厚生労働省発表

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Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調

労働力調査(詳細集計)平成24年平均(速報)結果の要約

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若年者雇用実態調査

02世帯

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

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第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

Ⅰ 調査の概要 目 次 調査目的 調査対象及び客体 調査時期 4 調査の経路 5 調査の方法 6 調査票の回収状況と調査結果の推計方法 7 利用上の注意 Ⅱ 調査結果の概要 身体障害児 者の状況 () 身体障害児 者数 () 年齢階級別の身体障害児 者数 () 身体障害の程度 ( 等級 ) 4 (4

3 世帯属性ごとのサンプルの分布 ( 両調査の比較 参考 3) 全国消費実態調査は 相対的に 40 歳未満の世帯や単身世帯が多いなどの特徴がある 国民生活基礎調査は 高齢者世帯や郡部 町村居住者が多いなどの特徴がある 4 相対的貧困世帯の特徴 ( 全世帯との比較 参考 4) 相対的貧困世帯の特徴とし

第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 30 年 11 月 内閣府男女共同参画局

平成20年度国家公務員共済組合事業統計年報

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相対的貧困率等に関する調査分析結果について

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって

テレワーク制度等 とは〇 度テレワーク人口実態調査 において 勤務先にテレワーク制度等があると雇用者が回答した選択枝 1 社員全員を対象に 社内規定などにテレワーク等が規定されている 2 一部の社員を対象に 社内規定などにテレワーク等が規定されている 3 制度はないが会社や上司などがテレワーク等をす

01 公的年金の受給状況

親と同居の壮年未婚者 2014 年

労働力調査(基本集計)平成25年(2013年)平均(速報)結果の要約,概要,統計表等

2. 身体障がいの状況 (1) 身体障がいの種別 ( 主な障がいの部位 ) 平成 28 年 6 月 30 日現在の身体障害者手帳所持者の身体障がいの種別 ( 主な障がいの部位 ) をみると 肢体不自由が 27,619 人 (53.3%) と全体の過半数を占めて最も多く 次いで 内部障がいが 15,9

3.HWIS におけるサービスの拡充 HWISにおいては 平成 15 年度のサービス開始以降 主にハローワーク求人情報の提供を行っている 全国のハローワークで受理した求人情報のうち 求人者からインターネット公開希望があったものを HWIS に公開しているが 公開求人割合は年々増加しており 平成 27

中国帰国者以外 フィリピン アジア諸国 中米南米諸国 欧米系諸国 全体 就業の状態 (1) 現在の職業表 -2.5 は 国籍グループ別に有業者の現在の職業をみたものである

「高齢者の健康に関する意識調査」結果(概要)1

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

全国就業実態パネル調査2019設計資料

平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 24 年 5 月 大阪市計画調整局

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C 労働 (1) 総数 ( 単位人 ) 年齢 (5 歳階級 ) 総 総数主に仕事 C-1 労働力状態 (8 区分 ), 年齢 家事のほか仕事 通勤のかたわら仕事 休業者 98,762 59,160 56,303 45,585 8,703 1, ~19 歳 6,689 1,108 9

-4- く 15 歳以上の男性就業者全体の 15.6% を占めており 次いで 専門的 技術的職業従事者 が 10 万 928 人で 15.4% となっています 一方女性は 事務従事者 が 13 万 1560 人と最も多く 15 歳以上の女性就業者全体の 24.6% を占めており 次いで介護職員や美容

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【完了(所得確認書様式)】記入例

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統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る

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2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

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転職者の動向・意識調査 2011年1月~3月期

第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

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親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年)

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

基本情報 () 非常勤職員の総数 調査対象に該当する非常勤職員の総数は 期間業務職員が 30,429 人 (54%) 期間業務職員以外の非常勤職員が 25,590 人 (46%) 合計で 56,09 人 ( うち女性 42,456 人 76%) だった (2) 非常勤職員が所属する機関 非常勤職員が

調査概要 1) 調査期間 2013 年 2 月 4 日 ~3 月 20 日 2) 調査方法 1 施設調査 2 個人調査とも 自記式調査票を郵送配布 回収 3) 調査対象 1 全国の 8,633 病院の看護管理代表者回収数 2,651 件 ( 回収率 30.7%) 2 本会会員 1 万人を無作為抽出有

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

第2章 基本的諸概念と用語


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第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

( その 1) 月収額の計算のしかた 給与所得者の場合 1. 年間総収入の計算あなたが仕事を始めた時期 対 象 の 収 入 金 額 1 現在の勤務先に前年 1 月 1 日以前から引 前年中の年間総収入金額 き続き勤務している方 ( 源泉徴収票の支払金額の欄 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 2 日

スライド 1

平成25年 国民生活基礎調査【所得票】 結果表一覧(案)

平成 27 年度予算概算要求予算額について ( 国勢調査経費 ) 平成 22 年国勢調査予算額 649 億円 基本数の増 調査員に係る経費: 調査員報酬に係る統一単価の見直し (6,800 円 6,830 円等 ) その他の経費: 消費税の増税 (5% 8%) 調査区数の修正: 世帯数の増加に伴う修

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1 15 歳以上人口の就業状態 富山県の 15 歳以上人口 人のうち 有業者は 人 ( 全国 6621 万 3 千人 ) と 平成 24 年と比べると 人減少しています 有業率 (15 歳以上人口に占める有業者の割合 ) についてみると 59.5%( 全国 5

健康保険・船員保険          被保険者実態調査報告

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人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

平成 25 年 7 月 12 日 平成 24 年就業構造基本調査結果 要約 就業構造基本調査とは 就業構造基本調査は, 就業 不就業の実態を種々の観点から捉え, 我が国の就業構造を全国だけでなく, 地域別にも詳細に明らかにし, 国や都道府県における雇用政策, 経済政策などの各種行政施策立案の基礎資料

平成20年 住宅・土地統計調査から見た       美濃加茂

4. 調査票の回収状況 < 調査地域の調査対象数および有効回収数 回収状況など> 調査対象数 ( 地点数 ) 有効回収数 有効回収率 地域別構成 全体 6,(3) 3, 札幌市 32(16) 仙台市 18( 9) さいたま市

2016年 弾丸メールセミナー № 33 雇用保険法 高年齢再就職給付金

自動的に反映させないのは133 社 ( 支払原資を社内で準備している189 社の70.4%) で そのうち算定基礎は賃金改定とは連動しないのが123 社 (133 社の92.5%) となっている 製造業では 改定結果を算定基礎に自動的に反映させるのは26 社 ( 支払原資を社内で準備している103

01 表紙(進路調査編)

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資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

Ⅲ 結果の概要 1. シングル マザー は 108 万人我が国の 2010 年における シングル マザー の総数は 108 万 2 千人となっており 100 万人を大きく超えている これを世帯の区分別にみると 母子世帯 の母が 75 万 6 千人 ( 率にして 69.9%) 及び 他の世帯員がいる世

労働力調査(基本集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

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140 国家公務員共済組合年金受給者実態調査 障害共済年金 障害年金受給者実態調査票 ( 平成 28 年 2 月 1 日現在 ) ここは記入しないで下さい 問 1 あなたは国家公務員共済年金のうち障害共済年金もしくは 問 8 あなたは日常生活をするのに他の人の介護を必要としますか 障害年金を受給して

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図 1 左側は 全病院における病床規模の分布を 右側は回答者施設の病床規模の分布を示す 200 床以上 ~500 床未満 500 床以上では全体に占める割合に比べて回答者の割合がやや高く 200 床未満では やや低い 以下 回答施設全体の統計要約は この点を考慮に入れてみる必要がある 図 1 全病院

対象疾患名及び ICD-10 コード等 対象疾患名 ( 診療行為 ) ICD-10 等 1 糖尿病 2 脳血管障害 3 虚血性心疾患 4 動脈閉塞 5 高血圧症 6 高尿酸血症 7 高脂血症 8 肝機能障害 9 高血圧性腎臓障害 10 人工透析 E11~E14 I61 I639 I64 I209 I

平成30年版高齢社会白書(概要版)(PDF版)

自殺予防に関する調査結果報告書

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取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

平成 29 年 北海道アイヌ生活実態調査 の実施結果について ( 概要 ) 1 調査の目的この調査は 北海道におけるアイヌの人たちの生活実態を把握し 今後の総合的施策のあり方を検討するため 必要な基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の対象この調査における アイヌ とは 地域社会でアイヌの

H30情報表紙 (H30年度)

社団法人日本生産技能労務協会

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イノベーションの担い手の活動状況07

このジニ係数は 所得等の格差を示すときに用いられる指標であり 所得等が完全に平等に分配されている場合に比べて どれだけ分配が偏っているかを数値で示す ジニ係数は 0~1の値をとり 0 に近づくほど格差が小さく 1に近づくほど格差が大きいことを表す したがって 年間収入のジニ係数が上昇しているというこ

( その 1) 月収額の計算のしかた 給与所得者の場合 1. 年間総収入の計算あなたが仕事を始めた時期 対 象 の 収 入 金 額 1 現在の勤務先に前年 1 月 1 日以前から引 前年中の年間総収入金額 き続き勤務している方 ( 源泉徴収票の支払金額の欄 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 2 日

採用者数の記載にあたっては 機械的に採用日の属する年度とするのではなく 一括 採用を行っている場合等において 次年度新規採用者を一定期間前倒しして雇い入れた 場合は 次年度の採用者数に含めることとしてください 5 新卒者等以外 (35 歳未満 ) の採用実績及び定着状況採用者数は認定申請日の直近の3


表紙

5年以上1年未満 5年以上1年未満 3年以上3 15年以上2年未満 15年以上2年未満 1 2 スタスタ 2年以上2 2年以上 年以上3 3年以上3 資料2-4-2 男女別就業形態 弁護士の活動実態 25年以上3年未満 2

1 調査名 ( 種類 ) 2 実施機関名 3 目的 ア 調査目的 平成 28 年衛生行政報告例 ( 保健師等業務従事者届 ) 一般統計調査 ( 国等の機関 ) 厚生労働省大臣官房統計情報部 ( 担当部課及び担当 ) 健康局大阪市保健所保健医療対策課 ( 医療法人グループ ) 就業状況を把握し 厚生労

社会通信教育に関する実態調査 報告書

農業法人等における雇用に関する調査結果

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1. 給与所得による年間所得金額 (1) 下表により 就職時期などに応じ を計算 就職時期など 1 現在の勤務先に前年 1 月 前年分の 3,800,00 1 日以前から引き続き勤務している場合 ( 源泉徴収票の支払金額の欄に記載されている額 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 勤務した翌月から12

Transcription:

厚生労働省発表 平成 20 年 1 月 18 日 職業安定局高齢 障害者雇用対策部障害者雇用対策課課長吉永和生調査官濱島秀夫 電話 5253-1111( 内 )5836 3595-1173( 直通 ) 身体障害者 知的障害者及び精神障害者就業実態調査の調査結果について Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的障害者の障害の種類 程度及び就業形態 職種等就業に係る状況の把握を行い 身体障害者 知的障害者及び精神障害者の自立と社会経済活動への参加をより一層促進するための基礎資料を得ることを目的とする 2 調査の対象及び客体全国の身体障害者 知的障害者及び精神障害者 ( 平成 18 年 7 月 1 日現在 15 歳以上 64 歳以下の者であって 身体障害者手帳 療育手帳又は精神保健福祉手帳等所持者 ) 及びその属する世帯を対象として 平成 12 年国勢調査により設定された調査区を100 分の1の割合で無作為抽出した調査地区内に居住する身体障害者 知的障害者及び精神障害者を客体とした 3 調査の時期平成 18 年 7 月 1 日現在 4 調査の方法 (1) 調査員が 調査地区内の世帯を訪問し 調査の趣旨等を説明の上 調査対象者の有無の確認を行う (2) 調査対象者がいる場合は 調査票を手渡し 記入及び郵送による返送を依頼する ( 自計郵送方式 ) (3) 調査票は原則として調査対象者本人が記入する 1

5 調査票の回収状況と調査結果の推計方法この調査は 標本調査法に基づく標本設計に従って 全国から無作為に抽出された調査地区において把握された身体障害者 知的障害者及び精神障害者を調査の客体としている また 標本設計は 国勢調査で使用された調査地区を用い 層化無作為抽出法により全国の調査区を抽出率 1/100で抽出し その調査地区に居住する全世帯員を調査したものである この調査は 上記 4 調査の方法 で述べたように 調査の客体となった障害者のプライバシーを保護すること 調査票提出の自由意思を尊重すること等を配慮して 調査票の回収は 郵送により行った その回収状況は以下のとおりである 身体障害者 調査対象者数本調査が不能なもの ( 長期不在 調査拒否等 ) 本調査が可能なもの調査票が回収されたもの障害 1~6 級に該当障害 1~6 級に非該当調査票が回収されなかったもの a b a-b=c d 14,174 人 4,497 人 9,677 人 4,052 人 3,947 人 105 人 5,625 人 回収率 d/c 100 41.9% 知的障害者 調査対象者数本調査が不能なもの ( 長期不在 調査拒否等 ) 本調査が可能なもの調査票が回収されたもの知的障害者に該当知的障害者に不該当調査票が回収されなかったもの a b a-b=c d 3,896 人 1,436 人 2,460 人 1,741 人 1,610 人 131 人 719 人 回収率 d/c 100 70.8% 2

精神障害者 調査対象者数本調査が不能なもの ( 長期不在 調査拒否等 ) 本調査が可能なもの調査票が回収されたもの精神障害者に該当精神障害者に不該当調査票が回収されなかったもの a b a-b=c d 3,298 人 1,385 人 1,913 人 1,319 人 1,209 人 110 人 594 人 回収率 d/c 100 68.9% 上記の調査方法と回収状況を考慮して 死亡 長期不在 調査拒否及び未回収のものの障害の程度が回収 ( 答 ) したもののそれと同一であったと仮定して 比推定法による推計方法を試みたものである すなわち 全国推計値は世帯人員を補助変数とする比推定により 次のように算定した ΣZi Z = P ΣPi ΣXi ΣYi Z ; ある属性を持つ世帯人員の全国推計値 Pi ;i 標本地区内の世帯員総数 Zi ;i 標本地区内の当該属性を持つ調査対象世帯員総数 Xi ;i 標本地区内の当該属性を持つ世帯員数 Yi ;i 標本地区内の当該属性を持つ回答世帯の世帯員数 P ; 平成 18 年 7 月 1 日現在全国推計人口 ( 総務省統計局 ) 6 利用上の注意本調査における推計値算出に当たっては 推計値の100の位を また構成割合については 小数点第 2 位を四捨五入しているため 必ずしも総数と一致していないものがあることに留意されたい 7 用語の解説身体障害者 知的障害者及び精神障害者就業実態調査における用語は次のように定義している 3

第 1 身体障害者就業実態調査 重度障害者 身体障害者手帳 1,2 級の者 非重度障害者 身体障害者手帳 3~6 級の者 その他 身体障害者手帳 1~6 級以外の者及び無回答 常用雇用の者 1 週間あたりの労働時間が20 時間以上で 期間の定めなく雇用される者 ただし 期間が定められている場合であっても 1 年以上雇用されている者及び1 年以上雇用されると見込まれる者 第 2 知的障害者就業実態調査 重度障害者 療育手帳等の障害の程度がA1 A2 1 度 2 度等の者 非重度障害者療育手帳等の障害の程度がB1 B2 C 3 度 4 度等の者 常用雇用の者 身体障害者就業実態調査における定義に同じ 第 3 精神障害者就業実態調査 常用雇用の者 身体障害者就業実態調査における定義に同じ 4

Ⅱ 調査結果の概要第 1 身体障害者就業実態調査 1 就業の状況 (1) 全国の 15 歳以上 64 歳以下の身体障害者は 134 万 4 千人と推計されるが このうち 就業している者が 57 万 8 千人 (43.0%) 就業していない者が 72 万 2 千人 (53.7%) となっている 表 1-1 障害程度別 身体障害者就業状況 ( 単位 : 千人 %) 障害程度 総計 就業者 不就業者 無回答 計 1,344 578 (43.0) 722 (53.7) 46 (3.4) 重度 657 214 (32.6) 420 (63.9) 23 (3.5) 非重度 652 350 (53.7) 283 (43.3) 20 (3.0) その他 35 13 (37.1) 19 (54.2) 3 (8.6) (2) 年齢階級別に就業の状況をみると 20~54 歳層で 就業者の割合が年齢計での割合 (43.0%) を上回っており 特に 30~34 歳 40~44 歳層で就業者の割合が高くなっている 表 1-2 年齢階級別 身体障害者就業状況 ( 単位 : 千人 %) 年齢階級 総計 就業者 不就業者 無回答 計 1,344 43.0 53.7 3.4 15~19 歳 11 26.5 73.5 0.0 20~24 歳 26 50.0 50.0 0.0 25~29 歳 40 52.5 44.3 3.3 30~34 歳 55 58.7 38.9 2.4 35~39 歳 65 54.6 42.9 2.6 40~44 歳 82 58.5 40.7 0.8 45~49 歳 113 55.3 41.2 3.5 50~54 歳 203 52.4 44.0 3.6 55~59 歳 337 41.1 55.2 3.7 60~64 歳 386 28.6 67.8 3.6 無回答 25 25.6 63.5 10.8 5

2 就業者の状況 (1) 身体障害者の就業状況を職種別にみると 事務 (16.7%) 専門的 技術的職業 (16.3%) 生産工程 労務 (14.4%) の割合が高い これを障害程度別にみると 非重度において生産工程 労務 専門的 技術的職業で割合がやや高くなっている 表 1-3 障害程度別 職種別身体障害者就業状況 障 害 就 業 農 林 事 務 管 理 販 売 あんま 専門的 サービ 生産工 その他 無回答 程 度 者 計 水 産 マッサージ はり きゅう 技術的職業 ス職業 程 労務 計 100.0 4.3 16.7 6.4 6.5 3.9 16.3 11.0 14.4 12.3 8.2 重度 100.0 3.7 16.7 5.7 5.9 8.5 15.3 9.0 13.6 13.8 7.7 非重度 100.0 4.6 16.6 6.8 7.1 1.2 16.9 12.3 14.7 11.3 8.5 その他 100.0 2.6 20.5 7.7 0.0 0.0 17.9 10.3 17.9 15.4 7.7 (2) 身体障害者の就業状況を就業形態別にみると 常用雇用されて就業している者が 48.4% 常用雇用以外の形態で就業している者が 47.1% となっている 障害程度別にみると 常用雇用されて就業する者は 重度では 44.7% 非重度では 50.7% となっている また 常用雇用以外の形態で就業している者では 自営 16.7% 会社 団体の役員 9.9% で割合が高くなっており 障害程度別でみてもその傾向は変わらない 表 1-4 障害程度別 就業形態別身体障害者就業状況 障害 就業者 常用雇 常用雇 無 回 答 程度 計 用 用以外 自 営 家 族 会社 臨 時 内 職 授 産 作 業 その他 従 業 団体の 雇 日 施 設 所等 者 役員 雇 等 計 100.0 48.4 47.1 16.7 4.4 9.9 3.2 1.7 3.5 3.0 4.7 4.5 重度非重度その他 100.0 44.7 51.4 18.1 4.0 8.7 2.5 2.0 6.2 4.8 5.1 3.9 100.0 50.7 44.8 16.3 4.6 10.4 3.8 1.5 1.9 2.0 4.3 4.5 100.0 46.2 38.7 2.6 2.6 18.0 0.0 2.6 2.6 0.0 10.3 15.3 6

(3) 常用雇用されている者について 1 週間あたりの就業時間をみると 30 時間以上で雇用されている者が77.3% と大部分を占めている また 20 時間 以上 30 時間未満で雇用されている者は12.2% 20 時間未満で雇用されている 者も9.5% いる 障害程度別にみても 重度で20 時間以上 30 時間未満及び20 時間未満で雇用される者の割合が若干高くなるものの 重度 非重度ともに3 0 時間以上で雇用されている者の割合が高い 表 1-5 障害程度別 就業時間別身体障害者常用雇用状況 障害程度 常用雇用計 30 時間以上 20 時間以上 20 時間未満 無回答 30 時間未満 計 100.0 77.3 12.2 9.5 1.0 重度 100.0 74.0 14.5 10.7 0.7 非重度 100.0 79.1 11.0 9.0 0.9 その他 100.0 77.8 11.1 5.6 5.6 3 不就業者の状況 (1) 不就業者の就業希望の有無をみると 就業希望ありの者の割合が58.7% となっている 障害程度別にみてもその割合は ほぼ同じとなっている 表 1-6 障害程度別 就業希望の有無別身体障害者不就業者の状況 障害程度 不就業者計 就業希望あり 就業希望なし 無回答 計 100.0 58.7 35.4 5.9 重度 100.0 57.5 36.8 5.7 非重度 100.0 59.5 34.4 6.1 その他 100.0 69.2 23.1 7.7 7

(2) 不就業者の就業経験の有無をみると 就業経験ありの者が 35.6% となって いる 障害程度別にみると 不就業者のうち就業経験なしの者の割合は重度において高くなっており 69.2% となっている 表 1-7 障害程度別 就業経験の有無別身体障害者不就業者の状況 障害程度 不就業者計 就業経験あり 就業経験なし 無回答 計 100.0 35.6 62.6 1.7 重度 100.0 29.0 69.2 1.8 非重度 100.0 46.4 52.3 1.3 その他 100.0 22.8 71.9 5.3 (3) 就業経験ありの者について 前職の離職理由をみると 病気 が 33.3% その他 が14.1% 定年 が13.3% で割合が高くなっている 障害程度別に見ると 重度 非重度ともに 病気 の割合が高いが 重度では 病気 が占める割合が非重度よりも高く 一方 非重度では 定年 倒産 人員整理 の占める割合が重度より高くなっている 表 1-8 障害程度別 前職の離職理由 障害程度 計 重 就業経験あり計 倒産 人員整理 事業不振 能力が生かせ 人間関係がう 通勤が負担 賃金 労働時 病 気 結婚 育児 定年 その他 無回答 な い まくいかない 間が不満足 100.0 10.6 1.7 3.1 4.3 1.7 1.7 33.3 7.0 13.3 14.1 9.4 100.0 9.8 1.4 2.7 3.3 2.5 1.9 39.2 6.5 11.2 11.7 9.8 度非重度その他 100.0 11.6 2.0 3.3 5.1 1.0 1.5 27.6 7.3 15.2 16.2 9.1 100.0 0.0 0.0 7.7 7.7 0.0 0.0 38.5 7.7 15.4 15.4 7.7 ( 注 ) 不就業者のうち 就業経験がある者の一番最近の仕事をやめた理由 8

(4) 求職活動の有無雇用を希望する不就業者について 求職活動の有無別にみると 活動している者が59.6% 活動していない者が38.5% となっている 活動有 の割合を障害程度別にみると 重度において62.0% と高くなっている 表 1-9 障害程度別 求職活動の有無別雇用を希望する身体障害者不就業者の状況 雇用を希望す 求職活動の有無 る不就業者計 活動有 活動無 無回答 計 100.0 59.6 38.5 1.9 重度 100.0 62.0 35.9 2.1 非重度 100.0 57.2 41.0 1.7 無回答等 100.0 71.4 28.6 0.0 (5) 求職活動の内容求職活動を行っている者の求職活動の内容 ( 複数回答 ) をみると 公共職業安定所に申込み が55.1% と最も多い 次いで 広告 ちらし等 が49.0% 知人 友人に相談 が24.8% などとなっている 表 1-10 障害程度別 求職活動の内容別失業身体障害者状況 障害程度 求職活動有 公共職業安定所に申込み 学校 訓練所等に相談 障害者職業センターに相談 就業 生活支援センターに相談 授産施設 作業所等に相談 知人 友人に相談 広告 ち らし等 その他 無回答 計 100.0 55.1 6.1 5.8 4.1 2.0 24.8 49.0 10.5 0.3 重度 100.0 53.7 6.7 6.0 5.2 2.2 22.4 50.0 11.2 0.0 非重度その他 注 : 複数回答 100.0 57.6 5.3 5.3 2.6 1.3 27.8 47.7 9.9 0.0 100.0 33.3 11.1 11.1 11.1 11.1 11.1 55.6 11.1 11.1 9

第 2 知的障害者就業実態調査 1 就業の状況 (1) 全国の 15 歳以上 64 歳以下の知的障害者は 35 万 5 千人と推計されるが こ のうち 就業している者が18 万 7 千人 (52.6%) 就業していない者が16 万人 (45.0%) となっている 表 2-1 障害程度別 知的障害者就業状況 ( 単位 : 千人 %) 障害程度 総計 就業者 不就業者 無回答 計 355 187 (52.6) 160 (45.0) 9 (2.5) 重度 139 59 (42.6) 75 (54.3) 4 (3.1) 非重度 190 116 (61.0) 71 (37.3) 3 (1.7) その他 27 12 (44.3) 14 (51.1) 1 (4.6) (2) 年齢階級別に就業の状況をみると 20~34 歳層で就業している者の割合が 60% 以上と最も高くなっている 30 歳以上では 年齢層が高くなるに従って 就業している者の割合が概ね低下する傾向にある 表 2-2 年齢階級別 知的障害者就業状況 ( 単位 : 千人 %) 年齢階級 総計 就業者 不就業者 無回答 計 355 52.6 45.0 2.5 15~19 歳 50 24.4 73.6 2.0 20~24 歳 54 70.0 28.5 1.5 25~29 歳 50 62.0 35.9 2.0 30~34 歳 55 63.6 32.3 4.1 35~39 歳 42 56.8 40.8 2.4 40~44 歳 33 52.5 45.1 2.5 45~49 歳 20 52.1 44.8 3.1 50~54 歳 21 44.1 52.9 2.9 55~59 歳 16 47.4 50.0 2.6 60~64 歳 12 16.4 83.6 0.0 無回答 3 30.8 61.5 7.7 10

2 就業者の状況 (1) 知的障害者の就業状況を就業形態別にみると 常用雇用されて就業している者が18.8% 常用雇用以外の形態で就業している者が80.0% となっている 重度では96.2% 非重度では72.2% が常用雇用以外の形態で就業している 常用雇用以外の形態で就業している者をみると 授産施設等 32.2% 作業所等 26.9% で割合が高くなっており 障害程度別でもそれぞれ授産施設等 作業所等 の割合が高い 表 2-3 障害程度別 知的障害者就業状況 障害 就業者計 常用雇用 常用雇用 無回答 程度 以 外 臨時 アルバイト 自営業 自営手伝い 授産施設等 作業所等 その他 計 100.0 18.8 80.0 10.8 0.9 2.8 32.2 26.9 6.4 1.1 重度 100.0 3.1 96.2 2.4 0.7 0.7 50.3 36.9 5.2 0.7 非重度その他 100.0 26.8 72.2 14.3 0.9 4.2 23.5 22.2 7.1 1.1 100.0 18.9 77.5 18.9 1.7 0.0 27.6 22.4 6.9 3.4 (2) 常用雇用されている者について 1 週間あたりの就業時間をみると 30 時間以上で雇用されている者が82.6% と大部分を占めている また 20 時間 以上 30 時間未満で雇用されている者は12.8% いるが 20 時間未満で雇用され ている者は1.2% と非常に少ない 障害程度別にみても 重度 非重度ともに 30 時間以上で雇用されている者の割合が高い 表 2-4 障害程度別 就業時間別知的障害者常用雇用状況 障害程度 常用雇用計 30 時間以上 20 時間以上 20 時間未満 無回答 30 時間未満 計 100.0 82.6 12.8 1.2 3.5 重度 100.0 88.9 11.1 0.0 0.0 非重度 100.0 82.9 12.5 1.3 3.3 その他 100.0 72.7 18.2 0.0 9.0 11

3 不就業者の状況 (1) 就業希望の有無 就業していない者について 就業希望の有無別にみると 就業を希望しない者の割合が49.3% と高くなっている 障害程度別にみると 重度において就業を希望しない者の割合が高くなっている 表 2-5 障害程度別 就業希望の有無別知的障害者不就業者の状況 障害程度 不就業者計 就業希望あり 就業希望なし 無回答 計 100.0 40.9 49.3 9.8 重度 100.0 25.5 61.0 13.6 非重度 100.0 57.1 37.5 5.5 その他 100.0 41.8 46.2 11.9 (2) 希望する就業形態就業を希望する不就業者の希望する就業形態をみると 授産施設 作業所等が36.6% 次いで常用雇用が20.9% となっている 障害程度別でも 授産施設 作業所等の割合が高いが 重度においてその割合は高くなっている 表 2-6 障害程度別 希望する就業形態別知的障害者状況 障害就業希望常用雇用常用雇用以無回答程度有り計外臨時 アル自営授産施設 その他バイト作業所計 100.0 20.9 73.8 15.0 2.8 36.6 19.4 5.3 重度 100.0 6.4 91.5 6.4 2.1 64.9 18.1 2.1 非重度その他 100.0 29.3 65.2 17.2 3.5 26.3 18.2 5.6 100.0 10.7 74.9 28.5 0.0 14.3 32.1 14.3 12

(3) 求職活動の有無雇用を希望する不就業者について 求職活動の有無別にみると 活動している者が68.7% 活動していない者が25.2% となっている 活動有 の割合を障害程度別にみると 非重度において75.0% と高くなっているが 重度においても50.0% となっている 表 2-7 障害程度別 求職活動の有無別雇用を希望する知的障害者不就業者の状況 雇用を希望す 求職活動の有無 る不就業者計 活動有 活動無 無回答 計 100.0 68.7 25.2 6.1 重度 100.0 50.0 41.1 8.3 非重度 100.0 75.0 18.5 6.5 無回答 100.0 36.4 63.6 0.0 (4) 求職活動の内容求職活動を行っている者の求職活動の内容 ( 複数回答 ) をみると 公共職業安定所に申込み が46.8% と最も多い 次いで 学校 訓練所等に相談 が35.4% 広告 ちらし等 が35.0% 知人 友人に相談 が27.8% 障害者就業 生活支援センターに相談 が16.5% 障害者職業センターに相談 が12.7% などとなっている 表 2-8 障害程度別 求職活動の内容別失業知的障害者状況 障害程度 求職活動有 公共職業安定所に申込み 学校 訓練所等に相談 障害者職業センターに相談 就業 生活支援センターに相談 授産施設 作業所等に相談 知人 友人に相談 広告 ち らし等 その他 無回答 計 100.0 46.8 35.4 12.7 16.5 8.9 27.8 35.0 7.6 0.0 重度 100.0 33.3 0.0 0.0 0.0 16.7 16.7 33.3 50.0 0.0 非重度その他 注 : 複数回答 100.0 46.4 39.1 14.5 18.8 7.2 29.0 34.8 2.9 0.0 100.0 75.0 25.0 0.0 0.0 25.0 25.0 50.0 25.0 0.0 13

第 3 精神障害者就業実態調査 1 就業の状況 (1) 全国の 15 歳以上 64 歳以下の精神障害者は 35 万 1 千人と推計されるが こ のうち 就業している者が6 万 1 千人 (17.3%) 就業していない者が28 万 3 千人 (80.7%) となっている 表 3-1 障害程度別 精神障害者就業状況 ( 単位 : 千人 %) 障害程度 総計 就業者 不就業者 無回答 計 351 61 (17.3) 283 (80.7) 7 (2.0) 1 級 48 6 (11.7) 41 (85.6) 1 (2.8) 2 級 208 32 (15.3) 173 (83.3) 4 (1.7) 3 級 66 16 (24.7) 48 (73.3) 1 (2.0) その他 29 7 (23.6) 21 (72.7) 1 (3.6) (2) 年齢階級別に就業の状況をみると 就業している者の割合は 15~24 歳層で25% 以上と高くなっている 一方 25~54 歳層においては概ね2 割程度で推移している 表 3-2 年齢階級別 精神障害者就業状況 ( 単位 : 千人 %) 年齢階級 総計 就業者 不就業者 無回答 計 351 17.3 80.7 2.0 15~19 歳 2 25.0 75.0 0.0 20~24 歳 10 26.3 71.1 2.6 25~29 歳 21 18.8 80.0 1.3 30~34 歳 41 20.8 78.6 0.6 35~39 歳 48 19.0 79.3 1.7 40~44 歳 48 16.5 81.9 1.6 45~49 歳 50 19.7 78.9 1.3 50~54 歳 40 18.2 79.4 2.4 55~59 歳 45 10.7 84.2 5.1 60~64 歳 47 8.2 91.0 0.7 無回答 10 33.3 61.5 5.1 14

2 就業者の状況 (1) 精神障害者の就業状況を就業形態別にみると 常用雇用されて就業している者が32.5% 常用雇用以外の形態で就業している者が59.7% となっている 常用雇用されて就業している者のうち3 級は45.9% 2 級は26.7% が就業している 常用雇用以外の形態で就業している者をみると 作業所等 28.9% で割合が高く 障害程度が重いほど割合が高くなっている 表 3-3 障害程度別 精神障害者就業状況 障害程度 就業者計 常用雇用 常用雇 用以外 自 営 家族従 業者 無回答 会社 臨 時 内 職 授 産 作 業 その他 団体の 雇 日 施 設 所等 役員 雇 等 計 100.0 32.5 59.7 3.1 4.8 5.3 2.6 0.9 8.8 28.9 5.3 7.9 1 級 2 級 3 級無回答 100.0 14.3 81.0 9.5 9.5 4.8 0.0 0.0 9.5 42.9 4.8 4.8 100.0 26.7 66.2 3.3 5.8 3.3 1.7 0.8 10.0 37.5 3.3 7.5 100.0 45.9 44.3 0.0 3.3 8.2 4.9 1.6 6.6 13.1 6.6 9.8 100.0 42.3 53.7 3.8 7.7 3.8 3.8 0.0 7.7 15.4 11.5 7.7 (2) 常用雇用されている者について 1 週間あたりの就業時間をみると 30 時間以上で雇用されている者が最も多く 40.5% となっている また 20 時 間以上 30 時間未満で雇用されている者は27.0% 20 時間未満で雇用されてい る者も29.7% いる 障害程度別にみると 3 級においては30 時間以上で雇用 されている者の割合が20 時間以上 30 時間未満で雇用される者の割合を上回っ ているが 2 級においてその割合は逆転する 表 3-4 障害程度別 就業時間別精神障害者常用雇用状況 障害程度 常用雇用計 30 時間以上 20 時間以上 20 時間未満 無回答 30 時間未満 計 100.0 40.5 27.0 29.7 2.7 1 級 100.0 66.7 0.0 33.3 0.0 2 級 100.0 31.3 34.4 34.4 0.0 3 級 100.0 42.9 21.4 28.6 7.1 その他 100.0 54.5 27.2 18.2 0.0 15

3 不就業者の状況 (1) 就業希望の有無 就業していない者について 就業希望の有無別にみると 希望する者の割合が62.3% となっている 障害程度別にみると 障害程度が軽度なほど就業を希望する者の割合が高まり 3 級では75.0% となっている 表 3-5 障害程度別 就業希望の有無別精神障害者不就業者の状況 障害程度 不就業者計 就業希望あり 就業希望なし 無回答 計 100.0 62.3 33.1 4.6 1 級 100.0 54.2 41.7 4.2 2 級 100.0 58.9 36.2 4.9 3 級 100.0 75.0 20.0 4.3 無回答 100.0 68.8 28.1 3.1 (2) 希望する就業形態就業を希望する不就業者の希望する就業形態をみると 常用雇用が39. 9% 次いで臨時 アルバイトが30.4% となっている 障害程度別でみると 障害程度が軽度な者ほど常用雇用を希望する者の割合は高まり 3 級は43. 5% となっている 表 3-6 障害程度別 希望する就業形態別精神障害者状況 障害就業希望常用雇用常用雇用以無回答程度有り計外臨時 アル自営授産施設 その他バイト作業所計 100.0 39.9 55.9 30.4 5.2 11.9 8.4 4.2 1 級 100.0 26.9 61.5 38.5 3.8 11.5 7.7 11.5 2 級 100.0 39.6 55.6 26.0 6.5 13.6 9.5 4.7 3 級 100.0 43.5 55.0 36.2 1.4 11.6 5.8 1.4 その他 100.0 45.5 74.9 36.3 9.1 0.0 9.1 0.0 16

(3) 求職活動の有無雇用を希望する不就業者について 求職活動の有無別にみると 活動している者が50.7% 活動していない者が48.8% となっている 活動有 の割合を障害程度別にみると 障害程度が軽度であるほど高くなっており 3 級で65.5% 2 級で45.9% となっている 表 3-7 障害程度別 求職活動の有無別雇用を希望する精神障害者不就業者の状況 雇用を希望す 求職活動の有無 る不就業者計 活動有 活動無 無回答 計 100.0 50.7 48.8 0.5 1 級 100.0 11.8 88.2 0.0 2 級 100.0 45.9 53.2 0.9 3 級 100.0 65.5 34.5 0.0 無回答 100.0 72.2 27.8 0.0 (4) 求職活動の内容求職活動を行っている者の求職活動の内容 ( 複数回答 ) をみると 広告 ちらし等 が53.5% と最も多い 次いで 公共職業安定所に申込み が36.9% その他 が13.4% 就業 生活支援センターに相談 が11. 5% 知人 友人に相談 が11.5% などとなっている 表 3-8 障害程度別 求職活動の内容別失業精神障害者状況 障害程度 求職活動有 公共職業安定所に申込み 学校 訓練所等に相談 障害者職業センターに相談 就業 生活支援センターに相談 授産施設 作業所等に相談 知人 友人に相談 広告 ち らし等 その他 無回答 計 100.0 36.9 0.6 6.4 11.5 7.0 11.5 53.5 13.4 0.6 1 級 100.0 0.0 0.0 0.0 16.7 33.3 0.0 33.3 16.7 0.0 2 級 100.0 41.2 0.0 8.2 12.9 7.1 11.8 50.6 12.9 0.0 3 級 100.0 32.7 0.0 6.1 10.2 4.1 12.2 68.3 14.3 0.0 その他 注 : 複数回答 100.0 41.2 5.9 0.0 5.9 5.9 5.9 35.3 11.8 5.9 17