○○グループ:○○がん治療開発マップ

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1 リンパ腫グループ : ホジキンリンパ腫治療開発マップ 対象標準治療 JCOG 試験他組織の試験 適応外薬 限局期臨床病期 I 縦隔バルキー病変なし臨床病期 II ABVD(4 コース ) + 領域照射 (30 Gy) 予後不良因子なし ABVD(2 コース ) + 領域照射 (20 Gy) の選択も可能 進行期縦隔バルキー病変あり臨床病期 II 臨床病期 III 臨床病期 IV ABVD(6, 8 コース ) 部分奏効例では 残存部位に照射 (30Gy) を追加 JCOG1305 ABVD による寛解導入中間 PET 陰性群 ABVD 療法継続中間 PET 陽性群 増量 BEACOPP ~ ABVD vs. BV+ AVD 国際共同第 III 相試験 NCT 再発 65 歳以下救援化学療法および自家末梢血幹細胞移植併用大量化学療法 BV 66 歳以上救援化学療法 ニボルマブ ペンブロリズマブ (MSD) BV vs. ペンブロリズマブ国際共同第 III 相試験 (MSD) NCT ABVD( ドキソルビシン ブレオマイシン ビンブラスチン ダカルバジン ) BEACOPP( ブレオマイシン エトポシド ドキソルビシン シクロホスファミド ビンクリスチン プロカルバジン プレドニゾロン ) BV( ブレンツキシマブ ベドチン ) 領域照射療法 : 治療前に病変があった領域のみに照射する方法中間 PET: 治療中間での PET による画像診断救援化学療法 : 初回治療後の再発または治療抵抗性患者に対して行う化学療法予後不良因子 : 縦隔バルキー病変の存在 節外病変の存在 血沈亢進 (B 症状なしの場合 >50mm/ 時間 B 症状ありの場合 >30mm/ 時間 ) 3 カ所以上の病変の存在

2 リンパ腫グループ : 濾胞性リンパ腫治療開発マップ 限局期 リツキシマブ / リツキシマブ併用化学療法 +/- 領域照射 領域照射 (24-30 Gy) 進行期 低腫瘍量 高腫瘍量 リツキシマブ併用化学療法 (CHOP やベンダムスチンなど ) ( 奏効例にリツキシマブ維持療法 ) リツキシマブ JCOG vs -14 第 II/III 相試験 JCOG1411 vs. リツキシマブ早期介入第 III 相試験 ~ R- レナリドミド vs R- CHOP/CVP 第 III 相試験 ( セルジーン ) 再発 リツキシマブ併用化学療法 リツキシマブ 領域照射 造血幹細胞移植 ベンダムスチン +/- オファツムマブ第 III 相試験 (GSK) R-Chemo 1) +/- イブルチニブ第 III 相試験 ( ヤンセン ) R+/- レナリドミド第 III 相試験 ( セルジーン ) ( リツキシマブ シクロホスファミド ドキソルビシン ビンクリスチン プレドニゾロン ) R-CVP( リツキシマブ シクロホスファミド ビンクリスチン プレドニゾロン ) 領域照射 : 治療前に病変があった領域のみに照射する方法

3 リンパ腫グループ : びまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫 治療開発マップ (DLBCL) 65 歳以下 病期 対象国際予後指標 標準治療 JCOG 試験他組織の試験 適応外薬 初 発 限局期 進行期 全リスク低リスク低中リスク中高リスク高リスク (3 コース ) + 領域照射 (6~8 コース ) (6~8 コース ) JCOG0601 と RW+CHOP のランダム化第 III 相試験 : 2014/ /12 JCOG0908 自家末梢血幹細胞移植ランダム化 2015/2 2025/2 IVLBCL に対する +HD-MTX (IVL 研究会 ) CD5+DLBC L に対する DA-EPOCH- R+HD-MTX (AMED 山口班 ) ABC DLBCLに対する +/-レナリドマイドランダム化第 III 相試験 ( セルジーン ) 70 歳未満 と R-THP-COPのランダム化第 II III 相試験 ( 岐阜大学 ) JSCT-NHL10 中間 PET 層別化研究 JSCT 研究会 Non-GCB DLBCL に対する +/- イブルチニブランダム化第 III 相試験 ( ヤンセン ) Non-GCB DLBCL 胚中心 B 細胞以外の B 細胞リンパ腫 再発全病期 / 全リスク 救援化学療法および自家末梢血幹細胞移植併用大量化学療法 ( リツキシマブ シクロホスファミド ドキソルビシン ビンクリスチン プレドニゾロン ) 領域照射 : 治療前に病変があった領域のみに照射する方法中間 PET: 治療中間での PET による画像診断 Non-GCB DLBCL: 胚中心 B 細胞以外の B 細胞リンパ腫

4 リンパ腫グループ : びまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫 治療開発マップ (DLBCL) 高齢者 病期 対象 国際予後指標 標準治療 JCOG 試験他組織の試験 適応外薬 限局期 全リスク (3 コース ) + 領域照射 (6~8 コース ) 初 発 低リスク低中リスク JCOG0601 と RW+CHOP のランダム化第 III 相試験 : 2014/ /12 進行期 中高リスク高リスク (6~8 コース ) 80 歳以上の高齢者 R-miniCHP ( 国立病院機構 ) 70 歳以上 と R-THP-COP のランダム化第 II III 相試験 ( 岐阜大学 ) 再発全病期 / 全リスク 救援化学療法 ( リツキシマブ シクロホスファミド ドキソルビシン ビンクリスチン プレドニゾロン ) 領域照射 : 治療前に病変があった領域のみに照射する方法

5 リンパ腫グループ : マントル細胞リンパ腫治療開発マップ 初発 / 未治療 限局期臨床病期 I non-bulky II 若年進行期 (65 歳以下 ) 臨床病期 II 臨床病期 III 臨床病期 IV 高齢進行期 (66 歳以上 ) 臨床病期 II 臨床病期 III 臨床病期 IV 領域照射 リツキシマブ併用化学療法 + 領域照射 リツキシマブ + キロサイド大量療法を含む化学療法 (R-high-CHOP+CHASER など ) 自家末梢血幹細胞移植併用大量化学療法 (LEED など ) +R 維持療法 VR-CAP ベンダムスチン + リツキシマブ JCOG0406 R-high-CHOP+CHASER 自家末梢血幹細胞移植 +LEED 2012/6 2017/6 ベンダムスチン + リツキシマブ ± イブルチニブ第 III 相試験 ( ヤンセン ) 再発 ベンダムスチン + リツキシマブ クラドリビン ± リツキシマブ ボルテゾミブ ± リツキシマブ フルダラビン ± リツキシマブ イブルチニブ レナリドマイド (MCL-002- SPRINT 試験 ) 領域照射 : 治療前に病変があった領域のみに照射する方法 ( リツキシマブ シクロホスファミド ドキソルビシン ビンクリスチン プレドニゾロン ) CHASER( シクロホスファミド シタラビン エトポシド デキサメタゾン リツキシマブ ) LEED( メルファラン シクロホスファミド メスナ エトポシド デキサメタゾン ) VR-CAP( ボルテゾミブ リツキシマブ シクロホスファミド ドキソルビシン プレドニゾロン )

6 リンパ腫グループ : 成人 T 細胞白血病 リンパ腫 (ATL) 治療開発マップ 分類 くすぶり型 症候なし 症候あり 予後不良因子なし 皮膚病変の局所治療 JCOG1111C インターフェロン / ジドブジン vs. 第 III 相試験 ~ インドレント ATL 慢性型 予後不良因子あり 急性型 リンパ腫型 慢性型 予後不良因子あり 急性型 リンパ腫型 初発 再発 治療抵抗性 多剤併用化学療法 1) ± モガムリズマブ ± 同種造血幹細胞移植 2) 救援化学療法 ± 同種造血幹細胞移植 2) モガムリズマブ JCOG0907 同種移植第 III 相試験 ~ CCR4 陽性高齢者に対するモガムリズマブ併用 CHOP-14 の第 Ⅱ 相試験 ( 鹿児島大学他 ) ニボルマブ第 Ⅱ 相試験 ( 鹿児島大学他 ) CHOP vs. ブレンツキシマブベドチン + CHP 療法の国際共同第 III 相比較試験 抗 CCR4 抗体併用 HTLV-1 Tax 特異的樹状細胞の免疫療法第 Ia/Ib 相試験 ( 九州がんセンター ) アバカビル第 Ⅱ 相試験 ( 京都大学他 ) レナリドマイド ( 申請中 ) アグレッシブ ATL 1) 予後不良因子を有する慢性型 ; 慢性型 ATL のうち 予後不良因子 (BUN> 基準値上限 LDH> 基準値上限 アルブミン < 基準値下限 ) いずれかを有するもの VCAP-AMP-VECP が推奨される VCAP( ビンクリスチン シクロホスファミド ドキソルビシン プレドニゾロン ) AMP( ドキソルビシン ラニムスチン プレドニゾロン ) VECP( ビンデシン エトポシド カルボプラチン プレドニゾロン ) 2)70 歳以下の場合

7 リンパ腫グループ :NK/T 細胞リンパ腫治療開発マップ 臨床病期 IE 臨床病期 IIE 鼻腔 ( 周辺 ) 限局 : 領域照射 化学療法同時併用療法 (RT-2/3DeVIC) JCOG0211-DI 鼻腔限局放射線治療と DeVIC の同時併用療法 : ~ 臨床病期 IIIE 臨床病期 IV L- アスパラギナーゼを含む化学療法 (SMILE など ) エルウィニア L- アスパラギナーゼ 再発 初発 IV 期 再発 初回治療不応 : NK 腫瘍研究会 SMILE-P2 ~ ( 日本 香港 韓国 ) ペガスパルガーゼ SMILE( デキサメタゾン メトトレキサート イホスファミド L- アスパラキナーゼ エトポシド ) DeVIC( カルボプラチン エトポシド イホスファミド デキサメタゾン ) 領域照射 : 治療前に病変があった領域のみに照射する方法

8 リンパ腫グループ : 骨髄腫治療開発マップ くすぶり型骨髄腫 多発性骨髄腫 BD ± X 自家末梢血幹細胞移植イクサゾミブ併用メルファラン大量療法維持療法サリドマイド (64 歳以下 ) レナリドミド サリドマイド シクロホス 多発性骨髄腫 (65 歳以上 ) 再発 治療抵抗性 ファミド ドキソルビシンのいずれか 1 剤 MPB ( メルファラン + プレドニゾロン + ボルテゾミブ ) Ld ( レナリドミド + デキサメタゾン ) BD BD+ パノビノスタット TD Pd Ld Ld+ カーフィルゾミブ Ld+ エロツズマブ JCOG1105 MPB( 週 1 回投与 ) ランダム化 :2013.7~ JCOG0904 BD vs. TD ランダム化 2014/ /10 Ld vs Ld+Pem 第 III 相試験 (MSD) Ld vs ILd 1) 第 III 相試験 MPB vs DMPB 3) 第 III 相試験 ( ヤンセン ) イクサゾミブ維持療法 BD vs BD+ ベネトクラックス第 III 相試験 ( アッビィ ) Pd vs Pd+ ペンブロリズマブ第 III 相試験 (MSD) カーフィルゾミブ通常量 vs 高用量第 III 相試験 ( 小野薬品 ) Ld vs Ld+Dara 第 III 相試験 ( ヤンセン ) Ld vs ELd 2) (BMS) BLd 4) ( 名市大など ) BLd 第 I/II 相試験 ( 九大など ) BD± ポマリドミド第 III 相試験 ( セルジーン ) サリドマイド ダラツムマブ BD( ボルテゾミブ + デキサメタゾン ) TD( サリドマイド + デキサメタゾン ) Ld( レナリドミド + デキサメタゾン ) Pd( ポマリドミド + デキサメタゾン ) MPB( メルファラン + プレドニゾロン + ボルテゾミブ ) 1)ILd( イクサゾミブ + レナリドミド + デキサメタゾン ) 2)ELd( エロツズマブ + レナリドミド + デキサメタゾン ) 3)DMPB( ダラツムマブ + メルファラン + プレドニゾロン + ボルテゾミブ ) 4)BLd( ボルテゾミブ + レナリドミド + デキサメタゾン )

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