1. 概要 所得税 贈与税 1 ー 1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置には 次の制度があります ❶ 所得税額の控除増改築等のリフォームを対象とした所得税額の控除には 住宅ローン控除制度 があります ❷ 贈与税の非課税措

Size: px
Start display at page:

Download "1. 概要 所得税 贈与税 1 ー 1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置には 次の制度があります ❶ 所得税額の控除増改築等のリフォームを対象とした所得税額の控除には 住宅ローン控除制度 があります ❷ 贈与税の非課税措"

Transcription

1 Ⅳ. 住宅ローン控除制度 贈与税の非課税措置編 1. 概要 1-1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 P.Ⅳ 対象となるリフォームとは 対象となるリフォームの種類 P.Ⅳ 減税額の計算 1) 住宅ローン控除制度の控除額 P.Ⅳ- 4 2) 贈与税の納付税額 P.Ⅳ 手続きの流れ 1) 住宅ローン控除制度の要件と手続き P.Ⅳ- 6 2) 贈与税の非課税措置の要件と手続き P.Ⅳ 建築士の証明手続き 2-1. 必要となる証明書 証明書の種類と発行の流れ P.Ⅳ 証明書の発行 1) 住宅ローン控除制度の増改築等工事証明書 P.Ⅳ-13 2) 贈与税の非課税措置の増改築等工事証明書 P.Ⅳ その他 3-1. 既存住宅の取得時に必要となる証明書証明書の種類と発行の流れ耐震基準適合証明書 P.Ⅳ-19 P.Ⅳ-21 Ⅳ-1 107

2 1. 概要 所得税 贈与税 1 ー 1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置には 次の制度があります ❶ 所得税額の控除増改築等のリフォームを対象とした所得税額の控除には 住宅ローン控除制度 があります ❷ 贈与税の非課税措置増改築等のリフォーム資金の贈与について非課税枠があります 工事や住宅などの要件や適用となる期間などは制度により異なります 制度ごとに適用を受けることが可能であるかどうかや控除額などを確認しましょう 制度の概要 制度名適用対象期間対象となるリフォーム 所得税額の控除 住宅ローン控除制度 住宅借入金等特別控除 リフォーム後の居住開始日が平成 21 年 1 月 1 日 ~ 平成 29 年 12 月 31 日 償還期間 10 年以上のリフォームローンを借り入れて行う一定の住宅リフォーム 対象となる住宅 工事等の詳細は P.Ⅳ-3, 6 へ 贈与税の非課税 住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置 住宅取得等資金に係る贈与を受ける期間が平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 26 年 12 月 31 日 およびリフォーム後の居住開始日が贈与を受けた年の翌年 3 月 15 日まで 資金の贈与を受けて行う一定の住宅リフォーム 対象となる住宅 工事等の詳細は P.Ⅳ-3, 8 へ 控除または非課税枠 * の上限額 年末ローン残高の1% 相当分 平成 25 年 700 万 (1,200 万 ) 10 年間の最大控除額 平成 26 年 500 万 (1,000 万 ) 改修後の居住開始年最大控除額平成 年 500 万 ( ) に記載した額は一定の省エネ性又は耐震性に適合させるためのリフォー平成 23 年 400 万ムが対象となります 平成 24 年 300 万 平成 25 年 200 万 平成 26 年 29 年 400 万 控除額の計算方法は P.Ⅳ-4 へ 納付税額の計算方法は P.Ⅳ-5 へ 控除または非課税の対象期間 申告の窓口 リフォーム後居住を開始した年から 10 年分 税務署 ( 確定申告 ) 手続きの流れは P.Ⅳ-6 7 へ 贈与を受けた年分 税務署 ( 贈与を受けた年の翌年の申告期間 ) 手続きの流れは P.Ⅳ-8 9 へ 住宅ローン控除制度 と 贈与税の非課税措置 を併用することはできますが 平成 23 年 6 月 30 日以後に工事に係る契約を締結した場合 住宅ローン控除制度の控除額を算出する際には リフォームに要した費用の額が贈与の特例を受ける部分の金額を控除した残額となります 東日本大震災の被災者が直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税措置 ( 平成 24 年 1 月 1 日 平成 26 年 12 月 31 日 ) イ一定の省エネルギー性または耐震性を満たす住宅の場合 1,500 万ロ上記イ以外の住宅用家屋の場合 1,000 万 Ⅳ-2 108

3 耐震リフォーム編バリアフリーリフォーム編省エネリフォーム編住宅ローン控除住宅ローン控除制度贈与税の非課税措与税住宅ローン控除6号工事1. 概要 所得税 贈与税 1 ー 2. 対象となるリフォームとは 対象となるリフォームの種類 住宅ローンの控除制度 ( 所得税額控除 ) と贈与税の非課税措置の対象となるリフォームは次の通りです 詳しくは 別冊の通達編でご確認ください 非課税措置第1号工事について行う過半の修繕 模様替え第2号工事第3号工事 第4号工事 第5号工事対象となるリフォームの種類 租税特別措置法施行令第 26 条第 25 項 住宅ローン控除制度 贈与税 増築 改築 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 第 2 条第 14 号に規定する大規模の修繕又は同条第 15 号に規定する大規模の模様替え 既存建築物と一体でなければ生活を営めず単独では住宅機能を有しない別棟の建物も該当 大規模修繕 模様替えとは建築物の主要構造部( 壁 柱 床 梁 屋根または階段 ) の1 種以上 1 主要構造部である床等の過半について行う修繕又は模様替え 2 主要構造部である階段の過半について行う修繕又は模様替え 3 間仕切壁の室内に面する部分の過半について行う修繕又は模様替え ( その間仕切壁の一部について位置の変更を伴うものに限る ) 4 主要構造部である壁の室内に面する部分の過半について行う修繕又は模様替え ( 遮音又は熱の損失の防止のための性能を向上させるものに限る ) 家屋のうち居室 調理室 浴室 便所その他の室で国土交通大臣が財務大臣と協議して定めるものの一室の床又は壁の全部について行う修繕又は模様替え マンション等の区分所有する部分について行う次に掲げるいずれかの一定の修繕又は模様替え 建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 ) 第 3 章及び第 5 章の4 の規定又は国土交通大臣が財務大臣と協議して定める地震に対する安全性に係る基準に適合させるための修繕又は模様替え詳細については P.Ⅰ-3 へ 国土交通大臣が財務大臣と協議して定める高齢者等が自立した日常生活を営むのに必要な構 造及び設備の基準に適合させるための修繕又は模様替え 1 通路又は出入口の拡幅 2 階段の勾配の緩和 3 浴室の改良 - 4 便所の改良 5 手すりの取付 6 床の段差の解消 詳細については P.Ⅱ-3 7 へ エネルギーの使用の合理化に著しく資する住宅用の家屋 又は大規模な地震に対する安全性 を有する住宅用の家屋として国土交通大臣が財務大臣と協議して定める基準に適合するもの (1~3 のいずれか ) 7 出入口の戸の改良 8 床材の取替贈編109 置1 住宅性能評価の省エネルギー対策等級 4と同程度の省エネ性能を有すると認められるもの 2 住宅性能評価の耐震等級 2 若しくは等級 3の基準に適合 3 免震建築物の基準に適合 - * 各等級は 住宅性能表示制度の性能等級 ( 具体の基準は評価方法基準 ( 平成 13 年国土交通省告示第 1347 号 ) に定められています ) と同じものです * 増改築等に係る耐震等級 免震建築物は 評価方法基準のうち 既存住宅に係る基準に適合しているか否かにより判断します 第国土交通大臣が財務大臣と協議して定めるエネルギーの使用の合理化に著しく資する修繕 模様替え 相当程度資する修繕 模様替え 又は資する修繕 模様替え * * 平成 21 年 4 月 1 日から平成 27 年 12 月 31 日までの間に居住の用に供した場合 - それぞれの断熱改修工事の詳細については P.Ⅲ-3 7 へ 当該改修工事が行われる構造又は設備と一体となって効用を果たす設備の取替え又は取付けに係る改修工事を含みます Ⅳ-3

4 1. 概要 所得税 1 ー 3. 減税額の計算 1) 住宅ローン控除制度の控除額 住宅ローン控除制度 は償還期間 10 年以上の住宅ローンを借り入れて行うリフォームにおいて適用可能な制度です リフォームを完了し平成 29 年 12 月 31 日までに居住を開始した場合に リフォーム後居住を開始した年から10 年分の所得税が一定額まで控除されます 各年の控除額は 年末のリフォームローン残高の1% に相当する額となります 1 年分の控除額 リフォームローン残高証明書に書かれた年末残高を確認しましょう 対象となる工事費用相当分の年末ローン残高 3 控除率控除額 1 2 1% = *100 未満の端数は切り捨て 注 : 家屋の持分が共有である場合は 控除を受ける方の持ち分により控除額が異なります 1 実際の控除額について所得税額の控除では 控除を受ける年分の所得税額が上記の方法で算出した控除額に満たない場合は 納税額を超えない額までの控除となります 所得税は 課税される所得金額に応じて税率が決まっていますが 扶養親族に応じた控除等もあるため 納税額は人によって異なります 申告をする方 ( 消費者 ) は源泉徴収票等で納税額を確認する必要があります 2 併用住宅等の控除額について当該工事を行った部分に居住用以外の用に供する部分がある場合には 当該工事の全費用の額に 全体工事費のうち居住の用に供する部分に係る工事費用の額の占める割合を乗じて計算します 3 補助金等および贈与税の非課税措置を受ける場合について控除額の対象となるリフォームローン残高は 実際にかかったリフォーム費用の額から当該工事に対して交付を受ける補助金等やリフォーム資金の贈与を除いた額に達するまでの金額相当分となります 個人住民税の控除について住宅ローン減税の控除額 ( 毎年末のローン残高の1%) まで所得税額から控除しきれない場合は その分が翌年度の個人住民税から控除されます ただし 個人住民税からの控除額は 当該年分の所得税の課税総所得金額等の額に5% を乗じて得た額 ( 最高 9.75 万 ) が上限となります * 平成 26 年 4 月 ~ 平成 29 年 12 月は 個人住民税からの控除額は 当該年分の所得税の課税総所得金額等の額に 7% を乗じて得た額 ( 最高 万 ) が上限となります リフォームの借入金について対象となるリフォームローンの種類については税務署や国税庁ホームページなどでご確認ください Ⅳ-4 110

5 耐震リフォーム編贈与税の非課税措置= 課税価格 20% 制度編相続時精算課税 1. 概要 贈与税 1 ー 3. 減税額の計算 2) 贈与税の納付税額 贈与を受ける受贈者が贈与税の申告をする際には 相続時精算課税 と 暦年課税 のいずれかを選択します ❶ 相続時精算課税とは父母から贈与を受ける場合に 贈与を受けた年ごとではなく 相続時に贈与財産総額と相続財産を 合算した額に対し納税する方法です 課税価格 住宅取得等資金 非課税枠 特別控除額 25,000,000 税率 納付税額 = 課税価格 20% = ❷ 暦年課税とは父母や祖父母など直系尊属から贈与を受ける場合に 贈与を受けた年ごとに贈与税を納税する方法 です 暦年課税 ( 非課税の特例 ) = 課税価格 税率 * * - 控除額 住宅取得等資金 課税価格 * 税率 控除額 課税価格税率控除額課税価格税率控除額 ~ 200 万 10% - ~ 600 万 30% 65 万 非課税枠 ~ 300 万 15% 10 万 ~ 1,000 万 40% 125 万 ~ 400 万 20% 25 万 1,000 万超 50% 225 万 住宅ローン控除バリアフリーリフォーム編省エネリフォーム編 基礎控除額 1,100,000 税率 * 控除額 * 納付税額 = 課税価格 = ❶ と ❷ の非課税枠 平成 25 年 平成 26 年 第 1 4 号工事 (P.Ⅳ-3 参照 ) 700 万 (1,000 万 ) 500 万 (1,000 万 ) 第 5 号工事 1,200 万 (1,500 万 ) 1,000 万 (1,500 万 ) ( ) の額は受贈者が東日本大震災の被災者である場合の非課税枠 Ⅳ-5 111

6 1. 概要 所得税 1 ー 4. 手続きの流れ 1) 住宅ローン控除制度の要件と手続き 制度の種類等によって要件や手続きの流れが異なります 住宅ローン控除制度の適用要件と 必要となる手 続きを確認しましょう 1以下の全てに該当すること リフォームを行う方が所有し 居住する家屋 * 居住用家屋を2 以上所有する場合は 主として居住している家屋に限定 リフォーム後の家屋の床面積 ( 登記簿表示 ) が50m2以上 * 店舗や事務所などを持つ併用住宅の場合は その住宅の床面積の1/2 以上が居住の用に供されることが必要 ( 床面積は建物全体で判断 ) * 親子等 2 世帯住宅の場合は 他の人の共有部分を含めた建物全体の床面積で判断 * マンション等は区分所有床面積で判断 リフォーム後の家屋の床面積の1/2 以上が自ら居住用の家屋以下の全てに該当すること対象工事の詳細は 第 1 号 6 号工事までのいずれかの工事であること P. Ⅳ - 3 へ工 上記の工事費用が100 万超 1 であること事の 1 平成 23 年 6 月 30 日以後に契約を締結して行うリフォームの場合で 当該リフォーム費用に対し 補助金等要( 国または地方公共団体から交付される補助金 給付金等 ) の交付等を受ける場合には リフォームの費用件から交付額を差し引いた金額で判定 リフォーム費用の総額のうち 居住用部分のリフォームにかかる費用が1/2 以上であるること ( 併用住宅の場合 ) 以下の全てに該当すること証明書については その年の合計所得金額が3,000 万以下であることの 当該リフォーム等のために償還期間が 10 年以上の住宅ローン等を借り入れていること他の 適用の対象となるリフォームであることが 増改築等工事証明書などにより証明さ要れること件住宅ローン控除制度について消費者に紹介する場合は 以下の要件を満たしているかどうかを確認します リフォーム後の居住開始日が平成 21 年 1 月 1 日から平成 29 年 12 月 31 日の間であること リフォームの日から6ヶ月以内に居住し 適用を受ける各年の12 月 31 日まで引き続いて住んでいることそ他の税の優遇制度と併用になる場合などでは 以上の要件を満たしていても 当該制度の適用を受けられない場合があります 詳しくは税務署などにお問い合わせください 112 住宅の要件( 併用住宅の場合 ) 用要件を確認すP. Ⅳ へ適Ⅳ-6

7 震リフォーム編バリアフリーリフォーム編省エネリフォーム編贈与税の非課税措確定申告2申告に必要な書類 ❶ 申告者自身が用意するもの 工事完了後の家屋の登記事項証明書 住民票の写し 補助金等 居宅介護住宅改修費等の額が明らかな書類 ( 交付を受ける場合 ) 源泉徴収票 ( 給与所得者の場合 ) リフォームローン等の年末残高証明書その他 当該リフォームについて交付を受ける補助金等がある場合は 交付額を証する書類も用意しましょう ( 平成 23 年 6 月 30 日以後の契約である場合 ) ❷リフォーム会社が用意するもの 工事請負契約書の写し等証明書発行に必要な書類告* その他証明書発行に必要な書類があります については P. Ⅳ へま❸ 建築士 ( 建築士事務所に属する建築士に限る ) 等が用意するもので 増改築等工事証明書証明書の発行手続きに* 発行者の建築士の免許証の写し又は免許証明書を添付については P. Ⅳ へ必* 増築 改築 建築基準法に規定する大規模の修繕又は大規模の模様替えのうち 建築確認を伴うリフォー要ムの場合は 増改築等工事証明書に代えて申告の際に 確認済証 の写し又は 検査済証 の写しを提出すれば 増改築等工事証明書 は不要です な書類 中古住宅を取得する場合の建物要件 ( リフォームローンを利用する場合はこの要件は適用なし ) 1. 耐火建築物は築 25 年以内の建物 2. 1 以外の建築物は築 20 年以内の建物 3. 1と2 以外の場合 次のいずれかの書類により 耐震基準を満たすことが証明された建物 耐震基準適合証明書 ( 中古住宅売買前に発行されているものであり 住宅の取得日の前 2 年以内に家屋調査が終了したもの ) 住宅性能評価書の写し ( 中古住宅売買前に発行されているものであり 住宅の取得日前 2 年以内に評価されたもの ) 既存住宅売買瑕疵保険契約の保険付保証明書 ( 住宅取得の日の2 年以内に締結されたもの ) 編3税務署へ下記書類を揃えて確定申告をします 給与所得者の 2 年目以降の手続きは年末調整が可能です 申 確定申告書 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除額の計算明細書 * 家屋の持分を共有している方は それぞれが所定の書類を提出して確定申告をします 工事完了後の家屋の登記事項証明書 住民票の写し 源泉徴収票 ( 給与所得者の場合 ) リフォームローン等の年末残高証明書 補助金等の額が明らかな書類 ( 交付を受ける場合 ) 工事請負契約書の写し 113 Ⅳ-7 増改築等工事証明書耐住宅ローン控除制度置

8 1. 概要 贈与税 1 ー 4. 手続きの流れ 2) 贈与税の非課税措置の要件と手続き 制度の種類等によって要件や手続きの流れが異なります リフォーム資金に係る贈与税の非課税措置の適用要件と 必要となる手続きを確認しましょう 1以下の全てに該当すること リフォームを行う方が所有し 居住する家屋 * 居住用家屋を2 以上所有する場合は 主として居住している家屋に限定 リフォーム後の家屋の床面積 ( 登記簿表示 ) が50m2以上 240m2以下 * マンション等は区分所有床面積で判断 * 東日本大震災の被災受贈者の適用については 50m2以上 家屋の床面積の1/2 以上が専ら居住用の家屋 参考 既存住宅の取得において贈与税の非課税措置を活用する場合は 以下のいずれかを満たす必要があります 耐火建築物は取得日以前 25 年以内に建築されたもの 耐火建築物以外の建築物は取得日以前 20 年以内に建築されたもの 建築年数によらず地震に対する安全性に関する基準に適合するものとして 住宅の取得日前 2 年以内に行う調査により発行される 耐震基準適合証明書 以下の全てに該当すること 第 1 5 号工事のいずれかの工事であること 上記の工事費用が 100 万以上であること リフォームの総額のうち 居住用部分のリフォームにかかる費用が 1/2 以上であること以下の全てに該当すること 平成 24 年 1 月 1 日から平成 26 年 12 月 31 日までの間にリフォーム等資金の贈与をうけてリフォームを行ったもの 贈与を受けた年の合計所得金額が 2,000 万以下であること 適用の対象となるリフォームであることが 工事完了後に増改築等工事証明書などにより証明されること 相続時精算課税を適用する場合のみ 贈与を受けた方 ( 受贈者 ) が贈与を受けた年の1 月 1 日において20 歳以上であり 父件贈与税の非課税措置について消費者に紹介する場合は 以下の要件を満たしているかどうかを確認します * または耐震等級が評価された 住宅性能評価書 * の写しにより証明された建物 * 既存住宅の売買前に売主等が取得 非課税限度額加算の対象家屋 これらの証明書については P. Ⅳ へ 上記のいずれかを満たすことに加えて 住宅性能証明 等により一定の省エネ性または耐震性を満たすことが証明された建物対象工事の詳細は確認する証明書については P. Ⅳ -18 へ母からの贈与であること 暦年課税を適用する場合のみ 贈与を受けた方 ( 受贈者 ) が贈与を受けた年の1 月 1 日において20 歳以上であり 父母や祖父母など直系尊属からの贈与であること 贈与を受けた年の翌年 3 月 15 日までに工事等を行い 同日までに居住すること ( 併用住宅の場合 ) 住宅の要件用要件P. Ⅳ - 3 へ適を工事の要件( 併用住宅の場合 ) の他の要または同日後遅滞なくその家屋に居住することが確実であると見込まれることそ* 他の税の優遇制度と併用になる場合などでは 以上の要件を満たしていても 当該制度の適用を受けられない場合があります 詳しくは税務署などにお問い合わせください * 東日本大震災の被災受贈者が適用する場合は 税制上の追加措置があります 詳しくは税務署などにお問い合わせください Ⅳ-8 114

9 税の優遇を受けるために必要な書類を準備します 申告までに必要な書類耐震リフォーム編バリアフリーリフォーム編省エネリフォーム編住宅ローン控除制度贈与税の非課税措確定申告❶ 申告者自身が用意するもの 増改築の場合 受贈者の戸籍謄本 その年の所得金額を明らかにする書類 受贈者の戸籍附票の写し ❷リフォーム会社が用意するもの 工事請負契約書の写し * 請負契約書がない場合は リフォーム費用の領収書及び工事前後の写真で可 ❸ 建築士 * 等が用意するもの 増改築等工事証明書 * ( 贈与の特例用書式 ) * 当該リフォームの確認済証または検査済証がある場合はそれらの写しで可 第 1~4 号工事とあわせて第 5 号工事を行う場合は以下のいずれかの書類 ( 注 : 建築士は発行不可 ) 1 住宅性能証明書または 2 既存住宅に係る建設住宅性能評価書 ( 写しを提出 ) 第 1~4 号工事のいずれかの場合 増改築等工事証明書 ( 贈与の特例用 ) の作成建築士事務所以外が証明する場合以下のいずれかの証明書等を発行 増改築等工事証明書 ( 贈与の特例用 ) 住宅性能証明書又は既存住宅に係る 建設住宅性能評価書 既存住宅の購入で適用を受ける場合申告に必要な書類 ❶ 申告者自身が用意するもの 受贈者の戸籍謄本 贈与年の所得金額を明らかにする書類 売買契約書の写し 登記事項証明書 受贈者の住民票の写し ❷ 売主が用意するもの ( 築 25 年超の耐火建築物 築 20 年超の非耐火建築物の場合 ) 耐震基準適合証明書又は建設住宅性能評価書 ❸500 万の非課税加算を受ける場合 1 住宅性能評価書または 2 既存住宅に係る建設住宅性能評価書の写し 証明書の種類の詳細は P. Ⅳ -10 へ23 証明書の種類の詳細は P. Ⅳ -10 へ 耐震基準適合証明書の詳細は P. Ⅳ -18 へ 編115 置税務署へ提出 ( 確定申告をする ) 給与所得者の 2 年目以降の手続きは年末調整が可能です 上記書類を税務署へ提出 確定申告書 計算明細書 * 申告期間は贈与を受けた年の翌年 2 月 1 日から 3 月 15 日までの間となります Ⅳ-9

10 明書の発行2. 建築士の証明手続き 所得税 贈与税 2 ー 1. 必要となる証明書 証明書の種類と発行の流れ 住宅ローン控除制度 ( 所得税額の控除 ) 贈与税の非課税措置 増改築等工事証明書 1 所得税額控除の申告 ( 確定申告 ) の際に必要となります 昭和 63 年建設省告示第 1274 号 ( 改正 : 平成 25 年国土交通省告示 540 号 ) において その様式が定められています 1 増築 改築 建築基準法に規定する大規模の修繕又は大規模 の模様替えのうち 建築確認を伴うリフォームの場合は 増改築等工事証明書に代えて申告の際に 確認済証 の写し又は 検査済証 の写しを提出すれば 増改築等工事証明書 は不要です 証工事の種類により必要となる証明書が異なります (❷ と ❸ はいずれかを選択 ) ❶ 増改築等工事証明書 1 ( 住宅取得等資金の贈与の特例用 ) 平成 24 年国土交通省告示第 391 号において その様式が定められています ❷ 住宅性能証明書 省エネ等級 耐震等級又は免震建築物を証明する証明書です 平成 24 年国土交通省告示第 390 号において その様式が定められています ❸ 建設住宅性能評価書の写し 耐震等級 2 以上もしくは免震建築物の住宅の証明になります 者4 住宅瑕疵担保責任保険法人 ( 所得税は居住開始日が平成 25 年 4 月 1 日以後の場合 ) 以下 1~4のいずれかとなります 第 1~4 号工事の証明 以下 1~4のいずれかとなります 第 5 号工事の証明 2 以下 2~4のいずれかとなります ( 建設住宅性能評価書は3が交付 ) 注 : 建築士による証明は不可 1 建築士事務所登録をしている事務所に属する建築士 * リフォーム事業者が建築士事務所登録をしていない場合は 建築士事務所に依頼して証明書を発行してもらうか 2 4 の機関に発行を依頼する必要があります (2 4は証明書の発行業務を行っているかどうかの事前確認が必要です ) 2 指定確認検査機関 3 登録住宅性能評価機関 贈与税の非課税措置 工事と証明書の種類 証明書 ( : 要 : 不要 ) 発行者 ( : 可 : 不可 ) ❷ 住宅性能証明書 2 検査機関又は ❶ 増改築等工事証明書 1 建築士 3 評価機関 ❸ 建設住宅性能評価書 4 瑕疵保険法人 ( 耐震等級 免震建築物のみ ) 第 1~4 号工事のいずれかのみを実施 第 5 号工事のみを実施 第 1~4 号工事のいずれか + ( 第 1 ~ 4 号工事 ) ( 第 5 号工事 ) 第 5 号工事を実施 2 贈与税の非課税限度額の加算対象工事 ( 第 5 号工事 ) の証明について従来の非課税の対象工事 ( 第 1~4 号工事 ) については 建築士事務所の建築士が証明書を発行することができますが 限度額の加算対象工事である一定の省エネ性または耐震性に適合させる第 5 号工事を行った場合は 建築士が工事内容を証明することができません したがって 受贈者は指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関 住宅瑕疵担保責任保険法人のいずれかに証明書の発行申請をする必要があります Ⅳ

11 贈与税の非課税措置証明書の発行前に確認する書類等の例震リフォーム編バリアフリーリフォーム編省エネリフォーム編贈与税の非課税措住宅ローン控除制度 ( 所得税額の控除 ) 増改築等を行った家屋の登記事項証明書等 家屋の家屋番号および所在地 居住者が所有者であること 家屋の床面積の要件を満たしていることを確認 工事請負契約書の写し ( 左記書類がない場合は 領収書及び工事前後の写真で確認 ) 改修年月日 改修事実を確認 工事費用内訳書等 100 万超え ( 贈与税の場合は 100 万以上 ) のリフォームであることや 工事費用の額を確認 設計図書その他設計に関する書類等 適用対象となる工事を行っていることを確認 補助金交付額決定通知書等 住宅ローン控除制度 平成 23 年 6 月 30 日以後に契約したリフォームで補助金等を受ける場合は その交付額を確認 贈与税の非課税措置の各種証明書について 各種証明書等について 増改築等工事証明書は 工事内容によって発行主体が異なりますのでご注意ください( 第 1~ 4 号工事については 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関 住宅瑕疵担保責任保険法人に加え 建築士も証明可能です ) 増改築等工事が 第 1~4 号工事のいずれか及び第 5 号工事に該当する場合は 増改築等工事証明書に加え 住宅性能証明書又は建設住宅性能評価書の写しを提出する必要があります このため この場合には 増改築等工事証明書及び住宅性能証明書 建設住宅性能評価書の発行に関し 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関 住宅瑕疵担保責任保険法人のいずれかにご相談ください 増改築等工事が 第 5 号工事のみに該当する場合に限っては 増改築等工事証明書の提出のみで足り 住宅性能証明書又は建設住宅性能評価書の写しの提出は不要となります 建築確認を要す第 1 号工事を行った場合には 当該工事に係る確認済証または検査済証の写しで第 1 号工事を証明することが可能となります ( 増改築等工事証明書は不要となります ) 住宅性能証明書について指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関 住宅瑕疵担保責任保険法人のいずれかが発行するものです ( 発行に際しては手数料が必要となります ) 一般社団法人住宅性能評価 表示協会のホームページに 発行業務会員機関の一覧を掲載しています 住宅性能評価 表示協会検索耐住宅ローン控除制度置 建設住宅性能評価書について 登録住宅性能評価機関が交付するものです( 交付に際しては手数料が必要となります ) 次の2 要件 12を満たすものを提出した場合に限り有効となります 1 住宅の評価が 省エネルギー対策等級 4 又は 耐震等級 2 以上若しくは免震建築物である旨が証明されたもの 2 中古住宅を取得する場合には その取得の日前 2 年以内又は取得の日以降に評価されたもの 編117 * 住宅ローン控除制度の申告の際に必要となる増改築等工事証明書と 贈与税の申告の際に必要な増改築等工事証明書は 書式が異なりますのでご注意ください Ⅳ - 11

12 証明書の書式は 別冊の告示編に掲載しています また 当協議会または国土交通省ホームページからダウンロードできます 住宅リフォーム推進協議会リフォームの減税制度検索国土交通省各税制の概要検索 建築士等は 制度の適用を受ける消費者からの依頼を受けたら 以下のような流れで証明書を発行します 消費者からの証明書発行の依頼 リフォーム前 : 現地事前調査等 必要に応じて 対象となる改修部位と工事前の状況を確認します また住宅等の要件を満たしているかどうかも確認します 住宅や工事などの要件については P. Ⅳ - 6,8 へ リフォーム工事完了 工事内容等を確認 リフォーム後 要件を満たしている工事であるかどうかを設計図書や改修後の写真で確認します 工事請負契約書の写しおよび工事前後の写真がない場合は 必ず現地調査を行って確認してください 工事費用の内訳を確認 減税の対象となる工事の費用の額を確認します 補助金等の交付有無を確認 証明書の作成 発行 所得税額控除の対象となる工事について 補助金等 ( 国または地方公共団体から交付される補助金または給付金その他これらに準じるもの ) の交付があるかどうかを確認します 交付等を受けていない場合は 交付等の対象となる工事の実施有無を確認します 証明書を発行する際は 併せて発行者の建築士の免許証の写し又は免許証明書を添えてください 証明に関する留意事項は別冊の通達編へ Ⅳ

13 2. 建築士の証明手続き 2 ー 2. 証明書の発行 平成 25 年度 1 住宅ローン控除制度の増改築等工事証明書 所 得 税 と同じ書式です 住宅ローン控除制度について記載を要す欄は一部となりますので 記載の際はご注意ください 住宅ローン減税 所得税の控除を受ける方の住所と氏名 について 作成する日の現状により記載 してください 耐震リフォーム 編 住宅ローン控除制度に必要な証明書は 所得税額控除の投資型減税やローン型減税の適用で必要となる証明書 工事を行った住宅の建物登記簿に記載 10 ださい 工事が完了した日を記載してください 住宅ローン減税 第1号 6号工事のうち実施した工事 に該当する項目の番号に を記載して ください バリアフリーリフォーム 編 された家屋番号と所在地を記載してく 省エネリフォーム 編 贈与税の非課税措置 住宅ローン控除制度 編 記入不要 Ⅳ

14 記入不要 Ⅳ

15 耐震リフォーム編バリアフリーリフォーム編省エネリフォーム編住宅ローン控除制度贈与税の非課税措住宅ローン減税 実施した工事の内容すべて ( 控除の対象となるもの ) を具体的に記載します 住宅ローン減税 1% 控除対象の増改築等工事 ( 第 1 号 ~ 6 号 ) を行った場合に記入します 1には第 1 6 号工事に該当する費用の合計額を記載します ただし 平成 23 年 6 月 29 日以前に増改築等に係る契約を締結した場合については 同表の記載を要しません 備考 : 工事の内容の欄 控除の対象となる工事であることがわかるよう具体的に記載します ( 例 ) 工事を行った家屋の部分 工事面積 工法 控除の対象となる工事であることがわかるよう具体的に記載します ( 例 ) 第 2 号工事で遮音のための性能を向上した場合は 使用した材料 修繕又は模様替えを行う前及び行った後の熱伝達抵抗 R t の値 第 4 号工事の場合は耐震改修工事の内容 第 6 号工事の場合は省エネ改修工事の内容 編121 置Ⅳ - 15

16 記入不要 備考 : 補助金等の交付の有無 について住宅の増改築等工事の費用に関し 国 又は 地方公共団体 から交付される補助金又は給付金その他これらに準ずるものの交付の対象となる工事が含まれている場合には 有 を 含まれていない場合には 無 を で囲み 有 の場合 には 交付される補助金等の額 の欄に 額 ( 住宅エコポイントの場合は1ポイントを1 として換算 ) を記載します Ⅳ

17 耐震リフォーム編バリアフリーリフォーム編省エネリフォーム編住宅ローン控除制度贈与税の非課税措証明年月日を記載します 証明書を発行する建築士が記入します 氏名又は名称 及び 住所 には 建築士法第 5 条の2の規定により届け出を行った氏名及び住所を記載してください 押印は 認め印でも構いません 二級建築士又は木造建築士の場合は 登録を受けた都道府県名も記載してください 建築士法第 23 条の3 第 1 項に規定する登録簿に記載された建築士事務所の名称及び所在地 一級建築士事務所 二級建築士事務所 及び 木造建築士事務所の別 登録年月日及び登録番号を記載してください 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関 住宅暇疵担保責任保険法人が証明を行った場合は (2) (4) のいずれかに記入します 編123 置Ⅳ - 17

18 2. 建築士の証明手続き 贈与税 2 ー 2. 証明書の発行 2) 贈与税の非課税措置の増改築等工事証明書 贈与税の非課税措置に必要な証明書は以下の書式となります 所得税額の控除の申告の際に必要となる増改築等工事証明書と 贈与税の申告の際に必要な増改築等工事証明書は 書式が異なりますのでご注意ください 東日本大震災被災者については ここにその旨が記載された証明書になります この証明書の交付を受けようとする方の住所と氏名について 作成する日の現状により記載してください 家屋番号と所在地は工事を行った住宅の建物登記簿に記載されたものとなります 第 1 4 号工事のうち 該当するもの 1 つに を記載してください 非課税限度額の加算の対象となる第 5 号工事については 建築士が証明することができません を記載した工事の具体的な内容を記載します 証明書の発行日を記載してください 氏名又は名称 及び 住所 には 建築士法第 5 条の 2 の規定により届け出を行った氏名及び住所を記載してください 押印は 認め印でも構いません 二級建築士又は木造建築士の場合は 登録を受けた都道府県名も記載してください 建築士法第 23 条の 3 第 1 項に規定する登録簿に記載された建築士事務所の名称及び所在地 一級建築士事務所 二級建築士事務所 及び 木造建築士事務所の別 登録年月日及び登録番号を記載してください 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関 住宅暇疵担保責任保険法人が証明を行った場合は 3 5 のいずれかに記入します Ⅳ

19 耐震リフォーム編バリアフリーリフォーム編省エネリフォーム編住宅ローン控除制度贈与税の非課税措3. その他 所得税 贈与税 3 ー 1. 既存住宅の取得時に必要となる証明書 証明書の種類と発行の流れ 証明書の発行手続き リフォームの他 一定の既存住宅の取得時においても住宅ローン控除制度や住宅取得等資金に係る贈与税の 非課税措置の適用を受けることができます 対象となる住宅は 取得時における当該家屋の築年数の要件を満たすことの他 住宅取得日前 2 年以内に地震 に対して安全上必要な構造であることが証明されたものです その証明書 ( 耐震基準適合証明書 ) は 増改築等工事証明書と同様に一定の建築士が発行できます * 当該家屋の取得日以前の築年数の要件 ( 耐火建築物 :25 年以内 非耐火建築物 :20 年以内 ) を満たす場合や 当該家屋について耐震等級に係る評価が等級 1 2 または 3 である住宅性能評価書が住宅売却日前 2 年以内交付されている場合は 耐震基準適合証明書を要しません 住宅ローン控除制度 ( 所得税額控除 ) 贈与税の非課税措置 耐震基準適合証明書 住宅性能証明書または既存住宅に係る建設住宅性能評価書の写し 築 25 年超の耐火建築物 または築 20 年超の非耐火建築物である家屋の取得において 建物が地震に対する安全性基準に適合するものとして 住宅ローン控除を申告する際に必要となります ( 家屋の取得前 2 年以内の証明書が必要です ) 平成 17 年国土交通省告示第 385 号 394 号において 様式が定められています 注 : 売り主が当該証明書の取得者となります ( 注 : 取得者ではありません ) 証明書の発行依頼者は売主ですが 税の優遇適用者は既存住宅を取得する方となります なります 証明書の発行者非課税限度額加算の対象家屋の取得であることを証明する際には 家屋の取得日前 2 年以内又は取得日以降に家屋の調査が完了または評価された証明書等が必要です 住宅性能証明書省エネ等級 耐震等級又は免震建築物を証明する証明書です 平成 24 年国土交通省告示第 390 号において その様式が定められています 建設住宅性能評価書の写し耐震等級 免震建築物の証明になります 築 25 年超の耐火建築物 または築 20 年超の非耐火建築物である家屋の取得において非課税限度額加算の適用を受ける場合は 耐震適合証明書 と併せて上記のいずれかの書類が必要と 住宅性能証明書 : 以下 2~4のいずれか以下 1~3のいずれか建設住宅性能評価書 :3 注 : 建築士による当該証明書の発行はできません 1 建築士事務所登録をしている事務所に属する建築士 2 指定確認検査機関 3 登録住宅性能評価機関 4 住宅瑕疵担保責任保険法人 置* 証明業務を行っていない機関等もあります 書類等の例発行前に確認する 家屋の登記事項証明書 設計図書その他設計に関する書類等 ( 非課税枠加算対象家屋である場合は その性能が確認できる書類等 ) 過去に行われた耐震診断又は耐震改修に関する書類がある場合は当該書類 建築確認済証がある場合は当該書類告示 通達等耐震基準適合証明書等については 以下の告示および通達で定められています 告示 平成 21 年国土交通省告示第 685 号 ( 耐震基準適合証明書 ) 平成 24 年国土交通省告示第 390 号 ( 住宅性能証明書 ) 通達 平成 17 年 4 月 1 日付 ( 耐震基準適合証明書についての通達 ) 平成 24 年 4 月 16 日付 ( 住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置についての通達 ) 証明書の書式は 別冊の告示編に掲載しています また国土交通省ホームページからダウンロードできます 国土交通省各税制の概要検索 編125 Ⅳ - 19

20 建築士が証明書を発行する際の流れは以下のようになります 既存住宅の売り主から当該証明書の発行依頼を受けます 当該家屋の築年月日 および住宅性能評価書等の有無を確認します 証明書等の発行から 2 年以内に証明書等を添えて当該住宅を売却します 依頼者 ( 売り主 ) に以下のものと併せて証明書を発行します 建築士免許証の写し 耐震基準に適合すると判断した理由書 ( 参考 : 耐震診断チェックシート ) 税の優遇を受ける方は住宅取得者です 証明書の発行を依頼した売り主ではないのでご注意ください Ⅳ

21 耐震リフォーム編バリアフリーリフォーム編省エネリフォーム編住宅ローン控除制度贈与税の非課税措3. その他 所得税 贈与税 3 ー 1. 既存住宅の取得時に必要となる証明書 耐震基準適合証明書 以下の書式に必要事項を記載し 証明書を発行します 証明書の発行依頼者 ( 売主 ) の住所と氏名について 作成する日の現状により記載してください 家屋番号と所在地は調査を行った住宅の建物登記簿に記載されたものとなります 1. 建築基準法施行令の耐震基準に適合するもの 2. 建築物の耐震改修の促進に関する法律の耐震基準に適合するもの のいずれか適合する番号に を記載してください 活用する税の制度の番号に を記載してください ( イ ) 買換時の長期譲渡所得課税 ( ロ ) 住宅ローン控除制度 ( ハ ) 贈与税暦年課税 ( 二 ) 贈与税相続時精算課税 証明年月日を記載します 氏名又は名称 及び 住所 には 建築士法第 5 条の 2 の規定により届け出を行った氏名及び住所を記載してください 押印は 認め印でも構いません 二級建築士又は木造建築士の場合は 登録を受けた都道府県名も記載してください 建築士法第 23 条の 3 第 1 項に規定する登録簿に記載された建築士事務所の名称及び所在地 一級建築士事務所 二級建築士事務所 及び 木造建築士事務所の別 登録年月日及び登録番号を記載してください 編127 置指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関 住宅瑕疵担保責任保険法人が証明を行った場合は 2 4 のいずれかに記入します Ⅳ - 21

22 参考 耐震基準に適合すると判断した理由書の書式例は以下のようなチェックシートとなります ( 以下の書式は一般社団法人日本建築士事務所協会連合会の耐震診断チェックシートとなります ) Ⅳ

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要 目次 住宅リフォームを対象とした税の優遇措置の概要 P.004 Ⅰ. 耐震リフォーム編 P.009 Ⅱ. バリアフリーリフォーム編 P.037 Ⅲ. 省エネリフォーム編 P.081 Ⅳ. 同居対応リフォーム編 P.139 Ⅴ. 長期優良住宅化リフォーム編 P.179 Ⅵ. 住宅ローン減税編 P.225 Ⅶ. 贈与税の非課税措置編 P.247 Ⅷ. 登録免許税の特例措置編 P.265 Ⅸ. 不動産取得税の特例措置編

More information

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編 不動産取得税の特例措編

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編 不動産取得税の特例措編 Ⅸ. の特例措置編 1. 概要 1-1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 P.280 1-2. 対象となるリフォームとは 1) 対象となるリフォームの種類 P.280 2) 減税制度の告示 通達 P.281 1-3. 減税額の計算 の納付税額 P.281 1-4. 手続きの流れ の特例措置の要件と手続き P.282 2. 建築士の証明手続き 2-1. 必要となる証明書

More information

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期 第 7 章 住宅を改修した場合の所得税額控除制度 N 国民の生活基盤を災害から守り 災害に強い国作りを推進する観点から創設された制度です 建築基準法の現行の耐震基準 ( 昭和 56 年 6 月 1 日施行 ) を満たさない既存住宅について 現行の耐震基準を満たすように改修工事を行った場合に その改修工事費用のうち一定額を 工事を行った年分の所得税額から控除できます 住宅耐震改修に要した費用の額 (

More information

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_贈与税の非課税措置編

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_贈与税の非課税措置編 Ⅶ. 贈与税の非課税措置編 1. 概要 1-1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 P.248 1-2. 対象となるリフォームとは 1) 対象となるリフォームの種類 P.249 2) 減税制度の告示 通達 P.250 1-3. 減税額の計算 贈与税の納付税額 P.251 1-4. 手続きの流れ 贈与税の非課税措置の要件と手続き P.252 2. 建築士の証明手続き 2-1.

More information

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存 住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除制度等に係る租税特別措置法施行規則第 18 条の21 第 1 項第 2 号等の規定に基づく国土交通大臣が財 務大臣と協議して定める書類及び地方税法施行規則第 7 条の6の2 第 2 項の規定に基づく国土交通大臣が総務大臣と協議して定める書類等に係る建築士等 の行う証明について 新旧対照表 ( 傍線部分は改正部分 ) 改正後 現 行 住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除制度等に係る租税特別措置法施行規則第

More information

2. 実施した工事の内容 3. 実施した工事の費用の額 (1) 特定の増改築等に要した費用の総額 第 1 号工事 ~ 第 7 号工事に要した費用の総額 (2) 特定の増改築等のうち 第 1 号工事 ~ 第 6 号工事に要した費用の額 第 1 号工事 ~ 第 6 号工事に要した費用の額 (3) 特定の

2. 実施した工事の内容 3. 実施した工事の費用の額 (1) 特定の増改築等に要した費用の総額 第 1 号工事 ~ 第 7 号工事に要した費用の総額 (2) 特定の増改築等のうち 第 1 号工事 ~ 第 6 号工事に要した費用の額 第 1 号工事 ~ 第 6 号工事に要した費用の額 (3) 特定の 別添 5 増改築等工事証明書 ( 特定の増改築等がされた宅用家屋の有権の移転登記の税率の軽減の特例用 ) 様式 増改築等工事証明書 ( 特定の増改築等がされた宅用家屋の有権の移転登記の税率の軽減の特例用 ) 証明申請者 氏名 家屋番号及び在地 工事完了年月日 1. 実施した工事の種別 第 1 号工事 1 増築 2 改築 3 大規模の修繕 4 大規模の模様替 第 2 号工事 1 棟の家屋でその構造上区分された数個の部分を独立して居その他の用途に供することができるもののうちその者が区分有する部分について行う次に掲げるいずれかの修繕又は模様替

More information

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間 住宅を改修した場合の所得税額控除制度 N 国民の生活基盤を災害から守り 災害に強い国作りを推進する観点から創設された制度です 建築基準法の現行の耐震基準 ( 昭和 56 年 6 月 1 日施行 ) を満たさない既存住宅について 現行の耐震基準を満たすように改修工事を行った場合に その改修工事費用のうち一定額を 工事を行った年分の所得税額から控除できます 住宅耐震改修に要した費用の額 ( 平成 23

More information

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2 住宅省エネ改修に伴う固定資産税減額申告書 菰野町長 平成年月日 納税義務者住所 氏名 印 下記のとおり住宅省エネ改修を完了しましたので 固定資産税の減額を申告します 家屋の所在 菰野町 家屋番号 種類 専用住宅 併用住宅 共同住宅 構 造 木造 軽量鉄骨造 鉄骨造 床 面 積 m2 居住部分の床面積 m2 建築年月日 年 月 日 登記年月日 年 月 日 省エネ改修が完了した年月日省エネ改修に要した費用

More information

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_登録免許税の特例措置編

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_登録免許税の特例措置編 Ⅷ. 登録免許税の特例措置編 1. 概要 1-1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 P.266 1-2. 対象となるリフォームとは 1) 対象となるリフォームの種類 P.266 2) 減税制度の告示 通達 P.267 1-3. 減税額の計算 登録免許税の納付税額 P.267 1-4. 手続きの流れ 登録免許税の特例措置の要件と手続き P.268 2. 建築士の証明手続き

More information

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一 住宅借入金等特別控除 100 40 50 る特例 ( 注 ) これらの改正は 非居住者が平成 28 年 4 月 1 N 日本に居住する者 * が 借入金で自己の居住用住宅の取得等をしたときに次の要件に該当する場合には その年の12 月 31 日の借入金の残高に応じて一定割合相当額が居住の用に供した年以降 10 年間にわたって税額控除されます * 次に掲げる住宅取得等に係る措置について 現行の居住者が満たすべき要件と同様の要件の下で

More information

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税 別表第二 証明申請者 氏 家屋番号及び在地 増改築等工事証明書 ( 固定資産税 ) 工事完了年月日平成年月 1-1. 地方税法施行令附則第 12 条第 26 項に規定する基準に適合する耐震改修をした場合内日工容事の1 地方税法施行令附則第 12 条第 26 項に規定する基準に適合する耐震改修 1-2. 地方税法附則第 15 条の9 の2 第 1 項に規定する耐震改修をした家屋が認定長期優良宅に該当することとなった場合工地震に対する安全性の向上を目的とした増築

More information

<4D F736F F F696E74202D208DC48DB782B591D682A F8C668DDA97708E9197BF816995CA A205B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D208DC48DB782B591D682A F8C668DDA97708E9197BF816995CA A205B8CDD8AB B83685D> 買取再販で扱われる住宅の取得に係る登録免許税の特例措置の創設について 1 平成 26 年度税制改正により 個人が宅地建物取引業者により一定の質の向上を図るための特定の増改築等が行われた中古住宅を取得した場合に 所有権移転登記に係る登録免許税の税率を一般住宅特例より軽減する特例措置 (0.1%( 一般住宅特例 0.3% 本則 2%)) が創設されました 本特例の適用を受けるための具体的な要件及び手続の流れは以下のとおりとなります

More information

要件 1住宅借入金等特別控除住宅の新築 購入購入につき証明がされたものであること増改築等こと 2認定住宅の特別控除の特例住宅借入金等新築等に係るれたものであること 3住宅の再取得等に係る住宅借入金等特別控除の控除額の特例 控除を受けるための要件 ( マイホームの新築等をして 平成 30 年中に居住の用に供した場合 ) 6 住宅ローン等の返済期間が10 年以上で 分割して返済すること中古住宅の 7 建築後使用されたことがある家屋であること

More information

平成28年 住宅リフォーム税制の手引き 本編

平成28年 住宅リフォーム税制の手引き 本編 Ⅵ. 贈与税の非課税措置編 1. 概要 1-1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 P.Ⅵ- 2 1-2. 対象となるリフォームとは 1) 対象となるリフォームの種類 P.Ⅵ- 3 2) 減税制度の告示 通達 P.Ⅵ- 4 1-3. 減税額の計算 贈与税の納付税額 P.Ⅵ- 5 1-4. 手続きの流れ 贈与税の非課税措置の要件と手続き P.Ⅵ- 6 2. 建築士の証明手続き

More information

要件必要な添付書類 1新築住宅用家屋証明書 ( 特定建築物用 )2中古住宅結されていることを証する書類増改築等等特別控除を受ける場合 控除を受けるための要件と必要な添付書類 ( マイホームの新築等をして 平成 29 年中に居住の用に供した場合 ) イ 住宅取得後 6 か月以内に入居し 引き続き居住していること ロ 家屋の床面積 ( 登記面積 ) が 50 m2以上であること ハ 床面積の 2 分の

More information

要件必要な添付書類 1新築住宅用家屋証明書 ( 特定建築物用 )2中古住宅結されていることを証する書類増改築等等特別控除を受ける場合 控除を受けるための要件と必要な添付書類 ( マイホームの新築や購入 増改築等をして 平成 28 年中に居住の用に供した場合 ) イ 住宅取得後 6 か月以内に入居し 引き続き居住していること ロ 家屋の床面積 ( 登記面積 ) が 50 m2以上であること ハ 床面積の

More information

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に 平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に供した場合 減税対象期間が 10 年から 3 年間延長され その期間で最大 建物購入価格の消費税 2%

More information

< F2D8C9A927A8EE596B B788B692CA926D E6A7464>

< F2D8C9A927A8EE596B B788B692CA926D E6A7464> 国住備第 2 号国住生第 1 号国住指第 4 号平成 17 年 4 月 1 日 都道府県建築主務部長 殿 国土交通省住宅局住宅総合整備課長 住宅生産課長 建築指導課長 住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除制度等に係る租税特別措置法施行規則第 1 8 条の21 第 1 項第 2 号等の規定に基づく国土交通大臣が財務大臣と協議して定める書類及び地方税法施行規則第 7 条の6の2 第 2 項の規定に基づく国土交通大臣が総務大臣と協議して定める書類等に係る建築士等の行う証明について

More information

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の 住宅ローン控除 ( 住宅ローン減税 ) 2014(H26 年 ) 住宅ローン控除 ( 住宅ローン減税 ) の概要 居住年 控除対象借入限度額 控除期間 控除率 最大控除額 ( 年間控除額 ) 平成 21 年 ~22 年 5,000 万円 500 万円 (50 万円 ) 平成 23 年 4,000 万円 400 万円 (40 万円 ) 平成 24 年 10 年間 1.00% 300 万円 (30 万円

More information

Microsoft Word - No.23_住宅財形の払出し要件.doc

Microsoft Word - No.23_住宅財形の払出し要件.doc 財形住宅貯蓄の払出し要件 1. 財形住宅貯蓄の適格払出しと住宅の取得等以外の払出し財形住宅貯蓄を非課税で適格に払出すには 取得または増改築等を行う住宅および払出方法等が法令等で定められた要件を満たす必要があります なお 適格払出しとされる要件を満たさない場合には 要件外払出しの解約となり 解約利子が課税されるとともに 5 年遡って その間に非課税で支払われた利子が課税扱いとなって追徴されます 2.

More information

住宅借入金等特別控除の入力編

住宅借入金等特別控除の入力編 住宅借入金等特別控除の入力編 画面イメージは 実際の画面と異なる場合があります 1 住宅借入金等特別控除画面の表示新たに家屋を新築した場合の住宅借入金等特別控除の入力方法を説明します 住宅借入金等特別控除を入力する画面の表示方法は 入力方法選択 画面において 収入が給与 1 か所のみ ( 年末調整済み ) の方 を選択した場合と 左記に該当しない方 を選択した場合で異なります 収入が給与 1 か所のみ

More information

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与 名前 第 1 日目 税 不動産取得税 1. 不動産取得税は 不動産の取得に対して課される税であるので 法人の合併により不動産を取得した場 合にも 不動産取得税は課される 2. 不動産取得税は 不動産の取得に対して 当該不動産の所在する市町村において課する税であり その 徴収は普通徴収の方法によらなければならない 3. 相続による不動産の取得については 不動産取得税が課される 4. 不動産取得税の課税標準となるべき額が

More information

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月 空き家の発生を抑制するための特例措置 ( 空き家の譲渡所得の 3,000 万円特別控除 ) について 1. 制度の概要 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日までに 被相続人の居住の用に供していた家屋を相続した相続人が 当該家屋 ( 耐震性のない場合は耐震リフォームをしたものに限り その敷地を含む ) 又は取壊し後の土地を譲渡した場合には 当該家屋又は土地の譲渡所得から

More information

住宅リフォームの減税制度の概要 リフォームの減税制度 一定の要件を満たすリフォームを行った場合に受けられる減税制度は 5 種類あります 各制度の概要と主な要件は以下の通りです 詳細は本編をご覧ください 減税制度の種類 1. 所得税の控除 1 投資型減税 2 ローン型減税 3 住宅ローン減税 2. 固

住宅リフォームの減税制度の概要 リフォームの減税制度 一定の要件を満たすリフォームを行った場合に受けられる減税制度は 5 種類あります 各制度の概要と主な要件は以下の通りです 詳細は本編をご覧ください 減税制度の種類 1. 所得税の控除 1 投資型減税 2 ローン型減税 3 住宅ローン減税 2. 固 目次 住宅リフォームの減税制度の概要 P.004 Ⅰ. 耐震リフォーム編 P.009 Ⅱ. バリアフリーリフォーム編 P.037 Ⅲ. 省エネリフォーム編 P.081 Ⅳ. 同居対応リフォーム編 P.137 Ⅴ. 長期優良住宅化リフォーム編 P.177 Ⅵ. 住宅ローン減税編 P.223 Ⅶ. 贈与税の非課税措置編 P.245 Ⅷ. 登録免許税の特例措置編 P.263 Ⅸ. 不動産取得税の特例措置編

More information

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月 空き家の発生を抑制するための特例措置 ( 空き家の譲渡所得の 3,000 万円特別控除 ) について 1. 制度の概要 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日までに 被相続人の居住の用に供していた家屋を相続した相続人が 当該家屋 ( 耐震性のない場合は耐震リフォームをしたものに限り その敷地を含む ) 又は取壊し後の土地を譲渡した場合には 当該家屋又は土地の譲渡所得から

More information

控除の種類判定 次の表に従い 対象となる控除を判定します 区分対象となる控除該当ページ 一般住宅の新築等 A 一般住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 3 ページ 認定住宅の新築等 A2 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 4 ページ 中古住宅の購入 A3 中古住宅の購入に係る住宅借入金等

控除の種類判定 次の表に従い 対象となる控除を判定します 区分対象となる控除該当ページ 一般住宅の新築等 A 一般住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 3 ページ 認定住宅の新築等 A2 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 4 ページ 中古住宅の購入 A3 中古住宅の購入に係る住宅借入金等 A A3 住借 平成 30 年分 住宅借入金等特別控除を受けられる方へ ( 新築 購入用 ) 税務署 本説明書の目的 本説明書は 住宅ローンにより住宅の新築 購入をして 自己の居住の用に供した方が 初めて住宅借入金等特別控除 ( 住宅ローン控除 ) を受ける場合の適用要件や必要な手続の概要を説明するものです 平成 30 年 月 日現在の法令等に基づいて作成しています 制度の概要 個人が 国内において

More information

住宅借入金等特別控除の入力編

住宅借入金等特別控除の入力編 住宅借入金等特別控除の入力編 画面イメージは 実際の画面と異なる場合があります 1 住宅借入金等特別控除画面の表示新たにマイホームを新築した場合の住宅借入金等特別控除の入力方法を説明します 住宅借入金等特別控除を入力する画面の表示方法は 申告書選択 画面において 給与所得が 1 か所の方 ボタンを選択した場合と 左記に該当しない方 ボタンを選択した場合で異なります 給与所得が 1 か所の方 ボタンを選択した場合

More information

2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ 住宅ローン控除等の拡充 要件緩和 1. 改正のポイント (1) 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 1 所得税額の特別控除の対象となる工事に 省エネ改修工事 耐震改修工事と併せて行う 耐久性向上改修工事 が追加される 2 増改築等をした居住用家屋を平成 29 年 4 月 1 日から 31 日までの間に自己の居住の用に供する場合について適用される (2) 省エネ改修工事をした場合の所得税額の特別控除における適用要件の合理化改正前は居室の全ての窓について改修工事をすることが要件

More information

5 適用手続 ⑴ 相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は 贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期間内に 相続時精算課税選択届出書 ( 贈与者ごとに作成が必要 ) を贈与税の申告書に添付して 納税地の所轄税務署長に提出する ( 相法 21の92) なお 提出された当該届出書は撤回することができない

5 適用手続 ⑴ 相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は 贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期間内に 相続時精算課税選択届出書 ( 贈与者ごとに作成が必要 ) を贈与税の申告書に添付して 納税地の所轄税務署長に提出する ( 相法 21の92) なお 提出された当該届出書は撤回することができない 第 5 章相続時精算課税制度 第 1 節相続時精算課税制度のあらまし 学習のポイント 相続時精算課税制度とは どのようなものか 1 相続時精算課税制度の目的高齢化の進展に伴い 相続による次世代への資産移転の時期が従来よりも大幅に遅れてきていること 高齢者の保有する資産の有効活用を通じて経済社会の活性化にも資するといった社会的要請を踏まえ 生前における贈与による資産移転の円滑化に資することを目的として

More information

相続税の節税対策としての生前贈与 相続税 贈与税はともに相手に渡る財産の金額に対して累進的な税率により税金がかかりま す そこで 相続税の税率よりも低い税率で贈与をすれば 相続税の節税になります 下の 図で相続税と贈与税税率を確認して下さい 贈与税は 相続税に比べ 基礎控除額が低く さらに税率が高く

相続税の節税対策としての生前贈与 相続税 贈与税はともに相手に渡る財産の金額に対して累進的な税率により税金がかかりま す そこで 相続税の税率よりも低い税率で贈与をすれば 相続税の節税になります 下の 図で相続税と贈与税税率を確認して下さい 贈与税は 相続税に比べ 基礎控除額が低く さらに税率が高く 上手に財産贈与 ~ 自分の大切な財産を引き継ぐために 贈与を上手に利用されることをおすすめします ~ 生前に財産を贈与する場合は 1 年間に 110 万円までなら贈与税はかかりませんが 110 万円 ( 基礎控除 ) を超えた財産贈与には 累進的な税率により贈与税がかかります 基礎控除後の金額 税率 控除額 200 万円以下 10% - 200 万円超 300 万円以下 15% 10 万円 300

More information

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す 所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 目一住宅借入金等を有する場合の所得税の特別控除等の適用期間等に係る特例の改正 8₉0 次 二住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除の控除額に係る特例の創設 8₉2 一住宅借入金等を有する場合の所得税の特別控除等の適用期間等に係る特例の改正 1 改正前の制度の概要 ⑴ 租税特別措置法の制度の概要 1 居住者が 一定の要件を満たす居住用家屋の新築

More information

左記に該当しない方 ボタンを選択した場合 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 住宅借入金等特別控除の入力画面が表示されます 所得 所得控除等入力 画面で ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 3 ページ

左記に該当しない方 ボタンを選択した場合 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 住宅借入金等特別控除の入力画面が表示されます 所得 所得控除等入力 画面で ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 3 ページ 住宅借入金等特別控除の入力編 画面イメージは 実際の画面と異なる場合があります 1 住宅借入金等特別控除画面の表示新たにマイホームを新築した場合の住宅借入金等特別控除の入力方法です 住宅借入金等特別控除を入力する画面の表示方法は 申告書選択 画面において 給与所得が 1 か所の方 ボタンを選択した場合と 左記に該当しない方 ボタンを選択した場合で異なります 給与所得が 1 か所の方 ボタンを選択した場合

More information

Taro-町耐震改修助成要綱 j

Taro-町耐震改修助成要綱 j 木造住宅耐震診断 耐震改修補助制度のご案内 町では 地震に対する建築物の安全性の向上をはかり安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するため 戸建て木造住宅の所有者に対し耐震診断 耐震改修の費用の一部を補助します 音更町 木造住宅耐震診断費の補助 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む

More information

平成30年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_登録免許税の特例措置編

平成30年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_登録免許税の特例措置編 Ⅷ. 登録免許税の特例措置編 1. 概要 1-1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 P.264 1-2. 対象となるリフォームとは 1) 対象となるリフォームの種類 P.264 2) 減税制度の告示 通達 P.265 1-3. 減税額の計算 登録免許税の納付税額 P.265 1-4. 手続きの流れ 登録免許税の特例措置の要件と手続き P.266 2. 建築士の証明手続き

More information

スライド 1

スライド 1 平成 22 年中に新築分譲マンションに入居された皆様へ 平成 22 年分 確定申告のポイント 平成 22 年に新築分譲マンションに入居すると 住宅ローン減税 * が受けられます 住宅ローン減税のメリットを受けるために 平成 23 年 2 月 16 日 ' 水 (~3 月 15 日 ' 火 ( の間に確定申告をする必要があります 本書は平成 22 年に新築分譲マンションに入居された方が 確定申告をする際のポイントをまとめたものです

More information

(2) 父母 ( 祖父母 ) から子 ( 孫 ) への住宅取得等資金の贈不 父母 ( 祖父母 ) など直系尊属から その子 ( 孫 ) へ居住用の家屋の新築 取得または増改築のための金銭 ( 住宅取得等資金 ) を贈不した場合 表の通りの金額について贈不税が非課税となります また 贈不税の基礎控除

(2) 父母 ( 祖父母 ) から子 ( 孫 ) への住宅取得等資金の贈不 父母 ( 祖父母 ) など直系尊属から その子 ( 孫 ) へ居住用の家屋の新築 取得または増改築のための金銭 ( 住宅取得等資金 ) を贈不した場合 表の通りの金額について贈不税が非課税となります また 贈不税の基礎控除 (1) 夫婦間の居住用丌動産の贈不 婚姻期間が 20 年以上の夫婦間で居住用丌動産 または居住用財産を取得するための資金の贈不を行った時は 贈不された金額から 2000 万円まで控除される特例があります 贈不税の基礎控除 110 万円とあわせると 最高 2110 万円まで贈不税がかからずに居住用財産 またはその取得のための資金の贈不を行えます メリット この特例を受けて贈不された居住用丌動産 またはその取得のための資金は

More information

第2 質疑応答

第2 質疑応答 第 2 質疑応答 1 補助金等問平成 23 年 6 月 30 日以後に住宅の取得等に係る契約を締結し その住宅の取得等に関し補助金等の交付を受ける場合は その補助金等の額を住宅の取得等の対価の額又は費用の額から差し引くこととされました この住宅の取得等の対価の額又は費用の額から差し引く補助金等とはどのようなものですか 住宅借入金等の金額が家屋の新築 購入又は増改築等 ( その住宅の取得等とともにする家屋の敷地の用に供される土地等の取得を含みます

More information

所得税確定申告セミナー

所得税確定申告セミナー 不動産を購入した場合の税金について ~ マイホームを取得する時には 色々な税金がかかります ~ 不動産と税 1. 印紙税 マイホームを新築したり購入したりするときに作成する建築請負契約書や不動産売買契約書などには 収入印紙をはって消印する方法により印紙税を納付しなければなりません 建築請負契約書 不動産売買契約書 1 通当たりの印紙税額 ( 抜粋 ) 2. 不動産取得税 ( 平成 9 年 4 月 1

More information

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い 居住用財産を譲渡した場合の課税の特例 3 000 N 個人が自分の住んでいる家屋や敷地を譲渡した場合には その譲渡による所得税 住民税を軽減する特例がいろいろと設けられています これらの特例は 売却した住宅の譲渡益に税金を課税することにより新しい住宅の購入資金から その税金分が目減りすることを防止するために設けられました 特例の適用が受けられる居住用財産の譲渡とは 次の譲渡をさします 1 個人が 現にその居住の用に供している家屋を譲渡した場合

More information

受贈者ごとの非課税限度額 ( 注 1) 1 下記 2 以外の場合住宅用の家屋の種類 住宅用の家屋の新築等に係る契約の締結日 ( 注 3) 省エネ等住宅 ( 注 4) 左記以外の住宅 平成 27 年 12 月 31 日まで 1,500 万円 1,000 万円 平成 28 年 1 月 1 日から平成 3

受贈者ごとの非課税限度額 ( 注 1) 1 下記 2 以外の場合住宅用の家屋の種類 住宅用の家屋の新築等に係る契約の締結日 ( 注 3) 省エネ等住宅 ( 注 4) 左記以外の住宅 平成 27 年 12 月 31 日まで 1,500 万円 1,000 万円 平成 28 年 1 月 1 日から平成 3 住宅取得等資金の贈与税の非課税 のあらまし このあらましは 平成 28 年 11 月 28 日付で公布 施行された 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 85 号 ) により改正された 住宅取得等資金の贈与税の非課税 について その概要を説明しています この改正により 住宅取得等資金の贈与税の非課税

More information

1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3) 町では 地震に対する建築物の安全性の向上をはかり安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するため 戸建て木造住宅の所有者に対し耐震診断 耐震改修の費用の一部を補助します 音更町 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2

More information

2 引き続き居住の用に供している場合 とされる場合本人が 転勤などのやむを得ない事情により 配偶者 扶養親族その他一定の親族と日常の起居を共にしないこととなった場合において その家屋等をこれらの親族が引き続きその居住の用に供しており やむを得ない事情が解消した後は 本人が共にその家屋に居住することに

2 引き続き居住の用に供している場合 とされる場合本人が 転勤などのやむを得ない事情により 配偶者 扶養親族その他一定の親族と日常の起居を共にしないこととなった場合において その家屋等をこれらの親族が引き続きその居住の用に供しており やむを得ない事情が解消した後は 本人が共にその家屋に居住することに ViewPoint 営 国内保険と住宅ローン控除 2017.4.3 坂本和則部東京室花野稔部大阪室 住宅ローンによりマイホームを購入したものの 転勤のために転居しなければならなくなるケースがあります このような場合には 住宅借入金等特別控除 ( 以下 住宅ローン控除 ) の適用がどう取り扱われるのかが 疑問となります 今回は 国内転勤に伴う住宅ローン控除の取り扱いについて 転勤の時期などによる適用の違いなどを中心に解説します

More information

受贈者ごとの非課税限度額 ( 注 1) 1 下記 2 以外の場合住宅用の家屋の種類 住宅用の家屋の新築等に係る契約の締結日 ( 注 3) 省エネ等住宅 ( 注 4) 左記以外の住宅 平成 27 年 12 月 31 日まで 1,500 万円 1,000 万円 平成 28 年 1 月 1 日から平成 2

受贈者ごとの非課税限度額 ( 注 1) 1 下記 2 以外の場合住宅用の家屋の種類 住宅用の家屋の新築等に係る契約の締結日 ( 注 3) 省エネ等住宅 ( 注 4) 左記以外の住宅 平成 27 年 12 月 31 日まで 1,500 万円 1,000 万円 平成 28 年 1 月 1 日から平成 2 住宅取得等資金の贈与税の非課税 のあらまし 平成 27 年 1 月 1 日から平成 31 年 6 月 30 日までの間に父母や祖父母など直系尊属からの贈与により 自己の居住の用に供する住宅用の家屋の新築 取得又は増改築等 ( 以下 新築等 といいます ) の対価に充てるための金銭 ( 以下 住宅取得等資金 といいます ) を取得した場合において 一定の要件を満たすときは 次ページの1 又は2の表の非課税限度額までの金額について

More information

< F2D819B89DF8B8E82CC8F5A91EE90C590A789FC90B38A >

< F2D819B89DF8B8E82CC8F5A91EE90C590A789FC90B38A > Ⅰ 豊かで安心できる住生活の実現と住宅投資の促進 (1) 住宅ローン減税制度の延長及び拡充等 ( 所得税 個人住民税 ) 中堅勤労者等における無理のない負担での住宅取得を支援することにより 国民生活の向上や社会的安定の確保を図るとともに 昨今の経済情勢を踏まえ 経済効果の大きい住宅投資の促進による内需拡大の観点から減税規模の拡充を行い 良質な住宅投資に対する支援を拡充することで良質なストック形成への誘導を図る

More information

やさしい税金教室

やさしい税金教室 動産の税金不動産の税金 不動産を買ったら? 26 土地や建物を買ったらどのような税金がかかりますか 不動産の取得には 次のように いろいろな税金がかかります (1) 契約をするとき 売買契約書やローン契約書に印紙税 建物代金に消費税 (2) 登記するとき 登録免許税 (3) 不動産を取得した後 不動産取得税 ( 新築住宅 中古住宅 住宅用地で一定の要件に該当するものは 不動産取得税の軽減を受けることができます

More information

Microsoft PowerPoint - ‡g‡o„´“e†iH18’Å’§›ü’³†j0403

Microsoft PowerPoint - ‡g‡o„´“e†iH18’Å’§›ü’³†j0403 1. 耐震改修促進税制の創設 1 住宅に係る耐震改修促進税制 耐震性が確保された良質な住宅ストックの形成を促進するため 住宅の耐震化率を今後 10 年間で 90% まで引き上げることを目標として 以下の特例措置を創設しました 所得税額の特別控除 個人が 平成 18 年 4 月 1 日から平成 20 年 12 月 31 日までの間に 一定の計画区域内 において 旧耐震基準 昭和 56 年 5 月 31

More information

平成30年 住宅リフォーム税制の手引き 本編 不動産取得税の特例措編

平成30年 住宅リフォーム税制の手引き 本編 不動産取得税の特例措編 Ⅸ. 不動産取得税の特例措置編 1. 概要 1-1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 P.280 1-2. 対象となるリフォームとは 1) 対象となるリフォームの種類 P.281 2) 減税制度の告示 通達 P.282 1-3. 減税額の計算 不動産取得税の納付税額 P.283 1-4. 手続きの流れ 不動産取得税の特例措置の要件と手続き P.284 2. 建築士の証明手続き

More information

必要な書類 市町村 住民票の写し 原本 居住開始年月日を記載するため 法務局 原本 登記簿に記載した内容を確認するため 請負契約書 写 売買契約書 写 ⑨ 家屋 土地等の取得価額を記載するため 住宅取得資金に係る 借入金の年末残高等証明書 原本 二面 一面⑨から転記,,, 借入金残高の確認 家屋の取

必要な書類 市町村 住民票の写し 原本 居住開始年月日を記載するため 法務局 原本 登記簿に記載した内容を確認するため 請負契約書 写 売買契約書 写 ⑨ 家屋 土地等の取得価額を記載するため 住宅取得資金に係る 借入金の年末残高等証明書 原本 二面 一面⑨から転記,,, 借入金残高の確認 家屋の取 家屋および土地を太郎さんがローンを組んで取得し 平成年7月日に入居しました 一面 9 契約書 写 から転記 から転記 住民票から転記 7 7 6 6 6 すべて居住用なら同じ 6 36 年末残高証明書から転記 ③ ③=⑤ ⑥ ⑦ ⑨ 二面⑨に転記 必ずをつけること 二面の該当 番号を転記 二面⑱から転記し 確定申告書第一 ㉔にも転記 必要な書類 市町村 住民票の写し 原本 居住開始年月日を記載するため

More information

2. 申請を受けた者が指定確認検査機関の場合 申請を受けた指 名 称 印 定確認検査機 住 関 指定年月日及び 指定番号 指定をした者 申請受理日 平成 年 月 日 3. 申請を受けた者が登録住宅性能評価機関の場合 申請を受けた登 名 称 印 録住宅性能評価 住 機関 登録年月日及び 登録番号 登録

2. 申請を受けた者が指定確認検査機関の場合 申請を受けた指 名 称 印 定確認検査機 住 関 指定年月日及び 指定番号 指定をした者 申請受理日 平成 年 月 日 3. 申請を受けた者が登録住宅性能評価機関の場合 申請を受けた登 名 称 印 録住宅性能評価 住 機関 登録年月日及び 登録番号 登録 別表 1 耐震基準適合証明申請書仮申請書 申請者 ( 家屋取得 ( 予定 ) 者 ) 住氏名 家屋取得日 ( 予定日 ) 平成 年 月 日 取得 ( 予定 ) の家屋番号及び在地 耐震改修工事開始予定日 平成 年 月 日 印 上記の家屋について 租税特別措置法第四十一条第二十四項の規定の適用を受けようとする場合においては居住の用に供する日までに 同法第七十条の二第七項又は第七十条の三第七項の規定の適用を受けようとする場合においては取得期限までに

More information

住宅税制の概要 1 住宅の取得に係る税制 ( 注 ) を付した部分は 平成 22 年度税制改正により改正されたもの ( 1) 所得税 住宅ローン減税 ( 租 41) ( 国税 ) 住宅の新築 取得又は増改築等をした場合 10 年間 住宅ローン等の年末残 個人住民税 高の1.0%( 長期優良住宅につい

住宅税制の概要 1 住宅の取得に係る税制 ( 注 ) を付した部分は 平成 22 年度税制改正により改正されたもの ( 1) 所得税 住宅ローン減税 ( 租 41) ( 国税 ) 住宅の新築 取得又は増改築等をした場合 10 年間 住宅ローン等の年末残 個人住民税 高の1.0%( 長期優良住宅につい 住宅税制の概要 1 住宅の取得に係る税制 ( 注 ) を付した部分は 平成 22 年度税制改正により改正されたもの ( 1) 所得税 住宅ローン減税 ( 租 41) ( 国税 ) 住宅の新築 取得又は増改築等をした場合 10 年間 住宅ローン等の年末残 個人住民税 高の1.0%( 長期優良住宅については 1.2% 又は1.0%) を所得税額から控除 ( 地方税 ) ( 下表参照 ) 住宅とともに取得する敷地の費用に充てるため住宅に係る借入金と一体となって借り入れた借入金も対象

More information

基本資料1-平成25年税制改正ポイント(表紙).pdf

基本資料1-平成25年税制改正ポイント(表紙).pdf H25 年度税制ポイント 住宅ローン控除 登録免許税 印紙税 小規模宅地の減額特例 相続税 相続税シミュレーション 贈与税 住宅取得資金の贈与税非課税制度 教育資金一括贈与 _ 非課税制度 税率表 ( 所得税 相続税 贈与税 ) まちの専門家グループへのご質問 お問合せには会員登録が必要です 年会費 登録料一切かかりません 定期的なセミナーや個別相談会のご案内を送付させていただきますので ご興味のあるものをご活用ください

More information

4. 平成 27 年度税制改正の概要 (1) 住宅の取得に関わる税制 登録免許税 不動産取得税 改正項目ヘ ーシ 改正内容 所有権保存登記 所有権移転登記 所有権の信託 抵当権設定の登記の軽減措置 税率の軽減措置 宅地評価土地の課税標準の軽減措置 軽減税率の適用期限を平成 27 年 3

4. 平成 27 年度税制改正の概要 (1) 住宅の取得に関わる税制 登録免許税 不動産取得税 改正項目ヘ ーシ 改正内容 所有権保存登記 所有権移転登記 所有権の信託 抵当権設定の登記の軽減措置 税率の軽減措置 宅地評価土地の課税標準の軽減措置 軽減税率の適用期限を平成 27 年 3 三訂版住宅ローン相談マニュアル 補遺 平成 27 年 4 月ビジネス教育出版社 三訂版住宅ローン相談マニュアル をご購入いただきありがとうございます 住宅ローンに関する改正情報等を 下記のとおりお知らせさせていただきます 記 1. 災害復興住宅融資制度の融資限度額引上げ ( 関連ページ 37 ページ ) 平成 26 年度補正予算により 災害復興住宅融資の融資限度額が次のとおり引き上げら れました 融資限度額

More information

4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤

4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤沢県税事務所 ( 神奈川県藤沢合同庁舎内 ) 0466-26-2111( 代表 ) 2. 住宅借入金等特別控除 ( 国税 )

More information

国住政第 4 号国住生第 2 2 号国住指第 3 0 号平成 29 年 4 月 7 日 各都道府県建築主務部長 各政令指定都市建築主務部長 殿 殿 国土交通省住宅局住宅企画官 住宅生産課長 建築指導課長 租税特別措置法第 41 条の 19 の 2 第 1 項の規定に基づく地方公共団体の長の国土交通大

国住政第 4 号国住生第 2 2 号国住指第 3 0 号平成 29 年 4 月 7 日 各都道府県建築主務部長 各政令指定都市建築主務部長 殿 殿 国土交通省住宅局住宅企画官 住宅生産課長 建築指導課長 租税特別措置法第 41 条の 19 の 2 第 1 項の規定に基づく地方公共団体の長の国土交通大 国住政第 4 号国住生第 2 2 号国住指第 3 0 号平成 29 年 4 月 7 日 各都道府県建築主務部長 各政令指定都市建築主務部長 殿 殿 国土交通省住宅局住宅企画官 住宅生産課長 建築指導課長 租税特別措置法第 41 条の 19 の 2 第 1 項の規定に基づく地方公共団体の長の国土交通大臣が財 務大臣と協議して定める書類 ( 地方公共団体の長が発行する住宅耐震改修証明書 ) について 今般

More information

図表 2 住宅ローン減税の拡充 消費税率が 5% の場合 消費税率が 8% または 10% の 場合 適用期間 ~2014 年 3 月 2014 年 4 月 ~2017 年末 最大控除額 (10 年間合計 ) 200 万円 (20 万円 10 年間 ) 400 万円 (40 万円 10 年間 ) 控

図表 2 住宅ローン減税の拡充 消費税率が 5% の場合 消費税率が 8% または 10% の 場合 適用期間 ~2014 年 3 月 2014 年 4 月 ~2017 年末 最大控除額 (10 年間合計 ) 200 万円 (20 万円 10 年間 ) 400 万円 (40 万円 10 年間 ) 控 今月の話題 アドバイザーが知っておきたい すまい給付金 のポイント 消費増税後に住宅を購入した人に現金給付をする すまい給付金 制度 来年 4 月の消費税率 8% 引上げに対する住宅取得支援は 住宅ローン減税の拡充とすまい給付金の 2 本建てだが 前者は従来からある制度の拡充であるのに対して 後者はまったくの新制度 収入要件や業者の代理受領の手続などポイントを解説した 一般社団法人金融検定協会試験部藤井耕一

More information

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算 相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算計算である旨を伝えてください ) Menu No.(21~29)? 21 eentere メニュー選択

More information

新しい住宅ローン減税・投資型減税のしくみ(上)

新しい住宅ローン減税・投資型減税のしくみ(上) Legal and Tax Report 2009 年 4 月 9 日全 13 頁新しい住宅ローン減税 投資型減税のしくみ制度調査部 ( 上 ) 住宅取得 増改築関連減税制度の詳細分析 適用条件編 是枝俊悟 [ 要約 ] 2009 年 3 月 27 日に 2009 年度税制改正関連法案が可決された 2009 年度税制改正では 住宅取得および増改築に関連する減税制度が大きく拡充されたことが大きなポイントである

More information

1 リフォームの減税制度所得税の控除 ( 投資型減税 ) 3. 所得税の控除 ⑴ 投資型減税リフォームのための借入金の有無にかかわらずご利用できます マンション共用部分の改修工事を行う場合は 全体工事費用のうち申請者が負担した費用の額も控除対象となります A. 耐震リフォームの投資型減税 耐震改修促

1 リフォームの減税制度所得税の控除 ( 投資型減税 ) 3. 所得税の控除 ⑴ 投資型減税リフォームのための借入金の有無にかかわらずご利用できます マンション共用部分の改修工事を行う場合は 全体工事費用のうち申請者が負担した費用の額も控除対象となります A. 耐震リフォームの投資型減税 耐震改修促 1 リフォームの減税制度減税制度の種類 税制の組み合わせ 1. 住宅リフォームの減税制度について 住宅リフォームを行うと 要件を満たす場合は税の優遇を受けることができます 優遇を受けることのできる税の種類は 次のとおりです 所得税の控除 所得税とは 1 月 1 日から 12 月 31 日までの 1 年間に生じた個人の所得に課税される税金 ( 国税 ) です 要件を満たすリフォームを行った場合に 所得税額の控除を受けることができます

More information

3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 称印 登録年月日及び登録をした者 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 登録を受けた都道府県 ( 二級建築士又は木造 ) 合格通知日付又は合格証書日付 合格通知番号又は合

3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 称印 登録年月日及び登録をした者 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 登録を受けた都道府県 ( 二級建築士又は木造 ) 合格通知日付又は合格証書日付 合格通知番号又は合 第 2 号様式 ( 第 2 条第 4 項第 4 号ア関係 ) 耐震基準適合証明書 証明申請者 家屋番号及び在地 家屋調査日年月日 適合する耐震基準 1 建築基準法施行令第 3 章及び第 5 章の 4 の規定 2 地震に対する安全性に係る基準 上記家屋が租税特別措置法施行令第 42 条第 1 項に定める基準に適合することを証明します 証明年月日年月日 1. 証明者が建築士事務に属する 証明を行った建築士

More information

4.住宅取得等資金の非課税の適用を受ける場合編

4.住宅取得等資金の非課税の適用を受ける場合編 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける場合の申告書作成の操作 手順を説明します 1 贈与税の申告書の作成を開始する前に 01 2 作成開始 02 3 提出方法の選択等 03 4 適用する特例の選択 04 5 非課税の適用要件チェック ( その1) 05 ⑴ 住宅取得等資金の使途について 新築又は取得 を選んだ場合 06 ⑵ 住宅取得等資金の使途について 増改築等 を選んだ場合 07 6 非課税の適用要件チェック

More information

税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中

税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中 ラリーマン 不動産を買ったら? 25 不動産の税金 土地や建物を買ったらどのような税金がかかりますか のサ税金不動産の取得には 次のように いろいろな税金がかかります (1) 契約をするとき 売買契約書やローン契約書に印紙税 19 建物代金に消費税 (2) 登記するとき 登録免許税 (3) 不動産を取得した後 不動産取得税 ( 新築住宅 中古住宅 住宅用地で一定の要件に該当す るものは 不動産取得税の軽減を受けることができます

More information

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編 居住用財産 ( マイホーム ) を売却して譲渡損失が算出される場合の特例 ( 措法 41 条の5 又は 41 条の5の2) を適用した確定申告書の作成の操作手順を説明します この操作の手引きは 平成 29 年分譲渡所得の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁 HPからダウンロードすることができます ) の事例 3( 措法 41 条の5 適用 ) に準じて作成していますが 措法 41 条の5の2を適用する場合にも

More information

1.修正申告書を作成する場合の共通の手順編

1.修正申告書を作成する場合の共通の手順編 贈与税の更正の請求書 修正申告書作成コーナーで 修正申告書を作成する場合の全体の操作手順を説明します 画面イメージは 実際のホームページ等の画面とは異なる場合があります 1 作成開始 01 2 提出方法の選択等 03 3 修正申告書第三表の入力 (2の1) 04 4 修正申告書第三表の入力 (2の2) 06 5 申告書選択 - 入力前の状態 07 6 申告書第一表の入力 (2の1) 08 7 申告書第一表の入力

More information

3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 登録年月日及び 登録番号 登録をした者 氏建築士の場合 一級建築士 二級建築士又は木造建築士の別 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 4. 証明者が宅瑕疵担保責任保険法

3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 登録年月日及び 登録番号 登録をした者 氏建築士の場合 一級建築士 二級建築士又は木造建築士の別 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 4. 証明者が宅瑕疵担保責任保険法 別表 宅ローン減税用 耐震基準適合証明書 証明申請者氏家屋番号及び在地家屋調査日平成年月日適合する耐震基準 1 建築基準法施行令第 3 章及び第 5 章の 4 の規定 2 地震に対する安全性に係る基準 上記の家屋が租税特別措置法施行令 ( イ ) 第 24 条の 2 第 3 項第 1 号 ( ロ ) 第 26 条第 2 項 ( ハ ) 第 40 条の 4 の 2 第 2 項 ( ニ ) 第 40 条の

More information

1 も と しく りたい の リフォームの の の み わせ 1 リフォームの の 2 の み わせ 住宅 行 要件 満 場合 税 優遇 受 優遇 受 税 種類 次 の ~ 覧 所得税 月 日 月 日 年間 生 個人 所得 課税 税金 ( 国税 ) 要件 満 行 場合 所得税額 控除 受 住宅 所得

1 も と しく りたい の リフォームの の の み わせ 1 リフォームの の 2 の み わせ 住宅 行 要件 満 場合 税 優遇 受 優遇 受 税 種類 次 の ~ 覧 所得税 月 日 月 日 年間 生 個人 所得 課税 税金 ( 国税 ) 要件 満 行 場合 所得税額 控除 受 住宅 所得 の の み わせ 1 の 2 の み わせ 住宅 行 要件 満 場合 税 優遇 受 優遇 受 税 種類 次 の ~ 覧 所得税 月 日 月 日 年間 生 個人 所得 課税 税金 ( 国税 ) 要件 満 行 場合 所得税額 控除 受 住宅 所得税控除 ローン ローン 適用要件 満 改修工事 行 場合 税務署 確定申告 必要 手続 行 所得税 控除 受 ⑴ 各種制度 併用 可否 以下 省 A 耐震 所得税

More information

平成28年 住宅リフォーム税制の手引き 本編

平成28年 住宅リフォーム税制の手引き 本編 Ⅰ. 耐震リフォーム編 1. 概要 1-1. 耐震リフォームの減税制度 耐震リフォームを対象とした税の優遇措置 P.Ⅰ- 2 1-2. 対象となる耐震リフォームとは 1) 耐震基準に適合する改修の内容 P.Ⅰ- 3 2) 減税制度の告示 通達 P.Ⅰ- 3 1-3. 減税額の計算 1) 投資型減税の控除額 P.Ⅰ- 4 標準的な工事費用相当額 2) 投資型減税の控除額計算例 P.Ⅰ- 6 3) 固定資産税の軽減額と計算例

More information

4.住宅取得等資金の非課税の適用を受ける場合編

4.住宅取得等資金の非課税の適用を受ける場合編 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける場合の申告書作成 の操作手順を説明します 1 贈与税の申告書の作成を開始する前に 01 2 作成開始 02 3 提出方法の選択等 03 4 適用する特例の選択 04 5 非課税の適用要件チェック ( その1) 05 ⑴ 住宅取得等資金の使途について 新築又は取得 を選んだ場合 06 ⑵ 住宅取得等資金の使途について 増改築等 を選んだ場合 07 6 非課税の適用要件チェック

More information

木造住宅耐震診断費の補助 申込み期限 1 月 3 1 日 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのもの

木造住宅耐震診断費の補助 申込み期限 1 月 3 1 日 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのもの 木造住宅耐震診断 耐震改修補助制度のご案内 町では 地震に対する建築物の安全性の向上をはかり安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するため 戸建て木造住宅の所有者に対し耐震診断 耐震改修の費用の一部を補助します 音更町 木造住宅耐震診断費の補助 申込み期限 1 月 3 1 日 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2

More information

住宅性能証明等業務案内( )

住宅性能証明等業務案内( ) 住宅性能証明及び増改築等工事証明 ( 第 8 号工事 ) 業務のご案内 住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置の概要 制度の概要につきましては 国土交通省のホームページをご参照ください 住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置について http://www.mlit.go.jp/common/001088189.pdf 非課税限度額加算の対象基準 1 断熱等性能等級 4 又は一次エネルギー消費量等級

More information

機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 登録年月日及び登録番号登録をした者 氏建築士の場合 一級建築士 二級建築士又は木造建築士の別 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 4. 証明者が宅瑕疵担保責任保険法人の場合 証明を行った宅瑕疵担保責任保険法人 調査を行った建築士又は建

機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 登録年月日及び登録番号登録をした者 氏建築士の場合 一級建築士 二級建築士又は木造建築士の別 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 4. 証明者が宅瑕疵担保責任保険法人の場合 証明を行った宅瑕疵担保責任保険法人 調査を行った建築士又は建 別添 4 耐震基準適合証明書様式 耐震基準適合証明書 証明申請者氏家屋番号及び在地家屋調査日平成年月日適合する耐震基準 1 建築基準法施行令第 3 章及び第 5 章の 4 の規定 2 地震に対する安全性に係る基準 上記の家屋が租税特別措置法施行令第 42 条第 1 項に定める基準に適合することを証明します 証明年月日平成年月日 1. 証明者が建築士事務に属する建築士の場合 証明を行った建築士 証明を行った建築士の属する建築士事務

More information

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税 消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置 平成 28 年 8 月 24 日閣議決定 世界経済の不透明感が増す中 新たな危機に陥ることを回避するため あらゆる政策を講ずることが必要となっていることを踏まえ 消費税率の 10% への引上げ時期を平成 31 年 10 月 1 日に変更するとともに関連する税制上の措置等について所要の見直しを行うこととし 次のとおり法制上の措置を講ずる 一消費課税 1 消費税率

More information

2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく

2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく よくある住宅ローン控除の相談 Q&A 坂本和則相談部東京相談室 住宅ローンを利用してマイホームの取得等をした場合で 一定の要件を満たすときは その取得等に係る住宅ローンの年末残高に一定の割合を乗じて計算した金額を 所得税額から控除することができます この 住宅ローン控除 についての相談が 引き続き数多く寄せられています 今回は 当社に寄せられた相談事例の中から 債務を相続した場合の住宅ローン控除の取り扱いや

More information

< F2D FC90B3816A8F5A91EE90C590A782CC8A54>

< F2D FC90B3816A8F5A91EE90C590A782CC8A54> 住宅税制の概要 1 住宅の取得に係る税制 ( 注 ) を付した部分は 平成 26 年度税制改正により改正されたもの (1) 所得税 住宅ローン減税 ( 租 41)( ) ( 国税 ) 住宅の新築 取得又は増改築等をした場合 10 年間 住宅ローン等の年末残個人住民税高の1.0% を所得税額から控除 ( 下表参照 ) ( 地方税 ) 住宅とともに取得する敷地の費用に充てるため住宅に係る借入金と一体となって借り入れた借入金も対象

More information

Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc

Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc 耐震改修促進法に基づく報告及び認定申請に必要な書類について 長崎県土木部建築課 耐震改修促進法に基づく報告及び認定申請に必要な書類は 耐震改修促進法施行規則及び長崎県耐震改修促進法施行細則において 以下の通り定められておりますのでお知らせします 報告及び認定申請に必要な書類 ( 長崎県内の長崎市及び佐世保市を除く区域の建築物に適用 ) 申請等の区分 耐震診断の結果の報告 ( 法第 7 条 附則第 3

More information

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税 不動産を購入したときの税金 契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税文書となる契約書に貼付し 消印をすることで印紙税の納付を行います 同じ契約書を複数作った場合は

More information

< F2D A91B C FC90B38E9197BF>

< F2D A91B C FC90B38E9197BF> CFP 受験対策講座 相続 事業承継設計 平成 21 年版日本 FP 協会基本テキスト改正 補足資料 下表の 該当ページ は日本 FP 協会平成 21 年度版テキストの該当ページを指します 該当ページ 改定内容等 106 小規模宅地等における相続税の特例の改正 ( 平成 22 年度税制改正 ) 改正事項 3. 図表 2-1 表内 一部改正により廃止 訂正 宅地の利用状況被相続相続人適用対象宅地減額割合減額とな人要件要件る地積

More information

設例1の記載例 住宅借入金等特別控除申告書 年末残高等証明書 4 4 4 4 44 44 26 12 31 26 6 12 31 6 合計額 練馬東 4 47 設例2の記載例 住宅借入金等特別控除申告書 住宅借入金等特別控除証明書及び年末残高等証明書 5 5 5 5 5 5 26 26 11 12 26 31 26 28 11 12 31 28 5 2 5 2526 24 6 7 5 24 注 住宅借入金等特別控除の確定申告をした際に

More information

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る 資産課税個人事業者の事業用資産に係る納税猶予制度の創設 個人事業者の事業承継税制が 10 年間の時限措置として新たに創設される 認定相続人 受贈者が 青色申告の承認を受けていた個人事業者から 相続等又は贈与によりその個人事業者の事業の用に供されていた 特定事業用資産 を取得し 事業を継続していく場合には その取得した特定事業用資産の課税価格に対応する相続税又は贈与税の全額について その納税を猶予する

More information

平成 30 年分給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( マル扶 ) の手引き 平成 29 年末に記載する際は 平成 30 年 1 月 1 日時点の情報を書きましょう 平成 30 年の年末調整にて再度記入する際は 平成 30 年 12 月 31 日時点の情報に書き換えます X A 9/19

平成 30 年分給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( マル扶 ) の手引き 平成 29 年末に記載する際は 平成 30 年 1 月 1 日時点の情報を書きましょう 平成 30 年の年末調整にて再度記入する際は 平成 30 年 12 月 31 日時点の情報に書き換えます X A 9/19 8/19 Ⅳ 平成 30 年分給与所得者の扶養控除等申告書 書き方 Ⅳ 平成 30 年分給与所得者の扶養控除等申告書 書き方 平成 30 年分給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( マル扶 ) の手引き 平成 29 年末に記載する際は 平成 30 年 1 月 1 日時点の情報を書きましょう 平成 30 年の年末調整にて再度記入する際は 平成 30 年 12 月 31 日時点の情報に書き換えます

More information

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ 市 県民税 ( 住民税 ) における新たな住宅ローン特別控除の創設 税源移譲により所得税が減少したことによって住宅ローンの控除可能額が所得税を超えてしまい 控除できない場合に この控除できない部分を市 県民税から控除する特別措置 ( 平成 20 年度から創設 ) に加え 政府の生活対策として新たな住宅ローン控除が創設されました 市 県民税における新たな住宅ローン控除の創設及び従来制度の改正 新たに対象となるかた平成

More information

1

1 001 1 の構造 特殊金属膜 エコガラスの構造 エコガラスは 2枚のガラスをセットにした複層ガラスの内側 に 特殊な金属 Low-E 膜 をコーティングしたものです ガ ラスにはさまれた中空層とLow-E膜によって 高い可視光線 透過率をもちながら 高断熱性能と優れた遮熱性能を発揮し ます 1年中室温を快適に保つことができ 暖房や冷房の効 率がアップするので 光熱費を抑えながら CO2排出削減にも

More information

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲 譲渡所得税 N 譲渡所得とは簡単にいえば資産の譲渡による所得のことですが この譲渡とは 通常の売買のほか 交換 収用 競売 現物出資 代物弁済などの有償譲渡 法人に対する贈与などの無償譲渡も含まれます なお 譲渡所得は 毎年必ず発生する所得ではなく臨時的に発生する所得であるため その人の他の所得と切り離して課税される申告分離課税という特別な課税の方式がとられています ( たな卸資産 山林を譲渡した場合を除きます

More information

スライド 1

スライド 1 消費税率引上げに伴う住宅取得対策について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 消費税率引上げに伴う住宅取得対策について 対策の全体像 消費税率引上げ後の住宅の購入等にメリットが出るよう 以下の対策を講ずる 1 住宅ローン減税の拡充控除期間を3 年延長 ( 建物購入価格の消費税 2% 分の範囲で減税 ) 2すまい給付金の拡充対象となる所得階層を拡充

More information

住宅取得等資金贈与の非課税特例 教育資金一括贈与の非課税特例 結婚 子育て資金贈与の非課税特例 相続時精算課税制度 贈与者 贈与年の 1 月 1 日現在で 60 歳以上の父母または祖父母 受贈者 贈与者の直系卑属 ( 子 孫 ひ孫等 ) で贈与の年の 1 月 1 日現在 20 歳以上 受贈年の合計所

住宅取得等資金贈与の非課税特例 教育資金一括贈与の非課税特例 結婚 子育て資金贈与の非課税特例 相続時精算課税制度 贈与者 贈与年の 1 月 1 日現在で 60 歳以上の父母または祖父母 受贈者 贈与者の直系卑属 ( 子 孫 ひ孫等 ) で贈与の年の 1 月 1 日現在 20 歳以上 受贈年の合計所 ViewPoint 営 よくある贈与税に関する Q&A 直系尊属から贈与を受けた場合の特例制度との関連 坂本和則部東京室花野稔部大阪室 高齢世代から若年世代への早期財産移転を通じ 経済の活性化など図ることを目的に 相続時精算課税制度 住宅取得等資金の贈与税の非課税特例 教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税特例 結婚 子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税特例 など 直系尊属から贈与を受けた場合の贈与税に関する特例が近時

More information

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲 譲渡所得税 N 譲渡所得とは簡単にいえば資産の譲渡による所得のことですが この譲渡とは 通常の売買のほか 交換 収用 競売 現物出資 代物弁済などの有償譲渡 法人に対する贈与などの無償譲渡も含まれます なお 譲渡所得は 毎年必ず発生する所得ではなく臨時的に発生する所得であるため その人の他の所得と切り離して課税される申告分離課税という特別な課税の方式がとられています ( 棚卸資産 山林を譲渡した場合を除きます

More information

新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する ( 望の内容平成 25 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) ( 国土交通省 ) 制度名 中古住宅取得及び増改築等工事に係る住宅ローン減税の適用要件の合理化 税目所得税 ( 住宅ローン減税 ) 要1. 中古住宅取得に係る住宅ローン減税の適用要件の合理化中古住宅取得に係る住宅ローン減税の適用要件について 次の 1 から 3 のいずれかを満たすこととする ( 現行要件に新たに

More information

2 住宅の取得等に係る税額控除の判定表住宅の新築や購入をされた方は 1 を 住宅の増改築等をされた方は 2 をご覧いただき 対象となる税額控除 をご確認ください なお 複数の税額控除から1つを選択できる場合がありますが いずれの税額控除が有利となるかは 毎年の所得金額や借入金等の年末残高などによって

2 住宅の取得等に係る税額控除の判定表住宅の新築や購入をされた方は 1 を 住宅の増改築等をされた方は 2 をご覧いただき 対象となる税額控除 をご確認ください なお 複数の税額控除から1つを選択できる場合がありますが いずれの税額控除が有利となるかは 毎年の所得金額や借入金等の年末残高などによって 平成 29 年分住宅の取得等に係る税額控除のあらまし 個人が 住宅の新築や購入又は増改築等をした場合で 一定の要件を満たすときは 税額控除の適用を受けることによって 居住の用に供した年分以後の各年分の所得税額から一定の金額を控除することができます このあらましでは 主に新築や購入した住宅 増改築等をした部分を平成 29 年中に居住の用に供した方が所得税及び復興特別所得税の確定申告において これらの税額控除を受けられる場合の要件や手続の概要を説明しています

More information

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金 藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金を交付することに関し, 必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において, 次の各号に掲げる用語の定義は,

More information

事務連絡 平成 31 年 2 月 28 日 ( 一社 ) 住宅リフォーム推進協議会ご担当者様 国土交通省住宅局住宅政策課 住宅企画官付 住宅生産課 建築指導課 税制特例に係る証明書における建築士等の個人の住所欄の削除について 平素より住宅行政の推進にご協力をいただき 誠に有難うございます 先般 パブ

事務連絡 平成 31 年 2 月 28 日 ( 一社 ) 住宅リフォーム推進協議会ご担当者様 国土交通省住宅局住宅政策課 住宅企画官付 住宅生産課 建築指導課 税制特例に係る証明書における建築士等の個人の住所欄の削除について 平素より住宅行政の推進にご協力をいただき 誠に有難うございます 先般 パブ 事務連絡 平成 31 年 2 月 28 日 ( 一社 ) 住宅リフォーム推進協議会ご担当者様 国土交通省住宅局住宅政策課 住宅企画官付 住宅生産課 建築指導課 税制特例に係る証明書における建築士等の個人の住所欄の削除について 平素より住宅行政の推進にご協力をいただき 誠に有難うございます 先般 パブリックコメント ( 別添参照 ) を行いました 税制特例に係る証明書における建築士等の個人の住所欄の削除について

More information

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡益)編

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡益)編 居住用財産 ( マイホーム ) を売却して譲渡益が算出される場合 ( 新たに自宅を買い換えない場合 ) の確定申告書の作成の操作手順を説明します この操作の手引きは 平成 26 年分譲渡所得の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁 HP からダウンロードすることができます ) の事例 2 に準じて作成しています ~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています

More information

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告 1/12 平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告示第 69 号平成 29 年 3 月 31 日告示第 68 号 ( 平成 23 年三豊市告示第 86 号 ) の全部を改正する ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 本市の区域内で定住を希望する若者が新築し 又は購入した住宅の取得に要した費用の一部について

More information

Microsoft PowerPoint 寄附金控除制度概要.ppt

Microsoft PowerPoint 寄附金控除制度概要.ppt 個人住民税の寄附金税制が大幅に拡充されました 対象の拡大等 制度の概要 都道府県 市区町村がそれぞれの判断で 個人住民税の寄附金控除の対象となる寄附金を条例で指定できる制度が創設されました 今般の制度改正により 所得税の寄附金控除の対象となっている寄附金の中から都道府県 市区町村が条例で指定した寄附金について 個人住民税の寄附金控除が受けられることになりました 具体的には 条例指定の対象 をご覧ください

More information

(4) 宅地建物取引士の欠格要件について定める第十八条第一項の五号の二の次に次の号が 付け加えられました 五の三暴力団員等 ( 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第二条第六号に規 定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者 ) (5) 更新日前でも手数料を

(4) 宅地建物取引士の欠格要件について定める第十八条第一項の五号の二の次に次の号が 付け加えられました 五の三暴力団員等 ( 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第二条第六号に規 定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者 ) (5) 更新日前でも手数料を 平成 27 年度宅建試験対策法改正情報 試験範囲内における法改正情報のうち平成 27 年度宅建試験対策として特に重要なものをピ ックアップしてお伝えします 宅建業法 宅地建物取引士関連の改正 (1) 第二条第一項の三号の次に四号として宅地建物取引士の定義が付け加えられました 第二条第一項四号宅地建物取引士第二十二条の二第一項の宅地建物取引士証の交付を 受けた者をいう なお この名称の変更に伴い 各条文中の

More information

静岡市の耐震対策事業

静岡市の耐震対策事業 静岡市耐震シェルター整備事業費補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条静岡市は 地震発生時における住宅の倒壊等による人的被害を防止するため 住宅内に耐震シェルターを設置する者に対して 予算の範囲内において 補助金を交付するものとし その交付に関しては 静岡市補助金等交付規則 ( 平成 15 年静岡市規則第 44 号 以下 規則 という ) 及びこの要綱に定めるところによる ( 定義 ) 第 2 条この要綱において

More information

<4D F736F F D208B4B91A591E632328D86288A B48F E7390C58FF097E18E7B8D738B4B91A58AE28CA991F28E7390C58FF097E18E7B8D738B4B91A582CC88EA959482F089FC90B382B782E98B4B91A5>

<4D F736F F D208B4B91A591E632328D86288A B48F E7390C58FF097E18E7B8D738B4B91A58AE28CA991F28E7390C58FF097E18E7B8D738B4B91A582CC88EA959482F089FC90B382B782E98B4B91A5> 岩見沢市税条例施行規則の一部を改正する規則の概要 1 趣旨岩見沢市税条例等の一部を改正する条例 ( 平成 29 年条例第 16 号 ) 第 1 条の規定による改正後の岩見沢市税条例附則第 10 条の3 第 8 項及び第 9 項の規定により 所定の申告様式の整備を行いました 2 内容 (1) 耐震改修を行った住宅の特例措置の拡充に伴う申告様式の整備耐震改修が行われた住宅のうち 認定長期優良住宅に該当することとなったものについて

More information

所得税の控除 ( 投資型減税 ) 3. 所得税の控除 ⑴ 投資型減税リフォームのためのローンの借入れの有無にかかわらずご利用できます マンション共用部分の改修工事を行う場合は 全体工事費用のうち申請者が負担した費用の額も控除対象となります A. 耐震リフォームの投資型減税 耐震改修促進税制 1. 現

所得税の控除 ( 投資型減税 ) 3. 所得税の控除 ⑴ 投資型減税リフォームのためのローンの借入れの有無にかかわらずご利用できます マンション共用部分の改修工事を行う場合は 全体工事費用のうち申請者が負担した費用の額も控除対象となります A. 耐震リフォームの投資型減税 耐震改修促進税制 1. 現 減税制度の種類 税制の組み合わせ 1. 住宅リフォームの減税制度について 住宅リフォームを行うと 要件を満たす場合は税の優遇を受けることができます 優遇を受けることのできる税の種類は 次のとおりです 所得税の控除 所得税とは 1 月 1 日から 12 月 31 日までの 1 年間に生じた個人の所得に課税される税金 ( 国税 ) です 要件を満たすリフォームを行った場合に 所得税額の控除を受けることができます

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション テーマ別セミナー ~ 寄附税制の基本の き ~ 平成 29 年 12 月 7 日公益認定等委員会事務局係長風早勇作 公益法人における寄附金の受入状況 寄附金収入がある法人は 全法人の約半分 社団 財団別にみると 社団は約 4 割 財団は約 6 割 寄附金収入がある法人のうち 寄附金額の中央値は 社団が約 100 万円 財団が約 500 万円 図 1 寄附金収入額規模別の公益法人の割合 1 億円以上,

More information

住宅ローン利用ありの場合に適用します 住宅ローン控除は 住宅ローンなどを利用して住宅を購入したり 新築または増改築工事をしたりしたときに一定の条件を満たせば 入居した年から 10 年間にわたり所得税から控除を受けることができる制度です また 所得税で控除しきれなかった分は住民税から 万円

住宅ローン利用ありの場合に適用します 住宅ローン控除は 住宅ローンなどを利用して住宅を購入したり 新築または増改築工事をしたりしたときに一定の条件を満たせば 入居した年から 10 年間にわたり所得税から控除を受けることができる制度です また 所得税で控除しきれなかった分は住民税から 万円 消費税引き上げによる負担を軽減するための現金を給付する制度です 自ら居住する住宅 ( 新築住宅 中古住宅も対象 ) を取得する際に 住宅ローンの利用 現金取得に関わらず 収入と住宅の持分に応じて消費税 8% 時には給付金が最大 30 万円支給されます 10% 時は最大 50 万円 1 給付額 収入額 ( 都道府県民税の所得割額 ) によって給付基礎額が決まり 給付基礎額に登記上の持分割合を乗じた額が給付されます

More information

(2) 被災代替住宅用地の特例について 特例の概要 被災住宅用地の所有者等が当該被災住宅用地の代替土地を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 当該代替土地のうち被災住宅用地相当分について 取得後 3 年度分 当該土地を住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を適用

(2) 被災代替住宅用地の特例について 特例の概要 被災住宅用地の所有者等が当該被災住宅用地の代替土地を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 当該代替土地のうち被災住宅用地相当分について 取得後 3 年度分 当該土地を住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を適用 東日本大震災における固定資産税の特例措置について 東日本大震災により滅失 損壊した土地 家屋及び償却資産 ( 以下資産 ) 若しくは東日本大震災により警戒区域設定指示区域内に所在した資産の代替となる資産を取得した場合 固定資産税の特例措置を受けることができます 下記に該当する方は申告することによりこの特例を受けることができますので 後段の申告の要領により申告してください 東日本大震災関係 土地に対する特例

More information

<4D F736F F D E8482BD82BF82CC95E982E782B582C68CA790C52E646F6378>

<4D F736F F D E8482BD82BF82CC95E982E782B582C68CA790C52E646F6378> この税金は 個人の市町村民税とあわせて住民税とよばれ 市町村で賦課徴収し 県へ払い込まれます 納める人 1 月 1 日現在で 1 県内に住所のある人 均等割と所得割を納めます 2 県内に事務所 事業所又は家屋敷を持っている人で その所在する市町村内に住所がない人 均等割を納めます 納める額 均等割 2,500 円 2,500 円のうち 1,000 円は やまがた緑環境税 (13 ページ参照 ) 分

More information