はどのような 管 理 を 行 っているか ~ が 保 有 する 権 限 機 能 調 査 結 果 報 告 ~ 2013 年 5 月 27 日 発 行
みずほ 総 合 研 究 所 コンサルティング 部 主 任 コンサルタント 谷 尾 久 幸 hisayuki.tanio@mizuho-ri.co.jp 上 席 主 任 コンサルタント 佐 野 暢 彦 nobuhiko.sano@mizuho-ri.co.jp 当 リポートは 情 報 提 供 のみを 目 的 として 作 成 されたものであり 商 品 の 勧 誘 を 目 的 としたもの ではありません 本 資 料 は 当 社 が 信 頼 できると 判 断 した 各 種 データに 基 づき 作 成 されておりま すが その 正 確 性 確 実 性 を 保 証 するものではありません また 本 資 料 に 記 載 された 内 容 は 予 告 なしに 変 更 されることもあります 2
1 本 調 査 の 背 景 と 目 的 1997 年 の 独 占 禁 止 法 改 正 による 純 粋 体 制 解 禁 移 行 体 制 を 採 用 する 企 業 グループ 数 は 増 加 している 2012 年 末 の 時 点 において 350 社 以 上 の 企 業 グループが 純 粋 体 制 に 移 行 している 状 況 にある 1 一 方 で 体 制 へ 移 行 することのデメリットも 指 摘 されている 一 般 的 に 持 株 会 社 体 制 の 移 行 により 間 接 業 務 の 増 加 や 情 報 共 有 が 難 しくなるなどの 弊 害 も 発 生 しやすく なる これらのデメリットを 顕 在 化 させないためには が を 適 切 に 管 理 するた めの 仕 組 みが 重 要 である 例 えば が に 対 し 大 きな 権 限 を 保 有 し 続 けている と 管 理 コストが 上 昇 すると 共 に のモラールの 低 下 等 が 発 生 する 可 能 性 がある 一 方 で が 権 限 を 保 有 せずに に 大 きな 権 限 を 委 譲 しすぎると につい ての 十 分 な 情 報 が 入 手 できず 適 切 な 管 理 が 難 しくなる 恐 れがある この 点 から が に 対 しどの 程 度 の 権 限 を 有 するのかといった 権 限 バランスがグループ 経 営 上 の 重 要 な 論 点 となる 本 稿 は 親 会 社 の 管 理 の 実 態 を 明 らかにすることを 目 的 としている 特 にグル ープ 経 営 機 能 が 重 要 となる が に 対 して 有 している 機 能 権 限 を 明 らかに していくことを 目 指 している 2 調 査 方 法 みずほ 総 合 研 究 所 では 独 自 のアンケート 調 査 を 実 施 することで 親 会 社 の 機 能 権 限 の 保 有 状 況 等 の 分 析 を 行 った 同 調 査 では 純 粋 約 327 社 に 対 し グループの 構 成 が 実 施 している 業 務 への 業 績 管 理 の 手 法 を 中 心 に 郵 送 アンケートを 行 い 59 社 から 回 答 を 得 た 対 象 純 粋 体 制 の 企 業 (327 社 ) 2 方 法 調 査 票 配 布 によるアンケート 調 査 ( 郵 送 配 布 郵 送 返 却 ) 実 施 時 期 2012 年 11 月 26 日 ( 月 )~2012 年 12 月 21 月 ( 金 ) 送 付 先 純 粋 の 経 営 企 画 担 当 者 宛 送 付 回 収 方 法 59 社 ( 回 答 率 18.0%) 主 な 質 問 項 目 - グループ 現 況 ( 従 業 員 数 移 行 年 度 経 緯 構 成 ) - による 間 接 業 務 受 託 の 実 施 状 況 - が 有 する 機 能 権 限 - の 機 能 権 限 の 今 後 の 方 向 性 - 純 粋 の 移 行 への 評 価 1 という 選 択 経 理 情 報 2013.1.10 20(No.1336), P10 2
回 答 企 業 の 属 性 は 次 のとおりである ア) の 従 業 員 数 ( 社 ) 10 人 未 満 10~49 人 50~99 人 100~299 300 人 以 上 無 回 答 計 9 22 12 10 4 2 59 イ) 体 制 への 移 行 年 度 ( 社 数 ) 9 8 7 6 6 6 4 4 3 2 2 1 1 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 無 回 答 ウ) 移 行 のきっかけ 体 制 へ 移 行 するきっかけとして グループ 内 組 織 を 再 編 することにより 持 株 会 社 体 制 へ 移 行 する 事 例 と 複 数 企 業 間 の 統 合 を 契 機 として 体 制 へ 移 行 する 事 例 が 考 えられる アンケートでは 7 割 以 上 がグループ 内 組 織 再 編 を 契 機 とした 移 行 と 回 答 した 体 制 移 行 のきっかけ (n=59) その 他 3 (5.1%) 複 数 企 業 間 の 経 営 統 合, 13 (22.0%) グループ 内 組 織 再 編 43 (72.9%) 2 会 社 四 季 報 2012 年 3 集 夏 号 会 社 四 季 報 未 上 場 会 社 版 2012 年 上 期 (いずれも 東 洋 経 済 新 報 社 刊 ) より ホールディングス 等 のワード 検 索 により 抽 出 3
エ) 関 連 会 社 の 構 成 事 業 について その 構 成 類 型 化 を 行 い その 割 合 を 調 査 した 具 体 的 には 製 造 や 流 通 等 の 事 業 機 能 毎 に が 構 成 する 機 能 軸 エリア 毎 に 子 会 社 が 構 成 する エリア 軸 相 互 に 関 連 性 の 薄 い 事 業 からなる 多 角 化 軸 の3つの 基 準 を 基 に 7 つの 類 型 化 を 実 施 し 回 答 企 業 がどの 構 成 に 該 当 するか 調 査 を 行 った 1 機 能 別 構 成 ( 例 ) 2 多 角 化 された 構 成 ( 例 ) 3エリア 別 構 成 ( 例 ) 製 造 流 通 販 売 (A 事 業 実 施 ) (B 事 業 実 施 ) (C 事 業 実 施 ) ( 東 北 ) ( 東 日 本 ) ( 海 外 ) バリューチェーンに 応 じた 構 成 相 互 に 関 連 性 の 薄 い 構 成 エリア 毎 の 構 成 4 機 能 別 かつエリア 別 構 成 ( 例 ) 5エリア 別 かつ 多 角 化 構 成 ( 例 ) 6 機 能 別 かつ 多 角 化 構 成 ( 例 ) 製 造 グループ 流 通 グループ A 事 業 B 事 業 A 事 業 B 事 業 製 造 販 売 流 通 小 売 7 機 能 別 エリア 別 多 角 化 された 構 成 ( 例 ) A 事 業 B 事 業 製 造 グループ 流 通 グループ 製 造 販 売 4
関 連 会 社 の 構 成 (アンケート 回 答 ) (n=59) 1 機 能 別 構 成 29 社 (49.2%) 2 多 角 化 された 構 成 13 社 (22.0%) 3 エリア 別 構 成 2 社 (3.4%) 4 機 能 別 かつエリア 別 構 成 7 社 (11.9%) 5 エリア 別 かつ 多 角 化 された 構 成 2 社 (3.4%) 6 機 能 別 かつ 多 角 化 された 構 成 2 社 (3.4%) 7 機 能 別 エリア 別 多 角 化 された 構 成 2 社 (3.4%) 8 その 他 2 社 ( 3.4%) 回 答 企 業 では 機 能 別 構 成 が 最 も 多 く 全 体 の 約 半 数 (29 社 )を 占 めた 続 い て 多 角 化 された 構 成 機 能 別 かつエリア 別 構 成 が 多 数 を 占 めた 3 調 査 結 果 アンケートの 結 果 は 下 記 の 通 りとなった (1) 事 業 からの に 対 する 間 接 業 務 受 託 について 結 果 1-1: から 間 接 業 務 を 受 託 している は 8 割 近 くに 達 する が の 間 接 業 を 業 務 していると 回 答 した 企 業 は 約 78%と 多 数 に 上 った これは の 間 接 業 務 を 集 約 させることによるグループ 全 体 のコスト 削 減 効 果 に 加 え 事 業 を 行 っていない 純 粋 自 体 の 収 益 確 保 の 点 から 実 施 しているものと 推 察 される 結 果 1-2: の 受 託 業 務 の 種 類 は 規 模 の 経 済 効 果 が 強 く 働 く 業 務 が 多 い 間 接 業 務 を 実 施 している に 対 し 具 体 的 な 受 託 業 務 について 質 問 したと ころ の 経 理 業 務 が 最 も 多 く 続 いて の 給 与 計 算 業 務 システムサポートと 続 いた 経 理 や 給 与 計 算 システムサポート 等 は 規 模 の 経 済 効 果 が 強 く 見 込 まれる 業 務 で あり 集 約 化 によってグループ 全 体 の 業 務 効 率 化 を 図 っていると 推 察 される 5
での 間 接 業 務 の 実 施 有 無 (n=59) の 受 託 業 務 ( 複 数 回 答 可 )(n=46) 実 施 していない, 13 (22.0%) の 経 理 業 務 の 給 与 計 算 業 務 のシステムサポート 購 買 調 達 39 社 34 社 30 社 8 社 実 施 している 46 (78.0%) 物 流 3 社 その 他 10 社 (2) が 有 する 事 業 への 権 限 について 結 果 2-1: が に 対 し 有 する 権 限 として リスク 管 理 や 資 金 予 算 管 理 広 報 が 7 割 を 超 えている アンケートの 結 果 が に 対 して 有 する 権 限 は 多 岐 に 渡 っていることが 明 らかになった 特 に 回 答 が 多 い 項 目 は 内 部 監 査 資 金 管 理 グループ 広 報 予 算 管 理 等 であり 多 くの がリスク 管 理 やグループファイナンスについて を 統 制 する 機 能 を 有 している の に 対 する 権 限 機 能 ( 複 数 回 答 可 )(n=59) 内 部 監 査 52 社 (88.1%) 資 金 管 理 51 社 (86.4%) グループ 広 報 46 社 (78.0%) 予 算 管 理 43 社 (72.9%) 法 務 34 社 (57.6%) 人 事 管 理 32 社 (54.2%) 広 報 5 社 (8.5%) その 他 6 社 (10.2%) 6
結 果 2-2: 資 金 管 理 方 法 としては 資 金 計 画 の 把 握 承 認 や 計 画 の 策 定 が 多 い が に 対 して 有 する 資 金 管 理 の 具 体 的 な 権 限 としては 各 の 資 金 計 画 の 把 握 CMS(Cash Management System) 等 によるグループ 全 体 の 資 金 計 画 策 定 が 挙 げられている 資 金 管 理 の 詳 細 内 容 ( 複 数 回 答 可 ) (n=51) 各 の 資 金 計 画 の 把 握 承 認 CMS 等 によるグループ 子 会 社 全 体 の 資 金 計 画 策 定 その 他 37 社 32 社 1 社 結 果 2-3:グループ 全 体 の 採 用 活 動 や 採 用 人 数 調 整 までを 行 っている は 多 くはない グループ 人 事 管 理 の 具 体 内 容 としては グループ 間 異 動 の 調 整 が 一 番 多 かった しかしながら 回 答 した の 全 数 で 見 ると グループ 間 異 動 の 調 整 を 行 っているの が 19 社 グループ 全 体 の 採 用 活 動 や 採 用 人 数 の 調 整 を 行 っている 企 業 が 18 社 であり 回 答 企 業 全 数 (59 社 )に 対 する 割 合 としてはそれほど 高 くないことが 伺 える が 子 会 社 の 採 用 活 動 や 採 用 人 数 調 整 といった 強 い 権 限 をもっている 企 業 は 少 ない 結 果 となった 人 事 管 理 機 能 の 詳 細 内 容 ( 複 数 回 答 可 ) (n=32) グループ 間 異 動 の 調 整 グループ の 採 用 活 動 グループ 全 体 の 採 用 人 数 調 整 その 他 27 社 19 社 18 社 1 社 (3) が 行 う への 業 績 評 価 について 結 果 3-1: の 約 8 割 が 業 績 評 価 を 実 施 している が の 業 績 評 価 を 行 っていると 回 答 した 企 業 数 は 47 社 (79.7%)であり 約 8 割 となった 多 くの 企 業 が 評 価 を 実 施 している 一 方 で 回 答 した 約 2 割 の 持 株 会 社 は 評 価 を 実 施 していない 結 果 となった 7
結 果 3-2: 業 績 評 価 は 目 標 達 成 率 等 の 定 量 項 目 が 中 心 で 定 性 評 価 を 実 施 している 持 株 会 社 は 少 ない が 業 績 評 価 を 実 施 している 企 業 のうち 予 算 目 標 達 成 率 を 評 価 指 標 とし ている 企 業 が 最 も 多 かった 一 方 で 定 性 的 な 評 価 項 目 を 設 定 している 企 業 は 約 2 割 程 度 と 低 い 割 合 となっている 業 績 評 価 手 法 ( 複 数 回 答 可 ) (n=47) 予 算 目 標 達 成 率 営 業 利 益 売 上 高 の 伸 び 率 その 他 定 量 評 価 定 性 的 評 価 41 社 33 社 24 社 10 社 9 社 (4) 体 制 の 将 来 性 について 結 果 4-1: の 保 有 権 限 については 企 業 の 試 行 錯 誤 が 続 いている が に 対 する 権 限 機 能 を 今 後 増 やすかには 分 からない との 回 答 が 過 半 を 占 めた 企 業 の 試 行 錯 誤 が 続 いていることが 伺 われる の 保 有 権 限 の 方 向 性 (n=59) 増 やす 方 向 18 (30.5%) 分 からない 32 (54.2%) 減 らす 方 向 9 (15.3%) 結 果 4-2: 体 制 自 体 については 多 くの 企 業 がメリットがあったと 回 答 している 体 制 へ 移 行 したことについて メリットが 大 きかったとの 回 答 が 55.9%と 過 半 数 を 超 えた 一 方 分 からないと 回 答 した 企 業 も 3 割 を 超 えた 体 制 へ 移 行 がメリットよりもデメリットの 方 が 大 きかったと 回 答 した 企 業 のう ち 具 体 的 な 内 容 としては 業 務 が 複 雑 化 した が 最 も 多 い 結 果 となった 8
純 粋 移 行 の 評 価 純 粋 移 行 の 具 体 的 なデメリット 分 からない デメリットの 方 が 大 きかった 19 (33.2%) 7 (11.9%) 意 思 決 定 に 時 間 がかかる 1 (14.3%) その 他 1 (14.3%) 業 務 が 複 雑 化 した 5 (71.4%) メリットは 大 きかった 33 (55.9%) 5 まとめ 本 調 査 において 多 くの が から 経 理 給 与 計 算 等 の 間 接 業 務 を 受 託 し また に 対 し 内 部 監 査 資 金 管 理 人 事 管 理 等 多 様 な 権 限 を 保 有 していることが 明 ら かになった またエリア 別 機 能 を 有 するグループについては 業 務 を 受 託 している 割 合 が 比 較 的 高 く 人 事 機 能 については に 権 限 を 委 譲 している 割 合 が 高 いことが 伺 われた 今 後 のグループの 保 有 権 限 の 方 向 性 については 明 確 な 方 向 性 をもった 企 業 は 少 なく 多 くの 企 業 が 試 行 錯 誤 を 重 ねているようである 弊 社 のコンサルティングにおいても 持 株 会 社 体 制 移 行 後 1-2 年 後 に 権 限 や 人 員 体 制 の 見 直 しを 行 っている 企 業 が 多 い が に 対 して 有 する 権 限 については これまでのグループ 企 業 間 の 沿 革 や 情 報 共 有 状 況 等 が 影 響 してくる 企 業 それぞれの 現 状 に 即 した 機 能 権 限 設 定 が 求 められる 以 上 9
< 補 論 > 構 成 と 受 託 業 務 保 有 権 限 等 との 関 係 性 権 限 機 能 等 の 調 査 結 果 に 対 し 回 答 企 業 の 関 連 会 社 の 構 成 とのクロス 集 計 を 試 みた なお 今 回 は 統 計 的 処 理 ではなく 実 数 での 分 析 に 留 めた (1) からの 業 務 受 託 と 構 成 の 関 係 について 構 成 によって の 保 有 権 限 等 に 特 性 が 生 じるのではないかという 仮 説 の もと 関 連 会 社 の 構 成 と 受 託 業 務 や 保 有 権 限 状 況 についてクロス 集 計 を 試 みた 集 計 の 結 果 エリア 別 構 成 をもつ が 他 のグループ 構 成 企 業 より 受 託 し ている 業 務 が 多 い 傾 向 が 現 れた またエリア 別 構 成 は 購 買 調 達 業 務 の 割 合 が 非 常 に 低 いという 結 果 となった アンケートの 自 由 記 載 として 設 けた 企 業 分 類 記 入 欄 を 見 ると エリア 別 構 成 の 会 社 を 含 む 回 答 企 業 は 小 売 流 通 企 業 が 多 く 小 売 流 通 業 を 中 心 したエリア 別 構 成 の 持 株 会 社 では 購 買 調 達 業 務 を が 保 有 していることが 伺 える 構 成 と 受 託 業 務 のクロス 集 計 結 果 総 数 経 理 業 務 給 与 計 算 システム 購 買 調 達 物 流 機 能 別 構 成 29 社 20 17 15 2 多 角 化 構 成 13 社 6 6 5 1 1 エリア 別 構 成 2 社 1 2 1 2 機 能 別 かつエリア 別 構 成 7 社 7 6 5 2 1 エリア 別 かつ 多 角 化 構 成 2 社 2 2 1 1 機 能 別 かつ 多 角 化 構 成 2 社 1 1 1 機 能 別 エリア 別 多 角 化 構 成 2 社 1 1 1 1 その 他 2 社 1 1 各 受 託 業 務 と 構 成 のクロス 集 計 結 果 回 答 経 理 給 与 シス 購 買 物 流 業 務 計 算 テム 調 達 機 能 別 構 成 40 社 29 社 25 社 22 社 3 社 2 社 を 含 むグループ 構 成 (72.5%) (62.5%) (55.0%) (7.5%) (5.0%) 多 角 化 構 成 19 社 10 社 10 社 8 社 3 社 1 社 を 含 むグループ 構 成 (52.6%) (52.6%) (42.1%) (15.8%) (5.3%) エリア 別 構 成 13 社 11 社 11 社 8 社 6 社 0 社 を 含 むグループ 構 成 (84.6%) (84.6%) (61.5%) (46.2%) 10
(2) に 対 する 保 有 権 限 と 構 成 の 関 係 について に 対 して が 有 する 保 有 権 限 についても 同 様 に 構 成 とのクロス 集 計 を 試 みた 調 査 では エリア 別 構 成 を 持 つ は 人 事 管 理 の 権 限 を 持 っている 割 合 が 低 いという 結 果 になった 小 売 流 通 業 を 中 心 したエリア 別 構 成 の では 各 が 人 事 の 権 限 を 有 していることが 推 察 される 構 成 と に 対 する 機 能 権 限 のクロス 集 計 結 果 総 数 内 部 資 金 グルー 予 算 法 務 人 事 そ の 監 査 管 理 プ 広 報 管 理 管 理 広 報 他 機 能 別 構 成 29 社 25 24 23 23 16 17 4 1 多 角 化 構 成 13 社 11 12 10 10 9 5 4 エリア 別 構 成 2 社 2 2 1 1 1 1 機 能 別 かつエリア 別 構 成 7 社 6 6 6 4 2 5 1 1 エリア 別 かつ 多 角 化 構 成 2 社 2 2 1 1 2 1 機 能 別 かつ 多 角 化 構 成 2 社 2 2 2 1 2 1 機 能 別 エリア 別 多 角 化 構 成 2 社 2 2 1 2 2 1 その 他 2 社 2 1 2 1 1 に 対 する 機 能 権 限 と 構 成 のクロス 集 計 結 果 内 部 監 査 資 金 管 理 機 能 別 構 成 を 40 35 34 含 むグループ 構 成 (87.5%) (85.0%) 多 角 化 構 成 を 19 17 18 含 むグループ 構 成 (89.5%) (94.7%) エリア 別 構 成 を 含 むグループ 構 成 13 12 (92.3%) 12 (92.3%) グルー プ 広 報 32 (80.0%) 14 (73.7%) 9 (69.2%) 予 算 管 理 30 (75.0%) 14 (73.7%) 8 (61.5%) 法 務 22 (55.0%) 15 (79.0%) 7 (53.9%) 人 事 管 理 24 (60.0%) 8 (42.1%) 4 (30.8%) その 他 広 報 5 2 (12.5%) (5.0%) 4 (21.5%) 1 1 (7.7%) (7.7%) 以 上 11