平成22年度「ワーク・ライフ・バランス社会の実現と生産性の関係に関する研究」報告書

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1 労働時間 持ち帰り残業 労働のインテンシティについての日独英比較 リクルートワークス研究所研究員戸田淳仁立命館大学経済学部准教授安井健悟 要旨本稿の目的は 労働時間 持ち帰り残業の時間 労働のインテンシティ ( 密度 集中度 ) が 日本とドイツ イギリスの間で異なるのかを確認した上で それぞれの変数の決定要因を実証的に明らかにし 労働時間などの 3 ヶ国の差が 業種や職種などの仕事についての属性や年齢 家族形態 仕事についての意識などの個人についての属性の違いで説明されるのか もしくは属性が与える影響 ( 係数 ) の違いにより説明されるのかを検証することである 得られた結果は以下の通りである ドイツ イギリスとくらべて日本の労働時間 持ち帰り残業を含む労働時間は有意に長く インテンシティは有意に低い 日本の特徴的な点は仕事量が多いと労働時間で調整し 職場に裁量労働制があったり 業務内容が明確でないと労働時間が長くなる 持ち帰り残業時間についての分析結果から 日本では年齢や家族形態 意識に関する変数がほとんど影響ないにもかかわらず ドイツやイギリスではそれらの変数が影響を与えることが確認され ドイツ イギリスでは家族のかたちや考え方によって 仕事を職場でするか家に持ち帰れるかを個人レベルで柔軟に選択できることが示唆される 最後に 労働時間やインテンシティについての日本とドイツ イギリスとの違いは属性の違いではないことが確認された 1 はじめにワーク ライフ バランス ( 仕事と生活の調和 ) の実現が政策的に重要な課題となる中で 特に長時間労働の抑制は日本において大きな課題のひとつである 小倉 (2008) などでも 日本の労働時間が先進諸国の労働時間と比較して長いことが指摘されている また 日本人の働き方と比較した欧米諸国における働き方の特徴は 比較的短い時間で密度が濃い仕事をすることだと指摘されることもしばしばである この点については 内閣府社会経済研究所が実施した平成 20 年度 ワーク ライフ バランス社会の実現と生産性の関係に関する研究 の報告書のヒアリング調査結果でも確認されている ヒアリング調査は 海外に拠点をもつ日本の有力企業の人事担当者または海外駐在経験者を対象に実施されている 調査の結果 日本の働き方との違いは 欧米全般で 同じ仕事をしていても残業が少ない 限られた時間でどう処理するかを考える 点や ドイツでは 集中して仕事をして 126

2 さっさと帰って家族と過ごすというのが当たり前 家族とともに食事をすることが当然で 逆にやらないと家庭の危機になりかねない 点などが確認されている 他にも様々な違いが確認されており 欧米ではジョブ ディスクリプションが明確 であったり ヨーロッパでは キリスト教の休息日として日曜日は必ず休む フランス ドイツ オランダなど大陸ヨーロッパでは日曜日には店も閉店 し ドイツでは平日でも 朝 6 時ぐらいから夕方の 6 時までしか営業できない という閉店法も厳しく 閉店までに買い物をしようとすると残業できないなどの点も 日本と欧米の労働時間の違いを生じさせているのかもしれない 日本では お客様に対してお客様第一主義でやってきた ことで労働時間が長くなることや 欧米のように専門分化して 自分の仕事を自己裁量でデザインできれば 生産性は高くなる という指摘などもされている ただし これらは定性的な観察に過ぎない 本稿の目的は 日本とヨーロッパの働き方の違いを定量的に分析することである しかしながら 個人レベルの生産性を計測することは非常に困難である 農場や工場での単純作業のように 仕事の成果が容易に数値化できるような作業であれば 生産性を計測することは可能だが 1 一般的な労働者の生産性を計測することは容易ではない そこで 本稿では Toda and Yasui(2010) と同様に労働のインテンシティ ( 密度 集中度 ) についての主観的な指標を用いた分析を行うこととする 生産性というアウトプットは不確実性が伴うものであり コントロールできる部分はインプットとなる労働者の努力水準 (effort) つまりインテンシティであるという考え方に基づいた分析である 生産性と同様にインテンシティを計測することも困難であるが 本稿では 我々が用いる調査に含まれるユニークな質問項目の回答により代理変数を作成する それは 時間あたりで考えて あなたが質的に精一杯働く状態を 100% とするとき 現在のあなたの時間あたりの働きぶりは何 % 程度ですか という質問である この質問への回答から主観的な指標としての労働のインテンシティ変数を作成する 本稿では 労働時間 持ち帰り残業の時間 労働のインテンシティが 日本とヨーロッパ ( ドイツ イギリス ) の間で異なるのかを確認した上で それぞれの変数の決定要因を実証的に明らかにし 最後にそれぞれの変数の差が 業種や職種などの仕事についての属性や年齢 家族形態 仕事についての意識などの個人についての属性の違いで説明されるのか 属性が与える影響 ( 係数 ) の違いにより説明されるのかを Oaxaca 分解により検証する 本稿の構成は以下の通りである 次節において 用いるデータセットを紹介した上で 日本とドイツ イギリスの労働時間 持ち帰り残業の時間 労働のインテンシティを比較し 第 3 節で日本とドイツ イギリスにおける労働時間 持ち帰り残業の時間 労働のイ 1 Lazear(2000) は Safelite 社の自動車ガラス取付け作業の生産性について Bandiera et al.(2007) は果樹園の労働者の生産性について実証分析している 127

3 ンテンシティの決定要因を実証的に明らかにする 第 4 節では それぞれの変数の差が属性の違いで説明されるのか 係数の違いにより説明されるのかを Oaxaca 分解により分析し 最後に結論を述べる 2 労働時間 持ち帰り残業の時間 労働のインテンシティの比較本稿は 内閣府経済社会研究所と経済産業研究所が協力して実施した企業 労働者に対する国際比較アンケート調査から得られたデータセットを用いる 内閣府経済社会研究所がドイツを担当しており 経済産業研究所が日本 イギリスを担当している 企業調査の概要は以下の通りである 調査対象は日本については 日本に本社を置き 従業員数が正規 非正規を含めて 100 名以上の企業の人事部門担当者であり ドイツ イギリスはそれぞれの国に本社を置き 従業員数が正規 非正規を含めて 250 名以上の企業の人事部門担当者である 本稿では 日本のサンプルについても 250 名以上の企業に限定して分析を行った 調査期間は 日本は 2009 年 12 月 ~1 月 ドイツ イギリスは 2010 年 1 月 ~3 月であり 調査方法は日本については郵送調査 ドイツ イギリスについては電話調査である 日本 ドイツ イギリスのそれぞれの有効回答数は 1, 社である 従業員調査の概要は以下の通りである 調査対象は 日本については 企業調査の対象企業に勤務するホワイトカラーの正社員であり 各社 10 名程度である ドイツ イギリスはそれぞれの国に本社を置き 従業員数が正規 非正規を含めて 250 名以上の企業に勤務するホワイトカラーの正社員である 調査期間は 日本は 2009 年 12 月 ~1 月 ドイツ イギリスは 2010 年 7 月であり 調査方法は日本については郵送調査であり ドイツ イギリスについはウェブパネル調査である 日本 ドイツ イギリスのそれぞれの有効回答数は 10,069 1, 人である 労働のインテンシティについては 時間あたりで考えて あなたが質的に精一杯働く状態を 100% とするとき 現在のあなたの時間あたりの働きぶりは何 % 程度ですか という質問に対する回答を用いる はじめに 労働時間 労働のインテンシティ 持ち帰り残業時間 労働時間と持ち帰り残業の合計のそれぞれを日本 ドイツ イギリスで比較しよう 図表 2 1 は 終業時間と始業時間の差により定義した 1 日あたりの労働時間を示している ドイツ イギリスと比べて日本の労働時間の分布の特徴は 1 日あたり 10 時間以上の割合が多いことである 図表 2 5 の平均値で比較しても ドイツ イギリスが対数値で であるのに対し 日本は であり 本稿が用いるデータセットにおいて日本の労働時間が長いことが確認される 図表 2-2 は労働のインテンシティを示している 日本のインテンシティは 80 が最頻値で ばらつきも大きいのに対して ドイツ イギリスともに 90 以上の割合がとても高い 128

4 図表 2-5 の平均値で比較しても 日本が であるのに対してドイツ イギリスは と高い値である 当然 主観的な指標であるため留意が必要であるが しばしば言われるように ヨーロッパの労働者の方が短い時間で密度濃く仕事をしていることが推測される 週あたりの持ち帰り残業の時間を比較したのが図表 2 3 である すべての国において 持ち帰り残業はそれほど多くないが 日本と比べてドイツ イギリスの方が持ち帰り残業をしている割合が多い 平均値を比較すると 日本では週あたり 時間であるのに対して ドイツは 時間 イギリスは 時間と長い ドイツ イギリスでは職場での労働時間は日本よりも短いのに対して 持ち帰り残業の時間は長い このことは ドイツ イギリスの方が働き方が柔軟で 家庭生活を充実させるために 持ち帰れる仕事は持ち帰っているというのがひとつの解釈である ただし サンプルにおいて 業種 職種 業務内容が明確か等が 日本 ドイツ イギリスで異なる可能性もあるので 解釈には慎重である必要がある 図表 2-4 は 終業時間と始業時間の差で定義した労働時間と持ち帰り残業の時間の合計を週あたりで表したものである 図表 2-1 における 1 日あたりの労働時間の比較とくらべて 3 ヶ国の違いは明確でなくなったように思われる 平均値で比較すると 日本 ドイツ イギリスの合計した労働時間は それぞれ であり 日本が最も長い 129

5 図表 2-1. 労働時間 ( 終業時間 始業時間で定義 一日あたり ) Japan Germany workhour workhour UK workhour 図表 2-2. インテンシティ ( 時間当たりインテンシティ ) Japan Germany intensity intensity UK intensity 130

6 図表 2-3. 持ち帰り残業時間 ( 週当たり ) Japan Germany Q Q30 UK Q30 図表 2-4. 週当たり労働時間 + 持ち帰り残業 Japan Germany wh wh3 UK wh3 131

7 図表 2-5. 基本統計量 日本 ドイツ イギリス サンプルサンプルサンプル平均平均サイズサイズサイズ 平均 1 日当たり労働時間 ( 対数値 ) インテンシティ 持ち帰り残業時間 週当たり労働時間 + 持ち帰り残業 ( 対数値 ) 時間当たり対数賃金率 ~44 歳ダミー 歳以上ダミー 卸売 小売業ダミー サービス業ダミー 企業規模 人ダミー 企業規模 人ダミー 企業規模 人以上ダミー 配偶者ありダミー 配偶者就業ダミー 子どもありダミー 職種 管理的仕事ダミー 事務の仕事ダミー 販売の仕事ダミー 営業の仕事ダミー サービスの仕事ダミー 仕事量が多いあてはまる ( ベース : あてはまらない ) どちからといえばあてはまる どちらともいえない 業務内容が明確あてはまる ( ベース : あてはまらない ) どちからといえばあてはまる どちらともいえない 仕事の成果 Aに近い (A= 一定時間の中で可能な限り成果 ) ややAに近い 顧客のルーチン Aに近い (A= 無理をしてでも要求にこたえる ) ややAに近い 勤務形態フレックスタイムダミー 裁量労働制ダミー 在宅勤務ダミー 短時間勤務ダミー 良い仕事働く時間 ** 非常にそう思う ややそう思う どちらともいえない 自由時間やくつろぐこと 重要である どちらかといえば重要 どちらともいえない 地域活動 ボランティア 重要である どちらかといえば重要 どちらともいえない 宗教 重要である どちらかといえば重要 どちらともいえない 高い収入 重要である どちらかといえば重要 どちらともいえない 職場で昇進 重要である どちらかといえば重要 どちらともいえない 労働時間 持ち帰り残業時間 労働のインテンシティの決定要因の実証分析図表 3-1 は 1 日あたりの労働時間の対数値 労働時間と持ち帰り残業時間の合計の対数値 労働のインテンシティのそれぞれを被説明変数とする OLS 推定を 日本 ドイツ イギリスの国別に行った結果である 説明変数は 時間あたり賃金率の対数値と以下のダミー変数である ダミー変数は 年齢カテゴリー 業種 企業規模 有配偶者かどうか 配偶者がいる場合に就業しているかどうか 子どもがいるかどうか 職種 仕事量 業務 132

8 内容の明確さ 職場の考え方が 一定の時間の中で可能な限り高い成果をあげる と 高い成果を上げるために働く時間を惜しまない のどちらに近いか 職場の考え方が顧客から急な要求に対して 無理をしてでも職場内で調整し 顧客からの要求に応える と 職場の状況をふまえて 対応可能なスケジュールを顧客に伝える のどちらに近いか 勤務形態についてである 注目する説明変数の係数から確認していこう まず 仕事量が多い場合に 日本では 1 日あたりの労働時間を長くするとともにインテンシティも高めるが イギリスでは労働時間を全く変化させずインテンシティをとても高める ドイツでは仕事量の多さのカテゴリーで 4 段階のうち最も仕事量が多いときにのみ労働時間を増やす また 仕事量が多いこととインテンシティの高さの関係は日本とイギリスよりも低いようである 業務内容が明確であると 日本では労働時間が短く インテンシティが高くなる 冒頭で紹介したヒアリング調査で 欧米ではジョブ ディスクリプションが明確 であることが日本と欧米の働き方の違いの 1 要因であろうと予想されたことと整合的である 職場の考え方が 一定の時間の中で可能な限り高い成果をあげる という考え方に近いと 1 日あたりの労働時間が短くなることは各国とも共通しており ドイツ イギリスではインテンシティも低くなるようである 次に 職場の考え方が 顧客から急な要求に対して 無理をしてでも職場内で調整し 顧客からの要求に応える と 日本とドイツでは 1 日あたりの労働時間が長くなる また 勤務する会社に裁量労働制があると 日本では労働時間が長くなる それぞれの被説明変数と年齢との関係をみると 日本では年齢が低いほど 1 日あたりの労働時間 労働時間と持ち帰り残業時間の合計の両方が長くなる傾向があるが ドイツとイギリスではそのような関係はない インテンシティについては 34 歳以下 35 歳以上 44 歳以下 45 歳以上 の 3 カテゴリーのうち 日本では 35 歳以上 44 歳以下 が最も高いが ドイツ イギリスでは 45 歳以上 が最も高い 次に配偶者と子供の影響をみていこう 日本では 配偶者がいると持ち帰り残業を含めた労働時間が長くなり 配偶者が就業していると更にその傾向が強くなるが 配偶者がいることのインテンシティへの影響は 10% 水準ではあるが 有意に負である ドイツでは 就業していない配偶者がいると配偶者がいない場合よりもインテンシティが高いが 配偶者が就業しているとその差が打ち消され 配偶者がいない場合とほとんど違わない イギリスでは配偶者がいると労働時間が短い 子供がいることの効果は日本ではないが ドイツではインテンシティが下がり イギリスでは労働時間が短い 最後に 職種による違いをみる 日本では営業をしていると労働時間が最も長く 管理職だと持ち帰り残業を含めた労働時間が最も短い ドイツでは管理職の労働時間が最も長い 日本とドイツ イギリスとの相違点をまとめておくと 日本のみにおいて労働時間を長 133

9 くする要因は 仕事量が多いこと 職場に裁量労働制があること 業務内容が明確でないことであり ドイツとイギリスでは管理職の労働時間が最も長いが 日本ではそのような傾向はないということである 図表 3-2 は図表 3-1 の分析の説明変数 ( 以降 この説明変数の組み合わせをモデル 1 とする ) に 仕事や生活についての意識に関する変数を追加した分析結果である ( 以降 この説明変数の組み合わせをモデル 2 とする ) 追加した説明変数は 良い仕事をするためには働く時間を惜しむべきではないと考えているかどうか 自由になる時間やくつろぐこと 地域活動 ボランティア活動 宗教 高い収入 職場で昇進すること のそれぞれを重要と考えているかどうか の程度を示すダミー変数である 良い仕事をするためには働く時間を惜しむべきではないと考えているかどうかは あまり労働時間とは関係ない 自由になる時間やくつろぐこと 地域活動とボランティア活動が重要だと 日本では 1 日あたりの労働時間が短いが ドイツ イギリスではそのような傾向がない 宗教が重要だとドイツでは 1 日あたりの労働時間が短くなる この点は ヒアリング調査の結果と整合的である 高い収入が重要だと考えていると 日本では持ち帰り残業も含めた労働時間とインテンシティが高まる傾向があり イギリスではインテンシティが高い 職場での昇進が重要だと考えていると 日本ではインテンシティが高いが ドイツでは持ち帰り残業も含めた労働時間が長く イギリスでは労働時間が長い 図表 3-3 は 週あたりの持ち帰り残業の時間だけを取り出して被説明変数とし トービット モデルで推定した結果である 説明変数の組み合わせは 上述したモデル 1 とモデル 2 である ドイツでは子供がいると持ち帰り残業時間が長い このことは 家族との時間を作るために 仕事を家に持ち帰りやすいというドイツにおける仕事の仕方の柔軟性を示しているのかもしれない 職種については ドイツ イギリスでは管理職の持ち帰り残業時間が長いのに対して 日本では 営業や販売の持ち帰り残業時間が長い 仕事量が多いと日本 イギリスでは持ち帰り残業時間が長いが ドイツではそのような関係が見られない また 業務内容が明確だと 日本のみにおいて持ち帰り残業時間が長い 最後に 持ち帰り残業時間に対する意識に関する変数の影響を確認する 良い仕事をするためには働く時間を惜しむべきではない はイギリスにおいてのみ符号が有意に正である 持ち帰り残業時間が長くなる 自由になる時間やくつろぐことが重要 は イギリスにおいてのみ符号が有意に負である 地域活動 ボランティア活動が重要 は ドイツにおいてのみ有意に正である 職場で昇進することが重要 は イギリスにおいてのみ有意に正である 134

10 持ち帰り残業時間の決定要因の関する分析結果をまとめると 日本では年齢や家族形態 意識に関する変数がほとんど影響ないにもかかわらず ドイツやイギリスではそれらの変数が影響を与えている このことは ドイツ イギリスでは 家族のかたちや考え方によって 仕事を職場でするか家に持ち帰れるかを個人レベルで柔軟に選択できるが 日本では働き方が業種 職種 職場での仕事に対する考え方に依存しており 個人レベルで柔軟に選択することができないと解釈することができるかもしれない 135

11 図表 日あたりの労働時間 持ち帰り残業も含めた週あたり労働時間 労働のインテンシティの推定結果 ( モデル 1 OLS) 被説明変数 1 日当たり労働時間 ( 対数値 ) 週当たり労働時間 + 持ち帰り残業 ( 対数値 ) インテンシティ 日本ドイツイギリス日本ドイツイギリス日本ドイツイギリス 時間当たり対数賃金率 0.049*** 0.022** 0.036** 0.481*** 0.117*** 0.245** (0.007) (0.010) (0.017) (0.021) (0.026) (0.098) (0.633) (1.159) (1.190) 35~44 歳ダミー ** *** ** (0.006) (0.020) (0.027) (0.010) (0.050) (0.061) (0.713) (2.736) (2.533) 45 歳以上ダミー *** *** *** 6.109*** (0.007) (0.022) (0.029) (0.014) (0.047) (0.044) (0.808) (2.591) (2.291) 卸売 小売業ダミー ** *** (0.004) (0.029) (0.033) (0.008) (0.080) (0.068) (0.574) (3.692) (2.698) サービス業ダミー ** ** * (0.009) (0.016) (0.024) (0.014) (0.041) (0.036) (1.176) (2.076) (1.813) 企業規模 人ダミー 0.012** * (0.005) (0.026) (0.042) (0.009) (0.076) (0.046) (0.698) (3.820) (3.012) 企業規模 人ダミー *** * *** (0.005) (0.023) (0.033) (0.010) (0.059) (0.054) (0.661) (3.289) (2.227) 企業規模 人以上ダミー 0.039** ** ** * (0.020) (0.023) (0.029) (0.033) (0.054) (0.046) (2.476) (3.029) (2.159) 配偶者ありダミー ** 0.070*** * 5.671** (0.007) (0.028) (0.032) (0.012) (0.064) (0.045) (0.868) (2.634) (2.825) 配偶者就業ダミー *** *** (0.005) (0.019) (0.025) (0.008) (0.055) (0.033) (0.598) (2.348) (1.769) 子どもありダミー ** ** (0.006) (0.021) (0.025) (0.010) (0.051) (0.040) (0.768) (2.259) (2.098) 職種 管理的仕事ダミー 0.016*** 0.052*** *** ( ベース : 専門的 技術的 ) (0.006) (0.019) (0.028) (0.011) (0.043) (0.047) (0.752) (2.838) (2.189) 事務の仕事ダミー * (0.006) (0.019) (0.038) (0.010) (0.048) (0.057) (0.781) (2.569) (3.532) 販売の仕事ダミー 0.027* * (0.016) (0.039) (0.078) (0.026) (0.091) (0.117) (1.593) (5.226) (3.711) 営業の仕事ダミー 0.037*** (0.008) (0.099) (0.045) (0.016) (0.291) (0.113) (0.976) (5.019) (3.745) サービスの仕事ダミー ** ** * (0.015) (0.032) (0.036) (0.028) (0.051) (0.045) (1.975) (2.610) (2.261) 136

12 図表 日あたりの労働時間 持ち帰り残業も含めた週あたり労働時間 労働のインテンシティの推定結果 ( モデル 1 OLS)( つづき ) 被説明変数 1 日当たり労働時間 ( 対数値 ) 週当たり労働時間 + 持ち帰り残業 ( 対数値 ) インテンシティ 日本ドイツイギリス日本ドイツイギリス日本ドイツイギリス 仕事量が多いあてはまる 0.109*** 0.105*** *** *** * *** ( ベース : あてはまらない ) (0.007) (0.033) (0.039) (0.013) (0.081) (0.059) (1.228) (7.295) (4.338) どちからといえば 0.052*** *** * *** あてはまる (0.006) (0.032) (0.038) (0.011) (0.075) (0.051) (1.192) (7.008) (4.315) どちらともいえない 0.019*** *** *** (0.006) (0.036) (0.049) (0.010) (0.077) (0.064) (1.200) (7.527) (4.543) 業務内容が明確あてはまる *** * *** ( ベース : あてはまらない ) (0.006) (0.025) (0.029) (0.011) (0.057) (0.055) (0.849) (3.800) (2.215) どちからといえば *** あてはまる (0.006) (0.022) (0.029) (0.010) (0.053) (0.063) (0.757) (3.612) (2.279) どちらともいえない (0.006) (0.023) (0.047) (0.011) (0.068) (0.071) (0.849) (4.276) (3.886) 仕事の成果 A に近い *** *** * ** (A= 一定時間の中で可能な限り成果 ) (0.006) (0.019) (0.023) (0.010) (0.043) (0.038) (0.749) (2.445) (2.120) やや A に近い *** * * ** (0.005) (0.016) (0.024) (0.008) (0.048) (0.043) (0.581) (2.354) (1.907) 顧客のルーチン A に近い 0.014** 0.056** (A= 無理をしてでも要求にこたえる ) (0.006) (0.023) (0.022) (0.010) (0.058) (0.036) (0.758) (3.001) (2.174) やや A に近い 0.011** 0.028* (0.005) (0.015) (0.024) (0.009) (0.040) (0.037) (0.642) (2.206) (1.953) 勤務形態フレックスタイムダミー *** (0.007) (0.016) (0.030) (0.011) (0.039) (0.060) (0.925) (2.437) (2.644) 裁量労働制ダミー 0.050*** * (0.012) (0.024) (0.052) (0.024) (0.060) (0.063) (1.615) (3.794) (4.017) 在宅勤務ダミー *** ** * (0.038) (0.031) (0.035) (0.074) (0.053) (0.061) (2.825) (3.314) (3.059) 短時間勤務ダミー *** ** ** ** (0.151) (0.079) (0.068) (0.092) (0.156) (0.151) (7.980) (4.334) (3.192) Constant 1.985*** 1.868*** 1.955*** 0.971*** 2.690*** *** *** *** (0.042) (0.105) (0.172) (0.123) (0.265) (1.000) (3.950) (12.731) (11.495) Observations R-squared Robust standard errors in parentheses *** p<0.01, ** p<0.05, * p<

13 図表 日あたりの労働時間 持ち帰り残業も含めた週あたり労働時間 労働のインテンシティの推定結果 ( モデル 2 OLS) 被説明変数 1 日当たり労働時間 ( 対数値 ) 週当たり労働時間 + 持ち帰り残業 ( 対数値 ) インテンシティ 日本ドイツイギリス日本ドイツイギリス日本ドイツイギリス 時間当たり対数賃金率 0.051*** 0.022** 0.035** 0.484*** 0.115*** 0.246*** (0.007) (0.010) (0.016) (0.021) (0.027) (0.094) (0.639) (1.107) (1.273) 35~44 歳ダミー * *** ** (0.006) (0.020) (0.026) (0.011) (0.054) (0.059) (0.708) (2.606) (2.360) 45 歳以上ダミー *** *** ** 7.007*** (0.007) (0.023) (0.030) (0.014) (0.051) (0.048) (0.813) (2.434) (2.278) 卸売 小売業ダミー ** *** (0.004) (0.033) (0.032) (0.008) (0.079) (0.078) (0.576) (3.447) (2.872) サービス業ダミー ** ** * (0.009) (0.017) (0.026) (0.015) (0.041) (0.034) (1.156) (2.264) (2.073) 企業規模 人ダミー 0.012** * (0.006) (0.026) (0.042) (0.009) (0.073) (0.048) (0.700) (3.729) (3.391) 企業規模 人ダミー *** * *** (0.005) (0.024) (0.034) (0.010) (0.056) (0.053) (0.665) (3.276) (2.386) 企業規模 人以上ダミー 0.037* ** * (0.020) (0.023) (0.030) (0.033) (0.053) (0.048) (2.281) (3.114) (2.295) 配偶者ありダミー ** 0.070*** * (0.007) (0.028) (0.034) (0.013) (0.062) (0.046) (0.865) (2.674) (2.630) 配偶者就業ダミー *** ** (0.005) (0.019) (0.026) (0.008) (0.050) (0.037) (0.597) (2.336) (1.883) 子どもありダミー ** * (0.006) (0.021) (0.026) (0.010) (0.049) (0.045) (0.765) (2.391) (1.916) 職種 管理的仕事ダミー 0.017*** 0.054*** 0.058** *** ( ベース : 専門的 技術的 ) (0.006) (0.021) (0.026) (0.011) (0.043) (0.048) (0.759) (2.816) (2.074) 事務の仕事ダミー * (0.006) (0.021) (0.039) (0.010) (0.050) (0.058) (0.783) (2.717) (3.549) 販売の仕事ダミー ** (0.017) (0.042) (0.072) (0.027) (0.082) (0.110) (1.622) (4.845) (3.806) 営業の仕事ダミー 0.035*** * * (0.008) (0.087) (0.046) (0.016) (0.270) (0.117) (0.972) (4.206) (3.943) サービスの仕事ダミー ** ** (0.015) (0.034) (0.034) (0.029) (0.060) (0.050) (2.001) (3.017) (2.453) 138

14 図表 日あたりの労働時間 持ち帰り残業も含めた週あたり労働時間 労働のインテンシティの推定結果 ( モデル 2 OLS)( つづき ) 被説明変数 1 日当たり労働時間 ( 対数値 ) 週当たり労働時間 + 持ち帰り残業 ( 対数値 ) インテンシティ 日本ドイツイギリス日本ドイツイギリス日本ドイツイギリス 仕事量が多いあてはまる 0.109*** 0.098*** ** *** ** *** ( ベース : あてはまらない ) (0.007) (0.033) (0.040) (0.013) (0.089) (0.070) (1.237) (7.324) (4.523) どちからといえば 0.053*** *** * *** あてはまる (0.006) (0.031) (0.040) (0.011) (0.084) (0.061) (1.197) (6.958) (4.425) どちらともいえない 0.020*** *** ** (0.006) (0.037) (0.050) (0.011) (0.089) (0.069) (1.207) (7.734) (4.550) 業務内容が明確あてはまる ** * *** ( ベース : あてはまらない ) (0.006) (0.025) (0.032) (0.011) (0.066) (0.053) (0.854) (3.458) (2.354) どちからといえば *** あてはまる (0.006) (0.024) (0.029) (0.010) (0.060) (0.063) (0.759) (3.291) (2.310) どちらともいえない (0.006) (0.026) (0.048) (0.011) (0.074) (0.070) (0.856) (4.066) (3.709) 仕事の成果 A に近い *** ** * * * (A= 一定時間の中で可能な限り成果 ) (0.006) (0.020) (0.025) (0.010) (0.043) (0.040) (0.762) (2.428) (2.141) やや A に近い *** * ** (0.005) (0.018) (0.025) (0.008) (0.050) (0.042) (0.584) (2.464) (2.186) 顧客のルーチン A に近い 0.013** (A= 無理をしてでも要求にこたえる ) (0.006) (0.025) (0.027) (0.011) (0.052) (0.037) (0.756) (3.317) (2.134) やや A に近い 0.010** 0.029* ** * (0.005) (0.015) (0.024) (0.009) (0.044) (0.034) (0.639) (2.188) (1.814) 勤務形態フレックスタイムダミー *** (0.007) (0.016) (0.032) (0.011) (0.038) (0.066) (0.944) (2.398) (2.457) 裁量労働制ダミー 0.049*** ** (0.012) (0.025) (0.049) (0.024) (0.061) (0.072) (1.508) (3.712) (3.943) 在宅勤務ダミー *** ** ** (0.040) (0.031) (0.038) (0.081) (0.061) (0.068) (1.927) (3.483) (2.943) 短時間勤務ダミー *** ** ** * (0.155) (0.078) (0.066) (0.098) (0.156) (0.148) (8.695) (4.824) (3.386) 良い仕事働く時間 * 非常にそう思う * * (0.008) (0.032) (0.030) (0.015) (0.077) (0.060) (1.075) (4.310) (2.693) ややそう思う *** (0.005) (0.029) (0.026) (0.009) (0.080) (0.041) (0.599) (3.544) (1.869) どちらともいえない 0.012** ** ** (0.005) (0.032) (0.042) (0.010) (0.080) (0.041) (0.712) (3.763) (2.324) 139

15 図表 日あたりの労働時間 持ち帰り残業も含めた週あたり労働時間 労働のインテンシティの推定結果 ( モデル 2 OLS)( つづき ) 被説明変数 1 日当たり労働時間 ( 対数値 ) 週当たり労働時間 + 持ち帰り残業 ( 対数値 ) インテンシティ 日本ドイツイギリス日本ドイツイギリス日本ドイツイギリス 自由時間やくつろぐこと 重要である ** (0.021) (0.045) (0.090) (0.042) (0.137) (0.074) (2.305) (12.525) (7.761) どちらかといえば重要 ** (0.021) (0.045) (0.090) (0.041) (0.135) (0.079) (2.298) (12.482) (7.772) どちらともいえない ** (0.021) (0.049) (0.098) (0.042) (0.152) (0.089) (2.400) (12.560) (9.714) 地域活動 ボランティア 重要である * (0.010) (0.033) (0.065) (0.017) (0.071) (0.100) (1.353) (4.662) (5.673) どちらかといえば重要 *** (0.006) (0.021) (0.030) (0.012) (0.050) (0.053) (0.812) (2.651) (2.159) どちらともいえない ** * (0.006) (0.021) (0.026) (0.011) (0.048) (0.044) (0.748) (2.499) (1.913) 宗教 重要である ** * (0.016) (0.035) (0.050) (0.031) (0.080) (0.058) (2.085) (4.678) (4.421) どちらかといえば重要 ** (0.012) (0.028) (0.035) (0.021) (0.056) (0.049) (1.609) (3.342) (3.016) どちらともいえない *** (0.005) (0.021) (0.025) (0.008) (0.041) (0.048) (0.628) (2.178) (2.049) 高い収入 重要である ** * (0.011) (0.045) (0.050) (0.018) (0.185) (0.055) (1.538) (10.804) (4.234) どちらかといえば重要 ** * (0.010) (0.040) (0.048) (0.017) (0.171) (0.057) (1.381) (10.399) (3.893) どちらともいえない * (0.010) (0.043) (0.055) (0.017) (0.172) (0.055) (1.433) (10.424) (4.641) 職場で昇進 重要である ** * 0.233* 0.088* 3.555*** (0.011) (0.039) (0.034) (0.018) (0.141) (0.052) (1.223) (5.803) (3.220) どちらかといえば重要 * ** (0.007) (0.034) (0.032) (0.012) (0.134) (0.045) (0.825) (5.037) (2.749) どちらともいえない * * (0.007) (0.037) (0.033) (0.012) (0.137) (0.053) (0.787) (5.161) (2.522) Constant 2.031*** 1.828*** 1.746*** 0.943*** 2.035*** *** *** (0.047) (0.129) (0.191) (0.134) (0.387) (0.969) (4.718) (20.896) (16.135) Observations R-squared Robust standard errors in parentheses *** p<0.01, ** p<0.05, * p<0.1 * 良い仕事働く時間 は 良い仕事をするためには働く時間を惜しむべきではない 140

16 図表 3-3. 持ち帰り残業時間についての推定結果 ( トービット ) 被説明変数 モデル 1 モデル 2 日本ドイツイギリス日本ドイツイギリス 時間当たり対数賃金率 1.334*** ** * 1.324*** ** ** (0.391) (0.519) (1.263) (0.403) (0.507) (1.122) 35~44 歳ダミー *** ** (0.378) (1.333) (2.370) (0.392) (1.245) (2.405) 45 歳以上ダミー (0.429) (1.476) (2.089) (0.455) (1.270) (2.100) 卸売 小売業ダミー 0.629** ** (0.311) (1.655) (2.609) (0.318) (1.620) (2.450) サービス業ダミー ** (0.537) (1.201) (1.902) (0.566) (1.134) (1.892) 企業規模 人ダミー (0.370) (1.388) (2.689) (0.378) (1.391) (2.700) 企業規模 人ダミー ** * 3.561** (0.351) (1.527) (2.173) (0.360) (1.388) (2.137) 企業規模 人以上ダミー (1.171) (1.288) (2.011) (1.253) (1.203) (1.942) 配偶者ありダミー (0.469) (1.483) (2.670) (0.483) (1.425) (2.618) 配偶者就業ダミー (0.310) (1.407) (1.948) (0.317) (1.290) (1.858) 子どもありダミー *** *** (0.394) (1.258) (1.893) (0.403) (1.180) (1.908) 職種 管理的仕事ダミー *** 4.390** *** 4.460** ( ベース : 専門的 技術的 ) (0.402) (1.387) (2.112) (0.412) (1.326) (2.261) 事務の仕事ダミー *** *** (0.448) (1.301) (3.336) (0.457) (1.330) (3.384) 販売の仕事ダミー 1.509* * (0.827) (2.563) (4.734) (0.854) (2.332) (4.539) 営業の仕事ダミー 0.942** (0.461) (2.674) (3.965) (0.477) (2.461) (4.311) サービスの仕事ダミー * (1.087) (2.000) (3.612) (1.120) (1.979) (3.730) 仕事量が多いあてはまる 4.973*** ** 4.887*** ** ( ベース : あてはまらない ) (0.717) (2.505) (3.387) (0.726) (2.635) (3.181) どちからといえば 2.960*** *** あてはまる (0.658) (2.344) (3.234) (0.669) (2.447) (2.987) どちらともいえない 1.604** ** (0.655) (2.577) (4.155) (0.666) (2.626) (3.852) 業務内容が明確あてはまる *** *** ( ベース : あてはまらない ) (0.443) (1.856) (2.510) (0.462) (1.923) (2.238) どちからといえば *** *** あてはまる (0.395) (1.681) (2.525) (0.404) (1.726) (2.252) どちらともいえない (0.394) (1.863) (3.778) (0.404) (1.883) (3.514) 仕事の成果 Aに近い ** (A= 一定時間の中で可能な限り成果 ) (0.411) (1.269) (2.191) (0.425) (1.132) (2.165) ややAに近い (0.308) (1.218) (2.189) (0.319) (1.224) (2.052) 顧客のルーチン Aに近い (A= 無理をしてでも要求にこたえる ) (0.386) (1.495) (2.034) (0.396) (1.511) (1.931) ややAに近い (0.343) (1.071) (1.920) (0.352) (1.008) (1.833) 141

17 図表 3-3. 持ち帰り残業時間についての推定結果 ( トービット )( つづき ) 被説明変数 モデル1 モデル2 日本 ドイツ イギリス 日本 ドイツ イギリス 勤務形態フレックスタイムダミー (0.473) (1.179) (2.711) (0.483) (1.136) (2.513) 裁量労働制ダミー (0.752) (1.437) (3.907) (0.769) (1.465) (4.003) 在宅勤務ダミー *** 8.531*** *** *** (3.599) (1.826) (2.978) (3.532) (1.851) (2.803) 短時間勤務ダミー 5.203*** * 4.674*** ** (1.738) (4.140) (3.371) (1.694) (3.685) (3.252) 良い仕事働く時間 ** 非常にそう思う ** (0.569) (2.526) (2.675) ややそう思う (0.334) (2.338) (1.891) どちらともいえない (0.382) (2.457) (2.360) 自由時間やくつろぐこと 重要である ** (1.495) (2.478) (3.517) どちらかといえば重要 * *** (1.496) (2.398) (3.377) どちらともいえない (1.505) (2.673) (4.900) 地域活動 ボランティア 重要である *** (0.684) (1.976) (3.369) どちらかといえば重要 (0.441) (1.299) (2.068) どちらともいえない (0.419) (1.270) (2.044) 宗教 重要である (0.943) (2.149) (2.984) どちらかといえば重要 *** (0.821) (1.499) (2.351) どちらともいえない (0.338) (1.224) (2.170) 高い収入 重要である (0.769) (3.208) (3.718) どちらかといえば重要 * (0.708) (3.022) (3.239) どちらともいえない (0.724) (3.229) (3.514) 職場で昇進 重要である * (0.643) (2.576) (3.275) どちらかといえば重要 ** (0.478) (2.336) (2.542) どちらともいえない (0.446) (2.450) (2.266) Constant *** *** (2.619) (5.792) (12.455) (2.773) (6.703) (11.084) Observations 2, , Pseudo R-squared Robust standard errors in parentheses *** p<0.01, ** p<0.05, * p<0.1 ** 良い仕事働く時間 は 良い仕事をするためには働く時間を惜しむべきではない 142

18 4 Oaxaca 分解第 2 節で労働時間やインテンシティなどについて分布と平均値を日本 ドイツ イギリスで比較することにより 日本とドイツ イギリスの間で差があることを確認した 本節では それらの変数の差が統計的に有意であるかを確認した上で 差がある場合には 業種や職種などの仕事についての属性や年齢 家族形態 仕事についての意識などの個人についての属性の違いで説明されるのか 属性が与える影響の違いにより説明されるのかを検証する 具体的には 第 3 節における図表 3-2 で示した OLS 推定 ( モデル 2) を用いた Oaxaca 分解 2により 労働時間などの変数の国による差を属性効果と係数効果に分解する 3 図表 4-1 が Oaxaca 分解の結果である ドイツとイギリスの間では 1 日あたりの労働時間 持ち帰り残業も含めた週あたりの労働時間 インテンシティのすべてについて統計的に有意な差はない 次に 日本とドイツ イギリスとの差を確認していこう 1 日あたりの労働時間については ドイツ イギリスよりも日本の方が長く その差は統計的に有意であり 属性の違いではなく 係数の違いにより説明される つまり 説明変数により捉えられている部分についてのみだが 仕事の性質が同じで 意識も含めた労働者の属性が日本の労働者とドイツ イギリスの労働者で同じあったとしても 日本で仕事をしていると労働時間が長くなるということである 持ち帰り残業も含めた労働時間についても ドイツ イギリスよりも日本の方が長く その差は統計的に有意であるが 残業時間を含めない場合に比べてその差は小さくなる これは ドイツ イギリスの方が日本よりも平均持ち帰り残業時間が長いからだろう Oaxaca 分解の結果 属性の違いではなく 係数の違いにより説明される インテンシティについては ドイツ イギリスよりも日本の方が低く その差は統計的に有意である 日本とイギリスのインテンシティの差については ほとんどが係数の違いにより説明されるが 日本とドイツの差については明確な結果は得られなかった 2 Oaxaca 分解については Oaxaca (1973) を参考にされたい 3 図表 3-1 のモデル 1 を用いた場合でも Oaxaca 分解の結果は ほとんど同じである 143

19 図表 4-1.Oaxaca 分解 (1)1 日当たり労働時間 ( 対数値 ) 係数 係数 係数 ドイツ : 平均 *** 日本 : 平均 *** 日本 : 平均 *** イギリス : 平均 *** ドイツ : 平均 *** イギリス : 平均 *** difference difference *** difference *** explained explained *** explained *** unexplained unexplained *** unexplained *** (2) 週当たり労働時間 + 持ち帰り残業 ( 対数値 ) 係数 係数 係数 ドイツ : 平均 *** 日本 : 平均 *** 日本 : 平均 *** イギリス : 平均 *** ドイツ : 平均 *** イギリス : 平均 *** difference difference *** difference *** explained explained *** explained *** unexplained unexplained *** unexplained *** (3) インテンシティ 係数 係数 係数 ドイツ : 平均 *** 日本 : 平均 *** 日本 : 平均 *** イギリス : 平均 *** ドイツ : 平均 *** イギリス : 平均 *** difference difference *** difference *** explained explained explained unexplained unexplained unexplained ** *** p<0.01, ** p<0.05, * p<

20 5 おわりに本稿は 労働時間 持ち帰り残業の時間 労働のインテンシティが 日本とドイツ イギリスの間で異なるのかを確認した上で それぞれの変数の決定要因を実証的に明らかにし 最後にそれぞれの変数の差が 業種や職種などの仕事についての属性や年齢 家族形態 仕事についての意識などの個人についての属性の違いで説明されるのか 属性が与える影響 ( 係数 ) の違いにより説明されるのかを Oaxaca 分解により検証した 労働時間 持ち帰り残業を含む労働時間 労働のインテンシティの決定要因について実証的に明らかになった点についてまとめると 日本のみにおいて労働時間を長くする要因は 仕事量が多いこと 職場に裁量労働制があること 業務内容が明確でないことであり ドイツとイギリスでは管理職の労働時間が最も長いが 日本ではそのような傾向はないということである トービット モデルによる持ち帰り残業時間の決定要因に関する分析結果をまとめると 日本では年齢や家族形態 意識に関する変数がほとんど影響ないにもかかわらず ドイツやイギリスではそれらの変数が影響を与えている このことは ドイツ イギリスでは 家族のかたちや考え方によって 仕事を職場でするか家に持ち帰れるかを個人レベルで柔軟に選択できるが 日本では働き方が業種 職種 職場での仕事に対する考え方に依存しており 個人レベルで柔軟に選択することができないと解釈することができるかもしれない 最後に 労働時間 持ち帰り残業を含む労働時間 労働のインテンシティのすべてについて ドイツとイギリスの間には有意な差がないが 日本とドイツ イギリスの間には有意な差が確認された 1 日あたりの労働時間 持ち帰り残業も含めた労働時間は日本が長く インテンシティは日本が低い Oaxaca 分解の結果 これらの差は 仕事の違いや意識を含めたモデルの説明変数における属性の差では説明されず 係数の違いにより説明される つまり 仕事の性質や意識なども含めた労働者の属性が日本の労働者とドイツ イギリスの労働者で同じであったとしても ドイツやイギリスの労働者が日本で仕事をした場合に 労働時間が長くなる可能性があることをこの結果は示している ただし Oaxaca 分解を行う際に推定するモデルにおいて 今回の分析で考慮した説明変数だけで十分であるか否かについては今後検討していく余地がある 一般的に言われるように ヨーロッパ ( ドイツ イギリス ) と比較して日本における労働者の働き方は長い時間で密度が低い仕事をしているということが 本稿の定量的な分析でも明らかとなった そして 日本の特徴的な点は仕事量が多いと労働時間で調整し 職場に裁量労働制があったり 業務内容が明確でないと労働時間が長くなる また 日本では仕事を職場でするか家に持ち帰れるかを個人レベルで柔軟に選択することが難しく 労働時間やインテンシティの違いは属性の違いではないということから 職場の雰囲気によって日欧の違いが生まれている可能性がある ワーク ライフ バランスの観点からは 業務内容を明確化し 仕事をする場所について柔軟に選択できるようにするとともに 145

21 Toda and Yasui(2010) が指摘するように 部下の長時間残業の状況を管理監督者の評価項目にすることも有効であろう 参考文献小倉一哉 (2008) 日本の長時間労働 国際比較と研究課題 日本労働研究雑誌 No.575. pp Bandiera.O, I. Barankay, and I. Rasul (2007) Incentives for Managers and Inequality among Workers: Evidence from a Firm-Level Experiment. Quarterly Journal of Economics 122: pp Lazear, E. P., (2000) Performance Pay and Productivity, American Economic Review, 90(5), pp Oaxaca, R. (1973) Male-female wage differentials in urban labor markets, International Economic Review, 14, pp Toda and Yasui(2010) The Effects of Human Resource Management Practices on Working Hours and Work Intensity: Evidence from Japanese Employer Manager Employee Matched Data, mimeo. 146

調査票 ( 企業調査 ) - 103 - - 104 - - 105 - - 106 - - 107 - - 108 - - 109 - - 110 - - 111 - - 112 - - 113 - - 114 - - 115 - - 116 - 調査票 ( 従業員調査 ) - 119 - - 120 - - 121 - - 122 - - 123 - - 124 - - 125 - - 126

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