(15) 耐雷設計検討専門家会議 (16) 緊急時対応に係わるセミナーと講演の会 (17) パフォーマンス改善活動のフォローアップ会合 4. その他 (1) 電気新聞コラム 時評 ウェーブ 掲載 (2) 原子力委員会での JANSI 説明 (3) 松浦理事長の年頭挨拶 (4) 電事連勝野会長ご来訪及

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1 JANSI トピックス第 17 号 2017 年 2 月 この JANSI トピックス は JANSI の活動をご支援いただいている方に 2 ヶ月毎に活 動状況をお知らせするものです 本号では 昨年 12 月発行の第 16 号以降の主な活動についてご報告します 目 次 1. 安全性向上策の評価 支援 (1) 一次冷却材ポンプ (RCP) シール LOCA 発生防止対策欧州調査 (2) リスクマネジメント米国調査 2. 原子力施設の評価 支援 (1) 連絡代表者による発電所などの訪問 (2) 原燃輸送ピアレビュー ( メーカーピアレビュー ) (3) 日本原燃ピアレビュー ( メーカーピアレビュー ) (4) 図上演習 ( 泊発電所 ) (5) 運転 (OP) 関係エクセレンス ガイドライン説明会 (6) 柏崎刈羽原子力発電所の再稼動支援 (7) 玄海原子力発電所の再稼動支援 (8) 美浜発電所ピアレビュー 3. 基盤業務 (1) 当直課長研修 (2) 品質マネジメントシステム (QMS) 課題検討会 (3) 当直副長研修 (4) 日本原燃濃縮事業部での安全文化に関する講演 (5) 発電所長を対象とする福島第一視察 (6) 伊方発電所における運転プラント実機体感研修 (7) 志賀原子力発電所での安全文化に関する講演 (8) 緊急時対応訓練 (9) William Webster 氏の招聘 (10) 耐環境性能 (EQ) 管理セミナー (11) CEO 会議 CNO 会議 (12) アリゾナ パブリック サービス社 CNO Edington 氏のセミナー (13) 東北電力ヒューマンエラー事象についての支援 (14) 日本原燃品質保証問題についての支援 1

2 (15) 耐雷設計検討専門家会議 (16) 緊急時対応に係わるセミナーと講演の会 (17) パフォーマンス改善活動のフォローアップ会合 4. その他 (1) 電気新聞コラム 時評 ウェーブ 掲載 (2) 原子力委員会での JANSI 説明 (3) 松浦理事長の年頭挨拶 (4) 電事連勝野会長ご来訪及び年頭ご挨拶 (5) WANO 世界理事会 ( アブダビ ) 参加 (6) メディア対応 2

3 1. 安全性向上策の評価 支援 (1) 一次冷却材ポンプ (RCP) シール LOCA 発生防止対策欧州調査 昨年 12 月 5 日 ~9 日 スロベニアの Krsko( クルスコ ) 発電所 (WH 型 2 ルーフ PWR) とスイスの Beznau( ベツナウ ) 発電所 (WH 型 2 ルーフ PWR) を訪問し RCP シール LOCA 発生防止対策として異なるアプローチの現状を調査した (2) リスクマネジメント米国調査米国のリスクマネジメント調査のため 中国電力 日本原燃 原子力リスク研究センター (NRRC) のリスクマネジメント担当者と共に 昨年 12 月 8 日 9 日にペンシルベニア州エクセロン本社 12 月 12 日 13 日にカリフォルニア州ディアブロ キャニオン原子力発電所を訪問した リスクマネジメント全体の枠組み 定性的なリスク重要度の決定方法などについて調査を行った 2. 原子力施設の評価 支援 (1) 連絡代表者による発電所などの訪問連絡代表者が定期的に発電所などを訪問して 情報交換 意見交換 現場観察等を行っている 2016 年 12 月には以下の各所を訪問した 福島第二原子力発電所 川内原子力発電所 日本原燃 ( 濃縮 埋設 ) 島根原子力発電所 高浜発電所 東通原子力発電所 志賀原子力発電所 大飯発電所 福島第一原子力発電所 東海第二原子力発電所 浜岡原子力発電所 2017 年 1 月には以下の各所を訪問した 泊発電所 (2) 原燃輸送ピアレビュー ( メーカーピアレビュー ) 昨年 12 月 5 日 ~7 日に 原燃輸送のピアレビューを行った (3) 日本原燃ピアレビュー ( メーカーピアレビュー ) 昨年 12 月 14 日 ~16 日に 日本原燃埋設事業部を対象にピアレビューを行った (4) 図上演習 ( 泊発電所 ) 1 月 18 日に泊発電所にて 緊急時対策所指揮者 指揮者支援者 ( 機能班長など ) を対象に 緊急時状況把握 意思決定 リーダーシップなどの能力向上を目的とした図上演習を実施した 3

4 (5) 運転 (OP) 関係エクセレンス ガイドライン説明会 1 月 23 日に 運転 (OP) 関係のエクセレンス ガイドライン改訂版の電力説明会を開 催した 電力本店 原子力発電所 運転訓練機関から約 40 名の参加があった (6) 柏崎刈羽原子力発電所の再稼動支援再稼動先行プラントでの広報など4 分野の活動について 1 月 18 日に説明した 1 月 26 日 27 日に 再稼動準備計画について 伊方発電所メンバーと柏崎刈羽発電所メンバーの意見交換を行った (7) 玄海原子力発電所の再稼動支援 1 月 30 日 31 日に 再稼動準備計画 検査関係について 伊方発電所メンバーと玄海 発電所メンバーの意見交換を行った (8) 美浜発電所ピアレビュー 1 月 31 日より 美浜発電所の現地ピアレビューを実施中 2 月 15 日までの予定 3. 基盤業務 (1) 当直課長研修 4

5 高ストレス下でのリーダーシップの養成を目的として 昨年 11 月 30 日 ~12 月 2 日に当直課長研修を行った 5 名が参加した 研修では 福島第一事故対応にあたった元福島第一当直長による講演 元海上自衛隊サバイバル教官による講演 上級運転員に必要なソフトスキルに関する講義 グループ討議およびロールプレイを実施した (2) 品質マネジメントシステム (QMS) 課題検討会日本の原子力規制での原子炉監視プロセス (ROP) 導入に備え 昨年 12 月 2 日に 品質マネジメントシステム (QMS) 課題検討会を開催した 事業者 31 名が参加した 米国の ROP における安全文化の評価方法 と題して NRC の安全文化の取組み ROP における安全文化の扱い 産業界 事業者の取組み などについて説明を行った (3) 当直副長研修フォロワーシップとチームビルディングの強化を目的として 昨年 12 月 5 日 ~7 日に当直副長研修を行った 9 名が受講した 研修では JR 東海による 東海道新幹線の司令員と異常時対応について の講演聴講の後 講義 グループ討議 ロールプレイなどで チームワークスキルやコーチングスキルの向上を図った (4) 日本原燃濃縮事業部での安全文化に関する講演 昨年 12 月 8 日 9 日に 日本原燃濃縮事業部にて安全文化に関する講演を行った (5) 発電所長を対象とする福島第一視察福島第一の現場を直に視察することにより 原子力安全のエクセレンスを目指す活動の必要性を認識し自らの活動の改善を促進するきっかけとすることを目的に 昨年 12 月 9 日に 発電所長を対象に 福島第一原子力発電所の視察 発電所幹部との意見交換会を開催した 参加者は 15 名 ( うち所長 6 名 所長代行者など 9 名 ) であった (6) 伊方発電所における運転プラント実機体感研修運転プラントの実機を体感する目的で 伊方発電所において他電力メンバーによる実機体感研修を実施した 昨年 12 月 12 日 ~16 日には関西電力 22 日 ~24 日には中部電力の運転員が参加した 5

6 (7) 志賀原子力発電所での安全文化に関する講演 昨年 12 月 16 日に 志賀原子力発電所にて安全文化に関する講演を行った (8) 緊急時対応訓練 昨年 12 月 21 日 日本原電東海第二発電所防災訓練にあわせて 当協会において緊急時 対応組織の初動対応 情報入手 共有などについて訓練を実施した (9) William Webster 氏の招聘 元 INPO エグゼクティブバイスプレジデントの William Webster 氏に JANSI のエグゼ クティブ アドバイザーに就任いただくことになり 1 月 10 日 20 日にお招きして INPO の経験を踏まえ 自主規制組織のあり方などについてご指導いただいた 今後年に 4 回来 日いただき JANSI へのご指導 ご助言をいただく予定である 6

7 Federalsecond day, maintenance of (10) 耐環境性能 (EQ) 管理セミナー安全上重要な電気計装品の耐環境性能 (EQ) 管理セミナーを 1 月 12 日 13 日に開催した 原子力発電所における規制を含めた対応状況 EQ 試験などについて国内専門家から説明を行った さらに 米国 NRC の EQ 検査に対する新たな取組みの試行実績を中心として 米国の EQ 専門家から解説を行った (11) CEO 会議 CNO 会議 本年 1 月 13 日に CNO 会議を 1 月 19 日に CEO 会議を開催し ピアレビューの実施 状況 質の向上について議論した (12) アリゾナ パブリック サービス社 CNO Edington 氏のセミナー 1 月 13 日に CNO を対象に アリゾナ パブリック サービス社 CNO Randall K. Edington 氏のオーバーサイト セミナーを開催した また1 月 17 日には 同氏を講師として 運転に焦点を当てた組織の構築と持続 をサブテーマとしたリーダーシップ セミナーを WANO 東京センターと合同で開催した (13) 東北電力ヒューマンエラー事象についての支援昨年 11 月 28 日に東北電力女川 1 号機で発生した原子炉建屋地下 2 階での海水漏洩事象に関し ヒューマンエラー事象としての共通要因分析 再発防止対策およびヒューマンエラー防止活動について 東北電力を支援した 7

8 (14) 日本原燃品質保証問題についての支援日本原燃の品質マネジメントシステムが機能しなかったとされたことについてのNRA からの報告徴収に関し 日本原燃内の 是正措置委員会 にメンバーを派遣し 日本原燃を支援した (15) 耐雷設計検討専門家会議耐雷設計検討専門家会議を 1 月 19 日 20 日に開催した 初日には 耐雷評定システムの精度 保安器の経年劣化 メンテナンス方法 雷インパルス試験によるプラントへの影響などについて メーカーなどの技術者の講義を行った 二日目には 新規制基準適用後のプラントにおける保安規定上の対応 避雷器のメンテナンス 接地抵抗の測定などについて 各社の状況を確認した (16) 緊急時対応に係わるセミナーと講演の会事業者の防災緊急時対応要員を対象とした 緊急時対応に係わるセミナーと講演の会 を 1 月 24 日 25 日に開催した 発電事業者などから 69 名の参加があった 講演の部では スイスからの講師が スイスの発電所における防災訓練について講演した セミナーの部では 米国の原子炉監視プロセス (ROP) における緊急時計画 (EP) についての解説を行った (17) パフォーマンス改善活動のフォローアップ会合各発電所でのパフォーマンス改善活動を共有する目的で 1 月 26 日に JANSI 主催のフォローアップ会合を開催した 10 社から 27 名の参加者あり JANSI から パフォーマンス改善エクセレンス ガイドライン を紹介し 各発電所でのパフォーマンス改善活動の取組み事例などが紹介された 8

9 4. その他 (1) 電気新聞コラム 時評 ウェーブ 掲載昨年 12 月 12 日の電気新聞コラム 時評 ウェーブ に 松浦理事長の もんじゅ問題再考 が掲載された (2) 原子力委員会での JANSI 説明 昨年 12 月 13 日 松浦理事長が原子力委員会に出席し リスクマネジメントを中心に JANSI 活動を説明した (3) 松浦理事長の年頭挨拶 1 月 4 日の松浦理事長年頭挨拶を ホームページに掲載した (4) 電事連勝野会長ご来訪及び年頭ご挨拶 1 月 6 日に勝野電事連会長が JANSI に来訪され 激励のご挨拶をいただいた 9

10 (5) WANO 世界理事会 ( アブダビ ) 参加 1 月 23 日 ~27 日にアブダビで開催された WANO 世界理事会に参加した (6) メディア対応 1 月 26 日 原産新聞が 安全性向上の取組み について松浦理事長に取材インタビューを行った 1 月 27 日 メディア向けの JANSI ニュースレター Vol.16(2017 年冬号 ) を配布した 以 上 JANSI 総務部広報 G 10

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可 届け出がないということが判明いたしましたため 解除を行ったというものでございます 少しだけ補足をいたしますと 同社は 原子力規制庁との契約に際しまして 平成 19 年 10 月 15 日付で受理をされた特定労働者派遣事業の届出書の写しを提出して示しておりましたところ 入札参加資格に適合していると 原子力規制庁記者ブリーフィング 日時 : 平成 30 年 2 月 23 日 ( 金 )14:30~ 場所 : 原子力規制委員会庁舎記者会見室 対応 : 大熊長官官房総務課長他 < 本日の報告事項 > 司会定刻になりましたので ただいまから原子力規制庁の定例ブリーフィングを始めます 大熊総務課長それでは 私から本日は2 件御報告がございます まず 1 件目は日程の関係でございます お手元の広報日程につきまして

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平成 年度予算内訳 費目 2 年度当初予算 25 年度要求 安全規制情報の収集 0 1 安全条約等関連 職員相互交流 7 7 研修事業費セミナー開催費 計 151 百万円 151 百万円 主な増減理由 事業名 事業開始 終了 ( 予定 ) 年度 会計区分 根拠法令 ( 具体的な条項も記載 ) 事業番号 353 平成 2 年行政事業レビューシート ( 環境省 ) 国際原子力発電安全協力推進事業 ( 運営費交付金 ) 平成 7 年度 平成 28 年度 エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定 法律 : 特会法第 85 条第 項 政令 : 同法施行令第 51 条第 1 項第 31 号 担当部局庁 担当課室

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視点 Ⅰ 設備計画の総括の視点 ( 所長付, 技術総括部 ) 監査の視点 中長期的な設備形成の最適化を図るため, 安全最優先を前提とした所大方針 計画策定へ積極的に係わっているか 現状と設備最適化の取組み状況 長期運転サイクル 高経年化対策 耐震強化 等変動要因を踏まえ, 設備形成最適化が必須との認 原子力部門の横串組織の機能発揮状況について 監査報告総括 監査目的原子力発電所の横串組織が, 設備計画の総括 防災安全の総括 等を通じて, 品質 安全の向上に寄与している状況を確認するため, 監査を実施 総括 横串組織の活動自体は定着し, 品質 安全の向上に寄与しているものの, より有効な活動のために以下の課題等を確認 設備計画については, 発電所自立への意識改革の先頭に立ち, 設備形成最適化のために自らの役割を明確にし,

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<955C8E D342E6169> 2011年春の年会 福井大学文京キャンパス 交通案内 ①私鉄えちぜん鉄道 福井駅 福大前西福井駅 約10分 片道150円 時刻表 http://www.echizen-tetudo.co.jp/ 下り 三国港駅行き にご乗車ください ②京福バス JR 福井駅前 10のりば 福井大学前 約10分 片道200円 時刻表 http://bus.keifuku.co.jp/ ③空港連絡バス 小松空港 福井駅

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