5 第 2 章 地産地消の推進 P27の説明文を次のように変更してはどうか 米飯給食は, 食事内容の多様化を図り, 栄養に配慮した米飯の正しい食習慣を身につけさせる見地から, 教育上有意義である 茶碗一杯のご飯価格は, わずか約 20 円である お米のなみだ や, ササニシキ, ひとめぼれの銘柄米の

Similar documents
(2) 学校給食用物資の取扱予定数量 分類 平成 29 年度 平成 28 年度 増減 基本物資 ( 主食 ) 取扱数量 パン 17,476,000 食 17,861,000 食 385,000 食 米飯 82,894,000 食 82,695,000 食 199,000 食 めん類 9,900,00

平成 28 年度 第 1 回境港市学校給食センター運営委員会 1 日時 : 平成 28 年 10 月 27 日 ( 木曜日 )10:00~ 2 場所 : 境港市学校給食センター研修室 3 内容 (1) 報告事項 1 平成 28 年度学校給食の実績について 2 学校給食センターの取組について 3 アイ

刈谷市食育推進計画

6 学校給食での地場産物活用に当たっての課題 学校給食における市町村産食材等の利用に関する調査 において 市町村に対し 学校給食で地場産物の活用を促進する上での課題について 市町村産食材と道産食材について それぞれ伺ったところ 次のような結果となりました 学校給食への地場産食材利用促進上の課題 関係

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

平成 29 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 遊びの指導 生活単元学習 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 給食の食材や献立について知る バランスよく, 何でも食べる 必要な水分を上手に摂取する 食後の片付けができる しっ

<4D F736F F D E9197BF A B83678C8B89CA8A5497AA2E646F63>

はじめに 学校給食のねらいは 健康の保持増進はもとより 食事 運動 休養の調和のとれた生活習慣や日本の伝統的な食文化を身につけることにあります 特に 心身ともに成長発達の途上にある児童生徒にとって 栄養バランスのとれた食事を1 日 3 回きちんと摂り 合理的に栄養を摂取することは健康な生活を送る上で

Microsoft Word - 市長提言資料:H27 無料化の概要

平成 26 年度努力点 1 研究主題 作って食べて食への思いを高める常安の子 - 広げよう! 食育の輪 - 2 研究主題設定の理由本校では 平成 24~25 年度の2 年間に渡り できたよ自分で というテーマの基 やてみたい できるようになりたい 分かるようになりたい と 自分の意思で意欲的に学ぶ子

二つ目はどのようにして皆さんに知っていただければ良いのか周知方法について 考えましょうとのことです 調理部門の民間委託の仕様について 委員 : 委託の条件について まずは資料の説明を事務局からしていただいてから 委員の皆さんから意見を頂戴したいと思います 事務局 : 町の条件案として 調理業務等の民

本計画は 江田島保育園 小用保育園 切串保育園 宮ノ原保育園 鹿 川保育園 中町保育園 高田保育園 三高保育園 大古保育園 柿浦保育 園 飛渡瀬保育園の市内 11 の公立保育所へ 江田島学校給食共同調理 場, 西能美学校給及び大柿学校給で調理した給 食を区域別に外部搬入するものである 近年の少子化に

<904888E C8B89CA81698CF6955C A2E786C73>

Microsoft Word - ☆5章1栄養.doc

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

平成 30 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 食べ物と健康との関わりについて知ろう 給食について知ろう 学習 遊びの指 導 生活単元 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 食後の片付けができる しっかりかむ習慣を身に付け,

実践内容 (1) 視点 1 教育活動全体で推進できるよう 指導体制を整備し 食に関する指導の充実 を図る 1 食育全体計画の整備既存の食育全体計画を見直し 教科 学級活動における食に関する指導の時間を確保するとともに 栄養教諭とのティーム ティーティング ( 以下 TT) についても明記した また

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)


<4D F736F F D E682528FCD814088A490BC8E E C7689E682CC8E7B8DF482CC93578A4A>

<4D F736F F D20819A81698E9197BF A91BC93738E7382CC8B8B90488EC08E7B8FF38BB52E646F63>

プリント

72 豊橋創造大学紀要第 21 号 Ⅱ. 研究目的 Ⅲ. 研究方法 1. 対象 A B

<4D F736F F D E682518AFA2094AA89A48E718E E C7689E62E646F6378>

H ( 木 ) H ( 水 ) H ( 金 ) H ( 金 ) H ( 土 ) H ( 月 ) H ( 月 ) H ( 木 ) H ( 金 ) H ( 火 ) H30.6.2

食育に関するアンケート

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (


資料2 これまでの学校における食育の取組について

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

Ⅵ ライフステージごとの取り組み 1 妊娠期 2 乳幼児期 (0~5 歳 ) 3 学童期 (6~12 歳 ) 4 思春期 (13~19 歳 ) 5 成年期 (20~39 歳 ) 6 壮年期 (40~64 歳 ) 7 高年期 (65 歳以上 ) ライフステージごとの取り組み ( 図 )

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

<4D F736F F D20352D318FBC8CCB8E738DC58F F5495AA90CD816A5F8F4390B38CE3816A2E646F63>

食育に関するアンケート

OTEMON GAKUIN

長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) 骨子 ( 案 ) に関する参考資料 1 骨子 ( 案 ) の項目と種子の生産供給の仕組み 主要農作物種子法 ( 以下 種子法 という ) で規定されていた項目については 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) の骨子 ( 案 ) において すべて盛り込むこ

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

第2次帯広市食育推進計画(名古屋市パクリ)

講演内容 とてもよかった よかった ふつう そうでもなかった 合計 人数 未記入 2 名 割合 57.6% 41.2% 1.2% 0.0% 講演内容について < 食品ロスの現状 > 食品ロスの多さにおどろいた ロスをなくしていくためにはどうしたらよいか 考えるきっかけとなっ

②肥満 やせの状況 3 歳児における肥満児の割合は減少していました 成人男性の肥満は横ばいで 代女性の肥満は増加傾向がみられました 一方 20 代女性のやせは倍増しており 肥満だけでなく 子どもを産み育てる世代への支援が必要となります 20代 60代の肥満 BMI 25以上 の割合 肥満

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

広島県

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

2214kcal 410g 9.7g 1 Point Advice

ニュースリリース

2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明 計 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収


No_05_A4.ai

調査概要 調査名 : おせち料理と正月に関する意識調査 調査方法 :WEB モニターによるアンケート 対象 :20~60 歳代男女 実施期間 : 平成 27 年 10 月 9 日 ~10 月 12 日 サンプル数 :1,000 人 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 女性 100 人

第2節 茨木市の現況

(2) 望ましい食習慣や知識の習得 ( 関連目標 ) 子どもたちが 食習慣や知識を習得することは 生涯にわたって健全な食生活を実践していくために重要です そこで 学校では家庭科や学校行事等における調理実習等の体験を通して 児童生徒が食に関する正しい知識や技能を習得できるようにするとともに 家庭での実

平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

** M1J_02-81

活動状況調査


00.xdw

(2) 朝食の内容について Q2. 普段 ( 月 ~ 金曜日 ) どのような朝食を食べていますか あてはまる番号をすべて で囲んでください アンケート結果 小学生 中学生とも傾向は似ており 1 主食 が最も多く 次いで 4 牛乳 乳製品 7 飲み物 2 主菜 の順となっています 主食の割合に対して

奈良県教育委員会

Ⅰ. 調査の概要 1. 調査の目的仙台市では, 地域特性を活かした食育の取り組みを総合的かつ計画的に推進するため, 平成 23 年 3 月に 仙台市食育推進計画第 2 期 を策定し, 市民の皆様, 関係団体, 事業者等と連携しながら食育推進に取り組んでいる 市民の皆様の食生活や食習慣, 食育に関する

(3) 生活習慣を改善するために

hyoushi

高齢者福祉施設でのみんなの体操等実演会 講師派遣実施要領 1 目的社会福祉法人等が運営する高齢者福祉施設に入所されているみなさんや当該施設でケアにあたる皆さんの健康の維持 向上のために みんなの体操等を活用して健康の保持増進等のため みんなの体操等実演会を実施するもの 2 スキーム施設に入所されてい

区(支部)社協会費関係相談記録

02-01 ビジョンの基本的考え方

愛媛県学力向上5か年計画

CSR の 5 つの重要課題 食とスポーツで心と体の元気を応援 基本的な 考え 方 貢献するSDGs CSR の5 つの重要課題 の中心的対象となる SDGs の目標 食とスポーツを手掛ける企業として 食育活動 食文化の普及 スポーツの振興などを通して心と 体の健康づくりに貢献しています スポーツと

1 貴重な自然環境を継承するため 保全活動に取り組みます 指標目標の推移 指標目標 米代川やきみまち阪 風の松原などの豊かな自然を他に誇れると思う市民の割合 ( 市民意識調査 ) 松くい虫被害量 計画策定目標値 H20 年度 H21 年度 H22 年度 H23 年度 H24 年度 H19 年度 (H

宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

Microsoft Word - N1222_Risk_in_ (和訳案).docx

平成18年度

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

進行表 1 委嘱状交付 2 副市長あいさつ 3 委員紹介 ( 自己紹介 ) 事務局紹介 ( 自己紹介 ) 4 委員長 副委員長の選出 南足柄市行政改革推進委員会規則 の概要について説明 委員長に矢野正雄氏 副委員長に喜多村享氏が互選により選出 5 委員長あいさつ 副委員長あいさつ 南足柄市行政改革推

区(支部)社協会費関係相談記録

図 12 HACCP の導入状況 ( 販売金額規模別 ) < 食品販売金額規模別 > 5,000 万円未満 ,000 万円 ~1 億円未満 億円 ~3 億円未満

生徒指導の役割連携_四.indd

<433A5C C6E D6F72695C C4C6F63616C5C54656D705C D705C C95BD90AC E B8CEC C837A8

司会者田中さん鈴木さん山田さん田中さん鈴木さん司会者川村さん佐藤さん司会者佐藤さん川村さん中村さん グループの提案と話し合いの様子 それでは 次のグループのみなさん よろしくお願いします わたしたちは 食べ残しゼロ!大すきハッピーメニュー を提案します このテーマにした理由の一つ目は 給食の食べ残し

1. 背景 1 2. 位置付け 2 3. 計画の期間 2 4. 計画の基本方針 3 5. 計画の内容 3 6. 基本目標 8

山形県米粉利用拡大プロジェクト

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

Microsoft Word - H180119コンパクトシティ説明用_仙台市_.doc

立木販売のご案内 ~ 多くの森林が主伐期を迎える中で立木販売を進めています ~ 四国森林管理局

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

< F DC58F4994C5816A>

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

有り ) については, おもに食べる主食 は, パンが5 人, ごはんが3 人, コーンフレークが1 人, おもに食べる主菜 は, 肉, ハム, などが4 人, 豆腐, 納豆などが1 人, 食べないが3 人, おもに食べる副菜 は, みそ汁が4 人, 炒め物が2 人, サラダが1 人, 食べないが2

山形県教育委員会:遊佐町立藤崎小学校

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

Transcription:

大崎市学校給食基本計画 ( 素案 ) に対するパブリックコメントの実施結果について 項目意見 提案の内容市の考え方 1 第 1 章 食育の推進 P18,19,20の 給食だより等を活用した広報啓発 の実施 主体に 家庭 を加えてはどうか 家庭に対して啓発活動を行うのは, 市あるいは学校であると 考えています 2 5 大崎の食文化の継承 というタイトルを次のように変更してはどうか ( 案 1) 地域の食文化の継承 ( 案 2) 昔から地域に伝わる料理, 食文化の継承 ( 案 3) 地場産食材を利用した食文化の継承昔から大崎 ( 家 ) に伝わる食文化の継承? ええ!500 年前の? 大崎とは, 世襲の支配者である奥州探題職一役人の個人名 大崎の表現は不親切 本計画は 大崎市学校給食基本計画 であり, 大崎 という 表現は, 大崎氏 を意味するものではありませので, ご理解 をお願いします 3 第 2 章 地産地消の推進 今後, 給食センター方式に向かうようですが, 地産地消の推 進に合わせ, 地産 ( 大豆 ) の豆腐, 油揚げなど, 地元業者の 物品納入をお願いしたい 顔の見える製造者 野菜などの地場産食材の利用を進めるとともに, 豆腐や油揚げ, 味噌やハムなどの地元の加工品の利用についても進める考えです 手続的には, 納入業者として登録していただく必要がありますので, 教育総務課の学校給食係までご相談ください 4 P24の説明文を次のように変更してはどうか 学校給食の食材については, 安全性の確保 が必要不可欠であり, より安全 安心な食材の使用が求められています また, 昨今の輸入汚染米 事故米の大崎市学校給食への混入事件はササニシキ ひとめぼれ銘柄米の生誕地である大崎の人々を大変に驚かせました この前代未聞の 学校給食汚染 事故米 については, 教育委員会は農水省などと連携して, 適切な事故防止対策を検討します - 1 - 学校給食では, 財団法人宮城県学校給食会斡旋の大崎地域産米を使用しています また, 田尻地域では, 田尻産のひとめぼれを使用しています 今後とも地場産食材を積極的に使用しながら, 安全で安心な学校給食に努めていきます

5 第 2 章 地産地消の推進 P27の説明文を次のように変更してはどうか 米飯給食は, 食事内容の多様化を図り, 栄養に配慮した米飯の正しい食習慣を身につけさせる見地から, 教育上有意義である 茶碗一杯のご飯価格は, わずか約 20 円である お米のなみだ や, ササニシキ, ひとめぼれの銘柄米の生誕地である当地, 大崎耕土をしっかり理解したいものです 6 P27の説明文を次のように変更してはどうか また, 学校給食の内容をより豊かなものとするために, 今後は 米粉パンの利用を進めていきます 7 P31の 補足 地産地消推進の考え方 の最後に, 次の文言 を加えてはどうか それぞれの関係者の取り組むべき役割は, 次のとおりです NHK 仙台放送局開局 80 周年記念ドラマ お米のなみだ は, 大崎の農業 食の大切さを伝えています P19にありますとおり, 食にかかわる体験活動を推進していく中で, 大崎耕土への理解など, 食農教育 を推進していきたいと考えています 小麦粉が高騰している中にあっても, 未だ米粉パンの方が金額的に高いものとなっています 今後とも学校給食の中心は米飯であり, 米粉パンの利用については, 徐々に利用していきたいと考えています 特定企業のPRとなりますので, この文言の加筆はできないものと考えます 8 4 食材の供給システムの構築 についての意見安心できる安全な食材の流通を目指し, 農産物の生産現場と市場流通システムを整備活用することが最良と思われます 本市の基本中の基本である農産物に, 安全基準の違う存在を世界にイメージされては困ります 人々に統一基準で, 安心できる安全な食材の提供を目指すのが, 農産物生産地である本市のやるべきことだと思います 適地適作が基本であり, 付加価値の低い ( 安い ) 農産物の通年安定供給体制の構築に行政努力を期待します ( 安価な輸入野菜対策 ) - 2 - 今後, 市の産業経済部局や生産者組織と協議しながら, 学 校給食での地場産食材の利用をさらに進めていきます

9 第 3 章 よりよい学校給食の運営 P43 参考 自校方式とセンター方式のメリット デメリット について旧古川市内の自校方式の給食に関し, 問題があったのでしょうか 旧古川の給食の質を下げることなく, 水準維持をお願いします 人件費の増減, 仕入規模による経費増減, 大規模化や配送時間による熱変性 変質, 調理場から外部に出す種々の危険 最悪 センターありきの前に, コスト削減で危険に近付くのか, コスト負担で安全を選ぶのか 詳細を市民に説明し, 直接の判断を得て行うようにお願いします 行政独自の判断は避けられることをお願いします ( 責任が限界外 ) 旧古川市内の自校方式の給食に関して, 問題があるわけではありません P37に示しておりますが, 市内全域で給食施設が老朽化している現状にありますことから, 給食センター方式への移行を進めていくものです 市内にある二つの学校給食センターも順調に運営が行われています 定期的に試食会も行っておりますので, 実際の運営をご覧いただきたいと思います なお, 県内をみますと, 小学校で68.9%, 中学校では80.8% の学校が, 学校給食センターから給食が配食されています 10 P44 3 給食業務の効率化 について, 詳細なコスト計画と データの提示をお願いします 昨年度, 築 10 年以上を経過している学校給食施設 30 施設を対象として, 厨房機器の診断を行いました 現在, その結果をもとに, 厨房機器の更新計画を検討しているところですが, 各給食施設ともに老朽化が著しいため, 既に機器を更新 修繕したもの, あるいは新たに更新 修繕が必要となった機器があるなど, 常に数字が動いている状態であり, 正確な経費を把握することが難しいものとなっています なお, 給食業務の民間委託につきましては, 平成 19 年 7 月に策定した 大崎市集中改革プラン に基づいて推進しているものです 11 給食センター方式への移行 安全 安心 手作りのおいしい給食は, やはり自校方式でないとできない面もあるのではないでしょうか 給食室と子どもたち, 顔の見える反応の分かる給食室が安心 安全に不安が残る今だからこそ大切なのではないでしょうか - 3 - 自校方式, センター方式ともに, それぞれメリットやデメリットが考えられます 今後の本市の学校給食は, センター方式への移行を進めていきますが, 自校方式の良さをできるだけ取り入れて, センター方式へ移行していく考えです

12 給食センター方式への移行 センター式になると, 玉子焼き一つにしても調理された物を安くたくさん入れることになり, 事故米や汚染米が混入しているかも分からない物を口にしてしまう 自校式であれば, 地場産の安全な食材で調理できる 13 単独校であれば, 児童生徒の健康も把握でき, 学校行事等 にも考慮できる 地域性を活かした献立を十分に実施でき る 主菜はもちろん, デザートのレパートリーも広く, 手作りで 安心 安全な献立が実現できる センター方式は, 金額を安く 抑えるための見積等の事務があり, 学校栄養職員の事務量 が増え, 児童生徒の栄養指導や, 給食時間を通した食事指 導 ( 食育 ) に手が回らない 心豊かな食育は, 単独校方式の 手作り給食から生まれてくるものと思います また, 学校栄養 職員と先生方の連携も良く, 生の声を学校給食に活かしやす い 学校給食センターをご覧いただきますと分かりますが, 野菜をきざんだり, ジャガイモの皮をむいたり, そのような作業を機械化することによって効率化を図り, 調理数が多くても, できる限り手をかけられるようにしています 現在, 本市では, 自校方式より学校給食センターの方が地場産食材を多く利用している現状です 学校給食基本構想 P10に記載自校方式だけではなく, 学校給食センターにおきましても, 各学校の行事に対応したり, 地域性のある献立を立てたりしています また, 食材費を給食費として保護者の皆さんからご負担いただいているので, 学校給食センターに限らず, 自校方式の栄養士さんも納入業者から見積を取り, 同じ食材ならば, できるだけ安く購入しようと努めているところです 食育の推進については, 学校あるいは学校給食センターの栄養士が中心となりますが, 先生方も一体となって推進していくことが, 効果的に食育を推進するために必要なことであると考えます 自校方式の栄養士 調理員の皆さんと同じく, 学校給食センターの栄養士 調理員の皆さんも, 子どもたちにおいしい給食を食べてもらいたいという思いは同じです 14 センターは, 工場ではありません 確かに, 学校給食センターは工場ではありませんので, ぜひ 試食会などにご参加いただき, 調理の様子や, 働いている職 員の思いを確認していただければと思います - 4 -

15 給食センター方式への移行 大量調理であることや, 調理員の不足が生じることで, 勢い加工食品が増える 社会問題となっている食品偽装は, 加工品に使用される食材に多い センター化して大量調理化されることは, 食の安全 安心と180 度逆の方向へ行く 輸入野菜 果物は, そのままの形であれば残留農薬の基準があるが, 加工 ( カットする, 加熱するなど ) をしてしまうと何の基準もない 大量調理になって, 給食用の加工食品は, 汚染食品の市場として利用されていくのは, 火を見るより明らかである 生産者の顔が見える調理者の顔が見える, 消費者の顔が見える安全 安心の給食を求める 16 合併する際の市長の公約だった 給食には自校方式を継続 する 件はどうなったのか 17 自校方式のメリットは, 顔の見える給食であり, 子どもたちが 感謝の気持ちを持てる デメリットは老朽化に伴う衛生管理の 不徹底 18 センター化のメリットは, 効率化が図られる デメリットは, 作る 側も食べる側もお互い見えない状況で, 食育の充実は難し い さらに, 民間委託になれば, 食材の品質等が不透明にな り, 被害も拡大する 19 食育とセンター化がどう結びつくのかが分からない 20 人数合わせだけで考えたセンター化では, 学校現場での実 際を無視しています 案では, 本校古川第二小学校の給食 を二分することになります 一方は自校, 一方はセンターから などとは, 子どもたちへの食に対する責任は全く無視した形 です 地産地消で安全な食べ物, 顔の見える給食室, 衛生 的な運営こそ食育の基本です 自校方式を守り, 豊かな 食 を保障していきたい - 5 - 宮城県が調査した昨年度の 地場産物活用状況等調査 によりますと, 大崎市産食材の利用率は, 次のとおりです 小学校平均 17.3% 中学校平均 11.2% 岩出山学校給食センター 32.0% 田尻学校給食センターは33.7% 大量調理であるということから, いろいろなイメージがあると思いますが, 一度ぜひ学校給食センターの実態をご覧いただき, どのような取り組みをしているのかを確認いただければと思います 食育イコール給食とお考えのようですが, 食育の基本は家庭であり, それをサポートする役割が学校や地域であると考えています センター方式であると食育の充実は難しいとのことですが, ぜひ一度, 学校給食センターの実態をご覧いただき, どのような取り組みをしているのかを確認いただければと思います また, 現在, 調理業務等の民間委託を検討しているところですが, 調理作業や配送業務を委託する考えですので, 食材の発注や検収, 栄養計算や献立の作成などは, 全て県あるいは本市の栄養士が行います 本計画の素案には, 古川第二小学校の給食を二分するという記述は一切ありません 当然のことながら, 一つの学校に対して, 半分は自校での給食, もう半分は学校給食センターからの給食など, 通常はあり得ないものです

21 給食センター方式への移行食の安全の面からも, 地場産品の食材の活用を積極的に図 ってほしい 安全で安心な学校給食を提供するため, 今後とも地場産食 材の活用に努めていきます 22 給食を食育と捉えることは, 本当にすばらしい考えです ただ, 衛生上の問題 ( ドライ化, 老朽化等 ), 財政面でも大変です 給食のセンター化には反対です 理念と構想は矛盾しています 食べ物の流れだけじゃなく, それに携わる人々の役割を教えるのが大切だと思います 香りも, 匂いも, 人も見えないセンター化は反対です 単なる子どもたちへの餌やりです 大人の目線の食育じゃなく, 子どもの目線の食育って分かります? 約 10 年近く野菜を提供してきて何となく分かってきました 顔が見える範囲が子どもたちの地産地消で, そこからがスタートなのです 自校式は, 先人のすばらしい財産です 合理化の子育てではなく, 将来の子どもたちに税金を使ってください 岩出山と田尻地域の学校では, 総合学習の時間や,PTAの行事などで学校給食センターに来て, 実際の調理の様子を見学したり, 栄養士や調理員の話を聞いたり, 自校方式と同様に子どもたちの感謝の心を育成するという食育の取り組みをしています また, 学校給食センターに食材を納めている生産者の方々を定期的に招待して話を聞いたり, 一緒に給食を食べたり, 様々な食育の取り組みもしているところです さらには, 田尻学校給食センターでは, 地域の方々の試食や見学の受け入れを行っており, 家庭や地域での食育の一助となる役割も果たしています - 6 -