小 学 校 体 育 科 ( 平 成 5 年 度 )5 第 5 学 年 体 育 科 学 習 指 導 案 単 元 名 (E ボール 運 動 ウ ベースボール 型 ) 単 元 の 目 標 ベースボール 型 ゲームに 進 んで 取 り 組 み, 友 達 と 助 け 合 って 練 習 やゲームをすることができるようにする 態 度 得 点 をさせないための 守 り 方 を 知 り,チームに 合 った 作 戦 を 立 てることができるようにする 思 考 判 断 ベースボール 型 ゲームにおいて 行 うボール 操 作 によって 守 ることができるようにする 技 能 3 本 単 元 の 評 価 規 準 運 動 への 関 心 意 欲 態 度 運 動 についての 思 考 判 断 運 動 の 技 能 単 元 の ベースボール 型 ゲームに 進 んで 得 点 をさせないための 守 り 方 を ベースボール 型 ゲームにおいて 評 価 取 り 組 み, 友 達 と 助 け 合 って 練 知 り,チームに 合 った 作 戦 を 選 行 うボール 操 作 によって 守 るこ 規 準 習 やゲームに 取 り 組 んでいる んでいる とができる 学 習 活 ルールやマナーを 守 り, 進 ん ボールを 捕 球 した 時 に, 投 げ 補 球 したボールを,ねらいを 動 に 即 で 運 動 に 取 り 組 んでいる るところを 知 っている つけて 投 げることができる した 評 友 達 と 協 力 して 運 動 しようと 個 人 やチームの 力 に 合 わせて 補 球 したボールを, 思 い 切 り 価 規 準 している 守 る 場 所 を 考 えている 投 げることができる 4 児 童 の 実 態 ベースボール 型 ゲームの 好 感 度 は 他 の 運 動 と 比 べて 低 く, 女 子 を 中 心 に 苦 手 意 識 をもっている 原 因 として, ベースボール 型 ゲームで 行 うボールを 扱 う 動 きが 上 手 にできないと 感 じていることが 挙 げられる その 中 で 投 げることへの 苦 手 意 識 をもつ 児 童 が 最 も 多 い 一 方 で, 投 げることが 上 手 になりたいと 願 っている 児 童 の 数 も 最 も 多 い また, 体 育 への 学 習 意 欲 が 高 く, 友 達 の 意 見 を 聞 いたり 話 し 合 ったりできる 児 童 も 多 い ベースボール 型 ゲ ームの 好 感 度 アップや 苦 手 意 識 克 服 のきっかけになると 考 える 5 指 導 の 構 想 投 げる 動 きに 重 点 を 置 き, 友 達 とのかかわり 合 いを 通 して,ベースボール 型 ゲームを 楽 しみ, 技 能 が 向 上 していくように 単 元 を 構 成 していく ()ゲーム 中 心 の 授 業 構 成 児 童 がベースボール 型 ゲームを 楽 しみ,めあてをもって 取 り 組 むことができるように 毎 時 間 必 ずティー ボールを 行 う ドリルゲーム めあての 確 認 ゲーム ふりかえり という 基 本 な 時 間 の 流 れをも とに 授 業 を 構 成 していく () 捕 る 打 つの 簡 易 化 投 げるに 重 点 をおくため, 捕 る 打 つの 動 きを 易 しいものにする 打 つでは, 打 つ 道 具 を 工 夫 する 面 の 大 きいバットや,バドミントン,テニスのラケットも 使 うことが できるようにし, 自 分 にとって 打 ちやすい 道 具 を 選 択 することができるようにする また,それに 応 じてボ ールを 乗 せるティーもラケットで 打 つこともできるように 道 具 を 工 夫 する ベースボール 型 ゲームの 中 で 捕 る 状 況 は, 打 球 を 捕 る 送 球 を 捕 る がある 本 単 元 では 送 球 を 捕 --
る 状 況 を 易 しいものにする 捕 るではなく, に 当 てることでアウトになるようにする (3) 状 況 判 断 の 能 力 を 高 めるための 段 階 指 導 中 学 年 で 行 ったルールを 基 に 塁, 塁,と 徐 々に 塁 を 増 やしていく それに 伴 い, 走 者 とボー ルを 捕 った 位 置 から 様 々な 状 況 判 断 が 必 要 とされるゲームの 場 を 設 定 する これにより, 段 階 な 課 題 に 取 り 組 み, 子 どもは 進 塁 を 阻 止 するための 動 きを 考 えながら, 状 況 判 断 能 力 を 高 めていくことができる (4) 投 げる 動 きのポイントの 提 示 投 げるには,ひじが 肩 よりも 高 い 位 置 にあることや 上 体 をひねる, 視 線 を 目 標 物 にしっかりと 向 けるなど 様 々なコツがあるが, 多 くのポイントの 指 導 は 児 童 の 実 態 から 混 乱 を 生 むと 考 える 本 単 元 では, 足 を 踏 み 込 んだ 時 の 動 作 に 焦 点 を 当 てる 踏 み 込 んだ 時 に 大 きく 踏 み 込 むこと, 腕 を 肩 の 高 さまで 上 げるための 形 を 作 らせる 星 形 を 作 る ヒトデを 作 る など 児 童 から 出 てくる 言 葉 を 合 言 葉 にして, 投 げる 動 作 の 大 事 なポイントとして 単 元 を 通 して 指 導 していく 6 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 全 7 時 間 本 時 :6/7 時 間 ) 数 字 は,3 本 単 元 の 評 価 規 準 と 対 応 時 主 な 活 動 留 意 点 関 思 技 時 間 の 評 価 対 象 に 親 しもう 学 習 の 見 通 しをもつ バットやラケットの 持 ち 方, 振 り 方, バットやラケットの 持 ち 方 の 確 認 振 り 方 の 確 認 使 用 するときの 注 意 を 指 導 する 道 具 を 使 ってボールを 打 つ 全 員 バットドラコンゲーム 前 方 に 打 つことができるようにする の 動 きを 確 認 する 思 い 切 り 投 げてアウトにしよう 投 げるときのポイントを 確 認 する 壁 当 てゲーム 天 井 投 げゲーム ポイントを 意 識 させて 投 げるゲーム を 行 う 3チー ム 3 思 い 切 り 投 げてアウトにしよう 前 時 に 上 手 に 投 げていた 児 童 に 試 技 壁 当 てゲーム 天 井 投 げゲーム をさせ, 投 げるポイントを 確 認 する 競 い 合 ったり 教 え 合 ったりしながら 投 げるゲームを 行 う 3チー ム 4 ねらって 投 げてアウトにしよう めあてが 本 時 から 変 わることで, 投 ~ 守 りで 点 をとろう~ げる 動 きが 変 わることを 確 認 する それに 合 わせて 付 加 されるティーボ どこ 当 てゲーム めあての 確 認 ールのルールを 示 す 本 時 から 使 用 するフラフープの を 全 員 作 戦 を 立 てる 使 ってドリルゲームを 行 う ふりかえり --
5 ねらって 投 げてアウトにしよう 前 時 よりも 回 る 塁 を 増 やし, 走 り 方, ~どっちに 投 げるといいか 見 極 め アウトの 仕 方 を 確 認 する 特 に 走 り よう~ 方 が,と 塁 を 往 復 すること どこ 当 てゲーム めあての 確 認 から, 塁 から 塁 へと 行 くことに 留 意 する 3チー ム 作 戦 を 立 てる ふりかえり 6 ねらって 投 げてアウトにしよう3 本 時 で 行 うのコートを 本 時 ~どこに 投 げるといいか 見 極 めよ 使 ってドリルゲームをする う~ 前 時 よりも 回 る 塁 を 増 やし, 走 り 方, どこ 当 てゲーム めあての 確 認 アウトの 仕 方, 点 の 入 り 方 を 確 認 す る めあての 確 認 の 時 に,ボールを 捕 っ 3チー ム シミュレーション た 時 の 状 況 をシミュレーションし, どう 守 るかを 考 える ふりかえり 7 たくさん 対 戦 しよう 前 時 のルールで 行 う 対 戦 経 験 の 少 ないチームとなるべく どこ 当 てゲーム 対 戦 できるようにする 本 時 のふりかえりでは, 単 元 を 通 し 全 員 たふりかえりを 行 う ふりかえり 7 本 時 までに 行 うドリルゲームとの 変 化 本 時 までに 行 うドリルゲーム バットドラコンゲーム( 時 間 目 ) 体 育 館 入 口 側 からステージに 向 かって, 遠 くに 打 つゲーム 飛 んだ 距 離 で 得 点 が 変 わる 壁 あてゲーム(,3 時 間 目 ) 体 育 館 の 壁 に 向 かって, 一 定 の 距 離 からボールを 投 げるゲーム 壁 までの 距 離 で 得 点 が 変 わる 天 井 投 げゲーム(,3 時 間 目 ) 天 井 に 向 けてオーバースローで 投 げる 天 井 に 当 たったら 得 点 さらにその 投 げたボールをペアになってい る 児 童 が 捕 ったら 得 点 どこ 当 てゲーム(4,5 時 間 目 ) 本 時 で 行 うドリルゲームと 同 じルールで,それぞれの 時 間 に 行 うのコートで 行 う -3-
の 変 化 ~3 時 間 目 のねらいは 思 い 切 り 投 げることができる である 誰 もが 投 げることができるように, 壁 ~3 時 間 目 塁 のどこにボールを 当 ててもアウトに するというルールで 行 う 打 者 の 走 り 方 は 塁 を 回 ってホー ムに 還 ってくる 0 点 点 4~6 時 間 目 のねらいは ねらいを つけて 投 げることができる である 4 時 間 目 塁 4 時 間 目 からは,ボールを 打 って 走 っている 人 の 先 の に 当 ててアウト にするというルールで 行 う に 当 てる 難 しさだけを 感 じさせ るのではなく, 当 てたいと 思 えるよう にと 塁 の 間 でアウトにした 0 点 守 り ら 守 りに が 入 ることとする 打 者 の 走 り 方 は~3 時 間 目 と 同 点 じとする 5 時 間 目 は 塁 が 追 加 され, 5 時 間 目 塁 脇 にも が 出 る この 時 間 の は 塁 と 塁 の 箇 所 は 使 わない 打 者 の 走 りは, 塁 から 塁 に 塁 塁 向 かう 走 り 方 に 変 わる 点 0 点 守 り -4-
8 本 時 (6/7 時 間 目 )のドリルゲーム,の 進 め 方 とルール ドリルゲーム(どこ 当 てゲーム) 場 所 と 同 じ 使 用 する 道 具 ボール 人 5 個 個 チーム 編 成 体 育 館 コートで 行 う 進 め 方 3チームずつに 分 かれてボールを 投 げるチーム, 走 るチーム, 球 拾 いと 持 ちチームに 分 かれて,そ れぞれをローテーションしながら 行 う ボールを 投 げるチームは 全 員 がのコート 内 で 目 を 閉 じて 待 つ 3 教 師 が 合 図 を 出 したら 目 を 開 いて, 走 るチームの 人 がベース 間 を 走 っている 場 所 を 見 る どこに 投 げたらアウトになるか 判 断 し,そこに 向 かって ボールを 投 げる 3 正 しいところに 投 げることができ, 且 つ に 当 てることができたら が 入 る 4 各 チーム5 回 ずつ 行 い, 最 も 点 数 の 多 かった チームの 勝 ちとなる ( 例 ) 走 者 が 塁 と 塁 の 間 にいるので 塁 の に 投 げ, 当 てることができれば 得 点 となる こ の 場 合 は,3 点 が 入 る 右 図 参 照 場 所 体 育 館 コートで 行 う 使 用 する 道 具 バット,ラケット,ボール,ティー,ベース,ミニコーン 個, 個,バットをいれるかご チーム 編 成 チーム5 名 6チーム(チームだけ6 名 ) の 進 め 方 3チームずつに 分 かれて 攻 撃, 守 備, 得 点 係 をローテーションしながら 行 う 攻 撃 がボールを 打 ち, 塁 塁 の 順 に 回 る 守 備 は,ボールを 捕 ったら 打 者 が 走 っている 先 の にボールを 当 てる 3 ボールが 打 者 の 先 の に 当 た ったときにどこまで 回 っていた かで 攻 撃 側 に 得 点 が 入 る また, 守 備 も 打 者 がと 塁 間 を 走 っている 間 に 塁 の に 当 て ることができれば,ボーナスの 点 が 入 る 4 攻 撃 時 間 の4 分 が 終 わったら 交 代 する 攻 撃 は 守 備 を, 守 備 は 塁 塁 塁 点 3 点 塁 0 点 守 り -5-
得 点 係 を, 得 点 係 は 攻 撃 を 行 う 5 最 も 多 く 点 を 取 ったチームの 勝 ちとなる ルール 攻 撃 の 得 点 は,から 塁 の 間 を 走 っている 時 に に 当 たったら0 点, 塁 から 塁 の 間 は, 塁 から3 塁 の 間 は 点,を 踏 んだ 時 は3 点 となる 攻 撃 側 の 三 振 はない ティーを 置 いた 線 よりも 前 方 に 飛 ぶまで 何 度 でも 打 ち 直 すことができる 守 備 が, 打 者 が 走 っている 先 の に 当 てるか, 打 者 がに 還 ってくるまでプレーは 止 まらない を 攻 撃 が 打 つ 前 から 持 って 待 つことはできない また, 捕 球 者 が 自 ら を 持 って 当 てることもでき ない 留 意 点 打 った 後,バットを 投 げてしまう 児 童 がいる 時 には,ティーの 後 ろにかごを 置 き,かごにバットを 入 れてから 走 り 出 すようにする ゲームの 回 数 を 重 ねていくと, を 持 つ 役,ボールを 投 げる 役 とチームの 中 で 役 割 分 担 がされていく 投 げる 機 会 を 保 障 するために 役 割 をローテーションさせることも 考 えられる 9 本 単 元 で 使 用 する 道 具 バット,ラケット ティー( 手 作 り 筒 状 発 泡 スチロールを 巻 く) ボール( 直 径 80mm,スポンジ 製 ) (フラフープに 段 ボールを 貼 ったもの) チームで 使 用 するボード(A4サイズ 児 童 分 の 磁 石,ボールに 見 立 てた 磁 石,ゲーム 図 ) -6-
0 本 時 の 学 習 ( 本 時 6/7 時 間 目 ) () 本 時 の 主 張 本 学 習 は,ボール 運 動 の ベースボール 型 ゲーム である 学 級 の 子 どもは, 投 げることが 上 手 になりたいと 願 っている 児 童 の 数 が 多 い このような 実 態 を 考 慮 して,ベ ースボール 型 ゲームの 特 に 投 げる ということに 重 点 を 置 いて 本 時 を 設 定 した 授 業 者 の 考 える 本 時 の 市 小 研 体 育 部 との 研 究 のかかわりは 以 下 のとおりである (できる) 進 塁 を 阻 止 するためにねらった 方 向 に 投 げることができる ( 分 かる) 進 塁 を 阻 止 するための 動 きが 分 かる ( 楽 しむ) 友 達 と 協 力 して 守 り,を 楽 しむ 昨 年 まで 塁 を 折 り 返 すことのみのベースボール 型 ゲームの 経 験 しかなかった そこで, 本 単 元 では 進 塁 によ る 得 点 加 算 を 味 わわせたいと 考 え, 複 数 の 塁 を 設 定 した これにより, 守 備 側 の 児 童 が 状 況 に 応 じた 守 り 方 が 必 要 となる 状 況 判 断 して 守 ることがベースボール 型 ゲームの 教 材 の 価 値 の 一 つと 捉 えた しかし, 複 数 の 塁 を 設 定 することにより,どのように 守 ればよいか 迷 う 姿 が 予 想 される そこで,つの 手 だてを 講 じる 手 だて 送 球 場 所 を 判 断 するドリルゲーム( 分 かる できる) 手 だて 進 塁 を 阻 止 するためにチームが 行 う 動 きの 確 認 ( 分 かる) このつの 手 だてによって, 個 と 集 団 の 状 況 判 断 の 力 を 高 めることができる すると,より 進 塁 を 阻 止 するこ とができるようになって,を 楽 しむことができる () 本 時 のねらい を 楽 しみながら, 補 球 した 時 にどこに 投 げればいいか 状 況 判 断 してねらった 方 向 に 投 げる ことができる (3) 本 時 の 構 想 手 だて 送 球 場 所 を 判 断 するドリルゲーム 子 どもは,これまでのベースボール 型 ゲームの 学 習 の 中 で, 捕 球 後, 方 向 を 決 めて 投 げたり, 状 況 に 応 じ て 送 球 したりする 経 験 がなかった そのため, 守 備 の 際,ボールを 捕 ってどこに 投 げればいいかを 判 断 する 必 要 がなかった しかし, 前 時 から, 複 数 塁 を 置 いた 三 角 ベースを 行 うので, 送 球 する 状 況 判 断 の 場 面 が 生 じ,どこに 投 げればいいか 戸 惑 う 様 子 が 予 想 される そのため, 本 時 では,メインゲームを 行 う 前 に, 走 者 の 位 置 により 送 球 場 所 を 判 断 するドリルゲームを 設 定 した 守 備 側 がアウトをとる 場 面 だけを 取 り 出 したドリルゲームである 守 備 側 が 全 員 目 をつぶってボー ルを 持 ち, 笛 の 合 図 で, 守 備 側 は 目 を 開 ける そして, 塁 間 から 走 り 始 める 走 者 を 先 の 塁 でアウトにするた めに 守 備 側 全 員 が 走 者 の 先 の 塁 に 送 球 をするという 内 容 で 行 う これにより 子 どもには, 走 者 の 位 置 に 応 じ て 投 げる 方 向 を 決 めるという 状 況 判 断 の 場 が 生 じ, 走 者 に 応 じた 動 きを 身 に 付 けることができると 考 える 手 だて 進 塁 を 阻 止 するためにチームが 行 う 動 きの 確 認 (シミュレーション) 本 単 元 のは,チーム5 名, 計 6チームで 行 っている 守 備 において 失 点 を 少 なくするため には, 送 球 する 人, を 持 つ 人, 送 球 が 逸 れたときにフォローする 人 など, 全 員 が 役 割 を 決 めて 動 くことが 必 要 となる 複 数 塁 を 設 定 したことで 守 備 時 の 個 々の 動 きの 選 択 肢 が 増 えている そこで, 状 況 に 応 じて 進 塁 を 阻 止 するためにチームが 行 う 動 きの 確 認 (シミュレーション)をクラス 全 体 で 行 う 場 面 を 設 定 する 子 どもに 守 備 をしていて 困 った 場 面 を 想 起 させ, 実 際 に 守 備 位 置 に 付 いた 状 況 でシミュレーションを 行 う 飛 んだボールと 走 者 の 位 置 に 応 じてどのような 動 きをするのかを 全 員 で 考 えさせる 捕 球 しなかった 人 の 動 きについて 作 戦 板 を 用 いて 進 塁 をなるべく 早 く 阻 止 するためのチームや 個 々の 動 きを 確 認 させる これにより, 状 況 に 応 じて 進 塁 を 阻 止 するための 個 々やチームの 動 きが 明 確 になると 考 える -7-
(4) 本 時 の 展 開 学 習 内 容 活 動 主 な 教 師 の 働 きかけと 児 童 の 反 応 指 導 上 の 留 意 点 と 評 価 0 5 5 3 ドリルゲーム 課 題 の 確 認 全 体 でシミュレ ーション チームでシミュ レーション ゲーム ふりかえり どこ 当 てゲーム をします 走 者 の 位 置 を 見 て, 素 早 く 判 断 して 投 げましょう 塁 と 塁 の 間 に 居 たら, 塁 に 投 げよう 前 回 のゲームの 守 りで 困 ったことは 何 ですか を 持 つ 人 がいなくてすぐに 投 げられなかった に 当 たらなかったときにカバーがいなかった 投 げても に 届 かなかった 実 際 にゲームを 思 い 浮 かべながら,みんなで 困 ったこ とを 解 決 する 方 法 を 考 えましょう ボールを 捕 った 人 以 外 で 塁 に 近 い 人 が を 持 とう 空 いている 人 がカバーに 入 ろう みんなでボールを 繋 ごう たくさん 点 数 を 取 られないためにどんなことに 気 を 付 けたらいいですか? ( を) 持 つ (カバーに) 入 る (ボールを) 繋 ぐ チームごとに 守 り 方 を 考 えましょう 私 が 捕 ったときは A さんが を 持 ってね 一 塁 のカバーは 僕 が 入 るよ 遠 くに 飛 んだらみんなで 繋 ごう 持 つ, 入 る, 繋 ぐを 大 切 にしながらゲームをしましょ う A さん, を 持 って B さん,ナイスカバー C さん, 繋 いで 今 日 のゲームをふりかえり, 守 りでうまくできたこと をカードに 書 きましょう A さんが を 持 つことが 決 まっていたから 守 りやす かった B さんがカバーしてくれたので 助 かった 遠 くに 飛 んだけど C さんが 繋 いでくれたから 点 で 済 んだ 本 時 の 評 価 ( 評 価 方 法 ) 及 び( 評 価 規 準 )は, 本 時 展 開 の 評 価 の 通 り のコートに 合 わせて 行 う 困 っている 児 童 を 支 援 する 前 時 の 困 り 感 を 取 り 上 げる 代 表 のチームを 守 備 に 着 か せ, 様 々な 状 況 に 応 じた 動 き 方 を 考 えさせる 評 価 ( 思 考 判 断 ) 進 塁 を 阻 止 するための 動 きを 考 え ている ( 観 察 発 言 ) 図 入 りのホワイトボードを 用 いて 考 える 評 価 ( 技 能 ) 進 塁 を 阻 止 するためにねらった 方 向 に 投 げることができる ( 観 察 ) 評 価 ( 思 考 判 断 ) 効 果 な 進 塁 阻 止 の 仕 方 を 知 り, チームに 合 った 守 り 方 を 選 んで いる (ホワイトボード) 3 観 点 ( 持 つ, 入 る, 繋 ぐ)から, チーム 内 で 積 極 に 声 を 出 し,ゲ ームに 取 り 組 んでいる ( 観 察 ) 評 価 ( 思 考 判 断 ) 状 況 に 応 じて 進 塁 を 阻 止 するため の 個 々やチームの 動 きのよさを 明 確 にしている (カード) (めざす 子 どもの 姿 ) 観 点 は 市 小 研 体 育 部 の 授 業 づくりの 観 点 カッコ 内 は, 評 価 規 準 と 評 価 方 法 観 点 A B 楽 しむ チームの 中 で 積 極 に 声 を 出 し,ゲームに 取 り 組 んでいる チームの 仲 間 と 協 力 し,ゲームに 取 ( 思 判 / 観 察 ) り 組 んでいる できる( 技 / 観 察 ) 進 塁 を 阻 止 するために,ねらった 方 向 に 投 げることができる ねらった 方 向 に 投 げることができる 分 かる( 思 判 /ホワイト ホ ート カート 観 察 ) 進 塁 を 阻 止 するための 動 きが 分 かる どこに 投 げればいいか 友 達 に 声 をかけている -8- A の 項 目 のどちらかができる
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