てにをは を 的 確 に 使 う ~ 誰 も 教 えてくれないテクニック~ ( 編 纂 09.12.22 渡 邊 ) 概 況 : 日 本 語 の てにをは 助 詞 )は 人 = 人 人 =もの もの=もの の 関 係 を 示 す 大 事 な 役 割 を 担 っている 最 近 その 使 い 方 が 混 乱 している 残 念 ながら 直 す 即 効 薬 はない 日 頃 の 言 語 生 活 ( 聞 く 読 む 書 く)を 大 切 にして 的 確 な 言 葉 に 親 しみながら 少 しずつ 感 覚 を 研 ぎ 澄 ませる 必 要 がある 多 くの 文 法 学 者 が てにをは の 使 い 方 を 研 究 している 複 雑 なルールの 解 明 は 未 完 成 のままである * 助 詞 助 動 詞 の 辞 典 : 森 田 良 行 は と が という 本 : 野 田 尚 史 など 長 い 間 の 試 行 錯 誤 を 経 て 定 着 した 言 葉 は 皆 が 慣 れ 親 しんでいるため コミュニケーションを 円 滑 にしてくれる 逆 に 違 和 感 のある 言 葉 ( 文 章 )は 読 み 手 を 戸 惑 せる たとえ 意 味 が 分 かっても 意 思 疎 通 は 不 完 全 になる 正 しい 日 本 語 は それを 母 語 にする 人 々が 共 有 する 習 慣 です 母 語 は 無 意 識 に 身 につける 感 覚 で 個 々 の 理 屈 ではない くりかえし 読 んで スムーズ 響 きの 良 い 文 章 を 自 分 の 体 内 辞 書 に 蓄 積 する! 我 々が 日 常 につかう 曖 昧 な 助 詞 助 動 詞 のなかから 気 になる 表 現 をまとめた に を 正 しく 使 う 1 には と は を 使 分 ける 私 は 将 来 ユニセフで 働 きたいという 夢 がある 私 には 将 来 ユニセフで 働 きたいという 夢 がある 私 は 将 来 ユニセフで 働 きたいという 夢 を 持 っている この 法 律 は 食 品 衛 生 に 関 することが 規 定 されている 2 には ではなく は が 正 しい 例 3 で ではなく に が 正 しい 表 現 4 に ではなく で が 正 しい 例 5 を ではなく に がただしい 表 現 6 に でなく を が 正 しい 例 を を 正 しく 使 う 1 で でなく を を 使 分 ける 2 を でなく が が 正 しい 表 現 この 法 律 には 食 品 衛 生 に 関 することが 規 定 されている この 法 律 は 食 品 衛 生 に 関 することを 規 定 している その 商 店 街 には 大 勢 の 人 々でにぎわいを 見 せていた その 商 店 街 は 大 勢 の 人 々でにぎわいを 見 せていた このような 機 会 で 学 びたいことがある このような 機 会 に 学 びたいことがある 家 庭 でも 教 育 については 大 書 な 役 割 がある 家 庭 にも 教 育 については 大 きな 役 割 がある 世 界 に ここしかない 遺 跡 世 界 で ここしかない 遺 跡 冷 房 の 無 い 部 屋 に 大 人 数 で 作 業 する 生 活 が 苦 痛 だった 冷 房 の 無 い 部 屋 で 大 人 数 で 作 業 する 生 活 が 苦 痛 だった 仕 事 を 一 生 懸 命 取 組 む 仕 事 に 一 生 懸 命 取 組 む 課 題 を 真 剣 に 挑 戦 する 課 題 に 真 剣 に 取 組 む 次 のホ イントを 留 意 したい 次 のホ イントに 留 意 したい 開 発 部 門 に 志 望 している 開 発 部 門 を 志 望 している 事 実 に 脚 色 すべきではない 事 実 を 脚 色 すべきではない 事 実 に 脚 色 を 施 すべきではない 人 生 で 生 きていくうえで 参 考 になる 教 訓 がたくさんある 人 生 を 生 きていくうえで 参 考 になる 教 訓 がたくさんある 親 は 躾 を 含 めてすべての 面 で 学 校 に 頼 っている 親 は 躾 を 含 めてすべての 面 を 学 校 に 頼 っている この 本 を 気 に 入 った この 本 が 気 に 入 った 仕 事 の 重 要 性 を まだ 十 分 理 解 されていない 仕 事 の 重 要 性 が まだ 十 分 理 解 されていない 仕 事 の 重 要 性 を まだ 十 分 理 解 していない 1
不 要 な で の の 混 入 を 避 ける 1 不 要 な で の 混 入 を 削 除 する 仕 事 を 通 じて 広 い 範 囲 での 友 達 を 得 た 仕 事 を 通 じて 広 い 範 囲 の 友 達 を 得 た 海 外 での 調 査 結 果 を 聞 いた 昨 年 では 年 間 1000 店 以 上 が 減 少 した 自 動 車 メーカーでは 深 刻 な 経 営 不 振 に 襲 われている 海 外 の 調 査 結 果 を 聞 いた 昨 年 は 年 間 1000 店 以 上 が 減 少 した 自 動 車 メーカーは 深 刻 な 経 営 不 振 に 襲 われている 2 不 要 な の の 混 入 を 削 除 する 電 車 などでの マナー 違 反 をする 人 が 多 過 ぎる 他 国 からの 水 の 供 給 をしてもらっている アメリカなどでの 穀 物 の 需 要 が 急 増 している 電 車 などで マナー 違 反 をする 人 が 多 過 ぎる 他 国 から 水 の 供 給 をしてもらっている アメリカなどで 穀 物 の 需 要 が 急 増 している 必 要 な て に を は を 省 かない ヒジ ネス 文 書 では てにをは を 省 かない 因 果 関 係 が 曖 昧 な する させる なる を 正 しく 使 う 1 する と させる の 使 分 け 2 なる と する の 使 分 け 友 人 との 会 話 携 帯 メールで 省 くことがあるが ヒジ ネス 文 書 では 避 ける 電 車 に 乗 るたび 携 帯 電 話 の 電 源 を 切 る 電 車 に 乗 るたびに 携 帯 電 話 の 電 源 を 切 る 資 格 取 る ために 勉 強 しています 資 格 を 取 る ために 勉 強 しています 夢 実 現 に 向 けて 毎 日 トレーニンク している 話 し 言 葉 の 影 響 を 避 ける 1 いく: 行 く くる: 来 る の 乱 用 を 避 ける * 最 近 動 詞 に いく を 付 ける 傾 向 がある 継 続 する 行 為 ( 歩 く 追 う )に 限 り 使 う 2 動 詞 を 重 複 した ~を 行 う を 排 除 して 明 快 簡 潔 に 表 現 する 夢 の 実 現 のために 夢 を 実 現 させるために 仕 事 と 趣 味 を 両 立 している さん 仕 事 と 趣 味 を 両 立 させている さん 顔 と 名 前 が (は) 一 致 する 顔 と 名 前 を 一 致 させる 使 いやすさが (は) 向 上 する 使 いやすさを 向 上 させる 読 書 は 自 分 を 豊 かにさせるもの 読 書 は 自 分 を 豊 かにするもの 不 用 意 な 操 作 は システムを 停 止 状 態 にした 不 用 意 な 操 作 は システムを 停 止 状 態 にさせた 部 屋 が (は) 明 るくなる 部 屋 を 明 るくする 彼 が (は) 部 長 になる 彼 を 部 長 にする ~に 関 して 調 査 して 行 こうと 思 います ~に 関 して 調 査 しようと 思 います 調 査 する ~の 開 発 を 推 進 していこうと 思 います ~の 開 発 を 推 進 しようと 思 います 推 進 する 気 候 不 順 を 心 配 する 人 々が 続 出 してきている 気 候 不 順 を 心 配 するする 人 が 続 出 している どのように 変 化 していくかを 追 っていきたい どのように 変 化 するかを 追 っていきたいです 操 作 を 行 います 操 作 します ~する 開 発 することができる 開 発 できます ~できる 品 質 評 価 の 実 証 を 行 う 品 質 を 評 価 する ~する 来 年 度 から 実 証 試 験 を 行 っていきたいです 来 年 度 から 実 証 試 験 をします ~する 次 表 に 詳 細 な 説 明 を 行 っていきたいと 思 います 次 表 に 詳 細 な 説 明 をします ~する 3 ら 抜 き 言 葉 を 避 ける * ら を 加 えても 可 能 の 意 味 が 変 化 しない 場 合 は ら が 必 要 基 板 の 損 傷 は 肉 眼 では 見 れない 基 板 の 損 傷 は 肉 眼 では 見 られない 食 べれる 着 れる 降 れる 来 れる 食 べられる 着 られる 降 りられる 来 られる * ら を 加 えると 可 能 から 受 身 尊 敬 に 意 味 が 変 化 する 場 合 もある ( 受 身 : 切 れる 切 られる 売 れる 売 られる)( 尊 敬 : 滑 れる 滑 られる) 顧 客 から 提 出 された 仕 様 書 顧 客 が 提 出 された 仕 様 書 顧 客 が 提 出 した 仕 様 書 フ ログラム 処 理 された 後 当 該 テ ータが 更 新 される フ ログラム 処 理 した 後 当 該 テ ータを 更 新 する 2
比 較 と 方 向 1 ~から と ~より の 使 い 分 け * より : 比 較 を 表 す 場 合 から : 起 点 (From to)を 表 す 場 合 A 社 より 当 社 と 取 引 するという 電 話 がありました A 社 から 当 社 と 取 引 するという 電 話 がありました 本 日 出 張 先 の 米 国 より 帰 りました 本 日 出 張 先 の 米 国 から 帰 りしました 他 社 の 製 品 より 弊 社 の 製 品 が 優 れている : 物 と 物 を 比 較 する 場 合 は ~より を 使 う 2 ~に と ~へ の 使 い 分 け * に : 時 間 や 空 間 を 移 動 する へ : 漠 然 とした 方 向 を 示 す 明 日 までに 論 文 を 所 長 へ 提 出 する 今 朝 仕 事 で 東 京 へ 出 発 しました 明 日 までに 論 文 を 所 長 に 提 出 する 今 朝 仕 事 で 東 京 に 出 発 しました 来 年 から アメリカの 会 社 に 行 く 来 年 から アメリカの 会 社 へ 行 く 昨 年 に 続 く 受 賞 ( 今 年 も 受 賞 した) 来 年 へ 続 く 受 賞 ( 将 来 の 受 賞 を 期 待 する) 受 身 と 受 給 1 考 える 考 えている 考 えられる 考 えられている の 違 い? * 可 能 受 身 尊 敬 : 同 じ られる 誰 が 主 体 者? 今 回 の 実 験 は 成 功 と 考 える 現 時 点 で 今 回 の 実 験 は ほぼ 成 功 と 考 えている 状 況 の 検 討 から 今 回 の 実 験 は 成 功 と 考 えられる 周 囲 状 況 から 今 回 の 実 験 は 成 功 と 考 えられている : 筆 者 の 客 観 的 に 判 断 した 結 果 を 主 張 する : 周 囲 に 賛 同 を 求 めながら 筆 者 の 想 定 を 主 張 している : 受 身 表 現 にして 婉 曲 的 に 状 況 を 説 明 する :さらに 丁 寧 に 表 現 して 万 人 の 評 価 を 説 明 する 2 思 う 思 っている 思 われている の 違 い? 私 は 研 究 は 成 功 すると 思 う 所 内 では 研 究 は 成 功 すると 思 っている 一 般 的 に 研 究 は 成 功 すると 思 われている 3 言 っている 言 われている の 違 い? 関 係 者 は 環 境 事 業 の 売 上 が 3 倍 になると 言 っている 一 般 的 に 環 境 事 業 の 売 上 は10 倍 になると 言 われている : 筆 者 が 客 観 的 に 判 断 した 結 果 を 主 張 する : 周 囲 に 賛 同 を 求 めながら 筆 者 の 想 定 を 説 明 する : 受 身 表 現 にして 婉 曲 的 に 状 況 を 説 明 する : 具 体 的 な 情 報 元 が 明 確 な 場 合 の 状 況 説 明 ( 発 信 者 を 明 言 する) :ニュース 雑 誌 の 情 報 を 元 に 状 況 を 説 明 する ( 主 体 性 を 感 じない) * 提 言 書 技 術 論 文 では 筆 者 の 判 断 主 張 を 簡 潔 明 快 に 表 現 するのが 良 い 主 題 対 象 に 関 して 1 を と が でどちらも 正 しいが 同 じ 意 味 現 象 でない? 水 が 汲 んである SWが 入 れてある 窓 が 開 いている 2 を と に の 使 分 け? : 傍 観 者 の 視 点 * 筆 者 の 発 想 により 表 現 が 変 化 する 水 を 汲 んである SWを 入 れてある 窓 を 開 けてある : 当 事 者 の 行 動 ( 私 は)~を~する と 続 く 水 は 汲 んである SWは 入 っている 窓 はあけてある : 行 動 の 結 果 ~は~ある と 続 く * 対 象 場 面 で 使 分 けする 生 徒 を 教 える ( 一 般 的 な 表 現 ) 日 本 語 を 生 徒 に 教 える ( 具 体 的 な 対 象 がある) 先 生 を 教 える ( 一 般 常 識 外 で 使 わない) 先 生 に 教 わる 先 生 に 教 えられる 親 を 頼 る (より 所 にする 人 間 を 対 象 全 面 代 行 ) 親 に 頼 る ( 自 力 で 足 らない 所 を 助 けてもらう) カーナビを 頼 って 目 的 地 に 着 いた ( 物 に 使 わない) カーナビに 頼 って 目 的 地 に 着 いた ( 物 を 対 象 に 使 う) 計 算 はすべてコンピュータを 頼 る ( 依 存 しすぎ!) 計 算 はすべてコンピュータに 頼 る ( 補 う 手 段 に 使 う) 主 題 対 象 に 関 して 日 本 語 の 内 なる 感 覚 による 曖 昧 さ 日 * 本 語 は 自 分 が 内 側 であることを 前 提 にして 表 現 する 危 険 ですから 黄 色 い 線 の 内 側 でお 待 ちください! ~ 黄 色 い 線 の 内 側 に 下 がってお 待 ちください! * 外 人 は 危 険 な 現 象 を 客 観 的 に 中 心 にして 内 外 を 定 める 線 の 内 側 は 危 険 な 電 車 線 路 の 中 ( 内 側 )と 識 別 する 日 本 語 ( 日 本 人 )は 常 に 己 を 中 心 にして 内 外 を 分 別 する 自 分 の 立 つホーム 側 が 内 側 と 判 断 する ~~ 下 がる を 追 加 した 3
明 確 な つなぎ 語 を 使 う 重 複 余 分 な つなぎ 語 を 削 る 1 何 でも ~ことで でつながない 外 人 と 接 する 機 会 が 増 えることで 語 学 力 が 向 上 する 外 人 と 接 する 機 会 が 増 えれば 語 学 力 が 向 上 する 会 議 に 参 加 することで 多 くの 情 報 が 得 られる 会 議 に 参 加 すると 多 くの 情 報 が 得 られる 相 手 の 国 を 理 解 することで 経 済 交 流 も 活 発 になる 相 手 の 国 を 理 解 することによって 経 済 交 流 も 活 発 になる 2 ~という を 削 る 人 と 約 束 した 時 間 守 るということを 大 切 にしている 人 と 約 束 した 時 間 を 守 る ことを 大 切 にしている 情 報 通 信 技 術 というのは 常 に 開 発 の 連 続 です 情 報 通 信 技 術 は 常 に 開 発 の 連 続 です 人 には 喜 んだり 怒 ったり 悲 しんだり 楽 しんだりという 感 情 がある * 省 けない 事 例 3 (な)ので~ 結 果 は 文 頭 に 使 わない 起 結 を 明 確 にした2 文 にする ~は~なので 結 果 ~しています ~の 人 口 が 増 大 するので 住 宅 事 情 が 悪 化 する ~は~だった その 結 果 として~~している ~の 人 口 が 増 大 している その 結 果 住 宅 事 情 が 悪 化 する 5 なぜなら~ を 文 頭 に 使 わない 書 くならば 理 由 としては~ とする 通 常 は 省 いても 読 める 頭 の 中 で 文 面 を 考 える 段 階 では 文 の 繋 ぎに 多 用 する 文 面 に 仕 上 げて 読 むと 幼 い 印 象 に 気 が 付 く 読 み 手 は 文 の 始 めから 流 れを 追 って 内 容 の 理 解 を 積 上 げる 読 み 手 立 場 で 不 要 な 言 葉 を 削 る 6 これから 説 明 します 以 下 に 記 述 します は 不 要 悪 しき 習 慣 で 報 告 書 や 企 画 書 の 冒 頭 に よく 使 われる 全 く 不 要 無 駄! 読 み 手 は 目 次 から 当 然 それを 予 想 して 待 っている いきなり 本 題 に 入 る! ~を 図 ( 表 )XXに 示 します も 不 要 文 章 の 直 近 に 図 ( 表 )を 配 置 して 読 み 手 の 視 線 ( 思 考 )を 誘 導 する (* 原 稿 文 と 図 表 を 別 に 書 いた 時 代 の 悪 癖 ) 重 複 無 駄 な 文 章 を 省 き 限 られたスペースを 効 率 良 く 使 う そもそも 文 の 冒 頭 に ~を 見 ろ! は 失 礼 である 7 よって そのため そこで そして また それに さらに 対 して を 削 る 話 の 内 容 が 自 然 につながっていれば いちいち つなぎ 語 を 入 れる 必 要 がない 読 み 直 して つなぎ 語 を 削 る 努 力 をする 文 と 文 を 無 理 やり 接 着 剤 で 繋 げた 文 を 読 むのは 煩 わしい 読 み 手 に 考 えさせ ない 期 待 を 裏 切 らない あまり 待 たせない 謎 か けして 終 らない 1 これ それ そこ は 直 前 の 言 葉 を 指 す 省 く 努 力 で 素 直 な 表 現 になる 修 飾 語 ( 形 容 詞 )は 対 象 の 直 近 に 置 いて 文 意 を 明 瞭 にする 読 み 手 を 惑 わせない 執 筆 者 は 全 ての 関 係 を 解 って 書 く 読 み 手 は 何 も 知 らない 書 いてある 順 に 言 葉 を 受 止 めて 内 容 を 理 解 する 紙 面 のあちこち 目 を 追 うと 読 み 手 は 理 解 を 深 めることができない 2 読 み 手 をあまり 待 たせない いきなり 核 心 ( 本 題 結 論 )にはいる 読 み 手 は 文 章 の タイトル 目 次 章 題 目 冒 頭 の 言 葉 に 続 く 内 容 結 論 の 文 章 を 期 待 して 待 っている 小 説 なら 謎 解 き( 思 わせぶり )も 価 値 があろうが 技 術 ヒジ ネス 文 書 は 正 確 簡 潔 明 快 が 最 重 要 です 目 次 : 題 目 に 沿 った 話 を 期 待 するのに 内 容 が 合 致 しない 繰 返 し 同 じ 内 容 が 複 数 の 章 に 書 いてある こんな 場 合 読 み 手 は 話 の 展 開 を 再 整 理 して 主 題 + 結 論 + 理 由 + 背 景 + 条 件 を 抽 出 しなければならない 抽 出 したくても 記 述 が 無 い( 考 えがまとまっていない) 文 章 も 散 見 される 3 読 み 手 を 惑 わす 文 章 謎 かけの 文 章 は 相 手 に 嫌 われる 予 備 知 識 を 持 たない 人 が 読 む 文 章 で 作 者 が 気 付 かないで 謎 かけをしている 場 合 がよくある ex: 先 日 発 生 した 重 大 障 害 で 多 大 な 御 迷 惑 をお 掛 けしたことを 深 くお 詫 び 申 しあげます 何 時?どんな? 程 度? 復 旧? 対 策? 技 術 ヒジ ネス 文 書 は 事 象 を 具 体 的 正 しく 明 確 簡 潔 に 書 く 当 該 文 章 の 直 近 に 明 快 な 記 述 があれば 救 われるが 文 章 を 読 み 解 かないと 分 らない 場 合 は 苛 々する 苛 々している 読 み 手 は 余 計 な 重 複 丁 寧 な 言 い 回 しに 逆 に 腹 が 立 つ 読 み 手 に 対 する 謝 罪 尊 敬 お 礼 お 願 い 要 請 の 想 いを 技 術 的 内 容 で 文 面 で 記 述 する 4
句 点 読 点 の 上 手 な 使 い 方 1 読 点 は 意 味 の 切 れ 目 に 打 つ 読 点 ( /,)は 息 継 ぎ 記 号 ではない! 一 文 の 中 で 意 味 の 固 まり 切 れ 目 を 視 覚 的 に 示 すもの 読 み 手 は 意 味 の 切 れ 目 を 考 える 手 間 が 省 け 読 み 易 くなり 理 解 が 容 易 になる 読 点 は 違 う 意 味 の 誤 解 を 防 ぐ 重 要 な 役 割 がある 長 い 主 語 長 い 述 語 長 い 目 的 語 の 切 れ 目 原 因 と 結 果 理 由 と 結 論 / 前 提 と 結 論 / 状 況 場 の 説 明 と 起 きていること の 間 区 ( 切 れ 目 ) 時 間 や 場 面 が 変 わるところ / 逆 接 の 変 わるところ/ 2つを 対 比 するとき 繰 返 して 括 弧 を 並 べる 場 合 は 間 の 読 点 ( )を 打 たない なくても 誤 解 しない 無 用 なものは 省 く! ex: 事 業 経 営 の 基 本 は 人 もの 金 である 2 句 点 括 弧 の 上 手 句 点 ( /.) は 文 末 に 使 う! 括 弧 : ( ): 半 角 デザインも 使 うべし! 最 近 は 括 弧 を 閉 じる 直 前 の 句 点 は 省 略 しても 良 いとされている なくてすむものは 省 略 してスッキリする 別 途 に セリフ: 喋 り 口 語 だけで 一 文 が 終 るときは 必 ず 句 点 を 打 つ 教 育 新 聞 雑 誌 ex: 物 の 良 し 悪 しは 品 質 だと 思 っています ~~は 品 質 です ~~は 品 質 は の 中 の 括 弧 の 意 味 セリフの 中 のセリフ/ 書 名 / 特 別 な 固 有 名 詞 に 使 うが 安 易 な 使 用 は 避 ける 簡 潔 明 快 な 表 現 ( 単 語 の 種 類 文 章 の 長 さ 言 いまわし 紙 面 デザイン) 1 箇 条 書 きを 活 用 する 複 数 の 事 柄 を 長 文 に 書 き 流 すと 読 み 手 は 頭 の 中 で 文 脈 を 再 整 理 して 項 目 を 抽 出 して 理 解 する 箇 条 書 きで 項 目 を 明 確 に 列 記 すると 論 理 矛 盾 曖 昧 重 複 抜 け を 容 易 に 見 つけることができる 列 挙 するアイテムは 均 質 類 似 同 種 の 内 容 にして 相 互 を 整 合 一 行 に 要 約 する 明 快 な 文 章 にして 体 言 止 めで 表 現 ( 句 点 は 省 略 する:してもよい ) 最 大 重 要 な 項 目 は 3 項 目 ( 多 くても5 7 項 目 )に 集 約 (3 5 7ヶ 条 の ) 冒 頭 に 全 項 目 の 概 況 を 短 文 で 説 明 を 記 述 2 使 用 する 単 語 を 棚 卸 する 一 つの 文 章 で 使 う 単 語 ( 固 有 名 詞 専 門 用 語 )は 完 全 に 一 致 させる 図 表 で 使 う 単 語 も 完 全 一 致 する 読 み 手 は 一 字 ( 書 体 カナ 英 語 略 号 ) 違 っても 別 物 と 認 識 せざるを 得 ないのです 同 じ 言 葉 が 続 いていたら 一 つにまとめる 類 似 した 言 葉 似 たような 言 葉 も 重 複 して 使 わない 3 長 い 文 章 は 短 く 言 い 切 る 勇 気 を 持 つ 明 快 な 文 章 を 書 くために 留 意 すること: 不 用 意 に 長 く 書 かない!( 技 術 文 章 の 一 文 は 40 字 以 下 ) 長 い 文 章 は 思 い 切 って 句 点 ( )を 打 ち 話 を1つずつ 言 い 切 りながら 論 旨 を 進 める 鉄 則! 4 削 れる 言 葉 は 徹 底 的 に 削 る 時 には 思 い 切 って 章 項 の 単 位 で 削 除 する いらない 曖 昧 合 いの 手 のつなぎ 言 葉 を 削 除 して スッキリ 言 い 切 る 文 面 に 仕 上 げる 自 ずから 論 点 が 明 確 になり 内 容 が 浮 出 てくる そして 再 度 読 み 直 して 文 章 を 再 構 成 する 多 めに 書 いて 論 点 を 鑑 みながら 重 複 不 要 個 所 を 削 除 する 方 法 が 文 書 創 作 の 基 本 です 時 には 論 旨 展 開 に 不 要 な 箇 所 を 章 項 目 の 単 位 で バッサリ 削 除 する 英 断 も 必 要 になる 5 図 表 絵 柄 の 作 成 に 精 通 しよう~! Word Excel 他 の 作 図 ツールは 高 度 精 度 な 機 能 がある どんな 絵 柄 も 必 ず 描 ける SEの 常 識 ノウハウです 作 成 する 機 会 を 増 やし ツール 操 作 に 精 通 習 熟 する 必 要 がありそうです 6 紙 面 ノイズを 少 なくする (すっきりした 紙 面 ) 相 手 に 伝 えたいメッセージを 浮 き 立 たせるために 無 駄 不 用 意 な [ 言 葉 囲 い 枠 取 下 線 罫 線 色 塗 り ] を 排 除 する 読 み 手 にとっては ヒジ ネスの 目 的 趣 旨 に 関 係 ない 箇 所 は 全 てノイズになる ex: 具 体 テ ータの 説 明 文 字 : 題 目 日 付 作 成 飾 りの 枠 安 易 な 下 線 無 意 味 な 色 変 塗 り 7 空 白 を 有 効 に 活 用 する ( 余 り 未 完 成 余 韻 テザ インミス 記 載 漏 れ ) 与 えられた( 規 定 )の 紙 面 は 作 者 が 意 思 表 現 できる 舞 台 です 読 み 手 は 主 張 の 程 度 ( 強 弱 緻 密 熟 考 ) を 紙 面 構 成 から 感 じ 取 ります 空 白 スペースは 単 なる 余 りではない! 以 上 5