Microsoft Word - 生活福祉記録( ).doc



Similar documents
Microsoft Word - 目次.doc

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

 

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提


資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

スライド 1

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

老発第    第 号

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

●幼児教育振興法案

定款

2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

スライド 1

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

m07 北見工業大学 様式①

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

平成16年度

Microsoft Word 第1章 定款.doc

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

Taro-iryouhoken

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

III. 前 述 の 如 く 医 学 部 新 設 を 容 認 している 訳 ではないが 国 家 戦 略 特 区 による 医 学 部 新 設 については 国 会 答 弁 で 確 約 している 様 に 平 成 27 年 7 月 31 日 付 け 国 の 方 針 に 厳 格 に 従 う 事 を 求 める

目  次

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)


Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

別 紙 軽 費 老 人 ホームの 収 入 認 定 について 平 成 22 年 3 月 9 日 千 葉 県 健 康 福 祉 部 高 齢 者 福 祉 課 本 紙 は 平 成 18 年 1 月 24 日 老 発 第 号 厚 生 労 働 省 老 健 局 長 通 知 老 人 保 護 措 置 費

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

< DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

Taro-01 議案概要.jtd

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

鳥 取 国 民 年 金 事 案 177 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 昭 和 37 年 6 月 から 38 年 3 月 までの 国 民 年 金 保 険 料 については 納 付 していたものと 認 められることから 納 付 記 録 を 訂 正 することが 必 要 である 第 2 申

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

【労働保険事務組合事務処理規約】

公表表紙

●電力自由化推進法案

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

PR版

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

小山市保育所整備計画

子 ども 手 当 の 支 給 対 象 や 支 給 額 等 の 仕 組 みはどのようになっていますか 平 成 22 年 度 の 子 ども 手 当 は 中 学 校 修 了 までの 子 ども 一 人 に つき 月 額 1 万 3 千 円 を 父 母 等 に 支 給 します 支 給 要 件 は 子 どもを

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73>

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

財政再計算結果_色変更.indd

障害福祉制度あらまし目次

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

<81696D373188A E58A77816A E93788D9191E5834B C8EAE82502E786C73>

資料6 国の行政機関等における法曹有資格者の採用状況についての調査結果報告(平成27年10月実施分)(法務省提出資料)

寄 附 申 込 書 平 成 年 月 日 一 般 社 団 法 人 滋 賀 県 発 明 協 会 会 長 清 水 貴 之 様 ご 住 所 ご 芳 名 ( 会 社 名 ) 印 下 記 により 貴 協 会 に 寄 附 を 申 し 込 みます 記 1. 寄 附 金 額 金 円 也 1. 寄 付 金 の 種 類

< E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A CC8CA992BC82B582C982C282A282C E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477>

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 26 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 副 理 事 長 A 理 事 16,638 10,332 4,446 1,

KYOSAI 号CC2014.indd

18 国立高等専門学校機構

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

厚 生 年 金 基 金 制 度 の 概 要 公 的 年 金 たる 厚 生 年 金 の 一 部 を 国 に 代 わって 支 給 ( 代 行 給 付 )しており 当 該 支 給 を 行 うための 費 用 として 事 業 主 から 保 険 料 を 徴 収 している 加 えて 各 基 金 ごとに 上 乗 せ

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

横浜市障害者ガイドヘルプ事業実施要綱

●労働基準法等の一部を改正する法律案

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

<4D F736F F D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F E646F63>

学校安全の推進に関する計画の取組事例

スライド 1

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

給 与 所 得 控 除 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え 360 万 円 以 下 の 場 合 360 万 円 を 超 え 660 万 円 以 下 の 場 合

16 日本学生支援機構

Transcription:

生 活 福 祉 保 健 委 員 会 記 録 1 期 日 平 成 20 年 11 月 19 日 ( 水 ) 2 場 所 第 3 委 員 会 室 3 出 席 委 員 委 員 長 日 下 美 香 副 委 員 長 森 川 家 忠 委 員 蔵 本 健 山 下 智 之 髙 橋 雅 洋 川 上 征 矢 辻 恒 雄 中 津 信 義 蒲 原 敏 博 奥 原 信 也 4 欠 席 委 員 委 員 林 正 夫 5 出 席 説 明 員 [ 環 境 県 民 局 ] 環 境 県 民 局 長 総 務 管 理 部 長 環 境 県 民 総 務 課 長 県 民 文 化 課 長 消 費 生 活 課 長 人 権 男 女 共 同 参 画 課 長 県 民 活 動 課 長 環 境 部 長 廃 棄 物 対 策 総 括 監 環 境 政 策 課 長 環 境 保 全 課 長 自 然 環 境 課 長 循 環 型 社 会 課 長 産 業 廃 棄 物 対 策 課 長 [ 健 康 福 祉 局 ] 健 康 福 祉 局 長 総 務 管 理 部 長 健 康 福 祉 総 務 課 長 こども 家 庭 課 長 被 爆 者 対 策 課 長 医 務 課 長 医 療 政 策 課 長 医 療 保 険 課 長 健 康 対 策 課 長 生 活 衛 生 課 長 薬 務 課 長 社 会 福 祉 部 長 地 域 福 祉 課 長 社 会 援 護 課 長 障 害 者 支 援 課 長 高 齢 者 支 援 課 長 介 護 保 険 課 長 病 院 事 業 部 長 県 立 病 院 課 長 [ 危 機 管 理 監 ] 危 機 管 理 監 危 機 管 理 課 長 消 防 保 安 課 長 6 報 告 事 項 [ 環 境 県 民 局 ] (1) 公 の 施 設 に 係 る 指 定 管 理 者 の 候 補 者 の 選 定 について (2) びんごエコ 団 地 に 立 地 する 企 業 との 立 地 協 定 の 締 結 について [ 健 康 福 祉 局 ] (3) 緊 急 医 師 確 保 キャラバン ひろしまドクターズナビin 東 京 の 開 催 状 況 について (4) 国 民 健 康 保 険 における 資 格 証 明 書 の 発 行 に 関 する 調 査 の 結 果 等 について 7 会 議 の 概 要 (1) 開 会 午 前 10 時 34 分 (2) 記 録 署 名 委 員 の 指 名 (3) 質 疑 応 答 質 疑 ( 辻 委 員 ) きょうは3 点 についてお 伺 いしたいと 思 います まず 指 定 管 理 者 の 選 定 についての 説 明 がありました それぞれの 施 設 について 指 定 管 理 者 を 選 定 されたということですけれども この 施 設 を 管 理 している 財 団 あ るいは 共 同 体 の19 年 度 の 管 理 運 営 状 態 を 見 てみますと 牛 小 屋 高 原 公 園 施 設 県 立 中 央 森 林 公 園 のフォレストヒルズガーデン 地 区 それから 帝 釈 公 園 施 設 については 1

18 年 度 はよかったのですが 19 年 度 は 赤 字 に 転 落 しているということで 管 理 運 営 が 結 果 的 には 悪 化 しているという 状 況 が 見 られます その 要 因 と 今 後 の 見 通 し 等 に ついてお 聞 きしたいと 思 います 答 弁 ( 自 然 環 境 課 長 ) 帝 釈 公 園 施 設 につきましては 18 年 度 は23 万 8,000 円 の 黒 字 で ございましたが 19 年 度 は45 万 円 の 赤 字 になっております 帝 釈 公 園 施 設 とか 牛 小 屋 高 原 公 園 施 設 につきましては 山 間 部 にある 施 設 でございますので 気 象 状 況 に 大 変 影 響 されやすいという 要 因 があります このため たまたま19 年 度 に 関 しては 若 干 の 赤 字 が 出 ているものと 思 っております 本 年 度 につきましては 利 用 者 につき ましては 上 向 いていると 報 告 を 受 けております 質 疑 ( 辻 委 員 ) フォレストヒルズガーデン 地 区 はどうですか 答 弁 ( 自 然 環 境 課 長 ) フォレストヒルズガーデンにつきましては 6 月 の 委 員 会 で も 説 明 させていただきましたが 開 園 後 5 年 以 上 経 過 しまして 施 設 の 新 設 の 効 果 が 薄 れてきたことと 近 隣 に 同 様 の 施 設 ができてきたことによるものと 思 っておりま す そのため 改 善 のために 営 業 活 動 を 盛 んに 現 在 行 っておられますし 県 として もモニタリング 制 度 を 活 用 して これからも 指 導 を 進 めていくようにしております 質 疑 ( 辻 委 員 ) 19 年 度 のフォレストヒルズガーデン 地 区 については 前 年 度 に 比 べ て 利 用 状 況 が5,217 人 も 減 っており 前 年 の 約 9 割 と 大 きな 減 少 があって 経 営 が 悪 化 しているというのは 容 易 に 予 測 がつくわけですけれども 具 体 的 に 近 隣 の 施 設 等 との 競 合 からこちらを 選 択 してもらうには 独 自 性 を 出 していかなければならな いというふうに 今 言 われたと 思 うのですけれども それは 十 分 可 能 ですか 答 弁 ( 自 然 環 境 課 長 ) 今 までは 婚 礼 が 一 番 大 きな 収 入 源 となっていたのですが 全 体 的 に 婚 礼 の 数 も 減 っております 現 在 冠 婚 葬 祭 の 葬 の 方 ですが 法 事 や 法 要 な どでも 今 盛 んに 営 業 活 動 をされて 件 数 的 には 結 構 伸 びてきていると 聞 いておりま す 質 疑 ( 辻 委 員 ) 指 定 管 理 制 度 にしたというのは コストは 最 小 限 に 抑 えて 最 大 限 の 管 理 運 営 を 行 って 経 費 の 節 減 を 図 っていくということですけれども この 点 から 委 託 料 の 問 題 もあると 思 います ずっと 見 ますと 委 託 料 を 毎 年 それぞれの 施 設 で 前 年 度 よりも 減 らしているというようなことで 進 められていますけれども やはりそ ういう 方 針 で 委 託 料 も 前 年 対 比 で 少 なくして 最 大 限 の 効 果 を 上 げていくような 運 営 ができるという 見 通 しのもとで 今 回 も 指 定 管 理 者 として 選 定 されたと 見 ていいで すか 答 弁 ( 自 然 環 境 課 長 ) 3 年 間 で 管 理 委 託 料 を 決 めていまして それをどう 年 度 ごと に 配 分 するかは 委 託 業 者 の 意 思 によるもので 均 等 にやろうと 思 えばやれるのです が 最 初 の 年 というのは 指 定 管 理 者 を 初 めてされるということで 若 干 多 めに 見 られ ていて それで 委 託 料 が 年 々 減 っていくように 見 えるのだと 思 います 質 疑 ( 辻 委 員 ) 今 後 5 年 間 の 契 約 ということですけれども 事 業 が 好 転 していけば いいと 思 いますが フォレストヒルズガーデンは 下 手 をすれば 途 中 で 事 業 をやめる 2

というようなことも 懸 念 されるような 推 移 です 今 年 度 の 実 態 を 見 ないとわからな いと 思 いますけれども 今 の 景 気 の 状 況 と 近 隣 の 施 設 のこととか 考 え 合 わせると そんなのんきに 好 転 の 兆 しというものは 期 待 できないと 思 う もう5 年 間 契 約 すれ ば 必 ずその5 年 間 はきちんと 担 保 して 赤 字 が 膨 らもうともやっていくということ は 変 わりないわけですね その 点 はどうですか 答 弁 ( 自 然 環 境 課 長 ) 今 回 の 募 集 の 基 準 金 額 でございますが 収 支 がとんとんの 施 設 につきましては 契 約 額 で 募 集 しております 赤 字 が 出 ておりましたフォレストヒ ルズガーデン 地 区 につきましては 前 回 は 競 争 相 手 が 多 くてどこも 落 とされていた ようですが 今 回 はたまたま1 社 ということでありまして ほとんど98%ぐらいの 金 額 で 契 約 するということになりました 質 疑 ( 辻 委 員 ) それでは やっていける 見 込 みがあるということですか それだけ 確 認 しておきたいのです 答 弁 ( 自 然 環 境 課 長 ) はい 意 見 質 疑 ( 辻 委 員 ) 野 呂 山 の 公 園 施 設 に 行 ってみましたけれども 整 備 が 進 めら れていて 管 理 者 の 方 も 相 当 努 力 されているという 感 じを 受 けまして 指 定 管 理 制 度 の 効 果 が 発 揮 されているという 部 分 もありますけれども 経 営 面 からいきますと 非 常 に 厳 しい 状 況 に 直 面 している 施 設 もありますので 今 後 引 き 続 き 注 目 していき たいと 思 っております それから2つ 目 は 国 民 健 康 保 険 の 発 行 に 関 する 調 査 結 果 がありましたので こ の 関 連 で 質 問 させていただきます まず きょうは 子 供 のいる 世 帯 に 対 する 資 格 証 明 書 の 交 付 状 況 が 報 告 されていま すけれども 全 体 的 な 問 題 から 少 し 資 格 証 明 書 の 効 果 等 についての 認 識 をお 伺 いし たいと 思 います 資 格 証 明 書 は 保 険 料 を1 年 滞 納 した 場 合 に 交 付 するということが 義 務 化 されて 2001 年 から 進 められていますけれども これは 滞 納 対 策 の 一 つとして 交 付 されてい ます それで 実 際 資 格 証 交 付 が 収 納 率 の 向 上 に 大 きな 効 果 を 発 揮 してきているのかと いうことですが この 点 での 認 識 はいかがですか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 委 員 御 指 摘 のとおり 資 格 証 明 書 は 特 別 な 事 情 がないにもか かわらず 長 期 間 保 険 料 を 滞 納 している 世 帯 に 対 して 納 付 相 談 の 機 会 を 確 保 するため に 交 付 しているもので そもそも 機 械 的 な 運 用 は 行 ってはならないという 国 の 指 示 もございます ですから 特 別 な 事 情 の 有 無 の 把 握 を 適 切 に 行 った 上 で 行 うことが 必 要 です そのために 単 に 文 書 による 督 促 だけではなくて 各 家 庭 の 実 態 把 握 に 努 めたり 電 話 での 督 促 や 戸 別 訪 問 を 行 いながら 収 納 計 画 を 立 ててやっていくこと などの 過 程 を 通 じて 収 納 率 の 向 上 につながっていくものと 認 識 しております 質 疑 ( 辻 委 員 ) 機 械 的 な 運 用 をしてはならないということは 非 常 に 重 要 なことで す 指 摘 しておきたいと 思 います 収 納 率 の 向 上 に 結 びついているという 答 弁 があ 3

りましたけれども 厚 生 労 働 省 が 平 成 18 年 度 の 市 町 村 の 国 民 健 康 保 険 の 財 政 状 況 に ついて 速 報 で 報 告 されているのですが その 中 には 収 納 率 が 改 善 され 資 格 証 明 書 の 発 行 は1 万 件 減 少 したという 報 告 がされています しかし 今 も 少 しお 話 がありましたように 収 納 率 が 向 上 した 要 因 の 分 析 では 収 納 職 員 の 増 員 や 応 援 体 制 の 実 施 あるいは 徴 収 嘱 託 員 の 採 用 滞 納 処 分 の 強 化 都 道 府 県 からの 徴 収 専 門 員 の 派 遣 徴 収 事 務 の 研 修 などが 効 を 奏 して 収 納 率 が 少 し 改 善 されてきているということは 言 っていますけれども 資 格 証 明 書 の 交 付 や 短 期 被 保 険 者 証 の 発 行 が 貢 献 しているということは 一 切 記 述 されていません だから 今 収 納 率 が 向 上 していると 言 ったけれども 何 をもって 向 上 していると 言 うのか 何 か 具 体 的 な 例 がありますか 具 体 的 な 数 字 でもあったら 教 えてください 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 数 字 的 なものですが なかなか 検 証 数 値 を 得 るのは 困 難 な 状 況 がございます ただ とにかく 世 帯 状 況 を 把 握 するために 面 接 や 家 庭 訪 問 それ から 納 付 計 画 分 割 納 付 などをやっていく 中 で 当 然 収 納 率 向 上 につながってい くものと 認 識 しております ただ 具 体 的 な 数 字 は 今 手 持 ちにはございません 意 見 質 疑 ( 辻 委 員 ) 要 するに 頭 でそう 思 っているだけなのです だから 実 際 にこういうふうに 数 字 的 に 上 がっているということは 示 さないで 収 納 率 が 上 がっ ているなどということは 簡 単 に 言 うべきではないです この 厚 生 労 働 省 の 平 成 18 年 度 の 国 民 健 康 保 険 の 財 政 状 況 の 速 報 の 中 でも 言 われていますし 実 際 ここに2001 年 から2006 年 までの 収 納 率 の 変 遷 の 資 料 がありますが 収 納 率 は 改 善 されず むし ろ 悪 化 している 年 もあるわけです ですから 納 税 相 談 とか いろいろと 対 応 する 中 でのやりとりはあるけれども 資 格 証 明 書 の 交 付 そのものが 直 接 的 に 収 納 率 の 向 上 に 結 びついているというふうには 到 底 考 えられないというのが 現 実 問 題 です そ の 点 は しっかり 認 識 していただきたいと 思 います 後 でまた 個 別 に 資 料 を 見 せ たいと 思 います それから 資 格 証 明 書 の 交 付 そのものが 実 際 には 著 しい 受 診 抑 制 をもたらしてい ると 考 えていますけれども この 点 についての 考 えをお 示 し 願 いたいと 思 います それから もう1 点 厳 しい 言 い 方 をすれば 国 民 健 康 保 険 加 入 者 への 資 格 証 明 書 発 行 ということは 見 せしめ 行 為 になっているのではないか この 点 での 見 解 を 示 し ていただきたいと 思 います 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) まず 受 診 抑 制 ということですが 国 民 健 康 保 険 加 入 世 帯 の 世 帯 主 や 家 族 の 方 が 相 当 な 医 療 が 必 要 だという 場 合 は 特 別 な 事 情 に 該 当 するかどう かの 判 断 はそれぞれの 市 町 で 行 うのでございますが まずは 市 町 の 窓 口 に 行 かれて 医 療 が 必 要 であり たちまち 全 額 支 払 うことは 困 難 だという 事 情 を 説 明 していただ ければ 市 町 の 判 断 でそれぞれ 短 期 被 保 険 者 証 を 交 付 するということになろうかと 思 います それから 見 せしめ 行 為 かどうかということですが やはり 特 別 な 事 情 がないに もかかわらず 長 期 に 滞 納 する 世 帯 については 被 保 険 者 間 の 平 等 性 の 確 保 または 国 4

民 健 康 保 険 制 度 の 維 持 の 観 点 から 必 要 なものだと 考 えており 見 せしめといったよ うなものではないと 考 えております 質 疑 ( 辻 委 員 ) 見 せしめ 行 為 は 私 の 気 持 ちを 言 ったわけでありますけれども や はりそういう 資 格 証 明 書 を 発 行 することによる 制 裁 措 置 というのは 行 うべきではな いと 思 います 先 ほどの 受 診 抑 制 についてはあいまいな 答 弁 で それはないという ような 答 弁 だったと 思 うのですけれども あなたのお 考 えはそうなのですか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 国 が 定 めておりますように 例 えば 事 業 の 失 敗 や 倒 産 世 帯 主 や 家 族 の 病 気 などについては 国 も 特 別 な 事 情 に 当 たるという 認 識 をしておりま す その 具 体 的 な 運 用 は 各 市 町 村 の 判 断 に 任 されておりますので もし 治 療 が 必 要 な 重 篤 な 病 気 等 にかかった 場 合 には やはりまずは 市 町 に 相 談 をしていただきたい ということでございます 意 見 質 疑 ( 辻 委 員 ) 話 を 聞 いていると 具 体 的 な 実 態 実 際 の 状 況 を 本 当 につか んでおられるのかどうか 疑 わしくなってきます それが 一 番 フロントにいる 課 長 の 答 弁 かと 思 うと 背 筋 が 寒 くなってきます 例 えば 全 国 保 険 医 団 体 連 合 会 がことし2 月 に 公 表 した 2006 年 度 の 資 格 証 明 書 を 交 付 された 被 保 険 者 の 受 診 についての 実 態 調 査 の 結 果 を 見 てみますと 推 計 です けれども 一 般 受 診 者 と 比 べて 著 しい 受 診 抑 制 が 見 られるということを 報 告 してお ります 39 道 府 県 からの 報 告 をもとにして 結 果 を 出 していますけれども 一 般 の 被 保 険 者 と 比 べて 資 格 証 明 書 を 発 行 された 人 の 受 診 の 機 会 というのは 最 大 で 山 梨 県 が344 分 の1 それから 最 小 でも 青 森 県 で18 分 の1と 39 道 府 県 の 単 純 平 均 で51 分 の 1となっているのです 行 かなければならないという 思 いを51 回 持 ってようやく 行 くという 感 じです 滞 納 がなくて 資 格 証 明 書 を 持 っていない 普 通 の 方 はいつでも 行 かれる ところが 推 計 ですけれども こういう 数 字 が 出 ているのです それから 新 聞 報 道 によると 最 近 の 話 ですが 札 幌 市 で1 年 間 で 資 格 証 明 書 を 持 っているために 受 診 をおくらせて 亡 くなられた 方 が3 人 いらっしゃるということ ですし 広 島 市 内 の 方 が 資 格 証 明 書 のために 診 療 を 控 えて 急 性 気 管 支 炎 で 亡 くなり ましたけれども 県 内 でも 実 際 資 格 証 明 書 が 発 行 されて 病 院 になかなか 行 けなく て 結 果 的 に 手 おくれになって 亡 くなるという 事 例 が 去 年 だけでも3 件 あるわけです そういう 事 態 が 発 生 しているにもかかわらず 特 別 な 事 情 の 要 件 をここで 説 明 され て あたかも 受 診 抑 制 がないというような 認 識 をしているというのは きっちり 改 めていただきたい そういう 立 場 であるとは 非 常 に 情 けない 本 当 に 悲 しい 思 いを するような 位 置 に 追 いやっているのがあなたの 今 の 認 識 です 厳 しく 指 摘 しておき ます それから 次 にお 聞 きしたいのは ことし6 月 1 日 現 在 で 県 内 の 国 民 健 康 保 険 加 入 世 帯 が43 万 5,875 世 帯 そのうち8 万 6,119 世 帯 が 滞 納 と 5 世 帯 に1 世 帯 が 滞 納 するというような 現 状 になっているのです 国 民 健 康 保 険 加 入 者 の 約 7 割 が 年 収 250 万 円 以 下 という 低 所 得 であります それから 県 の1 人 当 たりの 調 定 額 を18 年 度 と 5

19 年 度 について 調 べてみても 19 年 度 は 1 人 当 たりの 調 定 額 が7 万 9,920 円 と 18 年 度 よりも1,765 円 上 がっており 毎 年 上 がるような 状 況 になっているのですが 国 民 健 康 保 険 の 滞 納 者 がふえていく 原 因 というのは こういう 毎 年 上 がっていく 国 民 健 康 保 険 税 あるいは 料 の 増 嵩 さらに 国 民 健 康 保 険 加 入 者 の 構 造 的 に 脆 弱 な 問 題 に あるのではないかと 思 うのですが どうでしょう 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 国 民 健 康 保 険 料 税 の 引 き 上 げということですが 確 かに 国 民 健 康 保 険 料 税 は 医 療 給 付 費 と 連 動 しております 近 年 の 高 齢 化 の 進 行 等 に 伴 っ て 医 療 給 付 費 がどんどん 上 がっている それに 伴 って やはり 国 民 健 康 保 険 料 税 も 上 げざるを 得 ないという 現 状 があろうかと 思 います さらには 委 員 がおっ しゃるとおり 国 民 健 康 保 険 の 加 入 者 は 例 えば 高 齢 者 であるとか 退 職 者 であるとか 慢 性 的 に 医 療 費 が 高 くなる 方 が 多 いし 一 般 的 に 所 得 水 準 も 低 位 だという 背 景 もご ざいます そういうところから やはり 将 来 を 見 据 えた 抜 本 的 な 制 度 改 革 が 必 要 で はないかという 認 識 は 持 っております 質 疑 ( 辻 委 員 ) 今 言 われましたように 国 民 健 康 保 険 加 入 者 は 退 職 者 無 職 者 自 営 業 者 等 々で 非 常 に 脆 弱 な 構 造 のもとで 保 険 料 も 増 加 している 大 体 一 番 大 もと である 国 が 悪 いです もともと 国 の 制 度 そのものが 加 入 者 の 構 造 から 見 ても 保 険 料 だけでは 成 り 立 たない 状 況 になっているのです 事 業 者 からのお 金 の 投 入 という ものもありませんし 加 入 者 の 保 険 料 のみで 運 営 していくのは 無 理 だから 国 庫 負 担 金 で 支 えています それが 大 分 前 ですけれども 1985 年 には 国 庫 負 担 金 が45%で あったのが 平 成 18 年 では33.9%です 大 体 国 がこういうふうに 国 庫 負 担 金 を 減 ら してきて 脆 弱 な 構 造 の 中 の 保 険 料 でやっていこうとするから 無 理 があるのです だから 上 げざるを 得 ない 給 付 金 がふえてくるということで 単 純 に 医 療 給 付 が 上 がるからそれに 伴 って 保 険 料 も 上 がっていくという 問 題 ではないのです 国 が 国 庫 負 担 金 をどんどん 下 げてきているという 点 も 大 きな 原 因 になっているのです ですから 一 つは 国 に 対 してもとに 戻 すように 言 うべきだと 思 いますし あわせ て 県 独 自 の 助 成 も 行 うべきだと 思 うのですが いかがですか 今 22 府 県 が 県 独 自 の 助 成 をしているわけですけれども この 点 どうですか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) まずは 国 に 対 して 補 助 率 を 上 げろということについては 従 来 から 国 民 健 康 保 険 制 度 全 般 の 問 題 として 必 要 な 公 的 助 成 を 行 っていただきたい ということを 全 国 知 事 会 等 を 通 じて 言 っております また 県 独 自 の 助 成 を 各 市 町 の 国 民 健 康 保 険 の 方 に 行 ってはどうかという 御 意 見 ですが 今 市 町 の 国 民 健 康 保 険 財 政 が 非 常 に 厳 しい 状 況 にあるというのは 承 知 を しております また 市 町 の いわゆる 一 般 財 源 から 国 民 健 康 保 険 財 政 に 繰 り 入 れ が 行 われているという 実 態 も 承 知 をしております ただ 県 としても 国 民 健 康 保 険 の 医 療 給 付 費 の 相 当 部 分 を 現 在 負 担 しており 県 の 厳 しい 財 政 の 中 から 法 定 以 上 の 独 自 の 助 成 をするということは 非 常 に 困 難 であると 考 えております 要 望 質 疑 ( 辻 委 員 ) 県 独 自 の 助 成 の 問 題 については この 間 から 同 じことの 繰 り 6

返 しですけれども やはりこういう 収 入 格 差 と 貧 困 が 広 がっている 折 だからこそ 県 独 自 の 助 成 もしっかり 行 って 国 からの 国 庫 負 担 金 をもとに 戻 すということで 疲 弊 し 困 難 な 中 であえいでいる 被 保 険 者 を 支 えていくというのが 県 の 本 来 の 役 割 で す その 点 での 対 応 はしっかりやる 必 要 があることを 強 く 求 めておきたいと 思 いま す それからもう1 点 県 の 考 えをお 聞 きしたいと 思 うのです 滞 納 対 策 として 資 格 証 明 書 が 発 行 されているのですけれども 例 えば 国 民 健 康 保 険 法 第 1 条 には 社 会 保 障 及 び 国 民 保 健 の 向 上 に 寄 与 することを 目 的 とするとあります 要 するに 国 民 保 健 の 向 上 に 寄 与 するという 立 場 をはっきり 明 記 しており それを 実 現 するための 医 療 費 の 給 付 それを 本 旨 にしていると 私 は 思 っているのです そういうことで 滞 納 対 策 と 国 民 健 康 保 険 加 入 者 の 医 療 を 確 保 すること つまり 資 格 証 明 書 を 発 行 し て 滞 納 問 題 を 解 決 していくという 問 題 と 国 民 の 健 康 を 守 るという 問 題 とは 切 り 離 し ていくということから 保 険 証 を 取 り 上 げて 資 格 証 明 書 を 交 付 するというのは 直 ち にやめるべきだと 思 うのですが どうですか 滞 納 対 策 とは 切 り 離 すという 考 えで すけれども これはどう 思 いますか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 先 ほども 述 べましたとおり 資 格 証 明 書 の 発 行 は 被 保 険 者 の 受 診 抑 制 につながり 健 康 被 害 に 至 るということとは 必 ずしも 考 えておりませんの で 本 当 に 健 康 維 持 または 重 篤 な 病 気 のため 多 額 の 医 療 費 等 がかかる 実 態 があれば まずは 各 市 町 に 相 談 に 行 っていただければと 考 えております 質 疑 ( 辻 委 員 ) 受 診 抑 制 につながらないと 再 度 言 われましたけれども あなたは 現 場 のことを 本 当 に 知 っているのですか もし そういう 認 識 を 県 の 担 当 課 長 が 持 っ ているのだったら 私 は 本 当 に 広 島 県 のこういう 国 民 健 康 保 険 に 係 る 医 療 関 係 の 対 応 というのは よそから 見 たらどうなっているのかと 疑 問 に 思 われるようなことだ と 思 います 局 長 どうですか 受 診 抑 制 の 問 題 はあるのではないですか 答 弁 ( 健 康 福 祉 局 長 ) ただいま 担 当 課 長 がお 答 えしたことの 繰 り 返 しになってしま うかもしれませんが 基 本 的 には 保 険 料 の 滞 納 対 策 といいますのは 資 格 証 明 書 の 発 行 もさることながら さまざまな 対 策 を 総 合 的 に 取 り 組 んでいるという 側 面 が ございます 資 格 証 明 書 につきましては これも 繰 り 返 しになりますが 機 械 的 に 運 用 するのではなくて 個 々の 実 情 を 勘 案 するということが 基 本 原 則 でございます 先 ほど 幾 つか 御 紹 介 がありました 個 別 の 事 例 を 承 知 しておりませんので コメン トは 差 し 控 えさせていただきますけれども 基 本 的 には 受 診 を 抑 制 させることが 目 的 ではないことだけは 間 違 いのないことでございますので このあたりはさまざま な 施 策 を 総 合 的 に 取 り 組 む 中 で 何 よりもこれは 皆 保 険 制 度 を 維 持 することが 大 前 提 の 取 り 組 みであるということも 御 理 解 を 賜 りたいと 考 えております 意 見 質 疑 ( 辻 委 員 ) 機 械 的 な 運 用 はしないのも 当 然 なことでありますし 受 診 抑 制 を 目 的 にしないのは 当 たり 前 です 保 険 料 が 高 くて 払 えずに 滞 納 された 方 に 実 際 窓 口 で10 割 払 えるだけの 資 力 はないです そういうことがあって 受 診 抑 制 が 広 7

がっているということが 実 際 先 ほど 示 した 数 字 からも 出 ているし その 結 果 死 亡 事 案 も 起 きているという 現 実 が 広 がってきているということをしっかり 認 識 しても らわないといけないと 思 います まず 治 療 を 優 先 させた 後 で 国 民 健 康 保 険 料 ある いは 税 を 払 えるかどうか 判 断 するということで 滞 納 整 理 の 問 題 と 国 民 の 健 康 を 守 るということはきちんと 区 別 して 行 うのが 本 来 の 医 療 行 政 のあり 方 だと 思 っており ます この 点 再 度 指 摘 しておきたいと 思 います そこで きょうの 説 明 資 料 の 中 で 子 供 のいる 世 帯 についてはきめ 細 かな 対 応 を 行 うという 説 明 がありましたけれども きめ 細 かな 対 応 というのは 具 体 的 にはどう いう 対 応 をされるわけですか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 当 然 子 供 がいる 世 帯 に 対 して 家 庭 訪 問 等 による 実 情 把 握 に 努 めるということが 前 提 でございます その 上 で 例 えば 子 供 のいる 世 帯 につい ては 市 町 の 児 童 福 祉 担 当 部 局 であるとか 養 育 環 境 が 非 常 に 乱 れているという 問 題 がある 世 帯 については 児 童 相 談 所 との 密 接 な 連 携 を 図 ることなど そういう 配 慮 を しつつ 対 応 しているということでございます 質 疑 ( 辻 委 員 ) 説 明 が 非 常 に 不 親 切 であると 思 います この 厚 生 労 働 省 からの 通 知 の 内 容 は 大 事 なことを 言 っているのですから もう 少 し 詳 しく 説 明 しなければいけ ません 臨 戸 訪 問 してしっかり 家 庭 内 のことを 把 握 する そして 各 庁 内 での 連 携 も しっかりとって 対 応 するというようなことが 細 かく 書 いてあります 短 期 被 保 険 者 証 をまず 発 行 して それから 資 格 証 明 書 の 発 行 は 特 別 な 事 情 があるかどうか 考 慮 し なさいということで この 部 分 は 非 常 に 大 事 な 点 で 徹 底 していくということが 重 要 だと 思 うのです 先 ほどの 説 明 では 機 械 的 発 行 をしないという 具 体 的 な 手 だてに ついてありませんでした こういうことはもう 少 し 丁 寧 に 説 明 すべきです 答 弁 は 短 いのがいいわけではないです きちんと 説 明 するべきときは 説 明 しなければだめ です 私 はそう 思 います そこで きょういただいた 資 料 に 特 に 資 格 証 明 書 発 行 後 に 世 帯 主 から 市 町 村 の 窓 口 において 子 どもが 医 療 を 受 ける 必 要 が 生 じ かつ 一 時 払 いが 困 難 であ る 旨 の 申 し 出 があった 場 合 には 速 やかに 短 期 被 保 険 者 証 を 交 付 するものとしてい る となっています そこで ちょっとお 聞 きしますが 役 所 の 窓 口 で 子 供 が 医 療 を 受 ける 必 要 が 生 じたかどうか 判 断 できるでしょうか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) やはり これは 各 世 帯 からの 申 し 出 がないと 判 断 できないと 考 えております 質 疑 ( 辻 委 員 ) 窓 口 で 判 断 できないということですか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 申 し 出 によって 判 断 するということです 質 疑 ( 辻 委 員 ) 医 師 でない 人 が 申 し 出 だけで 判 断 できるのですか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) どういう 病 気 であるか どの 程 度 の 治 療 を 要 するか そこら を 世 帯 主 等 に 説 明 をしていただいて 判 断 するということになろうかと 思 います 質 疑 ( 辻 委 員 ) 例 えば 頭 が 痛 くて 大 変 だという 場 合 判 断 できるのですか 8

答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 当 然 頭 痛 がするとか 腹 が 痛 い そういったことも 短 期 被 保 険 者 証 発 行 の 要 件 になろうかと 思 います 質 疑 ( 辻 委 員 ) 舛 添 厚 生 労 働 大 臣 が 今 月 17 日 の 参 議 院 決 算 委 員 会 で 非 常 に 明 確 な 答 弁 をしています 共 産 党 の 仁 比 聡 平 議 員 がこの 問 題 を 取 り 上 げて 舛 添 厚 生 労 働 大 臣 は 医 師 でないので 判 断 できない その 後 に 医 療 費 の 一 時 払 いが 困 難 という 申 し 出 があれば 結 構 だと 言 っています だから 一 括 でお 金 を 払 えないが とにかく 子 供 を 病 院 に 連 れていきたいということであれば 市 町 村 の 窓 口 で 判 断 できないのだ から 短 期 保 険 証 の 交 付 を 指 導 していくことを 約 束 したということです だから 申 し 出 があれば 直 ちに 発 行 するということを 国 の 方 が 明 確 に 言 っております 大 臣 が そう 言 ったのです 大 臣 の 言 っていることは 非 常 に 正 確 です 医 師 でない 者 がなぜ 判 断 できるのかということです 実 際 申 し 出 があれば 発 行 するということですが 子 供 はいつ 病 気 にかかるかわ からないというような 状 態 で 大 人 と 違 うということと 今 後 の 子 供 のいる 世 帯 に 対 しての 資 格 証 明 書 の 発 行 については 新 たな 無 保 険 の 子 供 をつくるということから 私 は 県 として 子 供 のいる 世 帯 については 直 ちに 短 期 被 保 険 者 証 を 交 付 するように 市 町 に 指 導 助 言 を 行 ってはどうかと 思 うので 提 案 しますけれども これはいかが ですか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 国 からの 通 知 にもありますように まずは 子 供 に 医 療 が 必 要 だと 世 帯 主 がとらえたとき そういう 申 し 出 を 受 けて 初 めて 短 期 保 険 証 を 交 付 する ということになっておりますので あらかじめ 子 供 がいる 世 帯 すべてについて 資 格 証 明 書 の 発 行 を 停 止 し 保 険 証 を 交 付 するということは 現 状 ではできないと 考 えて おります 質 疑 ( 辻 委 員 ) それでは 申 し 出 があれば 直 ちに 短 期 被 保 険 者 証 を 発 行 するように という 指 導 助 言 は 行 えますか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 行 ってまいりたいと 思 います 要 望 質 疑 ( 辻 委 員 ) 最 後 に やはり 私 は 子 供 のいる 世 帯 への 資 格 証 明 書 の 発 行 は 中 止 するということを 強 く 求 めておきたいと 思 います 先 ほど 課 長 が 言 われまし たように 申 し 出 があれば すぐ 短 期 被 保 険 者 証 を 発 行 するという 指 導 助 言 を しっかりやっていただきたいと 述 べて この 点 での 問 題 は 終 わります 最 後 に 瀬 戸 田 病 院 のことを 少 しお 聞 きして 終 わりたいと 思 います 尾 道 市 が 県 立 瀬 戸 田 病 院 を 受 け 入 れるという 報 道 がなされ 事 前 に 若 干 説 明 もお 聞 きしました 2つの 診 療 科 目 19 床 でということで 財 政 的 支 援 をしますけれども きょうは 委 員 会 ですので 瀬 戸 田 病 院 移 管 の 方 針 について 改 めてお 示 ししていただきたいと 思 い ますのと 尾 道 市 からは 受 け 入 れの 条 件 についてどのように 聞 いているのか この 点 をお 聞 かせ 願 いたい 答 弁 ( 県 立 病 院 課 長 ) 瀬 戸 田 病 院 の 移 管 につきましては 平 成 21 年 4 月 の 移 管 に 向 けて 準 備 を 進 めております 県 の 今 後 の 方 針 ということでございますけれども 県 9

といたしましては 今 病 院 利 用 者 の 方 が 不 安 を 抱 かないように 移 管 準 備 を 進 める ことが 大 切 であると 思 っており 受 け 入 れ 先 の 尾 道 市 とも 定 期 的 に 協 議 を 行 うなど 連 携 を 強 めて 円 滑 な 移 管 に 取 り 組 んでまいりたいと 思 っております 質 疑 ( 辻 委 員 ) 尾 道 市 からの 要 求 は 条 件 つきですか 答 弁 ( 県 立 病 院 課 長 ) 移 管 に 当 たりましては 財 政 的 それから 人 的 な 支 援 を 要 望 されておりまして 報 道 でも 出 ましたけれども 12 億 円 余 りの 要 望 これはいわゆ る 開 設 準 備 費 であるとか 運 営 費 の 赤 字 補 てんや 施 設 の 改 修 それから 医 療 機 器 など の 更 新 費 用 につきまして 財 政 的 な 支 援 をお 願 いしたいということと 診 療 所 になり ますので それらの 医 療 スタッフについてもお 願 いしたいというのが 基 本 的 な 要 望 でございます 質 疑 ( 辻 委 員 ) 人 的 支 援 の 問 題 でちょっとお 聞 きしたいのですけれども 医 師 の 確 保 というのはどこでも 非 常 に 大 変 な 状 況 になっておりますので そういう 点 からし ましたら 例 えば 県 の 職 員 待 遇 でここに 医 師 を 派 遣 するというようなことも 考 え 得 ることでしょうか 答 弁 ( 県 立 病 院 課 長 ) 現 在 瀬 戸 田 病 院 には 自 治 医 科 大 学 を 卒 業 した 医 師 が 勤 めて おります 通 常 県 から 市 町 の 医 療 機 関 に 行 く 場 合 は 県 の 身 分 を 有 しての 派 遣 とい う 形 をとっておりますので 県 の 身 分 を 有 しての 派 遣 は 可 能 でございます 質 疑 ( 辻 委 員 ) 県 の 身 分 での 派 遣 は 可 能 だということで 医 師 確 保 の 一 つとしては 対 応 可 能 かと 思 いますけれども 診 療 科 目 については 検 討 委 員 会 でも 出 されていま す 現 地 の 瀬 戸 田 では 診 療 科 目 に 引 き 続 き 眼 科 が 欲 しいというような 意 見 も 出 てい ますし 移 管 までにこういった 診 療 科 目 やさまざまな 意 見 を 聞 く 場 を 尾 道 市 と 県 が 連 携 して 設 定 してはどうかと 思 うのですが いかがでしょうか 答 弁 ( 県 立 病 院 課 長 ) 診 療 科 目 につきましては 県 の 移 管 検 討 委 員 会 におきまして も 施 設 を 縮 小 して 有 床 診 療 所 とし 内 科 とリハビリテーション 科 の2 科 体 制 でと いうことを 報 告 書 で 言 っております 今 委 員 がおっしゃいましたように 眼 科 など につきましては 利 用 者 が 低 迷 しているということもございますし 現 在 は 広 島 大 学 から 実 質 診 療 援 助 という 形 で 診 療 の 応 援 を 受 けておりますけれども 現 在 の 医 師 不 足 の 状 況 にあっては なかなか 医 師 の 確 保 が 難 しいということから 一 応 内 科 と リハビリの2 診 療 科 を 優 先 的 に 整 備 しようということでございます 住 民 の 声 を 聞 いたらということでございますけれども 県 といたしましては 以 前 にも 地 元 の 区 長 会 へ 説 明 をいたしまして 区 長 会 の 方 から 市 に 対 して 尾 道 市 で 移 管 を 受 け 入 れてもらいたいというようなこともございまして 現 在 のような 形 に なってきております 質 疑 ( 辻 委 員 ) 区 長 会 の 意 見 を 聞 いて それが 町 民 総 意 の 意 見 が 反 映 されているも のとして 受 けとめているのかもしれませんけれども それは 区 長 会 からの 意 見 だけ であって 実 際 何 か 区 長 会 が 住 民 とのいろいろな 対 話 ということをやったという ようなことがあるのですか 10

答 弁 ( 県 立 病 院 課 長 ) 区 長 会 が 住 民 と 直 接 話 をされたかどうかというより 区 長 会 からは 住 民 の 代 表 の 意 見 として 出 されているので 我 々の 方 もそういう 形 で 今 まで 話 をしてきております ただ 先 ほど 言 いましたように 例 えば 眼 科 とか 産 婦 人 科 ですが こちらの 方 は 利 用 者 が 毎 年 減 ってきているということもございますし 医 師 の 確 保 が 非 常 に 難 しくなってきているということから 内 科 とリハビリに 絞 って 優 先 的 に 整 備 するということにしたものでございます 質 疑 ( 辻 委 員 ) 確 かに 婦 人 科 も 眼 科 も 経 年 的 に 見 ましたら1 日 の 平 均 患 者 数 が 減 ってきているというのは 数 字 どおりですし 今 おっしゃったとおりです それで も 瀬 戸 田 には 眼 科 がないですし そういったところについては きちんとサービス を 確 保 して 実 施 していくという この 際 尾 道 市 に 移 管 するのだからやはりこう いったことも 含 めて 検 討 するということから 考 えると 私 はこの 問 題 での 診 療 科 目 を 含 めて 検 討 委 員 会 の 委 員 の 偉 い 人 たちの 意 見 だけではなくて 住 民 の 中 に 持 ち 込 んでしっかりした 意 見 を 聞 くというような 場 を 持 つべきだと 思 うのです そういっ たことを 含 めて この 意 見 について 部 長 どうですか お 考 えをお 聞 きしたいと 思 います 答 弁 ( 病 院 事 業 部 長 ) 瀬 戸 田 病 院 の 移 管 につきましては 確 かに 民 間 公 募 を 行 った り いろいろな 経 緯 がありました 先 ほど 課 長 が 答 弁 申 し 上 げましたように 現 在 検 討 委 員 会 の 検 討 を 踏 まえて 進 めてきておりまして 市 からの 説 明 に 来 てほしいと いう 要 望 に 基 づいて 区 長 会 の 方 に 説 明 に 行 きましたし そういう 形 で 尾 道 市 と 協 力 しながらやってきております 市 の 方 も 今 後 まず 移 管 後 も 持 続 可 能 な 経 営 をし ていくためにいろいろな 工 夫 をしていくということを 申 しておりますが 当 面 は 今 申 し 上 げているような この 報 告 に 基 づいた 形 でスタートしていきながらいろいろ 内 容 を 考 えていかれるのだろうと 思 いますので そういったものを 私 どもとすれば 見 守 っていきたいと 考 えております 質 疑 ( 辻 委 員 ) それでは 部 長 住 民 の 側 から 移 管 に 当 たって 説 明 してほしいとい うような 要 望 が 県 や 尾 道 市 に 上 がった 場 合 に それには 十 分 住 民 への 対 応 をしてい くというような 用 意 がありますか 答 弁 ( 病 院 事 業 部 長 ) 市 と 協 議 をしながら どのように 対 応 していくかを 協 議 して いきたいと 思 います 要 望 ( 辻 委 員 ) そういうお 考 えがあるかもしれませんけれども スムーズに 運 営 し ていく 上 でも 私 はスタートに 際 してまず 県 が 住 民 の 要 望 を 聞 いて その 声 も 反 映 された 状 態 で 進 めていくということをお 願 いして 終 わりたいと 思 います 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 先 ほど 辻 委 員 から 子 供 のいる 世 帯 から 子 供 が 病 気 だとい う 旨 の 申 し 出 があればすぐに 短 期 被 保 険 者 証 を 発 行 するように 指 導 するのかという 質 問 がございました それに 対 して 私 は 指 導 しますと 言 いましたが 言 葉 足 らず で 少 し 訂 正 をさせていただきたいと 思 います 基 本 的 には 市 町 において 児 童 の 健 全 育 成 の 観 点 から 適 切 に 判 断 するよう 指 導 しま 11

すということでございまして 基 本 は やはり 市 町 の 判 断 ということになろうかと 思 います 質 疑 ( 辻 委 員 ) 市 町 の 判 断 が 基 本 なのは 当 たり 前 だ 県 として 指 導 したらどうかと いうだけの 話 なのだから こういう 趣 旨 に 沿 ってしっかりこの 方 向 でやってくださ い 徹 底 を 図 るということはできるはずです 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) ですから 市 町 に 対 しては 子 供 については 直 接 的 には 保 険 料 の 滞 納 の 責 任 がないということもございまして 児 童 の 健 全 育 成 の 観 点 から 適 切 に 判 断 してくださいという 指 導 をしたいと 考 えています 質 疑 ( 辻 委 員 ) だから 一 時 払 いが 困 難 である 旨 の 申 し 出 があった 場 合 には 速 や かに 短 期 被 保 険 者 証 を 発 行 するということについてはやるのですか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 子 供 の 病 気 それから 一 時 払 いが 困 難 という 申 し 出 があれば 適 切 に 判 断 していただきたいという 指 導 をしたいと 思 います 質 疑 ( 辻 委 員 ) 子 供 が 病 気 で 一 時 払 いが 困 難 だという 申 し 出 があれば 短 期 被 保 険 者 証 を 発 行 するということの 指 導 を 徹 底 するのかということです いいですか 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 市 町 の 判 断 で 行 うということです 質 疑 ( 辻 委 員 ) 市 町 の 判 断 でやるのだけれども 指 導 の 徹 底 を 図 りますかというこ とについて 私 はそのことをまず 聞 いているのです 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) 市 町 に 対 する 指 導 の 場 で 適 切 な 判 断 をするよう 指 導 したいと 考 えております 質 疑 ( 辻 委 員 ) 指 導 を 徹 底 するということですか 確 認 しておきます 指 導 を 徹 底 すると 言 ってください 答 弁 ( 医 療 保 険 課 長 ) その 対 応 につきましては 市 町 の 判 断 が 適 切 になるような 指 導 を 行 っていきたいと 考 えております 意 見 ( 辻 委 員 ) 国 会 で 舛 添 厚 生 労 働 大 臣 が 通 知 の 趣 旨 を 徹 底 し 指 導 を 図 っていく と 答 弁 したことについて 県 もそれはしっかりやっていくのが 当 然 のことです 判 断 は 当 然 市 町 です しかし そういう 点 でもやはりきちんと 趣 旨 を 伝 えて 無 保 険 の 子 供 をなくすという 観 点 を 持 っていかなくてはならないと 思 うのです そういう 立 場 があるから 指 導 の 徹 底 を 図 るべきだということを 求 めたのです 局 長 かだれか 知 らないけれども メモが 行 って 前 言 を 覆 すというふうになったのかどうか 知 りま せんが 私 はいろいろな 医 療 行 政 を 見 ていて 後 期 高 齢 者 医 療 保 険 もそうだけれど も 厚 生 労 働 省 国 が 本 当 に 冷 たい 医 療 政 治 をやってきているということに 対 して 県 としてはやはり 住 民 の 命 と 健 康 を 守 るという 立 場 から きちんと 物 申 すことは 物 申 して 住 民 の 健 康 と 命 を 守 るということをやらなくてはだめです それは 厚 生 労 働 省 が 言 ってきたから はい そのとおりやりますというだけでは 済 まされないとい うことを 強 く 申 しておきたいと 思 います (4) 閉 会 午 前 11 時 46 分 12