26 熊本市

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44 大分県

平成16年度小学校及び中学校教育課程研究協議会報告書

英語教育改善プラン

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37 香川県

英語教育の在り方に関する有識者会議について < 委員一覧 50 音順 ( 平成 26 年 2 月 26 日現在 )> 座長 副座長 石鍋浩大津由紀雄佐々木正文髙木展郎多田幸雄藤村徹 松川禮子松本茂三木谷浩史安河内哲也 吉田研作 足立区立蒲原 ( かばら ) 中学校校長明海大学外国語学部教授東京都立町

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Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

事業概要

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

学級担任が T1 として授業を進められる環境の工夫 寿都町立寿都小学校 掲示物の工夫 教室環境の工夫 イングリッシュルーム設置の目的 学級担任によるT1の授業で 多様な学習形態で学習することにより 英語に対する児童の意欲を高めることができるようにする イングリッシュルーム活用の頻度 第 3~6 学年

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

自己紹介をしよう

愛媛県学力向上5か年計画

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 )

今年度の校内研究について.HP

目次 1 草津市英語教育推進計画について 1 (1) 計画策定の趣旨 1 (2) 計画の位置付け 1 (3) 計画の期間 1 2 これまでの草津市英語教育の取組 成果 課題 1 (1) これまでの取組 1 (2) 成果 2 (3) 課題 5 3 草津市が目指す英語教育 8 4 英語教育推進目標と施策

< F2D318BB388E789DB92F682CC8AC7979D F >

ICTを軸にした小中連携

平成27年度公立小・中学校における教育課程の編成実施状況調査結果について

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

平成28年度「英語教育実施状況調査」の結果について

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

いろいろな衣装を知ろう

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

情報コーナー用

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

グローバル化に対応した英語教育改革実施計画

第 2 部 東京都発達障害教育推進計画の 具体的な展開 第 1 章小 中学校における取組 第 2 章高等学校における取組 第 3 章教員の専門性向上 第 4 章総合支援体制の充実 13

グローバル化に対応した英語教育改革実施計画

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

英語教育改善プラン

生徒指導の役割連携_四.indd

平成25~27年度間

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

①H28公表資料p.1~2

平成 29 年度志真志小学校の取り組み 1 研究主題 主体的に学ぶ意欲を育てる学習指導の工夫 ~ 聞くこと 話すことの体験活動を通したコミュニケーション能力の育成を目指して ~ 2 研究主題設定の理由小学校学習指導要領の外国語活動では 小学校段階での音声言語による聞くこと話すことを中心としたコミュニ

小学生の英語学習に関する調査

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

北九州市学力向上ステップアップ事業第Ⅱ期推進指定校 実施計画

Ⅰ 小学校外国語活動の基本的な考え方 小学校ではコミュニケーションの素地を養いましょう 社会や経済のグローバル化が急速に進展し 異なる文化の共存や持続可能な発展に向けて国際協力が求められるとともに 人材育成面での国際競争も加速していることから 学校教育において外国語教育を充実することが重要な課題 小

楽しい外国語活動を目指して

目次 教員養成 研修外国語 ( 英語 ) コア カリキュラム ダイジェスト版 について p. 1 教員養成 研修外国語 ( 英語 ) コア カリキュラムの位置付けについて p. 1 小学校教員養成課程外国語 ( 英語 ) コア カリキュラム構造図 p. 2 学習項目と到達目標 p. 3 中 高等学校

【資料5】小中高等学校における外国語教育の現状

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

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3. 分析と結果 公表に対する配慮事項 公表に際しては 文部科学省が定めた平成 29 年度全国学力 学習状況調査実施要領に基づき 次の点に配慮して実施します 1) 本調査は 太子町の子どもたちの学力や学習状況を把握し分析することにより 全国 大阪府の状況との関係において教育及び教育施策の成果と課題を

Water Sunshine

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

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1 策定の趣旨 ( 1 ) 趣旨急速に進むグローバル化へ対応するため, 本県生徒の英語力向上に資する英語教育の充実に向け, 小学校から高等学校までの系統的なみやぎの英語教育推進計画 ( 以下 AIM:Advancement of Interconnection for English Educati

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

系統的で一貫性のあ評価指標 評価指標による達成度 総合評価 るキャリア教育の推進に向けて 小 中 1 卒業後の生活につながる客観的 < 評定 > 学部段階での客観的アセスメントに基づいた指導計画 指標に基づいた卒業を立案することができる A B C 後の生活を見据えた教育活動につながる 2 立案され

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

教育と法Ⅰ(学習指導要領と教育課程の編成)

北九州市学力向上ステップアップ事業第Ⅱ期推進指定校 実施計画

新学習指導要領の理念と カリキュラム マネジメント 2019( 平成 31) 年 1 月 16 日 文部科学省 3 階講堂 天笠茂 ( 千葉大学特任教授 )


41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

結果からの考察 中学校 高校の英語の授業では音声指導や文法指導などが多く 話す 書く を含めた言語活動がまだ十分に行われていないという課題が明らかになりました 中高生の英語によるコミュニケーション能力の向上のためには 従来の文法中心の指導からの脱却が求められます 英語教員の多くは 英語で表現する機会

英語教育改善プラン

平成29年度 中学校英語科教育 理論研究

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

010国語の観点

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

2019 年 2 月 12 日株式会社ベネッセホールディングス代表取締役社長安達保 進研ゼミ 受講費内で英語検定試験対策や入試対策も! 学年を超え英語 4 技能を学ぶ 12 段階習熟度別トレーニンク 導入 ~2019 年 4 月号教材から小中高講座で提供開始 ~ 株式会社ベネッセホールディングスの子

文部科学省作成 新学習指導要領対応 外国語教材’We Can!’(小学校高学年用)説明資料

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はじめに 我が国においては 障害者の権利に関する条約 を踏まえ 誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い 人々の多様な在り方を相互に認め合える 共生社会 を目指し 障がいのある者と障がいのない者が共に学ぶ仕組みである インクルーシブ教育システム の理念のもと 特別支援教育を推進していく必要があります

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1 目的のある発問をする 2 思考の可視化をする (3) まとめる段階 における工夫 1 自分の身に付けた力を使って 表現したり交流したりする場の設定をする 2 自分の学びを振り返る場の設定をする 5. 研究内容 1 読むこと の指導の充実を目指した国語科の授業研究 国語科の授業研究会実施 ( 年間

保健体育科学習指導案

平成28年度 小学校外国語活動 2_研究の実際(1)方向性

Taro-自立活動とは

回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ


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目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

Transcription:

平成 28 年 1 月 21 日 1 事業経過報告書 文部科学省初等中等教育局長殿都道府県教育委員会等名熊本市教育委員会所在地熊本県熊本市中央区手取本町 1 番 1 号代表者職氏名教育長岡昭二 平成年度英語教育強化地域拠点事業における事業実施計画書を提出します 1. 事業の実施期間 委託を受けた日 ~ 平成 28 年 3 月 31 日 2. 強化地域拠点の学校名 ( 学校数が多い場合は欄を追加すること ) ふりがな くまもとしりつひつゆうかんこうとうがっこう ふりがな あらきたかひさ 学校名 熊本市立必由館高等学校 校長名 荒木隆久 ふりがな くまもとしりつにしきがおかちゅうがっこう ふりがな こうづまあきひと 学校名 熊本市立錦ヶ丘中学校 校長名 上妻昭仁 ふりがな くまもとしりつおのうえしょうがっこう ふりがな ながおひでき 学校名 熊本市立尾ノ上小学校 校長名 長尾秀樹 ふりがな くまもとしりつつきでしょうがっこう ふりがな おがたこうじ 学校名 熊本市立月出小学校 校長名 緒方浩二 ふりがな くまもとしりつやまのうちしょうがっこう ふりがな まつもとこういち 学校名 熊本市立山ノ内小学校 校長名 松本公一 3. 研究内容 (1) 研究開発課題小 中 高を通じた新たな英語教育に向けて 生涯にわたり4 技能を積極的に使えるようになる英語力育成を目指し 小中高一貫した CAN-DO リストの目標設定による評価と授業創りを柱とし 英語教育の研究開発に取り組む (2) 研究の概要 本市では 富合小中一貫特例校と植木地区 8 小学校の特例校により 小学 1 年からの英語教育を研究している 平成 27 年度からは 植木地区の3 中学校も特例校とし 英語教育における小 中の接続について研究を始める それらの成果と課題を踏まえて 英語教育の早期化と教科化に向けた教育課程の在り方と授業内容を研究する 外国語活動から教科英語への接続の在り方や中学校におけるコミュニケーション能力の育成を目指し 小学校の段階から 文字 や 綴りと発音の関係 などについて系統的な指導を行い 成果と課題を探る

2 教科英語でコミュニケーション能力の基礎を培うため 小学校での 読むこと 書くこと 言語に関する知識の身に付けさせ方 を研究 検証する ALT の活用や英語専任教員など 効果的な指導体制の在り方を研究する また 小中高を通した CAN-DOリストによる目標設定と指導内容及び方法について 研究を行う (3) 現状の分析と仮説等 1 現状の分析と研究の目的ア現状の分析 本市の英語教育について 熊本市北区植木地区 8 校の小学校は教育特例校として 南区富合小中学校は小中一貫特例校として 小学校 1 年生から6 年生まで英語の授業を行っている 植木地区においては 平成 27 年度から中学校も教育課程特例校となり英語教育の接続の研究を行う そのような中で 熊本市中央に位置する地域においても 植木地区や富合小中学校の成果や課題を活かした先進的な取組を行う研究開発を実施し 小学校英語の早期化 教科化に向けてその成果と課題を本市全体に広め 熊本市一体となって研究を進める必要がある 本市の全小学校においては ALT とのティームティーチングの授業を年間 15 回程度行い 文部科学省配付のデジタル教材や本市作成英単語絵カードを活用しながら 楽しく英語を学んでいる また 6 年生では 文字に興味を持つ児童も少なくない 小学校と中学校の連携については 必要性は感じていても 交流等は盛んではなかったが 小学校の研究授業の事前研究会から中学校教員が参加したり 中学校の授業研究会に小学校の教員が参加したりするなど 連携が進んできた 中学生にとっては 小学校外国語活動と中学校英語の学習の段差は依然小さくないものがあるが 教員同士の交流を図ることで 段差の解消を図る 本市の中学校においては 全校にデジタル教科書を配布し 基礎 基本事項を徹底するとともに ALTとのティームティーチングの授業 ( 年間 20 回程度 ) に加え 希望校には複数の ALTを派遣し ALT と生徒 1 対 1 の本市独自のスピーチテストを行い 英語による表現力とコミュニケーションへの意欲を高めているところである スピーチテストの参加校は年々増加しているが 年間指導計画への位置づけ等 より効果的なテストの実施をする必要がある 本地域の学校について 尾ノ上小学校は 平成 25 年度に 伝え合う力を高める教育活動の創造 をテーマに研究発表を行い 成果として 児童に言葉によるコミュニケーション力が育まれており 英語の専科教員がいるなど 職員の研究体制も確立できている 英語教育強化地域の研究開発の牽引力を持つ小学校である 月出小学校は 平成 26 年度に 確かな学力を身につける授業の工夫 をテーマに研究発表を行い 研究推進体制が構築されている 各小学校の全国標準学力検査 NRT( 平成 26 年度国語 算数 2 教科 ) 偏差値は全国と比較しやや高い

3 錦ヶ丘中学校は 平成 23 年度に 学力向上 の研究発表会を行い 成果を上げている 生徒も落ち着いており 職員の研究体制も整っている 錦ヶ丘中学校の全国標準学力検査 NRT における英語の全国偏差値は高く 中学校の目標 内容の高度化に対応できると考えられる イ目的小学校中学年から外国語活動を開始し 音声に慣れ親しませながら英語活動を楽しませる そこで養われたコミュニケーション能力の素地を基盤に 高学年において教科英語を開始する 教科英語では 音声を中心に 綴りと発音の関係に慣れ親しませる 同時に 身近なことについて 基本的な表現を用いて 聞く 話す 活動を行なうことに加え 読むこと 書くこと を含めたコミュニケーション能力の基礎を養う 言語に関する理解についても研究する 中学校では 入門段階で綴りと発音の関係を体系的に学習する そして 主体的に 話す 書く などを通じて 互いの考えや気持ちを英語で伝え合う言語活動を展開して コミュニケーション能力の育成を図る また 生徒が英語に触れる機会を充実し 中学校の学びを高等学校へ円滑につなげるために 生徒の程度に応じて 授業は英語で行うことを基本とする 高等学校では 幅広い話題について発表 討論 交渉などを行う言語活動を通して 情報や考えなどを的確に理解したり 適切に伝えたりするコミュニケーション能力の育成を目指す 2 研究仮説ア手段 外国語活動においては Hi, friends! 1,2やデジタル教材を活用して 年間指導計画に沿って取り組む 外国語を通じて 言語や文化について体験的に理解を深める 4 年生からは フォニックスソングを取り入れながら 綴りと発音の関係 について音声的に慣れ親しませる 教科英語においては 絵本を活用しながら 物語の場面を通して 文字に親しませる また 文科省の補助教材や本市独自の補助教材等を活用しながら アルファベットを書くことに慣れ親しませる 綴りと発音の関係 については 中学年から導入するフォニックスソングを通じて慣れ親しませた上で 引き続きフォニックスソングを系統的に活用し 綴りと発音の関係 について体験的な理解を深める 自分との関係性が強い身近な話題について 英語を 聞く 話す 活動を ALT 等と行うことを通じて コミュニケーション能力の基礎を培う 中学校においては 市販の教材や本市独自の学びノートフォニックス版を活用しながら 綴りと発音の関係を身に付けさせる また 小学校の指導を十分に踏まえた授業を行う中で 自分との関係性が強い内容について 互いの考えや気持ちを英語で伝え合うコミュニケーション能力の養成を図る 中学校では デジタル教材を効果的に活用したり 英語で授業を行うなどしたりして 生徒が英語に触れる機会の充実を図る その際 言語活動の充実を図った授業を行う 高等学校においては 中学校の指導を踏まえた 生徒の英語による言語活動が中心の授業への改善を図る

4 イ期待される効果綴りと発音の関係 初歩的な 読み 書き を習得することにより 小学校卒業時には 初歩的英語運用力が身に付くとともに言葉の持つ働きを知り 中学校の英語学習に意欲を見せる また 学級経営の改善につながり 間違いを恐れず学習する児童が育成される 中学校では 綴りと発音の関係に理解を深め 実践につなげながら 主体的な英語学習者として より高度な語彙力 コミュニケーション能力の育成が可能になり 総合的な英語力の向上へつながる ( 英検取得率の向上 NRT 全国偏差値の向上 ) 高等学校では 言語活動を通して 自信を持って英語を聞いたり話したりでき 生涯にわたって英語を学んでいく意欲を持った生徒の育成が図られる 3 研究成果の評価方法 単元ごとに CAN-DO リストの学習到達目標と照らし合わせた評価を行う 事前実態調査と毎年度末の実態調査 ( 児童 生徒 教員 保護者 ) と調査結果の分析 スピーキングテスト ( 小 中学校 ) による英語力の調査と分析 経年比較 他校との比較 外部試験 ( 児童英検 英語検定 ) による英語力の調査と分析 経年比較 全国標準学力検査 (NRT) による英語学力の調査 経年比較 他教科への影響等の分析 (4) 研究開発型 平成 27 年度新規採択件については 平成 26 年度は斜線を引くこと 1 小学校外国語活動型 2 小学校教科型 開始学年及び週当たり授業時数コマ 第一年次 (H26) 第二年次 (H27) 第三年次 (H28) 第四年次 (H29) 第 3~6 学年 第 3 4 学年 第 3,4 学年 第 3,4 学年 1 コマ 1 コマ 1~2 コマ 1~2 コマ 0 コマ 第 5,6 学年第 5,6 学年第 5,6 学年 2 コマ 2 コマ 2~3 コマ (5) 研究計画 平成 27 年度新規採択件については 第一年次から第三年次まで記載すること 第一年次 ~ 第四年次 校種別 1 第 1 年次英語教育強化地域拠点小中高連絡協議会を設置し 小学校 中学校 高等学校が連携して具体的に指導体制づくりの準備と研究を進める 小学校 小学校英語の全体計画の作成 各学年における CAN-DO リストによる学習到達目標設定とそれを踏まえた年間計画等の作成 評価方法などの研究 各学校において校内研究としての位置付け 研究校視察 研修 インターネット等を通して実践事例等の情報収集 音声と文字の関係 ( フォニックス ) について指導法や活動の研修

5 読むこと 書くこと についての独自教材の開発( 作成中 ) 中学校区内小学校公開授業の実施と中学校の公開授業に参加 ( 幼小中連携の日 ) 小学校授業研究会 ( 外国語活動 ) の参加と中学校授業研究会 ( 英語 ) に参加 ( 学びわくわく授業研究会 ) 本市全小学校 中学校 市立高校を対象とした公開授業 各学校の環境整備 (ALT の派遣日数の増加 英語教室の整備など ) アンケート調査 ( 実態調査 ) 授業の実施第 3 学年 Hi, friends!1 を参考にオリジナルの指導計画に基づき 9 月から月 2 回程度 外国語活動型 を実施第 4 学年 Hi, friends!1 を参考にオリジナルの指導計画に基づき 9 月から月 2 回程度 外国語活動型 を実施第 5 学年 Hi, friends!1を活用した外国語活動 1コマ第 6 学年 Hi, friends!2を活用した外国語活動 1コマ 小 中学校教員への研修の準備次年度からの研修をより良いものにすることや今後の本市における小中高を通じた英語教育の高度化に向けた取組を推進するために 小中の英語教育推進リーダーを含む小学校教員 5 人 中学校英語教員 5 人の10 人による英語教育推進委員会を設置し 1 月 2 月にそれぞれ会を実施した 中学校 年間 7 回のコミュニケーション能力の育成に関する校内研修の実施 時数増に伴った CAN-DO リストによる目標設定と年間指導計画の見直し 給食時間の放送部員による英語アナウンス放送 放課後や夏休みを利用した 学びノ ト 活用による学びの場の設置 小学校授業研究会の参加と中学校授業研究会 ( 英語 ) に参加 ( 学びわくわく授業研究会 ) 中学校区内公開授業の実施と小学校の公開授業に参加 ( 幼小中連携の日 ) 熊本市イングリッシュキャンプの優先参加 ALT の派遣回数の大幅な増加及びそれに伴う効果的な活用 中学 1 2 年生全員を対象とした英語語検定の実施及び結果分析 ALT による熊本市スピーキングテストの実施 高等学校 必由館高校普通科国際コ スを核とした本事業の推進 ALTの派遣回数の増加に伴う指導計画の工夫 錦ヶ丘中学校との中高連携の強化推進 英検等 外部機関による学習者の英語評価及び結果分析 小学校 中学校の公開授業と授業研究会に参加

6 第 2 年次 小学校 3,4 年生の 外国語活動型 35 時間 5,6 年生の 教科型英語 70 時間第 3 学年 Hi, friends!1 を活用した 外国語活動型 1コマ第 4 学年 Hi, friends!1 を活用した 外国語活動型 1コマ第 5 学年 Hi, friends!1,2 及び文部科学省作成の補助教材やオリジナルワークシート等を活用した 教科型英語 2コマ (70H) * 独自教材マイ ABC パスポート活用第 6 学年 Hi, friends!2 及び文部科学省作成の補助教材やオリジナルワークシート等を活用した 教科型英語 2コマ (70H) * 独自教材マイ ABC パスポート活用 アルファベット文字の認識や日本語と英語の音声の違いやそれぞれの特徴等についての指導の在り方 ( フォニックスの導入や文科省の補助教材活用 ) 4 年生 ~6 年生において フォニックスソングを活用してフォニックスに慣れさせ 親しみを持たせる 高学年におけるフォニックスの導入 H28 年度の3,4 年生の外国語活動におけるモジュール授業の年間指導計画作成 3 学期に公開授業実施 チャレンジタイムの開発 ( 植木地区小学校のスピーチテスト改訂 ) と実施 アンケート調査の実施と分析 英語教育推進リ-ダーの養成 (1 人 ) 合計 2 人となる 英語教育推進委員会の開催教員研修を含めた 小中高を通じた英語教育の高度化に向けた取組を協議する 英語教育推進委員会 ( 小 中学校各 5 人 市立高校 2 校より各 1 人で構成 ) を4 月 7 月 12 月に実施する 教員研修 24 人の小学校教員に英語教育推進リーダーによる研修を5 月 (2h) 8 月 (6h) 1 月 (6h) に実施する なお 1 月の研修では H27 年度に養成する英語教育推進リーダーも参加する 教科等主任会 英語教育研究協議会で強化地域拠点事業の取組について発表 研究協議を行う 英語教育推進リーダーを 校内研修の講師として派遣し 各学校においても英語教育改革に備えていく 中学校 小中高連携の要として 小学校と高等学校との積極的な関わり及び連携強化 小学校の教科型英語学習内容を把握した上での指導研究と実践 小学校における 教科型 英語の授業交流と授業研究 小学校 教科型英語 を経験した生徒向けの学習内容の高度化等の研究と指導計画 英語の授業における英語使用量の増加

7 ALTの系統的効果的活用の継続研究 イングリッシュキャンプの優先参加及びイングリッシュビデオコンテストへの取組 ALT による熊本市スピーキングテストの実施 比較分析 英語教育推進リ-ダーの養成 (1 人 ) 合計 2 人となる 英語教育推進委員会の開催教員研修を含めた 小中高を通じた英語教育の高度化に向けた取組を協議する英語教育推進委員会 ( 小 中学校各 5 人 市立高校 2 校より各 1 人で構成 ) を4 月 7 月 12 月に実施する 教員研修 24 人の中学校教員に英語教育推進リーダーによる研修を5 月 (2h) 8 月 (6h) 1 月 (6h) に実施する なお 1 月の研修では H27 年度に養成する英語教育推進リーダーも参加する 教科等主任会 英語教育研究協議会で強化地域拠点事業の取組について発表 研究協議を行う 英語教育推進リーダーを 校内研修の講師として派遣し 各学校においても英語教育改革に備えていく 高等学校 必由館高校普通科国際コ スを核とした本事業における PDCA サイクルの確立校長 (H27 年度より英語の免許を持った校長が就任 ) を中心とした研究推進に向けた組織力の強化を図る 担当指導主事の随時訪問による検証及び指導 助言を行う 同時に 月に1 度開催の担当者会や学期に1 度開催する拡大推進委員会 ( 担当者 研究主任 教務主任 ) 運営指導委員会で検証及び協議を重ねていく 錦ヶ丘中学校との効果的な中高連携の研究英語教育における小中高の円滑な接続を図るためのコーディネーターとしての尾ノ上小学校と錦ヶ丘中学校に在籍する英語教育推進リーダー及び指導主事の訪問による指導体制や研究推進上の課題等についての協議を踏まえた研究を推進する コミュニケーションを重視した英語の授業内容の研究と実践 小 中学校との授業交流及び授業研究生徒が幅広い話題について 英語で発表 討論 交渉などを行う言語活動を体験する中で 情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミュニケーションを高めるための授業改善を図る そのために コーディネーターや指導主事及び担当者の随時訪問を行い 情報の共有をはじめ 意見交換や協議を行いながら授業改善を図る 英検等外部機関による学習者の英語評価及び結果分析 経年比較国際コースを含めた普通科全員の英検受験を実施する その外部評価を生徒と教員で共有しながら 生徒の学習意欲の向上や教師の授業改善につなげていく CAN DOリストに伴う学習到達目標に向けた授業改善 評価の在り方については コ

8 ーディネーターや指導主事の随時訪問 担当者会 運営指導委員会の中で協議をしていく 公開授業の実施小中学校の先生へ向けた公開授業を実施し 小中高を通じた新たな英語教育についてのイメージを持たせ それぞれの校種での授業実践や推進体制及び推進方法を改善する一助とする 英語教育推進委員会への参加市立高校 2 校より英語教員各 1 人が委員として参加し 協議を行う 中学校英語教員対象の年 3 回の研修や教科等主任会 教育課程研究協議会への参加 市立高校 2 校より英語教員各 1 人が参加し 協議に参加し 高校の取組について発表する 3 第 3 年次 小学校 3,4 年生の 外国語活動型 35 時間 5,6 年生の 教科型英語 70 時間第 3 学年 Hi,friends!1,2 を活用した 外国語活動型 1~2コマ ALT と HRT によるフォニックスソングの導入第 4 学年 Hi, friends!2 を活用した 外国語活動型 1~2コマ文部科学省作成予定の補助教材や独自教材による 外国語活動型 1コマ ALTと HRT によるフォニックスの導入第 5 学年 文部科学省作成予定の補助教材を活用した 教科型英語 2コマ * 独自教材マイ ABC パスポート活用第 6 学年 文部科学省作成予定の補助教材を活用した 教科型英語 2コマ * 独自教材マイ ABC パスポート活用 3 年生から6 年生にかけてのフォニックスの系統的な指導 学びわくわく小学校授業研究会における研究授業と授業研究会 ALTによるチャレンジタイムの実施と比較分析 アンケート調査の実施と比較分析 英語教育推進リ-ダーの養成 (1 人 ) 合計 3 人となる 英語教育推進委員会の開催教員研修を含めた 小中高を通じた英語教育の高度化に向けた取組を協議する英語教育英語教育推進委員会 ( 小 中学校各 5 人 市立高校 2 校より各 1 人で構成 ) を4 月 5 月 6 月に実施する 教員研修新たに48 人 ( 推進リーダー 1 人につき24 人 ) の小学校教員に英語教育推進リーダーによる研修を5 月 (2h) 7 月 (6h) 8 月 (6h) に実施する 教科等主任会 英語教育研究協議会で強化地域拠点事業の取組について発表 研究協議を行う 教科等主任会 英語教育研究協議会で強化地域拠点事業の取組について発表 研究協議を行う

英語教育推進リーダーを 校内研修の講師として派遣し 各学校においても英語教育改革 に備えていく 9 中学校 本事業における PDCA サイクルの見直し及び小中高連携の更なる強化 小学校の 教科型 英語を学習した生徒への指導内容の研究と実践 英語による授業実践 中学生全員に英語検定を実施 結果の経年分析と他校との比較分析 ALTの系統的 効果的活用の研究の深化 イングリッシュキャンプの優先参加及びイングリッシュビデオコンテストへの取組 ALTによる熊本市スピーキングテストの実施と比較分析 英語教育推進リ-ダーの養成 (1 人 ) 合計 3 人となる 英語教育推進委員会の開催教員研修を含めた 小中高を通じた英語教育の高度化に向けた取組を協議する英語教育推進委員会 ( 小 中学校各 5 人 市立高校 2 校より各 1 人で構成 ) を4 月 5 月 6 月に実施する 教員研修新たに48 人 ( 推進リーダー 1 人につき24 人 ) の中学校教員に英語教育推進リーダーによる研修を5 月 (2h) 7 月 (6h) 8 月 (6h) に実施する 教科等主任会 英語教育研究協議会で強化地域拠点事業の取組について発表 研究協議を行う 英語教育推進リーダーを 校内研修の講師として派遣し 各学校においても英語教育改革に備えていく 高等学校 必由館高校普通科国際コ スを核とした本事業における PDCA サイクルの深化 錦ヶ丘中学校とのより効果的な中高連携の確立 より高いコミュニケーション能力を目指したコミュニケーション重視の英語の授業内容の研究の深化及び実践 小 中学校との授業交流及び授業研究 指導計画研究 英検等外部機関による学習者全員の英語評価及び結果分析 経年比較 英語教育推進リーダーの養成 (1 人 ) 英語教育推進委員会に市立高校 2 校より英語教員各 1 人が委員として参加し 協議を行う 英語教育推進委員会への参加市立高校 2 校より英語教員各 1 人が委員として参加し 協議に加わる 中学校英語教員対象の年 3 回の研修や教科等主任会 教育課程研究協議会にも市立高校 2 校より英語教員各 1 名が参加し 高校の取組を発表する

10 4 第 4 年次 小学校 小学校の公開授業と実践発表 研究のまとめ 3,4 年生の 外国語活動型 70 時間 5,6 年生の 教科型英語 70 時間第 3 学年 Hi,friends!1,2 を活用した 外国語活動型 2コマ ALT と JTE によるフォニックスソングの導入第 4 学年 文部科学省作成予定の補助教材又は独自教材による 外国語活動型 2 コマ ALTと JTE によるフォニックスの導入第 5 学年 文部科学省作成予定の補助教材を活用した 教科型英語 2~3コマ * 独自教材マイ ABC パスポート活用第 6 学年 文部科学省作成予定の補助教材を活用した 教科型英語 2~3コマ * 独自教材マイ ABC パスポート活用 3 年生から6 年生にかけてのフォニックスの系統的な指導 ALTによるチャレンジタイムの実施と経年比較分析 アンケート調査の実施と比較分析 英語教育推進リ-ダーの養成 (1 人 ) 合計 4 人となる 英語教育推進委員会の開催教員研修を含めた 小中高を通じた英語教育の高度化に向けた取組を協議する英語教育推進委員会 ( 小 中学校各 5 人 市立高校 2 校より各 1 人で構成 ) を4 月 5 月 6 月に実施する 教員研修新たに72 人 ( 推進リーダー 1 人につき24 人 ) の小学校教員に英語教育推進リーダーによる研修を5 月 (2h) 7 月 (6h) 8 月 (6h) に実施する 教科等主任会 英語教育研究協議会で強化地域拠点事業の取組について発表 研究協議を行う 英語教育推進リーダーを 校内研修の講師として派遣し 各学校においても英語教育改革に備えていく 中学校 小学校及び中学校の公開授業と実践発表 小学校の 教科型 を学習した生徒への指導内容の研究と実践 英語による授業実践の深化 中学生全員に英語検定を実施 結果の経年分析と他校との比較分析 イングリッシュキャンプの優先参加及びイングリッシュビデオコンテストへの取組 熊本市スピーキングテストの実施と経年比較 他校との比較分析 標準学力検査 NRT による学力分析と他教科への影響の分析 研究のまとめ

11 英語教育推進リ-ダーの養成 (1 人 ) 合計 4 人となる 英語教育推進委員会の開催教員研修を含めた 小中高を通じた英語教育の高度化に向けた取組を協議する英語教育英語教育推進委員会 ( 小 中学校各 5 人 市立高校 2 校より各 1 人で構成 ) を4 月 5 月 6 月に実施する 教員研修新たに72 人 ( 推進リーダー 1 人につき24 人 ) の小学校教員に英語教育推進リーダーによる研修を5 月 (2h) 7 月 (6h) 8 月 (6h) に実施する 教科等主任会 英語教育研究協議会で強化地域拠点事業の取組について発表 研究協議を行う 英語教育推進リーダーを 校内研修の講師として派遣し 各学校においても英語教育改革に備えていく 高等学校 英語教育推進委員会への参加市立高校 2 校より英語教員各 1 人が委員として参加し 協議を行う 英語教育推進リーダーによる市立高校 2 校の英語教員を対象とした研修実施 中学校英語教員対象の年 3 回の研修に市立高校 2 校から英語教員各 1 人の参加 教科等主任会 教育課程研究協議会にも市立高校 2 校より英語教員各 1 名が参加し 取組を発表する 高等学校における公開授業 研究のまとめ 平成 27 年度の進捗状況 課題 毎月 1 回程度の担当者会を開催し 研究開発を推進している 担当者会には 小 中 高校の担当者及び教育委員会関係者が毎回参加し 小 中 高校の円滑な接続を目指した取組がなされつつある 2 校の各モデル校での公開授業 ( 小中合同開催 ) を実施し 研究成果の普及に努めた 他の小学校 2 校についても 1 月 ~2 月に実施予定である 平成 27 年度は 小 中 高校を通じた CAN-DO リスト ( 案 ) を作成し 小 中 高校で目指す英語力について共通理解が図られつつある 小学校では 文部科学省の補助教材ワークシートや本市独自の補助教材 ( マイABCパスポート ) を活用しアルファベットを書くことに慣れ親しんでいる 子供たちの 文字を書いてみたい という意欲が見られるようになってきた 各学年とも 進んで授業に参加している の方向に変容が見られ コミュニケーションを図ろうとする態度が身に付いてきている 中学校では 教師による一斉指導を減らし ペアやグループでの活動を仕組むことで 生徒の英語使用量を増やすことができた また 最初にゴールを示すことで 教師は目指す方向がぶれない そのために必要なことを準備し 段階的に指導することができている

12 高校では GTEC や英検などの外部試験を活用し 生徒の英語力を客観的に把握し 個々の指導する機会を増やすことで 英語力の伸長につなげることができた 小 中 高校の円滑な接続を目指して 高校卒業時にどの程度の英語力を目指すのかを今後 更に明確にする必要がある そのためには 英語教育に関して小 中 高校それぞれの段階でどの程度の英語力を目指すのか 共通理解と共通実践が必要である その上で 小中連携 中高連携を更に推進していかなければならない CAN-DOリストについては今年度作成したものの 実質的な評価までは至っていない 活用することで 今後 更に 小 中 高連携の視点から内容を見直していく必要がある (6) 評価計画 平成 27 年度新規採択件については 第一年次から第三年次まで記載する 第一年次 ~ 第四年次 校種別 第一年次 1 小学校 実態調査 全国標準学力検査 2 中学校 実態調査 全国標準学力検査 スピーキングテスト 英語検定 3 高等学校 実態調査 第二年次 1 小学校 実態調査 全国標準学力検査 チャレンジタイム 2 中学校 実態調査 全国標準学力検査 スピーキングテスト 英語検定 3 高等学校 実態調査 第三年次 1 小学校 実態調査 全国標準学力検査 チャレンジタイム 児童英検 2 中学校 実態調査 全国標準学力検査 スピーキングテスト 英語検定 3 高等学校 実態調査 スピーキングテスト 第四年次 1 小学校 実態調査 全国標準学力検査 チャレンジタイム 児童英検 2 中学校 実態調査 全国標準学力検査 スピーキングテスト 英語検定 3 高等学校 実態調査 スピーキングテスト 平成 27 年度の進捗状況 課題 研究内容の評価については 1 月 ~3 月にかけて 児童生徒へのアンケート調査や英検等の 外部試験の結果から 詳細な分析を行うとともに 経年比較を行う予定である

4. 研究組織 (1) 研究組織の概要 (1) 研究組織の概要 13 尾ノ上小 英語教育強化地域拠点研究校 担当者会 文部科学省 熊本市教育委員会 山ノ内小 錦ヶ丘中 必由館高校 運営指導委員会 月出小 各校に研究推進委員会を設置 熊本大学 熊本県立大学 (2) 運営指導委員会 1 活動計画 英語教育強化地域拠点事業の運営について 次の点について専門的見地から指導 助言 評価を行う 運営及び研究開発についての指導助言に関すること 年度末及び指定期間終了時における事業評価に関すること 研究成果を普及する方策についての指導助言に関すること 年に2 回の運営指導委員会を実施する 平成 27 年度の進捗状況 課題 今年度は 運営指導委員会の実施が遅くなってしまった 1 月に開催するが 今年度の研究成果及び次年度に向けた方向性に指導 助言をいたく予定である 次年度は 予定時期に開催し 研究の充実を図る予定である 5. 年間事業計画月 強化地域拠点の取組 運営指導委員会 全小学校第 3,4 学年において週 1 回の 外国語活動 授 業開始 全小学校第 5,6 学年において 外国語活動 と 教科型 4 月 英語 のそれぞれ週 1 回の授業開始 熊本市研究指定校連絡会への参加 標準学力検査 NRTの実施 第 1 回英語教育強化地域拠点事業担当者会

5 月 6 月 小学校外国語活動 中学校英語科主任会において周知 各校校内研修 [ 校内研究への位置付け 計画立案 校内研 究組織づくり ] 中学校英語公開授業と授業研究会 ( 幼小中連携の日 ) 英語教育推進リーダー中央研修参加 第 2 回英語教育強化地域拠点事業担当者会 7 月 第 3 回英語教育強化地域拠点事業担当者会 年間指導計画及び授業の実施状況検証 8 月 第 4 5 回英語教育強化地域拠点事業担当者会 熊本市イングリッシュキャンプへの参加 (19 日 ~21 日 ) 教育課程研究協議会において研究の概要について報告 9 月 英語教育推進リーダー中央研修参加 ( 小学教員 ) 先進校視察 10 月 11 月 中学校授業研究会 ( 英語 ) への参加 [ 学びわくわく授業研 究会 ] 尾ノ上小学校 錦ヶ丘中学校 ( モデル校 ) 公開授業 第 6 回英語教育強化地域拠点事業担当者会 第 7 回英語教育強化地域拠点事業担当者会 英語教育推進リーダー中央研修 2 に参加 ( 中学教員 ) 14 12 月 1 月 2 月 年間指導計画及び授業の実施状況検証 英語教育推進リーダー中央研修 2 に参加 ( 小学教員 ) 第 8 回英語教育強化地域拠点事業担当者会 小学校公開授業と授業研究会 ( 幼小中連携の日 ) 中学校 1 2 年英語検定 (23 日 ) 山ノ内小学校 ( モデル校 ) 公開授業 ( 本市 熊本県 近隣 県 ) 第 9 回英語教育強化地域拠点事業担当者会 先進校研究視察 研究のまとめ 反省と志向 第 10 回英語教育強化地域拠点事業担当者会 小学校授業研究会 ( 外国語活動 ) への参加学びわくわく授 業研究会 ] 月出小学校 ( モデル校 ) 公開授業 ( 本市 熊本県 近隣県 ) 3 月 次年度の計画 中学校スピーキングテスト (1,2 年 ) その他の取組 あれば記入 第 1 回運営指導委員会 ( 錦ヶ丘中学校 ) 第 2 回運営指導委員会 ( 尾ノ上小学校 ) 小学校では 週に 1 回 朝自習の時間に英語活動を行う ( ただし 平成 27 年度は学校裁量 として取扱い 時数にはカウントしていない )