情 報 保 護 規 定
情 報 保 護 規 定 はじめに 2 はじめに 社 員 の 皆 様 へ デジタル 時 代 の 今 日 私 たちは 顧 客 が 車 内 にいても always on( 常 にオ ンの 状 態 ) でいられる 可 能 性 を 提 供 します このためには データが 収 集 され 処 理 されることが 前 提 となります いずれ にせよ 車 の 中 メンテナンスや 車 両 の 購 入 などの 状 況 において 次 の 原 則 が 通 用 します:データが 保 存 され 送 信 される 場 合 には 高 いレベルのデータ 保 護 およびデータセキュリティが 確 保 され る 必 要 があります このことは 顧 客 見 込 み 客 やビジネスパートナーと 同 様 に 従 業 員 のデータ 情 報 にも 適 用 されます なぜならば データ 保 護 とは 個 人 (プライバシー)の 保 護 ですから 私 たちの 要 件 は ダイムラーが 安 全 な 車 を 提 供 するだけにとどまらず データ 保 護 の 基 準 も 設 けて いることにあります そこで 私 たちはグローバル 企 業 として 個 人 データの 収 集 および 処 理 に 関 し 世 界 中 で 異 なる 法 的 要 件 を 満 たすことを 私 たちの 義 務 とみなします 個 人 データを 扱 う 際 に 単 一 かつ 世 界 的 に 効 力 のある 標 準 を 確 保 することが 私 たちの 最 優 先 事 項 です なぜならば 私 たちに とって 信 頼 のおけるビジネス 関 係 の 基 礎 は 個 人 の 人 格 権 やプライバシーを 保 護 する 上 に 成 り 立 つことですから データ 保 護 に 関 する 当 社 の 企 業 方 針 で 私 たちは 顧 客 見 込 み 客 ビジネスパートナー および 従 業 員 の 個 人 データ 処 理 に 関 して 厳 格 な 前 提 条 件 を 制 定 しました これは 欧 州 データ 保 護 指 令 の 要 件 に 適 合 するもので 世 界 的 に 有 効 な 国 内 および 国 際 的 な 個 人 情 報 保 護 法 の 原 則 の 遵 守 を 保 証 するものです これを 通 じて 当 社 は グローバルに 効 力 を 有 するデータ 保 護 およびデータセキ ュリティの 標 準 を 設 け グループ 会 社 間 でのデータ 交 換 を 規 制 します 基 準 として 透 明 性 データ の 最 小 化 とデータセキュリティなどを 含 む 7つのデータ 保 護 原 則 を 制 定 しました 当 社 の 管 理 職 者 や 従 業 員 は データ 保 護 に 関 する 企 業 方 針 およびそれぞれの 個 人 情 報 保 護 法 を 遵 守 する 義 務 を 負 います データ 保 護 の 企 業 グループ 責 任 者 として 私 は ダイムラーにおいてデ ータ 保 護 の 法 的 な 規 則 と 原 則 が 尊 重 されるようにいたします ダイムラーでのデータ 保 護 とデータセキュリティに 関 するご 質 問 には 私 と 私 のスタッフが 窓 口 と なり お 問 合 せにお 応 えいたします Dr. Joachim Rieß(ヨ ア ヒ ム リース) データ 保 護 の 企 業 グループ 責 任 者
情 報 保 護 規 定 目 次 3 目 次 I. 情 報 保 護 規 定 の 目 的 4 II. 情 報 保 護 規 定 の 適 用 範 囲 と 変 更 4 III. 各 国 法 の 適 用 5 IV. 個 人 情 報 の 処 理 についての 原 則 5 1. 公 平 性 と 合 法 性 5 2. 目 的 の 限 定 5 3. 透 明 性 5 4. 情 報 の 回 避 と 節 約 5 5. 消 去 5 6. 事 実 上 の 正 確 性 と 情 報 の 最 新 性 6 7. 信 頼 性 と 情 報 セキュリティ 6 V. 情 報 処 理 の 信 頼 性 6 1. 顧 客 取 引 先 情 報 6 1.1 契 約 関 係 のための 情 報 処 理 6 1.2 宣 伝 目 的 による 情 報 処 理 6 1.3 情 報 処 理 への 同 意 7 1.4 法 的 許 可 にもとづく 情 報 処 理 7 1.5 妥 当 な 利 害 関 係 にもとづく 情 報 処 理 7 1.6 特 に 保 護 されるべき 情 報 の 処 理 7 1.7 自 動 処 理 7 1.8 ユーザー 情 報 とインターネット 7 2. 社 員 の 情 報 8 2.1 雇 用 関 係 のための 情 報 処 理 8 2.2 法 的 許 可 にもとづく 情 報 処 理 8 2.3 情 報 処 理 のための 集 合 的 規 定 8 2.4 情 報 処 理 への 同 意 8 2.5 妥 当 な 利 害 関 係 にもとづく 情 報 処 理 8 2.6 特 に 保 護 されるべき 情 報 の 処 理 9 2.7 自 動 的 決 定 9 2.8 通 信 とインターネット 9 VI. 個 人 情 報 の 転 送 10 VII. 情 報 処 理 の 委 託 10 VIII. 該 当 者 本 人 の 権 利 11 IX. 情 報 の 秘 密 厳 守 12 X. 処 理 にあたっての 安 全 性 12 XI. 情 報 保 護 監 査 12 XII. 情 報 保 護 違 反 事 件 13 XIII. 責 任 管 轄 と 制 裁 13 XIV. コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 14 XV. 定 義 14
情 報 保 護 規 定 I. 情 報 保 護 規 定 の 目 的 II. 情 報 保 護 規 定 の 適 用 範 囲 と 変 更 4 I. 情 報 保 護 規 定 の 目 的 ダイムラー グループは 同 社 が 持 つ 社 会 的 責 任 にもとづき 国 際 的 な 情 報 保 護 法 を 維 持 する 義 務 を 有 してい る この 情 報 保 護 規 定 は 世 界 中 の ダイムラ ー グル ープ 全 域 に 適 用 され グ ロ ーバ ル に 認 められている 情 報 保 護 原 則 にもとづいている 情 報 保 護 の 保 証 は 信 頼 ある 取 引 関 係 とダイム ラー グループの 魅 力 的 な 雇 用 者 としての 評 判 の 基 本 である 情 報 保 護 規 定 は 世 界 中 のグループ 会 社 間 における 情 報 転 送 に 必 要 となる 枠 組 みを 確 立 するもの である 1 ここでは 欧 州 の 情 報 保 護 規 定 2 および 国 内 法 規 の 中 で 要 求 される 国 境 を 超 えた 情 報 交 換 のための 情 報 保 護 水 準 3 が 保 証 される さらにこれは 適 切 な 情 報 保 護 水 準 が 法 的 に 定 められてい ない 国 にも 適 用 される II. 情 報 保 護 規 定 の 適 用 範 囲 と 変 更 この 情 報 保 護 規 定 は ダイムラー グループに 所 属 する 全 企 業 に 適 用 される つまり ダイムラー AG およびこれに 依 存 する または 関 連 するグループ 関 連 会 社 の 全 て そしてその 社 員 が 適 用 対 象 と なる ここでいう 依 存 とは ダイムラー 株 式 会 社 が 議 決 権 の 過 半 数 を 所 有 していることに 基 づ き 直 接 的 または 間 接 的 に 企 業 の 首 脳 部 の 過 半 数 以 上 を 占 めること または 本 規 定 の 取 決 めの 採 択 を 要 請 できることを 意 味 する この 情 報 保 護 規 定 は 個 人 情 報 の 処 理 全 てを 対 象 とする 4 法 人 に 関 する 情 報 が 個 人 情 報 と 同 等 に 保 護 されることが 定 められている 国 では 同 じように 法 人 に 関 する 情 報 にも 適 用 される ただし 統 計 分 析 や 調 査 に 使 用 される 匿 名 情 報 はこの 情 報 保 護 規 定 の 適 用 対 象 とはならない 5 個 々のグループ 会 社 は この 情 報 保 護 規 定 と 逸 脱 する 規 定 を 策 定 してはならない 情 報 保 護 に 関 す るその 他 の 規 定 は コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 の 確 認 を 得 たうえで 各 国 の 法 規 に 従 ってこれが 必 要 とみなされた 場 合 にのみ 策 定 しても 構 わない この 情 報 保 護 規 定 の 変 更 は コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 の 確 認 を 得 たうえで 指 定 されている 規 定 変 更 プロセスに 従 って 行 なわなければな らない 変 更 があった 場 合 には 指 定 されている 規 定 変 更 プロセスに 従 って 即 刻 ダイムラーグル ープ 企 業 に 通 知 される 情 報 保 護 規 定 の 維 持 に 大 きく 影 響 を 与 える 変 更 があった 場 合 には 企 業 内 部 に 義 務 付 けられる 情 報 保 護 規 定 としての 承 認 を 行 なう 情 報 保 護 当 局 まで 年 に1 回 報 告 しなけ ればならない 情 報 保 護 規 定 の 最 新 バージョンは ダイムラー AGのインターネットサイト(www.daimler.com)の 情 報 保 護 に 関 する 情 報 として 閲 覧 可 能 となっている 1 2 プライバシーに 関 わる 情 報 および 自 由 な 情 報 交 換 の 処 理 に 関 する 個 人 の 欧 州 議 会 および 欧 州 理 事 会 のRL 95/46/EC は http://ec.europa.eu/justice_home/fsj/privacy/law/index_de.htm#richtlinieで 閲 覧 することができる 3 4 5
情 報 保 護 規 定 III. 各 国 法 の 適 用 IV. 個 人 情 報 の 処 理 についての 原 則 5 III. 各 国 法 の 適 用 この 情 報 保 護 規 定 は 世 界 中 で 認 められている 情 報 保 護 原 則 を 内 容 としている これは 既 存 する 各 国 法 規 を 代 替 するものではなく 各 国 の 情 報 保 護 法 を 補 完 するものである この 情 報 保 護 規 定 との 逸 脱 がある 場 合 またはさらなる 要 求 が 課 される 場 合 各 国 の 法 規 が 優 先 される この 情 報 保 護 規 定 の 内 容 は これに 該 当 するような 国 内 法 規 が 存 在 しない 場 合 にも 順 守 されなければならな い 各 国 法 規 に 従 って 定 められている 情 報 処 理 に 関 する 報 告 の 義 務 は 順 守 しなければならない ダイムラー グループの 各 企 業 は この 情 報 保 護 規 定 と 法 的 義 務 を 順 守 する 責 任 を 負 っている こ の 情 報 保 護 規 定 で 定 められている 義 務 に 反 する 法 的 義 務 が 存 在 すると 推 測 される 場 合 該 当 する グループ 企 業 は 即 刻 コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 まで 報 告 しなければならない 国 内 法 規 と 情 報 保 護 規 定 が 対 立 する 場 合 ダイムラー AG は 該 当 するグループ 企 業 とともに 情 報 保 護 規 定 の 目 的 に 従 った 実 行 可 能 な 解 決 策 を 見 出 す IV. 個 人 情 報 の 処 理 についての 原 則 1. 公 平 性 と 合 法 性 個 人 情 報 を 処 理 する 際 には 該 当 者 本 人 のプライバシー 権 が 保 護 されなければならない 6 個 人 情 報 は 法 に 従 った 方 法 で 公 平 に 収 集 し 処 理 されなければならない 2. 目 的 の 限 定 個 人 情 報 の 処 理 は 情 報 収 集 の 前 に 定 められた 目 的 のためだけに 実 施 されなければならない 後 日 の 目 的 変 更 は 正 当 な 理 由 がある 場 合 のみ 一 定 の 制 限 の 中 でだけ 可 能 である 3. 透 明 性 該 当 者 本 人 にはその 情 報 の 取 り 扱 いについての 報 告 が 行 なわれなければならない 個 人 情 報 は 基 本 的 に 該 当 者 本 人 から 収 集 されなければならない 情 報 収 集 の 際 には 該 当 者 本 人 が 最 低 限 以 下 を 認 識 できるようにする または 相 応 な 通 知 がなされなければならない» 担 当 機 関 の 身 元 7» 情 報 処 理 の 目 的» 情 報 が 転 送 される 場 合 には その 情 報 転 送 先 となる 第 三 者 8 または 第 三 者 のカテゴリー 4. 情 報 の 回 避 と 節 約 個 人 情 報 の 処 理 の 前 に 目 的 を 達 成 するために 情 報 処 理 がどの 範 囲 で 必 要 となるのかを 確 認 する 必 要 がある 目 的 達 成 のために 可 能 であり それにかかるコストがその 目 的 に 対 して 妥 当 な 場 合 に は 情 報 を 匿 名 化 するか 統 計 情 報 を 使 用 することが 必 要 である 個 人 情 報 は 将 来 使 用 するかもしれないという 目 的 で 保 存 されてはならない ただし これが 各 国 の 法 規 で 定 められている または 許 されている 場 合 には 保 存 してもよいものとする 5. 消 去 法 的 にまたは 業 務 プロセスの 中 で 定 められた 保 管 期 間 の 経 過 後 不 要 となった 個 人 情 報 は 消 去 さ れなければならない 9 保 護 を 要 する 利 害 関 係 または 歴 史 的 に 重 要 な 意 味 を 有 する 情 報 の 場 合 こ れらの 利 害 関 係 が 法 的 に 明 確 化 される または 企 業 グループの 記 録 保 管 部 門 が 歴 史 的 情 報 として の 保 管 の 必 要 性 を 認 めるまで 特 別 に 保 存 し 続 けなければならない 6 7 XV 参 照 8 9
情 報 保 護 規 定 IV. 個 人 情 報 の 処 理 についての 原 則 V. 情 報 処 理 の 信 頼 性 1. 顧 客 取 引 先 情 報 6 6. 事 実 上 の 正 確 性 と 情 報 の 最 新 性 個 人 情 報 は 正 確 完 全 (かつ 可 能 な 限 り) 最 新 の 状 態 で 保 存 されなければならない これにあて はまらない 不 完 全 な または 古 くなった 情 報 は 消 去 訂 正 補 完 または 更 新 されるように 適 切 な 措 置 が 講 じられなければならない 7. 信 頼 性 と 情 報 セキュリティ 個 人 情 報 を 処 理 する 際 には 秘 密 が 厳 守 されなければならない 個 人 情 報 は 秘 密 厳 守 で 取 り 扱 い 適 切 な 組 織 的 かつ 技 術 的 措 置 に よって 不 法 アク セ ス 法 規 に 反 した 処 理 ま た は 配 布 不 意 の 損 失 変 更 破 壊 から 情 報 を 守 らなければならない V. 情 報 処 理 の 信 頼 性 個 人 情 報 の 収 集 処 理 利 用 は 最 低 限 以 下 の1 項 目 にあてはまらなければならない 情 報 の 収 集 処 理 利 用 にあたって 元 の 目 的 が 変 更 されることになった 場 合 にも 以 下 の 中 から 最 低 限 1 項 目 に あてはまっていることが 必 要 である 1. 顧 客 取 引 先 情 報 1.1 契 約 関 係 のための 情 報 処 理 顧 客 候 補 顧 客 または 取 引 先 の 個 人 情 報 は 契 約 の 理 由 づけ 実 施 終 了 を 目 的 として 処 理 しても 構 わない 契 約 目 的 に 関 係 ある 限 り これには 契 約 パートナーの 管 理 も 含 まれるものとする 契 約 の 締 結 前 ( 契 約 準 備 期 間 中 )に 見 積 作 成 購 買 申 請 準 備 または 契 約 締 結 にあたって 顧 客 候 補 者 から 寄 せられるその 他 の 要 望 を 満 たすために 個 人 情 報 の 処 理 が 必 要 となる 場 合 には これを 行 なっても 構 わない 契 約 準 備 期 間 中 顧 客 候 補 者 が 提 出 した 情 報 を 使 用 し この 顧 客 候 補 者 に 連 絡 をとっても 構 わない 顧 客 候 補 者 が 何 らかの 制 約 を 指 定 している 場 合 には これを 守 らなけれ ばならない これ 以 上 の 宣 伝 活 動 には V.1.2に 記 載 されている 以 下 の 条 件 が 満 たされなければなら ない 1.2 宣 伝 目 的 による 情 報 処 理 該 当 者 本 人 が ダイムラー グループの 企 業 に 情 報 提 供 ( 例 : 製 品 情 報 送 付 を 希 望 )を 求 めている 場 合 これに 対 応 するために 情 報 を 処 理 することができる 顧 客 獲 得 または 宣 伝 目 的 の 際 には さらなる 法 的 条 件 を 満 たさなければならない 情 報 を 収 集 した 際 の 本 来 の 目 的 と 一 致 する 場 合 個 人 情 報 を 宣 伝 または 市 場 調 査 世 論 調 査 の 目 的 で 使 用 しても 構 わない 該 当 者 本 人 には その 情 報 の 使 用 を 宣 伝 の 目 的 で 使 用 することを 報 告 しなければならな い 情 報 が 宣 伝 の 目 的 でのみ 収 集 される 場 合 該 当 者 本 人 はあくまでも 任 意 でこの 情 報 を 記 入 す る 該 当 者 本 人 には この 目 的 で 収 集 される 情 報 の 記 入 は 任 意 で 行 なえることが 知 らされなければ ならない 該 当 者 本 人 とのコミュニケーションの 中 で 宣 伝 を 目 的 とした 情 報 処 理 のためにこの 情 報 が 収 集 されることに 対 する 10 同 意 が 該 当 者 本 人 から 得 られなければならない この 同 意 の 中 で 該 当 者 本 人 には 郵 便 電 子 メール 電 話 等 の 連 絡 手 段 の 選 択 が 可 能 となっていなければならない (V.1.3の 同 意 に 関 する 章 参 照 ) 10
情 報 保 護 規 定 1. 顧 客 取 引 先 情 報 7 該 当 者 本 人 が 宣 伝 を 目 的 とした 個 人 情 報 の 使 用 を 拒 否 した 場 合 これを 目 的 とした 個 人 情 報 の 利 用 は 禁 止 されなければならない さらに 国 によっては 宣 伝 を 目 的 とした 情 報 の 使 用 を 制 限 している 場 合 もあるため このような 場 合 にはこれに 従 わなければならない 1.3 情 報 処 理 への 同 意 情 報 処 理 は 該 当 者 本 人 の 同 意 がなければ 行 なえない 該 当 者 本 人 に 同 意 を 乞 う 前 には この 情 報 保 護 規 定 のIV.3.に 従 った 情 報 提 供 が 行 なわれなければならない 後 日 の 証 明 を 可 能 とするため 同 意 宣 言 は 基 本 的 に 書 式 または 電 子 方 式 で 行 なわれなければならない 場 合 によっては 電 話 による 助 言 等 の 中 で 口 頭 による 同 意 を 得 ることも 可 能 である ただし この 場 合 にもこれを 文 書 化 しなけ ればならない 1.4 法 的 許 可 にもとづく 情 報 処 理 国 の 法 規 にもとづいて 情 報 処 理 が 要 求 されている 場 合 またはこれが 前 提 条 件 とされていたり 許 可 されていたりする 場 合 個 人 情 報 を 処 理 しても 構 わない 情 報 処 理 の 方 法 およびその 範 囲 は 法 的 に 許 可 される 情 報 処 理 に 必 要 なだけ 可 能 であり この 法 規 に 従 うものとする 1.5 妥 当 な 利 害 関 係 にもとづく 情 報 処 理 妥 当 とされるダイムラー グループの 利 害 を 実 現 するために 必 要 であれば 個 人 情 報 の 処 理 を 行 な っても 構 わない ここでいう 妥 当 な 利 害 とは 通 常 法 的 ( 未 払 い 債 権 の 回 収 等 )または 経 済 的 ( 契 約 不 履 行 の 回 避 等 )な 利 害 を 指 す 該 当 者 本 人 の 保 護 されるべき 利 害 がこの 利 害 を 上 回 ることが 考 えられる 場 合 には 妥 当 な 利 害 関 係 にもとづいた 個 人 情 報 の 処 理 は 行 なってはならない 利 害 に おける 保 護 の 必 要 性 は 処 理 の 度 に 確 認 しなければならない 1.6 特 に 保 護 されるべき 情 報 の 処 理 特 別 な 保 護 を 必 要 とする 11 個 人 情 報 の 処 理 は 法 的 に 要 求 されているか 該 当 者 本 人 が 特 別 に 同 意 した 場 合 にのみ 許 される これらの 情 報 の 処 理 は 該 当 者 本 人 に 対 して 法 的 請 求 権 が 適 用 遂 行 または 擁 護 されるためにど うしても 必 要 となる 場 合 にも 許 される 特 別 な 保 護 を 必 要 とする 情 報 の 処 理 を 予 定 する 場 合 には コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 まで 事 前 に 連 絡 しなければならない 1.7 自 動 処 理 個 々の 特 徴 ( 信 用 リスク 等 )にもとづく 個 人 情 報 の 自 動 処 理 の 後 これを 直 接 の 決 定 材 料 として 該 当 者 本 人 にとって 不 利 な 法 的 措 置 やその 他 の 大 規 模 な 決 定 を 行 なってはならない 自 動 処 理 の 結 果 と 事 実 は 該 当 者 本 人 に 通 知 され 見 解 を 述 べる 機 会 が 与 えられなければならない 誤 った 決 定 が 行 なわれるのを 防 ぐため 社 員 による 整 合 性 チェックが 行 なわれなければならない 1.8 ユーザー 情 報 とインターネット ウェブサイトやアプリの 中 で 個 人 情 報 が 収 集 処 理 利 用 される 場 合 情 報 保 護 に 関 する 注 意 と 必 要 に 応 じたクッキー 情 報 が 該 当 者 本 人 に 提 供 されなければならない 情 報 保 護 に 関 する 注 意 と 必 要 に 応 じたクッキー 情 報 は 誰 にでもわかりやすく 表 示 するとともに 直 接 かつ 常 時 アクセスでき る 状 態 にしておかなければならない ユーザー 行 動 の 分 析 を 目 的 としてウェブサイトやアプリ 上 でユーザープロフィールが 作 成 される 場 合 (トラッキング) 情 報 保 護 に 関 する 注 意 の 中 で 必 ずこれが 該 当 者 本 人 に 知 らされなければならな い 個 人 情 報 のトラッキングは 国 内 法 がこれを 許 容 しているか 該 当 者 本 人 がこれに 同 意 している 場 合 のみ 行 なっても 構 わない 仮 名 を 使 用 してトラッキングが 行 なわれる 場 合 該 当 者 本 人 には 情 報 保 護 に 関 する 注 意 の 中 で 拒 否 が 可 能 とされていなければならない(オプトアウト) ウェブサイトやアプリの 登 録 義 務 領 域 で 個 人 情 報 へのアクセスが 可 能 となっている 場 合 該 当 者 本 人 の 識 別 と 認 証 によって 適 切 なアクセスの 保 護 が 行 なわれなければならない 11
情 報 保 護 規 定 2. 社 員 の 情 報 8 2. 社 員 の 情 報 2.1 雇 用 関 係 のための 情 報 処 理 雇 用 契 約 の 理 由 づけ 遂 行 終 了 のために 必 要 な 場 合 雇 用 関 係 のための 個 人 情 報 の 処 理 を 行 なっ ても 構 わない 採 用 の 準 備 にあたっては 応 募 者 の 個 人 情 報 を 処 理 しても 構 わない 採 用 を 拒 否 した 場 合 証 拠 法 にもとづいた 保 管 期 間 を 考 慮 したうえで 応 募 者 の 情 報 を 消 去 しなければならない ただし 後 日 の 審 査 プロセスに 備 えて 今 後 も 情 報 を 保 存 させることに 対 して 応 募 者 が 同 意 している 場 合 は 例 外 と する また 応 募 者 の 情 報 を 今 後 の 応 募 プロセスで 使 用 したい 場 合 または 他 のグループ 会 社 へこ れを 転 送 し ここでの 採 用 審 査 に 使 用 したい 場 合 にも 事 前 にこの 同 意 を 得 なければならない 雇 用 関 係 が 既 存 する 場 合 情 報 処 理 を 許 可 する 以 下 の 理 由 目 的 がない 限 り 雇 用 契 約 と 関 係 なけ れば 個 人 情 報 処 理 は 行 なえないものとする 採 用 準 備 中 または 雇 用 関 係 が 既 存 する 場 合 に 第 三 者 から 応 募 者 に 関 する 情 報 を 収 集 しなければ ならなくなった 場 合 には 各 国 の 法 的 要 求 に 考 慮 しなければならない 合 法 性 の 有 無 が 不 確 かな 場 合 には 該 当 者 本 人 の 同 意 を 得 ることが 必 要 である 雇 用 関 係 に 関 連 するが 雇 用 契 約 の 履 行 に 直 接 関 係 ない 個 人 情 報 の 処 理 に 関 しては 合 法 性 がな ければならない ここでいう 合 法 性 とは 法 的 要 求 被 用 者 代 表 とともに 行 なった 集 合 的 規 定 社 員 の 同 意 または 企 業 が 持 つ 妥 当 な 利 害 にあたる 2.2 法 的 許 可 にもとづく 情 報 処 理 国 の 法 規 にもとづいて 社 員 の 個 人 情 報 の 処 理 が 要 求 されている 場 合 またはこれが 前 提 条 件 とさ れていたり 許 可 されていたりする 場 合 個 人 情 報 を 処 理 しても 構 わない 情 報 処 理 の 方 法 および その 範 囲 は 法 的 に 許 可 される 情 報 処 理 に 必 要 なだけ 可 能 であり この 法 規 に 従 うものとする 行 動 の 余 地 が 法 的 に 約 束 されている 場 合 社 員 の 利 害 の 保 護 も 考 慮 されなければならない 2.3 情 報 処 理 のための 集 合 的 規 定 契 約 処 理 の 目 的 以 上 の 範 囲 で 個 人 情 報 の 処 理 が 行 なわれる 場 合 これは 集 合 的 規 定 が 存 在 しな ければ 行 なえないものとする 集 合 的 規 定 とは 労 働 法 の 枠 組 み 内 で 雇 用 者 と 被 用 者 代 表 が 合 意 する 労 働 協 約 や 契 約 をさす これらの 規 定 は ここで 行 なおうとする 情 報 処 理 の 具 体 的 な 目 的 に 応 じたものである 必 要 があり 各 国 の 情 報 保 護 法 の 枠 組 み 内 で 定 めることができる 2.4 情 報 処 理 への 同 意 社 員 情 報 の 処 理 には 該 当 者 本 人 の 同 意 が 必 要 となる 同 意 宣 言 は 必 ず 任 意 で 提 出 されるものと する 強 制 的 に 行 なわれた 同 意 は 無 効 とする 後 日 の 証 明 を 可 能 とするため 同 意 宣 言 は 基 本 的 に 書 式 または 電 子 方 式 で 行 なわれなければならない 例 外 的 にこれが 不 可 能 な 場 合 には 口 頭 によ る 同 意 を 得 ることも 可 能 である このような 同 意 は 必 ず 適 切 に 文 書 化 されなければならない 各 国 法 によって 特 別 に 同 意 の 方 法 が 定 められていない 限 り 該 当 者 本 人 によって 任 意 的 に 情 報 が 提 示 された 場 合 にはこれをもって 同 意 がなされたものとみなすことができる 該 当 者 本 人 に 同 意 を 乞 う 前 には この 情 報 保 護 規 定 のIV.3.に 従 った 情 報 提 供 が 行 なわれなければならない 2.5 妥 当 な 利 害 関 係 にもとづく 情 報 処 理 妥 当 とされるダイムラー グループの 利 害 を 実 現 するために 必 要 であれば 社 員 の 個 人 情 報 の 処 理 を 行 なっても 構 わない 妥 当 な 利 害 とは 通 常 は 法 的 ( 法 的 請 求 権 の 行 使 履 行 擁 護 等 ) または 経 済 的 ( 企 業 の 評 価 等 )な 理 由 を 有 する 場 合 をさす 保 護 を 必 要 とする 社 員 の 利 害 がこの 利 害 を 上 回 ることが 考 えられる 場 合 には 妥 当 な 利 害 関 係 に もとづいた 個 人 情 報 の 処 理 は 行 なってはならない 利 害 における 保 護 の 必 要 性 の 有 無 は 情 報 処 理 の 度 に 確 認 する
情 報 保 護 規 定 2. 社 員 の 情 報 9 法 的 義 務 が 存 在 する 場 合 または 妥 当 な 理 由 がある 場 合 には 社 員 情 報 の 処 理 を 要 する 管 理 措 置 を 行 なっても 構 わない 妥 当 な 理 由 がある 場 合 にも 管 理 措 置 の 妥 当 性 を 確 認 する 必 要 がある 管 理 措 置 を 行 なうにあたって 企 業 に 妥 当 な 利 害 がある 場 合 ( 法 的 規 制 や 社 内 規 定 の 維 持 等 ) その 管 理 対 象 となる 社 員 における 利 害 の 保 護 の 必 要 性 を 検 討 し これが 適 当 であると 認 められた 場 合 の み この 措 置 を 実 施 しても 構 わない 妥 当 とみなされる 企 業 の 利 害 および 保 護 を 必 要 とする 社 員 の 利 害 は 措 置 の 前 に 必 ず 確 認 し 文 書 化 しなければならない さらに 必 要 に 応 じて 各 国 法 にもと づいて 存 在 する 要 求 ( 被 用 者 代 表 の 決 定 参 加 権 該 当 者 本 人 の 情 報 を 得 る 権 利 ) を 考 慮 しなけれ ばならない 2.6 特 に 保 護 されるべき 情 報 の 処 理 特 別 な 保 護 を 必 要 とする 個 人 情 報 は 一 定 の 条 件 下 でのみ 処 理 することが 許 される 特 別 な 保 護 を 必 要 とする 情 報 とは 該 当 者 本 人 の 人 種 出 身 民 族 政 治 的 見 解 宗 教 または 信 仰 労 働 組 合 への 所 属 または 健 康 性 的 指 向 に 関 する 情 報 をさす 各 国 法 にもとづき その 他 の 情 報 カテゴリも 特 別 な 保 護 を 必 要 とする 情 報 として 位 置 づけられたり 情 報 カテゴリの 内 容 が 異 なった 方 法 で 分 類 されることがある 同 様 に 犯 罪 に 関 する 情 報 についても 各 国 法 で 定 められた 特 別 な 条 件 を 満 たし ていなければ 処 理 してはならない 情 報 の 処 理 は 各 国 法 によって 明 確 に 許 可 されている または 定 められている 場 合 でなければ 行 な ってはならない さらに 労 働 法 で 定 めるところの 権 利 または 義 務 が 履 行 されるために 必 要 となる 場 合 には 情 報 の 処 理 を 行 なっても 構 わない ただし 社 員 は 任 意 ベースで 情 報 処 理 に 対 する 同 意 を 行 なうこともできる 特 別 な 保 護 を 必 要 とする 情 報 の 処 理 を 予 定 する 場 合 には コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 まで 事 前 に 連 絡 しなければならない 2.7 自 動 的 決 定 雇 用 関 係 の 中 で 個 々の 特 徴 を 内 容 とする 個 人 情 報 が( 人 事 審 査 の 枠 組 みや 能 力 プロフィールの 評 価 の 中 などで) 自 動 的 に 処 理 される 場 合 これを 直 接 の 決 定 材 料 として 該 当 する 社 員 にとって 不 利 な 措 置 やその 他 の 大 規 模 な 決 定 を 講 じてはならない 誤 った 決 定 が 行 なわれるのを 防 ぐため 自 動 的 プロセスの 中 では 事 実 状 況 の 内 容 的 評 価 を 人 的 に 行 ない その 評 価 内 容 を 決 定 材 料 として 用 いなければならない 自 動 処 理 の 結 果 と 事 実 は 該 当 する 社 員 に 通 知 され 見 解 を 述 べる 機 会 が 与 えられなければならない 2.8 通 信 とインターネット 電 話 メールアドレス イントラネットおよびインターネット 社 内 SNSサービスは 業 務 上 の 課 題 を 遂 行 することを 目 的 として 企 業 から 提 供 されるものである つまり これらは 仕 事 の 手 段 であり 会 社 の 資 産 である このため これらのツールはそれぞれに 適 用 される 法 規 や 社 内 規 定 に 従 って 使 用 しなければならない 個 人 的 な 目 的 でこれらのツールを 許 容 される 範 囲 で 使 用 する 場 合 通 信 の 秘 密 と 各 国 で 適 用 されている 通 信 法 に 従 わなければならない 電 話 メール 通 信 イントラネットおよびインターネットの 使 用 の 一 般 的 な 監 視 は 行 なわれない IT インフラストラクチャや 個 々のユーザーへの 攻 撃 から 守 るため ダイムラーネットにつながる 通 信 に 保 護 対 策 を 講 じ 危 害 を 与 えるコンテンツを 技 術 的 にブロックしたり 攻 撃 パターンを 分 析 した りすることができる セキュリティの 理 由 から 電 話 メールアドレス イントラネット インターネッ ト 社 内 SNSサービスは 定 められた 期 間 中 プロトコル 化 することができる これらの 情 報 に 含 ま れる 個 人 情 報 の 分 析 は 違 法 行 為 やダイムラー グループの 規 定 に 違 反 する 行 為 が 疑 われる 具 体 的 な 理 由 がある 場 合 のみ 行 なっても 構 わない このような 監 視 業 務 は 妥 当 性 の 原 則 が 守 られてい る 範 囲 内 でのみ 行 なっても 構 わない 既 存 する 各 国 法 および 企 業 方 針 にも 配 慮 しなければならな い
情 報 保 護 規 定 VI. 個 人 情 報 の 転 送 VII. 情 報 処 理 の 委 託 10 VI. 個 人 情 報 の 転 送 ダイムラー グループの 外 部 または 内 部 の 受 信 者 への 個 人 情 報 の 転 送 は V.の 項 で 定 められている 個 人 情 報 の 処 理 条 件 下 でのみ 許 される 情 報 受 信 者 は ここで 定 められた 目 的 でのみこれらの 情 報 を 使 用 できる 情 報 の 転 送 先 となるダイムラー グループ 外 部 の 受 信 者 が 第 三 国 にいる 場 合 12 この 者 も 本 情 報 保 護 規 定 と 同 等 の 情 報 保 護 水 準 を 保 証 しなければならない これは 転 送 の 義 務 が 法 的 に 定 められ ている 場 合 にはあてはまらない このような 法 的 義 務 は 情 報 を 転 送 するグループ 会 社 が 拠 点 を 置 いている 国 の 法 の 中 で 定 められている 場 合 もあるし グループ 会 社 が 拠 点 を 置 いている 国 の 法 の 中 で 第 三 国 の 法 的 義 務 の 対 象 となる 情 報 転 送 目 的 が 認 められることによって 生 じる 場 合 もある 第 三 者 がダイムラー グループの 関 連 企 業 に 情 報 を 転 送 する 場 合 には 定 められた 目 的 のために 情 報 が 使 用 されなければならない 個 人 情 報 が 欧 州 経 済 領 域 に 拠 点 を 置 くグループ 会 社 から 欧 州 経 済 領 域 外 13 ( 第 三 国 ) に 拠 点 を 置 くグループ 会 社 へ 転 送 される 場 合 情 報 を 輸 入 する 会 社 は 情 報 を 輸 出 する 会 社 を 管 轄 する 監 査 当 局 からの 問 い 合 わせに 協 力 し 転 送 情 報 に 関 して 監 査 当 局 が 行 なった 決 定 に 従 わなければならな い 同 様 に 他 の 国 のグループ 企 業 による 情 報 転 送 にもこれがあてはまる 情 報 保 護 に 関 する 企 業 規 定 を 義 務 付 けるための 国 際 的 な 認 証 システムに 参 加 している 場 合 には ここで 定 められている 範 囲 で 相 応 の 審 査 機 関 や 当 局 に 協 力 しなければならない このような 認 証 システムへの 参 加 は コー ポレート 情 報 保 護 責 任 者 との 確 認 を 得 てから 行 なうものとする 第 三 国 に 拠 点 を 置 き 情 報 を 輸 入 するグループ 会 社 がこの 情 報 保 護 規 定 に 違 反 しているという 疑 い が 生 じた 場 合 情 報 を 輸 出 し 欧 州 経 済 領 域 に 拠 点 を 置 くグループ 会 社 は その 情 報 が 欧 州 経 済 領 域 内 で 収 集 されたと 疑 われる 該 当 者 本 人 に 対 し 事 実 状 況 の 解 明 を 助 けるだけでなく 該 当 者 本 人 が 情 報 を 輸 入 するグループ 会 社 に 対 して 有 する 権 利 を 本 情 報 保 護 規 定 に 従 って 履 行 する 作 業 を 助 けなければならない さらに 該 当 者 本 人 は 情 報 を 輸 出 するグループ 会 社 に 対 して 有 する 権 利 を 履 行 することもできる 違 反 が 疑 われる 場 合 情 報 を 輸 出 する 会 社 は 該 当 者 本 人 に 対 して 受 領 し た 情 報 を 処 理 する 際 に 犯 した 本 情 報 保 護 規 定 の 違 反 行 為 に 対 する 責 任 は 第 三 国 に 拠 点 を 置 きなが ら 情 報 を 輸 入 するグループ 会 社 には 課 せられないことを 証 明 しなければならない 個 人 情 報 が 欧 州 経 済 領 域 に 拠 点 を 置 くグループ 会 社 から 第 三 国 に 拠 点 を 置 くグループ 会 社 へ 転 送 され 第 三 国 に 拠 点 を 置 くグループ 会 社 による 本 情 報 保 護 規 定 の 違 反 行 為 が 認 められ その 責 任 が 課 される 場 合 情 報 転 送 者 は 情 報 転 送 者 がこの 違 反 を 犯 したかのように 欧 州 経 済 領 域 内 で 個 人 情 報 を 収 集 された 該 当 者 本 人 に 対 する 責 任 を 負 わなければならない 裁 判 管 轄 地 は 情 報 輸 出 者 の 拠 点 を 管 轄 する 裁 判 所 とする VII. 情 報 処 理 の 委 託 情 報 処 理 の 委 託 とは 事 業 プロセスの 責 任 は 譲 渡 しないが 個 人 情 報 の 処 理 が 業 者 に 委 託 される 場 合 をさす この 場 合 外 部 の 業 者 との 間 でも およびダイムラー グループ 内 の 企 業 間 でも 情 報 処 理 委 託 に 関 する 合 意 が 締 結 されなければならない ここでは 情 報 処 理 の 正 しい 実 施 に 関 する 責 任 は 完 全 に 委 託 した 企 業 が 負 う 受 託 した 業 者 は 委 託 した 企 業 の 指 導 の 枠 組 み 内 でのみ 個 人 情 報 を 処 理 することができる 委 託 する 際 には 次 の 基 準 を 満 たす 必 要 がある これは 委 託 する 専 門 部 門 がその 実 行 責 任 を 負 う 12 13
情 報 保 護 規 定 VII. 情 報 処 理 の 委 託 VIII. 該 当 者 本 人 の 権 利 11 1. 受 託 する 業 者 は 要 求 される 技 術 的 かつ 組 織 的 な 情 報 保 護 措 置 を 講 じることを 保 証 できる 適 した 業 者 でなければならない 2. 委 託 は 書 式 で 行 なわなければならない この 際 情 報 処 理 に 関 する 指 示 および 委 託 する 側 と 委 託 される 側 の 責 任 者 名 が 文 書 化 されなければならない 3. コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 が 指 定 する 契 約 基 準 に 従 わなければならない 4. 受 託 者 の 義 務 が 守 られるということを 委 託 者 は 情 報 処 理 の 開 始 前 に 確 信 しなければならない 情 報 セキュリティに 対 する 要 求 が 満 たされるということが 委 託 者 によって 特 に 適 切 な 認 証 提 示 という 形 で 証 明 されなければならない 契 約 履 行 中 は 情 報 処 理 リスクに 応 じて 定 期 的 に 監 視 業 務 を 実 施 しなければならない 5. 国 境 を 超 えた 情 報 処 理 委 託 がなされる 場 合 には 海 外 への 個 人 情 報 の 転 送 について 各 国 で 定 め られた 要 求 に 従 わなければならない 特 に 第 三 国 における 欧 州 経 済 領 域 の 個 人 情 報 の 処 理 は 委 託 を 受 ける 業 者 が 本 情 報 保 護 規 定 と 同 等 の 情 報 保 護 水 準 を 証 明 できる 場 合 にのみ 可 能 であ る これを 証 明 する 形 式 としては 以 下 が 可 能 である a. 委 託 者 と( 存 在 する 場 合 には) 下 請 企 業 との 第 三 国 への 情 報 処 理 の 委 託 に 関 する 欧 州 標 準 契 約 条 項 への 合 意 b. 委 託 者 による 適 切 な 情 報 保 護 水 準 の 確 立 にむけた 欧 州 で 公 認 の 認 証 システムへの 参 加 c. 委 託 業 者 が 適 切 な 情 報 保 護 水 準 の 確 立 にむけて 定 め 管 轄 監 査 当 局 が 認 定 した 企 業 規 定 VIII. 該 当 者 本 人 の 権 利 該 当 者 本 人 は 誰 でも 次 の 権 利 を 行 使 することができる 該 当 者 本 人 がその 権 利 を 行 使 した 場 合 には 担 当 部 門 がその 対 応 にあたり 決 して 該 当 者 本 人 に 不 利 とならないようにしなければならな い 1. 該 当 者 本 人 は どこから 入 手 されたどの 個 人 情 報 がどのような 目 的 で 保 存 されたかという 情 報 を 照 会 することができる 雇 用 関 係 の 中 で それぞれの 労 働 法 にもとづいた 雇 用 者 資 料 ( 人 事 資 料 等 )の 閲 覧 権 が 保 証 されている 場 合 には 引 き 続 きこれも 有 効 となる 2. 個 人 情 報 が 第 三 者 に 転 送 される 場 合 には 受 信 者 の 身 元 およびカテゴリーについての 情 報 も 提 供 されなければならない 3. 個 人 情 報 が 間 違 っている 場 合 または 不 完 全 な 場 合 該 当 者 本 人 はその 訂 正 または 補 完 を 要 求 することができる 4. 該 当 者 本 人 は 宣 伝 や 市 場 調 査 世 論 調 査 の 目 的 で 自 らの 個 人 情 報 が 処 理 されることに 対 して 異 議 を 申 し 立 てることができる この 場 合 これらの 目 的 には 情 報 が 使 用 できないよう 情 報 が 禁 止 されなければならない 5. 該 当 者 本 人 は 情 報 処 理 のための 法 的 基 礎 がない または 無 効 となった 場 合 自 らの 情 報 の 消 去 を 要 求 することができる これは 同 様 に 時 間 の 経 過 またはその 他 の 理 由 で 情 報 処 理 の 目 的 が 消 失 した 場 合 にもあてはまる ただし 既 存 する 保 管 義 務 および 消 去 の 妨 げとなっている 保 護 す べき 利 害 を 考 慮 しなければならない 6. 基 本 的 に 該 当 者 本 人 は 自 らの 情 報 の 処 理 に 対 して 異 議 を 申 し 立 てる 異 議 権 を 有 する ただし 特 別 な 個 人 的 状 況 から その 保 護 すべき 利 害 が 処 理 による 利 害 を 上 回 る 場 合 には これを 考 慮 し なければならない ただしこれは 情 報 処 理 の 実 施 が 法 的 規 制 の 中 で 義 務 付 けられている 場 合 にはあてはまらない さらに 情 報 保 護 規 定 の 維 持 の 義 務 を 負 っている 企 業 がその 内 容 に 従 わなかった 場 合 さらにそれ によって 法 を 犯 した 場 合 該 当 者 本 人 はIII 章 項 目 2 IV V VI IX Xの 各 章 およびXIV 章 項 目 3 で 定 められている 第 三 者 受 益 者 としての 権 利 を 行 使 することができる
情 報 保 護 規 定 IX. 情 報 の 秘 密 厳 守 X. 処 理 にあたっての 安 全 性 XI. 情 報 保 護 監 査 12 IX. 情 報 の 秘 密 厳 守 個 人 情 報 は 秘 密 厳 守 で 取 り 扱 われなければならない 社 員 による 不 当 な 情 報 収 集 処 理 利 用 は 禁 止 する 不 当 な 情 報 処 理 行 為 とは 社 員 が 各 自 に 課 された 課 題 領 域 と 相 応 の 権 限 を 超 えて 行 な う 全 ての 情 報 処 理 行 為 をさす ここでは Need to Knowの 原 則 が 適 用 され る つ まり 社 員 に は 各 自 の 課 題 に 必 要 となる 必 要 最 小 限 の 個 人 情 報 へのアクセス 権 が 与 えられる このためには 役 割 お よび 責 任 管 轄 の 慎 重 な 分 割 および 区 別 さらに 権 限 コンセプトに 従 った 実 行 および 管 理 が 必 要 と なる 社 員 は 個 人 情 報 を 個 人 的 または 経 済 的 な 目 的 で 利 用 したり 無 関 係 者 に 転 送 したり 他 の 方 法 で 不 当 なアクセスを 可 能 としたりしてはならない 上 司 は 部 下 が 配 属 されてきた 時 点 でこの 社 員 に 情 報 の 機 密 性 の 厳 守 義 務 について 指 導 しなければならない この 秘 密 厳 守 義 務 は 雇 用 関 係 の 終 了 後 にも 継 続 される X. 処 理 にあたっての 安 全 性 個 人 情 報 は 常 に 不 法 アク セ ス 不 法 処 理 ま た は 転 送 損 失 歪 曲 破 壊 から 保 護 され な け れ ば な らない これは 情 報 処 理 が 電 子 形 式 で 行 なわれる 場 合 も 紙 面 上 で 行 なわれる 場 合 にも 同 じで ある 新 たな 情 報 処 理 プロセス( 新 しいITシステム 等 )が 導 入 される 場 合 個 人 情 報 の 保 護 を 目 的 とした 技 術 的 措 置 および 組 織 的 措 置 を 取 り 決 め これらを 実 行 しなければならない これらの 措 置 は 最 新 の 技 術 にもとづき 処 理 に 伴 うリスクと 情 報 の 保 護 の 必 要 性 ( 情 報 区 分 プロセスによって 決 定 )をもとに 策 定 されなければならない これを 担 当 する 専 門 部 門 は 特 に 管 轄 の 情 報 セキュリ ティ 責 任 者 (ISO) および 情 報 保 護 コーディネーターの 助 言 を 得 ることが 必 要 である 個 人 情 報 保 護 のための 技 術 的 かつ 組 織 的 な 措 置 は グループ 全 域 の 情 報 セキュリティ 管 理 の 一 部 であり 持 続 的 に 技 術 的 発 展 と 組 織 的 変 更 に 適 合 されなければならない XI. 情 報 保 護 監 査 情 報 保 護 監 査 およびその 他 の 管 理 によって 情 報 保 護 規 定 と 適 用 中 にある 情 報 保 護 法 が 維 持 され ているかが 定 期 的 に 確 認 されなければならない このような 監 査 および 管 理 措 置 は コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 情 報 保 護 コーディネーターおよびその 他 の 監 査 権 限 を 持 つ 企 業 領 域 または 委 託 を 受 けた 外 部 の 監 査 機 関 によって 実 施 される 情 報 保 護 監 査 の 結 果 は コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 に 報 告 されなければならない ダイムラー AG の 監 査 役 会 は それぞれの 報 告 の 義 務 の 枠 組 み 内 で 主 な 結 果 内 容 に 関 する 情 報 を 提 供 しなければならない 管 轄 の 情 報 保 護 監 査 当 局 の 要 望 に 応 じ 同 当 局 に 情 報 保 護 監 査 結 果 を 提 出 しなければならない 管 轄 の 情 報 保 護 監 査 当 局 は 各 国 の 法 に 従 って 与 えられた 権 限 にもとづいてこの 規 定 の 維 持 状 況 を 自 ら 監 査 することもできる
情 報 保 護 規 定 XII. 情 報 保 護 違 反 事 件 XIII. 責 任 管 轄 と 制 裁 13 XII. 情 報 保 護 違 反 事 件 本 情 報 保 護 規 定 またはその 他 の 個 人 情 報 の 保 護 規 制 の 違 反 行 為 ( 情 報 保 護 違 反 事 件 14 ) が 生 じた 場 合 には いかなる 社 員 も 直 ちにその 上 司 または 情 報 保 護 コー ディネーター コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 へ 報 告 しなければならない 該 当 する 機 能 またはユニットを 統 括 する 管 理 職 は 情 報 保 護 違 反 事 件 が 生 じたことを 情 報 保 護 コ ーディネーターまたはコーポレート 情 報 保 護 責 任 者 に 即 刻 報 告 しなければならない さらに» 第 三 者 への 個 人 情 報 の 不 法 転 送» 第 三 者 による 個 人 情 報 への 不 法 アクセス» 個 人 情 報 の 損 失 があった 場 合 には 国 の 法 で 定 められている 情 報 保 護 違 反 事 件 の 報 告 義 務 を 履 行 するため 社 内 のInformation Security Incident Management 部 門 まで 即 刻 報 告 することが 必 要 である XIII. 責 任 管 轄 と 制 裁 グループ 会 社 の 取 締 役 および 業 務 執 行 取 締 役 は 情 報 処 理 を 自 らの 責 任 領 域 に 置 かなければならな い これによって 法 律 上 定 められた および 情 報 保 護 規 定 で 取 り 決 められた 情 報 保 護 要 求 ( 各 国 で 定 められた 報 告 の 義 務 等 )の 考 慮 が 実 現 する これは 組 織 的 人 事 的 そして 技 術 的 な 措 置 に よって 情 報 保 護 を 重 んじた 適 切 な 情 報 処 理 を 確 立 するための 管 理 職 の 管 理 課 題 に 含 まれる そ してこの 基 準 の 実 現 は 担 当 社 員 の 責 任 領 域 に 含 まれる 当 局 による 情 報 保 護 監 査 が 実 施 される 場 合 コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 はこれを 直 ちに 通 知 しなければならない それぞれの 業 務 執 行 取 締 役 工 場 長 はコーポレート 情 報 保 護 責 任 者 に 対 して1 名 の 情 報 保 護 コーデ ィネーターを 指 名 する 情 報 保 護 コーディネーターは コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 との 確 認 を 得 たうえで 複 数 の 会 社 または 工 場 における 情 報 保 護 関 連 業 務 を 担 当 することができる 情 報 保 護 コ ーディネーターは 情 報 保 護 に 関 する 現 地 窓 口 となる 同 コーディネーターは 監 査 業 務 を 実 施 した り 情 報 保 護 規 定 の 内 容 を 社 員 に 指 導 したりすることができる それぞれの 業 務 執 行 取 締 役 は コ ーポレート 情 報 保 護 責 任 者 および 情 報 保 護 コーディネーターの 業 務 を 支 援 しなければならない 事 業 プロセスおよびプロジェクトの 専 門 的 な 側 面 を 担 当 する 者 は 情 報 保 護 コーディネーターに 対 して 個 人 情 報 の 最 新 の 処 理 について 適 時 に 報 告 しなければならない 該 当 者 本 人 のプライバシー 権 に 触 れる 特 別 なリスクを 生 じることが 考 えられる 情 報 処 理 計 画 に 関 しては コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 が 情 報 処 理 開 始 の 段 階 からここに 関 与 しなければならない これは 特 別 な 保 護 を 要 す る 個 人 情 報 に 適 用 される 管 理 職 は それぞれの 部 下 が 情 報 保 護 を 重 んじた 情 報 の 取 り 扱 いについての 教 育 を 受 けられるよう にしなければならない 個 人 情 報 の 不 当 な 処 理 またはその 他 の 情 報 保 護 法 違 反 行 為 は 多 くの 国 で 犯 罪 として 責 任 追 及 され 損 害 賠 償 責 任 を 負 うことになる 個 々の 社 員 が 違 反 行 為 を 行 なった 場 合 には 労 働 法 にもと づいた 制 裁 措 置 が 講 じられることがある 14
情 報 保 護 規 定 XIV. コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 XV. 定 義 14 XIV. コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 は 社 内 の 専 門 的 に 独 立 した 組 織 として 機 能 し 各 国 の および 国 際 的 な 情 報 保 護 規 則 の 維 持 に 努 める このコーポレート 情 報 保 護 責 任 者 は 情 報 保 護 規 定 を 担 当 し その 維 持 を 監 視 する コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 はダイムラー AG の 取 締 役 会 から 指 名 され る 指 名 義 務 を 負 うグループ 会 社 も 同 様 に 法 的 情 報 保 護 責 任 者 としてコーポレート 情 報 保 護 責 任 者 を 指 名 しなければならない 例 外 的 なケースにはコーポレート 情 報 保 護 責 任 者 の 確 認 を 得 る 必 要 がある 情 報 保 護 コーディネーターは 情 報 保 護 リスクに 関 する 報 告 をコーポレート 情 報 保 護 責 任 者 に 対 して 行 なう 該 当 者 は 誰 でも 情 報 保 護 または 情 報 セキュリティに 関 する 指 摘 問 い 合 わせ または 苦 情 をコー ポレート 情 報 保 護 責 任 者 または 管 轄 の 情 報 保 護 コーディネーターに 寄 せることができる 問 い 合 わせや 苦 情 は 要 望 に 応 じて 秘 密 厳 守 で 取 り 扱 われる 担 当 の 情 報 保 護 コーディネーターが 苦 情 や 情 報 保 護 規 定 違 反 行 為 に 対 応 できない 場 合 コーポレ ート 情 報 保 護 責 任 者 が 代 わって 対 応 しなければならない それぞれの 業 務 執 行 役 員 は 情 報 保 護 違 反 に 対 応 するために 下 されたコーポレート 情 報 保 護 責 任 者 の 決 定 に 従 わなければならない 監 査 当 局 からの 問 い 合 わせがあった 場 合 には 必 ずコーポレート 情 報 保 護 責 任 者 まで 報 告 しなけれ ばならない コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 および 担 当 部 門 の 連 絡 先 は 以 下 の 通 りとする ダイムラー AG コーポレート 情 報 保 護 責 任 者 HPC 0518 D-70546 シュツットガルト Eメール:mbox_datenschutz@daimler.com イントラネットサイト: http://intra.corpintra.net/cdp XV. 定 義» 欧 州 委 員 会 は ある 第 三 国 のプライバシーに 関 する 基 本 的 概 念 が 欧 州 連 合 加 盟 国 内 と 同 じであ り これらが 保 護 されている 場 合 この 国 の 情 報 保 護 水 準 を 適 切 とみなす 欧 州 委 員 会 は 情 報 転 送 時 または 情 報 転 送 カテゴリーに 関 係 する 全 ての 状 況 を 考 慮 して 決 定 を 行 なう これには 各 国 法 に 関 する 評 価 や 適 用 中 の 標 準 的 規 定 安 全 措 置 も 含 まれる» 匿 名 化 された 情 報 とは プライバシー 情 報 への 関 連 性 が 全 く かつ 誰 からもわからなくなってい る もしくはプライバシー 情 報 への 関 連 性 の 再 現 に 非 常 に 膨 大 な 時 間 コスト 労 力 が 要 される 情 報 をさす» 特 別 な 保 護 を 必 要 とする 情 報 とは 該 当 者 本 人 の 人 種 出 身 民 族 政 治 的 見 解 宗 教 または 信 仰 労 働 組 合 への 所 属 または 健 康 性 的 指 向 に 関 する 情 報 をさす 各 国 法 にもとづき その 他 の 情 報 カテゴリーも 特 別 な 保 護 を 必 要 とする 情 報 として 位 置 づけられ たり 情 報 カテゴリーの 内 容 が 異 なった 方 法 で 分 類 されることがある 同 様 に 犯 罪 に 関 する 情 報 についても 各 国 法 で 定 められた 特 別 な 条 件 を 満 たしていなければ 処 理 してはならない» 本 情 報 保 護 規 定 の 中 でいう 該 当 者 本 人 とは その 個 人 情 報 の 処 理 が 行 なわれる 全 ての 個 人 をさ す 国 によっては 法 人 も 対 象 とするところもある» 情 報 保 護 違 反 事 件 とは 個 人 情 報 が 不 法 に 詮 索 収 集 変 更 複 製 転 送 または 利 用 されたと いう 根 拠 のある 疑 いがある 事 態 をさす これは 第 三 者 社 員 のいずれの 行 為 でもあり 得 る» 第 三 者 とは 情 報 処 理 を 担 当 する 該 当 者 本 人 ではないその 他 の 関 係 者 をさす 欧 州 連 合 内 では 受 託 情 報 処 理 業 者 は 法 的 に 担 当 組 織 として 割 り 当 てられることから 情 報 保 護 法 の 下 では 第 三 者 とはみなされない
» 本 情 報 保 護 規 定 でいうところの 第 三 国 とは 欧 州 連 合 / 欧 州 経 済 領 域 外 の 全 ての 国 をさす ただ し その 情 報 保 護 水 準 が 適 切 であると 欧 州 委 員 会 が 認 めた 国 は 例 外 とする» 同 意 とは 情 報 処 理 に 対 する 同 意 を 任 意 ベースで 宣 言 することをさす ただしこの 宣 言 は 法 的 拘 束 力 を 持 つものとする» 個 々の 個 人 情 報 がなければ 許 された 目 的 または 正 当 な 利 害 が 達 成 できない またはこれらの 個 人 情 報 がなければこれらの 目 的 または 利 害 を 達 成 するのに 膨 大 な 時 間 コスト 労 力 を 要 するこ とになる 場 合 個 人 情 報 の 処 理 は 必 要 とみなされる» 欧 州 経 済 領 域 (EEA) は 欧 州 連 合 と 連 携 している 経 済 領 域 であり ここにはノルウェー アイス ランド リヒテンシュタインも 仮 名 している» 個 人 情 報 とは 一 定 の または 指 定 可 能 な 個 人 に 関 する 全 ての 情 報 をさす 指 定 可 能 とは 例 え ば 偶 然 に 知 っている 知 識 をもとに 情 報 を 組 み 合 わせることでその 人 物 を 特 定 できることをさす» 転 送 とは 担 当 組 織 が 保 護 対 象 となっている 情 報 を 第 三 者 へ 公 開 することをさす» 個 人 情 報 の 処 理 とは 自 動 的 プ ロセ スを 経 由 する しないに 関 わらず 個 人 情 報 を 収 集 保 存 組 織 化 保 管 変 更 照 会 利 用 譲 渡 転 送 流 布 組 み 合 わせ 比 較 することをさす さらに 情 報 および 情 報 媒 体 の 処 分 消 去 使 用 禁 止 も 含 まれる» 担 当 組 織 とは 法 的 に 独 立 したダイムラー グループ 会 社 の 中 で その 事 業 活 動 の 枠 組 み 内 でそ れぞれの 処 理 措 置 を 手 配 する 組 織 をさす 情 報 保 護 規 定 XV. 定 義 15
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