以下本人の給与収入速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 2 配偶者の給与収入が 万円超 15 万円以下の場合の改正案の控除額及び改正前後の影響について 配偶者特別控除 配偶者の給与収入 万円超 15 万円 15 万円以上 11 万円 11 万円以上 1

Similar documents
積立 NISA の創設 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 1 家計の安定的な資産形成を支援する観点から 少額の積立 分散投資を促進するための 積立 NISA が創設される (2) 内容 1 積立 NISA は 20 歳以上の居住者等が金融機関に開設した非課税口座内に 積立 NISA 専用の累

7.(1)NISA 口座の開設時の手続きの見直し 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 NISA 口座の稼働率向上のため 非課税口座の開設手続きについての見直しが行われる (2) 内容 NISA 口座の開設申し込み時に 即日での買付けを可能とすること (3) 適用時期平成 31 年 1 月 1

2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

2017 年度税制改正大綱のポイント ~ 積立 NISA の導入 配偶者控除見直し ~ 大和総研金融調査部研究員是枝俊悟

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

住宅取得等資金の贈与に係る贈与税の非課税制度の改正

Microsoft Word 役立つ情報_税知識_.doc

6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額

(Q13) 複数の金融機関に NISA( 少額投資非課税制度 ) の非課税口座開設の申込みをしてしまいましたが ど うすればよろしいですか... 6 (Q14) 非課税適用確認書の交付を行わない旨の通知書 が送られてきましたが どうすればよろしいですか 6 ( 基準日における国内の住所を証する書類


< F2D819B89DF8B8E82CC8F5A91EE90C590A789FC90B38A >

6 成人年齢引下げに伴い一般 NISA つみたて NISA の対象年齢を 18 歳以上とするこ と 根拠法の制定 恒久化 1NISA 制度が国民の安定的な資産形成に資する恒久的な制度となるよう根拠法 (NISA 法 ) を制定すること 2 口座開設期間を恒久化すること 3 非課税期間を恒久化すること

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

はじめに ファイナンシャル プランニング技能検定 およびCFP 資格審査試験では 下記のとおり 試験日程ごとの法令基準日が設けられています 法令基準日 ファイナンシャル プランニング 技能検定 (1 級 2 級 3 級 ) CFP 資格審査試験 平成 30 年 6 月試験 平成 30 年 1 月 1

1 生命保険料控除が改組され『介護医療保険料控除』が新設されました

Microsoft Word - NO.2 株式の譲渡 2.docx

目次 1. 平成 29 年改正対応 ( 2018 年 1 月リリース予定 ) (1) 改正内容 (2) 様式変更 (3) 医療費控除の対応について (4) 画面イメージ (5) 帳票イメージ 1-2. 電子申告 (1) 画面イメージ (2) 帳票イメージ 2. 機能改良 (2018 年 1 月リリー

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得等から控除)編

税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中

(****) 非課税口座に設けられる勘定は 毎年 非課税管理勘定 (NISA) 又は累積投資勘定 ( つみたて NISA) のいずれかに限ります 更に 2016 年 4 月 1 日から2023 年 12 月 31 日までの期間 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( 通称ジュニアNISA)

やさしい税金教室

特定口座一般口座株式等の譲渡 売却などが該当 ) による所得は 申告分離課税の対象となっており 原則として お客さまによる譲渡損益の計算や申告納税の手続きが必要です 特定口座には これらの事務負担を軽減する機能があります 特定口座の機能 上場株式等の譲渡損益の計算 管理を行います 特定口座内に保管す

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

< F31322D89FC90B390C C18F578D8692C7985E5B315D2E6A74>

投資信託ホームページ構成案

税金読本(5-3)ジュニアNISA

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

2 引き続き居住の用に供している場合 とされる場合本人が 転勤などのやむを得ない事情により 配偶者 扶養親族その他一定の親族と日常の起居を共にしないこととなった場合において その家屋等をこれらの親族が引き続きその居住の用に供しており やむを得ない事情が解消した後は 本人が共にその家屋に居住することに

【表紙】

~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に 以下の内容をご確認ください 共通の操作の手引きの確認入力方法やデータ保存 読込方法などを説明した ( 共通 )e-tax で送信するための準備編 又は ( 共通 ) 書面提出 (

医療費控除が変わります!!! 1 領収書の提出等が不要となりました 2 明細書 ( 集計表 ) の提出が必要となりました 3セルフメディケーション税制が創設されました 医療費控除の明細書 ( 集計表 ) を提出することにより 医療費 の領収書の提出又は提示が不要となりました 医療費の領収書は 自宅で

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

株式等の譲渡(特定口座(源泉徴収なし)と一般口座)編

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改

PowerPoint プレゼンテーション

49 年 12 月 31 日までの間 源泉徴収される配当等の額に係るの額に対して 2.1% の税率により復興 特別が源泉徴収されます b. 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 分割型分割及び株式分配並びに組織変更による場合を除く 以下本 1において同じ

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得から控除)編

 

投資主が受け取る配当等の額については 原則どおり配当等の額を受け取る際に20%( 所得税 )( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります ( ロ ) 出資等減少分配に係る税

相続の基礎 ~ 「相続」を学ぼう!! ~ 生前贈与①有価証券

贈与税の非課税特例 ①住宅取得等資金の贈与

平成21年4月 源泉所得税改正のあらまし

2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく

Ⅰ 家計の自助努力による資産形成を支援するための税制措置 1. つみたて NISA の制度期限の延長 NISA 制度の恒久化 根拠法の制定等 1つみたて NISA について 平成 49 年までとされている投資可能期間 ( 制度期限 ) を延長することにより 来年以降に投資を開始しても投資可能期間が少

3. 住宅税制 消費税率の引上げに伴う一時の税負担の増加による影響を平準化し 及び緩和する観 点から 住宅税利について以下のとおり所要の措置を講じます 住宅ローン減税を平成 26 年 1 月 1 日から平成 29 年末まで 4 年間延長し その期間のうち平成 26 年 4 月 1 日から平成 29

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

申告所得税関係 手続名 帳票名平成年分セルフメディケーション税制の明細書 ( 次葉 ) 特定証券投資信託に係る配当控除額の計算書 平成 年分給与所得の源泉徴収票 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分特定口座年間取引報告書 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 ( 平成

<4D F736F F D20947A8BF48ED28D548F9C A8BF48ED293C195CA8D548F9C82CC8CA992BC82B582C98AD682B782E >

NISAファンドナビ_t4

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

株式等の譲渡(上場株式の譲渡損失の繰越し)編

個人投資家の証券投資に関する意識調査(結果概要)

2 2 上場株式等 の範囲の拡大 上場株式等には 上場株式 上場投資信託の受益権 (ETF) 上場不動産投資法人の投資口 (REIT) 公募株式等証券投資信託の受益権が含まれていた 今回の租税特別措置法の改正により 発行者の情報が一般に公開され その商品内容を入手することが容易に可能な公社債を 上場

<4D F736F F D A83414E A290AC944E8ED28FAD8A7A938A8E9194F189DB90C590A A82C98AD682B782E E82568C8E825593FA814091E C581762E646F6378>

なっとくインドネシア

「2 所得税及び復興特別所得税の確定申告書データをお持ちでない方」からの更正の請求書・修正申告書作成編

 

非課税上場株式等管理に関する約款 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) この約款は お客さまが租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税および租税特別措置法第 37 条の14に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税

法人税 結婚 子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置の創設教育資金贈与の見直し非上場株式等に係る贈与税 相続税の納税猶予制度の見直し法人税率の引き下げについて 個人 (20 歳以上 50 歳未満の者に限る 以下 受贈者 という ) の結婚 子育て資金の支払に充てるためにその直系尊属 ( 以下

( ロ ) 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る出資等減少分配 ( 所得税法第 24 条に定めるものをいいます 以下 本 ( ロ ) 出資等減少分配に係る税務 において同じです ) のうち本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 計

平成19年度市民税のしおり

上場株式等の配当等に対する課税

平成 29 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) 制度名既存住宅のリフォームに係る特例措置の拡充 税目所得税 ( 国土交通省 ) 既存住宅流通 リフォーム市場の活性化に向けて 耐震性 省エネ性 耐久性に優れた良質な住宅ストックの形成を促進するため 既存住宅の耐震 省

Microsoft Word - ⟖⟖⟖⟖平拒ï¼fi2年勃給且æfl¯æ›Łå€±å‚−æł¸ã†®è¨Ÿè¼›ã†®ã†Šã†‰ã†�.docx

Microsoft Word - FP2級法改正情報 doc

上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日 平成 50 年 1 月 1 日 ~ % (

平成19年度分から

1 どちらかをご選択特定口座と客さま般口座の特定口座の概要 特定口座とは 個人のお客さまが公募株式投資信託を換金され利益が出た場合は 原則 確定申告が必要ですが お客さまの確定申告にかかる負担を軽減させるべく当金庫が納税の代行などを行う制度として 特定口座 があります 特定口座 をご利用いただくこと

e. 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( ジュニア NISA) 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した未成年者口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 28 年 4 月 1 日から平成 35 年 12

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

平成18年度地方税制改正(案)について


<4D F736F F D208F8A93BE90C520926D8EAF94BB92E E291E >

公募株式投資信託の解約請求および償還時

Microsoft Word - 平成15年税制改正(2).doc

税調第19回総会 資料3-3

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

iii. 源泉徴収選択口座への受入れ源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま

平成 31 年度 ( 平成 30 年分 ) 所得控除 雑損控除 納税義務者又はその者と生計同一の配偶者 その他親族が有する資産について 災害 盗難 横領によ る住宅 家財 現金の損害一定額 控除計算 A B いずれか多い方の金額 A:( 損失額 - 保険金等による補てん額 )-( 総所得金額等の合計

【投信調査室コラム】日本版ISAの道[その6]

株式等の譲渡(特定口座(簡易申告口座)と一般口座)編

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)に関するQ&A

住宅リフォームの減税制度の概要 リフォームの減税制度 一定の要件を満たすリフォームを行った場合に受けられる減税制度は 5 種類あります 各制度の概要と主な要件は以下の通りです 詳細は本編をご覧ください 減税制度の種類 1. 所得税の控除 1 投資型減税 2 ローン型減税 3 住宅ローン減税 2. 固

株式等の譲渡(特定口座(簡易申告口座)と一般口座)編

Transcription:

以上本人の給与年収速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 1 配偶者特別控除の対象となる配偶者の合計所得金額の上限が 76 万円から 123 万円 ( 給与収入のみの場合の収入金額は 141 万円から 21 万円 ) まで引き上げられます 配偶者控除及び配偶者特別控除は 本人の合計所得金額が 9 万円 ( 給与収入のみの場合の収入金額は 1,12 万円 ) を超えると控除額が減少し 1, 万円 ( 給与収入のみの場合の収入金額は 1,22 万円 ) を超えると控除額が になります 改正案の控除額及び改正前後の影響について 配偶者の給与収入 1,12 万円以下 1,12 万円超 1,17 万円以下 1,17 万円超 1,22 万円以下 1,22 万円超 控除対象配偶者 配偶者控除 万円以下 老人控除対象配偶者 48 万円 ( ) 32 () 16 () 万円超 15 万円以下 15 万円超 155 万円以下 36 万円 24 12 155 万円超 16 万円以下 31 万円 (31 万円 ) 21 (21) 11 16 万円超 166.8 万円 万円 ( 万円 ) 18 (18) 9 (9) 配偶者特別控除 166.8 万円以上 175.2 万円 21 万円 (21 万円 ) 14 (14) 7 (7) 175.2 万円以上 183.2 万円 16 万円 (16 万円 ) 11 6 (6) 183.2 万円以上 19.4 万円 11 万円 (11 万円 ) 8 (8) 4 (4) 19.4 万円以上 197.2 万円 6 万円 (6 万円 ) 4 (4) 2 (2) 197.2 万円以上 21.6 万円 21.6 万円 3 万円 万円 (3 万円 ) ( 万円 ) 2 (2) 1 (1) ( 1) 給与収入以外の収入は無いものとする ( 2) カッコ内は住民税の控除額 次ページ参照 〇平成 3 年分以後の所得税 平成 31 年度分以後の個人住民税について適用される 減税増税変更なし 216 Yamada & Partners All rights reserved. 内容につきましては 平成 29 年度税制改正大綱 ( 平成 28 年 12 月 8 日与党公表 ) に基づき 情報の提供を目的として 一般的な概要をまとめたものです そのため 今後国会に提出される予定の法案等を確認する必要があり 当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください 対策の立案 実行は専門家にもご相談のうえ ご自身の責任において取り組んでいただきますよう よろしくお願い申し上げます 1

以下本人の給与収入速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 2 配偶者の給与収入が 万円超 15 万円以下の場合の改正案の控除額及び改正前後の影響について 配偶者特別控除 配偶者の給与収入 万円超 15 万円 15 万円以上 11 万円 11 万円以上 115 万円 115 万円以上 12 万円 12 万円以上 125 万円 125 万円以上 万円 万円以上 5 万円 5 万円以上 14 万円 14 万円以上 141 万円 141 万円以上 15 万円 1,12 万円以下 1,12 万円超 1,17 万円以下 ( 1,17 万円超 1,22 万円以下 ( 1) 給与収入以外の収入は無いものとする ( 2) カッコ内は住民税の控除額 減税増税変更なし 2. 実務上の留意点 当該改正により減税となった世帯でも 社会保険料の増加や妻の年収増加による夫の勤務先の配偶者手当の減少により手取りが減る可能性がある 3. 今後の注目点 配偶者控除 配偶者特別控除の見直しは個人所得課税改革の第一弾であり 今後も所得課税改革は継続される 216 Yamada & Partners All rights reserved. 内容につきましては 平成 29 年度税制改正大綱 ( 平成 28 年 12 月 8 日与党公表 ) に基づき 情報の提供を目的として 一般的な概要をまとめたものです そのため 今後国会に提出される予定の法案等を確認する必要があり 当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください 対策の立案 実行は専門家にもご相談のうえ ご自身の責任において取り組んでいただきますよう よろしくお願い申し上げます 2

平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 積立 NISA( 現行 NISA と選択制 ) の創設 1 現行のNISAが積立型の投資に利用しにくいことを踏まえ 少額からの積立 分散投資を促進する目的で積立 NISAが創設されます 現行のNISAよりも年間投資上限額を4 万円と小さくする一方で 非課税期間を2 年とより長期化する制度となります 非課税口座内の公募等株式投資信託( 1) に係る配当所得及び譲渡所得等が非課税となります 項目 積立 NISA NISA 対象者 居住者等 2 歳以上の居住者等 非課税年間投資上限額 4 万円 12 万円 ( 平成 27 年分以前は1 万円 ) 非課税期間 投資した年から最長 2 年間 投資した年から最長 5 年間 投資可能期間 平成 3 年から平成 49 年 平成 年から平成 35 年 非課税対象公募等株式投資信託 ( 1) 口座の開設と勘定の設定 非課税口座を開設累積投資勘定を設定 上場株式 上場新株予約権付社債公募株式投資信託 ETF REIT など 非課税口座を開設非課税管理勘定を設定 ( 1) 株式投資信託でその受益権が金融商品取引所に上場等がされているもの又はその設定に係る受益権の募集が一定の公募により行われたもの 2. 実務上の留意点 現行の NISA と選択して適用することとなる 現行の NISA と同様 非課税期間に売却した場合 売却損失は税金計算上はなかったものとみなされる ( 損益通算等も不可 ) 公募等株式投資信託は長期 分散投資に適した一定の投資商品に限定されている 216 Yamada & Partners All rights reserved. 内容につきましては 平成 29 年度税制改正大綱 ( 平成 28 年 12 月 8 日与党公表 ) に基づき 情報の提供を目的として 一般的な概要をまとめたものです そのため 今後国会に提出される予定の法案等を確認する必要があり 当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください 対策の立案 実行は専門家にもご相談のうえ ご自身の責任において取り組んでいただきますよう よろしくお願い申し上げます 3

平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 積立 NISA( 現行 NISA と選択制 ) の創設 2 3. イメージ図 平成 3 年平成 31 年平成 32 年平成 33 年平成 34 年 平成 49 年平成 5 年平成 51 年平成 52 年 平成 68 年まで 平成 3 年 平成 31 年 平成 32 年 平成 33 年 平成 49 年まで 〇非課税年間投資上限額 4 万円 〇出典平成 29 年度税制改正要望項目金融庁より一部改編 216 Yamada & Partners All rights reserved. 内容につきましては 平成 29 年度税制改正大綱 ( 平成 28 年 12 月 8 日与党公表 ) に基づき 情報の提供を目的として 一般的な概要をまとめたものです そのため 今後国会に提出される予定の法案等を確認する必要があり 当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください 対策の立案 実行は専門家にもご相談のうえ ご自身の責任において取り組んでいただきますよう よろしくお願い申し上げます 4

平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 現行 NISA の非課税期間終了時の対応変更 1. 改正概要 現行 NISA における非課税期間終了時に年間投資上限額を一定額超過した場合もロールオーバーが可能となります 含み益が出ている場合 含み損が出ている場合 H H27 H28 H29 H3 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 H 1 万 万 H27 H28 H29 H3 H31 1 万 12 万 12 万 12 万 H 1 万 8 万 H27 H28 H29 H3 1 万 12 万 12 万 12 万 万 ロールオーバー H31 8 万 ( 残り 4 万円分の枠あり ) ( 原則 ) 課税口座へ払出し 払出し価額は払出し時点の時価 ( 万 ) ( 口座開設者が希望した場合 ) 翌年の投資枠へのロールオーバー ( 移管 ) 改正前 年間投資上限額 (12 万 ) の範囲内でロールオーバーが可能 改正案 年間投資上限額 (12 万 ) を一定額超過している場合であってもロールオーバー可能 ロールオーバー ( 原則 ) 課税口座へ払出し 払出し価額は払出し時点の時価 (8 万 ) ( 口座開設者が希望した場合 ) 翌年の投資枠へのロールオーバー ( 移管 ) 翌年の年間投資上限額 (12 万円 ) のうち 8 万円分の枠を使用してロールオーバーが可能含み損が出ている場合には改正前と変更なし 216 Yamada & Partners All rights reserved. 内容につきましては 平成 29 年度税制改正大綱 ( 平成 28 年 12 月 8 日与党公表 ) に基づき 情報の提供を目的として 一般的な概要をまとめたものです そのため 今後国会に提出される予定の法案等を確認する必要があり 当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください 対策の立案 実行は専門家にもご相談のうえ ご自身の責任において取り組んでいただきますよう よろしくお願い申し上げます 〇出典平成 29 年度税制改正要望項目金融庁より一部改編 5

平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 確定申告書に添付する特定口座年間取引報告書の範囲の拡大 投資家の利便性を向上させる目的で 次の措置が講じられます 1 上場株式等の配当所得等又は譲渡所得等に係る確定申告書の添付書類のうち特定口座年間取引報告書について 原本添付 以外に 金融機関が提供する電子交付を利用して印刷した書面の添付も認められるようになります 〇平成 31 年分以後の所得税及び平成 32 年度分以後の個人住民税について適用される 2 特定保管勘定等の設定 廃止をする場合に提出する特定口座異動届出書について マイナンバーの記載が不要となります 金融機関が提供する電子交付 印刷書面でも添付可能 特定口座年間取引報告書 確定申告書 投資家 確定申告 税務署 2. 今後の注目点 上記 2( 特定口座異動届出書へのマイナンバーの記載を不要とする措置 ) の適用開始時期 216 Yamada & Partners All rights reserved. 内容につきましては 平成 29 年度税制改正大綱 ( 平成 28 年 12 月 8 日与党公表 ) に基づき 情報の提供を目的として 一般的な概要をまとめたものです そのため 今後国会に提出される予定の法案等を確認する必要があり 当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください 対策の立案 実行は専門家にもご相談のうえ ご自身の責任において取り組んでいただきますよう よろしくお願い申し上げます 6

平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 既存住宅のリフォームに係る特例措置の拡充 1 所得税額の特別控除の対象となる増改築等工事に 従来の耐震改修工事 省エネ改修工事に加え 一定の耐久性向上改修工事が追加されます 省エネ改修工事に係る所得税の特別控除の適用要件の見直しが行われます 給与所得者等が使用者等から借り入れる住宅借入金等のうち 所得税の特別控除の対象外となる住宅借入金の利率が 1% から.2% に引き下げられます ( 緩和 ) 1. 一定の耐久性向上改修工事の追加 1 特定の増改築等に係る住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除の控除額に係る特例 ( ローン型 ) 個人が既存住宅に対し省エネ改修工事等をした場合に 増改築等に係る年末ローン残高等の 2% または 1% を居住年以後 5 年間の各年の所得税額から控除する制度である 2 既存住宅に係る特定の改修工事をした場合の所得税額の特別控除 ( 投資型 ) 個人が既存住宅に対し省エネ改修工事等をした場合に 標準的な工事費用相当額の 1% を居住年の所得税額から控除する制度である 適用対象となる増改築等工事 控除限度額 改正前 耐震改修工事のみ 25 万円省エネ改修工事のみ 25 万円 耐震改修工事 + 耐久性向上改修工事 25 万円 改正案 省エネ改修工事 + 耐久性向上改修工事 25 万円 ( 1) 耐震改修工事 + 省エネ改修工事 + 耐久性向上改修工事 5 万円 ( 2) ( 1) 省エネ改修工事と併せて太陽光発電装置を設置する場合には35 万円を限度とする ( 2) 省エネ改修工事と併せて太陽光発電装置を設置する場合には6 万円を限度とする 〇平成 29 年 4 月 1 日から平成 33 年 12 月 31 日までの間に 増改築等をした居住用家屋を自己の居住の用に供する場合に適用される 216 Yamada & Partners All rights reserved. 内容につきましては 平成 29 年度税制改正大綱 ( 平成 28 年 12 月 8 日与党公表 ) に基づき 情報の提供を目的として 一般的な概要をまとめたものです そのため 今後国会に提出される予定の法案等を確認する必要があり 当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください 対策の立案 実行は専門家にもご相談のうえ ご自身の責任において取り組んでいただきますよう よろしくお願い申し上げます 適用対象となる増改築等工事 (5 年間の ) 最大控除額 改正前 省エネ改修工事を含む工事 62.5 万円 改正案 省エネ改修工事を含む工事または省エネ改修工事と併せて行う耐久性向上改修工事 62.5 万円 7

平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 既存住宅のリフォームに係る特例措置の拡充 2 2. 省エネ改修工事に係る所得税の特別控除の適用要件の見直し 省エネ改修工事の適用要件 ( 必須要件 ) 改正前 全ての居室の窓全部の断熱改修 ( 全窓要件 ) 改正案 全窓要件 または改修により住宅全体の省エネ性能が断熱等級 4 等の要件を満たした場合 3. 住宅借入金等特別控除の対象外となる社内融資の利率の引き下げ ( 緩和 ) 改正前改正案 利率 1%.2% 〇平成 29 年 1 月 1 日以後に 居住用家屋を自己の居住の用に供する場合に適用される 2. 今後の注目点 耐久性向上改修工事に係る標準的な工事費用の金額 見直し後の省エネ改修工事に係る所得税の特別控除の要件の適用開始時期 216 Yamada & Partners All rights reserved. 内容につきましては 平成 29 年度税制改正大綱 ( 平成 28 年 12 月 8 日与党公表 ) に基づき 情報の提供を目的として 一般的な概要をまとめたものです そのため 今後国会に提出される予定の法案等を確認する必要があり 当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください 対策の立案 実行は専門家にもご相談のうえ ご自身の責任において取り組んでいただきますよう よろしくお願い申し上げます 8

平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 医療費控除等の添付書類の見直し 医療費控除及びセルフメディケーション税制の添付書類が 現行の 医療費又は医薬品購入費の領収書 から 医療費又は 医薬品購入費の明細書 に変わります 〇平成 29 年分以後の確定申告書を平成 3 年 1 月 1 日以後に提出する場合に適用される 内容医療費控除セルフメディケーション税制 対象となる医療費 2. 実務上の留意点 医師又は歯科医師による診療又は治療の対価 治療又は療養に必要な医薬品の購入の対価等 確定申告期限等から 5 年間は 税務署長から領収書の提示又は提出を求められた場合には これに応じなければならない ため領収書を保存しておく必要がある 特定一般用医薬品の購入の対価 控除限度額 2 万円 8 万 8 千円 適用対象者 併用可否 改正の内容改正前改正案 確定申告書の提出時の添付書類 医療費控除及びセルフメディケーション税制の概要 居住者 医療費又は医薬品購入費の領収書の添付 ( 添付に代えて提示でも可 ) 併用不可 医療費又は医薬品購入費の明細書の添付 健康の維持増進及び疾病の予防への取組として 一定の取組を行う個人 経過措置として 平成 29 年分 ~ 平成 31 年分の確定申告までは 現行の領収書の添付又は提示による適用も可能である 216 Yamada & Partners All rights reserved. 内容につきましては 平成 29 年度税制改正大綱 ( 平成 28 年 12 月 8 日与党公表 ) に基づき 情報の提供を目的として 一般的な概要をまとめたものです そのため 今後国会に提出される予定の法案等を確認する必要があり 当該法案等において本資料に記載した内容とは異なる内容が制定される場合もありますのでご留意ください 対策の立案 実行は専門家にもご相談のうえ ご自身の責任において取り組んでいただきますよう よろしくお願い申し上げます 9