[ 目次 ] 現況分析編 第 1 計画の目的と関連計画の整理 計画策定の背景 計画の目的 関連する計画における公共交通関連施策など... 3 第 2 本市の概況 地域の現状 公共交通の現状 本市の公共交通に対する財

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1 ~ 地域公共交通を原動力に まち をまもり まち をつくり べっぷの未来を共創する ~ 別府市地域公共交通網形成計画 平成 28 年 3 月 別府市

2 [ 目次 ] 現況分析編 第 1 計画の目的と関連計画の整理 計画策定の背景 計画の目的 関連する計画における公共交通関連施策など... 3 第 2 本市の概況 地域の現状 公共交通の現状 本市の公共交通に対する財政負担状況 第 3 バス利用実態調査 ICカードデータの分析 特定バス系統の実態調査 第 4 本市の地域公共交通に関する利用者ニーズ 利用者ニーズ調査結果 第 5 市民意向調査 市民アンケート調査 別府市内在住の留学生へのグループインタビュー 参考 研究論文:FIT に対する路線バス利用促進のための情報提供の在り方 第 6 公共交通を原動力に まちをまもり まちをつくる ために留意すべき点 本市の現状に合致した交通まちづくり政策の実施 地域公共交通サービスの カイゼン 地域公共交通網の再構築による移動の広域性の確保 地域公共交通の運行持続性の向上 別府市地域公共交通網形成計画 本編 第 7 別府市地域公共交通網形成計画 本市における地域公共交通の基本方針 公共交通に対する公費負担の在り方 ( 本市の基本スタンス ) 計画の区域 計画の期間 計画の目標 目標を達成するために行う事業の概要及び実施主体 事業計画 目標達成に向けたマネジメント... 74

3 第 1 計画の目的と関連計画の整理 1 計画策定の背景 本市は 日本一の湧出量と源泉数を誇る 歴史と文化あふれる国際観光温泉文化都市である 市内には約 3,300 人の留学生が勉学に励んでおり 一般市民 38 人に対し 1 人の割合で留学生が暮らす 日本でも有数の多文化共生の国際学術都市としても新たな成長を続けている 九州の北東部 瀬戸内海に接する大分県の東海岸のほぼ中央に位置し総面積は km² である 西に阿蘇国立公園に属する由布岳 鶴見岳の連山から波静かな別府湾に続く扇状地形であることから 市街地の広がりには制約があり 既に比較的コンパクトな市街地が形成されているのが特徴である また 平成の大合併においても 本市は他市町村との合併を行っておらず 行政区域が拡大することなく今日を迎えた そのため 小規模集落や交通弱者等に対する交通政策等について これまで喫緊の課題として俎上に上がる機会は少なかった 現在 行政が主体となるコミュニティ運行は実施しておらず 市内のバス 4 路線に対する欠損補助が唯一の財政負担である 別府の湯けむり 温泉地景観 ところが 少子高齢化による人口減少などの要因によ 国選定重要文化的景観 り 市街地におけるバス利用者の減少やバス事業者の経営悪化等が顕在化し 路線バスの在り方などを広範多岐に渡り総合的に分析 解析するため 平成 24 年 市内全域において生活交通バス系統実態調査を実施した 国も 急速な少子高齢化の進展と人口減少という直面する課題に対応するため 平成 26 年 11 月 まち ひと しごと創生法 を制定し 同年 12 月 まち ひと しごと創生総合戦略 を策定した 本市においても まちをまもり まちをつくり べっぷの未来を共創する ために 市が有する様々な資源をより有効にいかしていきつつ 先人が築きあげてきた 誇り を再建し 新たな 誇り を創生する挑戦を胸に 平成 27 年 10 月に別府市総合戦略 まちをまもり まちをつくる べっぷ未来共創戦略 ( 以下 べっぷ未来共創戦略 という ) を策定した さらに 平成 28 年 3 月には 本市の将来目標や政策を実現するために必要な施策を体系的に示した平成 28 年度からはじまる 5 ヵ年間の総合計画後期基本計画を策定し これからの本市の公共交通に対する取組みを明文化した 別府市地域公共交通網形成計画 は地域公共交通のマスタープランとして位置づけ これらの関連上位計画と地域公共交通が果たすべき様々な取組を適切に結び付け 本市の地理的 社会的特徴や都市構造を鑑み これまでの調査結果等をもとに 市民や交通事業者等との連携のもと 観光振興や都市計画などによる市内へのひとの流れを更に促進させ 生活の質の向上を図るとともに ひとまもりとまちまもりを推進するために策定するものである 1

4 2 計画の目的 本計画は 交通政策基本法 ( 平成 25 年法律第 92 号 ) 及び 地域公共交通の活性化及び再生に関する法律 ( 平成 26 年法律第 41 号 に基づき べっぷ未来共創戦略 などの推進に向けた 別府市にとって望ましい公共交通のすがた を明らかにする地域公共交通のマスタープランである 別府市総合計画後期基本計画 を最上位計画とし 平成 27 年 10 月に策定した べっぷ未来共創戦略 に掲げる具体的な施策を具現化しつつ 別府市都市計画マスタープラン 第 2 次別府市環境基本計画 第 9 次別府市交通安全計画 別府市公共施設マネジメント基本方針 など関係計画等との一体性を確保し 整合性を図っている 2

5 3 関連する計画における公共交通関連施策など (1) 上位計画 べっぷ未来共創戦略 計画概要等 公共交通と関係のある記述内容 アまちの将来像 まち をまもり まち をつくり べっぷの未来を共創する イ人口ビジョンに基づく将来展望 目標人口 2010 年 :125,385 人 2040 年 :104,944 人 ウ総合戦略の実施期間 平成 27 年度から平成 31 年度までエ基本目標の設定 基本目標 1 しごとの創生 2060 年 : 92,475 人 資源 ( ひと 温泉 ) をいかして新たな価値を創り 儲かる別府に進化する 基本目標 2 しごとの創生 多様性と受容性をいかして 別府に新しいひとの流れをつくり 受け入れる 基本目標 3 ひとの創生 ひとを大切にし 別府で子どもを産み 育て 生きる 基本目標 4 まちの創生 ひととまちをまもり 地域と地域が連携する ア基本目標 : しごとの創生 外国人観光客増加に向けた受入環境整備(P18) ユニバーサルデザイン旅行の先進地に向けた整備 (P19) 二次交通の利便性向上 (P19) イ基本目標 : まちの創生 生活の質の向上実現に向けた整備 (P28) 文化を切り口にしたまちの可能性の拡大 (P32) 3

6 (2) 主な関連計画 別府市都市計画マスタープラン ( 平成 23 年 4 月改定 ) 計画概要等 ア目標年次 2030 年 ( 平成 42 年 )( 平成 23 年 4 月の策定から概ね 20 年 ) イ将来の都市の構成 ( 下図参照 ) ゾーン : 今後とも自然環境と都市が共生するように コンパクトな市街地を維持することを目指す 軸 : 快適な都市生活や別府らしい景観を高めていくため 市街地内外の骨格的な道路 水 緑の連続性を高めていくことを目指す 拠点 : 日常的な生活圏のまとまりや都市サービスに必要な機能に応じて 周辺環境に留意し 魅力ある拠点を育成していくことを目指す 公共交通と関係のある記述内容 ア道路 交通の方針 ( ア ) 公共交通の利便性の向上 駅への歩行者アクセスの改善や駅周辺のバリアフリー化などにより 公共交通の利便性の向上を図る ノーマイカーデーなど 関係機関と協力し 公共交通の利用促進を図る また これらの取組により 温室効果ガスの排出抑制を推進する ( イ ) 国 県 大分市などとの連携による 効果的な交通体系整備の検討推進 国や県 隣接する大分市などと連携し 交通体系の効果的な整備の検討を進める ( ウ ) 別府駅 亀川駅におけるバリアフリー化の促進 別府駅 亀川駅においては 交通結節点としての機能を高めるためバリアフリー化を促進するとともに バス タクシーなどを含めた乗継利便性の向上を図る 別府駅 亀川駅の機能改善を図るとともに 新駅の設置について長期的な視点による検討を図る ( エ ) 都市計画道路の整備推進 都市計画道路のうち 長期未着手路線については 今後の土地利用の動向 交通ネットワークの在り方やまちづくりとの整合を図りながら 見直しを行う 4

7 (3) その他の関連計画 前述の 別府市総合計画後期基本計画 べっぷ未来共創戦略 及び 別府市都市計画マスタープラン 以外の分野別計画においても 地域公共交通の位置付けや取組の方向性などが明記されている 分野名称策定年月地域公共交通の位置付けなど 環境 別府市環境基本 計画 ( 第 2 次 ) 平 23.3 ( ア ) 別府市民が一体となって 自然と共生し 環境への負荷の少な い循環型社会の実現を目指すことが目的の計画である ( イ ) 公共交通の位置付けとしては バリアフリーのまちづくりの推 進や広域的な連携のもとでの交通需要マネジメントシステムの 導入 公共交通事業者 関係者との連携による公共交通環境の 整備や利便性の向上などが示されている 交通安全 第 9 次別府市交 通安全計画 平 24.3 ( ア ) 交通事故のない 安全で安心して暮らせる本市を目指すことが目的の計画である ( イ ) 公共交通の位置付けとしては 安全で機能的な都市交通確保のために 路線バスなどの安全 優位性通行を確保するための 交通規制の積極的推進 環境に配慮した安全で円滑な自動 車の運行を実現するため ITS 技術を活用し 公共交通機関 の利用促進など 道路交通混雑が著しい一部の道路におけ るバス専用 優先レーンの設定 バス感応式信号機 PTPS の整備 パークアンドバスライドなどの促進 高齢者の交 通事故を抑止するために 高齢運転者の代替交通手段確保や運 転免許証自主返納支援制度の積極的な推進 が掲げられてい る 財産活用 別府市公共施設 マネジメント 基本方針 平 27.4 ( ア ) 将来予測される公共施設を維持するための費用の負担の増加を抑制すべく 健全な市政運営を今後も持続させていくための 4つの基本方針が掲げられている ( イ ) 具体的には 施設の有効活用 長寿命化 維持管理費 用の縮減 施設の再編と圧縮 となっている ( ウ ) 特に 施設の再編と圧縮 では 既存施設を最大限有効活用 することとし 新たな施設を整備する場合は 原則として他施 設との複合化等に努めることとなっている ( エ ) 仮に 施設の再編等が行われる場合は 新たな移動手段の確保 に向けた検討等を行うことが求められる 5

8 第 2 本市の概況 1 地域の現状 (1) 人口特性 ア総人口の推移 ( ア ) 総人口は 1980 年の 13.6 万人をピークに 2010 年現在で 12.5 万人まで減少している ( イ ) 国立社会保障 人口問題研究所 ( 以下 社人研 という ) の推計によると 今後も減少傾向は続き 2040 年には 10 万人を下回ることが見込まれている 人口 ( 人 ) 160, ,000 総人口の推移 将来推計 (1920 年 ~2060 年 ) 1980 年 (S55) 136,485 社人研推計 120, ,000 80,000 総人口 1950 年 (S25) 94,863 女性 2010 年 (H22) 125, 年 98, 年 78,929 60,000 40,000 男性 20, 年 1925 年 1930 年 1935 年 1940 年 1947 年 1950 年 1955 年 1960 年 1965 年 1970 年 1975 年 1980 年 1985 年 1990 年 1995 年 2000 年 2005 年 2010 年 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年 2035 年 2040 年 2045 年 2050 年 2055 年 2060 年 男 20,094 24,985 28,200 30,457 30,385 46,136 43,242 46,749 48,643 52,977 54,687 59,967 61,521 60,753 58,431 57,376 56,905 57,392 56,868 55,582 53,896 51,990 49,987 47,927 45,796 43,636 41,485 39,279 36,993 女 21,340 26,601 30,455 33,330 35,744 52,372 51,621 57,387 59,091 65,961 69,099 73,927 74,964 74,022 71,903 70,879 69,618 69,567 68,517 66,471 64,069 61,395 58,600 55,714 52,772 49,928 47,220 44,576 41,936 総人口 41,434 51,586 58,655 63,787 66,129 98,508 94, , , , , , , , , , , , , , , , , ,640 98,568 93,565 88,706 83,855 78,929 図総人口の推移 将来推計 ( 年 ) 出典 : まち ひと しごと創生 別府市人口ビジョンデータ元 : 国勢調査 (1920 年 年 ) 社人研推計(2015 年 年 ) ( 注 ) 総人口は年齢不詳人口を含む 6

9 イ年齢 3 区分別人口の推移 将来推計 ( ア ) 年少人口 (15 歳未満の人口 ) 及び生産年齢人口 (15~64 歳の人口 ) が減少する中 老年人口 (65 歳以上の人口 ) は 2020 年までは増加すると見込まれている 人口 ( 人 ) 100,000 90,000 80,000 年齢 3 区分別人口の推移 将来推計 (1980 年 ~2060 年 ) 1985 年社人研推計 91, 年生産年齢人口 (15~64 歳 ) 70,000 60,000 66, 年 50,000 54, 年 40,000 30,000 20,000 10, ,415 38,549 34,231 30,684 26,020 17,420 12,532 年少人口 (15 歳未満 ) 9,623 老年人口 (65 歳以上 ) 6, 年 1985 年 1990 年 1995 年 2000 年 2005 年 2010 年 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年 2035 年 2040 年 2045 年 2050 年 2055 年 2060 年 年少人口 29,268 26,020 21,059 18,037 16,203 14,878 14,098 13,490 12,532 11,494 10,607 10,109 9,623 8,952 8,152 7,413 6,830 生産年齢人口 92,148 91,332 88,709 85,653 81,589 80,142 75,598 70,397 66,884 64,476 62,070 58,928 54,714 51,288 48,568 45,049 41,415 老年人口 15,030 17,420 20,441 24,547 28,566 31,746 34,465 38,166 38,549 37,415 35,911 34,604 34,231 33,324 31,986 31,393 30,684 図年齢 3 区分別人口の推移 将来推計 ( 年 ) 出典 : まち ひと しごと創生 別府市人口ビジョンデータ元 : 国勢調査 (1920 年 年 ) 社人研推計(2015 年 年 ) ウ障がい者の現状 ( ア ) 本市の総人口に占める障がい者の割合は 約 7% である ( イ ) なお 平成 27 年版障害者白書 ( 内閣府 ) によると 国民のおよそ 6% が何らかの障がいを有している ( 平成 23 年データからの計算 ) ことが分かっている ( 人 ) 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 図種類別障がい者数及び総人口に占める割合 資料 : 別府市住民基本台帳 別府市第 3 期障がい者計画 第 4 期障がい福祉計画 ( 注 ) 平成 26 年 10 月末時点 0 8, % 障がい者計 6, % 身体障がい者 30.0% 25.0% 20.0% 15.0% 10.0% % 0.7% 0.8% 0.0% 知的障がい者 精神障がい者 人口に占める割合 (%) 7

10 (2) 人口分布 ( ア ) 市街地部に人口集積がある一方で 中山間部には薄く広く人口分布がみられる 資料 : 国勢調査 ( 平成 22 年 ) 図別府市の人口分布 (500m メッシュ単位 ) 8

11 (3) 高齢者分布 ( ア ) 人口分布と同様に 市街地部に多くの高齢者の人口集積がある一方で 中山間部には薄く広く高齢者が人口分布している 資料 : 国勢調査 ( 平成 22 年 ) 図高齢者人口の分布状況 (500m メッシュ単位 ) 9

12 (4) 高齢化率分布 ( ア ) 高齢化率が 30% を超える地域が市内の中山間部のみならず 人口が集積している市街地部にも分散してみられる ( イ ) 高齢者人口が多いエリアの中でも 高齢化率が高いエリアや低いエリアが存在し 地区によって高齢者の状況が異なることが分かる 資料 : 国勢調査 ( 平成 22 年 ) 図高齢化率の分布状況 (500m メッシュ単位 ) 10

13 ( ウ ) 市内各地区の人口と高齢化率をパターン分類したのが下図となる ( エ ) 高齢化率が 40% 以上の地区は 東山地区 西地区 浜脇地区 南地区である ( オ ) 各地区の人口をみると 平均的には 1 地区 7,000 人程度であるが 1 地区が 1 万人を超えるのは 朝日地区 鶴見地区 亀川地区 石垣地区であり 1,000 人に満たないのは東山地区である 15,000 人口 ( 人 ) 人口が多いが 高齢化率は低い地区 14,000 13,000 鶴見地区朝日地区 12,000 亀川地区 11,000 石垣地区 10,000 人口が多く かつ高齢化率も高い地区 9,000 大平山地区上人地区境川地区 8,000 南立石地区 高齢化率 (%) 10% 20% 青山地区 7,000 30% 40% 50% 人口が少なく 高齢化率も低い地区 6,000 春木川地区 5,000 北地区 4,000 3,000 2,000 緑丘地区 野口地区 南地区 浜脇地区 西地区 人口が少なく高齢化率が高い地区 1,000 0 東山地区 図各地区の人口特性パターン分類 資料 : 平成 27 年別府市住民基本台帳データ ( 平成 27 年 9 月末時点 ) ( 注 ) 図の X 軸と Y 軸の交点は 本市の高齢化率 ( 平成 27 年 9 月末時点 ) と人口の地区平均値とした 11

14 (5) 生活施設分布 ( ア ) 市内には大規模な商業施設 ( 床面積 1,000 m2以上 ) や医療施設等が複数立地しており 広範囲に分布している ( イ ) 県立別府青山高校 県立別府羽室台高校 市立別府商業高校が統合され 平成 27 年度に別府青山高校と別府商業高校の敷地内に新たに別府翔青高校が開校した 図市内の主要施設の分布状況 資料 : 全国大型小売店総覧 ( 東洋経済新報社 ) 大分県医療政策課資料など ( 注 ) 統合される 3 校は平成 28 年度末をもって閉校となる 12

15 (6) 日常生活における市町村間の結びつき ア通勤流動 ( ア ) 別府市民の通勤流動をみると 市内に約 74% 大分市に 14% が通勤している ( イ ) 日出町から本市への通勤が約 19% みられるなど 周辺市町村から本市への通勤も若干みられる 2515 (19.2%) 日出町 (N=13,082) 1847 (3.4%) 843 (5.8%) 杵築市 (N=14,559) 796 (1.4%) 国東市 (N=14,779) 161 (1.1%) 40,823 (74.1%) 別府市 (N=55,117) 7694 (14.0%) 4436 (2.0%) 大分市 (N=220,321) 408 (2.5%) 695 (1.3%) 由布市 (N=16,405) 矢印 ( 通勤割合 ) の凡例 50% 以上 30% 以上 50% 未満 10% 以上 30% 未満 5% 以上 10% 未満 5% 未満 図通勤流動 資料 : 平成 22 年国勢調査 ( 注 )1% 以上の流動のみ図示している 本市への流動が 1% 未満の市町には N 値を示していない 上段の数値は人数 下段の数値は割合 13

16 イ通学流動 ( ア ) 別府市民の通学流動をみると 市内に約 84% 大分市に約 10% が通学している ( イ ) 日出町や杵築市から本市への通学がそれぞれ約 28% 約 13% みられるなど 周辺市町村から本市への通学も若干みられる 福岡県上毛町 (N=297) 宇佐市 (N=2,613) 中津市 (N=3,472) 42 (1.6%) 4 (1.3%) 38 (1.1%) 26 (2.9%) 豊後高田市 (N=907) 日出町 (N=1,234) 341 (27.6%) 172 (12.6%) 杵築市 (N=1,363) 79 (7.0%) 国東市 (N=1,129) 7,788 (84.3%) 55 (3.6%) 別府市 (N=9,236) 860 (3.4%) 943 (10.2%) 大分市 (N=25,486) 矢印 ( 通学割合 ) の凡例 50% 以上 30% 以上 50% 未満 10% 以上 30% 未満 5% 以上 10% 未満 5% 未満 由布市 (N=1,528) 33 (2.0%) 37 (1.3%) 豊後大野市 (N=1,627) 34 (2.2%) 佐伯市 (N=2,800) 図通学流動 臼杵市 (N=1,581) 20 (2.8%) 資料 : 平成 22 年国勢調査 ( 注 )1% 以上の流動のみ図示している 本市への流動が 1% 未満の市町には N 値を示していない 上段の数値は人数 下段の数値は割合 津久見市 (N=719) 14

17 ウ日常生活における市町村間の結びつき ( ア ) 県内市町村の日常生活からみた結び付きの中で 本市は 大分市や日出町 杵築市と密接な結び付きがあることが分かる 図県平均以上の移動量がある日常生活の結び付き ( 地域間移動 ) 出典 : 大分県県地域間幹線バス系統実態調査報告書 ( 大分県地域間生活交通確保維持協議会 平 24.3) データ元 : 国勢調査 平成 19 年度大分県中心市街地等消費者動向調査報告書 ( 大分県 ) 平成 17 年度道路交通センサス ( 起終点調査 ) ( 注 ) 買い物については 日常生活に必要不可欠な最寄り品の買い物動向を把握 整理した 通院については 自家用車 ( 個人使用 ) のうち 目的が その他私用 で かつ 目的施設が 医療 厚生 福祉施設 となっているトリップを通院移動とみなして検討した ( 注 ) 目的別に 1 人以上の出向が見られる市町村間の結び付きを抽出し 抽出した結び付きの移動量の単純平均を算出し それ以上の市町村間の移動を図化している 移動量の単純平均 : 通勤 497 人 通学 77 人 買い物 1,595 人 通院 130 トリッフ / 日 15

18 (7) 観光 ( ア ) 市内全域に全国的にも著名な観光資源が複数分布している 市街地部では 別府八湯と呼ばれる 8 つの温泉エリアがあり 郊外部では 九州オルレ別府コースになっている 志高湖 や 神楽女湖 などが分布している ( イ ) 本市は 全国的に知られる 国際観光温泉文化都市 であり 国際会議観光都市 にも認定されており 毎年 800 万人以上の観光客が訪れている 図主要な観光資源の分布状況 出典 : 別府市観光まちづくり情報サイト 市街地マップ ( 別府市ホームページ ) など 16

19 ( ウ ) 本市に訪れる観光客の多くは日本人であるが 訪日外国人は 5% 以上のシェアを維持しつつ ここ数年 訪日外国人観光客数が増加傾向にある ( エ ) 訪日外国人の国籍は韓国が中心であるが 中国からの観光客のシェアが高くなってきている ( オ ) 韓国や香港からの観光客は 旅行形態が個人手配の割合が高く 公共交通利用が期待できる観光客であるほか 観光庁によると 韓国や香港 中国の観光客は 日本の旅行の中で温泉入浴や旅館への宿泊に満足した割合が高いことが分かっており 本市の観光資源 ( 別府八湯など ) を活用し 公共交通を利用した市内周遊が期待できる ( 人 ) 福岡 大分 関東 その他日本 外国人 251,302 0% 20% 40% 60% 80% 100% 250,000 20,685 訪日外国人数計 14, , ,027 27,277 その他 H , % 19.7% 11.5% 39.7% 5.7% 10,807 39, ,000 9,677 欧米 8,036 28,518 17,809 11,481 21,202 中国 H24 100, % 18.3% 12.5% 39.4% 5.7% H % 16.6% 13.7% 39.3% 5.2% 148,924 50, , ,522 0 台湾韓国 H23 H24 H25 図宿泊者の居住地 図近年の訪日外国人観光客の推移と内訳 資料 : 平成 25 年観光動態要覧 ( 別府市 ) 資料 : 平成 25 年観光動態要覧 ( 別府市 ) インド, 0.1% オーストラリインドネシア, ベトナム, マレーシア, ア, 0.3% 0.1% 0.3% 0.3% シンガポール, 2.3% タイ, 7.6% その他, 3.5% ロシア, 0.1% フランス, 0.4% 平成 26 年 ドイツ, 0.4% 外国人延べ イギリス, 0.2% 宿泊者数の カナダ, 0.2% 構成台湾, 24.1% アメリカ, 1.1% 香港, 11.4% 中国, 7.2% 韓国, 40.4% 図本市における外国人延べ宿泊者数の内訳 図地獄めぐりや明礬 鉄輪温泉への行き方等 資料 : 九州運輸局 を質問する訪日外国人の列 ( 注 ) 従業員数 10 人以上の施設 (JR 別府駅総合観光案内所 ) ( 注 ) 国籍 ( 出身地 ) 不詳を含まない 17

20 2 公共交通の現状 (1) 公共交通の運行状況 ( ア ) 市内には JR 日豊本線が敷設しており JR 別府駅など 4 つの JR 駅がある ( イ ) 路線バスは亀の井バスと大分交通が タクシー会社は 8 社が営業している ( ウ ) 亀の井バスと大分交通が重複している路線は 主に 特急電車の停車駅である JR 別府駅と亀川駅を結ぶ区間であり 具体的には 国道 10 号 ( 大型小売店や医療施設 観光施設等が集積 ) と別府駅と別府医療センターを結ぶ県道 市道に相互乗り入れしている状況にある ( エ ) 国庫補助対象地域間幹線系統 国大線 や大分空港アクセスバス エアライナー が国道 10 号等を運行している 18 図本市の公共交通

21 図本市を運行するバス路線の系統 19

22 亀の井バス 大分交通 系統番号路線名起終点 ( 経由他 ) 1 九大別府病院経由 南原線別府駅西口 ~ 上野口 ~ 朝日橋 ~ 九大別府病院 ~ 南原 2 竹の内経由 鉄輪線別府駅西口 ~ 朝日橋 ~ 九大別府病院 ~ 原 ~ 竹の内 ~ 原爆センター ~ 鉄輪 3 扇山線別府駅西口 ~ 市役所前 ~ ビーコンプラザ ~ 霊泉寺 ~ 西別府病院 ~ 扇山団地 4 堀田経由 扇山線別府駅西口 ~ 市役所前 ~ ビーコンプラザ ~ 霊泉寺 ~ 堀田 ~ 扇山団地 5 野口原経由 APU 線別府駅西口 ~ ホテル白菊前 ~ 上野口 ~ 朝日橋 ~ 原 ~ 新別府口 ~ 鉄輪 ~APU 6 別府駅西口 石垣線別府駅西口 ~ 市役所下 ~ 鶴高前 ~ 別大下 ~ 亀川駅 ~ 別府医療センター 7 野口原経由 鉄輪線別府駅西口 ~ ホテル白菊前 ~ 上野口 ~ 朝日橋 ~ 原 ~ 新別府口 ~ 鉄輪 8 別府駅西口 観海寺線別府駅西口 ~ 別府アリーナ ~ ビーコンプラザ ~ スギノイパレス 9 石垣経由 APU 線別府駅西口 ~ 南石垣 ~ 総合庁舎前 ~ 鉄輪 ~ 明礬 ~ 湯山 ~APU 10 別府駅西口 浜脇線別府駅西口 ~ 流川 8 丁目 ~ 永石温泉前 ~ 湯都ピア浜脇 15 ラクテンチ経由 鉄輪線別府駅 ~ 流川 ~ ラクテンチ ~ 明豊キャンパス前 ~ 霊泉寺 ~ 新別府口 ~ 鉄輪 ~ 別府リハビリセンター 16 16A 外廻り循環線鉄輪 亀川 観光港 北浜 別府駅 流川 鉄輪 別府リハビリセンター 17 山の手経由 鉄輪線別府駅 ~ 流川 ~ ビーコンプラザ ~ 霊泉寺 ~ 新別府口 ~ 鉄輪 ~ 別府リハビリセンター 20 別府大学経由 鉄輪線別府駅 ~ 餅ヶ浜 ~ 観光港 ~ 六勝園 ~ 別大前 ~ 鉄輪 23 石垣線別府駅 ~ 幸通り ~ 南石垣 ~ 別大下 ~ 亀川駅 ~ 別府医療センター 24 新港町 鉄輪経由 APU 線別府駅 ~ 餅ヶ浜 ~ 新港町 ~ 総合庁舎前 ~ 鉄輪 ~APU 25 鶴見病院経由 鉄輪線別府駅 ~ 餅ヶ浜 ~ 中部中学校前 ~ 鶴見病院 ~ 新別府 ~ 鉄輪 26 26A 外廻り循環線鉄輪 流川 北浜 別府駅 観光港 亀川駅 鉄輪 別府リハビリセンター 27 鉄輪 扇山団地線鉄輪 ~ 海地獄前 ~ 本坊主 ~ 扇山団地 28 餅ヶ浜経由西別府団地線別府駅 ~ 餅ヶ浜 ~ 中部中学校前 ~ 朝日橋 ~ 西別府病院 ~ 南立石 2 区 19 内成線別府駅 ~ 流川 2 丁目 ~ 河内 ~ 内成公民館 ~ かいがけ 33 柚の木線別府駅西口 ~ 市役所前 ~ 霊泉寺 ~ 堀田 ~ ロープウェイ ~ 山の口 ~ 柚の木 34 堺線別府駅西口 ~ 市役所前 ~ 霊泉寺 ~ 堀田 ~ ロープウェイ ~ 合棚 ~ 堺 36 湯布院線別府駅西口 ~ 市役所前 ~ 霊泉寺 ~ 堀田 ~ ロープウェイ ~ 城島高原 ~ 湯布院 37 くじゅう高原線別府駅西口 ~ 市役所前 ~ 霊泉寺 ~ 志高湖 ~ 城島高原 ~ 湯布院 ~ くじゅう高原 41 サファリ線別府駅西口 ~ ホテル白菊前 ~ 上野口 ~ 朝日橋 ~ 原 ~ 新別府口 ~ 鉄輪 ~ アフリカンサファリ 50 APU 線別府駅前 ~ 別府交通センター ~ 亀川駅 ~ 関の江 ~APU 51 APU 線別府駅前 ~ 石垣 8 丁目 ~ 亀川駅 ~ 関の江 ~APU 52 APU 線別府交通センター ~ 亀川駅 ~ 関の江 ~APU 53 APU 線亀川駅 関の江 APU 片方向のみ運行 AS54 APU 線大分駅前 ~ 別府北浜 ~ 亀川駅 ~ 関の江 ~APU 快速 55 APU 線快速別府駅前 ~APU 表本市を運行するバス路線の系統 60 鉄輪線別府駅前 ~ 吉弘 ~ 春木 ~ 鉄輪温泉 AS60 鉄輪線大分駅前 ~ 別府北浜 ~ 吉弘 ~ 春木 ~ 鉄輪温泉 61 鶴見丘線別府駅前 ~ 別府市役所下 ~ 春木 ~ 鉄輪温泉 AS61 鶴見丘線大分駅前 ~ 別府北浜 ~ 別府市役所下 ~ 春木 ~ 鉄輪温泉 62 石垣線別府駅 ~ 吉弘 ~ 春木 ~ 平田 ~ 亀川駅 AS71 別大線大分駅前 ~ 別府北浜 ~ 別府交通センター ~ 亀川駅前 ~ 関の江車庫 85 関の江団地線 亀川駅 ~ 亀川新川 ~ 別府医療センター ~ 関の江車庫 86 関の江団地線 亀川駅 太陽の家 別府医療センター 関の江車庫 片方向のみ運行 AS70 国大線 大分駅前 ~ 別府北浜 ~ 別府交通センター ~ 南須賀入口 ~ 亀川駅前 ~ 日出 ~ 杵築 ~ 国東 80 辻間日出団地線別府駅 ~ 別府交通センター ~ 南須賀入口 ~ 亀川駅前 ~ 上神田 ~ 日出 ~ 会下 81 辻間日出団地線別府駅前 ~ 別府交通センター ~ 南須賀入口 ~ 亀川駅前 ~ 辻間 日出団地 ( 注 ) 本表中 別府駅 及び 亀川駅 は JR 別府駅 及び JR 亀川駅 を指す 20

23 (2) 各交通機関の利用者数の推移 ( ア ) バス利用者は約 563 万人 ( 平成 25 年 ) であり 近年横ばい傾向である ( イ )JR 利用者は約 659 万人 ( 平成 25 年 ) であり 近年増加傾向である ( ウ ) タクシーは約 269 万人 ( 平成 25 年 ) であり 近年減少傾向である ( エ )JR に比べ 利用が伸び悩むバス タクシー事業は 人的資源である運転手の確保もままならない状況にある ( 万人 ) H18 年 H19 年 H20 年 H21 年 H22 年 H23 年 H24 年 H25 年図バス利用者数の推移資料 : 別府市統計書 ( 万人 ) 東別府駅 別府駅 年 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年図 JR 利用者数の推移資料 : 大分県統計年鑑 ( 万人 ) 700 別府大学駅 亀川駅 H18 年 H19 年 H20 年 H21 年 H22 年 H23 年 H24 年 H25 年図タクシー利用者数の推移資料 : 大分運輸支局 21

24 (3) 路線バスサービスの現状 ( ア ) 市街地部ではバスの運行本数は概ね 30 本 / 日以上運行している ( イ ) 下図で赤囲みしている堺線 柚の木線沿線の東山地区は 3 本 / 日未満と 市内で最もバスの運行本数が少ないエリアである ( ウ ) なお 国土交通省九州運輸局が実施した コミュニティバス 乗合タクシー等の実態調査 によると 九州管内のコミュニティ交通の平均運行本数は 3 往復 / 日となっている ( 注 ) バス運行本数は平成 24 年 6 月時点 図市内の人口分布状況とバスの運行本数 ( 平日 ) 22

25 ( エ ) 市内のバス停と大型小売店について それぞれ半径 500m 圏を設定し 2 つの勢力圏から外れた地域を 生活不便地域 とした場合 当該地域は市街地部にはほとんどみられないものの 主に郊外部にみられる 図別府市内の生活不便地域 23

26 (4) 交通拠点における現状課題 ( ア )JR 別府駅や JR 亀川駅 別府国際観光港に設置しているバス乗り場は 2 事業者が共同利用しており 一定程度の利便性は確保されているものの 高速バスは乗り入れていない 一方で 別府北浜 バス停 ( 別府北浜 3 4) や 鉄輪地区 ( 鉄輪バス停と鉄輪温泉バス停 ) においては 2 事業者が共同利用できていない状況にある 利用者の利便性向上や交通拠点機能の高度化 高質化に向けた検討 協議を行う必要がある 交通拠点 JR 別府駅 JR 亀川駅別府国際観光港 別府北浜 バス停 鉄輪 バス停 表交通拠点の現状 現状 別府駅の入り口は 西口 ( 山側 ) と東口 ( 海側 ) に分かれており バス乗り場は西口の亀の 井バスのみ 東口は大分交通と亀の井バスが共同利用している 東口にはエアライナー等も停車するが 高速バスは乗り入れていない 2 つの入り口には それぞれタクシー乗り場も設置されている 亀川駅の入り口は 西口 ( 山側 ) と東口 ( 海側 ) に分かれており バス乗り場 ( 亀川駅バス 停 ) は東口のみであり 大分交通と亀の井バスが共同利用している 県道 645 号 ( 旧国道 ) にある 亀川駅前バス停 には エアライナー等も停車する 東口には タクシー乗り場も設置されている 大阪 四国からの来訪者の玄関口であり 別府交通センター ( 港駅 県内の特産品を扱う物 産販売所 ) の建物と東西には 大分交通と亀の井バスが共同利用しているバス停がある 別府交通センターの建物の東側 ( 海側 ) には タクシー乗り場も設置されている 別府駅東口から延びている 駅前通り と国道 10 号の交差点に位置する場所に エアライ ナー等も停車する 別府北浜 バス停がある 近年 バス停名称が統一されたものの 別府北浜 1 ( トキハ駅前通り側 ) 別府北浜 2 ( トキハ国道 側 ) 別府北浜 3 ( 亀の井バス北浜バスセンター ) 別府北浜 4 ( 大分交通待合所 ) 別府北浜 5 ( 銀座街入口 ) と 同一名称のバス停が 5 箇所もあり 初めて本市を訪れた来訪者などにとって 非常に分か りにくい状況にある 特に 別府北浜 が 亀の井バスと大分交通 が共同利用しているバス停である一方で 別府北浜 3 と 別府北浜 4 は 90m 離れているが 土地の管 理者の都合上 別府北浜 3 は亀の井バスのみの停 車 別府北浜 4 は大分交通のみの停車となってい る なお 平成 27 年 12 月に実施したバス 2 事業者を参集したワーキングでの意見交換によると 当該 2 バス停は ターミナル機能も有することから それぞれ係員を配置しているものの 毎日のように バス利用者からの問い合わせ対応等を行っている状況とのことである 全国的にも有名な鉄輪温泉や地獄蒸し工 房 地獄めぐりスポット等が集積する観光 拠点地区内には 亀の井バスのみが停車す る 鉄輪 バス停 大分交通のみが停車す る 鉄輪温泉 バス停がある 以前は 2 社とも 鉄輪 とのバス停名称 だったものの 2 社のバス乗り場が 400m 程度離れていることから 名称変更した経 緯がある 鉄輪 ( 亀 ) いでゆ坂 地獄蒸し工房鉄輪 駅前通り トキハ別府店 5 1 図別府北浜バス停 (5 箇所 ) の位置 熱の湯通り 鉄輪温泉 ( 大 ) 筋湯通り 図鉄輪地区の拠点バス停 (2 箇所 ) の位置 2 国道 10 号線 3 北浜 西鉄リゾートイン 4 北浜公園 別府 24

27 ( イ ) 別府市都市計画マスタープランにおいて JR 別府駅と JR 亀川駅については 本市の交通拠点として バス タクシーなどを含めた乗り継ぎ利便性の向上を図ることが謳われている ( ウ ) 公共交通相互の乗り継ぎ余裕時間を以下の 3 ケースで確認したのが下表である 外回り循環線は沿線住民の生活路線である一方で 別府の観光スポットをつなぐ路線バスでもあることから 都市間移動との乗り継ぎ利便性について確認するものである a JR 別府駅 JR 亀川駅と路線バス ( 一部 ) のダイヤの接続状況 b エアライナーと路線バス ( 外廻り循環線 ) のダイヤの接続状況 c フェリー (2 航路 ) と路線バス ( 外廻り循環線 ) のダイヤの接続状況 ( エ ) 下表のとおり 市内には公共交通相互のダイヤ接続において乗り継ぎ余裕時間に問題があると考えられる便が一定程度みられる状況にある ( オ ) べっぷ未来共創戦略 (P19) に二次交通の利便性向上を謳っており 交通事業者や関係機関の協力のもと 出来る限り 交通拠点において公共交通同士が円滑に乗り継ぎできる環境を更に進めていく必要がある 表公共交通相互のダイヤ接続において乗り継ぎ余裕時間に問題があると考えられる便の割合 a 路線バスと JR 亀の井バス 扇山線 柚の木線 堺線 大分交通 内成線 仙人田線 サファリ線 関の江 団地線 大分方面 中津 小倉方面 行き帰り行き帰り 特急普通特急普通特急普通特急普通 19.0% (N=42) 0% (N=1) 100% (N=2) 0% (N=4) 0% (N=8) 42.9% (N=7) 2.4% (N=42) 0% (N=1) 0% (N=2) 0% (N=4) 0% (N=8) 10.0% (N=10) 10.0% (N=30) 0% (N=1) 0% (N=2) 25% (N=4) 42.9% (N=8) 77.8% (N=9) 12.8% (N=39) 0% (N=1) 50% (N=2) 0% (N=4) 28.6% (N=8) 50.1% (N=16) 16.7% (N=42) 0% (N=1) 0% (N=2) 0% (N=4) 12.5% (N=8) 71.4% (N=7) 2.4% (N=42) 0% (N=1) 0% (N=2) 0% (N=4) 12.5% (N=8) 18.2% (N=11) 16.7% (N=30) 0% (N=1) 100% (N=2) 0% (N=4) 0% (N=8) 71.5% (N=7) 17.9% (N=39) 0% (N=1) 50% (N=2) 0% (N=4) 0% (N=8) 16.7% (N=12) b 路線バス ( 外廻り循環線 ) とエアライナー行き 11.5% 亀の井バス外廻り循環線 (N=26) 帰り 25.0% (N=20) c 路線バス ( 外廻り循環線 ) とフェリー (2 航路 ) 亀の井バス 外廻り循環線 行き 20.0% (N=5) 帰り 25.0% (N=4) ( 注 ) 大分県地域間幹線バス系統実態調査報告書 ( 大分県 平成 25 年 3 月 ) の調査結果を踏まえ バスと JR の乗り継ぎ余裕時間が 5 分未満 と 30 分以上 の便は 問題がある という閾値を設定した ( 注 ) バスと電車の間隔が最も短い便の時間間隔を 乗り継ぎ余裕時間 とした ( 注 ) 表中において 特急 とは特急電車との乗り継ぎ利用を 普通 とは普通電車との乗り継ぎ利用を指す ( 注 ) 平成 27 年 9 月末時点 N 値は分析対象とした便数を示す 25

28 (5) 市内の交通拠点における多言語対応状況 ( ア ) 別府駅や鉄輪では多言語表記が整備されているほか 観光案内所に英語や韓国語が話せるスタッフがいる ( イ ) 国土交通省九州運輸局が近年行った各種調査結果を踏まえると 二次交通の多言語対応は不十分であり 特に 路線バスでの移動中の言語バリアフリー化が進んでいない状況にある ( ウ ) 多言語表記は進めているものの 翻訳の統一性が欠けているものもあり 例えば 別府を べっぷ や べふ と翻訳するなどの不統一があるものもある 別府駅 案内標識 サインと表示言語 1 サインと表示言語 2 英語 英語 韓国語 韓国語 簡体字 簡体字 繁体字 - 繁体字 ピクトグラム ピクトグラム - 二次交通への乗継案内 英語 英語 韓国語 - 韓国語 簡体字 - 簡体字 - 繁体字 - 繁体字 - ピクトグラム ピクトグラム - 別府北浜バスセンター 案内標識 サインと表示言語 1 サインと表示言語 2 英語 - 英語 韓国語 - 韓国語 - 簡体字 - 簡体字 - 繁体字 - 繁体字 - ピクトグラム - ピクトグラム - 二次交通への乗継案内 英語 英語 韓国語 韓国語 - 簡体字 - 簡体字 - 繁体字 - 繁体字 - ピクトグラム ピクトグラム - 26

29 3 本市の公共交通に対する財政負担状況 ( ア ) 本市は 市民の移動手段を確保するため 市内のバス 4 路線に年間 800 万円 ( 平成 26 年度実績 ) の補助金を支出している ( イ ) 前述の補助金以外にも 本市は 1 東山地区の通学用スクールバス運行 ( 年間 180 万円 / 年程度 ) 2 別府市立小中学校児童生徒遠距離通学費補助 ( 約 40 万円 / 年程度 ) 3 高齢者運転免許証自主返納支援 ( 約 320 万円 / 年程度 ) 4 福祉分野の移動支援や各種手当等 (1 億 6800 万円 / 年程度 ) の支出をしている ( ウ ) 市からバス事業者への補助は経常損益額 ( 赤字額 ) の 5 分の 4 であり 残りの 5 分の 1 つまり約 310 万円程度は事業者が内部補助している実態である ( エ ) 市内バス 2 事業者の路線バス事業の平成 26 年度の経営状況をみると 大分交通は約 4,950 万円 / 年 亀の井バスは約 3,480 万円 / 年の赤字となっている ( オ ) また 本市を横断し 大分市と国東市をつなぐ国庫補助対象幹線系統 国大線 は平成 27 年度において 年間 8,700 万円以上の赤字が生じ 合計 4,400 万円の赤字の補填を国 県が行っている状況にあるが 残りの 4,300 万円については事業者が内部補助をしている ( 上記金額には 車輌減価償却等国庫補助 1,400 万円は含まない ) 表本市が補助金を交付しているバス路線とその経営状況 別府市生活バス路線維持費補助金交付要綱の定めによる生活バス路線方面系統名運行回数摘要内成方面内成線平日 4.0 回休日 2.0 回経由 : 別府北浜 流川 12 丁目 河内 鳥越峠 太郎丸 東山方面 堺線平日 2.0 回休日 0.0 回経由 : 鳥居 志高湖畔 東山 椿 柚の木線平日 1.0 回休日 1.0 回経由 : 鳥居 城島 ねじ山 山の口 天間方面仙人田線平日 2.5 回休日 2.0 回サファリバス停 ~ 天間バス停間のみ生活バス路線 平成 26 年度における経常損益と補助金の額 ( 平成 25 年 10 月 1 日 ~ 平成 26 年 9 月 30 日 ) 系統名起点終点輸送人員 平均乗車密度 経常損益の計算 経常収益 (A) 経常費用 (B) (A)-(B) 別府市補助金交付額 事業者負担額 内成線 別府駅 かいがけ 15,308 人 1.7 3,047 千円 8,603 千円 5,556 千円 4,103 千円 1,453 千円 堺線 別府駅西口 堺 7,404 人 2.2 2,050 千円 4,448 千円 2,398 千円 1,636 千円 762 千円 柚の木線 別府駅西口 柚の木 8,212 人 3 2,028 千円 3,391 千円 1,363 千円 871 千円 492 千円 仙人田線 別府駅西口 仙人田 1,102 人 千円 1,861 千円 1,769 千円 1,390 千円 379 千円 計 32,026 人 7,217 千円 18,303 千円 11,086 千円 8,000 千円 3,086 千円 表大分交通 ( 株 ) の路線バス事業の経営状況 ( 平成 26 年度 ) 経常収益経常費用補助金損益 大分交通 ( 株 ) 802,407 千円 912,699 千円 60,821 千円 49,471 千円 亀の井バス ( 株 ) 685,992 千円 728,773 千円 8,000 千円 34,781 千円 資料 : 大分交通 ( 株 ) 亀の井バス ( 株 ) ( 注 ) 平成 25 年 10 月から平成 26 年 9 月まで ( 注 ) 特殊路線 ( 空港特急バス 高速バス等 ) を除いた数字 また 補助金は路線補助のみ ( 車両補助は除く ) 表幹線系統の運営状況 ( 国などの補助金を含まない経常損益 ) 平成 24 年度 平成 27 年度 国大線 ( 大分交通 ( 株 )) 73,756 千円 87,357 千円 資料 : 大分交通 ( 株 ) 27

30 第 3 バス利用実態調査 1 IC カードデータの分析 (1) 市内で乗降客数が多いバス停 ( ア )IC カードデータ (3 週間 ) を分析すると 市内で乗降客数が多いバス停としては A PU ( 約 71 千人 ) JR 別府駅西口 ( 約 35 千人 ) JR 亀川駅 ( 約 18 千人 ) 別府北浜 ( 約 16 千人 ) JR 別府駅 ( 東口 ) ( 約 15 千人 ) の順に多い状況にある ( イ ) 市内でバスの乗り継ぎ利用が多いバス停としては JR 別府駅西口 ( 1.4 千人 ) J R 別府駅 ( 東口 ) (1.0 千人 ) 別府北浜 (1,0 千人 ) の順に多い状況にある 表市内で乗降客数が多いバス停 ( 上位 20 バス停を抽出 ) NO 停留所 乗車人数 降車人数 乗降計 NO 停留所 乗車人数 降車人数 乗降計 1 APU 34,846 36,286 71, 亀川新川 2,142 3,569 5,711 2 別府駅西口 17,609 17,168 34, 原 2,485 2,798 5,283 3 亀川駅 9,612 8,484 18, 亀川亀陽泉前 2,540 2,467 5,007 4 別府北浜 8,422 7,835 16, 別府交通センター 2,273 2,501 4,774 5 別府駅 ( 東口 ) 8,092 7,119 15, 別府警察署前 2,108 2,278 4,386 6 餅ヶ浜 6,796 5,924 12, 六勝園 1,996 2,262 4,258 7 鉄輪 4,765 4,649 9, 弁天前 2,070 2,088 4,158 8 南須賀入口 4,526 4,181 8, 流川ゆめタウン前 1,880 1,775 3,655 9 照波園 4,034 3,808 7, 別府タワー前 1,243 2,165 3, 明豊キャンパス前 3,382 4,048 7, 北新田 1,111 2,186 3,297 ( 注 )ICカード利用者: 平成 24 年 10 月 22 日 ( 月 ) から 11 月 11 日 ( 日 ) までの3 週間の延べ人数 表乗り継ぎが多いバス停 ( 上位 5 バス停を抽出 ) NO 停留所人数 1 別府駅西口 1,402 2 別府駅 ( 東口 ) 1,023 3 別府北浜 1,014 4 鉄輪 餅ヶ浜 308 ( 注 )IC カード利用者 : 平成 24 年 10 月 22 日 ( 月 ) から 11 月 11 日 ( 日 ) までの 3 週間の延べ人数 ( 注 ) 乗継割引が適用された利用の 乗車停留所 に着目し カウントした 28

31 (2) バス利用 OD ( ア )IC カード利用者の流動を 量 でみた場合 野口 北地区 ( 別府北浜を含む ) 青山地区 ( 別府駅西口を含む ) 亀川地区 ( 亀川駅を含む ) 朝日地区 ( 鉄輪を含む ) では 自地区内の流動が見られ また当該地区と他地区間の流動が見受けられる ( イ ) 一方で 流動を 割合 でみた場合 上記の 量 では分からなかった 南 浜脇地区 と 東山地区 の流動 ( 依存度 ) が分かる ( ウ ) 南 浜脇地区 については 野口 北地区 ( 別府北浜を含む ) と自地区内での流動がある また 東山地区 では 青山地区 への流動がある ( エ ) その他 大平山地区 鶴見地区 南立石地区 について 青山地区 への流動 ( 依存度 ) が強い状況にある 量 割合 図地区単位でみた IC カード利用者の流動 ( 上 : 地区別の OD 量 下 : 地区別の OD 割合 ) ( 注 )IC カード利用者 : 平成 24 年 10 月 22 日 ( 月 ) から 11 月 11 日 ( 日 ) までの 3 週間の延べ人数 29

32 (3) 利用者が多いバス系統 ( ア )IC カード利用者が多いバス系統をみると 利用が多い系統の 1~2 位は別府交通センターと亀川駅を通り APU まで行く系統である ちなみに 上位 20 系統のうち 7 系統が APU を起終点にする系統 (APU 線 ) であることが分かった ( イ ) 緩やかな斜面地にある静閑な住宅地である扇山団地と別府駅 ( 西口 ) を結ぶ 扇山線 ( 亀の井バス ) が 3 位となっている ( ウ )6 位と 19 位にある 石垣線 は 運行事業者は異なるものの 別府医療センターに乗り入れているか否かの違いしかない相互乗り入れ系統 ( 重複系統 ) であり 合算するとシェアは 5.8% 上位 5 位以内に入る系統である 表 IC カード利用者が多い系統 NO 系統番号路線名運行事業者主な運行区間 利用者数 ( 人 ) 利用状況 割合 ( シェア ) 1 50 APU 線 大分交通 別府駅前 ~ 別府交通センター ~ 亀川駅 ~ 関の江 ~APU 47, % 2 52 APU 線 大分交通 別府交通センター ~ 亀川駅 ~ 関の江 ~ APU 19, % 3 3 扇山線 亀の井バス 別府駅西口 ~ 市役所前 ~ビーコンプラザ~ 霊泉寺 ~ 西別府病院 ~ 扇山団地 13, % 4 スクール線 亀の井バス 鉄輪 ~ 別府駅 ~ 鉄輪 ~ 羽室台高校 10, % 5 51 APU 線 大分交通 別府駅前 ~ 石垣 8 丁目 ~ 亀川駅 ~ 関の江 ~APU 8, % 6 23 石垣線 亀の井バス 別府駅 ~ 幸通り~ 南石垣 ~ 別大下 ~ 亀川駅 ~ 別府医療センター 8, % 7 2 竹の内経由 別府駅西口 ~ 朝日橋 ~ 九大別府病院 ~ 亀の井バス鉄輪線原 ~ 竹の内 ~ 原爆センター ~ 鉄輪 7, % 8 6 別府駅西口 別府駅西口 ~ 市役所下 ~ 鶴高前 ~ 別大亀の井バス石垣線下 ~ 亀川駅 ~ 別府医療センター 5, % 9 AS71 別大線 大分交通 大分駅前 ~ 別府北浜 ~ 別府交通センター ~ 亀川駅前 ~ 関の江車庫 5, % 10 スクール線 亀の井バス 羽室台高校 ~ 鉄輪 ~ラクテンチ~ 別府駅 4, % 新港町 鉄輪別府駅 ~ 餅ヶ浜 ~ 新港町 ~ 総合庁舎前亀の井バス経由 APU 線 ~ 鉄輪 ~APU 3, % 12 AS54 APU 線 大分交通 大分駅前 ~ 別府北浜 ~ 亀川駅 ~ 関の江 ~APU 3, % 13 AS60 鉄輪線 大分交通 大分駅前 ~ 別府北浜 ~ 吉弘 ~ 春木 ~ 鉄輪温泉 3, % 鉄輪線 大分交通 別府駅前 ~ 吉弘 ~ 春木 ~ 鉄輪温泉 2, % 15 AS70 国大線 大分交通 大分駅前 ~ 別府北浜 ~ 別府交通センター ~ 亀川駅前 ~ 日出 ~ 杵築 ~ 国東 2, % A 26 26A 外廻り循環線 亀の井バス 鉄輪 別府駅 別府リハビリセンター 2, % APU 線 大分交通 亀川駅 関の江 APU 片方向のみ運行 2, % 18 8 別府駅西口 別府駅西口 ~ 別府アリーナ~ビーコン亀の井バス観海寺線プラザ~スギノイパレス 2, % 石垣線 大分交通 別府駅 ~ 幸通り~ 南石垣 ~ 別大下 ~ 亀川駅 1, % 20 5 野口原経由 A 別府駅西口 ~ホテル白菊前 ~ 上野口 ~ 亀の井バス PU 線朝日橋 ~ 原 ~ 新別府口 ~ 鉄輪 ~APU 1, % それ以外の路線 ( 上位 21 位以下の路線 ) 17, % 計 174, % ( 注 )IC カード利用者 : 平成 24 年 10 月 22 日 ( 月 ) から 11 月 11 日 ( 日 ) までの 3 週間の延べ人数 ( 注 ) 平成 24 年当時の運行区間を平成 27 年 9 月末現在の系統番号に振り替えて 集計 ( 注 ) 本表中 別府駅 及び 亀川駅 は JR 別府駅 及び JR 亀川駅 を指す 30

33 2 特定バス系統の実態調査 当該調査は バス事業者が利用状況 収支状 況が芳しくないと考えている 36 系統 亀の井 バス 29 系統 大分交通 7系統 の便別バス 停別乗車数 降車数を平成 24 年度に収集し 調査対象系統の乗降実態を把握したものであ る 表 連番 1 路線 別府駅西口 浜脇線 別府駅西口 観海寺 線 別府大学経由 3 鉄輪線 ラクテンチ経由 4 鉄輪線 ラクテンチ経由 5 鉄輪線 山の手経由 6 鉄輪線 山の手経由 7 鉄輪線 スギノイパレス経由 8 鉄輪線 九大別府病院経由 9 西別府団地線 竹の内経由 10 鉄輪線 2 11 扇山線 12 石垣経由 APU線 外廻り循環線 鶴見病院経由 鉄輪線 起点 主な経由 永石6丁目 湯都ピア浜脇 流川8丁目 総合体育館前 別府駅西口 ビーコンプラザ 前 観光港 別府駅 別府大学下 別府駅 別府駅 別府駅 別府駅 別府駅 ラクテンチ ラクテンチ 鉄輪 流川 霊泉寺 流川 鉄輪 スギノイパレス 九大別府病院 朝日橋 九大別府病院 別府駅西口 竹の内 霊泉寺 別府駅西口 西別府病院 総合庁舎前 別府駅西口 鉄輪 別府駅 鉄輪 亀川駅 みょうばん 別府駅 クリニック 太陽の家 別府駅 鉄輪 亀川駅 みょうばん 別府駅 クリニック 太陽の家 別府駅 別府リハビリ 太陽の家 別府駅 別府リハビリ 太陽の家 餅ヶ浜 別府駅 鶴見病院前 別府駅 終点 調査対象系統 系統番号 連番 路線 主な経由 終点 石垣 明豊スクール 餅ヶ浜2組 南石垣 8 21 九大別府病院経由 南原線 鶴見病院経由 22 鉄輪線 新港町 鉄輪経由 23 APU線 別府駅西 九大別府病院 南原 口 餅ヶ浜 鶴見病 別府駅 南原 院前 総合庁舎前 鉄 別府駅 APU 輪 別府リハビリ 鉄輪 扇山団地線 鉄輪 鉄輪 餅ヶ浜 南石垣 25 別大前経由 羽室高線 富士見6丁 羽室台高 スクール 餅ヶ浜 別大下 目 校 線 鉄輪 別府リハビリ 17 本坊主 明豊C前 系統番号 スクール 線 スギノイパレス 羽室経由野口原線 柴石 野口原スクール 別府医療 鶴高正門前 センター 鉄輪 2 28 野口原スクール 明星下 扇山団地 3 竹の内経由 29 APU線 別府駅西 竹の内 口 APU 9 30 鉄輪線 大分駅前 吉弘 鉄輪温泉 AS60 鉄輪 鉄輪線 別府駅前 吉弘 鉄輪温泉 60 みょうばん クリニック 鉄輪線 大分駅前 別府市役所下 鉄輪温泉 AS61 鉄輪 鉄輪線 別府駅前 別府市役所下 鉄輪温泉 61 別府リハビリ 亀川線 別府駅前 吉弘 みょうばん クリニック 35 関の江団地線 亀川駅 太陽の家 36 関の江団地線 亀川駅 亀川新川 別府リハビリ 26 鉄輪 25 亀川駅 南立石二区 春木 扇山団地 鉄輪 羽室台高校 31 1 スクール 明豊C前 線 スクール 明豊C前 線 別府医療 スクール センター 線 スクール APU 線 起点 別府駅西口 鉄輪 関の江車 86 庫前 関の江車 85 庫前 凡例 亀の井バス 大分交通 図 調査対象系統 1 面的に見た系統別の利用状況 収支状況 (ア)平日における各系統の収支状況をみると 黒字系統の多くは別府駅と扇山 鉄輪 AP U 亀川を結ぶ系統であることが分かった (イ)図表等は特に掲示しないが 市の郊外部等を運行している亀の井バスの特定系統の黒字 系統について 土曜は別府駅と扇山 鉄輪 APUを結ぶ系統 日曜は別府駅と扇山 鉄輪を結ぶ系統に限定されていることも分かった 平日 総利用者数 便あたり利用者数 収支率 APU 亀川 鉄輪 扇山 別府駅 図 特定系統の利用状況 収支状況 平日 収支率は試算値 31

34 (2) 時間帯別の利用状況 収支状況 ( ア ) 利用者数の時間変化をみると 平日は 7~8 時台 16~17 時台の利用が全体の約 4 割を占めていることが分かった 土曜と日曜は 平日と異なり ピークとオフピークが明確ではなく 9~16 時台の利用が全体の 7 割を占めている状況にあることが分かった ( イ ) 収支率の時間変化をみると 平日は 9~15 時台の昼間時間帯については 収支率が 100% 未満となっており 問題を抱えている時間帯であることが分かった 平日 土曜に比べて 日曜は全般的に収支が落ち込んでいることが分かった 15% 平日 1 日の利用者数に占める割合 10% 5% 土曜 日曜 時間帯別収支率 ( 各便の単純平均 ) 0% 250% 200% 150% 100% 時台 図利用者数の時間変化 平日 土曜 日曜 115.6% 104.6% 84.6% 50% 平均時台 図収支率の時間変化 ( 収支率は試算値 ) 32

35 (3) 便別の収支状況 ( ア )IC カード利用者の多寡で特定系統を IC カード利用者が比較的多い系統 ( 上位 20 位以内 ) と IC カード利用者が比較的少ない系統 ( 上位 21 位以下 ) に分類した上で 系統別便別収支状況を図化したものが下図となる ( イ )IC カード利用者が比較的多い系統の中では 16 16A 26 26A: 外回り循環線 の赤字便の割合が全体の 7 割に達している状況である ( ウ )IC カード利用者が比較的少ない系統の中では 1: 九大別府病院経由 南原線 10: 別府駅西口 浜脇線 15: ラクテンチ経由 鉄輪線 17: 山の手経由 鉄輪線 25: 鶴見病院経由 鉄輪線 が同様の状況である ( エ ) 10: 別府駅西口 浜脇線 については 収支率 ( 試算値 各便の収支率の単純平均 ) は約 29% となっており 非常に厳しい運営状況である ( オ ) 小学生以下の利用が中心であるのが 関の江団地線 であり 試算した収支状況との乖離があり 実際の運営状況は厳しい状況である IC カード利用者が比較的多い系統 3: 扇山線 2: 竹の内経由 鉄輪線 24: 新港町 鉄輪経由 APU 線 AS60: 鉄輪線 60: 鉄輪線 16 16A 26 26A: 外廻り循環線 8: 別府駅西口 観海寺線 62: 石垣線 収支率 25% 未満 % 以上 50% 未満 % 以上 100% 未満 % 以上 150% 未満 % 以上 200% 未満 % 以上 0% 20% 40% 60% 80% 100% IC カード利用者が比較的少ない系統 1: 九大別府病院経由 南原線 9: 石垣経由 APU 線 10: 別府駅西口 浜脇線 15: ラクテンチ経由 鉄輪線 17: 山の手経由 鉄輪線 20: 別府大学経由 鉄輪線 25: 鶴見病院経由 鉄輪線 AS61: 鉄輪線 61: 鉄輪線 : 関の江団地線 1 85: 関の江団地線 ( 注 ) ラベル ( 数字 ) は該当する便の数 図 IC カード利用者の多寡で分類した系統別便別収支状況 33

36 ( カ ) 前頁で 赤字便の割合が全体の 7 割に達している系統を示したが 当該系統の路線重複状況を確認した後 仮に 路線廃止した際に影響がある区間の利用者数等を整理したのが下表である ( キ ) 下表のとおり 仮に路線廃止した際に影響がある区間 ( 表中では 当該区間 と略 ) の利用者数が 30 人 / 日以上なのは 16 16A 26 26A: 外回り循環線 15: ラクテンチ経由 鉄輪線 25: 鶴見病院経由 鉄輪線 関の江団地線 である ( ク ) 当該区間の利用者数が総利用者数に占める割合が高いのが 10: 別府駅西口 浜脇線 と 関の江団地線 となっている 表赤字系統の中で路線廃止をすると影響がある区間 ( 単一区間 ) 系統番号 路線名 総利用者に仮に路線廃止した際に当該区間の総利用者数占める当該影響がある区間における利用者数 ( 人 / 日 ) 区間利用者バス停箇所数 ( 人 / 日 ) の割合 16 16A 外回り循環線鉄輪温泉東口から湯の森 1, A までの8バス停 % 1 九大別府病院経由南原線 129 南原の1バス停 5 3.9% 10 別府駅西口湯都ピア浜脇から御幸橋 17 浜脇線までの7バス停 % 15 ラクテンチ経由上新宅から流川 14 丁目 416 鉄輪線までの7バス停 % 17 山の手経由鉄輪線 0 なし 0-25 鶴見病院経由馬場から鶴見病院 156 鉄輪線までの8バス停 % 関の江団地線関の江入口から別府医療セ 57 ンター入口までの 12 バス停 % ( 注 ) 平日データ ( 注 ) 総利用者数と当該区間の利用者数は乗車数と降車数の平均値 ( 小数点切り上げ ) ( 注 ) この整理結果は 本市がバス事業者に今後の路線廃止を示唆するものではなく 本市が赤字路線の補填を検討するに当 たっての基礎データとすることを目的にしている 34

37 みょうばんクリニック別府リハビリ正門前別府リハビリ前海地獄前鉄輪鉄輪温泉東口貴船城入口北鉄輪野田柴石城の内血の池地獄前湯の森内竈入口別府医療センター内竈入口別府溝部学園短大前太陽の家亀川浜田亀川新川亀川駅前亀川新川亀川亀陽泉前弁天前照波園やすらぎ前上人ヶ浜公園前六勝園深町春木川第三埠頭関西汽船前第三埠頭入口別府交通センター別府警察署前餅ヶ浜京町的ヶ浜公園別府タワー前北浜バスセンター別府北浜駅前本町別府駅駅前本町別府北浜流川ゆめタウン前流川 2 丁目流川 5 丁目流川 6 丁目流川 8 丁目流川 1 2 丁目総合体育館入口上原町山の手中学校前ビーコンプラザ前明豊キャンパス前中津留観海寺入口霊泉寺南立石小学校前南立石公園前西別府病院下別府発達医療センター前原下畑新別府口朝日小学校前火売町朝日鉄輪海地獄前別府リハビリ前別府リハビリ正門前みょうばんクリニック 19:35 18:26 17:55 17:29 16:53 16:20 15:45 15:14 14:38 14:15 13:45 13:15 12:39 12:15 11:45 11:15 10:39 10:15 9:45 9:15 8:54 8:30 8:00 7:25 7:06 6:40 6:15 利用が極端に少ない区間が存在利用が極端に少ない区間が存在 (26 26A) みょうばんクリニック別府リハビリ正門前別府リハビリ前海地獄前鉄輪鉄輪温泉東口貴船城入口北鉄輪野田柴石城の内血の池地獄前湯の森内竈入口別府医療センター内竈入口別府溝部学園短大前太陽の家亀川浜田亀川新川亀川駅前亀川新川亀川亀陽泉前弁天前照波園やすらぎ前上人ヶ浜公園前六勝園深町春木川第三埠頭関西汽船前第三埠頭入口別府交通センター別府警察署前餅ヶ浜京町的ヶ浜公園別府タワー前北浜バスセンター別府北浜駅前本町別府駅駅前本町別府北浜流川ゆめタウン前流川 2 丁目流川 5 丁目流川 6 丁目流川 8 丁目流川 1 2 丁目総合体育館入口上原町山の手中学校前ビーコンプラザ前明豊キャンパス前中津留観海寺入口霊泉寺南立石小学校前南立石公園前西別府病院下別府発達医療センター前原下畑新別府口朝日小学校前火売町朝日鉄輪海地獄前別府リハビリ前別府リハビリ正門前みょうばんクリニック 19:16 18:06 17:51 17:04 16:51 16:21 15:51 15:13 14:50 14:21 13:51 13:14 12:51 12:21 11:51 11:16 10:51 10:21 9:51 9:24 8:51 8:26 7:56 7:19 7:02 6:38 6:23 利用が極端に少ない区間が存在利用が極端に少ない区間が存在 : 収支率 100% 以上の便 (16 16A) (4) 利用が多いが 収支状況が芳しくない 外回り循環線 の平日の利用状況 ( ア ) 平日 1 日の利用者数が 1500 人 / 日を超えるにもかかわらず 赤字便の割合が全体の 7 割に達している 外回り循環線 の平日の便別区間別車内人員を図化したのが下図である ( イ ) 下図のとおり 利用が極端に少ない区間が存在するほか 収支率が 100% 以上であっても利用がなされているのは特定区間に限定されている便などがみられる ( ウ ) 途中の 別府駅 で利用が落ち込んでおり 実際 外廻り循環線において別府駅をまたぐ利用者は 1 日 50 人未満であり 総利用者数の 6% に満たない状況である ( エ ) 平成 24 年度に実施した乗り込み調査では 当該系統利用者の 3 割から 時刻表どおりにバスが来ない と問題指摘があることを踏まえると さらなる定時性の向上を目指すため 対策についての検討が必要となる 図外廻り循環線の便別区間別利用状況 ( 車内人員 )( 上 :16 16A 下 :26 26A) 表外廻り循環線において別府駅をまたぐ利用者の規模別府駅をまたぐ利用者数 ( 人 / 日 ) 総利用者数 ( 人 / 日 ) 割合 (%) 平日 16 16A % 26 26A % 土曜 16 16A % 26 26A % 日曜 16 16A % 26 26A %

38 第 4 本市の地域公共交通に関する利用者ニーズ 利用者ニーズ調査の概要は下表のとおりである 調査目的調査対象調査手法調査日把握内容回収結果 バス利用者ヒアリング各系統の運営状況やバス利用者の利用特性 利用意向等を把握バス事業者が問題を感じている特定バス系統 (36 系統 ) 調査員がバスに乗り込み 利用者に聞き取り調査を実施 ( 平日 1 日 ) 平成 24 年 12 月 利用特性 利用者意向 回答者の属性 730 票回収 ( 回収率 33.1% 相当 ) 表利用者ニーズ調査の概要 生活施設利用者 交通拠点施設利用者 ヒアリング ヒアリング バス利用者 バス非利 市民以外の交流者の 用者のバス改善ニーズ 市内移動実態やバス や利用意向等を把握 利用ニーズ等を把握 ゆめタウン別府医療センター鶴見病院別府市役所南部出張所別府大学駅 調査員が施設で利用者に聞き取り調査を実施 ( 平日 1 日 ) 施設利用特性 利用者意向 回答者の属性 別府駅北浜バス停 調査員が施設利用者に聞き取り調査を実施 ( 休日 1 日 ) 交流者の移動実態 利用者意向 回答者の属性 観光施設利用者ヒアリング市民以外の交流者の市内移動実態やバスの利用実態 市内のバス利用時に感じる問題点等を把握鉄輪 ( 地獄蒸し工房周辺 ) 亀川 ( 柴石温泉周辺 ) 明礬 ( 鶴寿泉周辺 ) 調査員が施設利用者に聞き取り調査を実施 ( 休日 1 日 ) 市内の移動実態 利用者意向 回答者の属性 573 票回収 237 票回収 375 票回収 1 利用者ニーズ調査結果 (1) バス利用者の特徴 ( バス利用者ヒアリング結果 ) 75 歳以上 4.2 % 10 代男性 ( ア ) 回答者の 8 割が女性 年齢層は分散化しており 高齢者と学生がそれぞれ 65~74 歳未満 16.4 % 2 割程度とな 23.4 % 14.5 % っている ( イ ) 居住地は市内が 84% 回答数 県内が 8% 県外が 5% となっている 回答数 (N=730) (N=730) 20~30 代 ( ウ ) バス利用者の外出目的 ( 平日 ) は 通勤 ( 約 31%) 買い物 飲食 24.0 (% 約 20%) 通学 ( 約 19%) 女性の順に多い状況である 76.6 % 40~65 歳未満 ( エ ) 利用頻度をみると 週 5 日以上 の利用が約 45% と最も多い 週 40.8 % 1 日以上 の利用が全体の 8 割を占める 今回初めて は約 3% となっている 65~74 歳未満 14.5 % 75 歳以上 4.2 % 回答数回答数 (N=730) (N=730) 40~65 歳未満それ以外 40.9 % 82.7 % 図年代 学生利用 10 代 17.3% 16.4 % 学生 17.3 % 20~30 代 24.0 % 県外 4.8 % 県内 7.9 % 国外 0.0 % 無回答 3.7 % 回答数 (N=730) 市内 83.6 % 図居住地 36

39 通勤 買い物 飲食 通学 通院 娯楽 レジャー 観光 見舞 業務 仕事 (%) 図利用者の外出目的 30.8 N=730 複数回答 月に 1 回以下 5.1 % 月に数回 9.9 % 週 1~2 日 14.2 % 今回初めて 3.4 % 週 3~4 日 20.3 % 図利用頻度 無回答 2.3 % 回答数 (N=730) 週 5 日以上 44.8 % ( オ ) 年代別のバス利用頻度をみると 年齢が増すにつれて 週 1 日以上 の利用割合は減少する一方で 週に 1 回以下 の利用が増加する傾向にある ( カ ) 運賃支払方法をみると 現金 支払は 3 割であり IC カード が全体の 6 割を占めている ( キ )IC カード利用者の半数以上が 週 5 日以上 利用していることが分かった 週 5 日以上週 3~4 日週 1~2 日月に数回月に 1 回以下今回初めて無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 10 代 (N=120) 68.3% 16.7% 0.8% 0.0% 9.2% 1.7% 3.3% 20~30 代 (N=175) 53.2% 16.6% 9.7% 7.4% 7.4% 3.4% 2.3% 40~65 歳未満 (N=286) 41.0% 21.0% 14.3% 10.1% 4.5% 3.5% 5.6% 65 歳以上 (N=137) 24.8% 27.0% 21.9% 19.0% 5.1% 2.2% 0.0% 図年代別のバス利用頻度 sunqパス Myべっぷフリー / 0.1 % 鶴亀定期券 1.6 % IC カード (SF 定期 ) 59.4% その他 1.2 % 回答数 (N=730) 無回答 1.1 % 現金 33.0 % 紙定期券 3.6 % 図運賃支払い方法 月に 1 回以下 2.1% 月に数回 6.2% 週 1~2 日 13.9% 週 3~4 日 21.9% 今回初めて 0.7% IC カード利用者 (N=433) 無回答 1.8% 週 5 日以上 53.4% 図 IC カード利用者のバス利用頻度 37

40 (2) バス利用者 非利用者の意向 ( ア ) バス利用者 ( 平日 ) が指摘する問題点として 通勤 通学や買い物 通院といった生活利用では 時刻表どおりにバスが来ない や 待っている時間が長い 乗りたい時間帯にバスがない の問題指摘が比較的多く 観光利用では バス情報の分かりやすさ の問題指摘がみられる 全ての利用目的において 待っている時間が長い や バスを待つのがつらい との問題指摘がみられる ( イ ) バス非利用者が指摘するバスの問題点として 市民は 待っている時間が長い ( 約 19%) 乗りたい時間帯にバスがない ( 約 12%) 時刻表どおりにバスが来ない ( 約 11%) への指摘が多い 一方で 交流者は 待っている時間が長い ( 約 13%) への指摘が多い状況にある ( ウ ) バス非利用者の今後のバス利用意向について 前述の バスの問題点 が改善されれば すぐに利用する との回答は約 6% にとどまっており 約 4 割の回答者が 問題が改善されても利用しない との回答である 8 バスの行き先やその経路 バス停の位置が分かりにくい 7 運転士の運転や接客に問題がある 1 運行本数が少ないため 待っている時間が長い 通勤 通学 買い物 飲食 通院 観光 2 電車との乗り継ぎがしずらい 3 乗りたい時間帯にバスがない N=368 N=215 N=24 6 バス停に上屋やベンチが無く バスを待つのがつらい 4 時刻表どおりにバスが来ない 5 自宅や行きたい場所にバスが行かない ( 又は遠い ) 図利用者の問題指摘 ( バス利用者ヒアリング結果 ) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 運行本数が少ないため 待っている時間が長い 乗りたい時間帯にバスがない 12.6% 11.6% 8.6% 19.3% 時刻表どおりにバスが来ない 4.6% 11.1% バス停に上屋やベンチが無く バスを待つのがつらい 3.4% 8.0% 自宅や行きたい場所にバスが行かない ( 又は遠い ) バスの行き先や経路 バス停の位置が分かりにくい 運転士の運転や接客に問題がある 電車との乗り継ぎがしずらい 2.9% 2.3% 7.2% 7.4% 5.7% 6.9% 5.4% 5.1% 図バス非利用者がバスを利用しない理由 市民 (N=389) 交流者 (N=175) 無回答 18.6% 問題が改善されても 絶対利用しない 37.5% 回答数 (N=573) 現状のままでも利用する 20.9% 問題が改善されれば ( すぐにでも ) 利用する 6.1% 問題が改善されれば 将来的には利用する 16.9% 図バス非利用者の今後のバス利用意向 ( 生活施設利用者ヒアリング結果 ) ( 生活施設利用者ヒアリング結果 ) 38

41 (3) 別府駅 別府北浜バス停 別府国際観光港における交流者の移動実態 ( 交通拠点施設利用者ヒアリング結果他 ) ( ア ) 休日の別府駅 別府北浜バス停利用者 ( 交流者 ) の居住地は 県外 が約 68% 県内 が約 26% 国外 が約 6% となっている その外出目的は 観光 が約 56% と最も多く 次いで 仕事 業務 が約 17% となっている ( イ ) 回答者の約 98% が交通拠点 ( 別府駅 北浜バス停 ) に到着した際に これからの市内周遊に用いる移動手段 が決まっており 路線バス が最も多いことが分かった ( ウ ) 平成 25 年に実施した 大分都市圏パーソントリップ調査 によると 別府国際観光港の利用者の外出目的は 業務 私用 帰宅 など多様であり 観光 も 2 割みられる % 観光 56.1 別府市内 0.0 % 国外 6.3 % 回答数 (N=237) 無回答 0.0 % 県内 26.2 % 仕事 業務娯楽 レジャー寄合 会合その他私用親族 知人宅への訪問 県外 67.5 % 買い物 飲食 無回答 図居住地 図本日の外出目的 ( 交通拠点施設利用者ヒアリング結果 ) ( 交通拠点施設利用者ヒアリング結果 ) (N=237) 複数回答 % 路線バス 55.1 タクシー 11.6 移動手段は決まっていない 1.3 % 無回答 0.8 % その他自転車 徒歩家族や知人等の送迎 同乗 回答数 (N=237) 移動手段は決まっている 97.9 % (232 人 ) 図市内周遊に用いる移動手段の決定状況 ( 交通拠点施設利用者ヒアリング結果 ) 貸切バス 定期観光バス レンタカー バイク ( 原付を含む ) 無回答 表別府国際観光港利用者の外出目的 目的観光業務私用帰宅その他 N=64 17% 23% 23% 33% 4% 出典 : 大分都市圏総合都市交通計画 (H27 年 9 月 大分都市圏総合都市交通計画協議会 ) 資料 : H25 大分都市圏パーソントリップ調査 ( 補完調査 ) 図これから利用する市内の移動手段 ( 交通拠点施設利用者ヒアリング結果 ) (N=232) 39

42 (4) 観光客の市内観光周遊実態 ( 観光施設利用者ヒアリング結果 ) ( ア ) 回答者 ( 休日の観光客 ) の居住地は 県外 が約 87% 県内 が約 9% 国外 が約 4% となっている ( イ ) 自家用車 ( 自分で運転 ) が約 45% と最も多く 次いで レンタカー が約 22% となっている 路線バス は約 14% となっており タクシー等の他の交通機関よりも利用率は高い状況である % 国外 3.7 % 無回答 0.3 % 県内 9.1 % 自家用車 ( 自分で運転 ) レンタカー路線バス (53 人 ) 45.3 電車 3.7 回答数 (N=375) 家族や知人等の送迎 同乗タクシー自転車 徒歩 県外 86.9 % その他バイク ( 原付を含む ) 図居住地 無回答 5.9 図周遊に用いた移動手段 (N=375) (5) バスを利用していない観光客のバス利用可能性 ( 観光施設利用者ヒアリング結果 ) ( ア ) バス非利用者の観光客の中で 来訪前に参考にした情報媒体がある のは約 7 割である ( イ ) 参考にした情報媒体は インターネット ( 約 35%) と 本 雑誌 ( 約 31%) が多い状況である 特に インターネットについては 宿泊業者 と 観光施設 がそれぞれ 3 割ずつとなっている ( ウ ) 情報媒体でバス利用促進情報が提供された場合のバスへの行動変容意向者 ( 新規バス需要 ) は 6% みられる % % インターネット宿泊業者 HP 観光施設本 雑誌 HP 観光協会テレビHP 知人等の口コミ市役所 HP チラシ パンフレット各種イベントHP ツイッター等個人が作成する SNS HP ない 31.0 % 無回答 1.0 % 回答数 (N=300) ある 68.0 % (204 人 ) 図来訪前に参考にした情報媒体 14.2 (N=204) 複数回答 (N=71) 複数回答 (N=71) 分からない 1.0 % 無回答 12.7 % 回答数 (N=300) 利用する 6.0 % 利用しない 80.3 % 図参考媒体に バス移動が便利 とあった場合のバス利用意向 % 宿泊業者 HP 31.0 観光施設 HP 観光協会 HP 市役所 HP 各種イベント HP 個人が作成する HP (N=71) 複数回答 40 図来訪前に参考にした情報媒体

43 第 5 市民意向調査 1 市民アンケート調査 市民アンケート調査の概要は下表のとおりである 表市民アンケート調査の概要 自治委員等アンケート調査 特定のバス不便地域における高齢者アンケート調査 調査目的 自治会単位の交通弱者の規模や外出時の問題点や今後の公共交通の在り方についての意見などを把握 特定地域における高齢者 ( 老人クラブ会員等 ) を対象に 日頃の外出実態や今後の公共交通に対する意向などを把握 調査対象 全自治委員 :164 人協議会が選出した市内のバス不便地域 (14 全民生児童委員 :252 人自治会 356 人 ) 調査手法 市を通じた配布 回収 市を通じた配布 回収 調査日 平成 27 年 9 月から 10 月まで 平成 27 年 11 月から 12 月まで 把握内容 回収結果 公共交通の評価 ( 実際に外出に利用できる公共交通の有無 ) 地区内の交通弱者の状況 自治委員の公共交通に対する意識自治委員 :126 票 ( 回収率 76.8%) 民生児童委員 :215 票 ( 回収率 85.3%) 普段の外出実態 公共交通の見直しによる利用意向 バス タクシーによる外出をするに当たっての片道当たりの最大支払意思額 250 票 ( 回収率 70.2%) (1) 調査結果 ア公共交通の評価 ( 自治委員等アンケート調査結果 ) ( ア ) 実際に外出に利用できる公共交通の有無について 自治委員 民生児童委員のそれぞれ 9 割が 外出に利用できる公共交通はある と回答している ( イ ) 市内の 14 自治会の自治委員が 外出に利用できる公共交通はない と回答しており その中で 最寄りの大型小売店や病院までタクシーの初乗り料金で行けない地区 ( 最寄りの大型小売店や病院まで 1.5km 以上離れている地区 ) は 4 地区である あるない分からない無回答 0% 20% 40% 60% 80% 100% 自治委員 (N=126) 87.3% 2.4% 8.7% 1.6% 民生委員 (N=215) 88.4% 0.5% 8.8% 2.3% 図実際に外出に利用できる公共交通の有無 41

44 イ地区内の交通弱者の状況 ( ア ) 地区における交通弱者の存在について 自治委員 民生児童委員のそれぞれ 8 割が 公共交通を今すぐ必要としている人がいる と回答している ( イ ) 具体的にその規模をみると 10~30 人未満 が回答の 3 割を占めており 回答の 6 割が 50 人未満 となっている ( ウ ) 各地区において 公共交通を真に必要としている方の中で実際に困っている属性に着目すると 高齢者 ( 一人暮らし 介助が必要な人 ) や 障がい者 通学児童 買い物利用者 観光客 ( 外国人を含む ) が挙げられた ( エ ) 高齢者 は全体の 8 割 障がい者 体の不自由な人 は 2 割を占めている いる今はいない今も将来もいない分からない無回答 0% 20% 40% 60% 80% 100% 自治委員 (N=126) 78.6% 6.3% 13.5% 1.6% 民生児童委員 (N=215) 79.1% 9.8% 10.2% 0.9% 図地区における交通弱者の存在 ( 自治委員等アンケート調査結果 ) 表各地区の交通弱者の規模 ( 自治委員等アンケート調査結果 ) 交通弱者の規模 実数 割合 10 人未満 % 10~30 人未満 % 30~50 人未満 % 50~100 人未満 % 100~300 人未満 % 300~500 人未満 3 2.7% 500 人以上 2 1.8% 有効回答数 % 回答の 59.5% ( 注 ) 公共交通を今すぐ必要としている人 が存在しており かつ その規模を把握している自治会 ( 無回答を除く有効回答数 ) 表公共交通を今すぐ必要としている人の属性 ( 自治委員等アンケート調査結果 ) 利用層 実数 高齢者 54 一人暮らし高齢者 14 高齢者 後期高齢者 % 足の悪い高齢者 3 足が不自由な人 足の悪い人 7 障がい者 6 体の不自由な人 介助が必要な人 5 通院者 5 買い物利用者 4 車を持っていない人 4 学生 児童 6 観光客 ( 外国人を含む ) 1 有効回答数 95 ( 注 ) 自治委員 民生児童委員の無回答を除く有効回答数 ( 複数回答のため 合計値と有効回答数の値は異なる ) 障がい者 体の不自由な人 22.1% 42

45 ( オ ) 特定のバス不便地域において 車を持っていない高齢者 ( 回答者 ) の全体の 6 割を占めている ( カ ) 高齢者の 1 割は やむを得ず 車を運転していることが分かった ( キ ) 日中に送迎可能な家族等がいるのは全体の 3 割であり 全体の約 8% の回答者が 外出することなく買い物ができる移動販売車を利用している 車をもっていない割合 やむを得ず車を運転している割合 日中における送迎可能な家族等の存在割合 移動販売車利用割合 100% 88.9% 80% 60% 66.7% 65.2% 59.3% 52.0% 60.8% 40% 20% 0% 8.3% 37.5% 4.2% 野口 北地区 (N=24) 11.1% 7.4% 3.7% 青山地区 (N=27) 30.4% 34.5% 13.0% 6.2% 2.2% 3.5% 西地区 (N=46) 南 浜脇地区 (N=113) 40.0% 40.0% 36.0% 36.0% 28.0% 20.0% 13.3% 亀川地区 (N=25) 東山地区 (N=15) 33.2% 10.8% 7.6% 全体 (N=250) 図バス不便地域における高齢者の実態 ( 地区別 ) ( 特定のバス不便地域における高齢者アンケート調査結果 ) ウ公共交通を今すぐ必要としている人の困っていること ( ア ) 公共交通を今すぐ必要としている人の困っていることとしては 停留所まで遠い ( 約 21%) と タクシーを利用せざるを得ないため 交通費が高い ( 約 16%) が多いことが分かった 表公共交通を今すぐ必要としている人の困っていること ( 自治委員等アンケート調査結果 ) 困っていること 実数 割合 停留所まで遠い % タクシーを利用せざるを得ないため 交通費が高い % 移動が不便 % 便数が少ない % バスの乗り降りが大変 % ダイヤの時間が悪い % 坂がきつい % 道路が悪い 7 3.8% 買物が不便 6 3.3% 停留所の環境が悪い 6 3.3% バスの行先や時刻表の案内が分かりにくい 6 3.3% 交通機関がない 4 2.2% その他 (1 票ずつ ) 7 3.8% 有効回答数 ( 注 ) 自治委員 民生児童委員の無回答を除く有効回答数 ( 複数回答のため 合計値と有効回答数の値は異なる ) 43

46 ( イ ) バス不便地域における高齢者のバス利用意向をみると 回答者全体の 3 割が 仮に 回答者の希望どおりにバスが見直されて運行された場合 すぐに利用する と回答している 仮に 居住地のある地域で バスを乗り継がないと市街地まで外出できない 場合でも バスをすぐに利用する と回答した割合は 2 割となっている ( ウ ) 前述のバス利用意向割合を示した回答者の日頃の外出頻度をみると 週 3~4 日 が全体の 5 割を占めており 週 3~4 日程度のバスサービスの運行で バス利用意向者の 7 割の外出に対応できることが分かった ( エ ) また 片道当たりの支払意思額について 回答者全体の平均値は 673 円 となっており タクシー初乗り相当額程度で外出できることを望んでいることが分かった ( オ ) 片道当たりの支払意思額について 500 円以下 との回答は全体の約 63% となっている 片道あたりの平均支払意思額 ( 円 ) 1, 円 12.5% 0.0% 野口 北地区 (N=24) 25.9% 200 円 3.7% 青山地区 (N=27) 400 円 15.2% 8.7% 857 円 13.3% 1.8% 西地区 南 浜脇地区 (N=46) (N=113) 675 円 673 円 28.0% 533 円 26.7% 26.7% 12.0% 20.0% 20.0% 亀川地区 (N=25) 東山地区 (N=15) 全体 (N=250) 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 平均支払意思額 バス利用意向割合 バス乗継了承割合 図バス不便地域における高齢者のバス利用意向と片道当たりの平均支払意思額 ( 地区別 ) ( 特定のバス不便地域における高齢者アンケート調査結果 ) ( 注 ) バス利用意向割合 : 仮に 近所を運行しているバスの経路や運行時間帯が要望どおりに見直されて運行された場合に バスをすぐに利用する と回答した割合 ( 注 ) バス乗継了承割合 : 仮に 居住地のある地域で バスを乗り継がないと市街地まで外出できない 場合でも バスをすぐに利用する と回答した割合 週 1~2 日 14.0% 月に数回 9.3% ほぼ毎日 25.6% N=43 週 3~4 日 51.1% 図バス利用意向割合を示した回答者の日頃の外出頻度 ( 特定のバス不便地域における高齢者アンケート調査結果 ) 44

47 エ自治委員 民生児童委員の公共交通に対する意識 ( 自治委員等アンケート調査結果 ) ( ア ) 公共交通の必要性について 自治委員と民生児童委員のそれぞれ 8 割が 今も将来も 継続して公共交通が必要不可欠である と回答しているが 公共交通への財政負担に関する意向については 自治委員の 5 割 民生児童委員の 6 割がそれぞれ 財政負担が増えないように工夫しつつ 移動手段を確保すべき と回答している ( イ ) 公共交通の維持 活性化に向けて地区住民に必要な取組について 自治委員の 7 割 民 生児童委員の 8 割が 住民 行政 事業者が協働して 地域に合った公共交通の運行方 法を検討する ことへの指摘が多く 次いで 外出する際に自主的にもっと公共交通 を利用する ( 自治委員と民生児童委員のそれぞれ 5 割 ) の順となっている 今も将来も 継続して必要不可欠である 今は必要ないが 将来的には必要である 今も将来も 特に必要としない 無回答 0% 20% 40% 60% 80% 100% 自治委員 (N=126) 77.7% 16.7% 0.8% 4.8% 民生児童委員 (N=215) 80.0% 14.4% 0.5% 5.1% 図公共交通の必要性 財政負担は積極的に増やすべき 移動手段の確保のため 財政負担が増えるのは仕方がない 財政負担が増えないように工夫しつつ 移動手段を確保すべき 財政負担は積極的に減らすべき その他 無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 4.0% 自治委員 (N=126) 4.8% 33.3% 48.3% 5.6% 4.0% 0.9% 民生児童委員 (N=215) 2.3% 29.8% 58.6% 4.7% 3.7% 図公共交通への財政負担についての意向 0% 20% 40% 60% 80% 100% 住民 行政 事業者が協働して 地域に合った公共交通の運行方法を検討する 70.6% 75.8% 外出する際に自主的にもっと公共交通を利用する 45.2% 46.0% 公共交通の維持に向けて住民としてできる財政的な支援 ( 協賛金や回数券の購入等 ) を行う 18.3% 23.3% 地域 ( 住民 ) が委託費を出し 行政や事業者等と協議し 自主的に公共交通を運行する 4.8% 7.4% 特に住民が公共交通の維持 活性化に向け 取り組む必要はない 無回答 4.0% 1.9% 4.8% 6.0% 自治委員 (N=126) 民生児童委員 (N=215) ( 複数回答 ) 図公共交通の維持 活性化に向けて地区住民に必要な取組 45

48 2 別府市内在住の留学生へのグループインタビュー 別府市内在住の留学生へのグループインタビューの概要は 下表のとおりである 調査目的参加者実施日時把握内容 表別府市内在住の留学生へのグループインタビューの概要 外国人の 市民 として 外国人の 観光客 として (2 つの目線で ) 市内をバス タクシーで移動する時に困っていること 不安なこと カイゼン した方がよいこと等を把握 バス事業者にも参加してもらい 意見交換の内容を共有することで できることからはじめてもらう APU 留学生 :5 人 別府大学留学生 :4 人 バス事業者 別府市 :2 人 :2 人 コンサルタント :2 人 平成 27 年 11 月 28 日 ( 土 )11:30~13:30 オリテンテーション ( 右図参照 ) グループインタビュー STEP1: 自己紹介 (1 分 ) STEP2: 外国人の 市民 として意見交換 STEP3: 外国人の 観光客 として意見交換 (1) 市内の移動時に困っていること 不安なこと カイゼン した方がよいこと ア住民としての目線 46 まとめ ( ア ) 行き先や路線名 次のバス停等の表示がない為 どこで降りたらいいのかが分からず不安 車内にバス路線を表示した方が良い ( イ ) バス停にある路線図に読めない漢字があり 経由地や 停車バス停が分からないため 不安でバスに乗れないため 英語表記やひらがな表記があると良い ( ウ ) バスが遅れている時に運行状況が分からず不安 ( エ ) バスが遅れても良いが 外出をバスに合わせるには バスの遅れ状況や時刻表をアプリなどで確認できると便利 具体意見 行き先や路線名 次のバス停等の表示がない為 どこで降りたらいいのかが分からず不安 車内にバス路線を表示した方がいい バス停にある路線図に読めない漢字があり 経由地や 停車バス停が分からない バス停の案内等 英語表記がないから不安で乗れない バス停や車内に 英語表記が少しでもあれば助かる バス停の案内等 漢字表記だけでは不安 漢字表記だけだと 見にくくて困る 英語表記が理想だが ひらがな表記だけでも分かる 別府市内で バスを 30 分以上待つことがある バスが遅れている時に運行状況が分からず不安 私( ソウル出身 ) は バスが遅れても別にいいと思っているが 自分の都合に合わせるには計算しなくてはいけない アプリでチェック出来るようになれば 便利 私の母国の台湾にも同じアプリがあり 自分の国で使えるものが日本にないと不便に感じる アプリで運行状況をチェック出来れば それに合わせて自分の行動をすることが出来る 出身地である上海にはバス停に時刻表があるが 5~6 分に 1 本来るため 時刻表を見る必要がない ネパールでは 5~6 分待っていれば次のバスが来る為 時刻表はいらないと思っている 時刻表をアプリにすれば便利

49 その他 バスの料金表が小さいので 後ろに乗ると見えない 乗る時に 小銭を持たないといけないのが困る 亀の井バスが特定の路線で実施している英語や韓国語の車内アナウンスは聞き取りやすい 電話をしないといけないが どのタクシー会社に電話をすればいいのかが分からない 交通事業者としては 英語表記に変えるときの行政支援等があれば良い 本市に居住する留学生は 下宿先を決めるに当たっては 学校と駅の間 駅に近い 買い物がしやすい バスの混み具合( 立ち席ではなく座席を利用できるか ) など市内の路線バスのサービス状況を事前に吟味している イ観光客としての目線 まとめ ( ア ) バスから降りる時に お金を払う時が一番怖い ( イ ) バスの乗り方の中で 料金の払い方が違う 整理券というシステムがない国がほとんど ( ウ ) 両替方法が分からず不安 ( エ ) 整理券を取る所は目立たないので 車内にデジタルサイネージ を付けて バスの乗り方 ( 運賃の支払方法や両替の仕方など ) を流すべき 車内アナウンスの徹底も重要だが 映像の方が分かりやすい ( オ ) 複数硬貨を組み合わせて運賃を支払うのが訪日外国人には困難 ( カ ) きりの良い料金設定が必要 ( キ ) フリーパス等のPRが必要 ( ク ) 車内で簡単にフリーパスを購入できるようにすべき ( ケ ) バス事業者が個々に実施しているPR 方法には限界がある ( コ訪日外国人が立ち寄る宿泊施設やコンビニ等で 施設案内等と一緒にバスの案内等を渡したら良い ( サ ) 行政がうまく宿泊施設などの民間事業者と交通事業者の間を取り持ち 一緒になってもっとバスを使えるようにした方が良い 具体意見 バスから降りる時に お金を払う時が一番怖い バスの乗り方として 中国と日本では料金の払い方が違う 中国では最初にお金を払って乗車するが 日本では降りる時に払う また 整理券というシステムは中国にはない 整理券を取る所は目立たないので 車内アナウンス等でちゃんと教えて欲しい 習慣のない人にこそ 他の国の言語での案内アナウンスが必要 車内にテレビを付けて 実際に整理券を取って乗っている映像など バスの乗り方を流した方が良い アナウンスより 映像の方が分かりやすい 小銭を持ってない時は両替すれば良いが 両替の仕方が分からないから不安 外国人は バスの中で両替できることを知らないと思う 両替の仕方が分からず 硬貨を入れ過ぎる場面も見られる 両替の仕方を 観光客が分かりやすいように ちゃんと教えて欲しい 初めて来日した人は 例えば 料金が 370 円だった場合 10 円や 50 円の硬貨の区別が出来ない 観光客が乗る料金は 1 回 300 円出したらどこでも乗れる 等 きりの良い料金設定が必要 フリーパスやICカードが販売されていることを 外国人観光客は知らないと思う フリーパスをバスの中で売れるようにすべき バス停や車内に 各路線のバス停名を英語表記して欲しい 全体的な路線を表記した方が良い 亀の井バスでは小冊子を北浜 鉄輪の案内所に置いているが 置いていることを皆さんが知らない 大分交通では マルショクに時刻表を置いているが 補充がなかなか出来ない コンビニには観光客も立ち寄るので レジ等 目立つ所に冊子を置けば皆が手にすると思う ホテル等の宿泊施設で パンフレットと一緒にバスの案内等を渡したらいいと思う 行政がうまく宿泊施設と交通事業者の間に入って取り持ってあげて 一緒になってもっとバスを使えるようにした方がいいのではないか 47

50 ( シ ) 公共交通を使うのは訪日外国人の中でも年の若い人が多く バス利用やフリーパス利用などを広める方法はインターネットやS NSが良い ( ス ) 各国の SNS にアップされるような戦略が必要 ( セ ) バス停の空間を有効活用して 地域の様々な情報を発信できる工夫や仕掛けがあると良い ( ソ ) 言葉が通じない事が不安 ( タ ) 運転手と訪日外国人がもっと効率的にコミュニケーションをとれる方法があると良い ( チ ) 観光客向けのフリー通訳コールセンターの設置等の検討が必要 公共交通を使うのは訪日外国人の中でも年の若い人が多い 若い方をターゲットにした方が利用者が増えるのではないか バス利用について PR が弱いことから 留学生や外国人観光客が全く知らないだろうなと思う バス利用やフリーパス利用などを広める方法はネット 観光情報をネットで見る場合 自分の国 ( 韓国 ) の経験者のブログを見る 韓国の特に若い方のほとんどが SNS 各国の SNS にアップされるような戦略が必要 本市のバス停は 掲示板みたいなのが立っているだけ バス停という空間をうまく使って そこに行けば色々な情報があるというたまり場があればいいと思う 韓国人が一番不安なのは 言葉が通じないこと 日本語が話せないお客さんが運転手さんに無視されている時がある 観光客が頑張って聞いているのに 運転手さんがなかなか聞いてくれないという光景を目にすることがある ガイドブックの写真を運転手に見せて ここに行けるか と質問するケースが多い 観光客向けのフリー通訳コールセンターの設置等が必要 カイゼン : 改善 のことであるが 誤りや欠陥を是正すると言う意味に加え カタカナで表記することにより PDCAサイクルにより繰り返し見直すことをも意味するため用いることとする デジタルサイネージ : 屋外 店頭 公共空間 交通機関など あらゆる場所で ネットワークに接続したディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するシステムの総称 ( 一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムのホームページより引用 ) 48

51 参考 研究論文 :FIT に対する路線バス利用促進のための情報提供の在り方 論文執筆者 : 大分大学経済学部経済学部経営システム学科大井研究室 ( 藤竿 檜垣 鵜林 鬼丸 重久 松本 ) 研究協力者 : 別府市企画部政策推進課 株式会社ケー シー エス九州支社 ア目的 国外から別府市へ訪れる観光客が 公共交通を利用するに当たって どのような点を不便に感じ またどのような改善を求めているかを 各種調査をもとに明らかにした上で 行政やバス会社に対して今後解決すべき課題を示す イ研究成果 ( 概要 ) ( ア ) 路線バスへの乗り込み調査分析の視点分析 考察バス利用実 別府駅と鉄輪間の移動は主に5 番系統や7 番系統 (5 番系統の鉄輪止め ) が利用されてお態り 時折 9 番系統の利用も見られた 別府駅西口に設置されている案内板の前で立ち止まる観光客が多く 亀の井バスの職員や別府外国人観光案内所の職員が誘導している状況であり 案内板だけでは対応できていない状況 前述の系統以外にも鉄輪を行先掲示する系統は多数あり 発車する乗り場や運行ルート 所要時間 運賃も異なるため 利用者の混乱を招いている一因となっているのではないかと考えられる 東口を発着する外回り循環線を利用して鉄輪へ行く観光客も少なからずいたが 案内所職員や駅員が主に西口へ誘導していたため 西口に比べてその数は少なかった 利用の多かった乗降バス停は 別府駅や鉄輪 海地獄前 血の池地獄前に集中していた 別府駅には正面( 東口 ) と西口があるが FITのほとんどは別府駅西口を利用している 交通拠点である北浜バスセンターや別府交通センター 亀川駅前の利用は比較的少なかった これらの結果から 観光客は別府市に到着すると そのほとんどが別府駅西口から周遊を始めることがわかった 海浜砂湯前バス停の利用者も多くはいなかった その要因として 当該バス停が立地する別府駅と亀川駅間の区間はJR 線や他社の路線バス路線との重複区間となっており 利用者が分散したものと考えられる 乗車時のF 乗車する際に整理券を取らない 前ドアから乗車する 運賃の払い方が分かっていないな ITの行動どの行動が多く見受けられた 亀の井バスが発行する一日乗車券である マイべっぷフリー を使用している人も その利用方法を正しく理解できておらず 降車時に手間取る様子が見られた バス乗務員 交通拠点に立つ案内人はおおむねスムーズにFITとコミュニケーションを取り 適切にや交通拠点誘導している様子が見られたが バス乗務員は FITから尋ねられたことに対してきちに立つ案内んと説明をすることのできる乗務員は少なく 簡単な英単語や案内図を示しながらの対応人の言語対となっていた 応 乗務員は目的地に行くためにどのバスに乗り どのバス停で降りればよいかという説明はできていたが 最短時間で目的地まで行くバスを案内するまでは至っておらず FITが効率よく移動するためのサポートが十分でないといえる 乗務員とFITとのコミュニケーションに時間がかかった場合 バスの乗車や降車がスムーズに行われずにバスの遅延につながるなど 周りの乗客に迷惑をかけてしまうような場面も多数見受けられた 49

52 交通拠点に おける情報 提供 FITなど多くの観光客が利用する別府駅西口には 路線図や時刻表 主要な停留所までの運賃が大きなパネルに描かれているが その案内板だけでは不十分 鉄輪にはバスの待合室が設置されており 施設内で周辺の観光情報を得ることができるほか バスの発車時刻や主要な観光地までの運賃 所要時間 さらにはバスの乗車方法が書かれている掲示物が貼られている しかし 鉄輪から乗車する観光客のほとんどがバスの乗車方法を理解していない その原因として 鉄輪で提供されている情報量があまりにも多く さらにバスの利用方法の掲示は待合室の奥にあり かつ 目線より少し高い位置にあることから 観光客から見落とされていると考えられる ( イ ) 宿泊施設でのアンケート調査分析の視点分析 考察回答者属性 アンケート回答者の年齢は 20 代から 30 代が全体の 7 割近くであり 別府市を訪れるFI Tは比較的若い層であることが判明 回答者の 8 割以上が別府市の訪問が初めてであると回答 別府市の地理的 交通的知識を十分に持ち合わせていないと考えられる そのため より丁寧な案内方法を提供する必要があると考えられる 移動手段と 路線バスによる移動が最も多く 観光客にとって路線バスは観光活動のための重要な交通その評価手段であることが分かった アンケートを実施した宿泊施設のうち 別府市街地周辺地区に立地する宿泊施設については 宿泊施設の大半がバス路線の近くに立地しているにもかかわらず 移動手段はレンタカーによるものが半分を占めていた 今後の課題として 宿泊施設とバス会社が連携して 路線バスでのアクセス方法を既存のものより分かりやすく提供する方法の模索が重要となる バスを利用 バスを利用する気がなかったと回答したFITがいた これは事前にバスを利用するためしなかったに必要な情報を手に入れることが出来なかったからであると考えられる 理由として 旅行する前の計画段階で バスの利用に必要な情報を手に入れることができなければ バス という選択肢を移動手段として選択することはない バスを利用するために必要な情報をFITが事前に手に入れることができるよう インターネット等による情報発信にも力を入れる必要がある 求めるサー Wi-Fi 設備の導入やバスの運行状況をモバイル端末で知ることができるシステムなど 携ビス帯電話を活用したサービスの需要が高いことが分かった 観光周遊状 別府市を訪れるFITの多くは 鉄輪温泉及び地獄めぐりに訪れていることが分かった 況 別府駅から鉄輪地区へのバス路線は 今回調査を行った5 番系統 7 番系統及び9 番系統の路線が最短アクセス手段となっており FITの大多数が鉄輪地区に訪れていることを踏まえると これらの路線は観光客にとって特に重要であると考えられる しかし鉄輪行きのバスに乗ることしか決めていないFITにとって どのバスに乗れば一番効率がよいか理解するのは難しい バス停には鉄輪を経由するバスが数多くあるが FITには必要のない地域路線も含まれているため 鉄輪経由のすべての路線がFITにとって有益とは限らない 5 番 7 番 9 番を軸として 時間に応じてその他の路線を利用するよう促すことで F ITにとって満足度の高い旅行を提供できるのではないか 50

53 ウまとめ 行政 バス会社 宿泊施設が連携して 別府市を訪れる前の段階で路線バスの情報を容易に手に入れられるような環境の整備を行っていくことが同市の路線バス利用の促進及びサービスの向上につながると考える 乗車から降車までの一連の流れを FIT に理解してもらうために バスの利用方法を分かりやすく提示する必要がある 具体的には パンフレットへ掲載したり 主な交通拠点では観光客の目に届きやすい場所に掲示したりするなどのカイゼンが必要である 観光客が満足度の高い旅行を実現するには 観光施設の充実はもちろん 地域内の移動サービスの充実もまた重要な要素の一つと言える FIT:Foreign Independent Tourist 個人外国人旅行者 51

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55 これまでの検討で分かったこと ( まとめ ) 別府市の概況 バス利用実態調査 利用者ニーズ調査 / 市民意向調査 地域の現状 総人口は今後も減少傾向は続く中で 高齢者は 2020 年までは増加する見込み 市の総人口に占める障がい者の割合は約 7% であり 全国平均以上 市街地部に人口集積がある一方で 中山間部には薄く広く人口が分布 高齢化率が高い地域は市内の中山間部 市街地部にも分布 特に高齢化率が 40% 以上で 人口が 1,000 人に満たないのは東山地区 市内には大規模な商業施設や医療施設等が複数立地しており 広範囲に分布 市は大分市や日出町 杵築市と日常生活において密接な結び付きがある 市内全域に全国的にも著名な観光資源が複数分布 国際観光温泉文化都市 である市の観光客は 800 万人 / 年以上 近年 訪日外国人観光客数が増加傾向 特に 韓国や香港からの観光客は FIT( 個人外国人旅行者 ) の割合が高く 公共交通利用が期待できる観光客 であり 別府市の観光資源を活用した公共交通による市内周遊を期待 公共交通の現状 市内には JR 日豊本線 路線バス (2 社 ) タクシー (8 社 ) が営業 亀の井バスと大分交通が重複しているバス路線は 特急電車の停車駅である JR 別府駅と JR 亀川駅を結ぶ区間が主 その他 国庫補助対象地域間幹線系統 国大線 やエアライナーが国道 10 号線等を運行 JR 利用者が近年増加傾向にある中で バスとタクシーの利用者は伸び悩んでいる状況 バス タクシー事業は 人的資源である運転手の確保もままならない状況 市街地部ではバスの運行本数は概ね 30 本 / 日以上運行しているが 東山地区は 3 本 / 日未満と少ない 主に郊外部に バス停や買い物施設まで徒歩で行きにくい生活不便地域がある JR 駅や港のバス乗り場に比べ 別府北浜 や 鉄輪地区 のバス停は 2 事業者が共同利用できていない状況にあり 利用者の利便性向上や交通拠点機能の高度化 高質化に向けた検討 協議が必要 都市マスタープランにおいて JR 別府駅と JR 亀川駅は市の交通拠点 JR 高速バス 市内路線バス タクシーなどを含めた乗り継ぎ利便性の向上が必要 交通事業者や関係機関の協力のもと 出来る限り 交通拠点において公共交通同士が円滑に乗り継ぎできる環境を更に進めていくことが必要 別府駅や鉄輪では多言語表記が整備されているほか 観光案内所に英語や韓国語が話せるスタッフがいる一方で 二次交通の多言語対応は不十分であり 特にバスでの移動中の言語バリアフリー化が進んでいない状況 市は 郊外部のバス 4 路線に年間 800 万円の財政支出をしているが その額は赤字額の 4/5 であり 残り 1/5( 約 310 万円程度 ) は事業者が内部補助 市内バス 2 事業者の路線バス事業の経営状況は赤字経営であり 運転手の確保も喫緊の課題 国庫補助対象地域間幹線系統 国大線 は年間 8,700 万円以上の赤字のうち 4,400 万円を国 県が補填している状況 時間帯別収支率 ( 各便の単純平均 ) 250% 200% 150% 100% 50% IC カードデータの分析 IC カードデータ (3 週間 ) を分析すると 市内で乗降客数が多いバス停としては APU 別府駅西口 亀川駅 別府北浜 別府駅 ( 東口 ) の順に多い 特に 別府駅西口 別府駅 別府北浜 は乗り継ぎ利用もみられる IC カード利用者が多いバス系統をみると 利用が多い系統は主として 1APU を起終点にもつ系統 (APU 線 )2 扇山団地と別府駅を結ぶ系統 ( 扇山線 ) 3 別府駅と亀川駅を結ぶ系統 ( 石垣線 ) 特定バス系統の実態調査 平日における黒字系統の多くは別府駅と扇山 鉄輪 AP U 亀川を結ぶ系統 土曜は別府駅と扇山 鉄輪 APUを結ぶ系統 日曜は < 平日別府駅と扇山 鉄輪を結ぶ系統に限定 > 総利用者数便あたり利用者数収支率 利用者数の時間変化をみると 平日は 7~8 時台 16~17 時台の利用が全体の約 4 割を占めており 9~15 時台の昼間時間帯は赤字 ( 問題を抱えている時間帯 ) 平均 時台 平日 土曜 日曜 115.6% 104.6% 収支率の時間変化 ( 収支率は試算値 ) IC カード利用者が比較的多い系統の中では 外回り循環線 の赤字便の割合が全体の 7 割に達している状況 IC カード利用者が比較的少ない系統の中では 市内 5 系統が同様の状況であり 特に JR 別府駅西口 浜脇線 と 関の江団地線 は非常に厳しい運営状況 仮に 路線廃止した際に影響がある区間の利用者数が比較的多いのは 外回り循環線 ラクテンチ経由 鉄輪線 鶴見病院経由 鉄輪線 関の江団地線 当該区間の利用者数が総利用者数に占める割合が高いのが JR 別府駅西口 浜脇線 と 関の江団地線 平日 1 日の利用者数が比較的多いにもかかわらず 収支状況がかんばしくない 外回り循環線 には 利用が極端に少ない区間があるほか 黒字便であっても利用区間が限定されている便などがある 利用者からの 時刻表どおりにバスが来ない との指摘も踏まえ 定時性の向上に向けた検討が必要 扇山 APU 鉄輪 亀川 別府駅 84.6% 利用者ニーズ調査 < バス利用者の特徴 問題指摘 > 利用者の多くは幅広い年齢層の市民であり 都市活動全般でバスを利用 ( 別府のバス = 市民のもの ) 高齢になるにつれバス利用頻度が減少するため 今後の路線バス事業の経営がさらに厳しくなる恐れあり 年代別のバス利用頻度をみると 年齢が増すにつれて 週 5 日以上 の利用割合は減少する一方で 週に 1 回以下 の利用が増加する傾向 運賃は IC カード支払い が全体の 6 割 IC カード利用者の半数以上が 週 5 日以上 利用のヘビーユーザー バス利用者が指摘する問題点として 生活利用では 時刻表どおりにバスが来ない や 待っている時間が長い 乗りたい時間帯にバスがない の問題指摘が比較的多く 観光利用では バス情報の分かりやすさ に問題指摘あり 全ての利用目的において 待っている時間が長い や バスを待つのがつらい との問題指摘あり バス非利用者において バスの問題点が改善されれば すぐに利用する との回答は約 6% < 交通拠点における交流者の移動実態 > 休日の別府駅 別府北浜バス停利用者 ( 交流者 ) の居住地は 県外 が 7 割 県内 が 3 割 国外 が約 6% であり 外出目的は 観光 と 仕事 業務 が多い 別府国際観光港の利用者の外出目的は 業務 私用 帰宅 など多様であり 観光 も 2 割あり < 観光客の市内観光周遊実態 > 休日の日本人観光客の移動手段は 自家用車 と レンタカー が全体の 7 割を占め 路線バスは 1 割程度 < バスを利用していない観光客のバス利用可能性 > バス非利用者の観光客の中で 来訪前に参考にした情報媒体がある のは約 7 割 参考にした情報媒体は インターネット と 本 雑誌 が全体の 7 割を占める 特にインターネットについては 宿泊業者 と 観光施設 が多い 情報媒体でバス利用促進情報が提供された場合の バスへの行動変容意向者 ( 新規バス需要 ) は 6% 別府市内在住の留学生へのグループインタビュー 市民アンケート調査 ( 自治委員等アンケート調査 / 特定のバス不便地域における高齢者アンケート調査 ) 自治委員の 9 割が 外出に利用できる公共交通はある と回答 14 自治会の自治委員が 外出に利用できる公共交通はない と回答 交通弱者は 50 人未満 が全体の 6 割 各地区において 公共交通を真に必要としている方の中で実際に困っている属性に着目すると 高齢者 ( 一人暮らし 介助が必要な人 ) や 障がい者 通学児童 買い物利用者 観光客 ( 外国人を含む ) 外出に利用できる公共交通はない と回答した 14 自治会の高齢者の 6 割が車を持っていない状況 高齢者の 1 割はやむを得ず車を運転している状況 公共交通を今すぐ必要としている人の困っていることとしては 停留所まで遠い と タクシーを利用せざるを得ないため 交通費が高い が多い 外出に利用できる公共交通はない と回答した 14 自治会の高齢者のバス利用意向をみると 全体の 3 割が 仮に 回答者の希望どおりにバスが見直されて運行された場合 すぐに利用する と回答 居住地のある地域で バスを乗り継がないと市街地まで外出できない 場合でも バスをすぐに利用する と回答した割合は 2 割 週 3~4 日程度のバスサービスの運行でバス利用意向割合を示した回答者の 7 割は日頃の外出に対応可能 片道当たりの支払意思額は 673 円 が平均値であり 500 円以下 との回答は全体の 6 割 財政負担が増えないように工夫しつつ 移動手段を確保すべき や 移動手段の確保のため 財政負担が増えるのは仕方がない との回答が多く 別府市に対して 公共交通への積極的な財政負担を望む声は少ない 公共交通の維持 活性化に向けて 住民 行政 事業者が協働して 地域に合った公共交通の運行方法を検討する や 外出する際に自主的にもっと公共交通を利用する との回答が多い < 住民としての目線 > 行き先や路線名 次のバス停等の表示がない為 どこで降りたらいいのかが分からず不安 バス停にある路線図に読めない漢字があり 経由地や 停車バス停が分からないため 不安でバスに乗れない バスが遅れている時に運行状況が分からず不安 < 観光客としての目線 > バスから降りる時に お金を払う時が一番怖い 両替方法が分からず不安 言葉が通じない事が不安 複数の硬貨を組み合わせて運賃を支払うのが訪日外国人は不慣れ バス事業者が個々に実施している PR 方法には限界があり 訪日外国人が立ち寄る宿泊施設やコンビニ等で 施設案内等と一緒にバスの案内等を情報発信すべき 行政がうまく宿泊施設などの民間事業者と交通事業者の間を取りもち 一緒になって公共交通の利用促進を行うべき 公共交通を使うのは訪日外国人の中でも年の若い人が多く バス利用やフリーパス利用などを広める方法はインターネットや SNS が良い バス停の空間を有効活用して 地域の様々な情報を発信できる工夫や仕掛けがあると良い 運転手と訪日外国人がもっと効率的にコミュニケーションをとれる方法として 観光客向けのフリー通訳コールセンターの設置等の検討が必要 研究論文 FIT に対する路線バス利用促進のための情報提供の在り方 行政 バス会社 宿泊施設が連携して 別府市を訪れる前の段階で路線バスの情報を容易に手に入れられるような環境の整備を行っていくことが 同市の路線バス利用の促進及びサービスの向上につながる 乗車から降車までの一連の流れを FIT に理解してもらうために バスの利用方法を分かりやすく提示する必要がある 具体的には パンフレットへ掲載したり主な交通拠点で観光客の目に届きやすい場所に掲示したりするなどの改善が必要 観光客が満足度の高い旅行を実現するには 観光施設の充実はもちろん 域内の移動サービスの充実も重要な要素の一つ 53

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57 第 6 公共交通を原動力に まちをまもり まちをつくる ために留意すべき点 1 本市の現状に合致した交通まちづくり政策の実施 (1) 市の都市構造やべっぷ未来共創戦略に合致した交通まちづくり政策を実施する ア 別府市都市計画マスタープラン では 将来の都市の構成として 以下を目指している ゾーン : 今後とも自然環境と都市が共生するように コンパクトな市街地を維持することを目指す 軸 : 快適な都市生活や別府らしい景観を高めていくため 市街地内外の骨格的な道路 水 緑の連続性を高めていくことを目指す 拠点 : 日常的な生活圏のまとまりや都市サービスに必要な機能に応じて 周辺環境に留意し 魅力ある拠点を育成していくことを目指す イこれらの市が目指す都市構造に向けて 持続可能な公共交通の実現に向け 本市の公共交通を戦略的に再編していくことが求められる ウ べっぷ未来共創戦略 では 生活の質の向上実現に向けた整備のみならず 外国人観光客増加に向けた受入環境整備 二次交通の利便性向上などの公共交通が直接関係する取組のみならず 企業 大学 行政 地域が一体となって活性化に取り組む 別府市産業連携 協働プラットフォーム (B-biz LINK) を設立し 産業活性化や人材育成に向けた拠点整備等を行うことになっている ( べっぷ未来共創戦略 P.13) エ生涯活躍のまちづくり ( 別府版 CCRC: Continuing Care Retirement Community) に向け 若者のみならず高齢者の移住促進と公共交通を組み合わせることも重要である ( べっぷ未来共創戦略 p.24) オ本市における様々な政策課題への対策に資する公共交通政策としての移動支援等が必要である カ高齢化が進む本市は ひととまちをまもり 地域と地域が連携する ため 高齢者などの交通弱者が容易に公共交通を利用し まちなかに出かけられるような公共交通が求められる キ 国際観光温泉文化都市 である本市は 総合戦略に掲げているように 多様性と受容性をいかして 別府に新しいひとの流れを創り 受け入れる ため 来訪者の周遊等を支援する公共交通が必要である ク公共交通政策による住民の移動支援等や持続可能な公共交通の実現について 引き続き 別府市公共交通活性化協議会等を活用し関係者間で継続的な協議を行うことが必要である ケ交通事業者 行政 地域住民の連携のもと 複数の実証実験を行い 新たな公共交通政策の効果や課題等を検証しつつ 本市にふさわしい まち全体の利益向上につながる公共交通体系の構築 を検討する必要がある 55

58 2 地域公共交通サービスの カイゼン (1) 利用者ニーズに合致した効率的で利便性の高い公共交通ネットワークを構築する アバス利用者の中で 高齢者は バス待ち時間 と バス待ち環境 バス車両の段差 について問題視しており カイゼンが必要である イバス利用者の中で 留学生も バス待ち時間 について問題視しており カイゼンが必要であるウバス利用者の中で 観光客 ( 特に訪日外国人 ) は バスでの市内観光周遊に当たり バスの利用方法を知らない あるいは多言語案内が少ないことなどを不安視しており 本市の観光施設の受入環境整備に加え 二次交通の言語バリアフリー化が必要である エ二次交通の言語バリアフリー化については 特に 交通拠点 観光地最寄り JR 駅 バス車内やバス停などでの多言語案内の検討 実施が必要である オバス非利用者については 現状で バスサービスの向上による需要取り込みの可能性は高くはないものの 自家用車に過度に依存することなく 適切に公共交通などを使ってもらうための取組 ( モビリティ マネジメント ) の持続的な実施が必要である カ市内のバス路線の中で 外廻り循環線 ( 亀の井バス ) の利用実態をみると 平日 1 日の利用者数が 1,500 人 / 日を超えるにもかかわらず 赤字便の割合が全体の 7 割に達しており 利用が極端に少ない区間が存在するほか 黒字便であったとしても 特定の区間しか利用されていない便などがみられる キ更なる定時性の向上を図るため 時刻表どおりにバスが来ない といった利用者の問題指摘への対応を検討することが必要である (2) 公共交通の利用が不便な地域に対する適切な公共交通サービスの投入を検討する ア自治委員等アンケート調査結果によると 14 自治会の自治委員が 外出に利用できる公共交通はない と回答しており それらの地域に居住している高齢者の 6 割が車を持っていない状況にあることが分かった また 高齢者の 1 割は やむを得ず車を運転している状況 にあるようである イ当該地域の高齢者が抱えている 停留所まで遠い や タクシーを利用せざるを得ないため 交通費が高い などの問題点に対し 気軽に利用できる運賃体系で既存資源をフル活用しつつ 公共交通不便地域のカイゼンに努めることで 免許返納を促し 高齢者による交通事故を減少させていくことが期待できる 3 地域公共交通網の再構築による移動の広域性の確保 (1) 公共交通同士の乗り継ぎ利便性の向上を図る ア本市の交通拠点である JR 別府駅 北浜バスセンター 別府国際観光港 JR 亀川駅 における JR フェリー 高速バス 大分空港アクセスバス ( エアライナー ) 市内路線バス タクシーの乗り継ぎ利便性の向上が必要である ( 再掲 ) カイゼン : 改善 のことであるが 誤りや欠陥を是正すると言う意味に加え カタカナで表記すること により PDCA サイクルにより繰り返し見直すことをも意味するため用いることとする 56

59 (2) 対流促進型国土の形成や観光立国の更なる展開 ( 広域観光周遊ルート他 ) おん せん県おおいた を推進するため 本市においては 複数の市町村を運行する広域移動 が可能なバス ( 幹線バス ) の確保 維持に努める ア本市を縦断し 大分市と国東市をつなぐ国庫補助対象地域間幹線系統 国大線 は 年間 8,700 万円以上の赤字が生じ そのうち 4,400 万円を国 県が補填しており 沿線人口の減少を想定すると 別府湾沿岸の市町村の広域連携をより強固にしていくためには 沿線市町村の結び付き状況や現状の利用特性 他系統の重複状況等を調査 研究し バス事業者 県 沿線市町村との連携 協議 調整が必要となる イ対流促進型国土の形成や観光立国の更なる展開 ( 広域観光周遊ルート他 ) おんせん県おおいたの牽引等に向け 新たな地域間幹線軸として 別府 ~ 湯布院 をつなぐ系統 ( 主に湯布院線とゆふりん号 ) の運行持続性の向上をめざし 関係市町村等と連携を図る 4 地域公共交通の運行持続性の向上 (1) 昼間時間帯の利用環境の向上と既存資源を有効活用する ア本市を運行する公共交通は JR 日豊本線のほか 路線バス ( 大分交通 亀の井バス ) タクシーがあり 市民の日常生活等を支える重要な移動手段となっている 自家用車の普及などにより 利用者数は年々減少傾向にあり 市内を運行するバス路線のほとんどが赤字路線となっているのが実情である イ燃料価格の変動や車両の老朽化 運転士の人手不足なども重なり 路線バス を始めとする市内の公共交通はその路線 ( 運行 ) を維持することが非常に厳しい状況にある ウバス利用実態調査結果によると バス事業者が利用状況 収支状況が芳しくないと考えている特定系統は昼間時間帯に収支率が悪くなる傾向があるため バスと同様にタクシーも含めて 昼間時間帯の既存資源を有効活用することで 公共交通の収支状況の向上に寄与することが期待できる 現状 ( 公共交通事業の時間帯別収益状況 ) 収支率 (%) 100% 朝ピーク 昼間 ( オフピーク ) 夕ピーク 時間帯 今後市民 ( 通勤 通学など ) や観光客に対する収支率 (%) 積極的な利用促進 この凹み ( 赤字 ) を交通弱者と観光客 (FIT) の利用でカバーする 100% 時間帯 図本市の まち まもり まち づくりに向けた公共交通の利活用に関する基本スタンス 57

60 (2) 人口減少下にあることを受け止め 国や県などの支援制度をフル活用しつつ 地方 創生に向けた地域公共交通への積極的な財政支出に対しては 市民意識の向上と共通理 解 ( コンセンサス ) に努める アこれまで本市の公共交通は主として 交通事業者の企業努力で何とか現在まで持ちこたえてきた イさらなる人口減少 高齢者の進行に加え 運転士の不足なども重なり 交通事業者の企業努力での維持が困難となれば 高齢化した住民の日常生活の移動に支障を来たすウこのような状況に対応するためには 地域公共交通の維持に向け 行政が調整役となり 市民 交通事業者との協働を前提として 多様な地域関係者との連携と適切な役割分担のもと 既存資源をいかして 公共交通の 新たな価値を創り上げていく 必要がある エここでいう 新たな価値 とは 公共交通事業で投資しても 別府というまちの利益につながれば良い という クロスセクターベネフィット の考え方を取り入れていくことを視野に入れている オ調査結果によると 公共交通の必要性について 多くの自治委員と民生児童委員が 今も将来も 継続して公共交通が必要不可欠である と回答している一方で 公共交通への財政負担についての意向については 財政負担が増えないように工夫しつつ 移動手段を確保すべき と回答している カ公共交通の維持 活性化に向けて 住民 行政 事業者が協働して 地域に合った公共交通の運行方法を検討すべき との指摘が多くあった この調査結果は 適切な公共交通サービスの投入等については 地域との直接的なコミュニケーション等が必要であることを示唆するものだと言える キこれらを真摯に受け止め 民間活力や国や県などの支援制度をフル活用しつつ 地方創生に向けた地域公共交通への積極的な財政支出に対しては 市民意識を高めていくことと 市民との共通理解 ( コンセンサス ) に努めていくことが求められる (3) 交通事業者や多様な地域関係者及び行政との連携と役割分担により 地域全体で公 共交通を利用する動機を創り出し 利用を促進する機運を醸成する (4) 商工 観光 福祉分野と公共交通が一体となり 民間と行政が協働で まち を まもり まち をつくりながら 地域活性化を目指す ア市内在住の留学生へのグループインタビューでも指摘があったとおり 訪日外国人のバス利用促進に当たっては バス事業者が個々に実施している PR 方法には限界があり 訪日外国人が立ち寄る宿泊施設や観光施設 商業施設等で 施設案内等と一緒にバスの案内等を情報発信する必要がある イ本市は 宿泊施設などの民間事業者と交通事業者の間を取り持ち 協働して公共交通の利用促進を行うことが求められる ウ公共交通はあくまでも 移動手段 である 商工 観光 福祉分野と公共交通が一体となり 民間と行政が協働で まちに外出したいという動機を創り出し ひいてはまちの盛り上げや地域活性化につながることが求められる クロスセクターベネフィット : ある部門で取られた出費 ( 行動 ) が 他部門に利益をもたらす という意味であり通勤 通学者や高齢者 障がい者 観光客等が気軽に市内を回遊できるように公共交通の投資することで 健康増進や介護 医療費の節約 地域活性化 就業機会の向上 定住 移住の促進など 別府のまち全体の利益 につながるという考え方である 西村和記 土井勉 喜多秀行 社会全体の支出抑制効果から見る公共交通が生み出す価値 クロスセクターベネフィットの視点から ( 土木学会論文集 D3 5 巻 70 号 (2014)2 頁 ) を参照 58

61 第 7 別府市地域公共交通網形成計画 1 本市における地域公共交通の基本方針 安全 安心な地域公共交通体系を基本とした上で 本計画の基本方針を以下のように設定した 基本方針 地域公共交通を原動力に まち をまもり まち をつくり べっぷの未来を共創する 別府市が目指す 市民 観光客の誰もが便利で快適に移動できるネットワークの実現 に向け 高齢者や学生等の交通弱者 の移動手段を確保するとともに 国内外から多くの人をまちに呼び込む 分かりやすく 利用しやすい 地域公共交通網の形成を目指す 持続可能な別府市の公共交通の実現を目指す 実施方針 公共交通の利用促進を基本としつつ 公共交通の収支が落ち込む 昼間時間帯の利用者の増加又は収支状況の改善等を狙う取組 を検討する 交通まちづくり政策 生活の質の向上に向けて 別府市域を特性に応じて 市街地部 郊外部に分け それぞれに実施方針を示す < 市街地部 > すべての人が多様なライフステージにおいて 不安なく安心して利用できる公共交通サービス を提供する < 郊外部 > 集落や個々の生活を維持するための公共交通インフラを整備する 市内へのひとの流れの更なる推進に向けて 市民憲章 のとおりお客様をあたたかく迎え入れるため 地元住民が使え 観光客等に案内できる公共交通サービスを提供する 地域経営 商工 観光 福祉分野と公共交通が一体となり 民間と行政が協働で まち をまもり まち をつくりながら 地域活性化を目指すとともに 持続可能な別府市の公共交通の実現を目指す 公共交通への投資にあたっては 民間活力や国 県の支援制度をフル活用し 民間活力では対応できない部分については 市民ニーズ等を検証したうえで 行政は部門の垣根を越えて主体的に対応する 公共交通ネットワーク 交通事業者任せにせず 地域全体で公共交通の利用促進 需要創出を推進する 複数モード ( フェリー JR 高速バス エアライナー 市内路線バス タクシー等 ) の連携により公共交通ネットワーク全体の利便性を確保する 別府市の関連上位計画はもとより 時代の潮流等を踏まえ JR 日豊本線と国大線 ( 別大線など関連系統を含む ) と湯布院線などを幹線とし それ以外のバス路線を交通拠点や生活拠点などの まちのにぎわい拠点 と接続する支線や準幹線として 公共交通ネットワークを形成する 交通弱者 : 本計画においては 1 人で外出することはできるものの 車や運転免許がない等別府市において車を自由に使えない方々 を指す 別府市民憲章 ( 昭和 43 年 1 月 1 日制定 ) 1 美しい町をつくりましょう 2 温泉を大切にしましょう 3 お客さまをあたたかく迎えましょう 59

62 本市のまちづくりにおける公共交通の役割と方向性は 以下に示すとおりである 表本市のまちづくりにおける公共交通の役割と方向性 周辺及び沿線に立地が望まれる 都市機能 まちづくりを促すための 公共交通の役割 役割の発揮に向けた 方向性 フェリー 別府国際観光港 大分県の 玄関口 の 1 つ 国内移動の根幹を担う 地方間移動の基幹的移動軸 であることが必要 上位公共交通機能の位置づけ 鉄道 JR 別府駅商業 観光 就労 福祉等の都市機能の集積をいかし 市の 顔 としてふさわしいエリア JR 亀川駅 医療 福祉 買い物など生活に 身近なサービスの集積等がなされた市民の生活に密着した機能のエリア その他の駅市民や来訪者における様々な交通と鉄道との交通結節点 都市間移動の根幹を担う 都市間を結ぶ移動の基幹公共交通軸であることが必要 市内の中心拠点間の移動も担う定時性 速達性ある大量 輸送機関 中心拠点間の移動環境整備 通勤 通学を中心に 買い物など日常生活の外出や 観光やビジネスなどにおける移動利便性の確保 高速バス 別府北浜バス停及び交通センターを拠点 経由 市民や来訪者の福岡 宮崎方面 などの交通結節点 九州主要都市間の移動を担う 福岡市をはじめとする九州 圏域等の移動を担う定時性 速達性ある輸送機関 市との移動利便性向上 観光 ビジネス 買い物など における移動利便性の確保 エアライナー 空港を拠点 市民や来訪者の別府市内や大分市などの県内他地域の交通結節点 都市間移動を担う 大分空港と別府 大分都市圏 を結ぶ定時性 速達性ある輸 送機関 市との移動利便性向上 本市と連絡するバスの速達性の向上 他の交通機関との乗り継ぎ利便性の向上 60

63 周辺及び沿線に立地が望まれる 都市機能 まちづくりを促すための 公共交通の役割 役割の発揮に向けた 方向性 幹線バス 準幹線バス 幹線バス 国大線 湯布院線 ゆふりん号 沿線は 医療や商業 観光 レジャー等の都市機能が立地 準幹線バス サファリ線 すぱっと号 (7: 野口原経由鉄輪線 5:APU 線 ) 別大線 APU 線 外回り循環線 石垣線 沿線は 教育や医療 商業な どの拠点 ( 都市機能 ) に加え 観光 レジャーや公共機能な どの都市機能が立地 幹線バス 準幹線バスは必要に 応じて中山間部のコミュニテ ィ交通などとの接続拠点とな る施設の整備が求められる 都市内交通の骨格を担う 鉄道駅や港といった広域交 通拠点を連絡し 都市計画マ スタープランにおける拠点 を繋ぐ利便性を備えた交通 であることが必要 都心部での利用環境の整備 地域拠点間の移動利便性を 高めるために対象区間の需 要に応じたバス便数の確保 中心市街地や地域拠点への アクセス性の確保 交通拠点の集約化 バス停の集約化 共同利用の 推進による利用者の利便性と 分かりやすさの向上 支線バス 地区内の商業施設や医療施設 教育施設 公共施設 特定の観 光施設が沿線に立地 鉄道駅や幹線バスに接続する 中心拠点等で鉄道や幹線バスに乗り継ぐことで広域の移動が可能となる 公共施設や生活利便施設への移動を確保する 中心拠点への集積化 地域の需要に適した効率的なバスの運行により 支線バスの持続性を確保する 幹線を補完するルート確保 市民の需要に応じて市内の施設への連絡を確保する コミュニティ交通 中山間部の集落が利用する買 い物や通院先となる施設 中山間部の日常交通を支える 交通弱者の地域内での買い物や通院のための移動手段 を確保するとともに 幹線又 は支線バス路線へ接続することで市街地部への移動が可能となる 地域実情に応じた公共交通の仕組み 地域ニーズへの柔軟な対応と持続可能な公共交通とするため 地域主体の住民協働型の公共交通を目指す 運行車両や運行形態は 地域特性や需要に応じて適宜判断 タクシー 都市機能を選ばない ( オール マイティに柔軟に対応可能 ) 多様な移動ニーズを支える タクシー利用が有効な移動 あるいは公共交通が不便な 地区の住民 子育て世代など への多様な移動を支える 鉄道やバスで対応困難な地域 でも存在しうる 最後の公共交通 を担う ドアツードア輸送ニーズへの対応 きめ細かい配慮や多様なサービス対応が求められる移動者 ( 観光客 障がい者 子育て中の母親など ) への対応 24 時間 365 日のサービス提供 幹線バス : 複数市町村に跨り キロ程が10km 以上 1 日の輸送量が15~150 人 一日の運行回数が3 回以上 広域行政権の中心都市等にアクセスする広域的 幹線的な路線とされる 準幹線バス : 幹線のような明確な定義はないが 本計画においては 都市計画マスタープランにおける拠点をつなぐ利便性を備えた路線とする 61

64 本市における路線再編の方向性 市域を 郊外部 と 市街地部 に分けて 基本方針に示すように べっぷの未来を共創する地域公共交通 とするための検討を行う 郊外部では 少子高齢化 人口減少が進行する現状を踏まえ 路線の役割を明確化し 国の制度等も活用しつつ 地域の利便性を確保しながら持続可能な路線の確保維持を図るものとする 市街地部では 誰もが便利で快適な移動手段を確保できるような路線の形成 一方で非効率な路線の分割などを行うなど 利便性向上に取り組むことで 利用者が増加するとともに 路線の収支改善が図られる ただし ここで示す図は イメージであり 本格再編に向けた詳細な検討については 利用者の利便性や事業の持続性などに細心の注意を払うとともに 関係者との協議 調整等を綿密に行い 実証運行等を通して実現化を目指すなど 実行 実現に際し慎重を期すものとする ( 再編前 ) 62

65 再編の着眼点利便性と効率性のバランス確保により運行持続性を確保する再編 利便性向上により運行持続性を確保する再編 効率性向上により運行持続性を確保する再編 見直し方向性 1 東山地区からJR 別府駅までの冗長かつ低頻度のバス路線を 鳥居バス停を乗り継ぎ拠点として再整備し その乗り継ぎ拠点までの新たなコミュニティ交通 ( 従来のバス空白地域にも新規乗り入れ ) を高頻度で運行するように見直すことで 利便性と効率性を高め 運行持続性を確保することを目指す 2 郊外の住宅団地などにおいて 昼間時間帯のみ最寄りの交通拠点を起終点とした循環ルートを設定し これまで乗り入れしてない生活利便施設 ( 例 : 商業施設など ) を経由するように見直すことで 利便性と効率性を高め 運行持続性を確保することを目指す 3 鉄輪地区や北浜地区などにおいて交通拠点の統合 ( 再開発 ) や既存施設の共同利用を推進することで 利用者の移動や乗り継ぎの利便性を高め かつ車両運用の効率を高めることで 運行持続性を確保することを目指す 4 異なる事業者が運行するバス路線について関係者間での検討を行い より強靭で強固な市内の地域交流軸の維持確保 さらに利用者にとっての使いやすさ 分かりやすさといった利便性を高め 運行持続性を確保することを目指す 5フェリー JR 高速バス 市内路線バス タクシーの乗り継ぎ利便性を高め バス需要取り込みを行うことで バス利用者が増え 運行持続性を確保することを目指す 6 著しく利用者が少ないバス路線については 周辺の公共交通の運行状況や施設立地状況などを踏まえ 利用がみられる便を中心とした運行に切り替え 効率性を高めることで 運行持続性を確保することを目指す ( 再編後 )

66 2 公共交通に対する公費負担の在り方 ( 本市の基本スタンス ) 本市における公共交通に対する公費負担は 下図のとおり路線の収支状況や特徴等に応じ 財政状況を勘案して検討する 具体的には 例えば 黒字系統に対する公費負担という概念は 従来 道路空間の改良による交通円滑化やバス待ち環境のカイゼン 情報発信の充実など後方支援が中心であったが バス路線の中で生活目的と観光目的の利用が顕著な路線に対し バス車内の案内設備やバリアフリー車両の購入促進など 観光や交流促進に資する支援を行う また 赤字路線においても 他路線との重複が少なく 仮に路線廃止に伴い新たな交通弱者が生じてしまう場合は 赤字補填の必要性を検証し 国 県の支援制度も活用しつつ 財政支援を検討する 他路線との重複部分が多い赤字路線については 利用状況等のモニタリングに要する調査費についても 国 県の制度活用を念頭に置きつつ 可能な範囲で行う バスで対応困難な赤字路線や現状のバス不便地域においては 公共交通の必要性等を検証した上で コミュニティ交通の運行 ( 乗合タクシー : 路線定期又は事前予約型 ) やタクシーの利活用等への財政支援を行うことを検討する なお コミュニティ交通の運行やタクシーの利活用等も困難な地域で 地域住民が移動手段の確保に積極的な場合は 必要に応じて 運行にかかる経費の一部を助成する仕組みづくりを検討する 需要大収支状況路線の特徴行政の基本スタンス ( 公費負担の在り方 ) 黒字 赤字 主に生活路線 生活 + 観光の路線 他路線との重複部分多い まちづくり とりわけ観光 交流促進に資する路線への支援 路線再編などに向けた調査等の実施 他路線との重複部分が少なく 廃止するとバス空白地域が発生 必要に応じ バス路線への赤字補填 バスで対応困難な路線 地域 公共交通の必要性等を確認した上で コミュニティ交通の運行やタクシーを利活用 バス空白 バス停まで遠いバス空白地域 地域自らが移動手段の確保を重要視しており 住民主導型のコミュニティ交通の運行に積極的な場合に その運行を行政が支援 ( 事業者と住民の調整役や運行経費の一部を助成 ) 需要小 図公共交通に対する公費負担の在り方 ( 本市の基本スタンス ) また 新たな試みとして 本市が 地域公共交通確保維持事業 等により バスの走行環境カイゼンや利用促進のための整備を行い 一方で バス事業者はサービス水準を向上させ 災害時の連携等を約束する 行政と交通事業者のパートナーシップ協定 (QPS ) を導入することで 市の公共交通の投資によるクロスセクターベネフィットを更に深化させることを目指す QPS: Quality Partnership Scheme; 品質協定 2000 年英国で制度化された 行政が 例えばバスレーンやバス停留所上屋などの施設 設備を整備提供する代わりに バス事業者はノンステップバス導入などの一定のサービスカイゼンを約束すること なお QPS は行政とバス事業者の間の任意協定であるが 英国では強制力を持った法定品質協定 (Statutory Quality Partnership Scheme:SQPS) も導入されている 詳細は 山本雄吾 森田優己 蛯谷憲治 バス事業規制区分の在り方 英国の規制区分を踏まえて ( 運輸政策研究 2 巻 15 号 (2012)36 頁 ) を参照 64

67 3 計画の区域 本計画の区域は 別府市全域とする 4 計画の期間 本計画の期間は 別府市総合計画後期基本計画 の計画期間を踏まえ 平成 28 年度から平成 32 年度までの 5 年間とする ただし 平成 29 年度末に策定予定の 別府市公共施設マネジメント適正化計画 ほか関連計画の策定状況により 見直しを行うものとする 5 計画の目標 総合戦略の基本目標と基本的方向等を踏まえて 以下のとおり計画の目標を設定した Ⅰ ひととまちをまもり 地域と地域が連携するため 公共交通を利活用することで 生活の質の向上 を図る 数値目標 総人口の社会増減 (OC 指標 ) 目標値 (H32)51 人 基準値 :-220 人 (H26) 公共交通の整備満足度 (OC 指標 ) 目標値 (H32)50% 以上 基準値 :38%(H26) Ⅱ 別府に新しいひとの流れをつくり受け入れるため 公共交通を利活用することで 観光などによる市内へのひとの流れの更なる促進 を図る 数値目標 外国人観光客の消費額 (OC 指標 ) 目標値 (H32)8,393 百万円 基準値 :6,229 百万円 (H26) 転入者数 (OC 指標 ) 目標値 (H32)5,619 人 基準値 :5,483 人 (H26) 年間バス利用者数 (OC 指標 ) 目標値 (H32)570 万人 基準値 :562.7 万人 (H22) Ⅲ 地域公共交通の持続的な運行のため 利用促進と需要創出に地域全体で取り組むことで地域公共交通を 創り上げ 守り 育てる 気運の醸成を図る 数値目標 行政と交通事業者のパートナーシップ協定の実行件数 目標値 (H32)2 件 / 年以上 B-biz LINK による公共交通関連事業の実施件数 目標値 (H32)1 件以上 ( 計画期間中の累計 ) 路線バスの 1 便当たり利用者数 (OC 指標 ) 目標値 (H32)5 人 / 便以上 ( 各路線で ) (OP 指標 ) (OP 指標 ) OC 指標 : アウトカム指標 ( 事業の実施によりどれだけの成果が挙がったかを表す指標 ) OP 指標 : アウトプット指標 ( どのくらい事業を行ったかを表す指標 ) 65

68 6 目標を達成するために行う事業の概要及び実施主体 (1) 事業の概要 地域公共交通をもっと使って まちに出かけてもらうために 基本方針に基づき 今より使いやすく 分かりやすく した上で 多くの方に知ってもらい 利用してもらう ための具体的な施策を以下に示す 目標 事業 (1) 路線バスに関する事業展開 Ⅰ ひととまちをまもり 地域と地域が連携するため 公共交通を利活用することで 生活の質の向上 を図る Ⅱ 別府に新しいひとの流れをつくり受け入れるため 公共交通を利活用することで 観光などによる市内へのひとの流れの更なる促進 を図る ア幹線バスである 国大線 別府 ~ 湯布院線 の確保維持等イ他路線との重複が少なく 路線廃止に伴い新たな交通弱者が生じてしまう支線バスの維持確保等ウ異なる事業者が運行する路線の在り方についての検討エすべての人が移動しやすい環境整備オ労働力不足への対応 労働環境の カイゼン カ IC カードの機能拡大に向けた検討 (2) タクシーに関する事業展開 ア福祉部門等が実施している高齢者等への移動支援におけるタクシーの積極的利活用の促進イ IC カードシステム導入促進に向けた検討ウ外国人来訪者等への対応の充実エすべての人が移動しやすい環境整備 (3) 拠点整備や交通結節機能の強化に関する事業展開 アフェリー JR 高速バス 路線バス タクシーの連携による利便性向上イ交通結節点の強化とそれを軸としたネットワークの形成 (4) 生活の質の向上に関する事業展開 ア生活利便性向上に向けた交通政策の検討イ地域が主体となった取組を促進していくための仕組みづくり Ⅲ 地域公共交通の持続的な運行のため 利用促進と需要創出に地域全体で取り組むことで 地域公共交通を 創り上げ 守り 育てる 気運の醸成を図る (5) 公共交通の利用促進 需要創出に関する事業展開 ア二次交通の利便性向上に向けた交通手段の整備の検討イ公共交通啓発チラシや広報誌等の活用 地域公共交通の利用実態報告検証ウ公共交通マップの作成 配布エ住民座談会 公共交通試乗会等を活用した直接的コミュニケーションによる利用促進活動の実施オ外国人来訪者等への対応の充実カ ICT を活用した効率的な公共交通情報の提供キ他機関との連携ク行政と交通事業者のパートナーシップ協定の導入検討ケ公共交通に対するカイゼン要望等を積極的に収集し活用する仕組みづくりコモビリティ マネジメントの検討実施 66 図実施する事業など

69 (2) 事業の実施時期及び実施主体 各事業の実施時期と事業主体は 以下のとおりである 表事業の実施時期及び実施主体 実施予定時期 事業の実施主体 事業 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 平成 32 年度 別府市 活性化協議会 交通事業者 地域住民ほか (1) 路線バスに関する事業展開 (2) タクシーに関する事業展開 (3) 拠点整備や交通結節機能の強化に関する事業展開 (4) 生活の質の向上に関する事業展開 (5) 公共交通の利用促進 需要創出に関する事業展開 ア幹線バスである 国大線 別府 ~ 湯布院線 の確保維持等 イ他路線との重複が少なく 路線廃止に伴い新たな交通弱者が生じてしまう支線バスの維持確保等ウ異なる事業者が運行する路線の在り方の検討 検討 検討 検討 実施 実施 実施 エすべての人が移動しやすい環境整備実施 オ労働力不足への対応 労働環境の カイゼン 検討 実施カ ICカードの機能拡大に向けた検討検討 実施 ア福祉部門等が実施している高齢者等への移動支援におけるタクシーの積極的利活用の促進 検討 実施 イ IC カードシステム導入促進に向けた検討検討 ウ外国人来訪者等への対応の充実実施 エすべての人が移動しやすい環境整備 実施 アフェリー JR 高速バス 路線バス タクシーの連携による利便性向上 検討 実施 イ交通結節点の強化とそれを軸としたネットワー検討クの形成実施 ア生活利便性向上に向けた交通政策の検討 検討 協議 イ地域が主体となった取組を促進していくための仕組みづくり 検討 実施 ア二次交通の利便性向上に向けた交通手段の整備検討 検討 協議 イ公共交通啓発チラシや広報誌等の活用 地域公共交通の利用実態報告の検証 実施 ウ公共交通マップの作成 配布 実施 エ住民座談会 公共交通試乗会等を活用した直接 的コミュニケーションによる利用促進活動の実 実施 施 オ外国人来訪者等への対応の充実 実施 カ ICT を活用した効率的な公共交通情報の提供 検討 実施 キ他機関との連携 実施 ク行政と交通事業者のパートナーシップ協定の導検討入検討実施 ケ公共交通に対するカイゼン要望等を積極的に収集し 活用する仕組みづくり 実施 コモビリティ マネジメントの検討の実施 実施 ( 注 ) 実施主体 : 中心的な立場で実施 協力的な立場で実施 ( 注 ) 事業の実施に当たっては PDCAサイクルによるマネジメントにより 評価 見直しを行いながら実施する 特に 事業や目標値については 上記の目標を達成するために 必要に応じて修正 追加等を行う場合がある 67

70 7 事業計画 (1) 路線バスに関する事業展開 ア幹線バスである 国大線 別府 ~ 湯布院線 の確保維持等対流促進型国土の形成や観光立国の更なる展開 ( 広域観光周遊ルート他 ) おんせん県おおいたの牽引等に向け 新たな地域間幹線軸として 別府 ~ 湯布院 をつなぐ系統 ( 主に湯布院線とゆふりん号 ) の運行持続性の向上をめざし 関係市町村等と連携を図る さらに 当該路線の継続的かつ安定的な運行の実現を目指すとともに 東山地区から JR 別府駅までの冗長かつ低頻度のバス路線を鳥居バス停を乗り継ぎ拠点として再整備し その乗り継ぎ拠点までの新たなコミュニティ交通 ( 従来のバス空白地域にも新規乗り入れ ) を高頻度で運行するように検討する このような検討により 東山地区の公共交通運行頻度が高まることで 東山地区でスタートした九州オルレ別府コース利用者の増加も期待できる また 本市を縦断するように運行している国庫補助対象地域間幹線バス系統である 国大線 については 関係市町村等と連携し 市町村間の結び付きの状況や利用特性 他系統の重複状況等を調査 研究したのち 県 関係市町村及び交通事業者 ( 以下 関係者 という ) との協議 調整の結果 必要に応じて 本市の域内交通 ( 支線 ) と一体化した地域公共交通網の再編を関係者へ提案する イ他路線との重複が少なく 路線廃止に伴い新たな交通弱者が生じてしまう支線バスの維持確保等市内における支線バスとしては バス路線 85 86: 関の江団地線 ( 大分交通 ) や 10:JR 別府駅西口 浜脇線 ( 亀の井バス ) 等が挙げられるが これらの路線等は運営が非常に厳しい状況にある 仮に 路線廃止した場合 市内に新たなバス空白地域が生じてしまう支線バスについては 国の制度などを有効活用しつつ 支線バスの維持確保に取り組む なお 市が財政負担を行うに当たり 必要に応じて 利用者の生活利便性の向上 を図るための運行ルートの見直しや 運行効率化 に向けた運行頻度の見直しなどを市から交通事業者に働きかけ 交通事業者と行政の協働により 当該バス路線に対する 運行持続性 を確保するようなカイゼン策を講じることに努める ウ異なる事業者が運行する路線の在り方の検討本市には 拠点を結ぶ地域交流軸となる路線のうち 現状では 2 系統を合算すると 比較的利用が多い状況にあるが 沿線の高齢化も進行していることにより 運転士の人手不足なども相まって 将来的に減便 廃止が懸念される路線がある 市内の地域交流軸の維持確保 さらに利用者にとっての使いやすさ 分かりやすさの向上を課題として 減便 廃止が懸念される路線については 本市のまちづくりを検討する上で より強靭 強固な交通体系を構築するため 別府市 亀の井バス 大分交通が協議 調整を行い 運行効率が高まり 利用者の利便性が向上する政策などについて検討する エすべての人が移動しやすい環境整備べっぷ未来共創戦略では 高齢者や障がい者が安心して旅行ができる態勢の整備と宿泊施設や観光施設 温泉施設等のバリアフリーの促進に向けたハード面の整備に取り組むことになっている 具体的には 低床車両の導入促進 バス停での乗降しやすい環境の整備などを 関係機関と連携し 市民の必要性等を検討し 行政が主体的に対応する場合もある 68

71 オ労働力不足への対応 労働環境の カイゼン 本市においても 特にバス運転士の不足は深刻な問題となっている そのような状況の中 本市は生涯活躍のまちづくり ( 別府市版 CCRC: Continuing Care Retirement Community) を目指しており 若者のみならず高齢者の移住促進と公共交通を組み合わせた政策として 市外からの移住者に対し 公共交通のしごとの創生に向けた支援策を検討する カ IC カードの機能拡大に向けた検討高齢者を対象にした平日の昼間時間帯における移動支援策の導入などに向けた IC カードの機能拡大について バス事業者等と協働して検討する (2) タクシーに関する事業展開 ア福祉部門等が実施している高齢者等への移動支援におけるタクシーの積極的利活用の促進本市は超高齢社会における高齢者の介護予防 悪化予防の一環として 社会福祉協議会などとの連携のもと 介護予防教室やサロン活動などを実施している その活動の参加者の中できめ細かい配慮などが求められる高齢者の移動においては 交通安全性の確保さらには交通資源の有効活用等の観点から 今後はタクシーの積極的利活用を検討する イ運転免許証の自主返納支援事業の利用拡大に資する民間タクシーの IC カードシステム導入促進に向けた検討自治委員等アンケート調査結果によると 14 自治会の自治委員が 外出に利用できる公共交通はない と回答しており それらの地域に居住している高齢者の 1 割は やむを得ず 車を運転している状況 にある 本市は運転免許証の自主返納支援事業を実施しており 自主免許返納した高齢者に対し 交通系 I C カード (1 万円相当 ) を贈呈しているものの 現状では IC カードの利用は IC カードシステムの普及が伸び悩んでいるため 利用は路線バスのみに限定されている状況にある 今後さらに バス不便地域の高齢者等の免許返納を促進するため 民間タクシー事業者に対しても交通系 IC カードシステム導入促進支援を検討する 対象支援内容申請方法申請時に必要なもの 表別府市の運転免許証の自主返納支援事業 別府市の住民基本台帳に記録されている方 有効期間内の運転免許証全てを 70 歳の誕生日以降に自主返納された方 1ニモカ (10,000 円相当分 ) の交付 2 写真付き住民基本台帳カード ( 平成 27 年 12 月をもって交付終了 ) 交付手数料 (500 円 ) の免除 ( 注 ) 支援はそれぞれ 1 回限り別府警察署で免許返納後 90 日以内に別府市役所危機管理課で手続き ( 注 ) 本人による手続きが必要 1 警察署で発行する運転免許の取消通知書 2 返納した運転免許証 ( 四隅に穴を開けたものが返却される ) 3 身分証明書 ( 健康保険証 年金手帳など ) 4 印かん 69

72 ウ外国人来訪者等への対応の充実 FIT に観光周遊等においてタクシーを利用してもらうために 以下の施策を講じる JR 別府駅観光案内所など情報発信拠点における二次交通の多言語案内 タクシーでの指さし会話集 三者間通話でのタクシー呼び出しなど その他 エすべての人が移動しやすい環境整備べっぷ未来共創戦略 (P19) では 高齢者や障がい者が安心して旅行ができる態勢の整備と宿泊施設や観光施設 温泉施設等のバリアフリーの促進に向けたハード面の整備に取り組むことになっている 具体的には 誰もが使いやすく また環境負荷の少ないタクシー車両 ( 例 :UD タクシー EV タクシー PHV タクシー 等 ) の導入を促進する さらに 利用しやすい環境の整備や利用促進などについて 関係機関と連携し 行政が主体的に対応する 図 UD タクシー 出典 : TAXI TODAYinjapan2015 ( 一般社団法人全国ハイヤー タクシー連合会 ) (3) 拠点の整備や交通結節機能の強化に関する事業展開 アフェリー JR 高速バス 路線バス タクシーの連携による利便性向上別府国際観光港 JR 別府駅と JR 亀川駅及び別府北浜については 本市の交通拠点として バス タクシーなどを含めた乗り継ぎ利便性の向上を図る イ交通結節点の強化とそれを軸としたネットワークの形成 べっぷ未来共創戦略 では 企業 大学 行政 地域が一体となって活性化に取り組む 別府市産業連携 協働プラットフォーム (B-biz LINK) を設立し 人材育成やまちの黒字化に向けた拠点整備等を行うことになっている この仕組みを活用して 車両運行効率化のため 鉄輪地区や北浜地区において交通拠点の統合 ( 再開発 ) や既存施設の共同利用を推進していく また 交通結節点となるバス停では 乗り継ぎ利用の促進や 乗り継ぎ利便性向上に向けて 交通結節点のダイヤ調整や乗り継ぎ時刻表などの作成を行う また 乗り継ぎ利用の促進や 乗り継ぎ利便性向上に向けて 交通結節点における分かりやすい案内標示や情報提供 円滑に乗り継ぎができる環境の整備などを地域ぐるみで行う 70 ( 再掲 )FIT:Foreign Independent Tourist 個人外国人旅行者 UDタクシー( ユニバーサルデザインタクシー ): 健常者はもちろんのこと 高齢者や妊産婦 子供連れ 車椅子の方等利用者にとって乗降の配慮がなされている車両で流し営業も行う通常のタクシー ( 一般社団法人全国ハイヤー タクシー連合会 TAXI TODAYinjapan2015 より引用) EVタクシー:EV は Electric Vehicle の略であり 電気モーターを動力源として走行するタクシー ( 電気自動車 ) PHVタクシー( プラグインハイブリッドタクシー ):PHV は Plug-in Hybrid Vehicle の略であり 電気モーターとエンジンを動力源として走行する外部電源から充電できるタイプのタクシー ( プラグインハイブリッド自動車 )

73 (4) 生活の質の向上実現に関する事業展開 ア生活利便性向上に向けた交通政策の検討山間地を中心に生活道路に直接乗り入れ可能な交通手段の導入や高齢者の移動支援等 べっぷ未来共創戦略 (P28) には 生活利便性向上に向けた整備を検討することになっている 検討に当たっては 交通事業者を始め関係者 関係機関との調整 協議を経て 調査研究を慎重に行い バス タクシー双方のバランスに配慮した制度設計を行うものとする イ地域が主体となった取組を促進していくための仕組みづくり公共交通を持続可能なものにしていくためには 行政や交通事業者だけではなく 地域 ( 住民 ) 自らが公共交通を創り 守り 育てる意識を持つことが不可欠である とりわけ 市内で人口が比較的少ない郊外部等においては 地域が主体となった取組が公共交通の維持 活性化に非常に重要になるものと考えられる 公共交通不便地域においては コミュニティ交通の運行やタクシーの利活用等の財政支援策を検討するとともに これらの支援策の実施が困難な地域で 地域住民が移動手段の確保に積極的な場合は 地域が主体となった取組を行政がサポートするとともに 地域に必要な公共交通の在り方や 地域自らが移動手段を確保する取組を促進していくための仕組みを検討する (5) 公共交通の利用促進 需要創出に関する事業展開 ア二次交通の利便性向上に向けた交通手段の整備の検討べっぷ未来共創戦略の基本目標の 1 つである 別府に新しいひとの流れをつくり受け入れる ため 市街地部の 別府八湯 や 地獄めぐり を始め 郊外部における 九州オルレ別府コース などの本市の魅力を 知ってもらう 再発見してもらう こと等を目的に 観光客が観光周遊をしやすい環境づくりに資するため 交通事業者との連携を図りながら バス網のカイゼンを検討する ( べっぷ未来共創戦略 P19) イ公共交通啓発チラシや広報誌等の活用 地域公共交通の利用実態報告の検証公共交通啓発チラシや市の広報等を活用し 鉄道やバス タクシー等の地域公共交通の各種情報などを広く周知していくことで地域公共交通の利用促進を図る 特に 地域住民と一緒になって公共交通を 守り 育てる ため 市と交通事業者が定期的に利用状況を把握し 自治会長や乗務員などの協力のもと 広報誌やバス車両等で利用状況を利用者や沿線地区住民に報告することで 地域公共交通の利用促進に地域全体で取り組み 地域公共交通を 創り 守り 育てる 気運の醸成を図る ウ公共交通マップの作成 配布公共交通の路線図や時刻表等を記載した 公共交通マップ を作成し 各公共交通機関の乗り継ぎ等をわかりやすくすることで利用促進を図る 71

74 エ住民座談会 公共交通試乗会等を活用した直接的コミュニケーションによる利用促進活動の実施住民座談会や公共交通試乗会 その他地域の集まりなどを活用して 地域住民と直接コミュニケーションをとり 路線バスや IC カードの利用方法などの利用促進の取組を行う 特に 公共交通試乗会では 子どもや高齢者などを対象に 市内の公共交通のルートや利用方法などを説明し 住民に実際に試乗してもらうことで 公共交通機関についての周知に努める 企業や学校などにも 公共交通マップ等を活用した公共交通の利用促進を行う オ外国人来訪者等への対応の充実乗車から降車までの一連の流れを FIT に理解してもらうために バスの利用方法を分かりやすく提示する必要がある 具体的な 外国人来訪者等への対応の充実策として以下の施策を講じる JR 別府駅観光案内所など情報発信拠点における二次交通の多言語案内 ( 再掲 ) バス車内などの言語バリアフリー バス車内における無料 Wi-Fi の整備による 動く観光情報発信媒体となるバス タクシーでの指さし会話集 三者間通話でのタクシー呼び出しなど ( 再掲 ) JR 別府駅東口 西口における共通バス路線図 ( 多言語版 ) カ ICT を活用した効率的な公共交通情報の提供べっぷ未来共創戦略 (P18) では 外国人観光客がどこでもスマートフォンなどから簡単に接続可能な Wi-Fi 環境や仕組みを整備することになっているほか 外国人観光客に配慮した案内窓口機能やインターネットによる情報提供などの整備にも取り組むことになっている この取組と連動して スマートフォンやタブレット等でバスのリアルタイム位置情報などが提供できる ICT システムを検討 設計 開発する キ他機関との連携観光事業者 宿泊施設事業者 医療機関や商業施設等と協力し合って 公共交通利用者を増やすための取組を進める 具体的には 地域公共交通の利用促進を促す情報媒体 ( チラシなど ) を活用した 地域公共交通の利便性を高めるための環境づくりへの協力など 地域公共交通のサポーターになってもらう取組を行う 例えば 飲食店やスーパーなどで買い物をした顧客に対して商業事業者がサービスとして無料乗車券を配布することで 利用促進を図るなどの取組も考えられる 図企業や商業施設との連携イメージ 出典 : 地域公共交通の利用促進のためのハンドブック ( 平成 25 年 5 月 国土交通省総合政策局 ) 72

75 ( ア ) アートがあふれるまちづくりに向けた公共交通の利活用べっぷ未来共創戦略 (P32) では 本市に住むアーティストに対し ベンチやバス停等の作成 設置を委託し 日常にアートがあふれるまちづくりを実践することになっている ( イ ) 地域が連携した各種利用促進策の企画 開発市内在住の留学生へのグループインタビューでも指摘されたとおり 訪日外国人の公共交通利用促進に当たっては バス タクシー事業者が個々に実施している PR 方法には限界があり 訪日外国人が立ち寄る宿泊施設や観光施設 商業施設等で 施設案内等と併せてバス タクシーの案内等を情報発信する取組を行う 大分大学の政策提言にもあったとおり 行政 交通事業者 宿泊施設等が連携して 計画段階において本市の路線バスの情報を容易に手に入れられるような環境の整備を行う この取組の実施に当たり 市は 宿泊施設などの民間事業者と交通事業者と連携し 協働して公共交通利用促進の取組を行う ク行政と交通事業者のパートナーシップ協定の導入検討本市が 地域公共交通確保維持事業 等により バスの走行環境カイゼンや利用促進のための整備を行い 一方で バス事業者はサービス水準を向上させ 災害時の連携等を約束する 行政と交通事業者のパートナーシップ協定 により 公共交通の投資によるクロスセクターベネフィットを更に深化させることを目指して 導入を検討する ケ公共交通に対するカイゼン要望等を積極的に収集し 活用する仕組みづくり地域の公共交通に関しては これまでも市担当課や交通事業者に様々なカイゼン要望などが寄せられており 効果的なカイゼンにつながる有用な指摘なども見られる 市役所や出張所等 あるいはホームページ等を通して 利用者が気軽に意見などを寄せることができる仕組みを作り 意見を有効活用することに努める コモビリティ マネジメント の検討の実施上述の 公共交通マップ や 公共交通啓発チラシ 等の公共交通利用促進資料の活用や 住民座談会 公共交通試乗会等を活用した直接的コミュニケーションの実施 さらにはノーマイカーデーの実施など 地域住民 ( 特に高齢者 市職員 ) や市内の中学生 高校生などを対象としたモビリティ マネジメント施策を推進し 公共交通の利用促進や高齢者の免許証の返納 エコ通勤等による低炭素社会の実現等を行う モビリティ マネジメント自発的な公共交通利用を促すコミュニケーションを通じた交通政策 自動車交通に過度に依存する状態から 環境問題 個人の健康など様々な面を踏まえ 自発的に自家用車以外の交通手段を利用するように変えていく取組 詳細は 国土交通省作成パンフレット モビリティ マネジメント ( を参照 73

76 8 目標達成に向けたマネジメント (1) マネジメント推進体制 本市における交通まちづくりをマネジメント ( 管理 ) する主体は 別府市公共交通活性化協議会 である マネジメントにおいては 行政と住民が共に公共交通に対する意識を共有化し 単に評価をすることに留まらず より良い地域公共交通へのカイゼンに向けて官民協働のもと取り組むことを目的とする 地域の公共交通の在り方を自ら主体的に検討 地域公共交通を支える持続的な取組 地域が主体となった公共交通サービスの運行 地域公共交通の担い手として積極的に公共交通を運用 利用者のニーズを踏まえた交通サービス 情報の提供 地域公共交通の在り方の検討への積極的な参加や連携 協力 協力体制づくり 市民等に対する積極的な働きかけ 公共交通施策の実施 公共交通サービス提供の支援等 図本市における交通まちづくりの推進体制 74

77 (2) マネジメントの進め方 本計画で定めた数値目標の達成状況について評価を行う このうち 実績値が毎年度把握できる指標については 毎年度進捗状況を把握するとともに その達成状況に応じて 適宜 事業の見直しを図る 計画期間の最終年度にはすべての数値目標の達成状況について把握 評価を行い その後の計画策定や事業の見直し等につなげる 5 か年の計画期間全体を対象とした 大きな PDCA サイクル と 毎年のモニタリングを中心とした 小さな PDCA サイクル を組み合わせることで 計画の達成に向けた継続的なカイゼンを推進することとする 大きな PDCA サイクル 小さな PDCA サイクル 対象期間 計画期間 (5 か年 ) 毎年 表 PDCA サイクルによる継続的なカイゼン 概要 対象期間全体を通した事業の実施状況や数値目標の達成状況 事業の実施による効果 残された課題などを整理 分析し 次期計画に反映 事業の実施状況などを整理するとともに 利用状況などを継続的にモニタリングし 事業内容の修正やスケジュールの見直しなどを実施 大きな PDCA サイクル 計画期間 (5 か年 ) 小さな PDCA サイクル 毎年 図 PDCA サイクルのイメージ 75

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