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1 事業主及び加入員の皆様へ 厚生年金基金の解散に関するご案内 解散方針決議のお知らせと解散同意のお願い 当基金は 塗装業界に働く方々の老後生活の安定と福祉の向上 優れた人材の確保と定着等を目的 として昭和 6 年 7 月 1 日に設立され 事業主をはじめ加入員並びに年金受給権者の皆様のご理解 ご協力のもと 現在まで 29 年間制度を維持してまいりました このような中 既にお知らせしておりますが 平成 25 年 6 月 19 日に厚生年金基金制度の見直し法 ( 公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律 ) が成立し 平成 26 年 4 月 1 日から施行されたことに伴い 一定の存続条件を満たしていない基金は 5 年以内に解散または代行返上をしなければならないことになりました 当基金につきましては いわゆる代行割れ ( 保有資産が解散時に国に返還する額 ( 最低責任準備金 ) を下回っている状態 ) をしていますので 事業主の皆様の負担を極力避けるために 早期に 特例解散 を進める必要があるということから 去る平成 26 年 8 月 8 日開催の第 66 回代議員会におきまして やむなく基金解散の方針を決議し 特例解散認可に向けた手続きを進めることになりました 解散には事業主並びに加入員の皆様の同意が必要となります 本パンフレットにおきまして 制度改正関係 当基金の対応 手続き等についてご説明いたしておりますので 事情をご賢察の上 解散についてご同意を賜りますようお願い申し上げます 解散により基金独自の上乗せ給付が終了となりますことから 解散後の退職金等の対応につきましては各事業主においてご検討いただくことになりますが 当基金では後継制度 ( 企業年金 ) の新設についても検討を進めることとしています 当基金といたしましては 今後とも諸手続きが円滑に進むよう努力してまいる所存ですので 引き続きご理解 ご協力の程よろしくお願い申し上げます 平成 26 年 9 月 全国塗装厚生年金基金 A

2 目 次 1. 基金制度に係る法律改正と当基金の対応 2 頁 (1) 制度改正の主な内容 (2) 制度改正の背景 趣旨等 (3) 特例解散制度と当基金の対応 2. 基金解散後の給付と掛金 4 頁 (1) 基金解散後の給付 (2) 基金解散後の掛金 3. 厚生年金基金制度の仕組み 5 頁 (1) わが国の年金制度の体系 (2) 厚生年金基金制度の仕組み 4. 当基金の現状と財政状況 6 頁 (1) 加入員と受給者の推移 (2) 掛金と給付費の推移 (3) 運用利回りと運用収益 ( 損失 ) の推移 (4) 運用利回り ( 当基金 厚年本体 ) と剰余金 ( 不足金 ) の推移 (5) 代行部分に対する年金資産の積立状況の推移 (6) 当基金の財政状況 ( 対存続基準 / 平成 26 年 3 月末時点 ) 5. 基金解散後の後継制度 9 頁 6. 同意書ご提出のお願い 1 頁 7. 今後のスケジュール ( 予定 ) 11 頁 お願いのまとめ 基金解散に関する Q&A 12 頁 1

3 行部分に対する積立割合1. 基金制度に係る法律改正と当基金の対応 (1) 制度改正の主な内容 平成 25 年 6 月 19 日に厚生年金基金制度の見直し法が成立し 平成 26 年 4 月 1 日から施行されました 代行割れ基金は 5 年以内に解散 その他の基金も 1 年以内に解散又は他制度へ移行することを検討することとされています 改正法のポイント 1 年後までに全廃を検討 (2) 制度改正の背景 趣旨等 ( 厚生労働省通知より抜粋 要旨 ) 代 代行割れしていない基金 基金存続 他制度へ移行 解散( 通常解散 ) 代行割れ基金 5 年以内に特例解散制度等による解散 施行日 ( 平成 26 年 4 月 1 日 ) 5 年後 ( 平成 31 年 4 月 1 日 ) 健全な基金 存続 他制度へ移行 解散 ( 通常解散 ) 基準を満たさない基金 厚生労働大臣が 解散命令 を発動 ( 特例解散なし ) 1 年後 近年 多発する金融危機 ( リーマンショック 欧州債務危機等 ) などにより金融市場の変動が大きくなっており 基金の資産運用を取り巻く環境は不安定さを増している 高齢化の進行や産業構造の変化に伴い 基金の加入員に対する年金受給者の割合 ( 成熟度 ) が高まっている いったん大きな積立不足が生じた場合に 掛金の引上げ等により積立水準を回復することが難しくなっており こうした状況は 上乗せ資産に代行資産を加えた大きな資産を保有していることが 基金の財政運営上も 厚生年金本体にとっても大きなリスクとなっている このようなことから 今回の制度改正は 特例解散等の創設により 基金の解散 代行返上等を進めるとともに 他制度への移行支援等のための措置をあわせて講ずること等により 公的年金と企業年金の役割分担やリスクの範囲を再整理するものである 2

4 (3) 特例解散制度と当基金の対応 当基金は 解散時に事業主の皆様の追加負担を極力避けるために 特例解散 を目指すことといたしました 1 特例解散制度の概要 代行割れ基金は 一定の要件を満たす場合は 法施行後 5 年以内であれば 特例解散 を申請することが出来ます 特例解散には 納付額の特例 と 納付猶予の特例 ( 分割納付 ) があります 納付額の特例 基金解散時には 最低責任準備金 ( 代行部分の給付に係る積立金 ) を国に返還する必要がありますが その額について 基金設立時から厚生年金本体の実績運用利回りを用いて計算した額 ( 減額責任準備金相当額 ) を返還額とすることが出来ます ( 但し 保有資産が上回っている場合は保有資産を納付することになります ) 納付猶予の特例 解散時に不足額を各事業所が一括返済すべきところ 分割納付することが出来ます ( 最長分割期間 3 年 ) 2 当基金の対応 当基金は 現在いわゆる 代行割れ していますので 本来は解散時に足りない額を事業主の皆様に負担していただく必要があります しかし 特例解散制度 を活用して 納付額の特例 の適用を受けることが出来た場合は 事業主の皆様の追加負担が生じないという予測結果になっています 当基金の財政状況等 通常解散の場合 平成 24 年度決算 不足額約 23 億円 ( 加入員 1 人当り換算約 31 万円 ) 平成 25 年度決算 不足額約.9 億円 ( 加入員 1 人当り換算約 1.2 万円 ) < 約 2 年後の解散を予定 > 平成 27 年度決算 ( 推計 ) 不足額約 22 億円 ( 加入員 1 人当り換算約 3 万円 ) 特例解散が認められた場合 平成 24 年度決算 不足額なし 平成 25 年度決算 不足額なし < 約 2 年後の解散を予定 > 平成 27 年度決算 ( 推計 ) 不足額なし 特例解散 ( 納付額特例 ) の認定要件 特例解散の適用を受けるためには 基金が財政健全化のための相当の運営努力をしていることが条件になっています 1 適切な掛金が設定されていること 当基金は該当しています 2 給付抑制のための措置を講じていること 給付水準の引下げ 平成 17 年 4 月に加算部分の給付水準引下げを実施しています 選択一時金の停止 解散方針決議時 ( 臨時代議員会 ) において選択一時金等の停止の規約変更を行いました 以上のことから 当基金は特例解散の申請をすることになりましたが 最終的には 社会保障審議会 第三者委員会 の審査を経た上で 厚生労働大臣が決定することになります 3

5 (1) 基金解散後の給付 2. 基金解散後の給付と掛金 厚生年金基金の給付は 国の老齢厚生年金の一部 ( 報酬比例部分 ) を代行する部分と基金独自の上乗せ部分から構成されています 代行部分については 基金解散により国に返還され 国から年金が支給されます ただし 国の支給要件が適用されますので支給されない場合があります 上乗せ部分については 基金解散により廃止されることになります 基金設立以前 基金設立後 ( 現在の状態 ) 基金解散後 (2) 基金解散後の掛金国の年金老齢厚生年金 ( 報酬比例部分 ) 老齢基礎年金 ( 国民年金 ) 廃止厚生年金基金の年金独自の上乗せ部分 代行部分厚生年金の報酬比例部分を代行支給 国老齢基礎年金 ( 国民年金 ) 基金解散原資は国に返還 老齢基礎年金 ( 国民年金 ) 国 解散により廃止される上乗せ部分の掛金 ( 特別掛金等も含みます ) は 全額事業主が負担していますので 加入員の掛金に変更はありません 代行部分の掛金 ( 免除保険料 = 普通掛金 ) は 本来は国に納める厚生年金保険料の一部を基金に振り替えていた分ですが 解散後は国に厚生年金保険料として納付します ( 事業主と加入員がこれまでと同様に半分ずつ負担 ) 加算掛金等 2.95% 免除保険料 1.95% 厚生年金保険料 6.787% 事業主負担 免除保険料 1.95% 厚生年金保険料 6.787% の年金基金に納めるに納める 本人負担 国 現行の掛金 ( ( 納付先変更 基金解散後の掛金 廃止 ( 厚生年金保険料 8.737% 事業主負担 国から支給日本年金機構から支給 厚生年金保険料 8.737% 本人負担 厚生年金保険料率は平成 26 年 9 月からの率です ( 国に納める代行 4

6 階部分2階部分1階部の被扶養配偶者3{ { 上乗せ部加算部分基金から給付代行 基本年金国から給付(1) わが国の年金制度の体系 3. 厚生年金基金制度の仕組み 国確民定厚生年金基金確定給付確定拠出年金年拠( 上乗せ部分 ) 企業年金 ( 企業型 ) ( 職域部分 ) 金出基年金金( 代行部分 ) (個共済年金人型)厚生年金分第 1 号被保険者自営業者等 国民年金 ( 基礎年金 ) 第 2 号被保険者等民間サラリーマン 公務員等 第 3 号被保険者 第 2 号被保険者 (2) 厚生年金基金制度の仕組み 厚生年金基金は 老齢厚生年金の一部 ( 報酬比例部分 ) を国に代わって運営するとともに 基金独自の上乗せ給付 ( 加算部分等 ) を行うものです 上乗せ部分に係る掛金は全額事業主が負担しています 基金に加入していない場合 老齢厚生年金 ( 報酬比例部分 ) ( 給付の仕組み ) 基金に加入している場合 加算年金または脱退一時金選択一時金基本プラスアルファ部分分国の年金と基金の年金の関係 代行部分 ( 老齢厚生年金の報酬比例部分を代行 ) 老齢厚生年金 ( 賃金再評価 物価スライド分等 ) 老齢基礎年金 老齢厚生年金 ( 賃金再評価 物価スライド分等 ) 老齢基礎年金 5

7 4. 当基金の現状と財政状況 (1) 加入員と受給者の推移 12, 1, 加入者 ( 単位 : 人 ) 受給者 8, 6, 4, 2, S H 年度 S H 元 加入員 7,535 7,133 7,31 7,575 7,996 8,515 8,877 9,485 1,192 1,88 1,883 1,796 1,425 9,888 受給者 ,12 1,329 1,544 1,833 2,78 2,345 2,651 3,88 3, ,319 8,869 8,416 8,371 8,1 7,849 7,643 7,695 7,79 7,716 7,685 7,71 7,587 7,484 7,456 3,751 4,62 4,357 4,593 4,898 5,149 5,344 5,556 5,76 5,991 6,244 6,449 6,68 6,788 6,843 (2) 掛金と給付費の推移 3, 2,5 掛金額 ( 単位 : 百万円 ) 給付費 2, 1,5 1, 5 S H 年度 S H 元 掛金額 819 1,26 1,59 1,119 1,219 1,382 1,511 1,655 1,814 2,64 2,222 2,378 2,331 2,224 給付費 , ,93 1,965 1,874 1,864 1,817 1,772 2,42 2,43 2,62 2,57 2,15 1,995 1,972 2,57 2,75 1,168 1,243 1,386 1,465 1,595 1,774 1,689 1,779 1,851 2,13 2,146 2,283 2,41 2,65 2,824 6

8 (3) 運用利回りと運用収益 ( 損失 ) の推移 (%) 元 ( 億円 ) (%) ( 億円 ) 運用収益 ( 損失 ) 運用利回り (4) 運用利回り ( 当基金 厚年本体 ) と剰余金 ( 不足金 ) の推移 (%) 元 ( 億円 ) 不足金 ( 剰余 ) 当基金厚生年金本体 (%) ( 億円 )

9 (5) 代行部分に対する年金資産の積立状況の推移 ( 億円 ) 純資産 1 最低責任準備金 ( 単位 : 億円 ) 年度 H 純資産 最低責任準備金 (6) 当基金の財政状況 ( 対存続基準 / 平成 26 年 3 月末時点 ).9 億円 純資産額 億円 最低責任準備金 ( ) 億円 45.6 億円 純資産額 億円 最低積立基準額 ( ) 29.2 億円 純資産 最低責任準備金 =.99 純資産 最低積立基準額 =.84 存続基準 施行 5 年以内の基準 純資産 最低責任準備金 1. 5 年以降の基準 純資産 最低責任準備金 1.5 純資産 最低積立基準額 1. 最低責任準備金 代行部分の給付に必要な積立金の額 ( 解散時に国に返還 ) 最低積立基準額 基金独自の上乗せ部分も含めた給付に必要な積立金の額 8

10 年金原1年金 後継制度の選択肢 5. 基金解散後の後継制度 [ 厚生年金基金 ] [ 解散後 ] A 事業所 B 事業所 C 事業所 Z 事業所 各事業所で検討 複数の事業所で構成 単独の事業所で構成 当業界の総合型確定給付企業年金 (DB) 他業界の総合型確定給付企業年金 (DB) 総合型確定拠出企業年金 (DC) 単独の DB または DC( 新設 増額 ) 中退共 ( 新規加入 増額 ) 退職一時金制度後継制度なし 当基金は後継制度として 総合型の確定給付企業年金 を新設し キャッシュバランスプランを提案いたします キャッシュバランスプランでは 事業主が 毎月加入者ごとに一定額の掛金 ( 持分付与額 ) を拠出して 加入者ごとに帳簿上で掛金の累計額を管理します その累計額に 毎年の資産運用による利息 ( 運用実績に連動します 但し 下限 1% 上限 4%) を加えた額を給付算定用の基準額として給付します 柔軟な掛金対応が可能です ( 事業所ごとに掛金コースを選択 掛金を口数制とし 従業員の年齢や貢献度 ( 例えば勤務年数 ) に応じて口数を増やすことができます 年金受給の選択肢を複数設け 希望する受給方法を選択することができます 安全資産を中心とした運用によりリスクを軽減するとともに 運用実績連動型を採用することにより 運用リスクの抑制を図ります 掛金 ( 運用実績 ) ( 例 )5 千円コースの場合掛金 = 5 千円 12 ヶ月 3 掛金資利息 4 掛金 一時金( ) ( ) 加入 15 年未満で退職の場合は 退職時に脱退一時金を受給 1 掛金 2 掛金 [ 選択 ] 2年金 イメージ図 3年金5 年有期年金の前提 4年金1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 5年金1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 定年退職 後継制度の詳細は 事業主あてパンフレット又はホームページをご覧下さい 後継制度の新設には 一定数以上の加入事業所 ( 加入者数 ) が必要となります 9

11 6. 同意書ご提出のお願い 解散の認可申請には 以下の ① ③ の同意が必要となります ① 全事業主の 3 分の 2 以上の同意 ② 全加入員の 3 分の 2 以上の同意 ③ 労働組合の同意 労働組合がある場合のみ 事業所に使用される加入員の 3 分の 1 以上で組織する労働組合がある場合は 全加入員の 3 分の 2 以上の同意の他に労働組合の同意が必要です 事業主様へのお願い ご自身の同意書提出にご協力いただくとともに 加入員及び労働組合へ基金解散についてご説明のうえ 同意書の取りまとめをお願い申し上げます 同意書につきましては 本年 12 月に予定している後継制度にかかるアンケートと同時にお送りし ご案内 する予定としています ご署名は自署 シャチハタでの捺印は不可 事業主用サンプル 加入員用サンプル 1

12 7. 今後のスケジュール ( 予定 ) 平成 26 年 8 月 代議員会において ( 特例 ) 解散方針を決議後継制度新設の検討を決議 9 月記録整備開始 ( 国の記録とデータ突合 整理 ) 9 月 1 月 12 月 平成 27 年 12 月 平成 28 年 1 月 事業主 加入員あてパンフレット配布 ( 解散関係 後継制度関係 ) 事業主向け説明会開催 (1 月 11 月 ) ( 解散関係 後継制度関係 ) 後継制度にかかるアンケートの実施解散についての同意書用紙の送付 後継制度新設可否の決定事業主 加入員の解散についての同意書の回収 記録突合 整理の仮完了 代議員会において ( 特例 ) 解散を決議 2 月 ( 特例 ) 解散の認可申請 5 月 ( 特例 ) 解散の認可 平成 3 年 3 月 記録突合 整理の本完了 ( 記録の不備を完全に解消 ) 財産目録等の承認申請 認可責任準備金 ( 国への返還額 ) の確定 納付 他 清算結了 ( 注 ) このスケジュールはあくまでも予定であり 記録整備の進捗状況等により変動する場合があります 1 記録整備 ( 年金記録の確認 ) にご協力をお願いします 基金解散の事前作業として 基金の加入員記録と国の厚生年金の被保険者記録を突き合せて記録を整備し 国と一致させる必要があります 記録の相違や届出漏れが判明した場合 該当の事業所に記録の確認を依頼いたしますのでご協力をお願いいたします 記録の訂正により新たに掛金の加減が発生する場合がありますので 予めご承知おきをお願いいたします 2 後継制度にかかるアンケートにご協力をお願いいたします 3 解散についての同意書の取りまとめ 提出にご協力をお願 いいたします お願いのまとめ 2 及び 3 につきましては 本年 12 月にご案内いたします 11

13 基金解散に関する Q&A 1. 基金制度と解散について Q1. 厚生年金 ( 国の年金 ) と厚生年金基金は何が違うのか ( 厚生年金と基金との関係は ) A1. 1 年金給付について 厚生年金基金は 厚生年金の一部を代行して給付しています 厚生年金基金は 基金独自の上乗せ年金 ( プラスアルファ及び加算年金 ) を給付しています 厚生年金基金に加入することにより 厚生年金と比べ支給要件等の面で有利になっています ( 例 : 代行年金の支給要件は基金は 1 か月以上 厚生年金は 25 年以上加入 ) 2 掛金について 代行部分の掛金は 会社と従業員が折半して厚生年金基金へ納付します 上乗せ年金の掛金は 全額会社が納付しています Q2. 厚生年金基金が解散するとはどういうことか A2. 厚生年金基金は 厚生年金の一部と基金独自の上乗せ年金の給付を行うことを目的に設立された特別法人です 厚生年金基金の解散とは この特別法人が厚生年金の一部を国へ返上し 独自の上乗せ年金の給付を終了することを意味します Q3. なぜ厚生年金基金を解散しなければならないのか A3. 平成 26 年 4 月に施行された厚生年金基金制度の見直し法により 制度廃止の方向性が示され 代行割れ基金は 5 年以内に また その他の基金も 1 年以内に解散又は他制度へ移行することとされたためです Q4. 国はなぜ厚生年金基金制度を実質廃止する方針を採ったのか A4. 最も大きな理由は 資産運用環境の悪化 低迷による 代行割れ の問題が深刻になったからです 代行割れ とは 代行部分の給付を行うために必要な金額 ( 最低責任準備金 ) を積立金が下回ってしまう状況であり 7 ページにもありますように 平成 12 年の IT バブル崩壊をきっかけとした世界同時株安 平成 19 年 2 年のサブプライムローン問題やリーマンショックなどによる極端な運用環境の悪化や低迷でマイナス運用が続き 多額の不足金が発生したことが大きな要因となっています Q5. 解散はいつごろになるのか A5. 平成 28 年 5 月頃を予定しています 基金を解散するためには 事業主や加入員の皆様の同意や 基金の加入員記録と国の厚生年金の被保険者記録の突合 整理 ( これにかなりの時間を要します ) など 諸々の手続きが必要となります それらがほぼ完了した後に厚生労働大臣あて解散の認可申請を行い 社会保障審議会 第三者委員会 の審査を経た上で 厚生労働大臣が決定することになります 12

14 Q6. 解散する時に事業主の負担はあるのか A6. このパンフレット (3 ページ ) でもご説明していますが 特例解散が認められた場合は事業主の追加負担は発生しない見込みです 但し 解散まで 2 年程度かかると思われますので 今後の加入員や給与の減少 年金資産の運用 厚生年金被保険者記録との突合等の状況により資産が減少し 追加負担が発生する場合がありますので この間に資産が減少しないように十分留意する必要があります Q7. 当基金は特例解散が認められるのか A7. 特例解散の適用を受けるためには 基金が財政健全化のための相当の運営努力をしていることが条件になっています 当基金の場合は 3 ページにもありますように 皆様のご理解 ご協力をいただき これまでに適切な掛金設定及び給付抑制のための措置を講じていますので 特例解散が適用されることが見込まれています ( なお 最終的には 第三者委員会 の審査を経る必要があります ) Q8. 資格取得届 資格喪失届等の書類はいつまで基金に提出するのか また 新たに採用する社員も基金に加入させなければならないのか A8. 解散認可を得るまでは事務手続きは現行通りとなります 新たに採用される方の取得届も含め 喪失届 月額変更届 算定基礎届 賞与支払い届等 今まで通り基金事務局へ手続きをお願いいたします 国への届出だけで当基金に届出がありませんと 国の厚生年金の記録と合わなくなりますので 国へ届出をされる際は必ず基金へも届出をお願いいたします Q9. 基金が解散する前に基金を脱退することができるか A9. 代議員会 ( 通常年 2 回 2 月と 9 月に開催 ) の承認を得ることにより事業所の任意脱退は可能です ただし 積立不足額に相当する特別掛金 ( 加入員の給与 ( 標準報酬月額 ) や脱退時期により変動しますが 加入員 1 人当り約 9 万円 ) の納入が必要となります 2. 給付について Q1. 基金が解散したら 基金からの年金は全部なくなるのか A1. 基金が解散した後は 基金独自の上乗せ給付 ( 加算年金等 掛金は全額事業主が負担 ) の支払いはなくなりますが 代行部分の年金 ( 加入員の皆様も掛金を半分 (1.95%) 負担しています ) については 解散後は国の厚生年金に引き継がれますので 国から基金加入分も含めて老齢厚生年金として支給されます ( 但し 国の支給要件が適用されることになります )(4 ページ参照 ) Q11. いつから基金の給付はなくなるのか A11. 一時金 ( 選択一時金 脱退一時金 遺族一時金 ) については 平成 26 年 8 月 8 日以降支給停止となっています 加算年金 ( プラスアルファ部分を含む ) については 当基金が厚生労働大臣あてに特例解散の認可申請をした月 ( 平成 28 年 2 月頃を予定 ) の翌月分から支給停止となります 代行部分の年金については 解散認可月 ( 平成 28 年 5 月頃を予定 ) の当月分まで基金から支給します その翌月分からは国から支給されます 13

15 Q12. 受給者に対し 基金解散後の年金の支払いについて連絡があるのか また 何か手続きをする必要があるのか A12. 解散の認可申請時点で 解散後の年金の支払いについて受給権者の皆様にお知らせすることになります 皆様からの手続きは原則必要ありません Q13. 今基金から加算年金をもらっているが それを選択一時金でもらえると聞いた これから一時金を請求できるか A13. 国へ返還する資産を保全しなければならないことから 去る 8 月 8 日に開催された第 66 回代議員会において 8 月 8 日以降の選択一時金等の請求について支給を停止することが決定されています 国から特例解散の認可を受けるための措置ですので ご理解の程お願い申し上げます なお 基金が解散の認可申請をするまでは 加算年金が支給されます (3 ページ参照 ) 3. 掛金について Q14. 基金にいつまで掛金を納めるのか A14. 解散認可までは基金は事業を継続していますので 解散認可月 ( 平成 28 年 5 月頃を予定 ) の前月分までの掛金を納めていただくことになります ( 認可月末が納付期限となります ) Q15. 解散で加算部分の給付がなくなるのに 加算掛金を納めなければならないのか A15. 法令等により解散までは加算掛金を納めていただくことになります 解散の認可申請までは加算年金の受給者に年金の支払いをすることになりますので 加算掛金はその原資になります また 当基金は代行割れをしていますのでその積立不足分に充てることにもなります Q16. 基金解散後 掛金はどうなるのか A16. 厚生年金の代行部分の掛金 ( 普通掛金 3.9% 事業主と加入員が半分ずつ負担 ) については 解散後は厚生年金保険料として国に納めることになります また 基金の上乗せ給付を行うための掛金等 ( 加算掛金 特別掛金等合計 2.95%) については全額事業主が負担していますが 解散後は納める必要がなくなります 4. 解散手続きについて Q17. 事業所として 解散手続きはどのようなことをするのか A17. 基金に加入している全事業主の 2/3 以上の同意及び全加入員の 2/3 以上の同意並びに加入員 1/3 以上で組織する労働組合がある場合はその労働組合の同意がそれぞれ必要となりますので お手数をおかけして恐縮ですが 事業所内における同意書のとりまとめ 提出をお願いいたします なお 同意書につきましては 本年 12 月に予定している後継制度に係るアンケートと同時にお送りし ご案内する予定です 14

16 Q18. 受給者や待期者の同意は必要ないのか A18. 法令上 解散の手続きにおいては受給者や待期者の皆様の同意は要件になっていません ただし 受給者や待期者の皆様への説明は必要ですので 今後ご案内をすることとしています Q19. 同意が全事業主及び全加入員の 2/3 以上に達しなかった場合はどうなるのか A19. 解散の認可が受けられません 従って現行制度のまま引き続き運営を続けていくことになります しかし 法施行 5 年経過後に存続要件を満たしていない場合は 国から解散命令が出され しかも特例解散は認められませんので その時点で代行割れをしていますと事業主は不足額を一括納付しなければなりません また 今後の 5 年間についても 毎年財政のチェック基準が引き上げられていくため 掛金の引上げを求められることになります 諸事情をご賢察いただき 同意へのご協力をお願いいたします 5. 基金解散後の後継制度について Q2. 基金の解散により 会社の退職金に影響はあるのか A2. 会社の退職金規程等において 基金の加算部分の給付がどのような扱いであるかによって異なりますが 退職金の総枠が縮小することになります なお 今回の改正法の国会審議において 政府に対し 厚生年金基金の解散 移行に当たり 母体企業が退職金規程等に基づく退職給付義務を履行するよう指導を行うこと という附帯決議がされていますので 適切な対応が必要と思われます Q21. 後継制度を新設する予定か A21. 業界として後継制度 ( 企業年金 ) を新設する方向で進めています 新たな企業年金制度 ( 概要 ) についてのパンフレットを全事業主にお送りしましたのでご覧いただきたいと思います また 後日開催予定の基金解散に関する事業主説明会において後継制度についてもご説明をした後 本年 12 月頃に後継制度加入希望の有無等に関するアンケートを予定していますので ご協力のほどよろしくお願い申し上げます なお アンケートの結果 希望する事業所 ( 加入者数 ) が少なかった場合には設立は困難と考えています Q22. 業界としての後継制度 ( 企業年金 ) は今までの厚生年金基金よりリスクが低いのか A22. 現行の厚生年金基金と比べて 掛金額を抑え 運用リスクの低い確定給付型 (DB) 制度を考えています キャッシュバランスプランを採用することにより 運用リスクをより抑えることが出来ると考えており また わかりやすく柔軟な設計となっています お問い合わせ先 全国塗装厚生年金基金 東京都渋谷区鶯谷町 19 番 22 号塗装会館電話 Fax: ホームページ 15

1 特例解散を申請することになりました 当基金は 解散時に事業主の皆様の追加負担を極力軽減する ( 避ける ) ために 特例解散 を目指すことといたしました 既にお知らせしておりますが 昨年 6 月に成立 公布された厚生年金基金制度の見直しに関する法律 ( 公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のため

1 特例解散を申請することになりました 当基金は 解散時に事業主の皆様の追加負担を極力軽減する ( 避ける ) ために 特例解散 を目指すことといたしました 既にお知らせしておりますが 昨年 6 月に成立 公布された厚生年金基金制度の見直しに関する法律 ( 公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のため 重要 平成 26 年 8 月 9 日 各 位 全国塗装厚生年金基金理事長河野玉吉 厚生年金基金解散の方針決議と後継制度の検討について ( お知らせ ) 拝啓時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます 日頃から当基金の事業運営にご理解 ご協力を賜り 厚くお礼申し上げます さて 平成 26 年 8 月 8 日開催の第 66 回代議員会におきまして 基金解散の方針を全会一致で決議し 今後 解散に向けて厚生労働省と協議に入ることになりました

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