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1 アベロックス R 錠 再審査結果のお知らせ 販売元 : 富士フイルムファーマ株式会社 製造販売元 : バイエル薬品株式会社 L.JP.MA

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3 アベロックス R 錠 ( 一般名 : モキシフロキサシン塩酸塩 ) 再審査結果のお知らせ この度 アベロックス錠の再審査が終了致しましたので その結果をお知らせ致します アベロックス錠は 2005 年 10 月にバイエル薬品株式会社が承認を取得し 塩野義製薬株式会社より 2005 年 12 月に発売されました 2005 年 12 月から 2007 年 12 月まで使用成績調査を実施し 2006 年 12 月から 2009 年 9 月までの特定使用成績調査 ( レジオネラ肺炎に対する検討 ) は 社団法人日本化学療法学会レジオネラ治療薬評価事業に参加する形で実施しました さらに 2008 年 1 月から 2010 年 6 月まで特定使用成績調査 ( 慢性呼吸器病変の二次感染に対する検討 ) を実施しました また 一般細菌及び非定型菌を対象とした特定使用成績調査 ( 臨床分離株の感受性試験 ) を再審査期間中に 3 回に分け 2005 年 7 月から 2013 年 1 月まで実施しました 2010 年 7 月からはバイエル薬品株式会社が販売し 2012 年 9 月からは販売元が富士フイルムファーマ株式会社に変更となって 現在に至っております これらの使用成績調査 特定使用成績調査 ( レジオネラ肺炎 慢性呼吸器病変の二次感染を対象とした調査及び臨床分離株の感受性試験 ) により本剤の安全性及び有効性データを収集し その成績をまとめて 2014 年 1 月に再審査申請を行いました その結果 2018 年 3 月 29 日付で厚生労働省より 本剤の 効能 効果 用法 用量等のいずれの承認内容も変更の必要なし との再審査結果が公示されました 先生方の多大なご支援に厚くお礼を申し上げますとともに 今後とも本剤の適正使用に資する情報の収集にご協力を賜りますようお願い申し上げます 2018 年 5 月 バイエル薬品株式会社富士フイルムファーマ株式会社 1

4 目次 1. 使用成績調査... 3 概要... 3 調査結果 収集症例 副作用の発現状況 主な患者背景因子別の副作用発現状況 忍容性 有効性 特定使用成績調査 ( レジオネラ肺炎に対する検討 )... 9 概要... 9 調査結果 調査実施状況及び収集症例 特定使用成績調査 ( 慢性呼吸器病変の二次感染に対する検討 ) 概要 調査結果 収集症例 副作用の発現状況 主な患者背景因子別の副作用発現状況 有効性 特定使用成績調査 ( 臨床分離菌感受性の検討 ) 概要 調査結果 一般細菌 非定型菌 まとめ

5 本剤の再審査申請に提出しました使用成績調査及び特定使用成績調査の成績について 以下にご報告致します 1. 使用成績調査概要 調査対象 本剤の効能 効果である下記感染症に罹患した患者 < 適応菌種 > モキシフロキサシンに感性のブドウ球菌属 レンサ球菌属 肺炎球菌 モラクセラ ( ブランハメラ ) カタラーリス 大腸菌 クレブシエラ属 エンテロバクター属 プロテウス属 インフルエンザ菌 レジオネラ ニューモフィラ アクネ菌 肺炎クラミジア ( クラミジア ニューモニエ ) 肺炎マイコプラズマ ( マイコプラズマ ニューモニエ ) < 適応症 > 表在性皮膚感染症 深在性皮膚感染症 外傷 熱傷及び手術創等の二次感染 咽頭 喉頭炎 扁桃炎 急性気管支炎 肺炎 慢性呼吸器病変の二次感染 副鼻腔炎 調査予定症例数 6,000 例 ( 解析対象症例 ) 調査期間 観察期間 2005 年 12 月 ~2007 年 12 月 設定していない 主な評価項目 重点調査項目として設定した QT 延長に関連する副作用 並びに アナフィラキシーに関連する副作用 等の副作用の発現 主治医評価 ( 有効性 忍容性 ) 細菌学的効果 調査結果 1.1 収集症例調査票収集症例の内訳を図 に示す 登録された症例は 6,102 例 ( 呼吸器感染症 :5,729 例 皮膚科領域感染症 :373 例 ) で 登録された全例の調査票を収集した このうち 呼吸器感染症では 15 例 皮膚科領域感染症では 10 例の計 25 例を契約 登録違反等の理由で安全性解析対象から除外し 残る 6,077 例 ( 呼吸器感染症 :5,714 例 皮膚科領域感染症 :363 例 ) を安全性解析対象症例とした なお 安全性解析除外症例 25 例には有害事象の発現は認められなかった また 呼吸器感染症では 32 例 皮膚科領域感染症では 12 例の計 44 例を調査対象外疾患のため有効性解析対象から除外し 残る 6,033 例 ( 呼吸器感染症 :5,682 例 皮膚科領域感染症 :351 例 ) を有効性解析対象症例とした 3

6 登録症例 6,102 例 呼吸器感染症 :5,729 例 皮膚科領域感染症 :373 例 * 調査票収集 固定症例 6,102 例 呼吸器感染症:5,729 例 安全性解析除外症例 25 例 皮膚科領域感染症:373 例 除外理由 * 1. 契約 登録違反 15 例 ( 呼吸器感染症 :7 例 皮膚科領域感染症 :8 例 ) 2. 重複登録 4 例 ( 呼吸器感染症 :4 例 ) 安全性解析対象症例 6,077 例 3. 投与後の観察なし 6 例 呼吸器感染症:5,714 例 ( 呼吸器感染症 :4 例 皮膚科領域感染症 :2 例 ) 皮膚科領域感染症:363 例 有効性解析除外症例 44 例 除外理由 1. 使用理由が調査対象外疾患 44 例 ( 呼吸器感染症 :32 例 皮膚科領域感染症 :12 例 ) 有効性解析対象症例 6,033 例 ** 中耳炎:15 例 粉瘤( アテローム ):9 例 呼吸器感染症:5,682 例 その他:17 例 その他:3 例 皮膚科領域感染症:351 例 : 調査契約の対象外疾患の症例 並びに契約期間外の本剤投与症例 ** :1 例は外耳道炎も伴う 図 症例構成図 1.2 副作用の発現状況副作用発現状況を表 に示す 安全性解析対象症例 6,077 例のうち 156 例 (2.57%) に 196 件の副作用が認められた 本調査で 0.1% 以上の発現率でみられた副作用は 悪心 0.48%(29 件 /6,077 例 ) 下痢 0.38%(23 件 /6,077 例 ) 浮動性めまい 0.21%(13 件 /6,077 例 ) 嘔吐 0.20% (12 件 /6,077 例 ) 上腹部痛 0.18%(11 件 /6,077 例 ) 肝機能異常 0.15%(9 件 /6,077 例 ) 腹部不快感 0.13%(8 件 /6,077 例 ) 発疹 0.10%(6 件 /6,077 例 ) であった 4

7 表 副作用発現状況一覧表 (0.1% 以上の発現率でみられた副作用 ) 使用成績調査 1) 調査施設数注 805 調査症例数 6077 副作用等の発現症例数 156 副作用等の発現件数 196 副作用等の発現症例率 2.57% 2) 副作用等の種類注 副作用等の種類別発現件数率 (%) 神経系障害 浮動性めまい 13 (0.21) 胃腸障害 腹部不快感 8 (0.13) 上腹部痛 11 (0.18) 下痢 23 (0.38) 悪心 29 (0.48) 嘔吐 12 (0.20) 肝胆道系障害 肝機能異常 9 (0.15) 皮膚および皮下組織障害 発疹 6 (0.10) MEDDRA/J VERSION 16.0 注 1) 調査施設数は契約単位 ( 診療科別 ) 毎に集計した 注 2) 副作用等の種類は Primary SOC 毎に分類し PTで記載した 重篤な副作用は 3 例 3 件 ( 筋痙縮 関節炎 腎機能障害 各 1 件 ) に認められ いずれも呼吸器感染症の症例であった 筋痙縮 は 67 歳の男性で認められ 慢性閉塞性肺疾患 痙攣及び肺癌を合併しており 本剤の投与中止により回復した 本症例は脳転移があり これが原因で痙攣が発現した可能性もあると報告された 関節炎 は 53 歳の女性で認められ 本剤投与 2 日目に発現し 本剤との因果関係が否定できないとして 投与が中止された 調査時点の転帰は不変であった 腎機能障害 は 94 歳の女性で認められ 元々腎機能に軽度の障害があった症例で本剤の投与後に増悪し 本剤投与中止約 7 週後に死亡に至った 重点調査項目として設定した QT 延長に関連する副作用 並びに アナフィラキシーに関連する副作用 については これらに該当する副作用は認められなかった 1.3 主な患者背景因子別の副作用発現状況主な患者背景因子別の副作用発現状況を表 に示す 性別 体重 前治療薬 ( 抗菌薬 ) の有無及び臓器機能障害 ( 肝機能障害 ) の有無において副作用発現症例率に異なる傾向が認められたが その副作用の事象の種類には偏りはみられず 患者背景による影響は特に認められなかった なお 投与期間では 投与日数の短い患者層で副作用発現症例率が比較的高くなったが 投与日数の短い患者層では副作用による投与中止例が多かったことが 副作用発現率が比較的高くなった原因と考えられた 5

8 表 主な患者背景因子別の副作用発現状況 年齢 ( 歳 ) 性別 体重 ( kg ) 感染症重症度 前治療薬 ( 抗菌薬 ) 臓器機能障害 合併症 注 2) 投与期間 ( 日 ) 1 日平均投与量 ( mg ) 併用薬 患者背景 安全性解析副作用副作用対象症例発現症例数発現症例率 (%) 95% 信頼区間 注 1) 検定結果 総症例数 6, 未満 ~ n.s 以上 65 未満 4, ~ 以上 1, ~ 3.36 不明 ~ 平均値 ± 標準偏差 52.84±19.37 最小値 ~ 最大値 10~101 男 2, ~ 2.02 ***<0.001 女 3, ~ 未満 ~ ** 以上 3, ~ 3.16 未測定 2, ~ 2.98 軽症 2, ~ 3.21 n.s 中等症 3, ~ 3.29 重症 ~ 3.87 なし 4, ~ 2.62 ***<0.001 あり 1, ~ 4.89 なし 5, ~ 2.94 n.s 腎機能障害 あり ~ 不明 ~ なし 5, ~ 2.86 ***<0.001 肝機能障害 あり ~ 9.83 不明 ~ なし 5, ~ 2.96 n.s 心機能障害 あり ~ 6.12 不明 ~ なし 3, ~ 2.94 n.s 主な合併症 主な内訳 あり 2, ~ 3.60 血管障害 呼吸器縦隔疾患 代謝, 内分泌疾患 消化器疾患 肝胆道疾患 尿路疾患 腎疾患 未満 ~ ***< 以上 5 未満 1, ~ 以上 7 未満 3, ~ 以上 10 未満 1, ~ 以上 ~ 5.25 平均値 ± 標準偏差 5.80±2.87 最小値 ~ 最大値 1~ 未満 ~ n.s , ~ 超 ~ 平均値 ± 標準偏差 ±24.50 最小値 ~ 最大値 200~1,200 なし ~ 2.67 n.s あり 5, ~ 3.17 クラスIA 抗不整脈薬 ( キニジン, プロカインアミド等 ) クラスIII 抗不整脈薬 ( アミオダロン, ソタロール等 ) チアジド系利尿剤, ループ 系利尿剤, 糖質副腎皮質ホルモン剤,ACTH, グリチル リチン製剤 エリスロマイシン, 抗精神病薬, 三環系抗うつ薬 アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤等, 鉄剤 注 1) χ2 検定 ( 期待度数が 5 未満のセルがある場合は Fisher の正確検定 ) 検定結果 n.s.: 有意差なし,*:p< 0.05,**:p< 0.01,***:p< 注 2) 投与期間 : 休薬期間を除いて算出 ワルファリンフェニル酢酸系又はプロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤等 6

9 1.4 忍容性忍容性に関する主治医評価は 1. 非常に良好 2. 良好 3. 十分 4. 不十分 の 4 段階で判定した 呼吸器感染症における安全性解析対象症例 5,714 例においては 忍容性が良好 ( 良好 以上 ) であった割合は 91.16%(5,207/5,712 例 ) であった ( 表 1.4-1) 表 忍容性 ( 呼吸器感染症 ) 非常に良好良好十分不十分合計 忍容性良好の割合 (%) 未記載 1,911 3, , また 皮膚科領域感染症における安全性解析対象症例 363 例において 忍容性が良好であった割合は 87.78%(316/360 例 ) であった ( 表 1.4-2) 表 忍容性 ( 皮膚科領域感染症 ) 非常に良好良好十分不十分合計 忍容性良好の割合 (%) 未記載 有効性 呼吸器感染症 臨床効果有効性解析対象症例 5,682 例における臨床効果を表 に示す 臨床効果は 1. 著効 2. 有効 3. やや有効 4. 無効 の 4 段階で主治医により判定され 有効率は臨床効果 未記載 を除いた症例における 有効 以上の割合とした 本調査での呼吸器感染症における有効率は 87.27%(4,955/5,678 例 ) であった 表 呼吸器感染症における臨床効果 著効有効やや有効無効合計有効率 (%) 未記載 1,827 3, , 細菌学的効果細菌学的効果は 1. 消失 2. 減少 3. 不変 4. 不明 の 4 段階で判定された 菌消失率は 検査未実施例及び 不明 と判定された症例を除いた症例の中で 消失 と判定された割合とした 呼吸器感染症の有効性解析対象症例 5,682 例のうち 細菌学的検査の未実施あるいは 不明 と判定された症例 5,543 例を除く 139 例における細菌学的効果を表 に示す 細菌学的検査が実施された 139 例において 本剤投与後の菌消失率は 74.82%(104/139 例 ) であった 7

10 表 細菌学的効果 項目消失減少不変合計 菌消失率 (%) 総症例数 皮膚科領域感染症 臨床効果有効性解析対象症例 351 例における臨床効果を表 に示す 臨床効果は 1. 著効 2. 有効 3. やや有効 4. 無効 の 4 段階で主治医により判定され 有効率は臨床効果 未記載 を除いた症例における 有効 以上の割合とした 本調査での皮膚科領域感染症における有効率は 84.48%(294/348 例 ) であった 表 臨床効果 著効有効やや有効無効合計有効率 (%) 未記載 細菌学的効果細菌学的効果は 1. 消失 2. 減少 3. 不変 4. 不明 の 4 段階で判定された 菌消失率は 検査未実施例及び 不明 と判定された症例を除いた症例の中で 消失 と判定された割合とした 皮膚科領域感染症の有効性解析対象症例 351 例のうち 細菌学的検査の未実施あるいは 不明 と判定された症例 330 例を除く 21 例における細菌学的効果を表 に示す 細菌学的検査が実施された 21 症例における菌消失率は 85.71%(18/21 例 ) であった 表 細菌学的効果 項目消失減少不変合計 菌消失率 (%) 総症例数

11 2. 特定使用成績調査 ( レジオネラ肺炎に対する検討 ) 概要 調査対象 調査予定症例数 調査期間 観察期間 レジオネラ肺炎患者 レトロスペクティブな調査であるため 予定症例数は設定していない 2006 年 12 月 ~2009 年 9 月 設定していない 主な評価項目 副作用 臨床効果 再燃予防 細菌学的効果 調査結果 2.1 調査実施状況及び収集症例社団法人日本化学療法学会が計画したレジオネラに対する抗菌剤の治療調査に本剤も加わることなり 特定使用成績調査として実施した 2 施設から 3 例の調査票を収集した 3 例はいずれも安全性及び有効性解析対象とした 3 例の症例の概要を表 に示す 表 症例の概要 登録番号 性 年齢 ( 歳 ) 基礎疾患 合併症 感染症重症度 アベロックス 1 日投与量投与期間 001 男 59 肝機能障害 中等症 400mg 6 日 002 男 83 陳旧性心筋 重症 400mg 梗塞 慢性心 32 日 不全 慢性腎 不全 痛風 003 男 66 関節リウマ チ 腎不全 重症 *1 重篤度 : 重篤 転帰 : 軽快 本剤との因果関係 : なし *2 重篤度 : 重篤 転帰 : 軽快 本剤との因果関係 : なし 400mg 13 日 6 日 併用薬 臨床効果 再燃予防 有害事象 なし 判定不能 有効 なし あり 有効 有効 *1 心不全 *2 腎不全 あり有効有効なし これら 3 例のいずれも副作用はなかった また 重篤な有害事象が 1 例 2 件認められたが ( 心不全 腎不全各 1 件 ) ともに転帰は軽快であり レジオネラ肺炎感染症によるものとして本剤との因果関係は否定されている 臨床効果は 有効 が 2 例 判定不能 ( 既に検査所見改善 ) が 1 例であった 再燃予防はいずれの症例も 有効 であった 9

12 3. 特定使用成績調査 ( 慢性呼吸器病変の二次感染に対する検討 ) 概要 調査対象 以下の基準を満たす慢性呼吸器病変 ( 病歴や胸部 X 線等により慢性気道病変を有しない急性気管支炎 肺炎を除外する ) の二次感染の患者 < 選択基準 > 20 歳以上の患者 感染症重症度が軽症又は中等症の患者 投与開始時の体温が 37 以上 膿性又は粘膿性の痰の喀出があり 白血球数 8,000/mm 3 以上 ( 又は 施設基準値の上限以上 ) あるいは CRP 0.7mg/dL 以上の条件を満たす患者 調査予定症例数 500 例 ( 解析対象症例 ) 調査期間 ( 症例登録期間 ) 観察期間 2008 年 1 月 ~2010 年 6 月 (2008 年 1 月 ~2010 年 5 月 ) 投与期間 : 原則として 連日投与で 7 日間 (7 回 ) 以内とする 観察期間 : 本剤投与開始日から投与終了日までと追跡調査 (1 回 ) として投与終了 21~28 日後 主な評価項目 重点調査項目として設定した QT 延長に関連する副作用 並びに アナフィラキシーに関連する副作用 等の副作用の発現 臨床効果 細菌学的効果 調査結果 3.1 収集症例調査票収集症例の内訳を図 に示す 登録された症例は 497 例で 495 例の調査票を収集した このうち 症例登録の連続性が確認不能 9 例及び未観察 ( 服用後の観察なし )2 例を安全性解析対象から除外し 残る 484 例を安全性解析対象症例とした また 調査対象外疾患 19 例 選択基準違反 17 例を有効性解析対象から除外し 残る 448 例を有効性解析対象症例とした 10

13 登録症例 497 例 調査票未収集症例調査票収集 固定症例 2 例 495 例未収集理由対象患者が来院せず 調査票記載の協力が得られなかったため 安全性解析対象症例安全性解析除外症例 484 例 11 例除外理由症例登録の連続性が確認不能 9 例服用後の観察なし 2 例 有効性解析対象症例 有効性解析除外症例 448 例 36 例 除外理由 調査対象外疾患 19 例 選択基準違反 17 例 図 症例構成図 3.2 副作用の発現状況副作用の発現状況を表 に示す 安全性解析対象症例 484 例のうち 20 例 (4.13%) に 24 件の副作用が認められた 主な副作用は 下痢 悪心 肝機能異常 が各 3 件で 認められた副作用のいずれもが非重篤であった 使用上の注意 から予測できない副作用は 排便回数増加 と 口腔内不快感 の各 1 件であった また 使用成績調査と同様に QT 延長に関連する副作用 並びに アナフィラキシーに関連する副作用 の有無については これらに該当する副作用は認められなかった 11

14 調査施設数 注 1) 表 副作用発現状況一覧表 特定使用成績調査 ( 慢性呼吸器病変 ) 148 調査症例数 484 副作用等の発現症例数 20 副作用等の発現件数 24 副作用等の発現症例率 4.13% 注 2) 副作用等の種類 副作用等の種類別発現件数率 (%) 代謝および栄養障害 食欲減退 2 (0.41) 精神障害 不眠症 1 (0.21) 神経系障害 頭痛 1 (0.21) 傾眠 1 (0.21) 心臓障害 動悸 1 (0.21) 血管障害 ほてり 1 (0.21) 胃腸障害 上腹部痛 1 (0.21) 下痢 3 (0.62) * 排便回数増加 1 (0.21) 悪心 3 (0.62) * 口腔内不快感 1 (0.21) 肝胆道系障害 肝機能異常 3 (0.62) 皮膚および皮下組織障害 そう痒症 1 (0.21) 発疹 2 (0.41) そう痒性皮疹 1 (0.21) 腎および尿路障害 腎機能障害 1 (0.21) MEDDRA/J VERSION 16.0 注 1) 調査施設数は契約単位 ( 診療科別 ) 毎に集計した 注 2) 副作用等の種類は Primary SOC 毎に分類し PTで記載した * 使用上の注意から予測できない副作用を示す 3.3 主な患者背景因子別の副作用発現状況主な患者背景因子別の副作用発現状況を表 に示す いずれの患者背景因子においても副作用発現症例率に偏りは認められなかった 12

15 表 主な患者背景因子別の副作用発現状況 年齢 ( 歳 ) 性別 体重 (kg) 感染症重症度 前治療薬 ( 抗菌薬 ) 合併症 注 2) 投与期間 ( 日 ) 主な合併症 患者背景 総症例数 15 以上 65 未満 65 以上男女 40 未満 40 以上未測定軽症中等症不明なしあり不明なし 安全性解析対象症例 副作用発現症例数 副作用発現症例率 (%) 95% 信頼区間 ~10.80 n.s ~ ~7.52 n.s ~ ~19.64 n.s ~ ~8.03 n.s ~ ~6.30 n.s ~ ~4.43 * ~9.25 あり 血管障害 代謝および栄養障害 胃腸障害 心臓障害 筋骨格系および結合組織障害 良性 悪性および詳細不明の新生物 ( 嚢胞およびポリープを含む ) 精神障害 呼吸器 胸郭および縦隔障害 未満 3 以上 5 未満 5 以上 7 未満 7 以上 10 未満 10 以上 400 未満 ~90.57 * ~ ~ ~ ~ ~40.96 n.s ~ ~11.94 n.s ~ 日平均投与量 (mg) 以上 なし あり クラスIA 抗不整脈薬 ( キニジン プロカインアミド等 ) チアジド系利尿剤 ループ系利尿剤 糖 質副腎皮質ホルモン剤 ACTH グリチル 主リチン製剤併用薬なエリスロマイシン 抗精神病薬 内三環系抗うつ薬 訳アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤等 鉄剤 ワルファリン フェニル酢酸系又はプロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 注 1) χ2 検定 ( 期待度数が5 未満のセルがある場合はFisherの正確検定 ) 検定結果 n.s.: 有意差なし,*:p< 0.05,**:p< 0.01,***:p< 注 2) 投与期間 : 休薬期間を除いて算出 注 1) 検定結果 13

16 3.4 有効性 臨床効果本剤の投与終了時及び投与終了 21~28 日後における臨床効果は 1. 有効 2. 無効 の 2 段階又は 判定不能 で主治医により判定された 有効性解析対象症例 448 例のうち 本剤の投与終了時に臨床効果が判定された 412 例における有効率は 92.72%(382/412 例 ) であった また 投与終了 21~28 日後の有効率は 97.92%(141/144 例 ) であった ( 表 ) 表 臨床効果 有効無効合計有効率 (%) 投与終了時 投与終了 21~28 日後 細菌学的効果本剤の細菌学的効果は原因菌種毎に 消失 減少 不変 菌交代 の 4 段階又は 不明 ( 判定不能 ) で判定され 消失率は 消失 と判定された割合とした 有効性解析対象症例 448 例における細菌学的効果は 74 例 77 株で判定された 原因菌別細菌学的効果を表 に示す E.coli K.pneumoniae を除きいずれも 80% 以上の消失率が認められた また E.coli K.pneumoniae において 消失 の判定でなかった菌株各 1 株でも 減少 の判定が得られている 表 原因菌別細菌学的効果 ( 投与終了時 ) 菌種 消失 減少 不変 菌交代 合計 消失率 (%) S.aureus S.pneumoniae PRSP PISP B.catarrhalis Corynebacterium sp E.coli C.koseri Klebsiella K.pneumoniae E.cloacae S.marcescens Pseudomonas sp P.aeruginosa H.influenzae H.parahaemolyticus M.catarrhalis

17 4. 特定使用成績調査 ( 臨床分離菌感受性の検討 ) 概要 調査対象 目標収集菌株数 調査期間 モキシフロキサシンに対する臨床分離菌感受性の検討を目的として 一般細菌及び非定型菌の調査を 承認時 承認後 4 年目及び 7 年目の計 3 回実施し 感受性の変化を検討した 一般細菌及び非定型菌は 各種感染症患者検体より分離 同定した以下の菌種を用いた ( 一般細菌 ) MSSA MRSA S.epidermidis CNS S.pyogenes S.pneumoniae streptococcus sp. E.coli Klebsiella sp. Citrobacter sp. Enterobacter sp. Proteus sp. Providencia sp. M.morganii P.aeruginosa M.(B.)catarrhalis H.influenzae N.gonorrhoeae Peptostreptococcus sp. P.acnes ( 非定型菌 ) Legionella pneumophila Mycoplasma pneumoniae Chlamydia (chlamydophilia) pneumoniae Chlamydia trachomatis 第 1 回一般細菌 :1,400 株 非定型菌 :25 株第 2 回一般細菌 :1,400 株 非定型菌 :25 株第 3 回一般細菌 :1,450 株 非定型菌 :25 株 菌株収集期間並びに感受性測定期間を以下に示す 第 1 回 第 2 回 第 3 回 一般細菌 非定型菌 一般細菌 非定型菌 一般細菌 非定型菌 菌株収集期間 2005 年 7 月 1 日 ~ 2005 年 11 月 30 日 2005 年 7 月 1 日 ~ 2008 年 6 月 30 日 2008 年 7 月 1 日 ~ 2008 年 12 月 18 日 2009 年 5 月 12 日 ~ 2011 年 6 月 30 日 2011 年 7 月 1 日 ~ 2011 年 12 月 19 日 2011 年 7 月 1 日 ~ 2012 年 12 月 31 日 試験実施期間 ( 測定期間 ) 2006 年 2 月 4 日 ~ 2006 年 2 月 15 日 2008 年 11 月 4 日 ~ 2008 年 12 月 27 日 2009 年 1 月 9 日 ~ 2009 年 2 月 20 日 2011 年 7 月 2 日 ~ 2011 年 11 月 24 日 2012 年 1 月 10 日 ~ 2012 年 2 月 17 日 2013 年 1 月 19 日 ~ 2013 年 1 月 26 日 15

18 調査結果 4.1 一般細菌モキシフロキサシンに対する一般細菌の感受性結果の推移を表 に示す MRSA Proteus sp. Providencia sp. P.aeruginosa 及び N.gonorrhoeae は第 1 回から MIC 90 が高く E.coli では MIC 90 の上昇傾向が認められた そのほかの適応菌種 (Staphylococcus sp Streptococcus sp S.pneumoniae M.catarrhalis Klebsiella sp Enterobacter sp 及び H.influenzae) については 承認後 7 年目 ( 第 3 回 ) の調査においても MIC 90 は低値であった 表 一般細菌の感受性結果の推移 菌名 第 1 回第 2 回第 3 回 ( 株数 ) MIC 50 MIC 90 ( 株数 ) MIC 50 MIC 90 ( 株数 ) MIC 50 MIC 90 Staphylococcus MSSA (50 株 ) (50 株 ) (50 株 ) MRSA (50 株 ) 2 64 (50 株 ) 8 64 (50 株 ) 8 64 S. epidermidis (50 株 ) (50 株 ) (50 株 ) CNS (50 株 ) (50 株 ) (50 株 ) Streptococcus S. pyogenes (150 株 ) (150 株 ) (150 株 ) S. pneumoniae (150 株 ) (150 株 ) (150 株 ) Streptococcus sp. (50 株 ) (50 株 ) (50 株 ) Enterobacteriaceae E. coli (50 株 ) (50 株 ) (75 株 ) Klebsiella sp. (50 株 ) (50 株 ) (75 株 ) Citrobacter sp. (50 株 ) (50 株 ) (50 株 ) Enterobacter sp. (50 株 ) (50 株 ) (50 株 ) Proteus sp. (50 株 ) (50 株 ) (50 株 ) Providencia sp. (50 株 ) 2 8 (50 株 ) 2 8 (50 株 ) 8 32 M. morganii (50 株 ) (50 株 ) (50 株 ) P. aeruginosa,m.(b.) catarrhalis P. aeruginosa (50 株 ) 1 4 (50 株 ) 1 32 (50 株 ) 2 16 M. (B.) catarrhalis (150 株 ) (150 株 ) (150 株 ) H. influenzae,n. gonorrhoeae H. influenzae (150 株 ) (150 株 ) (150 株 ) N. gonorrhoeae (50 株 ) 2 4 (50 株 ) 2 4 (50 株 ) 4 4 嫌気性菌 Peptostreptococcus sp. (50 株 ) (50 株 ) (50 株 ) P. acnes (50 株 ) (50 株 ) (50 株 ) MIC:μg/mL 第 3 回目の調査において MIC 90 の高値が認められた E.coli 及び Proteus sp. について MIC 90 分布を図 及び図 に示す E.coli では MIC 90 は 0.06 から >128μg/mL に分布しており 75 株中 16 株が 32μg/mL 以上であったために MIC 90 は 32μg/mL となっていたが 49 株が 1μg/mL 以下の値であった 16

19 菌株数 > MIC(μg/mL) 図 E.coli の MIC 分布 Proteus sp. では MIC 90 は 0.12 から >128μg/mL に分布しており そのうちの 7 株が 32 μg/ml 以上となっていたが 34 株が 1μg/mL 以下の値であった 菌株数 > MIC(μg/mL) 図 Proteus sp. の MIC 分布 17

20 4.2 非定型菌モキシフロキサシンに対する非定型菌の感受性結果の推移を表 に示す 非定型菌の臨床分離株の収集は一般に難しく 本調査でも菌株数が少なかった 収集した非定型菌に対する MIC 90 に変化は認められなかった 表 非定型菌の感受性結果の推移 菌名 第 1 回第 2 回第 3 回 ( 株数 ) MIC range ( 株数 ) MIC range ( 株数 ) MIC range Legionella pneumophila (1 株 ) (5 株 ) (4 株 ) Chlamydia(Chlamydophila) pneumoniae (2 株 ) Chlamydia trachomatis (3 株 ) 0.03 (5 株 ) Mycoplasma pneumoniae (30 株 ) (4 株 ) MIC:μg/mL 18

21 まとめ 1. 使用成績調査 安全性 安全性解析対象症例 6,077 例 ( 呼吸器感染症 :5,714 例 皮膚科領域感染症 :363 例 ) のうち 156 例 (2.57%) に 196 件の副作用が認められた 本調査で最も多く認められた副作用は 悪心 で 0.48%(29 件 /6,077 例 ) 次に 下痢 0.38%(23 件 /6,077 例 ) 浮動性めまい 0.21%(13 件 /6,077 例 ) 嘔吐 0.20%(12 件 /6,077 例 ) 上腹部痛 0.18%(11 件 /6,077 例 ) 肝機能異常 0.15%(9 件 /6,077 例 ) 腹部不快感 0.13%(8 件 /6,077 例 ) 発疹 0.10%(6 件 /6,077 例 ) であった 重点調査項目として設定した QT 延長に関連する副作用 並びに アナフィラキシーに関連する副作用 については これらに該当する副作用は認められなかった 患者背景因子別に副作用の発現状況を検討したが 患者背景による影響は特に認められなかった 忍容性は呼吸器感染症患者で 91.16%(5,207/5,712 例 ) 皮膚科領域感染症患者で 87.78%(316/360 例 ) が良好と判定された 有効性 有効性解析対象症例 6,033 例 ( 呼吸器感染症 :5,682 例 皮膚科領域感染症 :351 例 ) を感染症毎に臨床効果を検討した 呼吸器感染症では 87.27%(4,955/5,678 例 ) 皮膚科領域感染症では 84.48%(294/348 例 ) の有効率であった 2. 特定使用成績調査 ( レジオネラ肺炎に対する検討 ) 安全性 収集した 3 例の症例では いずれも副作用は認められなかった 有効性 臨床効果は 有効 が 2 例 判定不能 ( 既に検査所見改善 ) が 1 例であった 3. 特定使用成績調査 ( 慢性呼吸器病変の二次感染に対する検討 ) 安全性 安全性解析対象症例 484 例中 20 例 (4.13%) に 24 件の副作用が認められ いずれも非重篤であった 主な副作用は胃腸障害で これは使用成績調査と同様であった 副作用の発現に及ぼす患者背景因子に特記すべき事項はなかった 有効性 本剤の投与終了時に臨床効果が判定された 412 例における有効率は 92.72%(382/412 例 ) であった 本剤投与終了時の細菌学的効果は 74 例 77 株で原因菌別に判定された E.coli K.pneumoniae を除きいずれも 80% 以上の消失率が認められた 4. 特定使用成績調査 ( 臨床分離菌感受性の検討 ) モキシフロキサシンに対する臨床分離菌感受性の検討を目的として 一般細菌及び非定型菌の調査を 承認時 承認後 4 年目及び 7 年目の計 3 回実施し 感受性の変化を検討した 一般細菌では MRSA Proteus sp. Providencia sp. P.aeruginosa 及び N.gonorrhoeae は第 1 回から MIC 90 が高く E.coli では MIC 90 の上昇傾向が認められた そのほかの適応菌種 (Staphylococcus sp Streptococcus sp S.pneumoniae M.catarrhalis Klebsiella sp Enterobacter sp 及び H.influenzae) については 承認後 7 年目 ( 第 3 回 ) の調査におい 19

22 ても MIC 90 は低値であった 第 3 回目の調査において MIC 90 の高値が認められた E.coli 及び Proteus sp. について MIC 90 分布を検討した結果 MIC 90 は E.coli 及び Proteus sp. は 32μg/mL となっていたものの 大半の菌株ではモキシフロキサシンに対して感受性が認められた 非定型菌に対する MIC 90 に変化は認められなかった 20

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2.7.3(5 群 ) 呼吸器感染症臨床的有効性グレースビット 錠 細粒 表 (5 群 )-3 疾患別陰性化率 疾患名 陰性化被験者数 / 陰性化率 (%) (95%CI)(%) a) 肺炎 全体 91/ (89.0, 98.6) 細菌性肺炎 73/ (86

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