プログラム 14:30-14:33 開 会 挨 拶 受 動 喫 煙 のない 日 本 をめざす 委 員 会 委 員 長 ( 公 益 財 団 法 人 健 康 体 力 づくり 事 業 財 団 理 事 長 ) 下 光 輝 一 様 14:33-14:36 主 催 者 挨 拶 公 益 社 団 法 人 日 本 医



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公表表紙

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

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各論_1章〜7章.indd

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

●幼児教育振興法案

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

18 国立高等専門学校機構

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003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

長崎市民間建築物耐震化推進事業の概要

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

定款

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

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技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

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職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 年 4 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 44. 歳 6,4, 歳,44 4,7 7,6 4. 歳 7,

スライド 1

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5

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16 日本学生支援機構

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申

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する 婦 人 相 談 所 その 他 適 切 な 施 設 による 支 援 の 明 記 禁 止 命 令 等 をすることが できる 公 安 委 員 会 等 の 拡 大 等 の 措 置 が 講 じられたものである 第 2 改 正 法 の 概 要 1 電 子 メールを 送 信 する 行 為 の 規 制 ( 法

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別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

 

●電力自由化推進法案

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 H H H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H H H H5.4.1 H H5.4.1 ( 参 考

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社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

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平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

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東久留米市訓令乙第   号

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

スライド 1

①表紙

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

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資 料 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 における ホストシティ タウン 構 想 (イメージ) 1. 趣 旨 経 済 財 政 運 営 と 改 革 の 基 本 方 針 2014( 平 成 26 年 6 月 24 日 閣 議 決 定 )を 踏 まえ 2020 年 オリン

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( 注 )1 ラスパイレス 指 数 とは 全 地 方 公 共 団 体 の 一 般 行 政 職 の 給 料 月 額 を 一 の 基 準 で 比 較 するため の 職 員 数 ( 構 成 )を 用 いて 学 歴 や 経 験 年 数 の 差 による 影 響 を 補 正 し の 行 政 職 俸 給 表 (

別紙3

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

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診療行為コード

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

目 次 事 例 法 別 5 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 誕 生 が 昭 和 9 年 月 以 降 の 者 3 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置 対 象 者 法 別 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

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Transcription:

2015 年 世 界 禁 煙 デー 記 念 イベント テーマ: 受 動 喫 煙 防 止 条 例 制 定 に 向 けて 世 界 禁 煙 デー(5 月 31 日 )を 広 くアピールすること また 2020 年 の 東 京 オリンピック パラリンピックに 向 けて 受 動 喫 煙 防 止 条 例 制 定 をテーマに 専 門 家 を 招 いて 施 策 がど のように 進 んでいるのか 情 報 を 共 有 するシンポジウムを 通 して 受 動 喫 煙 のない 日 本 をめ ざすことを 目 的 に 開 催 いたします 日 時 平 成 27 年 5 月 31 日 ( 日 ) 14:30~17:00 ( 開 場 :13:30) 会 場 日 本 医 師 会 館 1 階 大 講 堂 113-8621 東 京 都 文 京 区 本 駒 込 2-28-16 共 催 公 益 社 団 法 人 日 本 医 師 会 たばこと 健 康 問 題 NGO 協 議 会 ( 公 益 財 団 法 人 がん 研 究 振 興 財 団 公 益 財 団 法 人 結 核 予 防 会 公 益 財 団 法 人 健 康 体 力 づくり 事 業 財 団 一 般 社 団 法 人 日 本 公 衆 衛 生 協 会 公 益 財 団 法 人 日 本 心 臓 財 団 公 益 財 団 法 人 日 本 対 がん 協 会 ) 一 般 社 団 法 人 日 本 禁 煙 学 会 受 動 喫 煙 のない 日 本 をめざす 委 員 会 後 援 厚 生 労 働 省 公 益 社 団 法 人 東 京 都 医 師 会 公 益 社 団 法 人 東 京 都 歯 科 医 師 会 公 益 社 団 法 人 東 京 都 薬 剤 師 会 公 益 社 団 法 人 東 京 都 看 護 協 会 健 康 日 本 21 推 進 全 国 連 絡 協 議 会 平 成 27 年 度 禁 煙 週 間 (5/31~6/6)のテーマ 2020 年 スモークフリーの 国 を 目 指 して ~ 東 京 オリンピック パラリンピックへ 向 けて~ ( 参 考 )WHO 世 界 禁 煙 デーのテーマ: Stop illicit trade of tobacco products

プログラム 14:30-14:33 開 会 挨 拶 受 動 喫 煙 のない 日 本 をめざす 委 員 会 委 員 長 ( 公 益 財 団 法 人 健 康 体 力 づくり 事 業 財 団 理 事 長 ) 下 光 輝 一 様 14:33-14:36 主 催 者 挨 拶 公 益 社 団 法 人 日 本 医 師 会 常 任 理 事 羽 鳥 裕 様 14:36-14:39 来 賓 挨 拶 厚 生 労 働 省 健 康 局 がん 対 策 健 康 増 進 課 長 正 林 督 章 様 14:40-15:40 講 演 座 長 : 公 益 財 団 法 人 結 核 予 防 会 理 事 長 工 藤 翔 二 様 14:40-14:55 講 演 東 京 オリンピック パラリンピックを 迎 えるにあたり 禁 煙 都 市 をどう 実 現 するか 国 立 がん 研 究 センターがん 対 策 情 報 センターたばこ 政 策 研 究 部 部 長 望 月 友 美 子 様 14:55-15:10 講 演 受 動 喫 煙 の 健 康 被 害 の 実 態 中 央 内 科 クリニック 院 長 村 松 弘 康 様 15:10-15:25 講 演 受 動 喫 煙 防 止 条 例 制 定 に 向 け 医 療 従 事 者 ができること 杏 林 大 学 医 学 部 総 合 医 療 学 教 室 教 授 野 村 英 樹 様 15:25-15:40 講 演 受 動 喫 煙 防 止 法 制 定 への 取 り 組 み( 法 律 化 への 取 り 組 み 状 況 の 報 告 ) 参 議 院 議 員 東 京 オリンピック パラリンピックにむけて 受 動 喫 煙 防 止 法 を 実 現 する 議 員 連 盟 幹 事 長 松 沢 成 文 様 15:40-15:55 休 憩 15:55-16:25 シンポジウム 座 長 : 健 康 体 力 づくり 事 業 財 団 常 務 理 事 増 田 和 茂 様 16:30-16:55 アトラクション シャンソン 歌 手 高 木 椋 太 様 16:55-17:00 閉 会 挨 拶 たばこと 健 康 問 題 NGO 協 議 会 会 長 ( 公 益 財 団 法 人 結 核 予 防 会 顧 問 ) 島 尾 忠 男 様 時 間 はあくまでも 目 安 です 前 後 することがございます

講 演 東 京 オリンピック パラリンピックを 迎 えるにあたり 禁 煙 都 市 を どう 実 現 するか 国 立 がん 研 究 センターがん 対 策 情 報 センターたばこ 政 策 研 究 部 部 長 望 月 友 美 子 様 世 界 保 健 機 関 (WHO) 生 活 習 慣 病 予 防 部 長 ベッチャー 氏 は 2015 年 3 月 に 来 日 した 際 日 本 はテクノロジーの 発 展 においては 既 に 22 世 紀 に 生 きているが たばこ 対 策 については 20 世 紀 のままだ と 指 摘 した その 顕 著 な 表 れが いわゆる 受 動 喫 煙 対 策 である WHO たばこ 規 制 枠 組 条 約 (FCTC)においては 受 動 喫 煙 という 言 葉 は 用 いず たばこの 煙 に 曝 される ことからの 保 護 であり 吸 う 人 も 吸 わない 人 も 他 人 のたばこの 煙 を 吸 わされないような 環 境 を 実 現 することが 求 められている そこには 雇 用 者 と 被 雇 用 者 大 人 と 子 供 事 業 者 と 顧 客 大 規 模 と 小 規 模 という 区 別 はなく 全 ての 人 々をリスクから 守 るユニバーサル プロテクションの 考 え 方 が 根 底 にある 特 に 自 らの 意 志 で 安 全 な 環 境 を 選 択 できない 従 業 員 や 移 動 できない 子 供 たちは より 積 極 的 に 保 護 の 対 象 とすべきである さらに 規 制 により 経 営 への 影 響 を 受 けやすい 中 小 企 業 への 影 響 を 考 慮 すれば 同 業 種 間 の 競 争 下 にお ける 不 公 平 のない 一 律 規 制 が 最 も 望 ましいことは 明 らかである わが 国 の 禁 煙 環 境 政 策 の 決 定 の 場 においては このような 真 の 当 事 者 の 声 が 届 かない 一 方 で 強 大 なたばこ 産 業 からの 政 策 干 渉 が 大 きく 民 意 の 反 映 機 会 も 極 めて 乏 しい 過 去 においては 厚 生 労 働 省 の 検 討 会 審 議 会 を 経 た 局 長 通 知 と 分 煙 を 固 定 化 する 法 改 正 神 奈 川 県 と 兵 庫 県 は 条 例 化 までこぎ 着 けたが 分 煙 条 例 その 後 の 大 阪 府 京 都 府 山 形 県 に おいては 検 討 されたが 知 事 レベルで 断 念 されている これらに 続 き 東 京 都 では 2020 年 の オリンピック パラリンピックの 開 催 を 機 に 知 事 のイニシアチブの 下 WHO と IOC の 協 定 に 基 づき 開 催 地 での 禁 煙 環 境 の 確 保 の 国 際 的 な 流 れに 沿 った 政 策 を 検 討 する 場 として 受 動 喫 煙 防 止 対 策 検 討 会 が 設 けられた しかし 計 6 回 の 会 合 のうち3 回 が 関 係 団 体 からの ヒアリングに 費 やされ 検 討 会 の 中 では 受 動 喫 煙 によるリスク 認 識 すら 共 有 できないまま 肝 腎 の 政 策 選 択 に 至 る 議 論 までは 到 達 できず 早 々と 知 事 が 条 例 化 を 見 送 ることを 表 明 し てしまった 検 討 会 では 今 後 の 工 程 表 と 都 市 ビジョンを 示 せという 強 い 意 見 により 2018 年 までに 再 検 討 するとのことであるが 検 討 会 で 示 された 論 点 は クリアしていくことで 先 に 進 む ことのできる 手 がかりとも 考 えられる 以 下 に このような 状 況 下 において 尚 禁 煙 都 市 を 実 現 するための 具 体 的 なアクションとして 述 べたい 1 一 般 の 方 々へ: 受 動 喫 煙 のリスクは 周 知 であるといっても 一 般 には 過 小 評 価 されてい る 受 動 喫 煙 + 残 留 たばこ 煙 の 危 険 性 を 可 視 化 して 喫 煙 空 間 を 利 用 あるいは 喫 煙 空 間 で 仕 事 をする 人 たち 仕 事 をさせる 人 たちへの 啓 発 を 強 化 する その 結 果 として 分 煙 でなく 禁 煙 を 選 択 させる 2 経 営 層 へ: 完 全 禁 煙 による 経 営 上 のメリットを 可 視 化 する 健 康 増 進 法 前 夜 の 先 行 事 例 としてスターバックス 健 康 増 進 法 後 の 事 例 としてグローバルダイニングや 星 野 リゾー 1

ト リコーなどの 経 営 戦 略 を 中 小 企 業 にも 浸 透 させる 民 間 が 先 に 動 くことで 行 政 が 後 からついてくる 3 行 政 へ: 分 煙 の 固 定 化 では 喫 煙 率 目 標 が 達 成 できないことを 理 解 し 血 税 を 分 煙 措 置 に 投 入 せず 健 康 増 進 及 び 禁 煙 治 療 に 充 当 する 内 部 での 予 算 闘 争 になるが 健 康 政 策 としての 優 先 順 位 を 高 める 政 策 決 定 の 場 にたばこ 産 業 を 加 えない 4メディア NGO へ: 政 策 形 成 過 程 におけるたばこ 産 業 による 干 渉 を 監 視 及 び 証 明 し 継 続 的 なキャンペーンを 張 ることで 生 命 を 守 る 側 の 政 策 を 住 民 と 議 会 が 選 択 できるような 世 論 形 成 を 行 う また 不 作 為 のコストも 可 視 化 することで 行 政 と 議 会 に 対 する 圧 力 となる 以 上 のアクションを 既 存 のアクターに 加 え 新 たなアクターとともに 起 こしていくこと も 必 要 で 2018 年 を 待 たずに 市 民 のブループリントとして 2016 年 をターゲットに 大 きくコ トを 起 こすことも 必 要 ではないか 10 万 人 集 会 などの 目 標 も 各 セクターの 動 員 目 標 を 立 てれば 1300 万 人 の 大 都 市 東 京 の 都 民 と 訪 問 者 の 健 康 を 守 るためには 決 して 大 きな 数 字 ではないはずだ ( 略 歴 ) 東 京 大 学 薬 学 部 卒 業 慶 應 義 塾 大 学 医 学 部 卒 業 同 医 学 研 究 科 博 士 課 程 修 了 ( 医 学 博 士 ) その 後 国 立 がんセンター 国 立 公 衆 衛 生 院 などを 経 て 世 界 保 健 機 関 (WHO)たばこ 規 制 部 長 および 同 事 務 局 長 代 理 特 別 顧 問 (パートナーシップと 国 連 改 革 担 当 )に 就 任 2007 年 10 月 より 現 職 一 貫 して 国 内 外 のタバココントロールに 取 り 組 み WHO たばこ 規 制 部 長 として 第 1 回 たばこ 規 制 枠 組 条 約 締 約 国 会 議 (COP1)を 成 功 させた 神 奈 川 県 たばこ 対 策 推 進 検 討 会 委 員 東 京 都 医 師 会 タバコ 対 策 委 員 会 副 委 員 長 日 本 学 術 会 議 脱 タバコ 社 会 の 実 現 分 科 会 特 任 連 携 会 員 2

講 演 受 動 喫 煙 の 健 康 被 害 の 実 態 中 央 内 科 クリニック 院 長 村 松 弘 康 様 1. 日 本 における 受 動 喫 煙 の 実 態 調 査 平 成 26 年 12 月 に 国 民 健 康 栄 養 調 査 ( 平 成 25 年 ) の 結 果 が 発 表 された 厚 生 労 働 省 が 平 成 25 年 11 月 に 約 5600 人 を 対 象 に 受 動 喫 煙 の 実 態 調 査 を 実 施 したところ 受 動 喫 煙 を 受 けたと 回 答 した 人 は 飲 食 店 で 46.8% 遊 技 場 で 35.8% 職 場 と 路 上 で 33.1%にも 達 し ていた さらに 公 共 交 通 機 関 では 12% 家 庭 や 行 政 機 関 でも 10% 近 くの 人 が 受 動 喫 煙 を 受 け たと 回 答 しており 日 本 では 現 在 もいたるところで 受 動 喫 煙 の 被 害 が 生 じていることが 浮 き 彫 りとなった 2. 受 動 喫 煙 による 健 康 被 害 副 流 煙 には 主 流 煙 の 100 倍 以 上 多 く 含 まれる 発 がん 物 質 も 存 在 するため 喫 煙 は 周 囲 のタバコを 吸 わない 人 たちの 発 がんリスクまで 上 昇 させてしまう 多 くの 人 が 煙 は 空 気 中 で 薄 まるから 大 丈 夫 だと 勘 違 いしているが 副 流 煙 は 100 倍 以 上 に 薄 まって やっと 吸 っている 人 の 煙 ( 主 流 煙 )と 同 じなのである また 最 近 では 衣 服 やソファなどに 付 着 した 煙 の 成 分 (サードハンドスモーク:3 次 喫 煙 )でも 人 間 の 細 胞 の DNA が 傷 つくことが 確 認 され タバコの 害 は もはや 吸 う 人 だけの 問 題 ではないことが 明 らかにされている さらに 受 動 喫 煙 により 認 知 症 や 小 児 喘 息 子 供 の 食 物 アレルギー 等 が 発 症 することも 明 らかとなってきている 3. 世 界 での 受 動 喫 煙 防 止 対 策 ( 屋 内 完 全 禁 煙 ) 世 界 保 健 機 関 (WHO)は 世 界 では 年 間 に 約 600 万 人 が 喫 煙 により 死 亡 し 年 間 60 万 人 が 受 動 喫 煙 で 死 亡 していると 報 告 している また 分 煙 や 換 気 装 置 では 受 動 喫 煙 の 危 険 度 は 下 がらないと 警 告 しており 世 界 の 受 動 喫 煙 防 止 対 策 は 屋 内 完 全 禁 煙 が 常 識 となってい る 現 在 ほとんどの 国 が 受 動 喫 煙 防 止 法 を 制 定 しており 韓 国 でも 2012 年 12 月 から 施 行 さ れ 2015 年 1 月 1 日 から 飲 酒 可 能 な 店 舗 もすべて 屋 内 禁 煙 となった モンゴルは 2013 年 3 月 から ロシアでは 2014 年 6 月 から 施 行 され 北 京 も 2015 年 6 月 から 屋 内 完 全 禁 煙 とな る 中 国 は 世 界 で 最 も 多 くの 喫 煙 者 を 有 する 国 であり 3 億 3000 万 人 もの 喫 煙 者 がいる そ の 数 は 日 本 の 総 人 口 の 2.5 倍 にも 達 するが その 中 国 が 首 都 の 北 京 で 屋 内 完 全 禁 煙 を 法 制 化 したのである 東 京 で 法 制 化 できない 理 由 は 何 もない 4. 労 働 安 全 衛 生 法 の 一 部 改 正 ( 職 場 における 受 動 喫 煙 防 止 の 努 力 義 務 化 ) 平 成 26 年 6 月 25 日 に 労 働 安 全 衛 生 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 26 年 法 律 第 82 号 ) 3

が 公 布 された この 中 で 受 動 喫 煙 防 止 に 関 して 第 68 条 の 2 が 新 設 され 事 業 者 に 対 して 受 動 喫 煙 を 防 止 するため 当 該 事 業 者 及 び 事 業 場 の 実 状 に 応 じ 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 努 めるものとする と 努 力 義 務 が 課 せられ 平 成 27 年 6 月 から 施 行 される さらに 国 に 対 しても 受 動 喫 煙 防 止 設 備 の 設 置 促 進 に 援 助 するよう 努 力 義 務 を 課 している 今 回 の 改 正 では 受 動 喫 煙 防 止 対 策 は 努 力 義 務 であるため 対 策 を 講 じていないこと 自 体 に 罰 則 はないが 現 場 の 職 員 から 受 動 喫 煙 対 策 に 対 して 改 善 要 望 が 出 されたにもかかわ らず 放 置 された 場 合 には 努 力 義 務 違 反 となる 会 社 側 は 屋 内 に 喫 煙 室 を 作 り 分 煙 にすれば 良 いと 考 えてしまうが 分 煙 にしても 受 動 喫 煙 がなくなるわけではない 喫 煙 室 のドアが 開 くたびに 廊 下 に 煙 が 漏 れて 喘 息 患 者 が 発 作 を 起 こすこともよくあるが 今 後 は 職 場 で 受 動 喫 煙 被 害 を 受 けた 場 合 には 文 書 で 会 社 側 に 改 善 請 求 を 提 出 した 上 で 改 善 されなかった 場 合 には 労 働 基 準 監 督 署 へ 報 告 して 頂 きたい ( 略 歴 ) 平 成 元 年 に 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 を 卒 業 国 立 国 際 医 療 研 究 センター 呼 吸 器 科 同 愛 記 念 病 院 アレルギー 呼 吸 器 科 などを 経 て 気 管 支 喘 息 や COPD 等 の 診 療 研 究 に 従 事 し 医 学 博 士 号 を 取 得 平 成 16 年 ~ 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 講 師 平 成 20 年 ~ 武 蔵 野 大 学 客 員 教 授 平 成 23 年 ~ 中 央 内 科 クリニック 院 長 日 本 禁 煙 学 会 理 事 日 本 国 際 医 学 協 会 評 議 員 日 本 生 活 習 慣 病 予 防 協 会 参 事 日 本 内 科 学 会 専 門 医 日 本 呼 吸 器 学 会 指 導 医 日 本 アレルギー 学 会 指 導 医 4

講 演 受 動 喫 煙 防 止 条 例 制 定 に 向 け 医 療 従 事 者 ができること 杏 林 大 学 医 学 部 総 合 医 療 学 教 室 教 授 野 村 英 樹 様 2020 年 のオリンピック パラリンピック 大 会 を 控 えた 東 京 における 受 動 喫 煙 防 止 条 例 制 定 の 議 論 は 現 段 階 では 東 京 都 受 動 喫 煙 防 止 対 策 検 討 会 で 行 われています 同 検 討 会 の 中 で タバコ 産 業 やタバコ 販 売 業 界 は 条 例 の 制 定 に 反 対 の 立 場 を 主 張 していますが 飲 食 業 界 や 宿 泊 業 界 からも 店 舗 や 宿 泊 施 設 での 喫 煙 が 禁 止 されることにより 利 用 客 が 減 り 売 上 げが 減 少 するとの 意 見 が 出 されています 例 えば 飲 食 業 界 では 神 奈 川 県 において 受 動 喫 煙 防 止 条 例 が 施 行 された 2010 年 4 月 以 降 飲 食 業 界 の 売 上 げ 減 少 という 経 済 的 影 響 があったとする 民 間 のリサーチ 会 社 の 試 算 を 根 拠 としています しかし 実 はこの 調 査 は ヒアリングという 客 観 性 に 乏 しい 調 査 方 法 に 基 づいており 比 較 対 照 もありません 一 方 厚 生 労 働 省 の 保 健 行 政 に 関 するデータベース から 条 例 施 行 の 前 後 8 年 間 の 各 都 道 府 県 の 飲 食 店 数 のデータを 抽 出 してグラフ 化 してみ ますと 食 堂 やレストラン 喫 茶 店 はもちろん バーなどのお 酒 の 提 供 を 主 とする 店 舗 に ついても 条 例 の 影 響 は 認 められませんでした 宿 泊 業 界 における 客 室 数 の 推 移 でも 同 じような 結 果 となっています もちろん 店 舗 数 に 影 響 がないからと 言 って 売 上 げに 影 響 がなかったと 直 接 証 明 できるわけではありませんが 仮 に 影 響 があったとしても 少 なく とも 企 業 努 力 で 吸 収 できる 範 囲 に 留 まったと 言 えると 思 います 産 業 医 科 大 学 の 大 和 浩 先 生 が 2014 年 に 出 された 論 文 では 某 ファミリーレストランチェ ーンが 全 国 に 展 開 する 店 舗 のうち (A) 全 客 席 を 禁 煙 化 した 52 店 舗 (B) 喫 煙 席 を 壁 と ドアで 隔 離 する 分 煙 化 を 行 った 17 店 舗 および,(C) 未 改 装 の 82 店 舗 の 営 業 収 入 の 推 移 を 集 計 すると (A)の 店 では 改 装 前 後 で 統 計 上 有 意 に 増 加 しましたが (B)や(C)の 店 では 有 意 な 改 善 を 認 めなかったそうです 分 煙 化 にはかなり 大 きな 費 用 がかかりますが 実 際 に 集 客 に 効 果 があったのは 全 く 費 用 をかけなかった 全 席 禁 煙 の 方 だったということ になります 人 は 誰 でも 多 かれ 少 なかれ リスクに 対 する 恐 れを 抱 きます リスクがあることを 示 唆 する 情 報 があれば たとえそれが 根 拠 の 乏 しい 情 報 であっても 恐 れから 一 歩 を 踏 み 出 しにくくなります しっかりした 根 拠 もないのに 禁 煙 にすると 売 り 上 げが 減 ると 思 い 込 んでしまい その 考 えが 周 りにも 感 染 して 集 団 内 の 多 数 意 見 (ソーシャル ノーム)に なってしまいます その 誤 ったソーシャル ノームを 変 えて 行 くこと(ソーシャル ノー ム アプローチ)は 受 動 喫 煙 防 止 条 例 の 制 定 に 大 きな 力 となるはずです 本 日 の 講 演 では 飲 食 店 や 宿 泊 施 設 の 禁 煙 化 がビジネスにとっても 良 いことだ という ソーシャル ノームを 形 成 するために 私 たち 医 療 従 事 者 を 含 めた 市 民 が 何 をすれば 良 い のか 短 い 時 間 ですが 会 場 の 皆 さんとご 一 緒 に 考 えてみたいと 思 います 5

( 略 歴 ) 1988 年 金 沢 大 学 医 学 部 卒 1994 年 同 大 学 院 ( 内 科 専 攻 ) 修 了 医 学 博 士 1995 年 ~98 年 ハーバード 大 学 ブリガム アンド ウィミンズ 病 院 腎 臓 部 門 研 究 員 1999 年 金 沢 大 学 医 学 部 附 属 病 院 総 合 診 療 部 助 手 同 年 講 師 2001 年 助 教 授 2012 年 より 現 職 著 書 に ほんとうはやさしい 臨 床 統 計 外 臓 疾 患 の 診 かた みつけ 方 など 主 たるフィール ドはプロフェッショナリズム 医 学 教 育 EBM など 6

講 演 受 動 喫 煙 防 止 法 制 定 への 取 り 組 み( 法 律 化 への 取 り 組 み 状 況 の 報 告 ) 参 議 院 議 員 東 京 オリンピック パラリンピックにむけて 受 動 喫 煙 防 止 法 を 実 現 する 議 員 連 盟 幹 事 長 松 沢 成 文 様 私 は 2009 年 神 奈 川 県 知 事 として 全 国 に 先 駆 けて 受 動 喫 煙 防 止 条 例 を 制 定 した 我 が 国 も 加 盟 する FCTC の 方 針 に 則 ったものであり 多 くの 自 治 体 がこの 動 きに 続 くことを 期 待 したが 2012 年 に 兵 庫 県 で 同 様 の 条 例 が 成 立 したものの その 他 の 自 治 体 では 条 例 制 定 の 動 きは 反 対 派 の 活 動 によって 潰 されてしまっている 我 が 国 の 受 動 喫 煙 防 止 に 向 けた 取 組 は 停 滞 したかに 見 えたが 2013 年 大 きな 転 機 が 訪 れた 2020 年 東 京 オリンピック パラ リンピック 大 会 開 催 の 決 定 である IOC は 1988 年 にオリンピックからタバコを 排 除 する 方 針 を 採 択 し 2010 年 には WHO との 間 でもスモークフリーオリンピックを 約 束 している そ のため 2004 年 のアテネ 大 会 以 降 は 開 催 都 市 は 夏 期 も 冬 期 も 必 ず 大 会 までに 受 動 喫 煙 防 止 法 ( 条 例 )を 整 備 しているのである 当 然 東 京 も 条 例 を 整 備 することが 求 められる が 強 烈 な 反 対 活 動 が 行 われることは 明 白 だったので 私 は 早 速 昨 年 9 月 にジュネー ブを 訪 れ IOC WHO FCTC そして 医 療 系 NGO の 幹 部 と 意 見 交 換 を 行 い 都 が 条 例 を 制 定 す ることが 必 要 なことを 確 認 し 舛 添 知 事 を 激 励 する 手 紙 まで 預 かって 帰 国 後 知 事 に 手 渡 した しかし 昨 年 12 月 都 議 会 自 民 党 の 強 力 な 反 対 を 受 けた 舛 添 知 事 は 早 々と 条 例 制 定 が 困 難 であると 表 明 し 知 事 が 設 置 した 東 京 都 受 動 喫 煙 防 止 対 策 検 討 会 も 多 く の 委 員 は 条 例 制 定 を 求 めているにもかかわらず 知 事 の 意 向 を 受 けた 座 長 が 条 例 制 定 は 困 難 との 方 向 で 報 告 書 をまとめようとしている もはや 国 が 法 律 を 制 定 するしかない 現 在 私 が 幹 事 長 を 務 める 超 党 派 動 喫 煙 防 止 法 実 現 議 連 では 受 動 喫 煙 防 止 推 進 法 案 を 国 会 提 出 に 向 けて 準 備 中 である この 法 案 の 成 否 は 世 論 にかかっている すでに JT を 中 心 とする 反 対 派 は 巧 妙 な 広 報 活 動 を 展 開 中 だ こうした 反 対 活 動 に 打 ち 勝 つためにも 受 動 喫 煙 防 止 法 の 実 現 を 望 む 全 ての 者 が 一 致 団 結 して 法 案 成 立 に 向 けた 世 論 を 喚 起 していくこ とが 求 められているのだ ( 略 歴 ) 1958 年 神 奈 川 県 川 崎 市 生 まれ 慶 應 義 塾 大 学 法 学 部 卒 松 下 政 経 塾 3 期 生 1987 年 に 神 奈 川 県 議 会 議 員 に 立 候 補 し 当 選 以 後 県 会 議 員 2 期 衆 議 院 議 員 3 期 神 奈 川 県 知 事 2 期 を 務 める 現 在 参 議 院 議 員 次 世 代 の 党 幹 事 長 受 動 喫 煙 防 止 にライフワークとして 取 り 組 んでおり 2009 年 には 知 事 として 全 国 初 の 受 動 喫 煙 防 止 条 例 を 制 定 JT 財 務 省 たばこ 利 権 (ワニブックス)などタバコに 関 する 著 書 多 数 7

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シンポジウム 9