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2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

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Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

第1回

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4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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(3) 小 単 元 の 指 導 と 評 価 の 計 画 小 単 元 第 11 章 税 のあらまし の 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 四 次 確 定 申 告 制 度 抜 粋 ) 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 技 能 表 現 知 識 理 解 小 単 元 の 評 価 規 準 税 に 関 す

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1 年 女 子 保 健 体 育 生 徒 は 主 体 的 に 授 業 に 取 り 組 んでいる しかし 周 りが 動 かないと 動 けない 場 面 が 見 られる 体 育 係 が 声 掛 けをしているが 今 後 は 体 育 係 の 声 掛 けがなくても 動 けるようにしていく 運 動 が 苦 手 な

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

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1. 実 施 内 容 (1) 研 修 体 制 の 概 要 2 大 阪 府 教 育 庁 大 阪 府 教 育 センター 進 捗 管 理 研 修 の 委 託 進 捗 管 理 連 携 協 力 進 捗 報 告 民 間 業 者 ( 外 部 機 関 ) 市 町 村 教 育 委 員 会 府 立 高 等 学 校 研

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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ス ト の 結 果 で は, 本 県 は, 体 力 運 動 能 力 テ ス ト に お い て 得 点 合 計, 種 目 別 で も 小 学 校 5 年 生 男 子 の ソ フ ト ボ ー ル 投 げ を 除 く, す べ て の 種 目 に お い て 1 0 位 以 内 に 位 置 し て お

( 教 育 職 員 免 許 状 の 取 得 ) 第 9 条 教 育 職 員 免 許 状 ( 幼 稚 園 教 諭 二 種 免 許 状 )を 取 得 しようとする 者 は 教 育 職 員 免 許 法 に 基 づき 別 表 2に 掲 げる を 修 得 しなければならない 2 教 育 職 員 免 許 状 の

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

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ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

1 子 ども 子 育 て 支 援 会 議 議 事 一 覧 平 成 25 年 11 月 28 日 ( 木 ) 第 1 回 子 ども 子 育 て 支 援 会 議 1 会 長 副 会 長 の 選 出 について 2 会 議 の 運 営 について 3 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 概 要 につ

34 県 立 鶴 岡 工 業 高 等 校 ( 全 日 制 ) 工 業 科 ( 機 械 科 電 気 電 子 科 情 報 通 信 科 建 築 科 環 境 化 科 ) 次 のいずれかに 該 当 する 1 文 化 的 活 動 や 体 育 的 活 動 において 地 区 大 会 を 経 て 県 大 会 に 出

4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94

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推 進 項 目 15 人 材 育 成 の 強 化 重 要 A 番 号 取 組 事 業 名 151 職 員 の 専 門 性 向 上 作 成 日 H 更 新 日 H 担 当 部 署 32 総 務 部 人 事 課 責 任 者 吉 田 克 夫 担 当 者 人 事 人 材 育 成 担

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第 8 条 本 協 議 会 における 研 修 は 以 下 のとおりとする (1) 座 学 研 修 農 業 講 座 や 先 進 農 家 視 察 など 農 業 経 営 基 礎 講 座 やその 他 担 い 手 のための 研 修 会 等 への 参 加 など 年 24 回 程 度 とする (2) 実 務 研

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

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代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

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西関東書式

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m07 北見工業大学 様式①

40 宮崎県

資 料 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 における ホストシティ タウン 構 想 (イメージ) 1. 趣 旨 経 済 財 政 運 営 と 改 革 の 基 本 方 針 2014( 平 成 26 年 6 月 24 日 閣 議 決 定 )を 踏 まえ 2020 年 オリン

1 正 規 団 員 希 望 者 は 入 団 希 望 日 から1ヶ 月 間 の 仮 団 員 期 間 を 経 て 団 員 となることができる 仮 団 員 期 間 は 団 費 は 発 生 せず 入 団 届 けに 明 記 した 入 団 日 がその 月 の15 日 以 前 ならば 当 月 16 日 以 降 な

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

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った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

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安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田

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頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

1. 業 務 目 的 豊 見 城 市 においては スポーツコンベンションによる 地 域 振 興 を 目 標 として 掲 げ 2020 年 東 京 オリンピック パラリンピック( 以 下 オリ パラ)の 開 催 に 連 動 し た より 具 体 的 な 振 興 方 策 として オリ パラ 競 技 団

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158 高 校 講 座 習 モ 現 ラ 習 モ 距 離 置 示 終 向 据 示 唆 与 取 ょ 第 7576 回 第 :

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(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 が 無 い た め 記 載 し て お り ま せ ん 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 A 公 務 員 給 与 B 較 差 A - B 勧 告 ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 国 の 改

本 校 の 沿 革 昭 和 21 年 昭 和 49 年 昭 和 54 年 昭 和 60 年 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 18 年 北 海 道 庁 立 農 業 講 習 所 として 発 足 北 海 道 立 農 業 大 学 校 に 改 組 修 業 年 限 を1 年 制 から2 年 制 に 改

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

2 学 校 への 支 援 方 法 CMS(NetCommons)の 操 作 説 明 会 2-1 操 作 説 明 会 平 成 26 年 度 も 学 校 ホームページ 作 成 運 用 における 支 援 となるよう 操 作 説 明 会 を 実 施 した 基 礎 編 としてCMS(NetCommons)の

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

富 山 市 総 合 体 育 館 9 月 利 用 案 内 H28 8 月 20 日 作 成 1 木 2 金 3 土 8ー ま つ わ か 保 育 園 運 動 会 富 山 県 教 職 員 組 合 特 別 新 学 校 支 部 青 年 部 の 集 い 8ー21:30 新 庄 交 流 会 (

(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と

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は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

1 平 成 27 年 度 土 地 評 価 の 概 要 について 1 固 定 資 産 税 の 評 価 替 えとは 地 価 等 の 変 動 に 伴 う 固 定 資 産 の 資 産 価 値 の 変 動 に 応 じ その 価 格 を 適 正 で 均 衡 のとれたものに 見 直 す 制 度 である 3 年 ご

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

2 基 本 財 産 は 評 議 員 会 において 別 に 定 めるところにより この 法 人 の 目 的 を 達 成 するために 善 良 な 管 理 者 の 注 意 をもって 管 理 しなければならず 基 本 財 産 の 一 部 を 処 分 しようとするとき 及 び 基 本 財 産 から 除 外 し

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

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中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務

慶應義塾利益相反対処規程

16 日本学生支援機構

Transcription:

平 成 26 年 度 東 京 都 公 立 中 学 校 保 健 体 育 科 研 究 会 第 51 回 研 究 発 表 会 平 成 27 年 1 月 23 日 ( 金 ) 於 : 新 宿 コズミックセンター

目 目 次 次 あ いあ さい つ さ つ 東 京 東 都 京 公 都 立 公 中 立 学 中 校 学 保 校 健 保 体 健 育 体 科 育 研 科 究 研 会 究 会 長 会 長 赤 赤 木 木 宏 宏 行 行 研 究 研 主 究 題 主 題 1 1 Ⅰ Ⅰ 主 題 主 設 題 定 設 の 定 理 の 由 理 由 Ⅱ Ⅱ 研 究 研 仮 究 説 仮 説 Ⅲ Ⅲ 研 究 研 の究 ねの らね い ら い Ⅳ Ⅳ 研 究 研 の 究 内 の 容 内 容 1 1 基 礎 基 研 礎 究 研 究 ( 1 () 1 球 ) 技 球 ( 技 ネ( ッネ ト ッ型 ト ) 型 の ) 特 の 性 特 や 性 魅 や 力 魅 に力 つに いつ て い て ( 2 () 2 生 ) 徒 生 の 徒 運 の 動 運 に 動 関 に す関 る す意 る 欲 意 や 欲 有 や 能 有 感 能 を 感 高 を め高 るめ たる めた の め工 の 夫 工 夫 2 2 調 査 調 研 査 究 研 究 3 3 ( 1 () 1 調 ) 査 調 方 査 法 方 法 ( 2 () 2 回 ) 答 回 人 答 数 人 数 ( 3 () 3 調 ) 査 調 結 査 果 結 果 ( 4 () 4 ま) とま め と め 1 1 1 3 3 開 発 検 研 証 究 授 業 ( 1 ) 1 学 習 学 指 習 導 指 案 導 案 1 2 1 2 ( 2 ) 2 学 習 学 カ 習 ー カ ド ー ド 1 8 1 8 4 4 成 果 ま と課 め題 と 今 後 の 課 題 2 2 1 5 ま と め 2 3 研 究 部 組 織 研 究 部 組 織 2 4

全 国 大 会 を 継 承 する 学 校 体 育 会 長 ( 練 馬 区 立 北 町 中 学 校 長 ) 赤 木 宏 行 月 日 の 流 れ は 速 い も の で 平 成 25 年 11 月 の あ の 大 イ ベ ン ト 第 52 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 東 京 大 会 か ら 1 年 が 過 ぎ て し ま い ま し た 6 年 後 に こ の 東 京 で 開 催 さ れ る オ リ ン ピ ッ ク パ ラ リ ン ピ ッ ク の 基 本 計 画 が 着 々 と 進 ん で い く 中 日 本 国 民 の 運 動 や ス ポ ー ツ に 対 す る 興 味 関 心 は 更 に 高 ま り つ つ あ り ま す こ れ に 伴 い 学 校 現 場 に 求 め ら れ る 体 育 学 習 の あ り 方 は 質 的 に も 量 的 に も よ り 高 い も の が 求 め ら れ る よ う に な り ま し た ま た 未 だ に 改 善 す る に 至 っ て い な い 東 京 都 の 中 学 生 の 体 力 低 下 体 育 授 業 へ の 意 欲 の 二 極 化 現 象 等 私 た ち 東 京 の 学 校 体 育 の 現 場 で は 解 決 し な け れ ば な ら な い 課 題 が 山 積 し て い ま す 本 研 究 会 で は 昨 年 の 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 の 発 表 で 大 き な 区 切 り を 付 け 今 年 度 か ら 昨 年 ま で の 研 究 の 成 果 を 継 承 し つ つ 新 た な 課 題 に 取 り 組 む こ と に し ま し た 昨 年 の 全 国 大 会 の 発 表 で は 運 動 の 特 性 や 魅 力 に 応 じ て 楽 し さ や 喜 び を 味 わ い 主 体 的 に 実 践 す る 力 を 身 に 付 け る 体 育 学 習 と 研 究 主 題 を 設 定 し 研 究 に 取 り 組 ん で き ま し た 幼 児 児 童 生 徒 が 運 動 に 親 し む よ う に な る た め に は ど の よ う な 体 育 学 習 が 必 要 な の か ま た 生 涯 に わ た っ て 運 動 や ス ポ ー ツ に 親 し む た め に ど の よ う な 資 質 や 能 力 を 育 て な け れ ば な ら な い の か 中 学 生 に は 生 涯 ス ポ ー ツ を 視 野 に 入 れ な が ら 6 つ の 単 元 に 取 り 組 み ま し た ま だ ま だ 研 究 を 更 に 深 め て い か な け れ ば な ら な い と 感 じ つ つ 次 の ス テ ッ プ に 踏 み 出 さ な け れ ば 首 都 東 京 の 体 育 学 習 の 発 展 は 望 め な い と 考 え 今 年 度 は 次 の よ う な 研 究 主 題 を 設 定 し ま し た 平 成 2 6 年 度 の 本 研 究 会 の 研 究 主 題 は 健 康 の 保 持 増 進 と 豊 か な ス ポ ー ツ ラ イ フ を 目 指 し た 体 育 学 習 と し 副 主 題 を 球 技 ( ネ ッ ト 型 : バ レ ー ボ ー ル ) の 指 導 に つ い て と し ま し た 特 に 2 4 年 度 2 5 年 度 に 取 り 組 ん で き た 3 つ の 視 点 1 発 達 の 段 階 を 重 視 し た 全 体 計 画 の 作 成 2 課 題 解 決 的 な 単 元 計 画 の 工 夫 3 規 準 を 明 確 に し た 評 価 の 実 施 を 継 承 し な が ら 運 動 意 欲 に 乏 し い 生 徒 が 私 に も で き そ う だ と い う 意 識 を 高 め 学 校 体 育 学 習 の 中 で 豊 か な ス ポ ー ツ ラ イ フ に つ な が る 基 礎 を 身 に つ け さ せ た い と 考 え ま し た 中 間 発 表 と し て 平 成 26 年 11 月 25 日 ( 火 )に 練 馬 区 立 貫 井 中 学 校 梅 川 恭 子 教 諭 が バ レ ー ボ ー ル 指 導 の 工 夫 に つ い て 研 究 授 業 を 実 施 し ま し た 当 日 は 東 京 都 内 の 保 健 体 育 科 の 先 生 方 に 大 勢 参 観 し て い た だ き 研 究 協 議 会 を 通 し て も 研 究 を 深 め る こ と が で き ま し た ま た 東 京 都 教 育 庁 指 導 部 指 導 企 画 課 統 括 指 導 主 事 松 岡 弘 悟 先 生 に ご 指 導 い た だ き ま し た 1 月 2 3 日 ( 金 ) の 本 研 究 会 の 研 究 発 表 会 で は そ の 後 の 研 究 の 経 過 や 成 果 を 発 表 さ せ て 頂 き ま す ま た 当 日 は 国 立 教 育 政 策 研 究 所 教 育 課 程 研 究 セ ン タ ー 今 関 豊 一 先 生 に ご 講 演 を 頂 き ま す ま だ ま だ 解 決 し て 行 か な く て は な ら な い 課 題 が 目 の 前 に た く さ ん あ る の で す が 1 つ 1 つ 丁 寧 に 取 り 組 ん で い き た い と 考 え て お り ま す ご 指 導 頂 き ま し た 大 勢 の 方 々 に 心 よ り 感 謝 申 し 上 げ ま す

健 康 の 保 持 増 進 と 豊 かなスポーツライフを 目 指 した 体 育 学 習 球 技 (ネット 型 :バレーボール)の 指 導 について Ⅰ 主 題 設 定 の 理 由 本 研 究 会 では 平 成 24 25 年 度 は 第 52 回 全 国 学 校 体 育 研 究 大 会 東 京 大 会 のプレ 大 会 本 大 会 の 開 催 にあたり 生 涯 にわたって 運 動 に 親 しむ 資 質 や 能 力 を 身 に 付 ける 体 育 学 習 という 大 会 研 究 主 題 を 受 け 運 動 の 特 性 や 魅 力 に 応 じて 楽 しさや 喜 びを 味 わい 自 主 的 に 実 践 する 力 を 身 に 付 ける 体 育 学 習 を 中 学 校 の 研 究 主 題 として 研 究 に 取 り 組 んできた 今 回 の 全 国 大 会 東 京 大 会 における 研 究 の 視 点 は 1 発 達 の 段 階 を 重 視 した 全 体 計 画 の 作 成 2 課 題 解 決 的 な 単 元 計 画 の 工 夫 3 規 準 を 明 確 にした 評 価 の 実 施 の 三 つであったが 本 研 究 会 では これら をいわゆる 運 動 好 きと 運 動 嫌 いの 二 極 化 や 子 供 の 体 力 の 低 下 に 関 する 課 題 への 対 応 策 ととらえてい る 東 京 都 では 児 童 生 徒 体 力 運 動 能 力 生 活 運 動 習 慣 等 の 調 査 結 果 から 学 年 が 上 がるにした がって 運 動 を 実 践 する 意 欲 に 乏 しい 生 徒 や 運 動 有 能 感 が 低 い 生 徒 の 増 加 が 顕 在 化 しており さ らに 指 導 者 である 教 員 の 年 齢 構 成 は 今 後 20 歳 代 から 30 歳 代 の 割 合 が 大 変 多 くなることが 予 想 さ れている このような 現 状 を 踏 まえ 本 研 究 会 では これからの 体 育 学 習 の 研 究 をさらに 進 め 今 まで 以 上 に 分 かりやすく 発 信 しなければならないと 考 えた 生 徒 に 私 にもできそうだ という 意 識 をもたせ 作 戦 を 考 えたり 運 動 を 見 たりする 楽 しさを 味 わわせることで 生 徒 の 意 識 を 変 えていく 体 育 学 習 を 進 める このことが 生 涯 にわたって 健 康 の 保 持 増 進 に 積 極 的 に 取 り 組 み 豊 かなスポーツライフを 実 現 するための 基 礎 を 培 うことにつながると 考 え 追 求 することとした Ⅱ 研 究 仮 説 バレーボールの 特 性 や 魅 力 に 触 れながら 運 動 を 楽 しむ 学 びの 姿 を 追 求 し 生 徒 が 自 ら 課 題 の 解 決 を 目 指 して 主 体 的 に 学 習 し 仲 間 とかかわり 合 って 課 題 解 決 を 図 る 体 育 学 習 の 学 習 過 程 や 指 導 法 を 工 夫 することで 生 徒 は 運 動 の 楽 しさ 喜 びを 味 わいながら 学 習 することができる このことを 通 して 運 動 意 欲 が 喚 起 され 運 動 に 関 する 有 能 感 が 高 まり 豊 かなスポーツライフの 基 礎 を 身 に 付 けること ができるであろう Ⅲ 研 究 のねらい 球 技 の 特 性 や 魅 力 に 応 じた 楽 しさを 味 わわせる 指 導 計 画 や 評 価 計 画 の 工 夫 生 徒 に 身 に 付 けさせたい 力 を 明 確 にし 着 実 に 身 に 付 けさせるための 指 導 方 法 の 工 夫 Ⅳ 研 究 の 内 容 1 基 礎 研 究 (1) 球 技 (ネット 型 )の 特 性 や 魅 力 について 1 球 技 の 特 性 や 魅 力 球 技 は ゴール 型 ネット 型 及 びベースボール 型 から 構 成 され 個 人 やチームの 能 力 に 応 じた 作 戦 を 立 て 集 団 対 集 団 個 人 対 個 人 で 勝 敗 を 競 うことに 楽 しさや 喜 びを 味 わうことのできる 運 動 である 2 球 技 (ネット 型 )の 特 性 や 魅 力 1-1-

コート 上 でネットをはさんで 相 対 し 身 体 や 用 具 を 操 作 してボールを 空 いている 場 所 に 返 球 し 一 定 の 得 点 に 早 く 到 達 することを 競 い 合 うゲームである 第 1 学 年 及 び 第 2 学 年 では ラリーを 続 けることを 重 視 して ボールや 用 具 の 操 作 と 定 位 置 に 戻 るなどの 動 きによる 空 いた 場 所 をめぐる 攻 防 を 展 開 できるようにする 第 3 学 年 では ポジションの 役 割 に 応 じたボールや 用 具 の 操 作 によって 仲 間 と 連 携 した 拾 う つなぐ 打 つ などの 一 連 の 流 れで 攻 撃 を 組 み 立 てて 相 手 側 のコートの 空 いた 場 所 をめぐる 攻 防 を 展 開 できるようにする (2) 生 徒 の 運 動 に 関 する 意 欲 や 有 能 感 を 高 めるための 工 夫 1 球 技 (ネット 型 )の 特 性 や 魅 力 を 踏 まえた 工 夫 ア 機 能 的 特 性 の 工 夫 ( 特 有 の 楽 しさや 魅 力 などの 機 能 ) (ア) ネットの 高 さやコートの 広 さ 人 数 用 具 (ボールの 大 きさや 硬 さ) 等 を 工 夫 することに より ラリーを 続 けることが 容 易 になり 得 点 を 競 い 合 う 楽 しさや 喜 びを 感 じることができる (イ) 集 団 対 集 団 個 人 対 個 人 で 攻 防 を 展 開 する 際 には 自 己 のチームの 特 徴 や 相 手 のチームの 特 徴 を 把 握 して 作 戦 を 立 て 勝 敗 を 競 い 合 うことにより 楽 しさや 喜 びを 味 わうことができる イ 構 造 的 特 性 の 工 夫 ( 特 有 のルールや 技 能 の 構 造 ) (ア) ボールや 用 具 の 操 作 や 作 戦 に 基 づいて 移 動 するなどのボールを 持 たない 動 きを 工 夫 する ことにより 空 いた 場 所 をめぐる 攻 防 が 展 開 できるようになる (イ) 攻 防 を 展 開 する 際 には ボールや 用 具 の 操 作 をする 際 のルールを 工 夫 することにより ラ リーが 続 き 連 携 プレイも 向 上 するようになる ウ 効 果 的 特 性 の 工 夫 ( 心 身 の 発 育 発 達 や 体 力 の 向 上 に 及 ぼす 効 果 ) (ア) 練 習 やゲームを 通 して 攻 防 を 展 開 し 一 定 の 運 動 量 を 確 保 することにより 巧 緻 性 敏 捷 性 スピード 筋 持 久 力 などの 体 力 を 高 めることができる (イ) 練 習 やゲームを 通 して フェアなプレイを 守 る 自 己 の 役 割 を 果 たす 協 力 する 話 し 合 いに 参 加 する 健 康 安 全 に 気 を 配 るなどの 態 度 を 養 うことができる 2 生 徒 から 見 た 球 技 (ネット 型 )の 特 性 や 魅 力 を 踏 まえた 工 夫 ア 身 に 付 けた 知 識 や 技 能 を 用 いて ゲームの 中 でチームに 貢 献 し 得 点 を 競 い 合 うことに 楽 し さや 喜 びを 感 じる そのため ルールやチームの 作 戦 等 を 工 夫 する イ ボールや 用 具 の 操 作 やボールを 持 たない 動 きが 身 に 付 くことにより 楽 しさや 喜 びを 感 じる そのため 生 徒 が 基 本 的 な 知 識 や 技 能 を 身 に 付 ける 練 習 方 法 の 工 夫 や ボールを 持 たない 動 きに 対 して 見 通 しを 持 つことのできる 練 習 計 画 を 立 てる ウ チームで 協 力 して 練 習 やゲームに 取 り 組 むことで 仲 間 とのコミュニケーションが 深 まり 運 動 に 対 する 楽 しさや 喜 びを 感 じ 結 果 として 体 力 を 高 めることができる そのため 練 習 方 法 や 作 戦 等 に 関 する 言 語 活 動 の 充 実 を 図 る 2-2-

2 調 査 研 究 東 京 都 の 公 立 中 学 校 の 保 健 体 育 科 教 員 がバレーボールについてどのような 意 識 で どのように 授 業 を 行 っているかを 把 握 するために 調 査 を 行 った (1) 調 査 方 法 東 京 都 の 全 中 学 校 に 男 性 教 員 1 名 女 性 教 員 1 名 の 質 問 紙 法 によるアンケート 調 査 を 依 頼 し その 回 答 を 集 計 分 析 した 小 規 模 校 で 保 健 体 育 科 の 教 員 が1 名 の 学 校 については 1 名 または 講 師 の 教 員 に 回 答 をお 願 いした 本 研 究 会 では 今 回 初 めてマークシートを 導 入 した (2) 回 答 人 数 621 人 (3) 調 査 結 果 質 問 1 性 別 を 教 えてください 58.3 41.5 1: 男 性 2: 女 性 不 明 0.2 < 結 果 と 考 察 > 男 女 各 1 名 の 回 答 をお 願 いしたが 男 性 の 比 率 の 方 が 高 かった このことから 保 健 体 育 科 の 教 員 が 男 性 だけの 学 校 もあると 考 えられる 質 問 2 職 層 を 教 えてください 49.3 26.9 17.2 6.4 0.2 1: 教 諭 2: 主 任 教 諭 3: 主 幹 教 諭 4: 講 師 不 明 < 結 果 と 考 察 > 教 諭 が 約 半 数 であった 教 諭 の 比 率 が 高 いのは 質 問 3の 教 員 歴 との 関 係 があると 考 えられる 1-3-

質 問 3 教 員 歴 を 教 えてください 43.6 19.8 15.3 21.1 1:~9 年 2:10~19 年 3:20~29 年 4:30 年 ~ 不 明 0.2 < 結 果 と 考 察 > 10 年 未 満 の 教 員 が 約 44 パーセント 30 年 以 上 の 教 員 が 約 21 パーセントであった ここ 数 年 は 経 験 年 数 が 少 ない 教 員 の 比 率 が 高 くなると 考 えられる 質 問 4 最 近 3 年 間 において 東 京 都 関 東 全 国 大 会 の 体 育 授 業 に 関 する 研 修 会 研 究 会 に 参 加 したことがありますか 59.9 35.6 4.3 0.2 1:ある 2: 知 ってはいるが 3: 知 らなかった 不 明 参 加 したことがない < 結 果 と 考 察 > 東 京 都 関 東 全 国 大 会 の 体 育 授 業 に 関 する 研 修 会 研 究 会 について 情 報 を 得 ているが 約 6 割 の 教 員 が 参 加 できていないという 結 果 であった 参 加 に 至 らない 原 因 を 調 べてみる 必 要 がある 質 問 5 68.6 上 記 が 刊 行 した 研 究 紀 要 や 報 告 書 などの 資 料 を 閲 覧 したことがありますか 20.0 10.8 0.6 1:ある 2: 知 ってはいるが 3: 知 らなかった 不 明 閲 覧 したことがない 2-4-

< 結 果 と 考 察 > 約 7 割 の 教 員 が 研 究 紀 要 や 報 告 書 などの 資 料 を 閲 覧 したことがあると 回 答 している このことから 研 究 報 告 等 に 関 する 教 員 の 意 識 は 高 いと 考 えられる 質 問 6 球 技 ネット 型 では 主 にどの 種 目 を 取 り 上 げて いますか 96.0 1.1 0.2 2.7 1:バレーボール 2:ラケット 種 目 3:その 他 不 明 < 結 果 > ほとんどの 学 校 で 球 技 ネット 型 でバレーボールを 取 り 上 げている 質 問 7 どのような 学 習 形 態 をとっていますか 90.5 考 察 4.3 4.7 0.5 1: 男 女 共 習 3: 学 年 により 男 女 共 習 2: 男 女 別 習 不 明 または 男 女 別 習 < 結 果 > ほとんどの 学 校 で 男 女 別 習 のバレーボールの 授 業 を 行 っている 質 問 8 1 2 学 年 では どのように 取 り 扱 っていますか 85.0 6.6 8.1 0.3 1:1 学 年 のみ 履 修 3:1 2 学 年 とも 履 修 2:2 学 年 のみ 履 修 不 明 < 結 果 > 多 くの 学 校 が1 2 学 年 でバレーボールを 履 修 している 3-5-

質 問 9 1 2 学 年 の 合 計 単 位 時 間 数 はどの 程 度 設 定 していますか 38.2 38.2 21.6 1.9 0.2 1:1~12 単 位 時 間 3:18~22 単 位 時 間 不 明 2:13~17 単 位 時 間 4:23 単 位 時 間 以 上 < 結 果 > 1~12 単 位 時 間 が 約 4 割 13~17 単 位 時 間 が 約 4 割 18~22 単 位 時 間 が 約 2 割 である 履 修 時 間 の 学 校 による 差 が 比 較 的 ある 質 問 10 3 学 年 ではどの 程 度 設 定 していますか 84.4 11.0 3.9 0.8 1: 選 択 種 目 として 2: 必 修 種 目 として 3: 取 り 扱 っていない 不 明 < 結 果 と 考 察 > 多 くの 学 校 でバレーボールを3 学 年 で 必 修 種 目 として 設 定 している 選 択 制 が 少 ない 理 由 を 調 査 す る 必 要 がある 質 問 11 59.3 3 学 年 の 単 位 時 間 数 はどの 程 度 設 定 していますか 36.4 1.8 0.5 2.1 1:1~8 単 位 時 間 3:14~18 単 位 時 間 不 明 2:9~13 単 位 時 間 4:19 単 位 時 間 以 上 < 結 果 と 考 察 > 1~8 単 位 時 間 が 約 6 割 9~13 単 位 時 間 が 約 3 割 5 分 である 3 学 年 では1 2 学 年 より 少 ない 時 間 でバレーボールの 授 業 を 行 っている 3 年 生 の 選 択 制 授 業 の 状 況 を 調 査 する 必 要 がある 4-6-

質 問 12 (バレーボールを 取 り 上 げている 場 合 ) 1 2 学 年 の 指 導 で 最 も 重 視 したいことは 何 ですか 72.3 21.6 0.3 3.1 2.7 1: 特 性 ( 楽 しさ)に 触 れること 3: 正 式 ルールでのゲーム 不 明 2:パスやスパイクなどの 技 術 向 上 4: 授 業 規 律 などの 授 業 への 姿 勢 < 結 果 > 約 72 パーセントの 教 員 が 特 性 ( 楽 しさ)に 触 れることを 重 視 して 指 導 をしている また 約 22 パ ーセントの 教 員 がパスやスパイクなどの 技 術 向 上 を 重 視 して 指 導 している 質 問 13 17.2 (バレーボールを 取 り 上 げている 場 合 )3 学 年 の 指 導 で 最 も 重 視 したいことは 何 ですか 44.6 32.9 0.6 4.7 1: 特 性 ( 楽 しさ)に 触 れること 3: 正 式 ルールでのゲーム 不 明 2:パスやスパイクなどの 技 術 向 上 4: 授 業 規 律 などの 授 業 への 姿 勢 < 結 果 と 考 察 > 3 学 年 では 約 45 パーセントの 教 員 がパスやスパイクなどの 技 術 向 上 を 重 視 して 指 導 している ま た 約 33 パーセントの 教 員 が 正 式 ルールでのゲームを 重 視 して 指 導 している このことから 1 2 学 年 でバレーボールの 特 性 ( 楽 しさ)に 触 れさせ 3 学 年 では 技 術 向 上 や 正 式 ルールでのゲームを 重 視 することにより よりレベルの 高 いバレーボールの 授 業 を 目 指 していると 考 えられる 67.0 質 問 14 (バレーボールを 取 り 上 げている 場 合 ) バレーボールという 種 目 は 楽 しいと 思 いますか 29.6 2.7 0.3 0.3 1:そう 思 う 2:どちらかというと 3:どちらかというと 4:そう 思 わない 不 明 そう 思 う そう 思 わない < 結 果 > ほとんどの 教 員 がバレーボールという 種 目 は 楽 しいと 感 じている 5-7-

42.7 質 問 15 (バレーボールを 取 り 上 げている 場 合 ) 指 導 している 生 徒 はバレーボールの 授 業 を 楽 しいと 感 じていると 思 いますか 53.5 3.4 0.0 0.5 1:そう 思 う 2:どちらかというと 3:どちらかというと 4:そう 思 わない 不 明 そう 思 う そう 思 わない < 結 果 > ほとんどの 教 員 が 指 導 している 生 徒 もバレーボールの 授 業 を 楽 しいと 感 じていると 思 っている 質 問 16 バレーボール 示 範 には 自 信 がありますか 53.8 19.3 24.5 2.3 0.2 1:ある 2:どちらかというと 3:どちらかというと 4:ない 不 明 ある ない < 結 果 > バレーボールの 示 範 について 約 73 パーセントが 肯 定 的 な 回 答 約 27 パーセントが 否 定 的 な 回 答 をしている 14.8 質 問 17 小 学 校 や 高 等 学 校 との 接 続 ( 系 統 的 な 指 導 )を 意 識 していますか 49.9 28.3 6.8 0.2 1:している 2:どちらかというと 3:どちらかというと 4:していない 不 明 している していない < 結 果 > 小 学 校 や 高 等 学 校 との 接 続 ( 系 統 的 な 指 導 )の 意 識 について 約 65 パーセントが 肯 定 的 な 回 答 約 35 パーセントが 否 定 的 な 回 答 をしている 6-8-

質 問 18 技 能 に 関 してボールの 操 作 の 指 導 や 評 価 の 工 夫 をしていますか 60.7 34.1 4.7 0.2 0.3 1:している 2:どちらかというと 3:どちらかというと 4:していない 不 明 している していない < 結 果 > ほとんどの 教 員 が 技 能 に 関 して ボールの 操 作 の 指 導 や 評 価 の 工 夫 をしていると 回 答 している 20.1 質 問 19 技 能 に 関 してボールを 持 たない 動 き の 指 導 や 評 価 の 工 夫 をしていますか 44.4 31.7 3.2 0.5 1:している 2:どちらかというと 3:どちらかというと 4:していない 不 明 している していない < 結 果 > 技 能 に 関 してのボールを 持 たない 動 きの 指 導 や 評 価 の 工 夫 について 約 65 パーセントが 肯 定 的 な 回 答 約 35 パーセントが 否 定 的 な 回 答 をしている 質 問 20 態 度 に 関 して 指 導 や 評 価 の 工 夫 を していますか 43.5 48.3 7.1 1.0 0.2 1:している 2:どちらかというと 3:どちらかというと 4:していない 不 明 している していない < 結 果 > ほとんどの 教 員 が 態 度 に 関 して 指 導 や 評 価 の 工 夫 をしていると 回 答 している 7-9-

質 問 21 知 識 思 考 判 断 に 関 して 知 識 の 指 導 や 評 価 の 工 夫 をされていますか 54.6 31.7 13.0 0.5 0.2 1:している 2:どちらかというと 3:どちらかというと 4:していない 不 明 している していない < 結 果 > 約 86 パーセントの 教 員 が 知 識 思 考 判 断 に 関 して 知 識 の 指 導 や 評 価 の 工 夫 をしていると 回 答 している しかし 13 パーセントの 教 員 がしていないと 回 答 している 質 問 22 知 識 思 考 判 断 に 関 して 思 考 判 断 の 指 導 や 評 価 の 工 夫 をしていますか 56.0 29.8 13.4 0.6 0.2 1:している 2:どちらかというと 3:どちらかというと 4:していない 不 明 している していない < 結 果 > 約 86 パーセントの 教 員 が 知 識 思 考 判 断 に 関 して 思 考 判 断 の 指 導 や 評 価 の 工 夫 をして いると 回 答 している しかし 約 13 パーセントの 教 員 がしていないと 回 答 している これは 知 識 の 指 導 や 評 価 の 工 夫 とほぼ 同 じ 結 果 である 質 問 23 豊 かなスポーツライフの 実 現 を 見 通 した 指 導 の 工 夫 をしていますか 54.6 21.4 19.3 3.1 1.6 1:している 2:どちらかというと 3:どちらかというと 4:していない 不 明 している していない 8-10-

< 結 果 > 豊 かなスポーツライフの 実 現 を 見 通 した 指 導 の 工 夫 について 約 76 パーセントが 肯 定 的 な 回 答 約 22 パーセントが 否 定 的 な 回 答 をしている (4)まとめ 1 経 験 年 数 の 比 較 的 少 ない 教 員 が 多 く 研 究 等 に 関 して 高 い 意 識 をもちながら 研 修 会 や 研 究 会 に なかなか 参 加 できない 状 況 があることが 分 かった 2 ほとんどの 中 学 校 で ネット 型 球 技 でバレーボールを 取 り 上 げていることが 分 かった これは 卓 球 テニス バドミントンが 1 回 の 触 球 で 相 手 コートに 攻 撃 するのに 対 し バレーボールは 自 チ ーム 内 で 効 果 的 に 攻 撃 ができるよう 仲 間 と 連 携 する 協 力 的 な 場 面 が 大 切 であること 比 較 的 人 数 が 多 いクラスでもゲームが 実 施 しやすいことなどの 理 由 によると 考 えられる 3 ほとんどの 中 学 校 で1~3 学 年 で 男 女 別 習 の 授 業 を 行 っていること 1 2 年 の 単 位 時 間 数 につ いては 学 校 により 差 があること 多 くの 学 校 で3 学 年 での 必 修 種 目 として 扱 っていることなど 今 後 の 調 査 で 原 因 を 考 えていく 必 要 がある 問 題 が 明 らかになった 4 多 くの 教 員 がバレーボールを 楽 しいと 感 じており 多 くの 授 業 者 は 生 徒 がバレーボールの 授 業 を 楽 しいと 感 じていると 思 っていることが 分 かった 指 導 計 画 の 作 成 には 生 徒 との 差 を 意 識 しておく ことが 必 要 である 5 多 くの 教 員 が 技 能 態 度 知 識 思 考 判 断 についての 指 導 評 価 の 工 夫 を 意 識 した 授 業 を 行 っていることが 分 かった その 内 容 について どのような 工 夫 をしているのかを 共 有 してい くことが 求 められる 9-11-

3 開 発 研 究 研 究 授 業 学 習 指 導 案 日 時 : 平 成 26 年 11 月 25 日 ( 火 ) 6 校 時 14 時 30 分 ~15 時 20 分 場 所 : 練 馬 区 立 貫 井 中 学 校 体 育 館 対 象 : 第 2 学 年 A B 組 女 子 34 名 授 業 者 : 練 馬 区 立 貫 井 中 学 校 教 諭 梅 川 恭 子 1 単 元 名 球 技 ネット 型 :バレーボール 2 単 元 の 目 標 技 能 バレーボールについて 勝 敗 を 競 う 楽 しさや 喜 びを 味 わい 基 本 的 な 技 能 や 仲 間 と 連 携 し た 動 きでゲームが 展 開 できるようにする また ボールや 用 具 の 操 作 と 定 位 置 に 戻 るなど の 動 きによって 空 いた 場 所 をめぐる 攻 防 を 展 開 できるようにする 態 度 バレーボールに 積 極 的 に 取 り 組 むとともにフェアなプレイを 守 ろうとすること 分 担 した 役 割 を 果 たそうとすること 作 戦 などについての 話 し 合 いに 参 加 しようとすることなどや 健 康 安 全 に 気 を 配 ることができるようにする 知 識 思 考 判 断 バレーボールの 特 性 や 成 り 立 ち 技 術 の 名 称 や 行 い 方 関 連 して 高 まる 体 力 などを 理 解 し 課 題 に 応 じた 運 動 の 取 り 組 み 方 を 工 夫 できるようにする 3 単 元 の 評 価 規 準 及 び 学 習 活 動 に 即 した 評 価 規 準 観 点 単 元 の 評 価 規 準 学 習 活 動 に 即 した 評 価 規 準 運 動 への 関 心 意 欲 態 度 運 動 についての 思 考 判 断 〇 バレーボールの 学 習 に 積 極 的 に 取 り 組 もうとしている 〇 フェアなプレイを 守 ろうとしている 〇 分 担 した 役 割 を 果 たそうとしている 〇 健 康 安 全 に 留 意 している 〇 作 戦 などについての 話 し 合 いに 参 加 しようとしている 〇 課 題 に 応 じた 練 習 方 法 を 選 んでいる 〇 学 習 した 安 全 上 の 留 意 点 を 学 習 する 場 面 に 当 てははめている 〇 基 本 的 な 知 識 や 技 能 を 活 用 して 学 習 課 題 への 取 り 組 み 方 を 工 夫 している 1 用 具 の 準 備 や 片 付 けを 積 極 的 に 行 い 自 己 や 仲 間 の 健 康 安 全 に 気 を 配 っている 2 基 本 的 な 技 能 や 動 きを 身 につけることに 積 極 的 に 取 り 組 もうとしている 3 仲 間 と 連 携 した 動 きでゲームが 展 開 できることに 積 極 的 に 取 り 組 もうとしている 4 個 人 やチームの 課 題 の 解 決 に 向 けて 自 分 の 考 えや 意 見 を 述 べるなど 積 極 的 に 取 り 組 もうとしている 1 学 習 した 安 全 上 の 留 意 点 を 他 の 練 習 場 面 や 試 合 場 面 に 当 てはめている 2ボール 操 作 やボールを 持 たないときの 動 きなどの 技 術 を 身 に 付 けるための 運 動 の 行 い 方 のポイントを 見 付 けてい る 運 動 の 技 能 〇 基 本 的 なボールの 操 作 を 身 につけて いる 〇 仲 間 と 連 携 した 動 きを 身 につけ 空 い た 場 所 をめぐる 攻 防 を 展 開 している 3 個 人 やチームの 課 題 に 応 じた 練 習 方 法 を 選 択 している 1ボールを 受 ける 前 の 準 備 姿 勢 を 身 に 付 けている 2 味 方 が 操 作 しやすい 位 置 にボールをつなぐことができ る 3 自 分 のコートに 空 いた 場 所 を 作 らないように 定 位 置 に 戻 り 次 の 動 きに 備 えることができる 4ボールの 動 きをとらえ 仲 間 と 連 携 した 動 きができる -12-

運 動 についての 知 識 理 解 〇 技 術 の 名 称 や 行 い 方 について 学 習 した 具 体 例 を 挙 げている 〇 バレーボールに 関 連 して 高 まる 体 力 について 学 習 した 具 体 例 を 挙 げてい る 〇 試 合 の 行 い 方 について 学 習 した 具 体 例 を 挙 げている 1 技 術 や 戦 術 作 戦 の 名 称 や 行 い 方 を 練 習 や 試 合 中 に 具 体 的 に 挙 げることができる 2 巧 緻 性 敏 捷 性 スピード 筋 持 久 力 などバレーボール に 関 連 して 高 まる 体 力 について 具 体 例 を 挙 げている 3 試 合 の 行 い 方 について 学 習 した 具 体 例 を 挙 げている 4 運 動 の 特 性 〇 バレーボールはネットをはさんで 向 き 合 ったチーム 同 士 が パスやスパイクを 有 効 に 活 用 し 攻 防 を 繰 り 返 す 中 で 相 手 コートにいかにボールを 落 とすかを 競 い 合 う 種 目 である 相 手 とのボールの 奪 い 合 いがないた めチームの 作 戦 を 組 み 立 てやすい 種 目 である 〇 ボールをつかまないでコントロールする 技 能 は 難 しいが 仲 間 と 協 力 して 練 習 を 工 夫 してラリーを 続 けたり 作 戦 を 立 てて 勝 敗 を 競 い 合 ったりすることで 楽 しさや 喜 びを 味 わうことができる 〇 練 習 やゲームを 通 じて 巧 緻 性 や 敏 捷 性 スピード 筋 持 久 力 といった 体 力 を 向 上 させることができ 自 らの 責 任 を 果 たしたり 互 いに 助 け 合 ったりするなどの 態 度 を 養 うことができる 5 生 徒 の 実 態 ( 平 成 26 年 10 月 実 施 回 答 数 34 名 ) (1) 意 識 調 査 1 保 健 体 育 の 授 業 が 好 きですか 好 き:27 名 嫌 い:7 名 2バレーボールは 好 きですか 好 き:13 名 < 理 由 > 球 技 が 好 きだから チームで 協 力 するのが 楽 しいから パスが 続 くと 楽 しいから 打 てた 瞬 間 が 気 持 ちいいから ボールがうまく 飛 ぶとうれしい ラリーが 続 くと 楽 しいから どちらかというと 嫌 い:7 名 < 理 由 > ボールが 固 くて 痛 いから うまくできないから あまり 打 てないから 腕 が 痛 くなるから どちらかというと 好 き:12 名 < 理 由 > 練 習 してできるようになるのが 楽 しいから ラリーが 続 くと 楽 しい 昨 年 やって 楽 しかったから 嫌 い:2 名 パスやサービスがうまくいかないから 3バレーボールが 楽 しいと 思 ったことはありますか ある:28 名 ない:9 名 ある と 答 えた 人 は 具 体 的 にどんな 時 ですか チームでの 声 かけが 楽 しい ラリーが 続 いた 時 得 点 に 貢 献 できた 時 ボールにさわれた 時 みんなで 団 結 して 点 を 決 めた 時 できないことができるようになった 時 うまくパスできた 時 4バレーボールがつまらないと 思 ったことはありますか ある:28 名 ない:9 名 ある と 答 えた 人 は 具 体 的 にどんな 時 ですか パスが 上 手 くいかない 時 ラリーが 続 かない 時 サーブが 入 らない 時 ボールに 触 れられない 時 -13-

5バレーボールの 授 業 で 学 習 したい 内 容 はなんですか パス スパイク サービス ブロック 三 段 攻 撃 試 合 ルール 8 名 1 名 7 名 1 名 5 名 12 名 1 名 (2) 考 察 バレーボールが 好 き どちらかというと 好 き と 答 えた 生 徒 が34 名 中 25 名 であった また バレーボー ルが 楽 しいと 思 ったことがあると 答 えた 生 徒 が34 名 中 28 名 であった しかし つまらないと 思 ったことがあ ると 答 えた 生 徒 も34 名 中 28 名 であった 生 徒 が 挙 げた 具 体 的 な 理 由 から 仲 間 との 連 携 の 出 来 不 出 来 が 関 わっているのではないかと 考 えられる また バレーボールの 授 業 で 学 習 したい 内 容 については 試 合 に 興 味 が 高 いことが 分 かった 6 単 元 計 画 時 間 1 2 3 4 〇 運 動 の 特 性 を 理 解 し 指 導 の 〇 ボールを 受 ける 前 の 準 備 姿 勢 を 身 に 付 ける 学 習 のねらいと 進 め 方 ねらい 〇 味 方 が 操 作 しやすい 位 置 にボールをつなぐことができる 学 習 の 流 れ を 理 解 する 〇 オリエンテーション 学 習 の 進 め 方 等 を 知 る 1 特 性 や 成 り 立 ち 2 学 習 計 画 とルール 3ビデオ 学 習 モデルとなる 映 像 を 観 る 4ボールやコートの 扱 い 方 5 本 時 の 振 り 返 り 6 次 時 の 確 認 〇 あいさつ 〇 健 康 確 認 〇 本 時 の 課 題 確 認 〇 施 設 等 の 安 全 点 検 〇 ストレッチ 〇 簡 易 ゲームⅠ(チーム 内 ) 〇 簡 易 ゲームⅠ 〇 簡 易 ゲームⅠ 3 対 3キャッチボール 3 対 3 3 対 3 自 陣 内 で2 回 以 上 パスを 1 本 目 キャッチ 可 +パス 1 本 目 キャッチ 可 +パス してから 返 球 自 陣 内 で3 回 以 上 パスを 自 陣 内 で3 回 以 上 パスを してから 返 球 してから 返 球 準 備 姿 勢 を 意 識 する 準 備 姿 勢 意 識 準 備 姿 勢 意 識 味 方 の 操 作 しやすい 位 置 味 方 の 操 作 しやすい 位 置 〇 ねらいに 応 じた 動 きの 確 認 〇 ねらいに 応 じた 動 きの 確 認 〇 ねらいに 応 じた 動 きの 確 認 〇 後 半 の 動 きの 確 認 よい 動 きの 生 徒 を 全 体 に 提 示 よい 動 きの 生 徒 チーム 動 きのポイントを 再 確 認 を 全 体 に 提 示 後 半 の 動 きの 確 認 〇 簡 易 ゲームⅡ 〇 簡 易 ゲームⅡ 〇 簡 易 ゲームⅡ 3 対 3(チーム 内 ) 3 対 3 3 対 3 1 本 目 キャッチ+パス 1 本 目 キャッチ 可 +パス キャッチなし 自 陣 内 で2 回 以 上 パスを 自 陣 内 で3 回 以 上 パスを 自 陣 内 で3 回 以 内 の 返 球 してから 返 球 してから 返 球 指 導 内 容 〇 整 理 運 動 〇 本 時 の 振 り 返 り 先 生 と 仲 間 からの 助 言 の 確 認 本 時 の 気 づきを 確 認 〇 学 習 カード 記 入 〇 片 付 け 〇 安 全 健 康 確 認 〇 あいさつ 技 能 ボールや 相 手 に 正 対 すること ボールのとらえ 方 態 度 健 康 安 全 に 留 意 すること 分 担 した 役 割 を 果 たすこと -14- 仲 間 と 協 力 しながら 積 極 的 に 練 習 すること 知 識 思 考 知 特 性 成 り 立 ち 知 技 の 名 称 や 行 い 方 思 判 運 動 の 行 い 方 のポイントを 見 付 ける 判 断 関 1 学 習 カード 2 観 察 学 習 カード 思 1 学 習 カード 1 学 習 カード 技 1 観 察 知 2 観 察 学 習 カード 1 観 察 学 習 カード

時 間 5 6 7 8 指 導 の ねらい 学 習 の 流 れ 〇 味 方 が 操 作 しやすい 位 置 にボールをつなぐことができる 〇 自 分 のコートに 空 いた 場 所 をつくらないように 定 位 置 に 戻 ることができる 〇 相 手 のコートの 空 いた 場 所 を 狙 うことができる 〇 あいさつ 〇 健 康 確 認 〇 本 時 の 課 題 確 認 〇 施 設 等 の 安 全 点 検 〇 ストレッチ 〇 簡 易 ゲームⅠ(チーム 対 抗 ) 〇 簡 易 ゲームⅠ(チーム 対 抗 ) 〇 簡 易 ゲームⅠ 〇 簡 易 ゲームⅠ 4 対 4 守 備 重 視 ゲーム 4 対 4 攻 撃 重 視 ゲーム 2 対 4(チーム 内 ) 2 対 4(チーム 内 ) (バドミントンコート) (バレーボールコート) 姿 勢 を 意 識 する 空 いた 場 所 を 狙 う 守 備 攻 撃 ゲーム 守 備 攻 撃 ゲーム < 中 心 的 なルール> < 中 心 的 なルール> コートを 狭 くする コートを 広 くする チームの 課 題 を 確 認 チームの 課 題 を 確 認 返 球 回 数 を 増 やす 1 本 目 キャッチ 可 しながら 練 習 する しながら 練 習 する < 分 析 > 待 機 生 徒 < 分 析 > 待 機 生 徒 守 備 定 位 置 への 動 き 守 備 定 位 置 への 動 き 攻 撃 空 いている 場 所 攻 撃 空 いている 場 所 分 析 待 機 班 分 析 待 機 班 〇 ねらいに 応 じた 動 きの 確 認 〇 ねらいに 応 じた 動 きの 確 認 〇 ねらいに 応 じた 動 きの 確 認 〇 ねらいに 応 じた 動 き 前 半 の 動 きの 振 り 返 り 前 半 の 動 きの 振 り 返 り 前 半 の 動 きの 振 り 返 り の 確 認 空 いた 場 所 を 作 らない チームごとの 分 析 確 認 チームごとの 分 析 確 認 チームごとの 分 析 定 位 置 の 確 認 ( 空 いた 場 所 へのボールの 動 き) 後 半 の 動 き 確 認 確 認 〇 簡 易 ゲームⅡ 〇 簡 易 ゲームⅡ 〇 簡 易 ゲームⅡ 〇 簡 易 ゲームⅡ 4 対 4 4 対 4 攻 撃 重 視 ゲーム 2 対 4 2 対 4 ( 空 いた 場 所 を 作 らない 分 析 を 生 かした 攻 撃 分 析 を 生 かしてゲームを 分 析 を 生 かしてゲーム ことを 意 識 ) 行 う を 行 う 分 析 待 機 生 徒 1ボールの 動 き 2ボールを 持 たない 生 徒 の 動 き 〇 整 理 運 動 〇 本 時 の 振 り 返 り 先 生 と 仲 間 からの 助 言 の 確 認 チームの 分 析 確 認 〇 学 習 カード 記 入 〇 片 付 け 〇 安 全 健 康 確 認 〇 あいさつ 技 能 定 位 置 に 戻 り 次 の 動 きや 攻 撃 に 備 えること 仲 間 と 連 携 した 動 き 方 指 導 内 容 態 度 課 題 解 決 や 作 戦 などの 話 し 合 いに 参 加 すること 知 識 思 考 判 断 仲 間 の 学 習 を 援 助 したり 課 題 解 決 に 向 けて 仲 間 に 助 言 したりすること 知 バレーボールに 関 連 する 体 力 知 技 術 の 名 称 や 行 い 方 思 判 学 習 課 題 への 取 り 組 み 方 分 担 した 役 割 に 応 じた 協 力 の 仕 方 関 4 観 察 学 習 カード 4 観 察 学 習 カード 思 2 学 習 カード 3 学 習 カード 3 学 習 カード 3 学 習 カード 技 2 観 察 2 観 察 3 観 察 知 2 学 習 カード -15-

時 間 9 10 11 12 指 導 の ねらい 〇 自 分 のコートに 空 いた 場 所 を 作 らないことや 相 手 のコートの 開 いた 場 所 を 攻 撃 することを 意 識 し ラリーを 楽 し むことができる 〇 ボールの 動 きをとらえ 仲 間 と 連 携 した 動 きができる 〇 審 判 法 を 身 につけ 公 正 に 試 合 を 運 営 することができる 学 習 の 流 〇 あいさつ 〇 健 康 確 認 〇 本 時 の 課 題 確 認 〇 施 設 等 の 安 全 点 検 〇 ストレッチ れ 〇 試 しのゲーム 6 対 6 5 分 間 3 クラス 内 対 抗 戦 待 機 チーム 分 析 1ボールの 動 き 2ボールを 持 っていない 生 徒 の 動 き 〇 ねらいに 応 じた 動 きの 確 認 分 析 結 果 からチームの 動 き を 振 り 返 る 後 半 の 動 きのねらいを 確 認 〇 試 しのゲーム 6 対 6 5 分 間 3 〇 リーグ 戦 6 対 6 5 分 間 クラス 内 対 抗 戦 待 機 チーム 分 析 1ボールの 動 き 2ボールを 持 っていない 生 徒 の 動 き 待 機 チームが 審 判 〇 整 理 運 動 〇 本 時 の 振 り 返 り 先 生 と 仲 間 からの 助 言 の 確 認 チームの 分 析 確 認 〇 次 回 の 作 戦 確 認 〇 学 習 カード 記 入 〇 片 付 け 〇 安 全 健 康 確 認 〇 あいさつ 技 能 仲 間 と 連 携 した 動 き 方 指 導 内 容 態 度 フェアなプレイを 守 ろうとすること 健 康 安 全 に 気 を 配 ること 知 識 思 考 判 断 知 球 技 の 特 性 や 成 り 立 ち 分 担 した 役 割 を 果 たそうとすること 思 判 自 己 やチームの 課 題 を 見 つけること 分 担 した 役 割 に 応 じた 協 力 の 仕 方 を 見 付 けること 関 3 観 察 1 観 察 学 習 カード 4 観 察 学 習 カード 思 1 観 察 学 習 カード 1 観 察 学 習 カード 技 4 観 察 4 観 察 知 1 学 習 カード 1 学 習 カード 3 学 習 カード -16-

7 本 時 の 学 習 (12 時 間 中 の7 時 間 目 ) 本 時 のねらい 〇 自 分 のコートに 空 いた 場 所 をつくらないように 定 位 置 に 戻 ることができる 〇 相 手 のコートの 空 いた 場 所 を 狙 うことができる 〇 ボール 操 作 やボールを 持 たないときの 動 きなどの 技 術 を 身 につけるための 運 動 の 行 い 方 のポイントを 見 つけている 過 程 学 習 内 容 と 活 動 教 師 の 指 導 支 援 評 価 は じ め 5 分 1 整 列 あいさつ 2 本 時 のねらいと 学 習 の 流 れ 確 認 3 準 備 運 動 ストレッチ * 出 席 確 認 健 康 安 全 確 認 を 行 う * 学 習 の 見 通 しを 持 ち ねらいを 明 確 に させる *ストレッチの 動 作 の 意 味 を 理 解 させな がら 行 わせる な か 4 0 分 4 守 備 攻 撃 ゲーム ( 簡 易 ゲームⅠ) 1ゲーム3 分 4 回 守 備 チームの 投 げ 入 れから スタートする 1ゲームごとに 課 題 を 確 認 し 場 所 を 交 代 する 5 ゲームⅠの 振 り 返 り 本 時 のねらいを 再 確 認 する 分 析 記 録 より 前 半 の 動 きの 振 り 返 り 後 半 の 動 きの 確 認 をす る 6 守 備 攻 撃 ゲーム ( 簡 易 ゲームⅡ) 振 り 返 りをもとにゲームを 行 う < 守 備 > ボールの 正 面 でキャッチしよう 空 いている 所 を 作 らないようにお 互 い 声 をかけよう < 攻 撃 > 空 いている 場 所 を 見 つけよう ねらいたい 方 向 に 体 をむけよう * 振 り 返 りのポイント 本 時 のねらいを 再 度 確 認 させる *ねらいやポイントに 沿 って 話 し 合 い 活 動 を 行 わせる * 前 半 の 振 り 返 りのポイントを1ゲーム ごとの 確 認 場 面 で 確 認 させる 技 3 < 観 察 > 技 3 < 観 察 > ま と め 5 分 7 整 理 運 動 ストレッチ 8 本 時 の 学 習 活 動 の 反 省 学 習 カードの 記 入 全 体 での 振 り 返 り 9 次 時 の 連 絡 あいさつ *ストレッチの 動 作 の 意 味 を 理 解 させな がら 行 わせる * 生 徒 の 健 康 状 態 を 確 認 する * 学 習 ノートで 各 自 振 り 返 りをさせる 思 3 < 学 習 ノート> -17-

バレーボール 学 習 カード78 2 年 組 番 号 名 前 ( ) 平 成 26 年 月 日 健 康 安 全 確 認 名 前 体 調 確 認 ( 良 〇 不 良 けが ) 爪 ( 〇 ) みんなと 協 力 して 話 し 合 いができた ( 〇 ) 本 時 のねらい 1 2 授 業 の 流 れ 時 間 14:00 14:35 内 容 〇 あいさつ 〇 健 康 確 認 〇 本 時 の 課 題 確 認 〇 施 設 等 の 安 全 点 検 〇 ストレッチ 簡 易 ゲームⅠ 守 備 攻 撃 ゲームチームの 課 題 を 解 決 しよう! 守 備 攻 撃 待 機 班 は 他 チームの 分 析 1 試 合 4 分 守 備 コートから 下 手 投 げでボールを 入 れる 守 備 定 位 置 の 動 きを 身 につけよう! 攻 撃 空 いている 場 所 を 狙 おう! 1 2 5 6 3 4 キャッチしたら 1 点 レシーブしたら 2 点 はじくプレーで 返 球 3 点 返 球 は2 回 まで 相 手 コートに 落 とせたら 2 点 < 分 析 について> 分 析 班 は 自 分 のクラスの 班 を 分 析 する 点 数 も 確 認 する ゼッケン 番 号 1~3は A コート C コート ゼッケン 番 号 4~6は B コート D コート 14::50 簡 易 ゲームⅠ 振 り 返 り 前 半 の 動 き できた できなかった ( 全 )ボールに 正 対 することが ( 全 ) 味 方 が 操 作 しやすいボールをパスすることが ( 全 ) 仲 間 に 助 言 しながらゲームを 進 めることが ( 守 ) 定 位 置 を 意 識 して 守 備 することが ( 攻 ) 空 いている 場 所 を 狙 うことが ~ 気 づいたこと 先 生 や 仲 間 からのアドバイス~ ~ 分 析 結 果 ~ ~ 後 半 でのチームの 課 題 ~ -18-

時 間 14:55 15:15 内 容 簡 易 ゲームⅡ 守 備 重 視 攻 撃 重 視 ゲームチームの 課 題 を 解 決 しよう! 守 備 攻 撃 ルール 簡 易 ゲームⅠと 同 じ 1 試 合 4 分 守 備 コートから 下 手 投 げでボールを 入 れる 簡 易 ゲームⅡ 振 り 返 り 後 半 の 動 き ( 全 )ボールに 正 対 することが できた できなかった ( 全 ) 味 方 が 操 作 しやすいボールをパスすることが ( 全 ) 仲 間 に 助 言 しながらゲームを 進 めることが ( 全 ) 前 半 の 振 り 返 りを 意 識 して 練 習 することが ( 守 ) 定 位 置 を 意 識 して 守 備 することが ( 攻 ) 空 いている 場 所 を 狙 うことが ~ 先 生 や 仲 間 からのアドバイス~ ~ 気 づいたこと~ 次 回 への 課 題 15:20 チーム 内 の 動 き 5 6 1 3 4 2 練 習 コート D コート A コート B コート C コート 簡 易 ゲームⅠ 簡 易 ゲームⅡ A B 分 析 C D 分 析 1 2 班 3 班 1 班 5 班 6 班 4 班 2 1 班 2 班 3 班 4 班 5 班 6 班 3 3 班 1 班 2 班 6 班 4 班 5 班 A B 分 析 C D 分 析 1 5 班 6 班 4 班 2 班 3 班 1 班 2 4 班 5 班 6 班 1 班 2 班 3 班 3 6 班 4 班 5 班 3 班 1 班 2 班 -19-

班 記 録 分 析 用 紙 < 守 備 > 担 当 チーム 班 簡 易 ゲームⅠ Ⅱ 1 2 3 分 析 者 1キャッチ(1 点 ) 2レシーブ(2 点 ) 3 返 球 (3 点 ) 4 触 らず 自 コート 落 ちた 5 返 球 されなかった 1 2 3 4 5 6 7 8 落 ちた 場 所 9 10 11 12 13 14 15 16 1キャッチ(1 点 ) 2レシーブ(2 点 ) 3 返 球 (3 点 ) 4 触 らず 自 コート 落 ちた 5 返 球 されなかった 落 ちた 場 所 17 18 19 20 21 22 23 24 1キャッチ(1 点 ) 2レシーブ(2 点 ) 3 返 球 (3 点 ) 4 触 らず 自 コート 落 ちた 5 返 球 されなかった 落 ちた 場 所 結 果 対 ( 攻 撃 ) ( 守 備 ) -20-

班 記 録 分 析 用 紙 < 守 備 > 担 当 チーム 班 1 ~ 5 の 該 当 し た と こ ろ に 記 入 の チ仕 ェ方 ッ簡 ク易 をゲームⅠ Ⅱ 1 2 3 す る 1 2 3 4 5 6 7 8 1キャッチ(1 点 ) レレ レ レ 2レシーブ(2 点 ) レ レ レレ 3 返 球 (3 点 ) レ レ レ レ 4 触 らず 守 備 コー ト 落 ちた レ レ レ レ レ 5 返 球 されなかった レ レ 触 った 人 チェック 落 ちた 場 所 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 ゼッケン 9 10 番 号 を 11 12 13 14 15 16 守 備 コ ー ト 記 入 する キャッチ に ボ ー ル が レ レレ 落 レシーブ ち た 時 に レ レ レ レレレ 記 入 返 球 する レ レ レ 触 らず 自 コート 落 レ レ レ ちた 5 返 球 されなかった レ レ 触 った 人 チェック 落 ちた 場 所 結 果 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 結 果 点 対 点 ( 攻 撃 ) ( 守 備 ) 守 備 コートは 自 陣 内 で 触 れるのは2 回 まで 攻 撃 コートは 自 陣 内 で 触 れるのは3 回 まで -21-

4 成 果 と 課 題 ( 1 ) 調 査 研 究 の 成 果 と 課 題 1 今 回 の ア ン ケ ー ト の 結 果 1 2 学 年 で は 多 く の 先 生 方 が パ ス や ス パ イ ク な ど の 技 能 向 上 よ り も バ レ ー ボ ー ル の 特 性 ( 楽 し さ ) に 触 れ る こ と を 重 視 し て 指 導 し て い る と 回 答 し た い わ ゆ る 運 動 の 楽 し さ を 味 わ わ せ る こ と を 主 眼 に 置 い た 指 導 が 広 が っ て い る こ と が 分 か っ た の は よ か っ た 2 研 修 会 研 究 会 の 資 料 を 閲 覧 し て い る と 回 答 し た 教 員 が 69% 程 度 い た が 実 際 に 研 究 発 表 会 等 に 参 加 し て い る 教 員 は 36% 程 度 で あ っ た 研 修 意 欲 は あ る が 研 修 会 に は 参 加 で き て い な い 現 状 が う か が え る 個 々 の 先 生 方 や 各 地 区 の 実 践 を 東 京 都 全 体 で 共 有 で き る よ う な 仕 組 み を 整 え て い く こ と が 必 要 で あ る 3 調 査 研 究 で は 今 回 マ ー ク シ ー ト を 導 入 す る こ と に よ り 多 く の 回 答 を 得 る こ と が で き た し か し 未 回 答 の 学 校 も ま だ 多 く あ り 区 市 町 村 ご と の 回 収 率 に も 差 が あ っ た 今 後 は 地 区 理 事 と の 連 絡 方 法 の 等 を 含 め 調 査 方 法 を 工 夫 し て い く 必 要 が あ る ( 2 ) 開 発 研 究 の 成 果 と 課 題 検 証 授 業 で は 単 元 の 学 習 終 了 後 に 意 識 調 査 を 行 っ た ( 平 成 2 6 年 1 2 月 実 施 単 元 終 了 後 回 答 数 3 2 名 ) 1 バ レ ー ボ ー ル の 授 業 は 好 き で す か 好 き : 2 4 名 ど ち ら か と い う と 好 き : 8 名 ど ち ら か と い う と 嫌 い 嫌 い 0 名 好 き : 2 4 名 < 理 由 > ラ リ ー が 続 く と 嬉 し い 試 合 で パ ス や レ シ ー ブ が 上 手 に で き る と 達 成 感 が あ る 狙 う の が 楽 し い ラ リ ー が 続 く よ う に な っ た か ら 相 手 コ ー ト に 落 ち た 時 に う れ し い 点 が 取 れ た と き 仲 間 と 喜 べ る か ら ど ち ら か と い う と 好 き : 8 名 < 理 由 > 点 を 取 っ た 時 う れ し い 上 手 く で き な く て も 仲 間 が ア ド バ イ ス し て く れ る か ら 運 動 が 苦 手 だ け れ ど も そ れ な り に 楽 し め る ど ち ら か と い う と 嫌 い 嫌 い : 0 名 2 バ レ ー ボ ー ル が 楽 し い と 思 っ た こ と は あ り ま す か あ る : 3 2 名 な い : 0 名 あ る と 答 え た 人 は 具 体 的 に ど ん な 時 で す か ラ リ ー が 続 い た 時 相 手 コ ー ト に 落 と せ た 時 試 合 で 勝 っ た 時 3 バ レ ー ボ ー ル が つ ま ら な い と 思 っ た こ と は あ り ま す か あ る:1 2 名 な い:2 0 名 あ る と 答 え た 人 は 具 体 的 に ど ん な 時 で す か ラ リ ー が 続 か な い 時 自 分 が 失 敗 し て し ま っ た 時 試 合 で 負 け た 時 連 携 プ レ ー が で き な い 時 4 来 年 度 バ レ ー ボ ー ル の 授 業 で 学 習 し た い 内 容 は 何 で す か ( 1 つ の 項 目 を 選 択 ) 個 人 技 能 集 団 技 能 試 合 ル ー ル 歴 史 1 3 名 8 名 1 0 名 1 名 0 名 -22-

基 礎 研 究 を 踏 ま え て 授 業 前 の 意 識 調 査 か ら 機 能 的 特 性 や 効 果 的 特 性 に 視 点 を 当 て た 指 導 計 画 を 工 夫 し 生 徒 に 身 に 付 け さ せ た い 力 を 明 確 に し な が ら 開 発 研 究 に 取 り 組 ん だ 結 果 以 下 に 示 す よ う な 成 果 と 課 題 が あ げ ら れ る < 成 果 > ボ ー ル を 変 え た り 準 備 姿 勢 や ボ ー ル へ の 移 動 を 教 え た り し た こ と に よ っ て 痛 い か ら 嫌 い と い う 生 徒 が い な く な り ボ ー ル に 対 し て 積 極 的 に 触 る よ う に な っ た ボ ー ル を 持 っ て い る 生 徒 持 っ て い な い 生 徒 の 体 の 向 き や 動 き を 考 え さ せ る 指 導 し た 結 果 チ ー ム 内 で 動 き を 工 夫 す る よ う に な り ラ リ ー が 続 く よ う に な っ た コ ー ト の 広 さ や ネ ッ ト の 高 さ を 工 夫 し ラ リ ー の 様 子 を 互 い に 観 察 し た り カ ー ド 等 を 通 し て 振 り 返 ら せ た り す る こ と で 生 徒 同 士 の 教 え 合 い が 増 え た ネ ッ ト 際 で の ボ ー ル の 処 理 方 法 を 工 夫 す る よ う に 助 言 し た 結 果 相 手 コ ー ト に 返 る 回 数 が 増 え た り 力 強 い 攻 撃 に 結 び つ い た り す る こ と が 多 く な っ た ラ リ ー を 続 け る た め に 個 人 技 能 の 必 要 性 を 感 じ て い る 生 徒 が 多 く い た こ の こ と は よ り 高 い 技 能 を 身 に 付 け た り そ れ を 用 い た 攻 防 の 楽 し さ を 味 わ っ た り す る こ と に 興 味 を 抱 い て い る こ と が 考 え ら れ る < 課 題 > 1 年 生 の 時 と 違 う 軽 く て 比 較 的 弾 み に く い ボ ー ル に し た た め ボ ー ル へ の 力 加 減 が 簡 単 に な り ア ン ダ ー ハ ン ド パ ス を 使 う プ レ ー が 多 く な り オ ー バ ー ハ ン ド パ ス を 使 う 回 数 が 減 っ た ボ ー ル な ど 施 設 用 具 は 発 達 の 段 階 に 応 じ た も の を 適 切 に 選 ぶ こ と が 重 要 で あ る 楽 し さ を 味 わ う た め さ ら に 自 分 の 技 能 を 高 め よ う と す る 意 欲 を も た せ る た め に は 資 料 や 映 像 を 活 用 し な が ら 生 徒 に 考 え さ せ る 指 導 を 工 夫 し 生 徒 自 身 に 気 付 か せ る 必 要 が あ る す な わ ち 適 時 な 体 験 と そ れ に 伴 っ た 思 考 判 断 の 指 導 が 今 後 重 要 に な っ て い く 5 ま と め 全 国 大 会 東 京 大 会 で は 学 校 体 育 が 直 面 す る 課 題 の 解 決 に 迫 る た め 様 々 な 研 究 成 果 や 提 言 が な さ れ た こ れ ら の 成 果 を 参 考 に 今 年 度 本 研 究 会 で は 東 京 都 の 現 状 を 踏 ま え た 研 究 テ ー マ を 掲 げ 基 礎 研 究 調 査 研 究 開 発 研 究 を 進 め て き た は じ め に 研 究 を 進 め る た め の 基 礎 と し て 球 技 ( ネ ッ ト 型 ) の 特 性 や 魅 力 に つ い て の 考 え 方 や 生 徒 の 運 動 意 欲 や 運 動 有 能 感 に つ い て ま と め た 調 査 研 究 で は 都 内 全 中 学 校 の 保 健 体 育 科 教 員 の 男 女 各 1 名 か ら ア ン ケ ー ト 調 査 を 行 っ た こ の 調 査 は 回 答 を マ ー ク シ ー ト 用 紙 で 行 う も の で 今 回 が 初 め て の 試 み で あ っ た 開 発 研 究 で 行 っ た 研 究 授 業 は 2 年 生 の 女 子 の 授 業 で あ っ た が 1 年 生 の 時 に 行 っ た バ レ ー ボ ー ル の 授 業 後 の 感 想 と 今 回 の 授 業 後 の 感 想 を 比 較 す る と そ の 違 い が 明 ら か で あ り 教 師 が 指 導 方 法 を 工 夫 改 善 す る こ と の 大 切 さ を 改 め て 感 じ 取 れ る も の で あ っ た 学 習 指 導 要 領 の 理 解 と 自 校 の 現 状 把 握 そ し て 生 徒 の 現 状 分 析 を し っ か り と 行 っ た 上 で 指 導 計 画 を 作 成 す る と い う 流 れ は こ れ ま で も 行 わ れ て き た こ と で は あ る し か し 学 習 指 導 要 領 の 内 容 や 国 立 教 育 政 策 研 究 所 か ら 出 さ れ て い る 学 習 評 価 の 方 法 が こ れ ま で に な く 具 体 的 に 示 さ れ て い る こ と か ら 今 後 各 校 の 保 健 体 育 科 の 指 導 者 は 改 め て 指 導 方 法 の 見 直 し を す る 際 に こ の 流 れ を 大 切 に す る こ と が 必 要 で あ る -23-

平 成 26 年 度 東 京 都 公 立 中 学 校 保 健 体 育 科 研 究 会 研 究 部 組 織 1 役 員 ( 研 究 部 担 当 ) 会 長 赤 木 宏 行 校 長 練 馬 区 立 北 町 中 学 校 副 会 長 大 友 照 典 校 長 江 戸 川 区 立 南 葛 西 中 学 校 2 研 究 部 部 長 片 倉 元 次 校 長 新 宿 区 立 西 早 稲 田 中 学 校 副 部 長 石 塚 雄 一 校 長 江 戸 川 区 立 鹿 本 中 学 校 副 部 長 牧 野 英 一 校 長 世 田 谷 区 立 三 宿 中 学 校 副 部 長 坂 田 博 美 校 長 板 橋 区 立 板 橋 第 二 中 学 校 副 部 長 熊 野 真 司 校 長 練 馬 区 立 貫 井 中 学 校 副 部 長 山 口 孝 校 長 江 戸 川 区 立 瑞 江 第 二 中 学 校 副 部 長 竹 内 彰 泰 校 長 大 田 区 立 六 郷 中 学 校 副 部 長 鈴 木 秀 親 校 長 練 馬 区 立 光 が 丘 第 四 中 学 校 副 部 長 富 永 立 人 副 校 長 府 中 市 立 浅 間 中 学 校 副 部 長 大 友 文 敬 副 校 長 町 田 市 立 南 大 谷 中 学 校 部 員 小 高 久 登 主 幹 教 諭 葛 飾 区 立 新 宿 中 学 校 部 員 渡 部 尚 主 幹 教 諭 大 田 区 立 六 郷 中 学 校 部 員 喜 連 寛 武 主 幹 教 諭 西 東 京 市 明 保 中 学 校 部 員 実 松 美 智 代 主 幹 教 諭 品 川 区 立 荏 原 第 五 中 学 校 部 員 中 村 英 主 幹 教 諭 国 立 市 立 国 立 第 一 中 学 校 部 員 大 久 保 隆 一 主 幹 教 諭 足 立 区 立 蒲 原 中 学 校 部 員 鈴 木 明 主 幹 教 諭 墨 田 区 立 両 国 中 学 校 部 員 木 原 慎 介 主 任 教 諭 墨 田 区 立 竪 川 中 学 校 部 員 竹 内 俊 輔 主 任 教 諭 港 区 立 高 松 中 学 校 部 員 土 屋 太 志 主 任 教 諭 練 馬 区 立 上 石 神 井 中 学 校 部 員 務 台 一 芳 主 任 教 諭 江 戸 川 区 立 南 葛 西 中 学 校 部 員 吉 田 篤 男 教 諭 武 蔵 野 市 立 武 蔵 野 第 二 中 学 校 部 員 近 藤 美 咲 教 諭 八 丈 町 立 富 士 中 学 校 部 員 岡 本 和 隆 教 諭 足 立 区 立 上 沼 田 中 学 校 部 員 野 澤 恵 美 教 諭 都 立 青 山 特 別 支 援 学 校 部 員 佐 藤 淳 教 諭 三 宅 町 立 三 宅 中 学 校 部 員 横 田 道 政 教 諭 千 代 田 区 立 麹 町 中 学 校 部 員 賀 村 麻 衣 子 教 諭 港 区 立 青 山 中 学 校 部 員 前 之 園 雪 子 教 諭 荒 川 区 立 第 七 中 学 校 部 員 有 留 早 紀 教 諭 足 立 区 立 第 十 三 中 学 校 部 員 梅 川 恭 子 教 諭 練 馬 区 立 貫 井 中 学 校 部 員 赤 羽 淳 教 諭 大 田 区 立 雪 谷 中 学 校 部 員 北 原 祐 希 教 諭 府 中 市 立 浅 間 中 学 校 部 員 渡 辺 由 衣 教 諭 江 戸 川 区 立 南 葛 西 中 学 校 -24-