Judging System ISU First Aid テクニカル コントローラおよびテクニカル スペシャリスト用 シングル スケーティング 2008/2009 シーズン版
ISU Judging System ISU First Aid for Technical Controllers and Technical Specialists Single Skating 目次 ISU バージョン ステップ シークェンス ルール 2008-01 ステップ シークェンス 明確化 2008-01 ステップ シークェンス ミステイク 2008-01 スパイラル シークェンス ルール 2008-01 スパイラル シークェンス 明確化 2008-01 スパイラル シークェンス ミステイク 2008-01 スピン 一般事項 2008-01 足換えを伴わない 1 姿勢のスピン ルール 2008-01 足換えを伴わない1 姿勢のスピン 明確化 2008-01 足換えを伴わない1 姿勢のスピン ミステイク 2008-01 足換えを伴う1 姿勢のスピン ルール 2008-01 足換えを伴う 1 姿勢のスピン 明確化 2008-01 足換えを伴う 1 姿勢のスピン ミステイク 2008-01 足換えを伴わないスピン コンビネーション ルール 2008-01 足換えを伴わないスピン コンビネーション 明確化 2008-01 足換えを伴わないスピン コンビネーション ミステイク 2008-01 足換えを伴うスピン コンビネーション ルール 2008-01 足換えを伴うスピン コンビネーション 明確化 2008-01 足換えを伴うスピン コンビネーション ミステイク 2008-01 フライング スピン ( 足換え無し, 姿勢変更無し ) ルール 2008-01 フライング スピン ( 足換え無し, 姿勢変更無し ) 明確化 2008-01 フライング スピン ( 足換え無し, 姿勢変更無し ) ミステイク 2008-01 ジャンプ ルール 2008-01 ジャンプ 明確化 2008-01 ジャンプ ミステイク 2008-01 ジャンプ コンビネーション ルール 2008-01 ジャンプ コンビネーション 明確化 2008-01 ジャンプ コンビネーション ミステイク 2008-01 ジャンプ シークェンス ルール 2008-01 ジャンプ シークェンス 明確化 2008-01 ジャンプ シークェンス ミステイク 2008-01 更新 この文書は日本の TO セミナー受講者にウェブを通して伝達する 更新も 随時 ウェブを通じて行なう
シングルステップ シークェンス ルール ショート プログラム : フリー スケーティング : ターンおよびステップはシークェンス全体にバランス良く分布していなければならない - ストレート ライン ステップ シークェンス : ほぼ直線状を維持しながら 氷面の短辺のフェンスの任意の位置から開始し, 反対側の氷面の短辺のフェンスの任意の位置へ向かう または - サーキュラー ステップ シークェンス : 氷面の幅を一杯に使って, 円または楕円状に完全に滑る または - サーペンタイン ステップ シークェンス : 氷面の一方の端から始め, 氷面の幅の半分はある少なくとも 2 つのはっきりしたカーブの連続で滑走し, 反対側の端で終わる ステップ シークェンスの中に半回転を超えない小さなジャンプのような動作を含めてもよい 音楽に合った短い停止は許される 逆行は禁止されていない どのような種類のステップ シークェンスを行うかは全く競技者の自由である ステップ シークェンスの中でジャンプを行ってもよい しかし, ステップ シークェンスは氷面を十分に利用したものでなければならない 短すぎてやっとそれと分かるようなものはステップ シークェンスの要件を満たすとは見なされない ターンおよびステップはシークェンス全体にバランス良く分布していなければならない ムーブズ イン ザ フィールド : これはターン, スパイラル, アラベスク, スプレッド イーグル, イナ バウアー, 強いエッジに乗った流れるような動作等を含むシークェンスであり, これらの動きをつなぎのステップやフットワークで繋げてもよい 男子はムーブズ イン ザ フィールドをプログラムに含めなければならず, そしてそれは トランジション において評価される File name: 01 S_Step sequence_rules.doc Page 1 of 1 S Step Sequence - Rules
シングルステップ シークェンス 明確化対象ソリューションコメント 特徴 パターン ストレート ライン - 短いフェンス側から短いフェンス側に サーペンタイン - 2 つあるいは 3 つのはっきりとしたカーブを描く スケーターは短いフェンス側から短いフェンス側に滑走する サーキュラー - スケーターは氷面の幅を使って円を完成させる ショート プログラムのみ ターンおよびステップの定義ターンの種類 : スリー ターン, ツウィズル, ブラケット, ループ, カウンター, ロッカーステップの種類 : トウ ステップ, シャッセ, モホーク, チョクトウ, エッジの変更を伴うカーブ, クロス ロール 片足で行わなければならない できる限り片足で行わなければならない やや多様な (Simple Variety) 多様な (Variety) 複雑な (Complexity) 両方向への回転 少なくとも 6 個のターンおよび 4 個のステップを含む どの種類も数えてよいのは 2 個までである 少なくとも 8 個のターンおよび 4 個のステップを含む どの種類も数えてよいのは 2 個までである 少なくとも 5 種類の異なるターンおよび 3 種類の異なるステップが含まれなければならず, これらのターンおよびステップはそれぞれ両方向に少なくとも 1 回行われなければならない 両方向とは, 回転方向のことである フォア滑走とバック滑走では 方向の変更とはならない スケーターは, 少なくともシークェンス全体の 1/3 の間ある一方向に連続して回転し, 次に少なくともシークェンス全体の 1/3 の間反対方向に連続して回転する または ステップ シークェンス全体を通じて, スケーターは ( 連続ではなくても ) 合計して少なくともシークェンスの 1/3 をある一方向に回転を行い,( 連続ではなくても ) 合計して少なくともシークェンスの 1/3 を反対方向に回転を行う 完全な上体の回転 とは完全に 1 回転することを意味する. スケーターがただ単に半回転してバックやフォアに向きを変えることではない Level 2 には必須である Level 3 には必須である Level 4 には必須である File name: 02 S_Step sequence_carifications.doc Page 1 of 2 S Step Sequence - Clarifications
シングルステップ シークェンス 明確化対象ソリューションコメント 特徴 続け様に回転方向の転換 ロッカーおよび / またはカウンターおよび / またはツイズルおよび / または素早いステップを直ちに続けて転換すること 複雑な ターンやステップで回転方向を素早く直ちに転換していることが必要である パターンに対する最低限の要求ショート プログラムにおいてステップ シークェンスがレベルを受けるのは, シークェンスのパターンの少なくとも 50% が行われた場合のみである 50% 未満であればレベル無し バランス ターンおよびステップは, シークェンス全体にバランスよく分布していなければならない 無ければレベル 1 適度な上体の動き 上体とは, 両腕, 頭, 胴を意味する 適度とは, 上体の 3 部分のうち 2 部分を目に見えて明らかに使うことを意味する 適度な上体の動きとは, 以下の 3 部分のうち 2 部分を使うことを意味する 頭, 両腕, 体幹 ( 胴 ) 十分な上体の動き 十分とは, 上体の 3 部分全てを目に見えて明らかに使うことを意味する 十分な上体の動きとは, 3 部分全てを使 うことを意味する 半回転を超えるジャンプ スケーターが半回転を超えるジャンプを行う 行われたジャンプがリストにあるジャンプの場合, その要素がコールされる 行われたジャンプがリストに無いジャンプであれば, そのジャンプは無視される ( ショート プログラムおよびフリー スケーティング ショート プログラムでは, ジャッジはGOEを減ずる ) File name: 02 S_Step sequence_carifications.doc Page 2 of 2 S Step Sequence - Clarifications
シングルステップ シークェンス ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル やや多様 ではないシークェンスの中で, スケーターはやや多様なターンおよびステップを行っていない レベル 2 以上にはやや多様であることが必須である レベル 1 やや多様 なだけシークェンスの中で, スケーターはやや多様なターンおよびステップだけを行っている やや多様なだけではレベル 3 以上にはなりえない レベル 2 以下 バランスがとれていない ターンおよびステップがシークェンス全体にバランスよく分布していない レベル 2 以上にはバランスが取れていることが必須である レベル 1 ジャンプしているターン ターンがジャンプしている ジャンプしているターン はターンとして見なさない File name: 03 S_Step sequence_mistakes.doc Page 1 of 1 S Step Sequence - Mistakes
シングルスパイラル シークェンス ルール ショート プログラム : 主としてスパイラルによって構成され, スパイラル シークェンスの形状 ( パターン ) は, 曲線 ( カーブ ) をどのように組み合わせても良い ( ただし, エッジで滑走している必要があり, 直線状 ( ストレート ライン ) に滑走するスパイラル姿勢は無視され, スパイラル姿勢の数には数えない ) 試みた最初の 3 つのスパイラル姿勢のみがレベルの特徴として考慮される スパイラル姿勢と数えられるための最小保持は 3 秒間である レベル 2 以上となるには, 手または腕による支持が全く無いスパイラル姿勢が少なくとも 1 つは含まれなければならない 少なくとも 1 回の足換えを含まなければならない 足換えおよび ( 手または腕による ) 支持が無いスパイラルとも, 最初の 3 つの姿勢の中で行わなければならない スピードを得るためのプッシュは許される コネクティング ステップ ( スプレッド イーグルおよび片足を伸ばし他の足を曲げた両足滑走の イナ バウアー を含む ), ターン, 小さなジャンプはシークェンスのどの部分でも許される そのようなプッシュ, ステップ, ターンおよび小さなジャンプ以外では競技者は基本的にスパイラル姿勢でなければならない ここでいうスパイラル姿勢は少なくともフリー レッグがヒップの位置よりも高く保たれているものである 膝やブレードをつかむことを含めて基本姿勢からのいかなる変形も許され, フリー レッグの形はこの制限内で自由である フリー スケーティング : 主としてスパイラルによって構成され, スパイラル シークェンスの形状 ( パターン ) は, 曲線 ( カーブ ) をどのように組み合わせても良い ( ただし, エッジで滑走している必要があり, 直線状 ( ストレート ライン ) に滑走するスパイラル姿勢は無視され, スパイラル姿勢の数には数えない ) 試みた最初の 3 つのスパイラル姿勢のみがレベルの特徴として考慮される スパイラル姿勢と数えられるための最小保持は 3 秒間である レベル 2 以上となるには, 手または腕による支持が全く無いスパイラル姿勢が少なくとも 1 つは含まれなければならない 少なくとも 2 つのスパイラル姿勢を行わなければならない スピードを得るためのプッシュは許される コネクティング ステップ ( スプレッド イーグルおよび片足を伸ばし他の足を曲げた両足滑走の イナ バウアー を含む ), ターン, 小さなジャンプはシークェンスのどの部分でも許される そのようなプッシュ, ステップ, ターンおよび小さなジャンプ以外では競技者は基本的にスパイラル姿勢でなければならない ここでいうスパイラル姿勢は少なくともフリー レッグがヒップの位置よりも高く保たれているものである 膝やブレードをつかむことを含めて基本姿勢からのいかなる変形も許され, フリー レッグの形はこの制限内で自由である File name: 04 S_Spiral sequence_rules.doc Page 1 of 1 S Spiral Sequence - Rules
シングルスパイラル シークェンス 明確化対象ソリューションコメント 特徴 パターン スパイラル シークェンスの形状 ( パターン ) は, 曲線 ( カーブ ) をどのように組み合わせてもよい ( ただし, エッジで滑走している必要があり, 直線状 ( ストレート ライン ) に滑走するスパイラル姿勢は無視され, スパイラル姿勢の数には数えない ) 直線状に滑走するスパイラル姿勢 この姿勢は 試みた最初の 3 つのスパイラル姿勢のうちの 1 姿勢として数える この姿勢には レベルの特徴は与えられない 定義 スパイラルとは, 一方のブレードが氷面に接し,( 膝と足の両方を含む ) フリー レッグがヒップより高い姿勢のことである スパイラル姿勢は, スケーティング レッグ ( 右, 左 ), 滑走エッジ ( アウト, イン ), 滑走方向 ( フォア, バック ), フリー レッグの位置 ( 後方, 前方, 横方 ) により分類される フリー レッグフリー レッグ : 膝および足がヒップより高い位置にある フリー レッグの降下 方向の変更 足換え フリー レッグが定義された位置より下に明らかに降下し その後に定義された位置に戻した場合 もう 1 つ別のスパイラル姿勢を試みたことになる スパイラル シークェンスでの滑走方向とは, フォワードおよびバックワードのことである ショート プログラムでは, 足換えを全く行わなければそのシークェンスにはレベルは無く, 無価値となる 足換えを行っているが, 足換えの前後のスパイラル姿勢のいずれかが 3 秒に満たなければ, そのシークェンスはレベル 1 となる ( が, レベル 2 以上とはならない ) フリー レッグが降下する前のスパイラル姿勢と フリー レッグがスパイラル姿勢に戻った後のスパイラル姿勢 ショート プログラムのみ File name: 05 S_Spiral sequence_clarifications.doc Page 1 of 4 S Spiral Sequence - Clarifications
シングルスパイラル シークェンス 明確化対象ソリューションコメント 特徴 エッジの変更 スパイラル姿勢はエッジの変更前に少なくとも 3 秒間保たれ, エッジの変更後に少なくとも 3 秒間保たれなければならない スパイラル中にエッジを変更 の特徴を得るためには, スケーターが変更前 3 秒間と変更後 3 秒間に全く動いてはいけないのではない 動いてはならないのは実際にエッジを変更している間のみであり, エッジ変更の前および後とも 3 秒間は基本姿勢は変えてはならない しかしながら, 例えば難しい姿勢バリエーション等の別の特徴を ( エッジの変更と同時に ) 得るためには, その ( 難しい ) バリエーションを 3 秒間保持することが必要である エッジの変更後にスパイラル姿勢が 3 秒間続いていなければ, そのエッジ変更は特徴としてカウントされない エッジ変更前にスパイラル姿勢が 3 秒間続いていなければ, そのエッジ変更は特徴としてカウントされない エッジの変更の長さ スパイラルでのエッジの変更に要する距離は 1 メートル以内でなければならない もし 1 メートルを越えれば エッジ変更の特徴は与えられない エッジの変更とフリー レッグ位置の変更 エッジの変更 と フリー レッグ位置の変更 は, レベルの特徴としてカウントされるためには同時に行ってはならない 滑走方向の変更とエッジの変更 滑走方向の変更 と エッジの変更 は, 別個に行わなければならない 姿勢の変更とビールマン姿勢通常のスパイラル姿勢 ( フリー レッグが後位置 ) からビールマンへの変化, あるいはその逆は, 姿勢変更にはならない 定義に従い, 姿勢は同じまま ( 同じ滑走方向, 同じエッジ, 同じフリー レッグ位置 ( 後方 )) である 支持無しにフリー レッグ位置を変更あるいは支持無しに滑走方向を変更 最初の姿勢を少なくとも 3 秒間保つ必要がある フリー レッグ位置あるいは滑走方向の変更には時間の制限は無く, 変更後の姿勢は再び少なくとも 3 秒間保つ必要がある 姿勢変更の前または後のスパイラルの秒数が満たされなければ, フリー レッグの位置変更あるいは滑走方向の変更の特徴は File name: 05 S_Spiral sequence_clarifications.doc Page 2 of 4 S Spiral Sequence - Clarifications
シングルスパイラル シークェンス 明確化対象ソリューションコメント 特徴 支持なし 支持なし (Unsupported) とは, キック, 膝の曲げ, 体の動き等の力を用いないことである 支持なしが意味するのは, 体重や筋力のみでエッジの変更あるいは方向の変更を行うことを意味する フリー レッグが支持なしに横位置または前位置にあるスパイラル姿勢 は,( スケーターが捻りを加えたり体幹を大きく動かすような ) 姿勢の難しいバリエーションに相当するときのみ, レベルを上げる特徴とみなされる 与えられない 支持なしのスパイラル姿勢が無い 3 秒間保持された ( 手や腕による ) 支持の無いスパイラル姿勢が無ければ, レベルは最高でも 1 である ショート プログラムおよびフリー スケーティング 姿勢の保持 スパイラル シークェンスでの全ての姿勢や特徴項目は, 該当する特徴を得るためには少なくとも 3 秒間行われなければならない この最小保持時間が満たされなければ, レベルの特徴としてその姿勢はカウントされないが, 試みたスパイラル姿勢数には数えられる ビールマン 姿勢スケーターのフリー レッグが後方から頭より高く, 頭の天辺に向けて引き上げられ, スケーターの滑走軸近くに位置している スプリット姿勢 スプリット姿勢は, 横位置, 前位置, 後位置のいずれで行ってもよい 片手で支持してもよい スプリット姿勢とは少なくとも 170 度なければならない スプリット姿勢はレベルの特徴として 1 回だけ数える しかし完全なスプリット姿勢が 2 回以上行われた場合 スプリット姿勢は難しいバリエーションとしても見なすことができる ( もし難しいバリエーションが 2 個になれば これらは別々の足で行わなければならない ) 延長した スパイラル姿勢 スパイラル姿勢を ( 他の姿勢をはさむことなく )6 秒間以上保持する ポジション / バリエーションの変更が無い場 合にのみカウントする File name: 05 S_Spiral sequence_clarifications.doc Page 3 of 4 S Spiral Sequence - Clarifications
シングルスパイラル シークェンス 明確化対象ソリューションコメント 特徴 左右の足 フォア & バックイン & アウトのスパイラル レベル 3-4 には必須である ( 姿勢の ) 簡単なバリエーション脚または腕の動きが限定的なスパイラル姿勢, 例 : フリー レッグの曲げ, スケーティング レッグの曲げ, 腕の形の変更, 頭の回転 ( これらは全て体幹部の姿勢に影響せず, 滑走のエッジや方向に無関係である ) 簡単なバリエーションを行ってもレベルは上らない ( 姿勢の ) 難しいバリエーション体幹部の姿勢やバランスに影響するバリエーションである 例えば, 上体の捻り, 上体をスケーティング レッグ方向に曲げるまたは引っ張る, ビールマン姿勢をとる これらのバリエーションだけがレベルを上げる File name: 05 S_Spiral sequence_clarifications.doc Page 4 of 4 S Spiral Sequence - Clarifications
シングルスパイラル シークェンス ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル ショート プログラム 3 秒間保たれたスパイラル姿勢が全く無い スパイラル シークェンスにおいて, 行われた全てのスパイラル姿勢が 3 秒間保持に満たない 要求に従っていない レベル無し 3 スパイラル姿勢の中に 3 秒間保たれないスパイラル姿勢がある ショート プログラムで, 行ったスパイラル姿勢の中で 3 秒間保持されていないスパイラル姿勢がある場合には, レベル 1( 最高でも 1) となる ショート プログラムのみ レベル 1 姿勢数が不足 ( 少なくとも 3 秒間保たれた ) 姿勢が 3 つに満たないスパイラル シークェンスが行われた 要求に従っていないが, 少なくともシークェンスの一部分は行われている レベル 1 足換えが無い足の変更が全く無い レベル無し 足換え : 足換えの後または前にあるスパイラル姿勢が 3 秒間に不足 足の変更は行われたが, 変更前または後のスパイラル姿勢のいずれかが 3 秒間に満たない場合, レベルは 1 ( 最高でも 1) となる ショート プログラムのみ レベル 1 フリー レッグの高さ スパイラル姿勢中に, フリー レッグのある部分がヒップの高さよりも低い フリー レッグが降下した前と後の 2 つのスパイラル姿勢に分解される ( カウントされるのは最初の 3 姿勢のみである ) もしそのスパイラル姿勢が 3 秒間に満たなければ 評価は与えられない エッジの変更 エッジ変更後のエッジがはっきりとしない. スケーターが エッジをアウトからイン, あるいはインか らアウトにはっきりと変更せずフラットの状態であれば, エッジ変更の特徴としての評価は与えられない エッジ変更の特徴とはならない 長すぎる エッジの変更 距離が1メートルを超える エッジ変更の特徴としての評価は与えられない エッジ変更の特徴とはならな い File name: 06 S_Spiral sequence_mistakes.doc Page 1 of 3 S Spiral Sequence - Mistakes
シングルスパイラル シークェンス ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル スプリット姿勢フリー レッグがスプリット姿勢に達していない ( 最小 170 度 ) この点に関する特徴とはならない 支持ありスパイラル姿勢の定義 フリー レッグを手や腕の一部分で支えているスパイラル姿勢 支持なしスパイラル姿勢の定義 フリー レッグのポジションが, フリー レッグの力のみで保たれている 3 秒間保持された支持なしのスパイラル姿勢が無い 支持なしスパイラル姿勢 (3 秒間保持 ) が無いスパイラル シークェンスはレベル 1 より高くない レベル 1 支持ありエッジ変更の定義 エッジの変更をアシストするために, 身体の一部の何らかの動きを用いている レベルの特徴としてカウントされない 支持なしエッジ変更の定義 体重を移動させるのは, エッジ変更に必要とされる最小限のみ フリー スケーティング 保持していない スパイラル シークェンスにおいて, 行われた全てのスパイラル姿勢が 3 秒間保持に満たない 要求に沿っていない レベル無し 姿勢数が不足最小 3 秒間保持したものが 1 姿勢のみ行われた レベル 1 フリー レッグの高さ スパイラル姿勢中で, フリー レッグのある部分がヒップの高さよりも低い フリー レッグが降下した前と後の 2 つのスパイラル姿勢に分解される ( カウントされるのは最初の 3 姿勢のみである ) もしそのスパイラル姿勢が 3 秒間に満たなければ 評価は与えられない File name: 06 S_Spiral sequence_mistakes.doc Page 2 of 3 S Spiral Sequence - Mistakes
シングルスパイラル シークェンス ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル エッジの変更 エッジ変更後のエッジがはっきりとしない スケーターが エッジをアウトからイン, あるいはインか らアウトにはっきりと変更せずフラットの状態であれば, エッジ変更の特徴としての評価は与えられない エッジ変更の特徴とはならない 長すぎる エッジの変更 距離が1メートルを超える エッジ変更の特徴としての評価は与えられない エッジ変更の特徴とはならな い 支持あり / 支持なし 支持ありに滑走方向を変更, あるいは支持ありにフリー レッグを横位置または前位置で姿勢を変更 変更を容易にするための滑走膝の曲げや身体の他の部分の動きのようなスケーターの動作 支持なしにフリー レッグ位置を変更あるいは支持なしに滑走方向を変更 の特徴は与えられない 3 秒間保持された支持なしのスパイラル姿勢が無い 支持なしスパイラル姿勢 (3 秒間保持 ) が無いスパイラル シークェンスはレベル 1 より高くない レベル 1 スプリット姿勢フリー レッグがスプリット姿勢に達していない ( 最小 170 度 ) これはスプリット姿勢の特徴とはならない File name: 06 S_Spiral sequence_mistakes.doc Page 3 of 3 S Spiral Sequence - Mistakes
シングルスピン一般事項 ルール ショート プログラム フライング スピンのほかは, スピンをジャンプから始めてはならない スピンを終了するためのアップライト ポジション ( ファイナル ワインドアップ ) は,3 回転を超えなければ別姿勢とはみなされず, そこでの回転は要求される回転数には含まれない 頭, 腕またはフリー レッグのポジションの変形, 回転のスピードの変化は許される スピンは要求される最小回転数を回らなければならない : フライング スピンおよびレイバック スピンでは 8 回転, 足換えスピンおよびスピン コンビネーションでは各足 6 回転であり, この回転数に不足する場合はジャッジにより採点に反映されなければならないが,3 回転に満たないスピンはスケーティング動作でありスピンとは認められない スピン コンビネーションでは足換えが要求される 1 つの姿勢で必要な最小回転数は 2 回転である この要件が満たされない場合, その姿勢はカウントされない もしスケーターがスピンの入りで転倒した場合, 転倒直後のスピンまたは回転動作は ( 時間を埋める目的で ) 許されるが, このスピン / 動作は要素としてはカウントされない フリー スケーティング規定スピン数 シニア ウェルバランス プログラム男子のバランスのとれたフリー スケーティング プログラムに含まれるものは : 最大 3 つのスピン, そのうち 1 つはスピン コンビネーション,1 つはフライング スピン,1 つは 1 姿勢のみのスピン ; 女子のバランスのとれたフリー スケーティング プログラムに含まれるものは : 最大 3 つのスピン, そのうち 1 つはスピン コンビネーション,1 つはフライング スピン,1 つは 1 姿勢のみのスピン ; すべてのスピンは, 異なる性質 ( 異なる略記号 ) のものでなければならない ジュニア ウェルバランス プログラム男子のバランスのとれたフリー スケーティング プログラムに含まれるものは : 最大 3 つのスピン, そのうち 1 つはスピン コンビネーション,1 つはフライング スピン,1 つは 1 姿勢のみのスピン ; 女子のバランスのとれたフリー スケーティング プログラムに含まれるものは : 最大 3 つのスピン, そのうち 1 つはスピン コンビネーション,1 つはフライング スピン,1 つは 1 姿勢のみのスピン ; すべてのスピンは, 異なる性質 ( 異なる略記号 ) のものでなければならない File name: 07 S_Spin General_Rules.doc Page 1 of 4 S Spin General - Rules
シングルスピン一般事項 ルール 姿勢 : 3 つの基本姿勢, すなわちキャメル姿勢, シット姿勢, アップライト姿勢がある それ以外の全ての姿勢は, 中間姿勢である. 基本姿勢 : キャメル : フリー レッグは後方に位置し, その膝がヒップより高い姿勢 ただし, レイバック ビールマンおよび類似のバリエーションはそれでもアップライト スピンとみなす シット : 尻がスケーティング レッグの膝の高さを超えず ( これの解釈は, 尻の最下部 が 膝の最上部 の高さを超えないことである ) スケーティング レッグの上部が氷面に平行である姿勢 アップライト : キャメル姿勢を除き, スケーティング レッグを伸ばしてまたはほとんど伸ばした状態で行う全ての姿勢 ( 膝を僅かに曲げることは許される ) 中間姿勢 : スピン コンビネーション : 単一姿勢のスピンおよびフライング スピン いずれの基本姿勢の要件も満たさない他の姿勢全て 中間姿勢での回転数は, スピン コンビネーションの総回転数に数えられる 姿勢の難しいバリエーションの定義を満たしていれば, そのような中間姿勢は難しいバリエーションとみなされる しかし, 中間姿勢への姿勢変更は, 姿勢変更とはみなされない ある基本姿勢から別の基本姿勢への変更のみを姿勢変更とみなす 中間姿勢は許され, 規定で要求されている総回転数には数えられるが, レベルの特徴とは認められない 1 つの基本姿勢と 1 つの中間姿勢からなるスピン テクニカル パネルは, そのスピンがスピン コンビネーションであるか, 単一姿勢のスピンであるか, フライング スピンであるか決定する この決定に関するガイドラインを次に述べる : もしスピンが互いに全くかけ離れた姿勢を含むならば, そのスピンはスピン コンビネーションとコールされる 両方のエッジでの回転 両方のエッジでの回転 がレベルの特徴として数えられるためには, 同じ基本姿勢 ( シット, キャメル, アップライト ) の中で, 一方のエッジで少なくとも完全に 2 回転を行い, 続いて他方のエッジで少なくとも完全に 2 回転を行う必要がある 中間姿勢の中でのエッジの変更はレベルの特徴としては数えない どのスピンでもエッジの変更はレベルの特徴として 1 回しか数えない フライング スピン : 明らかに ( ジャンプではなく ) 踏み替え ( ステップ オーバー ) の場合, レベルは 1 を超えることはない フライング シット スピンでは空中でシット姿勢を取ることができた場合のみ 踏み切り足と同じ足での着氷, あるいは着氷の際に足換え というレベルの特徴を数える File name: 07 S_Spin General_Rules.doc Page 2 of 4 S Spin General - Rules
シングルスピン一般事項 ルール フライング エントランス : 通常のフライング キャメルまたは明らかに ( ジャンプではなく ) 踏み替え ( ステップ オーバー ) が行われた場合には, その ( フライングからの ) 入りはレベルの特徴には数えない 両方向へのスピン : スピンの軸 ( ショート プログラム ) フリー スケーティング 両方向 ( 時計回りと反時計回り ) へのスピンをただちに続けて行った場合, 全てのレベルにおいて, レベルを上げる追加的な特徴に数えられる 各回転方向少なくとも 3 回転が必要である このように両方向に行われたスピンは 1 つのスピンとみなされる ( 足換えの前後の ) スピンの軸が離れすぎ 2 つのスピン の基準 ( 第 1 部分の後に出 ( エグジット ) のカーブがあり 第 2 部分への入り ( エントリー ) のカーブもある ) が満たされる場合 そのスピンの第 2 部分 ( 足換えの後 ) は無視され スピンはレベル無しとなる スピンは要求された最少の回転数を回らなければならない フライング スピンや 1 姿勢のみのスピンは 6 回転, スピン コンビネーションは 10 回転しなければならない 回転数不足は, ジャッジにより採点に反映されなければならない しかし,3 回転に満たないスピンはスケーティング動作でありスピンとはみなされない 要求された最少回転数は, スピンに入ったときからスピンの終了まで数えられる スピン コンビネーションにおいては, 足換えは任意であり, 異なる姿勢の数は自由である 各姿勢で要求される最少回転数は,2 回転である 要求された回転数に満たない場合, その姿勢はカウントされない スケーターがスピンに入るときに転倒した場合, 転倒直後に ( 時間を埋める目的で ) スピンまたは回転動作を行うことは許されるが, このスピン / 動作は要素としてカウントされない スピンの種類の不足 ( フリー スケーティング ) 2 つ以上の同じ性質 ( 同じ略記号 ) のスピン ( フリー スケーティング ) 例えばフライング スピンあるいは単一姿勢のスピン等, 行われないスピンの種類がある場合には, 演技順で最後に行ったスピンが削除される いかなるスピンも, それ以前に行われたスピンと同じ略記号のものであれば, コンピュータにより削除される ( が,1 つのスピン枠を占める ) 足換え スピンにおける足換えは, 左右の足とも回転すること を意味する ( 氷上あるいは空中 ) のどちらであっても各足を使って移行するがスケーターが同じ足で回転したままの場合には, 足換えを伴うスピンとはみなされない 足換えがカウントされるためには 少なくとも各足 3 回転が必要である File name: 07 S_Spin General_Rules.doc Page 3 of 4 S Spin General - Rules
シングルスピン一般事項 ルール 姿勢変更無しのスピン 足換えを伴うスピン 姿勢変更無しのスピンの実行中に, 別の姿勢で 2 回転以上回転した場合, 姿勢変更無し という要件を満たさないので スピン コンビネーション と認定される しかし, スピンの最終部のアップライト姿勢 ( ファイナル ワインドアップ ) は,3 回転を超えなければ別の姿勢とはみなされず, この部分の回転は要求される回転数には含まれない 足換えを伴うスピンにける 2 回目の足換えは ショート プログラムでは許されず ( 間違った要素となる ) フリー スケーティングではレベルを上げるための特徴には数えない 姿勢の変更 スピン コンビネーション スピンの軸 ( フリー スケーティング ) 姿勢の変更中に, 姿勢の難しいバリエーションを行うことができる スピン コンビネーションにおいて 行なった全ての姿勢が 2 回転未満の場合 必須要件を満たしていないスピン コンビネーション とみなされ レベルは与えられず したがって無価値である 1 つの姿勢のみが 2 回転以上で ( 規定を満たし ) 他の姿勢は全て 2 回転未満 ( 規定を満たさない ) の場合には, レベルは 1 となる ( 足換えの前後の ) スピンの軸が離れすぎ 2 つのスピン の基準 ( 第 1 部分の後に出 ( エグジット ) のカーブがあり 第 2 部分への入り ( エントリー ) のカーブもある ) が満たされる場合 そのスピンの第 2 部分はコールされず レベルの特徴として評価されない File name: 07 S_Spin General_Rules.doc Page 4 of 4 S Spin General - Rules
シングル足換えを伴わない1 姿勢のスピン ルール ショート プログラム女子 - レイバックあるいはサイドウェイズ リーニング スピン : 8 回転の間アップライト姿勢に起き上がってしまうことなく基本的にレイバックまたはサイドウェイズ リーニングとみなされる姿勢が保たれるならば, どのような姿勢でもよい ビールマン スピン の姿勢は, レイバック姿勢 ( バックワードあるいはサイドウェイズ ) で要求された 8 回転を回り切った後に取ることができ, レベルを上げる特徴とみなされる フリー スケーティング スピンに要求される最小回転数は 6 回転であり, この回転数に不足する場合はジャッジにより採点に反映されなければならないが,3 回転に満たないスピンはスケーティング動作でありスピンとは認められない この最小必要回転数は, スピンの入りから出までをカウントする 1 つの姿勢で必要な最小回転数は 2 回転である この要件が満たされない場合, その姿勢はカウントされない もしスケーターがスピンの入りで転倒した場合, 転倒直後のスピンまたは回転動作は ( 時間を埋める目的で ) 許されるが, このスピン / 動作は要素としてはカウントされない File name: 08 S_Spin in one position without change of foot_rule.doc Page 1 of 1 S Spin in one position without change of foot - Rules
シングル足換えを伴わない1 姿勢のスピン 明確化対象ソリューションコメント 特徴 中間姿勢 中間姿勢は許され, 規定で要求されている総回転数に数えられるが, 中間姿勢での難しいバリエーションは 1 姿勢のスピンの姿勢の難しいバリエーションとは認められない 基本姿勢が無い 全ての姿勢が中間姿勢 ( 少なくとも 2 回転持続した基本姿勢が存在しない ) の場合, そのスピンにはレベルは無い レベル無し ビールマン姿勢 ビールマン姿勢とは, スケーターのフリー レッグが後方から頭より高く, 頭の天辺に向けて引き上げられ, スケーターの回転軸近くに位置している姿勢であり, アップライト姿勢の難しいバリエーションである バックワード エントリー スピンにおけるバックワード エントリーとは,( これだけとは限らないが ) フォワード インサイド スリー ターンによる入りを含む レベルの特徴としてカウントされるためには, バック エントランスはバックワード アウトサイド エッジで少なくとも 2 回転必要である バックワード エントリーとは : 反時計回りにスピンを行うスケーターは右足からスピンに入り回転を始める 時計回りにスピンを行うスケーターは左足からスピンに入り回転を始める キャメル姿勢 最初はキャメル姿勢で 次に上体を水平に保ったままフリー レッグをつかみ ヒップより高くフリー レッグを引き上げる ( ビールマン姿勢やそれと類似の姿勢ではない ) その姿勢はキャメルの難しいバリエーションとみなされる ウィンドミル ウィンドミル ( イリュージョン ) は難しいバリエーションとはみなさず, したがって特徴とはならない トウ アラビアンスピンの中で, スケーターがトウ アラビアン ( バタフライのようなもの ) を行い, 同じ足でスピンを続ける 難しい姿勢とみなされ, レベルの特徴となる File name: 09 S_Spin in one position without change of foot_clarifica.doc Page 1 of 2 S Spin in one position without change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴わない1 姿勢のスピン 明確化対象ソリューションコメント 特徴 両方向のエッジでの回転 両方のエッジでの回転がレベルの特徴として数えられるためには, 同じ基本姿勢内 ( シット, キャメル, アップライト ) で, 一方のエッジで少なくとも 2 回転行い, 続いて他方のエッジで少なくとも 2 回転行うことが必要である 中間姿勢でのエッジの変更はレベルの特徴としては数えない ブレードは, フラットではなくインサイドまたはアウトサイド エッジにのって, バックワードまたはフォアワードに滑走していなければならない 回転速度の増加 キャメル, シット, レイバック姿勢において, 一旦姿勢が確立した後に明らかに回転速度が増加した場合には, 難しいバリエーションとしてみなす クロスフット スピン クロスフット スピンはアップライト スピンの難しいバリエーションとみなされ, レベルを上げるための 1 つの特徴にカウントされる クロスフット スピンは, 体重を左右の足に均等にかけ, 両足で回転しなければならない この姿勢が正しく行われていない場合には, 難しいバリエーションとしての特徴は与えられない. 2 つの難しいバリエーションこれらのバリエーションが基本姿勢で少なくとも 2 回転持続し それぞれがお互い異なるものであれば 両方ともレベルの特徴として数えられる File name: 09 S_Spin in one position without change of foot_clarifica.doc Page 2 of 2 S Spin in one position without change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴わない1 姿勢のスピン ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル 基本姿勢で 2 回転に満たない 行われたスピンにおいて 基本姿勢での回転が少なくとも 2 回転持続していない ; 他の全ての回転は中間姿勢で行われた 基本姿勢での回転数が不足している場合 そのスピンにはレベルはない Level キャメルおよびシットでのワインドアップ回転 ワインドアップでの回転数が最大回転数である 3 回転を超える そのスピンは, スピン コンビネーション とコールされる ワインドアップはアップライト姿勢となる フライング エントリー フライングから入るキャメル スピンやシット スピンは, フライング キャメル スピン あるいは フライング シット スピン と称する フライングから入るアップライト スピンは, フライング アップライト スピン と称する レイバック スピン ショート プログラムでビールマン姿勢を ( レイバック姿勢で 8 回転を回り終える前に ) 早くに行う ビールマン姿勢は特徴としては数えない 一つの姿勢 / バリエーションにおいて 3 回転未満 その姿勢 / バリエーションは特徴にはカウントしない ショート プログラム : スケーターがレイバック姿勢を行うが 2 回転未満で 次にビールマンに移行し 2 回転を超えて回る レイバックの基本姿勢が要求された 2 回転に足りず それゆえ姿勢はカウントされない ビールマンに先立ってレイバックに要求されている 8 回転に達していないので 無価値である レベル無し File name: 10 S_Spin in one position without change of foot_mistakes.doc Page 1 of 1 S Spin in one position without change of foot - Mistakes
シングル足換えを伴う1 姿勢のスピン ルール ショート プログラム : 男子 -1 回のみの足換えを行うスピン : シニア : 競技者はキャメル姿勢あるいはシット姿勢を自由に選択することができる スピンには 1 回のみの足換えを含まなければならないが, 足換えは踏み換えで行ってもジャンプで行ってもよい 各足での回転数は少なくとも 6 回転以上でなければならない ジュニア : キャメルまたはシットいずれか規定された姿勢のみ許される スピンには 1 回のみの足換えを含まなければならないが, 足換えは踏み換えで行ってもジャンプで行ってもよい 各足での回転数は少なくとも 6 回転以上でなければならない フリー スケーティング : スピンに要求される最小回転数は 6 回転であり, この回転数に不足する場合はジャッジにより採点に反映されなければならないが,3 回転に満たないスピンはスケーティング動作でありスピンとは認められない この最小必要回転数は, スピンの入りから出までをカウントする 足換えが認められるには, 各足少なくとも 3 回転行わなければならない 1 つの姿勢で必要な最小回転数は 2 回転である この要件が満たされない場合, その姿勢はカウントされない もしスケーターがスピンの入りで転倒した場合, 転倒直後のスピンまたは回転動作は ( 時間を埋める目的で ) 許されるが, このスピン / 動作は要素としてはカウントされない File name: 11 S_Spin in one position with change of foot_rule.doc Page 1 of 1 S Spin in one position with change of foot - Rules
シングル足換えを伴う1 姿勢のスピン 明確化対象ソリューションコメント 特徴 中間姿勢 中間姿勢は許され, 規定で要求されている総回転数に数えられるが, 中間姿勢での難しいバリエーションは 1 姿勢のスピンの姿勢の難しいバリエーションとは認められない 基本姿勢が 1 つのみ あるいは基本姿勢が無い ショート プログラム : 一方の足では基本姿勢で 2 回転あるが, 他方の足では基本姿勢で 2 回転に満たない場合には, 他方の足で少しでも基本姿勢が取られたならばレベル 1( 最高でも 1) となり, 他方の足で全く基本姿勢が取られなければレベル無しとなる フリー スケーティング : 足換えを伴う 1 姿勢のスピンで, 一方の足で基本姿勢が取られなくても, 他方の足での特徴は依然として適用される ビールマン姿勢 ビールマン姿勢とは, スケーターのフリー レッグが後方から頭より高く, 頭の天辺に向けて引き上げられ, スケーターの回転軸近くに位置している姿勢であり, アップライト姿勢の難しいバリエーションである バックワード エントリー スピンにおけるバックワード エントリーとは,( これだけとは限らないが ) フォワード インサイド スリー ターンによる入りを含む レベルの特徴としてカウントされるためには, バック エントランスはバックワード アウトサイド エッジで少なくとも 2 回転必要である バックワード エントリーとは : 反時計回りにスピンを行うスケーターは右足からスピンに入り回転を始める 時計回りにスピンを行うスケーターは左足からスピンに入り回転を始める キャメル姿勢 最初はキャメル姿勢で 次に上体を水平に保ったままフリー レッグをつかみ ヒップより高くフリー レッグを引き上げる ( ビールマン姿勢やそれと類似の姿勢ではない ) これはキャメル姿勢の難しいバリエーションとみなす しばしば, ドーナツあるいはリング スピンと呼ばれる ウィンドミル ウィンドミル ( イリュージョン ) は難しいバリエーションとはみなさず, したがって特徴とはならない File name: 12 S_Spin in one position with change of foot_clarifications.doc Page 1 of 4 S Spin in one position with change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴う1 姿勢のスピン 明確化対象ソリューションコメント 特徴 トウ アラビアンスピンの中で, スケーターがトウ アラビアン ( バタフライのようなもの ) を行い, 同じ足でスピンを続ける これは難しいバリエーションであり, 特徴となる 両方のエッジでの回転 両方のエッジでの回転がレベルの特徴として数えられるためには 同じ基本姿勢内 ( シット, キャメル, アップライト ) で 一方のエッジで少なくとも 2 回転行い 続いて他方のエッジで少なくとも 2 回転行うことが必要である 中間姿勢でのエッジの変更はレベルの特徴には数えない エッジの変更は どのスピンでも 1 回しかカウントしない ブレードは, フラットではなくインサイドまたはアウトサイド エッジにのって, バックワードまたはフォアワードに滑走していなければならない クロスフット スピン クロスフット スピン はアップライト スピンの難しいバリエーションとみなされ, レベルを上げるための 1 つの特徴にカウントされる クロスフット スピンは, 体重を左右の足に均等にかけ, 両足で回転しなければならない この姿勢が正しく行われていない場合には, 難しいバリエーションとしての特徴は与えられない. 両方向 両方向 ( 時計回りと反時計回り ) へのスピンをただちに続けて行った場合, すべてのレベルにおいてレベルを上げるための特徴とカウントする 各回転方向とも少なくとも 3 回転が必要である このように両方向に行われたスピンは 1 つのスピンとみなされる フライング エントランス デスドロップ, バタフライ, または, 他のフライング エントランス ( 通常のフライング キャメルを除く ) のいかなる変形もレベルの特徴とみなされる 通常のフライング キャメルや明らかに ( ジャンプではなく ) 踏み換え ( ステップ オーバー ) が行われた場合, この入りはレベルの特徴とはみなされない File name: 12 S_Spin in one position with change of foot_clarifications.doc Page 2 of 4 S Spin in one position with change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴う1 姿勢のスピン 明確化対象ソリューションコメント 簡単なバリエーション姿勢の簡単なバリエーションとは, 身体の部分すなわち脚, 腕, 手, 頭などの動きが表現効果を高めているが, 体幹部の基本姿勢が変わらないものである 簡単なバリエーションを行っても, レベルは上らない 特徴 難しいバリエーション 難しいバリエーションとは, 身体の部分すなわち脚, 腕, 手, 頭などの動きが大きな肉体的強さや柔軟性を要し, 体幹部のバランスに影響を与えるものである これらのバリエーションだけが, レベルを上げる シット スピン ( ブロークン レッグ )- 脚を体の横や後ろに折り曲げて重量分布を変える キャメル スピンで上体を約 180 度仰向けにする ( アップ サイド ダウン姿勢 ) キャメル スピン - 体を弧状に曲げて頭とフリー フットがほとんどつくようにする ( ドーナツ スピン ) アップライト スピン - ヒップからスケーティング フットまでが真っ直ぐで, 上体は氷の方へ折り曲げる ビールマン スピンはアップライト スピンの難しいバリエーションとみなす - キャメル スピンからビールマン スピンへの移行は姿勢変更とみなす アップライト スピンからビールマン スピンへの移行は, 姿勢変更とはみなさない 同様に, レイバック スピンからビールマン スピンへの移行も姿勢変更とはみなさない 注意 : ビールマン姿勢はレベルを上げるための特徴としてカウントされるが, カウントされるのはショート プログラムでは 1 つのスピンのみであり, フリー スケーティングでは 2 つのスピンのみである ビールマン姿勢をとった最初 ( フリーでは 2 つ目まで ) のスピンが考慮される File name: 12 S_Spin in one position with change of foot_clarifications.doc Page 3 of 4 S Spin in one position with change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴う1 姿勢のスピン 明確化対象ソリューションコメント キャメル, シット, レイバック姿勢において, 一旦姿勢が確立した後に明らかに回転速度が増した場合には, 難しいバリエーションとみなす ( 理論的に : スピードを増すためには身体各部を体幹部へ引き寄せる ( 姿勢調整 ) 必要がある これは肉体的により難しく, また軸足ブレードのバランス ポイントが変わる ) 特徴 2 つ目の難しいバリエーションレベルを上げるための 2 つの難しいバリエーションは, 異なる足で行われなければならない 難しいバリエーションを行うことは, スピンのバランスに関係する 足換え 簡単な足換え ( レベルを上げることはない ) スピンにおける足換えは, 左右それぞれの足で回転すること を意味する ( 氷上あるいは空中 ) のどちらであっても各足を使って移行するがスケーターが同じ足で回転したままの場合には, 足換えを伴うスピンとはみなされない スピンにおいて, 足換えとみなされるには, 足換えの前後とも少なくとも 3 回転を必要とする それ程には強さや技術を必要としない 例踏み換え, 小さなホップ, アップライト姿勢からあるいはアップライト姿勢へのホップ / ジャンプ 難しい足換え ( レベルを上げることができる ) かなりの強さや技術を必要とする 例明らかなジャンプによる足換え ( ジャンプ オーバー ) またはトウ アラビアンまたはあらゆる形の バタフライ であって, シット姿勢またはキャメル姿勢から直接シット姿勢またはキャメル姿勢に移るもの File name: 12 S_Spin in one position with change of foot_clarifications.doc Page 4 of 4 S Spin in one position with change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴う1 姿勢のスピン Mistakes / Failures Subject Performance Comments Level 両足とも基本姿勢で 2 回転に満たない 行われたスピンは, 基本姿勢で最少回転数の 2 回転に不足している 他の全ての回転は中間姿勢で行われた 基本姿勢での回転数が不足している場合, そのスピンにはレベルはない レベル無し 一方の足が基本姿勢で 2 回転に満たない 一方の足では基本姿勢で 2 回転あるが, 他方の足では基本姿勢で 2 回転に満たない場合には, 他方の足で少しでも基本姿勢が取られたならばレベル 1( 最高 1) となり, 他方の足で全く基本姿勢が取られなければレベル無しとなる キャメルおよびシット スピンにおけるワインドアップ回転 ワインドアップでの回転数が最大回転数である 3 回転を超える そのスピンは スピン コンビネーション とコールされる ワインドアップはアップライト姿勢となる ショート プログラムおよびフリー スケーティングの構成に照らして取り扱う スピン コンビネーションとしてのレベルの特徴が適用される ( スピン コンビネーションがそれまでに行われていない場合 ) 2 回目の足換え ( ショート プログラム ) スケーターが 2 回目の足換えを行う スピンは不正な要素となりレベルはなく, 無価値である ( ショート プログラムのみ ) ショート プログラムではレベル無し 回転数の不足 ある姿勢または姿勢のバリエーションで, スケーターが 2 回転未満である その姿勢あるいはバリエーションはカウントしない 足換えの時に回転軸が離れすぎる 足換えの際に回転軸があまりにも離れる 後半のスピンは結果として無視される ショート プログラム : 価値が無く レベル無しフリー スケーティング : 前半部分のみがコールされレベルの特徴の評価がなされる 例明らかに最初のスピンから出て, 次のスピンに入り回転軸が互いに離れている File name: 13 S_Spin in one position with change of foot_mistakes.doc Page 1 of 2 S Spin in one position with change of foot - Mistakes
シングル足換えを伴う1 姿勢のスピン Mistakes / Failures Subject Performance Comments Level 高いシット姿勢 シット姿勢が, シット スピンに要求されているものよりもかなり高い 高い姿勢は中間姿勢とみなされる この姿勢での回転は総回転数に数えられるが, この姿勢はレベルの特徴としては認められない 足換え後に転倒 あるいは 3 回転未満 ショート プログラム : 足換え後に 転倒 あるいは 3 回転未満である そのスピンは要求に従っておらず レベル無しとなる レベル無し フリー スケーティング : 足換え後に 転倒 あるいは 3 回転未満である 要素は 足換えを伴わない 1 姿勢のスピン とコールされる コールされたスピンの難度レベルの特徴が適用される レベル判定は要素による File name: 13 S_Spin in one position with change of foot_mistakes.doc Page 2 of 2 S Spin in one position with change of foot - Mistakes
シングル足換えを伴わないスピン コンビネーション RULES フリー スケーティング : スピンに要求される最小回転数は, スピン コンビネーションでは 10 回転であり, この回転数に不足する場合はジャッジにより採点に反映されなければならないが,3 回転に満たないスピンはスケーティング動作でありスピンとは認められない この最小必要回転数は, スピンの入りから出までをカウントする 1 つの姿勢で必要な最小回転数は 2 回転である この要件が満たされない場合, その姿勢はカウントされない もしスケーターがスピンの入りで転倒した場合, 転倒直後のスピンまたは回転動作は ( 時間を埋める目的で ) 許されるが, このスピン / 動作は要素としてはカウントされない File name: 14 S_Spin Combo without change of foot_rules.doc Page 1 of 1 S Spin combo without change of foot - Rules
シングル足換えを伴わないスピン コンビネーション 明確化対象明確化コメント 特徴 中間姿勢 中間姿勢は許され, 規定で要求されている総回転数に数えられる 難しいバリエーションの 1 つは ( バリエーションとしての定義を満たしていれば ) 中間姿勢で行っても特徴とみなされる ビールマン姿勢ビールマン姿勢とは, スケーターのフリー レッグが後方から頭より高く, 頭の天辺に向けて引き上げられ, スケーターの回転軸近くに位置している姿勢であり, アップライト姿勢の難しいバリエーションである バックワード エントリースピンにおけるバックワード エントリーとは,( これだけとは限らないが ) フォワード インサイド スリー ターンによる入りを含む レベルの特徴としてカウントされるためには, バック エントランスはバックワード アウトサイド エッジで少なくとも 2 回転必要である バックワード エントリーとは : 反時計回りにスピンを行うスケーターは右足からスピンに入り回転を始める 時計回りにスピンを行うスケーターは左足からスピンに入り回転を始める キャメル姿勢 最初はキャメル姿勢で 次に上体を水平に保ったままフリー レッグをつかみ ヒップより高くフリー レッグを引き上げる ( ビールマン姿勢やそれと類似の姿勢ではない ) その姿勢はキャメルの難しいバリエーションとみなされる ウィンドミル ウィンドミル ( イリュージョン ) は難しいバリエーションとはみなさず, したがって特徴とはならない トウ アラビアン スピンの中で, スケーターがトウ アラビアン ( バタフライのようなもの ) を行い, 同じ足でスピンを続ける これは難しいバリエーションであり, 特徴となる File name: 15 S_Spin Combo without change of foot_clarifications.doc Page 1 of 3 S Spin combo without change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴わないスピン コンビネーション 明確化対象明確化コメント 特徴 フライング エントランス デスドロップ, バタフライ, または, 他のフライング エントランス ( 通常のフライング キャメルを除く ) のいかなる変形もレベルの特徴とみなされる 通常のフライング キャメルや明らかに ( ジャンプではなく ) 踏み換え ( ステップ オーバー ) が行われた場合, この入りはレベルの特徴とはみなされない 両方向のエッジでの回転 両方のエッジでの回転がレベルの特徴に数えられるためには, 同じ基本姿勢内 ( シット, キャメル, アップライト ) で, 一方のエッジで少なくとも 2 回転行い, 続いて他方のエッジで少なくとも 2 回転行うことが必要である ブレードは, フラットではなくインサイドまたはアウトサイド エッジにのって, バックワードまたはフォアワードに滑走していなければならない クロスフット スピン クロスフット スピン はアップライト スピンの難しいバリエーションとみなされ, レベルを上げるための 1 つの特徴にカウントされる クロスフット スピンは, 体重を左右の足に均等にかけ, 両足で回転しなければならない この姿勢が正しく行われていない場合には, 難しいバリエーションとしての特徴は与えられない. 簡単なバリエーション 姿勢の簡単なバリエーションとは, 身体の部分すなわち脚, 腕, 手, 頭などの動きが表現効果を高めているが, 体幹部の基本姿勢が変わらないものである 簡単なバリエーションを行っても, レベルは上らない 難しいバリエーション 難しいバリエーションとは, 身体の部分すなわち脚, 腕, 手, 頭などの動きが大きな肉体的強さや柔軟性を要し, 体幹部のバランスに影響を与えるものである これらのバリエーションだけが, レベルを上げる シット スピン ( ブロークン レッグ )- 脚を体の横や後ろに折り曲げて重 File name: 15 S_Spin Combo without change of foot_clarifications.doc Page 2 of 3 S Spin combo without change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴わないスピン コンビネーション 明確化対象明確化コメント 量分布を変える キャメル スピンで上体を約 180 度仰向けにする ( アップ サイド ダウン姿勢 ) キャメル スピン - 体を弧状に曲げて頭とフリー フットがほとんどつくようにする ( ドーナツ スピン ) アップライト スピン - ヒップからスケーティング フットまでが真っ直ぐで, 上体は氷の方へ折り曲げる ビールマン スピンはアップライト スピンの難しいバリエーションとみなす - キャメル スピンからビールマン スピンへの移行は姿勢変更とみなす アップライト スピンからビールマン スピンへの移行は, 姿勢変更とはみなさない 同様に, レイバック スピンからビールマン スピンへの移行も姿勢変更とはみなさない 注意 : ビールマン姿勢はレベルを上げるための特徴としてカウントされるが, カウントされるのはショート プログラムでは 1 つのスピンのみであり, フリー スケーティングでは 2 つのスピンのみである ビールマン姿勢をとった最初 ( フリーでは 2 つ目まで ) のスピンが考慮される キャメル, シット, レイバック姿勢において, 一旦姿勢が確立した後に明らかに回転速度が増した場合には, 難しいバリエーションとみなす ( 理論的に : スピードを増すためには身体各部を体幹部へ引き寄せる ( 姿勢調整 ) 必要がある これは肉体的により難しく, また軸足ブレードのバランス ポイントが変わる ) 特徴 難しいバリエーションの総数 難しいバリエーションの数は 2 回までしかカウントしない 2 つのバリエーションのうち 1 つは中間姿勢でもよく もう 1 つは基本姿勢でなければならない 2 つのバリエーションは同じ基本姿勢で行ってはならない File name: 15 S_Spin Combo without change of foot_clarifications.doc Page 3 of 3 S Spin combo without change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴わないスピン コンビネーション ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル ワインドアップ回転 2 回転を超えるワインドアップ回転 ワインドアップ回転は 3 つの基本姿勢全て という特徴 でのアップライト姿勢として数えられる 全ての姿勢での回転数不足スケーターが行ったどの姿勢も, 持続した 2 回転に満たないどの姿勢もカウントされないレベル無し バリエーションでの回転数不足姿勢のバリエーションで, スケーターが 2 回転未満そのバリエーションはカウントしない 高いシット姿勢 シット姿勢が, シット スピンに要求されているものよりもかなり高い 高い姿勢は中間姿勢とみなされる この姿勢での回転は総回転数に数えられ, 中間姿勢はレベルの特徴として認められる 1 姿勢のみスピン コンビネーションで ( 要求に従った )2 回転以上ある姿勢が 1 姿勢のみで, 他のどの姿勢も ( 要求に従わず )2 回転未満 レベル 1 となるレベル 1 File name: 16 S_Spin Combo without change of foot_mistakes.doc Page 1 of 1 S Spin combo without change of foot - Mistakes
シングル足換えを伴うスピン コンビネーション RULES ショート プログラム : スピン コンビネーションは,3 つの基本姿勢の全て ( シット, キャメル, アップライトあるいはそれらの変形 ) および 1 回のみの足換えで構成され, 各足少なくとも 6 回転しなければならない いかなるスピン コンビネーションも 3 種類の基本姿勢の全部あるいはその変形を含めなければならない 足換えは踏み換えでもジャンプでもよい 足換えと姿勢変更は同時に行っても別個に行ってもよい 姿勢変更中に姿勢の難しいバリエーションを行ってもよい 各姿勢で要求される回転数は 2 回転である もし要求された回転数に満たない場合, その姿勢はカウントされない スピン コンビネーションにおいて, とられた姿勢がどれも 2 回転に満たない場合は, 要件に従っていないスピン コンビネーション としてみなされ, レベルは無く, したがって無価値である スピン コンビネーションにおいて,1 つの姿勢のみが 2 回転を下回らず ( 要件を満たしており ), 他の全ての姿勢が 2 回転を下回る ( 要件を満たしていない ) 場合, レベル 1 であり, ジャッジは GOE でも減点する 足換えが認められるには, 足換えの前後とも少なくとも 3 回転行わなければならない ( これらの回転は中間姿勢を含めいずれの姿勢でもよい ) 足換えの前または後ろに少なくとも 3 回転していなければ そのスピン コンビネーションは要求に従っておらず レベルは無く無価値となる 足換え前後の回転中心があまりにも離れていて 2 つのスピン という基準が満たされる (1 つ目の部分から出るカーブと 2 つ目の部分に入るカーブがある ) 場合 2 つ目の部分は無視され そのスピンは無価値になる フリー スケーティング : スピン コンビネーションに要求される最小回転数は 10 回転であり, この回転数に不足する場合はジャッジにより採点に反映されなければならないが,3 回転に満たないスピンはスケーティング動作でありスピンとは認められない この最小必要回転数は, スピンの入りから出までをカウントする スピン コンビネーションにおいては, 足換えは任意であり, 異なる姿勢の数は自由である 足換えを伴うスピンにおける 2 回目の足換えは, レベルを上げる特徴としてはカウントされない 姿勢変更中に姿勢の難しいバリエーションを行ってもよい 各姿勢で必要な最小回転数は 2 回転である この要件が満たされない場合, その姿勢はカウントされない スピン コンビネーションにおいて, とられた姿勢がどれも 2 回転に満たない場合は, 要件に従っていないスピン コンビネーション としてみなされ, レベルは無く, したがって無価値である スピン コンビネーションにおいて,1 つの姿勢のみが 2 回転を下回らず ( 要件を満たしており ), 他の全ての姿勢が 2 回転を下回る ( 要件を満たしていない ) 場合, レベル 1 となり, ジャッジも GOE を減ずる もしスケーターがスピンの入りで転倒した場合, 転倒直後のスピンまたは回転動作は ( 時間を埋める目的で ) 許されるが, このスピン / 動作は要素としてはカウントされない ( 足換え前後の ) スピンの軸が離れすぎ, 2 つのスピン の基準 ( 第 1 部分の後に出 ( エグジット ) のカーブがあり 第 2 部分への入り ( エントリー ) のカーブもある ) が満たされる場合,2 つ目のスピン部分はコールされず, レベル特徴としては考慮されない 足換えが認められるには, 足換えの前後とも少なくとも 3 回転行わなければならない ( これらの回転は中間姿勢を含めいずれの姿勢でもよい ) 足換えがなければ, その要素は 足換えを伴わない 1 姿勢のスピン あるいは 足換えを伴わないスピン コンビネーション とコールされ,( コールされたスピンが該当する ) 難度の特徴および GOE 採点のガイドラインが適用される File name: 17 S_Spin Combo with change of foot_rules.doc Page 1 of 1 S Spin combo with change of foot - Rules
シングル足換えを伴うスピン コンビネーション 明確化対象ソリューションコメント 特徴 中間姿勢 中間姿勢は許され 規定で要求されている総回転数に数えられる 中間姿勢での難しいバリエーションは ( 定義を満たしていれば )1 つのみレベルの特徴とみなされる ビールマン姿勢 ビールマン姿勢とは, スケーターのフリー レッグが後方から頭より高く, 頭の天辺に向けて引き上げられ, スケーターの回転軸近くに位置している姿勢であり, アップライト姿勢の難しいバリエーションである バックワード エントリー スピンにおけるバックワード エントリーとは,( これだけとは限らないが ) フォワード インサイド スリー ターンによる入りを含む レベルの特徴としてカウントされるためには, バック エントランスはバックワード アウトサイド エッジで少なくとも 2 回転必要である バックワード エントリーとは : 反時計回りにスピンを行うスケーターは右足からスピンに入り回転を始める 時計回りにスピンを行うスケーターは左足からスピンに入り回転を始める キャメル姿勢 最初はキャメル姿勢で 次に上体を水平に保ったままフリー レッグをつかみ, ヒップより高くフリー レッグを引き上げる ( ビールマン姿勢やそれと類似の姿勢ではない ) その姿勢はキャメルの難しいバリエーションとみなされる ウィンドミル ウィンドミル ( イリュージョン ) は難しいバリエーションとはみなさず, したがって特徴とはならない トウ アラビアン スピンの中で, スケーターがトウ アラビアン ( バタフライのようなもの ) を行い, 同じ足でスピンを続ける これは難しいバリエーションであり, 特徴となる File name: 18 S_Spin Combo with change of foot_clarifications.doc Page 1 of 5 S Spin combo with change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴うスピン コンビネーション 明確化対象ソリューションコメント 特徴 両方向 両方向 ( 時計回りと反時計回り ) へのスピンをただちに続けて行った場合, すべてのレベルにおいてレベルを上げるための特徴にカウントする 各回転方向少なくとも 3 回転が必要である このように両方向に行われたスピンは 1 つのスピンとみなされる 両方のエッジでの回転 両方のエッジでの回転がレベルの特徴に数えられるためには, 同じ基本姿勢内 ( シット, キャメル, アップライト ) で, 一方のエッジで少なくとも 2 回転行い, 続いて他方のエッジで少なくとも 2 回転行うことが必要である 中間姿勢でのエッジの変更はレベルの特徴とは数えない エッジの変更は どのスピンでも 1 度しかカウントしない ブレードは, フラットではなくインサイドまたはアウトサイド エッジにのって, バックワードまたはフォアワードに滑走していなければならない フライング エントランス デスドロップ, バタフライ, または, 他のフライング エントランス ( 通常のフライング キャメルを除く ) のいかなる変形もレベルの特徴とみなされる 通常のフライング キャメルや明らかに ( ジャンプではなく ) 踏み換え ( ステップ オーバー ) が行われた場合, この入りはレベルの特徴とはみなされない クロスフット スピン クロスフット スピン はアップライト スピンの難しいバリエーションとみなされ, レベルを上げるための 1 つの特徴にカウントされる クロスフット スピンは, 体重を左右の足に均等にかけ, 両足で回転しなければならない この姿勢が正しく行われていない場合には, 難しいバリエーションの特徴は与えられない. File name: 18 S_Spin Combo with change of foot_clarifications.doc Page 2 of 5 S Spin combo with change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴うスピン コンビネーション 明確化対象ソリューションコメント 特徴 簡単なバリエーション 難しいバリエーション 姿勢の簡単なバリエーションとは, 身体の部分すなわち脚, 腕, 手, 頭などの動きが表現効果を高めているが, 体幹部の基本姿勢が変わらないものである 簡単なバリエーションを行っても, レベルは上らない 難しいバリエーションとは, 身体の部分すなわち脚, 腕, 手, 頭などの動きが大きな肉体的強さや柔軟性を要し, 体幹部のバランスに影響を与えるものである これらのバリエーションだけが, レベルを上げる シット スピン ( ブロークン レッグ )- 脚を体の横や後ろに折り曲げて重量分布を変える キャメル スピンで上体を約 180 度仰向けにする ( アップ サイド ダウン姿勢 ) キャメル スピン - 体を弧状に曲げて頭とフリー フットがほとんどつくようにする ( ドーナツ スピン ) アップライト スピン - ヒップからスケーティング フットまでが真っ直ぐで, 上体は氷の方へ折り曲げる ビールマン スピンはアップライト スピンの難しいバリエーションとみなす - キャメル スピンからビールマン スピンへの移行は姿勢変更とみなす アップライト スピンからビールマン スピンへの移行は, 姿勢変更とはみなさない 同様に, レイバック スピンからビールマン スピンへの移行も姿勢変更とはみなさない 注意 : ビールマン姿勢はレベルを上げるための特徴としてカウントされるが, カウントされるのはショート プログラムでは 1 つのスピンのみであり, フリー スケーティングでは 2 つのスピンのみである ビールマン姿勢をとった最初 ( フリーでは 2 つ目まで ) のスピンが考慮される File name: 18 S_Spin Combo with change of foot_clarifications.doc Page 3 of 5 S Spin combo with change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴うスピン コンビネーション 明確化対象ソリューションコメント 特徴 キャメル, シット, レイバック姿勢において, 一旦姿勢が確立した後に明らかに回転速度が増した場合には, 難しいバリエーションとみなす ( 理論的に : スピードを増すためには身体各部を体幹部へ引き寄せる ( 姿勢調整 ) 必要がある これは肉体的により難しく, また軸足ブレードのバランス ポイントが変わる ) 2 つ目の難しいバリエーション 2 つ目の難しいバリエーションをカウントするのは,2 つ目のバリエーションが以下の場合である ; 1 つ目とは異なる足, または 異なる姿勢 - 少なくとも 2 つのうちのいずれかは基本姿勢の中で行う, または 異なる足および異なる姿勢 - 少なくとも 2 つのうちのいずれかは基本姿勢の中で行う 難しいバリエーションが 1 つのみの場合には, このバリエーションはいずれの姿勢 ( 基本姿勢あるいは中間姿勢 ) で行ってもよい 難しいバリエーションが 2 つある場合には, 一方は基本姿勢で行わなければならず 他方はいずれの姿勢 ( 基本姿勢あるいは中間姿勢 ) で行ってもよい 足換え 簡単な足換え ( レベルを上げることはない ) スピンにおける足換えは, 左右それぞれの足で回転すること を意味する ( 氷上あるいは空中 ) のどちらであっても各足を使って移行するがスケーターが同じ足で回転したままの場合には, 足換えを伴うスピンとはみなされない スピンにおいて, 足換えとみなされるには, 足換えの前後とも少なくとも 3 回転を必要とする それ程には強さや技術を必要としない 例踏み換え, 小さなホップ, アップライト姿勢からあるいはアップライト姿勢へのホップ / ジャンプ File name: 18 S_Spin Combo with change of foot_clarifications.doc Page 4 of 5 S Spin combo with change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴うスピン コンビネーション 明確化対象ソリューションコメント 特徴 難しい足換え ( レベルを上げることができる ) かなりの強さや技術を必要とする 例明らかなジャンプによる足換え ( ジャンプ オーバー ) またはトウ アラビアンまたはあらゆる形の バタフライ であって, シット姿勢またはキャメル姿勢から直接シット姿勢またはキャメル姿勢に移るもの 2 回目以降の足換えショート プログラムでは, 不正な要素となる フリー スケーティングでは, レベルを上げる特徴とはならない 姿勢変更中におけるバリエーション姿勢の難しいバリエーションを, 姿勢の変更中に行ってもよい 全ての特徴が一方の足でのみ行われた 足換えを行い, 各足とも中間姿勢も含めた任意の姿勢で少なくとも 3 回転をしているならば, スケーターはどのレベルにも到達しうる File name: 18 S_Spin Combo with change of foot_clarifications.doc Page 5 of 5 S Spin combo with change of foot - Clarifications
シングル足換えを伴うスピン コンビネーション ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル ワインドアップ回転 2 回転を超えるワインドアップ回転 ワインドアップ回転は 3 つの基本姿勢全て という特徴 でのアップライト姿勢として数えられる 姿勢での回転数不足スケーターが行ったどの姿勢も持続した 2 回転に満たないレベル無し バリエーションでの回転数不足姿勢のバリエーションで, スケーターが 2 回転未満そのバリエーションは特徴としてカウントしない 高いシット姿勢 シット姿勢が, シット スピンに要求されているものよりもかなり高い 高い姿勢は中間姿勢とみなされる この姿勢での回転は総回転数に数えられ, 中間姿勢はレベルの特徴として認められる 1 姿勢のみスピン コンビネーションで ( 要求に従う )2 回転以上ある姿勢が 1 姿勢のみで, 他のどの姿勢でも ( 要求に従わず )2 回転未満 レベル 1 となるレベル 1 基本 3 姿勢が不足 ( ショート プログラム ) スケーターが行ったのが要求されている基本 3 姿勢より少ない ( アップライト, シット, キャメル ) スピン コンボでレベルは 1 に下げられるレベル 1 足換えの前 / 後に 3 回転無い (SP) スケーターが足換えの前および / または後に 3 回転に満たない 足換えの前および / または後のスピン姿勢が少なくとも 3 回転に満たない場合 そのスピン コンビネーションは規定に従っておらず, レベル無しとなる レベル無し File name: 19 S_Spin Combo with change of foot_mistakes.doc Page 1 of 2 S Spin combo with change of foot - Mistakes
シングル足換えを伴うスピン コンビネーション ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル 基本姿勢が 1 つのみショート プログラム : 一方の足では基本姿勢で 2 回転あるが, 他方の足では基本姿勢で 2 回転に満たない場合には, 他方の足で少しでも基本姿勢が取られたならばレベル 1( 最高 1) となる 他方の足で全く基本姿勢が取られなければレベル無しとなる フリー スケーティング : 足換えを伴うスピン コンビネーションにおいて一方の足で基本姿勢が取られなくても, 他方の足での特徴は依然として適用される 足換え後に転倒, あるいは,3 回転未満 スケーターが足換え直後に転倒 および / またはいずれかの姿勢で 3 回転できない ショート プログラム : その要素は規定に従っておらず レベル無しとなる レベル無し フリー スケーティング : 要素は 足換えを伴わない 1 姿勢のスピン または 足換えを伴わないスピン コンビネーション とコールされる コールされたスピンの難度レベルの特徴が適用される レベルは要素に従う 回転軸が離れる スケーターが足換えの際に回転軸があまりにも離れる 例明らかに最初のスピンから出て, 次のスピンに入り回転軸が互いに離れている ショート プログラム : 2 つめの部分は無視されるため ( 足換え前の )1 つめの部分は規定に従っておらず 従ってレベルは無い レベル無し フリー スケーティング : 2 つめの部分は無視され 1 つめの部分だけがコールされレベルの特徴は評価される 認定されたスピンに従い レベルは与えられる File name: 19 S_Spin Combo with change of foot_mistakes.doc Page 2 of 2 S Spin combo with change of foot - Mistakes
シングル フライング スピン ( 足換え無し 姿勢変更無し ) ルール ショート プログラム : シニア : あらゆるタイプのフライング スピンが許される ステップ オーバー ( 踏み換え ) はジャッジにより GOE で考慮されなければならない 空中姿勢と異なってもよいが, 着氷した姿勢で最小 8 回転しなければならない 踏み切り前に氷上で回転することは許されない ジュニア : 指定された フライング 姿勢またはその変形が許され, この姿勢を空中でとらなければならない 空中姿勢と同じ姿勢で着氷後最小 8 回転しなければならない フライング スピン着氷時の足換えは許される 踏み切り前の氷上での回転は許されない シニア, ジュニアともに, 要求される 8 回転は, 着氷姿勢のどのような変形姿勢でもよい フリー スケーティング : 男子 / 女子, シニア / ジュニアとも, バランスのとれたフリー スケーティング プログラムでは, 行ったスピンの内 1 つはフライング エントランスでなければならない 行ったスピンの中にフライング エントランスのスピンが無ければ,3 番目に行ったスピンがコンピュータにより自動的に削除される File name: 20 S_Spin flying_rules.doc Page 1 of 1 S Flying Spin ( change of foot, change of position) - Rules
シングル フライング スピン ( 足換え無し 姿勢変更無し ) 明確化 対象 ソリューション コメント 特徴 中間姿勢中間姿勢は許され, 規定で要求されている総回転数に数えられるが, 中間姿勢での難しいバリエーションは 1 姿勢のスピンの姿勢の難しいバリエーションとは認められない ビールマン姿勢ビールマン姿勢とは, スケーターのフリー レッグが後方から頭より高く, 頭の天辺に向けて引き上げられ, スケーターの回転軸近くに位置している姿勢であり, アップライト姿勢の難しいバリエーションである 定義によれば, フライング スピンとはフライングから入る 1 姿勢の足換え無しのスピンである FUSp でのみビールマン姿勢を取ることができる キャメル姿勢 最初はキャメル姿勢で 次に上体を水平に保ったままフリー レッグをつかみ ヒップより高くフリー レッグを引き上げる ( ビールマン姿勢やそれと類似の姿勢ではない ) その姿勢はキャメルの難しいバリエーションとみなされる ウィンドミル ウィンドミル ( イリュージョン ) は難しいバリエーションとはみなさず, したがって特徴とはならない トウ アラビアン スピンの中で, スケーターがトウ アラビアン ( バタフライのようなもの ) を行い, 同じ足でスピンを続ける 難しい姿勢とみなされ, 特徴となる 両方のエッジでの回転 両方のエッジでの回転がレベルの特徴と数えられるためには, 同じ基本姿勢内 ( シット, キャメル, アップライト ) で, 一方のエッジで少なくとも 2 回転行い, 続いて他方のエッジで少なくとも 2 回転行うことが必要である ブレードは, フラットではなくインサイドまたはアウトサイド エッジにのって, バックワードまたはフォアワードに滑走していなければならない フライング エントリー フライングでの入りはスピンの性質の一部であり, フライング キャメルの場合を除き追加的な特徴とみなされる 明らかに ( ジャンプではなく ) 踏み換え ( ステップ オーバー ) の場合には, その入りはレベルの特徴とはならず, 最終的にレベル 1 を超えない File name: 21 S_Spin flying_clarifications.doc Page 1 of 3 S Flying Spin ( change of foot, change of position) - Clarifications
シングル フライング スピン ( 足換え無し 姿勢変更無し ) 明確化 対象 ソリューション コメント 特徴 フライング キャメル スピン フライング シット スピン 難しいバリエーション バタフライ エントランスからのフライング キャメル スピンは, 難しいエントリーとみなされ, レベルを上げるための 1 つの特徴を受ける フライング シット スピンでは, 空中でシット姿勢を取ることができた場合のみ, 踏み切り足と同じ足で着氷, あるいは着氷の際に足換え というレベルの特徴を数える 難しいバリエーションとは, 身体の部分すなわち脚, 腕, 手, 頭などの動きが大きな肉体的強さや柔軟性を要し, 体幹部のバランスに影響を与えるものである これらのバリエーションだけが, レベルを上げる シット スピン ( ブロークン レッグ )- 脚を体の横や後ろに折り曲げて重量分布を変える キャメル スピンで上体を約 180 度仰向けにする ( アップ サイド ダウン姿勢 ) キャメル スピン - 体を弧状に曲げて頭とフリー フットがほとんどつくようにする ( ドーナツ スピン ) アップライト スピン - ヒップからスケーティング フットまでが真っ直ぐで, 上体は氷の方へ折り曲げる ビールマン スピンはアップライト スピンの難しいバリエーションとみなす - キャメル スピンからビールマン スピンへの移行は姿勢変更とみなす アップライト スピンからビールマン スピンへの移行は, 姿勢変更とはみなさない 同様に, レイバック スピンからビールマン スピンへの移行も姿勢変更とはみなさない 注意 : ビールマン姿勢はレベルを上げるための特徴としてカウントされるが, カウントされるのはショート プログラムでは 1 つのスピンのみであり, フリー スケーティングでは 2 つのスピンのみである ビールマン姿勢をとった最初 ( フリーでは 2 つ目まで ) のスピンが考慮される File name: 21 S_Spin flying_clarifications.doc Page 2 of 3 S Flying Spin ( change of foot, change of position) - Clarifications
シングル フライング スピン ( 足換え無し 姿勢変更無し ) 明確化 対象 ソリューション コメント 特徴 キャメル, シット, レイバック姿勢において, 一旦姿勢が確立した後に明らかに回転速度が増した場合には, 難しいバリエーションとみなす ( 理論的に : スピードを増すためには身体各部を体幹部へ引き寄せる ( 姿勢調整 ) 必要がある これは肉体的により難しく, また軸足ブレードのバランス ポイントが変わる ) 2 つの難しいバリエーションこれらのバリエーションが, 基本姿勢でそれぞれ少なくとも 2 回転しており, 互いに異なるものであれば 両方ともレベルの特徴として数えられる File name: 21 S_Spin flying_clarifications.doc Page 3 of 3 S Flying Spin ( change of foot, change of position) - Clarifications
シングル フライング スピン ( 足換え無し 姿勢変更無し ) ミステイク / 失敗 対象 演技 コメント レベル 基本姿勢で 2 回転に満たない 行われたスピンは 基本姿勢で最少回転数の持続した 2 回転に不足している 他の全ての回転は中間姿勢で行われた 基本姿勢での回転数が不足している場合, そのスピンにはレベルはない レベル無し キャメルおよびシットにおけるワインドアップ回転 ワインドアップでの回転数が最大回転数である 3 回転を超える スピンは スピン コンビネーション, フライング エントランス とコールされる ワインドアップはアップライト姿勢となる ショート プログラムでは不正な要素 フリー スケーティングではそれ以前の要素による 空中での姿勢が達成されないスケーターが空中での姿勢をとれないスピンはレベル 2 以上を獲得できない レベル 1 回転数の不足 スケーターが要求されている最小回転数の 3 回転を行わない スピンは要求を満たしていない レベル無し 姿勢変更 スケーターが姿勢を変更する スピンは スピン コンビネーション, フライング エントラ ンス となり, 不正な要素となりうる ジャンプからの入りではない スケーターがほとんど氷から離れない ( 単なるホップ ) 入りがフライングの性質を持たない場合 特徴として評 価されない ショート プログラムでは不正な要素 フリー スケーティングではそれ以前の要素による レベル 1 File name: 22 S_Spin flying_mistakes.doc Page 1 of 1 S Flying Spin ( change of foot, change of position) - Mistakes
シングルジャンプ ルール ショート プログラム : シニア男子はいずれのトリプルあるいはクワドラプル ジャンプを行ってもよいが,c)( ジャンプ コンビネーション ) でクワドラプル ジャンプを行った場合, ソロ ジャンプでクワドラプル ジャンプを再び行うことはできない シニアおよびジュニア男子で a) でトリプル アクセル パウルゼンを行った場合, ソロ ジャンプあるいはジャンプ コンビネーションで繰り返し行うことはできない シニア女子はいずれのトリプル ジャンプを行ってもよい ジュニア女子および男子に関しては, 規定されたダブルまたはトリプル ジャンプのみ許される ソロ ジャンプは, ジャンプ コンビネーションに含まれるジャンプと異なるものでなければならない 1 つだけのスプレッド イーグル, スパイラル, あるいはフリー スケーティング動作では, 複数のコネクティング ステップあるいはこれに匹敵する他のフリー スケーティング動作 という要求を満たしているとはみなされず, ジャッジは GOE で考慮しなければならない フリー スケーティング : 単独のジャンプ : 単独のジャンプはいかなる回転数でもよい すべてのトリプルおよびクワドラプル ジャンプのうち,2 種類のみを繰り返すことができ, 繰り返す場合には, ジャンプ コンビネーションまたはジャンプ シークェンスの中でなければならない シングル フリー プログラムにおいて, ダブル アクセルは ( 単独ジャンプであっても, コンビネーション / シークェンスの一部としても ) 全部で 3 回を超えて含んではならない 同じ名前のトリプルおよびクワドラプル ジャンプは,2 種類の異なるジャンプとみなされる ジャンプ コンビネーションまたはジャンプ シークェンスに含まれていない繰り返されたトリプルまたはクワドラプルのソロ ジャンプは, 不成功のジャンプ シークェンスとの一部としてみなされ,1 つのジャンプのみが行われたジャンプ シークェンスとしてカウントされる もし ( 合計で )3 つのジャンプ コンビネーションまたはジャンプ シークェンスがすでに行われている場合には, 繰り返されたソロ ジャンプは余分な要素として取り扱われ, したがって考慮されないが, ジャンプ枠 ( ボックス ) が残っていればジャンプ枠を占める いかなるトリプルまたはクワドラプル ジャンプも 2 回を超えて試みてはならない File name: 23 S_Jumps_Rules.doc Page 1 of 1 S Jumps - Rules
シングルジャンプ 明確化対象ソリューションコメント ショート プログラム / フリー スケーティング 特徴 回転が足りないジャンプのコール 回転不足でダウングレードされることが明らかであっても, テクニカル パネルは試みたジャンプをコールしなければならない 繰り返しルール との適合 着氷時の 3/4 回転の基準 1/4 の回転不足が, ごまかしジャンプと認定するボーダー ラインである ( ごまかしジャンプと認定するには )4 分の 1 回転を超える不足が必要である テクニカル スペシャリストは, 回転不足が 1/4 回転を超えるいかなるジャンプも,1 回転少ないジャンプと認定する 例えば, 足の置き方で 2.5 回転, 上体で 2.75 回転のトリプル ルッツはトリプルを試みたものとしてコールして, それからダブル ルッツにダウングレードする 特にカメラの反対側でジャンプが行われた場合にそうであるが, ごまかしジャンプの決定にはカメラ アングルは重要となる ごまかした踏み切りアクセル以外のジャンプが明らかにフォワード踏み切りされた場合には, ごまかしジャンプとみなされる トウ ループが, 踏み切りにおいてのごまかしが一番あるジャンプである テクニカル パネルは,( しばしばコンビネーションやシークェンスにおいて ) 踏み切りでのごまかしでダウングレードを行うかの決定する際にリプレイで確認することができるのは通常速度 ( レギュラー スピード ) のみである スピンから直ちにジャンプを行う スピンを行い, 出た後そのままジャンプを行った場合,2 つの要素が別個にコールされる ジャンプには難しい踏み切りに対する評価が (GOE) で与えられる File name: 24 S_Jumps_Clarifications.doc Page 1 of 2 S Jumps - Clarifications
シングルジャンプ 明確化対象ソリューションコメント 特徴 ショート プログラムにおけるジャンプの繰り返し ショート プログラム :( ジュニアまたはシニアにおいて ) 同じ名前で同じ回転数で繰り返されたジャンプは削除され, 無価値であり,GOE は無いが,1 つのジャンプ枠 ( ボックス ) を占める ジャンプ コンビネーションのみ 2 つの同一のジャンプを含んでもよい 例 : コンビネーションの中での 2Lz とソロ ジャンプとしての 2Lz ( 単独の ) ジャンプでもジャンプ コンビネーションでも後に行われた方が無価値となる 表にあるジャンプのパンク ショート プログラム :( ジュニアまたはシニアにおいて ) 同じ名前だが異なる回転数で繰り返されたジャンプは評価を受ける SOV 表にあるジャンプがパンクして 3/4 回転より少なくなった場合, 完全なシングル ジャンプとはカウントされず, 価値ゼロ (0) が与えられる ジャンプは試みたものとみなし, ジャンプ要素 1 回にカウントされる しかし半回転までの小さなホップあるいはジャンプで一種の 飾り として行われたものはジャンプとはみなされず, コンポーネンツの トランジション の項目で考慮される 例 : ソロ ジャンプでの 2Lz とコンビネーションでの 3Lz は認められる 表外のジャンプ SOV 表に無いジャンプ ( 例えばウォーレイ, スプリット ジャンプ, ハーフ ループ, 等 ) はジャンプ要素としてはカウントしないが, ジャンプへの特別な入り方として使うことができ, トランジションの採点で考慮される ただしトウ ウォーレイはトウ ループとしてコールされ, カウントされる アクセル型ジャンプ フォワード インサイド エッジから踏み切ったアクセル型ジャンプは表に無い要素であり, 従っていかなる価値もない それゆえ, いかなる価値もなく, 要素ボックスは占めない 反対の足での着氷 どのジャンプもどちらの足で着氷しても良い ジャンプに対するコールは, 着氷の足とは無関係 に行う ジャッジは必要があれば GOE に反映す る File name: 24 S_Jumps_Clarifications.doc Page 2 of 2 S Jumps - Clarifications
シングルジャンプ ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル 不正なエッジでの踏み切り ( フリップ / ルッツ ) 間違ったエッジでジャンプが開始されたのが明らかな場合には, テクニカル パネルは間違ったエッジでの踏み切りであることをジャッジに示す ジャンプの踏み切りが明らかに間違ったエッジで行われた場合 ( 間違ったエッジが長い 正しいエッジが全く無い ) の場合には, テクニカル パネルは e ( エッジ ) マークを用いる ジャンプの踏み切りで間違ったエッジが短い, またはそれほど明らかではない場合には, テクニカル パネルは! ( アテンション ) マークを用いる この場合, ジャッジは GOE で -1 から -3 の減点を行わなければならず GOE は必ずマイナスでなければならない この場合,GOE はそれぞれのジャッジの判断により決定される ショート プログラム ジャンプを試みるジャンプを試みるとは? 原則として, 個々のジャンプの踏み切りに対する明らかな準備, すなわち,( ジャンプの ) 開始エッジへ踏み込みあるいは氷にトウを突き, 回転無しあるいは 3/4 回転未満で氷から離れることは, 単独のジャンプを試みるとみなし, 試みたジャンプの価値はなく,1 枠 ( ボックス ) を占める ある場合には, テクニカル パネルによる決定が必要であるが, 氷から離れないような踏み切りに対する準備もまた ( ジャンプ ) を試みるとしてコールされる すなわち, スケーターが氷から離れる前に転倒するループ ジャンプの踏み切り, あるいは, スケーターがアクセルの前向き踏み切りエッジに踏み込み, フリー レッグおよび両腕を後ろに引き, 空中に跳ぶためにフリー レッグおよび両腕を振り上げ始めたのに, 最後の瞬間に ( スケーターが ) 氷から離れない, 等 要求されているもの以外の要素 スケーターが要求されているソロ ジャンプとは異なるジャンプを行う その要素は無価値であるが, ジャンプのボックスを占める File name: 25 S_Jumps_Mistakes.doc Page 1 of 2 S Jumps - Mistakes
シングルジャンプ ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル フリー スケーティング 繰り返し 同じ名前および同じ回転数のトリプルまたはクワド ジャンプを どちらもジャンプ コンビネーション / シークェンスとせずに ( ソロ ジャンプとして ) 繰り返す 後に行ったジャンプは,(1 ジャンプからなる ) シークェンスとして認定され,1 つの コンボ / シークェンス ボックス を占める 同じ名前および同じ回転数のトリプルまたはクワド ジャンプを ジャンプ コンビネーションまたはシークェンスあるいはソロ ジャンプであっても 3 回 /4 回と繰り返す (3 回目 /4 回目は ) 無価値となるが, ジャンプ ボックス を占める File name: 25 S_Jumps_Mistakes.doc Page 2 of 2 S Jumps - Mistakes
シングルジャンプ コンビネーション ルール ショート プログラム フリー スケーティング : シニア男子において, ジャンプ コンビネーションは 2 つの同一のあるいは異なるダブルまたはトリプルまたはクワドラプル ジャンプから構成される シニア男子において, クワドラプル ジャンプをソロ ジャンプで行った場合, ジャンプ コンビネーションでクワドラプル ジャンプを再び含めることはできない シニア女子, ジュニア男子, ジュニア女子において, ジャンプ コンビネーションは 2 つの同一のあるいは異なるダブルまたはトリプル ジャンプから構成される すべてのカテゴリーにおいて, 含まれる 2 つのジャンプは, ソロ ジャンプと異なるものでなければならない 2 つのジャンプは直接続けて行わなければならず, その間に足換えやターンを行うことは許されない ( トウ ジャンプにおいてトウを突くことを除く ) それぞれのジャンプがその価値に従って評価される トウ ジャンプを含め, ジャンプの場合には, 正しいエッジからクリーンに踏み切り, クリーンに着氷するよう特に注意せねばならない ジャンプ コンビネーションは同じまたは異なったシングル, ダブル, トリプルまたはクワドラプル ジャンプで構成してよい ジャンプ コンビネーションまたはジャンプ シークェンスは, 最大 3 回までフリー プログラムの中で認められる 1 つのジャンプ コンビネーションは最大 3 個までのジャンプを含んでよく, 残りの 2 つは最大 2 個までのジャンプとする ジャンプ コンビネーションにおいては, 第 1 ジャンプの着氷足が, 第 2 ジャンプの踏み切り足となる 第 3 のジャンプについても同様とする 複数のジャンプがリストに無いジャンプ ( 例えばハーフ ループなど ) でつながれた場合には, その要素はジャンプ シークェンスと認定される File name: 26 S_Jump Combination_Rules.doc Page 1 of 1 S Jump Combination - Rules
シングルジャンプ コンビネーション 明確化対象ソリューションコメント 特徴 ショート プログラム 3 連続のジャンプ コンビネーション コンビネーション全体が削除されるが, ボックスを占める ショート プログラムのみ ジャンプの繰り返し ショート プログラム ( ジュニアまたはシニア ) において, 繰り返されたジャンプがジャンプ コンビネーションとして実施された場合, ジャンプ コンビネーション全体が削除となり, 無価値で,GOE 無しである ショート プログラム フリー スケーティングジャンプの繰り返し 3 度目の繰り返されたジャンプがコンビネーションの中で実施された場合には, コンビネーション全体が余分な要素として扱われ, それゆえ考慮されない ( が, コンビネーションとしてのボックスを占める ) フリー スケーティング 2 度目の 3 連続ジャンプ コンビネーション そのコンビネーション全体が削除されるが, ジャンプ コンビネーションとしてのボックスは占める フリー スケーティング ソロ ジャンプの繰り返し すでに行った同じ名前のクワドまたはトリプル ジャンプを繰り返し, どちらもコンビネーションまたはシークェンスではない場合には, 自動的に シークェンス (+SEQ) が付加され, コンビネーション / シークェンスのボックスを占める フリー スケーティング File name: 27 S_Jump Combination_Clarifications.doc Page 1 of 1 S Jump Combination - Clarifications
シングルジャンプ コンビネーション ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル 不正なエッジでの踏み切り ( フリップ / ルッツ ) 間違ったエッジでジャンプが開始されたのが明らかな場合には テクニカル パネルは間違ったエッジでの踏み切りであることをジャッジに示す ジャンプの踏み切りが明らかに間違ったエッジで行われた場合 ( 間違ったエッジが長い 正しいエッジが全く無い ) の場合には, テクニカル パネルは e ( エッジ ) マークを用いる この場合, ジャッジは GOE で -1 から -3 の減点を行わなければならず GOE は必ずマイナスでなければならない ジャンプの踏み切りで間違ったエッジが短い, またはそれほど明らかではない場合には, テクニカル パネルは! ( アテンション ) マークを用いる この場合,GOE はそれぞれのジャッジの判断により決定される ショート プログラム 第 1 ジャンプの後で転倒 ( ショート プログラムおよびフリー スケーティング ) 第 2 ジャンプが無い 要求されているソロ ジャンプを, 同じ回転数でジャンプ コンビネーションの中で繰り返す スケーターが第 1 ジャンプで転倒 / ステップ アウトし, ただちに続けて別のジャンプを行った テクニカル パネルは直後に行われたジャンプは無視する ジャンプ コンビネーションで第 2 ジャンプが無かった場合, テクニカル スペシャリストはどのジャンプ要素がコンビネーションを意図したものであるかを演技中あるいは終了後に特定する ( どちらともステップがあったり, どちらともステップが無かったりと ) どちらがコンビネーションでどちらがステップからのソロ ジャンプであるか特定するはっきりとした方法が無ければ, テクニカル パネルは, どちらがソロ ジャンプでどちらがコンビネーションであるか, 選手に有利なように決定する 同じ名前で同じ回転数のジャンプは, 後に行ったものが削除される もしそれがジャンプ コンビネーションの中で行われたのであれば, そのコンビネーション全体が削除される 要素は以下のようにコールされる ショート プログラム : 第一ジャンプ +COMBO フリー スケーティング : 第一ジャンプ +SEQ ショート プログラムのみ File name: 28 S_Jump Combination_Mistakes.doc Page 1 of 2 S Jump Combination - Mistakes
シングルジャンプ コンビネーション ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル 第 1 ジャンプでステップ アウト そのジャンプ コンビネーションは ( ジャンプ シークェンスの定義を満たしていれば ) ジャンプ シークェンスとなり, 満たしていなければ 1 つのソロ ジャンプとなる フリー スケーティング ジャンプの間に ( 体重移動を伴わないような ) フリー フットのタッチ ダウンおよび 2 つのスリー ターンあるいはターン無し その要素は, ジャンプ コンビネーションのままである ショート プログラムおよびフリー スケーティング 第一ジャンプ後に ( 体重移動を伴う ) フリー フットのタッチ ダウンおよびジャンプの間に 2 つのスリー ターンあるいはターン無し 第 1 ジャンプが リストに無い ジャンプ 第 2 ジャンプが リストに無い ジャンプ その要素は, ジャンプ コンビネーションのままにはならない 2 つのジャンプからなるジャンプ コンビネーションの第 1 ジャンプが成功せず 表外のジャンプ になった場合であっても, 第 2 ジャンプがリストにあるジャンプであれば, これらは依然としてジャンプ コンビネーションとしてみなされる 2 つのジャンプからなるジャンプ コンビネーションの第 2 ジャンプが成功せず 表外のジャンプ になった場合であっても, 第 1 ジャンプがリストにあるジャンプであれば, これらは依然としてジャンプ コンビネーションとしてみなされる その要素は次のようにコールされる ショート プログラム : 第一ジャンプ +COMBO フリー スケーティング :( ジャンプ シークェンスの定義が満たされている場合には ) 第一ジャンプ + 第二ジャンプ + SEQ ( 満たされていなければ ) 第一ジャンプ +SEQ フリー スケーティング フリー スケーティング File name: 28 S_Jump Combination_Mistakes.doc Page 2 of 2 S Jump Combination - Mistakes
シングルジャンプ シークェンス ルール フリー スケーティング : ジャンプ シークェンスは, 最小 2 つのリストにあるジャンプから構成され, それらはジャンプのリズム ( 膝 ) を保ちつつ, 表外ジャンプおよび / またはホップにより直接につなげてよい シークェンスの中では,( ジャンプへの入りであっても ) ターン / ステップは含まれてはならない ; シークェンスの中にはクロスオーバーやストロークを含んではならない ( ターンとは スリー ターン ツイズル ブラケット ループ カウンター ロッカーである ステップとは トウ ステップ シャッセ モホーク チョクトウ エッジの変更を伴うカーブ クロスロールである ) ジャンプ シークェンスが, リストにあるジャンプ 1 つだけと表外の複数のジャンプで構成されている場合, それはジャンプ シークェンスとはみなされず, ソロ ジャンプとしてカウントされる File name: 29 S_Jump Sequence_Rules.doc Page 1 of 1 S Jump Sequence - Rules
シングルジャンプ シークェンス 明確化対象ソリューションコメント 特徴 ルールでの言及 アクセル型のジャンプ 表内ジャンプと表外ジャンプから構成されるシークェンス ジャンプ シークェンスに含まれるジャンプの数およびジャンプの回転数には制限は無く, ジャンプのリズム ( 膝 ) を保ちながら, ジャンプ同士を表外ジャンプおよび / またはホップにより直接つなげてよい シークェンスの中には,( ジャンプの入りであっても ) ターン / ステップがあってはならない シークェンスの中には, クロスオーバーやストロークがあってはならない ( ターンとは スリー ターン ツイズル ブラケット ループ カウンター ロッカーである ステップとは トウ ステップ シャッセ モホーク チョクトウ エッジの変更を伴うカーブ クロスロールである ) 任意のジャンプから ( ステップ, ターン, マズルカ, 表外ジャンプ等無しで ) ただちにアクセル型ジャンプを行った場合, この一連のジャンプはジャンプ シークェンスとしてみなされる 1 つの表内ジャンプと (1 つあるいは複数の ) 表外ジャンプから構成されるジャンプ シークェンスは,1 つのソロ ジャンプとみなされる この定義を満たさなくなった瞬間から, ジャンプ シークェンスの残りの部分は無視され, その要素は, 第一ジャンプ +SEQ とコールされる 例 : ワルツ ジャンプ +2T+SEQ は, 単なる 2T とする ( 訳注 ) 英文は,the name of the first jump(s) plus the word sequence であり, 無視される前の ( 複数の ) 要素名 +SEQ となる File name: 30 S_Jump Sequence_Clarifications.doc Page 1 of 1 S Jump Sequence - Clarifications
シングルジャンプ シークェンス ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル 不正なエッジでの踏み切り ( フリップ / ルッツ ) 間違ったエッジでジャンプが開始されたのが明らかな場合には, テクニカル パネルは間違ったエッジでの踏み切りであることをジャッジに示す ジャンプの踏み切りが明らかに間違ったエッジで行われた場合 ( 間違ったエッジが長い 正しいエッジが全く無い ) の場合には, テクニカル パネルは e ( エッジ ) マークを用いる ジャンプの踏み切りで間違ったエッジが短い, またはそれほど明らかではない場合には, テクニカル パネルは! ( アテンション ) マークを用いる この場合, ジャッジは GOE で -1 から -3 の減点を行わなければならず GOE は必ずマイナスでなければならない この場合,GOE はそれぞれのジャッジの判断により決定される 繰り返された 3 回目のジャンプ 氷上での半回転または半回転を超える回転 繰り返された 3 回目のジャンプ ( 同じ名前のトリプルまたはクワド ) が, シークェンス中で行われた場合, そのシークェンス全体が余分の要素とみなされ, 採点対象外として扱われる ジャンプ シークェンスで,1 つのジャンプを完了してから次のジャンプを開始するまでの間に氷上で半回転または半回転を超えて回転した場合, この要素はジャンプ シークェンスとは見なされない テクニカル パネルは, 引き続いて行ったものは無視する この要素は, 第一ジャンプ +SEQ とコールする フリー スケーティング : ジャンプのボックスは占めるが, 無価値である フリー スケーティング 第一ジャンプの後に転倒スケーターが第 1 ジャンプで転倒 / ステップ アウトし, その直後に次のジャンプを行った場合には, テクニカル パネルは直後に行われたジャンプは無視する 要素は, 第一ジャンプ +SEQ とコールされる フリー スケーティング File name: 31 S_Jump Sequence_Mistakes.doc Page 1 of 2 S Jump Sequence - Mistakes
シングルジャンプ シークェンス ミステイク / 失敗 対象演技コメントレベル 表内ジャンプが 1 つのみ 表内ジャンプ 1 つのみが他の表外ジャンプとともに構成されるジャンプのシークェンスの場合, ジャンプ シークェンスとは見なされず, ソロ ジャンプとしてカウントされる フリー スケーティング File name: 31 S_Jump Sequence_Mistakes.doc Page 2 of 2 S Jump Sequence - Mistakes
この文書は TO セミナー受講者向けの資料である 更新は ウェブを通じて行なう ISU First Aid シングル 2008/09 版権所有 INTERNATINAL SKATING UNION 翻訳編集 フィギュア部委員会規約部小委員会 発行 2008 年 9 月 24 日 第 1 版 編集 規約部小委員会 翻訳 神﨑 範之