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かんじふくだ
5 years ago
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1 高齢者のすがさっぽろの 1 高齢化の現状 8 地域別の高齢者のすがたた 2 高齢社会に関する意識調査の概要 3 高齢期の暮らし市民のみなさん市民のみなさんにご協力いただにご協力いただいたアンケートいたアンケート調査の結果を紹調査の結果を紹介します介します介します 7 支え合う高齢者のすがた 6 困ったときには 4 高齢者の健康の状況 5 元気で充実した暮らしのために平成 25 年度高齢社会に関する意識調査調査報告書概要版札幌市

2 1 高齢化の現状高齢化とは全人口に占める65 歳以上の方 ( 高齢者 ) の割合 ( 高齢化率 ) が増えていくことを言います札幌市においても高齢化は進行しています平成 15 年には15.7% であった高齢化率は平成 25 年には22.2% まで上昇しており平成 37 年には31.7% 札幌市の全人口の約 3 分の1が高齢者になると見込まれています ( 千人 ) 札幌の高齢者数と高齢化率 800 高齢者数高齢化率 29.4% 31.7% % 22.2% 18.8% % H15 年 H20 年 H25 年 H27 年 H32 年 H37 年 40% 30% 20% 10% 0% 平成 15~25 年 : 住民基本台帳 ( 各年 3 月末 ) 平成 27~37 年 : 日本の地域別将来推計人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) 平成 22 年の人口構成を北海道全国と比較してみると高齢化率は北海道が 24.7% 全国が22.8% に比べ札幌は20.5% となっており若干ではありますが低いことが分かります平成 22 年の人口構成 0% 20% 40% 60% 80% 100% 札幌市北海道全国 ~14 歳 15~64 歳 65 歳 ~ 年齢不詳 2 高齢社会に関する意識調査の概要 ( 国勢調査 ) 札幌市では高齢者の暮らしぶりや幅広い世代の方々の高齢社会に関する意識を把握し今後の高齢者福祉施策を考えるためアンケート調査を実施しましたアンケート調査の概要は次のとおりです高齢社会に関する意識調査 (65 歳以上対象 ): 以下 65 歳以上調査とします調査対象 : 札幌市内に居住する65 歳以上の市民 16,000 人をまちづくりセンター区域ごとにほぼ均等に無作為抽出回収数 : 発送数 16,000 件に対し9,947 件 ( 回収率 62.2%) 高齢社会に関する意識調査 (64 歳以下対象 ): 以下 64 歳以下調査とします調査対象 : 札幌市内に居住する 20 歳以上 64 歳以下の市民 4,000 人を無作為抽出回収数 : 発送数 4,000 件に対し 1,538 件 ( 回収率 38.5%) 様々なまちづくり活動を支援する地域の拠点として市内に 87 か所設置しています - 1 -

3 3 高齢期の暮らし高齢者の家族構成は? 65 歳以上の方の一人暮らしの割合は20.1% となっています 20~64 歳の方と比較すると 65 歳以上の方では2 人家族の割合が高いことが特徴としてあげられます 0% 20% 40% 60% 1 人 ( ひとり暮らし ) 2 人家族 3 人家族 4 人家族 5 人家族 6 人以上の家族無回答 14.0% 20.1% 29.4% 47.2% 23.0% 16.6% 19.3% 5.7% 6.8% 2.9% 3.1% 2.5% 4.4% 5.0% 64 歳以下調査 65 歳以上調査現在住んでいる地域に住み続けたい? 今後も現在お住まいの地域に住み続けたいと思いますかとの問いに対しては 65 歳以上の方の8 割が住み続けたいと回答し 20~64 歳の方と比べると地域への愛着がより強いことが分かります 0% 20% 40% 60% 80% 100% 住み続けたい 61.8% 80.1% 住み続けたいとは思わないどちらともいえないわからない無回答 11.9% 6.0% 18.7% 9.7% 4.1% 2.1% 3.5% 2.1% 64 歳以下調査 65 歳以上調査 - 2 -

4 4 高齢者の健康の状況健康だと思いますか? 自分の健康については年齢が高くなるにつれて健康であるおおむね健康であると回答する方の割合が低くなっていますしかし 65 歳以上の方でも 80 歳台前半までは 5 割を超える方が健康であるおおむね健康であると答えています 0% 20% 40% 60% 80% 100% 64 歳以下調査満 20~29 歳満 30~39 歳満 40~49 歳満 50~59 歳満 60~64 歳歳以上調査満 65~69 歳満 70~74 歳満 75~79 歳満 80~84 歳満 85~89 歳満 90 歳以上健康であるおおむね健康であるあまり健康ではない健康ではないわからない無回答 - 3 -

5 日常の動作や生活はどんな感じ? 基本的な運動機能の状況については手すりや壁を使わずに階段を昇っているは54.9% に止まっていますが 15 分くらい続けて歩いているは63.1% 何もつかまらずに椅子から立ち上がっているは76.8% となっています日常生活の状況については日用品の買い物預貯金の出し入れ公共交通機関でのひとりでの外出など多くの設問に対し 6 割を超える方がしていると答えています一方友人の家を訪ねると回答した割合は39.9% と低くなっています 0% 20% 40% 60% 80% 100% 運動機能 115 分くらい続けて歩く 2 手すりや壁を使わずに階段を昇る 3 何もつかまらずに椅子から立ち上がる日用品の買い物食事の用意日常生活 3 買い物以外の家事全般 4 預貯金の出し入れ 5 友人宅への訪問家族や友人の相談に乗る公共交通機関でのひとりでの外出しているしていない無回答 - 4 -

6 5 元気で充実した暮らしのために社会参加の状況について現在行っている社会参加活動や仕事などについては町内会活動が19.4% パークゴルフやテニスダンスなどのスポーツ活動が15.0% など様々な活動に取り組まれていることが分かります 0% 10% 20% 30% 40% 50% 町内会活動パークゴルフやテニスダンスなどのスポーツ活動ウォーキングや体操などの運動 15.0% 14.5% 19.4% 収入のある仕事地域のサークル自主グループボランティア活動各種講習会への参加などの学習活動老人クラブ活動楽器や手芸絵画などの文化活動ハイキングや登山釣りなどのレジャーその他 9.3% 9.2% 8.5% 8.2% 7.2% 5.7% 4.4% 3.5% 特にない 39.9% (65 歳以上調査複数回答 ) 積極的に社会参加できる機会があるまちか? 高齢者が積極的に社会参加できる機会が十分にあると思うかについてはそう思うまあそう思うを合わせた割合が26.3% あまりそう思わないそう思わないを合わせた割合が23.2% となっています無回答 5.4% そう思う 8.5% わからない 30.1% まあそう思う 17.8% そう思わない 7.9% あまりそう思わない 15.3% どちらともいえない 15.0% - 5 -

7 高齢者とは何歳からか? 高齢者とは何歳からだと思うかについては満 70~74 歳と答える方が最も多くなっています札幌市の高齢者福祉施策は多くが65 歳以上を対象としていますが 70 歳以上の年齢を答える方が8 割以上を占めています満 85 歳以上 2.3% 満 80~84 歳 12.6% 無回答 5.5% 満 60~64 歳 1.0% 満 65~69 歳 9.9% 満 75~79 歳 29.6% 満 70~74 歳 39.1% 6 困ったときには困っていることや不安に思うことは? 困っていることや不安に思うことについては健康が最も多くなっています次に自分の介護生活費と続きますまた除雪が4 位になっており身近な課題であることが分かります 0% 20% 40% 60% 80% 健康 53.5% 自分の介護生活費除雪家族の介護交通事故火災防犯通院冬期間の外出交通手段生きがいや楽しみ 26.0% 23.8% 23.3% 15.7% 13.7% 10.3% 9.9% 9.3% (65 歳以上調査複数回答回答割合の上位 8 項目を図示 ) - 6 -

8 高齢者の保健福祉サービスに関する情報の入手先は? 高齢者の保健福祉サービスに関する情報の主な入手先については市の広報 ( 広報さっぽろなど ) が最も多く次いで新聞情報誌テレビと続いています 0% 20% 40% 60% 80% 市の広報 ( 広報さっぽろなど ) 64.4% 新聞情報誌 52.8% テレビ 39.9% 家族親戚知人病院や診療所区役所保健センターまちづくりセンターなど市の窓口町内会町内会役員ケアマネジャーやホームヘルパー 18.5% 18.2% 17.3% 13.2% 10.5% (65 歳以上調査複数回答回答割合の上位 8 項目を図示 ) 身体が弱くなったりした場合の生活場所は? 仮にひとり暮らしの不安が強くなったり身体が弱くなったり日常生活をおくる上で判断力が不十分になった場合の生活場所については現在の場所で生活を続けたいと答えた方が最も多くなっています仮に日常生活をおくる上で不便を感じるようになったとしても住み慣れた場所で住み続けたいと思う方が多いことが分かります 0% 20% 40% 60% 現在の場所で生活を続けたい ( 自宅の場合増改築を含む ) 42.5% 施設で暮らしたい 19.0% 住み替えにより在宅での生活を続けたい 15.4% わからない 15.4% 無回答 7.6% - 7 -

9 在宅で暮らし続けるために必要なことは? もし介護が必要になったときまたは現在介護を受けている場合に在宅で暮らし続けるために必要なことについては住み続けられる住まいがあるが最も多く次いで家族が同居または近くにいる身近に利用できる医療機関があるとなっています 0% 20% 40% 60% 80% 住み続けられる住まいがある家族が同居または近くにいる身近に利用できる医療機関がある身近に買い物できる場所がある緊急時の連絡手段がある利用しやすい交通機関がある通ったり宿泊できる介護サービスがある夜間に訪問してくれる介護サービスがある見守ってくれる友人知人が近くにいる 61.7% 53.9% 47.9% 37.8% 31.9% 24.8% 22.7% 19.6% 13.2% その他特にない 2.1% 6.1% (65 歳以上調査複数回答 ) 7 支え合う高齢者のすがた悩み事の相談相手 / 悩み事の相談に乗る相手悩み事の相談相手や悩み事の相談に乗る相手については配偶者子どもが多く次いで友人知人となっています夫婦や親子友人同士で支え合う姿が見られます < 悩み事の相談相手 > 60% 40% 20% 0% < 悩み事の相談に乗る相手 > 0% 20% 40% 60% 52.5% 配偶者配偶者配偶者 ( ( 夫又は妻 ( 夫又は妻 ) ) ) 35.6% 48.9% 子ども子ども子ども 33.2% 19.5% 兄弟姉妹兄弟姉妹兄弟姉妹 17.1% 0.5% 親親親 1.7% 5.7% 4.2% 22.9% 1.5% 1.6% 2.8% 10.1% その他の親族その他の家族その他の親族近所の人近所の人近所の人友人知人友人知人友人知人民生委員民生委員民生委員町内会町内会役員その他その他その他特にいない特にいない特にいない 6.0% 8.4% 0.7% 2.3% 1.8% 24.7% 24.7% (65 歳以上調査複数回答 )

10 近所付き合いのようすご近所の方とのお付き合いの程度については立ち話やあいさつをする程度の付き合いが多くなっています一方困ったときに相談したり助け合えるような付き合いお互いの家を行き来するような付き合いは低い割合でとどまっています 0% 10% 20% 30% 40% 困ったときに相談したり助け合えるような付き合いお互いの家を行き来するような付き合い 9.7% 8.7% 立ち話をするような付き合いあいさつをする程度の付き合い 33.7% 33.0% ほとんど付き合いはない 9.5% その他 0.7% 近所の方へのお手伝いの経験近所の方にお手伝いをした経験については様子を見に行ったり声をかけるが最も多く次いで間口の除雪をする食事や惣菜などを持っていくとなっておりご近所同士で支え合う姿が見られます 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 様子を見に行ったり声をかける間口の除雪をする食事や惣菜などを持っていく訪問したり話し相手になる代わりに荷物を持つごみ出しをする車で送り迎えをするなど外出の手助けをする代わりに買い物に行く子どもを預かる子どもの世話をする子育ての相談に乗る食事を作ったり掃除や洗濯を手伝う介護や看護をするその他 13.3% 12.3% 10.1% 9.2% 6.1% 4.4% 3.4% 3.1% 1.1% 0.7% 0.6% 0.5% 3.2% 特に何もしていない 54.1% (65 歳以上調査複数回答 ) - 9 -

11 8 地域別の高齢者のすがた在宅で生活している高齢者のうち一人暮らしの方の割合 65 歳以上の方 ( 介護保険施設や病院に入院している方を除く ) に占めるひとり暮らしの方の割合を地域別に示しますひとり暮らしの65 歳以上の方の割合は 10~20% 未満にとどまっている地域が多くなっていますが市内中心部でややひとり暮らしの割合が高くなっています拓北あいの里篠路稲穂金山定山渓星置手稲西野手稲鉄北手稲区西区前田富岡西宮の沢新発寒西町宮の森発寒北発寒新琴似西新川山の手八軒中央八軒琴似二十四軒中央区南円山南区北区屯田新琴似栄西麻生円山桑園北西幌西幌北大平百合が原西創成曙藻岩下北栄豊水山鼻中の島栄東豊平平岸南平岸澄川元町東区伏古本町鉄西鉄東苗穂東大通公園北光東北東苗穂菊水東札幌美園丘珠月寒福住白石豊平区札苗北白石東白石白石区北東白石白石東北野菊の里平岡厚別西厚別区厚別中央青葉厚別南厚別東もみじ台藻岩真駒内東月寒清田中央清田里塚美しが丘簾舞藤野石山西岡清田区芸術の森地区 :30% 以上 :20~30% 未満 :10~20% 未満 :10% 未満

元気高齢者の割合元気高齢者( 要介護要支援認定を受けていない方で二次予防事業対象者以外の 65 歳以上の方 ) の割合を地域別に示します拓北あいの里篠路稲穂金山定山渓星置手稲西野手稲鉄北手稲区西区前田富岡西宮の沢新発寒西町宮の森発寒北発寒新琴似西新川山の手八軒中央八軒琴似二十四軒中央区南区北区屯田新琴似栄西麻生円山南円山桑園

12 元気高齢者の割合元気高齢者( 要介護要支援認定を受けていない方で二次予防事業対象者以外の 65 歳以上の方 ) の割合を地域別に示します拓北あいの里篠路稲穂金山定山渓星置手稲西野手稲鉄北手稲区西区前田富岡西宮の沢新発寒西町宮の森発寒北発寒新琴似西新川山の手八軒中央八軒琴似二十四軒中央区南区北区屯田新琴似栄西麻生円山南円山桑園北西幌西幌北大平百合が原西創成曙藻岩下北栄豊水山鼻中の島栄東豊平平岸澄川元町南平岸東区伏古本町鉄西鉄東苗穂東大通公園北光東北東苗穂菊水東札幌美園丘珠月寒福住白石東月寒札苗北白石東白石白石区北東白石白石東北野菊の里平岡厚別西厚別区厚別中央青葉厚別南厚別東もみじ台藻岩真駒内豊平区清田中央清田里塚美しが丘簾舞藤野石山西岡清田区芸術の森地区 :50% 以上 :40~50% 未満 :30~40% 未満 :30% 未満要介護要支援状態にはないが要介護要支援となるおそれの高い 65 歳以上の方を対象として実施するサービスです平成 26 年 (2014 年 )3 月発行札幌市保健福祉局高齢保健福祉部高齢福祉課札幌市中央区北 1 条西 2 丁目 Tel:(011) Fax:(011) koreifukushi@city.sapporo.jp さっぽろ市 02-E

札幌市地域福祉社会計画（案）【第２章】

札幌市地域福祉社会計画（案）【第２章】第 2 章地域福祉を取り巻く現状 1 人口構造 (1) 札幌市の人口人口の推移本市は昭和 45 年の国勢調査で人口 100 万人を超えわが国で8 番目の百万都市となりました昭和 59 年には人口が 150 万人に達しその後も人口は安定した増加を続けており平成 22 年 10 月 1 日の国勢調査による総人口は 1,913,545 人で東京都区部横浜市大阪市名古屋市に次いで全国で5