九州大学派遣留学生　定期報告書様式（第１回）

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1 A 1E A. 九州大学海外派遣留学生最終報告書 留学先大学名ジョージア大学 ( 国名 : アメリカ合衆国 ) 留学先学部名 ( またはプログラム名 ) 交換留学 帰国後 15 日以内に提出してください 提出された情報は 海外留学 HP に掲載します ( 色のついた部分は掲載しません ) 留学期間 2016 年 8 月 ~ 2017 年 5 月学部 / 学府 年次経済学部 / 学府 3 年次 ~ 4 年次 留学により卒業または修了が遅れる見込みの有無とその期間 有 E A 無 ( 期間 : ) 遅れる見込みの方はその理由を書いてください (NO. に 印をつける ) 卒業を遅らせないためにどのような配慮や工夫をしましたか? 1.4 年次に留学したため 2. 単位が不足するため 3. 新卒で就職したいため 4. その他 ( 具体的に記入 ) 就活解禁が 6 月で エントリーシートの提出やテストセンター受験ができないため 7 月選考を行っている企業を中心に就活を進めるつもりです 卒業を遅らせるかはまだ分かりません 2.3 年次にできるだけ単位を取っておく 特に必修選択科目は開講される科目自体が少ないので 外国書購読を含めて 3 年の前期にできる限り取るようにしました アメリカに留学した場合は 11 月にボストンキャリアフォーラムという内定がもらえる就活イベントがあるのでそれに参加するのも手だと思います 就職 ( 時期 : 4 月から /( ) 年 ( ) 月から ) 進路の予定 2. 大学院進学 ( 大学学府 / 研究科 ) 3. その他 ( 具体的に : ) 上記にある通り ボストンキャリアフォーラムに参加してその時期は自己分析や企業研前項で1と答えた方は 就究を勉強と両立して行いました 本番のような緊張感を持ちつつ 4 年の就活に向けての活時期と方法を教えてくだ良い練習にもなると思います 帰国してから就活するつもりなのでどうなるかは分かりさい ( 予定を含む ) ませんが 留学生向けに 7 月選考を実施している企業もあります 自分が憧れていること 向いているこ進学先や就職先の選定に 留学経験が影響しましたか? と 本当にやりたいことの違いが留学を通してより明確になりました まだわかりませんが 役立たせます 留学経験は就職活動の際に役立ちましたか? 1. 留学先大学について 授業 ( カリキュラム等 ) の概要について 授業は圧倒的に日本の大学より内容も濃く よく考えられています 教授が喋り続けて学生がノートを取り続けるだけのクラスはまずありません 必ずグループワーク プレゼンテーション ディスカッション グループプロジェクトのもれなくどれかがついてきます エッセイやレポートの提出 毎週のクイズなどやることは多いですが 自分自身で考えて取り組む分 内容が経験を通して深く理解できます またテストも日本のように期末一発勝負のようなことはなく 1 学期に 3-5 回はテストがあります そのため毎週何かしらのテスト勉強をしていました クラスのサイズは 20 人程度の少人数のものから 300 人の大人数クラスまで様々です 人数が少ないとその分クラスをサボるのは厳しいですが 大人数のものだと教科書を読めばテストはカバーできるものも多かったです ただ学生の姿勢としては出席するのが当然かつ大抵出席点が final grade に含まれるので クラスには行きましょう

2 留学先大学のサポート体制について ( 語学面 / 勉学面 / 精神面 / 住居 生活面など ) 全体を通して留学生に対するサポートは充実していると思います 分からないことがあれば OIE (Office of International Education) という留学生専用のアドバイザーオフィスがあるのでそこにメールすれば答えてくれます 語学面でも LPP(Language Partner Program) というアメリカ人のパートナーがついてくれて会話の練習を手伝ってくれるプログラムもありました 内容は各自都合の良い時間にご飯を食べたりただおしゃべりをしたりするものですが 友達を作るいい機会でもあるのでぜひ参加してみてください 勉学面ではクラスごとに Office Hours が設けられており 授業についていけないと感じたら教授に一度相談してみることをお勧めします Writing を添削してくれる場所や ノートをシェアしてくれる優しいクラスメートを紹介してくれました 3 つの図書館 24 時間開放されている MLC という建物など 勉強するための環境は本当に整っています 精神面に関しては相談窓口等があると思いますが 毎日勉強と楽しいイベントでいっぱいで思い悩む暇もないので心配いりません Health Center という病院も寮から徒歩 5 分ほどの場所にあるので病気をした時は予約を取って訪れるといいと思います 寮も留学生は一番新しい寮に割り当てられるので住居環境自体に不満はありませんでした ただし綺麗にしていないとゴキブリはでます 留学先大学に対する感想 ジョージア大学を選んで本当に良かったと思っています 大学がある Athens という街は都会の Atlanta から車で 1 時間半という田舎にあり 車がないとどこにも行けませんがその分大学内には毎日何かしらのイベントがあり 退屈することはありませんでした また 友達の多くが近くのアパートメントか学内の寮に住んでいるため 夜遅くまで一緒に映画を見たり喋ったり 料理をしたりと日本にいるときよりも多くの時間を友達と過ごせるので 深い友人関係を築けます 勉強の量は比にならないくらい多いですが その分みんなで協力して study room で朝方まで勉強したりと それも色濃い思い出になります またジョージアは southern hospitality という精神が根付いているので人柄がとても優しい人が多いです ドアを次の人の為に開けて待っていることはもちろん エレベーターに乗った際に階を訪ねるのは当たり前のように行われていて そういった優しい面に触れられたことも良い面でした 一度 寝坊したせいで空港までのバスに乗り遅れそうになった時に見知らぬ人の車を路上で止めてバス停まで送ってもらったときは本当に感激しました パーティー大学といわれるだけあって ダウンタウンにはバーがたくさんあり 木 (Thirsty Thursday という言葉があり 木曜日はアルコールが安い ) 金 土曜日の夜には多くの学生が出掛けており 日本とは全く違う飲み文化を味わえると思います 勉学面に関しては ジョージア大学には全米でも有名なビジネスカレッジがあるので マーケティングを学びたかった私にとってはこれ以上ない環境でした

3 同じ大学への留学を希望する人たちへのアドバイス 誰もが言うように 英語は勉強しておけばしておくだけいいです 特にリスニングとスピーキングはやはり大事になってきます ますリスニングは聞き取れないと授業も分からず会話も成り立たないので 耳を慣らしておくことをお勧めします TOEFL や IELTS の英語も大事ですが 実際にあんな風に喋る人はまずいないので TV ドラマや映画を英語の字幕で見ると 言い回しや発音等の勉強にもなり いいかと思います スピーキングは日本にいる間は練習するのがなかなか難しいのが現実ですが まずは英語を喋る度胸をつけましょう 意外とネイティブの人を目の前にすると間違えないかなど緊張してうまく喋れないこともあるので 基本の言い回しなどは口が覚えているまで練習するのも手だと思います ふとしたことや独り言を英語で考えたり シャワー中に壁に向かって一人で喋ってみたり とにかく口から英語を出す練習をしたほうがいいです 実際に喋る時には難しい文法はいらないので とにかくボキャブラリーと基本の文法さえ押さえればコミュニケーションは取れます 向こうでは政治や選挙 自国の歴史 世の中の情勢に対しての関心がすごく高いので 特に日本の選挙制度や今の政治状況などはある程度知っておくと会話も弾み楽しいと思います 2. 事前手続き ( ビザ申請など ) ビザの種類 J-1 ビザ申請先 必要書類 手続き方法 福岡領事館 ウェブ上で申請手続きをした後に 面接予約をして領事館で面接というプロセスでした 確か Youtube に申請の手続きのビデオがあったので 調べてみるといいと思います 面接の時間帯が福岡の場合は枠が少ないので 早めに手続きをしておくことをお勧めします わたしはゆっくり手続きをしていたら面接日が出国 1 週間前のものしかなくギリギリで焦りました 手続きに要した時間 その他必要な事前手続き 2 週間 ~1 ヵ月 携帯の解約 ( ソフトバンクにはアメリカ放題という向こうでもネットが使える制度があるようです ) 一人暮らしの場合は家の引き払い海外送金方法を確認しておくといいと思います 3. 日常生活

4 日常生活の概要 感想 平日はクラスへ行き ランチを食べてその後リーディングやレポート等の課題 夕方にジムで一汗流してディナー 夜はテストが近かったり課題が多い日は寮の study room で友達と勉強をしていました 特に忙しくないときは部屋で喋ったりビリヤードをしたりと遊んでいました 私は朝が苦手なので 授業をなるべく午後からのものにして 夜は遅くまで勉強できるようにしました 金曜日の夜は pregame といってまず部屋でお酒を飲み 程よく酔ったところでダウンタウンに出掛けました 土曜日はゆっくりと過ごし 日曜日はまた次の週に向けて勉強という感じでした 食事はミールプランといって 5 つのダイニングホールをいつでも入出できるものに入っていました ビュッフェ形式で食事もおいしいので太ることは避けられませんが 留学生のほとんどが加入していることもあり ダイニングホールは大きな交流の場だったので 安くはないですが入ることをお勧めします ただし 3 か月ほどで食事自体には飽きてきますが 友達のために行っていました 生活費 ( 月額 ) 及びおおよその内訳 ( 円換算で ) 日本から持参した方がよいもの (PC や変圧器等の要不要も ) これから留学する人への 日常生活 ( 治安対策を含め ) に関するアドバイス 生活費計 13~14 万円 / 月 ( 生活費内訳 ) 住居費 : 7.5 万円 光熱水料 : 円 通学費 : 円 食費 ; 5 万円 電話代 : 4000 円 インターネット代 : 円 書籍代 : セメスターの最初に 3~4 万円その他 :( 具体的に ) その他生活用品等の雑費で 5000 円学費 寮費以外に大学へ納入するもの ( あれば ) 円 ( 徴収された費用の名目を具体的に : ) 変圧器 : ドライヤーも新しく買ったので基本使いませんでした PC: 必須です ノートを取る レポートを書く メールを送る すべて自分のパソコンでします ボールペン : 日本のボールペンは比にならないくらい書きやすいです アマゾンでも買えますが 日本食 : 必ず恋しくなります 送ってもらいましょう 服 : 気を使わなくなりスタイルも変わるので あまり持って行かなくて大丈夫です 買えます 薬 : 風邪薬や常備薬は多めに 風邪をひいたときに市販の物を服用しましたが 3 週間治らず病院に行く羽目になりました カメラ : 旅行した時に沢山取りましょう 就活本 : もし4 年次に就活するのであれば あると便利だと思います それ以外は基本アマゾンで買えます アセンズは比較的安全な街なのでそれほど緊張しなくても大丈夫です 生活環境も綺麗なアパートメントタイプの寮に住まわせてもらえることと 一人部屋が確保できるのでルームメイトと同じ部屋で寝ることを心配する必要もありません 本当に綺麗で広大なキャンパスでのびのびと生活できるので 思う存分留学生活を楽しめると思います

5 お金の管理や受け取り ( 銀行口座開設や海外送金, またはクレジットカード持参など ) について, 貴方の留学先国で最も適当な方法を教えてください 大きく銀行とクレジットカードと二つの方法に分かれます 1. 銀行オリエンテーションの中に Bank of America という銀行口座を開設できる機会があります 私はとりあえず開設しましたが 日本の銀行から送金するのが面倒だったので一度も使いませんでした ただ 友達とお金のやり取りをするときに BoA 同士でネット送金ができるのであるととても便利だと思います 2. クレジットカード大抵のお店で使えます たまに Kiosk 等で郵便番号の入力を求められる時があり その時はアメリカの郵便番号しか打ち込めないので日本のクレカだと使えないときもあります 寮費等を払うときにも使えますが 手数料を 3% 取られます ただ銀行に送金するのにもお金がかかるので手数料としては同じくらいになると思います その他にキャッシュパスポートというものを作って持っていきました 100 万円までカードに入金でき クレジットカードのように上限が小さくないので 授業料はこのカードで払いました ドル円のレートが良いときに入金しておくのがポイントです キャッシュを引き出す時も基本このカードから引き出しました 住居の種類 ( 印 をつける ) 住所 / 電話番号 費用 ( 月額 ) どのようにして見つけたか 寮 ホームステイ 民間アパート その他 ( ) Busbee Hall 416D, 365 River Road, Athens, GA 円留学生は寮を選んだ時点で勝手に割り当てられます 次期留学生に推薦できるかどうか およびその理由 留学生活を送る上で次期留学生に伝えたい地域情報 生活情報 強く推薦します 寮自体はとても新しく 個室もあるのでプライベートの時間も大切にできます バス トイレは二人 キッチンは四人で共有になるので綺麗さはルームメイト次第なところはあります ただしリビングルームで喋ったり一緒に勉強したりできるのもいいところです またほとんどの留学生が ECV という同じ寮に住んでいるため 毎晩一緒に遊ぶ 勉強するのは当たり前のようにできて寂しさを感じることもありませんでした 週末はどこかの部屋で必ずパーティーがあります アセンズという街は比較的治安もよく キャンパス内でも基本日本と同じような心構えで生活して大丈夫でした ただし ケータイを落として取られた友達もいるので 貴重品だけは管理するようにしたほうがいいと思います USB を 2 回なくしましたが どちらも戻ってきませんでした 天気はいきなり寒くなったと思ったら次の日には真夏日になり 夕方には嵐のような雨が降るなど 変化が激しいので服のバラエティはいるかと思います 5. 準備段階や留学中に役に立ったウェブサイト

6 サイト名 URL コメント Rate My Professors 教授の評価を見れる Koofers Wepa -of-georgia-uga/ こちらも教授の評価を見れる ファイルをアップロードすると学内のプリンタで印刷できる 6. その他の特記事項 留学をするか自分自身もとても迷いますが 終えた今では本当にジョージア大学で 1 年間を過ごせてよかったと心から思っています 単位や就活 英語 お金のことなど留学に行くのは簡単なことではないと思いますが その分すべてをかけて行った留学は一生物の財産になると思います 自分の視野は格段に広がります 迷っている人もいろいろな先輩の話を聞いて ぜひその一歩を踏み出してほしいです