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1 主なくだものと販売時期 品目 モモ スモモ ブドウ 分類 ( 品種等 ) オウトウ 早生種 中生種 晩生種 大石早生 ソルダム 貴陽 太陽 デラウエア 巨峰 ピオーネ シャインマスカット 甲斐路 カキ 干し柿 販売時期 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下上中下 点線はハウス栽培の出荷時期太線は露地栽培の出荷時期 ( 早場産地 ~ 遅場産地を繋げたものです 産地によって出荷時期は若干異なります ) 販売時期は気象条件等により 変動する場合がありますので 目安としてご覧下さい

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3 モモ ネクタリン 品目 品種 モモ [ 早生品種 ] ちよひめはなよめ日川白鳳など [ 中生品種 ] 白鳳浅間白桃なつっこなど [ 晩生品種 ] 川中島白桃幸茜など 生産量日本一 果実だけでなく 春の開花の頃には甲府盆地周辺にピンクの花の絨毯が望めます [ 早生 ] ちよひめ はなよめ などの極早生 ( ごくわせ ) 品種の出荷が 6 月中旬から始まります 6 月下旬から出荷される 日川白鳳 は早生の主力品種で この品種の出荷が始まると いよいよ山梨県産のモモは最盛期を迎えます [ 中生 ] 7 月の 海の日 の頃は モモの出荷ピークになります 主力の 白鳳 浅間白桃 のほか 大玉で着色の良い なつっこ などがあります 果汁が多く 上品な味わいが魅力です [ 晩生 ] 晩生品種は 果実が生育する期間が長いため 300g を超える大玉になります 肉質がしっかりしている品種が多く 日持ち性が良いのも特徴です ( 早生 ) 6 月中旬 ~7 月上旬 ( 中生 ) 7 月中旬 ~8 月上旬 ( 晩生 ) 8 月中旬 ~9 月上旬 夢しずく 山梨県果樹試験場が育成し 平成 16 年に品種登録したオリジナル品種です 早生品種としては大玉 (300g 程度 ) で糖度も高く食味が大変優れています 形がまんまるで やや, 淡い色づきが特徴です 7 月上旬 ~7 月中旬 夢みずき 山梨県果樹試験場が育成し 平成 25 年に品種登録した山梨県のオリジナル品種です 1 玉 350g 程度と大玉で 着色や食味が良いのが特徴です 7 月中旬 ~7 月下旬 ネクタリン ファンタジア 秀峰フレーバートップなど 黎明 ( れいめい ) 晶光 ( しょうこう ) など モモの中で表面にうぶ毛がないものがネクタリンと呼ばれます 酸味が強いものが多いですが 山梨県果樹試験場では 酸味のほとんどないスイートタイプの 黎明 晶光 など 4 品種を育成しました 果皮が弱く傷つきやすいので 栽培が難しく 現在は流通量が少なくなっています 7 月下旬 ~8 月下旬 富士の国やまなし山梨の逸品農産物認証制度 うんといいいい山梨さん 山梨県では 安全 安心で高品質な農産物を 富士の国やまなしの逸品農産物認証制度 により 認証しています 認証された農産物には うんといい山梨さん のロゴマークが付けられて出荷されます 平成 26 年 1 月現在で 19 の品目 ( 品種 ) と 112 の出荷団体が認証されています 認証品目 品種は 本冊子の うんといい山梨さん マークが目印です 制度の詳細は 18 ページ または うんといい山梨さん で検索できます このマークは富士の国やまなしの逸品認証制度の対象品目 うんといい山梨さん です

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5 ブドウ 品目 品種 デラウエア 山梨県が初めて種なし栽培に成功したブドウです 小粒ですが 甘味と酸味のバランスが良く 人気が高い品種です 露地栽培ぶどうでは最も早く収穫され 7 月のお盆頃から出荷が始まります 7 月下旬 ~8 月中旬 巨峰 ( きょほう ) 日本を代表する大粒ブドウで 種あり栽培と種なし栽培があります 現在は 食べやすさから ほとんどが種なしで栽培されていますが 種ありで栽培されたのものは独特の香りとコクがあるため根強い人気があります 8 月上旬 ~9 月下旬 種ありは 10 月まで 藤稔 ( ふじみのり ) 黒色のぶどうの中で 最も粒が大きいと言われる品種で 1 粒がゴルフボール大の 30g を超えるものもあります 酸味は少なく 果汁が多く ジューシーな味わいに人気が高まっています 8 月中旬 ~9 月中旬 ピオーネ 巨峰に比べて果粒が一回り大きく 巨峰とならんで本県の代表品種です ほとんどが種なし栽培で 上品な味わいとボリューム感のある外観が特徴です 8 中旬 ~9 月下旬 シャインマスカット ( 独法 ) 果樹研究所で育成され 優れた食味と黄緑色の美しい外観から 近年 最も注目される品種の一つになっています 皮ごと食べられるため お子様からお年寄りまで皆さんに喜んでいただけます 8 月下旬 ~9 月下旬 ロザリオビアンコ 県内の育種家である植原宣紘氏によって育成された品種です ボリューム感のある透き通った黄緑色の外観と糖度の高さから 市場でも高級品種として評価されています 8 月下旬 ~9 月下旬 甲斐路 ( かいじ ) 早生甲斐路 ( わせかいじ ) 県内の育種家である植原正蔵氏が育成した本県を代表する赤色品種です 種のある品種ですが 酸味が無く 糖度も 20 度を超えることから とても美味しい品種です 早生系のものは 早生甲斐路と呼ばれ 9 月上旬から出荷されます 9 月上旬 ~10 月中旬 甲州 ( こうしゅう ) 一説によると山梨で 1300 年の歴史を持つとも言われています 日射しの中で透き通るように美しく輝きます 生食だけでなくワインの原料にも利用されています 種の周囲は酸味が強いので 噛まずにゴクンと種ごと飲み込むのが地元流の食べ方です また 江戸時代から銘菓 月の雫 (10 月 ~ 3 月 ) の材料としても使われています 9 月中旬 ~10 月下旬 貯蔵は 1 月頃まで このマークは富士の国やまなしの逸品認証制度の対象品目 うんといい山梨さん です

6 品目 品種 サニードルチェ 外観と食味に優れる赤色の品種です 肉質は硬く 皮ごと食べるとパリッとした食感です 青リンゴのような独特な風味があります 8 月下旬 甲斐のくろまる 黒くまん丸な粒の形から名付けられました 巨峰より早く出荷できる黒系の大粒品種として 今後生産の拡大が見込まれる品種です 8 月上旬 ジュエルマスカット 宝石のように美しい緑色のブドウから ジュエルマスカット と命名されました 糖度が高く 酸味が少ない品種で 皮ごと食べられるのが特徴です 9 月上旬 その他のぶどう キングデラ サニールージュ ゴルビー ピッテロビアンコ マニュキアフィンガー マスカット ベーリー A ネオマスカットなど 全国一の生産量を誇るブドウ産地ならではの多様な品種があります 市場に出荷されない希少品種は 観光農園や宅配などでお楽しみいただけます 8 月上旬 ~9 月下旬 果樹オリジナル品種について 山梨県果樹試験場では消費者や生産者のニーズに合わせた果樹の新品種育成が行われています これまでに モモ ブドウ ( 生食用 醸造用 ) スモモ オウトウの新品種が開発されています 店頭で見かけましたら 是非とも一度手にとってみてください ブドウ ( 生食用 ) サニードルチェ 登録番号 : 第 号 (2009 年 ) ジュエルマスカット 登録番号 : 第 号 (2013 年 ) 甲斐のくろまる 登録番号 : 第 号 (2013 年 ) ブドウ ( 醸造用 ) モモ ビジュノワール ( 赤ワイン用登録番号 : 第 号 (2008 年 ) アルモノワール ( 赤ワイン用登録番号 : 第 号 (2009 年 ) 夢しずく 登録番号 : 第 号 (2004 年 ) ひめっこ 登録番号 : 第 号 (2013 年 ) 夢みずき 登録番号 : 第 号 (2013 年 ) スモモ サマーエンジェル 登録番号 : 第 号 (2005 年 ) サマービュート 登録番号 : 第 号 (2005 年 ) オウトウ ( さくらんぼ ) 甲斐オウ果 1 登録番号 : 第 号 (2006 年 ) ( 商標 : 富士あかね ) 詳細はコチラ

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8 スモモ 大石早生すもも ( おおいしわせ ) ソルダム 品目 品種 ほどよい甘酸っぱさが魅力のやや小ぶり (7 0~80g) なスモモです 収穫後 追熟するとおいしさが増しますので 食卓で適熟になるよう産地では果実の先端が着色し始めた頃に収穫します 常温で保存し 全体が赤く色づいた頃が食べ頃です 果肉が真っ赤な中玉品種 (100~150g) です そのまま食べても美味しいだけでなく 果実酒にすると鮮紅色の美しい色になります 収穫時の果皮は緑色ですが 常温で保存して 果皮全体が赤く色づいた頃が食べ頃です 6 月上旬 ~7 月中旬 7 月中旬 ~8 月上旬 サマービュート ソルダムとほぼ同時期に成熟し 大きなものは 200g 以上になる大玉品種です 果皮の色づきはあまりよくありませんが 糖度が 16~20 度と高く 食味に優れています おしりの同心円状の輪紋が美味しさの印です 7 月中旬 ~8 月上旬 サマーエンジェル ソルダムよりやや遅く成熟し 150g 程度の大玉になる品種です 糖度は 15~17 度と高く 食味に優れ 鮮やかな紅色の外観と鮮明な黄色の果肉が特徴です 7 月中旬 ~8 月中旬 貴陽 ( きよう ) 南アルプス市発祥の品種で 200g 以上の大玉になります 糖度が高く 酸味も少ないため すももの苦手な方でも美味しく召し上がれます ( 果実の表面のヒビ模様は 美味しさの印です ) 2013 年には南アルプス市の貴陽が 最も重いプラム としてギネス認定されています 7 月下旬 ~8 月中旬 太陽 ( たいよう ) 旧塩山市で発見された晩生の主力品種です 150g 前後の大きさです 成熟すると果皮が美しい紅紫になり 甘味と酸味のバランスが良く 果肉も緻密で食味に優れています 8 月上旬 ~9 月上旬 このマークは富士の国やまなしの逸品認証制度の対象品目 うんといい山梨さん です

9 その他のくだもの 品目 品種 オウトウ 高砂 ( たかさご ) 佐藤錦 富士あかね 一般に さくらんぼ と言われますが 正式にはオウトウ ( 桜桃 ) と言います 冷涼な地域が適し 山梨が栽培の南限とされています 品種は 高砂 佐藤錦 と続きます 高砂 とほぼ同時期に収穫される 富士あかね ( 商標登録 ) はオリジナル品種です 観光農園も多く 首都圏や関西圏から多くの方が訪れ さくらんぼ狩りを楽しんでいます 5 月下旬 ~6 月下旬 カキ 富有 ( ふゆう ) 松本早生富有 ( まつもとわせふゆう ) 甘みが強く 果肉が柔らかい 大粒な品種です 笛吹市石和町の富有柿は皇室に献上された歴史を持つ高級ブランドとして 国内でも屈指の品質を誇っています 柿にはビタミン C が多く含まれ 疲労回復 細胞の活性化 抗酸化作用の防止 ガン予防にも効果があるといわれています 10 月中旬 ~11 月中旬 リンゴ ふじ 日本を代表するリンゴの品種で 世界にもその品質の良さが認められています 本県では 比較的冷涼で 日照時間日本一の北杜市の明野町や須玉町などで生産されています 10 月下旬 ~ キウイフルーツ ヘイワード 山梨県のキウイフルーツの生産量は全国でも上位に位置しています おもに南アルプス市 山梨市 甲府市などで作られています キウイフルーツは収穫した後 30~60 日くらい追熟をしないと食べられないので 実際出荷されるのは収穫時期よりも遅くなります 収穫 10 月 ~11 月 出荷 11 月 ~5 月 キウイフルーツ レインボーレッド 市川三郷町大塚地域は県内有数のキウイフルーツ産地となっています レインボーレッド は 果肉は黄色で 中心部が赤くなっている珍しいキウイフルーツで 甘みが強いのが特徴です 酸味が少ないので キウイのすっぱさが苦手な人にもオススメです 10 月 ~1 月 ブルーベリー ハイブッシュ系ラビットアイ系ローブッシュ系 多くの栽培品種があり 時期によって収穫できる品種が違います 冷涼な気候が適しているため 八ヶ岳南麓や富士北麓を中心に生産されています ポリフェノールを豊富に含み 健康に良いとされ 最近 とくに人気が高まっています 観光摘みとり園では 時期によっていろいろな品種が楽しめます 雄大な環境の中で 好みの味を探す楽しみもあります 6 月下旬 ~8 月中旬 このマークは富士の国やまなしの逸品認証制度の対象品目 うんといい山梨さん です

10 品目 品種 干し柿 あんぽ柿 天日乾燥の柿を 天干し柿 ( あまぼしがき ) と呼んでいたところから あんぽ柿 と呼ぶようになったと言われています あんぽ柿は 乾燥時間が短く 表面はしっとり 中はトロリとゼリー状になっています 出荷 10 月中旬 ~1 月 干し柿 枯露柿 ( ころがき ) 天日乾燥のため庭先に並べ 全体に陽があたるようコロコロ転がしたことから枯露柿 ( ころがき ) という名がついたと言われています 主な原料柿に 甲州百目 ( こうしゅうひゃくめ ) があります 山梨を代表する渋柿で 300g を超えるものもある大きな柿です 出荷 12 月 ~2 月 ユズ 富士川町の穂積地区は県内有数のユズの産地です 穂積のユズは香りが高く 地元ではゆずポン酢やお菓子など加工品にも利用されています ゆず果汁 ゆず胡椒 ジャム マーマレードなどの製品があります 11 月 ~12 月 イチゴ 甲斐サマー 県内には観光イチゴ園が多くあり 首都圏を中心に多くの方が訪れます 栽培品種が多く 色々な味を食べ比べる楽しみもあります 甲斐サマー は冬春イチゴの後の需要に応えるために山梨県が育成した夏秋イチゴです ほどよい甘酸っぱさが美味しい品種です 冬春イチゴ 1 月上旬 ~5 月上旬 夏秋イチゴ 8 月 ~9 月 このマークは富士の国やまなしの逸品認証制度の対象品目 うんといい山梨さん です