64 東 京 海 上 日 動 リスクコンサルティング( 株 ) ERM 事 業 部 危 機 管 理 グループ 主 任 研 究 員 坂 本 陽 亮 リスクマネジメントにおける 意 思 決 定 と AHP はじめに リスクマネジメントにおいて 意 思 決 定 を 合 理 的 に 行 うためには 定 量 的 な 情 報 を 活 用 する 方 法 他 に も 定 性 的 な 情 報 活 用 も 有 用 である 本 稿 は 近 年 様 々な 意 思 決 定 に 活 用 されている AHP(Analytic Hierarchy Process: 階 層 分 析 法 )に 着 目 し リスクマネジメントにおける AHP 活 用 イメージについ てまとめたもである AHP とは 事 業 に 関 わる 専 門 家 等 知 見 ( 知 識 経 験 感 覚 事 例 等 )といった 定 性 的 な 評 価 を 数 値 化 することにより 合 理 的 な 意 思 決 定 へとつなげる 分 析 手 法 である 不 確 定 な 状 況 や 多 様 な 評 価 基 準 を 有 する 状 況 における 意 思 決 定 手 法 として 1971 年 に T.L.Saaty により 提 唱 された 日 本 においても これまでに 消 費 者 嗜 好 分 析 投 資 ポートフォリオ 構 築 政 策 立 案 における 市 民 意 識 調 査 等 多 く 分 野 において そ 活 用 研 究 が 進 められている また 近 年 では 医 療 事 故 対 策 や 情 報 セキュリ ティといった リスクに 関 する 分 野 においても 活 用 されつつある 手 法 である 1. 意 思 決 定 における 課 題 と AHP 通 常 意 思 決 定 においては 定 量 的 定 性 的 な 様 々な 情 報 をもとに 複 数 選 択 肢 から 最 適 と 思 われる 選 択 等 を 行 う 特 に 意 思 決 定 に 資 する 定 量 的 な 情 報 が 活 用 できる 場 合 は 多 く 人 にとっ て 分 かりやすく 複 数 選 択 肢 における 優 先 順 位 も 明 確 になるため 比 較 的 スムーズな 意 思 決 定 が 可 能 である 例 えば 人 口 統 計 GDP 販 売 価 格 株 価 等 定 量 的 な 情 報 をもとに 意 思 決 定 を 行 う 場 合 等 が 挙 げられる 一 方 で 実 際 には 定 量 的 な 情 報 だけでは 判 断 がつかない 定 量 的 な 情 報 活 用 が 困 難 であるとい ったケース 方 がはるかに 多 い そ 理 由 は 様 々であるが 例 えば 事 故 対 策 検 討 であれば 分 析 に 十 分 な 事 故 情 報 が 足 りない 海 外 進 出 先 決 定 であれば 政 治 労 務 面 カントリーリスク を 定 量 的 に 把 握 しかねる 等 が 挙 げられる 定 量 的 な 情 報 以 外 要 素 を 踏 まえて 意 思 決 定 する 場 合 には 意 思 決 定 に 関 わる 個 々 人 が 持 ってい る 知 見 ( 知 識 経 験 感 覚 事 例 等 )といった 定 性 的 な 情 報 が 大 きな 役 割 を 果 たす 一 般 的 には 会 議 中 議 論 や アンケート ヒアリング 等 を 用 いて 定 性 的 な 情 報 を 収 集 し 意 思 決 定 判 断 材 料 とする ただし 定 性 的 な 判 断 材 料 においては あいまいな 部 分 を 排 除 しきれないため いく つか 問 題 を 生 じることがある 具 体 的 には あくまで 例 であるが 以 下 ような 状 況 が 考 えられ る 1
( 状 況 例 ) サービスが 一 時 停 止 することにより 会 社 に 損 害 が 生 じるような あるシステム において 操 作 上 ミスが 複 数 発 生 しており 何 らか 対 策 が 求 められている ( 対 策 必 要 性 や それぞれ 策 効 果 について 意 見 ) システム 操 作 が 複 雑 なため どうしてもミスがでてしまう システム 改 良 を 行 って 欲 しい( 現 場 実 情 をよく 把 握 している 人 意 見 ) 他 社 事 例 では チェック 体 制 を 強 化 したところ ミスが 減 少 したという 話 がある まず は チェック 体 制 見 直 し を 行 ってはどうか( 業 界 他 社 動 向 をよく 把 握 している 人 意 見 ) 予 算 関 係 もあり システム 改 良 とチェック 体 制 強 化 を 同 時 に 行 うことは 難 しい マ ニュアル 拡 充 等 で 対 応 できないもか( 社 内 業 務 全 般 をよく 把 握 している 人 意 見 ) 上 記 ような 状 況 において ど 意 見 を 反 映 し どような 対 策 をとるべきかを 決 定 することは 非 常 に 難 しく 例 えば 以 下 ような 問 題 が 生 じることが 考 えられる 積 極 的 に 発 言 した 人 意 見 がたまたま 採 用 される 様 々な 意 見 があり 優 先 順 位 がつけられない こような 意 思 決 定 における 問 題 解 決 を 補 助 するツールとして AHP という 分 析 手 法 がある 上 記 で 触 れたように 意 思 決 定 においては 個 々 人 中 にある 知 見 等 をもとに 判 断 することが 必 要 と なることがあるが 定 性 的 であるこうした 情 報 を 合 理 的 に 踏 まえることは 難 しい そこで AHP で は 個 々 人 知 見 等 を 数 値 化 し 順 位 をつけて 比 較 ができるようにする これにより 例 えば 上 記 ようなケースにおいては システム 改 良 チェック 体 制 見 直 し マニュアル 拡 充 ど 選 択 肢 が 最 適 であるかを 分 かりやすく 導 き 出 すことが 可 能 となる. 意 思 決 定 における AHP 活 用 イメージ AHP を 活 用 した 意 思 決 定 フロー( 一 例 )を 図 表 1に 示 す 図 表 1: AHP を 活 用 した 意 思 決 定 フロー( 一 例 ) (1) 意 思 決 定 必 要 性 目 的 等 確 認 () 複 数 代 替 案 検 討 () 評 価 基 準 代 替 案 整 理 (4) 代 替 案 比 較 (5) 意 思 決 定 実 施 意 思 決 定 目 的 意 思 決 定 必 要 性 発 生 ( 事 故 発 生 等 ) 代 替 案 代 替 案 1 代 替 案 基 準 1 基 準 基 準 代 替 案 1 代 替 案 代 替 案 代 替 案 1 代 替 案 代 替 案 順 位 1 優 先 度 0. 選 択 する プラン( 代 替 案 ) 決 定 AHP は 階 層 分 析 法 とも 呼 ばれるが 意 思 決 定 における 選 択 肢 であるそれぞれ 代 替 案 ( 前 項 例 では システム 改 良 チェック 体 制 見 直 し マニュアル 拡 充 等 )について 優 先 度 を 求 めることができる 分 析 である 意 思 決 定 問 題 を 階 層 構 造 で 整 理 する () 評 価 基 準 代 替 案 整 理 と 代 替 案 ごと 優 先 度 を 数 値 で 表 す (4) 代 替 案 比 較 フローに 特 に 大 きな 特 長 がある () 評 価 基 準 代 替 案 整 理 においては それぞれ 代 替 案 と 代 替 案 優 先 度 を 決 定 する 要 素 となる 評 価 基 準 について 検 討 し 図 表 ような 階 層 構 造 に 整 理 する
図 表 : AHP における 階 層 構 造 整 理 意 思 決 定 目 的 ( 目 的 ) 基 準 1 基 準 基 準 ( 評 価 基 準 ) 代 替 案 1 代 替 案 代 替 案 ( 代 替 案 ) (4) 代 替 案 比 較 では それぞれ 代 替 案 について 優 先 度 数 値 化 を 行 う ここでは 評 価 基 準 間 重 み と それぞれ 評 価 基 準 からみた 代 替 案 間 重 み を 数 値 化 した 上 で 代 替 案 総 合 的 な 優 先 度 を 算 出 するという 処 理 を 行 う 処 理 イメージは 図 表 通 りとなる 図 表 : AHP における 代 替 案 優 先 度 算 出 処 理 イメージ 基 準 1 基 準 基 準 順 位 優 先 度 評 価 基 準 間 重 み 代 替 案 間 重 み 評 価 基 準 間 重 み 代 替 案 間 重 み 評 価 基 準 間 重 み 代 替 案 間 重 み 代 替 案 1 = 0.4 0. 代 替 案 代 替 案 1 0. = = 0.1 0.6 0.1 0. 0.4 0.4 それぞれ 評 価 基 準 から 見 た 代 替 案 間 重 み 評 価 基 準 間 重 み なお これら 重 み 数 値 化 について AHP では 一 般 的 に 個 々 人 中 にある 知 見 等 数 値 化 を 行 うことが 可 能 である 一 対 比 較 法 というアンケート 統 計 処 理 手 法 が 活 用 される( 本 稿 は AHP 概 要 を 整 理 することを 趣 旨 とし 行 列 計 算 数 式 等 で 解 説 されるこ 統 計 処 理 手 法 詳 細 な 説 明 は 割 愛 させて 頂 く) 以 上 が AHP 概 要 解 説 になるが これ 以 降 では 前 項 と 同 様 あるシステム 操 作 上 ミスに 対 する 対 策 検 討 という 想 定 で さらに 具 体 的 な 活 用 例 について 図 表 1(1)~(5) 流 れに 沿 って 紹 介 する( 念 ため 状 況 例 を 以 下 に 再 掲 する) ( 状 況 例 ) サービスが 一 時 停 止 することにより 会 社 に 損 害 が 生 じるような あるシステム において 操 作 上 ミスが 複 数 発 生 しており 何 らか 対 策 が 求 められている (1) 意 思 決 定 必 要 性 目 的 等 確 認 意 思 決 定 を 行 うにあたっては 必 要 性 目 的 等 を 検 討 した 上 で 分 析 方 法 等 を 決 定 し 意 思 決 定 フロー 全 体 を 設 計 することが 重 要 である ここでは 上 記 状 況 例 を 踏 まえ 以 下 目 的 ために 意 思 決 定 を 行 うもとする ミス 再 発 防 止 策 優 先 度 決 定 またここでは ミス 再 発 防 止 といったヒューマンエラーに 関 する 課 題 という 点 を 考 慮 し さらに 以 下 ような 観 点 を 踏 まえて 意 思 決 定 フローを 設 計 するもとする 再 発 防 止 策 観 点 から 洗 い 出 す 代 替 案 に 抜 け 漏 れが 無 いかどうかを 確 認 するため 4M4E 分 析 * を 活 用 して 検 討 を 行 う( () 複 数 代 替 案 検 討 パートに 関 連 )
洗 い 出 されたそれぞれ 再 発 防 止 策 優 先 度 を AHP を 活 用 して 検 討 する( () 評 価 基 準 代 替 案 整 理 (4) 代 替 案 比 較 パートに 関 連 ) 注 :* ヒューマンエラーに 関 して Man( 人 知 識 意 識 等 ) Machine( 機 械 操 作 性 等 ) Media( 作 業 環 境 等 ) Management( 管 理 等 ) 4 つ M 観 点 から 要 因 分 析 を 行 い Education( 教 育 訓 練 等 ) Engineering ( 機 械 機 能 インターフェース 改 良 等 ) Environment ( 作 業 環 境 改 善 等 ) Enforcement( 管 理 組 織 体 制 改 善 等 ) 4 つ E 観 点 から 防 止 策 を 検 討 する 分 析 手 法 () 複 数 代 替 案 検 討 AHP 分 析 においては 複 数 代 替 案 優 先 度 を 数 値 化 する こ 代 替 案 検 討 にあたって は 抜 け 漏 れが 無 いかどうかを 検 証 し 網 羅 的 に 洗 い 出 すために 例 えばマーケティング 分 野 における C(Customer Company Competitor) や 4P(Product Price Place Promotion) ような 一 般 的 なフレームワーク 等 を 活 用 する 方 法 も 効 果 的 である ここ 例 では 前 述 通 りヒューマンエラー 対 策 であるという 想 定 を 踏 まえ 4M4E 分 析 4E( 防 止 策 観 点 ) 等 を 参 考 に 教 育 訓 練 管 理 体 制 強 化 作 業 環 境 改 善 機 械 改 良 観 点 から 図 表 4ような 代 替 案 を 検 討 したもとする(システム 操 作 という 想 定 である が 4M4E 分 析 に 合 わせ ここでは 機 械 という 表 現 で 統 一 する) 図 表 4:AHP 活 用 案 における 代 替 案 検 討 結 果 教 育 訓 練 マニュアル 作 成 訓 練 実 施 意 識 啓 発 キャンペーン 実 施 管 理 体 制 強 化 作 業 環 境 改 善 機 械 改 良 チェック 体 制 強 化 勤 務 体 制 見 直 し 機 械 インターフェース 改 善 機 械 へミス 感 知 機 能 追 加 () 評 価 基 準 代 替 案 整 理 代 替 案 を 検 討 した 後 は 図 表 5ような 意 思 決 定 階 層 構 造 整 理 を 行 う 図 表 5:AHP 活 用 案 における 階 層 構 造 検 討 結 果 あるシステム 操 作 における 事 故 要 因 をふまえた ヒューマンエラー 対 策 優 先 度 (AHP 分 析 目 的 ) 人 行 動 管 理 体 制 作 業 環 境 機 械 操 作 性 ( 評 価 基 準 :ここでは 事 故 要 因 ) マ ニ ュ ア ル 作 成 訓 練 実 施 意 識 啓 発 キ ャ ン ペ ー ン 実 施 チ ェ ッ ク 体 制 強 化 勤 務 体 制 見 直 し 機 械 イ ン タ ー フ ェ ー ス 改 善 機 械 へ ミ ス 感 知 機 能 追 加 ( 代 替 案 ) こ 階 層 構 造 整 理 においてまず 必 要 となるが 評 価 基 準 整 理 である 評 価 基 準 について は 代 替 案 優 先 順 位 付 けに 影 響 する 要 素 を 検 討 して 決 定 することとなる 評 価 基 準 は AHP 結 4
果 に 大 きな 影 響 を 与 えるため 他 AHP 事 例 等 も 参 考 にする 等 慎 重 な 検 討 を 要 する なお ここでは 4M4E 分 析 4M(エラー 要 因 観 点 ) 等 フレームを 参 考 にして 人 行 動 管 理 体 制 作 業 環 境 機 械 操 作 性 という4つ 事 故 要 因 観 点 から 優 先 順 位 付 けを 行 うもとした さらに () 複 数 代 替 案 検 討 において 洗 い 出 した 代 替 案 とあわせ て 階 層 構 造 を 作 成 した (4) 代 替 案 比 較 階 層 構 造 を 作 成 した 後 は 一 対 比 較 法 等 アンケート 手 法 により 個 人 知 見 等 を 数 値 化 したデ ータや そ 他 定 量 的 なデータ 等 を 活 用 し 図 表 に 示 したような 流 れで それぞれ 代 替 案 重 み( 優 先 度 )を 数 値 化 して 代 替 案 優 先 順 位 を 明 確 にする (5) 意 思 決 定 実 施 代 替 案 比 較 により 示 される 優 先 度 優 先 順 位 を 踏 まえ 最 終 的 な 意 思 決 定 を 行 う. AHP メリットと 活 用 可 能 性 これまで 内 容 をまとめると AHP 活 用 特 長 としては 以 下 点 が 挙 げられる 個 々 人 中 にある 知 見 ( 知 識 経 験 感 覚 事 例 等 )を 数 値 化 することで 意 思 決 定 プ ロセス および 代 替 案 ごと 相 対 的 な 順 位 見 える 化 が 可 能 となる こ 特 長 により 積 極 的 に 発 言 した 人 意 見 がたまたま 採 用 される 様 々な 意 見 があり 優 先 順 位 がつけられない 等 問 題 解 決 助 けになる また こ 見 える 化 には そ 他 にも 以 下 よう なメリットも 期 待 できる 意 思 決 定 プロセスが 記 録 として 残 るため 後 プロセス 改 善 等 へ 活 用 が 可 能 となる 意 思 決 定 基 準 等 が 明 確 になるため 議 論 等 が 進 みやすくなる これら 特 長 メリットはもちろん リスクマネジメントにおける 意 思 決 定 においても 活 用 可 能 であると 考 えられる 例 えば 次 ような 場 面 においても AHP 活 用 が 可 能 ではないかと 筆 者 は 考 える 1 必 要 性 ( 重 大 性 ) 有 効 性 火 急 性 難 易 度 汎 用 性 等 複 数 要 素 を 合 理 的 に 踏 まえて 優 先 的 に 対 策 を 講 じるリスクを 特 定 したい 今 まで 起 きたことない 新 たな 事 故 発 生 に 際 して いくつか 必 要 な 再 発 防 止 策 を 洗 い 出 したが 全 てを 一 挙 に 行 うことは 困 難 であるため 対 策 優 先 順 位 付 けを 行 いたい 海 外 に 新 たに 工 場 を 設 置 する 用 地 を 探 しており いくつか 候 補 が 上 がっているが 政 治 労 務 面 カントリーリスクをどように 比 較 して 考 慮 したらよいか 悩 んでいる ここに 示 した 例 は 一 例 であるが そ 他 にも 安 全 ブランド 風 評 被 害 といった 一 般 的 に 定 量 化 が 難 しいとされるリスクにも こ AHP 見 える 化 という 特 長 を 活 用 する 余 地 がある と 考 えられる 以 上 ( 第 64 号 010 年 4 月 発 行 ) 5
参 考 文 献 山 中 真 ほか(008) 階 層 分 析 法 (AHP)を 用 いた 医 療 事 故 要 因 分 析 と 対 策 バイオメディカル ファジィ システム 学 会 誌 Vol.10,No. 福 山 浩 史 (008) 鉄 道 事 業 におけるリスク 評 価 手 法 適 用 試 み 社 会 技 術 研 究 論 文 集 Vol.5 茂 木 寿 (007) リスクマネジメント 構 築 マニュアル かんき 出 版 島 田 裕 次 ほか(007) 情 報 システム 監 査 におけるリスク 評 価 手 法 に 関 する 研 究 日 本 情 報 経 営 学 会 誌 Vol.8,No.1 木 下 栄 蔵 大 屋 隆 生 (007) 企 業 行 政 ため AHP 事 例 集 - 意 思 決 定 支 援 ツール 上 手 な 活 用 法 - 日 科 技 連 出 版 社 木 下 栄 蔵 大 屋 隆 生 (007) 戦 略 的 意 思 決 定 手 法 AHP 朝 倉 書 店 早 稲 田 大 学 経 営 リスク 研 究 会 (005) ビジネスリスク 分 析 入 門 -モンテカルロ シュミレーショ ン 応 用 事 例 早 稲 田 大 学 出 版 部 中 部 電 力 (004) 技 術 開 発 ニュース No.111 系 統 運 用 業 務 へヒューマンファクタ 適 用 研 究 木 下 栄 蔵 (000) AHP 理 論 と 実 際 日 科 技 連 出 版 社 鈴 木 順 二 郎 ほか(198) FMEA FTA 実 施 法 日 科 技 連 出 版 社 6