<4D F736F F D20947A957A8E9197BF92868CA98F6F82B52E646F63>

Size: px
Start display at page:

Download "<4D F736F F D20947A957A8E9197BF92868CA98F6F82B52E646F63>"

Transcription

1 共通構造規則 (CSR) の背景と全体的概要

2 ばら積貨物船及び二重船殻油タンカー 共通構造規則 Common Structural Rules (CSR) for Oil Tankers & Bulk Carriers ClassNK 共通構造規則 (CSR)( の背景と全体的説明 規則開発の背景及び目的 開発経緯 IMO Goal-Based Standard (GBS) との関係 両規則間の調和及び両規則の保守 両規則に共通な考え方及び規定 鋼船規則への取り入れ 1

3 IACS CSR 規則開発の背景 重大海難 海洋汚染事故の発生 IMO/IACS 批判と信頼性低下 安全で環境保護に適した船舶 (Robust/Reliable Ships) 使用目的に適した船舶 (Fit for purpose) 使用しやすい船舶 (User-friendly) - 運航, 保守, 検査 規則強化 新しい規則の開発 信頼性回復 規則開発の目的 (1) IACS (10 船級協会 ) 独自の構造規則 各船級協会独自の経験 研究開発に基づき開発したもの 条約などの構造要件 縦強度 鋼材の使用等必要最小限度の IACS 統一規則 同一設計の船舶でも適用する船級規則により異なる部材寸法となる 船級協会間の構造寸法の共通化 共通構造規則作成 タンカーとばら積貨物船規則は 少なくとも既存のどの船級協会規則よりも業界の要望に応え かつ 認知されるものとする 多くの船級の研究開発成果及び経験を 1 規則に取り込む 2

4 規則開発の目的 (2) 透明性 説明性のある規則の作成及び提供 規則開発過程において 規則案の開示 業界への説明 業界からの要望などを反映技術的背景及び試計算結果の提示 IMO が開発している Goal-based Standard(GBS) の目的及び機能要件に合致した規則提供 IMO GBS Tier 4 に位置づけられる 規則開発経緯 (1) 2003 年 12 月に IACS 理事会は 2 つの Pilot Project を承認 JTP : Joint Tanker Project LRS, ABS & DNV Complete Set of Structural Rules for Double Hull Oil Tankers Length greater than or equal to 150m JBP : Joint Bulker Project BV, CCS, GL, KR, NK, RINA & RS Complete set of Structural Rules for SSS and DSS Bulk Carriers Length greater than or equal to 90m 3

5 規則開発経緯 (2) ( ) 施行 第 1 次規則案公表規則案説明 ( 東京 福岡 今治を含む主要都市 ) 第 1 次規則案に対するコメント JBP/JTP&SAJ/JSA 合同会議 第 2 次規則案公表 IACS CEO/C51 理事会 採択及び施行スケジュールの採択 JBP/JTP&SAJ/JSA 合同会議第 2 次規則案に対するコメント 最終案公表及び理事会に提出 IACS C52 理事会で採択 (14 日 ) IMO GBS との関係 (1) Goal Based-Standards (GBS) 構造損傷に関わる重大事故 海洋汚染事故を契機に 船体構造の安全性強化 環境への配慮などを目的に IMO として策定する構造規則で 安全目標などを定める規則である 2004 年 ~2010 年迄の IMO における長期作業 IMO での審議経緯 MSC78( ) GBSの枠組みに関する審議 WG 設置 MSC79( ) WGにて審議 MSC80( ) WGにて審議 枠組みについて合意 CGを設置 4

6 IMO GBS との関係 (2) 5 層構造の新規則体系 Tier I Tier II Goals Functional Requirements IMO IMO Draft text discussed at MSC80 Tier III Verification and Acceptance Criteria IMO (To be developed) Tier IV Tier V IACS CSR for Tankers & Bulk Carriers Industry Standards, Practices and Quality System IACS INDUSTORY 両規則間の調和 (1) 2つの規則の開発経緯 背景の違い - タンカー折損 沈没事故による油汚染と批判 - BC 安全強化策と二重船側構造要求 - 各船級規則概念 考え方 計算手法の相違 等々 等々 主要技術要素の違い業界批判! 両規則調和のための検討 (RPE AHG/RTH SGI) 5

7 両規則間の調和 (2) 最終寸法に強い影響を及ぼす以下の項目は調和作業完了 (1) 腐食予備厚 (0.5mm 単位に切り上げ ) (2) 計算端数処理法 ( 要求ネット寸法の小数点第 1 位を 2 捨 3 入 ) (3) 波浪荷重 ( 斜波及びせん断力 (IACS UR S11 と同じ )) (4) 縦曲げ最終強度 ( 許容静水中縦曲げモーメントを使用する場合 波浪縦曲げモーメントの部分安全係数 1.2) (5) 縦曲げに関わる座屈強度評価 ( ハ ルカー規則に整合 ) (6) 直接強度計算 ( 計算チェック ) 長期作業 : 採択後に調和を図る項目 (a) 波浪荷重 (b) 疲労強度評価 (c) 直接強度計算手法 (FEA) (d) FEAに基づく座屈強度評価 長期調和作業は IACS Hull Panel のもとで数年かけて作業を行う 両規則の保守 (2006 年 4 月 1 日以降 ) 2006 年 4 月を目途に IACS Hull Panel の下に油タンカー及びばら積貨物船 CSR 用の 2 つの保守チームを設置することを検討中 CSR 保守は 以下の 1~3 の事項について 1CSR の共通解釈 2 改正 ( 初期不具合対応を含む ) 3 業界コメントの処理 (Q&A) 迅速な対応を目指し 少人数の専任チームにより実施 上記 1~3 は IACS 内部で統一データベースを活用して 迅速 かつ 整合性があり 効率的な処理を行う 上記 1~3 で確定した内容は IACS の ( 専用 ) ウェブサイトを通じて外部から随時参照できるシステムを構築する予定 6

8 NK の取り組み 合理性と透明性を有した船体構造船体構造基準の開発 ( 鋼船規則 C 編の船体構造規則の見直し ) 荷重推定腐食予備厚強度評価手法疲労強度評価手法 等 損傷データ板厚計測データ実験 実船計測試計算 等々 船体構造強度評価のための技術指針 (1999) タンカー (2001) ばら積貨物船 (2002) 及びコンテナ運搬船 (2003) の構造強度に関するガイドライン 船級符号への付記 PS-DA (PrimeShip Direct Assessment) PS-FA (PrimeShip Fatigue Assessment) 荷重 腐食予備厚 直接強度計算 疲労強度評価 等 CSR( バルカー ) 策定に貢献 両規則に共通の考え方及び規定 IMO GBS の機能要求に対応 1. 環境条件 2. 貨物積載能力及び運航要件 3. 構造強度 4. 建造品質 5. 腐食対策 6. 疲労寿命 7. 検査及び修理のための安全交通 8. 就航中の船舶の構造評価 SOLAS,ILLC,MARPOL 等の条約の遵守 IACS 統一規則 (UR) との整合及び取り入れ 7

9 適用及び船級付記符号 タンカー規則 :Lが150m 以上の二重船殻油タンカーバルカー規則 :Lが90m 以上のバルカー * * トッフ サイト タンク及びビルジホッパタンクを備える船舶 2006 年 4 月 1 日以降建造契約される船舶 規則に適合するタンカー及びばら積貨物船には 船級符号に CSR を付記 1.GBSと一致する設計寿命及び疲労寿命 (25 年 ) 及び海象条件 ( 北大西洋運航 ) の適用 2. 最終強度評価等高度強度評価手法の導入 3. ネット寸法手法 ( 想定腐食後の強度評価 ) の導入 環境条件等 タンカー規則第 7 節 3 バルカー規則第 4 章 2 節及び 3 節 運航海域 : 北大西洋 設計寿命及び疲労寿命 : 25 年 強度評価に対する荷重 : 超過確率 10-8 レベルの極限値 現行規則においては 船体梁強度 ( 縦強度 ) のみ 上記環境条件に基づく荷重に対応している 船体運動及び動揺加速度ハルガーダー荷重 ( 波浪縦曲げモーメント 波浪せん断力及び波浪水平曲げモーメント ) 波浪曲げモーメント及び波浪せん断力は IACS UR S11 ( 現行規則 ) と同じ 8

10 使用材料等 タンカー規則 6 節 1 バルカー規則 3 章 1 節 材料及び溶接材料 : IACS UR Ws 材料係数 k : IACS UR S4 HT40は 0.68 鋼材の使用区分 : IACS UR S6 バルカー規則 : SOLAS XII 章 規則対応倉内肋骨下部肘板及び当該箇所の外板をD/DH 級鋼以上の鋼材を要求タンカー規則 6 節 5 溶接バルカー規則 11 章 2 節 完全溶け込み溶接の適用及び隅肉脚長等現行規則の一部修正タンカー規則 6 節 5 バルカー規則 11 章 1 節 建造品質 IACS Recommendation No.47 又は認知された品質基準 (JSQS 等 ) による 強度評価手法 限界状態評価手法の導入 タンカー規則第 2 節 4 & 5 バルカー規則第 3 章 4 節 損傷状態 ( 限界状態 ) に対応する荷重シナリオを組合せ 構造強度を評価する手法 終局限界状態 (ULS) 想定される最大荷重に対し構造が崩壊しない状態 ( 構造の終局強度に達しない状態 ) 使用限界状態 (SLS) 使用中に想定される荷重に対し構造的機能が喪失しない状態 ( 構造が塑性しない状態 ) 事故限界状態 (ALS) 想定される事故 浸水した状態に対し構造が崩壊しない状態 ( 構造の終局強度に達しない状態 ) 疲労限界状態 (FLS) 想定される繰り返し荷重に対し疲労損傷が生じない状態 9

11 局部強度 タンカー規則第 8 節 2-6 バルカー規則第 6 章 荷重 板部材塑性理論に基づく板厚算式縦曲げによる軸力を考慮防撓材梁理論に基づく曲げ強度及びせん断強度算式防撓材縦曲げによる軸力を考慮桁部材梁理論に基づく曲げ強度 ( タンカー規則 ) 及びせん断強度算式 Lが150m 未満のばら積貨物船 : 規則算式 Lが150m 以上のばら積貨物船 : 直接強度計算による タンカー規則では 直接強度計算の結果により算式要求値の 85% まで軽減できる 全体強度 軸力 軸力 貨物倉又は貨物区域を含む広範囲の構造に対し 有限要素法による直接強度計算 (FEA) により評価 縦強度 ネット寸法に基づき現行規則を修正 IACS UR S7( 現行規則 ) の中央部の最小断面 2 次モーメント及び最小断面係数 0.9 許容応力 IACS UR S11( 現行規則 ) 0.9 ( 曲げ :190N/mm 2 せん断 :120N/mm 2 ) 座屈強度評価 (t CA を考慮 DIN の評価式 ) タンカー規則第 2 節 5.4 バルカー規則第 3 章 4 節 0.5tc( 腐食予備厚 ) 控除後の断面係数は 縦強度上の衰耗限度とほぼ同値 DH VLCC(Deck) DH VLCC(Bottom) Sention modulus (DH Tanker and SSS BC) DH Afra Tanker(Deck) DH Afra Tanker(Bottom) SSS Handy BC(Deck) SSS Handy BC(Bottom) SSS P-max BC(Deck) SSS P-max BC(Bottom) SSS Cape BC(Deck) SSS Cape BC(Bottom) 10

12 縦曲げ最終強度 船体構造にとって最も致命的な損傷である船体梁の折損を制御する意味で最も重要な強度評価項目部分安全係数手法の導入 γ M S M S M W M γ S γ W γ R U S + γ W M W M U 静水中縦曲げモーメント波浪縦曲げモーメント縦曲げ最終耐荷容量 Ms に対する部分安全係数で 1.0 とする γ R Mwに対する部分安全係数で 荷重に対する不確定要素を考慮したもの Msを許容値とする場合 1.2( 共通 ) LM 最大値とする場合 1.3( タンカー ) とする 縦曲げ最終耐荷容量に対する部分安全係数で 使用材料 強度モデル等の不確定性を考慮し 1.1とする 防食対策 (1) 腐食予備厚 = 衰耗限度 ( 切替基準 ) 設計時 就航中 Coating 腐食予備厚就航中の想定される衰耗量 要求ネット寸法就航中の想定荷重に耐えるために必要な寸法 計測板厚が この範囲になると毎年の板厚計測又は再塗装が必要 検査間隔 2.5 年で想定される腐食量 (0.5 mm) Coating 衰耗限度 切替が要求される板厚 腐食予備厚 : 構造部材が曝される片面の腐食環境に応じ設定 11

13 Owner s Extra Corrosion Addition Required Net Thickness ネット寸法手法 Offered gross Thickness バルカー規則第 3 章 2 節 Local : 板部材 Local : 防撓材 t + gross _ req t = t net _ req net_ req = tgross_ off t Global 応力 : 縦強度 直接計算 t CA t = t 0. 5t net_ req gross_ off 限界座屈応力 tnet_ req = tgross_ off 疲労評価 net _ req タンカー規則第 2 節 gross _ off t CA t = t 0. 5t CA CA CA タンカー規則における疲労評価では ハルガーダー応力 FEA での評価位置以外は 0.25t CA を控除 腐食予備厚 タンカー規則第 6 節 3 バルカー規則第 3 章 3 節 60 万点に及ぶ板厚計測データ 確率論に基づく科学的な腐食進行モデル 腐食環境要因の分析 適用規則 (MARPOL 条約 ) 塗装要件 ( バラストタンク 貨物倉内 ) 構造部材の位置 船のサイズなど 設計寿命 25 年において鋼材切替量を最小化するような確率レベルを考慮 25 年 95% % 確率レベルの腐食推定量 ( 平均値 +2 標準偏差 ) 相当 12

14 甲板下 3m 迄 船側外板 3.5mm* (3.0mm) 腐食予備厚 CSR (NK) 赤字は CSR 要求値 括弧内数値は NK 規則 防撓材の数値は 断面係数算式における腐食に対する余裕分を示す * 岸壁接触箇所舷側厚板 3.5mm (3.0mm) 上甲板 4.0mm (4.0mm) 船側外板 3.0mm (3.0mm) 甲板横桁ウェブ 4.0mm (3.5mm) 縦通肋骨 4.0mm (32%) 内殻板 3.0mm (3.5mm) ホッパ斜板 3.0mm (3.5mm) 縦通肋骨 2.5mm (32%) 甲板横桁面材 4.0mm (3.5mm) 縦通隔壁 4.0mm (3.5mm) 横隔壁 4.0mm (3.5mm) 縦通隔壁及び横隔壁 2.5mm (3.5mm) 内殻板 4.0mm (3.5mm) 隔壁横桁ウェブ 2.5mm (3.5mm) 隔壁横桁面材 3.5mm (3.5mm) 内底板 4.0mm (3.5mm) 水平桁及び横桁 4.0mm (2.5mm) 船側縦通肋骨 4.0mm (20%) 水平桁及び横桁 船側縦通肋骨 3.0mm (20%) 船底外板及びビルジ外板 3.0mm (3.0mm) 縦通肋骨 3.0mm (20%) 桁板及び肋板 トランスリングウェブ トランスリング面材 3.5mm (2.5mm) 腐食予備厚 CSR(NK) (BC-A 及び BC-B 船 ) 上甲板 4.0mm (2.5mm) 舷側厚板 3.5mm (2.5mm) 3m 下方迄 船側外板 ( 単船側 ) 3.5mm (2.5mm) 船側外板 ( 二重船側 ) 船側外板 ( 単船側 ) 4.0mm* (2.5mm) 船側外板 ( 二重船側 ) 3.5mm* (2.5mm) クロスデッキ ( 上部スツール ( 空所 )) 斜板 3.5mm (2.5mm) Water Ballast 斜板 4.0m (2.5mm) 内殻板 4.0mm (2.5mm) ホッパ斜板 ** 5.5mm (5.0mm) 横隔壁 6.5mm (3.5mm) * 満載喫水線からバラスト喫水線まで トランスリング面材 4.5mm (2.5mm) 倉口縁材 : 3.5mm (2.5mm) 上部スツール 4.0mm (3.5mm) 横隔壁上部 5.5mm (3.5mm) 倉内肋骨上部肘板及び倉内肋骨 4.5mm (20%) 倉内肋骨下部肘板 5.0mm (20%) 下部スツール 6.5mm (3.5mm) 内底板 ** 5.5mm (5.0mm) Water Ballast 縦通肋骨 4.0mm (20%) トランスリングウェブ 4.0mm (2.5mm) 桁材ウェブ ( 二重船側内 ) 肋骨 ( 二重船側内 ) 3.0mm (20%) トランスリング及び横桁 i 面材 3.5mm (2.5mm) トランスリングウェブ 船底外板及びビルジ外板 ** グラブ荷役を考慮 桁板及び肋板 縦通肋骨 : 3.0mm (20%) 13

15 腐食予備厚 CSR(NK) (BC BC-C) * 満載喫水線からバラスト喫水線まで 上甲板 4.0mm (2.5mm) 舷側厚板 3.5mm (2.5mm) クロスデッキ ( 上部スツール ( 空所 )) 斜板 3.5m (2.5mm) トランスリング面材 4.5mm (2.5mm) 倉口縁材 : 2.5mm (2.5mm) 縦通肋骨 4.0mm (20%) トランスリングウェブ 4.0mm (2.5mm) 3m 下方迄 船側外板 ( 単船側 ) 3.5mm (2.5mm) 船側外板 ( 二重船側 ) 船側外板 ( 単船側 ) 4.0mm* (2.5mm) 船側外板 ( 二重船側 ) 3.5mm* (2.5mm) 斜板 Water Ballast 内殻板 3.0mm (2.5mm) ホッパ斜板 ** 4.5mm (4.5mm) 上部スツール 3.0mm (3.5mm) 横隔壁上部 2.5mm (3.5mm) 横隔壁 3.5mm (3.5mm) 下部スツール 4.0mm (3.5mm) 倉内肋骨上部肘板 2.5mm (20%) 倉内肋骨及び倉内肋骨下部肘板 3.0mm (20%) 内底板 ** 4.5mm (4.5mm) Water Ballast 桁材ウェブ ( 二重船側内 ) 肋骨 ( 二重船側内 ) 3.0mm (20%) トランスリング及び横桁 i 面材 3.5mm (2.5mm) トランスリングウェブ 船底外板及びビルジ外板 ** 内張り省略 桁板及び肋板 縦通肋骨 : 3.0mm (20%) 防食対策 (2) 塗装要件 タンカー規則第 6 節 2 バルカー規則第 3 章 5 節 塗装箇所 塗装仕様 電気防食を採用する場合の取り扱いは現行規則とおり 塗装仕様基準が IMO で採択された場合には 同基準が採択された日以降建造契約される船舶にあっては 同基準に従うことになる ばら積貨物船規則では Light Color を強制化 14

16 疲労寿命 タンカー規則第 9 節 3 バルカー規則第 8 章 疲労評価の条件 : 25 年間の 85% の期間北大西洋の航行 (15% は オフ 入渠 港内での荷役などの大洋航行していない期間とする ) 疲労評価は 線形被害則に基づく 疲労評価における 2 つの応力評価手法 縦通防撓材と横桁部材との結合部における疲労評価において 簡易な梁理論に基づく縦通防撓材の応力評価手法 有限要素法に基づく応力評価手法 評価対象箇所は 疲労損傷の生じ易い箇所 バルカー規則 : ハッチコーナー部も評価対象箇所 検査及び修理のための安全交通等 SOLAS 条約 II-1 章及び IACS UI( 統一解釈 )191 構造配置等 隔壁配置衝突隔壁及び船尾隔壁の配置 水密隔壁の数等は 現行規則とおり 区画配置 コファダム 二重底 二重船殻の配置 分離等は 現行規則とおり タンカー規則第 5 節 5 バルカー規則第 2 章 2 節タンカー規則第 5 節 2 バルカー規則第 2 章 1 節タンカー規則第 5 節 3&4 バルカー規則第 2 章 2 節 15

17 就航中の船舶の構造評価 構造評価 タンカー規則 12 節 バルカー規則 13 章 構造部材の局部に生じる腐食と構造部材に一様に生じる全体腐食を明確に定義 局部強度部材の衰耗限度と船体梁のような全体強度部材の衰耗限度 衰耗限度と腐食予備厚が直接的な関係にあり 衰耗限度に関する情報も予め提出 鋼船規則への取り入れ 鋼船規則 A 編 鋼船規則 CSR-B 編及び鋼船規則 CSR-T 編の新設 共通構造規則を取り入れ 鋼船規則 CSR-B 編 ( ばら積貨物船のための共通構造規則 ) 及び鋼船規則 CSR-T 編 ( 二重船殻油タンカーのための共通構造規則 ) の適用規定を新設鋼船規則 CSR-B 編又は鋼船規則 CSR-T 編に適合した船舶には 船級付記符号 CSR を付与 16

Microsoft PowerPoint - 技術セミナー資料 rev3.1.ppt

Microsoft PowerPoint - 技術セミナー資料 rev3.1.ppt 目次 1. はじめに 2. CSR に対応したソフトウェア 共通構造規則 (CSR( CSR-B 編及び CSR-T 編 ) に対する本会の取り組みと現状日本海事協会船体部 開発部 3. 図面審査におけるCSR 適用例と知見について 3.1 縦強度及び縦曲げ最終強度 3.2 バルクキャリアの規則計算 ( 局部強度 ) 3.3 バルクキャリアの直接強度計算 3.4 プロダクトタンカーの規則計算 ( 局部強度

More information

csr_txt_2007.pdf

csr_txt_2007.pdf 1. 共通構造規則 (CSR-B 編及び CSR-T 編 ) に対する本会の取り組みと現状 1. はじめに 船体部 開発部 IACS 共通構造規則 ( 鋼船規則 CSR-B 編及び CSR-T 編, 以下 CSR という ) が 2006 年 4 月 1 日に発効してから 1 年余が経過し,CSR を適用したばら積貨物船及びタンカーの設計が本格化してきている これを受け, 本会においてもこれらの船舶の図面承認が増加の一途を辿っていることから,

More information

ことができる 防撓パネルには 切断 溶接等で生じる初期不整として Elr 座屈モードの撓みを予め与えており 圧縮荷重によってこのモードの変形が増大する 変形が増大していくと 次第にスパン中央部の防撓材のフェイス付近に圧縮応力による降伏が生じ 防撓パネルは最終強度に達する (Fig.3) このような崩

ことができる 防撓パネルには 切断 溶接等で生じる初期不整として Elr 座屈モードの撓みを予め与えており 圧縮荷重によってこのモードの変形が増大する 変形が増大していくと 次第にスパン中央部の防撓材のフェイス付近に圧縮応力による降伏が生じ 防撓パネルは最終強度に達する (Fig.3) このような崩 板 小骨基準の見直しについて 1. はじめに NK では ここ数年来 直接強度計算ベースの基準の見直しが進められ 設計荷重 腐食控除量 座屈 疲労等の各種強度評価法の精度を高め より合理的で高い説明性を有した強度基準を開発した これらの成果は タンカーの構造強度に関するガイドライン 及び ばら積貨物船の構造強度に関するガイドライン として公表されており 既に多くの船舶に適用されている 直接強度計算ベースの強度基準は

More information

これは IACS Common Structural Rules for Bulk Carriers 2006, Corrigenda 4 に対する鋼船規則 CSR-B 編ばら積貨物船のための共通構造規則の一部改正です 鋼船規則 CSR-B 編 ばら積貨物船のための共通構造規則 Corrigenda

これは IACS Common Structural Rules for Bulk Carriers 2006, Corrigenda 4 に対する鋼船規則 CSR-B 編ばら積貨物船のための共通構造規則の一部改正です 鋼船規則 CSR-B 編 ばら積貨物船のための共通構造規則 Corrigenda これは IACS Common Structural Rules for Bulk Carriers 2006, Corrigenda 4 に対する鋼船規則 CSR-B 編ばら積貨物船のための共通構造規則の一部改正です 鋼船規則 CSR-B 編 ばら積貨物船のための共通構造規則 Corrigenda 4 1/39 1 章一般原則 1 章一般原則 4 節記号及び定義 4 節記号及び定義 1. 主要な記号及び単位

More information

対象船舶 (*) 設計荷重を負荷した構造解析による応力の評価 ( 山波 谷波 静荷重 ) ハルガーダモーメントによる応力の評価 ( 梁理論 ) 公称応力範囲 公称平均応力 公称応力範囲 公称平均応力 (**) 最大 HS 応力範囲 応力集中係数 構造的 HS 平均応力 等価 HS 応力範囲 等価応力

対象船舶 (*) 設計荷重を負荷した構造解析による応力の評価 ( 山波 谷波 静荷重 ) ハルガーダモーメントによる応力の評価 ( 梁理論 ) 公称応力範囲 公称平均応力 公称応力範囲 公称平均応力 (**) 最大 HS 応力範囲 応力集中係数 構造的 HS 平均応力 等価 HS 応力範囲 等価応力 疲労強度評価ガイドラインの概要 ( ダブルハルタンカー編 ) 1. はじめに NK では 船体構造の実用的な疲労強度評価手法として ダブルハルタンカーの大骨に対する評価としての 疲労強度評価ガイドライン ( ダブルハルタンカー編 ) 及びダブルハルタンカー並びにバルクキャリヤーの縦通肋骨に対する評価としての 縦通肋骨疲労強度評価暫定指針 を開発している これらガイドライン及び暫定指針は 共通した設計荷重の考え方及び強度評価判定基準に基づく評価手法を提示するものである

More information

日本海事協会会誌 No.314, 2016(Ⅰ) 44 るようA 編 1.2.1を改めた (4) 鋼船規則 C 編,S 編及びPS 編において,CSR-B 編又はCSR-T 編の要件を参照していたが, 鋼船規則 CSR-B&T 編の制定に伴って,CSR-B&T 編の関連要件を参照するよう改めた また

日本海事協会会誌 No.314, 2016(Ⅰ) 44 るようA 編 1.2.1を改めた (4) 鋼船規則 C 編,S 編及びPS 編において,CSR-B 編又はCSR-T 編の要件を参照していたが, 鋼船規則 CSR-B&T 編の制定に伴って,CSR-B&T 編の関連要件を参照するよう改めた また 43 2016 年版鋼船規則及び関連検査要領等における改正点の解説 抜粋 27. 鋼船規則 CSR-B&T 編制定並びに鋼船規則 A 編,B 編,C 編,CSR-B 編, CSR-T 編,S 編及びPS 編における改正点の解説 ( ばら積貨物船及び油タンカーのためのIACS 共通構造規則 ) 1. はじめに 2015 年 2 月 27 日付一部改正により制定されたCSR- B&T 編並びに同日付一部改正により改正されている鋼船規則

More information

1 船体関連改正規則の解説 船首フレア部の構造強度 2 改正の背景 < バウフレアスラミング損傷 > 船首部上方付近の船側外板の傾斜角 ( フレア角 ) が大きい自動車運搬船やコンテナ運搬船におけるスラミングによる損傷 対策 A フレア角 Sec.A 損傷位置 2001 年船首フレア部の

1 船体関連改正規則の解説 船首フレア部の構造強度 2 改正の背景 < バウフレアスラミング損傷 > 船首部上方付近の船側外板の傾斜角 ( フレア角 ) が大きい自動車運搬船やコンテナ運搬船におけるスラミングによる損傷 対策 A フレア角 Sec.A 損傷位置 2001 年船首フレア部の 2.3 船体関連 2.3.1 船首フレア部の構造強度改正理由自動車運搬船やコンテナ運搬船では, 自動車やコンテナの積載量を多くするため 船首近傍の甲板面積を広くする設計がなされている このため 船首部付近の船側外板傾斜角 ( フレア角 ) が大きくなり バウフレアスラミングといわれる衝撃荷重が作用する この衝撃荷重により船首部の構造が損傷を被る場合がある そこで本会は, 船首フレア部の構造強度に関する規定を

More information

船体及び海洋構造物関連改正規則の解説 一般乾貨物船の定義 改正の背景 IACS 統一規則 Z7 ( 貨物船の就航後の検査 ) IACS 統一規則 Z7.1( 一般乾貨物船の就航後の検査 ) 一般乾貨物船 : 固体貨物を運搬する貨物船 損傷が多くみられる IACS では強化した検査を要求

船体及び海洋構造物関連改正規則の解説 一般乾貨物船の定義 改正の背景 IACS 統一規則 Z7 ( 貨物船の就航後の検査 ) IACS 統一規則 Z7.1( 一般乾貨物船の就航後の検査 ) 一般乾貨物船 : 固体貨物を運搬する貨物船 損傷が多くみられる IACS では強化した検査を要求 2.3 船体及び海洋構造物関連 2.3.1 一般乾貨物船の定義改正理由 IACS は, 一般乾貨物船の就航後の検査の要件を定めた IACS 統一規則 Z7.1 の改正を 2011 年 10 月に採択した 同改正では, 一般乾貨物船のうち, 貨物倉の船側部が, 貨物区域内の全長にわたり, かつ最上層の全通甲板に達する高さまで全て二重船側構造となる船舶については, 単船側構造とする一般乾貨物船と比較して安全性が確保されているとの理由により,IACS

More information

Microsoft Word - 提言 表紙.doc

Microsoft Word - 提言 表紙.doc 超大型コンテナ船の構造安全対策の検討に係る調査研究 ( 別冊 ) 超大型コンテナ船の極厚鋼板溶接継手部の脆性破壊防止に関する提言 2009 年 3 月 財団法人日本船舶技術研究協会 超大型コンテナ船の極厚鋼板溶接継手部の脆性破壊防止に関する提言 目次 はじめに --------------------------------------------------- 1 1. 一般 ---------------------------------------------------

More information

e IMO a b[25 ] 1 c d[25 ] AWES IACS// Robust Ship IACS// MSC79 * 1 [ ] IMO 3. IACS CSR IMOMSC77 IACS Common StructuralRules C

e IMO a b[25 ] 1 c d[25 ] AWES IACS// Robust Ship IACS// MSC79 * 1 [ ] IMO 3. IACS CSR IMOMSC77 IACS Common StructuralRules C 7 6 7 6 1 1. 2002 11 13 77,000 6 11 19 25,000 ABS 2001 4 SOLAS IMO IMO Goal-BasedStandard GBS 2002 11 IMO 89 2003 5 IMO 77 MSC77 GBS IMO IACS 2. IMOMSC78 2004 5 MSC78 IACS// GBS 7-6-1 Robust Ship IMO a

More information

untitled

untitled 2.9 船級検査 ( 2.6 シェル型 ( 煙管式 ) 排ガスエコノマイザ に関連する検査要件を除く ) 1. 船級維持検査の時期 定期検査に準じて行う中間検査 (1.1.3-1.(2)) ( 改正前 ) 建造後 10 年を超えるばら積貨物船建造後 15 年を超える油タンカー及び危険化学品ばら積船建造後 15 年を超える総トン数が 500 トン以上の一般貨物船 ( 改正後 ) 建造後 10 年を超えるばら積貨物船建造後

More information

船体構造の疲労モニタリングの実用化 1. はじめに 船体構造強度評価において, 疲労強度は降伏強度, 座屈強度及び最終強度と並び重要な検討項目の一つである 現在, 船舶は想定した就航期間 ( 一般商船の場合は通常 25 年 ) に対し, 十分な疲労強度を有するように設計されている しかしながら, 設

船体構造の疲労モニタリングの実用化 1. はじめに 船体構造強度評価において, 疲労強度は降伏強度, 座屈強度及び最終強度と並び重要な検討項目の一つである 現在, 船舶は想定した就航期間 ( 一般商船の場合は通常 25 年 ) に対し, 十分な疲労強度を有するように設計されている しかしながら, 設 2. 船体構造の疲労モニタリングの実用化 船体構造の疲労モニタリングの実用化 1. はじめに 船体構造強度評価において, 疲労強度は降伏強度, 座屈強度及び最終強度と並び重要な検討項目の一つである 現在, 船舶は想定した就航期間 ( 一般商船の場合は通常 25 年 ) に対し, 十分な疲労強度を有するように設計されている しかしながら, 設計時に想定した標準的な航路と実際に本船が航行した航路が異なる場合

More information

改正条項鋼船規則 B 編 1.3.1, 表 B3.5, 表 B5.5-1, 表 B5.5-2, 表 B5.6-2, 表 B5.7,5.2.6, 表 B5.8 鋼船規則検査要領 B 編 B1.4.2,B5.2.3,B5.2.7 ( 日本籍船舶用及び外国籍船舶用 ) 64

改正条項鋼船規則 B 編 1.3.1, 表 B3.5, 表 B5.5-1, 表 B5.5-2, 表 B5.6-2, 表 B5.7,5.2.6, 表 B5.8 鋼船規則検査要領 B 編 B1.4.2,B5.2.3,B5.2.7 ( 日本籍船舶用及び外国籍船舶用 ) 64 2.3 船体及び材料関連 2.3.1 船体検査改正理由 IACS において, 就航後の船体検査に関する要件を規定する IACS 統一規則 Z7 シリーズ及び Z10 シリーズの一部改正が 2013 年 5 月及び 6 月に採択された 同改正では, 一般乾貨物船の定義から除外される船舶について見直しが行われるとともに, 同シリーズ内における要件の整合を図るべく, 船体構造を検査する際の安全な接近方法及び船長の立会いのもと行われる貨物タンクの圧力試験の取扱いについて明確化が行われた

More information

大型コンテナ船安全検討会報告書 本報告書は MOL COMFORT 船体折損事故の可能性及び大型コンテナ船の構造安全に関する調査結果を報告するものであり MOL COMFORT 船体折損事故後における大型コンテナ船の安全対策の検討並びに関連海事産業の技術的な向上を支援する目的のために作成されたもので

大型コンテナ船安全検討会報告書 本報告書は MOL COMFORT 船体折損事故の可能性及び大型コンテナ船の構造安全に関する調査結果を報告するものであり MOL COMFORT 船体折損事故後における大型コンテナ船の安全対策の検討並びに関連海事産業の技術的な向上を支援する目的のために作成されたもので 大型コンテナ船安全検討会 報告書 2014 年 9 月 大型コンテナ船安全検討会 大型コンテナ船安全検討会報告書 本報告書は MOL COMFORT 船体折損事故の可能性及び大型コンテナ船の構造安全に関する調査結果を報告するものであり MOL COMFORT 船体折損事故後における大型コンテナ船の安全対策の検討並びに関連海事産業の技術的な向上を支援する目的のために作成されたものである 同目的以外の事項については本報告書の検討対象外であり

More information

附属 バラスト水交換に関する設計及び建造基準のためのガイドライン (G11) 1 序文 目的 1.1 本ガイドラインは バラスト水及び沈殿物の制御及び管理のための国際条約 ( 条約 ) の規則 D-1 ( バラスト水交換基準 ) に船舶が応諾することを支援するための設計及び構造についての勧告を概説し

附属 バラスト水交換に関する設計及び建造基準のためのガイドライン (G11) 1 序文 目的 1.1 本ガイドラインは バラスト水及び沈殿物の制御及び管理のための国際条約 ( 条約 ) の規則 D-1 ( バラスト水交換基準 ) に船舶が応諾することを支援するための設計及び構造についての勧告を概説し 決議 MEPC.149(55) 2006 年 10 月 13 日採択バラスト水交換に関する設計及び建造基準のためのガイドライン (G11) ( 仮和訳 ) 海洋環境保護委員会は 海洋汚染の防止及び制御のための国際会議の資格を与えられている海洋環境保護委員会 (MEPC) の機能に関する IMO 条約第 38(a) 条を想起し また 2004 年 2 月に開催された船舶バラスト水管理に関する国際会議において

More information

目標安全レベル達成を指向する次世代の船舶安全基準のあり方 ー GBS (Goal Based Standard) by SLA (Safety Level Approach) ー

目標安全レベル達成を指向する次世代の船舶安全基準のあり方 ー GBS (Goal Based Standard) by SLA (Safety Level Approach) ー GBS (Goal Based Standard) by SLA (Safety Level Approach) 1. 2. (SLA (SLA-GBS) 3. SLA-GBS Tier I 4. SLA-GBS Tier II 5. SLA-GBS GBS 6. 1. IMO GBS-SLA 1. SAFEDOR 2000 (2005/2 2008) 2 (SLA-GBS) GBS) (GBS based

More information

4) 横桁の照査位置 P.27 修正事項 横桁 No07~No18 ( 少主桁のNo01からNo06は格子計算による 断面力が発生しないので省略 ) 照査点 No 溶接部名称 継手名称 等級 1 横桁腹板上 主桁腹板 すみ肉 F H 2 横桁腹板下 主桁腹板 すみ肉 F H ただし 上記の 2 つ照

4) 横桁の照査位置 P.27 修正事項 横桁 No07~No18 ( 少主桁のNo01からNo06は格子計算による 断面力が発生しないので省略 ) 照査点 No 溶接部名称 継手名称 等級 1 横桁腹板上 主桁腹板 すみ肉 F H 2 横桁腹板下 主桁腹板 すみ肉 F H ただし 上記の 2 つ照 鋼道路橋の疲労設計資料 4. 疲労設計計算例 の横桁計算の修正 横桁の主桁への連結部の溶接にて 腹板部にすみ肉溶接を フランジ部に完全溶込溶接を採用した設計事例を掲載していますが 溶接部の応力計算の方法を修正いたします 異なる種類の溶接を混在させた場合には 母材の全断面を効とした場合に比べ 各部位の応力の分担が変わるわるため 溶接部の断面を用いて断面性能を計算し 応力を計算しました 詳細については

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation MSC Flaminia 号事故について海上保安大学校山地哲也 日本海洋政策学会 第 4 回年次大会 平成 24 年 12 月 1 日 [http://www.odin.tc/2012/mscflaminiaen.asp] 1: 船舶の避難場所の概要 年月 事故 IMO( 国際海事機関 ) EU( 欧州連合 ) UK( 英国 ) 99.10 SOSREP 任命 99.12 ERIKA 号 00.6

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation H8 年度有限要素法 1 構造強度設計 1. 塑性崩壊 1.3 疲労設計 ( 一部修正版 ) H8-1/6 早川 (R : 夏学期の復習部分 ) 1. 塑性崩壊とその評価法 ( 極限解析 ) R 塑性崩壊 : 構造物として使用に耐えないほどの過度の塑性変形 全断面降伏 前提 : 弾完全塑性材モデル E ひずみ硬化ありひずみ硬化なし : 降伏強さ E : ヤング率 ε 図 1.3 弾完全塑性材モデルの応力

More information

船の規則と IMO 船舶 国際市場において建造 取引 管理 運用 構造, 安全管理, 海洋環境保護の取り決め 国際的な場で議論 関係国の利益がぶつかり合い 政治的技術的調整で規則が決まる 国際海事機関 IMO (International Maritime Organization) 本部 : イギ

船の規則と IMO 船舶 国際市場において建造 取引 管理 運用 構造, 安全管理, 海洋環境保護の取り決め 国際的な場で議論 関係国の利益がぶつかり合い 政治的技術的調整で規則が決まる 国際海事機関 IMO (International Maritime Organization) 本部 : イギ 船級協会 (Classification Societies) 1 船の規則と基礎的用語 世界最大の保険会社 ロイド保険 が船舶の保険をかける場合に必要な資料を作成 ロイド船級協会の前身が組織された 船級協会の役割 船舶と設備の技術上の基準を定める 設計がこの基準に従っているかを確認する 就航前に建造状態を検査する 就航後も定期的に検査をし, 基準に従って管理 運営されていることを保証する 国際条約

More information

Microsoft Word - 建築研究資料143-1章以外

Microsoft Word - 建築研究資料143-1章以外 4. ブレース接合部 本章では, ブレース接合部について,4 つの部位のディテールを紹介し, それぞれ問題となる点や改善策等を示す. (1) ブレースねらい点とガセットプレートの形状 (H 形柱, 弱軸方向 ) 対象部位の概要 H 形柱弱軸方向にガセットプレートタイプでブレースが取り付く場合, ブレースの傾きやねらい点に応じてガセットプレートの形状等を適切に設計する. 検討対象とする接合部ディテール

More information

資料3 船舶ワーキンググループにおける検討方針等について

資料3 船舶ワーキンググループにおける検討方針等について 資料 3 船舶ワーキンググループにおける検討方針等について 1. 検討経緯 (1) 環境配慮契約法基本方針について環境配慮契約法基本方針 ( 以下 基本方針 という ) では 環境配慮契約の推進に関する基本的考え方 の一つとして 以下の項目があげられている 1 環境配慮契約に当たっては 経済性に留意しつつ価格以外の多様な要素をも考慮することで 環境に配慮した物品や役務など ( 以下 物品等 という

More information

技術基準改訂による付着検討・付着割裂破壊検討の取り扱いについてわかりやすく解説

技術基準改訂による付着検討・付着割裂破壊検討の取り扱いについてわかりやすく解説 技術基準改訂による付着検討 付着割裂破壊検討の取り扱いについてわかりやすく解説 2016 年 6 月 株式会社構造ソフト はじめに 2015 年に 建築物の構造関係技術基準解説書 ( 以下 技術基準と表記 ) が2007 年版から改訂されて 付着検討および付着割裂破壊検討に関して 2007 年版と2015 年版では記載に差がみられ お客様から様々な質問が寄せられています ここでは 付着検討や付着割裂破壊検討に関して

More information

<4D F736F F F696E74202D A957A A8EC0895E8D7182C982A882AF82E EF89FC915082CC82BD82DF82CC A83808DC5934B89BB A2E >

<4D F736F F F696E74202D A957A A8EC0895E8D7182C982A882AF82E EF89FC915082CC82BD82DF82CC A83808DC5934B89BB A2E > Techno Forum 2012 実運航における燃費改善のためのトリム最適化 株式会社 MTI 技術戦略グループ上級研究員堀正寿 1 目次 1. はじめに 2. 最適トリムの評価手法 2-1. オペレーションプロファイル調査 2-2. 水槽試験とトリム影響解析 2-3. 実船検証 3. トリムチャートと運用 4. まとめ 2 1-1 トリムの定義 1. はじめに 船尾喫水 (da) と船首喫水 (df)

More information

構造力学Ⅰ第12回

構造力学Ⅰ第12回 第 回材の座屈 (0 章 ) p.5~ ( 復習 ) モールの定理 ( 手順 ) 座屈とは 荷重により梁に生じた曲げモーメントをで除して仮想荷重と考える 座屈荷重 偏心荷重 ( 曲げと軸力 ) 断面の核 この仮想荷重に対するある点でのせん断力 たわみ角に相当する曲げモーメント たわみに相当する ( 例 ) 単純梁の支点のたわみ角 : は 図 を仮想荷重と考えたときの 点の支点反力 B は 図 を仮想荷重と考えたときのB

More information

External Affairs Department Vol (28 March 2017) IACS で最近採択された技術決議 (2016 年 7 ~ 12 月 ) 日本海事協会国際部では 定期的に 国際海事機関 (IMO) の主要会合審議結果や 国際船級協会連合 (IACS)

External Affairs Department Vol (28 March 2017) IACS で最近採択された技術決議 (2016 年 7 ~ 12 月 ) 日本海事協会国際部では 定期的に 国際海事機関 (IMO) の主要会合審議結果や 国際船級協会連合 (IACS) External Affairs Department Vol.2017-01 (28 March 2017) IACS で最近採択された技術決議 (2016 年 7 ~ 12 月 ) 日本海事協会国際部では 定期的に 国際海事機関 (IMO) の主要会合審議結果や 国際船級協会連合 (IACS) の最新動向を皆様に提供しております 今般 IACS の最新動向として 2016 年 7 月から 12

More information

なお 本件に関してご不明な点は 以下の部署にお問い合わせください 一般財団法人日本海事協会 (ClassNK) 本部管理センター別館船体部 EEDI 部門 住所 : 東京都千代田区紀尾井町 3-3( 郵便番号 ) Tel.: Fax:

なお 本件に関してご不明な点は 以下の部署にお問い合わせください 一般財団法人日本海事協会 (ClassNK) 本部管理センター別館船体部 EEDI 部門 住所 : 東京都千代田区紀尾井町 3-3( 郵便番号 ) Tel.: Fax: 標題 EEDI 認証に係る海上速力試験の準備 実施及び解析法について テクニカルインフォメーション 各位 No. 発行日 TEC-1030 2015 年 5 月 29 日 MARPOL 附属書 VI にて要求されるエネルギー効率設計指標 (EEDI) の算出にあたっては 速力試験の結果をふまえた平水中速力の計算が必要となります 今般 速力試験の実施 解析法として IMO の EEDI 検査証書ガイドラインに規定される

More information

耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等

耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等 耐震性 ( 倒壊等防止 ) に係る評価方法 基準改正の方向性の検討 耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等級 ( 構造躯体の損傷防止 ) 耐風等級

More information

集水桝の構造計算(固定版編)V1-正規版.xls

集水桝の構造計算(固定版編)V1-正規版.xls 集水桝の構造計算 集水桝 3.0.5 3.15 横断方向断面の計算 1. 計算条件 11. 集水桝の寸法 内空幅 B = 3.000 (m) 内空奥行き L =.500 (m) 内空高さ H = 3.150 (m) 側壁厚 T = 0.300 (m) 底版厚 Tb = 0.400 (m) 1. 土質条件 土の単位体積重量 γs = 18.000 (kn/m 3 ) 土の内部摩擦角 φ = 30.000

More information

緩衝型船首構造の適用による油流出リスク低減効果

緩衝型船首構造の適用による油流出リスク低減効果 緩衝型船首構造の適用による油流出リスク低減効果 先進的構造研究 PT * 遠藤久芳 山田安平 橋爪豊 1. はじめに大型でかつ高速航行する船舶が衝突した場合には 被衝突船の船側に大きな損傷を与え 乗組員の安全が脅かされるのみならず 積み荷の漏洩により重大な環境汚染を引き起こす恐れも大きい この事故を未然に防止する手段として タンカーのダブルハル化が強制化されつつあるが 2001 年 3 月に発生したダブルハルタンカー

More information

国土技術政策総合研究所資料

国土技術政策総合研究所資料 5. 鉄筋コンクリート橋脚の耐震補強設計における考え方 5.1 平成 24 年の道路橋示方書における鉄筋コンクリート橋脚に関する規定の改定のねらい H24 道示 Ⅴの改定においては, 橋の耐震性能と部材に求められる限界状態の関係をより明確にすることによる耐震設計の説明性の向上を図るとともに, 次の2 点に対応するために, 耐震性能に応じた限界状態に相当する変位を直接的に算出する方法に見直した 1)

More information

Microsoft Word - 技術資料Vol.2.docx

Microsoft Word - 技術資料Vol.2.docx 技術資料 Vol.2 Civil Engineering & Consultants 株式会社クレアテック東京都千代田区西神田 2 丁目 5-8 共和 15 番館 6 階 TEL:03-6268-9108 / FAX:03-6268-9109 http://www.createc-jp.com/ ( 株 ) クレアテック技術資料 Vol.2 P.1 解析種別キーワード解析の目的解析の概要 3 次元静的線形解析

More information

船の種類 船の種類 船の種類 ( 使用目的で分類 ) 商船 ( 積載物の運搬で利益を得る船, 貨物船, 客船 ) 商船の分類 ( 積荷で分類 ) (1) 客船 (2) 貨物船 一般貨物船 (General Cargo Ships)

船の種類 船の種類   船の種類 ( 使用目的で分類 ) 商船 ( 積載物の運搬で利益を得る船, 貨物船, 客船 ) 商船の分類 ( 積荷で分類 ) (1) 客船 (2) 貨物船 一般貨物船 (General Cargo Ships) 船舶工学入門 大学院理工学研究科船舶工学特別コース土岐直二 講義スケジュール < 船の基礎知識 > 第 1 回 (4/12) イントロダクション, 船の種類 第 2 回 (4/17) 船の規則と基礎的用語 < 船の原理と動く仕組み> 第 3 回 (4/26) 浮体静力学 ( 船の傾斜と復原性 )1 第 4 回 (5/10) 浮体静力学 2, 船の抵抗 1 第 5 回 (5/17) 船の抵抗 2 第

More information

建築支保工一部1a計算書

建築支保工一部1a計算書 P7118088-(1) 型枠支保工 (1) 計算書 工事名称 (1) B1FL-3570~1FL (W1-W~WE~WF 間 ) 1 / 1 1: 条件 鉄筋コンクリートの単位重量 r 3.50 kn /m 3 (.400 t/m 3 ) 作業荷重 W 1 ( 作業荷重 :1.47kN/m + 衝撃荷重 :1.96kN/m) 3.430 kn /m (0.350 t/m ) 合板 (1mm) の許容曲げ応力度

More information

問題 2-1 ボルト締結体の設計 (1-1) 摩擦係数の推定図 1-1 に示すボルト締結体にて, 六角穴付きボルト (M12) の締付けトルクとボルト軸力を測定した ボルトを含め材質はすべて SUS304 かそれをベースとしたオーステナイト系ステンレス鋼である 測定時, ナットと下締結体は固着させた

問題 2-1 ボルト締結体の設計 (1-1) 摩擦係数の推定図 1-1 に示すボルト締結体にて, 六角穴付きボルト (M12) の締付けトルクとボルト軸力を測定した ボルトを含め材質はすべて SUS304 かそれをベースとしたオーステナイト系ステンレス鋼である 測定時, ナットと下締結体は固着させた 問題 2-1 ボルト締結体の設計 (1-1) 摩擦係数の推定図 1-1 に示すボルト締結体にて, 六角穴付きボルト (M12) の締付けトルクとボルト軸力を測定した ボルトを含め材質はすべて SUS304 かそれをベースとしたオーステナイト系ステンレス鋼である 測定時, ナットと下締結体は固着させた 測定データを図 1-2 に示す データから, オーステナイト系ステンレス鋼どうしの摩擦係数を推定せよ

More information

< B795FB8C6094C28F6F97CD97E12E786477>

< B795FB8C6094C28F6F97CD97E12E786477> 長方形板の計算システム Ver3.0 適用基準 級数解法 ( 理論解析 ) 構造力学公式集( 土木学会発行 /S61.6) 板とシェルの理論( チモシェンコ ヴォアノフスキークリ ガー共著 / 長谷川節訳 ) 有限要素法解析 参考文献 マトリックス構造解析法(J.L. ミーク著, 奥村敏恵, 西野文雄, 西岡隆訳 /S50.8) 薄板構造解析( 川井忠彦, 川島矩郎, 三本木茂夫 / 培風館 S48.6)

More information

IT1815.xls

IT1815.xls 提出番号 No.IT1815 提出先御中 ハンドホール 1800 1800 1500 - 強度計算書 - 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修平成 5 年度版 電気設備工事監理指針 より 受領印欄 提出平成年月日 株式会社インテック 1 1. 設計条件奥行き ( 短辺方向 ) X 1800 mm 横幅 Y 1800 mm 側壁高 Z 1500 mm 部材厚 床版 t 1 180 mm 底版 t 150

More information

環境保護関連の最近の主な規制推移 北米 & 米カリブ海の NOx3 次規制 (MARPOL 附属書 VI/13 規則 ) 極海コード バラスト水管理条約 燃費報告制度に関する欧州規則 (EU MRV) - 燃料

環境保護関連の最近の主な規制推移 北米 & 米カリブ海の NOx3 次規制 (MARPOL 附属書 VI/13 規則 ) 極海コード バラスト水管理条約 燃費報告制度に関する欧州規則 (EU MRV) - 燃料 2016 ClassNK 秋季技術セミナー 国際条約等の動向 当日配付版 1 目次 1 海洋環境保護関連 (MEPC70の審議結果を含む) 2 海上安全関連 (MSC96の審議結果を含む) 2.3 MSCにおける今後の審議内容 サイバーセキュリティー 水先人用移乗設備 12 人を超える作業者を運送する船舶 2 環境保護関連の最近の主な規制推移 2016 2017 2018 2019 2020 2021

More information

SOFTWARE & SERVICES Japanese TOTAL S H I P C A R E

SOFTWARE & SERVICES Japanese TOTAL S H I P C A R E SOFTWARE & SERVICES Japanese TOTAL S H I P C A R E SOF T WAR E & SERVICES TOTA L S H I P C A R E ClassNKが提供するソフトウェア サービス 船体系 PrimeShip-IPCA 船舶性能計算統合システム DESIGN 設計 PrimeShip-NAPA Manager 機関系 PrimeShip-SHAFT

More information

<8D5C91A28C768E5A8F91836C C768E5A8F A2E786C73>

<8D5C91A28C768E5A8F91836C C768E5A8F A2E786C73> スカイセイフティネット構造計算書 スカイテック株式会社 1. 標準寸法 2. 設計条件 (1) 荷重 通常の使用では スカイセーフティネットに人や物は乗せないことを原則とするが 仮定の荷重としてアスファルト ルーフィング1 巻 30kgが1スパンに1 個乗ったとした場合を考える ネットの自重は12kgf/1 枚 これに単管 (2.73kgf/m) を1m 辺り2 本考える 従ってネット自重は合計で

More information

改正案の概要 改正規則等事業所承認規則無線設備規則鋼船規則検査要領 B 編 ( 日本籍船舶用及び外国籍船舶用 ) 安全設備規則 ( 日本籍船舶用 ) 鋼船規則 B 編高速船規則フローティングドック規則内陸水路航行船規則高速船規則検査要領内陸水路航行船規則検査要領 ( 外国籍船舶用 ) 改正事項サービ

改正案の概要 改正規則等事業所承認規則無線設備規則鋼船規則検査要領 B 編 ( 日本籍船舶用及び外国籍船舶用 ) 安全設備規則 ( 日本籍船舶用 ) 鋼船規則 B 編高速船規則フローティングドック規則内陸水路航行船規則高速船規則検査要領内陸水路航行船規則検査要領 ( 外国籍船舶用 ) 改正事項サービ 改正規則等事業所承認規則無線設備規則鋼船規則検査要領 B 編 安全設備規則 ( 日本籍船舶用 ) 鋼船規則 B 編高速船規則フローティングドック規則内陸水路航行船規則高速船規則検査要領内陸水路航行船規則検査要領 ( 外国籍船舶用 ) 改正事項サービスの提供事業所の承認に関する事項 IACS は, 板厚計測事業所, 水中検査事業所等のサービスの提供事業所 ( 以下, 事業所という ) が必要な能力を有していることを確認するための事業所承認に関する要件を統一規則

More information

2009 年 ClassNK 春季技術セミナー IMO 及び IACS の動向 2009 年 7 月 目次 IMO の動向 -IMOで最近採択された改正 - 次回会合で採択が見込まれる改正 -IMOで継続審議されている主な議論 IACS の動向 - IACS で継続審議されている主な議論 2 57

2009 年 ClassNK 春季技術セミナー IMO 及び IACS の動向 2009 年 7 月 目次 IMO の動向 -IMOで最近採択された改正 - 次回会合で採択が見込まれる改正 -IMOで継続審議されている主な議論 IACS の動向 - IACS で継続審議されている主な議論 2 57 IMO 及び IACS の動向 2009 年 ClassNK 春季技術セミナー IMO 及び IACS の動向 2009 年 7 月 目次 IMO の動向 -IMOで最近採択された改正 - 次回会合で採択が見込まれる改正 -IMOで継続審議されている主な議論 IACS の動向 - IACS で継続審議されている主な議論 2 57 IMO の動向 3 IMO の動向 SOLAS 条約の改正 2010

More information

コンテナ船の大型化と溶接の取り組み

コンテナ船の大型化と溶接の取り組み コンテナ船の大型化と溶接の取り組み ジャパンマリンユナイテッド株式会社豊田昌信 木治昇 株式会社 IHI 猪瀬幸太郎 コンテナ船は 船体内部にコンテナ貨物を積載するために 上甲板に大きな開口部があり スペースが限定されている コンテナ船の大型化に伴い この上甲板周りに使用する極厚 高張力鋼を開発し続けることで 大洋を航行する中で受ける荷重に耐える構造とするとともに コンテナ船の大型化や船体構造重量の軽量化に取り組んできた

More information

日整連第  -   号

日整連第  -   号 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の一部を改正する告示案 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 ( 新旧対照条文 平成十四年国土交通省告示第六百十九号 ) ( 傍線部分は改正部分 ) 改 正 現 行 第 2 章自動車の保安基準第 2 章自動車の保安基準 第 1 節 指定自動車等であって新たに運行の用に供しようとするもの等の保安基準の 第 1 節 指定自動車等であって新たに運行の用に供しようとするもの等の保安基準の

More information

FSS 3 200l IMO IMO 94 MSC94 MSC.1/Circ.1499 MSC.1/Circ.1499 R R B1 73

FSS 3 200l IMO IMO 94 MSC94 MSC.1/Circ.1499 MSC.1/Circ.1499 R R B1 73 2.3 2.3.1 FSS 3 200l IMO 2014 11 IMO 94 MSC94 MSC.1/Circ.1499 MSC.1/Circ.1499 R R23.2.1 7-1 7-1-B1 73 2.3.1 FSS 3 200 IACSIMO MSC.1/Circ.1499 2014 11 NK 74 75 2.3.2 SOLAS II-2 9 A-30 A-0 IMO 2015 6 IMO

More information

1 艤装及び材料関連改正規則の解説 通風筒の閉鎖装置 2 改正の背景 通風筒の閉鎖装置 保守 整備等が行き届きにくい 毎年,PSC において腐食等の欠陥が指摘 対策を講じているが, 依然として欠陥が減少していない 欠陥の早期発見及び減少に向けた対策を講じる必要がある 41

1 艤装及び材料関連改正規則の解説 通風筒の閉鎖装置 2 改正の背景 通風筒の閉鎖装置 保守 整備等が行き届きにくい 毎年,PSC において腐食等の欠陥が指摘 対策を講じているが, 依然として欠陥が減少していない 欠陥の早期発見及び減少に向けた対策を講じる必要がある 41 2.2 艤装及び材料関連 2.2.1 通風筒の閉鎖装置改正理由通風筒の閉鎖装置については, 保守及び整備等が行き届かない部分も少なくないことから, 毎年, ポート ステート コントロール (PSC) において腐食衰耗等の欠陥が指摘されている 本会としても, 検査キャンペーンの実施等により対策を講じてきたが, 依然として PSC での欠陥指摘数が減少していない これらの閉鎖装置についての欠陥の早期発見のためには,

More information

強化プラスチック裏込め材の 耐荷実験 実験報告書 平成 26 年 6 月 5 日 ( 株 ) アスモ建築事務所石橋一彦建築構造研究室千葉工業大学名誉教授石橋一彦

強化プラスチック裏込め材の 耐荷実験 実験報告書 平成 26 年 6 月 5 日 ( 株 ) アスモ建築事務所石橋一彦建築構造研究室千葉工業大学名誉教授石橋一彦 強化プラスチック裏込め材の 耐荷実験 実験報告書 平成 26 年 6 月 5 日 ( 株 ) アスモ建築事務所石橋一彦建築構造研究室千葉工業大学名誉教授石橋一彦 1. 実験目的 大和建工株式会社の依頼を受け 地下建設土留め工事の矢板と腹起こしの間に施工する 強 化プラスチック製の裏込め材 の耐荷試験を行って 設計荷重を保証できることを証明する 2. 試験体 試験体の実測に基づく形状を次に示す 実験に供する試験体は3

More information

複合構造レポート 09 FRP 部材の接合および鋼と FRP の接着接合に関する先端技術 目次 第 1 部 FRP 部材接合の設計思想と強度評価 第 1 章 FRP 構造物の接合部 FRP 材料 FRP 構造物における各種接合方法の分類と典型的な部位 接合方法

複合構造レポート 09 FRP 部材の接合および鋼と FRP の接着接合に関する先端技術 目次 第 1 部 FRP 部材接合の設計思想と強度評価 第 1 章 FRP 構造物の接合部 FRP 材料 FRP 構造物における各種接合方法の分類と典型的な部位 接合方法 複合構造レポート 09 FRP 部材の接合および鋼と FRP の接着接合に関する先端技術 目次 第 1 部 FRP 部材接合の設計思想と強度評価 第 1 章 FRP 構造物の接合部 3 1.1 FRP 材料 3 1.2 FRP 構造物における各種接合方法の分類と典型的な部位 3 1.2.1 接合方法の種類 3 1.2.2 FRP 構造物における接合部 9 1.3 国内外における FRP 接合部の設計思想

More information

<4D F736F F D208E9197BF A082C68E7B8D A815B82CC8D5C91A28AEE8F C4816A2E646F63>

<4D F736F F D208E9197BF A082C68E7B8D A815B82CC8D5C91A28AEE8F C4816A2E646F63> 資料 9 液化石油ガス法施行規則関係技術基準 (KHK0739) 地上設置式バルク貯槽に係るあと施工アンカーの構造等 ( 案 ) 地盤面上に設置するバルク貯槽を基礎と固定する方法として あと施工アンカーにより行う 場合の構造 設計 施工等は次の基準によるものとする 1. あと施工アンカーの構造及び種類あと施工アンカーとは アンカー本体又はアンカー筋の一端をコンクリート製の基礎に埋め込み バルク貯槽の支柱やサドル等に定着することで

More information

Taro-2012RC課題.jtd

Taro-2012RC課題.jtd 2011 RC 構造学 http://design-s.cc.it-hiroshima.ac.jp/tsato/kougi/top.htm 課題 1 力学と RC 構造 (1) 図のような鉄筋コンクリート構造物に どのように主筋を配筋すればよいか 図中に示し 最初に 生じる曲げひび割れを図示せよ なお 概略の曲げモーメント図も図示せよ w L 3 L L 2-1 - 課題 2. コンクリートの自重

More information

スライド 1

スライド 1 構造物の耐震性能を考慮した 地震時点検基準値の設定方法 鉄道地震工学研究センター 地震応答制御研究室 主任研究員 川西智浩 1 本日の発表 研究の背景 目的 提案する基準値設定手法の基本方針 - 損傷下限値 安全率の設定 - 柱 橋脚の損傷下限値の評価 安全率を考慮した点検基準値の設定 まとめ 成果の活用 2 研究の背景 地震後に適切な運転規制を行うためには 鉄道構造物に被害が生じているかどうかを短時間で見極める必要がある

More information

SGEC 附属文書 理事会 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文

SGEC 附属文書 理事会 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文 SGEC 附属文書 2-8 2012 理事会 2016.1.1 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文この文書の目的は 生産拠点のネットワークをする組織によるCoC 認証を実施のための指針を設定し このことにより

More information

機関及び電気設備関連改正規則の解説 機関計画検査における機関等の開放検査 機関計画検査 (CMS PMS) とは 定期的な検査 機関の検査 機関及び装置の開放検査を定期検査 (5 年毎 ) の時に一度に行う方式 機関計画検査 機関及び装置の開放検査を 5 年を超えない間隔で計画的に分割し

機関及び電気設備関連改正規則の解説 機関計画検査における機関等の開放検査 機関計画検査 (CMS PMS) とは 定期的な検査 機関の検査 機関及び装置の開放検査を定期検査 (5 年毎 ) の時に一度に行う方式 機関計画検査 機関及び装置の開放検査を 5 年を超えない間隔で計画的に分割し 2. 鋼船規則等の改正概要 2.1 機関及び電気設備関連 2.1.1 機関計画検査における機関等の開放検査改正理由 (1) 機関計画検査に関する従来の規定においては, 主機及び軸系装置の主要な構成部品並びに空気槽は, 検査員立会いの下で開放検査が要求されていた 一方, 今日では, これらの部品の信頼性は大幅に向上しているとともに, 国際安全管理コード (ISM コード ) の導入以降, 同コードに従い,

More information

POWER-直接基礎Ⅱの出力例(表形式)

POWER-直接基礎Ⅱの出力例(表形式) page < 出力例 > 地盤の支持力の計算 S01 (1F Y1@X1 ) BxL hf hw C,O r2 r1 基礎底面の形状 長方形 基礎最小幅 B 1.20 (m) 基礎の長さ L 2.60 (m) 基礎下端の深さ hf GL- 1.20 (m) 地下水位 hw GL- 3.90 (m) 根入れ深さ Df 1.20 (m) 土質定数 砂層 基礎下の土重量 γ1 18.14 (kn/m 3

More information

Microsoft PowerPoint - zairiki_7

Microsoft PowerPoint - zairiki_7 許容応力度設計の基礎 曲げに対する設計 材料力学の後半は 許容応力度設計の基礎を学びます 構造設計の手法は 現在も進化を続けています 例えば 最近では限界耐力計算法という耐震設計法が登場しています 限界耐力計算法では 地震による建物の振動現象を耐震設計法の中に取り入れています しかし この設計法も 許容応力度設計法をベースにしながら 新しい概念 ( 限界設計法 ) を取り入れて発展させたものです ですから

More information

CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐火性能の評価 ~ 平成 26 年度建築研究所講演会 CLTによる木造建築物の設計法の開発 ( その 3) ~ 防耐火性能の評価 ~ 建築防火研究グループ上席研究員成瀬友宏 1 CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐

CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐火性能の評価 ~ 平成 26 年度建築研究所講演会 CLTによる木造建築物の設計法の開発 ( その 3) ~ 防耐火性能の評価 ~ 建築防火研究グループ上席研究員成瀬友宏 1 CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐 CLTによる木造建築物の設計法の開発 ( その 3) ~ 防耐火性能の評価 ~ 建築防火研究グループ上席研究員成瀬友宏 1 内容 Ⅰ はじめに 1) 木材 製材 集成材 CLT の特徴 テキスト p.45~5050 と燃えしろ の燃えしろを検討するにあたっての課題 1)CLT の燃えしろに関する実験的検討 壁パネルの非損傷性に関する実験的検討 等の防耐火性能に関する建築研究所のその他の取り組み Ⅳ

More information

耐雪型歩道柵 (P 種 )H=1.1m ランク 3 ( 基礎ブロック ) 平成年月日

耐雪型歩道柵 (P 種 )H=1.1m ランク 3 ( 基礎ブロック ) 平成年月日 耐雪型歩道柵 (P 種 )H=1.1m ランク 3 ( 基礎ブロック ) 平成年月日 目 次 1. 目的 1 2. 耐雪型の設置計画 1 3. 構造諸元 1 4. 許容応力度 1 4-1 使用部材の許容応力度 ( SS400,STK410 相当 1 4-2 無筋コンクリートの引張応力度 1 4-3 地盤の耐荷力 1 5. 設計荷重 2 5-1 鉛直力 ( 沈降力 ) 2 5-2) 水平力 ( クリープ力

More information

「産業上利用することができる発明」の審査の運用指針(案)

「産業上利用することができる発明」の審査の運用指針(案) 1 1.... 2 1.1... 2 2.... 4 2.1... 4 3.... 6 4.... 6 1 1 29 1 29 1 1 1. 2 1 1.1 (1) (2) (3) 1 (4) 2 4 1 2 2 3 4 31 12 5 7 2.2 (5) ( a ) ( b ) 1 3 2 ( c ) (6) 2. 2.1 2.1 (1) 4 ( i ) ( ii ) ( iii ) ( iv)

More information

<4D F736F F D CA48B8688CF88F589EF95F18D908F C8E86312C322C368FCD E31816A>

<4D F736F F D CA48B8688CF88F589EF95F18D908F C8E86312C322C368FCD E31816A> 船体構造国際標準規則研究委員会報告書 28 年 1 月 ( 社 ) 日本船舶海洋工学会 船体構造国際標準規則研究委員会 目次 第 1 章 緒言 3 第 2 章 IMO および IACS における標準規則制定の動き 5 2.1 IMOにおける標準規則制定の動き 5 2.2 IACSにおける標準規則制定の動き 6 第 3 章 荷重に関する検討 9 3.1 荒天避航の影響調査 9 3.2 極限海象における船体応答の検討

More information

第 2 章 構造解析 8

第 2 章 構造解析 8 第 2 章 構造解析 8 2.1. 目的 FITSAT-1 の外郭構造が, 打ち上げ時の加速度等によって発生する局所的な応力, 及び温度変化によってビスに発生する引っ張り応力に対して, 十分な強度を有することを明らかにする. 解析には SolidWorks2011 を用いた. 2.2. 適用文書 (1)JMX-2011303B: JEM 搭載用小型衛星放出機構を利用する小型衛星への構造 フラクチャコントロール計画書

More information

最近の国際動向と今後の安全・環境規制

最近の国際動向と今後の安全・環境規制 最近の国際動向と 今後の安全 環境規制 国土交通省 海事局安全基準課 国際基準調整官加藤隆一 1 現在審議中の重要案件 ( 安全 ) MSC75 (2002 年 5 月 ) 1. 海事保安 ( テロ対策 ) (RR-S6) 2. 検査 点検用アクセス設備の設置 (RR-S5) 3. バルクキャリアーの安全性 (RR-S702) 4. 現存貨物船用 VDR のフィーシ ヒ リティースタテ ィー (RR-S602)

More information

dd_txt_2007.pdf

dd_txt_2007.pdf 2. 鋼船規則等の改正概要 2.1 非金属製ケーブルバンドの難燃性改正理由難燃性材料を判別する一般的な試験基準を定めた IEC60092-101(1994) 規格を参考として, 従来, 鋼船規則 H 編には, ケーブルを電路に固定するために用いる非金属製ケーブルバンドの難燃性についての要件が規定されていた これに対し製造者から, 実船に広く採用されているプラスチック製バンドは, 同規定の要件に適合できないとの指摘を受けていた

More information

Microsoft Word - 建築研究資料143-1章以外

Microsoft Word - 建築研究資料143-1章以外 3.H 形断面柱を用いた柱梁接合部 本章では,H 形断面柱を用いた柱梁接合部に関して,6 つの部位の接合部ディテールを紹介し, それらについて, それぞれ問題となる点や改善策等を示す. (1) 柱梁接合部の標準ディテール 対象部位の概要 H 形柱を用いた柱梁接合部の標準ディテール 検討対象とする接合部ディテール 検討課題 各接合形式における柱梁接合部の各部位の材質 板厚を検討する. 34 検討課題に対応した接合部ディテールの例

More information

Microsoft PowerPoint - (四国電力)JASMiRT CV構造評価_r2.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - (四国電力)JASMiRT CV構造評価_r2.ppt [互換モード] 伊方発電所 3 号機 SA 時の原子炉格納容器構造健全性に関する評価 平成 28 年 10 月 21 日四国電力株式会社 納容器内雰囲気温子炉格納容器圧1. 評価の概要 < 伊方 3 号機再稼働審査 > 新規制基準要求として 重大事故等時においても 原子炉格納容器 (CV) の放射性物質の閉じ込め機能が確保できることを確認する必要がある 伊方 3 号機の重大事故等時の CV 雰囲気温度 / 圧力の最高値は約

More information

計算例 5t超え~10t以下用_(補強リブ無しのタイプ)

計算例 5t超え~10t以下用_(補強リブ無しのタイプ) 1 標準吊金具の計算事例 5t 超え ~10t 以下用 ( 補強リブ無しのタイプ ) 015 年 1 月 修正 1:015.03.31 ( 社 ) 鋼管杭 鋼矢板技術協会製品技術委員会 1. 検討条件 (1) 吊金具形状 寸法 ( 材料 : 引張強度 490 N/mm 級 ) 00 30 φ 65 90 30 150 150 60 15 () 鋼管仕様 外径 板厚 長さ L 質量 (mm) (mm)

More information

<4D F736F F F696E74202D E838A815B83678D5C91A295A882CC90DD8C7682CC8AEE967B F A2E707074>

<4D F736F F F696E74202D E838A815B83678D5C91A295A882CC90DD8C7682CC8AEE967B F A2E707074> コンクリート構造物の設計の基本と最近の話題 テキスト : 設計編 1 章コンクリート構造物の設計と性能照査 2011 年 8 月 2 日大阪工業大学井上晋 構造物の設計とは? p.1 対象構造物の用途や機能から定められる要求性能とそのレベルを, 施工中および設計耐用期間のすべてを通じて満たすことができるように, その構造形式, 部材, 断面, 配筋等の諸元を定める行為 対象は耐荷力のみにとどまらない

More information

改正案の概要 改正規則等事業所承認規則鋼船規則 B 編高速船規則フローティングドック規則安全設備規則無線設備規則鋼船規則検査要領 B 編高速船規則検査要領 ( 日本籍船舶用及び外国籍船舶用 ) 安全設備規則検査要領 ( 日本籍船舶用 ) 内陸水路航行船規則内陸水路航行船規則検査要領 ( 外国籍船舶用

改正案の概要 改正規則等事業所承認規則鋼船規則 B 編高速船規則フローティングドック規則安全設備規則無線設備規則鋼船規則検査要領 B 編高速船規則検査要領 ( 日本籍船舶用及び外国籍船舶用 ) 安全設備規則検査要領 ( 日本籍船舶用 ) 内陸水路航行船規則内陸水路航行船規則検査要領 ( 外国籍船舶用 改正規則等事業所承認規則鋼船規則 B 編高速船規則フローティングドック規則安全設備規則無線設備規則鋼船規則検査要領 B 編高速船規則検査要領 安全設備規則検査要領 ( 日本籍船舶用 ) 内陸水路航行船規則内陸水路航行船規則検査要領 ( 外国籍船舶用 ) 改正事項サービスの提供事業所の承認に関する事項 改正理由 IACS は, 板厚計測事業所, 水中検査事業所等のサービスの提供事業所 ( 以下, 事業所という

More information

Microsoft PowerPoint - A3② JaSST_MISRA2004ソースコード品質診断.ppt

Microsoft PowerPoint - A3② JaSST_MISRA2004ソースコード品質診断.ppt ISO/IEC9126 & MISRA-C:2004 ベースソースコード品質診断 ~ MISRA-C:2004 ベース品質診断のご紹介 ~ 株式会社東陽テクニカソフトウェア ソリューション MISRA とは Motor Industry Software Reliability Association の略 ヨーロッパ自動車技術会 (MIRA) の下部組織 MIRA: Motor Industry

More information

<4D F736F F D CC82E898678E77906A E DD8C7697E181698F4390B3816A312E646F63>

<4D F736F F D CC82E898678E77906A E DD8C7697E181698F4390B3816A312E646F63> 付録 1. 吹付枠工の設計例 グラウンドアンカー工と併用する場合の吹付枠工の設計例を紹介する 付録図 1.1 アンカー配置 開始 現地条件の設定現況安全率の設定計画安全率の設定必要抑止力の算定アンカー体の配置計画アンカー設計荷重の設定作用荷重および枠構造の決定設計断面力の算定安全性の照査 土質定数 (C φ γ) 等を設定 例 ) ここでは Fs0.95~1.05 を設定 例 ) ここでは Fsp1.20~1.50

More information

44 4 I (1) ( ) (10 15 ) ( 17 ) ( 3 1 ) (2)

44 4 I (1) ( ) (10 15 ) ( 17 ) ( 3 1 ) (2) (1) I 44 II 45 III 47 IV 52 44 4 I (1) ( ) 1945 8 9 (10 15 ) ( 17 ) ( 3 1 ) (2) 45 II 1 (3) 511 ( 451 1 ) ( ) 365 1 2 512 1 2 365 1 2 363 2 ( ) 3 ( ) ( 451 2 ( 314 1 ) ( 339 1 4 ) 337 2 3 ) 363 (4) 46

More information

コンクリート実験演習 レポート

コンクリート実験演習 レポート . 鉄筋コンクリート (RC) 梁の耐力算定.1 断面諸元と配筋 ( 主鉄筋とスターラップ ) スターラップ :D D D 5 7 軸方向筋 ( 主筋 ) (a) 試験体 1 スターラップ :D D D 5 7 軸方向筋 ( 主筋 ) (b) 試験体 鉄筋コンクリート (RC) 梁の断面諸元と配筋 - 1 - . 載荷条件 P/ P/ L-a a = 5 = a = 5 L = V = P/ せん断力図

More information

i ii i iii iv 1 3 3 10 14 17 17 18 22 23 28 29 31 36 37 39 40 43 48 59 70 75 75 77 90 95 102 107 109 110 118 125 128 130 132 134 48 43 43 51 52 61 61 64 62 124 70 58 3 10 17 29 78 82 85 102 95 109 iii

More information

- 1 - 租税特別措置法第十一条第一項の表第二号及び第四十三条第一項の表第二号の規定の適用を受ける船舶を指定する告示の一部を改正する告示(平成二十七年国土交通省告示第四百七十三号)(抄)改正案現行(事業の経営の合理化及び環境への負荷の低減に資する船舶)(事業の経営の合理化及び環境への負荷の低減に資

- 1 - 租税特別措置法第十一条第一項の表第二号及び第四十三条第一項の表第二号の規定の適用を受ける船舶を指定する告示の一部を改正する告示(平成二十七年国土交通省告示第四百七十三号)(抄)改正案現行(事業の経営の合理化及び環境への負荷の低減に資する船舶)(事業の経営の合理化及び環境への負荷の低減に資 - 1 - 租税特別措置法第十一条第一項の表第二号及び第四十三条第一項の表第二号の規定の適用を受ける船舶を指定する告示の一部を改正する告示(平成二十七年国土交通省告示第四百七十三号)(抄)改正案現行(事業の経営の合理化及び環境への負荷の低減に資する船舶)(事業の経営の合理化及び環境への負荷の低減に資する船舶)一租税特別措置法(以下 法 という )第十一条第一項の表第二号一租税特別措置法(以下 法 という

More information

Microsoft Word - IMO_MSC87_J.doc

Microsoft Word - IMO_MSC87_J.doc 参加会議 : 国際海事機関 (IMO) 海上安全委員会 (MSC) 第 87 回会合 (MSC 87) 会議期間 : 平成 22 年 5 月 12 日 ~21 日 会議場所 : 国際海事機関本部 ロンドン 概 要 油タンカー及びばら積み貨物船に関する目標指向型新造船建造基準 (GBS) に関する海上人命安全 (SOLAS) 条約附属書第 II-1 章の改正及び GBS に関する指針を採択した これらの規則は

More information

資料 7-1 特殊車両の通行に関する指導取締要領の一部改正について 国土交通省関東地方整備局道路部交通対策課 1 (1) 特殊車両通行許可制度 2

資料 7-1 特殊車両の通行に関する指導取締要領の一部改正について 国土交通省関東地方整備局道路部交通対策課 1 (1) 特殊車両通行許可制度 2 資料 7-1 特殊車両の通行に関する指導取締要領の一部改正について 国土交通省関東地方整備局道路部交通対策課 1 (1) 特殊車両通行許可制度 2 特殊車両通行許可制度の必要性 道路法の道路は 道路構造令 により 1 重量 =25t( 旧基準は20t) 2 寸法 長さ=12m( 普通自動車 ) 幅 =2.5m 高さ=3.8 m の車両が安全 円滑に走行できるよう設計されている 上記 12を超える車両が走行すると下記の危険性が

More information

信頼性を高めた新型貨物タンク採用の次世代LPG船- IMO タイプBタンクの適用 -,三菱重工技報 Vol.50 No.2(2013)

信頼性を高めた新型貨物タンク採用の次世代LPG船- IMO タイプBタンクの適用 -,三菱重工技報 Vol.50 No.2(2013) 船舶 海洋特集技術論文 13 信頼性を高めた新型貨物タンク採用の次世代 LPG 船 - IMO タイプ B タンクの適用 - New LPG Carrier Adopting High Reliable Cargo Tank - IMO Tank Type B - *1 田村浩 *2 大塚浩友 Hiroshi Tamura Hirotomo Otsuka *1 石田聡成 *3 宮崎智 Toshinori

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション SALOME-MECA を使用した RC 構造物の弾塑性解析 終局耐力と弾塑性有限要素法解析との比較 森村設計信高未咲 共同研究者岐阜工業高等専門学校柴田良一教授 研究背景 2011 年に起きた東北地方太平洋沖地震により多くの建築物への被害がみられた RC 構造の公共建築物で倒壊まではいかないものの大きな被害を負った報告もあるこれら公共建築物は災害時においても機能することが求められている今後発生が懸念されている大地震を控え

More information

構造番号質疑回答 3 講習会資料 P5 判定事例の対応集 横補剛材について屋根ブレース等により水平移動が拘束された大梁に対して 例えば図 1 のよう下図 a 又は b 又は a b 材共に ( 梁に ) 対する横補剛材として c の火打ち材をに大梁せいの中心位置に横補剛材を設け 補剛材

構造番号質疑回答 3 講習会資料 P5 判定事例の対応集 横補剛材について屋根ブレース等により水平移動が拘束された大梁に対して 例えば図 1 のよう下図 a 又は b 又は a b 材共に ( 梁に ) 対する横補剛材として c の火打ち材をに大梁せいの中心位置に横補剛材を設け 補剛材 S 造 1 講習会資料 P6 露出柱脚設計フロー 14の基礎コンクリート破壊防止等の検討について (a) 柱脚のアンカーボルトがせん断力を負担しない場合 (a) 柱脚の終局せん断力 (Ds 算定時 ) をベースプレート下面の摩擦で処理できる 柱軸力による B.PL 底面の摩擦力でせん断力を負担できる場合は アンカーボ 場合はアンカーボルトによる基礎立上がり部側面のコーン状破壊の検討を省略 ルトにせん断力が作用しないとして基礎立上がり部のコーン状破壊の検討を省

More information

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E6328FCD2E646F63>

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E6328FCD2E646F63> -1 ポイント : 材料の応力とひずみの関係を知る 断面内の応力とひずみ 本章では 建築構造で多く用いられる材料の力学的特性について学ぶ 最初に 応力とひずみの関係 次に弾性と塑性 また 弾性範囲における縦弾性係数 ( ヤング係数 ) について 建築構造用材料として代表的な鋼を例にして解説する さらに 梁理論で使用される軸方向応力と軸方向ひずみ あるいは せん断応力とせん断ひずみについて さらにポアソン比についても説明する

More information

DNK0609.xls

DNK0609.xls 提出番号 No.DNK0609 提出先御中 ハンドホール 600 600 900 - 強度計算書 - 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修平成 5 年度版 電気設備工事監理指針 より 受領印欄 提出平成年月日 カナフレックスコーポレーション株式会社 1 1. 設計条件奥行き ( 短辺方向 ) X 600 mm 横幅 Y 600 mm 側壁高 Z 900 mm 部材厚 床版 t 1 80 mm 底版 t

More information

技術トピック ~ 騒音規制対策について ~ 平成 28 年 7 月 独立行政法人鉄道建設 運輸施設整備支援機構 1

技術トピック ~ 騒音規制対策について ~ 平成 28 年 7 月 独立行政法人鉄道建設 運輸施設整備支援機構 1 技術トピック ~ 騒音規制対策について ~ 平成 8 年 7 月 独立行政法人鉄道建設 運輸施設整備支援機構 調査目的 現在 電気推進船等の先進的な技術を導入している船舶を除き 従来型のタンカーやセメント船で騒音規制を満足する船舶はほとんどいないのが現状 騒音規制値を大幅に超えた状況を解決するためには 抜本的な船体構造の見直し等行う必要があるが 見直しに向けた設計変更のための対策指針の策定を行う 対策指針の策定に当たっては

More information

船舶プロダクト検討について 背景 船舶の情報はユーザーの注目が高く その情報は主に AIS( 後述 ) や衛星画像 ログ情報等から得られる そして海象 気象情報との連携や統計情報等の大量データから得られる情報等から新しい価値の創出も期待できる このことからコアサービスから提供するプロダクト検討の一環

船舶プロダクト検討について 背景 船舶の情報はユーザーの注目が高く その情報は主に AIS( 後述 ) や衛星画像 ログ情報等から得られる そして海象 気象情報との連携や統計情報等の大量データから得られる情報等から新しい価値の創出も期待できる このことからコアサービスから提供するプロダクト検討の一環 資料 1-3 コアサービスが提供するプロダクトについて ( 船舶 ) 平成 27 年度海洋 宇宙連携委員会 End-to-End ユーザグループ 第 1 回検討会 平成 27 年 10 月 6 日 船舶プロダクト検討について 背景 船舶の情報はユーザーの注目が高く その情報は主に AIS( 後述 ) や衛星画像 ログ情報等から得られる そして海象 気象情報との連携や統計情報等の大量データから得られる情報等から新しい価値の創出も期待できる

More information

<4D F736F F F696E74202D20345F8EA993AE895E8D EA997A5895E8D CC8A54944F90DD8C7682C98AD682B782E9834B C982C282A282C42E >

<4D F736F F F696E74202D20345F8EA993AE895E8D EA997A5895E8D CC8A54944F90DD8C7682C98AD682B782E9834B C982C282A282C42E > 自動運航 自律運航の概念設計 に関するガイドラインについて 一般財団法人日本海事協会技術研究所 C Copyright by NIPPON KAIJI KYOKAI 目次 1. 背景 2. ガイドラインの目的 3. ガイドラインの基本的な考え方 4. ガイドラインの構成 5. 最後に 2 背景 1. 技術革新 センシング技術や AI IoT 等の技術の急速な進歩 自動車分野においては 世界各国で自動運転技術の研究開発や実証実験が積極的に行われている

More information

Copyright Compita Japan ISO33k シリーズとは? これまで使用されてきたプロセスアセスメント標準 (ISO/IEC 本稿では以降 ISO15504 と略称する ) は 2006 年に基本セットが完成し 既に 8 年以上が経過しています ISO

Copyright Compita Japan ISO33k シリーズとは? これまで使用されてきたプロセスアセスメント標準 (ISO/IEC 本稿では以降 ISO15504 と略称する ) は 2006 年に基本セットが完成し 既に 8 年以上が経過しています ISO 新アセスメント規格 ISO 33K シリーズの概要 2015 年 4 月 9 日 コンピータジャパン Copyright Compita Japan 2015 2 ISO33k シリーズとは? これまで使用されてきたプロセスアセスメント標準 (ISO/IEC 15504 - 本稿では以降 ISO15504 と略称する ) は 2006 年に基本セットが完成し 既に 8 年以上が経過しています ISO15504

More information

CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 2)~ 構造設計法の開発 ~ 平成 26 年度建築研究所講演会 CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 2)~ 構造設計法の開発 ~ 構造研究グループ荒木康弘 CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 2)~ 構造設計法の開発 ~

CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 2)~ 構造設計法の開発 ~ 平成 26 年度建築研究所講演会 CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 2)~ 構造設計法の開発 ~ 構造研究グループ荒木康弘 CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 2)~ 構造設計法の開発 ~ CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 2)~ 構造設計法の開発 ~ 構造研究グループ荒木康弘 CLT 構造の特徴 構法上の特徴 構造上の特徴 講演内容 構造設計法の策定に向けた取り組み CLT 建物の現状の課題 設計法策定に向けた取り組み ( モデル化の方法 各種実験による検証 ) 今後の展望 2 構造の構法上の特徴軸組構法の建て方 鉛直荷重水平力 ( 自重 雪地震 風 ) 柱や梁で支持壁で抵抗

More information

Microsoft PowerPoint - fuseitei_6

Microsoft PowerPoint - fuseitei_6 不静定力学 Ⅱ 骨組の崩壊荷重の計算 不静定力学 Ⅱ では, 最後の問題となりますが, 骨組の崩壊荷重の計算法について学びます 1 参考書 松本慎也著 よくわかる構造力学の基本, 秀和システム このスライドの説明には, 主にこの参考書の説明を引用しています 2 崩壊荷重 構造物に作用する荷重が徐々に増大すると, 構造物内に発生する応力は増加し, やがて, 構造物は荷重に耐えられなくなる そのときの荷重を崩壊荷重あるいは終局荷重という

More information

Microsoft PowerPoint - elast.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - elast.ppt [互換モード] 弾性力学入門 年夏学期 中島研吾 科学技術計算 Ⅰ(48-7) コンピュータ科学特別講義 Ⅰ(48-4) elast 弾性力学 弾性力学の対象 応力 弾性力学の支配方程式 elast 3 弾性力学 連続体力学 (Continuum Mechanics) 固体力学 (Solid Mechanics) の一部 弾性体 (lastic Material) を対象 弾性論 (Theor of lasticit)

More information

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書 監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書 監査に関する品質管理基準の設定について 平成 17 年 10 月 28 日企業会計審議会 一経緯 当審議会は 平成 17 年 1 月の総会において 監査の品質管理の具体化 厳格化に関する審議を開始することを決定し 平成 17 年 3 月から監査部会において審議を進めてきた これは 監査法人の審査体制や内部管理体制等の監査の品質管理に関連する非違事例が発生したことに対応し

More information

道路橋の耐震設計における鉄筋コンクリート橋脚の水平力 - 水平変位関係の計算例 (H24 版対応 ) ( 社 ) 日本道路協会 橋梁委員会 耐震設計小委員会 平成 24 年 5 月

道路橋の耐震設計における鉄筋コンクリート橋脚の水平力 - 水平変位関係の計算例 (H24 版対応 ) ( 社 ) 日本道路協会 橋梁委員会 耐震設計小委員会 平成 24 年 5 月 道路橋の耐震設計における鉄筋コンクリート橋脚の水平力 - 水平変位関係の計算例 (H24 版対応 ) ( 社 ) 日本道路協会 橋梁委員会 耐震設計小委員会 平成 24 年 5 月 目次 本資料の利用にあたって 1 矩形断面の橋軸方向の水平耐力及び水平変位の計算例 2 矩形断面 (D51 SD490 使用 ) 橋軸方向の水平耐力及び水平変位の計算例 8 矩形断面の橋軸直角方向の水平耐力及び水平変位の計算例

More information

Microsoft PowerPoint - 01_内田 先生.pptx

Microsoft PowerPoint - 01_内田 先生.pptx 平成 24 年度 SCOPE 研究開発助成成果報告会 ( 平成 22 年度採択 ) 塩害劣化した RC スラブの一例 非破壊評価を援用した港湾コンクリート構造物の塩害劣化予測手法の開発 かぶりコンクリートのはく落 大阪大学大学院鎌田敏郎佐賀大学大学院 内田慎哉 の腐食によりコンクリート表面に発生したひび割れ ( 腐食ひび割れ ) コンクリート構造物の合理的な維持管理 ( 理想 ) 開発した手法 点検

More information

事例2_自動車用材料

事例2_自動車用材料 省エネルギーその 1- 自動車用材料 ( 炭素繊維複合材料 ) 1. 調査の目的自動車用材料としての炭素繊維複合材料 (CFRP) は 様々な箇所に使用されている 炭素繊維複合材料を用いることにより 従来と同じ強度 安全性を保ちつつ自動車の軽量化が可能となる CFRP 自動車は 車体の 17% に炭素繊維複合材料を使用しても 従来自動車以上の強度を発揮することができる さらに炭素繊維複合材料を使用することによって機体の重量を低減することができ

More information

鋼道路橋防食便覧 目次 A5 判 592 頁本体価格 7,500 円 平成 26 年 3 月 31 日初版第 1 刷発行平成 29 年 5 月 30 日第 3 刷発行 第 Ⅰ 編共通編 第 1 章総則 Ⅰ 総論 Ⅰ 適用の範囲 Ⅰ 用語 Ⅰ-4 第 2 章鋼

鋼道路橋防食便覧 目次 A5 判 592 頁本体価格 7,500 円 平成 26 年 3 月 31 日初版第 1 刷発行平成 29 年 5 月 30 日第 3 刷発行 第 Ⅰ 編共通編 第 1 章総則 Ⅰ 総論 Ⅰ 適用の範囲 Ⅰ 用語 Ⅰ-4 第 2 章鋼 鋼道路橋防食便覧 目次 A5 判 592 頁本体価格 7,500 円 平成 26 年 3 月 31 日初版第 1 刷発行平成 29 年 5 月 30 日第 3 刷発行 第 Ⅰ 編共通編 第 1 章総則 Ⅰ-1 1. 1 総論 Ⅰ-1 1. 2 適用の範囲 Ⅰ-2 1. 3 用語 Ⅰ-4 第 2 章鋼道路橋の腐食 Ⅰ-5 2. 1 鋼の腐食 Ⅰ-5 2. 2 腐食の分類と形態 Ⅰ-6 2. 3 環境と腐食

More information

国土技術政策総合研究所研究資料

国土技術政策総合研究所研究資料 (Ⅰ) 一般的性状 損傷の特徴 1 / 11 コンクリート床版 ( 間詰めコンクリートを含む ) からコンクリート塊が抜け落ちることをいう 床版の場合には, 亀甲状のひびわれを伴うことが多い 間詰めコンクリートや張り出し部のコンクリートでは, 周囲に顕著なひびわれを伴うことなく鋼材間でコンクリート塊が抜け落ちることもある 写真番号 9.1.1 説明コンクリート床版が抜け落ちた例 写真番号 9.1.2

More information

-

- 計算書番号 :01710014655 日付 :017 年 10 月 0 日 14:6:55 面材張り大壁 詳細計算書 仕様名 新グレー本モデルプラン 大壁 1. 計算条件 1. 1 概要情報 仕様名仕様詳細 特記事項 新グレー本モデルプラン 大壁 壁面を構成する面材数階高 H(mm) 壁長 (mm) 1 枚 730 910 1. 面材 釘情報 面材寸法 (mm) 730 910 面材厚さ t(mm)

More information

平成 28 年度革新的造船技術研究開発補助金の採択結果概要 補助対象 :IoT AI 等の革新的な技術を用いた 生産性向上に資する造船技術の研究開発 ( 補助率 :1/2 以下 ) 事業予算 :0.9 億円 ( 平成 28 年度 2 次補正 ) 7 億円 ( 平成 29 年度要求中 ) 採択案件 :

平成 28 年度革新的造船技術研究開発補助金の採択結果概要 補助対象 :IoT AI 等の革新的な技術を用いた 生産性向上に資する造船技術の研究開発 ( 補助率 :1/2 以下 ) 事業予算 :0.9 億円 ( 平成 28 年度 2 次補正 ) 7 億円 ( 平成 29 年度要求中 ) 採択案件 : 平成 28 年度募集事業者名 今治造船 ( 株 ) ジャパンマリンユナイテッド ( 株 ) ( 公社 ) 日本船舶海洋工学会 三菱重工船舶海洋 ( 株 ) 平成 29 年度一次募集事業者名 今治造船 ( 株 ) ジャパンマリンユナイテッド ( 株 ) 鈴木造船 ( 株 ) 常石造船 ( 株 ) ( 公社 ) 日本船舶海洋工学会 福岡造船 ( 株 ) 三井造船 ( 株 ) 三菱重工業 ( 株 ) 三菱重工船舶海洋

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 材料実験演習 第 6 回 2015.05.17 スケジュール 回 月 / 日 標題 内容 授業種別 時限 講義 演習 6,7 5 月 17 日 8 5 月 24 日 5 月 31 日 9,10 6 月 7 日 11 6 月 14 日 講義 曲げモーメントを受ける鉄筋コンクリート(RC) 梁の挙動その1 構造力学の基本事項その2 RC 梁の特徴演習 曲げを受ける梁の挙動 実験 鉄筋コンクリート梁の載荷実験レポート

More information

目次 1. 適用範囲 1 2. 引用規格 1 3. 種類 1 4. 性能 2 5. 構造 2 6. 形状 寸法 3 7. 材料 3 8. 特性 4 9. 試験方法 検査 6 ( 最終ページ :11)

目次 1. 適用範囲 1 2. 引用規格 1 3. 種類 1 4. 性能 2 5. 構造 2 6. 形状 寸法 3 7. 材料 3 8. 特性 4 9. 試験方法 検査 6 ( 最終ページ :11) 地仕 ( 材 )-21 強化プラスチック複合管用管枕標準仕様書 昭和 55 年 10 月 7 日制定 平成 25 年 7 月 1 日 ( 改定 04) 東京電力パワーグリッド株式会社 目次 1. 適用範囲 1 2. 引用規格 1 3. 種類 1 4. 性能 2 5. 構造 2 6. 形状 寸法 3 7. 材料 3 8. 特性 4 9. 試験方法 6 10. 検査 6 ( 最終ページ :11) 強化プラスチック複合管用管枕標準仕様書

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 材料実験演習 第 6 回 2017.05.16 スケジュール 回 月 / 日 標題 内容 授業種別 時限 実験レポート評価 講義 演習 6,7 5 月 16 日 8 5 月 23 日 5 月 30 日 講義 曲げモーメントを受ける鉄筋コンクリート(RC) 梁の挙動その1 構造力学の基本事項その2 RC 梁の特徴演習 曲げを受ける梁の挙動 実験 鉄筋コンクリート梁の載荷実験レポート 鉄筋コンクリート梁実験レポート作成

More information