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1 アルミニウムの摂取量 国 医薬品 品衛 研究所 品添加物部穐 浩

2 平成25年6 22 朝 新聞 6 21 厚 労働省 薬事 品衛 審議会 品衛 分科会添加物部会 マーケットバスケット 式によるアルミニウムの 摂取量調査の結果及び今後の対応について

3 1. 背景情報 アルミニウム (Al) の分布 利 Alの安全性評価 Alを含有する添加物 2. マーケットバスケット 式による摂取量調査 3. 加 品によるAl 摂取者推計 4. 個別の加 品中のAl 含有量分析 5. 今後の対応 3

4 1. 背景情報 アルミニウム (Al) の分布 利 Alの安全性評価 Alを含有する添加物 2. マーケットバスケット 式による摂取量調査 3. 加 品によるAl 摂取者推計 4. 個別の加 品中のAl 含有量分析 5. 今後の対応 4

5 Al の分布 地殻を構成する元素の中で3 番 に多い 天然 : 壌 空気中のちり 野菜 穀類 介類 Al の利 品添加物 ( 膨脹剤 品質安定剤など ) アルミ製の調理器具や容器 制酸剤等の医薬品 5

6 1. 背景情報 アルミニウム (Al) の分布 利 Alの安全性評価 Alを含有する添加物 2. マーケットバスケット 式による摂取量調査 3. 加 品によるAl 摂取者推計 4. 個別の加 品中のAl 含有量分析 5. 今後の対応 6

7 JECFA における暫定耐容週間摂取量 (PTWI) 1989 年 7 mg/kg 体重 / 週 2006 年 1 mg/kg 体重 / 週 2011 年 2 mg/kg 体重 / 週 JECFA の Al の PTWI の値は 22 年間で 3 回改定された

8 JECFA 国連の 糧農業機関 (FAO) 及び世界保健機関 (WHO) の合同 品添加物専 家会議 コーデックス委員会 ( 品の国際基準 ( コーデックス基準 ) を作る政府間組織 ) などへの科学的な助 機関 各国の添加物規格に関する専 家 毒性学者の集まり 各国によって実施された添加物などの安全性試験の結果を評価 PTWI 暫定週間耐容摂取量 が 涯摂取し続けても健康への悪影響がないと推定される 週間あたりの摂取量 ( 耐容週間摂取量 TWI) の暫定的な値 この値を超える物質を摂取しても直ちに健康への悪影響があるわけではない 8

9 JECFA の評価 ( 2006 年 ) (1)1989 年第 33 回 JECFA PTWI を 7mg/kg 体重 / 週に設定 (2)2006 年第 67 回 JECFA 従来の PTWI 以下の 量で 殖系及び神経発達に影響を与える可能性を 唆する知 があったことから PTWI を 1 mg/kg 体重 / 週に引き下げ ( 根拠 ) 混餌投与におけるマウス ラット イヌの LOEL( 最 作 量 ) が mg/kg 体重 / 安全係数は ( 種差 個体差 ) 3( 試験データの不備 特に 期投与試験での NOEL が決められていないことを考慮 ) 50 mg/kg 体重 / mg/kg 体重 / 週 9

10 JECFA の評価 (2011 年 ) (3)2011 年 JECFA 追加情報に基づき PTWI を 2 mg/kg 体重 / 週に変更 ( 根拠 ) クエン酸アルミニウムを ラット ( 妊娠期間及び授乳期間中の 動物及び離乳後の出 児 (12 ヶ 間 )) に飲 投与 Al として 100 mg/kg 体重 / の群 ( 仔 ) で泌尿器病変 成 率 成熟率 液 化学的検査 液学検査 握 の低下において影響が認められた NOAEL( 無毒性量 ) は 30 mg/kg 体重 / 安全係数は 100( 種差 個体差 ) 30 mg/kg 体重 / mg/kg 体重 / 週 ( 参考 ) アルツハイマー病とアルミニウムの関係について アルツハイマー病とアルミニウムの因果関係を証明する根拠はないとされている (2011, JECFA ) 10

11 1. 背景情報 アルミニウム (Al) の分布 利 Alの安全性評価 Alを含有する添加物 2. マーケットバスケット 式による摂取量調査 3. 加 品によるAl 摂取者推計 4. 個別の加 品中のAl 含有量分析 5. 今後の対応 11

12 アルミニウムを含有する添加物 (1) (1) 本で使 が可能な添加物 指定添加物 既存添加物 名称 硫酸アルミニウムカリウム ( カリウムミョウバン ) 硫酸アルミニウムアンモニウム ( アンモニウムミョウバン ) タール 素のアルミニウムレーキ (R2,3,40, Y4, 5, G3, B1, B2) アルミニウム末 カオリン活性 酸性 ベントナイトゼオライト ( 主成分は含 ケイ酸アルミニウム ) 途 膨脹剤 め剤 品質安定剤等 着 料 着 料 製造 剤 ( ろ過助剤 ) 12

13 アルミニウムを含有する添加物 (2) (2) 国際汎 添加物として指定の 続きを進めている添加物 No. 名称 途 1 酸性リン酸アルミニウムナトリウム 膨脹剤 形状安定等 2 アルミノケイ酸ナトリウム 固結防 剤 3 ケイ酸アルミニウムカルシウム 4 カルミン 着 料 現在 品安全委員会で評価中 ( 品安全委員会でアルミニウムは未評価 ) ( 参考 ) 国際汎 添加物平成 14 年 7 以下の要件を満たす 品添加物 について 国際汎 添加物として 企業からの要請がなくとも国が主体的に指定に向けた検討を進めることにした 1JECFAで国際的に安全性評価が終了し 定の範囲で安全性が確認されている 2 国及びEU 諸国等で使 が広く認められ 国際的に必要性が いと考えられる 対象 ( 添加物 :45 品, 料 :54 品 ) 国際汎 添加物の品 選定時 46 品 であったが β-カロテン (Blackeslea triapora 由来 ) は指定添加物 β-カロテン に該当することが判明した 13

14 途ごとの主な対象 品 Al 含有添加物の 品表 途表 主な対象 品 膨脹剤 括名 : 膨脹剤 ベーキングパウダー等 焼菓 揚げ菓 蒸し菓 等 め剤物質名または簡略名 : 硫酸アルミニウムカリウム 形状安定剤硫酸アルミニウムアンモニウムカリミョウバン ミョウバン 品質安定剤アンモニウムミョウバン 着 料 途名 ( 物質名または簡略名 ): 着 料 ( 2) 2 号アルミニウムレーキ 漬物等 たこ いか くらげ うに等の 介類等 いも ごぼう れんこん 栗等の煮物 加 品全般 ( 部制限あり ) 膨脹剤にはアルミニウムを含まない場合もあるため 膨脹剤 と表示されていても アルミニウムを含む食品添加物が使用されていない場合がある 14

15 1. 背景情報 アルミニウム (Al) の分布 利 Al の安全性評価 Al を含有する添加物 2. マーケットバスケット 式による摂取量調査 3. 加 品によるAl 摂取者推計 Seasonings 4. 個別の加 品中のAl 含有量分析 Cereals 5. 今後の対応 Classification of the processed foods according to food categories and beverages Potatoes, beans and seeds Fish, shellfish and meats Fats, oils, and milk Sugars and confectioneries Fruits, vegetables and seaweeds 15

16 MB 式による Al の摂取量調査 ( 加 品 ) 調査対象 : 児 学童 年 成 品喫 量リスト : 平成 22 年度委託事業 品摂取頻度 摂取量調査の特別集計業務報告書 ( 独 政法 国 健康 栄養研究所 ) の結果に基づく 品喫 量リスト (7 品群 ) に従い 品を購 し 群ごとに決められた喫 量の割合で均質になるよう混合 各群の試料中のアルミニウムを定量 群別摂取量 = 群のアルミニウム含有量 その群の喫 量 総摂取量 =Σ 群別摂取量 16

17 摂取量調査の対象とした加 品 群番号 品群 品数製品数 第 1 群 調味 嗜好飲料 児 (1-6 歳 ) 各 品の喫 量 (g) 学童 (7-14 歳 ) 年 (15-19 歳 ) 成 (20 歳以上 ) 第 2 群穀類 第 3 群 いも 種実類 第 4 群 介 卵類 第 5 群 油脂 乳類 第 6 群砂糖 菓 類 第 7 群 果実 野菜 海藻類 総計

18 摂 取量調査の対象とした加 品の例 No. 品名 第 6 群 児 (1-6 歳 ) 砂糖類 菓 類各 品の喫 量 (g,ml) 学童 (7-14 歳 ) 年 (15-19 歳 ) 成 (20 歳以上 ) 141 蒸しまんじゅう 製品 142 塩せんべい 製品 143 カステラ 福もち 製品 145 くし団 ( しょうゆ ) どら焼 製品 147 あられ 製品 148 練りようかん ショートケーキ 製品 150 シュークリーム 製品 151 ケーキドーナッツ 製品 152 バターケーキ 製品 喫 量 (g) コーヒーゼリー 備考 18

19 MB 式による Al の摂取量調査 ( 未加 品 ) 調査対象 : 児 学童 年 成 品喫 量リスト :2000 年の MB 式摂取量調査時のもの ( 国 栄養調査 : ) から 鮮 品を抜粋 品喫 量リスト (4 品群 ) に従い 品を購 し 群ごとに決められた喫 量の割合で均質になるよう混合 各群の試料中のアルミニウムを定量 群別摂取量 = 群のアルミニウム含有量 その群の喫 量 総摂取量 =Σ 群別摂取量 19

20 摂取量調査の対象とした未加 品 各 品の喫 量 (g) 群番号 品群 品数品 数 児 (1-6 歳 ) 学童 (7-14 歳 ) 年 (15-19 歳 ) 成 (20 歳以上 ) 第 1 群 調味 嗜好飲料 第 2 群穀類 第 3 群第 4 群第 5 群第 6 群第 7 群 いも 種実類 介 卵類 油脂 乳類 砂糖 菓 類 果実 野菜 海藻類 総計

21 Al の分析法 アルミニウムの分析法 試料を灰化し 誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光分析により測定 検出限界 0.1mg/kg 定量限界 0.3mg/kg 発光強度 y = 76653x R² = 濃度 (µg/ml) 21

22 マトリクス種 Al 添加回収試験 ( 加 品 ) Al 添加回収試験加 品 年代 添加濃度 (mg/kg) 添加前濃度 (mg/kg) 第 1 群成 第 2 群成 第 3 群成 第 4 群成 第 5 群成 第 6 群成 第 7 群成 分析値 (mg/kg): 上段 回収率 (%): 下段 いた分析法は良好な回収率が得られた 22

23 MB 式による 品群中のAl 濃度と 摂取量推定 23

24 加 品群 第 1 群第 2 群第 3 群第 4 群第 5 群第 6 群第 7 群 品群試料中の Al 含有量 調味嗜好飲料穀類いも類 類 種実類 介類 類 卵類油脂類 乳類砂糖類 菓 類果実類 野菜類 海藻類 (mg/kg) 児学童 年成 群 2 群 3 群 4 群 5 群 6 群 7 群 未加 品群 未加 品より加 品中の Al 含有量が い 2 群 3 群 4 群 7 群 児学童 年成 24

25 児では 6 群 成 では 1 群からの Al 摂取量の割合が い 25

26 品群試料に基づく Al の 摂取量の推定 加 品 第 1 群第 2 群第 3 群第 4 群第 5 群第 6 群第 7 群 調味嗜好飲料穀類いも類 類 種実類 介類 類 卵類油脂類 乳類砂糖類 菓 類果実類 野菜類 海藻類 mg/ / 児学童 年成 未加 品 群 2 群 3 群 4 群 5 群 6 群 7 群総摂取量 未加 品より加 品からの Al 摂取量が顕著に い 児 学童 群 3 群 4 群 7 群総摂取量 年 成 26

27 児 Al 摂取量の推定 ( 加 品群試料と未加 品群試料 ) 加 品の 6 群 2 群の摂取量が多く 未加 品では 7 群が多い

28 2000 年の MB 式による摂取量調査との 較 群は 2000 年の が く 群は 2000 年と 年で同様の傾向

29 年齢層別の Al の週間平均摂取量と PTWI との 較 PTWI(2mg/kg 体重 / 週 ) 週間摂取量 (mg/kg 体重 / 週 ) 児 学童 年 成 対 PTWI (%) 児 :43.1% 学童 :22.4% 年 :17.6% 成 :15.1% 29

30 1. 背景情報 アルミニウム (Al) の分布 利 Alの安全性評価 Alを含有する添加物 2. マーケットバスケット 式による摂取量調査 3. 加 品によるAl 摂取者推計 4. 個別の加 品中のAl 含有量分析 5. 今後の対応 30

31 加 品による Al 摂取者推計 国 健康 栄養調査に準じた 物摂取状況調査 ( 世帯に対する秤量記録 例案分法 ) 平成 年度 全国各地域の25 市町村の各 25 世帯 1 最 12 ( 連続しない3 1 4 季節 ) のデータ 児 :1619 件 学童 :3419 件 年 :2539 件 成 :32787 件 各データごとに 189 品の喫 量を 品群別に集計し 品群別喫 量とした 品群別摂取量 = 各データの 品群別喫 量 Al 含量 週間摂取量 =1 7 群の 品群別摂取量 個 の体重 7 年齢層別に 週間摂取量の パーセンタイルを算出 31

32 児 mg/kg 体重 / 週 学童 PTWI PTWI mg/kg 体重 / 週加 品の喫 量データより求めた週間摂取量の分布 ( 年齢層別 ) 成 年 学童 年 成 の 摂取者では PTWI を超えないと考えられた しかし

33 Al 摂取量と Al 摂取者推計の 較 児 年 学童 成 PTWI アルミニウム週間摂取量 (mg/kg 体重 / 週 ) アルミニウム週間摂取量 (mg/kg 体重 / 週 ) MB 式 MB 式 アルミニウム週間摂取量 (mg/kg 体重 / 週 ) MB 式 MB 式 パーセンタイル値 パーセンタイル値 PTWI 児の 95 パーセントタイル以上の 摂取者は PTWI を超える可能性がある

34 1. 背景情報 アルミニウム (Al) の分布 利 Alの安全性評価 Alを含有する添加物 2. マーケットバスケット 式による摂取量調査 3. 加 品によるAl 摂取者推計 4. 個別の加 品中のAl 含有量分析 5. 今後の対応 34

35 試料数 個別加 品中の Al 含有量 群 品 2 群の菓 パン類と 6 群のケーキドーナッツ中の Al は 品添加物の膨張剤由来と考えられる 群 品菓 パン類天ぷら粉 6 群 品ケーキドーナッツ 含有量 (µg/g)

36 試料数2 群 品 25 個別加 品中の Al 含有量 60 児の Al 摂取量 群 品 25 菓 パン類 含有量 (µg/g) 2 群の菓 パン類と6 群のケーキドーナッツ膨張剤 ( ミョウバン ) の寄与が い60 試料数 ケーキドーナッツ 個別 品からの摂取量 (mg/ / ) 含有量 (µg/g) 個別 品からの摂取量 (mg/ / ) 36

37 Al 摂取量 まとめ まとめ MB 式において いずれの年齢層でも 1 群 2 群及び 6 群でアルミニウム総摂取量の 90% 近くを占めていた 児では 6 群 ( 砂糖 菓 類 ) からの摂取量が最も多く 次いで 2 群 1 群の順であった 今回の調査では 2000 年の摂取量調査に べると Al 摂取量は減少していた 児 学童 年 成 の順に 年齢が低い が PTWI に占める割合が いことが明らかとなった 物摂取状況調査結果を基に 加 品からの Al 摂取者を推計したところ 児では 95 パーセンタイル値で 100% を超えていた 加 品の Al 分析では 2 6 群の 品の 部が Al 含有であった Al 摂取量 =Al 含有量 品喫 量であるため 摂取量を減らすには 喫 量の い 品への Al 添加量の削減が有効と考えられた 37

38 1. 背景情報 アルミニウム (Al) の分布 利 Alの安全性評価 Alを含有する添加物 2. マーケットバスケット 式による摂取量調査 3. 加 品によるAl 摂取者推計 4. 個別の加 品中のAl 含有量分析 5. 今後の対応 38

39 今後の対応 基本的な考え 今回の調査結果では 推定摂取量 ( 平均値 ) は 全ての年代で PTWI を下回っていた 過度に注意が必要なものではなく 偏 に注意し バランスの良い 活を がけることが重要 厚 労働省では より い 準での安全性を確保する観点から 添加物由来のアルミニウム摂取量の低減化を図る パンと菓 類に膨脹剤として使 される 品添加物 ( 硫酸アルミニウムカリウムと硫酸アルミニウムアンモニウム ) について 以下の取組みを実施 (1) 関係業界に対して さらなる 主的な低減化の取組みの依頼 (2) 現状の使 実態を確認し 使 基準の検討 厚 労働省ホームページでの消費者向けのアルミニウムに関する情報の掲載 39

40 消費者向けのアルミニウムに関する情報 /shokuhin/syokuten/aluminium/index.html 40

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