付録 B 付表 1. 核酸系逆転写酵素阻害薬 (NRTI) の特徴 (2/3 ページ ) 排 泄 血清中 / 細胞内半減期 ラミブジン (3TC) エピビル注 : 後発医薬品 あり エピビル mg 錠剤 10 mg/ml 経口液剤 エピビル 150 mg 1 日 2 回または 300

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1 April 8, 2015 付録 B 付表 1. 核酸系逆転写酵素阻害薬 NRTI の特徴 2015 年 4 月 8 日改訂 2015 年 4 月 8 日見直し 略称 アバカビル ABC ザイアジェン 剤 形 ザイアジェン 300 mg 錠剤 20 mg/ml 経口液剤 注 錠剤型後発医薬品 あり このほか固定用量配合剤と して ザイアジェン 300 mg 1 日 2 回または 600 mg 1 日 1 回 Trizivir ABC/ZDV/3TC 注 後発医薬品あり Trizivir ABC 300 mg ZDV 300 mg 3TC 150 mg 錠剤 Trizivir 1 錠 1日 2 回 エプジコム ABC/3TC エプジコム ABC 600 mg 3TC 300 mg 錠剤 エプジコム 1 錠 1日1 回 ABC/3TC/DTG ABC 600 mg 1錠 /日 3TC 300 mg DTG 50 mg 錠剤 ジダノシン ヴァイデックス EC mg ddi ヴァイデックス カプセル ヴァイデックス EC 注 後発医薬品 あり ヴァ イデックスあるいはヴァイ デックス EC と同じ用量 ヴァイデックス 10 mg/ml 経口液剤 体重 60 kg 400 mg 1 日 1 回 TDF 併用時 250 mg 1 日 1 回 体重 60 kg 250mg 1 日 1 回 TDF 併用時 200 mg 1 日 1 回 1/3 ページ 排 泄 血清中 / 細胞内半減期 アルコール脱水素酵素およ 1.5 時間 / びグルクロン酸転移酵素の 時間 代謝を受ける 過敏反応 HSR HLA-B 5701 陽 性 患 者 は 最もリスクが 高 い ABC 投 与 開 始 前 に HLA ス ク 代謝産物の腎排泄率 82 リーニング検査を実施する こと HSR の既往のある患者に 対する再 投 与は推奨しな い 発熱 発疹 悪心 嘔吐 下 痢 腹痛 倦怠感 疲労 呼 吸器症状 咽頭炎 咳 息切 れ などの HSR 症状が見ら れる場合がある ABC を最近服用したか現 在服用している患者に心筋 梗塞のリスクが高いことを 示唆するコホート試験もあ るが このリスクを裏づけ る他の試験はない 肝機能不全患者では ABC の用量調節を推奨する 付録 B 付表 7 参照 腎排泄率 時間 / 20 時間 腎機能不全がある場合には 用量調節を推奨する 付録 B 付表 7 参照 注 経口液剤を服用する場合は 1 日 2 回が望ましい 1 日総投与量を 2 回に分 割 このほか固定用量配合剤と して エムトリバ 200 mg 硬カプセル 10 mg/ml 経口液剤 エムトリバ カプセル 200 mg 1 日 1 回 腎排泄率 86 経口液剤 240 mg 24 ml 1 日 1 回 腎機能不全がある場合には 用量調節を推奨する 付録 B 付表 7 参照 Atripl Atripl FTC 200 mg EFV 600 就寝時または就寝前に 1 錠 副作用を軽減するために 空腹時に服 mg TDF 300 mg 錠剤 用 FTC/RPV/TDF FTC 200 mg RPV 25 1 日 1 錠 食事とともに服用 mg TDF 300 mg 錠剤 FTC/EVG//TDF FTC 200 mg EVG 日1錠 食事とともに服用 mg COBI 150 mg TDF 300 mg 錠剤 FTC/TDF FTC 200 mg TDF 日1錠 mg 錠剤 10 時間 / 20 時間 毒性はきわめて軽微 色素沈着過剰 / 皮膚の退色 FTC を中止している HBV 重複感染患者では 肝炎の 重症急性増悪をみることが ある 食事に関係なく服用 Atripl FTC/EFV/TDF 膵炎 末梢神経障害 網膜変性 眼神経炎 脂肪肝を伴う乳酸アシドー シス 膵 炎 まれではある が 生命を脅かす毒性を生 じうる を併発することも ある 悪心 嘔吐 非肝硬変性門脈圧亢進症を 発症する可能性があり 食 道静脈瘤を発症する場合が ある ddi を最近服用したか現在 服用している患者に心筋梗 塞のリスクが高いことを示 唆するコホート試験もある が これを裏づける他の試 験はない インシュリン抵抗性 / 糖尿病 食事の 30 分前または 2 時間後に服用 エムトリシタビン FTC エムトリバ 日本では未承認 Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents 219

2 付録 B 付表 1. 核酸系逆転写酵素阻害薬 (NRTI) の特徴 (2/3 ページ ) 排 泄 血清中 / 細胞内半減期 ラミブジン (3TC) エピビル注 : 後発医薬品 あり エピビル mg 錠剤 10 mg/ml 経口液剤 エピビル 150 mg 1 日 2 回または 300 mg 1 日 1 回 腎排泄率 :70% 腎機能不全がある場合には 用量調節を推奨する ( 付録 B 付表 7 参照 ) 5 7 時間 / 時間 毒性はきわめて軽微 3TC を中止している HBV 重複感染患者では 肝炎の重症急性増悪をみることがある コンビビル (3TC/ZDV) 注 : 後発医薬品 あり エプジコム (3TC/ABC) Trizivir (3TC/ZDV/ABC) 注 : 後発医薬品あり コンビビル (3TC 150 mg+zdv 300 mg) 錠剤 エプジコム (3TC 300 mg+abc 600 mg) 錠剤 Trizivir (3TC 150 mg+zdv 300 mg+abc 300 mg) 錠剤 コンビビル 1 錠 1 日 2 回 エプジコム Trizivir 1 錠 1 日 2 回 (3TC/ABC/DTG) サニルブジン ( スタブジン ) (d4t) ゼリット注 : 後発医薬品 あり テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 (TDF) ビリアード (3TC 300 mg+abc 600 mg+dtg 50 mg) 錠剤 ゼリット mg カプセル 1 mg/ml 経口液剤 ビリアード mg 錠剤 40 mg/g 経口散剤 体重 60 kg: 40 mg 1 日 2 回 体重 <60 kg: 30 mg 1 日 2 回 食事に関係なく服用 注 :WHO は 体重に関係なく 30 mg 1 日 2 回投与を推奨している ビリアード 300 mg 1 日 1 回 スプーン 7.5 レベル 1 日 1 回 ( 処方箋に基づき調剤するための計量スプーン : スプーン 1 レベルは 経口散剤 1 グラムに相当する ) 経口散剤 を 2 4 オンスの咀嚼不要の食物 ( 例えば アップルソース ヨーグルトなど ) に混ぜる 液体と混ぜないこと 腎排泄率 :50% 腎機能不全がある場合には 用量調節を推奨する ( 付録 B 付表 7 参照 ) 腎排泄が排泄の主要ルート 腎機能不全がある場合には 用量調節を推奨する ( 付録 B 付表 7 参照 ) 1.0 時間 / 7.5 時間 17 時間 / >60 時間 末梢神経障害 脂肪組織萎縮症 膵炎 乳酸アシドーシス / 脂肪肝を伴う重度の肝腫大 ( まれではあるが 生命を脅かす毒性を生じうる ) インシュリン抵抗性 / 糖尿病 急速に進行する上行性神経筋脱力 ( まれ ) 腎機能不全 ファンコニ症候群 近位腎尿細管疾患 骨軟化症 骨密度減少 TDF を中止している HBV 重複感染患者では 肝炎の重症急性増悪をみることがある 無力症 頭痛 下痢 悪心 嘔吐 鼓腸 Atripl (TDF/EFV/FTC) Atripl (TDF 300 mg+ EFV 600 mg+ FTC 200 mg) 錠剤 Atripl 就寝時または就寝前に 1 錠 副作用を軽減するために 空腹時に服用 (TDF/RPV/FTC) (TDF/EVG//FTC) (TDF 300 mg+rpv 25 mg+ftc 200 mg) 錠剤 (TDF 300 mg+evg 150 mg+cobi 150 mg+ftc 200 mg) 錠剤 (TDF/FTC) 日本では未承認 (TDF 300 mg+ FTC 200 mg) 錠剤 220 Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents

3 付録 B 付表 1. 核酸系逆転写酵素阻害薬 (NRTI) の特徴 (3/3 ページ ) 排 泄 血清中 / 細胞内半減期 ジドブジン (ZDV) レトロビル注 : 後発医薬品 あり コンビビル (ZDV/3TC) 注 : 後発医薬品 あり Trizivir (ZDV/3TC/ABC) 注 : 後発医薬品あり レトロビル 100 mg カプセル 300 mg 錠剤 ( 後発医薬品のみ ) 10 mg/ml 静注液剤 10 mg/ml 経口液剤 コンビビル (ZDV 300 mg+ 3TC 150 mg) 錠剤 Trizivir (ZDV 300 mg + 3TC 150 mg + ABC 300 mg) 錠剤 レトロビル 300 mg 1 日 2 回または 200 mg 1 日 3 回 コンビビル 1 錠 1 日 2 回食事に関係なく服用 Trizivir 1 錠 1 日 2 回食事に関係なく服用 GAZT に代謝される GAZT の腎排泄 腎機能不全がある場合には 用量調節を推奨する ( 付録 B 付表 7 参照 ) 1.1 時間 / 7 時間 骨髄抑制 : 大球性貧血または好中球減少症 悪心 嘔吐 頭痛 不眠症 無力症 爪色素沈着 乳酸アシドーシス / 脂肪肝を伴う重度の肝腫大 ( まれではあるが 生命を脅かす毒性を生じうる ) インシュリン抵抗性 / 糖尿病 脂肪萎縮症 ミオパチー 腎機能不全または肝機能不全がある場合の用量調節については 付録 B 付表 7 を参照 表 14 も参照のこと 略語 :3TC = ラミブジン ABC = アバカビル または COBI = コビシスタット d4t = スタブジン ddi = ジダノシン DTG = ドルテグラビル EC = 腸溶性 EFV = エファビレンツ EVG = エルビテグラビル FTC = エムトリシタビン GAZT = アジドチミジングルクロン酸化合物 HBV = B 型肝炎ウイルス HLA = ヒト白血球抗原 HSR = 過敏反応 RPV = リルピビリン TDF = テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 WHO = 世界保健機関 ZDV = ジドブジン 日本では未承認 Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents 221

4 付録 B 付表 2. 非核酸系逆転写酵素阻害薬 (NNRTI) の特徴 (2015 年 4 月 8 日改訂 2015 年 4 月 8 日見直し ) 注 : 本表にはデラビルジン (DLV) に関する記載がない DLV の特徴に関する情報については FDA の添付文書を参照されたい 排泄 / 代謝経路 エファビレンツ (EFV) サスティバ ( 日本での販売名 : ストックリン ) Atripl (EFV/TDF/FTC) エトラビリン (ETR) インテレンス ネビラピン (NVP) ビラミューンビラミューン XR 後発医薬品あり (200 mg 錠剤および経口懸濁剤 ) リルピビリン (RPV) エジュラント (RPV/TDF/FTC) サスティバ mg カプセル 600 mg 錠剤 Atripl (EFV 600 mg+ftc 200 mg+tdf 300 mg) 錠剤 mg 錠剤 200 mg 錠剤 400 mg XR 錠剤 50 mg/5 ml 経口懸濁剤 エジュラント 25 mg 錠剤 (RPV 25 mg+tdf 300 mg +FTC 200 mg) 錠剤 サスティバ 600 mg を就寝時または就寝前に 1 日 1 回服用 副作用を軽減するために 空腹時に服用 Atripl 就寝時または就寝前に 1 錠 1 日 1 回服用 200 mg 1 日 2 回食後に服用 200 mg 1 日 1 回を 14 日間 ( 導入期 ) その後は 200 mg を 1 日 2 回 または 400 mg( ビラミューン XR 錠剤 )1 日 1 回 食事に関係なく服用 7 日を超えて治療を中止した場合には 導入期の治療を再度行う 全身症状がなく 軽度から中等度の発疹を発現している患者では 発疹が回復するまで導入期の治療を継続するが 計 28 日を超えないようにする エジュラント 25 mg 1 日 1 回 CYP2B6( 主に ) 3A4 および 時間 発疹 d 2A6により代謝 精神神経系症状 CYP3A4 の誘導物質であり阻害物質でもある ( 阻害作用より誘導作用が強い ) CYP2C9 および 2C19 の阻害物質 2B6 の誘導物質 トランスアミナーゼ値上昇 カンナビノイドおよびベンゾジアゼピンのスクリーニング検査で偽陽性が報告さ れている ヒト以外の霊長類で催奇形性を示すほか 妊娠初期のヒトで催奇形性が認められる場合がある CYP3A4 2C9 2C19 の基質 41 時間 スティーブンス ジョンソ 3A4の誘導物質ン症候群などの発疹 2C9 および 2C19 の阻害物質 発疹 全身所見のほか 時 に 肝不全をはじめとする 臓器機能障害を呈する過敏 症反応が報告されている 悪心 CYP450 の基質 時間 スティーブンス ジョンソ 3A4と2B6 の誘導物質ン症候群などの発疹 尿中排泄率 80%( グルクロ 致死性肝壊死をはじめとす ン酸抱合代謝物 未変化体 る症候性肝炎が報告されて <5%) いる 糞便中排泄率 10% 約 50% の症例に発疹が 報告されている 抗レトロウイルス薬未経 験で NVP 投与前の CD4 数 >250 個 /mm 3 の女性 または抗レトロウイルス 薬未経験で NVP 投与前 の CD4 数 >400 個 /mm 3 の男性に有意に高い頻度 で発症する リスクより ベネフィットのほうが明 らかに大きい場合を除き NVP をこれらの患者に 投与すべきではない CYP3A4 の基質 50 時間 発疹 抑うつ 不眠症 頭痛 肝毒性 腎機能不全または肝機能不全がある場合の用量調節については 付録 B 付表 7 を参照 表 14も参照のこと ほとんどの NNRTI に まれにスティーブンス ジョンソン症候群が報告されており NVP 投与時に発疹の発現率が最も高かった d には 浮動性めまい 傾眠 不眠症 異常な夢 抑うつ 自殺念慮 ( 自殺 自殺企図 自殺願望 ) 錯乱 異常思考 集中力低下 健忘 激越 離人症 幻覚 多幸症などがある EFV を投与している患者の約 50% にこのような症状が発現する可能性がある 症状は通常 2 4 週間で自然に軽減するが ごくわずかな患者が EFV 投与を中止せねばならないことがある 略語 :CD4 = CD4 陽性 T リンパ球 CYP = チトクローム P DLV = デラビルジン EFV = エファビレンツ ETR = エトラビリン FDA = 米国食品医薬品局 FTC = エムトリシタビン NNRTI = 非核酸系逆転写酵素阻害薬 NVP = ネビラピン RPV = リルピビリン TDF = テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 XR = 除放性 日本では未承認 日本では販売終了 222 Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents

5 付録 B 付表 3. プロテアーゼ阻害薬 (PI) の特徴 (2015 年 4 月 8 日改訂 2015 年 4 月 8 日見直し ) (1/3 ページ ) 排泄 / 代謝経路 保存方法 アタザナビル (ATV) レイアタッツ Evotz (ATV/) ダルナビル (DRV) プリジスタ Prezoix (DRV/) レイアタッツ mg カプセル 50 mg 経口散剤包 Evotz (ATV 300 mg+cobi 150 mg) 錠剤 mg 錠剤 100 mg/ml 経口懸濁剤 Prezoix (DRV 800 mg+cobi 150 mg) 錠剤 抗レトロウイルス薬未経験患者 : (ATV 300 mg+rtv 100 mg)1 日 1 回または ATV 400 mg 1 日 1 回 TDF 併用時または抗レトロウイルス薬経験患者 : (ATV 300 mg+rtv 100 mg)1 日 1 回 抗レトロウイルス薬未経験患者での EFV 併用時 : (ATV 400 mg+rtv 100 mg)1 日 1 回食事とともに服用 Evotz TDF 併用時 : ベースライン時の Cr 値が 70 ml/ 分未満の患者には推奨しない (Cr 値の計算式については付録 B 付表 7 を参照のこと ) CYP3A4 の阻害物質および基質 CYP2C8 の弱い阻害物質 UGT1A1 の阻害物質 肝機能不全がある患者は用量を調節すること ( 付録 B 付表 7 参照 ) H2 拮抗薬および PPI 併用時の投与上の推奨については 表 19 を参照 ATV: 上記のとおり 抗レトロウイルス薬未経験患者または DRV 変異がない抗レトロウイルス薬経験患者 : (DRV 800 mg+rtv100 mg)1 日 1 回 1ヵ所以上の DRV 耐性変異を有する抗レトロウイルス薬経験患者 : (DRV 600 mg+rtv 100 mg)1 日 2 回ブーストなしの DRV は推奨しない 食事とともに服用 Prezoix 1 ヵ所以上の DRV 耐性関連変異を有する患者には推奨しない COBI:CYP3A および CYP2D6( わずか ) の基質 CYP3A の阻害物質 CYP3A4 の阻害物質および基質 CYP2C9 の誘導物質 DRV: 上記のとおり COBI:CYP3A および CYP2D6( わずか ) の基質 CYP3A の阻害物質 7 時間室温 ( 最大 25ºC/ 77ºF) 15 時間室温 (RTV 併用時 ) ( 最大 25ºC/ 77ºF) 間接型ビリルビン血症 PR 間隔延長 : 症候性の第 1 度房室ブロックが報告されている 基礎に伝導障害のある患者または PR 延長を来す可能性のある薬剤を併用している患者には慎重に用いること 胆石症 腎結石症 腎不全 血清トランスアミナーゼ値上昇 ( 特に RTV でブーストした場合 ) 皮疹 血清クレアチニンの上昇 (COBI と併用で ) 皮疹 (10 %):DRV はスルホンアミド成分を有し スティーブンス ジョンソン症候群 中毒性表皮壊死症, 急性汎発性発疹性膿疱症および多形性紅斑が報告されている 肝毒性 下痢 悪心 頭痛 血清トランスアミナーゼ値上昇 血清クレアチニンの上昇 (COBI と併用で ) ホスアンプレナビル (FPV) レクシヴァ ( アンプレナビル [APV] のプロドラッグ ) 700 mg 錠剤 50 mg/ml 経口懸濁剤 TDF 併用時 : ベースライン時の Cr 値が70 ml/ 分未満の患者には推奨しない (Cr 値の計算式については付録 B 付表 7 を参照のこと ) 抗レトロウイルス薬未経験患者 : FPV 1,400 mg 1 日 2 回または (FPV 1,400 mg+rtv mg) 1 日 1 回または (FPV 700 mg+rtv 100 mg)1 日 2 回 PI 経験のある患者 (1 日 1 回投与は推奨しない ): (FPV 700 mg+rtv 100 mg)1 日 2 回 EFV 併用時 : (FPV 700 mg+rtv 100 mg)1 日 2 回または (FPV 1,400 mg+rtv 300 mg)1 日 1 回錠剤 : RTV 錠剤によりブーストされていない場合 : 食事に関係なく服用 RTV 錠剤によりブーストされている場合 : 食事とともに服用経口懸濁剤 : 食事なしで服用 APV は CYP3A4 の基質 阻害物質 誘導物質である 肝機能不全がある患者は用量を調節すること ( 付録 B 付表 7 参照 ) 7.7 時間 (APV) 室温 ( 最大 25ºC/ 77ºF) 皮疹 (12% 19%) FPV はスルホンアミド成分を有する 下痢 悪心 嘔吐 頭痛 血清トランスアミナーゼ値上昇 腎結石症 日本では未承認 Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents 223

6 付録 B 付表 3. プロテアーゼ阻害薬 (PI) の特徴 (2/3 ページ ) 排泄 / 代謝経路 保存方法 インジナビル (IDV) クリキシバン ロピナビル / リトナビル (LPV/r) カレトラ ネルフィナビル (NFV) ビラセプト リトナビル (RTV) ノービア 日本では未承認 日本では販売終了 mg カプセル 錠剤 : (LPV 200 mg+rtv 50 mg) または (LPV 100 mg+rtv 25 mg) 経口液剤 : 5 ml につき (LPV 400 mg+rtv 100 mg) を含有 経口液剤はアルコール 42% 含有 mg 錠剤 50 mg/g 経口散剤 100 mg 錠剤 100 mg 軟カプセル 80 mg/ml 経口液剤 経口液剤はアルコール 43% 含有 8 時間ごとに 800 mg 食事の 1 時間前または 2 時間後に服用する 脱脂乳または低脂肪食とともに服用してもよい RTV 併用時 : (IDV 800 mg+rtv mg) 1 日 2 回 (LPV 400 mg+rtv 100 mg)1 日 2 回または (LPV 800 mg+rtv 200 mg)1 日 1 回 LPV 関連変異が 3 つ以上認められた患者 妊婦 または EFV NVP FPV NFV カルバマゼピン フェニトイン フェノバルビタル投与患者には 1 日 1 回投与は推奨しない EFV または NVP の併用時 (PI の投与経験の有無に関係なく ) : LPV/r 500 mg/125 mg 錠剤を1 日 2 回 (LPV/r 200 mg/50 mg 錠 2 錠 +LPV/r 100 mg/25 mg 錠 1 錠を併用投与して LPV/r の総投与量を500 mg/125 mg とする ) または LPV/r 533 mg/133 mg 経口液剤を 1 日 2 回 錠剤 : 経口液剤 : 1,250 mg 1 日 2 回または 750 mg 1 日 3 回少量の水で錠剤を溶かし よくかき混ぜて直ちに服用すること 食事とともに服用 他の PI の薬物動態エンハンサー ( ブースター ) として : mg/ 日を 1 2 回に分けて投与 ( 投薬に関する具体的推奨事項についてはそれぞれの PI を参照 ) 錠剤 : カプセル と経口液剤 : 忍容性を改善するために 可能であれば食事とともに服用する ( 日本では食後投与 ) CYP3A4 の阻害物質および基質 肝機能不全がある場合は用量を調節すること ( 付録 B 付表 7 参照 ) CYP3A4 の阻害物質および基質 CYP2C19 および 3A4 の基質 活性 M8 代謝物に代謝される CYP3A4 の阻害物質 CYP3A4>2D6 の基質 3A4 および 2D6 の強力な阻害物質 CYP の 1A2 2C8 2C9 および 2C19 と UGT1A1 の誘導物質 時間室温 (15 30ºC/ 59 86ºF) 湿気を避けること 5 6 時間経口錠剤は室温で安定 経口液剤は表示期限まで 2 8ºC( º F ) で安定しており 室温 ( 最大 25ºC/ 77ºF) で保存した場合は 2 ヵ月間以内は安定 時間室温 (15 30ºC/59 86ºF) 3 5 時間錠剤は冷蔵しなくてよい カプセル は要冷蔵 30 日以内であれば室温 ( 最大 25ºC / 77ºF) に放置可能経口液剤は冷蔵してはならない ; 腎結石症 消化管不耐容 悪心 肝炎 間接型ビリルビン血症 頭痛 無力症 霧視 めまい 発疹 金属味 血小板減少症 脱毛症 溶血性貧血 消化器不耐容 悪心 嘔吐 下痢 膵炎 無力症 ( 特に高トリグリセリド血症 ) 血清トランスアミナーゼ値上昇 インシュリン抵抗性 / 糖尿病 PR 間隔の延長 QT 間隔の延長およびトルサー ド ポアンが報告されている ; しかし因果関係は確立されていない 下痢 血清トランスアミナーゼ値上昇 消化器不耐容 悪心 嘔吐 下痢 錯感覚 ( 口腔周囲および四肢 ) ( 特に高トリグリセリド血症 ) 肝炎 無力症 味覚倒錯 224 Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents

7 付録 B 付表 3. プロテアーゼ阻害薬 (PI) の特徴 (3/3 ページ ) 排泄 / 代謝経路 保存方法 サキナビル (SQV) インビラーゼ チプラナビル (TPV) Aptivus 500 mg 錠剤 200 mg カプセル 250 mg カプセル 100 mg/ml 経口液剤 (SQV 1,000 mg+rtv 100 mg)1 日 2 回 ブーストなしの SQV は推奨しない 食事とともに または食後 2 時間以内に服用 (TPV 500 mg+rtv 200 mg)1 日 2 回 ブーストなしの TPV は推奨しない TPV を RTV 錠剤と併用 : TPV を RTV カプセルまたは経口液剤と併用 : CYP3A4 の基質 1 2 時間 室温 (15 30ºC/59 86ºF) CYP450 3A4 の誘導物質および基質 CYP2D6 の阻害物質 CYP3A4 1A2 および 2C19 の誘導物質 RTV(CYP 3A4 および 2D6 の阻害物質 ) と併用した場合の正味の効果 TPV/r 単回投与後 6 時間 カプセルは要冷蔵カプセルは 室温 (25ºC / 77ºF) で最大 60 日間保存することができる 経口液剤は 冷蔵も冷凍 もすべきではない 開栓後は 60 日以内に使用すること 消化器不耐容 悪心 下痢 頭痛 血清トランスアミナーゼ値上昇 PR 間隔の延長 QT 間隔の延長およびトルサー ド ポアンが報告されている SQV 投与前の QT 間隔が 450 mse 超の患者には SQV を投与すべきではない 肝毒性 : 臨床的肝炎 ( 肝代償不全および肝炎による死亡など ) が報告されている 特に基礎肝疾患のある患者を綿密に監視すること 皮疹 (3% 21%):TPV はスルホンアミド成分を含むため スルホンアミドアレ ルギーのある患者には慎重に投与すること まれに 致死性および非致死性の頭蓋内出血が報告されている 脳病変 頭部外傷 神経外科手術後間もないこと 凝血障害 高血圧 アルコール依存症 抗凝血薬または抗血小板薬 ( ビタミン E を含む ) の服用など がリスクとなる 肝機能不全がある場合の用量調節については 付録 B 付表 7 を参照 表 14も参照のこと略語 :APV = アンプレナビル ATV = アタザナビル ATV/ = コビシスタットでブーストしたアタザナビル COBI = コビシスタット CYP = チトクローム P DRV = ダルナビル DRV/ = コビシスタットでブーストしたダルナビル EFV = エファビレンツ FPV = ホスアンプレナビル IDV = インジナビル LPV = ロピナビル LPV/r = リトナビルでブーストしたロピナビル mse = ミリ秒 NFV = ネルフィナビル NVP = ネビラピン PI = プロテアーゼ阻害薬 PPI = プロトンポンプ阻害薬 RTV = リトナビル SQV = サキナビル TDF = テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 TPV = チプラナビル Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents 225

8 付録 B 付表 4. インテグラーゼストランドトランスファー阻害薬 (INSTI) の特徴 (2015 年 4 月 8 日改訂 2015 年 4 月 8 日見直し ) 排泄 / 代謝経路 ドルテグラビル (DTG) テビケイ 50 mg 錠剤 抗レトロウイルス薬による治療経験がない または抗レトロウイルス薬による治療経験はあるが INSTI の投与経験がない患者 : 50 mg 1 日 1 回 UGT1A1 を介したグルクロン酸抱合 CYP3A4 の影響をわずかに受ける 14 時間 皮疹 全身症状 臓器機能不全 ( 肝障害など ) を含む過敏反応が報告されている 不眠症 頭痛 抗レトロウイルス薬による治療経験がない または抗レトロウイルス薬による治療経験はあるが INSTI の投与経験はなく EFV FPV/r TPV/r あるいはリファンピンのいずれかを併用している患者 : 50 mg 1 日 2 回 INSTI の投与経験があり ある種の INSTI 変異を伴う ( 添付文書を参照 ) あるいは臨床的に INSTI 耐性が疑われる患者 : 50 mg 1 日 2 回 食事に関係なく服用 (DTG/ABC/3TC) エルビテグラビル (EVG) Vitekt (DTG 50 mg+abc 600 mg+3tc 300 mg) 錠剤 1 錠 1 日 1 回を食事に関係なく服用 mg 錠剤 ATV/r 1 日 1 回あるいは LPV/r 1 日 2 回と併用時 : 85 mg 1 日 1 回を食事とともに服用 CYP3A UGT1A1/3 の基質 9 時間 悪心 下痢 1 日 2 回服用の DRV/r FPV/r TPV/r のいずれか併用時 : 150 mg 1 日 1 回を食事とともに服用 ブーストなしの EVG は推奨しない EVG//FTC/TDF (EVG 150 mg+cobi 150 mg+ftc 200 mg+tdf 300 mg) 錠剤 1 錠 1 日 1 回食事とともに服用 ベースライン時に Cr<70 ml/ 分の患者には推奨しない Cr 値の計算式については付録 B 付表 7 を参照のこと 他の抗レトロウイルス薬との併用は推奨しない EVG: 上記のとおり COBI:CYP3A CYP2D6 ( わずか ) CYP3A の阻害物質 13 時間 悪心 下痢 腎障害の新規発症または悪化 骨密度が低下する可能性がある B 型肝炎との重複感染患者で FTC および TDF を中止している患者では肝炎の重篤な急性増悪をみることがある ラルテグラビル (RAL) アイセントレス 400 mg 錠剤 mg チュアブル錠 剤 100 mg 経口懸濁剤 1 包 400 mg 1 日 2 回 リファンピンとの併用 : 800 mg 1 日 2 回 食事に関係なく服用 UGT1A1 を介したグルクロン酸抱合 9 時間 スティーブンス ジョンソン症候群などの発疹 過敏反応 毒性の表皮壊死融解症 悪心 頭痛 下痢 発熱 CPK 値上昇 筋力低下 横紋筋融解症 不眠症 肝機能不全がある場合の用量調節については 付録 付表 7 を参照 表 14も参照のこと略語 :3TC = ラミブジン ABC = アバカビル ATV/r = リトナビルでブーストしたアタザナビル Cr = クレアチニンクリアランス または COBI = コビシスタット CPK = クレアチンホスホキナーゼ CYP = チトクローム P DRV/r = リトナビルでブーストしたダルナビル DTG = ドルテグラビル EFV = エファビレンツ EVG = エルビテグラビル FPV/r = リトナビルでブーストしたホスアンプレナビル FTC = エムトリシタビン INSTI = インテグラーゼストランドトランスファー阻害薬 LPV/r = リトナビルでブーストしたロピナビル RAL = ラルテグラビル TDF = テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 TPV/r = リトナビルでブーストしたチプラナビル UGT = ウリジン二リン酸グルクロノシルトランスフェラーゼ 日本では未承認 226 Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents

9 付録 B 付表 5. 融合阻害薬の特徴 (2008 年 1 月 29 日改訂 2015 年 4 月 8 日見直し ) 排泄保存方法 エンフュービルタイド (T20) Fuzeon 表 14も参照のこと略語 :T20 = エンフュービルタイド 凍結乾燥粉末の注射剤 各バイアルに T mg を含有 ; 滅菌水 1.1 ml に溶解し 約 90 mg/ml 濃度の注射液に調製 90 mg(1 ml) を 1 日 2 回皮下投与 3.8 時間異化作用によりアミノ酸に分 解された後 体内に貯蔵され 再利用されると予想される 室温 ( 最大 25ºC /77ºF) にて保存 溶解した注射液は 2 8ºC(36 46ºF) で冷蔵し 24 時間以内に使用すること 局所注射部位反応 ( 疼痛 紅斑 硬結 結節および嚢胞 掻痒 斑状出血 ) は患者のほぼ100% に生じる 細菌性肺炎の増加 過敏反応 (<1%): 症状は発疹 発熱 悪心 嘔吐 悪寒 硬直 低血圧 血清トランスアミナーゼ値上昇など 再投与は推奨しない 付録 B 付表 6. CCR5 阻害薬の特徴 (2012 年 3 月 27 日改訂 2015 年 4 月 8 日見直し ) 排泄 / 代謝経路 マラビロク (MVC) シーエルセントリ mg 錠剤 150 mg 1 日 2 回 PI(TPV/r を除く ) を含む強力な CYP3A 阻害物質 (CYP3A 誘導物質との併用の有無にかかわりなく ) と併用する場合 300 mg 1 日 2 回 NRTI T20 TPV/r NVP RAL をはじめとする CYP3A の強力な阻害物質または誘導物質ではない薬剤と併用する場合 600 mg 1 日 2 回 EFV ETR などをはじめとする CYP3A 誘導物質と併用する場合 (CYP3A 阻害物質との併用なし ) 時間 CYP3A4 の基質 腹痛 咳嗽 浮動性めまい 筋骨格症状 発熱 発疹 上気道感染症 肝毒性が 重症の発疹または全身性のアレルギー反応等の兆候が見られた後に発症することがある 起立性低血圧が 重症の腎不全患者に発現することがある 食事に関係なく服用 肝機能不全がある場合の用量調節については 付録 付表 7 を参照 表 14も参照のこと略語 :CYP = チトクローム P EFV = エファビレンツ ETR = エトラビリン MVC = マラビロク NRTI = 核酸系逆転写酵素阻害薬 NVP = ネビラピン PI = プロテアーゼ阻害薬 RAL = ラルテグラビル T20 = エンフュービルタイド TPV/r = チプラナビル +リトナビル 日本では未承認 Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents 227

10 April 8, 2015 付録 B 付表 7. 腎機能不全患者または肝機能不全患者における抗レトロウイルス薬の用量に関する推奨 2014 年 5 月 1 日改訂 2015 年 4 月 8 日見直し クレアチニンクリアランス Cr の計算式および Child-Pugh 分類の基準については 本表の後に続く 231 ページを参照のこと 抗レトロウイルス薬 略称 1 日量 腎機能障害の場合 1/4 ページ 肝障害の場合の用量 Cr < 70 ml/ 分の患者にを初回投与してはならない 核酸系逆転写酵素阻害薬 NRTI Cr < 50 ml/ 分の患者への以下の固定用量配合剤 Atripl コンビビル エプジコム トリーメ ク Trizivir の投与は推奨しない Cr < 30 ml/ 分の患者へのの投与は推奨しない アバカビル ABC ザイアジェン 300 mg 1 日 2 回経口 Child-Pugh スコア mg 1 日 2 回経口 経口液剤 を使 用 Child-Pugh スコア 6 禁忌 ジダノシン EC ddi ヴァイデックス EC 体重 60 kg 400 mg 1 日 1 回経口 体重 60 kg 250 mg 1 日 1 回経口 ジダノシン経口液剤 ddi ヴァイデックス 体重 60 kg 200 mg 1 日 2 回経口または 400 mg 1 日 1 回経口 体重 60 kg 250 mg 1 日 1 回経口または 125 mg 1 日 2 回経口 用量 1 日 1 回 60 kg 60 kg HD CAPD 200 mg 125 mg 125 mg 125 mg 125 mg 75 mg 経口液剤を使用 60 kg 60 kg HD CAPD 200 mg 150 mg 100 mg 150 mg 100 mg 75 mg カプセル 液剤 または HD 200 mg 48 時間ごと 200 mg 72 時間ごと 200 mg 96 時間ごと 120 mg 24 時間ごと 80 mg 24 時間ごと 60 mg 24 時間ごと 用量 1 日 1 回 エムトリシタビン FTC エムトリバ または ラミブジン 3TC エピビル 300 mg 1 日 1 回経口 または または HD 150 mg 24 時間ごと 150 mg を 1 回 その後 100 mg を 24 時間ごと 150 mg を 1 回 その後 50 mg を 24 時間ごと 50 mg を 1 回 その後 25 mg を 24 時間ごと または HD 60 kg 200 mg 経口カプセル 1 日 1 回 240 mg 24 ml 経口液剤 1日1 回 150 mg 1 日 2 回経口 サニルブジン スタブジン 体重 60 kg 40 mg 1 日 2 回経口 D4T ゼリット 体重 60 kg 30 mg 1 日 2 回経口 テノホビル ジソプロキシル 300 mg 1 日 1 回経口 フマル酸塩 TDF ビリアード エムトリシタビン FTC 1 錠 1 日 1 回経口 テノホビル ジソプロキシル フマル酸塩 TDF ジドブジン AZT, ZDV レトロビル mg 1 日 2 回経口 投与量に関する推奨なし 用量 用量 投与量に関する推奨なし 用量 HD なし HD または HD 15 または HD 20 mg 12 時間ごと 20 mg 24 時間ごと 60 kg 15 mg 12 時間ごと 15 mg 24 時間ごと 用量 300 mg 48 時間ごと 300 mg を週 2 回 時間ごと 推奨しない 300 mg 7 日ごと 用量 投与量に関する推奨なし 1 錠 48 時間ごと 推奨しない 用量 100 mg 1 日 3 回または 300 mg 1 日 1 回 日本では未承認 Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents 投与量に関する推奨なし

11 付録 B 付表 7. 腎機能不全患者または肝機能不全患者における抗レトロウイルス薬の用量に関する推奨 (2/4 ページ ) 抗レトロウイルス薬 1 日量 腎機能障害の場合 肝障害の場合の用量 非核酸系逆転写酵素阻害薬 (NNRTI) デラビルジン (DLV) レスクリプター エファビレンツ (EFV) サスティバ ( 日本での販売名 : ストックリン ) エファビレンツ ( E F V )+ テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 ( T D F )+ エムトリシタビン (FTC) Atripl エトラビリン (ETR) インテレンス ネビラピン (NVP) ビラミューンまたはビラミューン XR リルピビリン (RPV) エジュラント リルピビリン (RPV)+ テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 ( T D F )+ エムトリシタビン (FTC) プロテアーゼ阻害薬 (PI) 400 mg 1 日 3 回経口 投与量に関する推奨なし 肝障害患者には慎重に投与する 600 mg 1 日 1 回を就寝時または就寝前に経口 1 錠 1 日 1 回経口 Cr<50 ml/ 分の患者への投与は推奨しない かわりに配合剤の個々の薬剤を用い TDF と FTC の用量を Cr 値に応じて調節する 投与量に関する推奨なし肝障害患者には慎重に投与する 200 mg 1 日 2 回経口 Child-Pugh 分類 A または B: 投与量に関する推奨なし 200 mg 1 日 2 回経口または 400 mg 1 日 1 回経口 ( ビラミューン XR 剤使用の場合 ) HD 患者 わずかなデータしかない ; 用量の推奨はなし Child-Pugh 分類 A: 用量調節なし Child-Pugh 分類 B または C: 禁忌 25 mg 1 日 1 回経口 Child-Pugh 分類 A または B: 用量調節なし 投与量に関する推奨なし 1 錠 1 日 1 回経口 Cr<50 ml/ 分の患者への投与は推奨しない かわりに配合剤の個々の薬剤を用い TDF と FTC の用量を Cr 値に応じて調節する Child-Pugh 分類 A または B: 用量調節なし 投与量に関する推奨なし アタザナビル (ATV) レイアタッツ アタザナビル (ATV)+ コビシスタット ( C O B I ) Evotz ダルナビル (DRV) プリジスタ 400 mg 1 日 1 回経口または (ATV 300 mg+rtv 100 mg) 1 日 1 回経口 HD 不要の腎機能障害患者では HD を行っている抗レトロウイルス薬未経験患者 : (ATV 300 mg+rtv 100 mg)1 日 1 回 HD を行っている抗レトロウイルス薬経験患者 : RTV ブーストの有無を問わず ATV は推奨しない 1 錠 1 日 1 回経口 TDF と併用する場合 : Cr <70 ml/ 分の患者には推奨しない 抗レトロウイルス治療経験の有無を問わず DRV 耐性変異をもたない患者 : (DRV 800 mg+rtv 100 mg) 1 日 1 回経口 TDF と併用しない場合 : HD 不要の腎障害患者では Child-Pugh 分類 B: 300 mg 1 日 1 回 肝障害患者 (Child-Pugh 分類 B または C) には RTV ブーストは推奨しない 投与量に関する推奨なし肝障害患者には推奨しない 軽度から中等度の肝障害 : 用量調節なし重度の肝障害 : ダルナビル (DRV)+ コビシスタット ( C O B I ) Prezoix 日本では販売中止 少なくとも 1 種類の DRV 耐性変異を有する抗レトロウイルス治療経験患者 : (DRV 600 mg+rtv 100 mg) 1 日 2 回経口 1 錠 1 日 1 回経口 (DRV 関連の耐性変異をもたない患者に限る ) TDF と併用する場合 : Cr <70 ml/ 分の患者には推奨しない TDF と併用しない場合 : Child-Pugh 分類 A または B: 用量調節なし Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents 229

12 付録 B 付表 7. 腎機能不全患者または肝機能不全患者における抗レトロウイルス薬の用量に関する推奨 (3/4 ページ ) 抗レトロウイルス薬 1 日量 腎機能障害の場合 肝障害の場合の用量 ホスアンプレナビル (FPV) レクシヴァ インジナビル (IDV) クリキシバン リトナビルでブーストしたロピナビル (LPV/r) カレトラ ネルフィナビル (NFV) ビラセプト リトナビル (RTV) ノービア サキナビル (SQV) インビラーゼ チプラナビル (TPV) Aptivus インテグラーゼ阻害薬 (INSTI) ドルテグラビル (DTG) テビケイ Elvitegrvir (EVG) Vitekt エルビテグラビル ( E V G )+ コビシスタット ( o i )+ テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 ( T D F )+ エムトリシタビン (FTC) ラルテグラビル (RAL) アイセントレス 1,400 mg 1 日 2 回経口または (FPV 1,400 mg + RTV mg)1 日 1 回経口または (FPV 700 mg+rtv 100 mg) 1 日 2 回経口 PI 未経験患者のみ : Child-Pugh スコア 5 9: 700 mg 1 日 2 回 Child-Pugh スコア 10 15: 350 mg 1 日 2 回 : PI 未経験患者または PI 経験患者 : Child-Pugh スコア 5 6: (700 mg 1 日 2 回 +RTV 100 mg)1 日 1 回 Child-Pugh スコア 7 9: (450 mg 1 日 2 回 +RTV 100 mg)1 日 1 回 Child-Pugh スコア 10 15: (300 mg 1 日 2 回 +RTV 100 mg)1 日 1 回 800 mg 8 時間ごとに経口 肝硬変による軽度から中等度の肝機能不全 : 600 mg 8 時間ごと (LPV 400 mg+rtv 100 mg) 1 日 2 回経口または (LPV 800 mg+rtv 200 mg) 1 日 1 回経口 HD を行っている患者には 1 日 1 回の投与を避ける ( 日本の添付文書にこの記載はない ) 投与量に関する推奨なし肝障害患者には慎重に投与すること 1,250 mg 1 日 2 回経口 軽度の肝障害 : 用量調節なし中等度から重度の肝障害 : 使用しないこと PI ブースト剤として : mg/ 日 SQV 1,000 mg+rtv 100 mg 1 日 2 回経口 (TPV 500 mg+rtv 200 mg) 1 日 2 回経口 50 mg 1 日 1 回または 50 mg 1 日 2 回 85 mg または 150 mg 1 日 1 回 主体となる PI に関する推奨事項を参照 軽度から中等度の肝障害 : 慎重に投与する重度の肝障害 : 禁忌 Child-Pugh 分類 A: 慎重に投与する Child-Pugh 分類 B または C: 禁忌 Child-Pugh 分類 A または B: 用量調節なし Child-Pugh 分類 A または B: 用量調節なし 1 錠 1 日 1 回 Cr<70 ml/ 分の患者に EVG//TDF/FTC を初回投与してはならない 治療中の患者の Cr 値が 50 ml/ 分未満にまで低下した場合は EVG//TDF/FTC の投与を中止する 軽度から中等度の肝機能不全 : 重度の肝機能不全 : 400mg 1 日 2 回 軽度から中等度の肝機能不全 : 重度の肝機能不全 : 230 Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents

13 付録 B 付表 7. 腎機能不全患者または肝機能不全患者における抗レトロウイルス薬の用量に関する推奨 (4/4 ページ ) 抗レトロウイルス薬 1 日量 腎機能障害の場合 肝障害の場合の用量 融合阻害薬 エンフュービルタイド (T20) Fuzeon 90 mg 1 日 2 回皮下 CCR5 阻害薬 マラビロク (MVC) シーエルセントリ 併用薬とその薬物相互作用の可能性によってが異なる 投与の詳細については付録 B 付表 6 を参照のこと Cr<30 ml/ 分または HD を行っている患者強い CYP3A 阻害物質または誘導物質を服用していない患者 : 300 mg 1 日 2 回 ; 起立性低血圧が起きた場合は 150 mg 1 日 2 回に減らす強い CYP3A 阻害物質または誘導物質を服用している患者 : 投与量に関する推奨なし肝障害患者では濃度が上昇する可能性が高い 用量に関しての追加事項は付録 B 付表 1 6 を参照 慢性外来腹膜透析や血液透析を行っている場合も含む 透析実施日は HD 後に投与 略語 :3TC = ラミブジン ABC = アバカビル ATV = アタザナビル AZT = ジドブジン CAPD = 慢性外来腹膜透析 Cr = クレアチニンクリアランス または COBI = コビシスタット CYP = チトクローム P d4t = スタブジン ddi = ジダノシン DLV = デラビルジン DRV = ダルナビル DTG = ドルテグラビル EC = 腸溶性 EFV = エファビレンツ ETR = エトラビリン EVG = エルビテグラビル FPV = ホスアンプレナビル FTC = エムトリシタビン HD = 血液透析 IDV = インジナビル LPV/r = ロピナビル / リトナビル MVC = マラビロク NFV = ネルフィナビル NNRTI = 非核酸系逆転写酵素阻害薬 NRTI = 核酸系逆転写酵素阻害薬 NVP = ネビラピン PI = プロテアーゼ阻害薬 RAL = ラルテグラビル RPV = リルピビリン RTV = リトナビル SQV = サキナビル T20 = エンフュービルタイド TDF = テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 TPV = チプラナビル XR = 徐放性 ZVD = ジドブジン クレアチニンクリアランス算出法 男性 : (140 年齢 [ 歳 ]) 体重 (kg) 72 血清クレアチニン 女性 : (140 年齢 [ 歳 ]) 体重 (kg) 血清クレアチニン 脳症 Child-Pugh スコア 評価項目点数 なしグレード 1 2 グレード 3 4 腹水なし軽度または利尿薬によりコントロール中等度または利尿薬にも難治性 アルブミン >3.5 g/dl g/dl <2.8 g/dl 総ビリルビンまたは <2 mg/dl(<34 µmol/l) 2 3 mg/dl(34 µmol/l 50 µmol/l) >3 mg/dl(>50 µmol/l) 修正総ビリルビン <4 mg/dl 4 7 mg/dl >7 mg/dl プロトロンビン時間 ( 延長時間 [ 秒 ]) <4 4 6 >6 または 国際標準比 ( I N R ) < >2.3 脳症のグレードグレード 1: 軽度の錯乱 不安 不穏 細かな振戦 協調運動遅延グレード 2: 眠気 失見当識 羽ばたき振戦グレード 3: 傾眠はあるが覚醒可能 著明な錯乱 理解不能な発話 失禁 過呼吸グレード 4: 昏睡 除脳姿勢 弛緩 ジルベール症候群患者 あるいはインジナビルまたはアタザナビル投与患者の評定に用いた修正総ビリルビン Child-Pugh 分類クラス A クラス B クラス C 各評価項目の点数の合計 合計 Child-Pugh スコア 5 6 点 7 9 点 >9 点 Guidelines for the Use of Antiretrovirl Agents in HIV-1-Infeted Adults nd Adolesents 231

トリーメク 配合錠を服用される方へ 服用のてびき 医院 病院名 企画 : ヴィーブヘルスケア株式会社 / 東京都渋谷区千駄ヶ谷 TRXT0037-P1708N 改訂年月 2017 年 8 月 (MK)

トリーメク 配合錠を服用される方へ 服用のてびき 医院 病院名 企画 : ヴィーブヘルスケア株式会社 / 東京都渋谷区千駄ヶ谷 TRXT0037-P1708N 改訂年月 2017 年 8 月 (MK) トリーメク 配合錠を服用される方へ 服用のてびき 医院 病院名 企画 : ヴィーブヘルスケア株式会社 / 東京都渋谷区千駄ヶ谷 4-6-15 TRXT0037-P1708N 改訂年月 2017 年 8 月 (MK) はじめに この冊子はトリーメク 配合錠をお飲みになる方のために この薬の特徴や服用方法 気をつけなくてはならないポイントなどについて解説しています HIV 感染症では 感染を早期に発見し

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