 児 看 護 学 実 習 : 保 育 所 (3 年 次 ) 母 性 看 護 学 実 習 助 産 学 実 習 :クリニック 助 産 院 (3 4 年 次 ) 老 年 看 護 学 実 習 : 老 人 保 健 施 設 (4 年 次 ) 地 域 看 護 学 実 習 (4 年 次 ) : 訪 問 看 護 ステーション : 保 健 所 市 町 村 企 業 養 護 教 職 課 程 実 習 (3 4 年 次 ) : 島 大 附 属 学 校 出 雲 市 小 中 学 校 * 地 域 で 暮 らす 人 々の 健 康 の 保 持 増 進 健 康 からの 回 復 生 活 の 安 寧 を 支 える 看 護 を 実 践 をとおして 学 ぶ 13

先 輩 からのメッセージ 島 根 大 学 で 広 がる 学 びの 輪 私 は 島 根 県 で 生 まれ 育 ち 将 来 も 島 根 で 働 きたいと 考 え 地 域 医 療 に 根 ざしている 島 根 大 学 に 入 学 しました 1 年 生 は 専 門 科 目 だけでなく 松 江 キャンパスに 行 って 教 養 科 目 も 学 び ます 医 学 部 以 外 の 授 業 を 受 けることで 幅 広 い 視 野 を 身 につ けることができます 島 根 大 学 の 看 護 学 科 では 保 健 師 や 養 護 教 諭 更 に 助 産 師 の 資 格 を 取 ることもできます また 部 活 動 も 活 発 で 多 くの 人 が 勉 強 と 両 立 し 充 実 した 大 学 生 活 を 送 っています みなさんと 共 に 学 べることを 楽 しみにしてい ます 柘 植 鈴 花 看 護 学 科 2 年 実 践 をしていくことで 深 まる 学 び 私 は 地 域 医 療 について 学 びたいと 思 い 島 根 大 学 の 看 護 学 科 に 入 学 しました 大 学 では 専 門 的 な 知 識 について 先 生 方 から の 講 義 やグループワーク 臨 地 実 習 で 学 びを 深 めていくこと ができます 特 に 臨 地 実 習 では 実 際 の 患 者 さんを 相 手 に 今 ま で 身 に 付 けてきた 知 識 や 技 術 の 実 践 をさせていただくことが できるので 患 者 さんや 現 場 のスタッフの 方 々から より 多 くのことを 学 ぶことができます 皆 さんとこの 出 雲 の 地 でお 会 いできるのを 楽 しみにしています 妹 尾 将 太 看 護 学 科 4 年 縁 結 びの 國 で 生 まれ 育 ち 夢 を 叶 えた 私!ご 縁 に 感 謝! 私 は 小 児 センターで 看 護 師 として 働 いています 夢 に 描 き 続 けていた 看 護 師 という 職 業 は 想 像 以 上 に 命 と 間 近 で 責 任 の 大 きい 職 業 ですが 子 どもたちの 生 きる 力 や 家 族 の 愛 に 寄 り 添 い 喜 びや 悲 しみを 分 かち 合 うことで 日 々やりがいを 感 じています 大 学 4 年 間 では 恵 まれた 環 境 で 多 岐 にわたる 実 習 を 経 験 さ せていただき 幅 広 い 看 護 を 捉 えることができました また 実 習 先 での 多 くの 出 逢 いから 夢 に 進 む 原 動 力 をいただきまし た 全 て 今 の 私 に 欠 かせない 経 験 や 想 い 出 ばかりです 私 が 生 まれ 育 った 島 根 は 縁 結 びの 國 と 言 われています 一 つ 一 つのご 縁 を 大 切 にして かけがえのない 時 間 を 過 ごして ください 来 間 佳 世 子 2013 年 度 卒 業 14

大 学 院 ( 医 学 系 研 究 科 ) 教 育 方 針 島 根 大 学 大 学 院 医 学 系 研 究 科 は 医 学 及 び 看 護 学 に 関 する 学 術 の 理 論 及 び 応 用 を 教 授 研 究 し その 深 奥 をきわめて 医 学 の 分 野 においては 研 究 者 として 自 立 して 研 究 活 動 を 行 うに 必 要 な 高 度 の 研 究 能 力 とその 基 礎 となる 豊 かな 学 識 を 備 えた 優 れた 研 究 者 の 養 成 を 看 護 学 の 分 野 においては 広 い 視 野 に 立 って 精 深 な 学 識 を 授 け 看 護 学 における 研 究 能 力 又 は 高 度 の 専 門 性 を 要 する 職 業 等 に 必 要 な 高 度 の 能 力 と 人 間 性 を 備 えた 優 れた 研 究 者 又 は 高 度 専 門 職 業 人 の 養 成 を 目 的 とし 併 せて 医 学 及 び 看 護 学 の 発 展 と 人 類 の 福 祉 の 向 上 に 寄 与 することを 使 命 としています 博 士 課 程 ( 医 科 学 専 攻 ) 入 学 定 員 30 名 ( 標 準 修 業 年 限 4 年 ) 医 科 学 専 攻 博 士 課 程 は 医 学 の 専 門 領 域 及 び 関 連 領 域 で 自 立 して 独 創 的 研 究 活 動 を 行 うに 足 る 高 度 の 研 究 能 力 豊 かな 学 識 と 人 間 性 を 備 えた 教 育 研 究 の 指 導 的 役 割 を 担 う 人 材 の 育 成 を 図 るとともに 医 療 に 求 められる 高 度 な 専 門 知 識 技 術 及 び 研 究 能 力 を 備 えた 臨 床 医 の 育 成 を 目 的 としています 研 究 者 育 成 コース 医 学 の 専 門 領 域 で 自 立 して 独 創 的 研 究 活 動 を 行 うに 足 る 高 度 の 研 究 能 力 豊 かな 学 識 と 人 間 性 を 備 えた 教 育 研 究 の 指 導 的 役 割 を 担 う 人 材 を 育 成 することを 目 的 とし 幅 広 い 概 念 専 門 的 知 識 な らびに 方 法 論 を 含 めた 研 究 遂 行 能 力 を 修 得 しま す 高 度 臨 床 医 育 成 コース 臨 床 と 研 究 をバランスよく 経 験 させ 双 方 の 能 力 を 兼 ね 備 えた 高 度 臨 床 医 を 育 成 するもので 認 定 医 専 門 医 の 取 得 を 目 的 とし 病 態 生 理 診 断 治 療 予 防 手 術 技 法 医 療 統 計 など 高 度 な 臨 床 医 学 の 知 識 技 能 倫 理 観 および 臨 床 研 究 の 遂 行 能 力 を 修 得 します 地 域 がん 専 門 医 育 成 コース 地 域 のがん 医 療 の 均 てん 化 を 図 るために 地 域 に 多 い 高 齢 者 がん 医 療 に 精 通 し 地 域 連 携 を 推 進 し 地 域 貢 献 への 志 向 を 有 する 全 人 的 ながん 診 療 専 門 医 を 養 成 すると 共 に 研 究 志 向 (リサーチマ インド)を 有 し 臨 床 試 験 を 計 画 し 山 陰 地 区 か らエビデンスを 発 信 できる 能 力 を 育 成 します 総 合 診 療 医 指 導 者 育 成 コース 臨 床 医 としての 高 度 な 専 門 知 識 技 能 を 有 する とともに 国 際 的 視 野 とリサーチマインドを 備 え 総 合 診 療 あるいは 地 域 医 療 の 担 い 手 を 指 導 養 成 することができるリーダー( 指 導 者 )を 育 成 する ことを 目 的 とし 指 導 者 としての 必 要 な 教 育 技 能 や 医 療 経 済 政 策 についての 専 門 的 知 識 を 修 得 す るとともに 海 外 研 修 等 を 通 じて 国 際 的 視 野 の 涵 養 を 図 り 世 界 に 通 用 する 人 材 を 育 成 します 15

修 士 課 程 ( 医 科 学 専 攻 ) 入 学 定 員 15 名 ( 標 準 修 業 年 限 2 年 ) 医 科 学 専 攻 修 士 課 程 は 医 学 部 医 学 科 以 外 出 身 の 者 に 総 合 的 学 際 的 サイエン スとしての 医 科 学 の 視 点 を 付 与 し 島 根 大 学 及 び 地 域 における 独 自 の 研 究 教 育 の 実 績 を 教 育 訓 練 を 通 じて 学 生 に 還 元 することを 基 本 方 針 としています 総 合 医 科 学 コース 多 様 な 背 景 を 持 つ 学 生 に 医 科 学 の 視 点 から 教 育 することによって 老 年 若 年 人 口 対 策 医 食 同 源 等 の 分 野 にかかわ る 研 究 教 育 社 会 事 業 企 業 活 動 などに 医 科 学 の 基 礎 と 専 門 知 識 を 持 って 携 わる ことのできる 人 材 を 育 成 します がん 専 門 薬 剤 師 養 成 コース 平 成 20 年 度 から 開 設 した 本 コースでは 薬 剤 師 免 許 を 有 す る 者 が 課 程 修 了 後 に がん 薬 物 療 法 認 定 薬 剤 師 及 びがん 専 門 薬 剤 師 の 認 定 申 請 資 格 が 取 得 可 能 な 人 材 を 養 成 します 地 域 医 療 支 援 コーディネータ 養 成 コース 平 成 21 年 から 開 設 した 本 コース では 県 及 び 各 市 町 村 において 地 域 の 医 師 定 着 支 援 と 地 域 で 働 く 医 師 看 護 師 等 の 支 援 を 業 務 とする 地 域 医 療 支 援 コーディネータ を 養 成 します 医 療 シミュレータ 教 育 指 導 者 養 成 コース 地 域 包 括 ケア 人 材 養 成 コース( 医 療 経 営 重 点 ) 平 成 23 年 度 から 開 設 した 本 コースでは 医 療 系 大 学 及 び 医 療 機 関 に 設 置 されたスキル アップセンターやスキルラボにおいて 医 療 シ ミュレータ 教 育 に 従 事 することや 医 療 系 職 種 の 養 成 機 関 において 臨 床 実 習 前 のシミュレー タ 教 育 に 従 事 することができる 医 療 シミュ レータ 教 育 指 導 者 を 養 成 します 平 成 27 年 度 から 開 設 した 本 コースでは 地 域 包 括 ケアを 実 践 する 地 域 高 齢 者 社 会 にあって 急 速 に 変 遷 する 医 療 および 介 護 制 度 のもとで 患 者 の 安 全 確 保 と 医 療 の 質 の 向 上 という 最 大 の 命 題 を 課 せられつつも 限 られた 医 療 資 源 の 有 効 活 用 の 観 点 から 効 率 的 な 病 院 経 営 を 実 践 できる 能 力 厚 生 行 政 において 適 切 な 制 度 設 計 を 提 案 できる 能 力 および 地 域 包 括 ケアにおける 課 題 や 問 題 点 を 自 ずから 把 握 し 解 決 する 能 力 を 有 する 医 療 人 材 を 養 成 します 修 士 課 程 ( 看 護 学 専 攻 ) 入 学 定 員 12 名 ( 標 準 修 業 年 限 2 年 ) 看 護 学 専 攻 修 士 課 程 は 豊 かな 人 間 性 と 幅 広 い 視 野 を 基 盤 として 科 学 的 な 視 点 から 看 護 学 の 学 識 を 教 授 研 究 し 卓 越 した 看 護 実 践 能 力 と 創 造 的 な 研 究 能 力 を 持 つ 人 材 の 育 成 を 目 的 としています 看 護 援 助 学 コース ヒューマンケアの 観 点 から 援 助 専 門 職 に 必 要 な 対 人 関 係 に 関 する 理 論 技 術 を 学 び 保 健 医 療 福 祉 教 育 等 の あらゆる 看 護 領 域 の 実 践 の 基 盤 となる 対 象 者 と 看 護 職 者 との 援 助 関 係 および 看 護 職 者 の 対 人 援 助 能 力 の 開 発 と 育 成 について 教 育 研 究 を 行 います 母 子 看 護 学 コース ライフサイクルと 生 涯 発 達 の 視 点 に 立 って 母 子 およびその 家 族 に 着 目 し それらを 取 り 巻 く 社 会 的 動 向 や 健 康 問 題 の 理 解 を 深 めるとともに その 健 康 に 寄 与 するために 必 要 な 理 論 や 専 門 的 な 知 識 を 学 習 します ま た 看 護 的 課 題 を 考 察 し 看 護 援 助 の 在 り 方 やその 方 策 について 教 育 研 究 を 行 います 地 域 在 宅 看 護 学 コース 地 域 の 地 理 的 文 化 的 社 会 的 環 境 と 密 接 に 関 係 する 人 々の 健 康 的 な 生 活 を 維 持 するため 個 人 や 家 族 及 び 集 団 を 対 象 として 保 健 医 療 福 祉 学 校 保 健 の 効 果 的 効 率 的 連 携 を 可 能 に する 看 護 と 方 策 について 教 育 研 究 を 行 います また 在 宅 療 養 者 の 生 活 の 質 向 上 に 向 けて 専 門 的 看 護 の 実 践 に おける 教 育 研 究 を 行 います 看 護 管 理 学 コース 看 護 管 理 上 の 問 題 や 現 象 を 分 析 し 実 践 の 成 果 を 実 証 するための 研 究 を 行 い 看 護 管 理 学 の 理 論 的 構 築 に 寄 与 するための 学 習 を 行 います 看 護 師 長 経 験 3 年 以 上 のコース 修 了 者 は 認 定 看 護 管 理 者 認 定 審 査 の 受 験 資 格 を 得 ることができます 成 人 看 護 学 コース 難 病 や 障 がい 者 等 長 期 にわたる 健 康 問 題 を 持 つ 成 人 期 の 人 々への 理 解 を 深 め 看 護 の 課 題 を 明 らかにす るとともに セルフケア 能 力 の 向 上 及 び 社 会 参 加 を 促 進 させる 看 護 援 助 のあり 方 や 方 策 について 教 育 研 究 を 行 います 高 齢 者 看 護 学 コース 高 齢 者 の 健 康 生 活 を 支 える 看 護 実 践 に 向 けて 高 齢 者 看 護 学 に 関 する 基 本 的 な 概 念 や 諸 理 論 健 康 生 活 に 関 する 評 価 方 法 や 看 護 援 助 のあり 方 を 学 びます また 高 齢 者 看 護 の 質 の 向 上 に 寄 与 するための 研 究 を 行 い 高 齢 者 看 護 学 の 発 展 に 貢 献 できる 人 材 を 育 成 します 老 人 看 護 CNS コース 高 齢 者 看 護 の 現 場 において 看 護 ケアの 質 の 向 上 を 図 るために 卓 越 した 専 門 的 能 力 を 持 つ 実 践 者 スタッフナースへ の 相 談 者 や 教 育 者 研 究 者 保 健 医 療 福 祉 ニーズのケア 調 整 者 倫 理 的 課 題 への 調 整 者 としての 機 能 を 果 たすことので きる 専 門 看 護 師 (CNS)の 育 成 を 目 指 します また 総 合 的 な 判 断 力 と 組 織 的 な 問 題 解 決 能 力 を 持 って 高 齢 者 看 護 ケ アの 開 発 改 革 を 試 みる 人 材 を 育 成 します 16

医 学 部 附 属 病 院 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 は( 以 下 本 院 )は 1979 年 の 開 院 以 来 地 域 医 療 と 先 進 医 療 が 調 和 する 大 学 病 院 を 理 念 として 掲 げ 患 者 さん の 視 点 に 立 った 医 療 の 提 供 安 全 安 心 で 満 足 度 の 高 い 医 療 の 実 践 人 間 性 豊 かな 思 いやりのある 医 療 人 の 育 成 地 域 社 会 に 還 元 できる 臨 床 研 究 の 推 進 などを 目 標 として 病 院 の 運 営 を 行 っています 2013 年 3 月 に5 年 間 にわたる 本 院 の 再 開 発 が 完 了 し 高 度 急 性 期 医 療 がん 医 療 の 推 進 教 育 研 修 環 境 の 向 上 快 適 な 療 養 環 境 の 提 供 が 可 能 となり さらに 自 家 発 電 装 置 の 増 設 等 により 大 規 模 災 害 時 に も 稼 働 できる 体 制 となりました 特 に 急 性 期 医 療 の 要 となる 救 急 医 療 については 2012 年 10 月 に 救 命 救 急 センターに 指 定 され ER 型 救 急 医 療 を 実 施 していますが 今 後 は 高 度 な 外 傷 救 急 医 療 も 実 施 する 予 定 です ロボット 手 術 支 援 システム ダ ヴィンチ を 用 いた 前 立 腺 がんに 対 する 前 立 腺 全 摘 術 は 年 間 50 例 を 超 え 消 化 器 外 科 婦 人 科 の 手 術 にも 適 応 を 拡 大 しています また 2013 年 10 月 にスター トした 小 児 の 心 臓 外 科 手 術 も 順 調 に 症 例 を 重 ね 本 院 が 山 陰 における 本 格 的 な 小 児 心 臓 外 科 手 術 の 拠 点 として 機 能 しています 患 者 さんのアメニティー 改 善 では 病 院 玄 関 にコンシェルジュを 配 置 して 受 診 患 者 さんのサポートを 行 い 外 来 診 療 の 待 ち 時 間 短 縮 に 努 め 昨 年 5 月 から 集 中 治 療 室 救 命 救 急 センターで 治 療 を 受 けられている 患 者 さんのご 家 族 用 に 広 い 待 合 室 を 確 保 してい ます 先 進 高 度 医 療 の 提 供 と 優 れた 医 療 人 の 育 成 病 院 長 井 川 幹 夫 ロボット 手 術 支 援 システム ダ ヴィンチ 救 命 救 急 センター 17

教 育 研 修 環 境 については 再 開 発 に より 臨 床 実 習 を 行 う 環 境 がさらに 充 実 し 2013 年 8 月 に 病 院 ゾーンにオープンした みらい 棟 は 1 階 に 卒 後 臨 床 研 修 セン ター しまね 地 域 医 療 支 援 センター( 以 下 支 援 センター) 2 階 は 総 合 医 療 学 講 座 地 域 医 療 支 援 学 3 階 はがん 関 連 の 講 座 等 が 入 り 4 階 には TV 会 議 システムを 備 え 100 人 程 度 収 容 可 能 な 多 目 的 研 修 室 を 設 置 みらい 棟 外 観 しています この 研 修 室 は 学 生 若 手 医 師 が 将 来 一 番 星 として 活 躍 することを 期 待 して Galaxy(ギャラクシー)と 名 付 けています 卒 後 臨 床 研 修 センターでは 初 期 研 修 医 用 に 広 く 快 適 なスペースを 確 保 し 一 層 充 実 した 研 修 を 行 える 環 境 が 実 現 しました 人 材 育 成 では 2013 年 3 月 に 一 般 社 団 法 人 化 し 本 格 的 に 活 動 を 開 始 した 支 援 センターと 連 携 して 国 際 的 視 点 を 持 つ 優 れた 医 療 人 の 養 成 医 師 等 のキャリア 形 成 支 援 を 強 化 しています 支 援 セ ンターは 卒 後 約 10 年 までの 若 手 医 師 が 島 根 県 に 軸 足 を 置 き 基 本 領 域 の 専 門 医 を 取 得 後 サブスペシャ リティーの 専 門 医 あるいは 同 時 に 医 学 博 士 の 学 位 取 得 を 目 標 に 研 鑽 を 積 むプロセスをサポートします 事 業 としては 様 々な 研 修 会 の 受 講 支 援 勤 務 先 のローテーションの 調 整 本 院 を 中 心 として 県 内 全 病 院 が 参 加 した 専 門 医 取 得 プログラムの 構 築 などがあります 2013 年 度 に 本 学 と 神 戸 大 学 兵 庫 医 科 大 学 が 文 部 科 学 省 未 来 医 療 研 究 人 材 養 成 拠 点 形 成 事 業 に 採 択 された 総 合 診 療 医 の 育 成 プログラ ム 地 方 と 都 会 の 大 学 連 携 ライフイ ノベーション が 進 行 中 です 高 齢 化 の 進 展 医 師 の 専 門 分 化 が 進 み 特 に 地 方 では 医 師 偏 在 が 顕 著 で 総 合 診 療 医 の 養 成 が 喫 緊 の 課 題 となっ ています 県 民 の 高 齢 化 率 がピークを 迎 える 時 期 に 差 があるなど 背 景 が 異 なる3 大 学 が 総 合 診 療 医 養 成 で 連 携 相 互 補 完 することに 意 義 があると 考 えられます この 事 業 で 養 成 する 総 合 診 療 医 像 は リサー チマインドを 有 し 地 域 の 多 様 なケアニーズに 対 応 する 能 力 を 持 ち 地 域 包 括 ケアのリーダーとなれる 医 師 で これからさらに 進 行 する 高 齢 社 会 において 大 いに 力 を 発 揮 することが 期 待 されます 医 師 会 関 連 の 病 院 介 護 福 祉 施 設 自 治 体 の 支 援 協 力 を 得 ながら 総 合 診 療 医 の 養 成 を 通 して 地 域 医 療 の 現 状 を 変 革 したいと 考 えています 本 院 は 高 度 医 療 の 提 供 地 域 医 療 の 最 後 の 砦 機 能 の 維 持 推 進 救 急 医 療 の 充 実 災 害 医 療 への 対 応 優 れた 医 療 人 の 養 成 等 で 島 根 県 の 地 域 医 療 に 継 続 的 に 貢 献 するとともに 患 者 さん ご 家 族 のご 意 見 を お 聞 きしながら 患 者 さん 中 心 の 医 療 を 提 供 し 地 域 で 愛 される 病 院 ナンバーワンを 目 指 して 努 力 を 重 ねています 18

附 属 病 院 卒 後 臨 床 研 修 センター 一 人 の 人 間 として 患 者 さんと 正 面 から 向 き 合 うことのできる 魂 を 持 った 医 師 の 育 成 と 地 域 医 療 と 先 進 医 療 が 調 和 する 大 学 病 院 ならではの 専 門 医 の 育 成 に 取 り 組 んで います 当 センターのコンセプトは Hospitality Flexibility Responsibility です 研 修 医 の 皆 さんが 自 分 自 身 を 表 現 できる 医 師 す なわち 将 来 の 指 導 者 あるいは 教 育 者 となれ るようサポートします 初 期 臨 床 研 修 プログラムは 1たすきが け( 県 内 外 の 11 研 修 施 設 で1 年 附 属 病 院 で1 年 の 研 修 ) 2 大 学 病 院 3 総 合 診 療 そして 重 点 ( 小 児 科 産 婦 人 科 外 科 麻 酔 科 )に 分 かれます フレキシブル 性 に 富 む 初 期 研 修 プログラ ムから 後 期 研 修 へスムーズに 移 行 できるよ う 配 慮 されています また 研 修 医 を 直 接 指 導 する 医 師 が 集 う 指 導 医 会 およびキャ リア 形 成 支 援 部 門 が 連 携 してきめ 細 かな 支 援 を 行 います NPO 法 人 卒 後 臨 床 研 修 評 価 機 構 による 外 部 評 価 を 受 審 し 4 年 間 の 認 定 を 受 けて います 19

クリニカルスキルアップセンター クリニカルスキルアップセンターは 模 擬 病 棟 2 室 医 療 面 接 室 4 室 心 音 呼 吸 音 聴 診 などの 診 察 実 習 を 行 う 診 断 技 術 訓 練 室 採 血 超 音 波 血 管 内 治 療 などの 医 療 手 技 実 習 を 行 う 医 療 技 術 訓 練 室 妊 婦 や 小 児 の 診 察 処 置 実 習 を 行 う 妊 婦 新 生 児 治 療 訓 練 室 シナリオなどの 総 合 演 習 などを 行 うチーム 医 療 実 践 室 麻 酔 の 導 入 から 全 身 管 理 など 高 度 な 処 置 を 行 う 蘇 生 訓 練 室 な ど 目 的 に 応 じた 17 部 屋 の 演 習 室 があり リアルな 学 習 環 境 でシミュレータ 教 育 を 実 践 しています また 医 療 シミュレータは 瞬 きや 発 汗 が 可 能 な SimMan3G や 実 際 に 臨 床 の 現 場 で 使 用 している 麻 酔 器 を 接 続 してガス 交 換 が 可 能 な 高 機 能 シミュ レータ HPS などの 最 新 シミュレータを 活 用 して 医 学 知 識 と 医 療 技 術 の 融 合 を 体 得 することができます 超 音 波 検 査 の 研 修 医 セミナー 新 生 児 シミュレータによる 臨 床 実 習 小 児 シミュレータを 用 いた 身 体 診 察 HPS による 患 者 急 変 対 応 研 修 20

研 究 先 端 医 療 島 根 大 学 医 学 部 では 多 様 な 研 究 先 端 医 療 に 取 り 組 み その 研 究 成 果 や 医 療 技 術 は 広 く 社 会 や 地 域 医 療 に 還 元 されています ここではその 一 部 をご 紹 介 します 子 宮 を 温 存 する 子 宮 頸 癌 手 術 を 開 始! - 世 界 初 の 自 律 神 経 温 存 手 術 の 開 発 - ( 産 科 婦 人 科 ) これまでは 子 宮 頸 癌 の 患 者 さんには 根 治 手 術 として 子 宮 を 摘 出 する 手 術 ( 広 汎 子 宮 全 摘 術 )が 行 われてき ました 当 院 では H26 年 度 より 若 年 の 早 期 子 宮 頸 癌 患 者 さんに 対 して 子 宮 を 温 存 する 新 しい 子 宮 頚 癌 手 術 を 開 始 しております これは 病 変 部 の 子 宮 頸 部 を 切 除 して 残 った 子 宮 体 部 と 膣 を 繋 ぐ 手 術 です 当 院 では 子 宮 を 支 配 する 自 律 神 経 を 温 存 する 神 経 温 存 術 式 を 世 界 で 初 めて 開 発 し すでに 実 施 しております また 子 宮 を 温 存 できない 患 者 さんに 対 しても 山 陰 地 区 で 初 めて 腹 腔 鏡 による 広 汎 子 宮 全 摘 術 を 開 始 し 女 性 に 優 しい 子 宮 がん 手 術 の 開 発 に 意 欲 的 に 取 り 組 んでおります 手 術 支 援 ロボット ダ ヴィンチ を 早 期 胃 がんに 導 入 近 年 さまざまな 消 化 器 外 科 領 域 において 従 来 の 開 腹 手 術 は 腹 腔 鏡 を 用 いた 低 侵 襲 手 術 に 移 行 してきています 腹 腔 鏡 手 術 の 利 点 としては 手 術 侵 襲 からの 早 期 回 復 早 期 経 口 摂 取 術 後 疼 痛 の 軽 減 在 院 日 数 の 短 縮 整 容 性 の 向 上 などが 挙 げられます 一 方 腹 腔 鏡 手 術 における 手 術 支 援 ロボット ダ ヴィンチ の 登 場 は 従 来 の 腹 腔 鏡 手 術 よりさらに 複 雑 で 細 やかな 手 術 手 技 を 可 写 真 左 から 能 とし 腹 腔 鏡 手 術 の 利 点 をさらに 向 上 させうる 次 世 代 医 療 の 一 端 松 原 助 教 田 島 教 授 井 川 病 院 長 平 原 講 師 を 担 う 分 野 として 期 待 されています 2015 年 2 月 より 県 内 で 初 めて 早 期 胃 がんを 対 象 に 手 術 支 援 ロボット ダ ヴィンチ を 用 いた 腹 腔 鏡 手 術 を 導 入 しました <ダ ヴィンチ 手 術 の 特 徴 > 1 内 視 鏡 手 術 を 支 援 する3つのコンポーネント( 術 者 が 画 像 を 見 ながらアームを 操 作 するサージョンコンソール カメ ラアームを 含 む4 本 のアームからなるペイシャントカート 画 像 を 提 供 するビジョンカート)がネットワーク 接 続 さ れたシステムである 2 可 動 域 の 大 きな 関 節 を 有 するロボットアームによる 手 ぶれのない 精 緻 で 精 密 かつ 安 全 な 手 術 が 可 能 となる 3 高 画 質 3D 映 像 であるため 立 体 感 のある 優 れた 視 野 の 元 で 手 術 を 行 うことが 可 能 となる < 患 者 さんへのメリット> 1 術 中 の 出 血 量 が 少 ない 2 手 術 関 連 の 合 併 症 を 軽 減 できる 3 精 緻 な 手 術 が 可 能 であるため 癌 の 治 療 成 績 の 向 上 が 期 待 できる 以 上 のことから 手 術 支 援 ロボット ダ ヴィンチ を 用 いた 腹 腔 鏡 による 胃 切 除 術 を 導 入 することで より 安 全 で 高 度 な 手 術 手 技 が 確 立 され 術 中 出 血 の 軽 減 や 根 治 性 の 向 上 を 図 るなど 従 来 の 腹 腔 鏡 下 幽 門 側 胃 切 除 術 における 多 くの 課 題 を 解 決 することが 期 待 されます また 大 学 病 院 は 教 育 機 関 であるため 学 生 や 若 手 医 師 への 教 育 が 必 要 であるが ダ ヴィンチ 手 術 では 手 術 室 に 立 ち 会 った 全 ての 人 が3D 画 像 を 共 有 できるため 医 学 教 育 への 貢 献 も 大 きいと 考 えます 今 後 消 化 器 外 科 領 域 では 胃 がんのみならず 食 道 がんや 大 腸 がんにもロボット 支 援 腹 腔 鏡 手 術 を 導 入 していく 予 定 です 広 く 県 内 の 方 々に 先 端 技 術 を 用 いた 外 科 治 療 を 提 供 する 取 り 組 みを 進 めながら 新 しい 情 報 を 発 信 していきたい と 思 います 21

口 腔 顎 顔 面 外 科 手 術 専 用 の 最 新 手 術 シミュレーションソフトの 導 入 と 実 際 口 腔 顎 顔 面 外 科 領 域 において 近 年 先 進 デジタルテクノロジー を 応 用 したコンピューター 支 援 下 での 低 侵 襲 手 術 治 療 の 展 開 がト ピックスとして 注 目 されています 各 種 画 像 データーから 得 られた ボリュームデーターセットを 用 いて それらを 各 種 診 断 ソフトを 装 備 するコンピューターに 取 り 込 ませ 3 次 元 的 な 解 剖 学 的 構 造 へ 画 像 再 校 正 を 行 うことで 術 前 の 詳 細 な 手 術 計 画 と 手 術 中 の3 次 元 レ ベルでの 画 像 診 断 が 可 能 となりました 特 にわれわれが 専 門 的 治 療 に 当 たる 口 腔 顎 顔 面 領 域 には 解 剖 学 的 に 複 雑 かつ 顎 口 腔 機 能 に 深 く 関 与 する 顎 骨 周 囲 および 内 部 の 神 経 血 管 組 織 が 存 在 し 手 術 治 療 にはこれらの 存 在 を 的 確 に 診 断 と 術 歯 科 口 腔 外 科 学 講 座 写 真 左 から 管 野 講 師 関 根 教 授 式 に 反 映 せねばなりません したがってコンピューター 支 援 によっ て これらを 詳 細 に 描 出 し 3 次 元 的 に 複 雑 な 顎 顔 面 骨 の 再 建 と 形 成 手 術 を 計 画 が 可 能 となることは われわれ 口 腔 外 科 医 と 患 者 さんにとって その 低 侵 襲 手 術 の 実 現 に 大 きく 寄 与 する 結 果 をもたらしたのです 一 方 教 育 の 場 においても 医 学 部 や 歯 学 部 看 護 学 部 をはじめとした 医 学 系 学 生 の 教 育 や 研 修 医 口 腔 外 科 専 門 医 への 教 育 を 受 ける 修 練 医 等 の 教 育 においても 3 次 元 画 像 で 実 際 の 患 者 さんへの 手 術 を 極 めて 詳 細 に 画 像 上 で 精 密 に 手 術 設 計 や 手 術 シミュレーショ ンが 行 え 術 後 の 顎 顔 面 骨 と 顔 貌 の 軟 組 織 変 化 をも 予 想 診 断 することが 可 能 で 教 育 の 場 においても 有 用 で 本 医 学 部 学 生 からも 好 評 を 得 ています これらは 近 年 さらに 発 展 応 用 され 各 種 手 術 器 具 や 器 具 機 材 (プレートや 顎 骨 延 長 器 など)を 実 物 形 態 で 再 現 した シミュレーション 手 術 や 学 術 データーから 裏 付 けされた 顎 顔 面 骨 の 硬 組 織 変 化 からの 予 想 軟 組 織 および 顔 貌 形 態 の 変 化 予 想 シミュレーション さらには 実 顔 貌 写 真 や 歯 型 咬 合 模 型 を 直 接 取 り 入 れることも 実 現 され 従 来 までの 仮 想 手 術 と 組 み 合 わされることで その 正 確 性 と 低 侵 襲 性 はさらに 予 知 性 の 高 い 手 術 へと 直 結 が 可 能 となりました われわれの 講 座 は 各 種 口 腔 顎 顔 面 外 科 手 術 にこれらのコンピューター 支 援 下 手 術 を 応 用 し 当 該 分 野 の 本 邦 の 先 駆 者 的 グループの 一 員 として 低 侵 襲 かつ 安 全 な 顎 骨 外 科 手 術 の 有 用 性 に 関 して 臨 床 研 究 と 医 学 教 育 における 有 用 性 につ いて 研 究 報 告 を 行 って 来 ました また 医 学 部 附 属 病 院 歯 科 口 腔 外 科 へ 導 入 されているコンピューターシミュレーショ ンソフトは 世 界 最 新 最 先 端 のものであり 患 者 さん 治 療 に 大 きく 貢 献 しています ( 参 照 ) 1.Kanno T, et al: Computer-simulated bi-directional alveolar distraction osteogenesis. Clinical Oral Implants Research, 2008 2.Kanno T, Sekine J, et al: Simultaneous Sinus Lifting and Alveolar Distraction of a Severely Atrophic Posterior Maxilla for Oral Rehabilitation with Dental Implants. International Journal of Dentistry, 2012 3.Hara S, Kanno T, et al: Three-dimensional virtual operations can facilitate complicated surgical planning for the treatment of patients with jaw deformities associated with facial asymmetry: A case report. International Journal of Oral Science, 2013 22

医 学 英 語 教 育 島 根 大 学 医 学 部 では 英 語 コミュニケーション 力 と 国 際 的 視 野 を 備 えた 地 域 と 世 界 に 貢 献 できるグロー カルな 医 療 人 育 成 を 目 指 した 医 学 英 語 教 育 高 度 化 プログラムを 展 開 しています 1 英 語 一 貫 教 育 の 充 実 と 英 語 教 育 の 高 度 化 (Enhancing English Curriculum) 2 学 生 の 自 律 学 習 の 促 進 (Enhancing Students' Autonomous Learning) 3 国 際 交 流 の 推 進 (Enhancing International Exchange) という3 本 柱 からなる 本 プログラム(3E プログラム)は マルチメディア 英 語 学 習 教 室 における e ラー ニングを 積 極 的 に 活 用 した 英 語 授 業 の 展 開 必 修 の 英 語 科 目 以 外 に 学 生 が 自 分 のニーズやレベルに 合 わせて 自 由 に 選 択 で きる アドバンスト イングリッシュスキルコース の 開 設 専 任 サポートスタッフが 常 駐 する 英 語 学 習 支 援 スペース の 開 設 英 語 学 習 ポータルサイトの 公 開 やモバイル ラーニング 教 材 の 活 用 学 部 独 自 の 海 外 研 修 の 充 実 等 により 学 生 の 英 語 学 習 を 多 面 的 に 支 援 する 大 変 特 色 のある 取 組 みです プログラムの 施 設 や 内 容 ( 一 部 )の 紹 介 マルチメディア 英 語 学 習 教 室 講 義 棟 2 階 には 60 台 の PC を 備 えたマルチメディア 英 語 学 習 教 室 があり 教 養 科 目 の 英 語 授 業 や 専 門 の 英 語 授 業 英 語 の 講 演 会 やワークショップで 利 用 されています 写 真 ( 右 )の 医 学 科 1 年 前 期 基 礎 医 学 英 語 の 授 業 では e ラーニングの 教 材 による 語 彙 や 医 療 英 会 話 の 演 習 と 対 面 指 導 やペアワークによる 学 習 活 動 を 組 み 合 わせた ブレンディッドラーニング と 呼 ばれ る 効 果 的 な 指 導 方 法 を 取 り 入 れた 授 業 を 行 っています 英 語 学 習 支 援 スペース に 隣 接 する は 学 生 への 英 語 学 習 や 自 主 学 習 を 支 援 する 目 的 で 平 成 25 年 度 に 開 設 し 平 成 27 年 4 月 に 増 床 と 学 習 リソースを 充 実 させ リニューアルオープンしました 平 日 10:00-18:30 まで 利 用 可 能 で 様 々な 英 語 学 習 用 書 籍 パ ソコン AV 機 器 が 揃 っています では 専 任 の 英 語 教 員 英 語 学 習 支 援 スタッフ 学 生 のピアサポーターが 利 用 者 の 学 習 の 支 援 や 学 習 相 談 を 行 い 毎 日 たくさんの 学 生 が 利 用 しています また は ランチョン 英 会 話 自 主 ゼミ 臨 床 英 語 の 授 業 など 様 々な 英 語 学 習 の 場 としても 活 用 されています アドバンスト イングリッシュスキルコース 必 修 の 英 語 科 目 以 外 で さらに 英 語 コミュニケーション 力 を 高 めたい 学 生 を 支 援 する 目 的 で 8つの 英 語 科 目 と3つの 海 外 研 修 科 目 からなる アドバンスト イングリッシュスキルコース を 開 講 しています 上 級 TOEIC セミナー グ ローバルリテラシーセミナー 海 外 留 学 セミナー 臨 床 英 語 アカデミッ クイングリッシュ 等 の 科 目 から 学 生 は 自 分 のニーズやレベルにあった 科 目 を 在 学 中 に 自 由 に 選 択 できます また 海 外 研 修 を 含 むコースの 科 目 を 規 定 以 上 履 修 した 学 生 には アドバンス ト イングリッシュスキルコース 修 了 認 定 証 を 授 与 します 写 真 は アカデミックイングリッシュ A(プレゼンテーション) の 授 業 の 様 子 です e ラーニング モバイルラーニングの 充 実 英 語 授 業 や 学 生 の 自 主 学 習 の 支 援 を 行 う 医 学 部 英 語 学 習 支 援 ポータルサイト 島 根 大 学 医 学 部 Moodle English を 開 設 し 教 材 や 学 習 に 役 立 つ 情 報 を 掲 載 しています また 携 帯 やスマートフォンで 学 習 する コンテンツ モバイルで 医 療 英 語 学 習 を 週 2 回 配 信 し 授 業 外 での 学 生 の 英 語 学 習 を 支 援 しています 23

国 際 交 流 海 外 研 修 の 推 進 医 学 部 では 国 際 交 流 や 海 外 研 修 を 積 極 的 に 実 施 しています 特 に 海 外 研 修 については 1 英 語 コミュニケーション 能 力 のスキル アップと 将 来 のキャリアに 必 要 となる 専 門 英 語 ( 医 学 看 護 )の 基 礎 力 向 上 と 動 機 づけ 2 海 外 の 医 学 看 護 教 育 機 関 医 療 施 設 の 見 学 視 察 による 視 野 の 拡 大 と 国 際 性 の 涵 養 3 異 文 化 交 流 体 験 による 人 間 性 の 育 成 という3つの 点 で 医 学 部 教 育 の 高 度 化 と 国 際 化 に 大 いに 役 立 つと 考 えています 平 成 23 年 度 には 海 外 研 修 を 自 由 科 目 として 単 位 化 ( 表 )し 平 成 24 年 度 には 島 根 大 学 医 学 部 国 際 交 流 推 進 室 を 設 置 し 海 外 研 修 をはじめ 国 際 交 流 協 定 の 締 結 セミナー シンポジウ ム 等 の 国 際 交 流 を 組 織 的 に 推 進 しています 科 目 名 海 外 研 修 A 海 外 研 修 B 海 外 研 修 C 対 象 となる 研 修 研 修 の 概 要 学 部 主 催 ニュー ジーランド 医 学 看 護 研 修 語 学 学 習 や 基 礎 的 な 医 療 に 関 する 体 験 を 主 たる 目 的 とした 40 時 間 以 上 の 医 学 部 主 催 の 海 外 研 修 学 部 主 催 ワシン トン 大 学 メルボ ルン 大 学 マヒド ン 大 学 等 の 研 修 医 療 に 関 する 体 験 を 主 たる 目 的 とし た 40 時 間 以 上 の 医 学 部 主 催 の 海 外 研 修 主 催 学 部 学 部 担 当 教 員 事 前 事 後 研 修 学 部 長 が 指 名 する 教 員 担 当 教 員 嘱 託 講 師 学 部 長 が 指 名 する 教 員 担 当 教 員 学 生 が 申 請 し 教 務 委 員 会 で 認 定 さ れた 研 修 学 生 が 自 主 的 かつ 主 体 的 に 行 う 医 療 に 関 する 語 学 学 習 や 研 修 を 主 たる 目 的 とした 40 時 間 以 上 の 海 外 研 修 学 生 の 自 主 的 な 実 施 学 部 長 が 指 名 する 教 員 担 当 教 員 経 費 補 助 有 有 無 引 率 教 員 教 員 2 名 程 度 なし なし 表 海 外 研 修 の 単 位 海 外 研 修 の 内 容 ( 一 部 )の 紹 介 海 外 研 修 A(1 2 年 生 対 象 ニュージーランド 医 学 看 護 研 修 ) 毎 年 3 月 に ニュージーランドの Waikato Institute of Technology で 実 施 している ニュージーラン ド 医 学 看 護 海 外 研 修 ( 約 2 週 間 )は 英 会 話 医 学 看 護 英 語 の 授 業 の 他 診 療 所 病 院 ホスピス 助 産 施 設 血 液 センターといったニュージーランドの 医 療 施 設 の 見 学 ホームステイ 体 験 留 学 生 との 交 流 週 末 観 光 が 含 まれた 大 変 充 実 した 海 外 研 修 プログラムです これまで 研 修 に 参 加 した 学 生 たちは 研 修 で の 体 験 や 出 会 いを 通 じて 国 際 性 を 備 えた 医 師 や 看 護 師 を 目 指 し 帰 国 後 さらに 研 鑽 を 積 んでいます 海 外 研 修 B:(6 年 生 対 象 ワシントン 大 学 メルボルン 大 学 マヒドン 大 学 等 ) 医 学 部 と 提 携 している 海 外 の 大 学 で 医 学 研 修 を 目 的 とした 海 外 研 修 です 毎 年 10 名 程 度 の 学 生 が 参 加 し 研 修 を 通 じて 海 外 の 医 学 教 育 医 療 体 制 について 多 くを 学 び 国 際 性 を 備 えた 医 療 人 を 目 指 し 帰 国 後 さら に 研 鑽 しています 海 外 研 修 C( 全 学 年 対 象 ) 学 生 が 自 主 的 かつ 主 体 的 に 行 う 医 療 に 関 する 語 学 学 習 や 医 学 研 究 に 関 する 研 修 を 目 的 とした 海 外 研 修 です 毎 年 たくさんの 学 生 がいろいろな 国 に 行 っています なかには IFMSA(Internationaj Federation of Medical Students Associations: 国 際 医 学 生 連 盟 )の 活 動 として 海 外 に 行 く 学 生 も 多 数 います 研 修 を 通 して 海 外 の 医 学 教 育 や 医 療 体 制 を 学 んだり 専 門 英 語 の 必 要 性 を 再 認 識 するなど 帰 国 後 も 国 際 性 を 備 えた 医 療 人 を 目 指 し さらに 研 鑽 を 積 んでいます ホームステイ 先 で ホストファミリーと 訪 問 したクリニックで 説 明 を 聞 く 学 生 アメリカ ワシントン 大 学 で 医 学 研 修 をする 学 生 チェコ カレル 大 学 附 属 ロホティン 病 院 で 医 学 研 修 をする 学 生 24

学 生 生 活 島 根 大 学 医 学 部 は 恵 まれた 自 然 と 環 境 の 中 で 学 生 同 士 や 教 員 とのふれ あいをとおして 心 身 ともに 健 康 な 学 生 生 活 を 送 ることができる 大 学 です 入 学 料 授 業 料 各 種 免 除 融 資 制 度 入 学 時 に 要 する 費 用 入 学 料 282,000 円 ( 予 定 額 ) 授 業 料 半 期 267,900 円 ( 年 額 ) 535,800 円 傷 害 保 険 料 後 援 会 費 学 友 会 費 など( 編 入 学 生 は 別 途 ) その 他 医 学 科 130,000 円 程 度 ( 入 学 時 ) 看 護 学 科 96,000 円 程 度 ( 入 学 時 ) ( 在 学 中 に 授 業 料 の 改 定 が 行 われた 場 合 には 改 定 時 から 新 授 業 料 が 適 用 されます ) 入 学 料 授 業 料 の 免 除 制 度 入 学 料 は 特 別 の 事 情 ( 入 学 前 1 年 以 内 に 入 学 する 者 の 学 資 負 担 者 が 死 亡 または 入 学 する 者 もしくは 学 資 負 担 者 が 風 水 害 などの 災 害 をうけた 場 合 など)により 入 学 料 の 納 付 が 著 しく 困 難 な 場 合 は 申 請 に 基 づき 選 考 のうえ 入 学 料 の 全 額 ま たは 半 額 が 免 除 される 制 度 があります 授 業 料 についても 経 済 的 理 由 により 授 業 料 の 納 付 が 困 難 な 場 合 は 申 請 に 基 づき 選 考 のうえ 半 期 ごとに 授 業 料 を 免 除 されます また 2 年 次 以 上 (3 年 次 編 入 者 は4 年 次 以 上 )の 学 生 で 成 績 優 秀 者 に 対 して 後 期 分 の 授 業 料 を 免 除 する 制 度 もあります 島 根 大 学 授 業 料 奨 学 融 資 制 度 本 学 には 山 陰 合 同 銀 行 と 提 携 した 島 根 大 学 授 業 料 奨 学 融 資 制 度 があります これは 授 業 料 の 融 資 を 受 けた 学 生 に 代 わって 本 人 が 支 払 うべき 利 息 を 在 学 中 に 限 り 大 学 が 支 払 う 制 度 です 卒 業 後 元 金 利 息 を 返 還 することになります 奨 学 金 制 度 保 険 補 償 制 度 奨 学 金 制 度 [ 日 本 学 生 支 援 機 構 奨 学 金 ] 学 業 成 績 人 物 とも 優 れた 学 生 で 経 済 的 理 由 により 修 学 困 難 な 方 には 選 考 のうえ 奨 学 金 が 貸 与 されます 平 成 27 年 度 貸 与 月 額 月 額 30,000 円 45,000 円 ( 自 宅 通 学 ) 51,000 円 ( 自 宅 外 通 学 ) 第 一 種 奨 学 金 ( 無 利 子 ) のいずれか 第 二 種 奨 学 金 ( 有 利 子 ) ( 在 学 中 は 無 利 息 ) 月 額 30,000 円 50,000 円 80,000 円 100,000 円 120,000 円 のいずれか [ 医 学 生 地 域 医 療 奨 学 金 ] 卒 業 後 島 根 県 内 で 勤 務 する 意 思 のある 医 学 生 を 対 象 とした 奨 学 金 です 所 定 の 条 件 を 満 たすと 返 還 が 免 除 されます 詳 しくは 島 根 県 のホームページを 参 照 ください http://www.pref.shimane.lg.jp/life/kenko/iryo/ishikakuhotaisaku/syogakukin.html 平 成 27 年 度 貸 与 月 額 入 学 金 相 当 額 ( 入 学 年 のみ) 282,000 円 月 額 100,000 円 [その 他 の 奨 学 金 ] 学 生 教 育 研 究 災 害 傷 害 保 険 / 学 研 災 付 帯 賠 償 責 任 保 険 教 育 研 究 活 動 中 及 び 通 学 中 に 万 一 事 故 などにより 身 体 等 に 傷 害 を 被 った 場 合 あるいは 他 人 に 対 する 賠 償 責 任 が 発 生 した 場 合 の 補 償 制 度 で 医 学 部 学 生 は 全 員 加 入 します また 臨 床 ( 臨 地 ) 実 習 中 の 感 染 事 故 ( 針 刺 し 等 )や 賠 償 責 任 にも 24 時 間 対 応 可 能 な 保 障 内 容 となっている 学 研 災 付 帯 学 生 生 活 総 合 保 険 も 併 せて 加 入 されることを 推 奨 しています 大 学 生 活 の 支 援 指 導 教 員 制 度 学 生 生 活 全 般 について 指 導 や 助 言 などを 行 うため 指 導 教 員 制 度 を 設 けています 修 学 上 の 問 題 はもとより 私 生 活 についても 気 軽 に 相 談 に 応 じています 健 康 管 理 (メンタルヘルス) 学 生 相 談 室 では 相 談 員 ( 教 員 カウンセラー)があらゆる 面 での 相 談 に 応 じ 問 題 解 決 の 糸 口 が 見 つかるようアドバイ スし 時 には 保 健 管 理 センター 出 雲 担 当 指 導 教 員 学 務 課 と も 連 携 し 最 終 的 には 自 分 自 身 で 解 決 できるよう 支 援 してい きます 福 利 厚 生 学 生 の 福 利 厚 生 を 図 るため 大 学 会 館 があり この 中 には 食 堂 売 店 サークル 施 設 などがあります また 附 属 病 院 内 の 売 店 理 容 室 美 容 室 簡 易 郵 便 局 キャッシュコーナー 自 動 販 売 機 なども 利 用 できます 住 居 アルバイト 出 雲 には 学 生 寮 がありませんので 大 学 周 辺 の 学 生 生 活 に 適 したアパートなどの 情 報 提 供 などを 行 っています また アルバイトを 希 望 する 学 生 には 生 協 出 雲 店 で 修 学 に 支 障 のない 程 度 のアルバイトを 紹 介 しています 25

大 学 会 館 出 雲 学 生 相 互 の 人 間 関 係 を 緊 密 にするとともに 学 生 の 福 利 厚 生 を 増 進 する 場 です 生 協 書 籍 コーナー(2F) 書 籍 ( 教 科 書 専 門 書 雑 誌 等 )の 販 売 を 行 っています 生 協 サービスコーナー(1F) 文 具 類 カタログ 及 びインターネッ トショッピングによる 購 買 旅 行 事 業 保 険 取 扱 業 務 アルバイト 紹 介 ならびに 生 協 オリジナルグッズの 販 売 を 行 っています 保 健 管 理 センター 出 雲 (2F) 保 健 管 理 センターでは 学 生 の 健 康 増 進 と 健 康 回 復 を 援 助 していきます 学 生 自 身 がよき 環 境 の 中 でセルフ ケアを 行 い 必 要 に 応 じて 医 療 (メディ カル)を 受 けられるよう 専 門 医 への 紹 介 を 行 います 大 学 生 協 食 堂 (1F) 食 堂 はカフェテリア 方 式 ( 自 分 で 好 きなメニューを 選 ぶ)でサラ ダバーを 設 置 しています 医 学 図 書 館 医 学 図 書 館 は 出 雲 キャンパスのほぼ 中 央 にあり 医 学 系 専 門 図 書 館 として 学 習 教 育 研 究 支 援 のサービスを 展 開 しています 開 館 時 間 外 入 館 システムにより 医 学 部 では 24 時 間 利 用 が 可 能 です 館 内 には 医 学 看 護 学 の 専 門 図 書 等 約 13 万 冊 学 術 雑 誌 4 千 誌 のほか ビデオ DVD も 所 蔵 しています 附 属 図 書 館 ホー ムページからは 1 万 タイトルを 超 える 電 子 ジャーナル 各 種 文 献 データベース 等 の 電 子 情 報 も 提 供 しています 医 学 図 書 館 では これら 情 報 収 集 のスキル 向 上 を 支 援 するために 授 業 への 参 加 や 各 種 文 献 検 索 講 習 会 を 開 催 しています また 医 学 図 書 館 の 市 民 の 方 への 公 開 県 内 医 療 関 係 機 関 図 書 室 等 との 連 携 協 力 など 地 域 への 貢 献 も 進 めています 26

課 島 根 大 学 医 学 部 には 体 育 会 系 23 文 化 系 16 の 課 外 活 外 活 動 動 団 体 があります 学 生 は 勉 学 と 両 立 しながら 仲 間 と の 交 流 を 深 め 大 会 等 では 優 秀 な 成 績 をおさめています 体 育 系 サッカー 部 スキー 部 剣 道 部 準 硬 式 野 球 部 硬 式 庭 球 部 バスケットボール 部 卓 球 部 水 泳 部 ラグビー 部 馬 術 部 山 岳 部 バドミントン 部 バレーボール 部 空 手 道 部 少 林 寺 拳 法 部 ソフトテニス 部 フラッグフットボール 部 合 気 道 部 テニス 同 好 会 弓 道 部 陸 上 競 技 部 ダンス 部 SMFC(フットサルサークル) 27

文 化 系 地 域 医 療 研 究 会 芸 術 倶 楽 部 シュールカメラート 管 弦 楽 団 茶 道 部 軽 音 楽 部 キンダーフロイント 合 唱 部 陶 芸 部 ( 桂 医 窯 ) ガーデニングクラブ 手 話 サークル バリアフリー 応 援 団 ピア ゆう 農 園 クラブ 写 真 部 SMILE - ifmsa 島 根 - 文 芸 サークル 潮 騒 scop 平 成 26 年 度 出 場 大 会 における 主 な 成 績 第 66 回 西 日 本 医 科 学 生 総 合 体 育 大 会 総 合 成 績 : 第 9 位 ( 参 加 44 校 中 ) 剣 道 部 女 子 個 人 の 部 優 勝 バスケットボール 部 男 子 第 2 位 卓 球 部 女 子 団 体 第 2 位 女 子 シングルスの 部 優 勝 女 子 ダブルスの 部 第 2 位 陸 上 競 技 部 男 子 800 m 第 2 位 空 手 道 部 女 子 形 の 部 優 勝 女 子 組 手 の 部 優 勝 軟 式 庭 球 部 女 子 団 体 優 勝 水 泳 部 男 子 200 mバタフライ 第 1 位 男 子 200 m 自 由 形 第 1 位 男 子 800 m 自 由 形 第 1 位 男 子 200 mバタフライ 第 2 位 男 子 800 m 自 由 形 リレー 第 1 位 第 13 回 西 日 本 コメディカル 学 生 水 泳 競 技 大 会 水 泳 部 女 子 100 m 平 泳 ぎ 第 2 位 第 48 回 全 日 本 医 科 学 生 体 育 大 会 王 座 決 定 戦 軟 式 庭 球 部 女 子 の 部 第 2 位 28

学 内 行 事 10 月 17 日 ( 土 ) 18 日 ( 日 ) 開 催 くえびこ 祭 入 学 式 (くにびきメッセ: 松 江 市 ) 4 5 6 7 8 学 生 定 期 健 康 診 断 入 学 式 医 学 部 新 入 生 オリエンテーション 学 生 定 期 健 康 診 断 オープンキャンパス 一 年 生 早 期 体 験 実 習 定 期 試 験 西 日 本 医 科 学 生 総 合 体 育 大 会 夏 季 休 業 オープンキャンパス 西 日 本 医 科 学 生 総 合 体 育 大 会 医 学 科 看 護 学 科 同 日 開 催 平 成 27 年 8 月 2 日 ( 日 ) 10 月 18 日 ( 日 ) 9 オープンキャンパスは 例 年 8 月 と 10 月 に 開 催 しています 毎 年 県 内 外 からたくさ んの 参 加 者 があります 施 設 見 学 体 験 実 習 ( 看 護 学 科 )もあり 教 員 や 先 輩 の 話 を 聞 いて 入 試 や 大 学 生 活 について 質 問 でき るチャンスです Welcome to Izumo Campus! 29

高 倉 竜 彦 医 学 科 (5 年 ) 笑 いあり 涙 あり!ドラマがつまった 大 学 祭 出 雲 キャンパスでは 毎 年 10 月 中 旬 に 大 学 祭 くえびこ 祭 を 開 催 しています 各 部 活 サークルの 模 擬 店 や 医 学 部 ならではの 展 示 講 演 会 地 域 の 方 にも 参 加 していただくゴルフ 大 会 豪 華 景 品 があたるクイズ 大 会 人 気 芸 人 によるお 笑 いラ イブ 有 名 アーティストによる 音 楽 ライブなど 多 彩 な 催 し 物 を 企 画 し 毎 年 多 くの 方 にお 越 しいただいています 昨 年 私 は 実 行 委 員 長 として 運 営 に 関 わらせていた だきました 学 生 だけで 企 画 から 運 営 まで 行 うことは 簡 単 なことではありません でしたが 先 生 方 や 先 輩 方 そして 後 輩 達 のサポートのもと 素 晴 らしい 大 学 祭 と なりました 大 成 功 の 裏 側 にはさまざまなドラマがあり 面 白 おかしく 笑 いながら 話 合 うこともあれば うまく 行 かなくて 涙 することもありました それらすべてが 私 たち 学 生 にとって 貴 重 な 経 験 となりました 今 年 も 趣 向 を 凝 らした 企 画 を 準 備 し て たくさんの 方 のご 来 場 をお 待 ちしています 10 11 12 1 2 3 推 薦 入 試 開 学 記 念 日 松 江 キャンパス 大 学 祭 ( 淞 風 祭 ) 解 剖 体 慰 霊 祭 出 雲 キャンパス 大 学 祭 (くえびこ 祭 ) オープンキャンパス 大 学 入 試 センター 試 験 定 期 試 験 後 期 日 程 入 学 試 験 前 期 日 程 入 学 試 験 学 位 授 与 式 医 師 看 護 師 など 国 家 試 験 開 催 国 家 試 験 へ 出 発 学 位 授 与 式 30

入 試 情 報 本 学 医 学 部 においては 多 様 な 入 学 試 験 を 実 施 し 多 様 な 学 生 が 入 学 し 共 に 学 ん でいます 自 分 をしっかり 表 現 できる 入 学 試 験 を 選 んでチャレンジしてください 医 学 科 看 護 学 科 推 薦 入 試 ( 推 薦 Ⅱ) 高 校 からの 推 薦 が 必 要 で 大 学 入 試 センター 試 験 小 論 文 成 績 面 接 調 査 書 高 校 長 の 推 薦 書 自 己 推 薦 書 を 総 合 評 価 して 合 格 者 を 決 定 します 地 域 枠 推 薦 入 試 生 まれ 育 った 島 根 県 内 のへき 地 医 療 に 貢 献 しようとする 強 い 意 志 のある 学 生 を 求 めるものです 推 薦 Ⅱの 評 価 の 他 に 医 療 機 関 社 会 福 祉 医 療 施 設 での 医 療 福 祉 体 験 活 動 の 評 価 生 まれ 育 った 市 町 村 長 等 の 面 接 評 価 を 総 合 評 価 して 合 格 者 を 決 定 します 詳 し くは 学 生 募 集 要 項 を 参 照 ください 緊 急 医 師 確 保 対 策 枠 推 薦 入 試 島 根 県 の 医 療 に 貢 献 しようとする 強 い 意 志 のある 学 生 を 全 国 から 求 めるものです この 入 試 は 平 成 29 年 度 入 試 まで 募 集 するも のです 選 抜 方 法 はおおむね 地 域 枠 推 薦 入 学 と 同 様 に 行 います 詳 しくは 学 生 募 集 要 項 を 参 照 ください 一 般 入 試 [ 一 般 枠 ] 前 期 日 程 において 大 学 入 試 センター 試 験 個 別 学 力 試 験 ( 数 学 英 語 面 接 )を 課 し その 成 績 と 調 査 書 を 総 合 評 価 して 合 格 者 を 決 定 します [ 県 内 定 着 枠 ] 島 根 県 の 医 療 に 貢 献 する 強 い 意 志 のある 学 生 を 求 めるものです 学 士 入 学 (3 年 次 編 入 学 ) 医 学 以 外 の 分 野 で 学 士 の 学 位 を 修 得 したもので 専 門 分 野 で 学 んだ 知 識 を 医 学 に 生 かすことができる 優 秀 な 人 材 を 求 め 医 学 修 得 の 道 をひらき 医 学 教 育 研 究 及 び 診 療 の 将 来 を 担 う 人 材 の 育 成 を 図 ります 島 根 県 内 の 高 等 学 校 等 の 卒 業 者 で 島 根 県 下 の 医 療 機 関 で 地 域 の 医 療 を 担 おうとする 熱 意 と 使 命 感 を 持 った 者 を 対 象 に 地 域 枠 を 設 けています 学 力 試 験 面 接 出 願 書 類 などを 総 合 評 価 して 合 格 者 を 決 定 します 推 薦 入 試 ( 推 薦 Ⅱ) [ 一 般 枠 ] 高 校 からの 推 薦 が 必 要 で 大 学 入 試 センター 試 験 小 論 文 成 績 面 接 調 査 書 高 校 長 の 推 薦 書 自 己 推 薦 書 を 総 合 評 価 して 合 格 者 を 決 定 します [ 地 域 枠 ] 将 来 県 内 の 医 療 機 関 等 に 勤 務 して 地 域 の 医 療 を 支 える 熱 意 のある 学 生 を 求 めるものです 一 般 入 試 前 期 日 程 専 門 学 校 総 合 学 科 卒 業 生 入 試 では 大 学 入 試 センター 試 験 小 論 文 面 接 を 課 し 後 期 日 程 では 大 学 入 試 センター 試 験 面 接 を 課 し その 成 績 と 調 査 書 を 総 合 評 価 して 合 格 者 を 決 定 します 3 年 次 編 入 学 看 護 系 短 期 大 学 専 修 学 校 の 卒 業 者 を 対 象 に より 幅 広 い 教 養 と 高 度 な 看 護 知 識 技 術 を 身 につけ 将 来 の 大 学 院 進 学 や 看 護 教 育 の 指 導 研 究 を 行 う 看 護 専 門 職 の 育 成 を 図 ります 学 力 試 験 面 接 出 願 書 類 などを 総 合 評 価 して 合 格 者 を 決 定 します 平 成 28 年 度 入 試 日 程 選 抜 区 分 出 願 期 間 試 験 日 合 格 発 表 医 学 科 看 護 学 科 推 一 般 ( 推 薦 Ⅱ) 薦 入 試 H27.12.5( 土 ) 地 域 枠 H27.11.2( 月 )~ 6( 金 ) H27.12.5( 土 )~ 6( 日 ) H28.2.10( 水 ) 緊 急 医 師 確 保 対 策 枠 H27.12.5( 土 ) 一 般 前 期 日 程 一 般 入 試 前 期 日 程 県 内 定 着 枠 編 入 学 士 入 学 (3 年 次 編 入 学 ) 学 一 般 枠 7 人 地 域 枠 3 人 H28.1.25( 月 )~ 2.3( 水 ) H28.2.25( 木 )~ 26( 金 ) H28.3.7( 月 ) H27.7.6( 月 )~ 17( 金 ) 第 1 次 選 抜 H27.8.18( 火 ) H27.11.20( 金 ) 第 1 次 合 格 発 表 H28.2.10( 水 ) 最 終 発 表 H27.9.4( 金 ) 第 1 次 合 格 発 表 第 2 次 選 抜 H27.9.28( 月 )~ 29( 火 ) H27.10.9( 金 ) 最 終 発 表 推 薦 一 般 枠 入 試 地 域 枠 H27.11.2( 月 )~ 6( 金 ) H27.12.5( 土 ) H28.2.10( 水 ) 一 前 期 日 程 般 H28.1.25( 月 )~ 2.3( 水 ) H28.2.25( 木 )~ 26( 金 ) H28.3.7( 月 ) 入 後 期 日 程 H28.3.12( 土 ) H28.3.22( 火 ) 試 専 門 高 校 総 合 学 科 卒 業 生 入 試 H28.1.25( 月 )~ 2.3( 水 ) H28.2.25( 木 )~ 26( 金 ) H28.3.7( 月 ) 編 入 学 3 年 次 編 入 学 H27.7.6( 月 )~ 17( 金 ) H27.8.7( 金 ) H27.9.4( 金 ) 31

出 身 高 等 学 校 別 学 生 数 ( 平 成 27 年 4 月 現 在 ) 学 科 医 学 科 看 護 学 科 計 ( 人 ) 入 学 定 員 102 10 60 10 162 20 収 容 定 員 610 40 240 20 850 60 区 分 男 女 男 女 計 北 海 道 1 1 0 0 2 東 北 4 0 0 0 4 関 東 70 46 1 3 120 中 部 31 33 0 3 67 近 畿 84 51 3 29 167 中 国 147 115 15 182 459 四 国 21 10 0 2 33 九 州 沖 縄 37 23 4 11 75 その 他 6 1 0 0 7 計 ( 人 ) 401 280 23 230 934 ( 注 ) 入 学 定 員 内 は 外 数 で3 年 次 編 入 学 過 去 の 志 願 者 数 合 格 者 数 推 薦 区 分 一 般 ( 推 薦 Ⅱ) 地 域 枠 緊 急 医 師 確 保 対 策 枠 一 前 期 ( 一 般 枠 ) 般 医 学 科 前 期 ( 県 内 定 着 枠 ) 学 士 入 学 (3 年 次 編 入 学 ) 平 成 27 年 度 入 試 合 格 者 成 績 情 報 合 格 者 得 点 状 況 ( 総 得 点 ) 入 試 年 度 H23 H24 H25 H26 H27 募 集 人 員 25 25 25 25 25 志 願 者 数 95 79 104 113 142 合 格 者 数 25 25 25 25 25 募 集 人 員 10 10 10 10 10 志 願 者 数 27 28 20 16 15 合 格 者 数 10 10 10 10 3 募 集 人 員 5 5 5 5 5 志 願 者 数 17 14 11 10 16 合 格 者 数 5 5 5 5 5 募 集 人 員 55 55 55 55 55 志 願 者 数 448 436 465 301 467 合 格 者 数 55 55 57 55 62 募 集 人 員 7 7 7 7 7 志 願 者 数 109 116 117 97 92 合 格 者 数 7 7 7 7 7 募 集 人 員 10 10 10 10 10 志 願 者 数 244 274 269 233 214 合 格 者 数 14 13 12 11 11 ( 注 ) 合 格 者 数 には 追 加 合 格 者 数 を 含 みます 看 護 学 科 区 分 入 試 年 度 H23 H24 H25 H26 H27 募 集 人 員 10 10 10 10 10 推 一 般 枠 志 願 者 数 31 21 36 30 26 合 格 者 数 10 10 11 10 10 薦 募 集 人 員 5 5 5 5 5 地 域 枠 志 願 者 数 15 19 9 18 11 合 格 者 数 5 5 4 5 5 募 集 人 員 32 32 32 32 32 一 前 期 志 願 者 数 152 101 73 74 72 合 格 者 数 38 37 37 37 35 般 募 集 人 員 10 10 10 10 10 後 期 志 願 者 数 162 126 146 102 114 合 格 者 数 10 12 12 11 13 専 門 高 校 募 集 人 員 3 3 3 3 3 総 合 学 科 卒 業 生 志 願 者 数 8 6 7 5 4 入 試 合 格 者 数 3 2 3 2 2 募 集 人 員 10 10 10 10 10 3 年 次 編 入 学 志 願 者 数 22 26 22 19 12 合 格 者 数 13 13 8 4 5 ( 注 ) 合 格 者 数 には 追 加 合 格 者 数 を 含 みます 総 得 点 大 学 入 試 センター 試 験 個 別 学 力 試 験 区 分 配 点 最 高 点 最 低 点 平 均 点 配 点 最 高 点 最 低 点 平 均 点 配 点 最 高 点 最 低 点 平 均 点 医 学 科 前 期 日 程 ( 一 般 枠 )1160.00 977.80 895.90 925.78 700.00 632.40 572.30 603.57 460.00 360.00 281.00 322.21 看 護 学 科 前 期 860.00 666.80 583.60 610.91 700.00 551.20 463.80 494.11 160.00 140.00 95.00 116.80 ( 注 ) 追 加 合 格 者 の 成 績 は 含 みません 32

各 種 データブック 国 家 試 験 結 果 卒 業 生 の 臨 床 研 修 先 就 職 先 又 は 進 学 先 留 学 生 の 受 け 入 れ 国 家 試 験 結 果 [ 過 去 5 年 分 ]( 新 卒 者 ) 第 105 回 第 106 回 第 107 回 第 108 回 第 109 回 医 師 看 護 師 ( 平 成 22 年 )( 平 成 23 年 )( 平 成 24 年 )( 平 成 25 年 )( 平 成 26 年 ) 平 成 26 年 度 卒 業 生 の 主 な 臨 床 研 修 先 就 職 先 又 は 進 学 先 (%) (%) 第 100 回 第 101 回 第 102 回 第 103 回 第 104 回 ( 平 成 22 年 )( 平 成 23 年 )( 平 成 24 年 )( 平 成 25 年 )( 平 成 26 年 ) 島 根 大 学 94.9 92.7 95.6 90.4 96.5 島 根 大 学 100.0 100.0 98.3 98.3 100.0 全 国 平 均 92.6 93.9 93.1 94.1 94.5 全 国 平 均 96.4 95.1 94.1 95.2 95.5 保 健 師 (%) 第 97 回 第 98 回 第 99 回 第 100 回 第 101 回 ( 平 成 22 年 )( 平 成 23 年 )( 平 成 24 年 )( 平 成 25 年 )( 平 成 26 年 ) 島 根 大 学 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 全 国 平 均 89.7 89.2 97.5 88.8 99.6 臨 床 研 修 先 / 就 職 先 県 内 県 外 医 学 科 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 島 根 県 立 中 央 病 院 松 江 赤 十 字 病 院 松 江 市 立 病 院 浜 田 医 療 センター 益 田 赤 十 字 病 院 名 古 屋 大 学 医 学 部 附 属 病 院 神 戸 大 学 医 学 部 附 属 病 院 徳 島 大 学 病 院 筑 波 大 学 医 学 部 附 属 病 院 広 島 大 学 病 院 滋 賀 医 科 大 学 医 学 部 附 属 病 院 大 阪 市 立 大 学 医 学 部 附 属 病 院 国 立 病 院 機 構 名 古 屋 医 療 センター 国 立 病 院 機 構 京 都 医 療 センターなど 医 療 機 関 等 名 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 松 江 赤 十 字 病 院 松 江 市 立 病 院 鳥 取 大 学 医 学 部 附 属 病 院 広 島 大 学 病 院 福 井 大 学 医 学 部 附 属 病 院 鳥 取 赤 十 字 病 院 など 看 護 学 科 留 学 生 の 受 け 入 れ( 平 成 27 年 5 月 1 日 現 在 ) 外 国 人 留 学 生 国 名 中 国 モンゴル バングラディシュ インドネシア タンザニア 合 計 国 費 1 0 3 0 1 5 私 費 7 4 5 3 0 19 計 8 4 8 3 1 24 国 際 交 流 協 定 締 結 大 学 締 結 大 学 等 国 名 締 結 年 月 日 モンゴル 健 康 科 学 大 学 モンゴル 2002 年 10 月 4 日 寧 夏 医 科 大 学 中 国 2004 年 2 月 27 日 ハノイ 医 科 大 学 ヴェトナム 2005 年 10 月 17 日 コロラド 大 学 医 学 部 健 康 科 学 センター マヒドン 大 学 シリラジ 病 院 ダッカ 大 学 アメリカ タイ バングラ ディシュ 2006 年 2 月 23 日 2011 年 2 月 2 日 2011 年 4 月 12 日 締 結 大 学 等 国 名 締 結 年 月 日 セメイ 国 立 医 科 大 学 カザフスタン 2013 年 1 月 28 日 アワサ 大 学 エチオピア 2013 年 9 月 7 日 ハサヌディン 大 学 インドネシア 2013 年 12 月 17 日 ワイカト 工 科 大 学 ニュージー ランド 2014 年 2 月 5 日 タマサート 大 学 タイ 2014 年 2 月 28 日 コンケン 大 学 タイ 2014 年 4 月 10 日 33

キャンパスガイド 医 学 部 全 景 島 根 大 学 は 松 江 市 と 出 雲 市 に 広 いキャンパスを 持 つ 総 合 大 学 です 医 学 部 は 島 根 医 科 大 学 を 前 身 とし 島 根 大 学 としては5 番 目 の 学 部 で 出 雲 キャンパスに 教 育 の 拠 点 を 構 えています 出 雲 キャンパスは 600 床 以 上 のベッドを 備 える 高 度 先 進 医 療 の 医 学 部 附 属 病 院 と 教 育 研 究 中 心 の 学 部 ゾーンに 分 かれ 機 能 的 に 配 置 された 建 物 が 緑 の 木 々の 間 に 建 てられています 東 門 実 習 棟 基 礎 研 究 棟 看 護 学 科 棟 研 究 棟 ( 臨 床 第 2) 附 属 病 院 病 棟 34

交 通 案 内 隠 岐 空 港 出 雲 縁 結 び 空 港 米 子 鬼 太 郎 空 港 萩 石 見 空 港 出 雲 キ ャ ン パ ス 空 路 東 京 ( 羽 田 ) 出 雲 約 1 時 間 25 分 名 古 屋 ( 小 牧 ) 出 雲 約 1 時 間 大 阪 ( 伊 丹 ) 出 雲 約 1 時 間 福 岡 出 雲 約 1 時 間 5 分 出 雲 空 港 から 空 港 連 絡 バス 出 雲 市 駅 行 ( 約 25 分 ) JR 出 雲 市 駅 下 車 高 速 バス 東 京 ( 渋 谷 ) 出 雲 名 古 屋 出 雲 大 阪 ( 梅 田 ) 出 雲 京 都 出 雲 神 戸 ( 三 宮 ) 出 雲 岡 山 出 雲 広 島 出 雲 福 岡 出 雲 約 11 時 間 20 分 約 10 時 間 約 5 時 間 35 分 約 5 時 間 50 分 約 5 時 間 20 分 約 4 時 間 約 2 時 間 50 分 約 9 時 間 10 分 J R 東 京 岡 山 出 雲 市 大 阪 岡 山 出 雲 市 岡 山 出 雲 市 福 岡 岡 山 出 雲 市 約 6 時 間 30 分 約 3 時 間 45 分 約 3 時 間 約 4 時 間 45 分 一 畑 バス 出 雲 市 駅 上 塩 冶 車 庫 行 島 根 大 学 病 院 下 車 約 10 分 市 内 循 環 左 回 り(150 円 バス) 上 塩 冶 車 庫 行 島 根 大 学 病 院 下 車 約 5 分 出 雲 須 佐 行 島 根 大 学 病 院 前 下 車 (2 番 のりば) 約 10 分 須 佐 行 は 朝 夕 の 便 で 経 由 しない 便 もありますのでご 確 認 ください 徒 歩 JR 出 雲 市 駅 南 口 から 徒 歩 25 分 医 学 科 看 護 学 科 平 成 27 年 8 月 2 日 ( 日 ) 平 成 27 年 10 月 18 日 ( 日 ) 内 容 ( 予 定 ) 説 明 会 施 設 見 学 演 習 授 業 体 験 など お 問 い 合 わせ 先 島 根 大 学 医 学 部 学 務 課 入 試 担 当 Tel:0853-20-2087 Fax:0853-20-2079 申 込 み 方 法 など 詳 細 は 島 根 大 学 ホームページ http://www.shimane-u.ac.jp/ をご 覧 ください 国 立 大 学 法 人 島 根 大 学 医 学 部 ( 出 雲 キャンパス) 693-8501 島 根 県 出 雲 市 塩 冶 町 89-1 医 学 部 入 試 に 関 するご 相 談 お 問 い 合 わせは 医 学 部 学 務 課 入 試 担 当 TEL 0853-20-2087 FAX 0853-20-2079 Mail:nyusi@med.shimane-u.ac.jp 島 根 大 学 入 試 URL http://www.shimane-u.ac.jp/nyushi/ 35