P-2 パラレル構法 工法の長所 建物を使用しながら補強工事を進めることが可能( 居ながら施工 ) である 既存建物の外側に取付けるので 既存の壁やサッシュの解体 復旧工事が不要である 解体工事が不要のため 産業廃棄物を大幅に削減可能であり 騒音や振動および粉塵等の問題が解消できる 細くて強靭なPC
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- りさこ やがい
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1 P-1 パラレル構法 工法名 パラレル構法 メーカー名 株式会社富士ピー エス東京都港区新橋 4 丁目 24 番 8 号 ( 第二東洋海事ビル ) TEL: FAX: 認定の有無 財団法人日本建築総合試験所建築技術性能証明書 (GBRC 性能証明第 号改 ) 2004 年 5 月 11 日取得 2005 年 5 月 10 日 ( 改定 ) 工法の概要 外部に新設した基礎梁に PCa 補強柱を建込み 両者を斜めに結ぶ ように PC 鋼材を配置 緊張したフレームを既存建物の外構面に PC 鋼棒により圧着接合し一体化させる外付け耐震補強工法である 実績東京都北区某小学校 ( 私立 ) 耐 力 PC 鋼材一組の水平抵抗力 (PHi) 100t~150t 3 層建物場合の各階の必要補強耐力は以下で算定する 1 最上層 3 層の場合 Qp,3 = PH,3 2 中間層 2 層の場合 Qp,2 = PH,3+PH,2 3 最下層 1 層の場合 Qp,1 = PH,3+PH,2 +PH,1 価 格 3 層 1 本柱タイプで 1,500 万円 ~1,800 万円 ( 直接工事費 ) ( ただし 設計 施工条件により変動 ) PH3 ΔQ3 ΔP3 ΔQp3 PH2 ΔQ2 ΔP2 ΔQp2 PH1 ΔQ1 ΔP1 ΔQp1 θ3 θ2 θ1 工程 5 週間程度 (3~4 層 1 本柱タイプ )
2 P-2 パラレル構法 工法の長所 建物を使用しながら補強工事を進めることが可能( 居ながら施工 ) である 既存建物の外側に取付けるので 既存の壁やサッシュの解体 復旧工事が不要である 解体工事が不要のため 産業廃棄物を大幅に削減可能であり 騒音や振動および粉塵等の問題が解消できる 細くて強靭なPC 鋼材を用いることにより室内からの眺望を損なうことなく 通風 採光を確保でき 外観は軽快さと力強さで美観向上を図れる 工法の短所 基礎梁を新設するスペースの確保が必要である PCa 柱の搬入路および楊重機の作業スペースが必要である 夏休み以外の工事 外付け工法( 居ながら施工 ) のため教室を使用しながらの工事が可能である ( 一部 圧着接合時に室内工事あり ) PC 上部工 ( 柱の建込みおよびPC 鋼材の配置 緊張 ) の工事期間に仮設足場が必要であるため 通風 採光などの室内環境が悪くなる 耐 久 性 メンテナンスは不要である PC 鋼材は斜張橋にも使用する鋼材と同じものであり表面はポリエチレン樹脂で被覆しているため防錆 耐久性 耐候性について問題はない PCa 柱は高強度のコンクリートを使用するため錆 塩害 ひび割れの心配はない
3 P-3 パラレル構法 評 価 パラレル構法 経済性 補強後の環境 施工性 工期 耐久性 総合評価 A 評点 A 20 ~ 25 B 15 ~ 19 C 10 ~ 14 D 0 ~ 9
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8 RC SRC RC
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11 B A 打増し 4-D13 4-D19 4-D19 アンカー :2-D25 ( 有効埋込み深さ12da=300) 柱芯 pc4 J9 pc4 J9 J8 J10 J8 J10 J7 pv4 pv4 J10 J10 打増し あと施工アンカー 36-D19 pg4 4-D16 あと施工アンカー 36-D19 あと施工アンカー 36-D19 あと施工アンカー 51-D19 4-D16 pg4 4-D16 pg3 打増し 4-D13 6-D13 6-D13 6-D13 pc4 pc4 C C 柱芯 D B 4-D19 D A 6-D13 4-D16 6-D13 4-D16 6-D13 打増し 打増し 打増し C-C 断面詳細図 1:40 D-D 断面詳細図 1:40 P-1 ピタコラム工法 工法名ピタコラム工法 ( 完全外付耐震補強工法 ) B-B 断面詳細図 1:40 A-A 断面詳細図 1: * 3,650 3, あと施工アンカー 24-D19 あと施工アンカー 24-D * あと施工アンカー 24-D19 あと施工アンカー 24-D あと施工アンカー 24-D19 あと施工アンカー 24-D19 5,800 X3 X2 補強架構詳細図 準拠基準既存鉄筋コンクリート造建築物の 耐震診断基準 耐震改修設計指針 日本建築防災協会技術評価 ピタコラム工法 設計マニュアル ( 財 ) 日本建築防災協会 工法の概要 既存の鉄筋コンクリート造架構の外側に鋼鈑内蔵のコンクリート部材を現場施工でアンカーにて直 接取り付ける工法 実績 施工実績全国的に 約 230 件 近年飛躍的に施工実績が伸び 来年度は累計 400 件に達する見込み 補強フレーム 1 枚あたりの耐力および価格 耐力 約 150t~180 t F 値 1.0~1.5( 既存 RC 架構の F 値を採用 ) 価格約 270 万円 ( 直接工事費 ) 耐力 1tあたりの価格約 円 (170 tとした場合 )
12 P-2 ピタコラム工法 工法の長所 教室を使用しながらの工事が可能 ( 夏休み以外の工事が可能 ) 解体工事が少ない 室内への影響が少ない 工事費が在来工法に比べ安い 特にウォールガーダー型の校舎に適している コンクリート部材であるため対候性が良い 工法の短所 既存建築のコンクリート強度は原則として 13.5N/mm 2 以上が必要である ( 但し 13.5N/mm 2 以下でも実績あり ) 原則として 補強架構は建物の両側に配置する 最下層まで設けるなど平面 立面 のバランスに配慮する必要がある 有効アンカー長は 10d と長く ウォールガーダーの場合太い径の使用は難しい 基礎の補強 新設を要する場合がある 夏休み以外の工事の可能性 外側補強工法のため教室を使用しながらの工事が可能である 施工中は窓養生を行うため通風 採光など室内環境が悪くなる 重機の設置期間 設置場所などにより校庭の使用が困難になる可能性がある 上記の記したとおり 夏休み以外の工事は可能であるが その場合は室内環境や重機の 搬入ルートなどについて十分な配慮が必要となる 評価評点 A 20 ~ 25 B 15 ~ 19 C 10 ~ 14 D 0 ~ 9 枠付き鉄骨ブレース直付け工法 実績 経済性 施工性 ( 居ながら補強 ) 工期 耐久性 総合評価 A
13 ハイブリット耐震補強工法による枠付き鉄骨ブレース P-1 工法名ハイブリット耐震補強工法による枠付き鉄骨ブレース メーカー名 耐震補強システム工事グループ 大阪市北区西天満 ( アールシーアイ セキジュ株式会社内 ) TEL (06) FAX(06) 耐震補強システム工事グループ事務局 : 林 秋元 認定の内容建築技術性能証明書 ( 性能証明第 号 ) 2001 年 5 月 8 日財団法人日本建築総合試験所 工法の概要周辺枠材をもつ鉄骨ブレースと既存周辺骨組 ( 柱 梁のラーメン構造 ) がアンカー併用接着接合部と従来型に改良を加えた間接接合部を介して接合される工法である アンカー併用接着接合部は 既存骨組の内側各辺にそれぞれ接合鋼板をエポキシ樹脂で接着接合したうえで 必要に応じて接着系あと施工アンカーを打設して構築される 間接接合部は 接合鋼板と枠材にそれぞれ溶接された頭付きスタッドをその周囲から割フープで拘束し 無収縮モルタルを圧入することにより構築される 工法の耐力 Qu: ブレース架構の耐力 Qu': = α Qu 耐力算定結果 F: 靭性指標 ハイブリッド工法 架構 階 Qu 低減係数 採用 Qu' F 補強部材 (kn) α 4 階 H-175*175*7.5*11 Y1 通り 3 階 H-175*175*7.5*11 2 階 H-250*250*9*14 1 階 H-250*250*9*14 3 階 H-175*175*7.5*11 Y3 通り 2 階 H-250*250*9*14 1 階 H-250*250*9*14 1,2 階の終局限界変形角を決定する靭性指標は F=1.0 であるため 耐力低減係数 α=0.7 とした耐力を 採用する
14 ハイブリット耐震補強工法による枠付き鉄骨ブレース P-2 価格 ハイブリッド工法 架構 階 構面数 構面当り価格 補強部材 合計金額 4 階 1 1,780,000 H-175*175*7.5*11 1,780,000 Y1 通り 3 階 1 1,704,000 H-175*175*7.5*11 1,704,000 2 階 4 2,473,000 H-250*250*9*14 9,892,000 1 階 4 2,812,000 H-250*250*9*14 11,248,000 3 階 1 1,785,000 H-175*175*7.5*11 1,785,000 Y3 通り 2 階 4 2,504,000 H-250*250*9*14 10,016,000 1 階 5 2,681,000 H-250*250*9*14 13,405, 総工費 49,830,000 工程 Y 小学校ハイブリット耐震補強工法工程表 施工日数 ブレース20 面下地工事アンカー工事接合鋼板工事鉄骨工事鉄筋工事グラウト工事 工法の長所 騒音 振動 粉塵の発生がかなり軽減できる 在来一般工法だとあと施工アンカーと鉄骨側のスタッドジベルの干渉が大であったが 干渉せず図面通りで施工することができ 品質が確保できる 既存構造体の打込み配管等がアンカーにより損傷することが少なくなる ウォールガーター型の梁巾の狭い部分の補強に適している ( アンカーが少ない為 ) アンカー施工による既存構造体の欠損が少ない 健全な構造体を壊すことなく保持できる 環境にやさしく 建物にもやさしい工法である 工法の短所 既存建物のコンクリート強度は 15N/mm 2 以上が必要である 解体工事が必要である 室内への影響がある 工事の工種がふえるので作業間調整が必要となる ( 工程は在来と同じである ) 既存構造体の鉄筋とあと施工アンカーが干渉し 図面上の位置に施工できない 図面通りの施工品質を確保する為 アンカー施工後に実測が必要かつ実測に基ずいて鋼板に穴開け加工が必要である
15 ハイブリット耐震補強工法による枠付き鉄骨ブレース P-3 夏休み以外の工事の可能性 夏休み以外の工事は原則的には不可である 外壁側に柱型がある建物であれば梁を柱面まで増打すれば その架構内にこの工法を設置することができ 教室を使用しながらの外部作業での工事は可能である 施工中は窓養生等を実施するので 通風 採光等の室内環境は悪くなる 外部作業の為 重機等の作業時には作業区画するため中庭及びグランドの一部は使用できなくなる 実績 9 月現在 30 物件ほどの施工実績があり 公的な機関 ( 評定委員会 ) にも認められており 図面にスペック済の物件をカウントすると 100 物件程度にはなっている ( 詳細等は別カタログを一部参照 ) 耐久性 外気にさらされない為 良好である 外部仕様の場合は溶融亜鉛メッキ仕様及び仕上げ等により 耐久性の確保が必要である 評価 評価 評点 A 20~25 B 15~19 C 10~14 D 0~9 経済性 4 工性 ( 居ながら補強 2 耐久性 4 工期 4 実績 4 ハイブリッド耐震補強工法による枠付鉄骨ブレース経済性 実績 2 施工性 ( 居ながら補強 ) 1 0 工期耐久性 総合評価 B
16 P-1 枠付き鉄骨ブレース直付け工法 工法名枠付き鉄骨ブレース直付け工法 ( 外側補強工法 ) 準拠基準 既存鉄筋コンクリート造建築物の 外側耐震改修マニュアル ( 財 ) 日本建築防災協会 工法の概要 既存の鉄筋コンクリート造架構の外側に枠付き鉄骨ブレースを PC 鋼材 あるいはあと 施工アンカーなどにより直接取り付ける補強工法である 実績 某会社独身寮 ( 市内中区 ) (9/28 現在工事中 ) 本工法の実施例は増加中ではあるが 在来工法 ( 枠付き鉄骨ブレース内側補強工法 ) に比べかなり少なく 実験データも少ない * 外側耐震改修マニュアル より 補強フレーム 1 枚あたりの耐力および価格 耐力 約 130 t F 値 1.0~3.2( 既存 RC 架構の F 値を採用 ) 価格約 220 万円 ( 直接工事費 ) 耐力 1tあたりの価格約 円
17 P-2 枠付き鉄骨ブレース直付け工法 工法の長所 教室を使用しながらの工事が可能 ( 夏休み以外の工事が可能 ) 解体工事が少ない 室内への影響が少ない 工事費が在来工法に比べ安い 特にウォールガーダー型の校舎に適している 工法の短所 既存建築のコンクリート強度は原則として 18 mm N/ 2 以上が必要である 原則として 補強架構は建物の両側に配置する 最下層まで設けるなど平面 立面 のバランスに配慮する必要がある 有効アンカー長は 12d と長く ウォールガーダーの場合太い径の使用は難しい 基礎の補強 新設を要する場合がある 外気にさらされるため 耐久性の確保が必要である 実施例が少なく 施工管理が重要である 夏休み以外の工事の可能性 外側補強工法のため教室を使用しながらの工事が可能である 施工中は窓養生を行うため通風 採光など室内環境が悪くなる 重機の設置期間 設置場所などにより校庭の使用が困難になる可能性がある 上記の記したとおり 夏休み以外の工事は可能であるが その場合は室内環境や重機の 搬入ルートなどについて十分な配慮が必要となる 評価評点 A 20 ~ 25 B 15 ~ 19 C 10 ~ 14 D 0 ~ 9 枠付き鉄骨ブレース直付け工法 実績 経済性 施工性 ( 居ながら補強 ) 工期 耐久性 総合評価 B
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20180410 評価室事務局 インスペクションにおいて指摘された劣化事象についての考え方 Ⅰ インスペクションに基づく劣化事象への対応の考え方インスペクションで指摘された劣化事象は 様式 8 添付図面 維持保全計画の中で 今回補修するもの 維持保全計画に記載して将来対応とするもの に区別して 全ていずれかの対応を行う必要があります 評価基準 及び認定基準に規定されている構造耐力上主要な部分に著しい劣化事象が生じている部分及び雨漏りが生じている部分
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鉄骨工事 T.N: 亜鉛メッキ + 粉末塗装が正解か? (R 階鉄骨屋根 ) 粉末塗装 + 錆止めが正解か? 上記が分かれば 9 月めど鉄骨作業はまとめ上がります 材料はJIS 規格品使用 鋼材 (H 形鋼 ) SS400 H-200x200x8x12 41.9 t 0.00105 39,908.724 41.904 柱 梁 鋼材 ( 溝形鋼 ) SS400 [-150x75x6.5x10 1.6
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合成スラブに関する 構造計算適合性判定時の留意事項 審査重点項目 (BCJ) では これまでに鉄骨造建築物に合成スラブを使用した場合の比較的多い質疑事例を収集しました. それらの対応事例について資料を作成しましたので 設計の参考にして頂ければ幸いです なお 本資料における指摘事項例は 日本建築センター 構造判定部の協力を受けて作成したものですが 本資料は一般的な建築物を想定しておりますので 場合によっては検討が不十分
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