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発 表 者 の 修 士 論 文 タイトル 一 覧 文 字 弁 別 課 題 と 運 動 方 向 判 断 課 題 における 段 階 的 な 時 間 的 注 意 の 生 起 佐 藤 史 織 (B11401M) 大 学 生 を 対 象 とした 心 拍 変 動 バイオフィードバックによる 入 眠 改 善 の 試 み 伊 藤 さや 佳 (B21401M) 継 続 的 コラージュ 制 作 が 制 作 者 に 与 える 影 響 気 分 変 容 と 自 尊 感 情 の 観 点 から 牛 田 英 臣 (B21402M) 非 主 張 的 自 己 表 現 スタイルを 選 択 する 要 因 についての 検 討 場 面 特 性 と 性 格 特 性 から 梶 井 雅 世 (B21403M) 身 体 感 覚 への 気 づきが 脱 中 心 化 に 及 ぼす 影 響 :マインドフルネス を 媒 介 して 加 藤 夕 貴 (B21404M) 社 交 不 安 障 害 傾 向 を 抱 える 大 学 生 の 心 のありよう- 他 者 視 線 に 着 目 して- 金 谷 佐 恵 子 (B21405M) 自 己 開 示 に 着 目 した 親 親 しい 友 人 との 関 係 が 青 年 の 自 尊 心 に 与 える 影 響 発 達 的 視 点 からの 検 討 柴 田 茉 知 (B21406M) 社 交 不 安 における 体 験 の 回 避 の 役 割 行 動 抑 制 と 不 安 感 受 性 を 受 けて 谷 口 美 津 紀 (B21407M) 出 産 育 児 を 経 験 した 初 産 女 性 の 実 母 との 関 係 性 の 変 化 子 ども の 発 達 にともなう 継 時 的 インタビューによる 知 見 冨 田 紗 季 (B21408M) コミュニケーションにおけるパーソナルスペースがもつ 意 義 の 検 討 - 私 有 空 間 の 侵 略 による 不 安 喚 起 との 関 係 - 中 西 美 穂 (B21409M) 過 剰 適 応 的 な 学 生 の 対 象 関 係 の 検 討 - 母 子 画 を 用 いて- 平 沢 はるな (B21410M) 社 交 不 安 および 情 動 表 出 抑 制 傾 向 に 対 する 芸 術 療 法 導 入 の 試 み 平 光 真 由 (B21411M) 小 学 生 に 対 する 問 題 解 決 スキル 訓 練 の 関 係 性 攻 撃 低 減 効 果 簗 瀬 美 咲 (B21412M) ロールシャッハ テストによるメンタライゼーション 査 定 の 試 み 山 本 誠 司 (B21413M) 1

各 発 表 者 の 在 席 責 任 時 間 タイムテーブル 佐 藤 伊 藤 牛 田 梶 井 加 藤 金 谷 柴 田 谷 口 冨 田 中 西 平 沢 平 光 簗 瀬 山 本 7 月 14 日 ( 火 ) 10:30 12:30 14:30 16:30 18:30 20:30 7 月 15 日 ( 水 ) 10:30 12:30 14:30 16:30 18:30 20:30 7 月 16 日 ( 木 ) 10:30 12:30 14:30 16:30 網 掛 け 部 分 ( 灰 色 ) は, 各 発 表 者 の 在 席 責 任 時 間 です 発 表 は, 中 京 大 学 八 事 キャンパス 3 号 館 2 階 廊 下 で 行 われます 発 表 者 は 申 請 時 に 希 望 した 在 席 責 任 時 間 ( 合 計 6 時 間 ) の 間, 質 疑 に 応 じます もちろん, 在 席 責 任 時 間 以 外 の 時 間 にも 在 席 してもらっ て 構 いません 資 料 を 配 布 される 方 は 必 要 部 数 を 各 自 でご 用 意 ください また, 配 布 も 各 自 でお 願 いし ます 2

文 字 弁 別 課 題 と 運 動 方 向 判 断 課 題 における 段 階 的 な 時 間 的 注 意 の 生 起 佐 藤 史 織 (B11401M) 文 字 が 高 速 逐 次 呈 示 されたとき, 標 的 呈 示 タイミングが 遅 くなるほど 上 昇 する 標 的 弁 別 正 答 率 の 曲 線 を, 注 意 が 目 覚 めていく 様 子 になぞらえて, 注 意 の 目 覚 め (Attneitonal Awakening) と 呼 ばれている (Ariga & Yokosawa, 2008) この 現 象 が, 時 間 的 注 意 が 覚 醒 していく 段 階 を 表 しているのか,または, 高 速 に 呈 示 される 文 字 の 最 初 のオンセットに 注 意 捕 捉 することで 生 じた 現 象 ( 注 意 捕 捉 仮 説 ) であるか を 検 証 する 本 研 究 では, 先 行 研 究 の 文 字 弁 別 課 題 に 加 えて, 運 動 方 向 反 応 課 題 を 被 験 者 に 課 した 現 時 点 では, 文 字 弁 別 課 題 で 注 意 の 目 覚 めは 生 起 し, 運 動 方 向 判 断 課 題 では 生 起 していない この 結 果 は 注 意 捕 捉 仮 説 を 支 持 している 7 月 14 日 ( 火 ) 7 月 16 日 ( 木 ) 大 学 生 を 対 象 とした 心 拍 変 動 バイオフィードバックによる 入 眠 改 善 の 試 み 伊 藤 さや 佳 (B21401M) 睡 眠 は 心 身 の 回 復 をもたらすと 言 われている しかし 大 学 生 の 睡 眠 状 態 は 非 常 に 悪 いことが 示 唆 さ れ 充 実 した 大 学 生 活 の 妨 げとなっていると 考 えられる 睡 眠 の 質 を 高 めるためには 就 床 前 に 自 律 神 経 活 動 が 交 感 神 経 優 位 から 副 交 感 神 経 優 位 へ つまりリラックス 状 態 にあることが 大 切 である それに 対 し 有 効 な 方 法 の 一 つとして 心 拍 変 動 バイオフィードバック 法 (HRV-BF) がある HRV-BF は 呼 吸 法 による 心 拍 変 動 を 可 視 化 することで 自 己 の 身 体 的 機 能 をコントロールする 能 力 を 促 進 させる そこ で 本 研 究 では 睡 眠 教 育 を 行 った 上 で HRV-BF を 用 いることにより 大 学 生 の 睡 眠 がより 快 適 になる かを 検 討 することを 目 的 とする 7 月 14 日 ( 火 ) 3

継 続 的 コラージュ 制 作 が 制 作 者 に 与 える 影 響 気 分 変 容 と 自 尊 感 情 の 観 点 か ら 牛 田 英 臣 (B21402M) 本 研 究 では コラージュ 制 作 の 前 後 で 質 問 紙 を 実 施 し コラージュ 制 作 が 気 分 変 容 と 自 尊 感 情 に 与 える 影 響 について 検 討 する また コラージュ 制 作 を 約 1 ヶ 月 ごとに 3 回 行 う 継 続 的 コラージュ 制 作 を 実 施 し 制 作 回 数 が 気 分 変 容 と 自 尊 感 情 に 与 える 影 響 についても 検 討 する そして 特 に 気 分 変 容 と 自 尊 感 情 に 影 響 が 見 られたコラージュ 作 品 については コラージュ 制 作 後 のアンケート 3 回 目 のコラージュ 制 作 後 に 実 施 するインタビューなどをもとに 質 的 に 研 究 する 7 月 14 日 ( 火 ) 11:30 12:30 15:30 16:30 非 主 張 的 自 己 表 現 スタイルを 選 択 する 要 因 についての 検 討 場 面 特 性 と 性 格 特 性 から 梶 井 雅 世 (B21403M) 自 己 表 現 や 自 己 主 張 に 関 して アサーションという 概 念 を 用 いて 多 くの 研 究 がなされている 非 主 張 的 自 己 表 現 とは 自 分 は 大 切 にしないが 相 手 を 大 切 にする 表 現 ( 沢 崎, 2006) であり アサーション 概 念 において 適 切 でないものに 分 類 される しかし 日 本 の 文 化 では 個 より 場 が 優 先 され 他 者 との 調 和 を 重 んじ 個 を 主 張 しないことが 良 いとされる 傾 向 にある 従 って 日 本 人 は 対 話 者 やその 場 の 状 況 に 合 わせて 表 現 スタイルを 使 い 分 けていると 考 えられ 非 主 張 的 自 己 表 現 が 常 に 不 適 切 だとは 言 い 難 い よ って 本 研 究 では 性 格 特 性 だけでなく 仮 想 場 面 における 場 面 特 性 も 考 慮 に 入 れ 自 己 表 現 スタイルを 選 択 する 要 因 を 検 討 する 7 月 14 日 ( 火 ) 4

身 体 感 覚 への 気 づきが 脱 中 心 化 に 及 ぼす 影 響 :マインドフルネスを 媒 介 して 加 藤 夕 貴 (B21404M) 脱 中 心 化 は 思 考 や 感 情 を 心 の 中 で 生 じた 一 時 的 な 出 来 事 として 捉 えることと 定 義 されている マインド フルネス 認 知 療 法 ではマインドフルネスによって 脱 中 心 化 が 促 進 されるとされ 身 体 感 覚 への 気 づきは これらに 直 接 的 な 影 響 を 及 ぼすとされる また 身 体 感 覚 への 気 づきを 高 めるボディスキャン 瞑 想 は 方 法 に 困 難 さが 指 摘 され 例 えばストレッチや 動 作 課 題 のように 普 段 とは 異 なった 絶 え 間 なく 身 体 に 注 意 を 向 けられるような 新 たなステップの 導 入 が 提 案 されている 本 研 究 では 研 究 1 で 身 体 感 覚 への 気 づ き マインドフルネス そして 脱 中 心 化 との 関 係 を 検 討 し この 関 係 を 元 に 研 究 2 でボディスキャン 瞑 想 に 対 し 動 作 課 題 を 導 入 することの 効 果 を 検 証 した 7 月 14 日 ( 火 ) 社 交 不 安 障 害 傾 向 を 抱 える 大 学 生 の 心 のありよう- 他 者 視 線 に 着 目 して- 金 谷 佐 恵 子 (B21405M) 社 交 不 安 障 害 とは, 初 対 面 の 人 やあまり 知 らない 人 と 会 話, 人 前 での 発 言 や 人 前 で 文 字 を 書 いたり 食 事 をしたりすることなどに 強 い 不 安 や 緊 張 を 感 じることである 本 研 究 の 目 的 は, 不 安 を 喚 起 される 場 面 において, 社 交 不 安 障 害 傾 向 を 認 識 する 大 学 生 がどのような 不 安 を 抱 えているのか,どのような 身 体 症 状 を 呈 するのか, 不 安 が 喚 起 された 場 合 にどのように 不 安 に 対 処 しているのかといったことを 尋 ねると ともに, 不 安 を 喚 起 される 場 面 で 他 者 の 視 線 を 受 けることにより 不 安 の 程 度 がどのように 変 化 するのか といった 心 の 揺 れ 動 きを 明 らかにし, 社 交 不 安 障 害 傾 向 を 認 識 する 人 々それぞれの 特 徴 をつかむことで 心 理 的 サポートの 手 がかりを 得 ることである 7 月 14 日 ( 火 ) 5

自 己 開 示 に 着 目 した 親 親 しい 友 人 との 関 係 が 青 年 の 自 尊 心 に 与 える 影 響 発 達 的 視 点 からの 検 討 柴 田 茉 知 (B21406M) 青 年 期 において, 親 密 な 友 人 との 良 好 な 関 係 は 青 年 の 適 応 感 に 重 要 な 影 響 を 及 ぼす そのような 良 好 な 友 人 関 係 は, 内 的 な 自 己 開 示 によって 獲 得 される 更 に, 友 人 への 自 己 開 示 が 青 年 の 適 応 感 を 高 めるこ とも 明 らかにされている その 一 方 で, 親 との 親 密 な 関 係 が 青 年 の 適 応 感 を 高 めることも 示 されてい る すなわち, 青 年 にとっては, 親 と 友 人 が 適 応 感 を 高 める 重 要 な 存 在 なのである 本 研 究 では, 青 年 の 適 応 感 に 影 響 を 与 えると 考 えられる 自 己 開 示 に 注 目 する 親 密 な 友 人 母 親 を 対 象 とした 自 己 開 示 の 変 化 と, 自 尊 感 情 との 関 連 を 見 るために, 全 三 回 の 質 問 紙 を 実 施 し, 縦 断 的 に 青 年 の 自 己 開 示 の 変 化 を 検 討 する 7 月 14 日 ( 火 ) 社 交 不 安 における 体 験 の 回 避 の 役 割 行 動 抑 制 と 不 安 感 受 性 を 受 けて 谷 口 美 津 紀 (B21407M) 社 交 不 安 は 素 因 や 環 境 要 因 などさまざまな 要 因 との 関 連 が 示 されている 近 年 では Acceptance & Commitment Therapy (ACT) における 体 験 の 回 避 が 注 目 されている 体 験 の 回 避 は 思 考 感 情 な どの 好 ましくない 私 的 体 験 を 排 除 回 避 しようとすること である ACT では その 人 が 生 きる 上 で 何 に 価 値 を 見 出 すかが 重 要 であるとされている そのため 社 交 不 安 の 素 因 との 関 連 に 注 目 した 研 究 は 少 な い しかし 体 験 の 回 避 は 社 交 不 安 の 素 因 である 行 動 抑 制 や 不 安 感 受 性 の 影 響 を 受 けて 形 成 され ることが 指 摘 されており その 役 割 の 検 討 は 重 要 である 本 研 究 では 社 交 不 安 における 体 験 の 回 避 の 役 割 を 素 因 との 関 係 に 注 目 して 検 討 した 7 月 14 日 ( 火 ) 6

出 産 育 児 を 経 験 した 初 産 女 性 の 実 母 との 関 係 性 の 変 化 子 どもの 発 達 にと もなう 継 時 的 インタビューによる 知 見 冨 田 紗 季 (B21408M) 母 娘 関 係 は 娘 のライフイベントにともなって 変 化 することが 知 られており, 特 に 妊 娠 出 産 は 大 きな 影 響 力 を 持 っている (Fisher, 1981) とりわけ 初 産 の 女 性 はその 傾 向 が 顕 著 で, 子 育 てを 通 しての 実 母 と のネガティブな 思 い 出 がポジティブに 捉 えなおされることなどが 報 告 されている ( 小 林, 2010) 本 研 究 では, 初 産 の 女 性 に 対 して 数 ヵ 月 にわたって 継 続 的 に 行 ったインタビュー 等 のデータに 基 づき, 従 来 の 視 点 をベースに, 初 産 婦 が 感 じた 自 身 の 変 化 や 実 母 の 変 化, 子 どもの 発 達 などを 踏 まえた 母 - 娘 関 係 の 再 構 造 化 の 過 程 を 明 らかにする 事 を 目 指 す 7 月 14 日 ( 火 ) コミュニケーションにおけるパーソナルスペースがもつ 意 義 の 検 討 - 私 有 空 間 の 侵 略 による 不 安 喚 起 との 関 係 - 中 西 美 穂 (B21409M) パーソナルスペースと 関 連 が 指 摘 されている コミュニケーションスキル の 高 低 また 不 安 傾 向 との 関 連 を 検 討 し それぞれのパーソナルスペースの 取 り 方 を 調 査 する また コミュニケーションスキ ル 不 安 傾 向 によってグループ 分 けをし パーソナルスペースの 意 義 について 面 接 調 査 を 行 う これに より パーソナルスペースが 対 人 関 係 おもにコミュニケーションに 不 安 をもつ 人 物 においてどのよう な 役 割 をもっているのかについて 検 討 する 7 月 14 日 ( 火 ) 7

過 剰 適 応 的 な 学 生 の 対 象 関 係 の 検 討 - 母 子 画 を 用 いて- 平 沢 はるな (B21410M) 本 研 究 は 自 分 の 言 いたいことややりたいことを 抑 えてでも 相 手 を 優 先 した 結 果 無 理 をしてしまう 傾 向 をもつひとを 過 剰 適 応 傾 向 者 とし 1 過 剰 適 応 的 な 行 動 をとりがちな 学 生 がどのような 対 象 関 係 を 持 っているのか 2 過 剰 適 応 的 な 関 わりがどのようにして 作 られてきたのかの 2 点 について 検 討 するこ とを 目 的 とする また 過 剰 適 応 者 の 問 題 点 と 言 われてきた 自 己 価 値 の 随 伴 性 について 無 理 をして も 周 囲 からの 承 認 を 得 ることが 本 来 感 を 底 上 げしているという 肯 定 的 な 側 面 にも 焦 点 を 当 てる 大 学 生 に 対 して 個 別 に 質 問 紙 母 子 画 面 接 を 実 施 し 過 去 から 現 在 まで 周 囲 とどのような 関 わりを 持 って 来 た のかについて 調 査 する 7 月 14 日 ( 火 ) 〇 〇 7 月 16 日 ( 木 ) 〇 社 交 不 安 および 情 動 表 出 抑 制 傾 向 に 対 する 芸 術 療 法 導 入 の 試 み 平 光 真 由 (B21411M) 社 交 不 安 障 害 の 要 因 の 一 つに 情 動 制 御 不 全 がある 中 でも 情 動 表 出 抑 制 は 社 交 不 安 に 特 異 的 に 関 連 し 情 動 表 出 抑 制 に 焦 点 をあてた 介 入 は 社 交 不 安 の 改 善 に 有 効 である 可 能 性 が 示 唆 されている 一 方 芸 術 療 法 には 日 常 生 活 では 表 現 できない 抑 圧 された 感 情 を 安 全 に 表 現 でき 自 己 への 気 付 きを 促 すといった 効 果 がある これらのことから 芸 術 療 法 には 過 剰 な 情 動 表 出 抑 制 を 緩 和 させ 社 交 不 安 を 低 減 させると 考 えられる 本 研 究 では 自 らの 情 動 に 目 を 向 け 情 動 への 理 解 を 促 すことを 目 的 とした 芸 術 療 法 を 実 施 し 社 交 不 安 や 情 動 表 出 抑 制 にどのような 影 響 を 与 えるのか 検 討 する また 社 交 不 安 の 予 防 改 善 につ ながるようなワークの 作 成 を 目 的 とする 7 月 14 日 ( 火 ) 8

小 学 生 に 対 する 問 題 解 決 スキル 訓 練 の 関 係 性 攻 撃 低 減 効 果 簗 瀬 美 咲 (B21412M) 近 年 いじめ 問 題 が 注 目 を 集 め 関 連 する 概 念 として 関 係 性 攻 撃 に 対 する 介 入 の 重 要 性 が 指 摘 されてい る 関 係 性 攻 撃 とは 対 人 関 係 にダメージを 与 えたり 支 配 したりすることにより 害 を 与 える 行 動 と 定 義 される こうした 攻 撃 行 動 への 有 効 な 介 入 として 問 題 解 決 スキル 訓 練 が 注 目 されている 問 題 解 決 スキ ルとは 社 会 的 場 面 において 対 処 法 を 案 出 評 価 する 認 知 プロセスのことであり 小 学 生 における 訓 練 の 効 果 が 示 されている しかし 認 知 発 達 を 考 慮 する 必 要 があるなどの 問 題 点 も 指 摘 されており さらなる 研 究 の 蓄 積 が 求 められる そこで 本 研 究 では 小 学 生 に 対 して 問 題 解 決 スキル 訓 練 を 実 施 し 関 係 性 攻 撃 の 低 減 効 果 を 検 討 した 7 月 14 日 ( 火 ) ロールシャッハ テストによるメンタライゼーション 査 定 の 試 み 山 本 誠 司 (B21413M) メンタライゼーションとは 自 己 や 他 者 の 精 神 状 態 を 考 える 能 力 とされる 概 念 で 自 己 の 一 貫 し た 感 覚 他 者 との 関 係 を 形 成 維 持 する 能 力 感 情 体 験 を 調 整 する 能 力 などと 関 連 し 安 定 した 愛 着 関 係 の 中 で 発 達 すると 考 えられており 近 年 の 精 神 分 析 において 大 きな 影 響 を 与 えている メンタライゼ ーションの 査 定 について 現 在 いくつかの 方 法 が 考 案 されているが さらなる 査 定 法 の 開 発 が 期 待 され ロ テストがその 査 定 に 有 効 であるという 知 見 がある (Adam ら, 2012) 本 研 究 では 質 問 紙 によって 測 定 されたメンタライジング 能 力 が どのロ テスト 変 数 と 関 連 するのかを 検 討 し メンタライゼーシ ョン 査 定 におけるロ テストの 有 用 性 について 検 証 する 7 月 14 日 ( 火 ) 9