Microsoft Word - sa_niflec_ doc

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Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

使用上の注意改訂 Ⅰ. 改訂内容 ( 下線部追加改訂 ) 改訂後 改訂前 3. 副作用 3. 副作用 ( 略 ) ( 略 ) モサプリドクエン酸塩水和物を併用したバモサプリドクエン酸塩水和物を併用したバリウム注腸 X 線造影検査試験の成績 : 承認リウム注腸 X 線造影検査試験の成績 : 投与時まで

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

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Ⅱ. 改訂理由 2013 年 6 月の発売以来 2016 年 3 月までの 2 年 9 か月の間に モビプレップ 配合内用剤の使 用症例において 重篤例 9 例を含む 14 例のモビプレップ 配合内用剤との因果関係が否定でき ない 失神 意識消失 等の発現を認めました これらの事象の特徴として アナ

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

減量・コース投与期間短縮の基準

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

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扶桑薬品工業 再審査結果のお知らせ 無水エタノール注

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NFCIF(第11版)2016年4月改訂

p 13

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医薬品の適正使用に欠かせない情報です

Microsoft Word - オーソ_201302_Final.docx

スライド 1

改訂内容 ( 部追加 改訂 部削除 ) ビ シフロール 錠, ミラペックス LA 錠 共通 改 訂 後 改 訂 前 2. 重要な基本的注意 2. 重要な基本的注意 (5) レボドパ又はドパミン受容体作動薬の投与により 病的賭博 ( 個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず 持続的に

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

Microsoft Word - 未ニフレック内用100401改訂.doc

Microsoft Word - LIA RMP_概要ver2.docx

110607セチリジン5-1.indd

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 使用上の注意 1) 腎障害のある患者 [ 高い血中濃度が持続するおそれがある ]( 用法 用量に関連する使用上の注意 の項参照 ) 2)~ 4) 現行のとおり テオフィリン リトナビル 中枢神経抑制剤アルコール ( 飲酒 ) ピルシ

Microsoft Word - 茬çfl�宛玺0618第1å‘·_æŠ¥èŒ¬é•£å®łã†¦é•ıç�¥ï¼‹ã…¡ã…‹ã…łã…«ã…�ㅳ;.doc

Microsoft Word _ボグリボースお知らせ

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

デベルザ錠20mg 適正使用のお願い

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

Microsoft Word エリンダシン使注意.doc

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている


タフィンラーカプセル50mg/75mg、メキニスト錠0.5mg/2mg 添付文書改訂のお知らせ

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル


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Microsoft Word - 日薬連宛抗インフル薬通知(写).doc

(別添様式)

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パリエット錠5mg、パリエット錠10mg、パリエット錠20mg

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

改訂後 ( 下線部 : 追記又は変更 ) ( 重大な副作用 失神 意識喪失 (0.1% 未満注 ) ): 血圧低下に伴う一過性の意識喪失等があらわれることがあるので, 観察を十分に行い, 異常が認められた場合には, 投与を中止し適切な処置を行うこと 肝機能障害, 黄疸 ( いずれも 0.1% 未満注

改訂前 用法 用量 多発性骨髄腫デキサメタゾンとの併用において 通常 成人にはレナリドミドとして 1 日 1 回 25 mg を 21 日間連日経口投与した後 7 日間休薬する これを 1 サイクルとして投与を繰り返す なお 患者の状態により適宜減量する 5 番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

「ガスメット錠10mg・20mg」「ガスメットD錠10mg・20mg」使用上の注意改訂のお知らせ

EST_  H.8.6.

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の状態により適宜減量する 成人 A 法 : 他の抗悪性腫瘍剤との併用において ブスルファンとして 1 回 0.8 mg/kg を生理食塩液又は 5% ブドウ糖液に混和 調製して 2 時間かけて点滴静注する 本剤は 6 時間毎に 1 日 4 回 4 日間投与する なお 年齢 患者の状態により適宜減量す

ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

スライド 1

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

糖尿病経口薬 QOL 研究会研究 1 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12

薬価基準収載医薬品コード レセプト電算処理システム用コード HOT コード一覧 薬価基準収載医薬品コード (YJ コード ) レセプト電算処理システム用コード HOT コード包装 ブロチゾラム錠 0.25mg ヨシトミ F1037

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

改訂後 用法 用量 用法 用量 カンデサルタン錠 2mg 4mg 8mg 12mg オーハラ の場合 高血圧症 高血圧症通常 成人には1 日 1 回カンデサルタンシレキセ通常 成人には1 日 1 回カンデサルタンシレキセチルとして4~8mgを経口投与し 必要に応じチルとして4~8mgを経口投与し 必

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

BV+mFOLFOX6 療法について 2 回目以降 ( アバスチン +5-FU+ レボホリナート + エルプラット ) 薬の名前アロキシ注吐き気止めです デキサート注 アバスチン注 エルプラット注 レボホリナート注 作用めやすの時間 5-FU の効果を強める薬です 90 分 2 回目から点滴時間が短

使用上の注意改訂のお知らせ スピーゲル

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

改訂のお知らせリピオドール480注10mL_130830_2.pdf

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 効能 効果 用法 用量及び使用上の注意改訂のお知らせ 2018 年 12 月 アステラス製薬株式会社 ( 製造販売 ) 寿製薬株式会社 ( 販売提携 ) このたび 上記の弊社製品につきまして 添付文書の 効能 効果 用法 用量 及び 使用上の

輸血副作用の症状項目並びに診断項目表について

Microsoft Word - CDDP+VNR患者用パンフレット doc

相互作用DB

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

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テリボンお知らせカード_ pdf

膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

ベナンバックス_患者向医薬品ガイド

患者さんへの説明書


便秘の見方

第169・218回関東支部-9indd.indd

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

医薬品の基礎研究から承認審査 市販後までの主なプロセス 基礎研究 非臨床試験 動物試験等 品質の評価安全性の評価有効性の評価 候補物質の合成方法等を確立 最適な剤型の設計 一定の品質を確保するための規格及び試験方法などの確立 有効期間等の設定 ( 長期安定性試験など ) 医薬品候補物質のスクリーニン

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

ライゾデグ配合注フレックスタッチ 患者向医薬品ガイド 2014 年 10 月作成 この薬は? 販売名 一般名 含有量 1 筒 (3mL 中 ) ライゾデグ配合注フレックスタッチ RYZODEG FlexTouch インスリンデグルデク ( 遺伝子組換え ) Insulin Degludec (Gen

2. 改訂内容 ( ) 自主改訂 オルメテック錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg 錠 40mg 改訂後改訂前 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等 リチウム製剤炭酸リチウム -2- 臨床症状 措置方法 血清カリウム値が上昇することがある 血中リチウム濃度が上昇し リチウム

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

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医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版 有効成分 ニカルジピン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル20mg 日医工 日医工 後発医薬品 2 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル40mg 日医工 日医工 品目名 ( 製造販売業者 )

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

DRAFT#9 2011

使用上の注意の改訂理由 副作用( その他の副作用 ) 妊婦, 産婦, 授乳婦等への投与 臨床検査結果に及ぼす影響 の項の改訂について ( 薬生安通知によらない改訂 ) 先発医薬品の改訂に伴い 同様の改訂を行い注意をお願いすることとしました ここでお知らせした内容は 田辺製薬販売株式会社ホームページ

Transcription:

医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 効能又は効果 用法及び用量 使用上の注意改訂のお知らせ 経口腸管洗浄剤 発売 2009 年 4 月 製造販売 この度 経口腸管洗浄剤ニフレック 内用において 効能又は効果 用法及び用量 の追加承認を取得したことに伴い 添付文書を以下のとおり改訂致しましたのでご案内申し上げます 今後のご使用につきましては 下記内容をご参照下さいますようお願い申し上げます 今後とも弊社製品のご使用にあたって 副作用などの治療上好ましくない有害事象をご経験の際には 弊社医薬情報担当者までできるだけ速やかにご連絡くださいますようお願い申し上げます Ⅰ. 改訂内容 ( 下線部追加 下線部削除 ) 改訂項目改訂内容備考 効能又は効果 大腸内視鏡検査 バリウム注腸 X 線造影検査及び大腸手術時の前処置における腸管内容物の排除 追加承認 用法及び用量 本品 1 袋を水に溶解して約 2L とし 溶解液とする 通常 成人には 1 回溶解液 2~4L を 1 時間あたり約 1L の速度で経口投与する ただし 排泄液が透明になった時点で投与を終了し 4L を超えての投与は行わない 追加承認 バリウム注腸 X 線造影検査前処置検査当日の朝は絶食 ( 水分摂取のみ可 ) とし 検査開始予定時間の約 6 時間前から投与を開始する 通常 成人には 溶解液の投与開始時にモサプリドクエン酸塩として 20mg を溶解液 ( 約 180mL) で経口投与する また 溶解液投与終了後 モサプリドクエン酸塩として 20mg を少量の水で経口投与する 用法 用量に関連する使用上の注意 使用上の注意 2. 重要な基本的注意 本剤をバリウム注腸 X 線造影検査に用いる際には 2 回目のモサプリドクエン酸塩水和物を投与した後はバリウム注腸 X 線造影検査までは飲食物の摂取を行わないこと (7) 本剤をバリウム注腸 X 線造影検査の前処置に用いる際には モサプリドクエン酸塩水和物の添付文書に記載されている重大な副作用等の使用上の注意を必ず確認すること 流通在庫の関係から 改訂添付文書を封入した製品がお手元に届くまでに若干の日数が必要ですので ご使用に際しましては ここにご案内申し上げました改訂内容をご参照いただきますようお願い申し上げます -1-

改訂項目改訂内容備考 3. 副作用 モサプリドクエン酸塩水和物を併用したバリウム注腸 X 線造影検査試験の成績 : 投与された 252 例中 46 例 (18.25%) に副作用 ( 臨床検査値の異常を含む ) が認められ 主なものは嘔気 14 件 (5.56%) 腹部膨満感 10 件 (3.97%) 腹痛 6 件 (2.38%) 尿潜血陽性 5 件 (1.98%) 頭痛 3 件 (1.19%) 尿蛋白陽性 3 件 (1.19%) 嘔吐 2 件 (0.79%) LDH 上昇 2 件 (0.79%) 白血球増多 2 件 (0.79%) 等であった (2) その他の副作用 尿潜血陽性 を追加 尿酸値上昇 白血球増多 さむけ ほてり の発生頻度を変更 7. 適用上の注意 (6) バリウム注腸 X 線造影検査の実施時検査に使用するバリウム造影剤の濃度は 110W/V% 以上にすることが望ましい 濃度が 110W/V% より低い場合は腸管へのバリウム造影剤の付着が不十分となる可能性がある (6) 使用目的本品はバリウム注腸 X 線造影検査の前処置には適していな いので注意すること Ⅱ. 改訂理由 1. 効能又は効果 用法及び用量 用法 用量に関連する使用上の注意 この度 モサプリドクエン酸塩水和物との併用にて バリウム注腸 X 線造影検査の前処置における腸管内容物の排除 が 新たな効能又は効果として追加承認を取得しました よって 用法及び用量には バリウム注腸 X 線造影検査の前処置時の本剤とモサプリドクエン酸塩水和物の用法及び用量について追加記載致しました また 用法 用量に関連する使用上の注意には バリウム注腸 X 線造影検査の前処置の場合 腸管へのバリウム造影剤の十分な付着のために 本剤及びモサプリドクエン酸塩水和物の投与終了後は検査までは飲食物の摂取を行わないことを追加記載致しました 2. 重要な基本的注意 バリウム注腸 X 線造影検査の前処置には モサプリドクエン酸塩水和物を併用するため モサプリドクエン酸塩水和物の重大な副作用等の使用上の注意を確認した上で使用することを追加記載致しました 3. 副作用 副作用の項の冒頭に記載している副作用発生状況の概要において モサプリドクエン酸塩水和物を併用したバリウム注腸 X 線造影検査の臨床試験成績を追加記載致しました その他の副作用においては 同臨床試験において見られた 尿潜血陽性 を追加し 尿酸値上昇 白血球増多 さむけ ほてり については発現頻度の見直しを行いました 4. 適用上の注意 モサプリドクエン酸塩水和物を併用したバリウム注腸 X 線造影検査の臨床試験において 110W/V% 以上の濃度で良好なバリウムの付着を確認していますが 110W/V% 未満での使用経験はありませんので 新たに記載しました -2-

また この度 モサプリドクエン酸塩水和物との併用にてバリウム注腸 X 線造影検査の前処置に関する効能又は効果が取得できたため 本品はバリウム注腸 X 線造影検査の前処置には適していないので注意すること を削除しました Ⅲ. 新旧比較表 ( 下線部追加 下線部削除 ) 改訂後 効能又は効果 大腸内視鏡検査 バリウム注腸 X 線造影検査及び大腸手術時の前処置における腸管内容物の排除 改訂前 効能又は効果 大腸内視鏡検査及び大腸手術時の前処置における腸管内容物の排除 用法及び用量 本品 1 袋を水に溶解して約 2L とし 溶解液とする 通常 成人には 1 回溶解液 2~4L を1 時間あたり約 1L の速度で経口投与する ただし 排泄液が透明になった時点で投与を終了し 4L を超えての投与は行わない 大腸内視鏡検査前処置現行通りバリウム注腸 X 線造影検査前処置検査当日の朝は絶食 ( 水分摂取のみ可 ) とし 検査開始予定時間の約 6 時間前から投与を開始する 通常 成人には 溶解液の投与開始時にモサプリドクエン酸塩として 20mg を溶解液 ( 約 180mL) で経口投与する また 溶解液投与終了後 モサプリドクエン酸塩として 20mg を少量の水で経口投与する 大腸手術前処置現行通り 用法及び用量 本品 1 袋を水に溶解して約 2L とし 溶解液とする 通常 成人 1 回溶解液 2~4L を1 時間あたり約 1L の速度で経口投与する ただし 排泄液が透明になった時点で投与を終了し 4L を超えての投与は行わない 大腸内視鏡検査前処置省略大腸手術前処置省略 用法 用量に関連する使用上の注意 前文現行通り 用法 用量に関連する使用上の注意 前文省略 本剤をバリウム注腸 X 線造影検査に用いる際には 2 回目のモサプリドクエン酸塩水和物を投与した後はバリウム注腸 X 線造影検査までは飲食物の摂取を行わないこと 使用上の注意 2. 重要な基本的注意 (1)~(6) 現行通り (7) 本剤をバリウム注腸 X 線造影検査の前処置に用いる際には モサプリドクエン酸塩水和物の添付文書に記載されている重大な副作用等の使用上の注意を必ず確認すること 使用上の注意 2. 重要な基本的注意 (1)~(6) 省略 -3-

改訂後 3. 副作用再審査調査終了時までの成績現行通り前日投与法の用法追加の比較試験成績現行通りモサプリドクエン酸塩水和物を併用したバリウム注腸 X 線造影検査試験の成績 : 投与された 252 例中 46 例 (18.25%) に副作用 ( 臨床検査値の異 常を含む ) が認められ 主なものは嘔気 14 件 (5.56%) 腹部膨満感 10 件 (3.97%) 腹痛 6 件 (2.38%) 尿潜血陽性 5 件 (1.98%) 頭痛 3 件 (1.19%) 尿蛋白陽性 3 件 (1.19%) 嘔吐 2 件 (0.79%) LDH 上昇 2 件 (0.79%) 白血球増多 2 件 (0.79%) 等であった (2) その他の副作用 過敏症 中枢 末梢神経系 精神神経系 消化器 循環器 内分泌 5% 以上 0.1~5% 未満 0.1% 未満頻度不明 ふらつき感 冷感 不眠 腹部膨満感 腹鳴嘔気 腹痛 嘔吐 蕁麻疹 発疹 肛門部痛 胸痛 尿ケトン体陽性 低血糖発作 尿酸値上昇血糖値上昇 肝臓 AST(GOT) 上昇 ALT(GPT) 上昇 LDH 上昇 ビリルビン値上昇 蛋白上昇 蛋白低下 アルカリフォスファターゼ上昇 腎臓 血液 尿蛋白陽性 尿潜血陽性 白血球減少 白血球増多 血清カリウム上昇 血清カリウム低下 その他倦怠感頭痛 口渇 頻尿 発熱 頭重発赤 顔面紅胸やけ さむけ感 ほてり潮 7. 適用上の注意 (1)~(5) 現行通り (6) バリウム注腸 X 線造影検査の実施時検査に使用するバリウム造影剤の濃度は 110W/V% 以上にすることが望ましい 濃度が 110W/V% より低い場合は腸管へのバリウム造 影剤の付着が不十分となる可能性がある 改訂前 3. 副作用再審査調査終了時までの成績省略前日投与法の用法追加の比較試験成績省略 (2) その他の副作用 過敏症 中枢 末梢神経系 5% 以上 0.1~5% 未満 0.1% 未満頻度不明 ふらつき感 冷感 精神神経系不眠 消化器 循環器 内分泌 腹部膨満感 腹鳴嘔気 腹痛 嘔吐 蕁麻疹 発疹 肛門部痛 胸痛 尿ケトン体陽性低血糖発作 血糖値上昇 尿酸値上昇 肝臓 AST(GOT) 上昇 ALT(GPT) 上昇 LDH 上昇 ビリルビン値上昇 蛋白上昇 蛋白低下 アルカリフォスファターゼ上昇 腎臓 尿蛋白陽性 血液 白血球減少 白血球増多 血清カリウム上昇 血清カリウム低下 その他倦怠感頭痛 口渇 頻尿 発熱 さむほてり 発胸やけけ 頭重感赤 顔面紅潮 7. 適用上の注意 (1)~(5) 省略 (6) 使用目的本品はバリウム注腸 X 線造影検査の前処置には適していないので注意すること この 効能又は効果 用法及び用量 使用上の注意改訂のお知らせ は 味の素ファルマ株式会社の医療関係者向けサイトでもご覧になれます ( アドレス :http://tnc.ajp.jp/ ヘアクセスし 医療用医薬品一覧 をご覧ください ) -4-