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受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたし


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本日のセミナーでお話すること 1. 機関投資家から学ぶこと 2. 分散投資と ETF について 3. ステート ストリート グローバル アドバイザーズについて 2

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Invesco Australian Bond Fund (Monthly)

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

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SUMMARY


第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 )

マクロ インサイト FRB FRB 長期金利 FRB bp 図表 1 FRB と市場の金利予測の乖離 FOMC 予測 vs 市場予測 年末 年末 2.0 市場が

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CONTENTS Nomura Fund August / September vol

ダイワファンドラップ外国債券セレクトエマージングプラス投資対象とする投資信託証券の追加のお知らせ 2018 年 9 月 8 日 平素はダイワファンドラップをご愛顧賜り 厚く御礼申し上げます ダイワファンドラップ外国債券セレクトエマージングプラス においては 株式会社大和ファンド コンサルティングの助

信用取引の委託保証金について

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ファンド名説明 ifree 8 資産バランス 本を含む世界の 8 資産へ均等に分散投資します 株式および不動産投資信託に投資することで世界の経済成 の果実を享受するとともに これらとは値動きの異なる債券にも投資することで安定した収益の確保も期待できます これまで預貯 中 だったお客様が幅広く資産を分

なぜ日本円で海外 ETF に投資するのか? 1 日本円で海外の ETF に投資するに当たって 2 東証に重複上場している SSGA の 3 本の ETF 3 3 銘柄を利用 国際分散マルチ アセット ポートフォリオ 2


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ファンドマネージャーのコメント 現時点での投資判断を示したものであり 将来の市況環境の変動等を保証するものではありません < 投資環境 > 第 5 期の米国債券市場では 国債や社債の金利が上昇 ( 債券価格は下落 ) しました 期首より 追加利上げの可能性の高まりや税制改革法の成立などを背景に 金利


平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

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HIGHLIGHTS 2018 年の資金流入額は 3 年ぶりに 4 兆円超えも 株式相場低迷で年後半は失速 2019 年 1 月 31 日 Vol 年の ETF を除く追加型株式投信の純設定額が +4.1 兆円と 2017 年を上回り 3 年ぶりの高水準 タイプ別で見ると外国株式型が

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

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各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数


平成23年11月1日

第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に

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2 / 4 < 足元の米国リート市場について > 月初来 四半期来 (2018 年 10 月以降 ) 米国リート 11.9% 10.4% 米国株式 14.7% 18.9% 2018 年 12 月 24 時点 ( 出所 ) ブルームバーグ米国株式 :S&P500 種株価指数 ( 米ドルベース トータル

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2 / 5 ファンドマネージャーのコメント 現時点での投資判断を示したものであり 将来の市況環境の変動等を保証するものではありません < 運用経過 > ダイワ マネーアセット マザーファンドを組み入れることで 安定運用を行いました < 今後の運用方針 > 今後につきましても 安定運用を継続して行って

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日本株市場を泳ぐ 5 頭のクジラ SMBC 日興証券株式会社投資情報部 2016 年 10 月 4 日更新版

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

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フ ァ ン ド の 特 色 ハイグレード ハイグレード オセアニア オセアニ ニア ボンド マザーファンド マザーファンド を通じて オーストラリア ドル建ておよびニュージーラ ドル建ておよびニュージーランド ドル 建ての 債券等 に投資します 債券等 には コマーシャル ペーパー等の短期金融商品を

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サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

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取引高について 2006 年の日経 225mini の開始以降 取引高は増加傾向 ( 単位 ) 300,000, ,000, ,000,000 日経 225mini 日経 225 先物 150,000, ,000,000 50,000,

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アジア株式が魅力的と考える背景 1 良好なファンダメンタルズ 成長性 高い収益性 財務の健全性 2 金融緩和余地は株価にプラス 3 歴史的に割安なアジア株式 4 海外の投資家心理が影響するアジア株式 ( 欧州債務問題が短期的に影響 ) 5 不安沈静化によりファンダメンタルズ回帰へ アジア企業の良好な


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投資対象とする投資信託証券 投資対象とする 投資信託証券は 以下の各資産の代表的な指数に連動することを目指して委託会社が選定 する投資信託証券とします 資産 投資対象 指数 株式 全世界の株式 FTSE グローバル オールキャップ インデックス 債券 投資適格債券 ブルームバーグ バークレイズ グロ

運営管理機関 : ろうきん DIAM バランス ファンド <DC 年金 >1 安定型 2 安定 成長型 3 成長型 一般社団法人投資信託協会分類 DIAM バランス ファンド <DC 年金 >1 安定型 : 追加型投信 / 内外 / 資産複合 / インデックス型 DIAM バランス ファンド <DC

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( 平成 3 年 11 月 2 日 ) ユーロ / 円 ワイタ ーハ ント (25 日線 ) 3.% 7/ / ( 円 / ユーロ ) / / /15 7/13 8/1 9/7 1/5 11/

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ソフォス ケイマン トラスト Ⅱ 米ドル建モルガン スタンレーグローバル プレミアム株式オープンケイマン諸島籍契約型外国投資信託 / 追加型 米ドル建米ドルヘッジクラス受益証券 / 米ドル建為替ヘッジなしクラス受益証券 販売用資料 お申込みの際には 必ず契約締結前交付書面 ( 投資信託

2019 年 1 月 11 日作成 (2/5) 2018 年 12 月末現在マーケットコメント 市場環境 12 月の新興国株式市場は下落しました 米中首脳会談が好感され 上昇して始まりましたが その後は中国大手通信メーカー華為技術 ( ファーウェイ )CFO( 最高財務責任者 ) の拘束報道のほか

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マーケット フォーカス経済 : 中国 2019/ 5/9 投資情報部シニアエコノミスト呂福明 4 月製造業 PMI は 2 ヵ月連続 50 を超えたが やや低下 4 月 30 日 中国政府が発表した4 月製造業購買担当者指数 (PMI) は前月比 0.4ポイントの 50.1となり 伸び率がやや鈍化し

ETFを通じて賢く投資!

目次 平成 29 年度 第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) P 2 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 1 P 3 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 2 P 4 平成 29 年度 退職等年金給付組合積立金の資産構成割合 P 5 平成 29 年度 退職等年金給付組合

Transcription:

2016 年の ETF と投資の 見通し マイケル アロン CFA チーフ インベストメント ストラテジスト インターミディアリーグループデービッド マッツァー 統括責任者 S P D R E T F S S G A ファンド リサーチ チームマシュー バルトーニ CFA リサーチ ストラテジスト SPDR ETF および SSGA ファンド リサーチ チームジャレッド ロウレイ CFA リサーチ ストラテジスト SPDR ETF および SSGA ファンド リサーチ チーム 要点 2016 年は 低成長率 低インフレ率 それから全般的に緩和基調の金融政策が続くものと予想しています 市場が脆弱であるため たった一つの経済指標の悪化やネガティブなニュースにより ボラティリティが高まってリスク資産が下落する可能性があります 株式では ユーロ圏 日本 そして米国の金融と消費者関連セクターのようなマクロ経済の追い風を受けて成長が見込める領域を有望視しています 債券では ハイイールド債やシニアローンといった金利や信用に敏感なセクターを組み合わせるバランスの取れたアプローチを選好します ( 当資料の原文は 2015 年 11 月 18 日までの期間に関する SPDR ETF および SSGA ファンド リサーチ チームの見解であり 市場および 他の条件等によって変更される場合があります 本資料には将来予測の表明とみなされ得る一定の情報が含まれています そうした表明は将来の運用成果を保証するものではなく 実際の結果や展開はそうした予想とは大きく異なる可能性があります )

大きな展望 低水準で緩やかな 成長環境における投資 主な論点 2016 年における我々の基本的なポジションは 金融危機以来 世界経済を特徴付けてきた 低水準で緩やかな 成長が更に続くことに投資家は備える必要があるということです すなわち株式の場合 投資家は散在する有望銘柄や成長を探し求める必要があります 米国以外では 金融緩和およびマクロ経済への成長政策が強い追い風となっているユーロ圏と日本を重視するのが理想的です 米国については 堅調な消費と米連邦準備理事会 (FRB) の利上げ見通しが 消費関連セクターと金融セクターで 売上高と利益両面の成長を下支えしていくことでしょう 債券では 国債利回りが依然として低い水準にあるため 利上げの影響を免れたいと思う投資家は ハイイールド債 シニアローンや転換社債といった信用に敏感なセクターを探求すべきかもしれません 図表 1:2015 年主要資産クラスのパフォーマンス比較 2015 年には何が有効だったのか 主要な資産クラスの相対的なパフォーマンスを見ると はっきりとした傾向が浮かび上がります ( 図表 1 を参照 ) パフォーマンス (%) 大型株と小型株 S&P500 指数 Russell 2000 指数 -0.2 3.4 米国株では 投資家は小型株よりも大型株を選好しました スタイル分類では 景気敏感な消費者関連 テクノロジーやヘルスケアなどのグロース セクターが市場をリードする一方で エネルギーなどのバリュー セクターが苦戦しました 外国株では 引き続き中国の減速懸念 コモディティ価格の低迷や米ドル高といった問題により新興国市場が苦しんだことから 投資家は先進国市場を選好しました 債券について 投資家は社債よりも国債を選好しましたが 原油価格下落の影響に対する懸念がハイイールド債市場で高まっているため 社債の中ではハイイールド債よりも投資適格債を選好しました グロースとバリュー Russell 1000グロース Russell 1000バリュー先進国と新興国 MSCI EAFE 指数 MSCI EM 指数国債と社債米国債投資適格社債投資適格債とハイイールド債投資適格社債ハイイールド債 -10.1-1.5-0.1-0.1-2.3 0.7 0.9 7.7-12 -8-4 0 2 6 10 2015 年 11 月 24 日時点 各資産クラスを代表する指数は次の通り 米国債 : バークレイズ米国国債指数投資適格社債 : バークレイズ米国投資適格社債指数ハイイールド債 : バークレイズ米国ハイイールド社債指数 過去のパフォーマンスは将来の運用成果を保証するものではありません 指数のリターンは実際に運用されていないため いかなる報酬や費用も反映していません 指数のリターンは すべての収益科目 損益と 配当その他の収益の再投資を反映しています State Street Global Advisors 2

2016 年の展望 米国経済 2016 年の米国は FRB による更なる利上げのペース 他の中央銀行が一層の量的緩和を行うのかどうか そして次の米国大統領が誰になるのかといった経済に影響を与える未知の問題を多く抱えています しかしながら 世界経済の減速と低インフレ率の持続という 2 つの点については 市場関係者の間で概ねコンセンサスができているようです 米国の経済成長率は 2015 年第 2 四半期に 3.9 パーセントの上昇を示した後で 第 3 四半期に 2.1 パーセントまで減速しています 1 図表 2: 労働市場と住宅市場が改善 100 万人 ( 正規雇用者数 ) 100 万件 ( 住宅販売 ) 124 6 120 5 116 4 それでもまだ 楽観的でいられる理由がいくつかあります 米国の消費者が驚異的な底堅さを示していること それにより雇用の伸びと住宅市場の趨勢が正しい方向に向かっていることです ( 図表 2 を参照 ) 失業率は金融危機以降で最低となる 5 パーセントにまで低下しており 非農業部門雇用者数は 2015 年に入ってからの平均で月間 20 万人増加しています 2 こうした望ましい条件を考慮すると 米国が不況に陥ると議論することは難しいと考えられます 110 2007 年 12 月 米正規雇用者数米国新築住宅 中古住宅販売件数 2009 2011 2013 2015 年 12 月 2015 年 11 月 9 日時点 3 FRB の見通し FRB は 2015 年 12 月の理事会で 約 10 年ぶりとなる 0.25% の利上げに踏み切りました そして おそらく 2016 年には 0.25% ずつ 4 回にわたる一連の利上げがなされると予想しています 利上げは米国債 特に長期のデュレーションを持つ債券に投資する投資家には債券価格の値下がりによる損失をもたらします 同時に 金利の絶対水準が低いためクレジットに敏感なセクターの妙味が高まります 2015 年 12 月に利上げを実施してから 今年は25ベーシスポイントずつ 4 回にわたる利上げがなされるとみています 2016 年に市場のボラティリティを高める可能性のある要因は 中国における一層の景気減速と市場の混乱 投資家が割高な株価を問題視している時に米国企業の利益成長率が大きく落ち込むこと 米国の大統領選挙と議会選挙 欧州で債務問題が再燃すること 中東における地政学的緊張の高まり したがって 債券では バークレイズ US アグリゲート指数のような従来型の債券ベンチマークの範囲を超えたセクターを我々は選好します シニアローン 転換社債やハイイールド債といった金利上昇よりもクレジットにより敏感な債券セクターを投資家は検討すべきだと我々は考えます State Street Global Advisors 3

ユーロ圏 : 弾みがつく 我々は先進国市場の中で最良の機会が米国以外にあると考えており 中でもユーロ圏を特に有望視しています ユーロ圏に対する我々の基本的な考え方は 金融緩和政策が継続し 基礎的な成長トレンドを後押しすると同時に 南欧諸国には安定性がもたらされるというものです 2012 年に 2 番底の不況に陥って以降 ユーロ圏は投資家を惹き付けており 2013 年の第 3 四半期以降 毎四半期の経済成長を記録してきました ( 図表 3 を参照 ) 我々は先進国市場の中で最良の機会が 米国以外にあると考えており 中でも ユーロ圏を特に有望視しています 図表 3: ユーロ圏の成長率 GDP 成長率 (%) 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0-0.5 PMI 指数レベル 56 54 52 50 48 46 また 欧州はコモディティに関して大幅な輸入超過になっていることから コモディティ価格が 2015 年に 21 パーセント下落したことは 3 欧州企業の利益改善に寄与するものとみられます さらに この地域では輸出企業がユーロ安からの恩恵を受けるとともに 家計消費支出と小売売上高も上向くといった他のプラス要因もあります 2015 年通年でのユーロ圏の GDP 成長率は 1.4 パーセントになったと予想しています 今年は 1.6 パーセントの成長率を予想しています 新興市場 : クオリティを重視 昨年も発展途上国にとって厳しい年となり MSCI エマージングマーケット インデックスは 2015 年 11 月までで約 8.0 パーセント下落し 3 年連続で米国市場をアンダーパフォームしました 4 それでも 投資家がこの顕著に変動性の高い資産クラスを放棄すべきだとは考えていません その代わりクオリティを重視して対象を慎重に選ぶ必要があります 数十年もの間 負債をテコに成長を続けてきた後で 多くの新興市場の企業のバランスシートが傷んでおり 新興市場の ROE( 株主価値を評価する代表的な指標 ) は 過去 13 年間で初めて先進国を下回っています 5 しかし 多くの新興国が持続的な成長を促し競争力を高めようと新たな財政と経済の改革を打ち出しています そのため 強固なコーポレートガバナンス 健全なバランスシートや高い ROE を持つ企業に重点を置くことにより 新興市場への投資に弾みが付くものとみられます -1.0-1.5 2012 年 12 月 2013 年 9 月 2014 年 6 月 2015 年 3 月 2015 年 9 月 44 42 新興市場のROEが現在この13 年間で 初めて先進国を下回っているのです ユーロ圏前年同期比 GDP 成長率 マークイット ユーロ圏製造業 PMI 指数 2015 年 11 月 9 日時点 State Street Global Advisors 4

ETF の資金フローが語ること 主な論点米国のETF 業界は 1,800を超えるファンド数 運用資産額が 2.1 兆ドルに達し 6 2015 年 11 月末までの年間純資金流入額が 1,960 億ドルとなるなど 2015 年も順調に記録を更新しました 7 全体として 投資家は株式ファンドを選好しました 図表 4: 地域別にみた株式ファンドのフロー 10 億ドル 150 120 90 4.8 8.3 12.4 27.4 2015 年は とりわけ海外先進国株式に投資する投資家が米ドル高に対するプロテクションを求めたため 通貨ヘッジ型 ETF に旺盛な資金流入がありました ( 図表 4 を参照 ) また 投資家が打ちのめされたエネルギー セクターの底値のタイミングを狙って売買を行ったり ハイイールド債 ETF に群がったりする様子も見られ 市場やクレジットの状況に応じてこの分野での投資家の出入りがみられました 米国のセクターにおける資金フローの傾向をより細かく見ると 売り込まれたエネルギー セクターではバーゲンハントもありましたが 投資家は成長性と業績期待からヘルスケア セクターを買い上がりました ( 図表 5 を参照 ) また 投資家は公益事業や金融などの金利敏感セクターを避けました ただし FRB の利上げ期待が高まったことで 2015 年後半の 6 ヵ月間には金融セクターに 40 億ドルが流入しました 8 最後に債券では 投資家はコア総合ファンドと国債ファンドを選好し それに投資適格社債とハイイールド社債が続きます ( 図表 6 を参照 ) そのほとんどで 投資家は非伝統的なシニアローンや転換社債といったセクターよりもバークレイズ US アグリゲート指数のセクターにこだわり 居心地のよい債券のゾーンから大きく離れるといった冒険はしませんでした 売り込まれたエネルギー セクターでは バーゲンハントもありましたが 投資家は 成長性と業績期待からヘルスケア セクターを買い上がりました 60 30 0 通貨ヘッジ型 外国 - 地域別 米国 外国 - 単一国 34.4 1 46.7 外国 - 全般 グローバル 2015 年 11 月 24 日時点 図表 5: 米国株セクターファンドのフロー 10 億ドル 25 15 5 0-10 資本財 サービス 公益事業 生活必需品 電気通信サービス ヘルスケア エネルギー 1 3.4 7.5 7.7-2.9-3.8 一般消費財 サービス テクノロジー 素材 2015 年 11 月 24 日時点 State Street Global Advisors 5

エネルギーの底値買い 白熱のヘルスケア セクターに続いてエネルギー ETF が 2 番目に多いフローを惹き付けましたが S & P エネルギー セレクト セクター指数が 2015 年 10 月末までの 12 ヵ月間に 20 パーセントも下落するなど 今年はエネルギー セクターにとって受難の年でした 9 最大のエネルギー セクター ETF であるエネルギー セレクト セクター SPDR ファンド (XLE) に焦点を当てると 今年のフローはショート ポジションというよりも実際の ETF の買いを反映していることが見て取れます ( 図表 7 を参照 ) このことは 投資家が実際にエネルギー セクターの底値を狙った立場をとっていることを意味します 図表 6: 債券セクター別資金移動 10 億ドル 60 45 30 15 4.0 4.5 11.0 11.3 20.3 通貨ヘッジ型 ETF: シグナルとノイズを区別する 通貨ヘッジ型 ETF は 2015 年 11 月までに 470 億ドルの流入額を記録し 2014 年末の運用資産額に対して 200 パーセントもの増加となりました しかし こうした資産の約 75 パーセントは最初の 4 ヵ月間にファンドに流れ込んだものであり 3 月だけでも 110 億ドル超に達していました 10 その同じ 4 ヵ月間に 米ドルは 2015 年通年のドル高の約半分に当たる 5 パーセントも上昇していました そのため資産フロー総額は大きかったのですが 通貨ヘッジ型ファンドへのフローは 欧州中央銀行 (ECB) が量的緩和策の実施とともに外国為替市場に介入し 1 ヵ月間に 600 億ユーロの債券を購入した第 1 四半期に最も強かったのです FRB が利上げを継続し ECB が追加の景気刺激策を臭わせているため こうした動きが再燃するかもしれません 0 総合型 国債 投資適格社債 優先社債 図表 7: エネルギー セレクト セクター SPDR ファンド (XLE) フローと短期金利 ファンドのフロー (10 億ドル ) 空売り建玉比率 (%) 8 ハイイールド社債 地方債 物価連動債 不動産ローン担保証券 資産担保証券 転換社債 2015 年 11 月 24 日時点 60 6 50 4 40 2 30 0 20-2 2014 年 6 月 2014 年 10 月 2015 年 2 月 2015 年 6 月 2015 年 10 月 10 2015 年 11 月 9 日時点 State Street Global Advisors 6

ETF 主な論点 我々の基本的想定では 投資家は世界経済が 低水準で緩やかな 成長を続ける厳しいシナリオに備える必要があります 我々は成長のストーリーが終わったとか弱気相場が目前に迫っているとは考えていませんが 投資家は投資対象をよく選別する必要があります 株式市場全体を広く買うのではなく 特定の地域 セクターや業種に絞り込む必要があります 債券では 我々は利回りと利上げに対するプロテクションを求めて クレジットに敏感な債券分野を選好します 株式 : 成長が見込めるところに向かう 米国で 企業業績の向上や金利上昇といった経済およびマクロ環境の基本的なトレンドを活用するセクターと業種への投資を我々は選好します 我々は成長のストーリーが終わったとか弱気相場が目前に迫っているとは考えていませんが 投資家は対象をよく選別する必要があります 金融株や地銀など関連するサブ業種は 従来から金利上昇期と景気拡大期に恩恵を受けてきました 引き締めサイクル初期の局面は 金利上昇によってローンに対する旺盛な需要がなくとも銀行が利ざやを拡大する余地が広がるため特に有望です また 銀行は一般的に景気が上向く状況で貸出意欲を高めます そのため FRBの動きがその景気に対する信頼感を反映しているとすれば 銀行の貸出姿勢も同様に反応するものと我々は予想します KRE SPDR S&P 地方銀行 ETF 景気が好調を維持し消費者信頼感指数が上昇傾向を強めていることから マクロ経済の成長が緩やかな世界の中で この成長要素を取り入れるために投資家は一般消費財 サービス セクターを検討する必要があります エネルギー価格の下落により輸入物価が下落していることから 消費者の懐具合が結果的に豊かに なっているため 一般消費財 サービスに属する企業は消費支出の拡大と消費者信頼感の高まりから恩恵を受けるはずです このマクロ主導の成長環境を反映して 2016 年の業績予想では一般消費財 サービス セクターが最高の伸びを示しています 11 それから 雇用環境が改善していて家計の消費支出が増加していることを受けて 住宅建設と住宅関連の耐久消費財業界にも妙味があると思います 住宅販売が 2007 年以来見られなかった水準に達し 住宅市場指数はこの 10 年間の最高値となっていることから この好調な住宅市場というテーマには引き続き妙味があります 12 XHB SPDR S&P ホームビルダーズ ETF 業績が好調で増益率の高い市場セグメントを一段とオーバーウェイトしようと考える投資家は ヘルスケア セクターとテクノロジー セクターを検討してみてはいかがでしょうか 第 3 四半期には 80パーセント超の企業が業績予想を上回るなど これら 2つのセクターが堅調に業績の上方修正を記録しました 13 我々は 米国の消費者と企業が追加的な限界支出を 必須の アイテムに絞ろうとしていることから これら 2つのセクターには将来売上高と利益が伸びる可能性があると感じています XLK テクノロジー セレクト セクター SPDR ファンド XLV ヘルスケア セレクト セクター SPDR ファンド 株式分野に関しては ECB の景気刺激策とユーロ安圧力が続き貸出条件が改善し 債券の利回りが極めて低くマイナスにすらなっているため 投資家が株式の利回りを追究しているユーロ圏が有望だと思います 特に ユーロ ストックス 50 指数構成銘柄は売上高の 60 パーセント以上を海外で稼ぎ出しているため 対米ドルでユーロ安になっていることがユーロ圏には有利な材料になっています 14 FEZ SPDR ユーロ ストックス 5 0 ETF 本ページに記載されている内容は 投資情報の提供を目的として作成しており 投資の勧誘等や特定の商品の推奨を目的とするものではありません State Street Global Advisors 7

日本に目を向けると 物価上昇と成長力の拡大に対する日本銀行の強い決意が アベノミクス の矢の1 本として残っています 2 番目の矢は株主価値の創出の重視です 安倍晋三首相の株主リターンと企業業績の向上を最大限に重視する姿勢を受けて 株主資本利益率 (ROE) が日本企業にとっての重点項目に浮かび上がっています こうした企業のうち株価倍率が割高になっていない企業を選定することは 日本の成長エンジンに投資していく一つの方法です QJPN SPDR MMSCIジャパン クオリティ ミックス ETF ここ数年間に新興国市場はアンダーパフォームしていますが この資産クラスに配分しておく価値はあると今でも考えています これまで述べてきたように 改革の波が新興市場に向かって押し寄せています 多くの国が 自国の経済を後押ししようと バランスシートの質の向上その他の成長政策を中心に据えつつ コーポレートガバナンスの向上を狙った規則と改革策を制定しています こうした特質を既に備えた企業に特化するスマートベータの手法は 新興市場への投資に伴うボラティリティを低下させるとともに 時価総額加重ポートフォリオに対する有力な代替策を提示します QEMM SPDR MSCI 新興市場クオリティ ミックス ETF 債券 : 金利上昇となおも低い利回りを乗り切る 今日の分散化債券ポートフォリオには 米国債 社債や高クオリティの仕組債の単なる組合せ以上のものが求められていると我々は考えています 一方で 金利の辿るであろう道筋を投資家が予想することは 不可能ではないとしても極めて困難な作業です したがって ポートフォリオに安定性 分散投資とインカムをもたらす上で 経験豊かなマネージャーが運用するアクティブ運用コア債券戦略のポートフォリオに果たす役割は極めて重大です 債券ポートフォリオに組み込むアクティブ運用のコアのソリューションを探している投資家は SPDR ダブルライン トータルリターン戦術的 ETF(TOTL) を検討されるとよいでしょう このアクティブ運用 ETF は 従来型の金利敏感セクターと非従来型のセクターを組み合わせることにより 市場サイクルの全体にわたってトータルリターンを最大化しようとします これらの信用敏感セクターには ノンエージェンシーの不動産ローン担保証券 (MBS) ハイイールド債や新興国市場債 バンクローンやローン担保証券 (CLO) などが含まれます TOTL を使えば 投資家は 複数の債券サブセクターに跨がるアクティブな手法で資金を配分し アルファを生む可能性のある個別銘柄選択を駆使して金利上昇期を乗り切る ダブルライン キャピタルが有する経験を頼りにすることができるのです TOTL SPDR ダブルライン トータルリターン戦術的 ETF 従来型の金利敏感セクターから離れてポートフォリオを分散化させることにより 投資家は金利上昇期の環境に対して柔軟でカスタマイズされたポートフォリオを構築することができます デュレーションを低位に保ちながら追加的なインカムを追究し かつ高水準の信用リスクに耐えられる投資家には シニアローンが魅力的な選択肢かもしれません 従来型の金利敏感セクターから離れてポートフォリオを分散化させることにより 投資家は金利が上昇しながらも利回りが依然として低い環境に対して柔軟でカスタマイズされたポートフォリオを構築することができます シニアローンへの配分については 我々は銘柄選択を通じて市場の非効率性を掘り起こすアクティブ運用のアプローチが選好します SRLN SPDR ブラックストーン /GSOシニアローン ETF 本ページに記載されている内容は 投資情報の提供を目的として作成しており 投資の勧誘等や特定の商品の推奨を目的とするものではありません State Street Global Advisors 8

ハイイールド社債は 投資家が投資適格債以外でインカムを追究することが可能なもう一つの領域です ハイイールド債はバークレイズ US アグリゲート指数との相関が低いため 債券ポートフォリオを分散化させる効果があります この世にフリーランチはなく こうしたエクスポージャーには高水準の信用リスクが伴いますが ハイイールド債は金利上昇に対するプロテクションと利回りの絶妙のバランスを提供します JNK SPDR バークレイズ ハイ イールド債券 ETF 我々は 分散化の利点その他の特性から転換社債も債券ポートフォリオに加える投資対象として選好します テクノロジーや一般消費財 サービスといった成長性指向のセクターに偏った転換社債の発行体の属性により 転換社債への配分は循環型成長株の特徴を持ちつつ 発行体の業績見通しが悪化した場合に有益な債券としてのフロアも備えています 雇用が順調に伸び内需が堅調になるといった景気の改善を主な要因とする金利上昇環境に対して こうした属性が通常は良好に働きます 実際に 転換社債はこれまで金利上昇期に良好なプラスの相対リターンをもたらしてきました 15 CWB SPDR バークレイズ コンバーチブル債券 ETF 米国のセクターと業種 KRE XHB XLV XLK 外国株式 SPDR S&P 地方銀行 ETF SPDR S&P ホームビルダーズETF ヘルスケア セレクト セクター SPDR ファンドテクノロジー セレクト セクター SPDR ファンド FEZ SPDR ユーロ ストックス 5 0 ETF QEMM SPDR M S C I 新興市場クオリティ ミックス E T F QJPN SPDR MMSCIジャパン クオリティ ミックス ETF 債券 TOTL SRLN JNK CWB SPDR ダブルライン トータルリターン戦術的 ETF SPDR ブラックストーン /GSOシニアローン ETF SPDR バークレイズ ハイ イールド債券 ETF SPDR バークレイズ コンバーチブル債券 ETF 本ページに記載されている内容は 投資情報の提供を目的として作成しており 投資の勧誘等や特定の商品の推奨を目的とするものではありません 1 2015 年第 3 四半期の GDP は 2 回目の 速報値です 出所 : 米国商務省 2015 年 11 月 24 日時点 2 出所 : 米国労働統計局 2015 年 11 月 6 日時点 3 出所 : ブルームバーグ コモディティ指数 2015 年 11 月 12 日時点 4 米国株式市場のパフォーマンスは S&P500 指数に基づきます 出所 : ブルームバーグ 2015 年 11 月 4 日時点 5 MSCI ワールド指数および MSCI 新興市場指数に基づきます 出所 : ブルームバーグ 2015 年 10 月 30 日時点 6 出所 : ブルームバーグ 2015 年 11 月 24 日時点 7 出所 : ステート ストリート グローバル アドバイザーズ 2015 年 11 月 24 日時点 8 出所 : ステート ストリート グローバル アドバイザーズ 2015 年 11 月 24 日時点 9 出所 :S&P ダウ ジョーンズ指数 データは 2015 年 10 月 30 日時点 10 出所 : ブルームバーグ ステート ストリート グローバル アドバイザーズ 2015 年 10 月 30 日時点 11 出所 : ファクトセット ステート ストリート グローバル アドバイザーズ 2015 年 11 月 13 日時点 12 米国の新規戸建て住宅と米国の中古住宅の販売戸数でみた住宅販売は 2015 年 9 月 15 日時点の米国国勢調査局によるものです 全国住宅建設協会 / ウェルズ ファーゴ指数でみた住宅建設業者のセンチメント 2015 年 9 月 16 日時点 13 出所 : ブルームバーグ 2015 年 11 月 12 日時点 14 出所 : ステート ストリート グローバル アドバイザーズ 2015 年 10 月 30 日時点 15 バークレイズ転換社債 5 億ドル超額面指数の 2004 年 (FRB が前回利上げを行った年 ) 以降の金利上昇期における平均月次リターンはファクトセットによると 1.71% バークレイズ US アグリゲート指数は同じ時期に -1.58% です 出所 : ファクトセット 2015 年 7 月 31 日時点 本ページに記載されている内容は 投資情報の提供を目的として作成しており 投資の勧誘等や特定の商品の推奨を目的とするものではありません State Street Global Advisors 9

用語定義 アベノミクス日本の安倍晋三首相が提唱する経済政策を指す 2012 年 12 月の総選挙で勝利した安倍氏は 日本の首相として 2 期目を務めている アベノミクスは 財政刺激策 金融緩和策と構造改革という 3 本の矢 で構成されている バークレイズ US アグリゲート指数債券ポートフォリオの相対パフォーマンスを決めるために使用される最も一般的なベンチマーク この指数には 国債 政府機関債 不動産ローン担保債券 社債および少額の米国で売買されている外国債券が含まれている バンクローンバンクローン 別名レバレッジド ローンは 通常は BBB-/Baa3 未満の格付けを持つ投資適格未満格の企業に対して発行されるシンジケート ローンである 投資適格未満の格付けであるため ハイイールド債に似た特性を持つ 流通市場で売買されるローンの大部分は レバレッジド 優先担保付 全額払込済みのローンである ベーシスポイント 1 パーセントの 100 分の 1 で 0.01% 転換社債株式と債券の要素を兼ね備えたハイブリッド型の証券 転換社債は固定額の利子を定期的に支払うとともに 発行条件に定められた転換価格で普通株式に転換することができる 相関 2 つの投資対象が一緒に動くこれまでの傾向 互いに相関の低い投資対象を組み合わせることでポートフォリオを分散させることがよくある 信用スプレッド国債と格付け以外は同一の条件を持つ非国債証券との間のスプレッド 通貨ヘッジ型 ETF ファンドの通貨エクスポージャーを外貨の変動に対してヘッジする金融契約を持つ投資ファンド 分散投資広範な投資対象と資産クラスを組み合わせることで潜在的なリスクを制限する戦略 ただし 分散投資は市場の下落による損失から守れることを保証しない 2 番底の不況 2 番底の不況とは 短期間回復した後で再び不況となる不況を指す 詳しくは 2 番底の不況とは 国内総生産 (GDP) 成長率が 1-2 四半期の間プラスになった後で再びマイナスに陥ることを言う デュレーション債券または債券ポートフォリオの価格の金利変化に帯する感応度を測定する一般的な尺度で 年単位で表される 収益通常は四半期 (3 ヵ月 ) や 1 年で定義される特定期間内に企業が生み出す利益額 収益とは 通常は税引後純利益を指す 一株当たり利益 (EPS) 企業の純利益を発行済株式数で除して計算する収益性の尺度 ユーロ ストックス 50 指数ユーロ圏の優良銘柄からなるユーロ圏のスーパーセクターを代表する指数 当指数はユーロ圏 12 ヵ国の 50 銘柄で構成されている 上場投資信託 (ETF) ETF とは 投資対象 ( 通常は指数 ) へのエクスポージャーを与えるオープンエンド型のファンドのこと ETF は 個別株式と同様に取引時間中に取引所で売買することができる 変動利付債変動金利を持つ債務証券 別名 フローター とも呼ばれる変動利付債の金利は 米国財務省短期証券 ライボーやフェデラルファンド (FF) 金利 プライムレートなどのベンチマークに連動する フローターは主に金融機関や政府が発行し 2 年から 5 年の満期を持つ State Street Global Advisors 10

国内総生産 (GDP) 一国の国境内で一定期間に作り出された全ての最終財とサービスの金銭価値 ハイイールド社債投資適格社債に比べて一般的に低い信用格付けと高い利回りを持つ社債 インフレーション消費者の購買力を損なう財とサービスの価格上昇 M&A 活動合併と買収 M&A を経験している産業では 買収の標的となった小型企業の株価が値上がりする現象が見られる マクロトレンド金利の動き インフレーションや雇用の変化など金融市場に影響力を持つ包括的な経済的動向 金融政策金利に影響を及ぼすマネーサプライの額と伸び率を決定する中央銀行 通貨理事会やその他の規制委員会の行動 MSCI 新興市場指数新興市場 23 ヵ国の大型株と中型株を代表するベンチマーク 834 銘柄で構成され 各国の浮動株調整後株式時価総額の約 85% をカバーする ノンエージェンシー不動産担保証券 (MBS) 投資家がインカムの流れを集合的に受け取れる 再パッケージされ投資家に売却された一群の不動産担保ローン ノンエージェンシー MBS は ファニーメイやフレディマックなどの政府機関のみならず 銀行など民間の金融機関も再パッケージして組成する 非農業部門雇用者数米国労働省が作成する月次データ系列で 農業部門以外で増加した雇用者数を測定する 投資家が経済と市場の健全性を測定する上で最も重要な単独のデータ系列であると一般的に考えられている 株価収益倍率 または P/E レシオある企業の現在の株価が一株当たり利益の何倍になっているかを表すバリュエーション指標 利幅ある企業が売上高のうちどれだけを利益として残せるかを示すパーセンテージで表される尺度 量的緩和 (QE) 中央銀行が金利を引き下げようと国債を購入し 借入を促して経済活動を刺激する異例の金融政策措置 不況数ヵ月以上の長期にわたる経済活動の収縮 S&P500 指数厳選された 500 銘柄の米国株式で構成されるベンチマークで 構成銘柄は米国内の証券取引所に上場され 25 を超える産業グループにまたがる S&P エネルギー セレクト セクター指数エネルギー セレクト セクター指数は 石油 ガス 消耗燃料とエネルギー設備 サービスの産業からなる GICS エネルギー セクター企業のベンチマークである セクター投資金融 エネルギーやヘルスケアといった 1 つまたは複数の経済セクターへの投資 シニアローン企業が発行し不動産その他の資産などが担保する変動利付債券 スタイルポートフォリオの銘柄選択で選択するために使う投資アプローチまたは目的 株式で最も一般的に知られているスタイルはバリューとグロース 米国債所有者に金利を支払う米国政府の債務 ボラティリティ市場指数または有価証券の株価が動き回る特性 現代ポートフォリオ理論では ボラティリティの高い有価証券は損失を出す可能性が高いためリスクが高いと見られている 利回り投資対象が生み出すインカムで 通常は年間に受け取る金利を投資の価格で除して計算する State Street Global Advisors 11

ステート ストリート グローバル アドバイザーズ株式会社 東京都港区虎ノ門 1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー 25 階 Tel : 03-4530-7152 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 345 号加入協会 : 一般社団法人日本投資顧問業協会 一般社団法人投資信託協会 日本証券業協会 本資料は 情報提供を目的として作成したものであり 金融商品取引法に基づく開示資料ではありません 本資料は ステート ストリート グローバル アドバイザーズが作成したものをステート ストリート グローバル アドバイザーズ株式会社が和訳したものです 内容については原文が優先されることをご了承ください 本資料は各種の信頼できると考えられる情報 データに基づき作成しておりますが 弊社はその正確性 完全性を保証するものではありません こうした情報は不完全であるか 要約されている場合があります 本資料内の意見は全て当社の判断で構成されており 事前に通知することなく変更される可能性があります 本資料には 日本国内で上場 届出を行っていない金融商品が含まれます 投資にかかるリスクについて ETFは 主に株式や債券などの有価証券 また金などのコモディティ等に投資を行います 投資対象としている株式等の値動きにより 当ファンドの基準価額が下落することがあります 有価証券への投資には 価格変動リスク カントリーリスク 信用リスク 為替リスク等 様々なリスクがあり ETFも同様のリスクが伴います これらのリスク要因により 投資資産の市場価格が下落する場合があります その為 投資元本を割り込む恐れがあります ETFには上場廃止リスクがあり 純資産規模が縮小するなど 運用が困難になった場合や 上場取引所の上場基準に合致しなくなった場合 上場廃止となることがあります これらは主なリスクであり ETFへの投資に係るリスクはこれらに限定されるものではありません ETFの投資にかかる一般的な留意事項 1 元本保証はされていません 2 ETFの一口あたりの純資産額と連動を目指す特定の株価指数等が乖離する可能性があります 3 市場価格とETFの一口あたりの純資産額が乖離する可能性があります ETFにかかる手数料 費用について ETFを売買する際は 取扱いの金融商品取引業者の定める売買手数料がかかります その他 ETFを保有する際には それぞれ個別に定められた費用がかかります これらの費用には 運用会社 管理会社に支払う報酬 組入れ有価証券の売買の際に発生する手数料 監査費用等があります これらは 運用の状況等によって変動するため 上限を示すことができません 当掲載情報は作成時点のものであり 市場の環境その他の状況等により予告なく変更されることがあります SPDR は Standard & Poor s Financial Services LLC ( 以下 S&P ) の登録商標であり ステート ストリート コーポレーションがその使用許諾を得ています また Standard & Poor s S&P S&P 500 及び S&P MIDCAP 400 は S&Pの登録商標であり ステート ストリート コーポレーションがその使用許諾を得ています S&Pまたはその関係会社は ステート ストリート コーポレーションまたはその関係会社が提供するいかなる金融商品のスポンサーではなく これらの商品の内容に関する保証 販売 宣伝もしていません また S&Pおよびその関係会社は これらの商品への投資の適否に関して いかなる意見表明もしていません その他のインデックス 登録商標に関しては 各会社及びその関係会社に帰属し ステート ストリートが特定の目的で使用許諾を得ています 本資料のETFの合法性や適合性について インデックスあるいは登録商標の帰属する各会社及びその関係会社は 何ら判断を下していません また 発行 後援 裏書 販売 宣伝されていません インデックスあるいは登録商標の帰属する各会社及びその関係会社は ETFに関していかなる保証も責任も負いません また ETFの資産運用や販売にしていかなる責任も負いませんし 管理運営に携わることもありません 取得のお申し込みに当たっては 必ず上場有価証券等書面又はその他の開示書類の内容をご確認の上 ご自身でご判断下さい 購入のお申込や売買手数料等につきましては 当 ETFを取扱いの金融商品取引業者 ( 証券会社 ) までお問い合わせ下さい 本資料の記載内容は作成時点のものであり 今後予告なく変更されることがあります 本資料の二次利用は禁じられています 2016 年ステート ストリート コーポレーション - 無断複写 転載を禁じます State Street Global Advisors 12

重要なリスクに関する情報 本資料に示されている見解は 2015 年 11 月 18 日までの期間に関する SPDR ETF および SSGA ファンド リサーチ チームの見解であり 市場および他の条件等によって変更される場合があります 本資料には将来予測の表明とみなされ得る一定の情報が含まれています そうした表明は将来の運用成果を保証するものではなく 実際の結果や展開はそうした予想とは大きく異なる可能性があります ETFは株式のように売買され 投資リスクを持ち 時価が変動するため 売買する際の価格はETFの純資産価額に比べて高くも安くもなり得ます 売買委託手数料とETFの経費はリターンを低下させます 頻繁なETFの取引により 売買手数料が大幅に増加し 低率の報酬と費用による節約を帳消しにしてしまう可能性があります ヘッジでは 資産のボラティリティを低減する意図で相殺ポジションをとることが あります ヘッジ ポジションが予想とは異なる動きを示す場合には 戦略全体のボラティリティが増加し ヘッジ対象資産のボラティリティを超えてしまうこともあります パッシブ運用ファンドはインデックスをサンプリングすることで投資しています すなわち ある範囲の証券を保有して 全体として主要なリスク要因その他の特性をインデックスに近似させています これがインデックスのパフォーマンスに比べて ファンドがトラッキングエラーを生じる原因となります デリバティブまたはその他の取引に対するカウンターパーティ リスクは 各当事者が契約上の義務を果たすことができるかどうかに係っています 一方当事者が義務と 果たさない場合 ファンドは損失を被ったり利益の実現ができなくなったりします 株式投資に伴うリスクには 個別企業の活動 市場全般および経済条件に反応して 株式価値が変動することなどがあります 特定の産業に集中投資をするとその産業または市場全体の不利な変化に対して脆弱になります バリュー スタイル投資では バリュエーションが改善する特性を持つ割安な企業に重点的に投資します この投資スタイルには バリュエーションが一向に改善しない あるいは バリュー 株式銘柄のリターンが他のスタイルや株式市場全体のリターンを下回るといったリスクがあります 普通株式としてのリスクはありますが 低ボラティリティ株式は市場全体よりも低いリスク特性を持つと見られています しかし 低ボラティリティ株式に投資するファンドは そうした株価水準の変化に対する変動性の低い投資エクスポージャーをつくらない場合があります クオリティ スタイル投資では 高いリターン 安定的な収益や低い金融レバレッジを持つ企業に重点的に投資します この投資スタイルには こうした企業の過去の業績が継続しない あるいは クオリティ 株式銘柄のリターンが他のスタイルや株式市場全体のリターンを下回るといったリスクがあります 海外投資には 政治経済リスクや通貨変動リスクなど米国国内の投資よりも大きなリスクがあり 新興市場ではこうしたリスクがさらに増幅されます 外国投資には 政治経済リスクや通貨変動リスクなど米国国内の投資よりも大きなリスクがあり 新興市場ではこうしたリスクがさらに増幅されることがあります 変動金利を持つ有価証券は その利率が対応する市場金利の変化に追随できずに価値が低下することがあります 狭い範囲に限定した投資は 通常は高いボラティリティを示し 地域リスクや資産クラスのリスクが高まります ファンドには信用リスクがあり 債券発行体が元本および金利の支払いができなくなる可能性があります 債務証券の価値は 数々の要因の結果として減少することがあります その要因として 例えば 市場全体の変動 金利の上昇 実際または認知上の発行体 保証者や流動性供給者の予定された元本または金利に対する支払不能または意思の喪失 債務証券市場の非流動性 またより金利の低い債券に再投資せざるを得ない元本の期限前返済などがあります 実質金利が上昇すると物価連動債の価格が低下することがあります 物価連動債務証券の利払いが予想不能になることがあります 資産担保証券と住宅ローン担保証券への投資には期限前返済リスクがあり そのため金利低下期には利益が制限され 金利上昇期には損失を蒙る可能性が高まります 国債と社債は 一般的には株式よりも小幅な短期の価格変動を示しますが 潜在的な長期のリターンは株式よりも低くなります セレクト セクター SPDRファンドは 保有銘柄がより広範に分散されているファンドに比べてリスクが高くなります デリバティブ投資には 市場流動性が失われる可能性や元本を毀損する追加的リスクなどのリスクがあります 比較的少数の有価証券に重点を置く分散化されていない ファンドは 分散化されたファンドおよび市場全体よりもボラティリティが高くなる 傾向があります 中小型企業への投資には 大型で知名度の高い企業への投資よりも大きなリスクがあります 大きな時価総額を持つ企業には市場と経済の条件による浮き沈みがあります 大企業の方が小さな時価総額を持つ企業に比べて変動が小さくなる傾向があります こうした潜在的なリスクの低さと引き換えに その証券の価値は小さな時価総額を持つ企業ほどには上昇しない場合があります 債券は一般的に株式に比べて低い短期的リスクやボラティリティリスクがありますが 債券には金利リスク ( 金利が上昇すると債券価格が通常低下します ) 発行体のデフォルトリスク 発行体の信用リスク 流動性リスク そしてインフレリスクがあります こうした効果は満期までの期間が長い債券ほど顕著になります 債券を満期前に売却あるいは償還した場合 相当な利益あるいは損失を発生させる可能性があります シニア ローンへの投資は 信用リスクと一般的な投資リスクを伴います 信用リスクとは シニア ローンの借入人 (borrower) がその債務に対して期限通りに利払い及び / または元本返済を出来ない及び / または行わない可能性を指します シニア ローンの利払いや元本返済の不履行は シニア ローンの価値の減少を引き起こし その結果 ポートフォリオの投資価値の減少と純資産価額 ( NAV ) の減少につながります コモディティへの投資には大きなリスクを伴うため すべての投資家に適切だとは言えません 様々な要因によりコモディティ価格は極端に変動することがあるため コモディティ投資は大きなリスクを伴います そうした要因には 市場全体の動き 現実または認知されたインフレの趨勢 コモディティ指数の変動 国際的 経済的および政治的変化 金利と為替レートの変化などがあります ジャンク債 などとも呼ばれる高利回りの確定利付き証券への投資は 投機的とみなされ 投資適格確定利付証券に投資するよりも元本や利息を失うリスクがより大きいと言えます このような低格付け債は 発行体の信用状況の変化により より大きな デフォルトや価格変化のリスクを有します アクティブ運用のファンドは ある特定の指数のパフォーマンスの複製を目指すものではありません アクティブ運用されているファンドは 場合によってベンチマークのパフォーマンスを下回る可能性があります 当ファンドへの投資は 全ての投資家に適しているわけではなく また完全な投資プログラムを意図するものでもありません 当ファンドへの投資には 投資元本に対するリターンをほとんどあるいは全く得られない可能性や投資元本の一部あるいは全てを失う可能性を含め リスクが伴います これらの投資には 現在の時価に対して相当のディスカウントなしに投資ポジションを現金化することが困難な場合があり これは取引が少ない証券が抱える重大な問題です SPDR は Standard & Poor s Financial Services LLC ( 以下 S&P ) の登録商標であり ステート ストリート コーポレーションがその使用許諾を得ています また Standard & Poor s S&P S&P 500 及び S&P MIDCAP 400 は S&Pの登録商標であり ステート ストリート コーポレーションがその使用許諾を得ています S&Pまたはその関係会社は ステート ストリート コーポレーションまたはその関係会社が提供するいかなる金融商品のスポンサーではなく これらの商品の内容に関する保証 販売 宣伝もしていません また S&Pおよびその関係会社は これらの商品への投資の適否に関して いかなる意見表明もしていません バークレイズ は バークレイズの商標で SPDRバークレイズ ETFの上場や取引に関連して使用許諾を得ています バークレイズは 当該金融商品のスポンサーではなく 商品の内容に関する保証 販売 宣伝もしていません またバークレイズは これらの商品への投資の適否に関して いかなる意見表明もしていません 販売会社 :FINRA( 金融取引業規制機構 ) SIPC( 証券投資者保護公社 ) の会員であるステート ストリート グローバル マーケッツ LLCはSPDR 全商品の販売会社で ステート ストリート コーポレーションの完全出資子会社です ステート ストリートに関する記述には ステート ストリート コーポレーションおよびその関係会社が含まれる場合があります ステート ストリートの関係会社は SPDR ETFに関するサービス提供をすると同時に 信託報酬等を受け取ります ALPS Distributors, Inc., は 登録証券ブローカーで SPDR S&P 500 SPDR S&P MidCap 400 SPDR ダウ工業株平均 および全てのユニット インベストメントトラストの販売会社です ALPS Portfolio Solutions Distributor,Inc. は Select Sector SPDRsの販売会社です ALPS Distributors, Inc. 及びALPS Portfolio Solutions Distributor,Inc. は ステート ストリート グローバル マーケッツ LLCの関係会社ではありません 販売会社 : ステート ストリート グローバル マーケッツ LLCは アドバイザーの代行として ( 米国 ) 届出商品の販売会社です SSGAファンズ マネジメント インクは サブ アドバイザーとして GSOCapital PartnersおよびDoubleLine Capital LPと契約しています DoubleLine はDoubleLine Capital LPの登録商標です Not FDIC Insured No Bank Guarantee May Lose Value State Street Global Advisors 2015 State Street Corporation. All Rights Reserved. ID5493-IBG-17409 1115 Exp. Date: 11/30/2016 IBG.EIO.1115 SSL000643