2016 年 2 月 18 日 2015 年 版 建 築 物 の 構 造 関 係 技 術 基 準 解 説 書 の 質 疑 (Q&A)について 2015 年 版 建 築 物 の 構 造 関 係 技 術 基 準 解 説 書 運 営 委 員 会 委 員 長 五 條 渉 ( 国 立 研 究 開 発 法 人 建 築 研 究 所 構 造 研 究 グループ 長 ) 1.はじめに このたび 2015 年 版 建 築 物 の 構 造 関 係 技 術 基 準 解 説 書 ( 以 下 2015 版 解 説 書 )が 発 行 さ れました 2015 版 解 説 書 はその 前 書 にあたる 年 版 建 築 物 の 構 造 関 係 技 術 基 準 解 説 書 ( 以 下 版 解 説 書 )について 2015 年 6 月 までの 状 況 知 見 を 反 映 した 改 訂 を 行 ったも のにあたりますが 版 解 説 書 についての 質 疑 は 下 記 において 構 造 基 準 に 関 する 質 疑 として 公 開 されています ( 一 般 財 団 法 人 建 築 行 政 情 報 センター 改 正 建 築 基 準 法 Q&A 検 索 システム ) http://www.icba.or.jp/index/index_h18law.html ( 平 成 18 年 改 正 建 築 基 準 法 関 連 情 報 ) https://www.icba-info.jp/kijyunseibi/qa/kouzou.php ( 構 造 関 係 基 準 に 関 するQ&A) 上 述 の 通 り 2015 版 解 説 書 は 版 解 説 書 の 内 容 をベースにしていることから 基 本 的 に 過 去 の 質 疑 のうち 技 術 的 な 項 目 については 引 き 続 きその 主 旨 を 参 考 にできるものがほとんど です ただし 一 部 には 取 り 扱 いの 変 更 などがある 項 目 があり また それ 以 外 にも 改 定 の 内 容 を 踏 まえてあらかじめ 周 知 しておくべき 内 容 があります 2015 版 解 説 書 の 監 修 編 集 および 編 集 協 力 を 行 った7 機 関 のメンバーから 構 成 される 2015 年 版 建 築 物 の 構 造 関 係 技 術 基 準 解 説 書 運 営 委 員 会 ( 以 下 運 営 委 員 会 )において それらのうち 特 に 重 要 と 考 えられるものに ついて 質 疑 の 形 式 で 作 成 したものを 次 の 表 の 通 り 示 すこととしました (なお 上 記 の 構 造 基 準 に 関 する 質 疑 に 関 連 する 項 目 がある 場 合 には 表 中 の の 欄 に 対 応 する 番 号 を 示 しています ) また 2015 年 6 月 から 8 月 までの 間 に 全 国 で 実 施 した 講 習 会 の 参 加 者 から 同 年 12 月 まで の 間 ご 質 問 をお 寄 せいただきましたが それらのうち 広 く 周 知 すべきと 考 えられるものについ ても 回 答 を 運 営 委 員 会 で 作 成 し 順 次 整 理 の 上 表 に 追 加 しています 加 えて 上 記 の 版 解 説 書 出 版 時 点 の 質 疑 の 各 項 目 についても 2015 版 解 説 書 の 内 容 に 即 した 表 現 の 見 直 し 追 記 等 が 必 要 な 部 分 については 検 討 の 上 質 疑 の 追 加 を 行 うこととしています これらの 質 疑 の 追 加 は 随 時 行 っておりますので 本 サイト( 一 般 財 団 法 人 建 築 行 政 情 報 セ ンター 建 築 法 令 関 連 情 報 ページ(http://www.icba.or.jp/index/index_law.html))の 更 新 状 況 をご 確 認 の 上 最 新 のものをご 利 用 ください( 一 部 のご 質 問 については 正 誤 表 に 反 映 させ ていただいていますので そちらも 併 せてご 確 認 ください) 1/14
2.2015 版 解 説 書 に 関 する 質 疑 表 ページ 及 び 行 数 は 1 刷 での 箇 所 を 示 す 2 刷 で 箇 所 が 異 なる 場 合 2 刷 で 追 記 頁 質 問 回 答 1 全 体 版 解 説 書 を 補 完 する 意 味 で 参 上 述 の 1.はじめに に 示 す 通 りです - 考 にされている ICBA の Q&A は 全 て 適 用 されますか 2 全 体 2015 版 解 説 書 では 版 解 説 書 原 則 として 技 術 的 助 言 については その 関 - にあった 参 考 資 料 ( 技 術 的 助 言 )が 収 係 する 基 準 の 改 正 がなされた 場 合 などを 除 録 されていませんが その 扱 いはど うなったと 考 えればよいでしょう か き 引 き 続 き 有 効 なものとして 扱 われます た だし 2015 版 解 説 書 には 最 新 の 技 術 的 知 見 が 反 映 されていることから 同 じ 事 項 につい ての 記 述 がなされている 場 合 には その 内 容 を 参 考 としてください 3 全 体 付 録 1に 示 される 技 術 資 料 の 内 容 付 録 1の 内 容 は 技 術 的 な 参 考 資 料 であっ - はどのように 扱 われるのでしょう て その 他 の 方 法 ( 技 術 的 に 同 等 あるいは 適 切 か であるもの)の 採 用 も 可 能 です 4 回 転 貫 入 ぐいを 対 象 としてスウ 基 礎 ぐいの 支 持 力 に 関 し 地 盤 調 査 法 にス - P.084 L31 ェーデン 式 サウンディング 試 験 より ウェーデン 式 サウンディング 試 験 を 用 いるも 求 める 場 合 の 換 算 N 値 を 0.8 倍 する 低 減 係 数 が 用 いられており 参 考 にで きる とありますが 旧 法 の 認 定 を のとして 性 能 評 価 された 場 合 にあっては そ の 評 価 における 数 値 をさらに 低 減 する 必 要 は ありません 受 けた 場 合 もその 数 値 を 低 減 すべき でしょうか 5 明 らかに 保 有 水 平 耐 力 が 必 要 保 版 解 説 書 での 左 記 の 手 法 は 引 き 続 き 用 - P.339 L22 有 水 平 耐 力 よりも 大 きいことがわか いることができますが 左 記 の C 0=1.0 以 上 に 2 刷 L19 る 場 合 の 例 示 として 版 解 説 書 では C 0=1.0 以 上 とする 弾 性 応 力 計 算 により 建 築 物 各 部 に 生 じる 応 力 度 が 許 容 応 力 度 を 超 えないことを 確 替 えて 各 構 造 について 定 められた 最 大 の Ds に 基 づき C 0(1.0 以 上 ) Ds を 用 いた 方 法 によることも 可 能 です この 場 合 Ds の 数 値 については 下 記 によることが 考 えられます 認 する 方 法 が 示 されていましたが 1) 地 上 階 の 全 てが 純 ラーメン 構 造 の 場 合 今 回 削 除 されています どのような 方 法 が 認 められますか * RC 造 0.45 S 造 及 び SRC 造 0.4 2) 上 記 以 外 の 場 合 RC 造 0.55 S 造 及 び SRC 造 0.5 * S 造 の 場 合 は さらに 2015 版 解 説 書 P.359 にルート 2 で 満 足 する 必 要 がある として 記 載 されている1~11のうち 保 有 耐 力 接 合 や 保 有 耐 力 横 補 剛 の 規 定 など にあたる6~11の 条 件 を 満 たすことが 必 要 です なお Fes の 数 値 が 1 を 超 える 場 合 は さら にそれを 乗 ずることが 必 要 です 2/14
頁 質 問 回 答 6 P.303 L15 P.591 7 P.640 L24 ほか 8 全 体 地 震 力 の 算 定 に 用 いる 設 計 用 一 次 固 有 周 期 T について 版 解 説 書 では 重 力 式 による 場 合 の 説 明 があ り その 後 に 固 有 値 解 析 によっても コンピュータなどによる 解 析 手 法 が 一 般 的 となったことから 当 該 記 述 は 削 除 しています が 重 力 式 による T の 計 算 は 引 き 続 き 用 いる ことが 可 能 です よい となっていた 今 回 重 力 式 に 関 する 記 述 が 全 て 削 除 されている が どのように 扱 えばよいか 露 出 型 柱 脚 の 設 計 例 で ベースプ 版 解 説 書 における 記 述 に 関 して 検 討 の レートの 板 厚 の 検 討 の 計 算 例 におい 上 計 算 例 は 2015 版 解 説 書 も 同 様 の 形 で 掲 載 て ベースプレートの 短 期 許 容 曲 げ しています これは このような 条 件 で 曲 げを 応 力 度 fb1 の 計 算 が 受 ける 鋼 材 の 縁 応 力 度 ( 令 第 82 条 の 規 定 にお fb1=1.5 325/1.3=375N/mm 2 いて 曲 げの 許 容 応 力 度 と 比 較 すべき 数 値 )の となっています これは 建 築 学 会 の 計 算 に 用 いる 断 面 係 数 Z の 数 値 が 通 常 と 異 鋼 構 造 設 計 規 準 における 面 外 方 向 に なる 扱 い すなわち bh 2 /6 でなく ここで 示 曲 げを 受 ける 場 合 の 長 期 許 容 曲 げ 応 す fb1(1.5f/1.3)を 適 用 できるような 数 値 と 力 度 fb=f/1.3 に 準 拠 していると 思 わ なると 考 え 結 果 として 法 令 に 規 定 する 許 容 れますが 短 期 の 検 討 にあたってこ 応 力 度 を 用 いた 計 算 として これまでの 慣 例 れを 1.5 倍 すると 法 令 に 規 定 する ( 鋼 構 造 設 計 規 準 の 規 定 )どおり 付 録 1-2.6 短 期 の 許 容 応 力 度 (=F)を 超 えてし に 示 す 手 順 で 行 えばよいとしているもので まいます 法 的 に 問 題 ないのでしょ す なお このような 板 曲 げの 計 算 を 行 うと うか? き 設 計 例 で 用 いられている 鋼 材 のほか 鋼 構 造 設 計 規 準 の 適 用 範 囲 内 のものについては fb1 を 用 いても 支 障 がないと 考 えられます た だし 大 臣 認 定 を 取 得 して 基 準 強 度 (F 値 )の 指 定 を 受 けて 用 いられる 鋼 材 ( 特 に 高 強 度 の もの)などは 柱 脚 の 性 能 評 価 などこのような 応 力 状 態 を 想 定 した 構 造 性 能 の 確 認 を 行 った ものを 除 き fb1 の 設 定 の 妥 当 性 についての 確 認 が 必 要 です パブリックユースの 一 貫 構 造 計 算 原 則 としてご 質 問 の 考 え 方 で 問 題 ありませ プログラムが 2015 版 解 説 書 の 内 容 に ん ただし 質 疑 2 でも 示 されているよう 対 応 するには 半 年 程 度 かかると 聞 き に 版 解 説 書 に 示 されていた 耐 力 式 等 は 及 びます 現 行 のパブリックユース 対 応 した 質 疑 で 回 答 した 内 容 と 合 わせて 引 き の 一 貫 構 造 計 算 プログラム( 版 続 き 使 用 しても 構 いませんが 2015 版 解 説 書 解 説 書 及 び 質 疑 の 内 容 に 対 応 したも には 最 新 の 知 見 が 反 映 されているため パブ の)を 引 き 続 き 使 っていても 支 障 な リックユースの 一 貫 構 造 計 算 プログラムが いでしょうか 2015 版 解 説 書 に 対 応 した 時 点 以 降 は そうし またこのとき 2015 版 解 説 書 で 同 た 新 しいバージョンのプログラムを 用 いるべ じ 事 項 についての 記 述 が 改 められて きと 考 えられ また 耐 力 式 等 も 2015 版 解 説 いる 場 合 は 当 該 項 目 について 設 計 書 で 示 したものを 使 うことが 推 奨 されます 者 及 び 審 査 者 ( 主 事 等 及 び 適 判 員 等 ) 後 段 の 協 議 に 関 しては 必 ずしも 2015 で 協 議 しつつ 運 用 することになると 版 解 説 書 で 改 められたすべての 項 目 について - 92 3/14
頁 質 問 回 答 考 えてよろしいでしょうか 求 められるわけではないと 考 えられますが 最 新 の 考 え 方 でなく 旧 来 の 手 法 を 踏 襲 した 設 計 を 行 う 部 分 に 関 しては 設 計 者 としての 考 え 方 をあらかじめ 整 理 しておく 必 要 がありま す なお 2015 版 解 説 書 の 内 容 のうち 今 後 一 貫 構 造 計 算 プログラムが 対 応 する 必 要 がある と 思 われる 項 目 として たとえば 以 下 の 点 な どが 考 えられます ( 一 貫 構 造 計 算 プログラム によって 影 響 の 度 合 いが 異 なる 場 合 や また これ 以 外 にも 影 響 を 受 ける 項 目 がある 場 合 が あります ) 1) RC 造 ルート2-3の 廃 止 2) 保 証 設 計 (Ds 算 定 時 だけでなく 外 力 分 布 を 変 えた 時 や 支 持 条 件 を 変 えた 時 は 保 有 水 平 耐 力 時 も 行 う) 3) 偏 心 率 の 算 定 方 法 ( 斜 め 部 材 がある 場 合 の より 合 理 的 な 計 算 法 が 適 用 可 能 ) 4) RC 造 の 付 着 割 裂 破 壊 の 耐 力 式 (より 合 理 的 な 靭 性 保 証 型 指 針 の 式 が 適 用 可 能 ) 5) RC 造 の 腰 壁 付 きはりの 剛 性 低 下 率 (より 合 理 的 な 新 たな 算 定 法 が 適 用 可 能 ) 6) RC 造 の 耐 力 壁 の 終 局 強 度 時 の 変 形 (1/250 まで 可 能 としている 場 合 は 一 定 の 条 件 への 適 合 を 確 認 する) 7) RC 造 の 側 柱 の 幅 が 壁 厚 と 同 厚 に 近 い 耐 力 壁 の 部 材 種 別 ( 壁 式 構 造 の 耐 力 壁 として 判 定 する) 8) RC 造 の 耐 力 壁 の 開 口 補 強 筋 の 算 定 方 法 (RC 規 準 2010 でよいこととし 保 有 水 平 耐 力 計 算 の 二 次 設 計 ではメカニズム 時 の 応 力 を 用 いる) 9) 鉄 骨 造 の 柱 が 角 形 鋼 管 ではりがH 形 鋼 で ある 場 合 の 仕 口 部 の 強 度 確 保 ( 保 有 耐 力 接 合 の 確 認 方 法 について 新 たに 記 述 された 内 容 による) 10) 鉄 骨 造 の 柱 脚 の 計 算 ( 使 用 するアンカー ボルトの 種 類 に 応 じて 軸 部 断 面 積 ねじ 部 断 面 積 を 適 切 に 評 価 する(ボルトの 呼 び 径 だけでは 決 められない)こと) 4/14
頁 質 問 回 答 9 平 19 国 交 告 第 594 号 第 2 第 三 号 ロ 当 該 規 定 への 適 合 を 斜 め 方 向 の 検 討 によっ 126 P.323 L23 の 規 定 (4 本 柱 )に 関 して 斜 め 入 力 て 確 認 する 場 合 は 地 下 部 分 の 部 材 は 斜 め 方 の 検 討 を 行 う 場 合 に 地 下 部 分 の 扱 い を 地 下 部 分 の 割 増 しは 上 部 構 造 の 耐 力 の 確 保 に 関 連 する 部 分 に 限 られ 向 についても 令 第 82 条 第 一 号 から 第 三 号 まで の 計 算 を 満 足 する 必 要 があります( 当 該 規 定 に 定 められた 通 りです) る としてよいでしょうか ( 上 部 構 造 の 斜 め 入 力 による 検 討 を 行 わず C 0=0.25 以 上 とした 検 討 で 代 替 する 場 合 にはそのように 記 述 されていま す ) 質 疑 9 に 関 連 して 例 えば 標 準 P.429 地 震 力 に 対 する 建 築 物 の 基 礎 の 設 計 10 P.353 L14 せん 断 力 係 数 C 0 の 割 増 し( 鉄 骨 造 ル 指 針 2 章 (1)において 基 礎 の 設 計 用 外 力 ート1)や 筋 かい 架 構 のβ 割 増 し( 鉄 を P.429 骨 造 及 び 木 造 ルート2)を 適 用 する 1) 令 第 88 条 第 4 項 の 地 下 部 分 の 地 震 力 囲 み 場 合 も 地 下 部 分 については 上 部 構 2) 基 礎 の 直 上 階 の 水 平 せん 断 力 として 求 め P.609 造 の 耐 力 の 確 保 に 関 連 する 部 分 は 割 られる 水 平 力 ただし, 基 礎 部 分 等 に 作 用 す L6 増 しを 考 慮 するが それ 以 外 の 部 分 は 上 部 構 造 について C 0 0.2 とした 場 合 の 応 力 について 検 討 する こと でよいでしょうか る 荷 重 をこれに 加 算 する 3) 転 倒 モーメントによる 鉛 直 力 を 長 期 鉛 直 力 に 加 減 算 した 鉛 直 力 としています 各 種 の 割 増 しが 上 部 構 造 の 耐 力 の 確 保 の 目 的 である 場 合 ( 左 記 質 問 で 掲 げ られた 事 項 はこれに 該 当 するものと 考 えられ ます)には 上 記 の1)~3)の 計 算 にあたっ て 上 部 構 造 の 耐 力 確 保 に 関 係 する 部 分 を 除 き 相 応 した 割 増 し 等 を 考 慮 する 必 要 はあり ません 鉄 筋 コンクリート 造 建 築 物 の 耐 この 記 述 はRC 造 に 関 する 記 述 であり 保 11 P.345 L13 力 壁 直 下 の 基 礎 については 基 礎 固 有 水 平 耐 力 の 算 定 において 安 全 側 の 評 価 とし 定 とした 保 有 水 平 耐 力 の 検 討 を 行 2 刷 う と 記 載 されていますが 鉄 筋 コン L10 クリート 造 耐 力 壁 直 下 以 外 の 部 分 ( 鉄 筋 コンクリート 造 の 純 ラーメン 架 構 部 分 ( 耐 力 壁 併 用 架 構 のラーメ ン 架 構 部 分 を 含 む)や 鉄 骨 造 全 般 )で は 保 有 水 平 耐 力 を 安 全 側 に 評 価 す る 場 合 には 浮 上 りや 圧 縮 側 支 点 の 降 伏 を 考 慮 すると 考 えてよいでしょ うか ピロティ 形 式 架 構 ( 下 階 壁 抜 け 架 構 )の 場 合 は 耐 力 壁 直 下 と 考 えてよ て 浮 き 上 がりや 圧 縮 側 支 点 の 降 伏 を 考 慮 する ことを 禁 止 するものではありません しかし Ds の 算 定 に 用 いる 崩 壊 形 の 確 認 にあたって 浮 き 上 がりや 圧 縮 側 支 点 の 降 伏 を 考 慮 すること は 支 点 の 浮 き 上 がり 抵 抗 や 圧 縮 側 支 点 の 降 伏 耐 力 に 計 算 外 の 余 力 があることも 多 く そ の 場 合 には 上 部 構 造 の 崩 壊 形 が 変 わり 危 険 側 の 検 討 となる 場 合 があるので 禁 じているもの であり 統 一 したモデル 化 の 観 点 から Ds 算 定 時 には 純 ラーメン 形 式 の 場 合 やピロティ 形 式 架 構 の 場 合 の 支 点 も 同 様 の 扱 いとする 必 要 があります いでしょうか 5/14
頁 質 問 回 答 ルート3において Fs の 割 増 しを 適 ご 指 摘 のように 規 定 の 式 は 告 示 1793 12 P.349 L26 用 除 外 できる 手 順 が1~3と 示 され 号 第 3の 式 のことです ています この2で 規 定 の 式 による Ai 分 布 を 用 いることも 可 能 と 書 か れていますが 規 定 の 式 とは 告 示 1793 号 第 3の 式 でしょうか モー ダルアナリシスによる 精 算 値 を 使 わ なくてもよいと 言 うことでしょう か 告 示 1793 号 第 3では Ai 分 布 は 規 定 の 式 で 算 出 することとなっており そのただし 書 きで 建 築 物 の 振 動 性 状 についての 特 別 な 調 査 又 は 研 究 の 結 果 に 基 づいて 算 出 することができる とされています よって 規 定 の 式 による Ai 分 布 を 用 いることも 可 能 としています なお 剛 性 の 高 い 下 層 階 以 外 の 層 の 剛 性 が 急 変 するなどの 場 合 は 余 裕 ある 設 計 を 心 が ける 上 からは モーダルアナリシスなどによ る 精 算 値 でも 検 討 することをお 勧 めします 鉄 骨 造 の 露 出 型 柱 脚 の 耐 震 設 計 法 ご 質 問 の 適 用 範 囲 は 標 題 の 通 り 露 出 型 柱 13 P.627 L1 について 常 時 荷 重 のみを 支 え 水 平 脚 の 耐 震 設 計 法 であり 崩 壊 メカニズムに 影 力 を 支 持 しない 柱 の 柱 脚 を 露 出 型 柱 脚 とした 場 合 でも 本 設 計 法 を 採 用 す る 必 要 はあるのでしょうか( 例 えば RCコアで 水 平 力 を 支 持 し 鉄 骨 柱 は 露 出 型 柱 脚 としたピン 柱 等 ) 本 設 計 法 の 適 用 範 囲 はあくまでも 耐 震 柱 の みでしょうか 響 しないピン 柱 の 場 合 は 適 用 範 囲 外 になりま す ただし P.625 L31~P.626 L16 に 記 述 が ありますが ピンと 仮 定 してもある 程 度 の 回 転 剛 性 を 持 つ 場 合 があり ディテールの 設 計 には 注 意 してください なお 例 示 で 質 問 され ている RCコアで 水 平 力 を 支 持 し 鉄 骨 柱 は に 関 しては 併 用 構 造 の 取 り 扱 いの 内 P.449 の 6.9.3 平 面 的 に 構 造 が 異 なる 場 合 の 記 述 を 参 考 にしてください 使 用 上 の 支 障 の 検 討 ( 平 12 建 告 告 示 上 は はりの 支 持 条 件 による 分 類 は 設 14 P.325 1459 号 第 1)で RC 造 の 片 持 ち 床 けられていないため 片 持 ちばりであっても 板 には 条 件 式 が 設 定 されています が その 他 の 部 分 の 片 持 ち 材 には 条 件 式 が 設 定 されていません たとえ ばRC 造 の 片 持 ちはりでもはりの D/L>1/10 を 満 足 していれば たわみ の 検 討 は 不 要 と 考 えられるため 先 端 のたわみの 算 定 結 果 が 1/250 以 下 表 に 適 合 すれば たわみの 検 討 は 法 令 上 の 義 務 ではありません しかしながら 片 持 ちばり は 両 端 支 持 ばりと 比 べてたわみが 大 きくなる ので 設 計 者 が 定 めた 設 計 クライテリアを 満 足 するかどうかの 検 討 はした 方 がよいでしょ う もちろん 片 持 ちばりに 発 生 する 応 力 度 が 許 容 応 力 度 を 超 えることは 認 められません を 満 足 しなくても 良 いと 考 えてよい でしょうか RC 造 における 崩 壊 形 の 判 定 方 法 せん 断 割 り 増 しを 行 う 時 点 については 余 15 P.394 L17 として 余 耐 力 法 が 示 されています 耐 力 法 における 応 力 上 昇 を 考 慮 した 時 点 とな が 保 証 設 計 に 関 しても 未 崩 壊 部 材 2 刷 ( 節 点 )では 余 耐 力 法 等 による 応 力 L16 上 昇 を 考 慮 したせん 断 力 に 対 し せ ん 断 力 の 割 り 増 しを 確 保 する 必 要 が あると 考 えてよいでしょうか ( 一 貫 計 算 プログラムの 未 崩 壊 部 材 の 保 証 ります Ds 算 定 時 は 基 本 的 に 崩 壊 メカニズ ム 時 と 同 意 ですが 特 に 部 材 種 別 や Ds の 算 定 に 関 わる 説 明 の 際 に 用 いられています なお 余 耐 力 法 は 崩 壊 メカニズムがなかな か 確 認 できない 場 合 に 応 力 上 昇 を 考 慮 し 崩 壊 6/14
頁 質 問 回 答 16 P.164 L4~9 17 P.322 L35~ P.323 L13 設 計 は Ds 算 定 時 ( 変 形 角 制 限 等 の メカニズムの 応 力 を 推 定 する 方 法 ですが こ 条 件 指 定 による 解 析 終 了 時 )の 応 力 れを 崩 壊 メカニズム 時 と 呼 ぶのは 適 切 ではな に 対 してのみ 保 証 設 計 を 行 うものが いため Ds 算 定 時 と 呼 び 区 別 しています あります ) なお 解 説 書 の 中 で Ds 算 定 時 (P.391,394 等 )と 崩 壊 メカニズム 時 ( P.345,361,369,372,398,402 等 ) の 記 載 がありますが 意 図 して 使 い 分 けられているのでしょうか (P.391~では 年 版 の 崩 壊 メ カニズム 時 が Ds 算 定 時 にかわ っていますが 本 来 同 意 味 のもの ( 階 又 は 建 物 全 体 が 崩 壊 形 に 達 する 時 点 )と 考 えてよいでしょうか ) 令 第 70 条 において 火 災 時 の 検 討 を 昭 和 62 年 の 当 該 事 務 連 絡 は 平 12 建 告 第 要 する 一 の 柱 について すべての 1356 号 の 制 定 によって 扱 いが 変 更 され 現 状 階 の 柱 が 対 象 であるとしています ではすべての 柱 について 検 討 が 必 要 です( 同 が 昭 和 62 年 12 月 1 日 付 事 務 連 絡 告 示 に 規 定 されるとおりです) なお 告 示 の 検 地 階 を 除 く 階 数 が3の 建 築 物 に 係 証 を 行 う 場 合 の 一 の 柱 に 関 し 着 目 する 階 る 政 令 第 70 条 の 取 り 扱 いについて の 部 分 だけを 除 いた 架 構 として 検 討 すること で 示 された 通 り 一 階 の 柱 の 検 討 と で 差 し 支 えありません して 扱 うことは 可 能 でしょうか 耐 力 壁 を 有 する 剛 節 架 構 に 作 用 それぞれ 以 下 の 通 りです する 応 力 の 割 増 し における 解 説 の 記 述 について 次 のように 考 えてよ いでしょうか 1 版 解 説 書 P.2883a)における 1について 軸 力 も 同 時 に 割 り 増 す 場 合 弾 剛 節 架 構 部 分 の 応 力 ( 曲 げモー 性 解 析 による 応 力 が 小 さいにもかかわら メント せん 断 力 軸 力 )を 一 様 に ず 場 合 によっては 柱 の 設 計 が 困 難 になる 割 り 増 す 方 法 は 削 除 されている などの 場 合 もあるため 記 載 の 例 示 を 改 め が 引 き 続 き 用 いることは 可 能 で たものです 引 き 続 きこれを 用 いることは ある 差 し 支 えありません 2 柱 に 一 定 の 耐 力 を 確 保 すること 2 3について 質 問 者 の 認 識 で 問 題 ありま であることから 柱 が 負 担 でき せん るようにする とあるので 柱 のみ を C 0 0.05 に 相 当 するせん 断 力 及 4について 原 則 として 一 次 設 計 時 の 軸 力 を び 曲 げモーメントに 対 して 設 計 す 用 いるものとしますが 設 計 者 判 断 によっ ればよく はりについては 割 増 し て 割 増 しをすることは 構 いません は 必 須 ではない 3 地 震 力 作 用 時 の 反 曲 点 が 異 なる 場 合 でも 柱 の 中 央 として 仮 定 して よい とある 記 述 に 従 ってよい 7/14
頁 質 問 回 答 4 地 震 力 作 用 時 の 軸 力 の 算 出 ( 設 定 ) は 設 計 者 判 断 でよい 変 形 床 や 非 剛 床 がある 場 合 の 偏 心 偏 心 率 の 計 算 は 剛 床 仮 定 が 成 り 立 つか 否 18 P.336 L5 率 の 計 算 に 関 して P.336L5 では 一 かによらず 一 次 設 計 時 の 応 力 状 態 に 基 づき 次 設 計 の 地 震 力 の 作 用 時 の 応 力 を 算 計 算 することができます P.337 定 した 状 態 で 計 算 する とあります 本 質 疑 は 正 誤 としても 対 応 しています 詳 細 は L27 が その 一 方 で P.337L27 では 剛 http://www.icba.or.jp/index/pdf/ybook2015seigo.pdf も 床 仮 定 の 下 で 計 算 する としていま す 剛 床 仮 定 を 設 けずに 一 次 設 計 を 行 った 場 合 には 必 ず 剛 床 仮 定 の 下 で 偏 心 率 を 別 途 計 算 する 必 要 がある 参 照 してください また 2 刷 では P333~337 の 構 成 を 大 きく 変 えており 1 刷 購 入 者 のために 差 替 用 PDF も 用 意 しております http://www.icba.or.jp/index/pdf/ybook_p333_337.pdf) のでしょうか RC 造 ルート1 2の 柱 及 びはり そのように 扱 って 結 構 です RC 規 準 15 条 29 19 P.381 L32 の 設 計 に 関 して RC 規 準 2010 の 大 2.(3)の 許 容 せん 断 力 式 は 荒 川 式 を 簡 略 化 地 震 動 に 対 する 安 全 性 確 保 のための したものですので 荒 川 式 と 同 様 せん 断 破 壊 65 P385 検 討 (15 条 2.(3)) を 行 えば 付 の 検 討 とともに 付 着 割 裂 破 壊 の 検 討 も 兼 ねる L18 着 割 裂 破 壊 が 生 じないことの 検 討 は ものと 考 えることができます ただし カット 省 略 できると 考 えてよいでしょう か オフ 筋 がある 場 合 は 付 録 1-3.1(1)はり6 終 局 強 度 c) 付 着 同 (2) 柱 6 終 局 強 度 d) 付 着 などに 従 った 安 全 性 の 検 討 が 必 要 で R C 規 準 (2010)16 条 付 着 および 継 手 1 項 付 着 (4)3)に 示 す 方 法 で 検 討 することが 考 えられます RC 造 部 材 の 平 均 せん 断 応 力 度 τ 今 回 の 改 訂 にあたって 多 くの 実 験 事 例 を 収 20 P.393 L1~9 u の 計 算 に 用 いる 部 材 の 断 面 積 を 袖 集 し 各 種 の 式 等 の 妥 当 性 を 改 めて 評 価 してい 壁 付 き 柱 では 柱 と 壁 の 断 面 積 とし ていますが 腰 壁 垂 壁 付 きはりでは はりの 断 面 積 としています この 考 え 方 の 違 いはどのような 理 由 ( 考 ますが τu に 関 してははりの 腰 壁 垂 れ 壁 部 分 の 効 果 が σ 0 に 関 しては 柱 の 袖 壁 部 分 の 効 果 が それぞれ 不 明 確 であったため 表 現 を 改 めたものです え 方 )によるものでしょうか また σ 0 の 計 算 に 用 いる 部 材 の 断 面 積 は 版 解 説 書 では 柱 とそ で 壁 の 全 断 面 積 となっていました が 2015 版 解 説 書 では 柱 の 断 面 積 に 変 更 されています τu に 用 いるも のと 異 なっていますが 問 題 ありませ んか 8/14
頁 質 問 回 答 21 P.393 L29 2 刷 L28 22 P.621 L19 23 P.642 L14 24 P.680 L11~ 14 2 刷 L14 ~17 25 P.321 L29~ 35 P.434 L23~ 29 RC 造 耐 力 壁 の 側 柱 の 要 件 とし て RC 規 準 1999 の 付 帯 ラーメンの 推 奨 条 件 ( 表 19.1)の 値 が 示 されて いますが 壁 板 の 厚 さ t としてRC 規 準 2010 の( 解 19.58) 式 による 原 則 として 用 いることはできません ただ し 当 該 記 述 の 直 後 にあるように 壁 式 構 造 の 場 合 のτu/Fc を 用 いて 耐 力 壁 としての 部 材 種 別 (WA~WD)を 算 定 することで 壁 厚 として t を 用 いて 側 柱 の 断 面 積 及 び 最 小 径 を 算 定 t を 用 いてもよいでしょうか することが 可 能 です 鉄 骨 造 の 保 有 耐 力 横 補 剛 の 考 え 方 はりの 保 有 耐 力 横 補 剛 は 降 伏 耐 力 としては として 二 つの 方 法 が 示 されています りの 全 塑 性 モーメント Mp を 用 いることを 前 提 が 均 等 間 隔 で 横 補 剛 の 規 定 を 満 足 としています 降 伏 耐 力 として Mcr を 用 いる する 場 合 はりの 降 伏 耐 力 として 全 場 合 保 有 水 平 耐 力 の 検 討 としては 安 全 側 で 塑 性 モーメント Mp ではなく 鋼 構 造 すが 危 険 側 となる 可 能 性 のある 他 の 部 分 の 塑 性 設 計 指 針 による Mcr を 用 いて 設 計 ( 柱 梁 耐 力 比 保 有 耐 力 接 合 など)につい よいのでしょうか て 適 切 であるか すなわち Mp を 用 いているか を 確 認 しておく 必 要 があります 鉄 骨 造 の 柱 脚 の 検 討 としてコーン 本 検 討 例 での Ac は 半 円 が3つ 重 なった 状 態 状 破 壊 の 有 効 投 影 面 積 (Ac)を 363825 での 投 影 面 積 となります 具 体 的 には 文 献 21 としていますが どのような 考 え 方 ( 日 本 鋼 構 造 協 会 建 築 構 造 用 アンカーボル に 基 づくものでしょうか トを 用 いた 露 出 柱 脚 設 計 施 工 指 針 同 解 説 ) の P.128 を 参 考 にして 半 円 が 3 つ 重 なった 状 態 での 投 影 図 を 描 き 文 献 25(AIJ 各 種 合 成 構 造 設 計 指 針 同 解 説 )の P.293 に 掲 載 されてい る 円 が 重 なった 場 合 の 有 効 投 影 面 積 の 計 算 方 法 を 参 考 にして 計 算 した 数 値 となります (な お P.639L21 にも 同 じ 名 称 の 変 数 Ac が 登 場 し ますが こちらはアンカーボルトの 引 き 抜 き に 対 するコーン 破 壊 の 検 討 であり 異 なる 計 算 です) RC 造 の 架 構 で 片 持 ちばりが 取 り 片 持 ちばりが 取 り 付 く 柱 はり 接 合 部 と 大 ば 付 く 柱 はり 接 合 部 のせん 断 耐 力 計 算 りが 取 り 付 く 柱 はり 接 合 部 は 地 震 時 の 応 力 において 柱 はり 接 合 部 の 形 状 によ 伝 達 機 構 が 同 様 と 考 えられないので κ など る 係 数 は 片 持 ちばりを 大 ばりとみ の 係 数 は 片 持 ちばりを 無 視 した 条 件 について なしてT 形 又 は 十 字 形 の 場 合 の 方 法 設 定 する 必 要 があります を 採 用 してよいでしょうか また 採 用 できる 場 合 の 片 持 ちばりの 条 件 は ありますか P321 L33 では 地 盤 のばねについ 質 問 の 方 法 は 用 いても 構 いませんが 周 囲 て 接 地 圧 や 支 点 反 力 などの 状 態 を の 基 礎 ばりが 十 分 に 剛 であることを 確 認 す 確 認 した 上 で 設 けるべきかどうか る ことが 必 要 です 判 断 する としています 一 方 P434 基 礎 梁 が 十 分 剛 であることの 確 認 は 拘 束 L26 では ただし このような 場 合 を 解 放 した 支 点 の 上 方 向 変 位 が 十 分 に 小 さい でも 周 囲 の 基 礎 ばりが 十 分 に 剛 で ことを 確 認 すればよいことになります あり かつ 基 礎 ばりの 耐 力 が 引 抜 き この 上 方 向 変 位 が 十 分 に 小 さい ことを 確 9/14
頁 質 問 回 答 26 P.345 L29~ 31 2 刷 L26 ~28 27 P.381 L23 力 に 対 して 余 裕 があることを 確 認 す 認 する 目 安 に 関 しては 日 本 建 築 学 会 建 築 基 れば 応 力 が 再 配 分 されうるとみな 礎 構 造 設 計 指 針 2001 年 版 等 を 参 考 に 設 計 して 基 礎 ばねを 考 慮 しないものと 者 が 詳 細 な 検 討 を 行 い 定 めることができま することができる とされています す 詳 細 な 検 討 を 行 わない 場 合 は 極 限 周 面 摩 くい 基 礎 の 場 合 において 基 礎 ばね 擦 力 度 に 達 するくいの 沈 下 量 が 砂 質 地 盤 で 10 を 考 慮 せず 支 点 をピン 支 持 としてモ mm 程 度 粘 土 質 地 盤 で 20 mm 程 度 であるという デル 化 し 地 震 時 にくい 自 重 を 超 え 報 告 が 上 記 指 針 に 紹 介 されているので それ る 支 点 反 力 が 生 じた 場 合 支 点 の 上 らを 参 考 に くいの 引 き 抜 き 力 が 短 期 許 容 引 下 方 向 変 位 の 拘 束 を 解 放 して 隣 接 基 き 抜 き 力 以 内 に 納 まる 状 態 ( 値 )を 考 慮 して 礎 等 に 引 抜 力 を 伝 達 する 解 析 ( 浮 き 地 盤 の 特 性 に 応 じて 設 計 者 が 決 めてくださ 上 がりを 考 慮 した 解 析 )を 行 い 基 礎 い ばりの 応 力 が 短 期 許 容 応 力 を 超 えな なお 浮 き 上 がりを 考 慮 した 解 析 の 際 短 期 いことを 確 かめた 場 合 は 基 礎 ばり 許 容 引 抜 き 力 を 超 えない 範 囲 でくいの 引 抜 き の 耐 力 に 余 裕 があることを 確 認 し 抵 抗 を 考 慮 することもできますが 解 放 した たとみなしてよいでしょうか 支 点 の 上 方 向 変 位 ( 浮 上 がり 量 )が 上 記 目 安 を 参 考 に 設 計 者 が 設 定 した 数 値 以 下 であること に 加 えて 基 礎 梁 などに 生 じる 応 力 が 短 期 許 容 応 力 を 超 えないこと くい 体 に 作 用 してい る 引 抜 き 力 に 加 えて 地 震 時 にくいが 負 担 す るせん 断 力 及 びそれに 起 因 する 曲 げモーメン トも 考 慮 して くい 体 (くい 頭 接 合 部 も 含 む) の 応 力 が 短 期 許 容 応 力 以 内 であることを 確 認 する 必 要 がある 点 に 注 意 してください 転 倒 に 対 する 検 討 で 基 礎 杭 を 内 転 倒 の 計 算 方 法 に 関 して 明 確 な 法 令 の 規 定 側 に 支 点 を 設 ける 場 合 の 記 載 はあり があるわけではありませんので 力 学 的 観 点 ますが 1 階 下 部 の Qf 基 礎 底 ま から 検 討 方 法 を 判 断 してください 基 礎 底 面 での 高 さ についての 考 慮 について がフラットな 地 下 の 無 い 建 築 物 の 場 合 を 例 に は 設 計 者 判 断 で 良 いということでし とると 直 接 基 礎 の 場 合 は 基 礎 底 面 位 置 で 転 ょうか? 倒 を 検 討 することが 妥 当 と 考 えられます く い 基 礎 の 場 合 も 同 様 に 基 礎 底 面 位 置 で 転 倒 の 検 討 を 行 うことが 推 奨 されますが 設 計 者 判 断 で 計 算 モデルは 構 造 心 を 採 用 した 上 で 転 倒 の 検 討 を 行 っても 構 いません ただし 後 者 の 場 合 は 転 倒 の 検 討 結 果 に 余 裕 があることを 別 途 確 認 することが 推 奨 されます RC 造 柱 の 設 計 用 せん 断 力 QD を 求 該 当 箇 所 に 関 しては ご 指 摘 のように 常 に める 際 の QL について 版 解 説 書 QL をゼロにすることが 妥 当 でない 場 合 がある P.345 で 記 載 のあった ただし 柱 の ことを 考 慮 して 記 述 を 削 除 したものですが 場 合 には 原 則 としてこれを 零 として 当 該 規 定 上 は QL を ただし 柱 の 場 合 には 零 よい が 2015 年 版 P.381 にはあり とすることができる と 定 めていますので ません 当 該 記 述 は 修 正 ( 追 記 して 版 解 説 書 の 表 一 方 RC 規 準 2010 P.169 の 26 現 に 戻 す) 致 します 10/14
頁 質 問 回 答 行 目 ~28 行 目 には QL は 通 常 の 場 合 左 記 にある 通 り このただし 書 きの 適 用 に には 0 としてよいが 特 殊 な 荷 重 条 当 たっては RC 規 準 2010 を 参 考 としてくだ 件 等 により 比 較 的 大 きなせん 断 力 が さい 常 時 作 用 する 場 合 には 設 計 用 せん (なお 上 記 の 通 り 本 質 疑 は 正 誤 としても 対 断 力 に 算 入 する 必 要 がある とあり 応 しています ) ます RC 規 準 2010 と 同 じように 通 常 の 場 合 は QL=0 として 計 算 してもよい でしょうか? RC 造 ルート2-2に 関 し ルート2-2 は 大 きな 開 口 を 有 する 壁 や 28 P.385 版 解 説 書 の P.350 で そで 壁 を 有 し 柱 に 付 いたそで 壁 等 が 多 い 建 築 物 を 対 象 とし ない 建 築 物 に 用 いてはならない と たものです 大 きな 開 口 を 有 する 壁 や 柱 に 付 の 解 説 がありましたが 2015 版 解 説 いたそで 壁 等 が 多 くなく 壁 の 付 かない 柱 が 書 ではその 部 分 は 削 除 されていま 多 い 建 築 物 に 用 いることは 適 切 ではありませ す もし 柱 量 だけでΣ1.8αAc ん そのような 建 築 物 の 設 計 に 対 しては ルー ZWAi を 満 たす 場 合 は ルート2-2 ト3を 適 用 することで より 実 態 に 即 した 安 を 採 用 してもよろしいでしょうか 全 性 の 確 認 が 行 われると 考 えられます 付 表 1.2-2 及 び 関 連 する 解 説 に 関 それぞれ 以 下 の 通 りです 29 P.618 する 次 の 項 目 に 関 して どのように 1について 左 記 の SS400 及 び SM490 の 使 用 考 えればよいでしょうか は 可 能 ですが SS490 は 溶 接 には 向 かない 鋼 1400N 級 490N 級 とある 部 分 につい 材 であり 溶 接 部 の 許 容 応 力 度 も 規 定 され て SS400 SS490 SM490 に 対 し 適 用 ていませんので 溶 接 接 合 の 仕 口 部 には 使 することが 可 能 でしょうか また 17 用 できません 形 状 に 関 しては 細 幅 以 外 の 行 目 では 細 幅 のH 形 鋼 について 例 示 H 形 鋼 についても 適 用 することができま していますが それ 以 外 の 寸 法 につ す いても 適 用 可 能 でしょうか 2について 今 回 の 改 訂 で 追 記 された 接 合 部 2 柱 が 円 形 鋼 管 である 場 合 には 適 用 係 数 の 緩 和 に 関 する 部 分 については 柱 を 可 能 でしょうか 円 形 鋼 管 とする 場 合 の 知 見 がなく 現 時 点 3 日 本 建 築 学 会 鋼 構 造 接 合 部 設 計 では 適 用 できません 柱 を 円 形 鋼 管 とする 指 針 P.135 表 C4.6 と 異 なっている 場 合 の 性 能 が 実 験 等 によって 確 認 されれ が 表 C4.6 を 適 用 することは 可 能 で ば その 状 況 を 反 映 した 例 示 が 追 加 される しょうか 場 合 もあります それ 以 外 の 部 分 について 4 α=1.0 以 上 α=1.3(1.2) 未 満 であ は 円 形 鋼 管 についても 適 用 可 能 です ること の 確 認 にあたって ウェブに 3について 基 本 的 には 適 用 可 能 ですが 一 よるモーメント 伝 達 効 率 の 低 減 を 考 つの 建 築 物 の 鉄 骨 造 の 接 合 部 について あ 慮 する 必 要 がありますか る 接 合 部 には 付 表 1.2-2 を 別 の 接 合 部 に は 学 会 指 針 の 表 C4.6 を それぞれ 適 用 する ような 設 計 は 認 められません 4について 考 慮 する 必 要 があります なお このとき 保 有 水 平 耐 力 を 求 めるための 荷 重 増 分 解 析 においても 梁 ウェブのモーメ ント 伝 達 効 率 の 低 さを 適 切 に 考 慮 する 必 要 64 11/14
頁 質 問 回 答 30 P.632 L13~ 17 31 P.646 L6~8 32 P.648 L24~ 32 があります この 場 合 には P.618L14 にあ るように 安 全 側 に 梁 ウェブの 寄 与 を 無 視 する 等 の 方 法 が 考 えられます (ただし 柱 梁 耐 力 比 に 対 して 全 断 面 有 効 として 必 要 な 柱 梁 耐 力 比 を 確 保 する 等 の 注 意 が 必 要 です ) 露 出 型 柱 脚 のせん 断 耐 力 Qu におい 出 典 は 次 の 通 りです て 版 解 説 書 P.602~603 の( 付 日 本 建 築 学 会 鋼 構 造 接 合 部 設 計 指 針 2006 1.2-28) 式 ~( 付 1.2-34) 式 から 2015 年 3 月 pp.269 版 P.632 の( 付 1.2-34) 式 ~( 付 1.2- 版 解 説 書 の 式 の 採 用 に 関 する 考 え 方 41) 式 に 変 更 されましたが 2015 版 解 は 質 疑 2 で 触 れた 技 術 的 助 言 の 扱 いと 同 説 書 の 式 の 出 典 を 教 えてください 様 です 基 本 的 に 従 前 の 方 法 を 引 き 続 き 用 い また 版 解 説 書 によるせん 断 耐 ることが 可 能 ですが 改 訂 された 部 分 につい 力 を 採 用 してもよいのでしょうか てはその 内 容 によることが 推 奨 されます コンクリートに 作 用 する 最 大 圧 縮 柱 脚 部 のコンクリート 部 分 の 検 討 に 短 期 許 応 力 度 の 検 討 において 2015 版 では 容 応 力 度 の 値 を 用 いることとしたのは 本 検 安 全 側 の 判 断 として 短 期 許 容 応 力 討 がルート2の 一 環 として 行 われるものであ 度 の 値 とした となっていますが ること 計 算 の 仮 定 上 は 平 面 保 持 ( 弾 性 範 囲 ) 版 では Fc の 値 を 用 いています を 前 提 としていること 立 ち 上 がり 部 分 の 圧 短 期 許 容 応 力 度 の 値 を 用 いるか Fc 縮 縁 にベースプレート 縁 が 近 く 別 の 破 壊 形 式 を 用 いるかは 設 計 者 の 判 断 でよいで が 考 えられる 場 合 もある(が 設 計 例 ではそこ しょうか まで 記 述 してない)ことなど 種 々の 理 由 から の 判 断 です これらを 考 慮 して 設 計 者 判 断 で 版 解 説 書 の 数 値 (Fc)を 用 いて 計 算 する ことは 差 し 支 えありません RC 規 準 2010 の 安 全 性 確 保 のため RC 規 準 2010 の 安 全 性 確 保 のための 検 討 は の 検 討 は 328 ページの 図 6.2-1 にお 部 材 のせん 断 破 壊 の 防 止 のための 計 算 として ける 二 次 設 計 部 材 のせん 断 破 壊 防 扱 うことが 可 能 です この 際 には 告 示 H19- 止 に 相 当 すると 考 えてよいでしょ 593 S55-1791 H19-594 に 示 される 設 計 用 せ うか また ルート1 ルート2で RC ん 断 力 の 割 増 しについても 満 たす 必 要 があり 規 準 2010 に 準 拠 する 場 合 柱 はり ます 耐 力 壁 のせん 断 設 計 柱 はりの 付 着 付 着 の 検 討 耐 力 壁 のせん 断 検 討 以 外 は 二 設 計 柱 はり 接 合 部 のせん 断 設 計 の 次 設 計 として 安 全 性 確 保 の 検 討 を 行 えば 一 二 次 設 計 としての 安 全 性 確 保 のため 次 設 計 ( 短 期 の 許 容 応 力 度 の 検 討 )を 省 略 でき の 検 討 を 行 った 場 合 一 次 設 計 の 損 ます 付 着 の 検 討 については P.649 L35 にあ 傷 制 御 の 検 討 を 省 略 してもよいでし るように 安 全 性 確 保 の 検 討 を 損 傷 制 御 の 検 ょうか 討 に 替 えることはできないので 注 意 してくだ さい 12/14
頁 質 問 回 答 33 P.660 L23~ 28 34 P.679 L26~ 31 2 刷 L26 ~34 RC 部 材 のうちカットオフ 筋 を 有 それぞれ 次 の 通 りです する 柱 及 びはりに 対 する 付 着 割 裂 破 1ご 指 摘 の 通 り 式 中 の L をカットオフ 長 さ 壊 の 検 討 について 次 のように 考 え と 読 み 替 えて 適 用 するものとします また てよいでしょうか その 場 合 カットオフ 筋 のΔσはカットオ 1 安 全 性 の 検 討 を( 付 1.3-20) 式 ~ フ 端 の 主 筋 の 応 力 度 を 零 として 計 算 する 必 ( 付 1.3-22) 式 によることができる 要 があります としていますが カットオフ 長 さの 2( 付 1.3-22) 式 は 日 本 建 築 学 会 靭 性 保 証 パラメータがなく L( 部 材 の 内 法 長 型 設 計 指 針 における 付 着 の 設 計 用 付 着 応 さ)をカットオフ 長 さと 読 み 替 える 力 度 を 求 めるものであり 安 全 側 の 検 討 と と 考 えてよいでしょうか して 上 限 強 度 を 使 用 してもかまいません 2 主 筋 の 引 張 強 度 について ( 付 1.3- が Δσを 求 める 際 には 同 指 針 の 定 義 によ 22) 式 等 の 場 合 には 上 限 強 度 の 使 用 ることが 原 則 です また RC 規 準 の 式 を 用 また RC 規 準 (16.5) 式 等 の 場 合 には いて 検 討 する 場 合 は 本 書 で 明 示 的 に 読 み 材 料 強 度 の 割 り 増 しを 考 慮 してよい 替 えを 行 うとする 場 合 を 除 き RC 規 準 の 定 でしょうか 義 や 適 用 範 囲 に 従 ってください (ご 指 摘 の 3RC 規 準 2010 では せん 断 ひび 割 れ (16.5) 式 等 の 場 合 には 降 伏 強 度 を 用 い 材 に 対 して 十 分 に 余 裕 のある 場 合 はテ 料 強 度 を 用 いるとはされていません ) ンションシフト( 部 材 有 効 せい d)を なお 告 示 H12-2464 で 基 準 強 度 の 割 り 増 考 慮 しなくてよい 記 載 があります しができるのは 第 3 材 料 強 度 の 基 準 強 度 の が 終 局 時 のせん 断 応 力 度 が コンク みで ( 法 令 上 の) 保 有 水 平 耐 力 を 計 算 する リートの 許 容 せん 断 応 力 度 または 場 合 に 適 用 が 限 られており 原 則 としては RC 規 準 2010 の( 解 15.1) 式 以 下 で 適 用 できません あれば テンションシフトを 考 慮 し 3 左 記 で 構 いません この 検 討 は RC 規 準 の なくてもよいでしょうか 一 環 として 行 うもので P.650 のせん 断 ひび 4カットオフをする 梁 の 付 着 割 裂 を 割 れ 強 度 式 ( 付 1.3-2)を 用 いることはでき 考 慮 したせん 断 耐 力 等 の 式 ( 例 えば ません プレハブ 建 築 協 会 壁 式 ラーメンプ 42015 版 解 説 書 の 作 成 における 検 討 対 象 には レキャストコンクリート 造 (WR-PC) 入 っていなかったため 掲 載 されていませ 指 針 7.7.3 式 解 10.3.1 式 )は 適 ん 一 般 論 としては 指 針 の 適 用 範 囲 であれ 用 可 能 でしょうか ば 設 計 者 判 断 で 使 用 することが 可 能 であ ると 考 えられます (ただしご 質 問 にある WR-PC 指 針 の 7.7.3 式 は カットオフがある 場 合 の 梁 のカットオフ 部 分 の 安 全 性 の 検 討 に 用 いることは 適 当 でないと 考 えられま す) RC 造 の 柱 はり 接 合 部 はルート そのように 考 えて 構 いません なおこれら 1 ルート2の 場 合 通 常 は 許 容 応 力 の 省 略 が 適 用 できない 接 合 部 の 条 件 に 関 して 度 計 算 を 省 略 して 良 いとされていま は 次 の 通 りです ( 一 刷 二 刷 の 正 誤 として すが 二 次 設 計 としての 部 材 のせん 公 開 されています) 断 破 壊 防 止 についても 省 略 して 良 通 常 は 壁 量 が 十 分 にあり, 接 合 部 に 作 用 す いでしょうか るせん 断 力 が 十 分 に 小 さいと 考 えられること から 許 容 応 力 度 計 算 を 省 略 して 良 い しか 13/14
頁 質 問 回 答 35 P.773 L17~ 19 し, 壁 量 が 少 ない 場 合 や 柱 はり 接 合 部 の 周 囲 に 壁 が 配 置 されない 場 合 など, 変 形 量 が 大 き い 接 合 部 では, 許 容 応 力 度 計 算 を 行 う 必 要 が ある 法 第 20 条 第 1 項 第 一 号 に 定 める 超 令 第 137 条 の 2 に 法 第 20 条 の 規 定 の 適 用 高 層 建 築 物 については 緩 和 の 対 を 受 けない 建 築 物 ( 同 条 第 1 項 第 一 号 に 掲 げ 象 としていない とありますが こ る 建 築 物 及 び を 除 く 第 137 条 の 12 第 1 項 れは 既 存 部 分 が 法 第 20 条 第 1 項 第 において 同 じ ) とあり 法 第 20 条 第 1 項 第 一 号 建 築 物 で 既 存 不 適 格 の 場 合 既 一 号 に 掲 げる 建 築 物 すなわち 高 さが 60mを 存 部 分 の 不 適 格 規 定 の 継 続 はできな 超 える 建 築 物 は 令 第 137 条 の2 及 び 令 第 137 いという 事 でしょうか また 次 の 場 条 の 12 第 1 項 の 規 定 を 適 用 することはできま 合 は 建 築 可 能 でしょうか せん <ケース1( 令 第 137 条 の 2 第 一 号 つまり 法 第 20 条 について 既 存 不 適 格 である イ)> 高 さが 60m を 超 える 既 存 建 築 物 について 増 1 既 存 不 適 格 建 築 物 に 対 する 法 第 20 築 改 築 大 規 模 な 修 繕 大 規 模 な 模 様 替 えを 条 第 1 項 第 一 号 建 築 物 の 一 体 増 築 行 う 場 合 は 増 改 築 が 一 体 か 否 かまた 構 造 耐 2 既 存 不 適 格 である 法 第 20 条 第 1 項 力 上 の 危 険 性 が 増 大 しないか 否 かに 関 わら 第 一 号 建 築 物 に 対 する 一 体 増 築 ず 法 第 20 条 について 遡 及 を 緩 和 することは 法 文 上 建 築 物 全 体 の 構 造 計 算 が できません 令 第 3 章 第 8 節 に 適 合 すれば 良 いの また 高 さが 60m 以 下 の 建 築 物 にエキスパ で 建 築 物 全 体 の 大 臣 認 定 を 取 得 す ンションジョイントを 介 して 高 さが 60mを 超 れば 既 存 部 分 の 不 適 格 の 継 続 は 可 える 建 築 物 を 増 築 する 場 合 についても 高 さ 能 ではないでしょうか が 60m を 超 える 建 築 物 を 増 築 した 後 の 建 築 物 全 体 が 令 第 137 条 の 2 が 適 用 できない 法 第 20 条 第 1 項 第 一 号 に 掲 げる 建 築 物 を 含 む 計 画 になるため 既 存 不 適 格 建 築 物 の 緩 和 を 受 けることはできません 公 開 修 正 履 歴 2015/6/29 公 開 ( 質 疑 1 から 7 まで) 2015/8/21 追 加 ( 質 疑 8 から 15 まで) 2015/9/29 追 加 ( 質 疑 16 から 24 まで) 修 正 ( 質 疑 15 の 回 答 表 現 ICBA の 関 連 情 報 へのリンク 先 ) 2015/11/18 追 加 ( 質 疑 25 から 35 まで) 2015/12/14 修 正 ( 序 文 一 部 修 正 18,29 の 質 問 中 のページ 等 訂 正 ) 2 刷 対 応 追 加 (5,11,15,18,21,24,26,34) 2016/2/18 修 正 ( 序 文 一 部 修 正 ) 14/14