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目次 目次 2 調査概要 3 調査サマリー 4 歩きスマホ は危ないと思うか? / 歩きスマホ をしたことがあるか? 5 歩きスマホ をしてしまう理由は? 6 歩きスマホ をしている人に対して危ないと感じたことはあるか? 7 歩きスマホ が危ないと感じたのはどのようなシーンか? 8 歩きスマホ によ

電通、「ジャパンブランド調査2014」を実施

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調査結果トピック: 一般携帯電話 スマートフォン 像 それぞれのデバイスで 日 回以上インターネットにアクセスする割合はで % で 0% と一般携帯電話の約 0% を大きく上回った また に比べスマートフォン ipad ユーザーは比較的インターネットの利用頻度が高く 活用の仕方も検索 地図 (GPS

Global HABIT 調 査 デー 1 マンガ アニメ 2012 年 時 点 で 多 くの 都 市 で 日 本 のマンガ アニメは 非 常 に 強 かったが 2012 年 には その 傾 向 がさらに 強 まっており 各 国 のマンガ アニメに 大 差 をつけて 人 気 を 獲 得 している 都

リサーチ Press Release 報道関係者各位 2015 年 7 月 29 日 アウンコンサルティング株式会社 世界 40 カ国 主要 OS 機種シェア状況 2015 年 6 月 ~ iphone 大国 日本 高い Apple シェア率 ~ アジア 8 拠点で SEM( 検索エンジンマーケティ

電通、海外16地域で日本のイメージや興味・関心を調査―「ジャパン・ブランド」に好影響を与える日本人イメージ ―

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トピックス

3.Made in Japan のイメージは ハイテク 高性能 で 信頼できる 他方で 海外では 購入の際に重視することとして 環境や社会への配慮 を挙げる人も多く SDGs がひ とつのキーワードに 日本製品のイメージ 日本製品のイメージトップ 3 は ハイテク 信頼できる 高性能 昨年に引き続き

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2017 電波産業調査統計

頻度が増えた時間が増えたインターネットに接触しているすぐに検索してみるようになった気になることがあったら わからないことや気軽に検索するようになっ< 調査結果の詳細 > 1 ネット接触と検索行動が変化 ネット接触の時間と場所が拡大し 検索の回数が増加 屋外検索 の浸透 スマートフォンを使うことで ユ

電通ソーシャルメディアラボがソーシャルメディアの企業ブランド・消費に与える影響を調査

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東海 4 県若年層のスマートフォンネットワーク満足度調査 株式会社角川アスキー総合研究所 調査概要 (1) 調査時期 : 2014 年 12 月 3 日 ~9 日 (2) 調査方法 : ネットアンケート (3) 調査対象 : 東海 4 県在住の15 歳から34 歳までの男女 (4) 有効回答数 :

海外主要都市の無料Wi-Fi状況に関する調査

となっている イタリアとロシアでの意向が特に強いが 欧米エリアでは全体的に強い傾向にある 国や地域によって 興味 関心は異なる 例えば ご当地 ラーメン に関心が高いのはフィリピン 世界遺産 はイタリア 城 城址 はロシア 和牛 は香港など 日本の地方への関心は アジアだけではなく欧米エリアにも拡大

電通、「ジャパンブランド調査2018」を実施

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1999年2月 日

調査結果 自動車購入時重視点で カ国共通して高いのは 燃費の良さ 次いで重視される 安全性能 今後自動車を購入する際に重視する点をつまで を聞いたところ 燃費の良さ と回答した人がマレーシア (%) インドネシア(%) フィリピン(%) インド(%) で最も多く タイで 番目 (%) ベトナムで 番

住宅宿泊事業の宿泊実績について 令和元年 5 月 16 日観光庁 ( 平成 31 年 2-3 月分及び平成 30 年度累計値 : 住宅宿泊事業者からの定期報告の集計 ) 概要 住宅宿泊事業の宿泊実績について 住宅宿泊事業法第 14 条に基づく住宅宿泊事業者から の定期報告に基づき観光庁において集計

調査結果 1 国内ユーザー SNS 利用率 トップは で 69.6% 1 位は 69.6% 2 位は 40.9% 3 位は 23.0% 調査対象者が 利用している SNS を複数回答で聞いたところ 1 位は で 69.6% 2 位以下は が 40.9% が 23.0% が 19.6% が 19.4%

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Ⅲ 調査対象および回答数 調査対象 学校数 有効回答数児童生徒保護者 (4~6 年 ) 12 校 1, 校 1, 校 1,621 1,238 合計 41 校 3,917 ( 有効回答率 96.3%) 3,098 ( 有効回答率 77.7%) Ⅳ 調査の実施時期

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市からのお知らせについて 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めてもらうために 市政ニュー スやホームページなどさまざまな媒体を活用して情報発信をしています みなさまからい ただいたご意見を踏まえ より効果的で分かりやすい情報提供に努めてまいります 問 22

目次 調査概要調査サマリー 歩きスマホ は危ないと思うか?/ 歩きスマホ をしたことがあるか? 歩きスマホ をしてしまう理由は? 歩きスマホ をしている人に対して危ないと感じたことはあるか? 歩きスマホ が危ないと感じたのはどのようなシーンか? 歩きスマホ で最も危ないと感じたのはどのようなシーンか

平成 28 年調査報告書の主なポイント 2 1 日当たりのテレビ ( リアルタイム ) 視聴時間は平日 168. ( 概ね減少傾向 ) 休日 分 ( 前年より減少 ) インターネット利用時間は平日 99.8 分 休日 分 ( ともに増加傾向 ) 過去 5 年間のテレビ ( リ

- 生活行動分類表 - 1) あなたのいた場所 自宅 ( 現在お住まいのところ ) 職場 ( 仕事中の自宅兼職場を含む ) 学校移動中 ( 交通機関 自家用車 徒歩など ) その他 ( 矢印の下に具体的な場所をお書きください ) 2) 主な生活行動 睡眠 睡眠 生活必需時間 身じたく ( 洗顔 化粧

アスキー総研ニュース

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休日 ( 休みの日 ) < 前半 > 月日 ( ) 5 時 ~ 17 時まで 1) あなたのいた場所 ) 主な生活行動 分以

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名称未設定-2

訪日外国人消費動向調査 1 韓国 訪日外客数 7,140,165 2,456,165 人 ( 前年比 増 シェア ) 1 人当たり旅行支出 80,529 71,795円 / 人 平均泊数 泊 旅行消費額 5,126 1,978 ( 億円シェア (

1. 世帯のインターネットの利用状況 - 利用世帯 6 割超 - 自宅のパソコンや携帯電話などから インターネットやメールなどを利用できる環境かどうかを聞い たところ ( 世帯で ) 利用している が 62.6% と 10 年前の 25.2% から 2 倍以上に増えている ( 図 1 世帯のインター

2017 年訪日外客数 ( 総数 ) 出典 : 日本政府観光局 (JNTO) 総数 2,295, ,035, ,205, ,578, ,294, ,346, ,681, ,477

NRCレポート

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調査概要 調査テーマ : 若年層の写真 動画コミュニケーションに関する調査 調査対象者の条件 : スマートフォン利用者 /16 歳 25 歳男女計 1040サンプル 対象エリア : 全国 調査期間 :2015 年 12 月 23 日 24 日 調査方法 : スマートフォン端末で回答するインターネット

1999年2月 日

平成25年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)

総務省 放送事業の基盤強化に関する検討分科会 資料 4-4 ラジオ受信機 聴取状況に関するアンケート調査結果 ( 速報版 ) 2019 年 3 月 27 日 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 本資料は 総務省からの ( 平成 30 年

,112 1,630 1,992 1,879 2,674 3,912 はじめに ア

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図 1 国民生活時間調査 インターネットの時間量の変化 ( 男女年層別平日 ) 15 分目盛の日記式調査票を配付して, 当てはまる行動の時間帯に線を記入してもらう配付回収法によるプリコード方式で, 有効数 ( 率 ) は 2,562 人 (64.7%) であった 調査結果のうち, タイムシフト視聴の

1999年2月 日

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2007年12月20日

平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査

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Q2. 海外旅行にいくなら下記のどの形態で行きたいですか [SA] ガイド付きパック旅行 ( 自由行動あり ) % ガイド付きパック旅行 ( 自由行動なし ) % 航空券とホテルがセットになったパック旅行 ( ガイドなし ) % 航空券とホテルを別々に自分で

自主調査レポート

リコンファーム先電話番号一覧 * 記載の内容は予告無く変更となる場合がございます 最新の情報は航空会社のホームページ または現地にてご確認下さい * リコンファーム不要の航空会社でも スケジュール変更が発生する場合がございます 現地にてフライトスケジュール確認をおすすめいたします * 国外からお電話

B 輸出についてお伺いします 輸出を行っている方 ( A-1 で 1 直接輸出 2 間接輸出 のいずれかを回答 ) B-1 現在, 主力の輸出先となっている国 地域と, 今後重視又は検討している国 地域を下記の選択肢から 選び, それぞれ上位から記載してください 該当がない場合は, 直接, 回答欄に

調査趣旨 概要 1 調査趣旨 テレビ 新聞といった従来型メディアと ソーシャルメディア等のインターネット上のメディアの双方について 利用時間と利用時間帯 利用目的 信頼度等を調査 調査概要 訪問留置調査 ( 全国 125 地点 ランダムロケーションクォータサンプリングにより抽出 ) 13 歳から 6

図 起床してから携帯電話を確認するまでの時間 日本では 起床後直ちに携帯電話を確認するユーザーの比率が であり 他の先進国より高い Q. 起床してから携帯電話 * を確認するまでの時間は? 0 8 わからない 3 時間以上 6 2~3 時間以内 時間以内 30 分以内 5 分以内 5 分以内 34%

多様化するインターネット利用の現在 ~ メディア利用の生活時間調査 から 2~ 世論調査部諸藤絵美 / 関根智江 2012 年 3 月に実施した メディア利用の生活時間調査 の結果から, サービスが多様化するインターネットの利用の実態を紹介する インターネットの利用状況を機器別にみると, 携帯電話

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地域別世界のエアコン需要の推定について 年 月 一般社団法人 日本冷凍空調工業会 日本冷凍空調工業会ではこのほど 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果を まとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行 なっているもので 今回は 年から 年までの過去 ヵ年について主


世論調査報告書

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

結果の要約 2 NRC レポート 全国 才男 1,200 名を対象に 2016 年 2 に パソコン スマートフォンなどの情報機器 の調査を実施しました 本調査はインターネット調査ではなく 調査員による訪問留置法で実施しており パソコンやインターネットを利 していない も対象に含まれてい

地域別世界のエアコン需要の推定について 2018 年 4 月一般社団法人日本冷凍空調工業会日本冷凍空調工業会ではこのほど 2017 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果をまとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行なっているもので 今回は 2012 年から 20

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2013年1月25日

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平成27年度 青少年のインターネット利用環境実態調査

台湾144 香港 来日回数 5 回目以上 が他の国 地域と比較して多い (42.9%) 同行者 家族 親族 が他の国 地域と比較して多い (38.7%) 観光 レジャー 目的での来訪が多い(79.1%) パッケージツアー での来訪が多い(46.0%) 旅行会社で申し込んだ 割合が他の国 地域と比較し

ご参考資料 オーナー経営者経営者の意識調査 - 概要 - 調査期間 2003 年 9 月 1 日 ~10 月 31 日 調査機関日本では ASG グループが本調査の主体になり 日経リサーチ社に調査を委託した 調査の一貫性を保つために 各国のデータの取りまとめは 国際的な調査機関である Wirthli

お知らせ 平成 27 年 2 月 2 日 公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー 平成 26 年 12 月外国人客宿泊状況調査 の発表について ( 公財 ) 京都文化交流コンベンションビューローでは 京都市内 25 ホテルの協力 を得て月別 国籍別宿泊外国人の状況調査を行っております 平成

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訪日数 JNTO 日本政府観光局統計より〇 2 月の訪日外客数 138 万 7,000 人 ( 前年同月 157.6%) 〇中国が月間過去最高 史上初単月で 35 万 9 千人 (359,100 人前年同月 259.8%) 〇東アジア ( 中国 台湾 韓国 香港 ) だけで構成比が約 8 割 ( 前

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Transcription:

アジア 14 都市のスマートフォン利用実態 2013.08.09 Vol.9 アジア 14 都市全てで 90% の生活者が携帯電話かスマートフォンを保有 アジアのスマートフォン普及は 20 代男女が牽引 主にソーシャルメディアのツールとして利用 スマートフォン普及率が高い都市 ( ソウル 香港 シンガポール 台北 ) では テレビ パソコン スマートフォンが 3 大メディアに 博報堂では グローバル市場でのマーケティング戦略に活用するためのオリジナル生活者調査 ( グローバルハビット ) を 2000 年より毎年 アジアと欧米の主要都市の中 上位収入層を対象に実施し 定期的なレポートを発表しています 今回は アジア 14 都市におけるスマートフォン の保有 利用サービス メディア接触時間についての分析結果をご報告します 1. 携帯端末 ( 携帯電話またはスマートフォン ) は今やアジア各都市で主要なメディアである パソコンの自宅保有率は 都市によって 100%~ と差があるが 携帯電話またはスマートフォンの個人保有率は全都市で 90% を上回っており ほぼ全ての人が携帯端末を保有している 携帯電話とスマートフォンの個人保有率を比較すると スマートフォン保有が高い都市群 スマートフォン保有と携帯電話保有が拮抗している都市群 いまだ携帯電話保有が大勢を占める都市群に大別される アジアは徐々に携帯電話がスマートフォンに置き換わりつつある過渡期と推測される 2. スマートフォンの保有を性 年齢で見ると 20 代男女が全体を牽引している アジア全体では 男女 20 代がスマートフォン普及を牽引している スマートフォン保有率が の都市群 ( ソウル 香港 シンガポール 台北 ) では 20 代に限らず 10 代から 50 代まで年齢を問わず普及が進んでいる スマートフォン保有率が 40-50% 台の都市群 ( 北京 上海 広州 ) では 高年齢層への普及はまだこれからという状況 保有率が 以下の都市は 都市ごとに状況は異なるが バンコクとジャカルタでは 10 代女性 の保有率が最も高く 両都市のスマートフォン利用を牽引しているのが特徴的である 3. スマートフォンでよく利用するサービス / 機能 普及率の低い都市ではソーシャルメディア利用が上位を占める 仕事以外で利用するサービスは 全ての都市でソーシャルメディアなどの コミュニケーション を目的とした利用が中心 スマートフォン保有率が高い都市では やメールなど パソコンや従来の携帯電話でよく使われていた機能の利用も活発である 一方 普及率の低い都市では ソーシャルメディア利用が上位を占める 4. スマートフォンでインターネット接続する場所は自宅内が最も多い スマートフォンでインターネットに接続する場所は 自宅が中心 都市によっては 電車や駅 オフィス などの自宅外利用も進んでいるが 各都市のインフラの整備状況によって差がある スマートフォンの普及率上位 7 都市 およびクアラルンプールでは自宅外利用の合計が自宅内利用を上回っている 5. スマートフォンの普及が高い都市では テレビ パソコン スマートフォンが 3 大メディアに スマートフォン普及率が高い都市 ( ソウル 香港 シンガポール 台北 ) では マスメディアとデジタルメディアへの延べ接触時間が 1 日約 8 時間から 10 時間もの長さに及ぶ スマートフォンでインターネットをする時間も 1 日 70 分を超えており パソコンでのインターネット接続 テレビ視聴に次いで 3 番目の接触時間となっている スマートフォンの普及率が低い都市では デジタルメディアへの延べ接触時間は低い一方 テレビ視聴時間は 140 分を超えている 中でもクアラルンプールのテレビ視聴時間は 167 分と突出している 本調査における スマートフォン の定義 ( 調査対象者に呈示 ) ゲームなどのアプリケーションソフトを追加することが可能な高機能携帯端末 通話に加えて ウェブ閲覧や 文書の閲覧 編集といったパソコンと同様の機能を兼ね備える 代表的なものに iphone や Blackberry アンドロイド携帯 ( 携帯電話向け基本ソフト (OS) Android を搭載したスマートフォン ) がある 1

< 調査結果の詳細 > 1. 通信端末の保有率 ( パソコン 携帯電話 スマートフォン ) アジア 14 都市でのパソコン自宅保有率と 携帯電話またはスマートフォンを個人保有している比率を比較した (* 各都市の中上位収入層を対象とした調査であることにご留意ください ) パソコンの世帯保有率は都市によって 100%~ と差がある 一方 携帯電話もしくはスマートフォンのいずれか一方または両方 を個人保有している人の割合は 都市による差はなく全都市で 90% と非常に高い パソコンが無くても通信手段としてほとんどの人が携帯電話もしくはスマートフォンを持っているというのが今のアジア 14 都市の実態であり 携帯端末 携帯電話 / スマートフォン は今やマス媒体と言える 携帯電話とスマートフォンの個人保有率の内訳をみると 大きく 3 つに分かれる スマートフォンの保有率が 70% の 3 都市 ( ソウル 香港 シンガポール ) スマートフォンと携帯電話の保有率が拮抗している 3 都市 ( 台北 北京 上海 ) 携帯電話の保有がスマートフォンを上回る 8 都市 ( 広州 メトロマニラ クアラルンプール ムンバイ バンコク ホーチミンシティ デリー ジャカルタ ) アジアの各都市では 徐々に携帯電話がスマートフォンに置き換わっていく過渡期であることが推測される * 都市はパソコン世帯保有率の高い順に並べている * 都市はスマートフォンの個人保有率の高い順に並べている 参考 :HABIT 調査 2013 東京 15-54 保有率携帯電話 :57.4% スマートフォン :58.9% 2

2. 性 年齢別のスマートフォンの個人保有率 各都市のスマートフォンの個人保有率を性 年齢別で見たところ 全体的な傾向として いずれの都市でも男女 20 代の保有率が高く 各都市における保有を牽引している様子が分かる より詳細に見ると下記のとおりとなる スマートフォンの保有率が の 4 都市 ( ソウル 香港 シンガポール 台北 ) では 男女 20 代を中心に 10~50 代まで幅広い年代で保有率が高く 年齢を問わず普及が進んでいる様子がうかがえる 中でも ソウルの 10-20 代男女 香港の 10-30 代男性と 20 代女性の保有率は 90% を超えており非常に高い 保有率が 40-50% 台の中国 3 都市 ( 北京 上海 広州 ) では 保有は 10-30 代に広がっているが 40-50 代の保有はまだこれからといった状況がうかがえる 保有率が の都市では スマートフォンの導入初期とも考えられ 各都市ばらばらの傾向がみられる ジャカルタとバンコクの 2 都市では 10 代の女性の保有率が一番高く 全体を牽引している点は他都市では見られない傾向である 都市名 15~19 20~29 男性 30~39 各年層ごとのスマートフォン保有率 40~49 50~54 15~19 20~29 30~39 40~49 ソウル (N=683) 85.4 92.0 98.0 88.0 87.0 78.0 92.0 97.0 89.0 67.0 52.0 香港 (N=648) 81.0 92.0 97.0 94.0 79.0 54.0 82.0 93.0 87.0 66.0 36.0 シンガポール (N=356) 71.2 76.7 84.4 82.8 66.1 30.0 80.0 81.3 78.1 58.1 46.7 台北 (N=518) 64.8 66.0 78.0 82.0 63.0 68.0 62.0 71.0 60.0 48.0 36.0 北京 (N=432) 53.5 60.0 85.0 60.0 35.0 26.0 60.0 72.8 58.4 37.9 12.0 上海 (N=396) 49.1 56.0 78.4 65.3 33.7 24.0 48.0 68.0 55.4 22.5 10.0 広州 (N=340) 41.6 54.0 72.3 57.7 26.5 8.0 48.0 61.9 42.7 14.7 2.0 メトロマニラ (N=217) 27.1 24.0 26.0 34.0 33.0 14.0 24.0 37.0 23.0 24.0 18.0 クアラルンプール (N=213) 26.6 32.0 51.0 32.0 22.0 20.0 16.0 41.0 27.0 6.0 0.0 ジャカルタ (N=186) 23.3 22.0 31.0 25.0 15.0 24.0 44.0 32.0 21.0 10.0 14.0 バンコク (N=182) 22.8 34.0 34.0 25.0 18.0 10.0 44.0 36.0 17.0 5.0 6.0 ホーチミンシティ (N=176) 22.0 26.0 37.0 28.0 16.0 18.0 26.0 24.0 22.0 9.0 10.0 ムンバイ (N=126) 15.8 26.0 44.0 23.0 11.0 8.0 22.0 14.0 6.0 0.0 0.0 デリー (N=75) 9.4 14.0 23.0 14.0 6.0 4.0 6.0 10.0 4.0 4.0 4.0 75% 男性 75% 女性 50% 男性 50% 女性 女性 50~54 印は その都市で一番高い保有率の性 年齢層をあらわしている 3

3. スマートフォンでよく利用するサービス / 機能 ( 通話を除く ) 仕事以外でスマートフォンでよく利用するサービス / 機能を聞いたところ スマートフォンの利用法のトップ 10 で一番多い使い方は全都市でコミュニケーション / ソーシャルメディア系であった ( 右下の表参照 ) 更にトップ 3 で見ると 香港 シンガポール メトロマニラ ジャカルタ バンコクの 5 都市では 全ての利用サービス / 機能がコミュニケーション / ソーシャル メディア系であり ( 黄色 )( 左下の表参照 ) スマートフォンがコミュニケーション / ソーシャルメディアのためのツールとして一番多く使われている事が分かる < 利用サービス / 機能のグループ分けの定義 > コミュニケーション / ソーシャル メディア系 ( 黄色 ): SNS の閲覧 書き込み 動画の投稿や送信 掲示板への書き込み 他人のサイトの閲覧 書き込み オンライン / ソーシャルゲームなど ( 基本的に特定の相手 もしくは複数 不特定の相手がいる行動 活動 ) エンターテイメント系 ( ピンク ): 動画を見る 着メロのダウンロード 情報 / ニュース系 ( スカイブルー ): その他 ( 白 ): < 都市ごとの利用方の特徴 > スマートフォンの保有率が の 4 都市ソウルでは やニュース 香港 シンガポール 台北では やなどパソコンや携帯電話と同じ使われ方が上位に入る しかし 20 代にフォーカスしてみると SNS の閲覧 書き込み が順位をあげてくる (*)20-29 男女の SNS の閲覧 書き込み の結果ソウル :2 位 (69.5%) 香港 :1 位 (89.2%) シンガポール :3 位 (63.9%) 台北 :1 位 (82.5%) スマートフォンの保有率が の都市メトロマニラ クアラルンプール ジャカルタ バンコクでは SNS の閲覧 書き込みのようにソーシャルメディア系コミュニケーション ツールとしての使われ方が多く スマートフォンが遅れて入ってきた新興都市では 最新のサービス / 機能を導入初期の段階から利用している傾向が強いことが伺われる 一方 ホーチミンシティ ムンバイ デリーではツールとしてよく活用されている Q: 仕事以外で スマートフォンでよく利用するサービス / 機能などは何ですか ( 複数回答 / 選択肢 28) 都市名 ソウル (N=683) 香港 (N=648) シンガポール (N=356) 台北 (N=518) 北京 (N=432) 上海 (N=396) 広州 (N=340) メトロマニラ (N=217) クアラルンプール (N=213) ジャカルタ (N=186) バンコク (N=182) ホーチミンシティ (N=176) ムンバイ (N=126) デリー (N=75) 85.4 81.0 71.2 64.8 53.5 49.1 41.6 27.1 26.6 23.3 22.8 22.0 15.8 9.4 < 左表 > トップ 3 1 2 3 (69.8%) (83%) (73.9%) (82.8%) (63.1%) (54.9%) (74.7%) (75%) (67.5%) (84.9%) (56.8%) (75.4%) (76.4%) (70%) (68.6%) (79.2%) (61.6%) (72.3%) (57.3%) 音楽のダウンロード / 聴く (53.9%) (51.6%) (54.2%) (53.8%) (52.6%) (65.6%) (66.7%) 音楽のダウンロード / 聴く (62.5%) (65.1%) (75.4%) (59.6%) (72.3%) (53.9%) (52.5%) (38.3%) (50.8%) (46.2%) (38.9%) (62.3%) (58.3%) (57.5%) < 右表 > トップ 10 に入った項目数 コミュニケーション / ソー エンターテ 情報 / シャル メ インメント系ニュース系 ディア系 その他 5 2 2 1 4 2 2 2 5 1 2 2 4 2 2 2 4 2 2 2 4 3 2 1 4 2 2 2 8 1 1 0 6 2 1 1 6 1 2 1 6 1 2 1 6 2 2 0 5 2 2 1 5 3 1 1 4

< 参考資料 > スマートフォンでよく利用するサービス / 機能 TOP10 Q: 仕事以外で スマートフォンでよく利用するサービス / 機能などは何ですか ( 複数回答 / 選択肢 28) 都市名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ソウル (N=683) 85.4 (69.8%) (68.6%) (65.1%) (60.9%) (60.4%) (60.2%) (54.3%) (52.4%) 動画を見る (43.9%) (39.4%) 香港 (N=648) シンガポール (N=356) 81.0 71.2 (83%) (73.9%) (79.2%) (61.6%) (75.4%) (59.6%) (66.7%) (45%) (66.4%) (44%) (41%) (61.2%) (36.8%) (52.9%) (31.6%) (45.5%) オンライン / ソーシャルケ ーム (26.7%) 動画を見る (41.2%) (25.7%) 台北 (N=518) 64.8 (82.8%) (72.3%) (72.3%) (71.9%) (63.6%) (54.9%) (54.7%) (53.7%) (49.5%) 動画を見る (46.7%) 北京 (N=432) 53.5 (63.1%) 上海 49.1 (N=396) (54.9%) 広州 (N=340) 41.6 (74.7%) (57.3%) (53.9%) (53.9%) (52.5%) (39.6%) (38.9%) (44.7%) (43.7%) (65.3%) (53.9%) (33.4%) オンライン / ソーシャルケ ーム (37.7%) (52.3%) オンライン / ソーシャルケ ーム (20.5%) (34.9%) (50%) (17.4%) (32.7%) (35.7%) (16.4%) (25%) 着メロのダウンロード (29.2%) (13%) 着メロのダウンロード (23.9%) (28.6%) メトロマニラ (N=217) 27.1 (75%) (51.6%) (38.3%) (32.8%) (32%) (22.7%) 動画の投稿や送信 (21.9%) 掲示板への書込み (18.8%) (18.8%) 他人のサイトの 閲覧 書込み (18%) クアラルンプール (N=213) 26.6 (67.5%) (54.2%) (50.8%) (43.3%) (35%) (32.5%) (31.7%) (24.2%) (21.7%) 他人のサイトの閲 覧 書込み (12.5%) / 動画の投稿や送 信 (12.5%) ジャカルタ (N=186) 23.3 (84.9%) (53.8%) (46.2%) (45.4%) (42.9%) (33.6%) (31.1%) (31.1%) (30.3%) (26.1%) バンコク (N=182) 22.8 (56.8%) (52.6%) (38.9%) (38.9%) (30.5%) (27.4%) (25.3%) (22.1%) (20%) (20%) ホーチミンシティ (N=176) 22.0 (75.4%) (65.6%) (62.3%) (44.3%) (41.8%) (40.2%) (36.9%) 着メロのダウンロード (21.3%) (20.5%) オンライン / ソーシャルケ ーム (18.9%) ムンバイ (N=126) 15.8 (76.4%) (66.7%) (58.3%) (58.3%) (58.3%) (47.2%) (44.4%) (37.5%) (37.5%) (33.3%) デリー (N=75) 9.4 (70%) (62.5%) (57.5%) (47.5%) (47.5%) (37.5%) (35%) (35%) (27.5%) 動画を見る (25%) 5

4. スマートフォンでインターネットを利用する場所 下表は スマートフォンでインターネットを利用する場所を示し 利用率 の場所をハッチングしている スマートフォンでのインターネット接触は個別の場所で見ると 全ての都市で自宅内利用が最も多い 自宅内 よりも 自宅外計 の方が高いのは 普及率上位 4 都市 ( ソウル 香港 シンガポール 台北 ) 中国 3 都市 ( 北京 上海 広州 ) およびクアラルンプール 自宅外 での利用状況の内訳をみると 都市によって差が見られる これは各都市の公共交通インフラや無線 LAN 環境の整備状況が影響していると考えられる 例えば 無線 LAN は スマートフォンの普及が初期段階の都市でも良好な通信環境を得ることが可能であるため ホーチミンシティのような新興都市でも利用率が高いと思われる スマートフォンでインターネットを利用する場所 ( 複数回答 )* 自宅外 都市名 自宅内 自宅外計 学校オフィスインターネットカフェ 無線 LAN スポット ( 空港 / ホテル / コーヒーショップ / ショッピングモールなど ) 電車 / バスの中や駅 車の中 < タクシー含む > ソウル 85.4 67.7 < 90.7 17.5 26.6 3.7 21.1 54.3 23.3 香港 81.0 89.5 94.5 17.0 57.2 5.4 36.5 66.7 48.7 シンガポール 71.2 74.3 81.8 12.1 35.5 2.3 24.1 39.1 20.5 台北 64.8 84.8 90.1 24.2 53.1 6.9 43.0 48.7 25.7 北京 53.5 37.2 97.3 6.1 13.0 2.0 13.0 26.3 14.0 上海 49.1 47.2 < 96.1 10.2 33.5 3.9 12.3 46.1 9.9 広州 41.6 58.1 99.4 10.1 43.2 1.6 48.4 57.1 14.0 メトロマニラ 27.1 90.6 57.0 8.6 17.2 4.7 10.2 7.0 5.5 クアラルンプール 26.6 65.8 < 78.3 3.3 23.3 3.3 17.5 3.3 10.8 ジャカルタ 23.3 86.6 67.2 10.1 22.7 1.7 4.2 6.7 3.4 バンコク 22.8 85.3 87.4 25.3 40.0 3.2 13.7 18.9 11.6 ホーチミンシティ 22.0 88.5 86.9 12.3 42.6 23.8 41.8 0.8 5.7 ムンバイ 15.8 86.1 84.7 12.5 29.2 0.0 13.9 47.2 13.9 デリー 9.4 87.5 72.5 10.0 30.0 2.5 7.5 25.0 5.0 50% 自宅外計 : 学校 or オフィス or インターネットカフェ or 無線 LAN スポット ( 空港 / ホテル / コーヒーショップ / ショッピングモールなど )or 電車 / バスの中や駅 or 車の中 < タクシー含む > 6

5. スマートフォンおよび各メディアへの延べ平均接触時間 ( 平日 ) 下表は マス 4 媒体 + デジタル媒体 ( パソコン 携帯電話 スマートフォン ) への 1 日当たりの延べ接触時間 ( 単位 : 分 ) の平均を表している (* 一度に複数の媒体に接触している場合は 接触時間は重複して加算される ) スマートフォンの保有率が の 4 都市 ( ソウル 香港 シンガポール 台北 ) では 各媒体への延べ平均接触時間の合計が 1 日あたり 450 分を超え スマートフォンへの平均接触時間は 1 日 70 分を超えている この接触時間は パソコン テレビに次いで 3 番目に長い時間である 各媒体への接触時間をマス 4 媒体とデジタル媒体 ( パソコン 携帯電話 スマートフォン ) で分けると 都市ごとに傾向が異なる - 香港と台北では マス 4 媒体 デジタル媒体の両方への接触時間が長いが マス 4 媒体の合計の方が長い - ソウルでは両者が拮抗している シンガポールではマス 4 媒体への延べ接触時間がやや短くソウルに類似した傾向が見られる スマートフォンの普及率が の都市では デジタル媒体への延べ接触時間も短い 一方 テレビの視聴時間はどの都市でも 1 日 140 分を超えている 特にクアラルンプールはテレビ視聴時間が 167 分と非常に長く マス 4 媒体 + デジタル媒体への延べ接触時間も 505 分と突出している Q: それぞれの情報メディアをどのくらい見たり聞いたり 利用したりしていますか?( 平日 ) ( 単位 : 分 ) マス 4 媒体計デジタル媒体計合計 スマートフォン都市全体保有率 ソウル (N=800) 241 242 483 85.4 香港 (N=800) 305 268 573 81.0 シンガポール (N=500) 269 205 474 71.2 台北 (N=800) 314 267 581 64.8 北京 (N=807) 213 156 369 53.5 上海 (N=807) 188 117 305 49.1 広州 (N=818) 244 184 428 41.6 メトロマニラ (N=800) 294 121 415 27.1 クアラルンプール (N=800) 390 115 505 26.6 ジャカルタ (N=800) 220 61 281 23.3 バンコク (N=800) 247 72 319 22.8 ホーチミンシティ (N=800) 244 85 329 22.0 ムンバイ (N=800) 226 63 289 15.8 デリー (N=800) 207 42 249 9.4 東京 (N=649) 230 124 354 マス 4 媒体 デジタル媒体 マス4 媒体計 ( 分 ) 241 305 269 314 213 188 244 294 390 220 247 244 226 207 デジタル媒体計 ( 分 ) 242 268 205 267 156 117 184 121 115 61 72 85 63 42 230 123 * 参考 : メディア定点調査 2013 東京のデータ ( 上下両方の図表 ) 15-69 男女 雑誌 は分類なし 携帯電話 はスマートフォンを含む 7

< 第 9 回レポート調査概要 > 調査都市 14 都市 香港 台北 ソウル シンガポール クアラルンプール バンコク メトロマニラ ジャカルタ ホーチミンシティ デリー ムンバイ 北京 上海 広州 調査対象 15-54 男女 サンプル数 10,932 名 東京は除く 調査時期 2012 年 5 月下旬 ~8 月 は 2000 年から世界の主要 34 都市で毎年実施している博報堂オリジナルの生活者調査のデータベースです 都市間での比較はもちろん 同一都市の時系列比較も可能です 調査では 同一の生活者 ( シングルソース ) に ライフスタイル 価値観からメディア接触 購入態度 様々なカテゴリーのブランド使用状況や意識を聞いています そのため ブランドユーザーはもちろん 意識レベルでのブランド支持者 ( 購入意向者 好意者 ファン等 ) の分析が可能です < 2012 調査概要 > 調査都市 : 中国 ( 上海 / 北京 / 広州 ) 香港 台湾 ( 台北 ) タイ ( バンコク ) 韓国 ( ソウル ) シンガポール マレーシア ( クアラルンプール ) フィリピン ( メトロマニラ ) インドネシア ( ジャカルタ ) ベトナム ( ホーチミンシティ ) インド ( デリー ムンバイ ) ドイツ ( フランクフルト ) ブラジル ( サンパウロ ) * 中国 ( 大連 / 瀋陽 / 武漢 / 成都 / 杭州 / 寧波 / 西安 / 福州 ) オーストラリア ( シドニー ) ドイツ ( ベルリン ) フランス ( パリ ) イタリア ( ミラノ ) スペイン ( マドリード ) アメリカ ( ニューヨーク ロサンゼルス シカゴ ) イギリス ( ロンドン ) ロシア ( モスクワ ) は 2011 年以前に調査 調査対象 :15~54 才男女で各都市 500~800 名 * 上海 / 北京 / 広州については 中国パワー生活者 ( 世帯月収 15,000 元 25~54 才の男女 1,800 名 ) を追加 * デリー / ムンバイについては インドパワー生活者 (SEC A2 世帯月収 40,000 ルピー 25~54 才の男女 1,000 名 ) を追加サンプルは 世帯収入によってスクリーニングされた各都市の中上位収入層 ( 都市人口の 50~90% 程度 ) が対象 調査時期 : 2012 年 5 月下旬 ~8 月上旬 調査方法 : 訪問面接 ( 香港 台湾 韓国以外のアジア ドイツ ブラジル ) 会場での個人面接 ( 香港 台湾 韓国 ) 主要調査項目 ( 一部の項目はアジア 中国のみ ): <デモグラフィック / ライフスタイル> デモグラフィック ライフスタイル 環境意識 カントリーイメージ メディア / 情報接触 買い物 趣味 スポーツ 耐久財所有 カテゴリー知覚 旅行 住居 < 商品 サービスの使用状況 > 保険 クレジットカード コンビニエンスストア エアライン 自家用車 二輪車 AV 製品 家電製品 携帯電話 / スマートフォン PC/ プリンタ デジタルカメラ / デジタルビデオカメラ 複写機 時計 TVゲーム アルコール / 非アルコール飲料 食品 ( インスタント食品 菓子 ) トイレタリー 化粧品 パーソナルケア商品 生理用品 / 紙オムツ HABIT 調査 2013: 博報堂研究開発局実施調査地区 : 首都圏 40km 圏 近畿圏 20km 圏 調査対象者 :12-69 男女 自記入式調査 約 5,000 サンプル 調査期間 :2013 年 2-3 月 メディア定点調査 2013: 博報堂 DYメディアパートナーズメディア環境研究所実施調査地区 : 東京都 大阪府 愛知県 高知県 調査対象者 :15-69 男女 郵送調査法 標本構成 :2,614サンプル 調査期間:2013 年 2 月 本件に関するお問合せ 博報堂 広報室 西尾 尾高 山野 Tel : 03-6441-6161 博報堂 研究開発局 小山 高月 Tel : 03-6441-6153 博報堂 DYメディアパートナーズ メディア情報研究所加藤 Tel : 03-6441-9713 ( 当シリーズは博報堂ウェブサイトのレポート トピックス欄に掲載しています http://www.hakuhodo.co.jp/reporttopics/) 8