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平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

個人住民税徴収対策会議

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Ⅰ 平成14年度の状況

課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

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Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

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●電力自由化推進法案


の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

市 町 村 税 の 概 況 市 町 村 税 の 概 況 は 平 成 25 年 度 地 方 財 政 状 況 調 査 平 成 26 年 度 市 町 村 税 の 課 税 状 況 等 の 調 及 び 平 成 26 年 度 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 等 報 告 書 等 の 資 料 に

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

Ⅰ 平成14年度の状況

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

 

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

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高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

新居浜市印鑑登録及び証明書発行保護事務取扱要領

Microsoft Word - 目次.doc

別紙3

第316回取締役会議案

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関


3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

決 勝 を 行 う 予 選 での6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 により 上 位 18 チームを 選 び そのチームによって 決 勝 を 行 う 成 績 順 位 は 決 勝 における6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 によって 決 定 する 女 子

後期高齢者医療制度

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)


空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

18 国立高等専門学校機構

一般競争入札について

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公表表紙

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

第1章 総則

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

資料8(第2回水害WG)

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

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・モニター広告運営事業仕様書

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1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

目 次 第 1 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 1. 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 2. 施 行 者 の 名 称 1 第 2 施 行 地 区 1 1. 施 行 地 区 の 位 置 1 2. 施 行 地 区 位 置 図 1 3. 施 行 地 区 の 区 域 1 4

川崎市木造住宅耐震診断助成金交付要綱

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4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

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( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

Microsoft Word - 概況(確定版).doc

●幼児教育振興法案

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

m07 北見工業大学 様式①

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川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

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1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

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佐渡市都市計画区域の見直し

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

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就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

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Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 doc

者 が 在 学 した 期 間 の 年 数 を 乗 じて 得 た 額 から 当 該 者 が 在 学 した 期 間 に 納 付 すべき 授 業 料 の 総 額 を 控 除 した 額 を 徴 収 するものとする 3 在 学 生 が 長 期 履 修 学 生 として 認 められた 場 合 の 授 業 料 の

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

人事行政の運営状況の報告について

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

(2) 就 業 規 則 の 状 況 就 業 規 則 は 90.0%の 事 業 所 が 整 備 している このうち 就 業 規 則 を 周 知 している 事 業 所 は 84.0%で 周 知 の 方 法 ( 複 数 回 答 )については 常 時 掲 示 または 備 え 付 け が 最 も 多 く 64

Transcription:

reinforcement reinforcement the 基 礎 日 本 住 宅 基 礎 鉄 筋 工 業 会 1

2

103-0004 東 京 都 中 央 区 東 日 本 橋 2-27-4 靴 下 会 館 7 階 TEʟ:₀₃ ₃₈₆₃ ₇₇₃₀ FAX:₀₃ ₅₈₀₉ ₃₆₅₀ ₂₀₁₃ 年 ₃ 月 ₂₅ 日 発 行 理 事 長 池 原 映 次 4 東 京 理 科 大 学 名 誉 教 授 松 崎 育 弘 5 工 業 会 のこの 一 年 6 消 費 税 対 策 の 減 税 目 白 押 し 平 成 25 年 度 住 宅 関 連 の 税 制 改 正 8 ポルトガル スペイン 建 物 紀 行 念 願 のサルスエラ 競 馬 場 を 見 学 10 2012 年 版 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル 編 集 委 員 長 の 松 崎 先 生 がポイントを 詳 しく 解 説 14 会 員 企 業 訪 問 (18) ナイガイユニット 20 (19) 南 海 スチール 22 (20) 富 士 金 網 製 造 24 (21) 藤 工 業 26 工 業 会 理 事 会 だより 28 data & data 住 宅 着 工 統 計 異 形 棒 鋼 価 格 推 移 30 会 員 名 簿 33 最 近 特 に 思 う 事 が 有 る 世 間 に 向 けて 或 るいは 会 社 の 仕 事 仲 間 等 に 対 しても 従 来 自 分 の 考 え 方 目 標 に 対 して 一 生 懸 命 にやって 居 るのだから 皆 もそう 思 っ ていると 思 って 仕 事 をしてきたが それが 決 して 正 解 では 無 かったと 思 える 人 間 の 思 い 能 力 特 徴 は 本 当 に 千 差 万 別 であり それを 私 が 一 生 懸 命 にやって 居 るのだから 皆 もそう 思 っ ていると 思 うのは 大 間 違 いで 個 人 個 人 考 え 方 はまるで 別 の 思 いで 仕 事 を 行 っていると 云 う 事 が 特 に 最 近 の 有 る 出 来 事 で 判 ったような 気 がします また 自 分 の 子 どもの 考 え 一 つにしても 十 分 分 り 切 っ て 居 ない 様 です で メールの 内 容 等 もエスカレートして 商 いを 無 くし た 等 の 話 を 聞 く 事 も 有 ります 中 々この 様 な 時 代 ですので 人 の 事 を 思 いやる 分 か りあう と 云 うのは 難 しい 時 代 かもしれませんが 何 か 考 えさせられる 世 の 中 の 様 な 気 がします 最 近 は 顧 客 との 遣 り 取 りもメール 等 でやり 取 りし 口 論 もメール 等 でよるとの 事 で 相 手 が 見 えないところ 3

理 事 長 から 皆 様 へ reinforcement RC 構 造 勉 強 会 を 連 続 開 催 会 員 企 業 のレベルアップへ 一 般 社 団 法 人 日 本 住 宅 基 礎 鉄 筋 工 業 会 理 事 長 池 原 映 次 昨 年 の 我 が 国 経 済 を 見 ますと 非 常 厳 しい ところがございました 自 動 車 産 業 しかり 特 に 家 電 大 手 メーカー 我 が 国 を 牽 引 してき た 企 業 が 非 常 に 厳 しい 状 況 下 におかれまし た 加 えて 東 北 の 震 災 は2 年 近 くが 過 ぎよう としておりますが なかなか 復 旧 復 興 は 進 ん でいないのではないかと 思 います しかし 昨 年 末 に 新 政 権 が 誕 生 し 力 強 い 経 済 政 策 が 掲 げられ 株 価 も 上 昇 するなど デ フレ 脱 却 景 気 拡 大 が 大 いに 期 待 されるとこ ろであります また 東 北 の 復 興 が 速 やかに 進 むようにしていただきたいと 思 います しかし 原 発 再 稼 働 が 難 しい 状 況 の 中 我 々 製 造 メーカーにとって 大 きな 問 題 は エネル ギー 問 題 特 に 今 後 の 電 気 料 の 大 幅 な 値 上 げ です 我 々 業 界 にとりまして 製 造 コストへ の 負 担 が 大 変 憂 慮 されます 株 高 円 安 の 進 行 で 原 油 価 格 の 上 昇 となれば 益 々エネル ギーコストが 高 くなりますので しっかりし た 経 済 運 営 を 国 に 望 みたいと 思 います さて 我 々 日 本 住 宅 基 礎 鉄 筋 工 業 会 は 学 術 会 員 の 松 崎 先 生 をはじめ 各 先 生 方 の 強 いお 力 添 えの 元 に 安 心 安 全 の 家 造 りに 欠 かせ ない 構 造 性 能 の 確 かな 基 礎 作 りを 進 めてお り 毎 年 様 々な 活 動 を 続 けて 参 りました 昨 年 は 住 宅 基 礎 を 作 るに 当 たって 基 本 と なる RC 構 造 研 修 会 を7 回 シリーズで 開 催 毎 回 学 術 会 員 の 先 生 方 に 講 習 していた だきました 12 月 の 最 後 の 講 習 では 試 験 を 行 い 参 加 者 一 人 一 人 に 受 講 修 了 証 を 授 与 す るなど 会 員 企 業 の 社 員 教 育 として 知 識 技 術 の 向 上 を 目 指 しております また 今 回 は 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル 布 基 礎 編 を 発 刊 布 基 礎 編 として 大 変 いいも のができました これも 松 崎 先 生 をはじめと する 学 術 会 員 の 皆 様 技 術 委 員 会 の 方 々のご 努 力 のたまものと 感 謝 しております 推 奨 基 礎 仕 様 のベタ 基 礎 と 同 じように 布 基 礎 につい ても 安 心 安 全 な 布 基 礎 設 計 のスタンダード としてご 利 用 いただければありがたく 存 じま す 私 ども 工 業 界 では 今 後 ともこうした 安 心 安 全 高 性 能 な 住 宅 建 築 に 寄 与 すべく 研 究 開 発 普 及 活 動 を 進 めて 参 ります 皆 様 には 今 後 とも 倍 旧 のご 指 導 ご 鞭 撻 を 賜 りますよう お 願 い 申 し 上 げます 4

技 術 施 工 管 理 の 能 力 基 礎 の 資 格 制 度 が 必 要 だ 東 京 理 科 大 学 名 誉 教 授 松 崎 育 弘 工 業 会 の 学 術 会 員 とはどんな 人 たちなんだ ろうかといいますと 建 築 センターの 委 員 会 の 委 員 でもあり Aタイプ Bタイプ Cタ イプなどを 評 定 する 委 員 会 の 一 員 として 一 緒 にやっています そういう 意 味 で 技 術 的 なバックボーンの 役 割 を 果 たしていると 思 います そのため 工 業 会 の 技 術 委 員 会 の 活 動 として 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル などの 技 術 書 を 出 していくと いうことも 目 的 ですが 会 員 ハウスメーカー 等 から 寄 せられる 技 術 的 な 問 題 に 対 して 適 切 に 回 答 するというのも 大 切 な 仕 事 です 工 業 会 のホームページの 中 にQ&Aというコー ナーで 鉄 筋 基 礎 に 関 して 質 問 に 回 答 し ていくということやっています また 人 材 育 成 についても 基 礎 鉄 筋 を 製 造 する 技 術 それを 現 場 で 組 み 立 て きちっと した 施 工 をしていくこと その 管 理 をしっか りしていく そうしたトータルの 技 術 管 理 能 力 を 持 った 人 が 現 場 で 対 応 してやって いけるというようなシステムが 今 後 業 界 に 必 要 なのではないかと 協 会 が 設 立 された 当 時 から 考 えております 資 格 ということです が そうした 資 格 を 業 界 に 普 及 させていくよ うなことをしたいと 思 っています 今 後 は 資 格 のための 講 習 会 の 開 催 テキストの 作 成 なども 必 要 となります 技 術 委 員 会 としても 今 後 様 々な 活 動 をしてまいりますのでご 期 待 ください 笹 子 トンネルの 天 井 落 下 事 故 がありました が これは 硬 化 したコンクリートに 施 工 した あと 施 工 アンカー が 吊 っていたコンク リート 版 の 重 量 を 支 えられなくなって 大 事 故 を 起 こしてしまいました 原 因 として アンカーの 接 着 部 分 等 の 耐 久 性 劣 化 によるのではないか 報 道 されていま す しかし 建 物 の 耐 震 改 修 工 事 において 多 用 し ている あと 施 工 アンカー として 考 察 して みますと 今 回 使 用 されているアンカーは 常 に 引 張 力 を 受 けている 場 での 使 用 であるこ と アンカー 工 事 が 上 向 施 工 であること 等 か ら アンカー 埋 込 み 長 さは 現 設 計 の 倍 は 必 要 であったのではないかと 思 うこと さらに アンカーの 配 置 設 計 に フェール セーフの 考 えが 甘 いことも 挙 げられます 工 業 会 の 皆 さんについては このような 事 故 を 他 山 の 石 として しっかり 省 みて 溶 接 組 み 立 て 技 術 鉄 筋 加 工 施 工 管 理 技 術 等 について しっかりとした 対 応 能 力 を 持 つエンジニアになることを 期 待 します 5

一 般 社 団 法 人 日 本 住 宅 基 礎 鉄 筋 工 業 会 (JH R)では 1 年 間 にわたり 様 々な 活 動 を 行 ってき た 総 会 を 始 め 理 事 会 各 種 講 演 会 講 習 会 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル 2012 年 版 布 基 礎 編 の 発 刊 などであった 2012 年 の 工 業 会 の 活 動 を まとめた 4 月 20 日 技 術 委 員 会 の 開 催 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル( 布 基 礎 編 )の 進 捗 状 況 と 内 容 の 最 終 チェックのため 4 月 20 日 東 京 八 重 洲 の 貸 会 議 室 プラザで 技 術 委 員 会 ( 松 崎 育 弘 委 員 長 )を 開 催 した 松 崎 委 員 長 のほか 委 員 が 集 まり 協 議 した 5 月 23 日 理 事 会 と 総 会 を 開 催 工 業 会 では 平 成 24 年 度 定 時 総 会 講 演 会 及 び 懇 親 会 を5 月 23 日 東 京 西 新 宿 の 京 王 プラ ザホテルで 開 催 した 全 国 から 会 員 学 術 会 員 の ほか 得 意 先 業 界 関 係 者 など 50 名 を 集 めてにぎ やかに 開 催 した また 総 会 に 先 立 って 理 事 会 を 開 催 した 総 会 で 挨 拶 した 池 原 理 事 長 は 被 災 地 での 住 宅 建 設 が 盛 んになっておりますが 基 礎 工 事 屋 さんが 非 常 に 不 足 しているとのことで あります 我 々 工 業 会 では 一 昨 年 基 礎 性 能 施 工 品 質 の 向 上 を 目 指 し 推 奨 基 礎 仕 様 マニュア ル ベタ 基 礎 編 を 作 成 し 普 及 に 努 めてまいりま した これは 基 礎 設 計 に 習 熟 していなくても 十 分 に 性 能 の 確 保 できるようにしたものであります こうした 煩 忙 な 状 況 の 時 においても 大 いに 役 立 つ ものと 考 えております 今 年 度 は 昨 年 から 引 き つづき 開 発 を 進 めております 推 奨 基 礎 仕 様 の 第 二 弾 として 布 基 礎 編 のマニュアルを 作 成 してお ります もうすぐ 皆 様 にご 披 露 できるところでご ざいますので こちらも 是 非 よろしくお 願 いいた します 私 たち 日 本 住 宅 基 礎 鉄 筋 工 業 会 は 会 員 一 同 今 年 も 引 き 続 き 被 災 地 域 の 復 興 への 協 力 支 援 を 進 めるとともに 住 宅 産 業 の 一 翼 を 担 う 業 界 とし て 基 礎 鉄 筋 関 連 製 品 の 供 給 責 任 を 果 たすべく 住 宅 基 礎 の 品 質 向 上 製 品 開 発 安 定 供 給 等 に 努 めて 参 りたいと 思 っています と 述 べ お 客 様 に 安 心 安 全 の 提 供 のため 努 力 すると 述 べた 続 いて 行 われた 議 案 審 議 では 1 平 成 23 年 度 事 業 実 績 及 び 決 算 状 況 報 告 に 関 する 件 2 平 成 24 年 度 事 業 計 画 ( 案 ) 及 び 予 算 ( 案 ) に 関 する 件 3その 他 が 行 われたほか 新 会 員 の 紹 介 などがあった また 総 会 後 の 記 念 講 演 では 学 術 委 員 であり 東 京 理 科 大 名 誉 教 授 の 松 崎 育 弘 氏 を 講 師 に 招 き 自 然 災 害 に 想 う 過 去 現 在 これから との テーマで 昨 今 多 発 している 自 然 災 害 と 建 築 物 に ついて 過 去 と 今 日 の 姿 を 学 んだ 講 演 会 終 了 後 は 懇 親 会 が 行 われ 久 々に 会 員 一 同 が 会 する 楽 しいひと 時 を 過 ごした 平 成 24 年 度 鉄 筋 コンクリ ト 造 に 関 す る 勉 強 会 を7 月 から 毎 月 開 催 工 業 会 では 7 月 4 日 から 12 月 14 日 まで 全 7 回 にわたる 鉄 筋 コンクリート 造 に 関 する 勉 強 会 を 開 催 した これは 一 昨 年 関 連 団 体 で 開 催 した 基 礎 鉄 筋 に 関 する 連 続 講 習 会 が 好 評 だったことから 今 回 工 業 会 で 開 催 することとなったものです テーマは 基 礎 基 礎 鉄 筋 を 考 える 上 で 必 要 な 力 学 等 の 基 礎 的 なものからRC 構 造 について 詳 し く 学 ぼうというものです 講 師 陣 には 学 術 会 員 6

の 東 京 理 科 大 学 の 松 崎 育 弘 名 誉 教 授 をはじめ 千 葉 工 業 大 学 の 中 野 克 彦 教 授 福 井 大 学 の 磯 雅 人 准 教 授 が 手 分 けして 担 当 していただきました 参 加 者 は 会 員 企 業 の 営 業 担 当 者 製 造 責 任 者 な どで 各 社 で 実 務 にあたっている 人 達 です 工 業 会 では 何 のために 鉄 筋 を 入 れているか 鉄 筋 の 効 力 はどのようであるか 鉄 筋 量 の 計 算 はこうで ある と 言 った 具 体 的 な 問 題 について 基 本 から 学 び 再 度 確 認 できるような 講 習 内 容 を 企 画 しま した 参 加 者 は 毎 回 40 名 程 度 で 熱 心 に 講 習 を 受 けてくれました 講 習 内 容 は 次 の 通 りです 最 後 の 第 7 回 の 講 習 では 講 習 成 果 を 確 認 する ためのテストも 行 われました 第 1 回 RC 造 について 基 礎 について 第 2 回 力 学 基 礎 (せん 断 力 曲 げモーメン トについて) 第 3 回 許 容 応 力 度 設 計 1 第 4 回 許 容 応 力 度 設 計 2 第 5 回 継 手 ほか 第 6 回 スラブについて 第 7 回 壁 倍 率 ほか 8 月 17 日 技 術 委 員 会 を 開 催 工 業 会 の 技 術 委 員 会 では 編 集 作 業 中 であった 推 奨 布 基 礎 マニュアル( 布 基 礎 編 )がほぼまとまっ たことから 内 容 の 最 終 確 認 校 正 のため 技 術 委 員 会 を 東 京 八 重 洲 の 貸 会 議 室 プラザで 開 催 し た なお 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル 2012 年 版 ( 布 基 礎 編 ) は 11 月 30 日 に 発 刊 された 12 月 6 日 平 成 24 年 度 講 演 会 忘 年 会 を 開 催 工 業 会 では ユーザーのハウスメーカーや 関 係 者 などを 招 いて 毎 年 開 催 している 講 演 会 を 12 月 6 日 東 京 西 新 宿 の 京 王 プラザホテルで 開 催 この 講 演 会 は 工 業 会 の 活 動 を 紹 介 したり 基 礎 に 関 する 最 新 の 情 報 を 提 供 するなどして 好 評 を 得 ています 例 年 秋 に 開 催 していますが 今 年 はスケジュー ルの 都 合 で 12 月 の 開 催 となり 合 わせて 会 員 企 業 の 懇 親 を 兼 ね 忘 年 会 も 開 催. 会 員 企 業 をはじ め 多 数 のメーカーなどから 80 名 と 多 数 の 方 々に お 集 まりいただきました また 講 演 会 に 先 立 っ て 理 事 会 が 開 催 され 講 演 会 の 進 行 工 業 会 の 今 後 の 事 業 などについて 話 し 合 われました 今 回 の 講 演 会 では 11 月 に 完 成 した 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル 2012 年 版 ( 布 基 礎 編 ) につ いて その 内 容 を 詳 しく 解 説 し 業 界 への 普 及 活 動 も 行 いました 講 師 は 工 業 会 の 学 術 委 員 であり 技 術 委 員 会 の 委 員 長 である 東 京 理 科 大 学 の 松 崎 育 弘 名 誉 教 授 で 最 も 論 理 的 な 布 基 礎 のマニュア ルとして 完 成 に 至 った と 話 されていました 松 崎 先 生 は このマニュアルの 解 説 に 先 立 って 秋 にポルトガルのリスボンで 開 催 された 世 界 地 震 工 学 会 議 に 出 席 した 折 訪 ねられたカルモ 修 道 院 (1755 年 に 起 きたリスボン 大 地 震 において 被 災 し たが 現 在 まで 大 切 に 保 存 されている)の 紹 介 と 世 界 的 有 名 なスペインの 構 造 設 計 家 エドゥアル ド トロハの 作 品 であるサルスエラ 競 馬 場 そし てトロハ 研 究 所 など ヨーロッパの 地 震 事 情 を 含 めて 話 題 提 供 をしていただいました 講 演 会 の 終 了 後 は 忘 年 会 が 行 われ 情 報 交 換 に 花 を 咲 かせました 7

消 費 税 対 策 の 減 税 目 白 押 し 平 成 25 年 度 住 宅 関 連 の 税 制 改 正 自 民 党 公 明 与 党 の 2013 年 度 税 制 改 正 大 綱 が 決 まった それによると 消 費 税 8%の 引 き 上 げへ の 経 済 対 策 を 踏 まえた 住 宅 ローン 減 税 の 拡 充 など の 措 置 が 盛 り 込 まれたほか 消 費 税 が8%に 引 上 げられる 平 成 26 年 (2014 年 )4 月 以 降 の 対 策 が 焦 点 となっている 最 大 控 除 額 400 万 円 に 住 宅 ローン 減 税 はこれまで 2013 年 末 を 期 限 と していたが4 年 間 延 長 最 大 控 除 額 は 400 万 円 ( 長 期 優 良 住 宅 では 500 万 円 )へ 引 き 上 げた さらに 平 成 26 年 4 月 以 降 から3 年 間 は 長 期 優 良 住 宅 や 低 炭 素 住 宅 は 最 大 控 除 額 が 650 万 円 にま で 引 上 げられ 普 及 促 進 に 拍 車 がかかりそうだ また 住 民 税 の 軽 減 措 置 としては 住 民 税 の 最 大 控 除 額 を 引 上 げる 措 置 が 設 けられた 平 成 26 年 4 月 から3 年 間 ( 平 成 29 年 末 )までの 措 置 として 現 行 9 万 7500 円 から 13 万 6500 円 にまで 拡 充 し た また 低 所 得 層 には 現 金 給 付 されるが その 内 容 については 今 年 の 夏 までには 具 体 的 になる また 現 金 購 入 者 向 けの 投 資 型 減 税 についても 平 成 26 年 4 月 から 長 期 優 良 住 宅 と 低 炭 素 住 宅 を 対 象 に 最 大 控 除 額 50 万 円 から 60 万 円 にまで 引 き 上 げる 適 用 期 限 を 平 成 29 年 末 まで 延 長 して 拡 充 する( 併 せて 標 準 的 な 掛 かり 増 し 費 用 を 見 直 す)また 消 費 増 税 対 策 として 契 約 印 紙 代 で も 減 税 される 案 が 出 ていたが これについては 平 成 26 年 4 月 から 負 担 軽 減 措 置 が 図 られる 大 きい いわゆる 財 産 から 差 し 引 く 基 礎 控 除 は4 割 縮 小 されて 3000 万 円 + 600 万 円 法 定 相 続 人 数 となる これまでは 課 税 価 格 で 8000 万 円 の 財 産 がないと 課 税 されなかったが 改 正 後 は 4800 万 円 以 上 から 課 税 となった リフォーム 関 連 税 制 リフォーム 減 税 についてみてみる リフォーム 減 税 とは 工 事 費 等 の 10%を 所 得 税 額 から 控 除 できる 特 例 措 置 であり 平 成 26 年 4 月 より 最 大 控 除 額 を 引 き 上 げる 耐 震 省 エネ 関 連 のリフォームは 現 行 の 20 万 円 から 25 万 円 にまで 引 上 げられる バリアフ リー 関 連 工 事 に 関 しては これまでの 15 万 円 か ら 平 成 26 年 4 月 以 降 は 20 万 円 にまで 引 上 げられ る またローン 残 高 の 一 定 割 合 を 所 得 税 額 から 控 除 できる 特 例 措 置 について 平 成 26 年 4 月 より 最 大 控 除 額 を 現 行 の 60 万 円 から 62 万 5000 円 にま で 引 き 上 げられる その 他 住 宅 の 耐 震 改 修 等 のリフォームをした 場 合 にも 固 定 資 産 税 の 一 定 割 合 を 減 額 する 措 置 が 設 けられる 耐 震 改 修 が 行 われた 既 存 住 宅 では 要 安 全 確 認 沿 道 建 築 物 ( 仮 称 )である 住 宅 につい ては これまでは1 年 間 で2 分 の1 減 額 だったも のを 2 年 間 で2 分 の1に 減 額 する バリアフリー 及 び 省 エネ 改 修 に 係 る 固 定 資 産 税 の 特 例 措 置 としては 1 年 間 3 分 の1を 減 額 の 措 置 を3 年 間 延 長 する 中 古 住 宅 不 動 産 等 の 税 制 その 他 の 延 長 措 置 等 は 次 の 通 り 相 続 税 は 課 税 対 象 引 き 下 げ また 今 回 の 税 制 大 綱 の 目 玉 として 2015 年 ( 平 成 27 年 )1 月 より 富 裕 層 への 増 税 を 行 うこと を 発 表 している 所 得 税 の 税 率 は 4000 万 円 超 の 場 合 40%から 45%に 上 がることとなったのは 周 知 の 通 りだろう また 相 続 税 では6 億 円 超 の 場 合 最 大 55%ま で 課 税 されるのはニュース 等 で 周 知 の 通 りかと 思 われるが 基 礎 控 除 が 縮 小 されることから 影 響 も 8

2013年度税制改正大綱 ᙳ㡪䛜 䛝䛔䛣䛸䜢 䜎䛘䚸 䛾 ᢸ䛾ቑຍ䛻䜘䜛ᙳ㡪䜢ᖹ 䛧䚸ཬ䜃 䛩䜛䛸䛸䜒䛻䚸Ⰻ 㡪䛜 ᆋ ɥậử ộảẻ ܡ ӕ ݣ ሊṞ ቑ 㡪 䜃 䜒 ᅜẸ䛾 䛛䛺ఫ ά䜢 ಖ䛩䜛䛸䛔䛖ఫᏯᨻ 䛾᪉ 䛜ᦆ䛺䜟䜜䛺䛔䜘䛖䛻䛩䜛ほⅬ䛛䜙䚸 ไ ᆋ ɥậử ộảẻ ܡ ӕ ݣ ሊṞ ఫᏯ ᚓ䛻䛴䛔䛶䛿 ᘬ౯᱁䛜㧗㢠䛷䛒䜛䛣䛸 䛛䜙䚸ᾘ ᘬ 䛢䛾๓ᚋ䛻䛚䛡䜛㥑䛡 䜏㟂せཬ䜃䛭䛾 䛻䜘䜛 ᙳ㡪䛜 䛝䛔䛣䛸䜢 䜎䛘䚸 䛾 ᢸ䛾ቑຍ䛻䜘䜛ᙳ㡪䜢ᖹ 䛧䚸ཬ䜃 䛩䜛䛸䛸䜒䛻䚸Ⰻ 䛺ఫᏯ䝇䝖䝑䜽䛾ᙧᡂ䜢 䛧 㡪䛜 ቑ 㡪 䜃 䜒 Ꮿ ᡂ ఫᏯ ᚓ䛻䛴䛔䛶䛿 ᘬ౯᱁䛜㧗㢠䛷䛒䜛䛣䛸 䛛䜙䚸ᾘ ᘬ 䛢䛾๓ᚋ䛻䛚䛡䜛㥑䛡 䜏㟂せཬ䜃䛭䛾 䛻䜘䜛 ᅜẸ䛾 䛛䛺ఫ ά䜢 ಖ䛩䜛䛸䛔䛖ఫᏯᨻ 䛾᪉ 䛜ᦆ䛺䜟䜜䛺䛔䜘䛖䛻䛩䜛ほⅬ䛛䜙䚸 ไ 䞉 ᨻ 䛾ᥐ 䜢ㅮ䛪䜛䚹 ᙳ㡪䛜 䛝䛔䛣䛸䜢 䜎䛘䚸 䛾 ᢸ䛾ቑຍ䛻䜘䜛ᙳ㡪䜢ᖹ 䛧䚸ཬ䜃 䛩䜛䛸䛸䜒䛻䚸Ⰻ 䛺ఫᏯ䝇䝖䝑䜽䛾ᙧᡂ䜢 䛧 㡪䛜 ቑ 㡪 䜃 䜒 Ꮿ ᡂ ᅜẸ䛾 䛛䛺ఫ ά䜢 ಖ䛩䜛䛸䛔䛖ఫᏯᨻ 䛾᪉ 䛜ᦆ䛺䜟䜜䛺䛔䜘䛖䛻䛩䜛ほⅬ䛛䜙䚸 ไ 䞉 ᨻ 䛾ᥐ 䜢ㅮ䛪䜛䚹 reinforcement Ϩ ไᥐ Ϩ ไᥐ Ĭ ܡ ȭȸȳถᆋ Ĭ ܡ ȭȸȳถᆋ Ϩ ไᥐ 䞉 㐺 ᮇ㝈䜢ᖹᡂ26ᖺ1 1 䛛䜙ᖹᡂ29ᖺᮎ䜎䛷4 4ᖺ㛫ᘏ㛗 䞉䞉䞉 㐺 ᮇ㝈䜢ᖹᡂ26ᖺ1 1 䛛䜙ᖹᡂ29ᖺᮎ䜎䛷4 ᖹᡂ26ᖺ4 䛛䜙ᖹᡂ29ᖺᮎ䜎䛷䛾ᥐ 䛸䛧䛶䚸 ᥍㝖㢠䜢 ఫᏯ䛿400 400 䠄 200 䠅䛻䚸㛗 ᖹᡂ26ᖺ4 䛛䜙ᖹᡂ29ᖺᮎ䜎䛷䛾ᥐ 䛸䛧䛶䚸 ᥍㝖㢠䜢 ఫᏯ䛿400 400 䠄 200 䠅䛻䚸㛗ᮇ ⰋఫᏯཬ䜃పⅣ ఫᏯ䛿 4ᖺ㛫ᘏ㛗 500 500 䠄 300 䠅䛻ᣑ 䛩䜛䛸䛸䜒䛻䚸ఫẸ 䛛䜙䛾᥍㝖 㝈㢠䜢13.65 䠄 300 䠅䛻ᣑ 䛩䜛䛸䛸䜒䛻 ఫẸ 䛛䜙䛾᥍㝖 㝈㢠䜢13 13.65 13 65 65 䠄 9.75 䠅䛻ᣑ 䠄 9 75 䠅䛻ᣑ 500 500 䠄 300 䠅䛻ᣑ 䛩䜛䛸䛸䜒䛻䚸ఫẸ 䛛䜙䛾᥍㝖 㝈㢠䜢13.65 䠄 300 䠅䛻ᣑ 䛩䜛䛸䛸䜒䛻 ఫẸ 䛛䜙䛾᥍㝖 㝈㢠䜢13 13.65 13 65 65 䠄 9.75 䠅䛻ᣑ 䠄 9 75 䠅䛻ᣑ 䞉 ᖹᡂ26ᖺ4 䛛䜙ᖹᡂ29ᖺᮎ䜎䛷䛾ᥐ 䛸䛧䛶䚸 ᥍㝖㢠䜢 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(*1)(*2) 㛗ᮇ ⰋఫᏯ䞉పⅣ ఫᏯ䛿䚸 ධ㝈ᗘ㢠5,000 5,000 䚸 ᥍㝖㢠500 500 ఫẸ ᣑ 䛻䜘䜛 ᢸ ῶ ᯝ䛾䜲䝯䞊䝆 (*1) (๓ᖺㄢ ᡤᚓ㽢5%) (ὀ) H26.1䡚3䛿H25䛾ᥐ 䜢㐺 10% 8% ไᗘᣑ 䛾䜲䝯䞊䝆 䛆ᨵṇ 䛇 ධᒃᖺ ᥍㝖 ᮇ㛫 10ᖺ ఫẸ 䛛䜙䛾᥍㝖 㝈㢠䛾ᣑ 䛿䚸ఫᏯ ᚓ 䛾 5 䜢༨䜑䜛 ఫẸ ᣑ 䛻䜘䜛 ᢸ ῶ ᯝ䛾䜲䝯䞊䝆 5% ᖺ 600 ௨ 䛾ᡤᚓᒙ䛾 ᢸ ῶ䛻 ᯝ (*1)(*2) 㛗ᮇ ⰋఫᏯ䞉పⅣ ఫᏯ䛿䚸 ධ㝈 (*1)(*2) ᾘ 㛗ᮇ ⰋఫᏯ䞉పⅣ ఫᏯ䛿 ධ㝈ᗘ㢠䛿䚸3,000 䚸 ᥍㝖㢠300 10% 8% ఫẸ 䛛䜙䛾᥍㝖 㝈㢠䛾ᣑ 䛿䚸ఫᏯ ᚓ 䛾 5 䜢༨䜑䜛 (ὀ) H26.1䡚3䛿H25䛾ᥐ 䜢㐺 26.1.1 26 1 1 ຍ᥍㝖㢠 27.1.1 27 1 1 29.1.1 29.12.31 29 1 1 29 12 31 28.1.1 28 1 1 5% ᖺ ᾘ ᖺ 600 ௨ 䛾ᡤᚓᒙ䛾 ᢸ ῶ䛻 ᯝ 䠄 䠅ෆ䛿10ᖺ㛫䛾᥍㝖 㢠 27.10.1 26.4.1 ไᗘᣑ 䛾䜲䝯䞊䝆27.1.1 27 1 1 26.1.1 26 1 1 ఫᏯ䝻䞊䞁ῶ 䠄 ఫᏯ䠅 26.4.1 ఫᏯ䝻䞊䞁ῶ 200 䠄 ఫᏯ䠅 26.1.1 28.1.1 28 1 1 27.10.1 200 ఫᏯ䝻䞊䞁ῶ 5% 䠄㛗ᮇ Ⰻ䚸పⅣ ఫᏯ䠅 ᾘ 26.1.1 ఫᏯ䝻䞊䞁ῶ 300 26.1.1 26 1 1 䠄㛗ᮇ Ⰻ䚸పⅣ ఫᏯ䠅 26.1.1 26.1.1 ఫᏯ䝻䞊䞁ῶ 䠄 ఫᏯ䠅 10% 8% 400 28.1.1 27.1.1 28.1.1 27.1.1 500 29.12.31 29.1.1 29.12.31 29.1.1 27.1.1 27 1 1 28.1.1 500 27.1.1 28.1.1 27.1.1 29.12.31 29.1.1 ᖺ 400 ᖺ 22 500 13 13 22 䠄ఫᏯ䝻䞊䞁䠖 䠅 2,700 䠄ఫᏯ䝻䞊䞁䠖 䠅 䠄 185 207 䠅 䠄 244 257 䠅 3,100 ఫẸ 䛛䜙䛾᥍㝖 㝈㢠䛾ᣑ ᖺ ᖺ 500 13 13 4 600 ᖺ 600 ௨ 䛾ᡤᚓᒙ䛾 䠄ఫᏯ䝻䞊䞁䠖 䠅 䠄ఫᏯ䝻䞊䞁䠖 3,300 䠄 244 257 䠅 3,100 䠅 䠄 279 283 䠅 ᖺ 600 4 䠄 䠅ఫᏯ㔠 ᨭ ᶵᵓ䝕䞊䝍䜘䜚 29.1.1 29 11 29 12 31䠄 279 283 䠅 䠄ఫᏯ䝻䞊䞁䠖 3,300 䠅 29.12.31 ᖺ 䠄ὀ䠅 䠄 䠅ఫᏯ㔠 ᨭ ᶵᵓ䝕䞊䝍䜘䜚 䠄ὀ䠅 ኵ፬䠇Ꮚ2 䠄16ṓᮍ 䠅䛾 ᡤᚓ ୡᖏ䜢 ᐃ 29.12.31 29.1.1 䠄 䠄 185 207 䠅 䠅ෆ䛿10ᖺ㛫䛾᥍㝖 㢠 䠄ὀ䠅 䠄ὀ䠅 ኵ፬䠇Ꮚ2 䠄16ṓᮍ 䠅䛾 ᡤᚓ ୡᖏ䜢 ᐃ 28.1.1 28 1 1 27.10.1 22 22 ຍ᥍㝖㢠 ఫẸ ᣑ 䛻䜘䜛 ᢸ ῶ ᖺ 400 ᖺ 䠄ఫᏯ䝻䞊䞁䠖 2,700 䠅 29.12.31 29 12 31 400 26.4.1 300 29.1.1 29 1 1 ᖺ 400 䠄ఫᏯ䝻䞊䞁䠖 2,700 䠅 400 ᖺ 登録免許税は移転登記 本則 2.0 1.3 住宅用家屋の所有権の保存登記等に係る登 500 200 ᆋ ɥậử ộảẻ ܡ ӕ ݣ ሊṟ 䠄ఫᏯ䝻䞊䞁䠖 3,100 ᖺ 600 29.1.1 保存登記 本則 0.4 29.12.31 0.3 28.1.1 27.1.1 26.1.1 録免許税の特例措置 保存登記 0.4 0.15 ĭ ถᆋ ទλᎍӼƚ ఫᏯ䝻䞊䞁ῶ 移転登記 2.0 0.3 等 䞉 㐺 ᮇ㝈䜢ᖹᡂ26ᖺ1 1 䛛䜙ᖹᡂ29ᖺᮎ䜎䛷4 4ᖺ㛫ᘏ㛗 䠄㛗ᮇ Ⰻ䚸పⅣ ఫᏯ䠅 なお 特定事業者の特例措置というのはヘルス 䠄ఫᏯ䝻䞊䞁䠖 3,300 䠅 500 䞉 ᖹᡂ26ᖺ4 䛛䜙ᖹᡂ29ᖺᮎ䜎䛷䛾ᥐ 䛸䛧䛶䚸ᑐ ఫᏯ䛻పⅣ ఫᏯ䜢 ຍ పⅣ ఫᏯ䜢 ຍ䛩䜛䛸䛸䜒䛻䚸 ᥍㝖㢠䜢65 65 䠄 50 䠅䛻ᣑ ケアなどを証券化して民間資金を導入することで 中古住宅取得に係る住宅ローン減税 登録免 300 䠄ὀ䠅 䠄 䠅ఫᏯ㔠 ᨭ ᶵᵓ䝕䞊䝍䜘䜚 䞉 䛫䛶䚸᥍㝖㢠䛾 ᐃᇶ 䛸䛺䜛ᶆ 䛺 䛛䜚ቑ䛧 䠄䟝༢౯䠅䜢ᘬ 䛢 ᘬ 䛢 許税及び不動産取得税等の特例措置の適用要件の 28.1.1 27.1.1 26.1.1 䛆 䛇 合理化 既存住宅売買瑕疵保険加入を適用要件に ᥍㝖ᑐ 㝈ᗘ㢠 ධᒃᖺ 追加等 ᑐ ఫᏯ 䠄ᶆ 䛺 䛛䜚ቑ䛧 䠅 䠄ὀ䠅 ኵ፬䠇Ꮚ2 䠄16ṓᮍ 䠅䛾 ᡤ 建物の耐震化や老朽化不動産の再生を促進するこ 29.12.31 29.1.1 㒊ศ䛜 ไᗘ䠄 㒊ศ䛜 ไᗘ䠄H25 H25䠅䛛䜙䛾ኚ Ⅼ 䠅䛛䜙䛾ኚ Ⅼ 䛆ᨵṇ 䛇 とを狙いとしている ᥍㝖ᑐ 㝈ᗘ㢠 ධᒃᖺ ᥍㝖 ᥍㝖㢠 ᑐ ఫᏯ 䠄ᶆ 䛺 䛛䜚ቑ䛧 䠅 ᥍㝖 ᥍㝖㢠 25 年度の予算概要について H26.4䡚 㛗ᮇ ⰋఫᏯ 650 650 10% H29 12 H29.12 పⅣ ఫᏯ H24䞉25 㛗ᮇ ⰋఫᏯ 500 10% 50 サービス付き高齢者向け住宅供給促進税制の 延長 ĮȪȕǩȸȠถᆋ 65 65 今年の1月に発表された住宅局の来年度事業を (ὀ) H26.1䡚3䛿H25䛾ᥐ 䜢㐺 -8- 所得税 法人税 平成 25 26 年度は 5 年間 見ると新しい事業も盛り込まれた 補助金として 䞉 䝸䝣䜷䞊䝮㟂せ䜢 䛩䜛ほⅬ䛛䜙䚸ఫᏯ䝸䝣䜷䞊䝮䠄 㟈䞉 䜶䝛䞉䝞䝸䝣䝸䠅䜢 䛳䛯ሙ 䛾ῶ ᥐ 䜢ᘏ㛗䞉ᣑ ᘏ㛗䞉ᣑ Ӑᚋ ӑ 䛭䛾 䚸ᕤ ㄳ ዎ ཬ䜃 ㆡΏዎ 䛻 䜛༳ 䛾 䛾 ᥐ 䛻䛴䛔䛶ᘏ㛗䞉ᣑ 40 平成 27 年度は 5 年間 20 等の割増償却 の大きな項目としては 住宅ストック活用 リ ዎ 㔠㢠䛜1,000 5,000 ௨ 䛾ሙ 䚸༳ 㢠䛿1 䛻ᘬ 䛢䠄 䠖1.5 䠅 固定資産税 新築後5年間3分の2減額 フォーム推進事業 が注目される これは 住宅 不動産取得税 床面積 30 以上で課税標準 建築物ストックの省エネ性能をはじめとする総合 ᖹᡂ30ᖺ௨㝆䛻䛚䛡䜛ఫᏯ ไ䛾䛒䜚᪉ ᖹᡂ30ᖺ௨㝆䛻䛚䛡䜛ఫᏯ䛻䛛䛛䜛 ไ䛾䛒䜚᪉䛿䚸 グ䐟䡚䐡䛾ᥐ 䛾ᐇ ἣ䜢 䜎䛘䚸ᖹᡂ ᖹᡂ30 30ᖺᗘ䜎䛷䛾 ไᨵṇ䛷 ウ ᖺᗘ䜎䛷䛾 ไᨵṇ䛷 ウ 良住宅と低炭素住宅を対象に 最大控 除額 る 適用期限を平成 て拡充する 併せて 標準的な掛かり 増し費用を見直す 印紙代でも減税される案が出てい た が こ れ に つ い て は 平 成 か ら 負 担 軽 減 措 置 が 図 ら れ る 一 例 として5000 万円 1億円の場 合 4 万 5 0 0 0 円 か か る 印 紙 代 が 4 万 円 と な る 5 0 0 0 万 円 以 下 1000万円以上だと1万5000円 が1万円にまで引き下げられる 工事 䠄᪂ 䠅 修に対して支援するもの 建築物では加算分を含 䠄ᪧ 䠅 ま た 消 費 増 税 対 策 と し て 契 約 請負契約書や不動産譲渡契約書に係る まで課税されるのはニュース 䛆䝫䜲䞁䝖䛇 55 土地の所有権移転登記等に係る登録免許税の 印紙税の特例措置して5年間延長した 上で税率を以下の通りに引き下げてい る 相続税は課税対象引き下げ ま た 今 回 の 税 制 大 綱 の 目 玉 と し て 2015年 平成 裕層への増税を行うことを発表して いる 所得税の税率は4000万円超 の場合 から に上がることと なったのは周知の通りだろう 改修と併せて実施するバリアフリー改修 耐震改 䕺 ᘬ 䛢䛻క䛖 㐣ᥐ 䛾䜲䝯䞊䝆 また相続税では6億円超の場合 最 また不動産業界の 成長戦略関連税制 につい ϩ ᥐ ては次の通り 大 的な質の向上を図るため 省エネ改修及び省エネ 等 で 周 知 の 通 り か と 思 わ れ る が 基 から 1200 万円控除等を2年間延長 ᘬ 䛢 6䞄 ๓ め最大 7500 万円 住宅では最大 75 万円の補助と は 耐震改修のため 支援対象に追加された こ 60 登録免許税 移転登記 2.0 1.3 特例事業者が営む不動産特定共同事業におい て取得する一定の不動産に係る特例措置の創設2 29 会場などの防災拠点施設で 6m以上の高さで 200 以上の吊り天井の場合は 補助率 11.5 指 26 年4月 不動産取得税は5分の3控除 ᪂ れは劇場 映画館 演芸場 観覧場 公会堂 集 ఫᏯ䛻䛴䛔䛶䛿䚸ᐇ 䛻䚸H25.10䛛䜙 䛾ᘬ 䛢䛜䝇䝍䞊䝖䛩䜛䠄 ᅗཧ 䠅 年末まで延長し 27 年 1月より 富 年延長 45 万円にまで引き上げ 定目的会社 が取得する不動産に係る特例措置2 万円から 50 䞉 ఫᏯ䝻䞊䞁ῶ 䛾ᣑ ᥐ 䜢ㅮ䛨䛶䜒䛺䛚 ᯝ䛜㝈ᐃ 䛺ᡤᚓᒙ䛻ᑐ䛧䛶ᐇ 䛺䛚 ᯝ䛜㝈ᐃ 䛺ᡤᚓᒙ䛻ᑐ䛧䛶ᐇ 8% 䠖H25.9.30 H26.4.1 10% 䠖H27.3.31 H27.10.1 特例措置 2.0 1.5 等 の2年間延長 なる 䞉 ไ䛻䛚䛔䛶ᙜ㠃䚸 䛺ᥐ 䜢 䛖ᖹᡂ ᖹᡂ29 29ᖺᮎ䜎䛷 䛧䛶ᐇ ᖺᮎ䜎䛷 䛧䛶ᐇ ዎ ᘬΏ䛧 40 䞉 ῶ ᥐ 䛸䛒䜟䛫䚸ఫᏯ ᚓ䛻 䜛ᾘ ᢸቑ䜢䛛䛺䜚䛾 ᗘ 䛛䛺䜚䛾 ᗘ ᪧ Jリート 投資法人 投資信託 及びSPC 特 また 落下事故が起きた劇場施設などの天井で 䠄 㐣ᥐ 㐺 䠅 䞉 䛷䛝䜛䛰䛡 ᮇ䛻䚸㐜䛟䛸䜒 ኟ䛻䛿䛭䛾ጼ䜢 䛩 㐜䛟䛸䜒 ኟ䛻䛿䛭䛾ጼ䜢 䛩 ዎ ᘬΏ䛧 定避難所は3分の1補助 限度額は あたり 1万 3000 円の補助が出る 年間 9

reinforcement ポルトガル スペイン建物紀行 念願のサルスエラ競馬場を見学 1755 年リスボン大地震 ポルトガル について トロハ スペインの構造設計家 の構造美に感銘 日本住宅基礎鉄筋工業会の学術会員である東京理科大名誉教授の松崎育弘先生 は 昨年9月世界地震工学会議に出席 開催地のポルトガル 帰路スペインを訪 ねた その旅行について 12 月 6 日の工業会で講演された 昨年 9 月 ポルトガルのリスボンで 第 15 回 世界地震工学会議が開催されました この国際会 議の第 1 回は日本で開かれ 以後 4 年ごと オ リンピック年 に開催されています 今回 この 会議に出席した折に訪ねた カルモ修道院 リス ボン大地震で被災 とスペインが誇る構造設計家 エドゥアルド トロハの作品であるサルスエラ競 馬場 マドリード につきまして お話ししたい と思います リスボン大地震の震源はイベリア半島の南西端沖だった リスボンは 歴史をたどると 1000 年以降を見て 1755 年にリスボン大地震 も 1009 1344 1356 1531 年 1597 年 1750 年と大地震があり 建物の倒壊 多くの死傷者が 最初にリスボンの話ですが これは知識として 出ています 知っておくと良いと思います リスボンという街 そして 1755 年 11 月 1 日午前 9 時 40 分にリ はイベリア半島の太平洋側に面した西南端にあり スボン近海で起きたマグニチュード 8.5 の大地震 ます 歴史的に見て 日本との繋がりは深い関係 で 街は壊滅的に破壊し 津波も 12 mに達し 6 があります 万 5000 人もの人がなくなっています この地震 学生時代からトロハを見たかったと語る松崎先生 1755 年の大地震で崩れたリスボン大聖堂 10

reinforcement 12 月6日に開催された工業会の定例講演会 会員 ハウスメーカーなどが多数出席 後 リスボンの街は山間部に移行して今の街並み ロンドンの人などは あれは 250 年も前の話 が形成されたそうです ですから リスボン市街 では まだ地震のことを研究しているの とポル にはケーブルカーが何本か走っています トガル人に言うそうです この地震で ロンドンも揺れたとか スイスの しかし ヨーロッパでは結構大きな地震がある レマン湖の水面がさざ波の様になったとか いろ と言うことを知っておいてほしいと思います ギ 観測されています ちなみに 日本では 1707 年 リシャのパルテノン神殿も地震で傷んだとか イ の宝永大地震 M8.4 があり 富士山が噴火し タリアのアッシジにある教会の天井が 地震損傷 ています した天井を補修しているときに余震が来て 死人 このリスボン大地震で カルモ修道院が大破し が出たといった報道があります ています この建物は 1389 年に建設されたゴ リスボンのカルモ修道院は 大地震で壊れ 大 シック様式の建物です この時 大聖堂では聖人 火にもあっています しかし 大きく被災した建 のミサが行れていて大勢の信者がお祈りをしてい 物の残骸を大切に保存しています る最中でしたから 多くの犠牲者を出したと言わ トロハの競馬場 学生時代の夢を実現 れています 大聖堂は破壊された状態で 今も残っ ていて 地震の記憶として保存されています リスボンでは 幸いにも この後大きな地震は 今回の会議に出席する もう一つ目的は スペ 起きていません インのマドリッドにあるサルスエラ競馬場を訪ね リスボンでは この後大きな地震は無いのです ることでした 私が大学3年生時に購入した本に が ポルトガルは ヨーロッパの中では耐震建築 載っていたエドゥアルド トロハという人の作品 に対する研究は熱心で 立派な土木研究所があり に非常に興味を惹かれていたからです トロハは ます 研究所には 振動台もあります 地震に関 スペインが生んだ世界的に有名な構造設計家で 係する大きな会議をヨーロッパで開催するとしま す すと リスボンはどうだということになります そのトロハが設計したサルスエラ競馬場 これ 11

reinforcement トロハが建築したマドリッドのサルスエラ競馬場 修理され2008年に再オープンし現役で使われている を大学のときから是非見たいと思っていたので シェル構造の景観のすばらしさ 80 年経過した今でも気品漂う す きっかけとなったその本は トロハが世界中 の人に自分の考え方を伝えたいということで英語 で書いた本で 日本では 現代の構造設計 木 村俊彦訳 というタイトルでした 木村俊彦先生 本題に戻って サルスエラ競馬場のこのような は日本では有名な構造設計家です 20 cm 角の正 屋根の構造形式をシェル構造といいます トロハ 方形の本 厚さ 3cm で 当時 1500 円で買いま は 1934 年のコンペに当選し 1935 年に実施設計 した バイトして買ったんです そのころから が完了しています 1942 年に工事が終了し 競 見てみたいと思い続けてきました 馬場としてオープンしています そのデザインは 今回 リスボンに行くチャンスがあったので 設計段階から 80 年経過していますが その景観 マドリッドに寄って サルスエラ競馬場を見よう のすばらしさ 気品の良さは 今の時代でも絶品 そして 若い頃からの願望がかなって 約 50 年 です 先端の厚さは8cm で スタンド屋根の張 経って見ることが出来ました り出し長さは 13 mです 当時の予算では 鉄筋 エドゥアルド トロハの設計したマドリッドの コンクリート造を用いてコストを下げ 最高の技 サルスエラ競馬場は 1941 年に工事が終了して 術を駆使して実現させたスタンドです コスト面 オープンしました 1997 年に建設から 53 年経過 での苦心は大変なものです し施設が傷んだので競馬場はを閉鎖されました コンクリートの中には鉄筋が入っていますが その後 この建物を残そうということになり 改 ひび割れが発生するときに力を発揮するレイン 修のコンペが行われ 2012 年に改修工事が完了 フォースメント 即ち 鉄筋コンクリート造です し また競馬場として再オープンしました 今は 今日なら 高強度鋼材を用いてプレストレストを マドリッド競馬場という名前で訪ねるほうが間違 コンクリートに導入して造るプレストレストコン いがありません 写真を見てください ちゃんと クリート造か鉄骨造で造ることになりましょう トロハのサルスエラ競馬場を見学してきました サルスエラ競技場の屋根を下から見上げると 当時の耐荷重試験のもよう サルスエラ競馬場の構造原理を示した図 12

reinforcement 羽が飛んでいる様な感じです スタンドの基本図 を見ると 重さによる屋根の下がりを反対側の屋 根から別の屋根の重さでバランスを取るためテン ション材でつなぐようになっています シンプル に力の流れをまとめています 入念に計算された 安定した形の連続によって屋根が出来上がってい ます この建物を設計すると きに 写真のように実験 をしています どのよう に配筋したら良いか 模 円形の片持ち屋根の食堂 型をおもりをのせて実験 るには 材料試験や実験的研究を行う機関が必要 している であるとし 1934 年に 建設 建築技術研究所 左 の 2 つ の 写 真 は を私立の研究所として設立しています 1946 年 2000 年の改修工事のと トロハが私的に育ててきた研究所を国が認め 国 きの状況です ひび割れ 立の機関として 建設 コンクリート技術研究所 が生じている箇所にはエ と改名され 所長として終生努め 1961 年 6 月 ポキシを注入したり 鉄 研究所で執務中に突然亡くなっています 筋を入れ替えたり 基礎を大きくしたりしていま トロハの研究所はマドリッドの市内にありま す 改修方法に関心があります す 今は 国の研究所となっていて 研究員は 200 名程と聞いています これが今の研究所の外 トロハの研究所 観です トロハの研究所に行って 2 時間くらい案内し こちらはトロハの研究所です 建物はマドリッ てもらいました 建物一つ一つが研究員の知恵で ド市内にあります トロハは 1899 年 8 月にマド 実現しています 写真の 12 面体の構造体がエン リードで生まれ トランスに建っています これは廃棄物を入れる ています 1917 施設だそうです 円形の片持ち屋根が張り出した 年 マ ド リ ー 食堂等々 見るものすべてに興味を駆り立ててく ド土木大学に れます 楽しい一日でした 入 学 1927 年 に事務所を開 トロハ研究所の全景 設 1933 年 自 分の仕事を進め トロハ研究所のエントランスに建つ 12 面体の構造物 13

2012 年 版 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル 布 基 礎 編 発 刊 全 国 有 名 書 店 で 発 売 充 実 内 容 の 布 基 礎 編 アンカーボルト 等 も 収 録 日 本 住 宅 基 礎 鉄 筋 工 業 会 の 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル 2010 年 に 発 刊 した ベタ 基 礎 編 に つづく 布 基 礎 編 が 昨 年 末 ようやく 発 刊 された 今 回 は 昨 年 末 の 発 表 会 で 同 書 の 編 集 委 員 長 を 務 めた 松 崎 育 弘 先 生 が 布 基 礎 編 の 内 容 を 詳 しく 解 説 した 以 下 は その 内 容 を 編 集 部 でまとめたものである 編 集 委 員 長 の 松 崎 先 生 がポイントを 詳 しく 解 説 満 の 場 合 は 基 礎 ぐいを 用 いた 構 造 又 はべた 基 礎 30kN/m2 以 上 の 場 合 にあっては 基 礎 ぐいを 用 いた 構 造 べた 基 礎 又 は 布 基 礎 としなければならない という 様 な 分 類 が 告 示 に 出 ています 調 べようと 思 うと 告 示 を 探 したり 建 築 学 会 の 文 献 には 何 が 書 いてあるかとか 法 規 関 係 はとか 住 木 セン ターの 図 書 ではどうだろうかと 関 連 の 全 部 本 を 集 めてやるというのは 不 便 です ですから 私 たち JHRの 推 奨 基 礎 仕 様 は まずそう 言 う 様 な 関 連 今 回 の 地 震 被 害 踏 まえた 内 容 11 月 30 日 にようやく 発 刊 されました できあ がってみますと 100 ページを 越 えるものとなりま した 2010 年 のベタ 基 礎 編 は 60 ページ 弱 だった ので ほぼ 倍 増 です 内 容 は 図 表 が 多 くあり 理 解 しやすくなっています 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアルとしては 本 来 は 布 基 礎 を 先 にやって 次 にベタ 基 礎 という 風 にやるべき なのでしょうが 今 回 は 軟 弱 な 地 盤 の 順 に 作 って いくということだったと 思 います 法 律 では 地 耐 力 が 20kN/m2 未 満 の 場 合 は 基 礎 ぐいを 用 いた 構 造 20kN/m2 以 上 30kN/m2 未 のものをきちんと 踏 まえ 告 示 等 の 法 律 的 なこと も 守 り JHRとしてやるとすれば こういうレ ベルの 仕 事 をすべきではないかというとことをま とめたということです 内 容 を 見 ますと まず 最 初 のところを 見 て 頂 き たい はじめに では 昨 年 東 北 太 平 洋 地 震 と いう 大 きな 災 害 があり 協 会 でも 調 査 団 を 派 遣 し て 住 宅 の 基 礎 関 係 の 被 害 も 見 てきましたので 地 震 災 害 からの 観 点 も 含 めて この 12 年 版 をま とめる 作 業 をやりました そのため 布 基 礎 だけではなく アンカーボルト 等 の 話 題 も 盛 り 込 みました 今 回 の 現 地 調 査 等 か ら 地 震 の 時 のアンカーボルトの 壊 れ 方 の 状 況 等 に 疑 問 を 感 じるところがありました アンカーボ 14

reinforcement 背幅 4mm ます あり って でと 社団法人 日本住宅基礎鉄筋工業会 2012 年版 推奨基礎仕様マニュアル 布基礎編 Japan Housing Reinforcement Ⅲ その他補強筋 配筋図 貫 通 孔 ス リ ー プ 補 強 303 01 貫通孔 スリーブ 補強 推奨布基礎図面集 現 場 に て 切 断 推 奨 基 礎 仕 様 マ ル ア ニュ ユ ニ ッ ト 筋 の か ぶ り が 取 れ る 位 置 破 線 内 に 設 備 配 管 を 配 置 す る こ と を 原 則 と す る ト ッ ニ ユ 準 標 礎 基 布 屋 外 ス リ ー ブ 80 φ 未 満 屋 内 や む を 得 ず ユ ニ ッ ト 筋 を 切 断 す る 場 合 に は 配 管 の 両 脇 に か ぶ り を 確 保 し て 立 上 り 筋 を 配 置 す る ス リ ー ブ 80 φ GL ス リ ー ブ 80 φ 未 満 使 用 部 材 鉄 筋 径 全 長 本 数 立 上 り 筋 D 1 0 7 4 0 2 注 意 品 確 法 の 維 持 管 理 等 級 を 取 得 す る 場 合 は 配 管 の 点 検 清 掃 修 理 が 出 来 る 方 法 を と す る こ と 基 礎 梁 貫 通 孔 貫 通 孔 の 位 置 は 布 基 礎 底 盤 天 端 よ り 上 に 設 け る こ と 版 2年 編 201 礎 基 布 基 礎 梁 せ い D 推奨基礎仕様マニュアル 布基礎編 社団法人 日本住宅基礎鉄筋工業会 2012 年版 推奨基礎仕様マニュアル 布基礎編 一般社団法人日本住宅基礎鉄筋工業会 D / 5 以 下 立 上 り 筋 D10 現 場 に て 切 断 Ⅱ ユニット鉄筋 継手 配筋図 T字部 立 上 り 筋 D10 立 上 り 筋 D10 201 06 ト ッ ニ ユ 準 標 礎 基 布 T字部 201 06 立 上 り 筋 D10 コ ー ナ ー 筋 D13 基礎梁貫通孔 D 5 以下 コ ー ナ ー 筋 D10 既成のスリーブ補強筋 布 版 注意 実験等でシングル配筋の安全性を 確認して使用すること の本 設計 で安 これ 基礎 布基 の 望 待 編 売中 貫 通 孔 補 強 筋 2-D10 使 用 部 材 鉄 筋 径 全 長 本 数 立 上 り 筋 D 1 0 7 4 0 2 貫 通 孔 補 強 筋 φ 100mm の 場 合 D 1 0 1 0 0 0 4 布 基 礎 標 準 ユ ニ ッ ト ト ッ ニ ユ 準 標 礎 基 布 推奨基礎仕様マニュアル 布基礎編 57 コ ー ナ ー 筋 D13 使 用 部 材 コ ー ナ ー 筋 鉄 筋 径 全 長 本 数 1 2 0 0 2 コ ー ナ ー 筋 D 1 0 9 0 0 2 端 末 筋 又 は 立 上 り 筋 D 1 0 8 5 0 7 4 0 1 D 1 3 いて頂きたい 一応これらは 建築センターの評価項目ですが 本書では敢えて Aタイプを 高性能型特殊スポッ 50 発 好評 11 月末に発刊した 布基礎編 の表紙 礎編 タ基 ル ベ 端 末 筋 D10 注 端 末 筋 又 は 立 上 り 筋 は 寸 法 が 150mm を 超 え る 場 合 に 配 筋 す る 基礎梁貫通孔 D 5 以下 編 礎 し しか 心 能 礎 性 した 安 構 基 宅 ま な る住 てい 明確 で あ われ い ても をもと 算 可 欠 様 で 行 にお会 ニ 計 不 度 礎マ 礎 業 必 要 自 仕 基 筋工 応 力 宅 基 めに の 独 では鉄 礎 は 許 容に続く住 の た 工 務 店 設 計基 化 礎 編 宅 宅 命 住 礎 ダ ー らの 長寿 本住 布 基 か人日の 推 奨 ベタ基 性や ビ ル れ法 安 全 構 造 は るこ団 こ 評 の 業会 の す られ 般社要 で す 好 住 宅 設 計や 筋工 で 求め一 必 礎鉄 基 そ の が 強く 基 準 が 礎 仕 様 宅 計 全 基 本住 安 能や 設 た住 宅 人日 造 性 画され で す 団法 編 社 計 続 に 一般 ルの ュア 貫 通 孔 補 強 筋 2-D10 礎 基 住宅 心 会 業 筋工 ト 規準 303 01 立 上 り 筋 D10 立 上 り 筋 D10 推奨基礎仕様マニュアル ト溶接 Bタイプを 性能型特殊スポット溶接 ルトと土台をつなぐ座金とか座堀りの穴の開け方 等にちょっと不具合があるのではないかと感じま したので 本来 こうではないかということを記 事を加えました それから 地震での液状化についても 一生懸 Cタイプをいわゆるスポット溶接ではないタイプ で別の機能をAタイプの様な性能を持つものとク リアーに表現しました 内容的なことに関しては 各社の持っている技術はこういうことなんだよと いうことをしっかりと頭に入れて頂きたい 命探せば立派な本がありますが ちょっと理解し 緊結 意味を明確に ておきたいとか調べたいとか スウェーデン式の 判定というのはどうだったんだろうというとき に 学習することは必要だろうと言うことで ア ンカーボルトの話 土台 座金の話 地盤調査の 話などの技術資料を巻末につけています これら その中で特に注意が必要なことがあります 推 奨基礎仕様マニュアル布基礎編 以下布基礎編の 5頁 参照 組み立て鉄筋はスポット溶接をし が皆さんに大いに役に立ってばと思っています ていますが 似た様な形で現場でフレア溶接 鉄 A タイプ 高性能型特殊スポット溶接 B タイプ 性能型特殊スポット溶接 接合する工法 やってる場合も結構あります 重 本書を読むに当たって まず理解しておいて頂 のは 断面欠損になりやすく非常に難しい そう きたいのは 組み立て鉄筋Aタイプ Bタイプ Cタイプとはどういうものかということです 自 社の製品とはどういうものを作っているのかとい うことを JHRの会員はちゃんと理解をしてお 筋同士を重ね合わせた部分をアーク溶接を用いて ね継ぎ手をフレア溶接でやるのは学会で認めてい ますが クロスした鉄筋をフレア溶接するという いうような形で組み立て鉄筋もどきがあったりし ます また 布基礎では主筋と横補強筋という言葉が 使われていますが 強度的には主筋 せん断補強 15

接 鉄 筋 ユ ニ ッ ト と い う ) を 継 手 等 ( 重 ね 継 手 機 械 式 継 手 等 ) に よ り 組 立 て ら れ る 構 法 で す 表 2.1 に B C J 評 定 に お け る 溶 接 組 立 鉄 筋 の タ イ プ 別 に よ る 取 扱 い に つ い て 示 し ま す reinforcement て 表 同 2.1 書 の 財 3 頁 団 ( 法 下 人 )で Aタイプ Bタイプ Cタイプを 日 本 建 築 センター (BCJ) 評 定 における 明 確 に 定 組 義 立 している 鉄 筋 のタイプ 別 による 取 扱 い 1 組 立 鉄 筋 Aタイプ( 高 性 能 型 特 殊 スポット 溶 接 ) 溶 接 された 主 筋 の 降 伏 点 引 張 強 さ 及 び 伸 びが 溶 接 前 の 母 材 の JIS 規 格 値 以 上 であり 溶 接 点 のせん 断 強 度 があばら 筋 の 短 期 の 許 容 引 張 応 力 度 以 上 になるように 品 質 管 理 され た 溶 接 組 立 鉄 筋 2 組 立 鉄 筋 Bタイプ( 性 能 型 特 殊 スポット 溶 接 ) 1 溶 接 された 主 筋 の 引 張 強 さ 及 び 伸 びが 溶 接 前 の 母 材 の JIS 規 格 値 以 上 であり 溶 接 点 のせん 断 強 度 があばら 筋 の 短 期 の 許 容 引 張 応 力 度 の 1/3 以 上 かつ 2/3 程 度 以 下 になる ように 品 質 管 理 された 溶 接 組 立 鉄 筋 3 組 立 鉄 筋 Cタイプ Aタイプ 及 びBタイプ 以 外 の 組 立 鉄 筋 で 第 三 者 による 評 価 を 受 けた 組 立 鉄 筋 1 溶 接 組 立 鉄 筋 Bタイプを 用 いた 基 礎 の 構 造 計 算 を 行 う 場 合 は 次 に 示 す 式 の 第 2 項 ( 網 掛 け 部 分 )を 適 用 することはできないものとし せん 断 スパン 比 M/Qd による 割 増 し 係 数 α の 値 は 1.0 とする 社 団 法 人 日 本 建 築 学 会 鉄 筋 コンクリート 構 造 計 算 規 準 同 解 説 (2010) 15 条 第 2 項 (1) Q A =bj { α fs + 0.5wft(pw-0.002)} 筋 という 言 葉 ですので せん 断 補 強 という 言 葉 定 義 付 けられている そういうようなフックをつ B C J の 溶 接 組 立 鉄 筋 に は A タ イ プ B タ イ プ C タ イ プ を 使 いますが 告 示 ではせん 断 補 強 筋 は 主 筋 と 緊 けなければいけないのであり また ここで 言 っ 結 すると の 3 書 種 いてあります この 類 が あ り ま す 緊 本 結 推 する とい 奨 布 基 礎 で は ている A特 タ殊 イスポット プ 溶 B接 タについては イ プ 同 C等 の 性 能 が うことだけ タ イ プ 書 いてあって が 使 用 で先 き端 まにフックはなけれ す あると 評 価 しているところです ばいけないとはどこにも 書 いていないのです それに 対 して フックがなくていいと 言 って A タ イ プ は 溶 接 さ れ た 主 筋 の 降 伏 点 引 張 強 さ 及 び 伸 び が 溶 接 一 方 建 築 学 会 のRC 規 準 は 明 確 です 建 築 学 いるようだがそれは 違 う という 話 で 結 束 線 で 前 の 母 材 の JIS 規 格 値 以 上 で あ り 溶 接 点 の せ ん 断 強 度 が あ ば ら 筋 の せ 会 の 鉄 筋 コンクリート 構 造 計 算 規 準 同 解 説 やっているような 現 場 もあります 全 く 困 った 話 では ん 補 断 強 補 鉄 筋 強 の 筋 末 の 端 に 短 設 期 けたフックにより の 許 容 引 張 応 主 力 筋 度 以 上 です に な る私 たち よ う工 に 業 品 会 のホームページのQ&Aでも 質 管 理 さ れ た 溶 と 緊 結 すると 規 定 されています フックがなけれ 答 えていますが この 問 題 をピュアにもう 一 度 ば 対 象 外 だというようになっています はっきり 表 現 して きちっと180 度 フックか 現 場 で 鉄 筋 を 組 んでいるとすれば 180 度 ここで 示 す 組 み 立 て 鉄 筋 にしなければならないの 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル( 布 基 礎 編 ) 0 3 フックでは アールがありますから 先 端 が 伸 びる だということを 言 っています 余 長 というものがあますのから それは 4 Dなけ その 理 由 は そうした 緊 結 がせん 断 補 強 筋 とし ればいけない ということも 建 築 学 会 でちゃんと て 役 割 を 果 たさせるために 必 要 だということで す そして 本 書 の3 頁 に 掲 げた 式 は 何 かという と RC 造 の 建 物 でせん 断 補 強 の 効 果 を 求 める 場 合 は この 式 を 使 わなければならない というよ うなことです 布 基 礎 の 意 味 と 性 能 について 基 礎 の 分 類 という 意 味 で 独 立 基 礎 があります が 基 礎 というのはそもそも 建 物 の 上 の 荷 重 を 地 盤 に 伝 えて その 重 さをきちっと 支 えられるも のというのが 基 本 的 な 基 礎 です ですから 独 立 基 16

礎 の 底 版 も 基 礎 です 布 基 礎 というのはどういうものかというと 布 基 礎 の 基 礎 としての 役 割 は 独 立 基 礎 と 同 じよう に 立 上 がり 部 分 の 下 のベースも 基 礎 なんです そ れがたまたま 布 基 礎 としてきちんと 並 んでいるだ け それで 地 盤 に 力 を 伝 達 している その 上 に 構 造 物 が 乗 っかるのですが 上 部 構 造 物 に 押 された り 引 っ 張 ったりされて 曲 げの 力 を 受 ける 曲 げ モーメントですね しかし 曲 げモーメントを 受 け る 部 材 は 上 部 構 造 にはないわけです そういう 意 味 で 基 礎 の 立 ち 上 がりの 部 分 というのは 基 礎 として 上 部 構 造 物 を 支 えるということではな く 上 の 曲 げモーメントを 支 える 受 ける 部 材 が 必 要 だということで 梁 が 必 要 になる つまりベー スと 梁 とがくっついて 一 つのモノになっているの が 布 基 礎 だと 思 ってもらえばいいですね ですから 布 基 礎 には 曲 げがかかるときであれ ば せん 断 力 が 起 きるので それに 対 応 できるも のがなければいけない そうすると 地 震 で 建 物 が 基 礎 から 滑 ることになるので 基 礎 の 幅 を 広 げ ておかなければならない それを 節 約 するために アンカーボルトがいるということになります 滑 らないように 止 めておくため 適 度 にアンカーボル トを 入 れておけばいいというのが 30 年 か 40 年 前 の 建 築 学 会 の 1980 年 あたりまでの 本 にもそうい う 表 現 があります 最 近 でも 住 宅 の 基 礎 は 転 が 0 8 しの 石 の 上 に 置 いておいても 免 震 になっていいん じゃないの とまじめに 言 う 人 もいるくらいの 雰 囲 気 があります しかし 布 基 礎 というのは そ ういう 曲 げモーメントに 対 応 できるように 作 って 配 筋 もしっかりしなければいけないということで す ただ 上 部 構 造 物 の 重 さを 支 えているだけではな くて ちゃんと 役 割 を 果 たしているということを 頭 に 入 れて 布 基 礎 を 見 て 頂 きたいと 思 います そのような 意 味 で 今 回 の 布 基 礎 の 立 ち 上 がり 寸 法 は 標 準 的 にいくらにしようかというような ことを 技 術 委 員 会 で 話 し 合 って 枠 組 みを 作 りまし た 推 奨 仕 様 の 布 基 礎 布 基 礎 編 7 頁 にあるのが その 枠 組 みからでき 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル( 布 基 礎 編 ) 一 般 社 団 法 人 日 本 住 宅 基 礎 鉄 筋 工 業 会 社 団 法 人 日 本 住 宅 基 礎 鉄 筋 工 業 会 2012 年 版 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル( 布 基 礎 編 ) reinforcement < 推 奨 布 基 礎 > < 推 奨 布 基 礎 > 650mm GL 400mm H=250mm 2 t=150mm 100mm 1 かぶり 50mm 最 低 かぶり 60mm 最 低 かぶり 60mm 図 2.1 推 奨 布 基 礎 注 意 事 項 今 回 発 表 した 推 奨 布 基 礎 仕 様 ( 同 書 8 頁 より) 1. か ぶ り 寸 法 は 推 奨 値 ( 保 証 す る も の で は な い ) で あ り 最 低 か ぶ り 寸 法 を 確 保 す る こ と を 原 則 と 注 意 事 項 す る 1.かぶり 2. H 寸 法 寸 は 法 凍 は 結 推 深 奨 度 値 以 ( 上 保 と証 すするものではない)であり る 最 低 かぶり 寸 法 を 確 保 することを 3. 原 底 則 盤 とする 幅 B 寸 法 は 地 盤 の 長 期 許 容 応 力 度 が 3 0 kn /m2 以 上 50 k N/ m2 未 満 の 場 合 に 6 0 0m m 50 k N/ m2 以 上 2.H 4. 基 寸 礎 法 立 は 上 凍 り結 の 深 主 度 筋 以 と上 あとする ば ら 筋 の 交 わ る 箇 所 は 特 殊 な ス ポ ッ ト 溶 接 ( ま た は 同 等 の 緊 結 方 法 ) を 使 3. 底 用 盤 し幅 た B 組 寸 立 法 鉄 は 筋 ( 地 B盤 Cの J 長 評 期 定 許 品 容 :A応 タ力 イ度 プ が B 30kN/m タ イ プ 2 以 C 上 タ50kN/m イ プ )を 2 未 使 満 用 の す場 る合 こに と600mm を 原 則 と す る 50kN/m 2 以 上 の 場 合 450 mm とする 5. あ ば ら 筋 と 腹 筋 の 交 わ る 箇 所 は 特 殊 な ス ポ ッ ト 溶 接 を 使 用 し た 組 立 鉄 筋 ( B C J 評 定 品 : A タ イ 4. 基 礎 立 上 りの 主 筋 とあばら 筋 の 交 わる 箇 所 は 特 殊 スポット 溶 接 (または 同 等 の 緊 結 方 法 ) 6. を 底 使 盤 用 のした ベ ー 組 ス 立 主 鉄 筋 と (BCJ 配 力 筋 の 評 交 定 わ品 る :Aタイプ 箇 所 は 特 殊 なBタイプ ス ポ ッ ト 溶 Cタイプ) 接 を 使 用 し た を 組 使 立 用 鉄 すること 筋 ( B C J 評 定 を 原 則 とする 結 束 線 による 緊 結 は 使 用 不 可 とする 7. 推 奨 布 基 礎 以 外 の 底 盤 幅 を 採 用 す る 場 合 W 寸 法 は 底 盤 厚 さ tの 4 倍 以 下 と す る 5.あばら 8. 4 ~ 筋 と 6腹 に 筋 示 の す 交 箇 わる 所 は 箇 特 所 殊 は な特 ス殊 ポスポット ッ ト 溶 接 溶 に接 よを る 使 緊 用 結 した と し 組 立 ア 鉄 ー 筋 ク (BCJ 溶 接 は 使 評 用 定 不 品 可 :A と す る 9. タイプ Bタイプ)を 基 礎 立 上 り が 3 P 以 上 使 ( 用 1することを P = 91 0 mm) 原 則 に とする 渡 っ て 直 交 す る 基 礎 立 上 り が 無 い 場 合 に は 立 上 り 部 6. 底 盤 のベース 主 筋 と 配 力 筋 の 交 わる 箇 所 は 特 殊 スポット 溶 接 を 使 用 した 組 立 鉄 筋 (BCJ 評 定 品 :Aタイプ Bタイプ)を 使 用 することを 原 則 とする あがった 推 奨 布 基 礎 の 表 です の 場 合 45 0 m mと す る コンクリート 強 度 については 告 示 では 18 結 束 線 に よ る 緊 結 は 使 用 不 可 と す る N プ /mm2 B タ イ プ ) 以 を 上 使 用 ですが ここでは す る こ と を 原 則 と す る 21 N /mm2として います 30 品 : A タ イ プ B タN イ プ )/mm2を を 使 用 す る こ越 と を えるものも 原 則 と す る 可 能 ですが 30 N /mm2を 越 えるととコンクリート 管 理 等 で 難 の 倒 れ を 防 止 す る た め に L 型 補 強 筋 ( D 1 0) を 9 10 m m 以 下 に 配 置 す る こ と しいこともあるので 標 準 基 礎 として 推 奨 するの 図 2.1 推 奨 布 基 礎 は 30 N /mm2 以 下 としました また 告 示 に 要 求 される 主 筋 とか 横 補 強 筋 を 変 えないようにしようということにしています ただ 配 筋 の 立 ち 上 がり 部 分 の 横 補 強 筋 はD 10 ピッチ 227.5 としました これは 非 常 に 細 かい 数 字 にしましたが 300mmとしてしまいますとせん 断 補 強 筋 比 のpwの 値 が 0.2%を 割 ってしまいま す 委 員 会 の 当 初 はそれでも 告 示 が 300mmとある からいいと 言 うこともありましたが ここは 推 奨 基 礎 ですから やっぱり 安 全 基 準 で 求 めている 最 低 0.2% 以 上 というのを 基 本 的 に 守 ることにしよ うということです 工 場 で 加 工 することなので 227.5mmという 寸 法 は 大 きな 問 題 ではない と 委 員 の 方 からも 出 ていました pwは 0.2% 以 上 を ちゃんと 守 ってますよと 言 うような 気 持 ちがここ に 入 っています ベース 幅 については 建 物 の 重 さを 設 定 するこ とで 決 まっています 結 果 として 布 基 礎 編 8 頁 の 図 のような 推 奨 布 基 礎 となっています 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアル 最 低 かぶり 40mm 60mm 30mm 屋 外 最 低 かぶり 60mm 60mm 最 低 かぶり 40mm W 7 [ 3P 以 上 直 交 する 基 礎 立 上 りが 無 い 場 合 ] 225mm b=150mm B 3 225mm 最 低 かぶり 40mm 4 屋 内 上 端 主 筋 : 1-D13 あばら 筋 : D10@227.5 以 下 腹 筋 : D10@300 以 下 5 6 4 6 下 端 主 筋 : 1-D13 ベース 主 筋 : D10@227.5 以 下 ベース 配 力 筋 : 1-D10 L 型 補 強 筋 9 60mm 最 低 かぶり 特 殊 なスポット 溶 溶 接 接 8 17

下 段 の 囲 みの 中 の の 4 番 と 5 番 と 6 番 のとこ ろでは 特 殊 スポット 溶 接 という 言 葉 を 使 うよ うにしています これはJHRの 布 基 礎 は 特 殊 ス ポット 溶 接 のことです 先 ほども 言 いましたよう に 言 葉 としては Aタイプは 高 性 能 型 Bタイプ は 性 能 型 ということで 総 称 して 特 殊 スポット 溶 接 というようにしようと 技 術 委 員 会 で 提 案 があり そのようにしております 併 せて 金 融 公 庫 の 仕 様 も 掲 載 ました 金 融 公 庫 には 緊 結 と 書 いていますが 金 融 公 庫 に 問 合 せす れば 溶 接 もなくもないようなことを 言 われます ので 先 ほどお 話 ししたように 協 会 のHPで 正 確 に 理 解 してもらうようにやっていこうかと 思 って います 各 部 位 の 詳 細 基 礎 の 各 部 位 の 詳 細 な 内 容 については 17 頁 か らです 玄 関 ポーチでは 組 み 立 て 鉄 筋 を 連 続 して 使 う ようにしていく 場 合 の 継 ぎ 手 のありかたについ て 19 頁 の 仕 様 のところに 示 してあります ど のようなものが 必 要 かということについて 決 めて ありますので その 基 本 的 な 姿 を 絵 に 表 現 してあ ります 20 頁 は 人 通 口 に 関 しての 図 です こういう 部 分 を 180 度 フックでやる 場 合 もあるし 特 殊 ス ポット 溶 接 で 組 んでもよろしいとしています 22 頁 は 人 通 口 がこうあったときの 十 字 接 合 部 の 組 み 方 です こういう 風 に 配 筋 をする とい うことをよく 見 て 頂 きたいと 思 います 基 本 的 な 配 筋 に 関 してはJHRの 関 係 では 技 術 委 員 会 で 相 談 してまとめています この 辺 のとこ ろについての 収 まりは それなりにまとまって 書 いているのではないかと 思 っています 貫 通 孔 と 開 口 補 強 は 24 頁 に 示 されていまして 図 の 3.9 は 一 般 的 に 法 的 に 示 されている 開 口 補 強 の 方 です これはなかなか 知 恵 の 輪 ですね 一 般 的 な 構 造 物 では こういう 絵 でダブル 配 筋 のとこ ろに 入 れるわけですが 現 実 的 には 入 りません 今 は 殆 どが 右 側 にあるような 簡 易 金 物 と 補 強 金 物 というもので 開 口 補 強 しているのがほぼ 100% です ですから 住 宅 基 礎 につきましても このよう な 補 強 金 物 とか 横 補 強 筋 の 組 み 合 わせの 中 で 補 強 できるような 方 法 とかを 提 案 しながらやって いけばいいと 考 えています これについては 次 次 年 度 ぐらいの 改 訂 版 で 掲 載 したいと 思 っていま す 布 基 礎 での 許 容 応 力 度 計 算 今 回 の 推 奨 基 礎 仕 様 の 許 容 応 力 度 計 算 につい ては 26 頁 にモデル 住 宅 を 完 成 形 を 作 って 設 計 計 算 をしました 推 奨 基 礎 に 対 する 検 証 計 算 は 30 頁 32 頁 この 辺 の 一 連 の 計 算 です この 計 算 は 今 年 度 7 回 にわたって 基 礎 に 関 してのRCの 勉 強 会 のなかで どのように 考 えるか どういう 式 を 使 うかということを 学 習 してきました 31 頁 の 下 の 式 は コンクリート 断 面 のみでせ ん 断 耐 力 があるかどうかを 調 べる 式 です 実 際 に いろいろやって 見 たとき ぱっとこの QAL を 調 べてみれば 良 いか 間 違 っているかすぐ 分 りま す これは せん 断 補 強 筋 を 構 造 計 算 としては 算 定 しないという 意 味 のところなのです そして 基 礎 梁 の 設 計 もしています 地 反 力 に よって 梁 が 曲 がる 梁 が 上 部 構 造 物 の 抵 抗 要 素 と なり 端 部 に 曲 げモーメントがくる 33 頁 の 上 図 のところの2つの 曲 げモーメントの 姿 が 出 ている ところです 推 奨 基 礎 仕 様 マニュアルでは こういうものを 一 応 算 定 して それぞれこういう 式 で 計 算 して 配 筋 を 決 めています さらに 開 口 部 についても 考 え 方 の 式 を 示 して 検 討 しています 18

本 書 の 大 きな 特 徴 カラー 鳥 瞰 図 そして 39 頁 からがこの 本 の 神 髄 です 一 連 の 図 面 集 です これは 組 み 立 て 鉄 筋 としての 基 本 的 な 割 付 けで 41 頁 にあるような 図 もJHRの 配 筋 の 心 臓 部 です 推 奨 基 礎 では 収 まりがどうなっ ているのかを 出 来 るだけ 鳥 瞰 図 で 書 いて 色 をつ けて 表 現 しています こういう 絵 を 見 て 皆 さんが 実 際 にやられている 基 礎 を 思 い 浮 かべながら あそこはこうなって いる こっちはこうなっている というようなこ とが ちゃんと 頭 に 出 てくるといいと 思 います もし 違 うイメージだったら これをこうすれば いいのかとか こういう 工 夫 をするといい とか もうちょっと 構 造 的 にがんばれることもあるかも しれません 技 術 委 員 会 として こういうことがいいのでは ないかと 言 うことでやりましたので 提 案 があれ ば 是 非 ご 提 案 頂 きたい ベタ 基 礎 編 に 引 き 続 き 今 回 も 工 場 製 品 として の 製 品 図 もここに 表 現 しています 推 奨 アンカーボルト 座 金 なども また 技 術 資 料 として 6 章 にアンカーボルト 7 章 に 地 盤 調 査 地 盤 改 良 工 法 のことを 載 せまし た アンカーボルトでは 推 奨 アンカーボルトの 形 状 について こうあると 良 いということを 書 いて います また 土 台 についての 記 載 も 行 いました 土 台 というのは 上 部 構 造 物 と 布 基 礎 とつなぐため に 重 要 な 部 材 というのが 部 材 の 定 義 ですけれど これについて 少 し 表 現 させて 頂 いた それは 今 回 の 震 災 調 査 で 住 宅 が 流 されたとこ ろを 調 べましたが その 中 でアンカーボルトの 先 端 の 座 金 が 傘 を 開 いたように 曲 がっているものが ありました それを 見 ると 40mm 角 の 座 金 で 80 頁 に 書 いてありますが そういう 角 座 金 というの は 40mm 厚 さが 4.5mmというのが 多 用 されている また 現 場 あわせでアンカーの 位 置 がずれて 施 工 さ れている そうすると 大 きな 穴 を 開 ける 場 合 が 多 く そうすると 土 台 の 断 面 は 大 きく 減 ってしま い その 座 堀 に 載 っている 40 角 の 座 金 はわずか に 乗 っかっているだけになる それで 引 っ 張 られ れば 真 ん 中 が 大 きくあいているからすぐ 抜 けてし まう 一 方 では ちゃんと 座 堀 した 中 にぴっちり 座 金 が 入 っているところもある 住 木 センターでは 60mm 角 で 厚 さは6mmの 仕 様 も 追 加 していますが ハウスメーカー 等 ではそうした 座 金 を 使 っている ところもあります 今 回 は 推 奨 仕 様 ですから 一 応 こういう 点 についても 書 かせて 頂 いた JHRでは JHRの 関 係 の 鉄 筋 では 大 体 こう 言 うような 座 金 がついてくる ということになれ ば 良 いと 思 います 地 盤 調 査 については スウェーデン 式 サウン ディング 法 はどうやって 測 るのか 大 体 どのくら いの 深 さまで 調 べられるのかとか N 値 等 という のが 出 てきたときに 理 解 できるよう 掲 載 しまし た 調 査 する 場 合 のポイントなどをいろいろ 書 い ています 本 書 の 出 版 に 当 たり 編 集 委 員 会 を 技 術 委 員 会 で 作 らせていただきました 私 が 委 員 長 で 各 委 員 が 献 身 的 に 集 まって 議 論 しました ここにいろいろ と 述 べたことが 一 つの 形 にまとまって この 度 の 推 奨 基 礎 仕 様 が 出 来 ました 手 前 味 噌 ですけれど も 技 術 委 員 会 の 皆 さんの 努 力 で 最 も 論 理 的 な 布 基 礎 のマニュアルとして 完 成 に 至 ったと 思 いま す 話 が 前 後 しますが 来 年 度 は 2010 年 版 ベタ 基 礎 編 の 改 訂 版 を 出 したい ベタ 基 礎 については 見 直 しして いろいろと 付 け 加 えていきたいと 思 っ ています 19

会 員 企 業 訪 問 18 グループ 企 業 の 総 合 力 活 かし 効 率 良 いサービスを 提 供 ナイガイユニット 主 に 住 宅 用 の 基 礎 鉄 筋 を 手 掛 けるナイガイユ ニット ( 広 島 県 福 山 市 三 谷 省 吾 社 長 )は 平 成 17 年 の 設 立 という 若 い 企 業 もともとはJF Eグループの 企 業 である 内 外 製 鋼 の 福 山 事 業 所 としてユニット 鉄 筋 の 製 造 をしていたが その 事 業 を 福 山 市 の 企 業 グループである 三 谷 グループが 引 き 継 ぐ 形 で 現 在 の 事 業 を 開 始 従 来 から 存 在 し た ナイガイ のブランド 名 も 踏 襲 し 新 たに 住 宅 用 基 礎 鉄 筋 の 製 造 販 売 会 社 として 事 業 を 展 開 し た 営 業 品 目 は 住 宅 用 ユニット 鉄 筋 の 製 作 と 販 売 一 般 鋼 材 の 加 工 及 び 販 売 建 設 資 材 の 販 売 など 営 業 圏 は 山 陽 山 陰 地 方 と 四 国 の 一 部 までをテリ トリーとしている 同 社 が 基 礎 鉄 筋 の 加 工 事 業 に 乗 り 出 した 背 景 について 三 谷 敏 明 専 務 は 次 のよ うに 語 った 参 入 したのは 平 成 17 年 であり 企 業 としての 業 歴 は 浅 いでしょう 参 入 当 初 は 鉄 筋 の 資 材 価 格 高 騰 やリーマンショック 後 の 需 要 減 少 などで 大 変 だったこともありましたが 得 意 先 に 恵 まれ こ れまで 業 績 を 順 調 に 伸 ばすことができました 現 在 の 生 産 量 は 月 産 で 300 ト ン 年 間 で は 3600 トン 得 意 先 は 大 手 ハウスメーカー 地 場 工 務 店 地 元 の 基 礎 鉄 筋 施 工 業 者 など 同 社 が 設 立 した 時 期 は 住 宅 の 基 礎 鉄 筋 が 現 場 作 業 からユ ナイガイユニット 三 谷 敏 明 専 務 ニット 鉄 筋 に 切 り 替 わり 始 めた 時 期 でもあり 以 前 は 現 場 作 業 をしていた 鉄 筋 工 事 業 者 も 同 社 の 製 品 を 使 い 始 めてからは ユニット 鉄 筋 を 採 用 する ようになったという 必 要 とされる 鉄 筋 は 同 社 の スタッフが 図 面 から 拾 い 出 すため 顧 客 は 基 礎 伏 図 などの 図 面 を 渡 せば 良 いという 簡 便 さも 受 け 入 れられた 要 因 の 一 つだった 会 社 設 立 と 同 時 に 評 定 の 取 得 にも 着 手 BJC 評 定 において 2 階 建 てのLC 0021-02 を 平 成 23 年 3 階 建 てのLC 0037-03 を 平 成 24 年 に 取 得 この 評 定 の 取 得 により スポット 溶 接 によ るユニット 鉄 筋 の 製 品 的 な 評 価 を 得 た 工 場 の 設 20

福 山 市 内 にある 同 社 のユニット 鉄 筋 工 場 備 として 6 点 式 スポット 溶 接 機 を 導 入 した 他 自 動 鉄 筋 切 断 機 メッシュベンダーなどの 加 工 機 械 も 設 備 している また 独 自 に 鉄 筋 の 品 質 検 査 を 実 施 するため 万 能 試 験 機 も 自 社 工 場 内 に 設 置 し た 依 頼 を 受 けた 住 宅 用 基 礎 鉄 筋 は 全 て 邸 別 に 管 理 製 造 から 出 荷 までは 最 大 3 日 間 工 場 内 で 管 理 する これは 養 生 と 風 雨 や 紫 外 線 による 劣 化 を 防 止 するための 処 置 であり 高 い 品 質 を 保 った 状 態 で 現 場 まで 搬 送 させる 同 社 独 自 の 工 夫 だ 三 谷 専 務 は 同 社 の 強 みに 関 し 小 規 模 生 産 によ るきめ 細 かい 対 応 力 とグループ 企 業 との 提 携 によ る 総 合 力 を 挙 げた 大 きな 設 備 投 資 をしていな いので 大 量 生 産 はできませんが 顧 客 からの 細 か い 注 文 に 対 応 できるきめ 細 かい 対 応 が 可 能 です と 地 場 の 鉄 筋 加 工 業 者 としてフットワークを 重 視 した 経 営 戦 略 を 掲 げている また 鉄 筋 の 仕 入 れや 製 品 の 運 送 にもグループ 企 業 を 活 用 グルー プ 企 業 には 運 輸 建 材 販 売 建 設 など 建 設 関 係 や 輸 送 関 係 の 企 業 があり こうしたグループ 企 業 の 強 みを 活 かすことによって 効 率 の 良 いサービ スが 提 供 できる 事 業 の 上 で 重 視 するものは 最 終 的 な 顧 客 である 施 主 の 満 足 であると 三 谷 専 務 は 語 る 注 文 する 人 の 向 こう 側 を 見 て 作 るようにと 工 場 のスタッフ に 伝 えています 我 々が 扱 っている 製 品 は 数 千 万 円 する 住 宅 のうちの 基 礎 鉄 筋 という 一 部 ですが いい 加 減 なことはできない と エンドユーザー の 存 在 を 常 に 意 識 したものづくりの 姿 勢 を 崩 さな い 基 礎 鉄 筋 の 製 造 も 最 終 的 にエンドユーザーの 6 点 式 マルチスポット 溶 接 機 出 荷 を 控 えた 製 品 は 工 場 内 で 養 生 顔 が 見 える 仕 事 であり 施 主 が 喜 ぶ 製 品 でなけれ ばならないと 主 張 する そのためにも 工 程 が 遅 れ ることなく 必 要 な 品 を 必 要 な 時 に 必 要 な 量 供 給 するジャスト イン タイムの 納 品 を 心 がけ る 顧 客 に 製 品 を 安 定 供 給 するには 革 新 と 利 潤 も 必 要 だ 技 術 的 な 面 で 他 社 と 劣 らないように 工 場 内 で 改 善 を 重 ねると 共 に 製 品 の 管 理 を 徹 底 させ る 高 品 質 の 製 品 を 適 正 な 価 格 で 販 売 することが 顧 客 満 足 につながります と 三 谷 専 務 は 顧 客 に 製 品 の 付 加 価 値 を 理 解 してもらうことの 大 切 さを 述 べた 小 量 生 産 のメリットを 活 かしつつ 顧 客 からの 多 様 な 注 文 に 応 えて 信 頼 を 得 る その 経 営 思 想 が 同 社 を 支 える 力 となる ナイガイユニット 本 社 : 広 島 県 福 山 市 沼 隈 町 草 深 2785-239 電 話 :084-987 - 2131( 本 社 ) 従 業 員 :15 名 21

会 員 企 業 訪 問 19 15 現 場 主 義 に 徹 した 仕 事 高 品 質 低 コストの 製 品 で 関 西 で 一 番 古 い 歴 史 のメーカー ゆるやかな 関 西 地 域 右 ナンバーワンを 肩 上 がりの 安 定 経 実 営 現 ( 有 ) 創 桐 南 海 スチール 南 海 スチール ( 本 社 : 和 歌 山 県 和 歌 山 市 中 野 一 宏 社 長 )は 近 畿 圏 を 主 な 市 場 として 住 宅 用 ユ ニット 鉄 筋 を 製 造 販 売 している 販 売 品 目 は 住 宅 用 のユニット 鉄 筋 がほぼ 100% 得 意 先 は 大 手 ハ ウスメーカー ビルダー 工 務 店 など 同 社 は 平 成 16 年 に 住 友 金 属 工 業 の 系 列 会 社 よ り 事 業 を 継 続 する 形 で 操 業 を 開 始 平 成 17 年 に 現 在 の 本 社 工 場 の 所 在 地 である 和 歌 山 県 和 歌 山 市 雑 賀 崎 に 移 転 し 本 格 的 に 住 宅 基 礎 鉄 筋 の 製 造 販 売 を 始 めた その 後 事 業 は 好 調 に 推 移 し より 多 くの 顧 客 からの 注 文 に 応 えられるように 平 成 18 年 に 工 場 用 の 土 地 を 買 い 増 しし 新 たな 機 械 設 備 などを 導 入 生 産 体 制 を 強 化 させると 共 に 事 務 所 も 新 築 した 販 売 先 も 開 拓 していき 現 在 は 地 元 の 和 歌 山 以 外 にも 大 阪 兵 庫 などの 市 場 に 向 けて 販 売 している 特 に 和 歌 山 県 内 ではユニット 鉄 筋 市 場 の 81.3%を 同 社 が 占 めており 関 西 地 域 におけるナンバーワン 企 業 に 成 長 した 生 産 体 制 の 強 化 と 同 時 に 品 質 検 査 も 積 極 的 に 取 り 入 れた 平 成 19 年 には 日 本 建 築 センターの BCJ 評 定 LC 0028-01 平 成 23 年 にはBC J 評 定 LC 0007-06( 全 強 度 )を 取 得 また 平 成 20 年 にはハウスプラス 確 認 検 査 のHP 評 定 ( 木 )- 07-001( 全 強 度 )を 取 得 100 トンま 南 海 スチール 本 社 工 場 で 検 査 できる 万 能 試 験 機 も 自 社 工 場 に 供 え 厳 し い 品 質 検 査 を 実 施 することで 顧 客 からの 信 頼 も 得 ている 同 社 の 住 宅 用 基 礎 鉄 筋 ユニットは スターベー ス のブランド 名 で 高 品 質 低 コストの 基 礎 鉄 筋 を 展 開 高 品 質 な 鉄 筋 素 材 をマルチスポット 溶 接 機 でクロスワイヤー 溶 接 し 基 礎 鉄 筋 の 強 度 と 品 質 を 安 定 させた 工 場 内 にマルチスポット 溶 接 機 は 8 点 式 が 1 台 6 点 式 が 3 台 自 動 走 行 の 3 点 式 が 1 台 導 入 この 他 に 鉄 筋 の 自 動 切 断 機 大 型 メッシュベンダー 鉄 筋 曲 げ 機 などを 設 備 投 資 22

本 社 工 場 内 の 風 景 8 点 式 マルチスポット 溶 接 機 物 件 ごとに 管 理 されたユニット 鉄 筋 現 在 の 生 産 量 は 月 産 で 500 トンから 600 トン 工 場 の 入 口 から 出 口 までを 1 本 の 生 産 ラインとし 合 理 的 な 生 産 体 制 を 構 築 している 同 社 の 中 野 一 宏 社 長 は 売 上 高 が 好 調 に 推 移 して きた 要 因 について 住 宅 の 性 能 保 証 が 厳 しくなる 中 ユニット 鉄 筋 の 品 質 安 定 性 や 合 理 性 が 市 場 に 受 け 入 れられたという 背 景 はありますが 一 番 大 きな 要 因 としては 大 手 の 得 意 先 を 営 業 的 に 深 耕 した 結 果 売 上 増 加 に 結 びついたと 考 えます と 語 っている 同 社 の 経 営 理 念 は 人 も 基 礎 から 住 宅 も 基 礎 から であり 住 宅 用 基 礎 鉄 筋 の 重 要 性 を 唱 える 強 固 な 基 礎 が 住 宅 の 安 全 の 要 となる ため 日 々 品 質 の 向 上 や 生 産 の 合 理 化 を 追 求 する 社 内 には 図 面 の 解 析 を 専 門 とする 6 名 の 設 計 ス タッフがCADを 活 用 して 鉄 筋 の 拾 い 出 しをす る 工 場 の 製 作 スタッフは 19 名 この 他 事 務 職 や 営 業 職 が 会 社 を 支 える 中 野 社 長 は ミーティ ングで 社 内 の 問 題 を 改 善 することを 心 がけていま す 工 場 や 設 計 のスタッフから 問 題 提 起 があれば 早 期 に 解 決 できるように 対 処 する こうした 問 題 の 提 起 と 解 決 を 繰 り 返 すことによって 社 内 全 体 のスタッフが 一 丸 になっていきます と 社 内 の コミュニケーションを 重 視 する 姿 勢 が 業 務 改 善 に 鉄 筋 の 曲 げ 加 工 機 結 びつくと 説 く ユニット 鉄 筋 は 受 注 生 産 体 制 を 敷 いている 原 則 として 納 期 は 受 注 から 一 週 間 この 方 式 も 社 内 業 務 体 制 の 改 善 から 発 案 された ユニット 鉄 筋 の 生 産 ラインも 顧 客 からの 注 文 の 内 容 に 応 じてラ インを 切 り 替 えるように 工 夫 しています これも 社 内 での 問 題 提 起 から 導 き 出 した 結 論 であり こ うした 試 行 錯 誤 は 常 に 社 内 で 行 われています と 中 野 社 長 は 生 産 方 式 を 転 換 させた 理 由 を 語 った 住 宅 基 礎 鉄 筋 のメーカー 故 に 現 場 主 義 を 徹 底 常 に 顧 客 ニーズを 直 接 製 品 に 反 映 できるように 改 善 を 試 みる その 試 行 錯 誤 から 品 質 向 上 と 業 務 改 善 策 が 生 まれる 中 野 社 長 が 顧 客 満 足 が 第 一 扱 っ ている 製 品 が 現 場 に 近 い 故 に 顧 客 の 声 を 製 品 に 反 映 させる と 基 礎 鉄 筋 の 製 造 における 理 念 を 伝 えるように 現 場 の 視 点 からの 提 案 と 既 存 システ ムの 改 善 を 心 がける 現 場 からの 変 革 力 が 同 社 の 大 きな 強 みとなっている 南 海 スチール 本 社 : 和 歌 山 県 和 歌 山 市 雑 賀 崎 2017-6 電 話 :073-445 - 3700 従 業 員 :40 名 23

会 員 企 業 訪 問 20 住 宅 用 は7 年 前 に 参 入 北 海 道 と 山 形 県 で 広 域 展 開 富 士 金 網 製 造 昭 和 42 年 5 月 帯 広 市 西 5 条 北 2 丁 目 にて 菱 形 金 網 の 製 造 販 売 を 目 的 として 設 立 昭 和 44 年 4 月 溶 接 金 網 部 門 設 備 販 売 開 始 昭 和 47 年 4 月 落 石 防 止 網 工 事 に 着 手 昭 和 49 年 9 月 帯 広 市 西 24 条 北 1 丁 目 ( 現 住 所 ) に 移 転 ( 現 ) 第 1 工 場 建 設 昭 和 50 年 9 月 ( 現 ) 第 2 工 場 建 設 昭 和 51 年 5 月 河 川 用 連 結 ブロック 製 造 開 始 昭 和 52 年 5 月 蛇 篭 JIS 規 格 表 示 許 可 工 場 取 得 昭 和 53 年 2 月 札 幌 支 店 開 設 昭 和 55 年 10 月 河 川 用 連 結 ブロック 製 造 中 止 撤 退 昭 和 56 年 3 月 溶 接 金 網 JIS 規 格 表 示 許 可 工 場 取 得 平 成 5 年 3 月 東 京 営 業 所 開 設 平 成 12 年 8 月 帯 広 市 西 25 条 北 1 丁 目 に( 現 ) 第 3 工 場 建 設 平 成 12 年 9 月 L.L. マリンマット SG マット 製 造 開 始 平 成 14 年 7 月 Fuji Metal Wire 富 士 金 網 製 造 株 式 会 社 サイト 公 開 平 成 16 年 11 月 多 点 式 スポット 溶 接 機 更 新 平 成 17 年 3 月 東 京 営 業 所 移 転 ( 千 代 田 区 丸 の 内 ) 平 成 17 年 4 月 ユニット 型 基 礎 鉄 筋 イージー ベース 発 売 平 成 18 年 4 月 東 京 営 業 所 移 転 ( 中 央 区 八 重 洲 ) 平 成 18 年 5 月 本 社 事 務 所 移 転 平 成 19 年 7 月 創 立 40 周 年 式 典 平 成 19 年 10 月 新 JIS へ 移 行 JIS A 5513 2002 じhゃかご 適 合 性 認 証 取 得 平 成 20 年 1 月 東 京 営 業 所 業 務 本 社 営 業 部 へ 統 合 平 成 20 年 2 月 イージーベース ( 財 ) 日 本 建 築 24

センター 評 定 番 号 取 得 平 成 20 年 4 月 新 JIS へ 移 行 JIS G 3551 2005 溶 接 金 網 と 鉄 筋 格 子 適 合 性 認 証 取 得 平 成 20 年 4 月 山 形 県 天 童 市 に 東 北 工 場 開 設 平 成 20 年 6 月 ハイパープレメッシュ ( 財 ) 土 木 研 究 センター 建 設 技 術 審 査 取 得 平 成 21 年 4 月 東 北 工 場 マリンマット ド レンかご 製 造 開 始 平 成 21 年 12 月 JIS G 3552 菱 形 金 網 適 合 性 認 証 取 得 JIS G 3532 鉄 線 適 合 性 認 証 取 得 平 成 22 年 3 月 ユニット 型 基 礎 鉄 筋 製 造 設 備 増 強 ( 多 点 式 スポット 溶 接 機 新 設 等 ) 社 を 目 指 します 我 々は 明 るい 働 き 易 い 職 場 を 創 るためにいつも 明 るい 挨 拶 を 交 わし 協 力 し 助 け 合 いを 旨 とし 夢 と 希 望 の 溢 れる 会 社 を 目 指 します 我 々は より 良 い 環 境 を 創 造 する 技 術 者 集 団 を 目 指 します お 客 様 第 一 主 義 である 事 社 会 に 貢 献 できる 会 社 であること 社 員 とその 家 族 に 働 く 喜 びと 幸 福 をもたらす 事 の できる 会 社 である 事 我 々は 土 木 あるいは 建 築 工 事 への 資 材 を 供 給 する 事 によって 国 土 国 家 を 保 全 し 人 類 の 幸 福 と 環 境 保 護 の 為 に 貢 献 する 会 富 士 金 網 製 造 本 社 : 北 海 道 帯 広 市 西 24 条 北 1 丁 目 6-6 電 話 :0155-37-2135 FAX 0155-37-6779 東 北 工 場 : 山 形 県 天 童 市 大 字 荒 谷 字 荒 谷 原 1941-1073 電 話 :023-654-4167 FAX 023-653-0597 25

reinforcement 会員企業訪問 21 創意工夫 信頼 スピード の 3S で鉄筋の総合デパートへ 藤工業 関東地方を中心に活躍する藤工業 埼玉県岩 槻市 藤田専一社長 は 国内に 7 つの工場を持 ち 鉄筋工事請負業 アンカー筋の製造販売 住 宅基礎ユニット筋の製造販売の三つを事業の主体 としている 同社の創立は昭和 42 年 当初は事 務所を持たない下請けの鉄筋工として事業をス タート 建築ラッシュの追い風に乗って 順調に 業績を伸ばし 5 年後の昭和 47 年には 藤田鉄 筋工業所を設立 本格的に鉄筋加工を開始した 昭和 53 年には鉄筋の工事 加工 組立まで事業 分野を広げ 現在の藤工業 となった 岩槻第一工場 同社の基幹製品は 独自に開発した閉鎖形せん 断補強筋 エフケーフープ 鉄筋継手部の溶接 機 2 台 鉄筋曲機 5 台 アプセットバット溶接機 時間を長くとるアプセットバット溶接を採用して 5 台 フラッシュバット溶接機 1 台を備えており いるため 溶け込み不良の少なさと 自社加工に 一箇所で全工程を完了させる また アンカー筋 よる高い寸法精度でコンクリートのかぶり厚を正 の加工を行う第三工場には 転造盤 7 台 直線機 確に確保できるため せん断破壊や付着割裂破壊 7 台 リングスパイラル曲げ機 2 台を備える 住 に強いことが特長 ( 財 ) 日本建築センター BCJ 宅基礎ユニット筋の加工を行っているのは第四工 評定 -RC0214-02 は 平成 17 年 7 月に取得した 場で 切断機 2 台 スポット溶接機 3 台 自動曲 同社は全国 7 箇所に工場を設けているが 埼玉 げ機 3 台 メッシュベンダー 2 台を備える 現在 県の岩槻市には 半数以上の 4 箇所が集中する 同社の事業全体に基礎鉄筋が占める割合は 20 その中でエフケーフープの加工を行っているのが で 月の生産量は 400 トンとなっているが 3 年 岩槻第一工場 自動曲げ切断機 3 台 手巾自動曲 には 500 600 トンにまで増産させる予定だ 26

reinforcement メッシュベンダーでの曲げ加工 エフケーフープの要 アプセットバット溶接機 同社の全工場はネットワークが構築されてお り 生産管理のデータ共有が図られているため 工場間のコミュニケーションロスの削減を可能と している また 創業以来付き合いのある業者か ら原材料を直接仕入れることにより 生産コスト の引き下げも実現 他社に比べて安めの価格で 納期も 2 3 日ほど短い 藤田清志専務によると 納期短縮は企業理念である 3S を端的に表して いる という 顧客の 信頼 に応える製品ク オリティを守り続けながら 工程を効率化するた め社内が一丸となって 創意工夫 を行い 顧客 を待たせない スピード を実現する こうした 住宅基礎ユニット筋を加工する第四工場 ことを創業から地道に続けてきた結果 営業マ ンに頼らずとも顧客に信頼される 鉄筋の総合デ パート になれたのだと思います と藤田専務は 経験に裏付けられた建築 鉄筋の豊富な知識と 語る 同社の顧客は全て地場の工務店のみとなっ それを活かした顧客対応力 それらを若い人材に ており 大手のゼネコンやハウスメーカーの仕事 学ばせるためには 数多くの現場を経験させる必 は一切請けていないという これは創業時からの 要があり 時間とコストがとてもかかります と 経営方針で 地場の工務店とのつながりを重視し 人材育成の苦労を語る また 新たな取組みとし ているため 事実 バブルの崩壊期に倒産した同 ては これまで同社が培ってきた RC 建築のノウ 業他社は大手一社専属の業者となっていることが ハウを活かし 地場の工務店へ施工指導するプロ 多かったが 同社はこれまで築いてきた地場工務 グラムの企画など 商品のみならず技術までをも 店からの信頼と実績に支えられ 不景気の波を乗 提供する事業展開を構想している り切ることが出来たのだという 今後の同社の取組みについて 藤田専務は ま 藤工業 ず 主体となる三事業の強化と安定化が第一の目 本社 岩槻第一工場 標です これが達成できれば日々の業務に余裕が 埼玉県さいたま市岩槻区古ヶ場 2-7-1 生まれ そこからやっと次のステップである人材 電話 048 795 0155 の育成に踏み切ることができます 我々の強みは 従業員 60 名 27

data & data ( 単 位 : 戸,%) 緩 やかながら3 年 連 続 の 増 加 傾 向 9 月 以 降 は2 桁 台 の 急 回 復 に 2012 年 の 新 設 住 宅 は 前 年 比 5.8%で 88 万 3000 戸 が 着 工 した 2009 年 の 78 万 8000 戸 から4 年 連 続 で 100 万 戸 を 割 り 込 んだが 2010 年 は 81 万 3000 戸 2011 年 は 83 万 4000 戸 で 新 築 住 宅 市 場 は 極 めて 緩 やかながら 回 復 基 調 にある 床 面 積 では 前 年 比 4.1% 増 で 7800 万 m2が 着 工 した 2007 年 の 9000 万 m2から6 年 連 続 で1 億 m2を 割 り 込 ん だが 2009 年 の 6800 万 m2から 2010 年 は 7300 万 m2 2011 年 は 7500 万 m2で 極 めて 緩 やかな 回 復 傾 向 が 続 いている 2012 年 の 一 戸 あたり 平 均 床 面 積 は 88.8m2で 前 年 より 1.5m2 下 回 ったもの の 2010 年 以 降 のここ3 年 間 は 90m2 前 後 で 推 移 している なお 建 築 物 全 体 では 前 年 比 4.8% 増 の1 億 3300 万 m2が 着 工 した 3 年 連 続 の 増 加 傾 向 で 工 事 予 定 額 は 3.4% 増 の 22 兆 円 うち 木 造 建 築 物 は 3.8% 増 の 5500 万 m2が 着 工 した 木 造 率 は 41.3% 新 設 住 宅 のうち 持 家 は 前 年 比 2.0% 増 の 31 万 2000 戸 が 着 工 した 2010 年 から3 年 連 続 で 増 加 傾 向 が 続 いた 分 譲 住 宅 は 5.2% 増 の 24 万 7000 戸 で 同 じく3 年 連 続 の 増 加 傾 向 分 譲 住 宅 のう ち 一 戸 建 は 5.0% 増 の 12 万 3000 戸 が 着 工 し 3 年 連 続 で 増 加 傾 向 が 続 くとともに マンション も 5.5% 増 の 12 万 3000 戸 で3 年 連 続 の 増 加 傾 向 となった 分 譲 住 宅 に 占 めるマンションの 割 合 は 2009 年 から4 年 連 続 で 半 数 を 下 回 ったが 2011 年 の 49.8%に 続 いて 2012 年 は 49.9% 2006 年 (23 万 9000 戸 )に 比 べると 半 減 に 近 い 水 準 だが 2 年 連 続 で 10 万 戸 台 の 水 準 まで 回 復 してきた 新 設 住 宅 のうち 貸 家 は 前 年 比 11.4% 増 の 31 万 9000 戸 が 着 工 した 2008 年 から4 年 ぶりに 増 加 傾 向 に 転 換 し 着 工 水 準 は3 年 ぶりの 30 万 戸 を 回 復 した 給 与 住 宅 は 前 年 の 増 加 から 再 び 減 少 傾 向 に 転 じ 27.3% 減 の 6000 戸 が 着 工 した 新 設 住 宅 全 体 に 占 める 割 合 は 持 家 が 35.3% 分 譲 住 宅 が 28

2012 年 度 住 宅 着 工 統 計 都 道 府 県 別 表 (12 年 1 月 ~ 12 年 12 月 ) 28.0% 貸 家 が 36.1% 貸 家 のシェアが3 年 連 続 で 40%を 下 回 り 持 家 系 住 宅 のシェア 高 が 続 い た 都 市 圏 別 の 動 向 その 他 の 地 域 が 大 幅 に 回 復 主 要 都 市 圏 別 の 着 工 動 向 ( 前 年 比 )を 利 用 関 係 別 に 見 ると いずれの 都 市 圏 も 夏 場 以 降 急 速 に 回 復 傾 向 に 入 り ほぼ 前 年 並 みとなった 中 部 圏 以 外 は 前 年 水 準 を 上 回 った とくにその 他 の 地 域 が 大 幅 に 回 復 した 首 都 圏 は3 年 連 続 の 増 加 傾 向 で 前 年 比 3.3% 増 利 用 関 係 別 では3 年 ぶり 増 加 傾 向 に 転 じた 貸 家 が 7.4% 増 前 年 の 減 少 から 再 び 増 加 傾 向 に 転 じた 持 家 が 0.1% 増 3 年 連 続 で 増 加 傾 向 の 分 譲 住 宅 が 2.6% 増 分 譲 住 宅 のうちマンションは 2.4% 増 一 戸 建 住 宅 は 3.0% 増 で 貸 家 が 回 復 した 中 部 圏 は4 年 連 続 の 減 少 傾 向 が 続 き 前 年 比 0.8% 減 利 用 関 係 別 では 貸 家 が3 年 ぶりに 増 加 傾 向 に 転 じ 0.4% 増 2 年 連 続 減 少 傾 向 の 持 家 が 3.6% 減 3 年 連 続 増 加 傾 向 の 分 譲 住 宅 が 4.6% 増 分 譲 住 宅 のうちマンションは 0.6% 減 一 戸 建 住 宅 が 7.6% 増 で 分 譲 一 戸 建 住 宅 が 回 復 した 近 畿 圏 は 前 年 の 減 少 から 再 び 増 加 傾 向 に 転 じ 前 年 比 5.2% 増 利 用 関 係 別 では 前 年 の 減 少 から 再 び 増 加 傾 向 に 転 じた 持 家 が 0.2% 増 3 年 ぶりに 増 加 傾 向 に 転 じた 貸 家 が 7.7% 増 3 年 連 続 増 加 傾 向 の 分 譲 住 宅 が 8.5% 増 分 譲 住 宅 のうちマン ションは 17.3% 増 一 戸 建 住 宅 が 1.2% 増 で マ ンションが 大 幅 に 回 復 した その 他 地 域 は3 年 連 続 の 増 加 傾 向 が 続 き 前 年 比 10.9% 増 利 用 関 係 別 では3 年 連 続 増 加 傾 向 の 持 家 が 5.1% 増 5 年 ぶりに 増 加 傾 向 に 転 じた 貸 家 が 19.7% 増 3 年 連 続 増 加 ケア 工 の 分 譲 住 宅 が 9.8% 増 分 譲 住 宅 のうちマンションは 5.8% 増 一 戸 建 住 宅 が 12.8% 増 で 貸 家 と 一 戸 建 分 譲 住 宅 が 大 きく 回 復 した ( 首 都 圏 は 埼 玉 県 千 葉 県 東 京 都 神 奈 川 県 の 合 計 中 部 圏 は 岐 阜 県 静 岡 県 愛 知 県 三 重 県 の 合 計 近 畿 圏 は 滋 賀 県 京 29

data & data 建 築 物 建 築 主 別 用 途 別 構 造 別 床 面 積 ( 千 m2) 工 事 費 予 定 額 ( 億 円 ) 床 面 積 前 年 比 構 成 比 工 事 費 予 定 額 前 年 比 構 成 比 建 築 計 132,609 4.8 100.0 220,260 3.4 100.0 公 共 8,602 1.6 6.5 18,033 0.8 8.2 国 1,168 3.3 0.9 2,282 0.9 1.0 都 道 府 県 1,867 4.9 1.4 3,887 4.7 1.8 市 区 町 村 5,567 5.1 4.2 11,864 3.1 5.4 民 間 124,006 5.1 93.5 202,227 3.6 91.8 会 社 57,752 11.3 43.6 85,504 7.8 38.8 会 社 でない 団 体 10,933 11.7 8.2 21,768 10.3 9.9 個 人 55,321 2.9 41.7 94,955 3.7 43.1 居 住 用 82,424 4.0 62.2 140,575 4.6 63.8 居 住 専 用 78,526 3.8 59.2 132,935 4.2 60.4 居 住 産 業 併 用 3,898 8.3 2.9 7,640 13.9 3.5 非 居 住 用 50,184 6.2 37.8 79,685 1.3 36.2 農 林 水 産 業 用 1,754 1.9 1.3 1,628 19.4 0.7 鉱 業, 採 石 業, 砂 利 採 取 業, 建 設 業 用 732 8.2 0.6 882 3.7 0.4 製 造 業 用 8,024 11.0 6.1 11,123 17.2 5.0 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 用 499 13.4 0.4 1,057 30.8 0.5 情 報 通 信 業 用 392 35.1 0.3 987 49.2 0.4 運 輸 業 用 4,704 46.5 3.5 5,246 46.2 2.4 卸 売 業, 小 売 業 用 8,050 23.2 6.1 9,419 31.4 4.3 金 融 業, 保 険 業 用 548 35.2 0.4 1,292 26.7 0.6 不 動 産 業 用 2,040 15.9 1.5 4,081 4.8 1.9 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 用 1,137 12.9 0.9 2,188 17.1 1.0 教 育, 学 習 支 援 業 用 5,521 3.9 4.2 10,836 8.4 4.9 医 療, 福 祉 用 9,310 15.0 7.0 17,928 16.2 8.1 その 他 のサービス 業 用 3,995 10.8 3.0 6,288 8.8 2.9 公 務 用 1,996 4.6 1.5 4,322 7.1 2.0 その 他 1,484 11.8 1.1 2,410 25.1 1.1 木 造 54,804 3.8 41.3 86,424 4.4 39.2 非 木 造 77,804 5.6 58.7 133,836 2.8 60.8 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 2,404 19.4 1.8 5,371 24.5 2.4 鉄 筋 コンクリート 造 29,891 3.1 22.5 57,983 1.5 26.3 鉄 骨 造 44,753 8.8 33.7 69,668 6.6 31.6 コンクリートブロック 造 103 19.3 0.1 195 48.6 0.1 その 他 653 22.8 0.5 619 23.4 0.3 都 府 大 阪 府 兵 庫 県 奈 良 県 和 歌 山 県 の 合 計 2012 年 の 着 工 戸 数 シェアは 首 都 圏 35.6% 中 部 圏 11.5% 近 畿 圏 15.0% その 他 の 地 域 38.0%) 55.1%だった 新 設 プレハブ 住 宅 も3 年 連 続 の 増 加 傾 向 で 推 移 した 木 造 住 宅 の 動 向 4 年 連 続 で 50%を 超 えた 木 造 率 新 設 住 宅 のうち 木 造 住 宅 は 前 年 比 4.7% 増 の 48 万 7000 戸 で 木 造 率 は 55.1% 1984 年 ( 昭 和 59 年 )から 24 年 間 50%を 割 り 込 んでいた 住 宅 の 木 造 率 は 2009 年 から4 年 連 続 で 50%を 上 回 った 木 造 住 宅 の 内 訳 は 在 来 工 法 が 74.8%(36 万 4092 戸 ) 2 4が 22.1% 木 造 プレハブが 3.1% 3 年 連 続 の 増 加 傾 向 となった2 4 住 宅 は 再 び 10 万 戸 台 の 着 工 規 模 を 回 復 し 貸 家 の 割 合 は 全 体 の 30

2012 年 住 宅 着 工 統 計 都 道 府 県 利 用 関 係 別 表 (12 年 1 月 ~ 12 年 12 月 ) ( 単 位 : 戸,%) 総 数 持 家 貸 家 給 与 分 譲 うちマンション うち 一 戸 建 戸 数 前 年 比 戸 数 前 年 比 戸 数 前 年 比 戸 数 前 年 比 戸 数 前 年 比 戸 数 前 年 比 戸 数 前 年 比 北 海 道 35,237 9.0 11,986 0.5 18,947 18.7 147 12.5 4,157 2.6 2,222 5.5 1,912 1.6 青 森 5,578 14.1 3,286 7.7 1,844 16.6 23 475.0 425 67.3 108-317 26.8 岩 手 7,752 58.3 4,497 42.6 2,720 100.9 75 226.1 460 25.3 122 11.6 338 47.6 宮 城 20,609 62.3 9,685 47.5 7,140 91.1 106 18.5 3,678 62.0 1,460 120.2 2,203 37.1 秋 田 3,668 1.4 2,658 1.4 615 26.4 60 185.7 335 39.0 0 0.0 335 40.2 山 形 4,716 8.8 3,086 2.8 1,273 15.7 61 662.5 296 30.4 8-288 26.9 福 島 11,353 45.1 6,488 31.2 4,084 72.9 180 650.0 601 21.4 58-537 9.4 茨 城 22,482 16.4 11,754 6.5 8,351 32.7 34 70.2 2,343 25.4 636 73.8 1,707 13.6 栃 木 14,814 13.2 7,586 4.1 4,667 23.9 427 302.8 2,134 10.9 271 19.8 1,795 13.1 群 馬 12,114 0.6 6,823 1.3 3,620 1.3 72 118.2 1,599 5.2 161 69.5 1,438 1.2 埼 玉 59,605 3.2 18,527 1.5 19,730 7.8 273 78.3 21,075 5.6 6,949 6.3 14,104 5.2 千 葉 46,013 11.8 14,298 0.6 15,088 7.1 385 13.6 16,242 31.6 7,114 124.6 9,080 0.2 東 京 140,862 7.8 19,512 1.8 54,718 11.6 1,022 0.0 65,610 6.7 45,131 8.4 20,029 3.6 神 奈 川 67,606 9.4 16,987 2.7 23,283 1.5 145 72.1 27,191 17.5 11,350 35.3 15,667 2.2 新 潟 11,953 8.9 6,835 1.0 4,326 24.2 31 45.6 761 14.6 247 77.7 514 2.1 富 山 5,192 8.3 3,028 13.3 1,920 13.5 3 96.7 241 38.4 52 69.6 189 14.1 石 川 6,164 11.0 3,720 0.8 1,862 16.9 51 88.0 531 6.7 0-100.0 531 14.7 福 井 3,614 9.9 2,376 0.3 880 31.5 6 90.8 352 19.7 9 80.4 337 35.9 山 梨 4,286 0.7 3,087 1.8 951 5.3 31 158.3 217 16.2 0-100.0 217 6.9 長 野 10,483 1.0 7,124 1.2 2,303 6.0 18 63.6 1,038 10.4 218 1.4 820 12.3 岐 阜 10,603 0.5 6,370 4.0 2,470 2.4 66 16.5 1,697 20.3 282 452.9 1,415 4.0 静 岡 24,722 1.2 13,745 4.5 7,472 9.5 149 15.3 3,356 7.5 1,100 26.0 2,255 5.5 愛 知 56,280 1.1 21,981 3.2 18,502 2.4 427 8.2 15,370 4.2 5,578 0.3 9,770 7.1 三 重 9,554 1.7 5,945 2.5 2,321 0.5 46 25.8 1,242 35.0 235 113.6 1,005 24.1 滋 賀 9,271 6.2 4,872 0.7 2,392 7.5 55 103.7 1,952 19.5 707 43.4 1,239 9.5 京 都 15,408 5.0 4,642 2.0 5,271 4.4 196 292.0 5,299 5.3 2,209 27.4 3,059 4.7 大 阪 61,617 5.5 11,433 0.4 22,137 7.5 106 89.2 27,941 9.7 15,533 21.2 12,367 1.9 兵 庫 33,695 3.7 10,805 0.5 10,052 7.1 376 114.9 12,462 3.3 5,965 2.1 6,476 8.8 奈 良 6,740 10.9 2,820 3.3 1,468 28.3 28 30.0 2,424 22.5 868 64.4 1,548 6.7 和 歌 山 4,961 2.8 2,931 2.3 1,398 9.2 18 88.0 614 15.8 125-489 7.0 鳥 取 2,101 11.2 1,178 8.8 765 17.3 6 87.8 152 49.0 94 74.1 58 20.8 島 根 3,037 0.4 1,382 2.3 1,391 3.1 31 40.9 233 53.3 133 104.6 100 14.9 岡 山 12,500 21.1 6,329 10.8 4,656 43.1 198 24.5 1,317 9.8 723 8.5 591 44.5 広 島 16,487 0.9 5,753 6.7 5,911 5.0 32 83.3 4,791 10.0 2,697 11.8 2,094 7.9 山 口 8,494 25.5 3,613 0.0 3,735 49.9 42 45.5 1,104 87.8 780 147.6 324 18.7 徳 島 3,616 7.1 2,303 3.5 1,055 6.8 29 31.0 229 92.4 110-119 0.0 香 川 4,976 9.7 2,920 7.0 1,419 8.2 9 96.0 628 5.0 321 4.7 307 17.6 愛 媛 7,535 3.8 3,855 1.3 2,326 4.4 198 214.3 1,156 34.3 596 67.9 560 10.7 高 知 2,761 1.6 1,559 1.0 694 6.4 72 20.0 436 16.2 167 25.4 269 8.5 福 岡 36,111 3.3 10,170 0.3 17,728 11.4 81 60.7 8,132 5.8 4,845 14.8 3,217 9.9 佐 賀 4,524 2.4 2,153 0.8 1,917 12.3 30 233.3 424 20.2 164 48.3 260 21.5 長 崎 6,344 15.3 2,973 14.9 2,569 22.5 68 183.3 734 7.3 456 23.5 278 43.3 熊 本 11,521 14.5 4,463 3.8 5,262 34.1 75 5.1 1,721 21.1 849 25.0 872 17.5 大 分 6,670 17.2 2,889 1.4 2,461 19.6 77 133.3 1,243 65.1 843 74.2 400 48.7 宮 崎 6,754 11.2 3,147 0.1 2,690 13.8 98 145.0 819 55.1 342 225.7 477 12.8 鹿 児 島 9,701 7.3 4,584 3.0 3,884 21.8 129 239.5 1,104 1.8 618 1.7 486 7.5 沖 縄 12,713 7.5 3,431 23.7 8,253 9.4 85 33.1 944 31.6 747 38.8 197 23.9 合 計 882,797 5.8 311,589 2.0 318,521 11.4 5,877 27.3 246,810 5.2 123,203 5.5 122,590 5.0 北 海 道 35,237 9.0 11,986 0.5 18,947 18.7 147 12.5 4,157 2.6 2,222 5.5 1,912 1.6 東 北 53,676 39.9 29,700 27.3 17,676 61.1 505 140.5 5,795 50.4 1,756 119.2 4,018 32.0 関 東 378,265 4.1 105,698 1.0 132,711 9.0 2,407 29.6 137,449 3.0 71,830 2.7 64,857 3.3 北 陸 26,923 2.4 15,959 2.2 8,988 3.3 91 85.7 1,885 1.7 308 33.3 1,571 7.9 中 部 101,159 0.8 48,041 3.6 30,765 0.4 688 12.0 21,665 4.6 7,195 0.6 14,445 7.6 近 畿 131,692 5.2 37,503 0.2 42,718 7.7 779 45.4 50,692 8.5 25,407 17.3 25,178 1.2 中 国 42,619 9.8 18,255 0.3 16,458 19.8 309 38.1 7,597 18.8 4,427 21.7 3,167 14.8 四 国 18,888 0.3 10,637 1.9 5,494 2.2 308 21.4 2,449 16.7 1,194 30.3 1,255 6.4 九 州 81,625 7.8 30,379 0.2 36,511 16.8 558 30.1 14,177 3.2 8,117 4.4 5,990 14.7 沖 縄 12,713 7.5 3,431 23.7 8,253 9.4 85 33.1 944 31.6 747 38.8 197 23.9 首 都 圏 314,086 3.3 69,324 0.1 112,819 7.4 1,825 41.9 130,118 2.6 70,544 2.4 58,880 3.0 中 部 圏 101,159 0.8 48,041 3.6 30,765 0.4 688 12.0 21,665 4.6 7,195 0.6 14,445 7.6 近 畿 圏 131,692 5.2 37,503 0.2 42,718 7.7 779 45.4 50,692 8.5 25,407 17.3 25,178 1.2 そ の 他 地 域 335,860 10.9 156,721 5.1 132,219 19.7 2,585 5.6 44,335 9.8 20,057 5.8 24,087 12.8 31