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啓林館 / 未来へひろがる数学 1 1 章 正の数 負の数 1 正の数 負の数 1 正負の数 2 正の数 負の数の計算 2 加法と減法 (1) 4 乗法と除法 (1) 2 章 文字の式 1 文字を使った式 8 文字使用のきまり 2 文字式の計算 10 文字式の計算 (1) 3 章 方程式 1 方程式

H30全国HP

Microsoft Word - 201hyouka-tangen-1.doc

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

123

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

(1) 具体的な場面を通して正の数と負の数について理解し, その四則計算 (1) 正の数と負の数について具体的な場面での活動を通して理解し, その ができるようにするとともに, 正の数と負の数を用いて表現し考察する 四則計算ができるようにする ことができるようにする ア 正の数と負の数の必要性と意味

28(宣)中社小中パンフ表1-small

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

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英語                                    英-1

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

○数学科 2年 連立方程式

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彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

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中学 1 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :8 問題数 : 基本 40, 標準 40, 挑戦 40 正の数 負の数などの問題を収録 解説教材 :3 確認問題 :3 数直線 数の大小と絶対値などの解説 確認問題

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平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

公民 ( 現代社会 ) 発行者の番号略称 教 科 書 の 記 号 番 号 判 型総ページ数検定済年 17 教出 現社 304 B5 192 平成 24 年 2 東書 現社 313 B 実教 現社 314 A 実教 現社 315 B 清水 現社 316 B5

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください


国語科学習指導案様式(案)

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

平成23年度東京都教育研究員  地区発表公開授業

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

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調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

中学校第 3 学年数学科学習指導案 日 時 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時 対 象 第 3 学年 学校名 立 中学校 1 単元名 式の計算第 1 章式の計算 2 単元の目標文字を用いた簡単な多項式について 式の展開や因数分解ができるようにするとともに 目的に応じて式を変形したりその意味を読

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

H27 国語

1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率 小学校 6 年生 1252 人 ( 小学校第 5 学年内容 ) 8 6 全国 弘前市 コメント 話すこと 聞くこと の中の 意図 立場を明確にし

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

1. 単元名 運動とエネルギー 3 章エネルギーと仕事 南中学校第 3 学年理科学習指導案 平成 26 年 10 月 16 日 ( 木 ) 第 5 校時 3 年生徒数 3 名場所理科室授業者 2. 単元について (1) 単元観本単元は 運動の規則性やエネルギーの基礎を 身のまわりの物体の運動などの観

るかどうか, そして, その予想した事柄を ~は, になる という形で表現できるかどうかをみるものである 正答率は, 48.1% であり, 発展的に考え, 予想した事柄を ~は, になる という形で表現することに課題がある (3) 学習指導に当たって 事柄を予想することを大切にする数や図形について成

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

商業 358 電子商取引 新訂版

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PowerPoint プレゼンテーション

4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

問 題

指導方法等の改善計画について

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭石川幸宏 1 日時平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) 第 4 校時 2 学年第 1 学年 2 組 ( 男子 19 名女子 18 名 37 名 ) 3 場所海田西中学校第 2 理科室 4 単元名身のまわりの現象 ~ 力の世界 ~ 5 単元について

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

Ⅰ 指導と評価の年間計画 及び 評価規準と単元計画 の作成の手引き 1 指導と評価の年間計画 についてこれは 次の 2 の 評価規準と単元計画 の全単元について その概要を記述したものである 生徒の学習活動に対するより適正な評価 及び生徒の学習の改善に生かされる評価 ( 指導と評価の一体化 ) の実

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国語科(国語)調査資料1

第5学年  算数科学習指導案

2、協同的探究学習について

平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

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中学 1 年生 e ライブラリ数学教材一覧 学校図書 ( 株 ) 中学 1 年 数学 文字式式の計算 項と係数 中学 1 年 数学 次式 中学 1 年 数学 項のまとめ方 中学 1 年 数学 次式の加法 中学 1 年 数学 77

Taro-@いわてスタンダード中数20

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学習指導要領

ICTを軸にした小中連携

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中学 3 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :17 問題数 : 基本 145, 標準 145, 挑戦 145 多項式と単項式の乗法 除法 式の展開 乗法公式などの問題を収録 解説教材 :6 確認問題 :6 単項

理科学習指導案

数学○ 学習指導案

平成 0 年度高校 1 年 ( 中入 ) シラバス予定 授業計画月単元 項目内容時数 10 節三角形への応用数学 Ⅱ 1 章方程式 式と証明 1 節整式 分数式の計算 1 正弦定理 2 余弦定理 三角形の面積 4 空間図形の計量 参 内接円の半径と三角形の面積 発展 ヘロンの公式 1 整式の乗法と因

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2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

( ) 除法の意味や割合の意味を理解することに課題があります 例 )A3(1) 120 cmの赤いテープの長さが白いテープの長さの 0.6 倍に当たるとき 二つのテープの長さの関係を表している図を選ぶ 県 31.3%( 全国 34.0%) A8 犬を飼っている 8 人が学級全体の人数の 25% に当

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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平成 28 年度使用義務教育諸学校 ( 中学校 ) の教科用図書 ( 文部科大臣の検定を経た教科用図書 ) 研究資料 7 教科 種目 数学 数学 - 47 -

学習指導要領の目標 数学の目標 数学的活動を通して, 数量や図形などに関する基礎的な概念や原理 法則についての理解を深め, 数学的な表現や処理の仕方を習得し, 事象を数理的に考察し表現する能力を高めるとともに, 数学的活動の楽しさや数学のよさを実感し, それらを活用して考えたり判断したりしようとする態度を育てる [ 第 1 学年の目標 ] (1) 数を正の数と負の数まで拡張し, 数の概念についての理解を深める また, 文字を用いることや方程式の必要性と意味を理解するとともに, 数量の関係や法則などを一般的にかつ簡潔に表現して処理したり, 一元一次方程式を用いたりする能力を培う (2) 平面図形や空間図形についての観察, 操作や実験などの活動を通して, 図形に対する直観的な見方や考え方を深めるとともに, 論理的に考察し表現する能力を培う (3) 具体的な事象を調べることを通して, 比例, 反比例についての理解を深めるとともに, 関数関係を見いだし表現し考察する能力を培う (4) 目的に応じて資料を収集して整理し, その資料の傾向を読み取る能力を培う [ 第 2 学年の目標 ] (1) 文字を用いた式について, 目的に応じて計算したり変形したりする能力を養うとともに, 連立二元一次方程式について理解し用いる能力を培う (2) 基本的な平面図形の性質について, 観察, 操作や実験などの活動を通して理解を深めるとともに, 図形の性質の考察における数学的な推論の必要性と意味及びその方法を理解し, 論理的に考察し表現する能力を養う (3) 具体的な事象を調べることを通して, 一次関数について理解するとともに, 関数関係を見いだし表現し考察する能力を養う (4) 不確定な事象を調べることを通して, 確率について理解し用いる能力を培う [ 第 3 学年の目標 ] (1) 数の平方根について理解し, 数の概念についての理解を深める また, 目的に応じて計算したり式を変形したりする能力を伸ばすとともに, 二次方程式について理解し用いる能力を培う (2) 図形の相似, 円周角と中心角の関係や三平方の定理について, 観察, 操作や実験などの活動を通して理解し, それらを図形の性質の考察や計量に用いる能力を伸ばすとともに, 図形について見通しをもって論理的に考察し表現する能力を伸ばす (3) 具体的な事象を調べることを通して, 関数 y=ax 2 について理解するとともに, 関数関係を見いだし表現し考察する能力を伸ばす (4) 母集団から標本を取り出し, その傾向を調べることで, 母集団の傾向を読み取る能力を培う - 48 -

文部科学大臣の検定を経た教科用図書一覧 発行者 書名 使用 判型 ページ数 番号 略称 学年 2 東書 新編 新しい数学 1 1 B5 296 新編 新しい数学 2 2 B5 238 新編 新しい数学 3 3 B5 282 4 大日本 新版 数学の世界 1 1 B5 316 新版 数学の世界 2 2 B5 250 新版 数学の世界 3 3 B5 306 11 学図 中学校数学 1 1 B5 312 中学校数学 2 2 B5 265 中学校数学 3 3 B5 312 17 教出 中学数学 1 1 B5 326 中学数学 2 2 B5 254 中学数学 3 3 B5 300 61 啓林館 未来へひろがる数学 1 1 B5 276 未来へひろがる数学 2 2 B5 216 未来へひろがる数学 3 3 B5 274 104 数研 中学校数学 1 1 B5 284 中学校数学 2 2 B5 230 中学校数学 3 3 B5 288 116 日文 中学数学 1 1 B5 308 中学数学 2 2 B5 246 中学数学 3 3 B5 288-49 -

項目観点の具体 2 東書新編新しい数学 1 1 数量や図形についての基礎 基本や知識 技能 1 全学年で巻末に学び直しができるよう 前学年 の確実な習得を図るために 教材や学習活動がど までの内容をコンパクトにまとめた ふりかえり 内 のように取り上げられているか コーナー が設けられている 各例題の次に た 容 しかめ 問題が設けられている の特 徴 2 数量や図形について習得した知識 技能を基に 2 言語活動を促すために 自分で考え友達と伝え 見通しをもち筋道を立てて考え 表現する力を育 合う 学び合いのページ が設けられている ま 表 成するために 言語活動がどのように取り上げら た ノートの書き方の例を示した 数学マイノ 現 れているか ート が設けられている 3 様々な学習場面や社会生活に数学を活用できる 3 活用の問題 が章末問題に出題されている 能力を身に付けさせるために 他教科との関連や また巻末の 学びをいかす 社会とつながる 数 実生活の場面への活用 探究的な活動がどのよう 学をひろげる 教科とつながる の中でも取り に取り上げられているか 上げられている 4 我が国や郷土の伝統や文化と数学の関わりや 4 平面図形のしきつめ模様として日本の伝統模様 数学の発展に尽くした我が国や他国の先人の業績 である麻の葉模様やさまざまな模様が紹介されて 等がどのように取り上げられているか いる また 関孝和や建部賢弘などの数学者や全国にある算額が紹介されている 5 生徒の実態に応じたきめ細やかな指導を行うた 5 側注の ちょっと確認 には学習のヒント も めに 補充的な学習や発展的な学習がどのように っと練習 には補充問題が掲載されている 節末 取り上げられているか の 基本の問題 には補充問題 数学のまど には発展問題が掲載されている 6 学習意欲を高め 自主的 自発的に学習する態 6 節末に 基本問題 章末に 基本問題 A 応 度を育成するために 家庭学習で扱える教材や学 用問題 B が掲載されている 巻末に 学びのつ 習活動がどのように取り上げられているか ながり として 既習事項のまとめと問題 該当学年の問題が設けられている 2 1 目標や生徒の発達段階に照らして 各単元の構 1 誤答の例示や間違いの理由を説明させる問題が 成 配列及び分量に どのような特徴があるか くり返し設けられている また 2 次方程式の解 構 法は平方根の考えによる解き方から導入される構 成 成となっている 配列及び分量 3 1 表紙 目次 巻頭 巻末の資料 挿絵 写真 1 巻末の資料で数学と社会とのつながりや他教科 図表 文字表記 レイアウト等に どのような特 とのつながり 数学パズル 数学の歴史 数学を 使 徴があるか 切りひらいた日本人などが取り上げられ紹介され 用 ている 上の便宜 等 - 50 -

項目 4 大日本数学の世界 11 学図中学校数学 1 1 章末の まとめの練習 では 設問ごとに学び 1 全学年の巻頭において 数学で使われる考え 直しができるように 章中のページ数が示されて 方 コーナーが設けられている 章はじめに ふ 内 いる 毎時間の学習の手がかりとなる問題がペー りかえり ( 既習事項確認 ) ページが設けられてい 容 ジの左上部に設けられている る の特 2 毎時間の終わりに言語活動を促すために 説 2 話し合い活動を促すために 伝える の問い 徴 明しよう 表現しよう 深めよう が設けられ が繰り返し設けられている また 学習における ている また学んだことをきっかけに研究し そ ノートの使い方や レポートのまとめ方 発表の 表 の内容を伝えるためのレポートのまとめ方が示さ 仕方が示されている 現 れている 3 章末の 研究をしよう レポートを書こう 発 3 章末の 深めよう 巻末の さらなる数学へ 展もっと数学 で探求的な活動が促されている で探求的な活動が取り上げられている 章末問題 章中の の利用 章末の 挑戦しよう 社 の中に 活用の問題 が設定されている 巻末資 会にリンク で活用の問題が取り上げられている 料で活用の問題が取り上げられている 4 章はじめに その章に関連した日本や世界の写 4 巻頭において関孝和や吉田光由などが功績とと 真が掲載されている 第 1 学年の裏表紙の見返し もに紹介されている また 相似な図形や平面図 に 折り紙を使った遊びとして 星形多面体 の 形の学習の関連において 熊本城や五稜郭など 作り方が紹介されている 日本各地にある建造物が紹介されている 5 側注の 思い出そう には学習のヒント プ 5 側注の ふりかえり には既習事項がまとめら ラス ワン には発展問題が掲載されている 節 れている 節末の 確かめよう には補充問題が 末の 練習 の A には補充問題 B には 掲載されている 章中や章末の クローズアップ A の類題が掲載されている 発展 には発展問題が掲載されている 6 章末に 章末問題 と いろいろな問題 が掲 6 家庭学習用の 計算力を高めよう が掲載され 載されている 巻末に Mathful で数学の歴史 ている 巻末に復習問題とともに 課題学習 自 身近な事柄や他教科とのつながりが扱われ 問題 由研究 が設定され 自主的に学習できるよう取 も設定されている り上げられている 2 1 全学年で 章末に計算練習問題が見開き2ペー 1 新しい節の学習前には 学習内容の系統性を明 ジ設けられている 正負の数の乗法の導入が左右 確にした吹き出しのコメント課題が設けられた構 構 対応する形で数の規則性をもとに取り上げられて 成になっている 正負の数の乗法の導入が見開き 成 いる 2ページに収められている 配列及び分量 3 1 第 1 学年の本文の文字は他の学年の文字より大 1 小口に各章がわかるように位置を変えて2 色で きく表記されている 項目ごとの学習内容が 見 色づけされている 目次で既習事項との関連が示 使 開きの2ページで完結するようなレイアウトで構 されている 大切な性質や定義には 重要 の 用 成されている 見出しがつけられている 上の便宜 等 - 51 -

項目観点の具体 17 教出中学数学 1 1 数量や図形についての基礎 基本や知識 技能 1 全学年で 章はじめと章末には 学習する前に の確実な習得を図るために 教材や学習活動がど 学習のまとめ のページが設けられている 内容 内 のように取り上げられているか ごとに学び直しができるよう 関連ページが明記 容 されている の特 徴 2 数量や図形について習得した知識 技能を基に 2 章中には 言語活動を促すための補助発問がく 見通しをもち筋道を立てて考え 表現する力を育 り返し吹き出しで示されている 章末には学習し 表 成するために 言語活動がどのように取り上げら たことをふり返り 書き方の例を参考にノートに 現 れているか まとめるよう促されている 3 様々な学習場面や社会生活に数学を活用できる 3 章末の 数学の広場 ジャンプ 巻末の 自 能力を身に付けさせるために 他教科との関連や 由研究 で探求的な活動が取り上げられている 実生活の場面への活用 探究的な活動がどのよう 章中の みんなで数学 で活用の問題が取り上げ に取り上げられているか られている 4 我が国や郷土の伝統や文化と数学の関わりや 4 日本で独自に発達した数学として和算が紹介さ 数学の発展に尽くした我が国や他国の先人の業績 れている また 数学ミニ事典 において章に 等がどのように取り上げられているか 関連する話題とともに 日本や世界の数学者が紹介されている 5 生徒の実態に応じたきめ細やかな指導を行うた 5 側注の もどって確認 には学習のヒントが掲 めに 補充的な学習や発展的な学習がどのように 載されている 節末の 基本のたしかめ には補 取り上げられているか 充問題 チャレンジコーナー には発展問題が掲載されている 6 学習意欲を高め 自主的 自発的に学習する態 6 巻末に興味関心を引く課題として 自由研究 度を育成するために 家庭学習で扱える教材や学 考える力をアップしよう 難易度の異なる課 習活動がどのように取り上げられているか 題として たしかめの補充問題 実力アップ問題 が設定されている 2 1 目標や生徒の発達段階に照らして 各単元の構 1 章末の練習問題に評価の観点が示されている 成 配列及び分量に どのような特徴があるか また前学年の既習事項の復習問題も取り上げられ 構 ている ページ下部に 数学メモ が設けられて 成 いる 配列及び分量 3 1 表紙 目次 巻頭 巻末の資料 挿絵 写真 1 章末に空欄記入式の学習のまとめが設定されて 図表 文字表記 レイアウト等に どのような特 いる 巻末のさくいんは 数学用語の横に英語訳 使 徴があるか が記載されている 全領域の用語 定義 定理が 用 2 色で色分けされ統一記載されている 上の便宜 等 - 52 -

項目 61 啓林館未来へひろがる数学 104 数研中学校数学 1 1 章末の 基本のたしかめ 問題のページ側注に 1 全学年の巻頭に クイックチャージ ドリル は ふりかえりのための関連ページとともに 定 でチャージ の既習事項確認ページが設けられて 内 着したかどうかを自己評価するチェック欄が設け いる 例題や節末の問題に内容を簡潔に示した見 容 られている 出し文が表記されている の特 2 言語活動を促すために みんなで話しあって 2 活動を伴った学習ができるように 見つけよ 徴 みよう 自分のことばで伝えよう の欄がくり う 活用しよう 伝えあおう の問題が設けら 返し設けられている また 全学年の巻頭に学習 れている また 章末に言語活動を促した やっ 表 の進め方として 話し合いや発表時のポイントが てみよう が設けられている 現 示されている 3 別冊の 自由研究に取り組もう で探求的な活 3 章末や章中の やってみよう 発展 で探求 動が取り上げられている 章中の 身のまわりへ 的な活動が取り上げられている 章中の の ひろげよう 巻末の ひろがる数学 数学を通 利用 巻末の 知識を活用しよう で活用の問 して考えよう 別冊の 学びをいかそう で活 題が取り上げられている 用の問題が取り上げられている 4 正の数 負の数において我が国の様々な日本一 4 和算書 算法新書 に掲載されている問題を現 についての値が取り上げられている 空間図形に 在のことばに直して取り上げられている 資料の おいて日本にある様々な形をした建造物が紹介さ 整理の具体例として奈良市の鹿せんべい飛ばし大 れている 会が取り上げられている 5 側注の ふりかえり には学習のヒントが掲載 5 側注の ふりかえり には学習のヒントと関連 されている 節末の 練習問題 には補充問題 ページが掲載されている 節末の 確かめよう 章末の 章末問題 には発展問題 千思万考 には補充問題 考えよう には発展問題が掲載 には特に難易度のある問題が設定されている されている 6 巻末の 力をつけよう には 自主的に取り組 6 巻末の ぐんぐんのばそうチャレンジ編 には むことができる くり返し練習 身に付けた力 章ごとに補充問題として 確認しよう! が設定 をさらに伸ばすための まとめの問題 が取り上 され 発展問題として 深めよう! が設定され げられている ている 2 1 正負の数の計算の導入について 加法は数直線 1 章はじめには 身近な事柄を取り上げ 空欄記 上の移動 乗法は数の規則性をもとに取り上げら 入や操作 説明等を行う課題が設定されている 構 れている 2 次方程式の解法は平方根の考えによ 1 次関数の導入は比例や変化の異なる課題問題で 成 る解き方から導入されている 構成されている 配列及び分量 3 1 別冊資料 MathNaviブック に数学広場や章末 1 巻頭の この教科書の使い方 で 数学的活動 問題等の解答が掲載されている 第 1 学年の巻末 に当たる内容であることが明示されている 巻末 使 に 教科書で使われるアルファベットと筆記体 の 数学探検 では 数学の学習内容を身近な事 用 が紹介されている 柄に活用した例が取り上げられている 上の便宜 等 - 53 -

項目観点の具体 116 日文中学数学 1 1 数量や図形についての基礎 基本や知識 技能 1 各章はじめに 次の学習を学ぶために のページ の確実な習得を図るために 教材や学習活動がど が設定されている 章末には 章のくり返し練習 内 のように取り上げられているか のページが設定され 側注に振り返りのための関 容 連ページが掲載されている の特 徴 2 数量や図形について習得した知識 技能を基に 2 表現する力を育成するために 各章末に 説明 見通しをもち筋道を立てて考え 表現する力を育 できるかな? の問題が設けられている 側注に 表 成するために 言語活動がどのように取り上げら 考えよう 話し合おう やってみよう が示 現 れているか され 言語活動を行うよう促されている 3 様々な学習場面や社会生活に数学を活用できる 3 章末の 深める数学 巻末の 数学レポート 能力を身に付けさせるために 他教科との関連や をかこう で探求的な活動が取り上げられている 実生活の場面への活用 探究的な活動がどのよう 章末の 生活への利用 巻末の 数学研究室 に取り上げられているか で活用の問題が取り上げられている 4 我が国や郷土の伝統や文化と数学の関わりや 4 黄金比について葛飾北斎の作品が紹介されてい 数学の発展に尽くした我が国や他国の先人の業績 る また 平面図形のいろいろな模様について 等がどのように取り上げられているか 香川県の讃岐かがり手まりなど全国の伝統工芸品が紹介されている 5 生徒の実態に応じたきめ細やかな指導を行うた 5 側注には学習のヒントとして ふりかえり めに 補充的な学習や発展的な学習がどのように 補充問題として チャレンジ が設定されている 取り上げられているか 節末の 基本の問題 には基本的な内容の補充問題が掲載されている 6 学習意欲を高め 自主的 自発的に学習する態 6 巻末の 数学マイトライ に 難易度の異なる 度を育成するために 家庭学習で扱える教材や学 学習ができる3つのコーナー 数学研究室 力 習活動がどのように取り上げられているか をのばそう ステップアップ が設けられている 2 1 目標や生徒の発達段階に照らして 各単元の構 1 巻末の発展学習の問題では 問題 A 問題 B( 活 成 配列及び分量に どのような特徴があるか 用 ) は 全国学力状況調査類似の形式が取り上げ 構 られている 1 次関数の導入は比例や変化の異な 成 る課題問題で構成されている 配列及び分量 3 1 表紙 目次 巻頭 巻末の資料 挿絵 写真 1 小口に各章がわかるように位置を変えて色づけ 図表 文字表記 レイアウト等に どのような特 されている 基本の問題 章のたしかめ には 使 徴があるか 評価の観点が表記されている 全領域の用語 定 用 義 定理が2 色で色分けされ統一記載されている 上の便宜 等 - 54 -

平成 28 年度使用義務教育諸学校 ( 中学校 ) の教科用図書 ( 文部科大臣の検定を経た教科用図書 ) 研究資料 8 教科 種目 理科 理科 - 55 -

学習指導要領の目標 理科の目標 自然の事物 現象に進んでかかわり, 目的意識をもって観察, 実験などを行い, 科学的に探究する能力の基礎と態度を育てるとともに自然の事物 現象についての理解を深め, 科学的な見方や考え方を養う [ 第 1 分野の目標 ] (1) 物質やエネルギーに関する事物 現象に進んでかかわり, その中に問題を見いだし意欲的に探究する活動を通して, 規則性を発見したり課題を解決したりする方法を習得させる (2) 物理的な事物 現象についての観察, 実験を行い, 観察 実験技能を習得させ, 観察, 実験の結果を分析して解釈し表現する能力を育てるとともに, 身近な物理現象, 電流とその利用, 運動とエネルギーなどについて理解させ, これらの事物 現象に対する科学的な見方や考え方を養う (3) 化学的な事物 現象についての観察, 実験を行い, 観察 実験技能を習得させ, 観察, 実験の結果を分析して解釈し表現する能力を育てるとともに, 身の回りの物質, 化学変化と原子 分子, 化学変化とイオンなどについて理解させ, これらの事物 現象に対する科学的な見方や考え方を養う (4) 物質やエネルギーに関する事物 現象を調べる活動を行い, これらの活動を通して科学技術の発展と人間生活とのかかわりについて認識を深め, 科学的に考える態度を養うとともに, 自然を総合的に見ることができるようにする [ 第 2 分野の目標 ] (1) 生物とそれを取り巻く自然の事物 現象に進んでかかわり, その中に問題を見いだし意欲的に探究する活動を通して, 多様性や規則性を発見したり課題を解決したりする方法を習得させる (2) 生物や生物現象についての観察, 実験を行い, 観察 実験技能を習得させ, 観察, 実験の結果を分析して解釈し表現する能力を育てるとともに, 生物の生活と種類, 生命の連続性などについて理解させ, これらの事物 現象に対する科学的な見方や考え方を養う (3) 地学的な事物 現象についての観察, 実験を行い, 観察 実験技能を習得させ, 観察, 実験の結果を分析して解釈し表現する能力を育てるとともに, 大地の成り立ちと変化, 気象とその変化, 地球と宇宙などについて理解させ, これらの事物 現象に対する科学的な見方や考え方を養う (4) 生物とそれを取り巻く自然の事物 現象を調べる活動を行い, これらの活動を通して生命を尊重し, 自然環境の保全に寄与する態度を育て, 自然を総合的に見ることができるようにする - 56 -

文部科学大臣の検定を経た教科用図書一覧 発行者 書名 使用 判型 ページ数 番号 略称 学年 2 東書 新編 新しい科学 1 1 B5 変型 284 新編 新しい科学 2 2 B5 変型 302 新編 新しい科学 3 3 B5 変型 326 4 大日本 新版 理科の世界 1 1 B5 280 新版 理科の世界 2 2 B5 304 新版 理科の世界 3 3 B5 328 11 学図 中学校科学 1 1 B5 302 中学校科学 2 2 B5 312 中学校科学 3 3 B5 322 17 教出 自然の探究 中学校理科 1 1 B5 282 自然の探究 中学校理科 2 2 B5 284 自然の探究 中学校理科 3 3 B5 314 61 啓林館 未来へひろがるサイエンス 1 1 B5 272 未来へひろがるサイエンス 2 2 B5 280 未来へひろがるサイエンス 3 3 B5 304-57 -

項目観点の具体 2 東京書籍新編新しい科学 1 1 自然の事物 現象についての理解 観察 実 1 実験の目的 実験の方法 結果の見方 考察のポ 験技能の習得など 基礎 基本の確実な定着を イントという学習の流れがわかりやすく示され ど 内 図るために 教材や学習活動がどのように取り の課題に対しても同じ流れで学習が展開されている 容 上げられているか?( 課題 ) に対する結論が!( まとめ ) として の 示されている また 公式や重要事項は ここがポ 特 イント 欄で強調して示されている 徴 2 科学的な見方や考え方が深まるように 観察 2 生徒が 主体的な言語活動に取り組むことができ 表 実験の結果を整理し考察する言語活動がどの るように 予想しよう 調べ方を考えよう 考 現 ように取り上げられているか 察しよう などが観察 実験で配置されている また 学びを生かして考えよう 話す など 話す 書く といった指示で 言語活動が示されている 3 理科を学ぶことの有用性を実感させるために 3 科学でGO! すごい大陸 では 日常生活や社会と 探究的な活動を織り交ぜ 他教科との関連や実 の関連について41のテーマを取り上げている また 社会 実生活への活用場面がどのように取り上 ( 教科名 ) で学ぶこと では 他教科との関 げられているか 連を図り 知識を多元的なつながりの中で定着させるようにされている 4 我が国の科学技術の実状や 科学の発展に尽 4 各巻巻頭の 科学と人の物語 や単元末の ニッ くした我が国や他国の人の業績等がどのように ポンの科学 などでは 科学に関わる人物や技術が 取り上げられているか 取り上げられている また 科学で GO! 歴史大陸 では32のテーマの科学史が紹介されている また 科学でGO! はたらき大陸 では5つのテーマで 科学に関係する仕事やその仕事に就いている人物が紹介されている 5 生徒の理解や習熟の状況に応じ 補充的 発 5 章末チェックでは 基本的な事項が掲載され 自 展的学習が行えるよう どのように工夫されて 分で補充的な学習を進めることができる記述になっ いるか ている 発展では 必修の学習内容と関連が図られている また 巻末のさくいんで発展的な学習内容の一覧表が記されている 6 生徒の興味 関心を考慮し 意欲的な態度を 6 各章の学習の前後に同じ問いかけに答える befor 育成できるよう どのように工夫されているか e & after が設けられている 各単元末に科学の読み物が紹介されている 章末に本文のページも示された チェック 欄を設け自学自習ができるような表記となっている 2 1 学習内容の習熟を図り 問題解決の能力を育 1 単元のはじめに リンクマーク ( ) を使い 成するために 体系や系統に配慮した単元の配 関連する学習内容について 章 タイトル ページ 構 列等は どのように工夫されているか を付記し どこにあるのかを示している 全学年で 成 巻頭の目次の次に探究の流れの例と この教科書の 使い方についての説明が見開きで示されている 防 配 災については 第 1 学年では 大地の変化 の各章 列 の終わりに見開き ( 計 6ページ ) で災害を取り扱って 及 おり 第 2 学年では 天気とその変化 の単元の終 び わりに見開き (2ページ) で災害を取り扱い 第 3 学 分 年の 自然の恵みと災害 につなげている 量 3 1 見出しや写真 イラスト 図 本文等のレイ 1 本文中の重要語句は ゴシック体で示されており アウトや表現等は どのように工夫されている 常用漢字を用いるときは初出の漢字にはふりがなが 使 か 付されている 第 1 学年の教科書には 第 2 3 学 用 年の教科書より大きい文字が使用されている グラ 上 フなどは 色による区別だけでけでなく 線の種類 の が変えられたり 線の意味が言葉で示されたりして 便 いる ペーパークラフトやパラパラ漫画形式の資料 宜 などが掲載されている 等 - 58 -

4 大日本図書 新版 理科の世界 11 学校図書 中学校科学 1 学習単位ごとに 問い で基本問題が示され 解 1 小学校や前学年などの既習事項との関連を確認で 答が次ページに掲載されている 単元末の まとめ きる問題が示されており 学習のつながりをもたせ では キーワード で用語を確認できる形式をと ている 各章の終わりには 学習の確認 が設けら っている また 密度や濃度などの計算では 例題 れ 基礎的知識が確認できるような形式をとってい と 解答例 が示されている る 2 第 1 学年の各単元のはじめに 私のレポート ノ 2 本文中で活用力や表現力を意識させたいものには ートの書き方 などを設けている さらに 書くこ 活用 マークや 表現 マークが付けられている とについても別枠で示されている 話し合ってみ 話し合ってみよう では 観察 実験の課題が示 よう では 言語活動が行われる場面が設定されて され その解決の方法や結果の予想を話し合う場面 いる が設けられている 3 やってみよう で身近な事象と関連する観察 3 各学年の巻頭に 観察 実験の進め方 ( 探求の流 実験を取り上げたり くらしの中の理科 では 47 れ ) があり 探究の方法が示されている また チ のテーマで 学習内容が日常生活や社会で活用され ャレンジ では 探究的なものづくりなどを示して ている話題を取り上げたりしている 各単元に 終 いる 学習内容と日常との関連を示すコラムなどに 章 を加え 学習内容と他教科 日常生活との関連 は 日常とのつながり がマークで示されている で探究できるように取り上げられている 4 プロフェッショナル では9のテーマで理科と職 4 各単元末には 単元の学習内容と関連した職業と 業との関連がある話題を取り上げ キャリア教育の 働く人を紹介する 科学を仕事に活かす があり 観点で紹介している 表紙の裏は学年の導入として キャリア教育の観点で紹介されている 科学の歴 近代科学を切り拓いた3 人の偉大な科学者を取り上 史 マークをつけ 科学者や科学史についても取り げている また 第 3 学年の巻末には科学史もまと 上げられている めて示されている 5 章末問題では 参照するページが示されており 5 計算問題で公式が出てくるところでは 例題 補充的な学習において 自分で進めることもできる があり 解き方が示されている また 例題 の ような記述になっている また 発展 を目次に 後には練習問題として 問い が設けられており習 も示し 発展的な学習内容が区別されて示されてい 熟の状況に応じて振り返りができるように示されて る いる 活用しよう では 発展的な内容が取り上げられている 6 巻末の 課題研究 自由研究にチャレンジしよ 6 観察 実験の後のページの中で 結果例 考察 う で 課題研究の方法や自由研究のテーマを示し とまとめ を示し 実験結果などを家庭で振り返る ている Let's go 科学館 博物館 や ジオパー ときに参考になるよう示されている また 巻末の クを見学してみよう 動物園や水族館を見学して 自由研究 では 研究の進め方を示し 各章にあ みよう などで各地の施設が紹介されている った自由研究を例示している 1 単元の配列が 1 分野 2 分野の区別をなくし 1 単元のはじめの これまでに学んできたことを 学年ごとに独自の配列になっている 各単元の始め チェックしよう で既習事項を確認し 次ページの には これまでに学習したこと で既習の学習内 これから学ぶこと では 今後の学習内容との関 容を振り返り これから学習すること で単元の 連が示されている 基本操作については, 目次で別 見通しが持てるように示されている 全学年で 巻 途示された上で, 第 2 学年の巻末には1 年生で, 第 頭の目次の次に教科書の使い方が見開きで示されて 3 学年の巻末には第 1 学年, 第 2 学年で学習した基 いる 防災については 第 1 学年 第 2 学年とも 本操作について確認できるよう示されている 防災 コラムや写真での扱いにとどめ 第 3 学年の 自然 については 第 1 学年では コラムと本文で ( 計 6 環境がもたらす災害 でのみ扱われている ページ ) の扱いがあり 第 2 学年はコラムで (1ページ ) の扱いがあり 第 3 学年の 自然はどのような災害や恵みをもたらすか につなげている 1 本文中の重要語句は ゴシック体で示されており 1 本文中の重要語句は ゴシック体で示されており 常用漢字を用いるときは初出の漢字にはふりがなが 常用漢字を用いるときは初出の漢字にふりがなが付 付されている カラーユニバーサルデザインが導 されている 試薬の色の変化などは 写真で示すだ 入されている 基本操作があるページは ページの けでなく文字でも説明されていたり 線も色の区別 決まった位置にマークが付いている だけでなく 線種でも区別できるようにしている - 59 -

項目観点の具体 17 教出自然の探求中学校理科 1 1 自然の事物 現象についての理解 観察 実 1 節末に 要点チェック! を設け 基礎 基本的 験技能の習得など 基礎 基本の確実な定着を な用語について振り返りができるような記述にして 内 図るために 教材や学習活動がどのように取り いる 観察や実験で使用する器具や装置の操作 必 容 上げられているか 要となる技能などは 巻末資料の 基礎技能 とし の て本文と区別された囲みのなかで図解されている 特徴 2 科学的な見方や考え方が深まるように 観察 2 観察 実験の前には 課題 を示し 内容に応じ 表 実験の結果を整理し考察する言語活動がどの て 話し合おう や 考えよう を設け 課題解決 現 ように取り上げられているか に向けて話し合う場面や 個人で考え言語化する場面を設定している 3 理科を学ぶことの有用性を実感させるために 3 単元扉や章の導入では 日常生活で目にする事物 探究的な活動を織り交ぜ 他教科との関連や実 現象を取り上げている 身近なことを科学的に考 社会 実生活への活用場面がどのように取り上 える内容は 生活 や 環境 というマークをつけ げられているか て示している 巻末には 理科で使う算数 数学 のページを設け他教科との関連が示されている 4 我が国の科学技術の実状や 科学の発展に尽 4 各学年で 歴史 マークを使い 科学者や科学史 くした我が国や他国の人の業績等がどのように について取り上げている 第 3 学年の巻末資料では 取り上げられているか 科学史やノーベル賞を受賞した日本人科学者が紹介されている 5 生徒の理解や習熟の状況に応じ 補充的 発 5 単元末には 要点と重要用語の整理 があり 展的学習が行えるよう どのように工夫されて 重要用語や図解でこれまでの学習を確認できる形式 いるか になっている また その後に練習問題として 基礎 基本問題 や 活用 応用問題 が用意されている また 学年末には 学年末総合問題 も示されている 6 生徒の興味 関心を考慮し 意欲的な態度を 6 各単元の最初のページでは 見開きのダイナミッ 育成できるよう どのように工夫されているか クな紙面を使った 単元扉 を設けている 本文中の随所に 思い出そう が設けられ既習事項の確認ができるように示されている 2 1 学習内容の習熟を図り 問題解決の能力を育 1 裏見返しのページでは 当該学年の振り返りと次 成するために 体系や系統に配慮した単元の配 学年での学習内容との関連が示されている また 構 列等は どのように工夫されているか それぞれの領域の系統性が視覚的に分かるように 成 紙面にインデックスを設けている 防災に関しては 第 1 学年 地震による災害と私たちの生活 や 東 配 日本大震災 の特集が4ページにわたって組まれて 列 おり 第 2 学年では写真とその解説で扱っており 及 第 3 学年の 自然の恵みと災害 につなげている び分量 3 1 見出しや写真 イラスト 図 本文等のレイ 1 本文中の重要語句は 濃いオレンジ色のゴシック アウトや表現等は どのように工夫されている 体で示されている 紙面レイアウトでは 観察 実 使 か 験の手順と結果とが 同一見開き上に配置されない 用 ようにされている 巻末には ものづくりや実習 上 野外活動に使用するペーパークラフトの教材が添付 の されている 便宜 等 - 60 -

61 啓林館未来へひろがるサイエンス 1 別冊のマイノートでは 作図や実験のまとめ 実験器具の使い方などを本書と関連付けながら確認することができる 各章ごとに 用語の確認 観察実験の確認 要点の確認の 3つの確認が示されている 2 根拠をもって予想する場面 予想してみよう 結果や事実をもとに考える場面 考えてみよう クラス内で話し合い 協働学習する場面 話し合ってみよう が設定されている 又 第 1 学年 第 2 学年の巻末資料では 理科における話し合いと発表 を見開きで示している 3 活用してみよう は 学習したことを普段の生活の中で活用できないかを考えたり 説明したりする場面がある 部活ラボ では 学校生活と理科を結びつけられるようになっている 第 1 学年のはじめの探究的な活動の中では 具体的な探究の流れについて示されている 4 日本の技 で 日本が誇るものづくりの技術には 自分たちが学習した理科の基本原理が応用されていることが紹介されている 科学偉人伝 では世界や日本での自然科学分野の研究の礎を築いた科学者の探究する姿や着想が紹介されている また ノーベル賞の受賞 ~ 日本が誇る科学技術 ~ で日本人の受賞歴と内容が紹介されている 5 別冊のマイノートの記述問題では 解答欄にヒントとなる用語が配置されている 各章には ぶれいくtime や ためしてみよう などの発展的な課題が示されている 6 きみも科学者 では 研究の手引きとなる 探究の道しるべ レポート例 テーマ例 が紹介されている 付録の青色シートを使って 重要用語を繰り返し復習できるようになっている 1 章の導入や本文中に学習を振り返る場面が取り上げられている また 上位学年につながる学習内容もいくつか取り上げている 第 1 学年の最初に序章を設け 小学校理科のような小さな単元を設け 小学校の学習方法とのつながりを意識した作りになっている 防災に関しては 第 1 学年では コラムと本文で ( 計 3ページ ) 扱っており 第 2 学年では読み物で見開きで (2ページ) 扱っており 第 3 学年の 自然からの恩恵と自然災害 につなげている 1 本文中の重要語句は ゴシック体で示されており カラーユニバーサルデザインが導入されている 色覚特性にも配慮されている青色シートが付録にあり 学習のまとめ や別冊のマイノートで利用できる 本文はすべて見開き中央の先頭から始めるように統一して表記 その周りに図や写真を載せている - 61 -

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