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えつまいちぞの
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1 ツルドパミ注 100mg ( 日本薬局方塩酸ドパミン注射液 ) の配合変化に関する資料鶴原製薬株式会社 (H14 年 8 月作成 )

2 塩酸ドパミン dopamine hydrochloride 性状塩酸ドパミン 1g は 4mL の水に溶け 2% 水溶液は ph4.0~5.5 を示すドパミンの pka(20 ) はである安定性 ph 着色の影響 : ドパミン遊離塩基は酸化されやすく変色も早い塩酸ドパミンは 25 自然光蛍光灯下 ph4~6.4 で化学的に 48 時間安定であることが知られているまた ph 約 3.1( 濃度本剤 800mg/L 5% ブドウ糖注射液 ) では 1 時間当たりの失活率が蛍光灯下で 0.07% T 90 は 142 時間前記溶液にアミノフィリンを加えた ph6.2 溶液の T 90 は 111 時間であるこれらの分解反応は見掛上 0 次反応に従うことも確認されている本品水溶液は ph5 またはそれ以下で最も安定であり従って本剤は ph3~5 の範囲に作られているアルカリ溶液中では変色し TLC も変化が見られこれはカテコールの一部分の酸化によると云われているまた塩酸ドパミン水溶液の着色 ( 変色 ) は ph5 以上で起こることも知られているなお抗酸化剤を加えたドパミン製剤の室温保存において ph8 程度までは 24hr 後も安定との報告もある着色したものは用いてはならない光の影響 : 塩酸ドパミンは光のみでは分解されず酸素存在下で分解が促進するというその他の影響 : 一般にカテコールアミン類は酸素光溶液の ph 金属イオン( 銅鉄 ) 酸化剤等で分解する希釈の影響 : 次の輸液 250mL および 500mL に本剤 200mg または 400mg を加えた溶液は室温 24 時間塩酸ドパミンは安定である生理食塩液 5% ブドウ糖注生理食塩液 +5% ブドウ糖注 5% ブドウ糖注 + 1 / 2 生食乳酸リンゲル液等配合性混液が ph6.5 以上になるような配合は避けるべきであるまたアルカリ酸化剤鉄塩等も配合不可である同じ溶液ボトル中で輸液以外の他剤と混合しないこと注入は第二の IV line で行うことアムホテリシンB 重ソウはいかなる方法でも混合不可希釈後は 24hr 以内に使用すること一部のナトリウム塩 ( ヘパリンナトリウムセファロチンナトリウムリン酸ベタメタゾンナトリウム等 ) を含む注射液との混合により混濁沈澱も生ずることがあるアンピシリンナトリウムアムホテシリンB 硫酸ゲンタマイシンセファロチンナトリウム等との直接混合は避けることピギーバック法で可の薬剤 : ヘパリン Na リドカインセファロチンオキサシリンゲンタマイシン KCl CaCl 2 グルコン酸 Ca カルベニシリンクロマイ S 硫酸カナマイシンペニシリン G K TC ハイドロコートンメチルプレドニンプロカインアミドビタミン類用法点滴 (1~20μg/kg/min の速度で行う )

3 ツルドパミ注射液の配合変化試験ツルドパミ注射液はその性質上単独に投与することなく生理食塩液ブドウ糖注射液等で希釈して静脈内連続投与により使用されるそこでこれらの希釈液との配合変化に適否及びその他の薬剤の混合による配合変化の適否が問題になってくるそこで今回希釈及び配合薬を用い配合変化を ( 外観 ph 変化 ) 下記文献 1) 2) 3) を参考として 2 剤及び3 剤配合の検討を行い結果を得た実験方法ツルドパミ注 5mL 1アンプルに対し配合薬 1アンプル希釈液 ( 輸液類 )1 本 (250~500mL) の割合で適当量をビーカーにとり外観及び ph 測定を行った結果 1 ツルドパミ注は酸性又は弱酸性の輸液類 ( 無機塩類剤総合アミノ酸注射液ブドウ糖液生理食塩液デキストラン製剤など ) との配合は変化を認めず可能である 2 3 剤配合の場合ネオフィリン静注炭酸ナトリウム注射液ダイアモックスラシックス注で変色沈澱等が起こるこれは塩酸ドパミンは酸性では安定であるが塩基性で分解着色が認められることを考えあわせるとその混合後の ph が塩基性になっているために変化するものと思われるラシックス注の場合は酸性側でその主成分 ( フロセミド ) が析出するため注意を要する参考文献 1. 塩酸ドパミン注射液の配合変化について森山圭雄薬局 Vol. 28 No4 61 (1977) 2. 注射剤の配合変化福嶋豁行富士プリント出版部昭和 57 年 205~213 頁

4 2 剤配合配合薬メーカー名ブドウ糖注射液鶴原生理食塩液鶴原ソリタ清水武田ソリタ T2 号清水武田低分子デキストラン糖注大塚炭酸水素ナトリウム注 7%( ツルハラ ) 鶴原配合量ツルドパミ注使用量配合変化 5% 500mL 100mg 5mL 室温 48 時間安定 500mL 500mL 500mL 500mL 20mL 豁豁室温数分で着色する

5 : 配合適 : 配合注意 : 配合不適ソ水ソリ水5リ原生%原低理塚チ分外ウタ清タブ食子アTド塩デウ液鶴キ2糖ス号清液鶴トラ配合 ph 配合薬量 ph ml メーカー名配合量アスパラ K 注射液田辺アタラックス P ファイザーアドナ (AC-17) 注射液田辺アロテック注射液田辺インデラル注射液住友ウロキナーゼ 1200 持田 ATP 注 20mg 第一製薬エピネフリン注 ( ボスミン注 ) 第一製薬 10mL 7.0 1mL mg 5mL 6.0 1mL 7.0 2mL IU 7.0 2mL 9.1 1mL 4.0 ミンS中ン糖液大

6 : 配合適 : 配合注意 : 配合不適ソ水ソリ水5リ原生%原低理塚チ分外ウタ清タブ食子アTド塩デウ液鶴キ2糖ス号清液鶴トラ配合配合薬量 ph メーカー名配合量 ph ml FAD フラビタン東亜 FAD 注 10mg( ツルハラ ) 鶴原 FAD 注 20mg( ツルハラ ) 鶴原エホチール注射液日本ベーリンガー MDS コーワ興和 KCl 液大塚 CaCl 2 液扶桑カチーフ N 注射液武田 2mL mg 1mL 20mg 2mL mL mg 5mL 7.46% 20mL 2% 20mL mL 7.0 ミンS中ン糖液大

7 : 配合適 : 配合注意 : 配合不適ソ水ソリ水5リ原生%原低理塚チ分外ウタ清タブ食子アTド塩デウ液鶴キ2糖ス号清液鶴トラ配合 ph 配合薬量 ph ml メーカー名配合量クールスパン注菱山クロロマイセチン三共ケイツー注射液エーザイシアノコバラミン注射液 ( ツルハラ ) 鶴原ジゴキシン注中外セファメジン藤沢 50mg 2mL 1g 力価 / 瓶 50mg 5mL mL 4.4 1g 7.0 1g 5.3 ミンS中ン糖液大

8 : 配合適 : 配合注意 : 配合不適ソ水ソリ水5リ原生%原低理塚チ分外ウタ清タブ食子アTド塩デウ液鶴キ2糖ス号清液鶴トラ配合配合薬量 ph メーカー名配合量 ph ml セルシン注武田ソルコセリル注東菱大鵬ダイアモックス日本レダリー武田チスゲリン注射液鶴原チスゲリン注射液 S 鶴原デカドロン注射液万有トランサミン注第一製薬 5mg 1mL 7.0 2mL mg / バイアル 5% 10mL 12.5% 2mL mL mg 5mL 7.5 ミンS中ン糖液大

9 : 配合適 : 配合注意 : 配合不適ソ水ソリ水5リ原生%原低理塚チ分外ウタ清タブ食子アTド塩デウ液鶴キ2糖ス号清液鶴トラ配合 ph 配合薬量 ph ml メーカー名配合量ネオフィリン注エーザイノルエピネフリン注三共ピロミジン注射液 10mg 山之内ビタメジン静注用三共プロタノール L 注日研ペルサンチン注射液日本ベーリンガー結晶ペニシリン G カリウム万有 10mL 9.0 1mL mg 1mL 1 バイアル mL 4.0 2mL 万 IU 7.0 ミンS中ン糖液大

10 : 配合適 : 配合注意 : 配合不適ソ水ソリ水5リ原生%原低理塚チ分外ウタ清タブ食子アTド塩デウ液鶴キ2糖ス号清液鶴トラ配合配合薬量 ph メーカー名配合量 ph ml ホリゾン注射液 10mg 山之内ポララミン注 5mg 塩野義ラシックス注アベンティス硫酸カナマイシン注射液明治明治製菓リラシリン注射用武田リン酸ピリドキサール杏林注射用ルシドリール大日本ルネトロン注射液三共 10mg 2mL 7.0 1mL 5.0 2mL 6.5 1g 7.0 5g 5.9 2mL mg mg 1mL 6.9 ミンS中ン糖液大

11 ウアミン : 配合適 : 配合注意 : 配合不適ソ水ソリ水5リ原生%原低理塚チ分外タ清タブ食子Tド塩デウ液鶴キ2糖スS中号清液鶴トラン液大配糖合配合薬量 ph メーカー名配合量 ph ml レンティスシリンシミズ清水武田ニコリン注射液 500mg 武田カロマイド S 注山之内レギチーン注射液チバガイギーノバルティス 40IU /ml 500mg 10mL 500 μg/ml mL 6.0

12 製造発売元鶴原製薬株式会社大阪府池田市豊島北 1 丁目 16 番 1 号文献請求先 : 鶴原製薬 ( 株 ) 医薬情報部学術課

社内資料 ph 変動試験セファゾリン Na 注射用 1g NP 2014 年 6 月ニプロ株式会社セファゾリン Na 注射用 1g NP の ph 変動試験 1. 試験目的セファゾリン Na 注射用 1g NP はセファゾリンナトリウムを有効成分とするセファロスポリン系抗生物質製剤である今回

社内資料 ph 変動試験セファゾリン Na 注射用 1g NP 2014 年 6 月ニプロ株式会社セファゾリン Na 注射用 1g NP の ph 変動試験 1. 試験目的セファゾリン Na 注射用 1g NP はセファゾリンナトリウムを有効成分とするセファロスポリン系抗生物質製剤である今回社内資料 ph 変動試験セファゾリン Na 注射用 1g NP 2014 年 6 月ニプロ株式会社セファゾリン Na 注射用 1g NP 配合変化試験 ~ph 変動試験 ~ 1/2 社内資料 ph 変動試験セファゾリン Na 注射用 1g NP 2014 年 6 月ニプロ株式会社セファゾリン Na 注射用 1g NP の ph 変動試験 1. 試験目的セファゾリン Na 注射用 1g NP