1. 交 通 需 要 の 見 通 しとまちづくりの 方 向

1. 交 通 需 要 の 見 通 しとまちづくりの 方 向 西 東 京 市 交 通 計 画 ( 素 案 ) 西 東 京 市

1. 交 通 需 要 の 見 通 しとまちづくりの 方 向

1. 交 通 需 要 の 見 通 しとまちづくりの 方 向 目 次 1. 交 通 計 画 の 位 置 づけと 前 計 画 のレビュー... 1 1.1 交 通 計 画 の 位 置 づけ... 1 1.2 前 西 東 京 市 交 通 計 画 のレビュー... 2 2. 交 通 需 要 の 見 通 しと 関 連 計 画 等 の 整 理... 4 2.1 交 通 需 要 の 見 通 し... 4 2.2 関 連 計 画 等 の 整 理... 6 3. 交 通 計 画 を 策 定 するに 際 しての 交 通 課 題... 8 4. 交 通 計 画 の 方 針... 10 4.1 交 通 計 画 の 基 本 理 念... 10 4.2 交 通 計 画 の 基 本 目 標... 11 4.3 交 通 施 策 の 基 本 方 針... 12 5. 将 来 交 通 体 系... 14 5.1 都 市 構 造... 14 5.2 道 路 交 通 体 系... 15 5.3 公 共 交 通 体 系... 17 6. 交 通 施 策 の 展 開 方 針... 18 6.1 基 本 方 針 1 防 災 減 災 に 効 果 的 な 都 市 計 画 道 路 の 重 点 的 整 備... 18 6.2 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進.. 21 6.3 基 本 方 針 3 移 動 制 約 者 の 外 出 支 援 策 の 推 進... 26 6.4 基 本 方 針 4 駅 及 び 周 辺 の 安 全 な 歩 行 空 間 確 保 の 推 進... 31 6.5 基 本 方 針 5 都 市 計 画 道 路 の 補 完 道 路 の 交 通 環 境 改 善 の 推 進... 38 6.6 基 本 方 針 6 生 活 交 通 が 主 な 踏 切 の 安 全 対 策 の 推 進... 43 6.7 基 本 方 針 7 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 整 備... 46 6.8 基 本 方 針 8 拠 点 駅 における 総 合 交 通 環 境 改 善 の 推 進... 49 6.9 基 本 方 針 9 骨 格 的 幹 線 道 路 の 効 率 的 効 果 的 整 備... 53 6.10 基 本 方 針 10 幹 線 的 バス 路 線 の 交 通 円 滑 化 交 通 安 全 対 策 の 実 施... 58 6.11 基 本 方 針 11 バス 交 通 の 利 便 性 の 向 上... 62 6.12 基 本 方 針 12 歩 行 者 自 転 車 空 間 の 計 画 的 整 備 推 進... 67 7. 施 策 総 括... 72 8. 進 行 管 理 計 画... 76 参 考 資 料 編... 79 参 考 資 料 1 交 通 の 現 状 と 課 題... 81 1.データからみた 交 通 分 野 別 の 現 状 と 課 題... 81 2.データからみた 交 通 課 題... 88 参 考 資 料 2 交 通 に 関 する 市 民 アンケート 調 査... 89 1. 調 査 概 要... 89 2. 移 動 実 態... 91 3. 公 共 交 通 について... 97 4. 道 路 について... 101 5. 今 後 取 り 組 むべき 交 通 施 策 の 重 要 度 及 び 市 内 交 通 への 意 見... 108 6.アンケート 調 査 からみた 交 通 課 題... 110 参 考 資 料 3 用 語 解 説... 111

1. 交 通 需 要 の 見 通 しとまちづくりの 方 向

1. 交 通 計 画 の 位 置 づけと 前 計 画 のレビュー 1.1 交 通 計 画 の 位 置 づけ (1) 計 画 の 位 置 づけ 西 東 京 市 交 通 計 画 は 上 位 計 画 となる 西 東 京 市 第 2 次 総 合 計 画 及 び 西 東 京 市 都 市 計 画 マスタープラン の 交 通 分 野 を 補 完 する 計 画 と 位 置 づけられ 目 指 すべき 将 来 都 市 像 を 実 現 する ため 今 後 取 り 組 むべき 交 通 施 策 を 定 める 基 本 計 画 です 西 東 京 市 第 2 次 総 合 計 画 西 東 京 市 都 市 計 画 マスタープラン 西 東 京 市 交 通 計 画 交 通 個 別 計 画 西 東 京 市 道 路 整 備 計 画 西 東 京 市 交 通 安 全 計 画 (2) 計 画 期 間 西 東 京 市 交 通 計 画 は 西 東 京 市 が 目 指 すべき 交 通 体 系 を 見 据 え 平 成 26 年 度 から 平 成 35 年 度 までの 10 年 間 を 計 画 期 間 とします (3) 計 画 策 定 の 全 体 像 について 西 東 京 市 交 通 計 画 は 交 通 計 画 の 基 本 理 念 基 本 目 標 及 び 交 通 施 策 の 基 本 方 針 を 設 定 した 上 で 個 別 施 策 の 内 容 及 び 進 行 管 理 計 画 を 定 めるものです 巻 末 用 語 解 説 参 照 1

1. 交 通 計 画 の 位 置 づけと 前 計 画 のレビュー 1.2 前 西 東 京 市 交 通 計 画 のレビュー 前 西 東 京 市 交 通 計 画 ( 人 と 環 境 にやさしい 安 全 安 心 に 移 動 できる 交 通 体 系 づくり)は 計 画 期 間 を 平 成 19 年 度 から 平 成 25 年 度 までの 7 年 間 とし 平 成 19 年 3 月 に 策 定 されました 前 計 画 では 重 点 施 策 として7つの 施 策 を 選 定 しその 実 現 を 図 ることとし その 重 点 施 策 の 現 時 点 での 進 捗 状 況 は 次 のとおりです 都 市 計 画 道 路 の 整 備 は 未 着 手 の 路 線 がありますが 都 市 計 画 道 路 整 備 以 外 の 施 策 は 概 ね 計 画 どおりに 進 捗 しています 前 計 画 の 進 捗 状 況 施 策 進 捗 状 況 1 都 市 計 画 道 路 の 整 備 ( 第 三 次 事 業 化 計 画 優 先 整 備 路 線 ) 西 3 4 9( 西 3 2 6~ 東 久 留 米 市 境 ) 西 3 4 13( 保 谷 志 木 線 ~ 新 座 市 境 ) 西 3 3 14( 西 3 2 6~ 新 座 市 境 ) 西 3 4 18( 西 3 5 4~ 西 武 柳 沢 駅 ) 西 3 4 21( 西 3 4 13~ひばりヶ 丘 駅 ) 西 3 4 24( 田 無 駅 南 口 駅 前 広 場 ) 西 3 5 10( 西 3 4 20~ 西 3 4 25) 2ボトルネック 箇 所 の 解 消 交 差 点 改 良 ( 第 2 次 交 差 点 すいすいプラン) 3 歩 道 整 備 路 線 の 整 備 4はなバスの 見 直 し 5ひばりヶ 丘 駅 周 辺 のまちづくりの 推 進 6 保 谷 駅 南 口 地 区 再 開 発 事 業 の 推 進 7 自 転 車 を 活 用 したまちづくり ひばりヶ 丘 駅 南 口 自 転 車 駐 車 場 の 整 備 一 部 事 業 中 未 着 手 未 着 手 未 着 手 事 業 中 未 着 手 ( 事 業 準 備 中 ) 一 部 事 業 中 事 業 中 整 備 済 実 施 済 事 業 中 整 備 済 整 備 済 巻 末 用 語 解 説 参 照 2

1. 交 通 計 画 の 位 置 づけと 前 計 画 のレビュー 前 計 画 の 重 点 施 策 出 典 : 西 東 京 市 交 通 計 画 平 成 19 年 3 月 西 東 京 市 3

2. 交 通 需 要 の 見 通 しと 関 連 計 画 等 の 整 理 2.1 交 通 需 要 の 見 通 し 西 東 京 市 の 人 口 は 平 成 28 年 以 降 約 20 万 人 から 微 減 する 傾 向 となっており 発 生 集 中 量 は 現 状 程 度 あるいは 微 減 すると 予 想 されます 交 通 手 段 では 自 動 車 交 通 が 減 少 傾 向 にあ り 公 共 交 通 自 転 車 徒 歩 が 増 加 傾 向 にあります また 高 齢 者 のトリップ が 増 加 してい ます 自 動 車 交 通 に 起 因 する 課 題 が 多 く 残 されておりその 解 決 が 必 要 ですが 今 後 公 共 交 通 自 転 車 徒 歩 に 関 する 課 題 解 決 高 齢 者 など 移 動 制 約 者 に 関 する 課 題 解 決 などの 重 要 度 がさらに 増 加 していくものと 考 えられます 交 通 の 動 向 視 点 動 向 人 口 人 口 ( 中 位 推 計 )では 平 成 27 年 まで 増 加 し 約 20 万 人 となり その 後 減 少 に 転 じ 平 成 40 年 に 約 19.5 万 人 になると 予 想 されている ( 西 東 京 市 人 口 推 計 調 査 報 告 書 平 成 23 年 12 月 西 東 京 市 ) 発 生 集 中 量 市 内 のパーソントリップ 発 生 集 中 量 は 平 成 20 年 度 と 平 成 10 年 度 を 比 較 すると 増 加 傾 向 にある 交 通 手 段 交 通 手 段 ( 代 表 交 通 手 段 ) 別 発 生 集 中 量 の 平 成 20 年 度 と 平 成 10 年 度 を 比 較 すると 自 動 車 が 減 少 し 公 共 交 通 自 転 車 徒 歩 が 増 加 している 高 齢 者 トリップ 高 齢 化 の 進 展 及 び 人 口 増 に 起 因 し 高 齢 者 のトリップ が 増 加 している 代 表 交 通 手 段 別 トリップ 数 の 推 移 800,000 700,000 600,000 500,000 400,000 300,000 200,000 100,000 0 トリップ 144 10,081 172,186 193,198 184,873 197,315 14,411 11,117 140,067 106,744 19,746 25,496 166,129 191,072 平 成 10 年 平 成 20 年 その 他 不 明 徒 歩 自 転 車 二 輪 車 自 動 車 路 線 バス 鉄 道 データ: 平 成 10 20 年 度 東 京 都 市 圏 パーソントリップ 調 査 東 京 都 市 圏 交 通 計 画 協 議 会 巻 末 用 語 解 説 参 照 4

2. 交 通 に 関 するアンケート 調 査 年 齢 別 トリップ 数 の 推 移 85 以 上 80~84 75~79 70~74 65~69 60~64 55~59 50~54 45~49 40~44 35~39 30~34 25~29 20~24 15~19 10~14 5~9 歳 トリップ 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 平 成 20 年 平 成 10 年 データ: 平 成 10 20 年 度 東 京 都 市 圏 パーソントリップ 調 査 東 京 都 市 圏 交 通 計 画 協 議 会 5

2. 交 通 に 関 するアンケート 調 査 2.2 関 連 計 画 等 の 整 理 (1) 社 会 資 本 整 備 重 点 計 画 社 会 資 本 整 備 重 点 計 画 平 成 24 年 8 月 31 日 社 会 資 本 整 備 審 議 会 交 通 政 策 審 議 会 では 次 の 視 点 が 示 されています 視 点 1 安 全 安 心 な 生 活 地 域 等 の 維 持 政 策 課 題 1 国 土 の 保 全 2 暮 らしの 安 全 の 確 保 3 地 域 の 活 性 化 プログラム 1 災 害 に 強 い 国 土 地 域 づくりを 進 める 2 我 が 国 の 領 土 や 領 海 排 他 的 経 済 水 域 等 を 保 全 する 3 陸 海 空 の 交 通 安 全 を 確 保 する 4 広 域 的 な 移 動 や 輸 送 がより 効 率 的 に 円 滑 にできる ようにし 都 市 地 域 相 互 間 での 連 携 を 促 す 5 社 会 資 本 の 維 持 管 理 更 新 を 計 画 的 に 推 進 するスト ック 型 社 会 へ 転 換 する 視 点 2 国 や 地 球 規 模 の 大 きな 環 境 変 化 人 口 構 造 等 の 変 化 への 対 応 政 策 課 題 4 地 球 環 境 問 題 への 対 応 5 急 激 な 少 子 高 齢 化 への 対 処 6 人 口 減 少 への 対 処 プログラム 6 低 炭 素 循 環 型 社 会 を 構 築 する 7 健 全 な 水 循 環 を 再 生 する 8 生 物 多 様 性 を 保 全 し 人 と 自 然 の 共 生 する 社 会 を 実 現 する 9 生 活 経 済 機 能 が 集 約 化 された 地 域 社 会 を 構 築 する 10 日 常 生 活 において 不 可 欠 な 移 動 が より 円 滑 に 快 適 にできるようにする 11 離 島 半 島 豪 雪 地 域 等 の 条 件 不 利 地 域 の 自 立 的 発 展 を 図 る 視 点 3 新 たな 成 長 や 価 値 を 創 造 する 国 家 戦 略 地 域 戦 略 の 実 現 政 策 課 題 7 快 適 な 暮 らしと 環 境 の 確 保 8 交 流 の 促 進 文 化 産 業 振 興 9 国 際 競 争 力 の 確 保 プログラム 12 健 康 で 快 適 に 暮 らせる 生 活 環 境 を 確 保 する 13 良 好 なランドスケープ を 有 する 美 しい 国 土 地 域 づくりを 進 める 14 国 際 交 流 拠 点 の 機 能 を 強 化 し ネットワークを 拡 充 する 15 大 都 市 におけるインフラの 機 能 の 高 度 化 を 図 り 産 業 経 済 活 動 のグローバル 化 に 対 応 する 16 我 が 国 の 優 れた 建 設 運 輸 産 業 インフラ 関 連 産 業 等 が 世 界 市 場 で 大 きなプレゼンスを 発 揮 する 17 個 性 的 で 魅 力 あふれる 観 光 地 域 を 作 り 上 げ 国 内 外 から 観 光 客 を 惹 きつける 18 社 会 資 本 整 備 に 民 間 の 知 恵 資 金 を 活 用 する 巻 末 用 語 解 説 参 照 6

2. 交 通 に 関 するアンケート 調 査 (2) 社 会 資 本 整 備 審 議 会 道 路 分 科 会 建 議 社 会 資 本 整 備 審 議 会 道 路 分 科 会 建 議 中 間 まとめ 平 成 24 年 6 月 社 会 資 本 整 備 審 議 会 道 路 分 科 会 では 今 後 の 道 路 政 策 の 検 討 にあたっての 基 本 的 な 視 点 が 次 のとおり 示 されてい ます < 転 換 の 視 点 > 1. クルマ 主 役 から 多 様 な 利 用 者 の 共 存 へ 2. 道 路 を 賢 く 使 う ~ 利 用 状 況 やニーズの 的 確 な 反 映 を 前 提 に~ 3. 道 路 を 進 化 させる ~ 道 路 の 有 する 機 能 や 価 値 の 再 評 価 醸 成 創 出 ~ 4. 国 土 の 再 編 強 化 に 向 け 道 路 の ネットワーク 機 能 を 重 点 的 効 率 的 に 強 化 す る ~ 大 都 市 ブロック 中 心 都 市 の 機 能 強 化 地 域 間 で 機 能 役 割 を 効 率 的 に 分 担 する 連 携 生 活 圏 の 形 成 ~ 5. 強 くしなやかな 国 土 の 形 成 に 向 け 道 路 の 役 割 を 再 認 識 する ~ 大 災 害 に 備 え 国 土 と 国 民 を 守 るための 道 路 へ~ < 更 に 強 化 充 実 していくべき 視 点 > 1. 総 合 的 な 交 通 体 系 の 中 での 道 路 交 通 システムの 最 適 化 2. 安 全 安 心 でクリーンな 移 動 の 実 現 3. 持 続 可 能 で 効 率 的 な 政 策 運 営 (3) 都 市 交 通 に 関 する 課 題 と 対 応 の 方 向 性 パーソントリップ 調 査 からみた 東 京 都 市 圏 の 都 市 交 通 に 関 する 課 題 と 対 応 の 方 向 性 平 成 24 年 1 月 東 京 都 市 圏 交 通 計 画 協 議 会 では 生 活 活 力 環 境 安 全 安 心 効 率 性 の 観 点 から 次 の 方 向 性 が 示 されています 都 市 交 通 の 方 向 性 1. 快 適 な 生 活 を 支 える 交 通 体 系 1 高 齢 者 のモビリティ の 確 保 2 公 共 交 通 による 移 動 性 の 向 上 2. 活 力 の 向 上 を 支 える 交 通 体 系 1 道 路 交 通 の 円 滑 化 2 海 外 へのアクセス 性 の 向 上 3 人 々が 交 流 しやすいネットワークの 形 成 3. 低 炭 素 な 交 通 体 系 1 地 球 環 境 負 荷 の 軽 減 4. 安 全 安 心 を 支 える 交 通 体 系 1 災 害 に 強 いネットワークの 形 成 2 移 動 の 安 全 性 5. 効 果 的 効 率 的 な 交 通 体 系 1 既 存 ストックの 維 持 活 用 2 効 率 性 を 重 視 した 交 通 サービスの 提 供 巻 末 用 語 解 説 参 照 7

3. 交 通 計 画 を 策 定 するに 際 しての 交 通 課 題 現 況 分 析 結 果 ( 参 考 資 料 1) 及 びアンケート 調 査 結 果 ( 参 考 資 料 2)より 交 通 課 題 は 次 のよう に 考 えられ この 交 通 課 題 をもとに 交 通 計 画 を 立 案 します 西 東 京 市 の 交 通 課 題 1 公 共 交 通 ( 鉄 道 バス タクシー) 一 部 地 域 において 公 共 交 通 不 便 地 域 がみられるものの 市 民 の 満 足 度 が 高 く 抜 本 的 な 改 善 を 要 するような 課 題 事 項 はない その 中 で 比 較 的 あるいは 一 部 地 域 で 不 満 の 高 かった バス 停 環 境 改 善 自 転 車 駐 車 場 から 鉄 道 へのアクセス バ スの 運 行 本 数 終 バス 時 間 情 報 提 供 ボトルネック 交 差 点 解 消 バスベイ 整 備 などの 利 便 性 向 上 の 必 要 性 が 高 い 2 駅 周 辺 鉄 道 と 他 の 交 通 手 段 との 乗 換 えについては 道 路 に 関 する 不 満 ほどではない が 鉄 道 と 自 転 車 鉄 道 とタクシー 自 家 用 車 に 関 し 不 満 が 高 かった 田 無 駅 ひばりヶ 丘 駅 保 谷 駅 では 歩 行 者 自 転 車 事 故 が 多 いなどの 課 題 があり 駅 隣 接 踏 切 自 転 車 走 行 空 間 への 不 満 が 高 い 歩 行 者 自 転 車 空 間 ( 駅 近 接 踏 切 を 含 む)の 改 善 自 転 車 動 線 の 改 善 の 必 要 性 が 高 い 3 道 路 全 般 道 路 幅 員 の 狭 さに 起 因 する 課 題 ( 通 行 幅 自 転 車 利 用 時 の 安 全 性 災 害 に 強 い 道 路 )が 顕 著 で 市 内 の 道 路 に 関 する 課 題 の 根 本 原 因 と 考 えられる 4 幹 線 道 路 調 布 保 谷 線 の 完 成 により 市 東 部 では 相 当 な 交 通 環 境 の 改 善 が 期 待 できる 残 さ れる 課 題 は 途 切 れている 区 間 (ミッシングリンク )の 解 消 と 西 部 の 南 北 道 路 南 部 の 東 西 道 路 中 央 部 地 域 の 東 西 道 路 の 整 備 である これらを 優 先 的 に 進 める 必 要 性 が 高 い 5 都 市 計 画 道 路 による 防 災 減 災 機 能 田 無 駅 南 部 西 部 地 域 の 道 路 整 備 水 準 が 低 く 防 災 減 災 等 の 観 点 からも 田 無 駅 南 部 西 部 地 域 の 都 市 計 画 道 路 整 備 の 必 要 性 が 高 い 6 都 市 計 画 道 路 整 備 完 成 までの 対 策 抜 本 的 対 策 である 都 市 計 画 道 路 の 整 備 には 長 期 間 を 要 すため その 間 の 暫 定 的 対 策 ( 道 路 空 間 の 再 配 分 交 通 抑 制 規 制 など)による 生 活 環 境 改 善 ( 安 全 性 静 穏 )の 必 要 性 が 高 い 巻 末 用 語 解 説 参 照 8

1. 交 通 計 画 を 策 定 するに 際 しての 交 通 課 題 7 生 活 道 路 生 活 道 路 整 備 自 転 車 走 行 空 間 整 備 歩 道 整 備 災 害 に 強 い 道 路 整 備 のニーズ が 高 く 生 活 道 路 において 道 路 空 間 の 確 保 が 必 要 である 生 活 道 路 整 備 の 進 め 方 の 工 夫 多 様 な 事 業 手 法 や 道 路 空 間 確 保 が 進 むような 仕 組 みづくりなどの 必 要 性 が 高 い 8ボトルネック 箇 所 道 路 交 通 の 渋 滞 問 題 は 踏 切 と 一 部 の 交 差 点 (ボトルネック 交 差 点 田 無 駅 北 側 )に 限 られている 9 踏 切 踏 切 の 対 策 ( 踏 切 の 拡 幅 賢 い 踏 切 歩 道 のカラー 舗 装 など)が 実 施 されてい るが 依 然 として 市 民 の 多 くが 踏 切 対 策 を 必 要 としている したがって 鉄 道 立 体 化 など 改 善 効 果 の 高 いさらなる 対 策 の 必 要 性 がある 10バリアフリー 化 少 子 高 齢 化 の 進 展 から 交 通 関 連 施 設 についてバリアフリー 化 を 計 画 的 に 推 進 し 人 の 移 動 環 境 を 改 善 する 必 要 性 が 高 い 西 東 京 市 民 が 重 要 と 考 える 交 通 施 策 西 東 京 市 交 通 に 関 するアンケート 調 査 の 結 果 (P89~)では 今 後 取 り 組 むべ き 交 通 施 策 の 重 要 度 について 非 常 に 重 要 あるいは 重 要 との 回 答 が 60%を 超 えた 項 目 は 15 項 目 のうち 6 項 目 (P108)で 多 い 順 に 次 のとおりである 1 歩 道 の 整 備 2 自 転 車 走 行 空 間 の 整 備 3 高 齢 者 障 害 者 等 の 移 動 のためのバリアフリー 整 備 4 生 活 道 路 の 整 備 5 踏 切 対 策 6 災 害 に 強 い 道 路 整 備 巻 末 用 語 解 説 参 照 9

4. 交 通 計 画 の 方 針 4.1 交 通 計 画 の 基 本 理 念 交 通 計 画 の 基 本 理 念 は 交 通 計 画 策 定 における 根 本 的 な 考 え 方 です 高 齢 者 等 の 移 動 制 約 者 を 含 め 市 民 が 便 利 に 移 動 することが 可 能 で 交 通 事 故 や 災 害 に 対 し 安 全 で 安 心 できる 住 宅 都 市 となるよ うに 交 通 施 策 によるまちづくりを 展 開 するものとし 交 通 計 画 の 基 本 理 念 を 次 のように 定 め ます 交 通 計 画 の 基 本 理 念 誰 もが 便 利 に 移 動 でき 安 全 安 心 な 交 通 まちづくり 社 会 動 向 1 人 口 は 減 少 し 平 成 72 年 には 日 本 の 人 口 が 8,674 万 人 となる 2 人 口 の 高 齢 化 が 一 層 進 み 日 本 の 65 歳 以 上 人 口 割 合 が 39.9%となる 3 地 球 環 境 の 保 全 から 低 炭 素 社 会 が 求 められている 4 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 から 防 災 減 災 まちづくりが 一 層 求 められている 5 健 康 志 向 が 高 まり ウォーキング サイクリング 等 道 を 使 った 活 動 が 活 発 化 している 西 東 京 市 の 将 来 交 通 動 向 1 人 口 が 平 成 27 年 に 約 20 万 人 となり それ 以 降 減 少 し 平 成 40 年 には 19.5 万 人 となる と 予 測 され 発 生 集 中 量 も 減 少 していくと 予 想 される 2 自 動 車 利 用 の 割 合 が 減 少 し 公 共 交 通 自 転 車 徒 歩 の 割 合 が 増 加 傾 向 にある 3 高 齢 者 の 移 動 が 増 加 傾 向 にある 西 東 京 市 民 の 市 政 に 関 するニーズ 新 たな 総 合 計 画 の 策 定 作 業 のために 実 施 された 西 東 京 市 市 民 意 識 調 査 平 成 24 年 9 月 の 結 果 では 17 施 策 について 今 後 の 生 活 における 重 要 度 を 調 査 している 17 施 策 のう ち 交 通 に 関 連 する 施 策 の 順 位 は 次 のとおりである 1 防 犯 防 災 などの 生 活 安 全 対 策 (1 位 ) 2 安 全 で 歩 きやすい 道 路 環 境 (3 位 ) 3 鉄 道 バスなどの 公 共 交 通 の 利 便 性 (5 位 ) また 同 調 査 の 中 で 西 東 京 市 からの 転 出 希 望 理 由 を 調 査 している その 順 位 は 次 のとお りである 1 交 通 が 不 便 (1 位 ) 2 道 路 等 の 都 市 基 盤 が 整 っていない(2 位 ) 10

2. 交 通 計 画 の 方 針 4.2 交 通 計 画 の 基 本 目 標 交 通 計 画 の 基 本 理 念 のもと 西 東 京 市 の 交 通 課 題 を 解 決 し 実 現 すべき 交 通 計 画 の 基 本 目 標 を 次 の 5 つに 定 めます 基 本 目 標 1 安 心 して 住 み 続 け 生 活 できる 交 通 基 盤 の 実 現 防 災 減 災 に 必 要 な 都 市 計 画 道 路 の 整 備 を 目 指 します 狭 幅 員 な 生 活 道 路 の 空 間 確 保 を 目 指 します 移 動 制 約 者 の 外 出 支 援 を 目 指 します 基 本 目 標 2 誰 もが 安 全 に 移 動 できる 交 通 環 境 の 実 現 計 画 的 なバリアフリー 化 を 目 指 します 生 活 幹 線 道 路 主 要 生 活 道 路 や 交 通 事 故 の 多 い 地 区 について 交 通 安 全 向 上 や 静 穏 化 を 目 指 します 歩 車 が 錯 綜 する 踏 切 について さらなる 安 全 性 向 上 を 目 指 します 基 本 目 標 3 安 全 で 利 便 性 の 高 い 駅 周 辺 交 通 環 境 の 実 現 未 整 備 の 駅 前 広 場 アクセス 道 路 の 整 備 を 目 指 します 拠 点 駅 における 交 通 結 節 機 能 の 総 合 的 な 改 善 を 目 指 します 基 本 目 標 4 将 来 都 市 構 造 を 支 える 骨 格 交 通 ネットワークの 実 現 骨 格 的 な 幹 線 道 路 の 効 率 的 効 果 的 な 整 備 を 目 指 します 幹 線 的 バス 路 線 の 交 通 円 滑 化 交 通 安 全 性 向 上 を 目 指 します 基 本 目 標 5 マイカーに 過 度 に 頼 らず 移 動 しやすい 低 炭 素 な 交 通 環 境 の 実 現 バス 交 通 の 利 便 性 向 上 を 目 指 します 自 転 車 空 間 の 整 備 と 自 転 車 利 用 の 適 正 化 を 目 指 します 11

2. 交 通 計 画 の 方 針 4.3 交 通 施 策 の 基 本 方 針 交 通 施 策 の 基 本 方 針 は 前 節 の 基 本 目 標 ごとに 目 標 を 達 成 するための 施 策 方 針 を 示 す ものです 基 本 目 標 1 安 心 して 住 み 続 け 生 活 できる 交 通 基 盤 の 実 現 基 本 方 針 1 防 災 減 災 に 効 果 的 な 都 市 計 画 道 路 の 重 点 的 整 備 延 焼 遮 断 帯 機 能 を 有 する 道 路 及 び 緊 急 交 通 緊 急 輸 送 道 路 の 機 能 を 有 する 道 路 が 不 足 している 地 域 について 防 災 減 災 に 効 果 のある 現 在 未 着 手 の 都 市 計 画 道 路 の 優 先 的 整 備 を 目 指 します 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 市 内 には 幅 員 4m 未 満 の 道 路 が 多 く 残 されています 建 築 基 準 法 の 道 路 について は 建 築 物 の 建 替 え 時 には 道 路 の 中 心 線 から 2mのセットバック が 義 務 づけられ 幅 員 4mの 道 路 空 間 が 確 保 されます しかし 幅 員 4mでは 災 害 時 には 避 難 や 消 火 救 護 活 動 が 困 難 となることが 想 定 されます したがって 地 区 計 画 などで 災 害 時 にも 通 行 がある 程 度 可 能 な 幅 員 を 確 保 する 仕 組 みを 検 討 します 主 要 生 活 道 路 については 前 項 の 道 路 よりも 広 い 幅 員 が 必 要 となることから セットバ ックを 促 すような 仕 組 みを 検 討 します 基 本 方 針 3 移 動 制 約 者 の 外 出 支 援 策 の 推 進 バスや 鉄 道 による 移 動 に 制 約 のある 方 の 外 出 について 福 祉 行 政 ではカバーしきれな い 方 の 移 動 の 支 援 を 目 指 します 基 本 目 標 2 誰 もが 安 全 に 移 動 できる 交 通 環 境 の 実 現 基 本 方 針 4 駅 及 び 周 辺 の 安 全 な 歩 行 空 間 確 保 の 推 進 人 や 自 転 車 が 集 中 する 駅 及 び 周 辺 について 計 画 的 なバリアフリー 化 を 目 指 すととも に 特 に 課 題 となっている 自 転 車 利 用 時 のマナー( 危 険 走 行 放 置 など)の 改 善 を 目 指 します 基 本 方 針 5 都 市 計 画 道 路 の 補 完 道 路 の 交 通 環 境 改 善 の 推 進 都 市 計 画 道 路 は 地 区 を 通 過 する 自 動 車 交 通 を 分 担 し 地 区 内 道 路 の 交 通 安 全 や 静 穏 化 の 役 割 を 果 たしますが その 完 成 までには 長 期 間 を 要 します 現 状 でその 補 完 機 能 を 負 っている 生 活 幹 線 道 路 主 要 生 活 道 路 については 都 市 計 画 道 路 の 完 成 までの 間 ハード ソフト 施 策 による 交 通 安 全 性 向 上 や 静 穏 化 を 目 指 します 全 体 的 に 事 故 が 多 く 発 生 している 生 活 地 区 では ソフト 対 策 を 中 心 とした 交 通 安 全 性 の 向 上 を 目 指 します 基 本 方 針 6 生 活 交 通 が 主 な 踏 切 の 安 全 対 策 の 推 進 交 通 量 は 多 くはないものの 安 全 性 の 課 題 が 解 消 されていない 踏 切 について さらなる 安 全 性 向 上 を 目 指 します 巻 末 用 語 解 説 参 照 12

2. 交 通 計 画 の 方 針 基 本 目 標 3 安 全 で 利 便 性 の 高 い 駅 周 辺 交 通 環 境 の 実 現 基 本 方 針 7 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 整 備 都 市 計 画 決 定 されている 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 計 画 的 な 整 備 を 目 指 します 基 本 方 針 8 拠 点 駅 における 総 合 交 通 環 境 改 善 の 推 進 田 無 駅 ひばりヶ 丘 駅 及 び 保 谷 駅 については 歩 行 者 自 転 車 空 間 ( 隣 接 踏 切 含 む) の 確 保 自 転 車 駐 車 場 の 不 足 地 区 での 整 備 バス タクシー マイカーの 乗 降 スペー ス 等 の 適 正 配 置 など 駅 の 交 通 結 節 機 能 の 総 合 的 な 改 善 を 目 指 します 基 本 目 標 4 将 来 都 市 構 造 を 支 える 骨 格 交 通 ネットワークの 実 現 基 本 方 針 9 骨 格 的 幹 線 道 路 の 効 率 的 効 果 的 整 備 市 の 道 路 体 系 上 骨 格 的 幹 線 道 路 が 未 整 備 となっている 地 域 について 需 要 と 供 給 の アンバランスを 解 消 する 路 線 区 間 の 優 先 的 整 備 を 目 指 します 整 備 が 途 切 れている 区 間 (ミッシングリンク)などの 効 率 的 整 備 を 目 指 します 自 動 車 交 通 量 の 多 い 踏 切 や 幹 線 道 路 のボトルネック 交 差 点 の 局 所 的 改 良 によ る 効 果 的 な 対 策 を 検 討 します 基 本 方 針 10 幹 線 的 バス 路 線 の 交 通 円 滑 化 交 通 安 全 対 策 の 実 施 幹 線 軸 となるバス 路 線 について 路 線 上 のボトルネック 交 差 点 の 改 善 を 目 指 します また バスベイが 未 整 備 なために 一 般 車 両 への 交 通 障 害 ( 渋 滞 や 無 理 な 追 越 し)や 安 全 性 低 下 の 課 題 が 生 じているバス 停 について バスベイ 整 備 を 検 討 します 基 本 目 標 5 マイカーに 過 度 に 頼 らず 移 動 しやすい 低 炭 素 な 交 通 環 境 の 実 現 基 本 方 針 11 バス 交 通 の 利 便 性 の 向 上 路 線 バス コミュニティ 交 通 について 利 用 方 法 乗 場 案 内 運 行 状 況 など わか りやすい 情 報 提 供 を 目 指 します バス 停 の 効 率 的 かつ 計 画 的 な 環 境 整 備 を 行 うため バス 事 業 者 が 積 極 的 に 整 備 しやす くなるような 仕 組 みを 検 討 します 路 線 バス 及 びコミュニティ 交 通 の 乗 継 ぎの 利 便 性 改 善 をバス 事 業 者 と 検 討 します コミュニティバスについては 道 路 整 備 の 進 捗 及 び 民 間 路 線 バスの 路 線 変 更 等 に 併 せ 公 共 交 通 不 便 地 域 の 解 消 を 目 的 に 運 行 ルートなどの 見 直 しを 行 います また 需 要 が 見 込 まれる 場 合 には 運 行 本 数 及 び 運 行 時 間 帯 を 見 直 します 普 及 啓 発 によるバス 利 用 の 促 進 を 目 指 します 基 本 方 針 12 歩 行 者 自 転 車 空 間 の 計 画 的 整 備 推 進 自 転 車 走 行 空 間 のソフト 的 なネットワーク 化 を 研 究 しながら 新 たに 整 備 する 道 路 な どにおいて 歩 行 者 自 転 車 空 間 確 保 を 目 指 します 普 及 啓 発 による 自 転 車 利 用 の 適 正 化 を 目 指 します 巻 末 用 語 解 説 参 照 13

5. 将 来 交 通 体 系 5.1 都 市 構 造 交 通 体 系 及 び 交 通 施 策 を 検 討 する 上 で その 前 提 となる 将 来 都 市 構 造 を 想 定 する 必 要 があり ます 都 市 計 画 マスタープランにて 示 されている 都 市 構 造 は 下 図 のとおりで 交 通 計 画 はこの 都 市 構 造 を 前 提 とした 計 画 とします 14

4. 交 通 施 策 の 展 開 方 針 5.2 道 路 交 通 体 系 (1) 幹 線 道 路 網 交 通 計 画 は 下 図 の 都 市 計 画 マスタープランにおいて 示 されている 幹 線 道 路 網 を 前 提 として 計 画 します ただし 国 が 平 成 24 年 11 月 に 安 全 で 快 適 な 自 転 車 利 用 環 境 創 出 ガイドライン によ り 自 転 車 道 の 考 え 方 を 示 したことから 都 市 計 画 道 路 の 幅 員 変 更 の 検 討 が 必 要 になる 可 能 性 があり ます 西 東 京 市 では 居 住 地 と 幹 線 道 路 を 連 絡 し 通 勤 通 学 買 物 などで 日 常 的 に 利 用 する 主 要 な 道 路 を 主 要 生 活 道 路 と 位 置 づけています 主 要 生 活 道 路 のうち 都 市 計 画 道 路 が 完 全 に 整 備 されるまでの 間 幹 線 道 路 を 補 完 し 幹 線 道 路 と して 通 過 交 通 を 処 理 する 道 路 を 生 活 幹 線 道 路 と 位 置 づけています 15

4. 交 通 施 策 の 展 開 方 針 (2) 都 市 計 画 道 路 の 整 備 状 況 都 市 計 画 道 路 の 整 備 状 況 は 下 図 のとおりであり 未 着 手 区 間 が 多 く 残 されています 都 市 計 画 道 路 の 整 備 については 平 成 18 年 に 東 京 都 と 多 摩 地 域 の 28 市 町 が 共 同 で 第 三 次 事 業 化 計 画 と して 平 成 18 年 度 から 平 成 27 年 度 までに 優 先 的 に 整 備 する 路 線 区 間 を 定 めました この 第 三 次 事 業 化 計 画 優 先 整 備 路 線 について 未 着 手 路 線 が 残 されていますが 引 き 続 き 整 備 を 目 指 します 16

4. 交 通 施 策 の 展 開 方 針 5.3 公 共 交 通 体 系 西 東 京 市 都 市 計 画 マスタープランに 示 されている 将 来 都 市 構 造 と 現 況 公 共 交 通 網 より 将 来 公 共 交 通 体 系 を 次 のように 想 定 します 1 南 北 都 市 軸 であるひばりヶ 丘 駅 と 田 無 駅 を 結 ぶバス 路 線 を 路 面 公 共 交 通 幹 線 軸 と 位 置 づ け 高 い 定 時 性 速 達 性 で 連 絡 することを 目 指 すものとします 2 広 域 幹 線 バスとして ひばりヶ 丘 駅 ~ 武 蔵 境 駅 調 布 保 谷 線 による 市 東 部 から 三 鷹 駅 を 位 置 づけます なお 踏 切 対 策 基 本 方 針 平 成 16 年 6 月 東 京 都 において 下 図 に 示 す 区 間 が 鉄 道 立 体 化 の 検 討 対 象 区 間 に 位 置 づけられています 17

西 3 2 6 6. 交 通 施 策 の 展 開 方 針 6.1 基 本 方 針 1 防 災 減 災 に 効 果 的 な 都 市 計 画 道 路 の 重 点 的 整 備 防 災 都 市 づくり 推 進 計 画 平 成 22 年 1 月 改 訂 東 京 都 において 骨 格 防 災 軸 及 び 主 要 延 焼 遮 断 帯 に 指 定 されている 道 路 (P.87 参 照 )のうち 未 着 手 となっている 下 図 の 路 線 ( 西 3 3 14 西 3 3 3 及 び 西 3 4 26)について 整 備 を 目 指 します 西 3 3 14 18

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (1) 現 在 の 整 備 状 況 1 延 焼 遮 断 帯 上 位 計 画 である 防 災 都 市 づくり 推 進 計 画 平 成 22 年 1 月 改 定 東 京 都 では 延 焼 遮 断 帯 が 木 造 住 宅 密 集 地 域 が 連 なる 23 区 及 び 多 摩 地 域 の7 市 ( 武 蔵 野 市 三 鷹 市 府 中 市 調 布 市 小 金 井 市 西 東 京 市 及 び 狛 江 市 )を 対 象 に 設 定 されています 延 焼 遮 断 帯 は 都 市 計 画 道 路 を 中 心 として 河 川 鉄 道 等 により 防 災 上 の 重 要 度 から 骨 格 防 災 軸 主 要 延 焼 遮 断 帯 一 般 延 焼 遮 断 帯 の3 区 分 となっています また 優 先 路 線 が 設 定 され 平 成 27 年 度 における 目 標 が 示 されています 西 東 京 市 内 では 下 表 の 路 線 が 骨 格 防 災 軸 主 要 延 焼 遮 断 帯 に 指 定 されており 骨 格 防 災 軸 は 防 災 都 市 づくり 推 進 計 画 においてすべて 優 先 路 線 に 指 定 されています 西 3 3 3 は 防 災 都 市 づくり 推 進 計 画 では H27 年 度 目 標 となっておりますが 第 三 次 事 業 化 計 画 における 優 先 整 備 路 線 になっていません 骨 格 防 災 軸 の 整 備 予 定 路 線 区 間 平 成 25 年 度 防 災 都 市 づくり 推 進 計 画 平 成 27 年 度 西 3 3 3( 西 3 4 8 以 西 ) 未 着 手 予 定 西 3 2 6( 西 3 4 11 以 南 ) 完 了 完 了 西 3 2 6( 西 3 4 11 以 北 ) 事 業 中 完 了 西 3 3 14( 西 3 2 6 以 西 ) 未 着 手 事 業 中 西 3 3 14( 西 3 2 6 以 東 ) 事 業 中 完 了 主 要 延 焼 遮 断 帯 路 線 区 間 西 3 5 4( 新 青 梅 街 道 ) 西 3 4 26 現 状 平 成 25 年 度 整 備 済 未 着 手 2 緊 急 輸 送 道 路 及 び 緊 急 啓 開 道 路 緊 急 輸 送 道 路 (P.87 参 照 )とは 地 震 直 後 から 発 生 する 緊 急 輸 送 を 円 滑 に 行 うため 高 速 自 動 車 国 道 一 般 国 道 及 びこれらを 連 絡 する 幹 線 道 路 と 知 事 が 指 定 する 防 災 拠 点 を 相 互 に 連 絡 する 道 路 をいい 第 1 次 ~ 第 3 次 まで 設 定 されています 緊 急 啓 開 道 路 とは 地 震 等 の 災 害 発 生 時 に 被 災 地 及 び 被 災 者 に 対 する 教 護 活 動 支 援 物 資 食 料 等 の 輸 送 を 迅 速 かつ 確 実 にするために 緊 急 道 路 障 害 物 除 去 を 優 先 的 に 実 施 する 路 線 のこ とで 西 東 京 市 防 災 計 画 平 成 25 年 8 月 修 正 において 指 定 されています 緊 急 輸 送 ネッ トワーク 指 定 拠 点 は 市 の 指 定 拠 点 が 田 無 庁 舎 保 谷 庁 舎 緊 急 物 資 の 集 積 場 所 が 保 谷 庁 舎 駐 車 場 に 定 められています 緊 急 輸 送 道 路 は 震 災 時 の 沿 道 建 物 倒 壊 等 による 道 路 閉 鎖 を 考 慮 し 12m 以 上 が 望 ましいと されています 緊 急 輸 送 道 路 及 び 緊 急 啓 開 道 路 のうち 府 中 道 は 幅 員 が 約 6~10mと 狭 く 緊 急 輸 送 道 路 としては 課 題 があります 19

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (2) 事 業 化 の 方 針 防 災 減 災 上 の 視 点 は 次 のとおりです 骨 格 防 災 軸 ( 西 3 3 14( 西 3 2 6 以 西 ) 西 3 3 3( 西 3 4 8 以 西 )) は 広 域 的 な 都 市 構 造 上 から 必 要 である 田 無 駅 西 部 地 域 には 延 焼 遮 断 効 果 を 有 する 広 い 幅 員 の 道 路 がない 主 要 延 焼 遮 断 帯 に 位 置 づけられている 西 3 4 26 は 田 無 駅 西 部 地 域 を 南 北 に 縦 断 する 位 置 にあり 防 災 上 の 必 要 度 が 高 い 緊 急 輸 送 道 路 及 び 緊 急 啓 開 道 路 のうち 府 中 道 は 幅 員 が 狭 く 課 題 がある 府 中 道 に 替 わり 緊 急 輸 送 道 路 となる 都 市 計 画 道 路 整 備 の 必 要 性 が 高 い 府 中 道 の 機 能 を 代 替 可 能 な 位 置 にある 西 3 4 26 は 防 災 上 重 要 である 以 上 の 理 由 より 次 の 路 線 を 防 災 減 災 に 効 果 的 な 都 市 計 画 道 路 とします 防 災 減 災 に 効 果 的 な 都 市 計 画 道 路 の 重 点 整 備 路 線 路 線 名 施 行 主 体 理 由 西 3 3 14 都 骨 格 防 災 軸 に 位 置 づけられている ( 西 3 2 6 以 西 ) 西 3 3 3 ( 西 3 4 8 以 西 ) 西 3 4 26 未 定 ( 複 数 市 に 跨 る) 未 定 ( 複 数 市 に 跨 る) 延 焼 遮 断 帯 緊 急 輸 送 道 路 となる 道 路 が 未 整 備 な 地 域 骨 格 防 災 軸 に 位 置 づけられている 延 焼 遮 断 帯 緊 急 輸 送 路 となる 道 路 が 未 整 備 な 地 域 主 要 延 焼 遮 断 帯 に 位 置 づけられている 防 災 減 災 に 効 果 的 な 3 つの 都 市 計 画 道 路 の 事 業 主 体 は 多 摩 地 域 における 都 市 計 画 道 路 の 整 備 方 針 第 3 次 事 業 化 計 画 平 成 18 年 度 から 平 成 27 年 度 まで により 西 3 3 14 が 都 施 行 とされています 西 3 3 3 と 西 3 4 26 は 第 3 次 事 業 化 計 画 の 優 先 整 備 路 線 ではないことから 次 期 事 業 化 計 画 において 優 先 整 備 路 線 となるよう 東 京 都 との 協 議 等 を 進 めます 20

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 6.2 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 市 内 の 道 路 延 長 は 約 265km( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 )です そのうち 規 格 改 良 済 み (2 車 線 分 の 車 道 あり)で 幅 員 5.5m 未 満 が 約 139km 未 改 良 の 幅 員 5.5m 未 満 が 約 78km です 防 災 上 有 効 な 幅 員 とされている 6mが 確 保 されていない 道 路 では 中 心 線 から 3mのセ ットバックを 誘 導 する 仕 組 みなどを 検 討 します 下 図 の 主 要 生 活 道 路 については 前 項 の 幅 員 6mの 確 保 に 加 え 必 要 となる 幅 員 (8~10.5 m)のセットバックを 誘 導 する 仕 組 みなどを 検 討 します 21

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (1) 現 状 と 課 題 防 災 都 市 づくり 推 進 計 画 平 成 22 年 1 月 改 訂 東 京 都 では 整 備 地 区 ( 地 域 危 険 度 の うち 建 物 倒 壊 危 険 度 5 及 び 火 災 危 険 度 5 に 相 当 し 老 朽 木 造 建 物 棟 数 率 が 45% 以 上 の 町 丁 目 を 含 み 平 均 不 燃 領 域 率 が 60% 未 満 である 区 域 及 び 連 たんする 区 域 )において 道 路 幅 員 6m 以 上 が 防 災 上 有 効 な 幅 員 としています また 大 阪 府 震 災 復 興 都 市 づくりガイドライン 平 成 18 年 1 月 では 阪 神 淡 路 大 震 災 の 経 験 から 幅 員 6m 以 上 の 道 路 では 震 災 時 に 人 の 通 行 が 容 易 であり 車 両 も 通 行 できる 可 能 性 があるため 地 区 レベルの 防 災 軸 を 形 成 する 区 画 道 路 については 6m 以 上 が 望 ましいとさ れています 市 道 総 延 長 約 222km( 平 成 18 年 7 月 現 在 )のうち 道 路 幅 員 4m 未 満 は 約 25km 4 m 以 上 6m 未 満 は 約 174kmとなっており 防 災 上 の 課 題 となっています 道 路 幅 員 6m 未 満 の 市 道 出 典 : 平 成 18 年 7 月 西 東 京 市 道 路 管 理 課 提 供 の 市 道 DM データより 作 成 22

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (2) 他 都 市 の 事 例 生 活 道 路 の 拡 幅 整 備 については 多 くの 都 市 で 課 題 となっています 先 進 的 な 事 例 を 次 に 示 し ます 事 例 1 埼 玉 県 春 日 部 市 後 退 用 地 等 の 補 償 及 び 助 成 春 日 部 市 では 春 日 部 市 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 に 位 置 づけられている 生 活 道 路 拡 幅 整 備 事 業 として 幅 員 1.8m 以 上 6m 未 満 の 市 道 について 建 築 行 為 等 の 際 に 道 路 後 退 を 要 請 して 道 路 の 拡 幅 を 図 り 市 街 地 の 安 全 性 の 確 保 および 緊 急 車 両 等 の 通 行 や 消 防 活 動 の 円 滑 化 を 推 進 している 春 日 部 市 生 活 道 路 拡 幅 整 備 要 綱 では 後 退 用 地 等 の 譲 渡 等 を 行 う 土 地 所 有 者 に 対 する 補 償 後 退 用 地 等 の 分 筆 を 行 う( 都 市 計 画 法 第 29 条 の 規 定 による 許 可 を 受 けた 事 業 区 域 の 面 積 が500m2 以 上 の 非 自 己 用 の 開 発 行 為 を 行 う 場 合 を 除 く) 土 地 所 有 者 に 対 する 助 成 を 行 っている なお 補 償 及 び 助 成 の 額 については 案 件 ごとに 異 なるため 定 められた 額 はないが 補 償 については 後 退 用 地 の 固 定 資 産 額 40%が 基 本 となっている( 道 路 の 中 心 線 から 2 m 以 内 の 後 退 用 地 も 補 償 対 象 ) 事 例 2 東 京 都 荒 川 区 主 要 生 活 道 路 沿 道 の 建 替 助 成 荒 川 区 では 防 災 性 の 向 上 が 必 要 な 地 域 において 災 害 時 に 住 民 が 安 全 に 避 難 できる よう 道 路 幅 を 広 げたり 沿 道 の 建 物 を 燃 えにくい 建 物 にしていくこと 等 で 市 街 地 に 発 生 する 大 規 模 な 火 災 から 住 民 を 守 り 被 害 を 最 小 限 に 抑 えることを 目 的 として 当 該 道 路 に 面 する 建 築 物 の 建 て 替 え 等 に 対 し その 費 用 の 一 部 を 助 成 している ( 荒 川 区 主 要 生 活 道 路 沿 道 建 替 助 成 事 業 ) 助 成 金 額 は 耐 火 建 築 物 で 1 件 200 万 円 準 耐 火 建 築 物 で 1 件 150 万 円 である 対 象 敷 地 対 象 地 区 及 び 区 域 内 で 都 市 計 画 マスタープランで 定 めた 主 要 生 活 道 路 で 優 先 的 に 整 備 する 路 線 に 接 する 敷 地 又 は 密 集 住 宅 市 街 地 整 備 促 進 事 業 の 整 備 計 画 に 定 めた 優 先 整 備 路 線 等 で 幅 員 6 メートル 未 満 の 道 路 に 接 する 敷 地 対 象 建 築 物 幅 員 6 メートル 未 満 の 主 要 生 活 道 路 等 に 接 する 敷 地 に 新 築 する 耐 火 又 は 準 耐 火 の 建 築 物 建 築 物 を 道 路 中 心 線 から 3 メートル 以 上 又 は 地 区 計 画 等 で 定 められた 壁 面 後 退 距 離 以 上 後 退 ( 軒 先 庇 等 も 含 む) 道 路 中 心 線 からの 後 退 位 置 に 縁 石 等 を 敷 設 敷 地 規 模 は 30 平 方 メートル 以 上 かつ 延 べ 床 面 積 は 45 平 方 メートル 以 上 他 の 事 業 制 度 により 補 助 金 を 受 けていない 建 築 物 23

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 事 例 3 神 奈 川 県 川 崎 市 区 画 道 路 寄 附 促 進 を 図 る 奨 励 金 川 崎 市 では 重 点 密 集 市 街 地 における 防 災 性 を 向 上 させるため 防 災 まちづくりプラ ンに 位 置 付 けた 寄 附 促 進 路 線 において セットバックにより 道 路 状 に 整 備 した 私 有 地 部 分 をその 土 地 所 有 者 等 が 川 崎 市 に 寄 附 申 請 する 事 業 に 対 し 川 崎 市 区 画 道 路 拡 幅 整 備 事 業 助 成 金 交 付 要 綱 に 基 づき 奨 励 金 を 交 付 するとともに 分 筆 測 量 に 要 する 費 用 を 助 成 している セットバック 部 分 の 私 有 地 については 川 崎 市 が 寄 附 を 受 けることによって 川 崎 市 の 所 有 となり 川 崎 市 が 道 路 として 維 持 管 理 を 行 う 助 成 金 額 奨 励 金 額 については 寄 附 に 係 る 土 地 の 国 税 庁 路 線 価 の 価 額 の 40%に 当 該 寄 附 に 係 る 土 地 の 面 積 を 乗 じた 金 額 を 交 付 寄 附 に 係 る 土 地 の 分 筆 測 量 に 要 する 費 用 については その 実 費 について 1 件 あ たり 45 万 円 を 上 限 に 助 成 助 成 対 象 区 域 防 災 まちづくりプランに 位 置 付 けた 川 崎 区 小 田 2 3 丁 目 地 区 の 寄 附 促 進 路 線 に 面 した 敷 地 助 成 対 象 条 件 公 道 部 分 の 土 地 境 界 が 確 定 していること 寄 附 に 係 る 土 地 の 範 囲 が 確 定 しているとともに( 寄 附 対 象 の 私 有 地 部 分 の 分 筆 が 可 能 であること) 当 該 部 分 に 係 る 抵 当 権 等 の 所 有 権 以 外 の 権 利 が 抹 消 され ていること( 事 前 に 土 地 所 有 者 自 身 と 融 資 金 融 機 関 との 打 合 わせが 必 要 ) 川 崎 市 狭 あい 道 路 拡 幅 整 備 要 綱 基 づく 後 退 用 地 寄 附 申 出 書 ( 公 道 用 ) に より 後 退 用 地 の 市 管 理 道 路 への 編 入 が 可 能 な 物 件 であること 平 成 28 年 度 までに 着 手 するものに 限 定 した 時 限 的 な 事 業 であること 事 例 4 大 阪 府 大 阪 市 建 ぺい 率 容 積 率 の 緩 和 大 阪 市 では 老 朽 住 宅 密 集 市 街 地 において 敷 地 が 狭 小 で 前 面 道 路 も 狭 いことから 建 ぺい 率 容 積 率 の 制 限 により 建 替 え 後 に 従 前 の 床 面 積 が 確 保 できないことから 建 替 えが 進 まない 状 況 にあった そのため 第 1 種 住 居 地 域 をはじめとする 約 7,500ha( 市 域 の 1/3)において 建 築 物 を 準 耐 火 建 築 物 以 上 の 構 造 とする 規 制 と 併 せて 建 ぺい 率 を 60%から 80%に 緩 和 前 面 道 路 による 容 積 率 制 限 の 低 減 係 数 を 0.4 から 0.6 に 緩 和 し 老 朽 住 宅 の 建 替 え 並 びに 狭 あい 道 路 拡 幅 の 促 進 を 図 った 巻 末 用 語 解 説 参 照 24

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (3) 事 業 化 の 方 針 予 想 される 事 業 費 対 象 区 間 地 域 の 緊 急 性 地 権 者 への 影 響 建 築 行 政 施 策 との 整 合 性 等 を 検 討 し 生 活 道 路 の 最 低 幅 員 6mの 確 保 を 達 成 できるよう セットバックに 対 する 補 助 や 狭 あい 道 路 沿 道 のセットバック 後 の 建 ぺい 率 容 積 率 緩 和 地 区 計 画 制 度 の 適 用 等 を 検 討 し 西 東 京 市 の 実 情 に 合 った 生 活 道 路 整 備 の 制 度 設 計 を 行 い 生 活 道 路 の 整 備 を 推 進 します 都 市 計 画 道 路 については 従 来 どおりの 手 法 にて 整 備 を 図 るため 生 活 道 路 整 備 の 制 度 と 整 合 するようにすることが 必 要 です なお この 制 度 は 一 度 セットバックした 後 に 道 路 計 画 の 見 直 しにより さらにセットバックが 必 要 となるようなことを 避 けるた め 生 活 幹 線 道 路 及 び 主 要 生 活 道 路 について 対 象 路 線 指 定 幅 員 指 定 などの 明 確 化 を 検 討 することが 必 要 です 現 状 4.0m 未 満 拡 幅 4.0m 拡 幅 6.0m 25

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 6.3 基 本 方 針 3 移 動 制 約 者 の 外 出 支 援 策 の 推 進 市 では 下 表 の 移 動 困 難 者 に 対 する 外 出 支 援 策 を 実 施 していますが より 広 範 な 移 動 に 制 約 がある 方 ( 移 動 制 約 者 下 図 参 照 ) の 外 出 を 支 援 することも 必 要 です 市 内 には 路 線 バス はなバス(コミュニティバス )によって 公 共 交 通 空 白 地 域 (バス 停 から 300m 圏 外 駅 から 1km 圏 外 )はほとんど 存 在 しない 状 況 ですが 1 通 常 のタクシーと 同 額 運 賃 で 自 由 に 利 用 可 能 なユニバーサルデザイン タクシー( 車 椅 子 使 用 者 をはじめ 様 々な 方 が 使 いやすい 仕 様 の 車 両 )を 事 業 者 が 積 極 的 に 導 入 しやすいしくみ 2コミュニティタクシ ー 導 入 などを 検 討 推 進 します 支 援 策 対 象 者 内 容 制 限 現 在 実 施 されている 福 祉 分 野 の 外 出 支 援 サービス ハンディキャブ けやき 号 市 内 に 住 所 を 有 し 障 害 などのため 車 いす 等 を 使 用 しなければ 外 出 が 困 難 な 方 および 重 度 の 視 覚 障 害 者 車 いすのまま 乗 車 できる 自 動 車 けやき 号 を 運 行 し 日 常 生 活 の 利 便 等 を 図 ります ( 無 料 ただし 有 料 道 路 料 金 等 は 利 用 者 負 担 ) 市 役 所 保 谷 庁 舎 を 中 心 と して 半 径 30 キロメート ルの 範 囲 を 運 行 利 用 時 間 等 の 制 限 があります 必 ず 付 き 添 い 者 が 同 乗 す ること NPO 法 人 等 による 自 動 車 での 移 動 サービス 外 出 が 困 難 な 方 団 体 ごとに 利 用 目 的 など に 違 いがある 団 体 ごとに 年 会 費 や 利 用 料 金 等 の 負 担 がある タクシー 利 用 券 の 交 付 市 内 に 住 所 を 有 し 次 の いずれかに 該 当 する 方 (1) 身 体 障 害 者 手 帳 1 級 から 3 級 (2) 愛 の 手 帳 1 度 から 3 度 タクシー 事 業 者 25 社 (リフト 付 タクシー5 社 を 含 む) NPO 法 人 5 法 人 で 利 用 できるタクシー 券 を 交 付 月 額 3,000 円 相 当 分 高 齢 者 等 外 出 支 援 サービ ス 介 護 保 険 認 定 において 要 支 援 又 は 要 介 護 と 認 定 を 受 け かつ 心 身 の 障 害 等 により 外 出 が 困 難 で 一 般 の 公 共 交 通 機 関 では 外 出 ができない 在 宅 で 居 住 している 方 介 助 員 を 配 置 したリフト 付 きの 福 祉 車 両 等 を 用 い て 外 出 支 援 を 行 います 自 己 負 担 額 : 実 車 料 金 有 料 道 路 料 金 駐 車 料 金 利 用 者 の 居 宅 を 中 心 とし た 半 径 30 キロメートル の 範 囲 内 窓 口 障 害 福 祉 課 各 NPO 法 人 等 障 害 福 祉 課 高 齢 者 支 援 課 移 動 制 約 者 と 移 動 困 難 者 移 動 制 約 者 移 動 困 難 者 に 加 え 長 い 距 離 が 歩 行 できない 方 高 齢 者 移 動 困 難 者 ではないが 障 害 のある 方 妊 娠 中 の 方 子 ども 連 れの 方 重 い 荷 物 を 持 った 方 公 共 交 通 が 不 便 であるがマイカーを 有 していない 方 など 移 動 困 難 者 独 立 した 歩 行 が 困 難 単 独 で 公 共 交 通 機 関 の 利 用 が 困 難 等 の 障 害 のある 方 巻 末 用 語 解 説 参 照 26

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (1)ユニバーサルデザインタクシーの 導 入 促 進 ユニバーサルデザインタクシー( 以 下 UDタクシー といいます)については 国 が 標 準 仕 様 を 定 めた 上 で 認 定 制 度 を 創 設 し 平 成 24 年 3 月 28 日 より 認 定 を 開 始 しています UD タクシーの 導 入 については 生 活 交 通 改 善 事 業 計 画 を 策 定 した 自 治 体 協 議 会 に 対 し 国 が 地 域 公 共 交 通 確 保 維 持 改 善 事 業 費 補 助 金 を 交 付 しています 導 入 促 進 を 目 的 に 自 治 体 が 国 の 補 助 金 に 上 乗 せして 補 助 を 行 っている 事 例 もあります 1UDタクシーの 概 要 UDタクシーの 特 徴 は 下 表 のとおりです 誰 もが 使 え 運 賃 は 一 般 のタクシーと 変 わりませ ん UDタクシーの 特 徴 車 内 空 間 乗 降 口 及 び 車 ス い ロ す ー 乗 プ 降 縦 にも 横 にもゆとりのある 空 間 を 確 保 し ゆったりくつろげる 移 動 空 間 を 確 保 乗 降 時 や 立 ち 座 り 時 などの 安 全 確 保 のため 握 りやすく 視 認 性 の 高 い 配 色 の 乗 降 用 手 すりを 装 備 また スライドドアの 開 閉 に 連 動 するステップを 装 備 し 乗 降 口 の 地 上 高 を 低 くすることで 安 全 で スムースな 乗 り 降 りが 可 能 ゆとりのある 高 さと 幅 を 確 保 する ことで 安 全 安 心 な 乗 り 降 りが 可 能 に スロープ 幅 を 広 く 勾 配 を 緩 やか なものにすることで 安 全 でスム ースな 乗 り 入 れが 可 能 に ス ペ 車 ー い ス す 車 いすのまま 乗 車 できるゆとりあ るスペースを 確 保 スラ ペゲ ー ッ スジ 広 々としたラゲッジスペースを 確 保 することで 大 きな 荷 物 も 余 裕 で 収 納 できます 出 典 : 国 土 交 通 省 関 東 運 輸 局 ホームページ 27

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 2 支 援 制 度 名 称 概 要 補 助 要 件 補 助 率 生 活 交 通 の 存 続 が 危 機 に 瀕 して 所 定 の 構 成 員 からなる いる 地 域 等 において 地 域 の 特 協 議 会 を 設 置 し 地 域 性 実 情 に 最 適 な 移 動 手 段 が 提 供 公 共 交 通 バリア 解 消 促 され また バリアフリー 化 やよ 進 等 事 業 (バリアフリ り 制 約 の 少 ないシステムの 導 入 ー 化 設 備 等 整 備 事 業 ) 等 移 動 にあたっての 様 々な 障 害 を 記 載 した 生 活 交 通 ネ (バリア)の 解 消 等 がされるよ ットワーク 計 画 ( 生 活 う 地 域 公 共 交 通 の 確 保 維 持 交 通 改 善 事 業 )を 策 定 改 善 に 向 けた 地 域 の 関 係 者 の 取 する 組 みを 支 援 地 域 公 共 交 通 確 保 維 持 改 善 事 業 費 補 助 金 車 両 購 入 費 改 造 費 等 の 最 大 1/3( 福 祉 タクシーの 導 入 ) 3 導 入 車 両 に 対 する 減 税 措 置 対 象 事 業 一 般 乗 用 旅 客 自 動 車 運 送 事 業 対 象 車 両 UDタクシー 自 動 車 重 量 税 ( 平 成 24 年 5 月 1 日 から 平 成 27 年 4 月 30 日 まで の 間 に 新 車 に 係 る 新 規 検 査 を 受 ける 車 両 ) 特 に 優 れたUDタクシーと して 国 より 認 定 された 車 両 の 初 回 分 を 免 税 自 動 車 取 得 税 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 27 年 3 月 31 日 まで の 間 に 新 車 に 係 る 新 規 登 録 を 受 ける 車 両 ) 特 に 優 れたUDタクシーと して 国 より 認 定 された 車 両 の 取 得 価 額 から 100 万 円 を 控 除 4 導 入 支 援 の 事 例 神 奈 川 県 タクシー 協 会 神 奈 川 県 横 浜 市 神 奈 川 県 内 ではタクシー 事 業 者 が 税 減 免 前 に 独 自 に 購 入 したUDタクシー 約 30 台 が 走 っている 県 タクシー 協 会 は 会 員 各 社 に 導 入 を 呼 びかけ 平 成 24 年 度 に は 100 台 程 度 が 新 規 に 導 入 することとなった 県 内 を 走 る 全 タクシーの1% 強 を 占 めることになる 協 会 はUDタクシー 運 転 手 向 けの 講 習 会 を 開 くなどで 支 援 平 成 24 年 度 に 年 5 回 ほど 開 き 車 いすでの 乗 車 方 法 などを 実 践 訓 練 する 横 浜 市 が1 台 当 たり 12 万 円 程 度 を 支 給 車 両 を 購 入 した 場 合 国 の 助 成 ( 上 限 60 万 円 )と 合 わせると 実 質 価 格 が 190 万 円 を 下 回 る 見 通 しで 一 般 タクシー と 差 がほとんどなくなる 市 はタクシー 協 会 と 連 携 して 市 内 のUDタクシー 数 を 平 成 24 年 度 に 約 80 台 平 成 26 年 度 に 約 240 台 に 増 やす 計 画 平 成 26 年 度 は 市 内 全 タクシーの5%を 占 めることになる 5 事 業 化 の 方 針 西 東 京 市 においてUDタクシーの 導 入 を 促 進 するためには 事 業 者 に 対 する 以 下 の 支 援 の 実 施 が 有 効 と 考 えられます 今 後 これら 支 援 策 の 具 体 策 を 検 討 し 実 施 していきます 生 活 交 通 ネットワーク 計 画 策 定 協 議 会 ( 地 域 公 共 交 通 会 議 で 代 替 可 )の 開 催 と 計 画 策 定 UDタクシー 導 入 に 係 る 助 成 制 度 の 創 設 UDタクシー 運 転 手 向 け 講 習 会 の 開 催 支 援 28

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (2)コミュニティタクシーの 導 入 コミュニティタクシーに 明 確 な 定 義 は 存 在 しませんが 一 般 的 には 小 型 車 両 を 用 いて 対 象 地 域 内 に 点 在 する 需 要 に 対 応 する 交 通 モード のことを 指 しています 地 区 内 の 道 路 が 狭 く 通 常 サイズのバスが 通 行 できない 公 共 交 通 空 白 地 域 への 対 応 や 停 留 所 までの 歩 行 が 困 難 な 移 動 制 約 者 への 対 応 などを 目 的 に 導 入 されます 1 公 共 交 通 空 白 地 域 の 状 況 鉄 道 駅 から 1km 圏 外 かつバス 停 から 300m 圏 外 の 地 域 である 公 共 交 通 空 白 地 域 は 下 図 のように 分 布 しています 公 共 交 通 空 白 地 域 の 居 住 者 は 西 東 京 市 人 口 の 約 2%( 約 4,000 人 )となっています 西 東 京 市 内 の 公 共 交 通 空 白 地 域 地 域 人 口 割 合 鉄 道 駅 1km 圏 内 69.6% 鉄 道 駅 1km 圏 外 かつ バス 300m 圏 内 28.4% 公 共 交 通 空 白 地 域 2.0% 巻 末 用 語 解 説 参 照 29

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 2コミュニティタクシーの 導 入 事 例 少 需 要 や 狭 幅 員 道 路 対 応 としての 定 時 定 路 線 型 の 導 入 事 例 は 次 のとおりです なお 過 疎 地 等 で 実 施 されているデマンド 型 は 公 共 交 通 網 の 水 準 が 高 く 人 口 密 度 の 高 い 西 東 京 市 では 不 向 きです 公 共 交 通 空 白 地 域 の 解 消 を 目 的 としたコミュニティタクシー( 定 時 定 路 線 型 )の 導 入 事 例 自 治 体 概 要 東 京 都 小 平 市 ワンボックス 車 両 で 停 留 所 を 設 けて 定 時 定 路 線 運 行 現 在 2 ルートを 運 行 運 行 日 は 月 曜 日 から 金 曜 日 まで 運 賃 は 大 人 150 円 子 ども 80 円 (シルバーパス pasmo 等 利 用 不 可 ) 神 奈 川 県 秦 野 市 ワンボックス 車 両 で 停 留 所 を 設 けて 定 時 定 路 線 運 行 現 在 2 ルートを 運 行 運 行 日 は 月 曜 日 から 金 曜 日 まで 運 賃 は 大 人 200~300 円 小 児 100 円 (pasmo 等 利 用 不 可 ) 3 事 業 化 の 方 針 西 東 京 市 内 の 公 共 交 通 空 白 地 域 は バス 停 から 300m 圏 外 とは 言 え 大 半 が 500m 以 内 と 比 較 的 近 距 離 です また 下 図 は 仮 に 公 共 交 通 空 白 地 域 を 鉄 道 駅 バス 停 とも 300m 圏 外 としたものですが 移 動 制 約 者 等 の 歩 行 距 離 を 考 え 公 共 交 通 空 白 地 域 に 新 たな 視 点 を 加 え コミュニティタクシーの 導 入 可 否 を 含 め はなバス 再 編 など 西 東 京 市 地 域 公 共 交 通 会 議 にて 検 討 していくものとします 西 東 京 市 内 の 公 共 交 通 空 白 不 便 地 域 ( 鉄 道 駅 勢 圏 を 300m とした 場 合 ) 地 域 人 口 割 合 鉄 道 駅 300m 圏 内 9.0% 鉄 道 駅 300m 圏 外 かつ バス 300m 圏 内 81.1% 公 共 交 通 空 白 地 域 2.0% 公 共 交 通 不 便 地 域 7.9% 巻 末 用 語 解 説 参 照 30

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 6.4 基 本 方 針 4 駅 及 び 周 辺 の 安 全 な 歩 行 空 間 確 保 の 推 進 市 内 の 全 駅 について 計 画 的 な 連 続 したバリアフリー 化 を 目 指 します また 自 転 車 利 用 マ ナーの 改 善 策 を 検 討 し 歩 行 空 間 の 安 全 性 向 上 を 目 指 します 特 に 鉄 道 乗 降 客 数 の 多 い 田 無 駅 周 辺 ひばりヶ 丘 駅 周 辺 保 谷 駅 周 辺 の 優 先 的 な 改 善 を 目 指 します 高 齢 化 とともに 増 加 する 電 動 車 椅 子 や 新 たな 移 動 手 段 として 増 加 が 予 想 されるパーソナルモビリティなどの 対 応 にも 配 慮 します ひばりヶ 丘 駅 保 谷 駅 田 無 駅 西 武 柳 沢 駅 東 伏 見 駅 巻 末 用 語 解 説 参 照 31

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (1) 駅 周 辺 におけるバリアフリー 化 1バリアフリー 化 の 現 状 と 課 題 ここでは バリアフリー 化 状 況 を 把 握 するため 駅 前 広 場 が 整 備 されている 箇 所 (5 駅 7 箇 所 )に 加 え 駅 前 広 場 は 未 整 備 であるが 主 要 公 共 施 設 が 隣 接 しバリアフリー 化 が 必 要 とされる 田 無 駅 南 口 を 対 象 とし 誘 導 ブロックの 設 置 状 況 を 把 握 しました 設 置 状 況 は 次 のとおりです 田 無 駅 北 口 写 真 駅 周 辺 地 図 駅 北 口 から 駅 前 広 場 の 各 バス 停 タクシーのりば 商 業 集 積 地 までの 区 間 に 誘 導 ブロックが 設 置 されている また ペデストリアンデッキ 上 にも 駅 北 口 から 駅 前 商 業 施 設 までの 区 間 に 誘 導 ブロックが 設 置 されている 田 無 駅 南 口 写 真 駅 周 辺 地 図 駅 南 口 から 西 東 京 市 役 所 田 無 庁 舎 中 央 図 書 館 田 無 公 民 館 南 町 スポー ツ 文 化 交 流 センターきらっと 体 育 館 間 に 誘 導 ブロックが 設 置 されている た だし 駅 南 口 から 市 役 所 通 りまでの 区 間 (インターロッキングブロック 上 に 設 置 された 区 間 )は 誘 導 ブロックの 損 傷 が 目 立 つ 32

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 ひばりヶ 丘 駅 南 口 写 真 駅 周 辺 地 図 駅 南 口 から 駅 前 広 場 の 各 バス 停 タクシーのりばまでの 区 間 には 誘 導 ブロ ックが 設 置 されている ただし 駅 前 広 場 西 側 の 大 型 商 業 施 設 の 前 には 設 置 されていない 保 谷 駅 北 口 写 真 駅 周 辺 地 図 駅 北 口 から 駅 前 広 場 のバス 停 タクシーのりば 商 業 施 設 までの 区 間 に 誘 導 ブロックが 設 置 されている 保 谷 駅 南 口 写 真 駅 周 辺 地 図 再 開 発 により 新 設 された 駅 前 広 場 にはペデストリアンデッキ 部 も 含 め 誘 導 ブロックが 設 置 されている ただし 保 谷 新 道 には 歩 道 自 体 が 設 置 されて おらず 駅 前 広 場 およびセットバックによる 歩 道 状 空 地 以 外 の 保 谷 新 道 沿 道 の 商 業 施 設 の 区 間 については 誘 導 ブロックが 設 置 されていない 33

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 西 武 柳 沢 駅 南 口 写 真 駅 周 辺 地 図 駅 南 口 から 駅 前 広 場 の 各 バス 停 タクシーのりば 柳 沢 図 書 館 の 区 間 に 誘 導 ブロックが 設 置 されている 東 伏 見 駅 北 口 写 真 駅 周 辺 地 図 駅 北 口 から 駅 前 広 場 の 各 バス 停 タクシーのりば 商 業 施 設 までの 区 間 に 誘 導 ブロックが 設 置 されている 東 伏 見 駅 南 口 写 真 駅 周 辺 地 図 駅 南 口 から 駅 前 広 場 のバス 停 設 までの 区 間 には 誘 導 ブロックが 設 置 され ているが 駅 前 ロータリーに 面 する 商 業 施 設 までの 区 間 には 設 置 されていな い 34

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 2 整 備 手 法 西 東 京 市 では 人 にやさしいまちづくり 推 進 計 画 平 成 21 年 3 月 において 駅 周 辺 の バリアフリー 化 を 目 指 していますが 進 行 管 理 が 可 能 な 計 画 までは 有 していません バリアフリー 基 本 構 想 制 度 バリアフリー 新 法 では 駅 を 中 心 とした 地 区 や 高 齢 者 や 障 害 者 などが 利 用 する 施 設 が 集 中 する 地 区 において 住 民 参 加 による 重 点 的 かつ 一 体 的 なバリアフリー 化 を 進 めるため の 措 置 などを 定 めており バリアフリー 基 本 構 想 を 策 定 し 特 定 事 業 計 画 ( 基 本 構 想 にお ける 生 活 関 連 施 設 生 活 関 連 経 路 特 定 車 両 のバリアフリー 化 を 具 体 化 するためのもの ) を 策 定 し 事 業 の 進 行 管 理 を 行 っていくものです 整 備 イメージ 出 典 : 国 土 交 通 省 ホームページ 3 事 業 化 の 方 針 モビリティロボット 駅 駅 前 広 場 及 び 直 近 施 設 については バ リアフリー 化 が 進 められていますが 周 辺 施 設 へのアクセスについては 十 分 ではない 可 能 性 があります したがって 1 全 駅 について バリアフリー 化 状 況 の 点 検 調 査 を 実 施 2 総 合 的 な 計 画 が 必 要 な 駅 を 選 定 し 住 民 参 加 により 整 備 経 路 等 を 定 める 具 体 的 なバリアフ リー 計 画 を 策 定 し その 計 画 にもとづき 事 業 を 実 施 します 計 画 策 定 においては 車 椅 子 出 典 :ロボット 特 区 実 証 実 験 推 進 協 議 会 HP のみならず 電 動 車 椅 子 や 歩 行 空 間 を 移 動 可 能 なパーソナルモビリティ(モビリティロボットなど)を 考 慮 した 計 画 とします また 整 備 施 設 等 が 適 切 に 維 持 管 理 されるような 仕 組 みについても 検 討 します 巻 末 用 語 解 説 参 照 35

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (2) 駅 周 辺 における 自 転 車 利 用 ルール マナーの 改 善 1 自 転 車 利 用 ルール マナーの 現 状 西 東 京 市 内 の 各 駅 とも 放 置 自 転 車 禁 止 区 域 が 指 定 されており 放 置 自 転 車 の 撤 去 の 徹 底 民 間 自 転 車 駐 車 場 の 立 地 から 放 置 自 転 車 台 数 は 比 較 的 少 ない 状 況 です しかし 駅 周 辺 では 自 転 車 空 間 が 確 保 できない 狭 い 道 路 が 多 く 自 転 車 が 歩 行 者 や 自 動 車 と 錯 綜 しています 自 転 車 が 通 行 可 能 となっていない 駅 前 広 場 の 歩 道 等 では 歩 道 を 自 転 車 で 通 行 する 場 合 には 降 車 し て 移 動 しなければなりませんが 自 転 車 に 乗 車 したまま 歩 道 を 通 行 している 状 況 がみられるな ど 自 転 車 利 用 者 のルール マナーが 遵 守 されず 交 通 安 全 上 の 課 題 となっています また 子 どもや 高 齢 者 は 交 通 事 故 の 被 害 者 となる 一 方 事 故 の 発 生 原 因 となるケースもあります 2 自 転 車 利 用 ルール マナー 改 善 の 取 組 状 況 東 京 都 東 京 都 は 東 京 都 自 転 車 の 安 全 で 適 正 な 利 用 の 促 進 に 関 する 条 例 を 制 定 し 交 通 ルー ルの 習 得 や 点 検 整 備 の 実 施 といった 自 転 車 利 用 者 が 守 るべき 事 項 行 政 事 業 者 家 庭 とい った 関 係 者 の 役 割 を 明 らかにして 自 転 車 の 安 全 で 適 正 な 利 用 を 推 進 しています 警 視 庁 警 視 庁 は 自 転 車 総 合 対 策 要 綱 を 定 め 自 転 車 利 用 者 に 対 する 交 通 ルールの 周 知 と 安 全 教 育 の 推 進 自 転 車 利 用 者 に 対 する 指 導 取 締 りの 強 化 自 転 車 通 行 環 境 の 確 立 自 転 車 盗 及 び 自 転 車 利 用 のひったくり 等 の 被 害 防 止 対 策 の 4 つの 重 点 対 策 に 取 り 組 んでいます 西 東 京 市 西 東 京 市 は 西 東 京 市 交 通 安 全 計 画 平 成 24 年 3 月 を 策 定 し 重 点 施 策 として 自 転 車 の 安 全 利 用 の 推 進 を 定 め 自 転 車 通 行 環 境 の 整 備 自 転 車 利 用 に 対 する 交 通 安 全 教 育 自 転 車 駐 車 場 の 整 備 及 び 放 置 自 転 車 対 策 の 推 進 を 図 っています 3 事 業 化 の 方 針 自 転 車 利 用 ルール マナーの 改 善 については 全 国 的 にも 課 題 になっており さまざまな 取 組 みが 行 われています 駅 周 辺 では 歩 行 者 自 転 車 及 び 自 動 車 が 集 中 することから 自 転 車 走 行 を 認 めない 歩 道 での 自 転 車 降 車 など 駅 周 辺 特 有 の 交 通 環 境 に 対 応 した 自 転 車 利 用 ルー ル マナー 改 善 策 を 関 係 機 関 とともに 研 究 検 討 し 実 現 していきます 福 岡 市 における 押 しチャリ 啓 発 事 例 福 岡 市 では 平 成 25 年 4 月 1 日 より 福 岡 市 自 転 車 の 安 全 利 用 に 関 する 条 例 が 施 行 さ れました その 条 例 の 中 で 歩 行 者 の 交 通 安 全 を 確 保 するため 特 に 必 要 があると 認 める 歩 道 の 区 間 を, 押 し 歩 き 推 進 区 間 として 指 定 することができるようになりました 天 神 地 区 が 押 し 歩 き 推 進 区 間 ( 通 称 押 しチャリ)となり その 啓 発 が 行 われています 押 しチャリの 様 子 ( 出 典 : 福 岡 市 ホームページ) 36

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 自 転 車 利 用 に 関 するルールの 周 知 啓 発 活 動 の 取 組 み 例 対 象 者 内 容 国 地 方 公 共 団 体 警 察 教 育 機 関 P TA 保 護 者 交 通 安 全 協 会 自 治 会 N PO 企 業 団 体 自 転 車 ルールの 周 知 徹 底 自 転 車 運 転 者 として 守 るべきルールの 周 知 / 指 導 事 故 の 危 険 性 の 周 知 自 転 車 利 用 時 の 交 通 違 反 に 対 する 罰 則 の 周 知 自 転 車 の 点 検 や 整 備 の 必 要 性 の 周 知 市 民 街 頭 啓 発 / 指 導 交 通 安 全 教 育 に 関 する 市 民 講 座 の 開 設 自 転 車 安 全 教 室 の 開 催 自 転 車 ルール 認 知 度 テストの 実 施 自 転 車 ルールの 理 解 度 技 術 を 競 う 大 会 の 開 催 自 転 車 安 全 利 用 モデル 校 の 指 定 自 転 車 の 日 の 制 定 講 習 内 容 の 充 実 ( 免 許 取 得 時 や 免 許 証 更 新 時 等 ) 運 転 免 許 保 有 者 自 動 車 運 転 者 として 守 るべきルールの 周 知 / 指 導 自 転 車 運 転 者 として 守 るべきルールの 周 知 / 指 導 事 故 の 危 険 性 の 周 知 指 導 員 教 職 員 等 自 転 車 交 通 安 全 指 導 員 の 育 成 従 業 者 業 務 や 通 勤 で 自 転 車 を 利 用 する 社 員 等 への 研 修 の 実 施 出 典 : 安 全 で 快 適 な 自 転 車 利 用 環 境 創 出 ガイドライン 平 成 24 年 11 月 国 土 交 通 省 道 路 局 警 察 庁 交 通 局 より 作 成 37

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 6.5 基 本 方 針 5 都 市 計 画 道 路 の 補 完 道 路 の 交 通 環 境 改 善 の 推 進 都 市 計 画 道 路 を 補 完 する 生 活 幹 線 道 路 及 び 主 要 生 活 道 路 のうち 交 通 環 境 上 の 課 題 がみられ 市 民 から 多 くの 指 摘 のあった 区 間 を 示 したのが 下 図 です 各 区 間 について 可 能 な 対 策 を 検 討 し 安 全 性 向 上 を 目 指 します 特 定 の 道 路 だけではなく 地 区 で 全 体 的 に 事 故 が 多 く 発 生 してい る 地 区 では ソフト 対 策 を 中 心 とした 安 全 性 向 上 を 目 指 します 1 3 2-1 4-1 7 4-2 5 11 8-2 8-1 2-2 6 10 9 13 12 38

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (1) 対 象 区 間 地 区 の 現 状 対 象 区 間 地 区 の 現 状 は 次 のとおりです 対 象 道 路 の 現 況 評 価 NO 路 線 名 管 理 者 現 状 評 価 ランク 道 路 幅 員 自 動 車 交 通 量 歩 車 錯 綜 1 ひばりヶ 丘 北 通 り 市 1 2 1 2-1 保 谷 志 木 線 都 3 1 2 2-2 伏 見 稲 荷 通 り 市 2 1 2 3 中 原 通 り 市 2 1 1 4-1 横 山 道 市 1 1 1 4-2 フラワー 通 り 市 1 2 1 5 保 谷 新 道 ( 保 谷 駅 前 区 間 ) 都 2 1 1 保 谷 新 道 ( 上 記 以 外 ) 都 3 1 2 6 富 士 街 道 都 1 2 2 7 六 角 地 蔵 通 り 市 2 1 2 8-1 青 梅 街 道 都 3 1 2 8-2 東 京 街 道 市 2 1 2 9 武 蔵 境 通 り 都 2 2 2 10 府 中 道 市 1 1 1 注 1: 網 掛 けは 交 通 に 関 するアンケート にて 特 に 課 題 として 指 摘 の 多 かった 箇 所 注 2: 現 状 評 価 ランク( 道 路 幅 員 ) 1 道 路 幅 員 6m 以 下 2 道 路 幅 員 が 6mより 広 く 8m 以 下 3 道 路 幅 員 8mより 広 い 注 3: 自 動 車 交 通 量 ランク( 交 通 量 平 成 16 年 11 月 11 日 西 東 京 市 実 施 より) 1 交 通 量 2800 台 /12h 以 上 2 交 通 量 2800 台 /12h 未 満 注 4: 歩 車 錯 綜 ランク 1 歩 行 者 自 転 車 が 多 い あるいはセンターラインがない 2 上 記 以 外 対 象 地 区 の 状 況 11 泉 町 三 丁 目 保 谷 町 一 丁 目 概 ね 道 路 が 狭 い ( 保 谷 小 付 近 ) 小 学 校 がある 12 柳 沢 二 丁 目 三 丁 目 柳 沢 団 地 があり 人 口 が 集 中 している 団 地 内 は 道 路 が 整 備 されている 中 学 校 がある 13 向 台 町 二 丁 目 三 丁 目 住 宅 地 で 地 区 計 画 により 集 合 住 宅 が 立 地 新 町 五 丁 目 向 台 町 三 丁 目 新 町 三 丁 目 地 区 地 区 計 画 区 域 向 台 町 三 丁 目 新 町 三 丁 目 地 区 地 内 では 道 路 が 整 備 されているが それ 以 外 の 区 計 画 区 域 地 区 では 道 路 が 狭 い 39

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (2) 生 活 幹 線 道 路 及 び 主 要 生 活 道 路 の 整 備 1 関 連 計 画 西 東 京 市 道 路 整 備 計 画 平 成 19 年 3 月 では 生 活 幹 線 道 路 及 び 主 要 生 活 道 路 について は 下 記 の 方 針 となっています 主 要 生 活 道 路 および 生 活 幹 線 道 路 は 居 住 環 境 地 区 の 居 住 者 が 通 勤 通 学 買 物 などで 日 常 的 に 利 用 する 中 心 的 な 道 路 であり 地 区 集 散 道 路 とし て 自 動 車 交 通 量 歩 行 者 自 転 車 交 通 量 がともに 多 い 道 路 です よって 交 通 を 安 全 円 滑 に 処 理 するためには 歩 車 道 の 分 離 が 必 要 であることから 可 能 な 限 り 両 側 に 歩 道 2.5m( 道 路 構 造 令 における 最 小 歩 道 幅 員 (2.0m)+ 路 上 施 設 設 置 幅 (0.5m))を 設 け 車 道 部 幅 員 を 5.5m( 道 路 構 造 令 における 最 小 車 線 幅 員 (2.75m) 2) 確 保 し 10.5m 以 上 の 道 路 幅 員 を 確 保 します ただし 現 実 的 には 10.5mの 幅 員 の 確 保 が 難 しい 場 所 が 多 く 両 側 歩 道 の 設 置 が 困 難 な 場 合 には 片 側 歩 道 (2.5m)を 確 保 します さらに 幅 員 が 狭 く 拡 幅 が 困 難 な 箇 所 については カラー 舗 装 等 により 歩 行 者 空 間 を 確 保 します 主 要 生 活 道 路 ( 両 側 歩 道 設 置 )のケース(10.5m) 単 位 :m 歩 行 者 道 W=2.5m 車 道 W=5.5m(2.75 2)~ 10.5 m 歩 行 者 道 W=2.5m 主 要 生 活 道 路 ( 片 側 歩 道 設 置 )のケース(8.0m) 単 位 :m 歩 行 者 道 W=2.5m 車 道 W=5.5m(2.75 2)~ 8.0 m 40

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 2 事 業 化 の 方 針 道 路 幅 員 構 成 は 西 東 京 市 道 路 整 備 計 画 平 成 19 年 3 月 に 沿 うものとします ただし 平 成 24 年 11 月 に 安 全 で 快 適 な 自 転 車 利 用 環 境 創 出 ガイドライン が 示 され 自 転 車 走 行 空 間 を 確 保 する 必 要 がある 場 合 には 整 備 すべき 幅 員 構 成 が 前 記 幅 員 構 成 とは 異 なる 可 能 性 が あります 自 転 車 空 間 ネットワークに 位 置 づけられた 路 線 区 間 については 適 切 な 幅 員 構 成 に 変 更 する 必 要 が 生 じます いずれの 路 線 区 間 もすでに 住 宅 等 が 立 地 する 中 で 狭 あい 道 路 を 拡 幅 することになり 多 額 の 事 業 費 や 事 業 期 間 を 要 します したがって 整 備 の 優 先 順 位 を 定 め 計 画 的 に 整 備 することが 必 要 です 自 動 車 交 通 量 が 多 いほど 幅 員 が 狭 いほど 歩 行 者 自 転 車 との 錯 綜 が 多 いほど 優 先 的 に 着 手 する 必 要 性 が 高 くなりますが 事 業 の 実 現 性 など 他 の 条 件 も 勘 案 することも 必 要 です 今 後 西 東 京 市 道 路 整 備 計 画 を 見 直 す 中 で 最 新 の 交 通 状 況 を 把 握 し かつ 多 角 的 な 観 点 から 整 備 優 先 順 位 を 定 め 整 備 を 進 めていくことが 必 要 です 市 道 については 西 東 京 市 が 事 業 主 体 となって 整 備 しますが 都 道 については 東 京 都 に 整 備 を 要 請 していきます なお 事 業 完 了 までには 長 期 間 となることが 予 想 されることから 暫 定 対 策 として 可 能 な 区 間 での 歩 車 分 離 車 両 速 度 抑 制 策 速 度 規 制 路 面 標 示 注 意 喚 起 標 識 など ソフト 対 策 や 簡 易 なハード 対 策 を 実 施 します 巻 末 用 語 解 説 参 照 41

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (3) 交 通 事 故 の 多 い 地 区 の 安 全 対 策 1 整 備 手 法 駅 周 辺 以 外 でも 交 通 事 故 が 多 く 発 生 している 地 区 ( 泉 町 保 谷 町 柳 沢 向 台 町 新 町 ) では 面 的 かつ 総 合 的 な 安 全 対 策 が 必 要 です 面 的 な 交 通 安 全 対 策 の 事 例 としては 次 のものがあります ゾーン 30( 警 察 庁 主 管 ) 市 街 地 等 における 生 活 道 路 の 安 全 を 確 保 するため 交 通 管 理 者 と 道 路 管 理 者 が 連 携 し て 通 過 交 通 の 抑 制 等 が 必 要 な 地 区 に 対 して 最 高 速 度 30km/hの 区 域 規 制 や 路 側 帯 の 設 置 拡 幅 等 の 対 策 をとりつつ 地 区 の 状 況 に 応 じて 一 方 通 行 大 型 自 動 車 等 通 行 禁 止 等 の 交 通 規 制 やハンプ の 設 置 等 の 道 路 整 備 等 を 実 施 する ゾーン 30 のイメージ 出 典 : 警 察 庁 資 料 2 事 業 化 の 方 針 交 通 事 故 の 危 険 箇 所 の 把 握 は 1 年 間 の 発 生 件 数 でみるとその 年 だけ 件 数 が 少 ない 場 合 も 想 定 されることから 長 期 的 な 視 点 で 行 うことが 必 要 です 事 故 データの 収 集 を 継 続 的 に 行 い 収 集 したデータの 分 析 により 対 象 地 区 の 交 通 事 故 危 険 度 が 高 いかを 確 認 した 上 で 必 要 があれ ば ゾーン 30 で 実 施 されているような 施 策 から 効 果 的 な 交 通 安 全 対 策 を 選 定 し 実 施 します なお 西 東 京 市 では 制 限 速 度 を 20km/h としている 路 線 区 間 もあり 規 制 速 度 については 30km/h 規 制 に 拘 らず 地 域 に 応 じた 20km/h 等 の 設 定 が 必 要 です 巻 末 用 語 解 説 参 照 42

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 6.6 基 本 方 針 6 生 活 交 通 が 主 な 踏 切 の 安 全 対 策 の 推 進 市 内 には 踏 切 が 22 箇 所 ありますが そのうち 生 活 交 通 が 主 な 踏 切 は 17 箇 所 です このう ち 歩 行 者 専 用 が 5 箇 所 自 動 車 通 行 可 で 踏 切 幅 員 6m 未 満 が 9 箇 所 となっています 多 く の 踏 切 が 抜 本 対 策 である 鉄 道 立 体 化 検 討 対 象 区 間 内 にありますが 実 現 には 長 期 間 を 要 すこと から 課 題 のある 踏 切 について 速 効 対 策 を 推 進 します 10 9 7 6 5 3 2 1 (8) (4) 22 21 20 19 (18) 17 16 15 14 (13) 12 (11) : 基 本 方 針 6で 検 討 : 基 本 方 針 9で 検 討 43

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (1) 現 状 の 評 価 各 踏 切 の 課 題 の 大 きさは 歩 行 者 自 転 車 空 間 の 確 保 状 況 自 動 車 通 行 のための 幅 員 の 状 況 歩 行 者 自 転 車 と 自 動 車 の 錯 綜 状 況 より 次 のように 評 価 しました 交 通 錯 綜 の 顕 著 な 踏 切 は 歩 行 者 自 転 車 専 用 ではなく 自 動 車 通 行 空 間 が 6.0m 未 満 及 び 駅 近 傍 で 歩 行 者 自 転 車 交 通 の 多 い に 該 当 する 踏 切 としました 現 状 評 価 番 号 踏 切 名 管 理 都 の 方 針 抜 本 重 点 対 策 歩 行 者 自 転 車 空 間 現 状 評 価 ランク 自 動 車 通 行 空 間 錯 綜 が 顕 著 な 箇 所 1 保 谷 第 1 号 市 連 立 3 1 2 2 保 谷 第 3 号 市 連 立 2 1 2 3 保 谷 第 4 号 市 連 立 4 - - 5 保 谷 第 7 号 市 連 立 4 - - 6 保 谷 第 8 号 市 連 立 2 1 2 7 保 谷 第 9 号 市 連 立 2 1 2 9 保 谷 第 11 号 市 連 立 1 1 2 10 ひばりヶ 丘 第 1 号 市 連 立 3 3 1 12 東 伏 見 第 1 号 市 1 1 2 14 西 武 柳 沢 第 1 号 市 1 1 2 15 西 武 柳 沢 第 2 号 市 4 16 西 武 柳 沢 第 4 号 都 3 3 1 17 田 無 第 2 号 市 連 立 1 1 2 19 田 無 第 4 号 市 連 立 2 1 2 20 田 無 第 5 号 市 連 立 4 21 田 無 第 6 号 市 連 立 3 2 2 22 田 無 第 7 号 市 連 立 4 注 1: 網 掛 けは 交 通 に 関 するアンケート にて 課 題 として 指 摘 の 多 かった 箇 所 注 2: 都 の 方 針 とは 踏 切 対 策 基 本 方 針 東 京 都 での 検 討 結 果 注 3: 抜 本 対 策 の 連 立 とは 鉄 道 立 体 化 注 4: 現 状 評 価 ランク( 歩 行 者 自 転 車 空 間 ) 1 歩 道 部 のカラー 舗 装 なし 2 歩 道 部 のカラー 舗 装 ( 片 側 ) 3 歩 道 部 のカラー 舗 装 ( 両 側 ) 4 歩 行 者 自 転 車 専 用 注 5: 現 状 評 価 ランク( 自 動 車 通 行 空 間 ) 1 踏 切 幅 員 6.0m 未 満 2 踏 切 幅 員 6.0m 以 上 8.5m 未 満 ( 小 型 自 動 車 のすれ 違 い 両 側 に 歩 行 空 間 1.0m) 3 踏 切 幅 員 8.5m 以 上 ( 普 通 自 動 車 のすれ 違 い 両 側 に 歩 行 空 間 1.5m) 注 6: 現 状 評 価 ランク( 錯 綜 ) 1 駅 周 辺 で 歩 行 者 自 転 車 横 断 交 通 量 が 多 く 自 動 車 と 錯 綜 している 2 歩 行 者 自 転 車 交 通 量 横 断 交 通 量 があまり 多 くはなく 自 動 車 との 錯 綜 は 少 ない 錯 綜 44

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 (2) 整 備 手 法 踏 切 対 策 には 踏 切 を 除 却 する 抜 本 対 策 と 踏 切 を 除 却 せず 安 全 性 向 上 や 円 滑 性 向 上 を 図 る 速 効 対 策 があります 踏 切 対 策 の 手 法 踏 切 対 策 概 要 抜 本 対 策 ( 踏 切 除 却 ) 速 効 対 策 ( 円 滑 化 ) 立 体 交 差 連 続 立 体 交 差 鉄 道 の 一 定 区 間 を 高 架 化 または 地 下 化 単 独 立 体 交 差 道 路 をオーバーまたはアンダーパス 歩 行 者 等 立 体 横 断 施 設 整 備 歩 道 橋 や 地 下 道 など 統 廃 合 による 廃 止 交 通 に 影 響 の 少 ない 踏 切 の 除 却 構 造 改 良 ( 拡 幅 等 ) 歩 道 等 の 新 設 や 拡 幅 カラー 舗 装 歩 行 者 等 立 体 横 断 施 設 整 備 歩 道 橋 や 地 下 道 など 保 安 設 備 整 備 遮 断 時 間 を 短 縮 する 賢 い 踏 切 など その 他 ( 交 通 誘 導 交 通 規 制 等 ) 交 通 規 制 等 により 交 通 量 削 減 する (3) 事 業 化 の 方 針 踏 切 対 策 基 本 方 針 東 京 都 における 抜 本 対 策 である 鉄 道 立 体 化 検 討 対 象 区 間 については これら 抜 本 対 策 の 実 現 を 東 京 都 等 の 関 係 機 関 に 要 請 します 踏 切 対 策 基 本 方 針 ( 抜 本 対 策 ) 路 線 名 踏 切 対 策 区 間 西 武 池 袋 線 鉄 道 立 体 化 大 泉 学 園 ~ 保 谷 駅 付 近 ひばりヶ 丘 ~ 東 久 留 米 駅 付 近 西 武 新 宿 線 鉄 道 立 体 化 井 荻 ~ 東 伏 見 駅 付 近 田 無 ~ 花 小 金 井 駅 付 近 しかし 鉄 道 立 体 化 はその 実 現 まで 長 期 間 を 要 すものと 考 えられるため 抜 本 対 策 の 支 障 と ならないよう 速 効 対 策 を 検 討 することが 必 要 です 速 効 対 策 を 検 討 する 踏 切 は 交 通 錯 綜 が 顕 著 な 踏 切 とし 歩 行 者 専 用 や 一 定 の 対 策 が 実 施 され 顕 著 な 課 題 が 生 じていない 踏 切 を 除 くもの とします 各 踏 切 の 現 状 評 価 より 今 後 速 効 対 策 の 具 体 的 事 業 について 検 討 し 実 現 可 能 な 箇 所 から 実 施 を 図 ります 45

2. 基 本 方 針 2 まちづくり 建 築 行 政 と 連 携 した 生 活 道 路 の 空 間 確 保 の 推 進 6.7 基 本 方 針 7 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 整 備 現 在 事 業 中 の 箇 所 の 整 備 を 進 めるとともに 下 図 に 示 す 未 着 手 箇 所 の 事 業 化 を 目 指 します 2 1 3 46

4. 基 本 方 針 7 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 整 備 (1) 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 現 状 現 在 ひばりヶ 丘 駅 北 口 が 事 業 中 ですが 次 に 示 す 駅 前 広 場 2 箇 所 アクセス 道 路 3 路 線 が 未 整 備 です 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 現 状 1 田 無 駅 南 口 計 画 の 概 要 現 況 写 真 駅 前 広 場 西 3 4 24 面 積 : 約 3,800 m2 都 市 計 画 決 定 済 アクセス 道 路 西 3 4 24 幅 員 :16m 車 線 数 :2 車 線 延 長 :1,320m( 全 延 長 ) 都 市 計 画 決 定 済 2 西 武 柳 沢 駅 北 口 計 画 の 概 要 現 況 写 真 西 3 4 18 面 積 : 約 2,700 m2 都 市 計 画 決 定 済 西 3 4 18 幅 員 :16m 車 線 数 :2 車 線 延 長 :1,850m( 全 延 長 ) 都 市 計 画 決 定 済 3 東 伏 見 駅 南 口 計 画 の 概 要 ( 整 備 済 ) 現 況 写 真 西 3 4 17 幅 員 :16m 車 線 数 :2 車 線 延 長 :520m( 全 延 長 ) 都 市 計 画 決 定 済 ( 整 備 済 ) 47

4. 基 本 方 針 7 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 整 備 (2) 既 計 画 での 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 位 置 づけ 駅 前 広 場 とアクセス 道 路 は 西 東 京 市 都 市 計 画 マスタープランで 事 業 化 を 目 指 す 路 線 として 位 置 づけられています また 西 3 4 24 田 無 駅 南 口 駅 前 広 場 については 事 業 化 に 向 けた 調 査 検 討 が 進 められ ています (3) 事 業 化 の 方 針 未 着 手 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 事 業 実 施 環 境 は 次 のとおりです 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 事 業 実 施 環 境 整 備 箇 所 利 用 需 要 整 備 条 件 現 在 の 機 能 乗 降 客 数 が 約 74 千 五 日 市 街 道 井 の 頭 通 人 / 日 で 市 内 で 最 も りまで 接 続 する 都 市 多 い 計 画 道 路 が 未 整 備 で 田 無 駅 南 口 駅 前 広 場 アクセス 道 路 西 武 柳 沢 駅 北 口 駅 前 広 場 アクセス 道 路 東 伏 見 駅 南 口 アクセス 道 路 乗 降 客 数 が 約 16 千 人 / 日 と 少 ない 乗 降 客 数 が 約 24 千 人 / 日 と 少 ない ある アクセス 道 路 の 接 続 先 である 新 青 梅 街 道 は 整 備 済 みである アクセス 道 路 は 一 部 完 成 済 みで 接 続 先 で ある 西 3 3 3 が 整 備 済 みである 主 に 人 がアクセスで きるだけである 人 がアクセスできる だけである 人 自 動 車 ともアクセ スは 可 能 である 田 無 駅 南 口 駅 前 広 場 ( 事 業 化 の 検 討 中 ) アクセス 道 路 西 武 柳 沢 駅 北 口 駅 前 広 場 アクセ ス 道 路 ( 第 三 次 優 先 整 備 路 線 ) 東 伏 見 駅 南 口 アクセス 道 路 ( 部 分 的 な 未 整 備 区 間 )とも 早 期 に 事 業 着 手 することが 望 ましいですが 一 度 に 整 備 を 進 めることは 事 業 費 等 から 困 難 です し たがって 前 記 の 事 業 実 施 環 境 などから 整 備 の 優 先 順 位 を 検 討 し 順 次 事 業 化 を 図 ってい くものとします なお 駅 前 広 場 は 広 場 へのアクセス 道 路 と 一 体 となって 交 通 結 節 機 能 の 向 上 など その 整 備 効 果 が 大 きく 発 揮 されるものであり 駅 前 広 場 とアクセス 道 路 を 一 体 整 備 することが 必 要 です 48

4. 基 本 方 針 7 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 整 備 6.8 基 本 方 針 8 拠 点 駅 における 総 合 交 通 環 境 改 善 の 推 進 拠 点 駅 である 田 無 駅 ひばりヶ 丘 駅 及 び 保 谷 駅 について 周 辺 道 路 や 踏 切 を 含 め 歩 行 者 自 転 車 の 移 動 円 滑 性 の 改 善 自 転 車 駐 車 場 が 不 足 している 地 区 での 整 備 バス タクシー マ イカーの 乗 降 スペースの 再 配 置 案 内 サインの 整 備 など 歩 行 者 自 転 車 の 動 線 確 保 や 滞 留 場 所 の 適 正 化 により 総 合 的 な 交 通 環 境 改 善 を 目 指 します ひばりヶ 丘 駅 保 谷 駅 田 無 駅 49

4. 基 本 方 針 7 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 整 備 (1) 田 無 駅 1 現 状 及 び 課 題 北 口 は 駅 前 広 場 の 整 備 が 完 了 していますが 駅 前 広 場 内 に 横 断 歩 道 があり 歩 行 者 と 車 両 の 動 線 が 交 錯 しています また 駅 東 側 の 南 北 道 路 は 歩 道 が 狭 く 路 上 駐 輪 施 設 により 歩 行 空 間 が 狭 く 駅 施 設 前 に 放 置 自 転 車 がみられます 南 口 は 駅 前 広 場 やアクセスする 都 市 計 画 道 路 が 未 整 備 のため 路 線 バスは 踏 切 を 渡 っ て 北 口 に 集 中 しています 駅 東 側 の 西 武 柳 沢 第 4 号 踏 切 は 踏 切 幅 員 が 比 較 的 広 くなっていますが 歩 行 者 自 転 車 が 多 く またバス 動 線 になっており 歩 車 が 錯 綜 しています Pc Pb Pb 放 置 自 転 車 が みられる 駅 前 広 場 内 に 横 断 歩 道 があ り 歩 行 者 自 転 車 とバス が 交 錯 Pc 来 街 車 両 による 道 路 混 雑 路 上 駐 輪 施 設 により 歩 行 空 間 が 狭 い Pc 駅 前 広 場 ( 未 着 手 ) 西 武 柳 沢 第 4 号 踏 切 に おける 歩 行 者 自 転 車 自 動 車 の 錯 綜 Pb Pc Pc 都 市 計 画 道 路 ( 未 着 手 ) Pb 凡 例 Pc: 自 動 車 駐 車 場 Pb: 自 転 車 二 輪 駐 車 場 2 事 業 化 の 方 針 北 口 については 1 駅 前 広 場 内 の 歩 行 者 動 線 とバス 動 線 の 交 錯 を 改 善 するように 横 断 歩 道 位 置 やバス 動 線 を 検 討 し 併 せてバスプール タクシープール の 配 置 も 検 討 し 駅 前 広 場 内 の 再 整 備 を 検 討 します 2 周 辺 道 路 の 交 通 運 用 による 動 線 の 円 滑 化 を 関 係 機 関 と 協 議 し 検 討 します 3 東 側 路 上 自 転 車 駐 車 場 の 利 用 方 法 を 含 め 関 係 者 と 調 整 し 歩 行 空 間 確 保 を 推 進 します 南 口 については 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 事 業 化 を 図 ります 西 武 柳 沢 第 4 号 踏 切 については 長 期 的 には 鉄 道 立 体 化 を 目 指 しますが 速 効 対 策 として 歩 行 者 自 転 車 自 動 車 の 錯 綜 が 生 じない 対 策 を 関 係 機 関 に 協 議 要 請 します 巻 末 用 語 解 説 参 照 50

4. 基 本 方 針 7 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 整 備 (2)ひばりヶ 丘 駅 1 現 状 及 び 課 題 北 口 については 歩 車 の 錯 綜 や 路 線 バスが 北 口 に 入 れないなどの 課 題 がありますが 駅 前 広 場 及 びアクセスする 都 市 計 画 道 路 が 事 業 中 であり また 地 区 計 画 により 生 活 道 路 等 も 定 められ 整 備 が 進 んでいます 南 口 については 駅 前 広 場 アクセスする 都 市 計 画 道 路 とも 整 備 が 完 了 していますが 駅 前 広 場 内 に 2 箇 所 の 横 断 歩 道 があり 歩 行 者 自 転 車 と バス タクシー マイ カー とが 交 錯 しています 駅 西 側 のひばりヶ 丘 第 1 号 踏 切 は 踏 切 幅 員 が 比 較 的 広 くなっていますが 歩 行 者 自 転 車 が 多 く 交 通 が 錯 綜 しています 北 口 の 自 転 車 駐 車 場 の 一 部 は 駅 から 離 れ 利 便 性 が 低 い 状 況 です 南 口 では アクセス 道 路 にパーキングメーター が 設 置 され 違 法 駐 車 はあまりみられま せん 凡 例 Pc: 自 動 車 駐 車 場 Pb: 自 転 車 二 輪 駐 車 場 Pb 踏 切 における 歩 行 者 と 自 動 車 との 錯 綜 Pc Pc 地 区 計 画 ( 決 定 済 ) 地 区 計 画 駅 前 広 場 ( 事 業 中 ) Pb Pb Pb Pb 都 市 計 画 道 路 ( 事 業 中 ) バスター ミナル 道 路 が 狭 く 歩 行 者 自 転 車 自 動 車 が 錯 綜 している 駅 前 広 場 都 市 計 画 道 路 が 事 業 中 であるとと もに 生 活 道 路 も 地 区 計 画 が 定 められ 整 備 が 進 められている 駅 前 広 場 内 に 2 箇 所 の 横 断 歩 道 があり 歩 行 者 自 転 車 と 自 動 車 バスが 交 錯 Pb Pc Pc 2 事 業 化 の 方 針 北 口 については 事 業 中 である 駅 前 広 場 や 都 市 計 画 道 路 の 整 備 とともに 地 区 計 画 区 域 内 の 生 活 道 路 等 の 整 備 を 目 指 します 駅 から 離 れた 自 転 車 駐 車 場 は 利 便 性 の 高 い 場 所 への 再 配 置 を 検 討 し 整 備 を 図 ります 南 口 については 駅 前 広 場 内 の 横 断 歩 道 位 置 やバス 動 線 とともにバスプール タクシー プールの 再 配 置 を 含 めた 再 整 備 を 検 討 実 現 します ひばりヶ 丘 第 1 号 踏 切 については 長 期 的 には 鉄 道 立 体 化 を 目 指 しますが 速 効 対 策 とし て 歩 行 者 自 転 車 自 動 車 の 錯 綜 が 生 じない 対 策 を 検 討 推 進 します 巻 末 用 語 解 説 参 照 51

4. 基 本 方 針 7 未 整 備 の 駅 前 広 場 及 びアクセス 道 路 の 整 備 (3) 保 谷 駅 1 現 状 及 び 課 題 北 口 は 駅 前 広 場 アクセスする 都 市 計 画 道 路 も 整 備 済 みであり 違 法 駐 車 放 置 自 転 車 もみられず 駅 前 広 場 内 の 歩 行 者 と 自 動 車 の 動 線 交 錯 もみられません 南 口 は 駅 前 広 場 及 びアクセスする 都 市 計 画 道 路 が 整 備 済 みであり 違 法 駐 車 放 置 自 転 車 もみられず 駅 前 広 場 内 の 歩 行 者 と 自 動 車 の 動 線 交 錯 もみられません 南 口 の 鉄 道 に 並 行 する 駅 前 通 りである 保 谷 新 道 は 駅 前 広 場 整 備 と 併 せて 整 備 された 区 間 を 除 くと 幅 員 が 狭 く 歩 道 が 未 設 置 で 歩 車 が 錯 綜 しています 現 在 並 行 する 西 3 4 12 が 事 業 中 となっています Pb Pb Pc Pc Pc 都 市 計 画 道 路 ( 事 業 中 ) Pb Pb Pc Pb 練 馬 区 駅 前 広 場 整 備 と 併 せて 整 備 された 区 間 を 除 くと 道 路 が 狭 く 歩 道 が 未 設 置 で 歩 行 者 自 転 車 自 動 車 が 錯 綜 している 凡 例 Pc: 自 動 車 駐 車 場 Pb: 自 転 車 二 輪 駐 車 場 2 事 業 化 の 方 針 北 口 については 交 通 環 境 での 課 題 は 生 じていないため 新 たな 課 題 が 生 じた 場 合 に 検 討 を 行 います 南 口 については 1 事 業 中 の 西 3 4 12 の 整 備 を 目 指 します 2 関 係 機 関 と 協 議 調 整 しながら 西 3 4 12 整 備 後 における 保 谷 新 道 の 歩 行 空 間 確 保 を 検 討 します 52