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Microsoft Word - 社会科

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

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上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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20情報【授業】

Taro-【HP用】指導案.jtd

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

国語科学習指導案様式(案)

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表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

Taro-12事例08.jtd

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

○数学科 2年 連立方程式

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

中学校における授業実践事例 1 第 3 学年社会科 消費生活と経済 1 学校名 職氏名萩市立田万川中学校教諭室谷雄二 2 生徒 3 学年 15 人 3 学習指導案 (1) 題材名消費生活と経済 (2) 題材の目標経済活動の意義について消費生活を中心に理解させるとともに 価格の働きに着目させて市場経済

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ICTを軸にした小中連携

解答類型

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

第○学年 ○○科指導計画

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

第2学年1組 家庭科学習指導案

保健体育科学習指導案


Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

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質問項目とてもそう思うまあまあそう思うあまり思わないそう思わない 欲しいもの と 必要なもの の区別ができる インターネットによる販売を利用している レシートは必ずもらって持ち帰る 家族に購入した商品について報告する (4)

理科学習指導案

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

高等学校第 1 学年家庭基礎学習指導案 日時 : 平成 23 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 2 校時場所 : 県立学校被服実習室対象 :1 年 2 組 (40 名男子 10 名女子 30 名 ) 指導者 : 佐賀県教育センター所員平野佐矢子 1 題材名 本当にそうなの? ~ 批判的思考と適切

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

北野中学校 30 周年第 1 学年共通道徳学習指導案 人はなぜ働くのか. 日 時 平成 18 年 11 月 24 日 生 徒 札幌市立北野中学校第 1 学年 指導者 教諭 筒井 久保村 石塚 川村 1. 主題名 人はなぜ働くのか 4-(5) 勤労と奉仕の精神 2. 主題設定の理由 人のためにならない

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする

Taro-6学習指導案(事例①小学校

とのできる児童がいる反面, 問題の意味がなかなか理解できない児童や自分の考えを言葉で表現することに抵抗が強い児童がいるなど個人差がある さらに, 個々の経験や理解度の差により, 題材への興味 関心や同じ時間内に取り組む課題の量にも差が生じている 本題材における事前アンケートでは, 次のような結果が得

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭柚中朗 1 日時平成 30 年 1 月 24 日 ( 水 ) 2 学年第 2 学年 1 組 ( 男子 14 名女子 18 名計 32 名 ) 3 単元名天気とその変化 ~ 大気の動きと日本の天気 ~ 4 単元について (1) 単元観本単元は, 学習指導要領

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

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座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

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5 指導の構想 H 1 8 年度中学校家庭科課題研修講座テーマ ~ 進んで生活を工夫 創造する能力と態度を育てる家庭科の授業改善 ~ 生活の自立と衣食住 の学習内容は 生徒の興味 関心も高く 学習したことがすぐに 生活に生かすことができる しかし 家族と家庭生活 の内容の中でも特に 幼児とのかかわり

第1学年 理科学習指導案

25math3

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身


★数学学習指導案最終(知的障害)

第4学年算数科学習指導案

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

たい 生徒は九州地方のイメージを漠然と 自然が多い 山がある 空気がおいしい というような自然や環境がよいことをあげていた そこで 九州地方の環境と産業の関わりや環境保全への取組 持続可能な社会を目指した活動についてなど 九州の地域的特色を捉えさせることが重要である そのために 環境保全には人々の積

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 1 単元名生涯を通じる健康 ( 現代保健体育 大修館書店 ) 期日平成 23 年 10 月 19 日 ( 水 ) 第 5 校時場所県立宇土高等学校 2 年 2 組教室指導者教諭横田大典 2 単元について (1) 単元観本単元は 生涯の各段階において健康にかか

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

< 自己と 事象 とのつながり> 題材との出会いの場面において, やってみたいという思いや, どのようになっているのかなどの知的欲求を刺激するように, 実際の小物や写真などを提示し, 自分の生活を豊かにする楽しい小物について具体的なイメージを完成予想図として描き表していく そうすることで, 事象 (

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

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ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

Microsoft Word - 0表紙みどり1.doc

いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

分もあり まずやってみて動きを修正していくことで ある程度まではできしかし 少し難易度の高い課題になると 論理的に考え 見通しを持ってプログラムをつくっていく必要があ今回は 二人で一台のノートパソコンを使用し 相談しながら車の動きを制御していく フローチャートで表現す二人で相談す考えたことを発言する

3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

関心 意欲 態度科学的思考力観察 実験の技能 表現第 5 学年理科学習指導案平成 16 年 6 月 15 日 ( 火 ) 第 3 校時指導者宇多幹子場所理科室 1 単元名 植物の発芽と成長 2 単元の目標と評価規準 植物の発芽と成長を, それにかかわる条件に着目しながら調べる活動を通して, 見いだし

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公開授業 情報に関する技術 技術 家庭科学習指導案 指導者福山市立松永中学校教諭新原彰 1 日時平成 23 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 2 校時 (9:55~10:45) 2 場所福山市立松永中学校技術室 3 学年福山市立松永中学校第 3 学年 ( 男子 19 名 女子 18 名 計 37 名 ) 4 内容情報に関する技術 5 題材ネットワークを利用しよう 6 題材設定の理由 (1) 題材観中学校学習指導要領技術 家庭技術分野内容 D(1) では, コンピュータの構成と基本的な情報処理の仕組みと, 情報通信ネットワークにおける安全な情報処理の仕組みを知ることができるようにするとともに, 社会や環境とのかかわりから, 情報に関する技術を適切に評価し活用する能力と態度を育成することがねらいとされている 急激なIT 社会の進展は, 私たちの生活を情報通信ネットワークから切り離すことのできないものになっている 特に携帯電話の登場は, 情報と人とのかかわり方を大きく変えた 今や携帯電話があれば, いつでも, どこでも, 誰とでも話ができるだけでなく, メールの送受信やインターネットへのアクセスも可能である これらの情報はネットワークによって広く結ばれ, あらゆる場所からの利用が可能となっている 将来的には, 通信機器にとどまらず, 身のまわりのあらゆるものに超小型コンピュータが組み込まれ, そのすべてがネットワークで結ばれるとも言われている そして, それらがコンピュータやネットワークをまったく意識させることなく, 誰にでも簡単に利用できるようになることで, 今以上に便利で安全な社会が実現できるものと期待されている そのためには, 情報の流通や管理が常に厳格に安定して行われることや, 個人情報をどのようにして守っていくかなどの情報モラルやセキュリティについての課題が多く残されている 本題材では, 情報通信技術の起こりうる問題や課題を視覚的に認識させるなどして, 情報処理や情報利用の仕組みを知識として身に付けさせ, 情報に関する技術の利用場面に応じて適正に活動する能力と態度の育成を図りたい (2) 生徒観本校の生徒は, 小学校でコンピュータを活用した経験をもち, ほぼ全員の生徒が,Web ページを検索したことがある また, パソコンの家庭への普及も進んでおり, 図 1に示すとおり 94% の生徒が自宅にパソコンを所有し, その内の 75% の生徒はインターネットに接続できる環境があり, かつほとんどが自由にパソコンを使うことができると答えている 図 2に示すとおり, 携帯電話については 56% の生徒が 自分が使える携帯電話 を所有していると答え, それらの生徒は携帯電話を使って電子メールのやり取りやインターネットに接続し情報を入手していることが分かった このように, 生徒は情報通信ネットワークに囲まれて生活しているのである しかし, 図 3に示す

とおり, コンピュータのネットワークを利用している生徒は 60% いるが, 自分たちがネットワークを 利用しネットワーク社会の一員として存在している意識はほとんどないというのが実情である 図 2 図 1 図 2 図 3 (3) 指導観生徒にとってインターネットや携帯電話は身近なものであり, 情報通信ネットワークは特別なものではない 情報通信ネットワークが高度に発達した情報社会での生き方を考えるにあたっては, その科学的理解を深める必要がある そのためには, 本題材において情報通信ネットワークが身近なものであり, 生活と深い係わり合いを持っていることに気づかせ, 興味を喚起し学習への意欲を高めていきたい また, 情報通信ネットワークにおける基本的な情報利用の仕組みについては, ほとんどの生徒が情報通信ネットワークの構成について知らないことから, 情報のディジタル化などについて, 体験を通して知識を身に付けさせるように努めたい それらの学習を通して得た知識を土台にして, 生徒一人一人に情報社会への一員としての自覚をもつようにさせたい 情報モラルについては, コンピュータにおける基本的な情報処理の仕組みと情報通信ネットワークにおける安全な情報処理の仕組みを身に付けさせ, 仕組み を中心においた教材を使い授業をすることで, 情報の利用場面に応じて適正に活動する能力と態度の育成につながるであろうと考えた 学習活動より得られた結果を比較検討する場面においては, 考察結果の根拠をしっかりと述べるように求める その際, 発言が単語にとどまることなく, 今までの既習事項を用いて, 通信ネットワークにおける安全な情報処理の仕組みに関わる内容となるよう意識した指導を行う

7 題材の目標 (1) 体験的学習を通してディジタル情報や情報を伝えるしくみを知る (2) 情報手段の特徴や生活とコンピュータとのかかわり, 情報化が社会や生活に及ぼす影響について考える (3) 情報の伝達方法の特徴と利用方法について知る (4) 情報モラルやセキュリティついて考える態度を育成する 8 指導計画 ( 全 9 時間 ) ( 関 ): 生活や技術への関心 意欲 態度 ( 工 ): 生活を工夫し創造する能力 ( 技 ): 生活の技能 ( 知 ): 生活や技術についての知識 理解 指導内容 情報モラル コンピュータの扱う情報 情報通信ネットワークと ディジタルの特徴 ディジタル化と情報の量 情報通信の利用本時 学習指導計画 時間 課題づくり計画の立案実践評価 3 ディジタルとはどのような情報をいうのだろうか ディジタル情報はどのような特徴をもっているだろうか 身の回りのアナログ情報をディジタル化するにはどうしたらよいだろうか 1 画像の解像度と情報の量の関係はどうなっているのだろうか 1 情報通信の発達はどのようなものだったのか 身の回りのディジタルについて調べよう ディジタル情報について知ろう アナログとディジタルの違いを知ろう 画像の解像度と情報の量の関係について知ろう 情報通信の発達について知ろう ディジタル情報の特徴について調べる ディジタル情報についてまとめる アナログとディジタルについてまとめる 画像の解像度と情報の量の関係についてまとめる 雨どいネットワークを利用して情報を伝達する ディジタルの特徴についての知識を身に付けている ( 知 ) 画像の解像度と情報の量の関係を知識として身に付けている ( 知 ) ネットワークの構成についての知識を身に付けている ( 知 )

文字情報の伝達 1 文字情報を伝達するにはどうしたらよいだろうか 雨どいネットワークを利用して文字情報を伝達する方法を考えよう 雨どいネットワークを利用して実際に文字情報を伝達する 文字情報の伝達についての知識を身に付けている ( 知 ) 情報通信ネットワークと情報モラル 画像情報の伝達 1 画像情報を伝達するにはどうしたらよいだろうか 情報モラルとセキュリティを考えよう 2 情報を守るにはどうしたらよいだろうか 雨どいネットワークを利用して画像情報を伝達する方法を考えよう 情報セキュリティについて知ろう 雨どいネットワークを利用して実際に画像情報を伝達する 情報セキュリティについてまとめる 画像情報の伝達についての知識を身に付けている ( 知 ) 安全な情報利用についての知識を身に付けている ( 知 ) 情報社会において適正に活動しようとしている ( 関 ) 情報に関する技術の利用場面に応じて, 適正に活動している ( 工 ) 著作権や情報の発信に伴って発生する可能性のある問題と発信者としての責任についての知識を身に付けている ( 知 ) 9 本時の学習 (1) 学習課題雨どいネットワークを用いて情報通信ネットワークの構成を知ることができる (2) 目標雨どいネットワークの構成と実際の情報通信ネットワークの構成を結び付けて考えることができる

(3) 学習指導における仮説 1ネットワークを可視化し, 体験的な活動することによって, ネットワークの構成を知ることができるであろう 2グループでの体験的な学習の導入により, お互いに関わり, 学習を深めようとするであろう (4) 本時の評価規準 ネットワークの構成について知ろう ( 生活や技術についての知識 理解 ) 10 展開 過程学習活動学習活動の支援 説明 評価教材 教具 課題づくり 既習事項を思い出す 本時の学習課題を把 握する 情報通信ネットワークの構成が理解できる コンピュータ同士がどのように接続されていたかを思い出させる LANケーブルなどでつながっている 説明 雨どいをLANケーブルに見立てて, 情報のやり取りをするにはどうしたらよいか考えてみよう 雨どいネットワークの基本形を予め組んでおく LANケーブルの実物 プレゼンテー ション 電子メールを例に, 雨どいネットワークを使った情報の伝達方法を考える すべての班がネットワークでつながっているか確認する カプセルを 雨どい上に転がしてみると一番端の班まで届くだろうか すべてがつながっているので届く 空のカプセル 計 途中で落ちるので 各班の人が届いたカプセルを次の班に送り出す必要がある 画 目的とする人へカプセルを届けるには どのよ の うな工夫が必要だろうか 個人思考 立 カプセルに宛名を書く 案 実際に届くかどうかカプセルを送ってみる 活動指示 ディジタルタイマ ストップウォッチで時間を計る 届いた人は カプセルを持って立つことを伝える 9 個のカプセルを教師が送り出す 活動結果の検証 カプセルが届いた セロテープに予め生徒の名前を書いたものを 9つ用意しておく 時間がずいぶんかかった

もっと速くカプセルを送るための工夫を考え る 情報通信技術は情報の伝達速度の向上なくして は発展しなかったことを 今までの通信速度の移 り変わりを示して確認する 活動指示 各班を IT 企業と見立てて 秘密会議を行わせ る 改善案は ワークシートに記入させる 色テープに生 協同学習 カプセルに色のテープを貼り その色を見て振 徒の名前を書いたカプセル り分ければ速くなる 実 思考への支援 時間がかかったと思われるのはどこか考え 問 践 題の原因をつかませる カプセルの宛名を見て振り分けるところで時間がかかったことに気付かせる メールアドレスの例示 1 言語活動の充実 会議の結果を発表させる 雨どいを増やす 振り分ける人を固定する ( 仕分け人 ) それぞれの班から出たアイデアを総合し 全体 ワークシート で同じルールを採用しなければならないことに 気付かせる 検証 9 個のカプセルを教師が送り出す 情報伝達速度が向上した 電子メールがアカウント名とドメイン名から 成り立っていることを思い出させ 色テープがド メイン そこに書かれた名前がアカウント名に当 たることを確認する 生徒に発表させる

雨どいネットワーク 活動指示 を使って情報伝達を体 一人がカプセルを目的とする人に送り カプセ 験する ルが正しく届くかどうかやってみよう 実 < 約束事の確認 > 留意事項 践 情報を入れたカプセルには, 送り先の班と同じ色テープを貼る サーバ役の生徒は役割に徹する 意図的に遠くの班に情報を送らせるようにする ルールを示し た掲示物 2 色テープには届けたい人の名前を書く すべてのカプセルが目的とする場所に届くまでの時間を測る 自分の班以外のカプセ 実践 1 の結果から予測した時間と比較してみ ルは必ず雨どいを通 る して適切に他の班に 送る 評価と次時の予告 ネットワークではどんな役割が必要だったか ワークシート 実習を振り返り, 発表する 評 評価 ワークシート ネットワークの構成についての知識を身に付けている ( 知 ) 価 A: ネットワークの構成要素を雨どいネットワークなどの例を挙げて指摘できる B: ネットワークの構成要素を指摘できる 次時の予告をする 次の時間は文字情報を伝達する方法を考えるこ とを伝える