Microsoft Word - BAC感想文28年8月5日



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(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

2014_06_04 相続税関係セミナー [互換モード]

Ⅴ Ⅵ 目 予 算 編 成 のフローチャートと 決 算 書 類 19 図 表 6 予 算 編 成 のフローチャート 20 図 表 7 収 支 報 告 書 貸 借 対 照 表 財 産 目 録 備 品 台 帳 モデル 21 滞 納 金 回 収 に 関 する 管 理 会 社 の 業 務 と 役 割 25

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土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

疑わしい取引の参考事例

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信用調査報告書(見本)

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

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(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

1. 固 定 資 産 税 ( 村 税 ) 会 に 対 して 審 査 の 申 し 出 をすることができます 1 納 める 人 および 毎 年 1 月 1 日 現 在 の 所 有 者 賦 課 期 日 2 税 率 課 税 標 準 額 1.4% 3 土 地 の 免 税 点 課 税 標 準 額 となるべき 額

平成18年1月4日

第1章 総則

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

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空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

40 総 論 41 法 人 課 税 01 租 税 法 概 論 ( 4001 ) 02 税 制 の 動 向 ( 4002 ) 91 事 例 研 究 ( 4091 ) 99 その 他 ( 4099 ) 01 法 人 税 ( 4101 ) 3. 税 務 官 庁 の 組 織 4. 不 服 申 立 て 税 務

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く) 取 得 した 特 例 対 象 宅 地 が 2 区 分 にまたがるときは 下 記 の 算 式 を 限 度 とする A 200/400 + B 200/330 + C 200 m2 A 選 択 特 例 対 象 宅 地 等 である 特 定 事 業 用 等 宅 地 等 の 面 積 の 合 計 B 選



災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

若者の住宅確保の支援制度

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Taro-契約条項(全部)

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

JA 岩 手 県 信 連 現 況 014 会 員 地 域 住 民 事 主 貯 金 預 普 通 貯 金 当 座 貯 金 定 期 貯 金 定 期 積 金 総 合 口 座 各 種 貯 金 目 的 期 間 金 額 利 用 岩 手 県 収 納 代 理 金 融 機 関 県 市 町 村 指 定 代 理 収 納 代

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

ただし 区 分 は 同 一 の 譲 渡 所 得 であっても 不 動 産 の 譲 渡 損 益 は 不 動 産 の 譲 渡 損 益 どうしで また 株 式 等 の 譲 渡 損 益 は 株 式 等 の 譲 渡 損 益 どうしで それぞれ 通 算 を 行 うことになっています( 次 項 の 損 益 通 算

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )-

弁護士報酬規定(抜粋)

(15) 兵 庫 県 道 高 速 湾 岸 線 (16) 神 戸 市 道 高 速 道 路 2 号 線 (17) 兵 庫 県 道 高 速 北 神 戸 線 (18) 神 戸 市 道 高 速 道 路 北 神 戸 線 (19) 神 戸 市 道 高 速 道 路 湾 岸 線 のうち 上 り 線 については 神 戸

都市農地の継承に向けた相続2014_本文_13.indd

1 農 地 中 間 管 理 機 構 のねらい (1)24 年 度 から 開 始 した 各 市 町 村 における 人 農 地 プラン ( 地 域 の 農 業 者 の 徹 底 した 話 合 いにより 人 農 地 問 題 の 解 決 方 向 や 地 域 農 業 の 将 来 のあり 方 を 明 確 にしてい

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を 行 うこと 又 は 必 要 な 機 能 を 追 加 することをいう ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 3 条 補 助 金 の 交 付 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は, 次 条 に 規 定 するこの 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 者 ( 以

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容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

 

南伊豆町空き家バンクリフォーム等補助金交付要綱

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上


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東 京 弁 護 士 会 第 一 東 京 弁 護 士 会 第 二 東 京 弁 護 士 会 ( 以 下 東 京 三 弁 護 士 会 という)では 東 京 以 外 の 地 域 のお 客 様 からのお 申 し 出 について お 客 様 の 意 向 に 基 づき お 客 様 のアクセスに 便 利 な 地 域

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注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

第1章 財務諸表

ア 運 営 管 理 業 務 に 関 する 事 項 管 理 事 務 所 の 使 用 に 関 すること( 電 話 金 庫 警 備 鍵 等 名 義 変 更 の 必 要 な もの( 電 気 水 道 ガス 機 械 警 備 消 防 計 画 書 危 険 物 取 扱 設 置 許 可 等 )) 年 間 行 事 予 定

公 益 事 業 類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 業 所 名 所 在 地 事 業 開 始 年 月 日 事 業 規 模 ( 定 員 ) 1 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 業 者 等 との 連 絡 調 整 を

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質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

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様 式 第 2 号 ( 第 7 条 関 係 中 古 住 宅 賃 借 の 場 合 ) ( 記 入 例 ) 提 出 時 にご 記 入 ください 平 成 年 月 日 泉 佐 野 市 長 様 申 請 者 泉 佐 野 市 空 き 家 バンクに 登 録 され ている 物 件 を 借 りた 場 合 の 引 越 費

スライド 1

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

税制面での支援

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

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TOBに 応 じた 株 主 の 会 計 税 務 処 理 1.みなし 配 当 の 課 税 関 係 上 場 会 社 が 株 式 公 開 買 付 で 自 己 株 式 を 取 得 する 場 合 は 市 場 取 引 で 取 得 するケースと 相 違 して 原 則 として 株 主 にみなし 配 当 課 税 と

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Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

2. 個 人 情 報 の 利 用 目 的 (1) 本 投 資 法 人 による 物 件 ( 信 託 受 益 権 に 係 る 不 動 産 を 含 みます 以 下 同 様 )の 取 得 取 得 に 先 立 つ 調 査 及 び 取 得 の 検 討 並 びに 事 後 管 理 業 務 を 行 うため (2) 本

資料8(第2回水害WG)

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3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

1. 商 品 ( 契 約 )の 概 要 一 般 外 貨 定 期 預 金 とは 外 貨 預 金 ( 本 邦 通 貨 以 外 の 外 貨 建 ての 預 金 )のうち あらかじめ 預 金 の 期 間 を 定 め 原 則 としてその 期 間 中 は 払 い 戻 しの 請 求 に 応 じないことを 条 件 と

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第一部【証券情報】

2. 個 人 情 報 の 利 用 目 的 (1) 本 投 資 法 人 による 物 件 ( 信 託 受 益 権 に 係 る 不 動 産 を 含 みます 以 下 同 様 )の 取 得 取 得 に 先 立 つ 調 査 及 び 取 得 の 検 討 並 びに 事 後 管 理 業 務 を 行 うため (2) 本

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)


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類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 地 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 1 エルダーケア 泉 佐 野 ケアプランセンター 泉 佐 野 市 中 庄 110 番 地 平 成 18 年 7 月 1 日 1 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情

Transcription:

相 続 事 業 承 継 における 不 動 産 固 有 の 問 題 点 と 対 処 法 税 理 士 池 畑 芳 子 今 回 は 第 1 部 を 税 理 士 が 把 握 しておくべき 不 動 産 固 有 の 問 題 点 と 対 処 法 として 税 理 士 赤 坂 光 則 氏 よりお 話 頂 きました 第 2 部 は 協 力 企 業 各 社 の 手 法 紹 介 と 活 用 法 として4 人 の 不 動 産 事 業 者 の 方 が 得 意 とする 分 野 の 商 品 を 披 露 していただきました 赤 坂 先 生 より 本 日 は 小 規 模 宅 地 ( 木 の 部 分 )ではなく 大 規 模 宅 地 ( 森 の 部 分 )の 説 明 をします ということで 不 動 産 は 税 理 士 にとって 避 けて 通 れない 分 野 だと 説 明 されていました 路 線 価 発 表 日 7 月 1 日 は 年 中 行 事 のなかで 1 つの 節 目 になっている それは 路 線 価 の 発 表 の 日 であるからです 平 成 28 年 の 特 徴 はリ-マンショック 以 来 8 年 ぶりに 路 線 価 が 上 昇 (0.2%UP)し 10% 以 上 の 土 地 が 上 昇 した 地 点 が 10 都 市 あるそ うです 路 線 価 日 本 一 は 銀 座 5 丁 目 鳩 居 堂 前 で 31 年 間 トップの 座 を 守 り 続 けて います 今 年 は 18.7% UPし1m2 当 たり 3,200 万 円 となりハガキ 1 枚 が 474,000 円 になります 毎 年 話 題 になりますが 実 際 の 取 引 は 行 われているのでしょうか 路 線 価 は 厄 介 である 土 地 の 形 状 は 1 つとして 同 じものはなく 路 線 価 で 評 価 しながら 常 にこれで 良 いのか 追 求 しながら 申 告 書 を 作 成 している 状 態 です 土 地 は 一 物 四 価 とも 一 物 五 価 ともいわれているので 価 格 が 変 わって きます 一 定 の 路 線 価 で 一 定 の 条 件 であっても 担 当 者 により 答 が 違 って 出 てくるの で 困 ります 土 地 評 価 は 正 しいけれど 多 様 性 があり 違 ってくるので 税 務 当 局 が 見 てさほ ど 大 きな 問 題 になるとは 思 えないので 当 局 の 勝 ちです 路 線 価 は 一 定 の 標 準 宅 地 がベ-スになってできているので 評 価 は 割 高 にな ります 評 価 に 関 しては 更 正 の 請 求 や 税 理 士 賠 償 責 任 保 険 のお 世 話 になることもあ りますので 評 価 補 正 ポイントには 充 分 注 意 しておこなってください 1

土 地 の 五 価 (1 物 5 価 ) 1. 公 示 価 格 ( 基 準 地 価 ) 時 価 に 近 い 2. 固 定 資 産 評 価 額 土 地 は 公 示 地 価 70% 建 物 ( 新 築 ) 50~60% 3. 路 線 価 公 示 地 価 80% 4. 取 引 価 格 市 場 で 売 買 された 価 格 売 り 急 ぎや 買 い 急 ぎなどがあ るので 正 しいとは 限 らない 5. 鑑 定 士 価 格 正 しいとは 限 らない 公 示 価 格 は 26,000 地 点 を 2,722 人 の 鑑 定 士 が 評 価 しているので 時 価 に 近 い 路 線 価 は 326,000 地 点 を 評 価 しているので 場 所 の 数 が 圧 倒 的 に 多 く 相 続 税 や 贈 与 税 の 評 価 に 利 用 されている 親 族 間 売 買 や 株 価 の 評 価 などにも 使 わ れています 固 定 資 産 との 関 わり 1. 関 東 周 辺 の 空 室 率 はいまや 33%にもなっている 2.アパ-ト 経 営 をしたいと 相 談 されたら 収 益 対 策 として 10 年 内 での 回 収 ができるプランかどうか 検 討 する 3. 相 続 争 いは 保 有 資 産 5,000 万 円 以 下 で 7 割 の 紛 争 がおこっている 4.アパ-ト 経 営 は 経 営 であるから 保 有 や 売 却 情 報 も 収 集 しておく 5. 不 動 産 は 分 割 しづらいので 争 いがおこる 相 続 贈 与 対 策 を 提 案 し 不 動 産 固 有 の 欠 点 を 補 い 長 所 を 見 つけるように 努 力 していただきたい 広 大 地 の 適 用 可 否 問 題 1. 周 りの 宅 地 に 比 べて 著 しく 地 積 が 広 い 2. 道 路 公 園 など 作 る 必 要 有 り 3. 大 規 模 工 場 用 地 ではない 4. 中 高 層 に 該 当 しない 適 用 条 件 に 合 えば 補 正 率 を 使 って 利 用 すると 良 い ( 財 産 評 価 基 本 通 達 24 4 広 大 地 の 評 価 ) 適 用 の 可 否 については 充 分 検 討 しないといけない 後 日 問 題 になることもあるので 特 に 慎 重 に 評 価 してください タワ-マンションの 評 価 問 題 1. 不 動 産 固 有 の 問 題 である 2. 低 層 階 と 50 階 では 売 買 価 額 は 違 うのに 相 続 税 評 価 額 は 一 律 同 じである それは 納 得 できないとして 高 層 マンションを 節 税 目 的 で 購 入 する 動 き 2

に 歯 止 めをかけ 検 討 する 動 きがあるようです 3. 相 続 取 得 後 1 年 で 譲 渡 申 告 期 限 までに 譲 渡 継 続 保 有 (3 年 以 上 )して いる 場 合 など 相 続 税 評 価 額 はどうなるのか 後 日 問 題 になることもあるので 特 に 慎 重 に 評 価 してください 最 後 に 不 動 産 経 営 の 一 番 のポイント 1. 損 益 と 収 支 が 合 わない 2.10 万 円 の 家 賃 が 時 が 経 つと 6 万 円 になっている 現 実 3.キャッシュフロ-は 借 入 金 返 済 が 入 るので 収 支 がトントンであると 生 活 費 と 税 金 は 何 処 で 払 うの 4. 空 室 率 30% 以 上 で 借 入 金 をどうやって 払 っていくのか 現 実 を 知 って 経 営 をす ることなどについて 問 題 点 と 対 処 法 を 丁 寧 に 説 明 していただきました 森 を 見 ながら 木 々にも 目 を 向 ける 行 き 届 いた 説 明 は いつもながら 感 心 して 聞 き 入 ってしまいました 赤 坂 先 生 有 難 うございました 第 2 部 の 4 人 の 不 動 産 事 業 者 の 方 から それぞれ 商 品 の 違 いを 見 極 めて 特 徴 をつかむように とのアドバイスがありました 第 2 部 は 協 力 企 業 各 社 の 手 法 紹 介 と 活 用 法 Ⅰ 株 式 会 社 インテリックス 俊 成 誠 司 氏 が 不 動 産 特 定 共 同 事 業 法 を 活 用 した 新 しい 相 続 贈 与 対 策 方 法 の 説 明 をされました 2016 年 には 中 古 と 新 築 マンション 市 場 がついに 逆 転 し 物 を 作 れば 人 が 入 る 時 代 が 終 わりに 近 づいているのではないのか 本 事 業 は 不 動 産 特 定 共 同 事 業 者 として 東 京 都 知 事 の 許 可 を 受 けた インテ リックスが 組 成 する 任 意 組 合 による 不 動 産 賃 貸 業 です 具 体 的 にはリノベ-ションの 会 社 である 不 動 産 はシェアして 所 有 する 時 代 としてアセットシェアリングビジネスを 手 がけています アセットシェアリングとは 収 益 不 動 産 を 小 口 化 し 不 動 産 を 複 数 人 で 共 有 所 有 し 都 心 で 立 地 の 高 額 な 不 動 産 でも 1 口 100 万 円 単 位 で 持 つことが できる 方 法 のことです そこで 得 られるメリットもデメリットもシェアする 新 しい 不 動 産 投 資 商 品 であります 収 益 の 分 配 は 年 2 回 受 けられます 3

所 得 は 不 動 産 所 得 となります アセットシェアリングを 活 用 した 相 続 対 策 1. 遺 産 分 割 対 策 争 族 にならないために 生 前 から 贈 与 を 計 画 的 に 活 用 する アセットシェアリングは 小 口 で 分 けることが 可 能 である 誰 にどのように 分 けるのかが 重 要 2. 節 税 対 策 ( 相 続 対 策 ) 不 動 産 は 時 価 と 評 価 額 の 差 が 大 きいため 相 続 財 産 の 圧 縮 効 果 が 図 れる 同 額 の 現 預 金 より 節 税 対 策 になる 3. 納 税 資 金 対 策 相 続 税 の 納 税 資 金 を 確 保 する 為 に 小 口 化 商 品 を 必 要 だけ 売 却 することがで きる 万 一 売 却 ができない 場 合 でも 一 定 条 件 の 下 インテリックス の 買 取 りにより 資 金 化 が 可 能 である 俊 成 氏 はリノベ-ション 業 界 のパイオニアらしく 説 明 も 紳 士 的 で 分 かり 易 く 丁 寧 であったので 皆 様 も 共 感 し 理 解 された 事 でしょう 有 難 うございました Ⅱ 株 式 会 社 エスクロ- エ-ジェント ジャパン 信 託 平 田 明 氏 不 動 産 売 却 で 高 値 好 条 件 を 引 き 出 す 仕 組 みについて 高 値 で 安 全 に 納 得 してもらって 売 る ことができる 市 場 とは 高 値 の 買 主 を 複 数 集 め 高 値 好 条 件 を 引 き 出 す 事 です その 為 のキ-ワ-ト は5つ どれも 欠 かすことができません 1. 価 値 を 高 める 2.リスクを 軽 減 する 3. 万 全 の 資 料 準 備 4. 営 業 の 絶 対 量 をこなす 5. 適 正 な 競 争 を 促 す 特 に 告 知 については 情 報 開 示 を 徹 底 させることにより 不 動 産 トラブルを 最 小 限 にとどめるように 努 力 しているようすが よくわかり 平 田 氏 の 誠 実 さが 伝 わってきました 競 争 入 札 個 別 入 札 は 状 況 をみながら 提 案 される 姿 勢 4

が 会 社 の 選 択 肢 として 選 ばれる 条 件 を 満 たしていると 思 いました 最 後 に 顧 問 先 の 売 主 の 満 足 度 が 高 く 売 却 が 円 滑 に 進 む 方 法 として 税 理 士 が 同 席 することによる 秘 策 を 伝 授 されました 1. 必 ず 同 席 すること 初 回 面 談 戦 略 提 案 営 業 報 告 入 札 条 件 決 め 入 札 最 終 報 告 契 約 書 読 み 合 せ 契 約 決 着 2.お 客 様 の 不 安 不 満 を 聞 いている 売 却 について 共 有 者 近 隣 不 動 産 会 社 当 社 について 価 格 について プロセス 契 約 3. 共 通 点 先 導 する 面 談 日 営 業 戦 略 の 選 定 リスク 問 題 の 解 消 軽 減 契 約 決 済 など 不 動 産 会 社 の 担 当 者 次 第 にならず 全 体 が 最 適 になるようにコントロ-ル できる 税 理 士 の 心 得 としてこれからはお 客 様 の 満 足 度 が 高 くなるように 対 応 させ て 頂 きます 平 田 氏 のオ-クションに 対 する 熱 い 熱 意 を 感 じました 有 難 うございました Ⅲ 積 水 ハウス 株 式 会 社 綱 川 亜 矢 子 氏 積 水 ハウスグル-プが 取 り 組 む 事 業 について 積 水 ハウスの 綱 川 氏 によると ビジネスマッチングは 会 計 人 30% 金 融 機 関 30% リピ-タ-30% インタ-ネット 10%の 割 合 で 仕 事 をしているそうで す ビジネス 会 計 人 クラブとの 付 き 合 いは 12 年 目 になると 話 されていました 入 社 当 時 の 可 愛 らしい 頑 張 り 屋 の 綱 川 氏 を 知 っている 私 にとっては もうそ んなになるのかと 月 日 の 経 つ 早 さに 驚 いております 土 地 活 用 実 例 として 賃 貸 住 宅 は 同 じ 150 坪 でも 違 う 1. 積 和 不 動 産 の 一 括 借 上 げ 稼 働 率 97% 2. 店 舗 併 用 賃 貸 マンション 建 物 譲 渡 特 約 付 定 期 借 地 権 3.サ-ビス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 横 浜 市 の 土 地 に 定 期 借 地 権 を 利 用 5

4.リノベ-ション( 築 30 年 社 宅 ) 大 規 模 修 繕 後 積 和 不 動 産 一 括 借 上 などを 紹 介 されました 積 水 ファンが 多 いが 関 与 先 によっては 他 者 の 提 示 を 求 められる 場 合 もある ので 選 択 肢 の 1 つとして 利 用 して 欲 しいとのことでした いろいろ 前 向 きに 捕 らえているので 機 会 があれば 声 をかけたくなりました 丁 寧 な 説 明 を 有 難 うございました 次 ぎに 積 水 ハウスグル-プが 取 り 組 む 自 立 の 方 向 けサ-ビス 付 高 齢 者 向 け 住 宅 平 松 俊 彦 氏 積 和 グランドマスト 株 式 会 社 の 平 松 氏 によると グランドマストが 目 指 す 住 まいは 自 立 型 サ-ビス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 で 自 身 が 選 択 したマンション に 住 み 自 分 らしい 暮 らしができ 必 要 な 方 には 生 活 支 援 のお 手 伝 いもして くださるそうです 高 齢 者 になると 不 安 や 不 便 を 感 じることが 多 くなりますので 住 まいの 選 択 肢 として 考 えて 見 たいと 思 いました 40 m2 以 上 の 広 いタイプの 部 屋 も 提 供 されているとのことですから お 客 様 にもご 案 内 したいと 思 いました Ⅳ 大 東 建 託 株 式 会 社 水 野 友 之 氏 35 年 一 括 借 上 賃 貸 経 営 受 託 システム 創 業 以 来 42 年 間 土 地 オ-ナ-の 地 主 様 に 飛 び 込 み 営 業 されてきたそうです 顧 客 数 約 78,000 名 管 理 戸 数 約 973,000 戸 の 賃 貸 住 宅 を 建 設 し 建 築 されたお 客 様 のところには 月 1 回 訪 問 し 相 続 対 策 資 産 活 用 空 室 対 策 等 の 話 もされているようです 税 理 士 と 共 に 確 定 申 告 相 続 税 の 申 告 法 人 化 等 についても 相 談 に 応 じてい るとのことでした オーナーには 長 期 安 定 賃 貸 経 営 の 実 現 に 向 けて 35 年 一 括 借 上 による 賃 貸 経 営 受 託 システム でサポ-トをしているそうです 大 東 建 託 の 今 後 の 取 組 としてメディア 戦 略 (テレビ 雑 誌 新 聞 等 )をして いくそうです 税 理 士 とタッグを 組 みながら 相 続 対 策 などのテ-マについても 展 開 してい 6

きたいそうですから 皆 様 で 協 力 して 差 し 上 げましょう 水 野 氏 は 声 も 大 きく 分 かり 易 い 説 明 でしたので 8 月 30 日 の 本 社 見 学 がし てみたくなりました 本 日 は 4 社 を 比 較 検 討 することができ 本 当 に 良 い 勉 強 になりました 有 難 うございました 7