16 クロアチア Part A: 先 使 用 権 制 度 の 有 無 設 問 1. 先 使 用 権 制 度 の 有 無 と 条 文 規 則 等 (a) 先 使 用 権 に 関 する 条 文 規 則 等 クロアチア 特 許 法 第 64 条 (OG No. 173/2003 of 31 October 2003, OG No. 87/2005 of 18 July 2005, OG No. 76/2007 of 23 July 2007, and OG No. 30 /2009 of 09 March 2009, and OG No. 128/2010, in force November 25, 2010) 先 使 用 者 の 権 利 354 RIGHTS OF THE PRIOR USER 355 第 64 条 Article 64: (1) 特 許 権 は 出 願 の 提 出 日 以 前 又 は 認 め (1) A patent shall have no effect against the person who had, られた 優 先 日 以 前 に クロアチア 共 和 国 prior to the filing date of the application or prior to the date of 内 において 発 明 の 主 題 である 製 品 を 善 granted priority, exploited or manufactured, in good faith and 意 で その 経 済 的 活 動 の 枠 内 で 使 用 若 し within her/his economic activities, the product which is the くは 製 造 していた 者 又 は 発 明 のかかる subject-matter of the invention or, had made real and serious 利 用 を 現 実 的 かつ 本 格 的 に 準 備 した 者 に preparations for such exploitation of the invention in the は 及 んではならない Republic of Croatia. (2) 本 条 (1)に 規 定 された 者 は 当 該 発 明 の (2) The person referred to in paragraph (1) of this Article shall 出 願 日 までに 利 用 あるいは 利 用 を 準 備 have the right to proceed, without the patent owner s consent, していた 範 囲 内 で 特 許 権 者 の 同 意 なく with the exploitation of the invention to the extent to which 継 続 して 発 明 を 利 用 する 権 利 を 有 さなけ she/he had exploited it or had prepared its exploitation up to ればならない the filing date of the application for the said invention. (3) 本 条 (2)に 規 定 された 権 利 は 発 明 の 利 (3) The right referred to in paragraph (2) of this Article may be 用 が 準 備 されたか 又 は 開 始 した 工 程 及 transferred or inherited only with the working process and び 生 産 装 置 を 伴 ったときのみ 移 転 又 は 相 production plant in which the exploitation of the invention has 続 することができる been prepared or has started. Part B: 先 使 用 権 制 度 の 概 要 ( 一 般 ) 設 問 2. 先 使 用 権 制 度 の 概 要 ( 趣 旨 ) 貴 国 の 先 使 用 権 制 度 の 概 要 を 御 説 明 ください 特 に 制 度 の 趣 旨 及 び 導 入 の 経 緯 ある いはモデルとなった 他 国 の 法 律 の 有 無 等 がわかりましたら 御 説 明 ください(わからない 場 合 には わからないと 記 入 してください) (a) 先 使 用 権 制 度 の 趣 旨 無 回 答 354 AIPPI 仮 訳 355 http://www.dziv.hr/en/webcontent/file_library/inf_sources/legislation/national/acts/zakon_pate nt_eng.pdf[ 最 終 アクセス 日 :2011 年 3 月 11 日 ]
(b) 導 入 の 経 緯 あるいはモデルとなった 法 制 先 使 用 権 制 度 の 導 入 は 先 使 用 権 に 関 する 広 義 の EU 指 令 に 基 づいている クロアチアは 特 定 の 国 における 法 整 備 に 追 随 しない ただし 旧 ユーゴスラビア 共 和 国 に 係 る 影 響 は 多 少 受 けている Part C: 先 使 用 権 制 度 の 概 要 ( 解 釈 ) (1) 成 立 要 件 設 問 3. 先 使 用 権 が 認 められるための 個 別 要 件 及 びその 解 釈 クロアチア 特 許 法 第 64 条 ( 又 はその 他 )で 認 められる 先 使 用 権 について 個 々の 要 件 とその 解 釈 について 御 説 明 ください 要 件 は 善 意 のみ 法 の 下 に 人 とは 個 人 と 法 人 を 含 む 設 問 4. 善 意 (in good faith)の 意 味 クロアチア 特 許 法 第 64 条 は 先 使 用 権 を 得 るためには 人 の 行 為 として 善 意 を 要 求 しています この 善 意 の 意 味 を 御 説 明 ください また 善 意 と 認 められる 場 合 及 び / 又 は 善 意 とは 認 められない 場 合 を 例 示 してください (a) 善 意 の 意 味 善 意 の 意 味 についての 知 識 がなく かつ 知 ることができなかった (b) 善 意 と 認 められる 場 合 の 例 (c) 善 意 とは 認 められない 場 合 の 例 設 問 5. 出 願 人 から 発 明 を 知 得 していた 場 合 に 先 使 用 権 は 認 められるか クロアチア 特 許 法 第 64 条 には 出 願 の 提 出 日 以 前 又 は 認 められた 優 先 日 以 前 に ク ロアチア 共 和 国 内 において 発 明 の 主 題 である 製 品 を 善 意 で その 経 済 的 活 動 の 枠 内 で 使 用 若 しくは 製 造 していた 者 とあります この 条 文 から われわれは 当 該 実 施 の 発 明 を 発 明 者 あるいは 発 明 家 から 直 接 若 しくは 間 接 に 取 得 した 第 三 者 から 知 得 していた 場 合 には 先 使 用 権 は 認 められないと 解 されますが そのように 考 えてよろしいですね そのとおり
設 問 6. 先 使 用 権 の 基 準 日 クロアチア 特 許 法 第 64 条 には 出 願 の 提 出 日 以 前 又 は 認 められた 優 先 日 以 前 に と あります この 条 文 の 意 味 を 説 明 してください これは クロアチアにおける 出 願 日 ( 又 はクロアチアを 指 定 した 欧 州 特 許 出 願 )のみではなく 優 先 権 が 主 張 されている 場 合 には 優 先 日 を 含 むのですね 優 先 権 が 主 張 された 場 合 には 優 先 日 と 解 釈 される 設 問 7. 実 施 の 準 備 と 先 使 用 権 クロアチア 特 許 法 第 64 条 には 発 明 のかかる 利 用 を 現 実 的 かつ 本 格 的 に 準 備 した とあります 現 実 的 かつ 本 格 的 に 準 備 の 意 味 を 例 をあげて 説 明 してください ある 行 為 が 現 実 的 かつ 本 格 的 な 準 備 と 認 め られるには 当 該 発 明 の 開 発 に 対 して 出 資 が 行 われたこと 又 は 当 該 発 明 に 関 する 計 画 を 支 援 するための 出 資 者 による 保 証 などの 金 銭 的 利 益 が 近 い 将 来 提 供 されることのいずれか が 証 明 されることが 必 要 である 設 問 8. 基 準 日 以 前 には 実 施 していたが その 後 実 施 を 中 断 し 基 準 日 には 実 施 してい なかった 場 合 クロアチア 特 許 法 第 64 条 には 出 願 の 提 出 日 以 前 又 は 認 められた 優 先 日 以 前 に とあ ります 先 使 用 権 の 要 件 である 実 施 について その 実 施 は 出 願 日 あるいは 優 先 日 以 前 に 実 績 があれば 十 分 なのでしょうか あるいは 実 施 の 開 始 から 基 準 日 まで 継 続 していなければ ならないのでしょうか 特 に 基 準 日 ( 出 願 日 あるいは 優 先 日 )に 実 施 を 中 断 していた 場 合 でも 先 使 用 権 は 認 められるのでしょうか 設 問 9. 輸 入 行 為 は 先 使 用 権 の 対 象 となるか (a) 貴 国 において 輸 入 する 行 為 は 先 使 用 権 の 対 象 となるでしょうか (b) 外 国 企 業 が 自 国 で 生 産 した 製 品 を 貴 国 で 輸 入 販 売 しようとする 場 合 に 先 使 用 権 を 確 保 するために 留 意 すべき 事 項 について 御 説 明 ください
設 問 10. 輸 出 行 為 が 先 使 用 権 の 対 象 となるか 貴 国 において 輸 出 行 為 も 先 使 用 権 の 対 象 となるのでしょうか( 我 が 国 の 特 許 法 第 2 条 (3)の 実 施 の 定 義 には 輸 出 する 行 為 が 含 まれています このため 我 が 国 では 先 使 用 権 の 対 象 となる 実 施 に 輸 出 する 行 為 が 含 まれると 解 釈 されています) 設 問 11. 実 施 と 新 規 性 の 関 係 ( 実 施 が 公 然 実 施 の 場 合 ) クロアチア 特 許 法 第 64 条 は 先 使 用 権 の 要 件 として その 経 済 的 活 動 の 枠 内 で 使 用 若 しくは 製 造 していた ことが 規 定 されています もし この 使 用 に 公 然 実 施 (public use)が 含 まれるとすると 当 該 特 許 の 出 願 日 あるいは 優 先 日 の 時 点 で 公 知 であるとも 考 えられ 先 使 用 権 の 問 題 ではなく 当 該 特 許 の 新 規 性 の 問 題 とも 考 えられます 先 使 用 権 の 要 件 である 使 用 と 特 許 の 無 効 との 関 係 を 説 明 してください クロアチア 特 許 法 第 8 条 は 新 規 性 の 要 件 を 定 めている 先 行 技 術 を 構 成 しない 発 明 は 新 規 性 があるとされている 先 行 技 術 には 当 該 特 許 の 出 願 日 前 に 公 衆 により 入 手 可 能 とな っていたすべての 情 報 クロアチアにおいて 効 力 を 有 していたすべての 出 願 及 び 当 該 特 許 出 願 日 より 前 の 優 先 日 を 有 しており 公 開 日 に 公 衆 に 入 手 可 能 となっている 出 願 が 含 まれ る (2) 先 使 用 権 者 が 実 施 できる 範 囲 設 問 12. 先 使 用 権 者 が 実 施 できる 範 囲 ( 物 的 範 囲 ) クロアチア 特 許 法 第 54 条 (2)では 利 用 あるいは 利 用 を 準 備 していた 範 囲 内 で 特 許 権 者 の 同 意 なく 継 続 して 発 明 を 利 用 する 権 利 を 有 さなければならない とあります 先 使 用 権 者 が 実 施 を 継 続 できる 範 囲 について 例 をあげて 御 説 明 ください 発 明 の 実 施 は 当 該 特 許 の 出 願 前 に 行 われていた 実 施 の 範 囲 内 で 継 続 して 行 うことがで きる 設 問 12-1. 設 問 12 の 追 加 質 問 です 先 使 用 権 者 は 他 者 の 出 願 後 に 生 産 規 模 輸 入 規 模 販 売 地 域 等 を 拡 大 することが 認 められるでしょうか 認 められるとすればどの 程 度 までの 拡 大 が 認 められるでしょうか (a) 生 産 数 量 の 拡 大 理 論 上 実 施 の 拡 大 を 伴 う 現 実 のかつ 真 摯 な 準 備 が 行 われていた 場 合 には その 範 囲 内 において 実 施 の 拡 大 は 認 められる その 他 の 場 合 には 認 められない
(b) 輸 入 規 模 の 拡 大 説 明 が 困 難 な 場 合 以 下 の 例 について 適 当 なチェックボックスにチェックを 入 れてく ださい 当 該 特 許 の 出 願 時 に 輸 入 していた 国 からの 輸 入 数 量 を 増 加 させる 可 能 認 められない 実 例 がないのでわからない 当 該 特 許 の 出 願 時 に 輸 入 していた 国 とは 別 の 国 からの 輸 入 販 売 を 開 始 する 可 能 認 められない 実 例 がないのでわからない (c) 実 施 地 域 の 変 更 説 明 が 困 難 な 場 合 以 下 の 例 について 適 当 なチェックボックスにチェックを 入 れてく ださい 当 該 特 許 の 出 願 時 には A 州 のみで 販 売 を 行 っていたが これを 全 国 規 模 の 販 売 に 変 更 す る 可 能 認 められない 実 例 がないのでわからない 設 問 12-2. 設 問 12 の 追 加 質 問 です 先 使 用 権 者 は 他 者 の 出 願 後 に 実 施 行 為 の 変 更 あ るいは 実 施 形 式 の 変 更 等 をすることが 認 められるでしょうか 認 められるとすればどの 程 度 の 変 更 までが 認 められるでしょうか (a) 実 施 行 為 ( 製 造 販 売 輸 入 等 )の 変 更 ( 例 えば 出 願 日 ( 優 先 日 ) 前 に 輸 入 販 売 していた 場 合 出 願 日 ( 優 先 日 ) 後 に 製 造 販 売 に 変 更 することはできますか ) 特 許 法 は 出 願 時 点 で 行 われていた 先 使 用 についてのみ その 継 続 的 実 施 を 認 めている しかしながら 発 明 を 更 に 拡 大 開 発 又 は 利 用 するための 現 実 的 かつ 本 格 的 準 備 が 行 わ れていた 場 合 は 例 外 とされる (b) 他 者 の 出 願 の 出 願 前 に 実 施 していた 発 明 の 実 施 形 式 と 出 願 後 に 実 施 している 発 明 の 実 施 形 式 が 異 なるなど 実 施 形 式 の 変 更 ( 例 えば 他 者 の 出 願 前 に 塩 酸 を 使 用 する A 合 成 方 法 を 実 施 していたが 出 願 後 に 硝 酸 を 使 用 する A 合 成 方 法 へ 実 施 行 為 を 変 更 する 特 許 権 は 酸 ( 塩 酸 硝 酸 の 上 位 概 念 )を 使 用 する A 合 成 方 法 とするなど 生 産 工 程 が 変 更 される 場 合 が 想 定 されま す ) 特 許 法 は 出 願 時 点 で 行 われていた 先 使 用 についてのみ その 継 続 的 実 施 を 認 めている しかしながら 発 明 を 更 に 拡 大 開 発 又 は 利 用 するための 現 実 的 かつ 本 格 的 準 備 が 行 わ れていた 場 合 は 例 外 とされる
(c) 生 産 装 置 の 改 造 等 ( 他 者 の 出 願 の 出 願 前 に 使 用 していた 装 置 の 一 部 を 改 造 し 改 造 後 の 装 置 も 特 許 のク レーム 範 囲 に 含 まれる 場 合 を 想 定 しています ) 特 許 法 は 出 願 時 点 で 行 われていた 先 使 用 についてのみ その 継 続 的 実 施 を 認 めている しかしながら 発 明 を 更 に 拡 大 開 発 又 は 利 用 するための 現 実 的 かつ 本 格 的 準 備 が 行 わ れていた 場 合 は 例 外 とされる 設 問 13. 下 請 企 業 と 元 請 企 業 の 先 使 用 権 生 産 形 態 の 一 つとして 我 が 国 では 下 請 生 産 ( 他 の 企 業 に 対 して 製 法 等 を 開 示 して そ の 指 揮 命 令 により 生 産 を 行 って 製 品 の 全 量 を 引 き 取 る 形 態 )というものがあります 先 使 用 権 が 認 められると 仮 定 して 下 請 企 業 と 下 請 元 企 業 のどちらに 先 使 用 権 が 認 められ るのでしょうか 仮 に 下 請 元 企 業 に 認 められる 場 合 に 下 請 先 の 変 更 は 可 能 なのでしょ うか 設 問 14. 先 使 用 権 の 登 録 貴 国 の 先 使 用 権 制 度 に 関 して これを 登 録 するような 制 度 は 設 けられていますか 設 け られている 場 合 には どのような 場 面 方 法 で 登 録 するのか 及 びその 効 果 について 御 説 明 ください 登 録 する 制 度 は 設 けられていない 設 問 15. 先 使 用 権 が 第 三 者 に 及 ぶか 他 者 の 出 願 後 ( 優 先 日 以 降 )において 先 使 用 権 者 が 製 造 した 製 品 を 第 三 者 が 購 入 し て 使 用 販 売 ( 転 売 ) することは 特 許 権 侵 害 となるのでしょうか( 例 : 他 者 の 特 許 出 願 後 に 仕 入 れを 開 始 した 場 合 ) ならないとすれば どのような 法 解 釈 によるものでしょ うか?
(3) 移 転 等 に 関 わる 問 題 設 問 16. 先 使 用 権 の 移 転 ( 移 転 可 能 性 及 び 移 転 の 要 件 ) クロアチア 特 許 法 第 64 条 (3)では 本 条 (2)に 規 定 された 権 利 は 発 明 の 利 用 が 準 備 さ れたか 又 は 開 始 した 工 程 及 び 生 産 装 置 を 伴 ったときのみ 移 転 又 は 相 続 することができ る とあります この 工 程 及 び 生 産 装 置 を 伴 ったときのみ の 意 味 を 御 説 明 ください この 文 言 は 出 願 日 までに 存 在 していた 装 置 及 び 生 産 能 力 について 述 べているものと 思 われる 設 問 17. 種 々の 移 転 と 先 使 用 権 設 問 16 に 関 連 した 質 問 です 以 下 のような 場 合 に それぞれ 先 使 用 権 の 権 利 者 はどの ように 変 動 すると 考 えればよいでしょうか (a) 先 使 用 権 を 有 する 企 業 の 買 収 や 先 使 用 権 を 有 する 企 業 の 分 社 により 先 使 用 権 がどの ように 移 転 するかについて 例 をあげて 御 説 明 ください ( 極 端 な 例 ですが 一 部 地 域 で 活 動 する 小 規 模 の 企 業 が 全 国 規 模 で 事 業 を 行 う 大 企 業 により 買 収 された 場 合 に 大 企 業 が 先 使 用 権 者 として 全 国 規 模 で 事 業 を 実 施 するこ とが 可 能 でしょうか ) (b) 例 えば グループ 企 業 の 一 企 業 に 先 使 用 権 が 認 められた 場 合 他 のグループ 関 係 企 業 にも 先 使 用 権 が 認 められるのでしょうか また 子 会 社 に 認 められた 先 使 用 権 は 親 会 社 にも 認 められる あるいは 親 会 社 に 認 められた 先 使 用 権 は 子 会 社 にも 認 められる でしょうか (c) グループ 企 業 や 親 会 社 と 子 会 社 が 国 内 外 をまたぐ 場 合 に グループ 企 業 や 子 会 社 が 海 外 で 生 産 した 製 品 の 輸 入 販 売 している 国 内 企 業 には 輸 入 販 売 のみでなく 生 産 につ いても 先 使 用 権 は 認 められるでしょうか 設 問 18. 移 転 の 対 抗 要 件 ( 移 転 後 の 登 録 ) 貴 国 において 先 使 用 権 の 移 転 が 認 められる 場 合 移 転 について 登 録 する 制 度 がありま すか 設 けられている 場 合 には どのような 場 面 方 法 で 登 録 するのか( 例 : 移 転 の 対 抗 要 件 ) 及 びその 効 果 について 御 説 明 ください そのような 権 利 あるいはその 移 転 を 登 録 する 制 度 はない
設 問 19. 再 実 施 の 可 否 貴 国 法 における 先 使 用 権 者 には 再 実 施 を 許 諾 する 権 原 はないと 考 えておりますが それ で 間 違 いはないでしょうか 設 問 20. 先 使 用 権 の 消 滅 又 は 放 棄 ( 事 業 の 廃 止 長 期 の 中 断 との 関 係 ) 一 旦 認 められた 先 使 用 権 が 消 滅 又 は 放 棄 されたと 判 断 されることはあるのでしょうか 例 えば 事 業 の 廃 止 あるいは 長 期 の 中 断 があった 場 合 にはどうでしょうか 設 問 21. 先 使 用 権 の 対 価 先 使 用 権 が 認 められた 場 合 先 使 用 権 者 は 特 許 権 者 に 対 して 対 価 を 支 払 う 必 要 がある のでしょうか Part D: 運 用 状 況 設 問 22. 貴 国 での 先 使 用 権 制 度 について 普 及 啓 発 活 動 が 行 われている 場 合 その 概 要 を 御 紹 介 ください( 文 書 が 出 されている 場 合 には その 入 手 方 法 を 明 示 してください) 我 々が 認 識 している 範 囲 では そのような 活 動 は 行 われていない 設 問 23. 貴 国 での 先 使 用 権 制 度 の 利 用 頻 度 をお 答 えください 無 回 答 設 問 24. 貴 国 において 先 使 用 権 を 争 った 裁 判 例 について データが 公 表 されていま したら 入 手 の 方 法 を 御 教 示 ください(インターネット 刊 行 物 等 ) 公 衆 が 閲 覧 可 能 な 先 使 用 権 に 関 するデータベース 又 は 情 報 その 他 の 判 例 はない 設 問 25. 貴 国 で 先 使 用 権 制 度 が 利 用 される 場 面 について 御 紹 介 ください
設 問 26. 先 使 用 権 に 関 連 して 裁 判 で 争 った 例 の 概 要 を 御 紹 介 ください 特 に 貴 国 の 先 使 用 権 を 解 釈 するために 必 要 な 典 型 的 な 事 例 及 び 先 使 用 権 が 認 められた 例 認 められ なかった 例 という 代 表 的 な 事 例 について それぞれ 特 徴 的 な 判 示 事 項 の 解 説 をお 願 いし ます 設 問 26-2. 設 問 26 の 追 加 質 問 です 先 使 用 権 について 裁 判 で 争 った 事 例 のうち 外 国 籍 企 業 等 が 先 使 用 権 を 主 張 した 事 例 があれば 御 紹 介 ください 設 問 27. ある 発 明 者 が 発 明 の 詳 細 を 開 示 すると それが 模 倣 される 危 険 性 があること を 考 えて 特 許 出 願 することなく 発 明 を 実 施 し 事 後 に 第 三 者 に 特 許 権 が 付 与 されたとし ても 先 使 用 権 を 主 張 すれば 継 続 して 実 施 が 可 能 であると 考 えたとします 裁 判 におい て 先 使 用 権 を 主 張 する 場 合 に あらかじめ どのような 証 拠 を 準 備 すべきかについて 御 説 明 ください 設 問 28. 我 が 国 では 証 拠 書 類 等 について その 作 成 日 付 や 非 改 竄 性 を 証 明 するため 公 証 制 度 やタイムスタンプサービスが 利 用 されています 貴 国 において 類 似 の 制 度 がある 場 合 にその 概 要 を 御 説 明 ください 充 実 した 公 証 制 度 がある 法 的 意 義 を 有 する 書 類 はすべて 公 証 を 付 さなければならない 公 証 には 書 類 の 量 や 取 引 の 価 値 により 異 なるが 高 額 の 手 数 料 がかかり また 公 証 人 は 外 国 語 の 書 類 の 公 証 は 行 わない 外 国 語 の 書 類 には 当 該 書 類 の 発 行 国 がアポスティー ユ 356 制 度 を 有 している 場 合 には アポスティーユを 付 さなければならない 書 類 は 裁 判 所 認 定 の 翻 訳 者 によりクロアチア 語 に 翻 訳 され 最 後 に 公 証 されなければならない 356 アポスティーユとは 付 箋 による 証 明 を 意 味 する ハーグ 条 約 ( 認 証 不 要 条 約 )に 加 盟 している 国 ( 地 域 ) に 証 明 書 を 提 出 する 場 合 には 原 則 駐 日 外 国 領 事 による 認 証 は 不 要 となります この 場 合 提 出 する 公 文 書 に 外 務 省 においてアポスティーユ( 付 箋 による 証 明 )の 付 与 が 行 われていれば 駐 日 外 国 領 事 による 認 証 はなく とも 駐 日 外 国 領 事 の 認 証 があるものと 同 等 のものとして 提 出 先 国 ( 地 域 )で 使 用 することが 可 能 になりま す 日 本 国 外 務 省 のホームページより http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/shomei/index.html#1_5[ 最 終 アクセス 日 :2011 年 3 月 11 日 ]
Part E: 先 使 用 権 制 度 の 将 来 設 問 29. 貴 国 において 先 使 用 権 制 度 についての 法 改 正 の 予 定 あるいは 法 改 正 を 前 提 とした 論 議 が 公 表 されていましたら 御 紹 介 ください 全 くない