平成 26 年度 決 算のご報告 去る9 月 25 日に第 139 回代議員会が板硝子会館 5 階会議室で開催され 平成 26 年度決算について可決 承認されましたので そのあらましをご報告いたします 決算状況 1 年金経理 年金給付に必要な収支や 年金資産の運用管理に関する経理です 損益計算書 (

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1 全国板硝子商厚生年金基金 第 133 号 ウェストミンスター宮殿 ( イギリス )

2 平成 26 年度 決 算のご報告 去る9 月 25 日に第 139 回代議員会が板硝子会館 5 階会議室で開催され 平成 26 年度決算について可決 承認されましたので そのあらましをご報告いたします 決算状況 1 年金経理 年金給付に必要な収支や 年金資産の運用管理に関する経理です 損益計算書 ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 ) 費用勘定 給付費 2,937,370 移換金 4,236 離婚分割移換金 5,017 運用報酬等 156,901 業務委託費 23,218 指定年金数理人費 540 経常収支 3,127,282 責任準備金増加額 2,294,121 収益勘定 掛金等収入 1,703,644 負担金 152,738 運用収益 6,562,210 主な用語の解説 費用勘定 給付費 受給者等に支払った年金 一時金の額 移換金 加入員の転職等により 企業年金連合会に移した年金原資の額 離婚分割移換金 離婚した配偶者に年金を分割するため 国に移した代行部分の年金原資 運用報酬等 運用機関に支払った運用手数料等 責任準備金増加額 加算部分の債務の増加額と代行部分の債務の増加額 負債の変動 2,294,121 当年度剰余金 2,998,427 基本金 2,998,427 経常収支 8,418,592 特別収入 1,239 特別収支 1,239 収益勘定 掛金等収入 事業主と加入員の皆さまから納められた掛金額 負担金 基金が年金給付を行うにあたり 政府が負担した額 総合計 8,419,831 千円 2

3 年金経理について 平成 26 年度の主な収支は 収入で 掛金等収入が 17 億 364 万円 ( 対前年度 +1.5%) 代行部分の給付を行ううえで国が負担する金額が 1 億 5,274 万円 決算上運用利回り+21.27% で運用収益 65 億 6,221 万円 経常収支計は84 億 1,859 万円 離婚分割移換金の算定誤りによる還付金等の特別収入 124 万円を合わせて収入合計が84 億 1,983 万円となりました 支出では 給付費は対前年度 2,237 万円減の29 億 3,737 万円 企業年金連合会への脱退一時金相当額の移換金 424 万円 離婚分割移換金 502 万円 資産運用報酬や業務委託費等 1 億 8,066 万円 経常収支計で 31 億 2,728 万円 加入期間が1 年増加したことによるプラスアルファ部分の債務の責任準備金増加額 3 億 5,791 万円 厚年本体の運用利回り+11.61% だったこと等による最低責任準備金増加額 19 億 3,622 万円の負債の変動計 22 億 9,412 万円を合わせて 支出合計で 54 億 2,140 万円となり 収入合計との差 29 億 9,843 万円が当年度剰余金となりました 剰余金の要因は 運用実績の決算上利回り % と予定利回り ( 代行部分 % プラスアルファ部分 +5.5%) との利差等で +31 億 6,272 万円 前年度からの繰越不足金の 5.5% 利息分が 1 億 4,109 万円 新規加入や脱退などの基礎率の変動で +3,353 万円 掛金見込差が+3,258 万円 その他として最低責任準備金の算定方法の変更 業務委託費等で 8,931 万円となり 合計 29 億 9,843 万円になります 当年度剰余金を繰越処分した残額 4 億 3,314 万円が平成 27 年度への別途積立金となります 貸借対照表 ( 平成 27 年 3 月 31 日現在 ) 資産勘定 流動資産 836,671 固定資産 35,858,645 純資産 36,695,316 繰越不足金 2,565,289 基本金 2,565,289 負債勘定 流動負債 64,847 支払備金 755,895 純資産 820,742 責任準備金 35,441,436 負債 35,441,436 当年度剰余金 2,998,427 基本金 2,998,427 主な用語の解説 資産勘定 流動資産 預貯金額や 当年度末までに納められる予定であったが未収となった掛金等の額 固定資産 信託銀行や生命保険会社に預けて運用している資産の額 繰越不足金 前年度までの不足金が積立てられた額 負債勘定 流動負債 当年度中は未払いとなっている運用報酬や業務委託費等の額 支払備金 支払い自体は当年度中に確定しているものの支払時期が翌年度になる年金 一時金と移換金の額 責任準備金 基金が将来支払う年金 一時金の給付に備えて 当年度末時点で積み立てておかなければならない年金数理上の負債の額で 加算部分の債務 ( 責任準備金 ( プラスアルファ部分 )) 代行部分の債務 ( 最低責任準備金 ) の合計 総合計 39,260,605 千円 3

4 2 解散計画の実施状況 平成 26 年 9 月に解散計画を策定したことにより 平成 26 年度決算の財政検証の報告は不要となり 代わって解散計画の実施状況を行政に報告することになります 最低責任準備金に対して基金が保有する純資産を比較し 平成 26 年度末の積立比率は 1.25 倍となり 解散予定日の平成 28 年 5 月も変わらず 1.25 倍の計算結果となりました 1 積立金 債務の額 ( 平成 26 年度末 ) 純資産額 1 流動資産 2 固定資産 3 流動負債 4 支払備金 5 純資産 ( ) 最低責任準備金 6 最低責任準備金 836,671 千円 35,858,645 千円 64,847 千円 755,895 千円 35,874,574 千円 28,630,529 千円 2 積立目標 計算結果 積立目標 最低責任準備金に対して 1.07 倍 計算結果 5 純資産 6 最低責任準備金積立比率 (5/6) 25 年度 30,582 26, 年度 35,875 28, 年度 35,800 28, ( 単位 : 百万円 ) 28 年 5 月 35,806 28, 業務経理 業務会計の主な収支は 収入で掛金収入が平均給与額の増加などにより対前年度 87 万円増の7,612 万円 雑収入で企業年金連合会が実施していた支払保証事業が終了したことによる基金への分配金 5,915 万円等の雑収入計 6,212 万円を合わせた収入合計 1 億 3,824 万円でした 業務会計 基金の運営に必要な費用の経理です この会計は事業主からの掛金等で賄われています 基金事務や代議員会にかかる費用などを計上しています 損益計算書 ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 ) 貸借対照表 ( 平成 27 年 3 月 31 日現在 ) 費用勘定 収益勘定 資産勘定 負債勘定 流動負債 20,463 事務費 58,750 掛金収入 76,119 基本金 22,072 代議員会費 1,702 機械処理経費 2,185 繰入金 20,163 流動資産 115,701 繰越剰余金 42,367 雑支出 2,566 当年度剰余金 52,872 雑収入 62,118 当年度剰余金 52,872 固定資産 22,072 合計 138,237 千円 合計 137,773 千円 4

5 平成 26 年度決算のご報告 事業状況 ( 業務報告書 平成 27 年 3 月 31 日現在 ) 加入事業所数 加入員数 平均標準給与月額 160 事業所 男子女子合計 男子女子平均 5,367 人 1,436 人 6,803 人 ( 前年度末比 +14 人 ) 331,378 円 228,006 円 309,558 円 ( 前年度末比 +0.7%) 選択一時金 脱退一時金 受給者数 99 人 ( 男子 77 人女子 22 人 ) 給付総額 1 億 1,047 万円平均一時金額 1,115,896 円 ( 前年度比 +66.9%) 受給者数 82 人 ( 男子 50 人女子 32 人 ) 給付総額 221 万円平均一時金額 26,909 円 ( 前年度比 13.8%) 平均標準賞与額 年金給付 男子 694,982 円 女子 463,298 円 平均 646,423 円 ( 前年度末比 +4.6%) 年金受給者数 5,723 人 ( 男子 4,346 人女子 1,377 人 ) 給付総額 28 億 482 万円平均年金額 506,074 円 ( 前年度比 +0.6%) 遺族一時金 運用実績 受給者数 17 人 ( 男子 14 人女子 3 人 ) 給付総額 804 万円平均一時金額 472,841 円 ( 前年度比 27.1%) 時価総額 運用利回り 358 億 5,865 万円 ( 決算報告ベース ) % ( 決算報告ベース ) 支出については 基金解散のパンフレットや説明会資料 旅費等の増加により事務費合計 万円増 代議員会 4 回開催で 95 万円増 機械処理経費 34 万円減 雑支出 14 万円増 繰入金 108 万円増により支出合計で対前年度 518 万円増の 8,536 万円となり 収支差 5,287 万円を当年度剰余金に計上しました 福祉施設会計は 業務会計からの繰入れと受取利息等で賄われています 福祉施設会計 加入員等の福利厚生事業に必要な費用の経理です 基金だよりの発行費用などを計上しています 損益計算書 ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 ) 貸借対照表 ( 平成 27 年 3 月 31 日現在 ) 費用勘定 収益勘定 資産勘定 負債勘定 流動負債 2,683 事務費 6,886 流動資産 42,683 受入金 18,928 基本金 61,960 福祉施設費 11,785 固定資産 21,960 雑支出 272 雑収入 15 合計 18,943 千円 合計 64,643 千円 5

6 平成 26 年度の 資産運用のご報告 平成 26 年度の運用環境は ギリシャの債務問題やウクライナの問題で株価が下落する局面はありましたが 米国 を中心とした緩やかな景気回復と堅調な企業業績を背景に外国株式市場は推移し 日本経済もアベノミクスの経 済対策 日銀の金融緩和策や原油価格の下落を受けて企業業績の改善に対する期待から株価は上昇を続け 年 度末では為替 円 ( 円 / ドル ) 日経平均株価 19, 円 ( 対前年度 +29.5%) NY ダウ 17, ドル ( 対前年度 +8.0%) となりました 年度末の運用市場 ( ベンチマーク ) は 国内債券 +2.97% 国内株式 % 外国債券 % 外国株式 % エマージング株式 % という結果になり 当基金の運用実績は 資産全体で %( 運用報告書 ベース ) となりました 米国経済の堅調な推移とアベノミクスの経済対策などにより好調な運用結果に 平成 26 年度末の資産構成割合と時価資産額 受託機関別資産配分と収益率は下記別表のとおりになります なお 平成 27 年度から運用ガイドラインを変更し 代行部分 ( 解散後 国へ返還する最低責任準備金相当 ) の資産と上乗せ部分の資産を分けた資産運用を信託銀行 2 行で実施することになり 3 月下旬から資産の売却や組替えを行ったため 年度末資産中 その他資産 ( キャッシュ ) の割合が高くなっています 資産構成割合と時価資産額 資 産 国 内 債 券 ファンドオブヘッジファンズ 国 内 株 式 外 国 債 券 外 国 株 式 そ の 他 資 産 合 計 構成割合 (%) 資産額 ( 百万円 ) 修正総合利回り (%) , , , , , , , 受託機関別資産配分と収益率 委託機関三菱 UFJ 信託銀行みずほ信託銀行ブラックロックシュローダーキャピタル生保 ( 住友 第一 ) 合計 資産配分 (%) 期末資産額 ( 百万円 ) 修正総合利回り (%) , , , , , , 総合収益 ( 百万円 ) 1,510 2, , ,734 数値は運用報告書ベース 6

7 基礎年金番号届いた方 お願いします の変更の連絡 変更の手続きをは が 日本年金機構のコンピュータシステムへの外部からの不正アクセスによる基礎年金番号等の記録漏えいに伴い 日本年金機構では 当該年金受給者及び被保険者 96 万人 ( 年金受給者約 52 万人 被保険者約 43 万人 ) に対し 基礎年金番号の変更のお知らせ を 8 月下旬から順次送付しています 当基金が管理している加入員及び加入員であった方の基礎年金番号について 今後 基礎年金番号が変更された方の情報が日本年金機構から該当する基金に提供されるとの話しもありますが 詳細については明らかになっておりません このため 基礎年金番号の変更のお知らせ を受取られた方は お手数をおかけしますが 当基金へのご連絡をお願いいたします 加入員の方事業所ご担当者様へ申出てください ( 事業主様から変更の届出が必要になります ) 確認できる主な通知書 見本 届出用紙 加入員 ( 者 ) の基礎年金番号届 ( 変更届 ) 添付資料 基礎年金番号の変更のお知らせ の写し 年金を受給中の方当基金事務局までご連絡ください ( ご本人様から変更の届出が必要になります ) 届出用紙 年金受給権者の基礎年金番号変更届 添付資料 基礎年金番号の変更のお知らせ の写し 退職後 年金受給まで年齢が到達されていない方当基金事務局までご連絡ください ( ご本人様から変更の届出が必要になります ) 届出用紙 年金受給権者の基礎年金番号変更届 添付資料 基礎年金番号の変更のお知らせ の写し 7

8 将来分代行返上をします ( 平成 28 年 2 月分から ) 1 代行返上とは 厚生年金基金は国の老齢厚生年金の一部を代行し 上乗せ部分と合わせて給付を行っていますが 代行返上とは 代行部分の支給義務を国に返上し 代行部分の支給義務を免れるとともに 最低責任準備金相当額を国に納付することをいいます 代行返上には 将来返上と過去返上があります 将来返上 : 現在加入員である者の将来分 ( 適用日以降の加入期間 ) に係る代行給付の支給義務を免れること 過去返上 : 加入員 年金受給者及び受給待期者の代行給付の支給義務をすべて免れること = 解散 ( または他の制度へ移行 ) 現行の給付 代行返上後の年金給付 加算年金 ( 加算年金 一時金 ) 残余財産に応じて分配基本プラスアルファ部分 代行部分返上老齢基礎年金 ( 報酬比例部分 ) 最低責任準備金 ( 再評価 スライド部分 ) ( 再評価 スライド部分 ) 相当額を国へ納付から変更になります基老齢基礎年金老齢基礎年金 ( 国民年金 ) ( 国民年金 ) 2 将来返上 将来返上は 加入員に係る代行部分の掛金 ( 基本標準掛金 = 免除保険料 ) を * 適用日以降は国へ納めることになり 納 めた分の給付は国から受けることになります なお 将来返上適用日以降の基金掛金は 基本標準掛金を除いた掛金 ( 加算標準 基本特別 加算特別 事務費 ) を解 散まで基金へ納付することになります 将来返上認可後の掛金 ( 保険料 ) 率 ( 単位 :1000 分率 = ) 28 年 1 月分まで 28 年 2 月分 解散まで 増減 1 厚生年金保険料 基金掛金計 基本標準掛金 加算標準掛金 基本特別掛金 加算特別掛金 事務費掛金 合計 (1+2) ±0 3 適用年月日平成 28 年 2 月 1 日 8

9 上旬将上旬事将来返上の決議6 月 下旬解申請書の提出散認可散認可基金解散に関する事項の変更 基金解散予定日が平成 28 年 5 月から平成 28 年 9 月へ変更になりました 昨年秋に配付した ( 重要なお知らせ ) 当基金は 解散の方針を議決しました でご案内のとおり 平成 25 年改正法の施行を受け 当基金は解散方針の議決をいたしました 議決に沿って 昨年 11 月から全国 6 会場において基金解散説明会を開催し 事業主様及びご担当者様のご協力を得て 基金解散への事業主及び加入員の皆様の同意書を取りまとめました また 現在 代行部分の最低責任準備金を確定するために 国の被保険者記録と加入員記録の突合作業を進めています 去る9 月 25 日開催の第 139 回代議員会において 基金解散に関する事項の変更について承認されましたのでご案内いたします 財政再計算結果 5 年毎に実施する財政再計算により 基礎率 ( 予定脱退率 予定死亡率 予定昇給指数等 ) や加算掛金率の算定を行った結果 現行掛金率を継続する 将来分代行返上 (8 頁参照 ) 現在 加入員の代行部分の年金給付の将来分 ( 平成 28 年 2 月以降 ) を国へ返上する 基金解散計画の変更 財政再計算結果による基礎率の見直し 将来分代行返上の実施 被保険者記録の突合データの遅延などから 解散予定日を平成 28 年 5 月から平成 28 年 9 月に変更する 基金解散までの今後のスケジュール 平成 27 年 5 月 平成 28 年 1 月 9 月下旬代将来分返上 議員会で12 月上旬将認可申請書提出8 月 来返上の1 月 1 月 業主への通知保険者記録整理等 解散認可 5 月下旬 平成 28 年 6 月 下旬代解散の決議議員会で上旬解来返上の認可9 月 1 月下旬 仮突合終了 9 月下旬年の通知記録突合作業及び不一致内容調査 事業主へ金受給者 5 月下旬 解散予定日 9 月 30 日 9

10 通知カード見本ねんきん Q&A Q A 1 住所確認 10 月から通知が開始されたマイナンバーって? マイナンバーは誰に通知されるのですか? マイナンバーは 住民票を有するすべての人 ( 赤ちゃんから高齢者 外国人も ) に通知され ます 確実に受け取って 有効に活用するために 次の 4 つのポイントを押さえておきましょう マイナンバーは平成 27 年 10 月から 11 月頃までに 原則として住民票に記載された世帯ごとに送られます 現住所が住民票の住所と異なる場合 転送されないため受け取れない可能性があります お住まいの市町村へ住民票を異動してください 2 書留の中身を確認 マイナンバーは簡易書留で届きます 中には 通知カード 個人番号カード の申請書と返信用封筒 説明書類 が入っています 誤って紛失してしまっ た場合は 住民票のある市町村で再送付を申請できます 3 個人番号カードを申請 個人番号カードは無料で取得でき 本人確認がこれ 1 枚で完了する公的な身分証明書になります 主な申請方法は 郵送 とオンラインの 2 通りです その他の方法も検討されています 4 個人番号カードを取得 平成 28 年 1 月以降 ご本人が市町村の窓口で受け取れます 受け取る際には 通知カード 個人番号カードの準備ができたことを知らせる交付通知書 運転免許証などの本人確認書類 が必要です 個人番号カード見基金でもマイナンバーは必要になりますか? 基金では年金受給者の方の個人番号の取得が必要になります 基金の年金受給者の方には 毎年 公的年金等の源泉徴収票 を発行していますが 平成 28 年 1 月以降の年金支払分から税務署へ提出する 公的年金等の源泉徴収票 に個人番号を記載することになりました 当基金では 特定個人情報の基本方針 取扱規程の策定 企業年金連合会と個人番号収集事務契約の締結後 企業年金連合会を通じて住基ネット情報から個人番号を取得する予定になっています なお 個人番号の取扱い事務は 年金等の支払いに伴い税務署へ提出が必要な法定調書 ( 源泉徴収票 ) の作成事務に限定されます 得の要 不要備考本取 Q A 年金受給者要企業年金連合会を通じて個人番号を取得 ( 予定 ) 加入員不要厚生年金基金では取得は不要受給待期者不要 10

11 トピックス 平成 27 年 9 月分からの厚生年金保険料率 厚生年金保険の保険料率は毎年 0.354% ずつ引き上げられ 平成 29 年 9 月以降は 18.3% で固定されることが法律で決めら れています 平成 27 年 9 月分 ( 納付期限 10 月末 ) から平成 28 年 8 月分までの厚生年金保険料率は 次のとおりです ( 平成 27 年 8 月分まで ) ( 平成 27 年 9 月分から ) % % 基金加入員の場合基金に加入する皆さんの保険料率は % から基金ごとに定められている免除保険料率 (3.7%) を控除した率となります ( 平成 27 年 8 月分まで ) ( 平成 27 年 9 月分から ) % %-3.7%=141.28% 免除保険料率 (3.7%) は基金へ納付します 年金積立金の運用結果 7 月 10 日 年金積立金管理運用独立行政法人 (GPIF) が平成 26 年度末の年金積立金の運用結果を公表しました それによると 平成 26 年度は全資産においてプラスとなり 収益率は12.27% 収益額は15 兆 2,922 億円となりました 平成 26 年度末の運用資産額は137 兆 4,769 億円で 前年度から 10.9 兆円増加しました 平成 26 年度末運用資産別の構成割合 ( 年金積立金全体 ) 短期資産 5.08% 外国株式 20.89% 市場運用 35.91% 国内債券 39.39% 外国債券 12.63% 国内株式 22.0% 財投債 3.48% 公務員と会社員の年金が一元化されました 従来 民間企業に勤めている会社員は厚生年金に加入し 公務員等は国家公務員共済 地方公務員共済 私学共済という 3つの共済年金に分かれて加入していました 平成 27 年 10 月に被用者年金一元化法が施行されたことで 共済年金は厚生年金に統合され制度の違いが解消されました 一元化により 公務員および私学教職員等も厚生年金加入することになります 共済年金の保険料率は引き上げられ 段階的に厚生年金の保険料率 ( 上限 18.3%) にそろえられます 年金額の決定や支払いなどの事務は 従来どおり日本年金機構や各共済組合等が行い 年金を請求する際は年金事務所または共済組合等のいずれか 1ヵ所のみに行えばよいことになりました 11

12 ドドラキュラを退治する香辛料ニンニクラキュラの苦手なものといえば 太陽 十字架 ニンニクが挙げられます 中世にヨーロッパで流行したペストに対し予防効果があると思われたことから ニンニクは魔除け 厄除けの象徴となり ドラキュラを追い払う力を持つと考えられたのです ニンニクが 古くから薬として人々の生活に用いられていたことが伺えます ニンニクの原産地は 中央アジアと推測されています 紀元前 1550 年ころに書かれたとされるエジプトの医学書 エーベルス パピルス に 薬としての利用法などが記載されています 古代エジプトでは ピラミッドを建設する労働者に タマネギ ラディッシュとともにニンニクが与えられていたと伝わっています 中央アジアから地中海沿岸に広まった後 紀元前 100 年頃 中国に伝わりました 日本へは中国から渡ってきたと考えられています 時期については諸説ありますが 延喜 18(918) 年に編纂された日本最古の薬物事典 本草和名 に ニンニクが栽培されていたことがうかがえる記述があります 元禄 10( ) 年に発行された 農業全書 には ニンニクの栽培法や効能が書かれています 暑気にあてられぬよう毎日少しずつ食すべし という記述があり 日射病などの予防になると考えられていたようです ニンニクの成分は タンパク質 炭水化物 ビタミンB1 B6 カリウム アリシン スコルジニンなどです ニンニク特有の臭いの元となっているのはアリシンで 殺菌効果の他 ビタミン B1の吸収を助けたり 血液の循環を良くする働きがあります タンパク質を消化しやすくする性質もあるので 肉料 ニンニクとハーブ 理とともに用いるのは理に適っています スコルジニンには 疲労回復や新陳代謝促進の効果があります アメリカの国立がん研究所が行った調査によると ニンニニンニクの収穫 クは がん抑制効果がある食物の上位に挙げられています ニンニクは 炒め物 ギョーザの具 パスタやラーメンの香辛料などの他 刺身のつまや漬物など 幅広く利用できる食材です ただし 食べ過ぎは禁物 生で食べる場合 1 日 2~3 片程度にしておきましょぞうわみょうう 空腹時に食べると胃痛を起こすことがあるので注意して下さい 肉料理との相性は抜群ほん 基金の現況 ( 平成 27 年 6 月 30 日現在 ) 加入員数 加入事業所数 年金受給者数と平均年金額 一時金受給者数と平均一時金額 年金資産 ( 時価 ) 男子女子合計 5,419 人 1,457 人 6,876 人 160 事業所 男子女子合計 4,364 人 568,671 円 1,385 人 315,260 円 5,749 人 507,621 円 脱退一時金 15 人 29,567 円 遺族一時金 2 人 382,950 円 選択一時金 25 人 1,425,104 円 三菱 UFJ 17,972 百万円みずほ信託 18,247 百万円合計 36,218 百万円 基金だより 第 133 号発行全国板硝子商厚生年金基金 URL 東京都港区芝浦 電話 03(3451)2040 FAX 03(5443)5490

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