目 次 これからの 経 営 の 全 体 像 Ⅰ 長 期 経 営 方 針 1. 当 社 の 存 在 意 義 2.より 魅 力 ある 商 業 空 間 へ 3. 都 市 基 盤 としての 使 命 4. 長 期 経 営 目 標 と 大 規 模 リニューアル 5. 営 業 面 から 見 た 大 規 模 リニュ

大 阪 地 下 街 株 式 会 社 長 期 経 営 方 針 及 び 中 期 経 営 ( 平 成 26~28 28 年 度 ) 平 成 26 年 3 月

目 次 これからの 経 営 の 全 体 像 Ⅰ 長 期 経 営 方 針 1. 当 社 の 存 在 意 義 2.より 魅 力 ある 商 業 空 間 へ 3. 都 市 基 盤 としての 使 命 4. 長 期 経 営 目 標 と 大 規 模 リニューアル 5. 営 業 面 から 見 た 大 規 模 リニューアルの 必 要 性 6. 施 設 面 から 見 た 大 規 模 リニューアルの 必 要 性 7. 大 規 模 リニューアルへの 取 り 組 み 8. 第 1ステージ( 平 成 26~35 年 度 )の 全 体 像 Ⅱ 中 期 経 営 ( 平 成 26~28 年 度 ) 1. 中 期 経 営 の 全 体 像 2. 中 期 経 営 における 数 値 目 標 3. 営 業 の 重 点 ポイント 4. 施 設 の 重 点 ポイント 5. 経 営 管 理 の 重 点 ポイント 6. 損 益 7. 事 業 別 収 入 8. 設 備 投 資 9. 資 金 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 ( 注 ) 本 資 料 の 平 成 25 年 度 の 数 値 は 資 料 作 成 時 点 での 見 込 み 平 成 26 年 度 以 降 の 数 値 は 一 定 の 仮 定 の 下 での シミュレーションに 基 づくもので として 確 定 されたものではない 本 資 料 の 数 値 はすべて 税 抜 き 1

これからの 経 営 の 全 体 像 当 社 の 存 在 意 義 地 域 に 活 力 を 与 える 地 下 街 経 営 を 通 じて 社 会 に 貢 献 することで 企 業 価 値 の 持 続 的 な 向 上 を 実 現 する 長 期 経 営 目 標 地 下 街 の 安 全 性 の 向 上 と より 一 層 のにぎわいを 図 る 地 下 街 大 規 模 リニューアル の 実 行 第 1ステージ ( 平 成 26~35 年 度 ) 営 業 面 施 設 面 から 優 先 度 の 高 い 大 規 模 リニューアルの 実 行 [ホワイティうめだ(1 期 2 期 ) なんばウォーク1 番 街 ] 継 続 的 な 成 長 経 営 基 盤 の 強 化 第 2ステージ 以 降 ( 平 成 36 年 度 ~) フェーズ1 次 期 中 期 経 営 ( 平 成 26~28 28 年 度 ) 営 業 施 設 経 営 管 理 大 規 模 リニューアルに 向 けた 準 備 フェーズ2 以 降 大 規 模 リニューアル 実 行 他 の 地 下 街 の 大 規 模 リニューアル 実 行 2

1. 当 社 の 存 在 意 義 Ⅰ 長 期 経 営 方 針 当 社 の 存 在 意 義 地 域 に 活 力 を 与 える 地 下 街 経 営 を 通 じて 社 会 に 貢 献 することで 企 業 価 値 の 持 続 的 な 向 上 を 実 現 する 会 社 設 立 時 の 考 え 方 1 歩 行 空 間 としての 機 能 2 商 業 空 間 としての 機 能 これらを 併 せ 持 つ 地 下 街 の 特 殊 性 当 社 の 設 立 趣 旨 ( 昭 和 31 年 目 論 見 書 より) 交 通 難 を 緩 和 するために 地 下 道 を 地 域 の 発 展 を 図 るために 地 下 道 に 附 設 して 理 想 的 な 地 下 店 舗 を 建 設 し 地 上 歩 行 者 を 地 下 に 誘 致 し 以 て 地 下 商 店 街 の 発 展 を 計 る 創 立 から50 年 以 上 が 経 過 し 外 部 環 境 内 部 環 境 にも 大 きな 変 化 大 阪 地 下 街 株 式 会 社 の 存 在 意 義 地 域 に 活 力 を 与 える 地 域 経 済 の 一 翼 を 担 う にぎわいの 絶 えない 商 業 空 間 地 下 街 経 営 を 通 じて 都 市 基 盤 の 一 翼 を 担 う 安 全 安 心 で 快 適 な 歩 行 空 間 社 会 に 貢 献 し 当 社 を 取 り 巻 くステークホルダーの 期 待 に 応 える 企 業 価 値 の 持 続 的 な 向 上 を 実 現 する 企 業 としての 経 営 基 盤 確 立 と 継 続 的 な 成 長 3

2.より 魅 力 ある 商 業 空 間 へ Ⅰ 長 期 経 営 方 針 当 社 の 存 在 意 義 地 域 に 活 力 を 与 える 地 下 街 経 営 を 通 じて 社 会 に 貢 献 することで 企 業 価 値 の 持 続 的 な 向 上 を 実 現 する 地 域 経 済 の 一 翼 を 担 う にぎわいの 絶 えない 商 業 空 間 地 域 経 済 への 寄 与 を 示 すテナント 売 上 高 が 長 期 的 に 下 落 当 社 のいずれの 地 下 街 も 過 去 10 年 で 約 20% 程 度 テナント 売 上 高 が 下 落 ( 業 種 別 でも ほぼすべてで 減 少 ) お 客 様 に 支 持 される 商 業 空 間 となる 施 策 が 必 要 魅 力 あるテナントミックスの 実 現 テナントへの 営 業 支 援 施 設 全 体 での 販 促 強 化 施 設 の 美 装 化 4

3. 都 市 基 盤 としての 使 命 Ⅰ 長 期 経 営 方 針 当 社 の 存 在 意 義 地 域 に 活 力 を 与 える 地 下 街 経 営 を 通 じて 社 会 に 貢 献 することで 企 業 価 値 の 持 続 的 な 向 上 を 実 現 する 都 市 基 盤 の 一 翼 を 担 う 安 全 安 心 で 快 適 な 歩 行 空 間 都 市 基 盤 としての 地 下 街 の 特 殊 性 に 対 応 する 都 市 基 盤 としての 使 命 公 共 通 路 の 良 好 な 維 持 管 理 利 用 者 の 利 便 性 向 上 設 備 更 新 による 安 全 安 心 の 確 保 街 づくりへの 貢 献 施 設 面 での 課 題 高 度 成 長 期 に 建 設 された 基 盤 施 設 の 適 切 な 機 能 更 新 による 国 土 強 靭 化 は 我 が 国 の 重 要 課 題 開 業 から 半 世 紀 を 経 て ダクト 等 のインフラ 設 備 が 老 朽 化 開 業 後 に 強 化 された 地 下 火 災 に 関 する 法 的 規 制 等 に 未 対 応 ( 建 築 基 準 法 地 下 街 基 本 方 針 ) 今 後 想 定 される 巨 大 地 震 を 念 頭 に 置 いた 耐 震 補 強 の 必 要 性 スケルトン 化 を 伴 う 大 規 模 リニューアルが 必 要 ( 例 ) ダクト ケーブル 類 の 更 新 排 煙 ダクトの 設 置 防 火 区 画 の 遵 法 化 支 柱 の 耐 震 補 強 5

大 規 模 リニューアルの 定 義 築 50 年 超 の 地 下 街 を 対 象 に 機 能 更 新 による 安 全 性 確 保 と 商 業 施 設 としての 魅 力 向 上 により 将 来 にわたり 持 続 できる 付 加 価 値 の 高 い 地 下 街 を 創 造 する [ 施 設 ] 躯 体 の 維 持 補 強 ( 耐 震 を 含 む) ダクト 等 インフラ 設 備 の 一 新 防 災 機 能 の 強 化 [ 営 業 ] ゾーニング 変 更 美 装 化 テナントミックスの 見 直 し 大 規 模 リニューアル 第 1ステージ Ⅰ 長 期 経 営 方 針 4. 長 期 経 営 目 標 と 大 規 模 リニューアル 長 期 経 営 目 標 地 下 街 の 安 全 性 の 向 上 と より 一 層 のにぎわいを 図 る 地 下 街 大 規 模 リニューアル の 実 行 賃 料 賃 貸 契 約 の 適 正 化 賃 料 体 系 の 整 備 ホワイティうめだ(1 期 2 期 ) と なんばウォーク1 番 街 第 2ステージ 以 降 その 他 の 地 下 街 (プチシャ チシャン なんばウォーク ン なんばウォーク2 3 番 街 を 含 む) 機 能 更 新 (スケルトン 化 による 抜 本 的 改 修 ) 目 標 1 浸 水 漏 水 対 策 等 の 安 全 機 能 の 向 上 3 排 煙 設 備 防 火 区 画 等 の 遵 法 化 2 耐 震 性 の 向 上 による 安 全 性 確 保 4 地 下 広 場 機 能 ( 安 全 区 画 )の 整 備 6

Ⅰ 長 期 経 営 方 針 5. 営 業 面 から 見 た 大 規 模 リニューアルの 必 要 性 5 地 下 街 のなかでも ホワイティうめだの 競 争 力 の 維 持 向 上 は 喫 緊 の 課 題 会 社 経 営 を 支 える 屋 台 骨 会 社 全 体 に 占 める 割 合 テナント 売 上 高 約 4 割 貸 室 収 入 約 4 割 営 業 利 益 約 5 割 梅 田 地 区 の 高 いポテンシャル ホワイティうめだ なんばウォーク ( 梅 田 ) ( 難 波 日 本 橋 ) 駅 乗 車 人 員 116 万 人 / 日 47 万 人 / 日 地 下 街 来 街 者 40 万 人 / 日 16 万 人 / 日 テナント 売 上 高 過 去 10 年 間 で 約 20% ( 平 成 24 年 度 /14 年 度 比 の 全 店 売 上 ) 激 化 する 競 争 環 境 ( 店 舗 面 積 1,000m2 以 上 の 小 売 店 舗 ) 梅 田 周 辺 ( 北 区 全 体 ) 682,362m2( 対 20 年 比 +202,214m2) 難 波 心 斎 橋 周 辺 ( 中 央 区 全 体 +なんばパークス)470,437m2( 対 20 年 比 +31,581m2) 梅 田 周 辺 では 過 去 5 年 間 で ホワイティの 約 15 倍 に 相 当 する 店 舗 面 積 が 増 加 会 社 としての 安 定 的 な 利 益 確 保 のため 商 業 空 間 としての 魅 力 アップ の 早 期 実 現 が 不 可 欠 7

各 地 下 街 とも 築 年 数 が50 年 前 後 となっており できる 限 り 早 期 にリニューアルが 必 要 地 下 街 面 積 築 年 数 状 況 来 街 者 数 ノースモール 昭 和 62 年 リニューアルから27 1 期 センター サウスモール 年 経 過 51 年 ホワイティ 31,336m2 (ファルル) 平 成 20 年 美 装 化 40 万 人 うめだ (11,958m2) (ファンシーロビー) 平 成 26 年 美 装 化 予 定 2 期 44 年 開 業 以 来 リニューアルなし プチシャン 40 年 平 成 2 年 美 装 化 平 成 6 年 リニューアル 1 期 44 年 1 番 街 なんば 37,881m2 広 範 囲 での 耐 震 補 強 が 必 要 ( 詳 細 は 調 査 中 ) ウォーク (14,731m2) 2 番 街 平 成 6 年 リニューアル 2 期 43 年 3 番 街 平 成 6 年 リニューアル 16 万 人 NAMBAなんなん あべちか コムズガーデン Ⅰ 長 期 経 営 方 針 6. 施 設 面 から 見 た 大 規 模 リニューアルの 必 要 性 7,189m2 (2,414m2) 9,771m2 (3,649m2) 7,960m2 (1,769m2) 57 年 平 成 18 年 リニューアル ( 増 築 部 40 年 ) 3.6 万 人 46 年 平 成 11 年 リニューアル 5.9 万 人 24 年 築 年 数 浅 いが 近 々 主 要 インフラ 設 備 の 入 替 必 要 2.5 万 人 ( 注 1) 面 積 のカッコは 公 共 通 路 の 面 積 で 内 数 ( 注 2) 築 年 数 は 開 業 から 平 成 26 年 までの 経 過 年 数 開 業 改 装 後 の 経 過 年 数 と 耐 震 補 強 の 必 要 性 を 勘 案 し 順 次 工 事 を 実 行 8

7. 大 規 模 リニューアルへの 取 り 組 み Ⅰ 長 期 経 営 方 針 基 本 的 な 考 え 方 全 地 下 街 の 大 規 模 リニューアルを 早 期 に 実 施 将 来 にわたり 継 続 可 能 である 安 全 な 地 下 街 の 確 立 老 朽 化 により 増 大 するメンテナンスコストの 抑 制 美 装 化 ゾーニング 変 更 による 収 益 性 向 上 街 づくりへの 貢 献 存 在 意 義 の 実 現 これからも 地 域 に 無 くては ならない 地 下 街 に 営 業 面 施 設 面 から 優 先 度 の 高 い 大 規 模 リニューアルの 実 行 ホワイティ1 2 期 なんばウォーク1 番 街 ( 総 事 業 費 約 200~300 億 円 ) 実 現 に 向 けた 最 重 要 課 題 は 資 金 の 確 保 収 益 力 の 向 上 ( 償 却 前 営 業 利 益 平 成 25 年 度 見 込 23.2 億 円 目 標 25 億 円 ) 総 事 業 費 の 精 査 抑 制 ( 工 事 手 法 の 見 直 しなど) 資 金 調 達 力 の 強 化 ( 多 様 な 資 金 調 達 方 法 の 検 討 ) ( 注 ) 総 事 業 費 は 工 事 費 以 外 に 工 事 期 間 中 の 減 収 ほか 関 連 経 費 等 を 含 む また 一 定 の 仮 定 の 下 での 現 時 点 での 試 算 値 である このほか 長 期 の 店 舗 休 業 を 伴 うリニューアルに 対 する 既 存 テナントの 理 解 協 力 公 共 通 路 としての 公 共 性 に 鑑 みた 新 たな 公 民 連 携 の 仕 組 み も 必 要 となる 9

8. 第 1ステージ( 平 成 26~35 年 度 )の 全 体 像 Ⅰ 長 期 経 営 方 針 ホワイティうめだ(1 期 2 期 ) と なんばウォーク1 番 街 のリニューアル を 実 行 平 成 26 年 度 大 規 模 リニューアル 平 成 35 年 度 第 1ステージ 10 年 後 償 却 前 営 業 利 益 経 営 改 革 実 施 ( 平 成 23~25 25 年 度 ) コスト 削 減 組 織 体 制 見 直 し 22 年 度 25 年 度 13.8 億 円 23.2 億 円 フェーズ1 = 次 期 中 期 経 営 ( 平 成 26~28 年 度 ) 基 本 構 想 基 本 設 計 テナント 説 明 収 益 改 善 ファンシーロビー 着 工 竣 工 賃 料 改 定 定 借 化 の 推 進 自 立 した 企 業 としての 体 制 整 備 フェーズ2 以 降 ( 平 成 29 年 度 ~ 平 成 35 年 度 ) 詳 細 設 計 テナント 合 意 資 金 調 達 ホワイティ(2 期 ) 大 規 模 リニューアル 着 工 竣 工 ホワイティ(1 期 ) なんばウォーク ウォーク1 番 街 大 規 模 リニューアル 順 次 着 工 竣 工 28 年 度 35 年 度 23.7 億 円 25 億 円 相 当 ( 注 ) 大 規 模 リニューアル 工 事 の 順 序 時 期 は 工 事 期 間 が 重 複 しないように 仮 置 きしたものであり されているものではない 10

Ⅱ 中 期 経 営 1. 中 期 経 営 ( 平 成 26~28 年 度 )の 全 体 像 第 2の 創 業 として 会 社 全 体 の 方 向 性 を 明 確 化 し 大 規 模 リニューアルに 向 けた 準 備 に 邁 進 する 第 1ステージ( 平 成 26 年 ~35 年 度 )における 大 規 模 リニューアルを 控 えた 準 備 期 間 お 客 様 に 信 頼 され 安 心 してご 利 用 いただける 施 設 とし 地 下 街 の 活 性 化 を 図 る 営 業 強 化 によるテナント 売 上 向 上 と 話 題 性 のあるテナントミックスを 図 る アクションプラン 営 業 大 規 模 リニューアルの 準 備 をしつつ 収 益 基 盤 の 強 化 を 図 る 大 規 模 リニューアル 着 工 に 向 けた 準 備 ( 基 本 設 計 賃 貸 契 約 条 件 見 直 し 等 ) 営 業 力 強 化 によるテナント 売 上 向 上 と 適 正 賃 料 の 確 保 ( 賃 料 改 定 交 渉 テナントミックスの 見 直 し 等 ) 全 地 下 街 の 活 性 化 と 販 売 促 進 活 動 及 びテナント 支 援 の 強 化 施 設 大 規 模 リニューアルの 準 備 を 進 めると 共 に より 安 全 で 快 適 なまちづくりを 推 進 する 地 下 街 の 防 災 性 向 上 のための 地 下 街 防 災 推 進 の 策 定 実 施 リニューアルの 推 進 ( 大 規 模 リニューアルの 準 備 ファンシーロビーリニューアル[ 美 装 化 ]の 実 施 ) より 安 全 で 快 適 なまちづくりの 推 進 ( 安 全 性 向 上 のための 経 常 投 資 の 実 施 省 エネ 化 ) 経 営 管 理 自 立 した 企 業 としての 体 制 整 備 を 進 め 事 業 部 門 に 対 する 支 援 を 強 化 する 組 織 推 進 体 制 の 整 備 ( 経 営 の 進 捗 管 理 資 金 調 達 ) 人 材 育 成 組 織 体 制 の 整 備 ( 組 織 風 土 人 材 育 成 ) リスクマネジメント 体 制 の 整 備 (リスク 抑 制 内 部 統 制 強 化 ) 適 切 な 進 捗 管 理 により アクションプラン 数 値 の 目 標 達 成 を 目 指 す 数 値 損 益 設 備 投 資 資 金 11

2. 中 期 経 営 における 数 値 目 標 Ⅱ 中 期 経 営 25 20 15 10 5 経 営 改 革 実 施 の 成 果 23.2 21.1 16.0 13.8 本 中 期 経 営 23.7 23.3 21.2 営 業 利 益 償 却 前 営 業 利 益 0 年 度 ( 平 成 ) 22 23 24 25 見 込 26 27 28 営 業 収 益 70.4 73.0 75.1 79.7 78.5 79.3 80.1 貸 室 収 入 62.0 61.2 62.3 63.1 62.2 63.3 64.0 営 業 利 益 0.7 2.4 8.4 13.7 11.3 13.2 13.3 償 却 前 営 業 利 益 13.8 16.0 21.1 23.2 21.2 23.3 23.7 億 円 営 業 収 益 貸 室 収 入 の 特 別 賃 料 徴 収 終 了 等 により 一 旦 減 少 するも 賃 料 改 定 等 により 最 終 年 度 は 増 加 の 見 込 み 償 却 前 営 業 利 益 大 規 模 リニューアルの 準 備 開 始 による 特 別 予 算 を 計 上 するも その 他 経 費 の 見 直 し 等 により 増 加 見 込 み 12

3. 営 業 の 重 点 ポイント Ⅱ 中 期 経 営 ( 目 標 ) 大 規 模 リニューアルの 準 備 をしつつ つつ 収 益 基 盤 の 強 化 を 図 る 大 規 模 リニューアルの 準 備 次 々 期 中 期 経 営 ( 平 成 29 年 度 ~) 以 降 の 着 工 に 向 けた 準 備 基 本 方 針 の 策 定 大 規 模 リニューアルの 方 針 基 本 コンセプト スケジュールの 決 定 テナントへの 説 明 同 意 テナントへの 説 明 を 実 施 し テナントからリニューアルの 合 意 を 得 る 基 本 構 想 の 策 定 ハード ソフト イメージ 面 の 精 査 ゾーニング 賃 貸 条 件 収 益 モデルの 決 定 新 規 募 集 区 画 に 関 する 準 備 新 規 募 集 区 画 の 原 案 を 策 定 し 見 込 先 への 意 向 聴 取 等 によりリーシングを 準 備 収 益 力 の 向 上 営 業 力 強 化 によるテナント 売 上 高 の 向 上 と 適 正 賃 料 の 確 保 テナント 売 上 向 上 と 営 業 の 役 割 強 化 各 地 下 街 のテナント 売 上 目 標 の 設 定 及 び 目 標 達 成 に 向 けた 営 業 の 役 割 の 強 化 賃 料 改 定 及 び 定 借 化 の 推 進 定 借 化 を 図 りつつ 賃 料 改 定 方 針 に 沿 った 賃 料 上 昇 歩 合 制 の 導 入 を 同 時 に 実 施 ファンシーロビーのリニューアル ファンシーロビーのリニューアルをスケジュール 通 り 実 行 し 収 益 増 加 を 図 る リーシング 強 化 テナントミックスの 見 直 し 営 業 チャネル 拡 大 逸 失 賃 料 の 圧 縮 による 賃 料 収 入 の 拡 大 付 随 収 入 の 増 加 広 告 収 入 宝 くじ 収 入 の 改 善 を 図 る 事 業 基 盤 の 確 立 収 益 基 盤 の 弱 い 地 下 街 の 活 性 化 テナント 支 援 販 促 活 動 の 強 化 なんばウォークの 活 性 化 広 場 改 装 催 事 実 施 その 他 活 性 化 策 の 検 討 実 施 その 他 小 規 模 地 下 街 の 活 性 化 地 下 街 ごと 特 有 の 問 題 点 の 認 識 と 改 善 策 の 検 討 実 施 テナント 支 援 策 の 強 化 売 上 不 振 ゾーンの 支 援 強 化 マーケティング 施 策 の 確 立 実 施 販 売 促 進 活 動 の 強 化 販 促 業 務 範 囲 の 拡 大 販 促 手 法 の 見 直 し 13

4. 施 設 の 重 点 ポイント Ⅱ 中 期 経 営 ( 目 標 ) 大 規 模 リニューアルの 準 備 を 進 めると 共 に より 安 全 で 快 適 なまち まちづくりを 推 進 する 大 規 模 リニューアルの 推 進 大 規 模 リニューアルの 準 備 次 々 期 中 期 経 営 ( 平 成 29 年 度 ~) 以 降 の 着 工 に 向 けた 準 備 基 本 構 想 の 完 成 基 本 方 針 を 平 成 26 年 度 に 取 りまとめ 大 規 模 リニューアルに 向 けた 基 本 構 想 を 完 成 関 係 機 関 との 協 議 大 規 模 リニューアルに 向 け 行 政 等 関 係 機 関 との 協 議 を 実 施 基 本 設 計 の 着 手 大 規 模 リニューアルに 必 要 な 建 設 コストを 精 査 し 基 本 設 計 に 着 手 ファンシーロビーリニューアルの 推 進 平 成 26 年 10 月 のリニューアル( 美 装 化 ) 実 施 建 設 コストの 抑 制 実 施 設 計 の 精 査 施 工 業 者 入 札 により 建 設 コストの 抑 制 を 実 施 工 事 のスケジュール 通 りの 実 施 工 期 の 短 縮 を 図 り 平 成 26 年 10 月 にリニューアル 工 事 を 完 成 竣 工 より 安 全 で 快 適 なまちづくりの 推 進 安 全 性 快 適 性 の 向 上 のための 経 常 投 資 の 継 続 効 率 性 安 全 管 理 安 全 性 快 適 性 の 維 持 向 上 設 備 及 び 施 設 更 新 投 資 老 朽 化 を 受 けて 各 地 下 街 の 安 全 性 向 上 効 率 化 を 図 るため 設 備 施 設 更 新 投 資 を 実 施 耐 震 調 査 とその 対 応 早 期 に 耐 震 調 査 を 完 了 し その 対 応 策 を 検 討 したうえで 耐 震 補 強 工 事 の 実 行 を 図 る テナントへの 指 導 点 検 の 強 化 店 舗 排 気 枝 管 ダクト 清 掃 改 善 指 導 の 徹 底 清 掃 に 関 する 基 本 方 針 の 確 立 実 施 効 率 性 の 確 保 省 エネ 化 と 業 務 委 託 化 の 推 進 省 エネ 設 備 の 導 入 LED 投 資 の 実 施 計 量 器 の 見 える 化 等 による 光 熱 費 の 削 減 を 実 施 業 務 委 託 化 の 推 進 警 備 清 掃 運 転 監 視 保 守 等 の 委 託 業 者 への 指 導 徹 底 業 務 範 囲 の 見 直 し 等 を 実 施 14

5. 経 営 管 理 の 重 点 ポイント Ⅱ 中 期 経 営 ( 目 標 ) 自 立 した 企 業 としての 体 制 整 備 を 進 め 事 業 部 門 に 対 する 支 援 を 強 化 する 経 営 推 進 体 制 の 整 備 経 営 の 進 捗 管 理 を 徹 底 し 資 金 調 達 能 力 を 強 化 する 経 営 の 更 新 企 業 価 値 の 持 続 的 な 向 上 を 実 現 する 中 期 経 営 のローリング 社 員 への 浸 透 経 営 管 理 経 営 目 標 の 実 現 に 向 けた アクションプランと 数 値 の 確 実 な 進 捗 管 理 資 金 管 理 大 規 模 リニューアルを 見 据 えた 資 金 繰 状 況 の 管 理 と 資 金 調 達 手 法 の 検 討 大 規 模 リニューアル 推 進 社 内 外 の 関 係 者 と 連 携 して 大 規 模 リニューアルを 推 進 人 材 組 織 体 制 の 整 備 社 内 風 土 の 改 革 を 行 い プロパー 社 員 の 成 長 を 図 る 組 織 風 土 役 職 員 の 行 動 の 拠 り 所 として 共 有 する 目 的 や 指 針 を 明 示 浸 透 組 織 人 員 組 織 体 制 及 び 人 員 配 置 の 将 来 像 を 明 確 化 し 人 件 費 を 最 適 化 人 事 制 度 将 来 を 見 据 えた 人 材 の 育 成 や 登 用 を 行 い 自 立 的 な 経 営 体 制 を 構 築 人 材 育 成 モチベーションを 高 める 人 事 評 価 制 度 の 整 備 による 生 産 性 の 向 上 リスクマネジメント 体 制 の 整 備 リスクを 把 握 抑 制 し 内 部 管 理 を 強 化 する 全 社 的 リスク 管 理 会 社 を 取 り 巻 くリスクを 把 握 し 発 生 時 の 損 失 を 最 小 限 に 抑 える 体 制 を 構 築 コンプライアンス 社 内 諸 規 程 の 整 備 ( 新 設 見 直 し)を 実 施 し 運 用 内 部 統 制 ( 主 に 経 理 関 連 ) 経 理 関 連 業 務 に 内 在 するリスクの 把 握 とコントロール 体 制 の 有 効 性 の 確 認 危 機 対 応 ( 主 に 防 災 防 犯 ) 防 災 防 犯 分 野 における 危 機 管 理 体 制 を 再 構 築 する 内 部 監 査 業 務 の 適 法 性 有 効 性 効 率 性 のチェック 体 制 の 整 備 15

6. 損 益 Ⅱ 中 期 経 営 単 位 : 百 万 円 平 成 25 年 度 見 込 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 平 成 25 年 度 見 込 比 営 業 収 益 7,971 7,851 7,932 8,016 +45 営 業 費 用 6,599 6,718 6,605 6,678 +79 営 業 利 益 1,372 1,133 1,327 1,338 34 経 常 利 益 1,395 1,143 1,336 1,347 48 税 引 前 当 期 純 利 益 1,372 1,078 1,276 1,287 85 当 期 純 利 益 851 671 793 800 51 減 価 償 却 費 952 988 1,003 1,032 +80 償 却 前 営 業 利 益 2,324 2,121 2,330 2,370 +46 平 成 26 年 度 はファンシーロビー 改 修 等 で 利 益 は 減 少 するも 継 続 的 な 賃 料 交 渉 等 により 平 成 28 年 度 には 償 却 前 営 業 利 益 23.7 億 円 を 達 成 営 業 収 益 営 業 費 用 利 益 貸 室 収 入 は なんばウォーク 特 別 賃 料 徴 収 が 平 成 26 年 3 月 ホワイティうめだ 通 路 冷 房 費 徴 収 が 平 成 27 年 8 月 をもって 終 了 するため 約 2 億 円 減 少 となるも 積 極 的 な 賃 料 交 渉 により3.3 億 円 の 増 収 を 見 込 む また 各 地 下 街 ともテナント 売 上 高 が 減 少 傾 向 であるため 歯 止 めをかけ 上 方 傾 向 へ 向 けた 施 策 を 実 施 会 計 上 は79 百 万 円 増 加 するが 大 規 模 リニューアル 関 連 費 用 事 業 基 盤 強 化 関 連 費 用 の 支 出 減 価 償 却 費 の 増 加 を 除 けば 実 質 的 には185 百 万 円 の 削 減 償 却 前 営 業 利 益 は 増 加 を 見 込 むも 減 価 償 却 費 増 加 の 影 響 で 営 業 利 益 経 常 利 益 当 期 純 利 益 とも 平 成 25 年 度 を 下 回 る 見 込 み 16

7. 事 業 別 収 入 Ⅱ 中 期 経 営 平 成 25 年 度 見 込 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 単 位 : 百 万 円 平 成 25 年 度 見 込 比 営 業 収 益 7,971 7,851 7,932 8,016 +45 貸 室 収 入 6,312 6,221 6,332 6,406 +94 広 告 収 入 216 210 210 220 +4 駐 車 場 収 入 194 193 193 193 1 宝 くじ 収 入 314 317 317 317 +3 販 売 事 業 収 入 671 647 632 632 39 その 他 収 入 264 263 248 248 16 貸 室 収 入 広 告 収 入 駐 車 場 収 入 宝 くじ 収 入 販 売 事 業 収 入 その 他 収 入 <16ページに 記 載 のとおり> 新 規 広 告 媒 体 (デジタルサイネージ)の 導 入 を しており 平 成 28 年 度 に 広 告 収 入 増 加 を 見 込 んでいる 平 成 26 年 度 塚 口 駐 車 場 の 閉 鎖 ( 売 却 )による 微 減 を 考 慮 している 平 成 26 年 度 は 店 舗 移 転 による 増 額 を 見 込 んでいる 平 成 26 年 度 はファンシーロビーリニューアルによる 減 少 平 成 27 年 度 は 臨 時 的 な 販 促 のテナント 負 担 分 徴 収 終 了 を 考 慮 している 平 成 26 年 度 中 のたばこ 卸 先 の 減 少 (2 店 舗 )を 考 慮 している 17

8. 設 備 投 資 Ⅱ 中 期 経 営 主 な 設 備 投 資 内 容 平 成 26 年 度 安 全 対 策 投 資 ( 耐 震 を 含 む) [ 全 地 下 街 ] 自 家 発 動 発 電 機 更 新 [ホワイティうめだ] 消 防 設 備 更 新 [コムズガーデン] ケーブル 等 設 備 更 新 [ホワイティうめだ なんばウォーク] ガス 吸 収 式 冷 凍 機 一 部 更 新 [なんばウォーク NAMBAなんなん] 通 路 空 冷 等 設 備 更 新 [ホワイティうめだ] 空 調 機 等 設 備 更 新 [なんばウォーク NAMBAなんなん] クーリングタワー 等 設 備 更 新 [なんばウォーク] 配 水 管 等 設 備 更 新 [NAMBAなんなん] 汚 水 槽 配 水 管 等 更 新 [コムズガーデン] 無 線 通 信 デジタル 化 [ホワイティうめだ] ファンシーロビー 改 装 [ホワイティうめだ] 広 場 リニューアル 工 事 [なんばウォーク] 照 明 一 部 LED 化 [ホワイティうめだ なんばウォーク] 美 装 化 工 事 [なんばウォーク] 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 3ヶ 年 合 計 設 備 投 資 額 1,995 1,420 1,168 4,583 なんばウォークの 機 器 を 中 心 にインフラ 設 備 の 更 新 時 期 となり 多 額 の 更 新 のため 投 資 が 必 要 安 全 性 強 化 にも 今 後 3 年 間 で7 億 円 の 投 資 を 予 定 18

9. 資 金 Ⅱ 中 期 経 営 単 位 : 百 万 円 平 成 25 年 度 見 込 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 3ヶ 年 合 計 資 金 調 達 2,759 2,214 2,379 2,419 7,012 税 引 前 当 期 純 利 益 1,372 1,078 1,276 1,287 3,641 減 価 償 却 費 952 988 1,003 1,032 3,023 長 期 預 金 解 約 400 - - - - 固 定 資 産 売 却 収 入 - 4 - - 4 その 他 非 資 金 費 用 58 144 100 100 344 資 金 需 要 1,883 2,943 2,752 2,210 7,905 設 備 投 資 等 500 1,995 1,720 1,168 4,883 保 証 金 減 少 924 600 600 600 1,800 退 職 金 支 出 34 29 28 29 86 税 金 配 当 金 支 払 425 319 404 413 1,136 資 金 収 支 899 730 374 208 896 期 末 資 金 残 高 3,539 2,809 2,435 2,643 896 設 備 未 払 金 未 払 税 金 未 払 配 当 金 の 見 込 額 を 控 除 した 金 額 設 備 更 新 ファンシーロビーリニューアル 等 の 設 備 投 資 で45 億 円 強 保 証 金 返 還 で18 億 円 使 用 見 込 のため 今 後 3 年 間 では 資 金 が 約 9 億 円 減 少 見 込 19