栃 木 県 有 機 農 業 推 進 公 開 ほ 場 事 例 集 No.4 平 成 27 年 4 月 栃 木 県 農 政 部
はじめに 有 機 農 業 は 農 業 の 自 然 循 環 機 能 を 増 進 し 農 業 生 産 活 動 による 環 境 への 負 荷 を 大 幅 に 低 減 するほか 安 全 かつ 良 質 な 農 産 物 に 対 する 消 費 者 のニーズに 対 応 できる 農 業 生 産 の 方 法 の 一 つです 国 においては 平 成 18 年 12 月 に 有 機 農 業 推 進 法 を 制 定 し 有 機 農 業 の 確 立 と 発 展 を 図 ることとしました また 本 県 では 有 機 農 業 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 推 進 するため 平 成 21 年 3 月 に 栃 木 県 有 機 農 業 推 進 計 画 を 策 定 し 平 成 27 年 3 月 に2 期 目 の 計 画 へと 改 訂 し ました 本 計 画 では 有 機 農 業 に 取 り 組 みやすい 環 境 づくり 有 機 農 業 に 関 する 技 術 の 開 発 と 普 及 有 機 農 業 に 対 する 消 費 者 の 理 解 の 促 進 有 機 農 産 物 等 の 流 通 販 売 の 促 進 の4つの 基 本 目 標 を 掲 げ 有 機 農 業 を 推 進 しています その 具 体 的 な 施 策 の 一 つとして 生 産 者 への 有 機 農 業 技 術 の 紹 介 や 消 費 者 へ の 有 機 農 業 の 理 解 促 進 のため 県 内 の 各 地 域 毎 に 公 開 ほ 場 を 設 置 しています ( 平 成 21,22 年 度 8ヶ 所 平 成 23~25 年 度 7ヶ 所 ) 公 開 ほ 場 は 県 内 の 有 機 農 業 の 農 家 のほ 場 に 設 置 し ほ 場 毎 に 年 2 回 開 催 す る 見 学 会 を 中 心 に その 技 術 を 紹 介 しています 本 冊 子 は 平 成 25 年 度 に 公 開 ほ 場 を 設 置 した 有 機 栽 培 農 家 の 技 術 を 紹 介 する ものであり 今 後 有 機 農 業 を 始 める 生 産 者 の 方 あるいは すでに 有 機 農 業 を 行 っている 生 産 者 の 方 の 参 考 となり 県 内 の 有 機 農 業 栽 培 技 術 の 向 上 が 図 られ 県 内 の 有 機 農 業 がよりいっそう 推 進 されることを 祈 念 します 栽 培 歴 中 の 記 号 等 について 表 の 中 の 作 型 模 式 図 の 記 号 は 次 のとおりとします 播 種 定 植 収 穫 時 期
目 次 水 稲 ( 上 三 川 町 ) -------------------------- 1 水 稲 及 び 麦 大 豆 等 ( 鹿 沼 市 ) --------------------- 3 ほうれんそう ( 益 子 町 ) ----------------------- 5 キャベツ ( 小 山 市 ) ------------------------- 7 露 地 野 菜 ( 那 珂 川 町 ) ------------------------ 9 水 稲 ( 大 田 原 市 ) -------------------------- 11 露 地 野 菜 ( 佐 野 市 ) -------------------------- 13 有 機 農 業 に 関 する 情 報 ------------------------- 15
水 稲 上 三 川 町 有 機 栽 培 でも 低 コスト 省 力 化 が 実 現 できることを 実 証 する 稲 葉 光 國 氏 栽 培 暦 印 : 播 種 印 : 定 植 印 : 収 穫 時 期 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 主 な 作 業 ( 水 稲 ) 栽 培 品 目 詳 細 硫 酸 苦 土 肥 料 散 布 グ ア ノ ヨ ウ リ ン 深 耕 水 管 理 代 か き 水 稲 (コシヒカリ) 追 肥 中 干 し 発 酵 肥 料 散 布 耕 起 有 機 農 業 の 栽 培 技 術 土 づくり 施 肥 前 作 が 終 了 した 収 穫 後 の 秋 (10 月 )と 翌 年 の 春 (4 月 )に 次 のとおり 施 肥 した ( 秋 ) 発 酵 肥 料 100kg/10a ( 米 ぬか おから もみ 殻 ) ( 春 ) グアノ 20kg/10a ヨウリン 20kg/10a 硫 酸 苦 土 肥 料 ( 原 料 : 海 水 のにがり) 40kg/10a 移 植 直 後 は 米 ぬか くず 大 豆 ペレットを 20kg/10a 土 壌 表 面 に 施 用 した 6 月 下 旬 に 追 肥 として 発 酵 肥 料 を 20kg/10a 施 用 した 雑 草 防 除 移 植 一 か 月 前 の 代 かきで 雑 草 の 種 子 を 表 層 に 移 動 させて 発 芽 を 促 し 土 中 に 埋 没 する 種 子 量 を 削 減 した 発 芽 した 雑 草 は 2 回 目 の 代 か きによって 浮 かせて 除 去 した 移 植 直 後 に 米 ぬか くず 大 豆 ペレットを 散 布 し 7 cmの 水 位 を 30 日 間 保 つことにより 雑 草 の 発 芽 を 抑 制 した さらに 田 の 表 面 がアミミドロ 等 の 藻 類 やウ キクサで 覆 われることにより 遮 光 され 雑 草 の 生 育 が 抑 制 された 病 害 虫 防 除 病 害 の 防 除 のため 温 湯 種 子 消 毒 低 温 浸 種 低 温 催 芽 を 行 った 上 記 の 土 づくりを 行 い 健 全 苗 (ポット 苗 ) を 選 び 疎 植 ( 一 株 当 たりの 植 付 本 数 が1~ 2 本 ) した 湛 水 深 を 維 持 する 等 生 き 物 の 豊 かな 栽 培 環 境 をつくり 害 虫 の 天 敵 等 の 生 育 を 促 した 雑 草 の 発 生 が 抑 制 された 水 田 - 1 -
収 量 や 病 害 虫 発 生 状 況 等 水 管 理 を 徹 底 し アミミドロやウキクサの 発 生 も 順 調 であったことから 収 量 に 影 響 がない 程 度 に 雑 草 の 発 生 および 生 育 を 抑 えることがで きた 収 穫 直 後 に 発 酵 肥 料 を 散 布 してから 耕 起 する などの 土 づくりを 行 うことにより 慣 行 栽 培 と 遜 色 ない 収 量 が 得 られた 稲 刈 り 体 験 今 後 の 課 題 場 所 や 土 壌 その 年 の 気 候 によって 雑 草 防 除 や 病 害 虫 防 除 の 効 果 が 異 なるため 状 況 に 応 じた 対 策 が 必 要 となる 大 豆 麦 との 輪 作 体 系 をとることにより 年 間 を 通 じて 多 様 な 生 き 物 が 生 息 し 豊 かな 生 態 系 が 形 成 されることになり 雑 草 及 び 病 害 虫 の 発 生 の 抑 制 効 果 が 期 待 できる 流 通 稲 葉 氏 は 日 本 の 稲 作 を 守 る 会 の 会 員 農 家 と なっており 会 へ 全 量 出 荷 している 出 荷 され た 有 機 米 は 会 から 会 員 の 消 費 者 へ 販 売 されて いる なお 水 稲 小 麦 大 麦 大 豆 は JA S 有 機 認 証 を 取 得 している また 取 扱 店 のよつ 葉 生 協 との 共 催 により 田 植 え 生 き 物 調 査 稲 刈 り 等 の 体 験 型 イベン トを 年 間 を 通 して 開 催 し 消 費 者 との 交 流 やP Rを 積 極 的 に 実 施 している 脱 穀 体 験 経 営 経 営 面 積 ( 有 機 栽 培 )1303a 内 訳 水 稲 430a 小 麦 120a 大 麦 20a 大 豆 420a その 他 313a 労 働 力 家 族 1 人 雇 用 2 人 普 及 性 移 植 1 カ 月 前 の 湛 水 と 2 回 の 代 かき 水 深 の 維 持 による 抑 草 技 術 は 他 の 地 域 で 実 践 され 成 功 しており 普 及 性 は 高 いと 考 えられる 米 ぬか くず 大 豆 ペレットの 施 用 や 水 管 理 の 維 持 等 で 生 き 物 の 豊 かな 栽 培 環 境 をつくること は 他 の 地 域 でも 普 及 しやすい 技 術 と 考 えられ る ( 河 内 農 業 振 興 事 務 所 ) - 2 -
水 稲 及 び 麦 大 豆 等 鹿 沼 市 自 家 製 堆 肥 を 用 いた 土 づくりによる 健 康 な 農 作 物 づくり 廣 田 健 二 氏 栽 培 暦 印 : 播 種 印 : 定 植 印 : 収 穫 時 期 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 主 ( 水 稲 ) な 作 ( 六 条 大 麦 ) 業 (ハトムギ) ( 大 豆 ) (ビーツ) 栽 培 品 目 詳 細 水 稲 (コシヒカリ) 六 条 大 麦 (シュンライ) 大 豆 ( 在 来 青 大 豆 丹 波 献 上 黒 大 豆 在 来 の 茶 豆 ) 小 豆 ( 丹 波 大 納 言 ) ビーツ(デトロイトダークレッド) とうもろこし(イエロー:ポップコーン 用 ) 各 種 ハーブ 類 ( 春 から 秋 にかけて 栽 培 ) 有 機 農 業 の 栽 培 技 術 土 づくり 施 肥 自 家 製 堆 肥 は コーヒーかす おから ビー ルかす おがくず 米 ぬか もみ 殻 などを 平 均 3か 月 かけて 堆 肥 化 したものを 使 用 した 堆 肥 の 作 成 には 施 肥 設 計 ソフト( 実 践! 有 機 栽 培 の 施 肥 設 計 設 計 ソフト 付 き 小 祝 政 明 著 農 山 漁 村 文 化 協 会 を 参 照 のこと)を 使 用 し 必 要 な 養 分 量 になるよう 混 合 比 を 計 算 し た 土 壌 診 断 を 行 い 施 肥 量 を 決 定 した また 以 前 は 有 機 JAS 適 合 の 苦 土 生 石 灰 を 施 用 した が 最 近 は 土 壌 の ph が 適 正 であるため 施 用 していない 水 稲 :11~12 月 に 堆 肥 を 250kg/10a 施 用 した 六 条 大 麦 : 作 付 2 週 間 前 に 堆 肥 100kg/10a を 施 用 した その 他 畑 作 物 ( 大 豆 小 豆 とうもろこし ビーツ ハーブ): 作 付 2 週 間 前 ~1か 月 前 に 苦 土 生 石 灰 20kg/10a 施 用 した 堆 肥 の 施 用 量 が 少 なかったため 収 量 が 少 なかったと 考 えられた 病 害 虫 防 除 水 稲 以 外 の 作 物 は 3 年 ごとに 作 付 けするよ う 輪 作 し コンパニオンプランツ( 混 植 すると それぞれの 植 物 の 病 害 虫 の 発 生 を 抑 制 したり 互 いの 生 育 が 良 くなる 等 の 利 点 を 生 み 出 す 組 合 せの 植 物 )を 意 識 して 混 植 した 雑 草 防 除 水 稲 では 畝 にアップルミントを 植 えて 雑 草 を 抑 制 するとともに 6 月 上 旬 の 田 植 後 6 月 - 3 -
中 旬 から7 月 上 旬 まで3 回 チェーン 除 草 を 行 った 11~12 月 に 堆 肥 を 施 用 して 耕 うん 湛 水 (12 月 下 旬 ~4 月 上 旬 )した 畑 作 物 では ハーブを 他 の 作 物 と 混 植 するこ とで 雑 草 の 生 育 を 抑 制 した 水 稲 畑 作 物 ともに 畦 畔 や 畑 の 畝 間 の 雑 草 が 伸 びた 場 合 に 刈 り 払 い 機 を 使 用 した 収 量 や 病 害 虫 発 生 状 況 等 水 稲 の 収 量 は 過 剰 に 疎 植 であったこと チ ェーン 除 草 で 稲 が 倒 れたことなどが 原 因 で 例 年 (300kg/10a 程 度 )から4 割 程 度 減 少 した 畑 作 物 は 例 年 どおりの 収 量 が 得 られた 水 稲 では 雑 草 の 発 生 が 顕 著 であった これ までの 経 験 から チェーン 除 草 は 田 植 後 1 週 間 以 内 に 実 施 しなかったため 除 草 効 果 が 低 下 し たと 考 えられた 今 後 の 課 題 栽 培 技 術 の 一 つ 一 つの 方 向 性 は 間 違 っていな いと 考 えており それぞれの 技 術 のポイントを 実 践 することが 今 後 の 課 題 である 経 営 経 営 面 積 有 機 栽 培 140 a 労 働 力 1 人 生 産 物 販 売 自 家 製 乾 物 販 売 主 体 普 及 性 土 壌 診 断 に 基 づいた 勘 や 経 験 に 頼 らない 土 づ くりは 他 の 模 範 となるものである 有 機 JAS 適 合 の 苦 土 生 石 灰 を 元 肥 に 使 用 す ることは 土 壌 の ph を 作 物 栽 培 の 適 正 値 に 近 づける 上 で 重 要 な 技 術 と 考 えられる コンパニオンプランツを 意 識 した 混 植 は 有 効 な 病 害 虫 防 除 技 術 と 考 えられる ハーブの 混 植 による 除 草 は 病 害 虫 防 除 も 兼 ねているが ほ 場 の 中 に 入 りにくく 作 業 性 が 低 下 するので 改 善 の 余 地 がある 水 稲 のチェーン 除 草 は 田 植 時 期 をずらす 等 の 段 取 りを 検 討 し 田 植 後 1 週 間 以 内 に 実 施 す ることにより 除 草 効 果 が 期 待 できる 乾 物 販 売 主 体 の 有 機 農 業 は 経 営 の 効 率 化 の 点 で 今 後 のモデルケースの 一 つとなり 得 る 流 通 販 売 先 の 割 合 は 個 人 が7 割 業 者 が3 割 個 人 の 内 訳 はホームページ 上 の 注 文 が2~3 割 電 話 やメールでの 注 文 が7~8 割 である 注 文 は 米 やハーブティーなどの 乾 物 が 主 で 廃 棄 ロスが 少 なく 散 発 的 な 注 文 にも 対 応 でき るのが 利 点 である 少 量 多 品 目 生 産 の 有 機 栽 培 農 家 にとって イ ンターネットは 重 要 な 販 売 手 段 になる ホーム ページ 作 成 やメール SNS(フェイスブック ツイッター 等 )を 使 って 情 報 発 信 することで 新 たな 顧 客 を 開 拓 している また 近 隣 の 洋 菓 子 店 レストラン 等 にも 農 産 物 を 販 売 している 水 稲 栽 培 の 様 子 ( 上 都 賀 農 業 振 興 事 務 所 ) - 4 -
ほうれんそう 益 子 町 有 機 物 に 富 んだ 土 と 冬 の 寒 さが 育 てる 高 糖 度 ほうれんそう 藤 田 芳 氏 ( 藤 田 至 善 農 園 ) 栽 培 暦 印 : 播 種 印 : 定 植 印 : 収 穫 時 期 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ほうれんそう 主 な 播 種 10 月 13 日 収 穫 開 始 作 12 月 15 日 業 収 穫 終 了 3 月 末 栽 培 品 目 詳 細 ほうれんそう 有 機 農 業 の 栽 培 技 術 土 づくり 施 肥 家 畜 ふん 原 料 の 堆 肥 は 使 用 せず 雑 草 や 前 作 (この 時 はカブや 葉 物 野 菜 )の 残 さと 春 ま きのヘアリーベッチ( 播 種 量 3~4kg/10a) を6 月 末 頃 に 刈 り 倒 し 夏 の 間 に 腐 熟 させて 土 づくりを 行 う 限 られた 畑 を 輪 作 するため 冬 作 にネギを 入 れることがある 雑 草 防 除 雑 草 は 自 然 のままに 生 やし マルチ 代 わりと しているため 機 械 除 草 等 は 行 わない ほうれんそうと 雑 草 との 競 合 を 避 けるため 耕 起 後 すみやかに 播 種 を 行 う 収 量 や 病 害 虫 発 生 状 況 等 6 月 下 旬 のヘアリーベッチの 繁 茂 状 況 手 前 が 同 年 春 播 奥 が 前 年 秋 播 病 害 虫 防 除 冬 期 の 露 地 栽 培 のため 病 害 虫 の 発 生 はほと んどない 無 化 学 肥 料 栽 培 のため ほうれんそうの 生 育 は 慣 行 と 比 べてゆっくりである 収 量 は 慣 行 栽 培 の8 割 程 度 と 認 識 してい るが 高 単 価 で 販 売 することで 収 益 を 確 保 している 病 害 虫 の 顕 著 な 発 生 は これまでには 確 認 されていない 雑 草 は 自 然 に 発 生 したままであり その 中 にほうれんそうが 育 つ 状 態 であるが 雑 草 で 覆 われていることで 土 壌 表 面 は 凍 結 せ ず 降 雨 時 の 泥 の 跳 ね 返 りも 少 なく きれ いな 状 態 で 収 穫 できるため 作 業 性 は 良 い - 5 -
ほうれんそうの 糖 度 の 測 定 値 (2014.1 測 定 Brix%) 葉 身 葉 柄 藤 田 至 善 農 園 産 11.4 9.7 益 子 町 慣 行 栽 培 5.6 6.2 農 法 である 病 害 虫 防 除 については 作 物 の 栽 培 適 期 に 栽 培 し 健 康 な 作 物 を 育 てることで 発 生 しに くい 環 境 を 整 えている 長 年 の 試 行 錯 誤 の 末 栽 培 する 品 目 を 絞 り こみ 現 在 の 技 術 を 確 立 している 有 機 農 業 を 目 指 す 農 業 者 にはじっくりと 取 り 組 んでいただきたい 技 術 である ( 芳 賀 農 業 振 興 事 務 所 ) 収 穫 時 期 の 雑 草 発 生 状 況 雑 草 とヘアリーベッチが 混 在 している 今 後 の 改 善 点 特 になし 流 通 販 売 は 県 内 小 売 店 と 個 人 である 厳 寒 期 に 被 覆 資 材 無 しで 栽 培 しているため 出 荷 時 には 葉 先 が 黄 化 することがあり 少 々 見 栄 えは 悪 いが ほうれんそう 特 有 のえぐみ がなく 糖 度 の 高 いほうれんそうとして 百 貨 店 でお 歳 暮 商 材 として 取 引 がある 経 営 面 積 : 水 稲 200a 野 菜 類 280a 労 力 : 家 族 3 人 普 及 性 藤 田 至 善 農 園 は 有 機 栽 培 29 年 目 土 づくり を 何 よりも 重 視 している 作 物 の 残 さ 雑 草 等 は 全 てすき 込 み 土 づくりに 活 かす 循 環 型 - 6 -
キャベツ 小 山 市 自 家 製 堆 肥 を 用 いた 土 づくりにより 病 気 の 発 生 を 防 ぎ 健 康 な 農 産 物 を 育 てる 信 末 清 氏 栽 培 暦 印 : 播 種 印 : 定 植 印 : 収 穫 時 期 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 主 (キャベツ) な 作 播 定 中 防 業 種 植 耕 除 栽 培 品 目 詳 細 キャベツ( 品 種 : 初 恋 ) 有 機 農 業 の 栽 培 技 術 土 づくり 施 肥 豚 糞 :40% 鶏 糞 :30% 牛 糞 :30%を 混 合 したものを 12 ~ 15 回 切 り 返 しを 行 いながら 2 年 程 度 発 酵 させた 自 家 製 完 熟 堆 肥 を3t/10a 施 用 した その 他 の 施 肥 は 行 わなかった 自 家 製 完 熟 堆 肥 雑 草 防 除 カルチによる 中 耕 培 土 を1~2 回 行 った 併 せて 随 時 刈 り 払 い 機 や 立 鎌 手 刈 りにより 除 草 を 行 った 収 量 や 病 害 虫 発 生 状 況 等 平 成 25 年 の 定 植 は 小 雨 により 遅 れ 気 味 に なった 定 植 後 台 風 等 の 多 雨 により 生 育 が 停 滞 し 例 年 通 りの 生 育 にならなかった( 全 国 的 にも 不 作 であった) 病 害 虫 発 生 状 況 については 結 球 直 前 にBT 剤 を 散 布 したことで 防 除 効 果 が 認 められ 定 植 した 株 の 7 割 を 収 穫 することができた 次 年 度 以 降 は 天 気 予 報 等 の 情 報 を 考 慮 した 栽 培 計 画 により 品 質 向 上 を 目 指 したい 病 害 虫 防 除 病 害 虫 の 発 生 を 抑 制 するため 上 記 の 土 づく りを 行 った 作 付 時 期 は 病 害 虫 発 生 の 少 ない 時 期 の8 月 中 旬 ~9 月 上 旬 を 選 択 して 行 った また コナガ ハスモンヨトウ 等 の 害 虫 に 対 し てBT 剤 を 散 布 した 定 植 後 の 様 子 - 7 -
今 後 の 課 題 除 草 作 業 については カルチによる 除 草 後 残 った 雑 草 を 手 刈 り 除 草 したが 労 力 がかかる ため 今 後 の 対 策 が 必 要 である 現 在 カルチの 爪 幅 やアタッチメントの 素 材 等 の 試 行 を 検 討 している 収 量 は 慣 行 栽 培 より 劣 るものの 例 年 より 多 収 量 となった キャベツは 全 国 的 に 不 作 であっ たため 単 価 も 高 く 粗 収 益 は 増 加 しかし 物 流 コストの 占 有 率 が 大 きく 所 得 は 低 くなった ( 参 考 ) 経 費 等 の 聞 き 取 り 調 査 収 量 (kg/10a) 単 価 ( 円 /kg) 粗 収 益 ( 円 /10a) 経 営 費 ( 円 /10a) 所 得 ( 円 /10a) 有 機 栽 培 3,500 120 420,000 294,000 126,000 参 考 : 秋 冬 どりキャベツ( 慣 行 ) 4,000 75 300,000 155,220 144,780 流 通 収 穫 2 週 間 前 の 様 子 普 及 性 担 当 農 家 は 自 家 製 の 完 熟 堆 肥 施 用 による 土 づ くりを 行 っている 病 害 を 及 ぼす 微 生 物 や 虫 に 対 抗 できる 有 益 微 生 物 を 増 殖 させ 作 物 が 健 康 的 に 生 育 できる 土 壌 病 害 が 発 生 しにくい 環 境 づ くりに 取 り 組 んでいるため 参 考 になる 点 が 多 い 除 草 作 業 について 労 力 が 軽 減 されれば 普 及 性 がより 高 まると 考 えられる 宅 配 サービス 通 信 販 売 を 行 う 有 機 農 産 物 取 り 扱 い 業 者 及 び 契 約 取 引 を 行 う 生 協 へ 販 売 して いる ( 下 都 賀 農 業 振 興 事 務 所 ) 経 営 経 営 面 積 有 機 栽 培 キャベツ 200a はくさい 400a とうもろこし 300a レタス 100a トマト 35a 水 稲 40a 労 働 力 家 族 労 働 力 6 人 雇 用 労 働 力 1 人 土 日 アルバイト1 人 臨 時 雇 用 (はくさいの 頭 部 結 束 作 業 ) - 8 -
露 地 野 菜 那 珂 川 町 野 菜 の 多 品 目 栽 培 杉 村 翼 氏 栽 培 暦 印 : 播 種 印 : 定 植 印 : 収 穫 時 期 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 主 ( 果 菜 類 根 菜 類 ) な 作 ( 葉 菜 類 ) 業 栽 培 品 目 詳 細 果 菜 類 :トマト なす ピーマン 等 根 菜 類 :ゴボウ さつまいも 里 芋 等 葉 菜 類 :キャベツ レタス ブロッコリー 等 有 機 農 業 の 栽 培 技 術 土 づくり 施 肥 土 づくりとして 収 穫 残 渣 のすき 混 みや 鶏 糞 散 布 を 実 施 している 施 肥 は 鶏 糞 を 用 いており 前 作 の 状 況 や 生 育 状 況 により 量 を 変 えている 作 物 により 異 な るが 窒 素 成 分 で 0 ~ 30kg/10a 程 度 である 病 害 虫 防 除 害 虫 に 対 しては 防 虫 ネット 不 織 布 等 の 物 理 的 防 除 や 混 作 をすることにより 大 きな 被 害 を 防 いでいる 病 気 は 土 づくりに 励 んでいる ためか 大 きな 問 題 にはなっていない 雑 草 防 除 かぼちゃ 等 にはリビングマルチ( 被 覆 植 物 ) にんじん 等 には 太 陽 熱 消 毒 果 菜 類 にはマルチ の 実 施 により 雑 草 抑 制 を 図 り 抑 えきれないと ころは 手 取 りを 行 っている 防 虫 ネットの 設 置 状 況 太 陽 熱 消 毒 状 況 : 写 真 右 側 - 9 -
収 量 や 病 害 虫 発 生 状 況 等 病 害 虫 の 発 生 により 収 量 が 半 減 することもあ るが 代 替 の 品 目 を 出 荷 することで 販 売 を 継 続 している また 中 山 間 地 での 栽 培 のため 鳥 獣 害 の 被 害 も 収 量 を 減 少 させる 一 因 となっている 平 成 25 年 度 は とうもろこしに 電 気 柵 を 導 入 し 被 害 を 軽 減 している 今 後 の 課 題 病 害 虫 雑 草 及 び 鳥 獣 害 の 発 生 や 冬 期 に 栽 培 できる 品 目 が 少 ないこと 等 の 課 題 がある 冬 期 の 安 定 生 産 のため ハウスの 増 設 を 検 討 してい る また 慣 行 栽 培 と 比 べて 労 働 時 間 がかかり 省 力 化 への 取 組 みも 必 要 である 普 及 性 新 規 参 入 で 有 機 栽 培 を 始 める 場 合 は 野 菜 少 量 多 品 目 栽 培 に 取 り 組 む 事 例 が 多 いが 課 題 は 山 積 している 労 働 力 1 人 の 露 地 野 菜 少 量 多 品 目 栽 培 では 栽 培 面 積 が 約 1haで 販 売 金 額 約 300~400 万 円 が 現 状 である 担 当 農 家 は 苦 労 はしているものの 創 意 工 夫 により 経 営 を 成 立 させている 有 機 農 業 が 普 及 することは 自 然 環 境 の 保 全 や 中 山 間 地 の 遊 休 農 地 の 利 活 用 にも 繋 がる そ のためにも 意 欲 ある 有 機 農 業 者 の 営 農 を 支 援 し ていく 必 要 がある 流 通 野 菜 セットの 宅 配 と 量 販 店 への 卸 が 販 売 の 主 力 である 野 菜 セットの 宅 配 は 徐 々に 増 加 して いる( 月 80セット) 単 価 が 高 い 野 菜 セット の 販 売 拡 大 に 向 け ホームページを 作 成 し イ ベント 等 に 参 加 している 量 販 店 への 販 売 は 単 価 向 上 を 図 るため 端 境 期 の 販 売 を 目 指 して いる 公 開 ほ 場 見 学 会 の 様 子 ( 塩 谷 南 那 須 農 業 振 興 事 務 所 ) 経 営 経 営 面 積 90a 労 働 力 1 人 就 農 して3 年 目 で 野 菜 少 量 多 品 目 有 機 栽 培 は 軌 道 に 乗 りつつある 課 題 は 少 量 多 品 目 栽 培 であり ほ 場 が 分 散 していることから 作 業 効 率 が 悪 く 過 剰 労 働 と なっていることである 所 得 率 は 約 7 割 である - 10 -
水 稲 大 田 原 市 自 家 製 堆 肥 を 使 用 した 渡 り 鳥 を 呼 ぶ 冬 期 湛 水 水 稲 栽 培 水 口 博 氏 栽 培 暦 印 : 播 種 印 : 定 植 印 : 収 穫 時 期 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 主 ( 水 稲 ) な 作 業 栽 培 品 目 詳 細 水 稲 (コシヒカリ) 有 機 農 業 の 栽 培 技 術 土 づくり 施 肥 植 物 性 自 家 製 たい 肥 ( 米 ぬか 大 豆 粕 もみ 殻 麦 粕 )を1 t/10a バイオ 珪 素 ( 発 酵 剤 ) を 75kg/10a 貝 化 石 (ミネラル)を 200kg/10a 基 肥 として 施 肥 した 病 害 虫 防 除 種 子 を 温 湯 種 子 消 毒 するのみである 疎 植 栽 培 により 風 通 しを 良 くし 病 害 虫 の 発 生 を 抑 制 している 消 費 者 交 流 会 の 開 会 式 風 景 雑 草 防 除 除 草 については 田 植 え 直 後 から4 回 の 機 械 除 草 及 び 手 作 業 による 作 業 を 実 施 した 収 量 や 病 害 虫 発 生 状 況 等 雑 草 の 発 生 が 多 く 機 械 除 草 の 他 に 手 作 業 で 除 草 作 業 を 行 ったが 労 力 面 から 完 全 な 除 草 は できなかった このため 収 量 は 例 年 (480kg/10a 程 度 )と 比 較 して 1 ~ 2 割 の 減 少 となった 看 板 は 手 作 りです - 11 -
イトミミズ 等 が 増 えることで 土 壌 表 面 に ト ロトロ 層 が 形 成 され 抑 草 効 果 が 得 られる 等 の 報 告 があるが 今 回 の 雑 草 の 発 生 状 況 を 考 慮 すると その 効 果 は 限 定 的 と 考 えられる この ため 除 草 対 策 としては 機 械 による 除 草 等 の 他 の 除 草 方 法 との 組 み 合 わせが 必 要 と 考 えられ る 有 機 栽 培 にんじん 堀 りを 楽 しむ ( 那 須 農 業 振 興 事 務 所 ) 今 後 の 課 題 収 量 を 安 定 的 に 確 保 するためには 田 植 え 直 後 の 抑 草 対 策 が 欠 かせない この 機 械 除 草 を 成 功 させ 手 作 業 で 抜 き 取 る 作 業 をできる 限 り 減 らすことが 今 後 の 課 題 である 流 通 農 産 物 は 系 統 出 荷 はしないで 自 主 販 売 をし ている 味 噌 などの 農 産 加 工 にも 着 手 した 経 営 経 営 面 積 水 稲 700a 大 豆 100a にんじん 70a 労 働 力 家 族 2 名 雇 用 2 名 ( 常 時 ) 普 及 性 冬 期 湛 水 については 他 県 でも 実 証 されてお り 渡 り 鳥 の 休 み 場 になる 等 生 物 多 様 性 の 面 でも 有 効 であり 冬 期 の 用 水 が 確 保 できるほ 場 であれば 普 及 性 は 高 い - 12 -
露 地 野 菜 佐 野 市 大 麦 リビングマルチ 利 用 による 夏 野 菜 栽 培 稲 田 健 氏 栽 培 暦 印 : 播 種 印 : 定 植 印 : 収 穫 時 期 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 (なす ピーマン) 主 な 作 (きゅうり) 業 作 型 1 (ホ ット 育 苗 ) 作 型 2 (ホ ット 育 苗 ) 作 型 3 ( 直 まき) 病 害 により 枯 死 栽 培 品 目 詳 細 なす ( 真 黒 なす* 白 なす* ローザビアンカ) きゅうり(イボ 美 人 の 選 抜 *) ピーマン( 埼 玉 ピーマン) その 他 夏 野 菜 各 種 など *: 自 家 採 種 有 機 農 業 の 栽 培 技 術 土 づくり 施 肥 自 家 製 ぼかし 肥 料 は 米 ぬか6+ 国 産 大 豆 お から3+もみがらくん 炭 1の 割 合 で 混 合 して 発 酵 させて 作 成 基 肥 と 追 肥 に 用 いた 基 肥 : 定 植 半 月 前 に 作 物 により 量 を 加 減 し て 施 用 した 多 肥 を 好 む 野 菜 (なす) の 場 合 は 700kg/10a 程 度 施 用 した 追 肥 : 夏 野 菜 の 場 合 1 株 あたり1にぎりを 生 育 期 間 中 に 月 2 回 の 割 合 で 施 用 し た その 他 鶏 糞 を 市 内 の 有 機 農 家 より 入 手 し 生 育 に 応 じて 併 用 した なす 定 植 場 所 には 前 年 秋 に 深 く 溝 を 切 り 稲 わらと 米 ぬか 投 入 し 埋 め 戻 して 一 冬 おく 有 機 物 の 局 所 施 肥 を 行 った 病 害 虫 防 除 なす ピーマン 等 の 育 苗 中 に 発 生 したアブラ ムシに 対 しては 牛 乳 を3~4 回 散 布 した なす 科 ウリ 科 作 物 は 同 じ 場 所 に 続 けて 栽 培 しない 輪 作 体 系 で 栽 培 した なす 科 の 野 菜 にマ メ 科 の 作 物 ( 落 花 生 等 )を 混 植 する コ ンパニオンプランツ を 試 作 した なすのコンパニオンプランツ 落 花 生 雑 草 防 除 夏 野 菜 の 雑 草 を 抑 制 するため 畝 間 に 二 条 大 麦 (クズ 麦 )を 播 種 する リビングマルチ を 行 った 例 年 よりやや 多 め(60g/m2)に 5 月 18 日 に 播 種 した リビングマルチと 併 せて 株 間 は 手 取 りで 周 囲 や 畝 間 は 草 刈 り 機 で 除 草 した - 13 -
流 通 野 菜 セットとして 消 費 者 へ 直 接 販 売 ( 宅 配 ) する 他 レストラン 等 への 契 約 出 荷 自 然 食 品 店 などへの 販 売 を 行 っている 加 工 品 (うどん にんじんジュース 等 )を 委 託 製 造 している リビングマルチ 7 月 下 旬 ( 播 種 2ヶ 月 後 ) 1 回 草 刈 り 後 その 他 の 栽 培 管 理 有 機 栽 培 に 適 した 固 定 品 種 を 中 心 に 作 付 けを 行 い 自 家 採 種 にも 積 極 的 に 取 り 組 んでいる 長 期 出 荷 のために きゅうりは3 作 型 を 組 み 合 わせている 収 量 や 病 害 虫 発 生 状 況 等 リビングマルチの 麦 は 雨 不 足 で 例 年 より 発 芽 が 劣 った 夏 野 菜 の 生 育 は 概 ね 順 調 だったが アブラム シが 原 因 でピ-マンにウイルス 病 が 発 生 し 遅 まききゅうり(7 月 中 旬 )は 暑 さによる 生 育 不 良 と 病 害 枯 死 が 確 認 された コンパニオンプランツのマメ 科 作 物 の 混 植 に ついては 生 育 は 改 善 されたものの 株 間 の 除 草 が 困 難 な 上 追 肥 の 加 減 も 難 しいため 次 年 度 の 取 組 は 検 討 中 である 経 営 少 量 多 品 目 の 露 地 野 菜 等 を 有 機 栽 培 し 上 記 のとおり 販 売 している ホームページでの 情 報 発 信 にも 積 極 的 であ る 面 積 野 菜 類 雑 穀 67a+ 水 稲 6a 労 働 力 家 族 1.5 名 普 及 性 現 在 地 は 作 付 け2 年 目 で 地 力 が 低 く 多 肥 を 好 む 野 菜 は 栽 培 が 難 しいと 考 えられる リビングマルチは 春 から 初 夏 の 雑 草 対 策 に 効 果 があり 夏 野 菜 での 普 及 性 があると 考 えら れる なお 麦 の 発 芽 が 悪 いと 抑 草 効 果 が 劣 る ので 安 いクズ 麦 を 大 量 に 確 保 して 播 種 するの がコツとなる 今 後 の 課 題 原 発 事 故 で 落 葉 利 用 を 見 合 わせた 影 響 で 床 土 が 不 足 し 購 入 培 土 を 併 用 した なす ピーマン 等 の 育 苗 時 のアブラムシは 牛 乳 を3~4 回 散 布 したが 防 除 効 果 が 弱 いた め 散 布 回 数 を 増 やす 必 要 がある 遅 まききゅうりは 高 温 の 影 響 を 受 けたので 暑 さに 強 い 晩 生 品 種 の 検 討 も 必 要 と 考 えられ る 公 開 ほ 場 見 学 会 の 様 子 平 成 25 年 8 月 ( 安 足 農 業 振 興 事 務 所 ) - 14 -
有 機 農 業 に 関 する 情 報 有 機 農 業 に 関 する 情 報 は 次 のホームページを 参 考 にしてください 県 が 行 っている 有 機 農 業 の 推 進 事 業 について 知 りたい 栃 木 県 有 機 農 業 の 推 進 について http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/work/nougyou/keiei-gijyutsu/yuukitop.html (ホーム > 産 業 しごと > 農 業 > 経 営 技 術 > 有 機 農 業 の 推 進 について) 国 が 行 っている 有 機 農 業 の 推 進 事 業 について 知 りたい 農 林 水 産 省 有 機 農 業 http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/ (ホーム > 組 織 政 策 > 生 産 > 有 機 農 業 ) 有 機 JAS 規 格 について 知 りたい 農 林 水 産 省 有 機 食 品 の 検 査 認 証 制 度 http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html (ホーム > 組 織 政 策 > 消 費 安 全 > 食 品 表 示 とJAS 規 格 > JAS 規 格 について > 有 機 食 品 の 検 査 認 証 制 度 ) 問 い 合 わせ 先 栃 木 県 農 政 部 経 営 技 術 課 電 話 028-623-2286 環 境 保 全 型 農 業 担 当 各 農 業 振 興 事 務 所 経 営 普 及 部 農 業 振 興 事 務 所 電 話 農 業 振 興 事 務 所 電 話 河 内 028-626-3070 上 都 賀 0289-62-6125 芳 賀 0285-82-3074 下 都 賀 0282-24-1101 塩 谷 南 那 須 0287-43-2318 那 須 0287-22-2826 安 足 0283-23-1431-15 -
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