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1 九州大学海外派遣留学生最終報告書 留学先大学名クイーンズランド大学 ( 国名 : オーストラリア ) 帰国後 15 日以内に提出してください 提出された情報は 海外留学 HP に掲載します ( 色のついた部分は掲載しません ) 留学先学部名 ( またはプログラム名 ) Social Science and Humanities 留学期間 2015 年 7 月 ~ 2016 年 6 月 3 年次 ~ 4 学部 / 学府 年次文学部 / 学府年次有 無 ( 期留学により卒業または修了が遅れる見込みの有無とその期間間 : ) 遅れる見込みの方はその理由を書いてください (NO. に 印をつける ) 1.4 年次に留学したため 2. 単位が不足するため 3. 新卒で就職したいため 4. その他 ( 具体的に記入 ) 卒業を遅らせないためにどのような配慮や工夫をしましたか? 進路の予定 研究室に配属される二年次から計画的な単位取得を心がけました 担当教員と相談の上 本来は 4 年の前期 後期にわたって完成させる実習 ( 卒業論文執筆 ) に 3 年前期から取り組ませてもらいました 1. 就職 ( 時期 : 4 月から /( ) 年 ( ) 月から ) 2. 大学院進学 ( 大学学府 / 研究科 ) 3. その他 ( 具体的に : ) 前項で 1 と答えた方は 就活時期と方法を教えてください ( 予定を含む ) 進学先や就職先の選定に 留学経験が影響しましたか? CFN の留学経験者向けキャリアフォーラム キャリアデザインセンターの就活キャンプに参加 はい 留学経験は就職活動の際に役立ちましたか? 1. 留学先大学について 授業 ( カリキュラム等 ) の概要について 九大文学部では 週に 5 時間かける 5 日で 最大 25 科目受講することができます 一方クイーンズランド大学 ( 以下 UQ) では多くの学生が 4 科目しか受講していません 最大で 5 科目しか取ることができないのです これは一週間のうちに同じ内容の授業が何時間かある というカリキュラム上の違いによるものです 例えば私が受講していたウェブデザインのコースは 週のうちに講義 2 時間 チュートリアル 1 時間 プログラミング 2 時間の計 5 時間で構成されていました UQ では毎週 課題や小テストがたんまり出ます また講義は逐一録画されてホームページに上げられます 出席してさえいれば単位が出るということはあり得ませんが 頑張れば頑張っただけ成果がでます よく言えば狭く深く とことん自分の関心の向かうところを追求できる環境が完璧に整っていると思います 逆に言えば 成績が悪い場合に言い訳ができな

2 いということでもありますが 留学先大学のサポート体制について ( 語学面 / 勉学面 / 精神面 / 住居 生活面など ) 留学生が多いということもあり 留学生課のサポート体制は万全です Language Exchange をはじめ 学生同士の交流を促すイベントも満載 これは個人的な感想ですが 同じ留学生どうしだとシンパシーもあって仲良くなりやすいかと思います マンガやアニメを通じて日本に関心がある人も多く みなさん総じて友好的でした 留学先大学に対する感想 UQ で学ぶ中で一貫して感じていたのは わが校で学ぶからには 専門知識を身に付けてから卒業してもらう という大学側の意地とプライドです たとえば UQ では 日本の大学と異なり出席点は重視されません ディスカッションや課題 試験を通し 内容を理解しているかということに主眼が置かれます 漫然と履修 卒業することを許さない厳しい姿勢こそある一方で 講師やチューターは非常にフレンドリーでした 質問や意見を歓迎する雰囲気であることから 疑問を持ち帰らずその場で解決することができ 効率的な学習が可能であるという点 学生のフィードバックを重視し 来期の授業改善に繋げようとする点が特に印象的でした また上にも書いたとおり UQ ではより狭く深い形で自分の関心を掘り下げることが可能です 科目数が少ない代わりに一つ一つの授業のウエイトが非常に大きく その分専門性の高い授業を狭く深く学ぶことができます 優れた教育システムに呼応する形で学生の熱意も高く グループディスカッションの授業では議論の活発さについていくため 予復習が必須です 図書館の 24 時間営業の自習スペースは学生の心の拠り所で テスト前や学期末のみならず 毎週末徹夜で勉強する学生の姿が見られました 学びを当然のこととして最優先事項に置く学生たちの姿は頼もしく オーストラリアの教育システムが機能していることの象徴のように思えました 施設もとても魅力的です セント ルシアキャンパスはオーストラリア一と名高い景観の美しさに加えて 機能性を兼ね備えています 国際色豊かなレストランの並ぶ大食堂をはじめ 郵便局 病院 保育園 銀行に博物館に映画館にスポーツジム 美容院などが 30 分あれば一周できるコンパクトな立地に収まっています

3 同じ大学への留学を希望する人たちへのアドバイス 要求スコアには早めに対策しましょう私が留学したときは UQ 正規学生と同じ授業を受講するためには TOEFL ibt または IELTS で 要求スコアを満たしている必要がありました ( テストの種類が変わっているかもしれないので ぜひ Global Gateways をチェックしてください ) 要求スコアを満たさない場合でも留学自体はできるのですが 履修制限がかかり 最初の学期は選べる授業にバリエーションが少ないです ( 専門的な授業を受講することはできないそうです 留学生向けのライティングの授業 オーストラリアの歴史など 10 科目程の中から選択できると聞きます ) TOEFL も IELTS も スピーキングやライティング等 日本人の苦手とされるアウトプットを含む総合的な英語力を問われる厄介な代物です 対策を万全にして臨むために 早めに取り組むとよいと思います ( 受験料も高いですし ) 時間割は計画的に組みましょう履修申請は my sinet という UQ の学生用サイトからオンラインで行います とにかく学生が多いということで 授業の講義やチュートリアルやプラクティカルは 一週間のうちに何枠か候補があり 早いもの勝ちで好きな時間を選択できるという仕組みになっています 人気のある時間帯は秒単位でなくなってしまうので ( ライブのチケットのようです ) 申請期間中の図書館は殺気立っているとかいないとか UQ には Timetable planner という便利なサイトがあり 自分の時間割の予定を組むことができますので ぜひ活用してください ちなみにうまく時間割を組むと連休を作ることができ ( 私の場合は 4 連休でした ) 予復習やバイトや趣味や旅行など 有意義に時間を使うことができます 2. 事前手続き ( ビザ申請など ) ビザの種類 ビザ申請先 必要書類 手続き方法 学生ビザ 政府移民局 オンライン申請 申請の過程で健康診断を受ける必要があります 入学許可書 (CoE) を提出する必要があるので 発行されたらすぐに動いたほうがいいと思います 手続きに要した時間 1~2 か月 その他必要な事前手続き

4 3. 日常生活 日常生活の概要 感想 総じて快適です 日用品の質こそ日本に劣りますが 慣れれば問題ありません 個人主義ではありながら 困ったら助け合うという精神が根付いているぶん 日本より過ごしやすいかもしれません 外食が高いです 生活費 ( 月額 ) 及びおおよその内訳 ( 円換算で ) 日本から持参した方がよいもの (PC や変圧器等の要不要も ) これから留学する人への 日常生活 ( 治安対策を含め ) に関するアドバイス 生活費計 円 / 月 ( 生活費内訳 ) 住居費 : 円 光熱水料 : 0 円 通学費 : 5000 円 食費 ;13000 円 電話代 : 0 円 インターネット代 : 0 円 書籍代 : 2000 円その他 :( 具体的に ) 娯楽費 5000 円 学費 寮費以外に大学へ納入するもの ( あれば ) 円 ( 徴収された費用の名目を具体的に : ) ノートパソコン ( 私の場合は変圧器がなくても使えました ) 大概のものは現地で買えます Target, Kmart 等のお店なら日本とそう変わらない値段で購入可能です アジア系の人が多いので アジアンスーパーに日本の食材もあります ( 安くはありませんが ) 医薬品は 多めに用意したほうがいいのではと思います 治安は福岡よりいいのではと思いますが 日本人が自転車で追いはぎにあったという話も聞いたのでやはり油断は禁物かもしれません 街行く人はとてもフレンドリーです お金の管理や受け取り ( 銀行口座開設や海外送金, またはクレジットカード持参など ) について, 貴方の留学先国で最も適当な方法を教えてください 到着後すぐに口座を開設します ( 詳しくは知らないのですが 渡豪一か月経過すると手続きが面倒になるのだとか ) パスポートが必要です 銀行は ANZ または Commonwealth がメジャーです 私は Commonwealth でした スマホのアプリで振り込み 残高確認など一括確認できて便利です バイトする予定がある場合は 政府に Tax File Number というものを申請します

5 4. 住居 生活環境 住居の種類 ( 印をつける ) 住所 / 電話番号 費用 ( 月額 ) どのようにして見つけたか 寮 ホームステイ 民間アパート その他( ) 45 Ashburton Street, Chapel Hill, Brisbane, 4069 QLD, Australia 600 ドル ( 二人部屋 食事なし ) 洗濯機 乾燥機 インターネット無料 "Brisbane" "homestay" などのキーワードで検索をかけて見つけました 次期留学生に推薦できるかどうか およびその理由 留学生活を送る上で次期留学生に伝えたい地域情報 生活情報 私はオススメです ホストファミリーがとても親切で 学生の入居者 ( 時期によりますが 5-8 人程度 ) の交流もあるので寂しくないです UQ やシティから少し遠いのがネックですが 家の近くにブリスベン 1 大きなショッピングセンターがあるのがよかったです 大きな犬がいたり ( 室内飼いです ) やたらカラフルなオウムやポッサムを餌付けしていたりしてますので 動物が好きな方はぜひ 携帯電話について私の場合は日本から持参した iphone を フリー WiFi スポットで使用 ( 大学や市街など 割とたくさんあります ) していました 途中で購入したガラケー (30 ドル位 SIM カード付き ) は通話と SMS 専用機でしたが あんまり使いませんでした そのため インターネット代は一年間で 1 セントもかかっていないです 無論 Optus 等の会社で契約するのもありだと思います 地上の楽園についてグレートバリアリーフを望むスキューバダイビングは 一生に一回は体験する価値があると思います ケアンズが比較的近いので 是非体験してください 5. 準備段階や留学中に役に立ったウェブサイト サイト名 URL コメント My Homestay Brisbane My.UQ UQ Blackboard Timetable planner UQ study mysi-net staybrisbane.com/ /index.html au/ ner.app.uq.edu.au/ au/study/ au/ps/uqsinetsignin. html 私が滞在していたホームステイ先のサイトです ホストファザーがダンディ 正式に学生として認められるとメールアドレスが交付されますが メールフォルダはこのサイトからチェックできます 履修中の授業についてのすべてがこのサイトに 宿題の提出 講師からの連絡 講義の録画の視聴などを行えます 時間割を組むことができるサイトです 開講しているコース一覧です 履修申請 ドロップはこちらから

6 6. その他の特記事項