2006年2月3日

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1 Forex Monthly ~12 月の為替相場展望 ~ 2018 年 11 月 29 日作成マーケット金融ビジネスユニット為替セールスチーム <お問い合わせ先 > 本レポートについてのご照会は 弊社営業担当者までお申し付けください 11 月の振り返り 月初 米 10 月雇用統計が堅調な結果となり ドル / 円は 113 円台へ上昇 その後は 米中間選挙結果が市場予想の範囲内でリスクオンの動きから円売り優勢の展開となり FOMC で企業の設備投資が鈍化したことに言及されたものの 漸進的な追加利上げ姿勢が堅持されたことも材料視され 一時ドル / 円は 円をつけた しかし 英 EU 離脱交渉への不透明感 イタリア財政懸念などの政治問題や原油価格の下落が株式市場の重石となる中 リスクオン地合いも長くは続かず ドル / 円はクロス円に連られる形でじりじりと下落 複数の FED 高官によるハト派発言を受けた米金利の低下が対主要通貨でのドル売りに繋がったことで ドル / 円は 円まで下落した 尤も 月末にかけては英 EU 離脱交渉での合意や米年末商戦への期待感から株式市場が反発する中 リスクオフの円買いも一服し ドル / 円は再び 114 円台に乗せたが パウエル FRB 議長のハト派な発言を受けて上値を抑えられた 一方 ユーロ / ドルは月央にかけて欧州圏の政治問題を背景にユーロ売りが加速 一時 ドルを示現し 年初来安値を更新したが 足元 1.13 ドル台後半まで反発している ( レートは 11/28 まで ) ドル/ 円相場変動要因 1 11/2: 米 10 月非農業部門雇用者数変化 250k ( 予 200k 前 k) 同失業率 3.7% ( 予 3.7% 前 3.7%)/ 同平均時給 ( 前年比 ) 3.1%( 予 3.1% 前 2.8%) ドル買い 2 11/7: 米中間選挙 : 民主党が下院で過半数獲得 共和党が上院で過半数維持 3 11/8: 米 FOMC 政策金利 ( 上限 ) 2.25%( 予 2.25% 前 2.25%) FOMC 声明文 企業の設備投資は今年のより早い時期に見られた急速なペースから緩やかになった 4 11/14: 米 10 月 CPI( 前月比 ) 0.3% ( 予 0.3% 前 0.1%) 5 11/15: 米 10 月小売売上高速報 ( 前月比 ) 0.8% ( 予 0.5% 前 0.1% 0.1%) 6 11/16: 米クラリダ FRB 副議長 : 世界経済は成長鈍化傾向 エバンス シカゴ連銀総裁 : 2019 年の成長は今年をやや下回る見通し ドル売り 7 11/18: 米 APEC 閉幕 首脳宣言の採択は米中対立で断念 - 日経 8 11/19: 米 11 月 NAHB 住宅市場指数 60( 予 67 前 68) ドル売り 9 11/21: 米 Fed は 2019 年春に利上げ一時停止 または終了へ-Fed 関係者 10 11/27: 米クラリダ FRB 副議 : 漸進的な利上げを支持 中立金利は不透明 米 11 月コンファレンスボード消費者信頼感 135.7( 予 前 137.9) ドル買い 11 11/28 : 米 3QGDP( 年率 / 前期比 )3.5 % ( 予 3.5% 前 3.5%) 米パウエル FRB 議長 : 政策に規定路線ない 金利は中立レンジやや下回る ドル売り ユーロ変動要因 (1) 11/8: 欧欧州委員会 イタリアの財政赤字 2020 年に 3% を超えると予想 ユーロ売り (2) 11/13: 伊イタリアは経済成長 赤字目標を変更せずー首相府 (3) 11/15: 英ラーブ EU 離脱担当相が辞任 (4) 11/26: 伊イタリア政府 2019 年の財政赤字目標変更の可能性を検討 当局者 月 USD/JPY /12: /20: /1 11/5 11/7 11/9 11/13 11/15 11/19 11/21 11/23 11/27 11/7: 月 EUR/USD (1) (4) (3) (2) 11/12: /1 11/5 11/7 11/9 11/13 11/15 11/19 11/21 11/23 11/27 11 月 EUR/JPY (1) 11/7: (2) (3) (4) 11/13: /1 11/5 11/7 11/9 11/13 11/15 11/19 11/21 11/23 11/27 1

2 12 月の予想レンジ USD/JPY ~ EUR/USD ~ EUR/JPY ~ 月の相場見通しドル見通し 12 月のドル / 円は上値の重い展開か 米国のファンダメンタルズ面を見ると 10 月非農業部門雇用者数変化が前月比 +250k( 予想 +118k) 10 月小売売上高が前月比 +0.8%( 予想 +0.5%) と好調な結果となった一方で 住宅関連の一部指標に弱さが確認された また 10 月 ISM 製造業景況指数および同非製造業指数 各連銀製造業景気指数が強弱まちまちの結果となるなど方向感の見極めは難しい ただ 米中貿易戦争による悪影響が懸念されている割には 経済指標は底堅い結果となっている 先行きの景気減速懸念はあるものの 好調な個人消費や企業業績を背景に 12 月の経済指標においても良好な結果が期待でき ドル / 円の下支えとなるであろう 一方 サウジ等主要国による増産や世界需要見通しの下方修正を受け原油相場が大幅に下落したことから 米株はエネルギーセクターを中心に終始軟調にしたが 米国内の年末商戦が好調なスタートとなっていることもあり 足下やや反発の兆しをみせている 米株の下げ止まりによりクロス円が下支えされやすいと考えることに加え 12 月は年末の決算を控えた米企業のレパトリなど季節性からドル買い需要が高まりやすい月となっていることも ドル / 円にとってはプラス要因となろう また 英 Brexit やイタリア財政問題への懸念から欧州通貨売りが進んでいることもドルの支えとなりそうだ Brexit については英国と EU 間で離脱案の合意がなされるも 英議会での承認には依然距離がある メイ英首相の不信任案提出や EU との再交渉要求等の可能性があるうえ トランプ米大統領も この離脱案では英国との交渉ができない可能性がある という発言をしており 不安定な状況はしばらく継続するであろう また イタリア政府と EU の間で 2019 年予算案をめぐり協議が続いていることや ドラギ ECB 総裁が欧州経済の成長減速懸念を示したことも影響し ユーロやポンド主導でドル買い圧力が強まりやすいとみる 一方 今月に入り FRB 高官によるハト派発言が相次いでおり 米利上げペースの減速が意識されることで 米 10 年債利回りが 3% 近い水準まで低下しており 日米金利差の縮小からドル / 円の上値が抑えられる展開となっている 今月 28 日にはパウエル FRB 議長が 現在の金利水準は中立をわずかに下回る水準である と発言し 10 月初旬の 中立から遠い水準にある という見解を変更した 12 月 FOMC での利上げは実施される可能性が高いものの 今月 30 日未明に公表される今月の FOMC 議事要旨 (11/7-8 開催分 ) や 12 月 FOMC において ドットチャート中央値の引き下げ等利上げペースの減速を裏付ける内容が確認される可能性も高く その場合 ドル売り円買いが進みやすくなるであろう 米 10 年債利回りは今年の 9 月中旬以降 3% 台で推移しているが 同水準を下抜けた場合 ドル / 円に一層の下落圧力がかかる点には注意したい 他方 11 月 30 日の G20 に合わせて開催される米中首脳会談の行方にも警戒が必要だ 現在米国は 来年 1 月に 2000 億ドル相当の中国製品に課す関税を 10% から 25% に引き上げる計画を立てている 米中首脳会談で関税引き上げの凍結等事態の緩和期待もあるが トランプ米大統領自身がその可能性は非常に低いと発言しており リスクセンチメントが大幅に改善するとは想定しにくい むしろ 更なる追加関税も示唆していることから リスクオフの円買いが強まる展開もありそうだ テクニカル面を見ると 上サイドでは 10 月 4 日につけた年初来高値の 円が目先のレジスタンスとして意識されるであろう 同水準を突破した場合でも 114 円台後半では本邦輸出企業によるドル売り円買い需要も高まると見られ 上値は重くなると予想する また下サイドでは 10 月 26 日につけた 円がサポートとして意識されそうだ ( 文責 : 平岡 ) ユーロ見通し 12 月のユーロ / ドルは 軟調な展開を予想する 12 月は引き続き混迷している Brexit の行方に注目が集まろう メイ英首相は英議会で過半数が得られる確証がないまま EU 側と離脱協議について暫定合意した これにより今後の注目は離脱協定案を英議会で可決できるかどうかに移った 現在の離脱協定案は 英国サイドからみると問題点の多い内容となっており 英国は 2020 年末まで EU の関税同盟に事実上留まることになるうえ 租税 環境 労働といった分野の EU のルールを順守する必要がある これに英議会は反発しており 保守党以外のすべての主要政党が反対に回ることを表明している また保守党内でもラーブ離脱担当相をはじめとする複数の閣僚が辞任 離脱協定案に反対する議員が相当数に上ることが予想されており 議会での可決は危うい状況になっている もし英議会で離脱協定案が否決されれば 1 月の英国議会承認期限に向けて英国議会内で再審議が続くこととなり EU に対して再交渉を求める可能性もある また メイ英首相の不信任案の提出や ( 議会承認期限が迫っているため可能性は低いものの ) 英議会の解散総選挙につながれば Brexit 交渉の不透明感がより増すこととなる 12 月中に離脱協定案が英議会を通過しない可能性も相応に高いと予想され 不透明感からポンドを中心とした欧州通貨が売られ ユーロ / ドルについても下値余地を探る展開となろう また イタリア財政問題でも進展に乏しい状況 11 月半ば イタリアの予算案に異議を唱えていた欧州委員会に対し コンテ伊首相は財政赤字目標の削減を拒否していた しかし 11 月末になると サルビーニ伊副首相が 2019 年の財政赤字が GDP の 2.2% 相当と目標の 2.4% よりも低くなる可能性 2

3 がある と発言し 伊連立政権が赤字目標の変更を検討していると報じられた 市場では同問題が進展したように思われ 伊 10 年債利回りも約 2 か月振りの水準まで低下したものの その後再びサルビーニ伊副首相が 新たな予算文書を EU に送付するつもりは無い と発言しており 欧州委員会とイタリアの対立は未だ不透明感が強い状況が続いている 前述の Brexit 関連に加えて 財政問題を巡るイタリアと EU との対立もユーロの重しになると思料する ファンダメンタルズ面に目を向けると 足元のユーロ圏の経済指標は強弱まちまちな内容 10 月のユーロ圏 CPI は前年比 +2.2% と ECB が目標とする 2% をやや下回る水準 を超えた一方で ユーロ圏 10 月製造業 非製造業 PMI はいずれも景気の拡大 縮小の分岐点となる 50 を超えたものの 市場予想は下回った また 欧州の牽引役であるドイツの 11 月 ZEW 調査現状指数も 58.2 と前回 (70.1) から大きく低下 米保護主義による景気減速が懸念され始めており ファンダメンタルズ面から見てもユーロは上値重く推移するとみられる 尤も 経済状況についてドラギ ECB 総裁は 減速は一時的であり ECB は 12 月で資産購入を終える方針であると発言している 直近の ECB 理事会では 今後の指標次第としたものの年内に月額 150 億ユーロの資産買い入れの終了を示唆しており 2019 年夏まで金利水準を維持するという方針は変えておらず 12 月の ECB 理事会においても大きな変更はないとみられる これにより 2019 年夏以降に ECB が利上げを開始する期待が継続し ユーロの一定のサポート要因となるだろう テクニカル面で見ると 200 週移動平均線が ドル近辺にあり 週足の終値ベースで同水準を下回ればユーロ売り圧力は強まりやすくなるだろう また 年初来安値の ドルを下抜ければ 目立ったテクニカルポイントがないため ユーロ売りがさらに加速しやすくなるとみる ユーロ / 円も軟調な展開を予想する 上述の通り ユーロ安主導でユーロ / 円は軟調推移が予想されるうえ 米中首脳会談を控えて 米国の輸入自動車に対して関税を課す可能性を指摘する一部報道もある 米保護主義への懸念から世界景気減速が意識されれば リスクオフの円買いが進む可能性も高く ユーロは対円で弱含む展開が予想される ( 文責 : 澤田 ) 想定されるドル / 円のリスク要因 ドル安 / 円高要因 トランプ政権の保護主義的な貿易政策による貿易戦争の激化 ( リスク資産の下落 )( 円高 ) 株式市場の調整局面入り ( リスク資産の下落 )( 円高 ) 米中間選挙の結果を受けた上下院議会のねじれ発生による政策停滞懸念 ( ドル安 円高 ) FRB の利上げペース減速観測の強まり ( ドル安 円高 ) 北朝鮮 中東問題等 地政学リスクの一段の高まり ( 円高 ) サイクル的に見た米景気後退期突入観測の高まり ( ドル安 ) 新興国景気の減速に伴う今後の米利上げ織り込みの低下 ( ドル安 ) ドル高 / 円安要因 相対的に高い債券利回りを背景とした米金融資産の魅力度上昇による資金流入の増加 ( ドル高 ) トランプ政権の経済対策 ( インフラ投資 ) に対する期待の上昇 ( ドル高 ) ボラティリティ沈静化に伴うキャリー取引優勢地合いの継続 ( 円安 ) 企業の M&A 等の直接投資や 年金 生保等の外物投資に伴う円売り需要 ( 円安 ) 日本の構造改革後退への失望感や政府債務膨張に対する警戒感の高まり ( 円安 ) 3

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7 Weekly ドルインデックスチャート ( 週足 ) Monthly ドルインデックスチャート ( 月足 ) 本資料は当マーケット金融ビジネスユニット為替セールスチームの見解を記したものであり 当社としての見通しとは必ずしも一致しません 本資料のデータは各種の情報源から入手したものですが 正確性 完全性を全面的に保証するものではありません また 作成時点で入手可能なデータに基づき経済 金融情報を提供するものであり 投資勧誘を目的としたものではありません 投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願い申し上げます 7

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