消費税関係の届出書の解説 消費税関係の届出書について 具体的に踏み込んだ利用の仕方を解説します マークが付されているものは 届出後 2 年間は継続適用が義務付けられているものです 1 消費税課税事業者選択届出書 ( 第 1 号様式 消法 94) 提出期限 : 課税期間の開始する日前 ( 新設法人は設

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1 平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 消費税関係の届出書 受取保険金と消費税 消費税の誤りやすい事例 1

2 消費税関係の届出書の解説 消費税関係の届出書について 具体的に踏み込んだ利用の仕方を解説します マークが付されているものは 届出後 2 年間は継続適用が義務付けられているものです 1 消費税課税事業者選択届出書 ( 第 1 号様式 消法 94) 提出期限 : 課税期間の開始する日前 ( 新設法人は設立事業年度末日 ) 届出する場面 : 免税事業者が原則課税方式にして還付を受ける場合に利用されます 個人で事業を始める場合や期首資本金 1,000 万円未満の新設法人は 2 年前の基準期間が無いので免税事業者になります 以下のようなケースでは 免税事業者や簡易課税適用事業者では消費税の還付を受けることが出来ません よって 課税事業者 でかつ 原則課税 を選択するためにこの届出を利用した方が有利です 1 事業の立上げの時期で 売上よりも経費の支出や固定資産の購入がかさむと見込まれる時 2 大規模な不動産 ( 建物 ) の購入が見込まれる時 自社ビル建築や賃貸用マンションを購入する時 3 消費税が免税となる輸出売上の割合が大きい業種 4 資本金 1000 万円以上の新設法人でも 3 期目に設備投資等で多額の課税仕入が見込まれるのに 1 期目 (3 期目の基準期間 ) の課税売上高が 1000 万円以下でそのままでは免税事業者になってしまう時 原則は 課税期間の開始する日前が届出期限です 例外的に新設法人 ( 合併及び新設分割で設立された法人も含む ) や事業を営ん でいなかった個人が事業を開始した場合 提出した事業年度から有効になります 2 消費税課税事業者選択不適用届出書 ( 第 2 号様式 消法 9567) 提出期限 : 戻ろうとする課税期間の開始する日前届出する場面 : 課税事業者を選択していたが 免税事業者に戻るとき基準期間 (2 年前 ) の課税売上高が 1000 万円以下となる場合で 翌期に大規模な設備投資の予定が無いなら この届出により 1 号様式を取り消して 免税事業者 に戻る方が有利です 3 消費税課税事業者届出書 ( 第 3 号様式 消法 571 一 ) 提出期限 : 速やかに届出する場面 : 基準期間の課税売上高が 1,000 万円超となった時 ( つまり納税義務の免除が適用されなくなった場合 ) この届出書により 免税事業者 から 課税事業者 になる訳ではありません 3 号様式を提出してもしなくても 2 年前の基準期間の課税売上高が 1000 万円超ならば課税事業者になります この届出書を提出する意味は 税務署からの消費税申告書や納付書の送付等の事務処理手続をスムーズに行うためです 1 号様式の 消費税課税事業者選択届出書 と名称がよく似ています しかし 中身が全く違いますので間違えて使用しないように注意が必要です 仮に 1 号様式と間違えてこの 3 号様式の届出書を提出すると 基準期間の課税売上高が 1,000 万円超となっていない場合 免税事業者となってしまうので還付を受けることが出来なくなってしまいます なお 1 号様式の 2

3 選択届出書を提出している場合は 基準期間の課税売上高が 1,000 万円超となった時でもこの 3 号様式の提出は省略できます また 個人事業で 2 年間営業して 1 年目の課税売上高が 1,000 万円超となった場合は 3 年目からは課税事業者となります この際に 資本金 1,000 万円未満の法人成りを検討すれば さらに 2 年間は免税事業者となり資金繰りが有利になります 4 消費税の納税義務者でなくなった旨の届出書 ( 第 5 号様式 消法 572) 提出期限 : 速やかに届出する場面 : 基準期間の課税売上高が 1,000 万円以下となった時 ( つまり納税義務の免除が適用される場合 ) 課税事業者 が基準期間の課税売上高が 1,000 万円以下となった時 つまり 免税事業者 となった場合に使う書類です 注意すべきは 基準期間の課税売上高が 1,000 万円以下となり 免税事業者 になっても 24 号様式の届出を過去に提出していた場合ならば同時に 25 号様式の届出を提出しておかないと 将来還付を受けようとして 課税事業者選択届出書 を提出しても 課税事業者のうちの 簡易課税適用事業者 になってしまい原則課税による還付請求が不可能になることです 5 消費税簡易課税制度選択届出書 ( 第 24 号様式 消法 371) 提出期限 : 課税期間の開始する日前 ( 新設法人は設立事業年度末日 ) 届出する場面 : 簡易課税制度を選択するとき基準期間の課税売上高が 1,000 万円超かつ5,000 万円以下の場合は 本則課税と簡易課税のいずれが有利か試算してみて届出を提出します 現在進行中の事業年度から見て去年 ( 基準期間 ) の課税売上高が上記に該当する場合は 翌事業年度は 課税事業者 になるので 原則と簡易のいずれが有利かを試算する必要があります この届出書の効力は下記の 25 号様式の不適用届出書を提出しない限り永久に有効です ( 消費税基本通達 ) つまり簡易課税選択事業者が一時休業した後に 免税事業者 になり数年後に事業再開するケースでは 大規模設備投資を見込む場合に 1 号様式の届出書を提出しても 自分が簡易課税事業者ということを失念していて下記の書類を提出しないと 原則課税業者となりませんから還付も認められません 免税事業者になると 過去に提出した簡易課税選択届は無効になると誤解するケースがよくあります また 基準期間の課税売上高が 5,000 万円超の場合には自動的に 原則課税業者 となります しかし この選択届出書を過去に提出していればその効力は生き続けます よって 基準期間の課税売上高がまた 5,000 万円以下となった年度には 再び簡易課税方式により計算することになります 6 消費税簡易課税制度選択不適用届出書 ( 第 25 号様式 消法 372) 提出期限 : やめようとする課税期間の開始する日前届出する場面 : 簡易課税制度の適用をやめたい場合例えば業態変更 ( 製造業から飲食店へ サービス業から建設業へ ) を翌期から検討している場合は 簡易課税制度の適用を取りやめて本則課税に戻したほうが消費税は得するケースがあります また 建物等の不動産の購入で多額の課税仕入を翌年度に計画している場合はこの届出により本則課税業者に戻ることが出来ます 1 臨時巨額な設備投資や不動産の購入を来期に行う予定の場合 原則課税によれば消費税の還付が見込める場合 2 輸出事業を開始して 原則課税にすれば消費税の還付が見込める場合 3 構造改革によって正社員が減少して給与賞与等の人件費も減少する予定 3

4 しかしアウトソーシングの活用で請負の外注加工費や業務委託料 人材派遣料が発生するので課税取引が増加して消 費税の還付が見込める場合 消費税の課税事業者で簡易課税制度を適用していても 免税事業者になったり原則課税事業者となった場合は上記の届出を無効化 するためにもその都度この届出を提出しておいた方が 不本意な課税や事務処理事故を避ける事が出来ます ( 国税不服審判所平成 15 年 12 月 12 日裁決事例 ) 7 消費税課税期間特例選択 変更届出書 ( 第 13 号様式 消法 191ⅢⅣ) 提出期限 : 課税期間の開始する日前 ( 新設法人は設立事業年度末日 ) 届出する場面 : 課税期間の短縮を選択しようとするとき消費税の課税期間は原則として 1 年ですが この届出により 3 ヶ月あるいは 1 ヶ月ごとに短くすることもできます 個人の場合は 1-3 月 4-6 月というように 3 ヶ月ごとに課税期間を短縮できます 法人の場合は 事業年度の日から 3 ヶ月ごとに課税期間を短縮できます 消費税の各種届出書は 大半が課税年度開始日までに行う必要があり 翌課税期間から有効になります しかし 課税年度が開始してしまった後で状況の変化を把握できる場合も実務上はよくあることです この 13 号様式は 消費税の各種の届出失念の不利益をリカバリーするために利用されます 例えば輸出業の会社は 免税売上高が多いので消費税が還付になる場合が大半です その場合は会社の事業年度は 1 年でも消費税 の課税期間を短縮すれば それだけ早く還付金が戻ってくることになり資金繰を改善することが出来ます また 大規模設備投資を見込んでいる個人事業者が免税事業者である場合に 1 号様式と合わせてこの 13 号様式を提出して設備投資 ( 賃貸ビルや貸し店舗用建物の建設 ) 時期に課税事業者になるという利用方法もあります 個人事業主の課税期間は暦年の 1/1~12/ 31 ですが 4 月頃に大規模設備投資を 10 月度に実行する計画が確定したのならば 6 月 30 日あるいは 9 月 30 日までにこの 13 号様式を提出して 7~9 月あるいは 10~12 月を課税期間にします そして 1 号様式を同時に提出して 短縮した課税期間で消費税の還付を受けることが出来ます ただし居住用のマンションやアパートを建設しても その家賃収入は非課税売上高なので 13 号様式を提出しても課税事業者にはなれません また 簡易課税制度を利用している法人がこの課税期間短縮 (3 ヶ月 ) と簡易課税をやめる届出 (24 号様式 ) を同時提出しても 上記と同 様に 当期に見込まれる多額の固定資産に関する消費税の還付を受けることが出来ます ただし課税期間を短縮すれば 課税期間ごと に確定申告が必要となりますので事務負担が非常に増加します 8 消費税課税期間特例選択不適用届出書 ( 第 14 号様式 消法 193) 提出期限 : やめようとする課税期間の開始する日前 届出する場面 : 上記 13 号の特例を止めたいときに提出します 4

5 9 消費税課税売上割合に準ずる割合の適用承認申請書 ( 第 22 号様式 消法 303Ⅱ) 提出期限 : 適用を受ける課税期間の末日まで届出する場面 : 当期だけ課税売上割合が低下した場合原則課税事業者は 決算期毎に課税売上割合を計算する必要があります この課税売上割合が 95% 未満のケースでは 原則として 個別対応方式 と 一括比例配分方式 が選択出来ます 個別対応方式で計算する場合には 共通経費対応分の課税仕入額 = 発生額 課税売上割合とします この課税売上割合の代わりに 従業員割合 床面積割合を利用する場合に提出します これは他の消費税の特例の選択届出書のように翌期からの適用とはならずに 提出した期からの適用が出来ます 10 消費税課税売上割合に準ずる割合の不適用届出書 ( 第 23 号様式 消法 303 但し書き ) 提出期限 : 適用を受ける課税期間の末日まで (2 年間継続適用なし ) 届出する場面 : 上記 22 号の適用をやめたい場合に提出します 11 消費税の新設法人に該当する旨の届出書 ( 第 10 一 (2) 号様式 ) 提出期限 : 速やかに届出する場面 : 基準期間のない事業年度開始日の資本金または出資金が 1,000 万円以上であるとき資本金 1000 万円以上の会社を設立した場合に提出します 法人設立届出書 に消費税の新設法人に該当する旨を記載した場合は 提出不要です これにより 原則課税事業者 になります 12 災害時の簡易課税不適用特例承認申請書 ( 第 35 様式 消法 37 条の 2 消令 57 条の 23) 提出期限 : 災害のやんだ日から 2 ヶ月以内届出する場面 : 災害で棚卸資産や固定資産に損失を受け 急な支出 設備投資等を行う時に利用できます簡易課税制度を適用していると 消費税の還付ができません よって 台風や地震で工場や自社ビルが損害を受けて多額の修繕費や固定資産の購入が発生する場合に通常の6の届出書を出しても 翌期から原則課税になります これでは 当期中の支出があれば消費税の負担が大きくなります これを 当期から原則課税にする手続き書類です 2 年間継続適用のシバリはありません ( 消法 37 の 26) よって 当期中に5を提出すれば翌期から簡易課税に戻ることが出来ます 新潟地震等の災害の頻発した平成 18 年度から新設された制度です 当期中に災害復旧費用等が多額に生じる場合は 消費税の簡易課税制度をやめて原則課税になれば有利になります 設例飲食業 ( みなし仕入率 60%) を経営していたが 自然災害により店舗に損害を受けた 新店舗への設備投資 100 百万円で 仮払消費税 5,000 千円を支払った なお 仮受消費税 2,000 千円 設備投資以外の仮払消費税 600 千円と仮定する 変更前( 簡易課税 ): 仮受消費税 2,000 千円 - 仮払消費税 1,200 千円 (2,000 60%)=800 千円を納付 変更後( 原則課税 ): 仮受消費税 2,000 千円 - 仮払消費税 600 千円 - 設備投資分 5,000 千円 = 3,600 千円を納付 ( 還付 ) 5

6 受取保険金と消費税 1. 火災保険金の取得と会計処理当社の自社工場 ( 簿価 5,000 万円 ) が火災で全焼し 倒壊した建物残存物の撤去及び跡地整備のため 500 万円 ( 税抜 ) を振込で払いました 損害保険に加入していたので 火災保険金 8,000 万円が普通預金口座に入金されました 跡地に工場建物を再建し その代金 9,000 万円 ( 税抜 ) を支払った場合の会計処理は以下の通りです 1 火災発生時点 ( 金額単位 : 円 ) 火災未決算 50,000,000 建物 ( 不 ) 50,000,000 火災未決算 ( 課 ) 5,000,000 普通預金 5,250,000 仮払消費税等 250,000 2 保険金入金時点 普通預金 80,000,000 火災未決算 55,000,000 保険差益 ( 不 ) 25,000,000 3 工場再建時点建物 ( 課 ) 90,000,000 普通預金 94,500,000 仮払消費税等 4,500,000 建物圧縮損 ( 不 ) 25,000,000 建物 ( 不 ) 25,000,000 上記は 保険金による固定資産取得の法人税法上の圧縮記帳 ( 損金経理方式 ) を前提とした会計処理です ( 法法 471) 法人税では 別表十三( 二 ) を申告書に添付します 受取保険金は 資産の引渡しやサービスの提供の対価として受け取るものではないので 2のように不課税売上となります ( 消基通 5-2-4) 建物の取得費はその全額が 課税仕入の対象となります ( 消基通 ) 受取保険金 8,000 万円と建物取得費 9,000 万円を相殺して 差額の 1,000 万円が消費税の課税仕入の対象と誤りやすいので注意が必要です 保険金でまかなった金額 圧縮記帳する部分も控除する必要はありません 2. 剰余金処分方式で会計処理する場合 1. 会計処理 ( 決算整理仕訳 ) 繰越利益剰余金 25,000,000 圧縮積立金 25,000,000 税効果を省略しています 2. 税務処理 ( 申告調整 ) 圧縮積立金認定損 25,000,000 圧縮積立金 25,000,000 借方 : 別表四で減算留保 貸方 : 別表五 ( 一 ) で+ 項目 6

7 消費税の誤りやすい事例 固定資産の売却時には 売却損益ではなく売却額に対して課税売上高としての消費税がかかります 消費税込で 売却したと考えます 1. 設例 1 取得価額 60,000 千円 減価償却累計額 46,000 千円 簿価 14,000 千円の製造装置を 20,000 千円で売却した 誤 ( 金額単位 : 円 ) 現預金 20,000,000 機械装置 14,000,000 固定資産売却益 6,000,000 正 現預金 20,000,000 機械装置 ( 課 ) 14,000,000 固定資産売却益 ( 課 ) 5,047,620 仮受消費税 952,380 20,000,000-20,000,000/1.05=952, 設例 2 取得価額 2,800 千円 減価償却累計額 1,000 千円 簿価 1,800 千円の製造装置を 800 千円で売却した 誤 現預金 800,000 機械装置 1,800,000 固定資産売却損 1,000,000 正 現預金 800,000 機械装置 ( 課 ) 1,800,000 固定資産売却損 1,038,095 仮受消費税 38, , ,000/1.05=38,

8 3. 設例 3 取得価額 3,000 千円 減価償却累計額 2,850 千円 簿価 150 千円の社用車を 500 千円で下取りしてもらい 税抜 きで 3,200 千円の新車を購入し差額代金を支払った ( 消基通 (3) ) 誤 現預金 500,000 車両運搬具 150,000 固定資産売却益 350,000 車両運搬具 3,200,000 現預金 500,000 仮払消費税 160,000 現預金 2,860,000 正 現預金 500,000 車両運搬具 150,000 固定資産売却益 326,191 仮受消費税 23,809 車両運搬具 3,200,000 現預金 500,000 仮払消費税 160,000 現預金 2,860, , ,000/1.05=23,809 なお 自動車の車両価格 付属品以外の自動車税 自動車重量税 自動車取得税 登録費用 ( 非課税 ) は その全額を公租公課として法人の損金に計上することが出来ます 自賠責保険料や任意保険料 ( 非課税 ) は前払いするため 当期分のみを損金算入して残りは前払費用に計上します リサイクル預託金 ( 不課税 ) は廃車時に課税仕入となりますが支払時点では法人の損金に計上することが出来ず 例えば投資等の預託金勘定等の資産に計上します Reference Purpose Only 本レターに掲載している情報は 一般的なガイダンスに限定されています この文書は 個別具体的ケースに対する会計 税務のアドバイスをするものではありません 会計上の判断や税法の適用結果は 事実認定や個別事情によって大幅に異なることがありえます また 解説の前提となる会計規則や税制が変更されている可能性もあります 実際に企画 実行される場合は 当事務所の担当者にご確認ください 8

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