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クチコミ発信と消費に関する調査

調査結果トピック: 一般携帯電話 スマートフォン 像 それぞれのデバイスで 日 回以上インターネットにアクセスする割合はで % で 0% と一般携帯電話の約 0% を大きく上回った また に比べスマートフォン ipad ユーザーは比較的インターネットの利用頻度が高く 活用の仕方も検索 地図 (GPS

目次 目次 2 調査概要 3 調査サマリー 4 歩きスマホ は危ないと思うか? / 歩きスマホ をしたことがあるか? 5 歩きスマホ をしてしまう理由は? 6 歩きスマホ をしている人に対して危ないと感じたことはあるか? 7 歩きスマホ が危ないと感じたのはどのようなシーンか? 8 歩きスマホ によ

2013年1月25日

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(1) デジタル情報機器について 子どもライフスタイル調査 2016 春 使用しているもの 今後使用したいもの スマートフォン 使用率は 1 年前のおよそ 2 倍に増加 初めて パソコン を超える 使用しているデジタル情報機器を尋ねたところ スマートフォン は 1 年前の 9.7% から 18.5%

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調査概要 調査テーマ : 若年層の写真 動画コミュニケーションに関する調査 調査対象者の条件 : スマートフォン利用者 /16 歳 25 歳男女計 1040サンプル 対象エリア : 全国 調査期間 :2015 年 12 月 23 日 24 日 調査方法 : スマートフォン端末で回答するインターネット

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表紙(A4)

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集計結果 Apple Watch の購入意向は 検討したい を含めて 2.7% 男性 20~40 代で高い Apple Watch の購入意向を尋ねたところ 購入する は 0.5% で 購入を検討したい が 2.2% 合わせて 2.7% が購入意向を示している 興味はあるので もっと知りたい を含め

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1. 世帯のインターネットの利用状況 - 利用世帯 6 割超 - 自宅のパソコンや携帯電話などから インターネットやメールなどを利用できる環境かどうかを聞い たところ ( 世帯で ) 利用している が 62.6% と 10 年前の 25.2% から 2 倍以上に増えている ( 図 1 世帯のインター

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2007年12月20日

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調査結果概要 留学概要について 留学の種類 私費留学 が 4 割でもっとも高い 大学経由の留学 ( 交換留学 認定留学 派遣留学 の合計 ) も同様に 4 割を占める 留学先 アメリカ がもっとも高い 留学先の 4 位までが英語圏で 6 割以上を占める 留学した学年 大学 2 年 大学 3 年 がそ

Transcription:

シニアの IT 情報端末に関するアンケート調査結果 2012 - 来年チャレンジしたいことは 旅行 運動 スポーツ スマートフォン タブレット端末などの最新 IT ツール - 調査要綱 矢野経済研究所では 次の調査要綱にて主に 60 代を中心としたシニア層に対してアンケート調査を実施した 1. 調査期間 :2012 年 12 月 2. 調査対象 : 全国の 60 代を中心とした男女 1,000 名 ( 男性 500 名 女性 500 名 ) 3. 調査方法 : インターネット形式 < シニアの IT 情報端末に関するアンケート調査とは > シニアの興味 関心とともに 情報端末や情報収集に関する動向などを明らかにすることで シニアの生活スタイルを把握することを目的とする ここではシニアの情報端末や情報収集に関する結果を取り上げ 分析する なお 本調査対象の主に 60 代を中心とした男女について ここでは シニア とする 調査結果サマリー 来年チャレンジしたいことは 旅行 運動 スポーツ スマートフォン タブレット端末などの最新 IT ツール 本調査におけるシニア層の趣味は 旅行 パソコン 園芸 庭いじり ガーデニング 読書 運動 スポーツ など インドア アウトドア問わず多岐に亘っている 来年チャレンジしたいことがあると回答したシニア層では 旅行 (43.6%) が最も高い比率であったが 運動 スポーツ (29.4%) や 園芸 庭いじり ガーデニング (22.8%) とともに スマートフォン タブレット端末などの最新 IT ツール (26.8%) が上位に挙がった 日常的にインターネットを活用し 利便性を実感本調査におけるシニア層の大半はすでに日常的にインターネットを活用した情報収集を行い またネットショッピングやネットバンキングなどのインターネット上のサービス提供を受けていることが示されている また 9 割のシニア層がインターネットを使うことで生活が便利になっていると感じており インターネットの利便性を実感しているという結果であった シニアの 4 割強は最新の IT ツールに関心をもっているが 商品購入時に最も重視する点は 操作のしやすさ 本調査におけるシニア層の 4 割強は最新の IT ツールに関心があるとしている 今後 欲しいと思っている最新の IT ツール ( 複数回答 ) について スマートフォン (41.0%) タブレット端末 (30.2%) が上位項目であるが 商品の購入基準は 機能やデザイン ブランドよりも 実際の使い勝手のよさを最も重視していることが示されている 株式会社矢野経済研究所所在地 : 東京都中野区本町 2-46-2 代表取締役社長 : 水越孝設立 :1958 年 3 月年間レポート発刊 : 約 250 タイトル URL: http://www.yano.co.jp/ 本件に関するお問合せ先 ( 当社 HP からも承っております http://www.yano.co.jp/) 矢野経済研究所営業本部広報チーム TEL:03-5371-6912 E-mail:press@yano.co.jp 本資料における著作権やその他本資料にかかる一切の権利は 株式会社矢野経済研究所に帰属します 本資料内容を転載引用等されるにあたっては 上記広報チーム迄お問合せ下さい

調査結果の概要 1. シニア層の趣味について 本調査におけるシニア層の趣味 ( 複数回答 ) について 旅行 (61.8%) が最も高く 次いで パソコン (59.6%) 園芸 庭いじり ガーデニング (35.3%) 読書 (35.1%) 運動 スポーツ (26.5%) 映画 (26.4%) と続く 図 1 インドア アウトドアを問わず 趣味範囲は多岐に亘り 自分自身の興味のあることに関してアクティブに行動している姿が窺える 図 1. 趣味について ( 複数回答 ) 旅行パソコン園芸 庭いじり ガーデ二ング読書運動 スポーツ映画カメラ ( 写真 ) 買い物料理食べ歩き株式投資仕事 在宅ワークボランティアゲームスマートフォンやタブレットなど最新 ITツール育児 教育その他 0.4% 6.2% 6.1% 5.2% 4.4% 10.4% 10.9% 21.3% 19.5% 18.6% 18.4% 26.5% 26.4% 35.3% 35.1% 61.8% 59.6% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 注 1. 調査時期 :2012 年 12 月 調査対象 : 全国の 60 代を中心とした男女 1,000 名 調査方法 : インターネット形式 複数回答 来年チャレンジしたいこと ( 複数回答 ) について あると回答したシニア層では 旅行 (43.6%) が最も高く 次いで 運動 スポーツ (29.4%) スマートフォン タブレット端末などの最新 IT ツール (26.8%) 園芸 庭いじり ガーデ二ング (22.8%) と続く 図 2 一般的に最新 IT ツールには苦手意識をもつシニア層が多いとされるなかで 3 割弱のシニア層はスポーツや園芸 ガーデニングと同様に 最新 IT ツールについて来年チャレンジをしたい意向を示している 図 2. 来年チャレンジしたいこと ( 複数回答 ) 旅行 43.6% 運動 スポーツ 29.4% スマートフォン タブレット端末などの最新 IT ツール 26.8% 園芸 庭いじり ガーデ二ング 22.8% パソコン 19.5% 習い事 15.0% 勉強 資格 14.1% 料理 13.8% ダイエット 12.7% 起業 2.8% その他 1.0% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 50.0% 注 2. 調査時期 :2012 年 12 月 調査対象 : 全国の 60 代を中心とした男女 1,000 名のうち 特にない との回答を除く 574 名 調査方法 : インターネット形式 複数回答

2. シニア層の情報端末の利用について シニア層は普段どういった情報端末を利用しているのだろうか 本調査のシニア層においてはパソコンの利用率はほぼ 100% であり インターネットを利用する頻度 ( 単数回答 ) は ほぼ毎日 ( 週 5 日以上 ) が 93.9% と 9 割のシニア層は日常的にインターネットを利用していることが示されている またインターネットを使うことで生活が便利になっているか ( 単数回答 ) については 非常に便利になっている (44.9%) 便利になっている (45.6%) の合計で 9 割を占め 多くのシニアがインターネットの利便性を実感していることが示されている 図 3 本アンケート調査がインターネット形式のため 一般のシニアよりも日常的にパソコンを利用しているシニアであることを考慮しなければならないが 高い利用頻度でインターネットを使用し インターネットの便利さを実感していることが窺える またインターネットの利用目的 ( 複数回答 ) は 情報収集 ( 検索 ) (92.7%) が最も高く 次いで メール (86.7%) ネットショッピング ( 買い物 ) (77.7%) ネットバンキング ( 銀行 ) (56.0%) 価格比較サイト 評価サイト (49.5%) と続く 図 4 本調査におけるシニア層の大半はすでに日常的にインターネットを経由した情報収集を行い サービス提供を受けていることが示されている 図 3. インターネットの利便性 ( 単数回答 ) 9.4% 0.1% 44.9% 45.6% 非常に便利になっている便利になっている普通不便になっている非常に不便になっている 注 3. 調査時期 :2012 年 12 月 調査対象 : 全国の 60 代を中心とした男女 1,000 名 調査方法 : インターネット形式 単数回答 図 4. インターネットの利用目的 ( 複数回答 ) 情報収集 ( 検索 ) 92.7% メール 86.7% ネットショッピング ( 買い物 ) 77.7% ネットバンキング ( 銀行 ) 56.0% 価格比較サイト 評価サイト ( 価格コム等 ) 49.5% 動画閲覧 ダウンロード (Youtube ニコニコ動画等 ) 30.9% ネットオークション 22.2% 音楽 音楽ソフトのダウンロードコミュニティサイト (Facebook mixi 等 ) ブログ ( アメブロ等 ) 画像 写真共有サービス ( フォト蔵 Flickr 等 ) オンラインゲーム掲示板 チャット (2ちゃんねる等) ミニブログ (Twitter 等 ) 電子書籍 雑誌その他 12.9% 12.2% 11.8% 10.0% 6.9% 5.6% 4.6% 4.4% 1.1% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0% 注 4. 調査時期 :2012 年 12 月 調査対象 : 全国の 60 代を中心とした男女 1,000 名 調査方法 : インターネット形式 複数回答

3. シニア層の最新 IT ツールへの関心度について 既にパソコンやインターネットを日常的に利用しているシニア層であるが 最新の IT ツールに対する関心度 ( 単数回答 ) については とても関心がある (7.4%) 関心がある (36.3%) の合計で 43.7% と 4 割強のシニア層は最新 IT ツールに対して関心度合いが高い 図 5 その一方で どちらでもない (37.6%) も 4 割弱存在する 現時点においてパソコンなどの身近にある情報端末とは異なり 最新の IT ツールの利便性や活用方法などに対してまだ十分に認識していない可能性もあることも推察される 今後 欲しいと思っている最新 IT ツール ( 複数回答 ) について スマートフォン (41.0%) タブレット端末 (30.2%) スマートテレビ (17.0%) 電子書籍端末 (13.9%) であった 図 6 図 5. 最新 IT ツールへの関心度 ( 単数回答 ) 15.7% 3.0% 7.4% 36.3% 37.6% とても関心がある関心があるどちらでもない関心がないとても関心がない 注 5. 調査時期 :2012 年 12 月 調査対象 : 全国の 60 代を中心とした男女 1,000 名 調査方法 : インターネット形式 単数回答 図 6. 今後 欲しいと思っている最新 IT ツール ( 複数回答 ) スマートフォン ( 高機能携帯端末 = スマホ ) 41.0% タブレット端末 (ipad GalaxyTab 等 ) 30.2% スマートテレビ 17.0% 電子書籍端末 (Kindle BiblioLeaf Kobo 等 ) 13.9% ブルーレイプレイヤー 12.3% 携帯音楽プレイヤー (ipad Walkman 等 ) 6.4% その他 9.3% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 注 6. 調査時期 :2012 年 12 月 調査対象 : 全国の 60 代を中心とした男女 1,000 名 調査方法 : インターネット形式 複数回答

4. シニア層の商品を選ぶ基準について 商品を購入する際の選択基準 ( 単数回答 ) について 操作のしやすさ (57.6%) が最も高く 次いで 機能が豊富 (19.0%) デザイン (14.7%) ブランド (5.9%) であった 図 7 シニア層にとって商品を購入する際の好まれる基準については機能やデザイン ブランドよりも 実際の使い勝手のよさを最も重視していることが示されている 図 7. 商品を選ぶ基準 ( 単数回答 ) 14.7% 5.9% 2.8% 19.0% 57.6% 操作のしやすさ機能が豊富デザインブランドその他 注 7. 調査時期 :2012 年 12 月 調査対象 : 全国の 60 代を中心とした男女 1,000 名 調査方法 : インターネット形式 単数回答 4. 調査結果のまとめ本調査結果におけるシニア層は日常的にパソコンを使用し インターネットを活用しながら 情報収集やメール ネットショッピングをはじめ多様なサービスを日常的に入手している姿が窺える 本アンケート調査がインターネット形式のため 一般のシニアよりもパソコン利用やインターネット活用に積極的であることを考慮しなければならないが それでも高い利用比率を示しているものと考える この背景にはアクティブに行動するシニア層にとって趣味の範囲が多岐に亘ることもあり 情報収集や情報交換が不可欠であると推測され その一つの手段としてインターネットの利便性が重視されてきているものと考える 事実 本調査結果から 9 割のシニア層はインターネットの利便性を実感していることが示されており 概して IT 端末にはそれほど抵抗感のない姿も窺える 今後の最新 IT 端末にも全体の 4 割強は関心を示しており こうしたシニア層においては IT 端末を活用したライフスタイルも形成されつつあるものとみる 一方でやはり操作のしやすさはシニア層にとっては最も重視されるものであり 最新 IT ツールを含めた商品購入時には多機能やデザイン ブランドよりも使い勝手を優先させることも示されている